「さて、今日も探索を始めるか」
「………」
「どうした?ファイター1号」
「いや、常々思ってたんだが、この扉エロくね?」
「言うなよ。皆思ってても口にしなかったんだから」
「だって色といい中央の模様といい蠢いてる様子といい、どう見てもマン」
「それ以上いけない」
「これを毎回蹴破る俺の身にもなれよ。なんか凄く悪い事してる気になるんだ」
「実際俺らは悪だからな」
「やはりここは敬意を表してチンポを突っ込むべきなんじゃないかと」
「扉相手に?」
「蠢いてるし、案外気持ちいいんじゃないかと」
「勝手にしろ」
「そうさせてもらう」
「って本当にズボン脱ぎやがった」
「お?おお…おおおおおっ!?」
「ど、どうした!?」
「すっげえ気持ちいい!」
「マジで!?本当に生マンなのか?」
「いや、どちかというとフェラに近い感触だけど、でもすげえいい!」
「マジかよ」
「あ、出る!…ふぅ、凄く良かった」
「うーむ、ラッキーホールならぬラッキードアがあるとは、迷宮は奥が深いな」
一方 扉の向こうでは
「あれ?バンシーAちゃん。どしたの?」
「あ、Bちゃん。ふふっ、実はたった今、久しぶりにえっちな事しちゃった♪」
「嘘っ!誰と!?」
「それが分からないの」
「分からない?」
「うん。だってこの扉からおちんちんが生えてたから」
「なにそれひわい」
「つい生前を思い出して、思わずパクッて行っちゃった」
「いいなあ。おちんちんなんて死んでから御無沙汰だもん」
「固くて大っきくて、それに久しぶりのザーメンおいしかったぁ」
「羨まし〜。今の私達、男漁りやろうとしても皆逃げ出すんだもん」
「失礼しちゃうわよね。ちょっとアンデッドになってるだけなのに」
「あれ!?俺いつの間にかレベル下がってる!」
「まだバンシーとは出会ってない筈だけどなあ」
おわり
*どんな扉か分からない人はニコ動で「ゆっくりの遺産」で検索すれば見れます*
*動画だと地上3階だけど5階も一緒です*