薄暗い小部屋に、いきなり二人の冒険者が転がり込んだ。
そしてそのまま床へと座り込むと、ひとりがもう一方へと息を荒げたまま話しかけた。

「はぁ…はぁ…今日はもう疲れたわ。とりあえず今日はここで休みましょ」
それは全身を艶やかな毛皮で包んだフェルパーのバードだった。
女性らしい豊かな胸とくびれた腰、それでいて鍛えられた筋肉が見事な調和を保っている。
そのしなやかな身のこなしには、他種族の同性でも見とれることだろう。

「そうですね。私もブレスを吐きすぎて、もう喉が痛いですよ。
それにここならあのツタの化物も入って来ないでしょうしね」
長杖で扉につっかえ棒しながら応えたのはドラコンの僧侶だ。
全身を覆う鱗は生来の鎧であり、その下には逞しい筋肉が見てとれた。
もっともドラコンの場合、男女の別なく生まれながらの戦士であり、体格で性別が分かる訳もない。
見かけによらずその声は甲高く、穏やかな口調には高い知性が滲み出ていた。

二人は今居るこの古城に仲間達と六人で探索に来ていた。
しかしいきなり閉じた城門によって、他の四人と分断されてしまったのだった。
そして古城の中を彷徨うこと既に一週間、未だに出口は見つからずじまいだった。



ギリギリときつく締め上げてあった革防具の紐を解きながら、フェルパーの女は言った。
「出てくるのはろくでもないツタだのネズミだのばっかり。たまには良い男でも出て来いっての」
「何を馬鹿なことを言ってるんですか。それにここ2,3日のあなたは変ですよ。
動きがやけに荒っぽいですし、攻撃の命中率も落ちています。もっと集中してください」
「うるさいわね、今のあたしはそういう時期なんだから仕方ないでしょ。
これもイイオトコが居れば一発で治るんだけどね(笑)」

彼女の言う『時期』というのは、発情期のことだ。
フェルパーの場合、性交を行った際の刺激で排卵が始まり、発情期は速やかに終了する。
因みに放っておいても、10日もすれば収まるものではある。
何にしろ他種族相手に微妙な話題ではあるが、彼女には隠す気は毛頭ないようだった。
そもそも鼻の悪いニンゲンにならともかく、ドラコン相手では発情期特有の体臭変化を隠しようもない。



立ち上がって長衣を脱ぎながらドラコンが言った。
「何でしたらお手伝いしましょうか?」
「アンタが冗談を言うなんて珍しいわね。言っとくけど、あたしにレズッ気はないわよ。(笑)」
「私は本気ですよ。それに私はレズにはなれません。男ですからね」
「…はぁ?」

フェルパーの女は、裸になった相方の全身を改めて見やった。
もっともこの一週間、着替えの度にお互いの裸は見飽きる程に見ている。
女同士だと思えばこそ、自らの裸身を隠そうとしたことはなかったからだ。
確かに目の前に立つ、鱗で覆われたドラコンの体格は筋肉質で男性的ではある。
だが視線を落とすと、その股間にはひとすじの割れ目が走っているだけだ。

「あぁ、毛の生えた皆さんには私達ドラコンの性別は分かり難いかも知れません。
女性だからといって、ドラコンには乳房はないですしね」
「ええっ?…だって…だってないじゃない」
「ない?あぁ、生殖器のことですね。
私達ドラコンの生殖器は、必要のない時は完全に収納できるようになっているんですよ」



ドラコンの股間の亀裂がパクリと裂けると、中から桃色の器官が顔を覗かせた。
そしてみるみるうちに膨れ上がっていくと、屹立する男性生殖器へと姿を変えた。
流石に鱗はないものの、要所要所には奇怪な瘤が盛り上がり、愛撫というより拷問の道具に近い。
その大きさは、一体どこにそれだけのモノが収まっていたのか不思議なほどだった。
モゾリモゾリと脈動しながら伸び上がってくソレを、彼女はただ呆然と見つめていた。
頭では見てはいけないと思いつつも、目を逸らすことが出来なかったのだ。

「こんな感じです。実は私ももう我慢の限界に来てたんですよ。
一日中あなたの色気に当てられ続けたら、いくら私がドラコンでも堪りませんからね」
「…嘘…嘘でしょ…冗談はやめてよ」
「だから本気ですよ。私はあなたと愛し合いたいんです」
「だめよ。だってアンタはドラコンであたしはフェルパー…」
「それがどうかしましたか?別に子供を作ろうって訳ではありません。
お互い楽しむだけなら何も問題はないでしょう?」



彼女は座ったままズリズリと後ろに下がるが、狭い部屋だけにすぐに壁へと追い詰められた。
ゆっくりと歩み寄るドラコンの股間が、彼女の顔へと押し付けられる。
醜悪な冷たい肉の塊が、ピタピタと頬をなぶるが、彼女は顔を背けることさえ出来なかった。
それどころか、その生臭いオスの臭いを嗅いだだけで、頭の中が真っ白になってクラクラと眩暈がした。
身体の芯に電流が走ると、毛に埋もれていた乳首がツンと尖り、下腹部の疼きは耐え難いものになっていく。
既に彼女の理性は、発情したメスとしての生理に侵蝕されかけていた。

「素直になって下さい。本当はこれが欲しいのでしょう?あぁ、ダメダメ…ちゃんと口で言って下さい」
恥ずかしげに小さく頷こうとする彼女に、ドラコンは意地悪な言葉を囁いた。
「…欲しい…です…」
「何をですか?」
「…お…オチ○チン…」
「誰の何を何処にどうして欲しいのか具体的に言って下さい。でないと私もどうしていいか分かりませんよ」
「アンタの… …あなたのオチ○チンを私のオマ○コに入れて下さい」
「はい、よく出来ました。勿論私はあなたの頼みを断ったりはしませんから、安心してください」



しゃがみこんだドラコンは、彼女についばむような口づけをした後に、優しく、しかし有無を言わせず四つん這いにさせた。
そして後ろに回りこむと、彼女のぷっくりと膨らんだ大陰唇を押し広げる。
柔毛の隙間では、桃色の秘肉が滴り落ちんばかりの蜜で潤んでいた。
ぱっくりと開いた淫らな口が、彼女が呼吸をする度にヒクヒクと物欲しげに震えている。

「おや?もうこんなに濡らして、準備は万端ですね。これなら前戯がなくても大丈夫でしょうか?」
「そんなのはいいから…早く…」
「あぁ、いい匂いだ。このままずっと嗅いでいたいくらいですね」
「…もう、焦らさないで…お願い」
「はいはい。もう、あなたって人はせっかちで仕方ないですね。よいしょっと…」

ブチュリといやらしいおくびを漏らして、彼女の秘唇は巨大なペニスをほおばった。
流石に大きすぎたのか一気にとはいかないものの、時間をかけてゆっくりと呑み込んでいく。

「みゃん…痛い…でも、でも…」
「ふぅ、あなたの中って温かくて気持ちいいですね。少しきついですけど、我慢して下さい」
「みゃおぉ…もっとぉ…もっと欲しいのぉ…」
「そんなに慌てないで下さい。はい、これで入りましたよ。あぁ、フェルパーの胸って、柔らかくて素晴らしい揉み心地ですね」
「みゃうぅ…いいのぉ…痛いけどいいのぉ…ふみゃうぅ…」
「流石はバードだけあって、こんな時でも良い声で啼きますね。それではその可愛い声でもっと啼いて貰いましょうか」
微笑むドラコンは、リズミカルに腰を振り始めた。
しかしその激しい動きにも関わらず、ドラコンの声は相変わらず穏やかなままだった。



「ふみゃうっ!ふみゃうっ!…待って…ふみゃうっ!…だめっ…激しぎる…」
「何がダメなんですか?これはあなたが望んだことでしょう?」
「ふみゃうっ!…だって…そんなとこ…ふみゃうっ!…摘まんじゃ…だめぇ」
「そうは言っても、喜んでいるようにしか見えませんけど?」
「いいっ!いいのぉ…でもダメなのぉ…クリちゃんはダメなのぉ…みゃ、みゃあ…」
「良かった。やっぱり気持ちいいんですね。あなたはここが一番感じるんでしょうか?」

「みゃぁおぉぉ…だめぇ…イッちゃうのぉ…あたしイッちゃうのぉ…みゃおぉぉ」
「随分早いですね。まぁいつでも好きな時にイッて下さい」
「ふみゃうっ!ふみゃうっ!ふみゃうっ!…いくぅ…みゃうぅぅ」
「それに何度でもイッて下さって結構ですよ。今日は魔力に余裕ありますから、スタミナはまだまだ回復できますからね」
「…いくぅ…イッちゃうぅぅ…ふみゃぁぁああああああああ…」
彼女は壊れたカラクリのようにガクガクと震えると、絶叫とともに硬直、そして床へとのびてしまった。



グッタリと動かなくなった彼女を、ドラコンは優しく仰向けにした。
なすがままのフェルパーは、トロンとした目で彼を見上げている。
ドラコンは再度圧し掛かると、彼女の耳を舐め上げながら囁いた。
「楽しんで貰えましたか?それでは私も楽しませて貰いますね。
あ、それから途中で何回イッても構いませんけど、私がイクまでは付き合って貰いますよ。
たぶん2,3時間は掛かると思いますから覚悟して下さいね。…って聞いてます?」
しかし絶頂の余韻に浸る彼女からの返事はなかった。

愛しげに見つめるドラコンは、半開きになった彼女の口を横咥えにすると、長い舌を伸ばして内側から愛撫し始めた。
そして今度はゆっくりと、それでいて力強く腰を動かして、注挿を再開した。
それでも彼女は反応しない。
ただ下腹部で彼女の女陰だけが、別個の生き物のように敏感に反応していた。
それは随喜の涙を垂れ流しながら、少しでも奥深くへ肉棒を呑み込もうと、淫らな蠕動運動をし続けるのだった。



END