地下四階にて
「うお、なんでこんなところにコヨーテなんているんだ?」
「ほほう、今夜はイヌ鍋にいたそうかのう。」
「お、おやめください忍者さん!この子は私のペットなんです!!」
「おいおいプリーステス、なんでよりによってコヨーテなんかペットにするんだよ。」
「むっ!この舌捌き…ただの狗犬ではないな!おお、プリーステスよ、水臭いではないか。
そんなイヌコロ使わんともみどもが相手を致すというのに」
「な、なにをいいだすんですあなたって言う人は!」
「しかし、それは俗に言う『バター犬』というものでは…ぼへっ!!」
「そそそんなわけないじゃないですか!どうか持ち場へお帰りください!!」
「はいはい、帰りますからそう怒るなって、ほらとっとと帰るぞ。」
「よいか、くれぐれも、体が夜泣きするようであれば早めにみどもに申すのだぞ!!」
「いいかげんにしてください!」
ガチャ ドタドタドタドタ
「ふう…」
コンコン ガチャ
「せんぱーい、この前借りていた呪文書…」
「いぃっ、もっ、ぁあん、すごぃのぉ、あぁっ、ワンちゃんのテクぁっひぁっ!!」
「ハァハァハァハァハァ(ペロペロペロペロペロベロベロベロ)」
「………」
バタン
「先輩も、人の子だったんですね…」