地下四階にて
「っしゃあ俺たちの先制攻撃!!ってあれ・・・・?」
「誰もいないよ」
「警報ならしたのになんで誰もいない・・・おお?!」
「あ、コヨーテ!」
「ありぃ?なんでこんなところに犬っころが一匹だけでいるんだ?」
「くぅぅぅン…」
「いや〜ん、この子かわいいぃ〜」
「人なつっこいわ、このワンちゃん」
「首輪ついてますね…モンスターどもにでも飼われていたんでしょうか」
「どれどれ、CHI……PO?かすれてて読めぬぞ」
「CHI…PO、ち・・・ぽ、はっ!『ちんぽ』!そうか、こいつはきっとプリーステスの『バター犬』…ぐっほ!!」
「なに馬鹿いってんのよ!きゃっ、くすぐったい。ねぇ、この子連れて帰っちゃだめ?」
「流石に、魔物を城下に入れるのは…」
「いいじゃないの、こんなに人なつっこいんだし」
「それはだめだ、いいかシーフ、この犬はきっと長い迷宮生活で
体が夜泣きしてしまう可哀想なプリーステスの大事な夜のお供…ふごっ!!」
「この馬鹿エロ戦士!いいもん、わたし連れて帰るから!」
数時間後
「チッポ〜〜〜…チッポちゃーーん……シクシク…」
「せんぱ〜い、いい加減あきらめてかえりましょうよ。
いいじゃないですか、コヨーテなら三階にいっぱいいるし。」
「だめなの〜〜チッポじゃなきゃだめなの〜〜〜…」