――――アラム地方。
かつて災厄の王が住んでいたアラム城を境界線に、二つのエリアに分かれている土地である。
一方にジャイアントマウンテン・ドワーフの採掘場・アマズール族のピラミッド・死者の川・亡者の墓・沼地・死者の殿堂・魔法の森・雄羊の寺院。
もう一方にはリーダー・シズル・ビオラ・ナツ・レイチェル・カレンが通り過ぎた、人々の住まう街や村が点在している。
二つのエリアはアラム城を中継しないと行き来できない地形となっており、更にアラム城のカラクリにより、基本一方通行の構造となっている。
しかし――――何事にも例外は存在する。
この地に災厄の王の国があった頃、国や城が攻め落とされるのを想定して、王族が落ち延びる為の隠し通路の類が張り巡らされていた。
例えるならアラム城が正規ルート、一部の者しか知らないまたは見つけた隠し通路が裏ルートといったところだろうか。
※ ※
アラム城から離れた人目につかない地点。
巧妙に隠蔽された隠し通路の出入り口の一つから、ぞろぞろと雄羊の仮面を被った男達が現れた。
前述の王国時代に遺された隠し通路の一つを通り、街や村のある方に出て来たのである。
「ふぅ〜ひさしぶりのシャバだー! とりあえず近くの街なり村に行って一杯やりてえわ」
「同感。守衛部隊に配属されてからあの6人組にコテンパンにされる日々だったからなあ」
「でも連中、オッパイが大きくて美人な全裸の女達ばっかりじゃないか。やられても復活できるんだから、上物の裸を見放題と思えば辛くないよ」
「俺としては女達の中で最後に全裸になったスレンダーな娘の裸を推したいぞ! 俺の勘としては生まれつきのパイパンと見た!」
「あいつらどういうわけか全員陰毛生やさないからな。捕まえて剃る手間が省けるから眼福だわ」
「え…お前達もしかしてマゾかよ…。いくら乳首もマンスジも見放題でもその度に痛かったり苦しむのはどうよ?」
「しかも裸の女達はあの侍野郎のお手つきなのかもしれないんだぞ……」
「あっ! もしかして一人だけ服着てた女も全裸になったのって、侍の女になったからか!? だとしたらやってらんねー!!」
「いや、あれだけの美人揃いの中で男が一人だけなら、性欲処理担当の可能性もあるのでは?」
「クリスタルキーパー様も無茶言うよ…。連中強くて捕まえられないからって、代わりの生贄攫って来いって……」
「全裸の美女を視姦するだけなら現状維持でよくね? どうせ俺達生贄の子を捕まえて股の毛剃って引き渡す以外は手出し厳禁なんだから…」
「生贄はできるだけ処女がいいって、贅沢言ってんじゃねーよ!」
寺院の防衛から生贄の調達要員に戻された雄羊の仮面を被った男達は、シャバに出て気が緩んだのか職場への不満を口々に零す。
「お前等無駄口を叩くな! こっちに来たのは任務だというのを忘れるなよ!」
生贄調達部隊の隊長らしき男が、部下達の愚痴を黙らせる。
「これから街に赴いて生贄に見合った女を探す。ひさしぶりの外界だからと現地の治安組織にバレるようなドジは踏まないように注意しろ」
隊長の命令の下、男達は雄羊の仮面を外すと、怪しまれないように分散しながら近くの街へと潜り込んでいった。
※ ※
窓のカーテン越し、あるいは隙間から差し込む朝焼けの光の中、俺は目を覚ました。
寝室を見渡すとある程度明るくなってはいるが、まだ薄暗さも残している。
(俺だけ先に起きちゃったのかな?)
聞こえて来る呼吸の音が、皆がぐっすりと眠り込んでいる寝息だという事がすぐにわかった。
(……なら、シズルさんに昨日のお返しをしてあげよう)
昨日、俺を騎乗位で気持ち良く起こしてくれたシズルさんに、リベンジしようと思っていたので丁度いいタイミングだ。
目も慣れた俺は他の皆を起こさないように、ゆっくりとベッドの上を這い寄り、気持ちよさそうに寝息を立てているシズルさんの寝顔を覗き込む。
その美しさに俺は息を飲んだ。シズルさんの寝顔は、起きている時以上に上品さを漂わせていた。
まるで眠れる森の美女のようだ。
優しさを内包した美しい顔、黒い金剛石のようなツヤツヤの長い髪。
惚れた弱みだと言われたらそこまでかもしれないが、一国のお姫さまにも負けないくらい綺麗だ。
もし童話のとおりだとしたら、ここで俺がキスをすればシズルさんは目を覚ます事になる。
でも俺は王子様じゃないし既にキス以上の事をしている。
それにキスもいいけど、眠っているこの愛しのくのいちにイタズラする機会なんて、そうあるもんじゃない。
というか、この冒険に参加しなかったら絶対体験できないシチュエーションに違いない。
それならこの状況をもっと楽しませてもらうとしよう。
当然の事だがシズルさんは全裸で、セックス・アピールの権化のような身体のラインを露わにして眠っている。
昨日の夜も皆でセックスを楽しんでから眠ったから、俺もビオラもカレンもナツもレイチェルも裸のままだ。
俺はまず見て楽しむ事を決め、彼女のつま先からじっくりと視線を上に移していく。
綺麗なつま先の次はふくらはぎで―――無駄毛など一本もない。
ちょっと触ってみるとツルツルで、じつにそそるものであるという事を再認識させられる。
この脚が彼女より大きい敵モンスターを蹴り飛ばすのだから、女体の神秘の可能性は計り知れない。
俗説では足首の細い女はオマ○コのしまりがいい、なんていうが、そういう想像力を掻き立てる魅力がふくらはぎにはあるのだ。
もちろん、シズルさんの足首はキューッと細くなっている。
俗説の通り、シズルさんの淫裂の奥の締りは最高である……。
と言っても俺はふくらはぎマニアではないので、そんなところでとどまっていないで、もっと上へと進んでいくのだった。
ムチムチの太腿。寝る前のセックスの熱が残っているのか蒸れ蒸れの太腿だ。
横向きの体勢で眠っているシズルさんの太腿はピッタリと合わさっていて、そのムッチリとした尻肉しか見えない。
張りがあり、それでいて柔らかそうなムチムチのお尻。
(ああ……触りたい。でも、もう少しの我慢だ)
ここで不用意に尻に触って目を覚まされたら、この楽しい寝起きレポートが終わってしまう。
俺は桃のようにおいしそうなシズルさんのお尻を眺めるだけで我慢していた。
しかし、尻だけ見ていても段々と飽きて来る。人間の欲望とは底知れず、その奥――清らかで淫らなスジが見たくなるものなのだ。
しかし、尻たぶはぴったりと合わさり、オマ○コどころかアナルも見えはしない。
仕方ない。目を覚まされてもいいから、ちょっと触って仰向けに……と思ったその時だった。
「う〜ん、リーダー……」
俺の熱い視線を感じたからか、シズルさんが俺の事を呟きながら寝返りを打ったのである。
と、同時に、今まで覆い隠されていた肉体の部分が一気に俺の目の前に現れた。
シズルさんは大の字になり、長い脚は俺の頭を跨ぐように広げられているのだった。つまり目の前にはシズルさんの秘裂が!
そこにはお尻よりもさらに柔らかそうな肉が軽く盛り上がり、毎日小まめに処理しているおかげか縮れた陰毛の痕跡さえない。
俺は息を潜め、食い入るようにその部分を見つめた。肉裂はぴったりと合わさり、一本の線となっている。
いやらしさ以上に、不思議な可愛さも感じられる。
暫くそのままの姿勢で覗き込んでいたが、どうやら目を覚ます気配はない。
俺はさらにシズルさんのオマ○コに顔を近づけ、じっくりと観察した。
こういうのも悪くない。シズルさんが起きた時の反応が気になるが、昨日は寝てる時に騎乗位されたのだからそのお返しと説明すればいい。
俺は更にシズルさんの身体を隅々まで観察していく。
シズルさんの身体は忍者になってから、大きな胸はそのままにメリハリがついているようになった。
乳房は寝ていても左右に流れる事はなく、綺麗な円錐形を保っている。
そのうち俺は、見ているだけでは満足できなくなっていった。まったく俺の性欲の深さと来たら…。
俺は再びシズルさんの股間に視線を滑らせた。
寝返りを打ったシズルさんは膝を少し立てるようにして、股を大きく開いている。まるで俺に見てくれと言っているように。
「お望みとあれば、喜んで……」
甘酸っぱい匂いを感じるほど顔を近づけて、柔らかそうな肉丘に指を触れた。
「――――ぁっ」
一瞬シズルさんの肢体が小さく震え、うめき声が上の方で聞こえた。
目を覚ましたのだろうか?
しかし、シズルさんの呼吸はさっきまでの寝息と変わらなかった。大丈夫、眠ってる。
俺がもう一度、オマ○コに触れようとしたその時、シズルさんの手が先に陰部へと伸びた。
シズルさんが目を覚ましたのか、と思ったが、どうやら違うようだ。
シズルさんの呼吸は相変わらず深く、眠りの底にあるのは間違いなかった。おそるおそる覗きこんだ瞼も閉じられたままだ。
俺が視線をシズルさんの股間に戻すと、シズルさんの手は自分の肉丘を押し潰すようにグリグリと押さえつけていた。
指の動きにつれて、開かれていた太腿が更に大きく拡げられていった。
そしてシズルさんのもう一方の手もオマ○コに伸びて、肉壁を押し開き、剥き出しにされたクリトリスを指先で転がすのだった。
「はぁん……ダメよ…そんなぁ……」
喘ぎ声は不明瞭で、寝言であるのは明らかだった。
おそらく、陰部に触れた俺の指の感触に刺激されて、シズルさんは淫らな夢を見始めたのだろう。そうに違いない。
シズルさんは今夢の中で、誰かに優しくオマ○コを愛撫されているのだ。それが誰かはわからないが、ひょっとしたら俺かもしれない。
俺がシズルさん達のアソコを見る事を思い描いていたように、シズルさんも俺を欲情させる為にあのエロ特訓で痴態を見せつけていたのだから。
そうだ。そうに違いない。でなければこんな爛れた日々を送ってはいないのだから。
俺はその望みを叶えてあげるのもリーダーの務めだ―――と自分勝手に結論づけた。
左手で陰部を開き、右手でクリトリスを転がしているシズルさんの股間に顔を埋めるようにして、俺は淫らな夢への干渉の機会をうかがった。
さっきまでピッタリと閉ざされて一本のスジにすぎなかったオマ○コは、今ではトロ〜リと蕩けて、溢れる蜜にまみれていた。
ヌルヌルと艶めかしい光沢を放っている。
すぐ目の前で蠢いているいやらしい光景に、シズルさんの下の口と同じように俺の口の中にも唾液が溢れてきた。
「はああぁぁぁ…………」
最初に出会った頃、メイジ時代は清楚な美人のイメージだったシズルさんの喘ぎ声は、俺の興奮を更に煽り立てて来る。
我慢しきれず俺はそっと指を延ばした。
小さな円を描くように動いている手の動きに合わせて、シズルさんの肉ビラは開いたり閉じたりを繰り返している。
そして、開いた時には、その奥にピンク色の洞窟の存在までハッキリと確認できるのだった。
その洞窟は俺の侵入を待ちわびていた。少なくとも俺にはそう思えた。
そして俺もすっかり準備できている状態だ。さっきから、股間が痛いほど硬くなっているのだから。
寝る前に皆を抱いてもまだ足りないかのように、俺の精力の回復力は素早く、内部から熱いものが高まってきていた。
しかし、だからと言っていきなりオチ×ポをオマ○コに突き差してしまったら、今まで目を覚まさないシズルさんであっても意識が覚醒するだろう。
できる事ならもう少し、この睡姦プレイを楽しみたかった。
俺は遠慮がちにシズルさんの秘裂に手を伸ばした。指先が蜜壺に触れ、微かに糸を引く。
「あぁ……あっ…………」
その僅かな感触にシズルさんは喘ぎ声を漏らすが、目を覚ますわけてもなく、さらにクリトリスを転がす指の動きを速めるのだった。
パクパクと膣口を開いたり閉じたりするオマ○コ。
濡れ濡れの柔肉の感触を味わいたくて、狙いを定め、タイミングを計って、俺は指を挿入した。
ヌルリ…。
指はいとも簡単に膣の中に潜り込んだ。それと同時にクリトリスを転がしていたシズルさんの指の動きが止まった。
(目を覚ましたのかな……?)
しかしシズルさんは大きく股を開いたまま、じっと仰向けの体勢のままだった。
ただ、オマ○コだけが独立した生き物のように俺の指にまとわりつき、ヌルヌルと締め付けて来る。
膣内は暖かい……というより熱いくらいだ。シズルさんの身体そのものが燃えているようだった。
夢の中でいったいどんな攻められ方をしているんだろう?
ここまで燃えてしまえば、肉欲の炎を消すなんて無理だ。とことんまで燃え上がらせて、燃え尽きさせてあげるしかない。
ピチャピチャという粘ついた音が漏れる。
その音に被さるようにシズルさんの吐息が徐々に大きくなっていった。
それは寝息なのか、嬌声なのか、もうどちらでもよかった。俺は指でシズルさんのスジの奥を掻き回す事に夢中になっていたのだから。
「ああっ……」
時折、ピクンと身体を震わせながら、シズルさんは切ない声を漏らした。そこが感じるツボなのだ。
俺はその部分を重点的に擦りあげた。
「――――イ、イヤッ!!」
ふいにハッキリとした声が聞こえ、シズルさんの裸身がガバッと起き上がった。
「やっと、お目覚めだね」
目を覚ますのではないかと警戒していたくせに、シズルさんが実際に目を覚ました時には、俺は不思議と落ち着いていた。
今も俺の指はシズルさんのオマ○コに深く差し込まれたまま、ヌルヌルと締め上げられている。
「リーダー……はぁ…はぁ……」
体のどこかに穴があいていて、そこから空気が漏れているかのような声でシズルさんは俺を呼ぶ。
淫らな夢の原因がなんなのか、寝ぼけた頭でようやく理解したのだろう。
俺は奥まで突っ込んだ指を鈎状に曲げて、膣壁を擦り上げた。
「ああんっ――やめてくださいぃ……」
シズルさんは激しく喘ぎ声を漏らして、ベッドに仰向けに倒れ込み、太腿をギュッと閉じ合わせながら身体をよじった。
なかなか扇情的だ。寝起きの美女が裸体をくねらせる度に、実りのある胸や黒く輝く伸ばした髪も形を変えていくのだから。
「やめてって、昨日シズルさん、俺が寝ている間に俺の朝勃ちオチ×ポに跨ってセックスしてたじゃないか。だからこれでおあいこでしょ?」
「で、でも…こんな不意打ち…はあぁ……」
出し入れする指の滑りはスムーズだった。締め付ける太腿までが愛液に塗れてヌルヌルとよく滑る。
「まだ、口ごたえする?」
一本だった指を二本に増やして、俺はさらにスピードを上げてシズルさんのオマ○コに出し入れする。
「ひぁっ……い、いえ……そ、そんな事は――――はああああっ!」
一旦硬く閉ざされた太腿が徐々に開かれていった。それはシズルさんの屈服を意味していた。
「よしよし、さすがシズルさんだね。一日に7〜8回もオナニーしてるんだもの。代わりに俺が指マンしてあげるんだから股を開くのは当然だよね」
「は、はひぃ……」
肯定とも否定ともとれない吐息がシズルさんの口から漏れる。睡姦ごっこは終わりだ。
だとしたら、こんなカーテン越しや隙間からの朝焼けがの光を頼りにエッチしている必要もないだろう。
そもそも俺としては、薄暗い中で目を凝らしてするより、明るい中でセックスをする方が好きなのだから。
綺麗な美貌も、オッパイも、オマ○コも、美しい裸身も細部までクッキリハッキリの方が、視覚的にも気が昂ぶっていいに決まってるじゃないか。
というわけで、俺はまだ寝ているビオラ・ナツ・レイチェル・カレンを起こさないようにベッドからそっと降りると、窓のカーテンを開けた。
「―――っ………ま、眩しい……」
身体を火照らせ、朝焼けの日差しの中に裸を晒すのは刺激になるようだ。
シズルさんは両手で自分の身体を抱きしめるように乳房を覆い隠し、ベッドの上で俺を誘うかのような妖艶な視線で俺を見つめる。
その恥じらいながら誘うような仕草が、また俺の劣情をそそるのだった。
まるで意中の女性を口説き落としただけでは飽き足らず、性調教まで施して自分に従順な雌に仕立て上げた調教師にでもなった気分だった。
ワイングラスでも手に持っていれば、もっとさまになるのだろうが、生憎この家にはない。
俺は再びベッドに乗り込むと、シズルさんの両手首を掴んで、そのままベッドに押さえつける。
「ああっ、お止めくださいぃ……」
首を左右に振りながら、シズルさんは俺の下から逃れようとするが、それは本当に嫌がっているものではないという事はすぐにわかった。
シズルさんは嫌がっているフリをしているだけなのだ。
俺がシズルさん達で童貞を卒業してから、毎日彼女達を抱く日々を送っているが、その際にプレイの一環として色々なシチュを演じる事がある。
夢と現実の狭間で一度、快楽に身を委ねてしまった為に、身体は俺の挿入を待ちわびているのだろう。
だとしても、そう簡単に与えてあげるのも考えものだが。少しぐらい焦らした方が、いざ挿入された時の快感も増すというものだし。
俺は押さえつけたシズルさんの首筋にキスをして、大きく息を吸った。
ほんの少し汗の匂いがする。いい匂いだ。
「ハァァン…………」
くすぐったそうにシズルさんは顔をしかめた。
しかし、俺を跳ね除けようとしていた力は完全に消えてしまっていた。
反対に、自分から誘うように股間を押しつけてきて、シズルさんのマンスジが俺の硬くなったオチ×ポをくすぐるのだった。
気持ちいい……望み通りペニスを挿入れてあげたい衝動を抑えて、俺はシズルさんの乳房を口に含む。
「やんっ……」
柔らかな乳房の頂にある乳首が固く勃起している。それはパーティの中で最年少のカレンの乳首と比較すると大きい感触だった。
チュウチュウと吸い、少し強く噛んであげると、シズルさんが大きく身体をのけぞらせた。
「ヒィ…ん…………もう…もう……」
「もう、どうしたの?」
大方予想はついているけど、あえて俺は尋ねる。
「もう、我慢できません……」
「なにが我慢できないの? ハッキリ言わないとわかんないよ」
ハッキリ言われなくても、よーくわかっているのに、俺はわざと焦らす事にする。
最初の印象が清楚な美人だったからこそ、シズルさん相手にこういうシチュをやってみたくなるのだ。
シズルさんは潤んだ瞳で俺を見つめ、火照った顔を更に赤らめた。
「…い、入れてください」
消え入りそうな声でシズルさんは言った。
淫乱なシズルさんも好きだが、恥じらいを抱くシズルさんも好きだ。もっと恥ずかしがらせたくなるから。
「ナニをどこに入れて欲しいの?」
シズルさんは視線を逸らして黙り込んだ。口の中でモゴモゴと呟いている。
「え? なに? 聞こえないよ」
意地悪く笑いながら乳首を指先で転がすようにして、火照った身体の中の火を消さないように注意を払った。
「――――――さい」
一層切ない声で呟いてから。
「リーダーのオチ×ポを、私のオマ○コに入れてください」
俺と毎日何回もセックスするようになっても、根っこはプロフェッショナルのくのいちなのだろう。
シズルさんはハッキリとした口調でお願いしてきた。
ここまで言われてまだ焦らすなんて事はできない。
「わかったよ。仕方ないなあ。まったくエッチなくのいちさんだよ」
シズルさんの太腿を押さえつけるようにして脚を左右に大きく開かせると、溢れ出た蜜にまみれた肉ヒダが糸を引きながらゆっくりと口を開いた。
ここに入れて!!
そう身体までもが正直に訴えかけてくるようだ。
「よし、挿入れてあげるよ」
俺はシズルさんの割れ目に自分のモノの先端を添え、ゆっくりと身体を押しつけた。
「あ……あああっ……」
ベッドのシーツをギュッと掴んで、シズルさんは身体をのけ反らせた。
ズブブブブブブ……。
「ああ……やっぱりシズルさんの身体は気持ちいいよ」
根本まで挿入して、俺はシズルさんのオマ○コの中の感触をじっくりと味わった。
温かく濡れた肉が俺のオチ×ポを包み込み、ヌルヌルと締め上げてくる。
動かさなくても、そうしているだけでイってしまいそうなぐらい気持ちいい。
「何度も、何度も、このオマ○コに俺のオチ×ポを咥え込ませてきたけど、ホントッ……底がないよ」
頬を火照らせて苦しそうに荒い息を吐いている、シズルさんの顔を間近に見ながら俺は尋ねた。
「はああ……りっ、リーダーだって……ああん!」
恥ずかしそうに言葉を濁すシズルさん。
俺は素早くピストン運動で数回膣肉を擦りあげて、すぐにピタリと動きを止めた。
虚ろな瞳でシズルさんが不思議そうに俺を見つめる。
「ちゃんと言わないと、ここまま止めちゃおうかな。持て余した俺のオチ×ポなら、ビオラ・レイチェル・カレン・ナツと選り取り見取りだし」
「―――ああん! そんなぁ…どうして、いじわるのするのぉ……?」
シズルさんはもどかしそうに腰を押しつけてくる。
「だって、シズルさん……ハッキリ言わないんだもの」
「くぅん……だ、だってぇ……リーダーのオチ×ポの攻めが激しくてぇ、最後まで言わせてくれないんだものぉ……」
まるでうわごとのように不明瞭な声で繰り返すシズルさんは、昂ぶる感情のあまり、自分で何を言ってるのかわかってないに違いない。
それも俺のペニスが与える快感のせいだと思えば、とても誇らしい気分になるのだった。
「正直に言って。リーダーの質問を誤魔化そうとするなんて、悪いくのいちさんだなあ」
俺はシズルさんのオマ○コの奥、子宮まで届けとばかりに、力強くオチ×ポを押しつけた。
ジュプッ……!
愛液が勢い良くあふれ出る。
「ううっ――――ん、んぅ……」
シズルさんがうめいて顎を突きあげる。俺はまた動きを止めて、シズルさんの顔を見つめた。
薄目を開けてシズルさんが俺の様子をうかがっている。
「さあ、正直に言って」
「リっ、リーダーだって…わっ、私の淫乱なオッ、オマ○コを、何度も、何度もぉっ! イッ、イかせ続けられる底なしオチ×ポじゃないですかぁ……」
意識が朦朧とした状態で言葉を途切れ途切れにさせながらも、シズルさんは俺の質問に答えてくれた。
あの日、皆を抱いてから、俺は自分の精力を高める事に尽力した。
ハーレムを作る事自体には成功しても、その後維持できませんでしたでは男の沽券に関わる。
5人平等に相手をしようとしても、性欲には個人差があり、俺自身の女性への嗜好からどうしても差が生まれてしまう。
パーティの中で最も性欲旺盛なのは、シズルさんとビオラが双璧をなす。
二人とも表向きは清楚やクールだった反動のせいか、俺とのセックスだけでは満足しきれず盛んにレズセックスもやっているくらいだ。
いつ俺が訪れてもいいように意識してか、見せつけるように全裸の美女が絡み合う光景は素晴らしい。
大きな街にある娼館でも、これほどハイレベルなショーはお目にかかれないだろう。
しかし男としては、遠まわしに俺のオチ×ポじゃ満足しきれないと言われているようで、正直悔しくもある。
そんな二人の淫乱ぶりに当てられてか、ナツもレイチェルもカレンも俺に抱かれようと誘惑してくる。
特に騒がしいレイチェルはこのパーティに参加する前から非処女だったのもあってか、性に対してはオープン思考。
だから暇があればスポーツ感覚で俺とセックスに励もうとする。
対抗してナツはこっそり見つけた泉で美白に変えた肌を活かして、同じ裸のくのいちでも肌の色の違いでアプローチ。
カレンは職業聖職者? なにそれ美味しいの? とばかりにギャップ萌えを強調したプレイを提案してくる。
それを見てシズルさんもビオラも負けていられないと、さらに積極的なスキンシップをしてくるのだ。
さらに他の女の子達が…………と無限ループが出来上がってしまう。
これらの埋め合わせをするにしても当然セックスとなり、精力の強化及び、皆への安定供給は急務だった。
彼女達のパイパンのスジを見るだけだった童貞卒業前なら、強い強壮剤だけで事足りていた。
しかしオナニーで我慢していた頃は、一日限定でも10回以上の射精など到底不可能だ。
俺に抱かれる前のシズルさんは毎日7〜8回もオナニーをしていた。レズセックスの相手であるビオラも同じくらいの性欲を持っているだろう。
そこにナツやレイチェルにカレンが加わるのだから、相乗効果で求められる頻度が高まるのは容易に想像できる。
今までのままの俺ならシズルさん一人も満足させる事は難しい。
だからフェアリークィーンから強い強壮剤ではなく、セックス用に特化した強い精力回復用の薬を購入するようにした。
薬を呑むだけはなく、魔法の森に定住するようになってからは食生活にも気をつけていく。
冒険をしている間は長期保存の効く食材による食事が主体だったが、栄養バランスを考えた精力のつく食材を中心としたものに変えていった。
毎日の生活をセックスに最適なものとする――効果が出るのに時間はかからなかった。
日に日に俺の精力は強まっていき、余裕を残しながら皆をイかせられるようになり――――そんな考えを巡らす事を阻む感触が股間から来る。
自分からもどかしげに腰を押しつけてくるシズルさんの柔らかな膣壁が、さっきから俺のペニスをヌルヌルと締め付けてきているのだ。
「リーダー……ちゃんと答えたんだから…ご褒美、ください……」
難しい事を考える余裕はなくなった。
シズルさんの蜜壺の熱さに、俺の脳味噌まですっかりとろけてしまっていた。
擦り合わされる部分から愛液が滴り、シーツに染みを作っていく様子が頭の中に浮かんだ。
シズルさんの柔らかな乳房に顔をうずめるようにしながら、俺は狂ったように腰を振るっていく。
「ああっ……ああっ……」
リズミカルな俺の動きに合わせるようにシズルさんが喘ぎ声を漏らす。
その吐息が俺の頬に触れるのを感じながら、俺はさらに激しく擦り続けた。
上品で美しいシズルさんの唇に自分の唇を重ねる。シズルさんの舌が俺の口の中に入り込み、俺の舌にヌチャヌチャと絡みついてくる。
そのテクニックは、とても清楚な女性のものとは思えない。俺は今までに経験した事のない快感に飲み込まれていった。
「―――ッ。……プハァ。ああ、シズルさん……すごいよ……」
「はっ……ああんっ!!!……リーダーも……すごいっ……」
シズルさんは俺の背中に腕をまわしてギュッとしがみついてくる。それに連動するように、オマ○コの締め付けも強烈になった。
しかし、動きをゆるめてこの快楽を引き延ばそうという余裕はない。
あとは射精する瞬間の快感を味わいたいという思いだけが俺を強く支配していた。
「もう……イキそうだよ!」
俺は獣のように息を荒くしながらシズルさんの耳元で囁いた。
「ああ…わたしも……私も、イキそうなのぉ…………ハァンッ!!」
俺もシズルさんも限界が近い。ついにその時が来た。
俺のギンギンに勃起したオチ×ポの尿道を熱いものが駆け抜けて行き、同じタイミングでシズルさんの秘肉もギューッと収縮した。
「ううっ――――!!」
「あっ! ああ―――――あああああああんっっっっ!!!!」
俺とシズルさんはしっかりと抱き合ったまま、同時に絶頂へと上り詰めていった。
ベッドにぐったりと脱力したシズルさんに被さる形で俺は身体を預けた。二人の身体に浮き上がった汗がツツッと滑る。
腰を引くと、射精した事で力が弱まり柔らかくなった俺のモノがシズルさんのオマ○コからズルリと抜け出た。
続いてぽっかりと開いた蜜壺から白い粘液があふれ出ていく。
俺の精液とシズルさんの愛液が混じりあったものがシーツの上に滴り落ちる。
「……気持ち、よかったよ」
俺が感想を伝えても、大きく股を開いたまま、シズルさんは放心したように天井を見上げていた。
俺のオチ×ポにイカされた余韻に浸っているらしい。
手近な布巾を手にして股間を拭いてあげた後、俺はそっとシズルさんの隣に並ぶように横たわった。
「リーダー…私も、気持ち良かった…です」
ようやく意識を取り戻したといった様子で、シズルさんが俺の胸に顔を押しつけてくる。
よく手入れされている長い髪の匂いがする。心地いい……。
リラックスした俺の瞼が急に重くなってきた。
早く起きてセックスしたせいか少し疲れたらしい。シズルさんの体温を感じながら俺は目を閉じる。
やがて意識は眠りの中へと落ちて――――。
「リーダーずるい!! 昨日に続いて今日も朝一番の相手はシズルだなんて!」
その直前に、突如寝室に響き渡ったビオラの声で俺は起こされた。
慌てて上半身を起こすと、目の前に前髪を綺麗に切り揃えた長い金髪の全裸の美女、ビオラが目に涙を溜めながらジッと見つめてくる。
俺の胸に顔を埋めていたシズルさんはまだ寝たままで、口惜しそうに俺を見上げる。
「び、ビオラ!? 起きてたの?!!」
「起きてたの? じゃないわ! リーダーやシズルは声を抑えているつもりでも、あんなに喘いだら起きない方がおかしいの!!」
「「ううっ…………」」
ビオラのもっともなツッコミに俺もシズルさんも反論できない。
彼女は子供のようにぷくりと頬を膨らませながら、シズルさんに匹敵するプロポーションのいい裸身を近づけて来ると……一気に抱き付いてきた。
「私にも……シズルと同じようにして。私のオマ○コも貴方のオチ×ポ欲しくて我慢できないの」
餌をねだる猫のように耳元で俺とのセックスを要望しながら、大きな乳房を俺の胸に押しつけるように身体をくねらせる。
クールだったからこそ、この乳首を擦り合わせるような甘え方が、感触の気持ち良さも相俟ってたまらない。
「私も、ビオラが終わった後でいいから……もう一度、いいですか?」
シズルさんも負けじと俺の背後に回って抱き付いてきて、俺はオッパイのサンドイッチ状態になる。
「おおっと! 抜け駆けは駄目ですヨ。シズルさんにビオラさん……アアッ! ワタシもさっきので…スイッチ入っちゃったんですカラ…」
ここに凸凹が比較的少ないが職業の割りに無駄肉一つないスタイルの、赤毛のカレンが俺の左手を取り天然パイパンのスジに指を差し込む。
「そうよ。あたしも……うわぁ……シズルとリーダーのぉ…セックスに当てられて……くぅ……オマ○コ、臨戦態勢に…なっちゃった」
今度は金髪のレイチェルが5人の中で最大のバストで俺の右腕を挟むように抱きしめながら、カレンと同じく俺の指を花咲く淫裂に入れてゆく。
「だから…責任取ってね。」
最後に寝ている時に解いていた黒のロングヘアーを結わい直したナツが、濡れたマンスジを露わに俺の視界の正面に移動する。
プリプリのお尻、引き締まったくびれ、むしゃぶりつきたくなる乳首を添えられた美しい乳房を見せつけながら、俺と向き合うと唇を重ねて来た。
「――――んぅ。……このキスだけでも子宮がうずいちゃう。今度は、直接精子をちょうだい…」
俺は5人の裸の美女に胸元、背部、左腕、右腕、そして顔を固定され身動きできなくなってしまった。
しかも俺を興奮させる為にありとあらゆる前戯をしてくるのだから、理性の決壊は時間の問題だろう……。
結局このあと全員を抱いたせいで朝食が遅れる破目になってしまったのであった。
※ ※
「ヒッィク! 昼間っから飲む酒は格別だなあ〜〜」
「おい、いくら無茶な防衛戦でストレス溜まってるからって飲み過ぎだ」
「ただ飲むならまだしも、酒で口が軽くなったせいで俺達の事を何度もバラしそうにしやがって……」
「正体がバレたら官憲が真っ先に飛んでくるぞ!」
「俺達今は守衛じゃないんだ。何かの手違いで死んでしまえば簡単に復活できないって事をもっと自覚しろよ…」
ここはアラム城に近い都市、の酒場の出入り口近く。
この寺院の男達はさっきまで生贄に相応しい女を見定めるという名目で、目ぼしい酒場に入り浸っていたのだ。
本音は生贄など二の次。ひさしぶりのシャバの酒の味を堪能するのが目的で、浴びるように飲み続ける。
やはりリーダー達に何度も撃破され続けたのは相当堪えたようだ。
しかも愚痴を零しながら騒ぎ立てるのがいるから店側から見ると性質が悪い客でしかない。
流石に騒ぎ過ぎたのか、とうとう店主に追い出されてしまったのである。
「いいんだよ! どーせ帰ったって下手すりゃまたあの守衛部隊に配属だぜ…。あいつらに延々とボコられ続けるのはもう嫌だよ……」
路地を歩きながら一番酔っぱらっている男が愚痴を零す。
「それは俺だって同じだよ。だけど俺達があそこで頑張っているから連中も入ってこられないんだろ?」
「クリスタルキーパー様は男だけ殺して女は全員捕らえろって言うけど、ホントにできると思う?」
「無理無理! あいつら最初の頃でも手こずったのに今じゃ更に強くなってるんだぞ……」
「あの頃だって誰一人仕留める事は出来なかったのに、男だけ倒せって無茶ぶりにも程があるわ!」
「全裸の女達なんて陰毛を剃ってからは、ますます大胆な攻撃を繰り出すから色々な意味でやべーよ……ウッ!」
男はシズルやビオラやナツやレイチェルが胸を揺らしながら、何も生えてないオマ○コを晒して攻撃してくるのを思い出して前屈みになる。
「裸の女達がまだ股間に毛を生やしてた頃に、一人だけ服着てた司教らしき女も全裸になったら魔法で積極的に窒息させてくるんだよな…」
前述の4人と違い接近戦を仕掛けてこないカレンまで全裸になった事に内心喜んでいたら、魔法で返り討ちにされた事を思い出す男もいた。
「しかも男に攻撃を集中すると、まるで親の仇のように5人揃って猛反撃してくるし……やっぱ男のアレなのか?」
「状況証拠は揃いつつあるからなあ……ほんと世の中不公平だ…」
男達が愚痴りながら歩いていると、人の往来が盛んな街の大通りに出た。
「おっ!? あの女なんてどうよ!」
一番泥酔している男が、大通りを歩いている一人の女性を指さす。
「馬鹿! 酔っ払い過ぎてまともな判断も出来なくなったか!?」
泥酔した男が薦めた女性は、確かに顔もスタイルも美人の部類に入る整った容姿をしていた。
口の部分に紐を通した大きな巾着袋を片手で軽々と担ぎながら軽快に歩くと、発育のよい胸が僅かに上下に動いて目の保養になる。
「あれはあの裸の女達の同類だぞ……。街中をあんな格好で歩いても平然としているのがいい証拠だ」
女性は確かに美人で胸も大きい。クリスタルキーパーの望む生贄の条件は十分に満たしていた。
ただし―――全てを露わにしていなければ。
比喩でもなんでもない。シズルやビオラやカレンやナツやレイチェルと同じように、文字通りなにも着ていないのである。
そんな格好で大通りを歩けば、性欲を持て余す意味で視線を向ける男ともすれ違うだろうに、恥じらう素振りも見せない。
「女に飢えた野郎どものギラついた目つきにも動じない。間違いない……あいつこの道のプロだ」
「なら美人だけどあの子は除外で。あんなの捕まえようとしたら命がいくつあっても足らんわ」
触らぬ神に祟りなし。散々5人に蹂躙されていた男達は自発的に服を脱いでいる裸の女を警戒するようになっていた。
「じゃあ――――あの女はどうよ?」
泥酔した男が今度は大通りを歩いている別の女性を指さす。
この日、雄羊の寺院に捧げる生贄が決まった瞬間であった。
※ ※
「――――おかしい」
遅い朝食の後、いつも通り皆とセックスしてから、フェアリークィーンの依頼を済ませてきた俺達は、魔法の森に違和感を感じていた。
沼地に面した一本の樹。かつて雄羊の寺院の動向を探ろうとして登ったら、幸運にもナツのオナニーを偶然見つけられた場所に俺達はいた。
「リーダー! どう? なにかわかったー?」
俺が登っている樹の下からレイチェルの呼ぶ声が聞こえてくる。
「雄羊の寺院の様子がいつもより静まっている気がするんだー」
偵察よりナツのオナニーを覗き見るのに役立った双眼鏡で、雄羊の寺院の様子を見てみたら、いつもより気配が少ないように感じられた。
「変ですネェ……寺院はあの無限湧きする守衛のおかげか賑やかな筈なんですけど」
俺の返答に今度はカレンが顎に手を当てて考察に入る。
シズルさんとビオラとナツの忍者3人組は、その隠密の業を活かして雄羊の寺院の周囲の偵察に行っていた。
魔法の森で鍛練を積み、俺に毎日抱かれる事で心身ともに万全の状態なのだから、不覚を取る心配はないと言っていいだろう。
加えて何も着ていない全裸だから、布が擦れる僅かな音さえ起こさないので、発見される可能性は非常に低い。
毎日堪能している彼女達の全裸も、見方を変えればとても頼もしいものである。
「ハイ。お弁当ですヨ。今日はリーダーの故郷の味を再現してみましタ」
樹から降りて来た俺はカレンから渡されたお弁当、今日はお米を握ったおにぎりを手に取り食べ始める。
故郷ではよく食べていたが、冒険者になり旅立ってから食べる機会がめっきり減ってしまったので、懐かしい味だ。
シズルさんとナツも、今頃感動してるだろうな。
仕入れ先は当然フェアリークィーン。海苔もおまけにつけてくれたあたり、よくわかっている。
「モグモグ…………ゴクン……。そういえば、あの子と外に遊びに行く度に、持っていったおにぎり一緒に食べてたっけ…。元気でいるかなあ」
故郷の事を思い出しながらお弁当を食べ終わると股間に熱がこもってきた。家で食べる食事と同じく、お弁当にも精のつく食材が使われている。
レイチェルとカレンが俺の性欲の高まりを察して、その裸でしなだれかかってきた。
「シズル達が戻ってくるまでまだちょっと時間あるよね。だったら…食後の運動しよ?」
俺の上半身の鎧を脱がしながらレイチェルが、大きく実の詰まった巨乳を押しつけてくる。
「お弁当も精のつくメニューですから、当然避妊対策はバッチリなので膣出しし放題デス。リーダー……いいですよネ?」
カレンは俺の下半身の装備を脱がしながら上目遣いで俺を誘惑してきた。
据え膳食わぬは男の恥であるという言葉に従う事にして、俺は全裸にされると同時に二人に襲い掛かった。
食後の運動とばかりに魔法の森で全裸の男女の絡み合いが繰り広げられる。
「ウッ……ンッ。アッ…アッ……」
レイチェルにスジを舐められ、カレンが恥ずかしそうに声を出す。
さっき前戯も一通り済ませたので、俺は大きく勃起したオチ×ポをレイチェルの中にねじ込んだ。
「ううっ……!?」
レイチェルはカレンの股間を押しつけられて苦しそうな声を上げたが、俺は気にせずオチ×ポを出し入れさせる。
重そうなレイチェルの乳房も俺が腰を動かすと、身体とはテンポをずらしてプルンプルンと揺れていた。
「うぐっ……! んんっ……!!」
レイチェルが顔を背けて、カレンの股間から逃げようとしている。
だが、興奮したカレンは、グイグイと押しつけていった。
「うっ! んぐぅ―――!!ううっ……!!!」
苦しさからか、レイチェルの目には涙が溜まっている。
「カレン、レイチェルはちゃんと舐めてくれてる?」
「はい…リーダー」
「あんっ…レロ……んっ…ピチャ…うんっ……」
レイチェルは苦しそうに呻きながらも、ピチャピチャと音を立てカレンのワレメに舌を這わしているようだ。
「ふぅ……うっ……! んんっ……!!」
カレンの股間を舐めているレイチェルを見ながら、俺は再びペニスを前後に動かし始めた。
「ううっ…… んっ!!! うんっ……!」
レイチェルは、二人がかりで責められ、息も絶え絶えといった感じだ。
「あふっ……! ふぅ……うっ……! んぐっ!!」
オチ×ポがヌルリとしたレイチェルの膣壁に包まれ、心地よい感触だ。
カレンの股間に目を向けると、蜜壺の中に入り込んだレイチェルの舌が、ネットリと糸を引いているのが見えた。
「ううっ!! んっ……! んんっ……!! んっ……!!」
オチ×ポの中を熱いモノが駆け抜け、レイチェルの子宮中で爆発する。
「ウッ……!!! う…ううう……」
ドグッ!! ビュッ!……ビュルッ…ビュルルルッ!!!
「――――ううっ!!??」
大量の白濁の液体を流し込まれ、レイチェルの身体がヒクヒクと震えた。
俺は全てを出したオチ×ポをレイチェルの膣から引き抜くと、レイチェルのオマ○コから精液が流れ出し始める。
「ハァ……ハァ……」
草地には、股間からドロドロと精液を垂れ流すレイチェルが横たわっている。
彼女はセックスの余韻に浸りながら、虚ろな瞳で宙を見つめていた。
「イッたみたいですネ……」
そう言うカレンの淫裂からも、愛液がトロトロと滴り落ちているのが見えた。
「リーダー、今度はワタシにもぉ……」
カレンがレイチェルを跨ぐようにして、俺に抱きついてきた。まだまだ食後の饗宴は終わりそうにない。
俺は後ろからカレンの体を持ち上げ、自分のヒザの上に降ろした。
「アウッ―――!」
カレンの体重で、俺のオチ×ポがオマ○コの中に突き刺さる。
足を踏ん張ろうとするカレンを引きずり降ろすようにして、根本まで挿入した。
「ンッ……!! ンンッ……!!!!」
カレンの小さな淫裂に、オチ×ポが収まる。
「わあ……こんなにパックリとくわえ込んじゃって。いやーらしいー」
起き上がったレイチェルが、お返しとばかりにオマ○コをじっと見つめる。
「み、見ないで下さぁ〜イ……」
俺は恥ずかしそうに結合部を隠そうとするカレンの体を、激しく上下に揺さぶった。
「ウンッ……! ヒンッ……アッ……!」
「やだー。クチュクチュいってる……」
レイチェルが、わざとカレンに聞こえるように呟いている。
「実況されると…はっ、恥ずかしいデス……」
「ウフフッ……じゃあ、もーっと恥ずかしがらせよーっと!」
レイチェルは意地悪そうに笑うと、結合部に顔を近づけた。
「いただきまーす……」
だかレイチェルが狙ったのはカレンではない。俺の金玉に、ヌルリとした感触が走る……。
「ンッ……ウンッ……」
レイチェルの舌が、丹念に玉袋を舐めあげる。
「ハムッ……んっ…ぷはぁ………んっ……」
フクロを口に含み、タマを転がす。その刺激に俺は、再びカレンの体をさらに激しく揺さぶり始めた。
「――――ウッ! ンンッ! ンッ、アッ……!」
オチ×ポをカレンのオマ○コが締め上げ、フクロをレイチェルの舌がなめ回す。
「んぐっ……うっ……んっ……」
俺の金玉を口で刺激する事で、ピストン運動を活性化させ、その刺激でカレンを更に感じさせ恥ずかしがらせる。
これがレイチェルのカレンをもっと恥ずかしがらせるプランなのだろう。
「アッ!!! アンッ……! ンッ…アッ……」
カレンのオマ○コの締まり具合と、レイチェルのテクニックが相まって素晴らしい快感が俺の股間を襲いかかった。
「アンッ……ンッ……ウンッ……ンンッ……!!」
俺は、たまらずカレンの蜜壺で欲望を爆発させた。
「ンッ……!!アッ……!!アアあッ!!!!」
「くうぅっ……出るっ!」
ドクッ……! ビュルッ! トク…トクン…。
「ウンッ……!!」
睾丸内の精液が残らず吹き出したのではないかと思うほどの量が、カレンのオマ○コに注ぎ込まれた。
マンスジとオチ×ポの隙間から、溢れた精液が垂れ、脚へと伝っていく。
「ハァ……ハァ…ァァ………」
カレンは動力の切れたオモチャのように、手足をダラリと垂れている。
「ペロ……ピチャッ……はむ…はむ」
そんなカレンの下ではこぼれ落ちつつある精液を、落とさないようにレイチェルが舐め取っていた。
性欲を発散させ賢者モードに入った俺達だったが―――。
「「「リーダーッ!!! 緊急事態っ!!!!!」」」
突如目の前にシズルさん・ビオラ・ナツが降り立ってきた事でその時間も終わった。
木々を飛び移りながら最短ルートでここまで来たらしい。
着地する時に3人揃って、それぞれ見事な胸が反動で揺れても気にする暇もないくらい慌てている事からよっぽどの事なのだろう。
「リーダー! ――――ああっ!? もう少し早かったら私もセックスに混ざれたのに……」
ビオラが、俺が裸でカレンとレイチェルと川の字になって横になっているのを見て、羨ましそうな表情をする。
「いやいやそうじゃないでしょ!! リーダー! 雄羊の寺院を偵察してきたら大変な事がわかったの!」
ナツがビオラにツッコミを入れながら雄羊の寺院で異変が起きた事を伝える。
「守衛の話を盗み聞きしたんですが…私達がいつまでも捕まらないので、代わりの生贄として外に女の子を攫いに行ったらしいんです!」
シズルさんがまとめ役として偵察の詳細報告をしてくれたが、その内容は樹の上から双眼鏡で見た寺院の様子と合点がいくものだった。
「アアッ! 思い出しましタ! そういえば今日の夜は満月になる筈デス!」
「……人気の少なくなった寺院、今日は満月の夜、最近はパッタリと止んだ生贄となる娘の誘拐……やばい!」
「やばいよリーダー! 急いで攫われた女の子を助けよう!」
カレンと俺とレイチェルは立ち上がると、沼の水で急いで身体を洗って身支度を整え、仮面の男達の行方を探す事にした。
※ ※
「急げ急げ! 早くしないと満月の夜になっちまうぞ!」
日も暮れだした頃、生贄を探しに行った雄羊の仮面の男達が魔法の森に戻って来ていた。
「お前があのあと娼館に行きたいなんてダダこねるからだろ!」
「クリスタルキーパー様がただでさえイラついているのに、これ以上怒らせてどーすんだ!」
「だってこの機会を逃したら、次に女を抱けるのなんて、いつになるかわからないじゃねーか!」
本当ならもっと早く寺院に帰る筈が、一部の男達が街で性欲を発散させようとしたせいでここまで遅れてしまったのである。
「日中から開いてる店を探す苦労も考えろよ!」
「そういうお前らだって店で好みの女を見かけたら、ちゃっかり口説いてたろーが。自分だけ棚上げすんな!」
「おい揺らすな! せっかく隙をついて眠らせたのに起きてしまうだろうが!」
口論しながら担架に寝かせた女の子を運んでいる男達に、隊長格の男が怒鳴りつける。
「しっかし勿体ねえなあ……こんなに美人なのに生贄で使い捨てなんて…」
生贄に選ばれた女性は一部を除いて何も身に着けていない。攫われる時に衣類を引き裂かれてしまったからだ。
「いっその事せめてもの慈悲という事で、俺達の手で処女を卒業させてやったほうがいいんじゃねえか?」
「アホか! 万が一クリスタルキーパー様にバレたら一大事って……あれ? 隊長はどうした?」
雄羊の仮面を被った男達が、さっきまで口やかましかった隊長の、声も姿もない事に気付き思わず足を止める。
あたりを見渡しても僅かな風の音がするくらいで気配は感じられない。
不安を感じた男達は生贄の娘の横たわる担架を、男達の中心に置いて周囲の警戒にあたる。
「なあ隊長はもしかしてションベンにでも――おい、あの泥酔野郎もどこ行った!?」
今度は街で今回の生贄を見繕った功労者である、一番泥酔していた男の姿が消えていた。
泥酔男や隊長だけではない。生贄を輸送している時に、離れて先導していたり周囲を警戒する役割の男達もいつのまにか消えていた。
「だ、誰だ!? 誰かいるのか? こそこそ隠れてないで姿を見せ―――ドサッ!――ひ、ひぃ!」
男の背後で何かが落ちる音がしたので振り返ってみると……頭部と首が泣き別れになった仲間の死体が倒れていた。
「こっ、この殺し方! まさかあの裸のお―――」
そこまで喋って男の意識は途絶えた。最後の瞬間に見たものは――長く黒い髪を靡かせた、あの美しい裸身を惜しげも晒す女の姿だった。
走馬灯の如くスローモーションで迫る彼女の抜き放つ手刀、それはまさに死神の鎌を彷彿とさせた。
※ ※
「リーダー、生贄の女の子の身柄を助け出す事に成功しました。裸にされて陰毛も剃られてますけど、怪我もなく無事みたいです」
「そっか……よかったあ……。シズルさんもお疲れ様」
あの後俺達はフェアリー達に、生贄の女性が連れていかれるのを目撃した場所を事細かに聞き、誘拐ルートの絞り込みに取り掛かった。
敵の最終目的地が雄羊の寺院である以上、ルートの絞り込みはそこまで難しいものではなかった。
「あとは私達忍者の隠密の業でかく乱、分断して各個撃破していけばいい」
「寺院の出入り口の守衛と変わらない強さだったからね。ビオラの言う通り各個撃破は簡単だったし、この辺りの敵はあらかた狩り終えたよ」
残敵掃討を終えたビオラとナツも帰ってきて、カレンとレイチェルは、生贄の女の子の介抱に務めている。
「ウ〜ム、かなり強い薬でグッスリと眠らされていますネ。とりあえず家に連れ帰るべきでショウ」
担架に仰向けで寝かされていた女の子は俺と同じ歳で、長い耳のエルフの女の子だった。
顔は5人の仲間に匹敵する美貌で、衣服は胴体部分に全く残っていないが寺院に仕えていた証としてか、修道女のベールを被っている。
髪は銀髪で長く、被っているベールから毛先と前髪がはみ出でいた。
スタイルは均整がとれていて、シズルさん・ビオラ・ナツ・レイチェルのように巨乳ではなく、カレンのようにスレンダーでもない。
大きすぎず小さすぎずの美乳が乳首と共に天を向き、谷間には首からかけられたロザリオが収まっている。
生殖器を隠す恥毛は全て剃られ、神秘的な縦スジが丸見えに。聖職者である事がわかりながらも淫猥な格好の破壊力は凄まじいに尽きる。
「そういえばリーダー。さっきからしょっちゅうこの子を見つめてるけど、あたし達以外の女の子の裸に興味津々だったりする?」
俺の視線に気付いたのか、レイチェルが面白そうなものを見つけたとばかりに、問い掛けてくる。
「そうじゃないよ。まさか、こんな所で――――幼馴染と再会するなんて」
※
「彼女はプレア。俺の故郷での同い歳の幼馴染。子供の頃からの遊び友達でいつも俺を慕ってくれてたんだ」
彼女――プレアを丸太小屋に連れ帰って寝室に寝かせると、俺は台所のテーブルに皆を座らせ、プレアの事を説明した。
「俺が冒険者になって旅立つ前から、寺院に修道女として入っていたんだけど……あの時は離れてたくないって盛大に泣かれたっけ」
「……リーダー。私達に出会う前から、結構モテてたんですね。私も幼馴染になりたかったなあ……」
「私も同感。そしたらリーダーともっと早くからズポズポとセックスできてたのに……」
「だからあの子を心配そうに見ていたわけか。今のリーダーの恋人はあたし達なんだけど…う〜ん、それでも妬けちゃうなあ」
「リーダーの幼少時代ですカ……とっても可愛かったんでしょうネェ」
「今だって魅力的なんだから、子供の頃からリーダー自身は気付かなくても、好意を抱いてる子とかいそうよね」
シズルさんを筆頭に、ビオラが、レイチェルが 、カレンが、ナツが、俺の幼少時代に様々な想いを巡らす。
「そんな彼女がどうしてこの地に来たのか…目を覚ましたらリーダーが理由を聞いてあげてくださいネ」
「あたしはカレンと一緒に、プレアの介抱と状況説明してるから、その間に功労者であるシズル・ビオラ・ナツへのご褒美セックスしてあげてねー」
カレンとレイチェルは、俺と昼にセックス出来なかった3人のくのいちを気遣ってか、プレアを寝かせている寝室へ入っていった。
三人へのご褒美セックスか。そう言えば今日は雄羊の仮面の男達の誘拐騒ぎのせいで、昼間は碌にセックスできなかったんだっけ。
「ウフフッ……そうだわ、折角だから三人でサービスしてあげる」
「あっ、いいですね。今日はお昼に全然セックスできませんたし」
「私も本当は、カレンとレイチェルだけリーダーとセックスしてて…ズルいと思ってたんだ」
三人とも溜まっているせいかノリノリであった。俺としてもプレアを無傷で助けるのに最も貢献してくれた彼女達に報いたい。
「ほーら、早くしましょ。リーダーの幼馴染が起きる前に…」
「準備はいいですか?私も……結構溜まってますし……」
「さあ……タップリ楽しんでね。リーダー………」
3人がまだ家が未完成の頃、簡易寝台として使っていたマットを持ってきて、テーブルの脇に敷くと服を脱がせた俺をその上に寝かせた。
「フフッ……そんなに慌てないで………」
群がってきた三人の内、まずはビオラが、俺の手をとり、自らの股間へと導く。
「うんっ……んっ!」
オマ○コの中に指を出し入れさせてやると、ビオラは嬉しそうに声を上げた。
ナツは大胆にも俺の腰の上にまたがると、勃起したオチ×ポを挿入してしまう。
「んっ…うんっ……ハァンッ…」
自ら腰を振り、クチュクチュといやらしい音を立てている。続いてむしゃぶりつくように俺の唇を吸った。
「んっ……んっ……んっ……」
シズルさんは俺の手を取ると、自らの乳房に押しつけてくる。まるで俺が三人に輪姦されているようだ。
全身を、魅惑的な雌の肉体が圧迫してくる。俺は全身を駆使し、彼女たちの肉体を堪能した。
「んぐっ……んっ…うんっ……」
「あんっ…んっ……んんっ……」
「うっ……うんっ……んっ…」
三人の荒い息づかいと、ピチャピチャと俺の勃起ペニスをむさぼる音が部屋を満たす。
「はぁ…んぐっ……うんっ……うっ…」
「んっ……はぁ…んっ……」
「はぁ…あんっ……いっ、いいっ…イクぅっっ!!」
もう限界だ……俺は息苦しさと快楽の中で、絶頂を迎えた。
肉棒の先から白い液体が吹き出し、ナツの中へ注ぎ込まれ、彼女は果てた。
俺はオチ×ポ を引き抜くと、次はビオラのオマ○コにまだ硬いままのペニスを突き立てた。
ヌルヌルに潤っている粘膜が何の抵抗もなく俺を受け入れてくれた。
「ああっ―――リーダーのぉ、オチ×ポ……おいしい……」
ビオラの手が俺の手をぎゅっと掴む。俺が腰を動かす度に、ビチュビチュと粘液が溢れ出て、マットの上に滴り落ちた。
「ああっ! ダメッ…らめぇ…イッちゃう……!!」
快感のたがが外れてしまっているビオラは子宮の奥まで突き上げられて、すぐにオーガズムに上り詰めてしまった。
その瞬間、俺が射精すると同時に、ビオラの蜜壺から、鯨が潮を吹くように大量の愛液が飛び散った。
ガクガクと膝を震わせながら、マットの上にビオラは崩れ落ちた。
そんなビオラのオマ○コからぬるりと滑り出た俺のモノは、愛液と精液にまみれて艶めかしく光りながら、今度はシズルさんを標的に定める。
「リーダー…今度は私に、オチ×ポ…ください。もう……限界なんです!」
俺はシズルさんに懇願されるがまま勃起したオチ×ポを、淫らの極みのスジへと挿入して激しく擦り始めた。
その動きに伴って、シズルさんの秘腔は最早洪水状態と例えられる程、潤っていく。
「ひぃいぃぃんっ!!! うっ……あふぅっ…!」
子宮の奥を目がけ、肉の槍で栓をするかのように思いっきり突き上げると、シズルさんの豊満な乳房も合わせて揺れる。
やがて体の中からズンズンとリズミカルに突き上げてくるもの――射精感を感じた。
俺はシズルさんのオマ○コに灼熱の白濁液を注ぎ込み、ぐったりと身体を預けると同時に、俺に絡みついているナツもビオラもまた上りつめた。
「ああっ、アアンッ……!!」
「ンンッ!……イ――イクウウゥゥゥ!!!」
「うウッ……! も、もうだめえぇっ!!」
三人の身体がビクンッと震え、力尽きる。
達成感と共に雌の匂いが鋭く俺の鼻腔を刺激するのだった。
シズルさん・ビオラ・ナツを満足させたタイミングで、カレンとレイチェルが寝室から出て来た。
「もう大丈夫ですヨ。目を覚ました直後は混乱してましたが、今は落ち着いてマス」
「目の前にすっぽんぽんの女の子達がいて、自分も裸同然だったらパニックになるのも無理ないけどね」
「そりゃそうだよ……挙句に俺達が助け出さなかったら生贄だもの」
やっぱりこの森に来てからの彼女達の普段の格好は、プレアには刺激が強かったらしい。
寺院に修道女として入った以上禁欲的な生活をしていた筈。
いきなり正反対の環境に放り込まれたらどうなるかは想像がつく。
「ワタシとレイチェルの股を見てオマ○コが丸見えなのを見た時は、思わず凝視してましタ」
「その後自分の股間がスースーしてるのに気付いて、自分の陰毛も無いのを知った時は顔を真っ赤にして絶句してたなあ」
突然攫われて生贄の為に恥毛を剃られる……何を言ってるのかわからない状態にならない方がおかしい!
その時のプレアのショックがどれほどのものか、幼馴染としては同情せざるを得なかった。
「流石に気絶まではしませんでしたが、ワタシ達のパーティ、リーダーの事を説明するに手こずりましたネ」
カレン……プレアに誤解を招くような説明してないよね?
「特にあたし達が全裸でいる理由を教えてゆくにつれ、プレアの顔色が面白いように変わっていったよー」
レイチェル! その裸でいる理由ってどこまで!? どこまで教えたの!!?
「ついでに説明途中で部屋の外からリーダー達の喘ぎ声や嬌声が聞こえてくる度に、聞き耳立ててましたヨ」
ああ……以前も朝にシズルさんにセックスで起こされた時、台所で待機してた皆からも聞こえると言われてたから覚悟はしてたよ。
でも幼馴染のプレアに聞かれると罪悪感というか背徳感がすごい…。
「で、プレアともセックスしてあげるんでしょ?」
「いきなり何を言ってるのかなこの全裸のモンクさんは」
「あの子リーダーにホの字よ。あたし達がリーダーと肉体関係を結んでいる以外に純粋に愛してるって言ったら、すごく悲しそうな顔してた」
「それは……幼馴染がこんな爛れた生活送っていたら、幻滅しない方がおかしいを思うんだけど」
レイチェルがやたらと俺とプレアの関係に拘るけど、幼馴染だからこそそういう感情は抱きにくいと思うんだけどなあ。
「ハァ……ワタシ達の時のそうでしたが、リーダーは妙な所で律儀というか真面目ですよネ……」
カレンがわかってないとばかりに盛大に大きな溜息をついた。
「そうそう。シズル達三人がリーダーを欲情させる為に、最初に全裸になって陰毛を見せながら戦う特訓の時も手を出してこないんだもの…」
「ガン見はして、布地の上からもわかるくらいに思いっきり勃起はするんですけど、そこから進展は一切なしって正に生殺しデス!」
「しょうがないじゃないか……。あの頃は皆に好意を抱かれているなんて思いもしなかったんだよ」
シズルさん、ビオラ、ナツが全裸になったのは忍者の戦闘能力を最大限に発揮する為だ。
断じて俺なんかを誘惑する為じゃない。眼福だったのは認めるけど。
仮に俺が性欲を持て余して押し倒すような真似をしてしまったら、パーティ内の人間関係の悪化による破綻の可能性だってある。
だから最後の一線は越えない――筈だったんだけど、まさか本当に誘惑する為の露出に変わったなんて言われなきゃわからないって!
「あたしが死者の殿堂で全裸にされても、同じように見るだけで進展はなし」
「魔法の森で全員剃毛してパイパンを見られても平気になる特訓をしながら、ワタシも全裸になってやっと手を出してくれたんですカラ……」
レイチェルとカレンがやれやれと言った顔で俺が皆を抱くまでの過程を物語る。
「これじゃプレアも苦労するわよ……かわいそうに……」
「修道女になったのも、ワタシ達がリーダーに手を出してもらうように照れ隠しの一環で挑発してたのと、同じ類かもしれませんネ……」
なんだか俺が悪いように話が誘導されているような気が……。
「というわけで、あの子も責任とってあげよう、ね?」
「放心している三人の面倒はワタシ達が見ておきますから、がんばってクダサーイ!!」
「ちょ、ちょっと待った!まだ服も着てな――――」
「どうせすぐ脱ぐんだからいらないでしょ」
「ワタシ達以上に待たせたんですから、覚悟を決めルッ!」
カレンとレイチェルは俺の両腕を掴んで寝室のドアの前まで連行すると、ドアを開けた瞬間室内に思いっきり叩き込んだ。全裸のままで。
「キャッ! あ、あれ? あっ貴方は!!」
俺は大きなベッドの上でちょこんと座っているプレアの前で盛大に倒れ込んだ。
「あいててて…………ああっ! プッ、プレアこれは違うんだ!!」
起き上がるも幼馴染の前で裸のままである事に気付いた俺は、慌てふためきながら言い訳の言葉を探す。
「いっ――いえ、だ、大丈夫です! ほ、ホラ! わ、わたしも全裸……ですから!」
プレアは異性の前で全裸を晒しながらも、必死に平常心を保ちながら俺を落ち着かせようとしてくれた。
でも顔は――被っている修道女のベールから、銀の長い髪の前髪・先端と同じくはみ出ているエルフ特有の長い耳まで真っ赤にさせている。
やっぱり恥ずかしいんじゃないか……。
「大丈夫って言っても顔真っ赤だし、男の俺じゃ安心できないでしょ? 俺の仲間が教えてくれたなら生贄にされかかったショックもあるだろうし」
「そ、そんな事ありません! む、むしろ、見知った人が一緒にいてくれた方が…あ、安心できるんです。だ、だから…こっちにき、来てください」
「そ…そこまで俺を信頼してくれるなら……失礼するよ」
いきなり攫われ裸に剥かれただけでもショックなのに、生贄にまでされかけたプレアをなるべく刺激しないように、俺はそっとベッドの上に登った。
傍に座ると彼女はチラチラと俺の身体を盗み見している。すっごく気まずい……。
「えっと…今はリーダー…さん、でいいですか? わたしを看てくれたカレンさんとレイチェルさんが、貴方の事をそう呼んだ方がいいって…」
「うん……。皆からもそう言われてるから、それで構わないよ」
俺はプレアの肢体も含めた全身をじっと見つめると、5人の仲間と違ってまだ羞恥心を捨てきれていないせいか、恥ずかしそうに胸元を隠す。
「で……どうしてプレアはアラム地方に来たの? 勤めている寺院とも無縁の場所だし」
「あ、あの……里帰りしている時、リーダーさんが冒険者になって、なんでも願いが叶う魔法のペンを探しに旅立ったって話を聞いたんです」
腕で美乳を隠しつつ、モジモジしながらプレアは事情を説明しだした。
「うん。俺は…災いの王が遺した願いを叶えるペンを求めて、道中で仲間を増やしながら、災いの王が住んでいた城が遺るこの地に来たんだ」
「でも…アラム地方に辿り着いたという噂を最後に、音信不通になったと聞いて………」
「それで俺の事が心配になって寺院を出て、冒険者として追いかけて来たって事? 無茶するなあ……」
「これでも転職はしてますし、寺院時代から修行してきましたから!」
思わず得意そうに胸を張るプレアだが、そんな事をしたら乳房が丸見えになってしまうのに、そんなに自慢したかったのだろうか。
……俺はあえてツッコミはしないで、プレアのおっぱいを静かに鑑賞させてもらう事にした。
「転職って……今は頭に被っている修道女のベールから、プリーステスしか思い浮かばないんだけど?」
「今はプリーステスですけど、それ以外にもメイジ、アルケミスト、サイオニックに就いてたんです」
「サイオニック!? あのムーク専門職って言われるほど転職条件の厳しい職だよ? なるにはそれなりの力と高い生命力が……ああ!」
エルフは基本、基礎体力が低めの傾向がある。だが何事にも例外は存在する。
それが目の前にいる全裸にベールだけの修道女エルフ、プレアだった。
「はい。わたしはエルフの中でも生命力が強かったので、サイオニックの条件も満たせたのです」
「思い出したよ……。プレアは小さい頃から元気いっぱいで、外に遊びに行くといつも俺の方がバテてしまうくらい体力があり余ってたっけ」
「も、もう! その頃の事は忘れてください! 寺院時代にわんぱくな部分は矯正したんですから……むぅ」
幼い頃の事をほじくり返されたくないのか、むくれながら俺に抗議する。
「でもメイジはともかくアルケミスト・サイオニックとプリーステスって、結構重複する呪文あって効率よくないと思うんだけど」
「寺院から『両親に気品ある娘に育ててくれと懇願されてるから、体面上でもいいからプリーステスも修得してくれ(泣)』と泣き付かれまして…」
ズーンという空気を纏いながらプレアは項垂れる。
そういえば彼女が寺院に入ったというより入れられたのは、両親がわんぱく過ぎるプレアにおしとやかになってほしいって事情もあったっけ。
ただ入れられた寺院が花嫁修業だけでなく、ガチの冒険者育成機関も兼ねてたから、休みに帰郷する度に修業がキツイって愚痴ってたな。
入れられた時期が早かったのもあるせいか、どうりで俺と同じ歳なのに4つの職を体得してるわけだ。
シズルさんはメイジから忍者、ビオラはバルキリーから忍者、ナツはシーフから忍者に転職している。
レイチェルはバードからモンク、カレンはプリーステスからビショップと、このパーティでは一回転職した者が主流だから比較しても多い。
リーダーの俺は侍一筋で転職未経験だけど……なんか負けた気がする。
「アルケミストのクリエイトライフ、サイオニックのイリュージョンのおかげで、一人旅でも大抵の事はなんとかなりました」
気を取り直したプレアは旅の過程を語り出す。
確かに召喚系のクリエイトライフとイリュージョンは、人手が足りない時にはうってつけの魔法だろう。
それでも俺を心配して女性一人でここまで来るとは、寺院でおしとやかに成長しても、プレア自身の胆力は相変わらずのようだ。
「そしてアラム地方まで辿り着いたって事?」
「はい! アラム城近くの街に立ち寄って、リーダーさんの行方を聞き込んでいたんです」
俺に近づけた事を嬉しそうに語るプレア。もうオッパイやオマ○コ丸出しなのは忘れているみたいだけど、いいのかなあ?
それともカレンやレイチェルの言う通り、俺に好意を抱いているから気にしなくなったのだろうか?
でも幼馴染相手との恋愛って、恋愛対象に見られなかったり、気まずくて付き合うまでには発展しないケースが多いって聞くんだけど。
「でも……人気のない場所を通りかかった時に、あの雄羊の仮面を被った人達が突如現れて……」
「一瞬の隙を突かれてなんらかの方法で眠らされたって事?」
「…………はい。不覚でした。リーダーさんにもうすぐ会えるからって、わたし…油断していたんですね……」
プレアは今度は泣きそうな顔をしながら更に項垂れた。
「リーダーさんとカレンさん、レイチェルさん、二人から聞いたシズルさん、ビオラさん、ナツさんに助けてもらえなかったらと思うと……」
生贄にされる未来を想像してまったのか、ギュッと身体を抱きしめる。
俺はプレアの肩にそっと手を伸ばして、ゆっくりと引き寄せた。
俺の素肌が触れると少しビクッとしたが、俺の身体の温もりに不安が和らいだのか、穏やかな表情に戻っていった。
「帰れと言われても、帰るつもりは……ないんだよね? どうしても、俺と一緒に……いたい?」
「はい……リーダーさんに会いたい。その為に……ここまで来たんです」
ここまで想われると男冥利に尽きるが、やっぱり躊躇してしまう。
「なら、この条件を満たせたらプレアも仲間にしてあげる。カレンやレイチェルから聞いたと思うけど、俺が彼女達を抱いてるのは知ってるよね?」
「は、はい。カレンさんやレイチェルさんに教えてもらった以外にも……そ、その隣の部屋から、リーダーさんと、他の女の人達の声が……」
恥ずかしいせいか喋っていく内にプレアの声は小さくなり、最後は聞き取れないくらいにボソボソと呟くに至り遂に途絶えてしまう。
これならプレアはこれから言う条件を承服できないと確信した俺は、心を鬼にして以下の条件を言い放った。
「だから……プレアも俺と激しいセックスをしたら仲間、いや恋人にしてあげる。どう? 難しい課題でしょ?」
俺はプレアをちょっとイジメてあげようと、下ネタの方にもっていった。しかし傍から見ると最低な言動である……。
「なーんて、冗談だよ、じょう……? ん? な、なにして……るの……?」
「じゃあ……じゃあ、わたし……リーダーさんと、エッチしたいです。わたし…まだ……経験、ないんです」
「え、ええ……」
プレアは俺に向き直るとおずおずと下半身に手を伸ばし、両手でマンスジをゆっくりと開いて、処女である事を示すようにオマ○コを俺に見せる。
その手は……緊張で震えていた。
「ちょ、ちょっと待ってよ。プレア! さっき冗談だって言ったじゃないか」
「仲間の女の人達とはセックスして、わたしはだめなんですか……? わたしも、リーダーさんにヴァージンを奪って欲しいんです……」
「ちょ、ちょっと待って。今まで大事に取っておいたんでしょ? よく考えた方がいいよ。その為に転職を繰り返してもシスターの格好なんでしょ?」
処女とやった事はないわけではない。
既にレイチェル以外の、シズルさん・ビオラ・ナツ・カレンの処女を散らしているのだから。
でも、それもつい最近というか、魔法の森に来てからの事だし。
昔からの幼馴染となると勝手が違うというか、よく知っているからこそ躊躇してしまうというか……。
「優しくて、こんな…わんぱくなわたしにも付き合ってくれて……エッ、エッチなリーダーさんが昔から好きだったんです!」
エッチは余計なんじゃ……とツッコむ余裕も今の俺にはなかった。
「このシスターの格好も…今では仮面の人達に服を剥かれて頭に被るベールだけですが……貴方に全てを捧げる証……なんですよ」
カレンの言う通り、プレアの寺院行きは照れ隠しの一環で挑発してたのと、同じ類だったのかもしれない。
俺が気付かなかったせいでその時は無駄になってしまったけど……ちょっと罪悪感…。
「プレア……そのオマ○コを指で広げるのをやめないと、ホントに襲っちゃうよ?」
神に仕える聖職者の雰囲気を纏うプレアが、頭のベール以外ほぼ全裸状態で、神秘的な縦スジを自ら広げているのだ。
全ては俺に処女を捧げる為に……このギャップ、背徳感はシズルさん達とは別の魅力を齎す。
しかも、隠す為の毛は雄羊の仮面をつけた男達に綺麗に剃られている。
「構いません……。襲って欲しいんです」
プチン!
「な、なんですか? 今プチンって」
「俺の理性が切れた音」
俺は、もう理性を抑える事ができなかった。
「あんっ!」
俺はプレアを大きなベッドの上に押し倒し脚を開脚させる。被っているベールと、そのベールからもはみ出る長さの銀髪がファサリと広がる。
「ああん、やさしくしてください……」
「言ったでしょ? 俺達の仲間になりたいなら激しいセックスをするんだって」
「――――は…はい」
「冗談だよ。そんなに怖がるような事はしないから、俺に任せて」
「リーダー……さん」
まずプレアへ優しくキスをした。処女と同じように初めてのキスもずっと守っていたのだろう。かすかに唇が震えている。
次に俺は無防備に晒された、プレアの陰部へと顔を近づけた。
ふっくらと盛り上がったプレアの股間……。俺は警戒心をやわらげる為に指で割れ目を、スーッと撫でた。
「緊張しないで…」
俺はプレアにもう一度キスをした。初めは唇が触れるくらいの軽いキスから始めた。
「んん……あ…あ……」
俺の腕をつかむ、プレアの手が震えている。俺はゆっくりと、プレアの唇を噛んだ。
「うんっ…! んん……」
そして静かに、プレアの口へ舌を入れていったが、俺の舌はプレアの舌にすぐに触れる事ができた。
プレアの方も舌を一生懸命に絡めようとしているらしく、唾液が俺の舌に絡みつく。
やわらかくて甘い感触が舌を包み込む。
どうやら緊張もほぐれてきたようだ。俺はゆっくりとプレアの股間に再び手を伸ばした。
「プレア、力を抜いて」
「あっ! そ、そんな…ところ……」
俺は怖がらせないように優しく、プレアの秘唇を触った。オマ○コは少し濡れている。
対照的に緊張の為かプレアの全身はすごく汗ばんでいた。
「ああ……はあ……」
俺は中指をマンスジに合わせて、手のひら全体で、オマ○コを揉むように愛撫した。
「やん……はあ……ううっ、は…はあ……」
手のひらはやがて、プレアの蜜壺から湧き出してきた愛液でグッショリと濡れてくる。
「痛くない…?」
「……は…い。はあ―――う……うう……」
充分にプレアのオマ○コが濡れて来たから、今度はプレアをベッドの上で四つん這いにさせた。
「ハアァン……こんな、格好、丸見え、です……」
「ああ…綺麗だよ。プレア……」
じっくりと観察した幼馴染のお尻は、幼い頃から見慣れた服を着た姿とは、想像もできない美しさだった。
単純に大きいというわけではなく、身体全体のバランスを取るように整っていて、形もとてもいい。
レイチェルのように大きな胸を爆乳というが、プレアは胸も腰もお尻も、全身のバランスを重視したスタイルなのだ。
そんなプリッとして、丸く綺麗なヒップは俺の目の前にある。
プレアは恥ずかしそうに足を閉じ、お尻を隠そうとする。
「わたしの身体、リーダーさんがさっき抱いてた方達のように……自慢だと誇れる特徴が、ないんです……」
「そんな事ないよ…。プレアの身体は魅力的だよ。だから隠しちゃ…ダメ」
俺はプレアの足を閉じようとする仕草を阻み、さらにマジマジとオマ○コを見つめる。
「俺にだけ、プレアの全てを見せて……」
「……は…い……」
これがヴァージンの、プレアのアソコか……。
清らかで淫らなスジもアナルも、初めてを捧げると決めた幼馴染の目前に、全てが曝け出されている。
俺は興奮した。体中の血が下半身、オチ×ポへ集中しているのがわかる。
「はあ…はあ……」
俺はプレアのヒップへ顔を埋めた。
「――はあっ!」
プレアはまた脚やお尻に力を入れて閉じようとする。
「うわ……プレアのお尻に顔が挟まっちゃうよ」
「だって……恥ずかしいんです…」
「大丈夫だから……ね?」
俺はそう言うと、両手でヒップの割れ目を優しく開いた。
「だめです…やっぱり…」
「我慢して……」
俺は、ビショビショになったプレアの蜜壺や菊門に舌を這わせた。
「ああんっ…はあ……! だ…め……です。や、めて……ください」
言葉では拒絶してもオマ○コからは淫猥な汁が出るのは止まらなかった。
「お願い……リーダーさんの…そろそろ……欲しいん、です…」
プレアが自分から挿入して欲しいと懇願してきたから、そろそろ本番と行こう。
俺はプレアを仰向けに寝かせると脚を掴んで、そして両脚をグッと思いっきり大きく開き、俺の手でしっかりと押さえつけた。
「あっ―――!」
プレアはまだ抵抗があるのか、脚に力を入れて広げるのを拒んでいる。
「ダメだよ、力を入れちゃ……もっと、リラックスして…」
「怖いんです…。リーダーさんと仮面の人達は違うのに……どうしても脳裏に攫われた時の事が思い浮かんでしまって……」
やはり雄羊の仮面の男達に意識を奪われている間に、裸にされて陰毛まで剃られ、生贄にされかけた事を引きずっているのだろう。
俺は彼女の不安や恐怖を和らげようと、プレアに再びキスをした。
「大丈夫、怖くないから……」
俺はゆっくりと、プレアの秘裂にオチ×ポを挿入していった。
「――――――いっ!!! 痛いっ! 痛い、です……ごめんなさい…痛いです……!」
「大丈夫、力をゆっくりと抜いて」
俺は静かに、なるべくプレアの身体に平行になるように、奥へとペニスを押し進めていった。
「ああ……いっ、いたい…です。でも、ちょっとは……楽になった気が…します」
俺はプレアの声色を窺いながら、慎重にゆっくりと勃起したモノで彼女のオマ○コを開拓していく。
もう少しでオチ×ポが全てプレアの膣内に入りきる。
「がんばって。もう、少し、だから……」
「は、はいっ! リッ、リーダーさんっ!! ああっ!」
ペニスは何とか根本まで入った。
その締め付けは今まで抱いたシズルさん・ビオラ・ナツ・レイチェル・カレンの比ではないくらいきつい。
恐らくシズルさん達は俺に裸を見られて快感を覚えつつ、好意を抱き始めた頃からオナニーを始めてオマ○コをほぐし続けていた。
だから俺の童貞卒業の時もプレアのようにここまで痛がる事はなく、感じてくれたのだ。
だけどプレアは膣壁のカチカチ具合から推測するに、修道女になって禁欲的な生活を送っていたせいか碌にオナニーもしていないのだろう。
俺はプレアを気持ちよくする事を最優先に、静かに腰を慎重に前後に動かしていった。
「ぎ――ぃいっ! ……ふう……ふう……はあぁ…ん……」
プレアは段々と感じつつあるが、俺が腰を動かすペースを上げようとすると、苦悶の表情を浮かべてしまう。
刺激のせいで乳房の乳首は完全に勃っているが、身体は反応しても痛みの比率が大きすぎるようだ。
「ああっ……だ、大丈夫で、すっ、わたしが望んだ事…ですから。リーダー…さんは、痛っ! …き、気にしないで、続けて…ください……」
いくら自分から望んだとはいえ、幼馴染の苦しむ姿を見続けながらするセックスは、気持ちいいと言えるだろうか?
「ひぃ……ぃん!!! く、くうぅぅ……あ、あっ、ああ……」
考えているうちに俺は不安そうな顔をしていたのか。
プレア痛みに耐えながらも自分からぎこちなく腰を動かして俺を感じさせようとする。
しかし、その代償としてプレアの苦痛は増すばかりで一層痛々しい。
「ううっ……だ、め…リーダーさんを、困らせちゃ……だから、わたしの身体…もう少し、我慢…して!」
――――だめだ。見てられない。俺はオチ×ポをプレアのオマ○コから、ゆっくりと引き抜いた。
さすがにこの状況じゃ……俺もイク事はできない。
「プレア……今日はここまでにしよう。俺達の仲間になるなら好きな時に抱いてあげるから、また今度頑張ろう、ねっ?」
俺は赤子をあやす様に、仰向けのままのプレアの頭を優しく撫でてあげた。
「ごめんなさい……」
プレアは今にも泣きそうな顔で謝る。
「謝る事はないよ。大丈夫。皆、最初はこうなんだから」
「でも、リーダーさん……気持ちよくなれてませんよね…?」
「こういう時は気持ちいいとかそういうのは二の次なんだよ。今日は、プレアの初めての相手になれて嬉しかった。それで十分さ」
「リーダーさん……」
そう言うとプレアは起き上がって―――。
「な…な……」
俺の股間に顔を近づけると、まだ硬いままのペニスを握ってきた。
「わたし…リーダーさんを気持ちよくさせてあげたいんです……」
俺のオチ×ポを、小さな口に咥え始めて上目遣いで見つめてくる。
「ちゅぱっ! ちゅぱっ!」
プレアの快感より苦痛の大きいセックスに萎えかけた俺のモノがみるみる大きくなっていく。
「ちゅぽっ!! ちゅぽぉっ!」
シズルさん達と比べるとぎこちないフェラチオだが、それがまた妙な心地よさを生み出していた。
「ああ……気持ちいい」
「じゅる! じゅじゅつ!! ちゅうぅぅっ…ぽっ! じゅっぱっ!! ちゅぱっ!!!!」
俺はプレアの後頭部へ手を回して動きをアシストしてあげた。
「プレア、すごくいやらしい顔してるよ」
幼い頃一緒に遊んでた身としては、あの頃の幼馴染とはかけ離れた淫靡な一面に魅了されそうになる。
「じゅぽっ! うう……じゅるっ!! んんん……」
いやらしい、という言葉に目を潤ませて反応するプレア。俺がそうさせている原因だと言いたげな表情で、俺の顔を見ている。
その表情が、さらに俺の性的興奮を掻き立てる。
「じゅぼっ! じゅぷっ!!」
俺は手でプレアの頭を動かしながら、同時に腰を激しくピストンさせた。
修道女姿の幼馴染を――といっても頭部にベールだけだが、まるでオナホのように扱う自分自身に背徳感にも似た昂ぶりが抑えられない。
プレアの口元から、唾液がしたたり落ちる。
「ああ………イキそうだよ。プレア……」
「んっ―――んん……」
口がオチ×ポで塞がれているので喋れない代わりに、プレアはアイコンタクトでいつでもいいと応じてくれた。
「イクっ!!!」
ドピュッ!! ……ドクッ! ドクッッ!!
俺はプレアの口の中へ精液を放出してしまった。
「――――ゴクッ……ゴクリ…コク………………苦いんですね」
プレアは俺の射精に一瞬驚くも、ためらわずに飲み干していく。
「でも、リーダーさんのだから、平気です。……オ、オマ○コの方だと、最後まで出来ませんでしたから……満足。してもらえましたか?」
「はあ、はあ……プレア、その気持ちだけで十分だよ……」
修道女の幼馴染が教義上好ましいものではない俺の精液を飲み干す……。このギャップの齎す破壊力は桁外れの一言に尽きた。
俺もプレアも暫く全裸のまま、二人だけではあまりに広すぎるベッドの上に横たわっていた。
「生贄として攫われて……気ついた時はベール以外裸にされて……あそこの毛も剃られちゃって……リーダーさん達に助けられたんですよね」
「そして初めての場所が……」
「リーダーさんと5人の恋人さんの新居…あはは……しかも、リーダーさんの飲んじゃいました。本当はアソコで受け止めたかったんですけど…」
「オナニーとかで慣らさない状態での初めてにしては……立派だったよ」
「こんな事で褒められるなんて……寺院にいた時じゃ考えられませんでした。……ウフフッ」
俺達はまるで昔、遊び疲れて原っぱで寝転がった頃に戻ったかのように笑顔で笑いあった。
※ ※
「なにぃ!? 生贄の調達部隊が全滅しただと!!?」
クリスタルキーパーが部下の報告に顔を青ざめる。
「はい! 生贄の確保自体には成功したと、先に寺院に帰還した兵から報告はあったのですが」
「本隊が生贄を連れて帰還中、例の6人組に遭遇あるいは襲撃されたのか、以後消息不明なのです……」
「い、生贄はどうした!」
「調達部隊と連絡が取れない以上奪還された可能性が高いでしょう…」
「な、なんて事だ……」
絶好の獲物だと思っていた裸の女達は捕まえられず、代わりの生贄まで奪い取られる。あまりのショックに目の前が真っ暗になった。
「ああっ! ク、クリスタルキーパー様あああああ!!!」
「医者だ! 医者連れてこーい!!」
薄れゆく意識の中、部下達の声が響き渡るのが、まるで遠くの出来事のように感じられたクリスタルキーパーだった。
※ ※
「シズルさーん! このシーツはここに干せばいいんですよね?」
「はい、私達7人が寝てリーダーとセックスする為のベッドですからね。毎日綺麗にしないといけません」
次の日の朝早く、俺達は朝食を済ませた後、洗濯物を干していた。
俺以外全裸が中心の生活になったので、洗濯物なんて少ないと思うかもしれないが、あの大きなベッドで皆と毎日セックスに励むのだ。
必然的に愛液や精液といった色々な液体が染み込みやすくなるので、小まめな洗濯は欠かせない。
「リーダー。プレアだけど、もう私達の生活に慣れてきたわね」
「うん。ビオラの言う通り、まだ恥じらう素振りを見せるけど、レイチェル並に適性があったみたい」
俺はシズルさんと共に働くプレアの美乳やお尻を見つめながら、ビオラと一緒に別の選択物を干していく。
正式に俺達の仲間となったプレアは、シズルさん・レイチェル・ビオラ・ナツ・カレンと同じように裸で生活する事を選んだのである。
「でも修道女のベールだけは被ったままなんだよねー。やっぱりリーダーを意識してかな?」
「おそらく。まあワタシみたいなビショップもいるんですから気にする事じゃないですヨ」
レイチェルが「モテモテだねー」と目で語りながらニコニコと笑いかける。
カレンもこんなにエッチであっても聖職者の端くれであるせいか、新たな同業者の参入に嬉しいようだ。
「さーて洗濯干しが終わったら、今日もクィーンの依頼にリーダーのセックスと、頑張っていこう! プレアにも色々教えてあげたいし」
「そうだねナツ。俺も、プレアを含めた皆をもっと気持ちよくさせてあげる為に、頑張らないとなあ」
ナツの言葉に同意した俺は、これからのセックスや二人だけの時間の予定編成等に頭を働かせていく。
魔法の森に新たな仲間が増えて、喜びもひとしおだった。