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【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ8【総合】

1 :名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 22:56:08 ID:uWUXUj5Q
ワードナ率いるヴァンパイア軍団や、ローグ、オークその他のモンスターに凌辱される女冒険者たち。
プリーステス、ウィッチ、サキュバス、獣人などの女モンスターやNPCを凌辱する冒険者たち。

ここはそんな小説を読みたい人、書きたい人のメイルシュトローム。

凌辱・強姦に限らず、だだ甘な和姦や、(警告お断りの上でなら)特殊な属性などもどうぞ。
過去スレその他は、>>2-10辺り。


2 :名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 22:56:54 ID:uWUXUj5Q
●扱うシリーズ
 正伝#1〜#8、外伝、ディンギル、エンパイア、エクス、BUSINと、WIZ関連なら全般的にOKです。

●前スレ
 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ7【総合】
 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1206095953/l50

●過去スレ
 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ6【総合】
 http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187618281/
 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ5【総合】
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163762212/
 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ4【総合】
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1139934785/
 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ3【総合】
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124884172/
 ウィザードリィのエロパロ2
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114358381/
 ウィザードリィのエロパロ
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1093861447/

●保管庫
 http://ascii2d.no-ip.info/user/wiz/wizsstop.html  
 http://tokyo.cool.ne.jp/succubus/wiz/wizsstop.html(ミラー)


3 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 22:58:16 ID:uWUXUj5Q
前スレ続き。再度注意書き!!

NG要素はグロ描写・陵辱。作品自体はIDで回避を。
特にグロ部分には「※グロ」をタイトル欄に加えるので、ちょっと見てみたいけど
グロ部分は勘弁って場合は↑で回避を。

4 :* みすぼらしいおとこ * ※グロ:2008/07/14(月) 22:59:09 ID:uWUXUj5Q
 角を曲がってしばらく進むと、扉が開け放たれたままの玄室を見つけた。
 ここに間違いはなかった。
 俺たちは玄室の入り口をくぐる。
「うっ……」
 マウザーが口元を押さえて小さく呻いた。立ち込める鉄錆びた臭いに、俺も
思わず顔をしかめる。全滅したばかりの死体の山にぶちあたるのはこれで二度目
だが、その生々しさにはさすがにまだ慣れる事が出来ない。
 室内の淡い燐光で照らし出されたのは、六つの死体と血の海だった。髑髏ども
は知恵がないだけに容赦というものを知らないらしい。既に致命傷を負った相手
であっても、少しでも身動きをする内は何度も剣を突き立てたのだろう。武装した
前衛の骸は特に損壊が著しい。
 だが、その光景に目を背けたくなる一方で、俺たちは浮き立つ気持ちも隠せず
にいた。死体の纏っている武装はどれも新品で、彼らが経験の浅いパーティーなのは
明らかだったが、にもかかわらず、戦士とおぼしき三名は皆鎖帷子や胸当てでは
なく板金鎧を備え、随分上等な武装だったからだ。これは金になる。俺はマウザーと
頷き合って死体を漁ろうと近寄っていく。

 ――ずるり。
 音がした。俺が立てたものではない。相棒をみやると、マウザーもまた不安げな
表情を浮かべて立ち止まっていた。慌てて六体の死体を見渡すと、内の一体が上半身
をもたげて血の海から這い出そうとしていた。
 生き残りがいたか……。
 胸を撫で下ろすべきか、舌打ちすべきか決めかねる複雑な心情を抱えて、俺はその
生存者に近づく。革鎧を纏った華奢で小さな体。ホビットの、それも盗賊であろうか。
背にはざっくりと剣で切られたあとがあったが、なるほど良く見るとそう深い傷ではない。
直ぐに血止めをしてやれば命を取り留めるかもしれなかった。おそらく、背中の一撃で
一瞬気を失うかして助かったのであろう。

 俺は膝を付いてその小さな体を抱え起こし、幸運な生存者の顔をのぞきこんだ。
 短く、癖のある亜麻色の髪。
 血を流しすぎて多少青ざめているが、あどけなくも愛らしい顔立ち。
 大きな瞳を薄く開いて、茫洋とした様子で俺を見上げる。
 薔薇色の唇が開いた。
「あ……だ……れ? たす、かった、の?」
 少女は自分を抱え起こしたのが、髑髏や豚面ではなく人間であったことに気付き、
はっきりと安堵の表情を浮かべた。

 だが俺は少女に返すべき言葉が出てこなかった。
 絶句していたのだ。……まさか、こんな形で再会することになろうとは。
 生き残った少女は、あの城塞都市の裏路地で底意地の悪い顔で俺を見下ろしていた
ホビットの少女、俺を『追い剥ぎ』のカモにしたあの娘に違いなかったのである。

5 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 22:59:37 ID:uWUXUj5Q
「どうだ? その……助かりそうか?」
 いつまでも無言でいる俺の背後から、マウザーが遠慮がちに声をかけてきた。
 振り向くと、その顔にはなんとも曖昧な表情が浮かんでいた。「せっかく良い装備を
持った獲物を見つけたのに、まさか生存者がいたとは」という落胆の気持ちと、「面倒
になっちまったな」という気持ち、そして「もし助からないくらい重傷なら放っておける
のに」という期待。その辺の感情がないまぜになった、卑屈で下衆な表情だった。
「なあ、マウザー」
 俺は口を開いた。邪悪な笑いが零れそうになる。
「こいつらは、この辺をうろつく新米にしちゃあ、随分いい装備をしてると思わねえか?」
「?……あ、ああ、そうだな」
「怪我人を背負って入り口までいくのは骨だぜ? 俺たちだけなら、魔物にあっても
上手くやり過ごせるが、こいつがいたら見つかっちまうかもしれねえ。お前、自分を
危険に晒してまで見ず知らずの相手を助けるつもりか?」
 ごくり。
 マウザーの喉が鳴った。目を泳がせながら、かすれた声で俺に問いかける。
「こいつをこ、殺……い、いや……見捨てる、のか?」
 いかにも気が進まない、という風にためらいがちの言葉を口にする。だが俺はその
言葉の裏にかすかな同調の響きが混じっているのを聞き逃さなかった。欲に目が眩んだ
というよりも、「自分を危険に晒す」というくだりが効いたのだろう。おそらくここで
俺が強い言葉で肯定すれば、「グレイがそういうんじゃ仕方がねえ」とでも言ってくる
に違いなかった。

「ちょっと待ってよ! い、いやだ! 殺さないで! 助けてくれよ!」

 マウザーの言葉に、腕の中の少女は激しい動揺を見せた。
 俺とマウザーの顔を交互に見上げて、なりふり構わず命乞いを始める。
「ね、ねえ、お礼ならするから。お金、お金なら払うよ。こいつらの持ってる物も、
好きなだけ持っていっていいから……」
「馬鹿か? お前は。どっちにしたってお前らの装備も持ち金も俺らのもんだろうが。
こっちとしちゃあ、お前が死体になるのを待って全部いただいちまってもいいんだぜ?」
「そ……ん、な」
 ホビットの少女はただでさえ血の気の引いた顔を一層青褪めさせる。
 俺の言っていることは、確かに利己的で残酷ではあるが、筋は通っている。これまで
のやりとりで、俺たちが道義心に訴えてどうにかなる手合いでないということは少女も
察したであろう。無条件の善意に期待するのでなければ、取引するしかない。しかし、
自分には取引のための材料が何もない。そのことにようやく気付いたようだった。

「か、体で……」
 しばらく俯いて唇を震わせていた少女が、何かに思い至ったようにぽつりと呟く。
「そう! 体で払うよ! た、助けてくれたらさ、あたしに何してもいいから!」
 少女は一気にまくし立てた。
 その小さな手が俺の上着をぎゅっと握り締める。可憐な少女が身も世もなく命乞いを
する様は、確かに憐れみを誘うものだった。だが俺はあの酷薄な笑みを忘れていない。
少女が助けを乞えば乞うほど、その姿は記憶の中の惨めな俺自身の姿とだぶり、俺の目
を憎悪にぎらつかせる。
 それを情欲の気配と勘違いしたのか、少女は更に俺にしなだれかかってきた。
「ね、ねえ。あたしを抱きたいんだろ? へ、へへへ……床上手には自信があるんだ。
たっぷりお礼するからさあ……助けておくれよう」
 怯えた口調に媚びが混ざり始める。傍から見ていたマウザーが唾を飲むほど妖艶な
演技だった。経験豊富な女ならではの媚態と、幼い体つきとの落差が、なんともいえぬ
色気を醸し出す。だが俺は冷静だった。馬鹿な雌犬め。同じ色仕掛けに二度引っかかる
ものかよ。内心そう呟く。

6 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 23:00:07 ID:uWUXUj5Q
 俺はしなだれかかるホビット娘を引き剥がすと、ゆっくりと立ち上がって言った。
「ふん……ならここでしてみせろよ。具合が良けりゃ、街まで送ってやらあ」
 予想外の俺の反応に、少女はつぶらな瞳を更に大きく見開く。
「え? ……こ、ここ、で?」
「後で、なんて口約束じゃあ信用できねえしな」
「む、無理だよ! 怪我してるんだ。ほ、ほら、見て。痛い、ほんとに痛いんだよ。
死にそうなんだ。それに、こんなとこでなんて……ぜ、絶対、約束するから、お願い
だよ、信じておくれよ!」
「死ぬような怪我じゃあねえだろうが」
 俺は冷酷に言い放ち、腰のベルトを外す。下履きを下ろし、いきり立つ俺の代物を
少女の前に突き出した。ホビット娘は思わず身を竦ませる。なにしろこの腐臭の充満
する迷宮を這い回って数日過ごした男の股間だ。強烈な臭いに違いなかった。
「……ほら、早くしゃぶれよ」
 そう言って肉棒を突きつけたまま待つ。
 少女はなおも抗議をしようと顔を上げ、そして、俺の顔を見て、絶句した。俺の
ぎらついた瞳に、何を言っても無駄だということを悟ったのだろう。観念した様子
で革手袋を外し、脇腹の紐を解く。胴を覆う革鎧の締め付けが緩み、ごとりと石床に
落ちた。盗賊らしい、身体の線にぴたりと吸い付くような薄手の鎧下が露になる。
ホビット特有の華奢で扁平な上半身のラインが迷宮の薄明かりに照らし出された。

 震える手が俺の腰に回される。これだけ身長差があると、膝立ちにならなければ
顔が股間に届かない。背中の傷が痛むらしく、娘は俺に上半身を預けてもたれかかる
ような恰好になった。
 鼻の先でいきり立つ肉棒。少女は嫌悪感からか顔をしかめる。そしてなるべく顔を
近づけぬようにして舌先を伸ばし、不衛生なその先端をちろりと舐めあげる。その
往生際の悪い態度に俺は苛立ちを感じた。
 がっ。両掌でホビット娘の頭を掴む。
「俺は、しゃぶれ、と言ったんだぜ。なめろ、とは言ってねえ」
 そして小さな頭をぐっと腰元に引き寄せた。
「うぐっ」
 先端が喉の奥に触れる。少女はくぐもった呻きとともに、手足をばたつかせる。
涙目でしばらく力ない抵抗をしていたが、俺が頭を押さえつけて離そうとしなかった
ため、やがて両手をだらりと垂らしてなすがままになった。

 俺はゆっくりと少女の頭を前後させ始める。
 亀頭が喉の奥にあたる度、少女は苦悶に小さく喉を鳴らす。だが俺の手の動きに
抗おうとはしない。どころか、頬張った肉棒に舌を絡めてきさえする。その従順な
様子に、俺はたまらない優越感をおぼえた。
「ようし……さあ、今度は自分から動くんだ」
 俺は手を離しそう命じる。
 少女はゆっくりと顔を動かし、口腔全体を使った奉仕を始めた。
 頬をすぼめ、唾液を絡めてしっかりと竿をねぶる。かさの裏に舌を這わせ、くちゅ
くちゅと卑猥な音を立てる。男を悦ばせるツボをおさえた、実に手慣れた動きだった。
時折、背中に走る傷の痛みにひきつるような動きを見せるが、それすらも「奉仕を
強いている」ということを実感できて心地よい。地下での生活に溜まりきっていた
俺は、自分が一気に上り詰めていくのを感じた。
 ……だがこれで射精してしまっては面白くない。
 俺はさんざんしゃぶらせて征服感を味わったところで、少女の頭を引き離した。
「ちっ、下手糞め。こんなんじゃあ、命を助けてやるかちはねえな」
 少女の表情が凍りつく。
「そんなっ……! ま、待ってよ、もっと、ちゃんとやり、ます、から」
 追い詰められた顔で必死で俺にすがりつく。その様子を見て、俺の背中にぞくりと
した快感が走る。そうだ。こんなもんじゃあ全然足りねえ。もっともっと追い詰めて
やる。これは、復讐なのだ。
「もういい。今度は下の具合を見てやるよ」

7 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 23:00:52 ID:uWUXUj5Q
 薄汚い迷宮の床に手をつかせ、少女を四つん這いにする。なめし皮のズボンを膝
まで下ろし、肉付きの悪い貧相な尻を高く掲げさせた。
「う……うっ、……うっ……」
 犯される恐怖に少女が嗚咽を漏らす。口で奉仕するのと違って、傷を庇いながら
動くというわけにはいかない。だが、これを耐え切らなければ助けてはもらえない
のだ。
 俺はぴっちりと閉じあわされた筋目に指を這わせる。当たり前だが、まったく
湿り気を帯びていなかった。むしろ緊張のあまりからからに乾いていると言って
いい。俺は舌打ちし、指先に唾を吐きかけると、それを丹念に塗りこみ始めた。
「う、うあ……あ」
 自分のものではない液体で濡らされるのは不快なのだろう。少女は背筋を震わせて
嫌悪に堪えているようだった。
 俺は入り口あたりがどうにか潤うと、待ちきれず自分のものをあてがう。
「ひっ! あ、あんまり、はげしくしないで」
 懇願する少女にかまわず、俺はその細い腰を両手で掴み軽く浮かせた。人間である
俺の股間の位置に合わせると、ホビットの少女ではろくに膝を突くことも出来ない。
だがそれは俺の知ったことではない。思ったよりもずっと軽い体が持ち上がり、少女は
両掌と爪先だけで身体を支えるような不安定な格好になった。
 ずぶり。
 そのまま容赦なく肉棒を捻じ込む。
「あっ、……あ、あ、あ」
 膝で踏ん張ることもできない姿勢だ。少女は突き上げる衝撃を身体全体で受け止める
しかない。背中の傷が開いたのか、少女は声にならない叫びをあげて顎をがくがくと
ふるわせた。
 
「うっ……ぐっ! ……あ、うあ、……ひぐっ!」
 少女の中は思いのほか深く、俺は自分自身を根元まで埋没させることができた。
 それでも初めのうちは、愛液の足りない窮屈な締め付けに動くこともままならず、
ゆっくりと腰を動かしていた。しかし、不思議なもので、こんな場所で、こんな相手に
無理矢理犯されている状況でも、少女の身体は膣を守ろうと徐々に潤滑液を吐き出し
始める。
「ひっ、あっ、あがっ! や、やっ、ああっ!」
 緊張と苦痛と恐怖で少女の膣はひどく締め付けがきつく、具合が良い。異常な
状況に感覚が馬鹿になったのか、接合部からは飛沫が飛び散るほど愛液が溢れ出して
いた。苦痛が度を越しすぎて、少女自身、自分が何を感じているのかわからなく
なっているのかもしれなかった。
 俺は少女の華奢で軽い体を振り回すようにして、無茶苦茶に突き上げる。
「あっ! ひいっ! あぐ、……あっ! ううっ!」
 暴力に蹂躙されて弱弱しく泣き叫ぶ少女に、俺は突然既視感に襲われた。
 豚面どもに犯されていたあの女戦士の姿。
 あの時俺は女戦士を憐れみ、豚面どもに怒りを感じると同時に……どうしようも
なく興奮していた。迷宮の闇は俺の獣のような劣情をむき出しにしてしまう。

8 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 23:01:17 ID:uWUXUj5Q
 ふと、目を転じると、同じように餓えた畜生の目をした男がいた。
 マウザーだ。血走った目で、何かに取り付かれたように俺と少女の交尾に見入って
いる。初めは俺の暴走に戸惑って良心の呵責をおぼえていたのかもしれない。だが、
今のあいつの目には劣情以外何も浮かんでいなかった。それでも陵辱に加わっていない
のは、単にタイミングを逃してしまったからに違いなかった。
 俺は腰の動きを止める。
「う……ああ……うう、うっ」
 床にくずおれる少女に、俺は再び冷酷な命令を下す。
「おい、マウザーのも咥えてやれよ」
 自分の名を口に出され、マウザーは当惑した瞳を俺に向ける。俺は少女の柔らかな
癖毛を掴み、意識の飛びかけた少女の頭を起こすと、マウザーに手招きをした。
 マウザーはふらふらと少女の前に回りこむ。そして慌てたように下履きをずり下ろした。
いっそ気の毒なくらいに勃起した一物が顔を出す。荒々しく息を吐き、虚ろな瞳で少女を
見下ろしながら、その頭を両手で掴んだ。
「うあ……あ……むぐっ!」
 ネジのとんだマウザーは、俺以上に容赦というものを知らなかった。
 肉棒を奥までねじこむと、少女の頭を押さえ込み、狂ったように腰を動かし始める。
 俺たちは前から後ろから激しく少女を責め立てる。お互い、相手の動きに合わせよう
などという配慮は持たなかった。頭と腰を人間の股間の高さに固定され、少女の身体は
ほとんど宙に浮いてしまう。大の男二人に無茶苦茶に振り回され、手足はまるで水中で
溺れたかのように出鱈目にもがく。
「うううーっ、んむぐっ、んんぐっ、うっ、ううー」
 それでも喉の奥まで異物に占領された少女は、まともに声をあげることすらできない。
 徐々に手足の力も抜けて、がくがくと振り回されるだけの玩具になっていった。

「くっ!」
 俺とマウザーが達したのはほとんど同時だった。
 溜まりに溜まった白濁液を、口と膣内の両方に思う様吐き出す。ぎょっとするくらい
長い間吐き出し続けて、ようやくおさまったところで、俺たちは少女の身体を解放した。
 どさり。
 自分の身体を支える余力すら失った少女は、迷宮の床に崩れ落ちる。
「うっ、うえええっ、げえっ、……ううう」
 上下の口から、濃すぎる精液を力なく吐き出す。
 俺とマウザーはそんな少女の様子を、肩で息をしながら見下ろしていた。
 やがてどちらからともなく顔を見合わせる。そして、どちらの顔にも、一向に火の
消えぬ獣欲がたぎっているのを確認した。一回の射精では、俺たちを突き動かす凶暴な
衝動はおさまらなかった。
 精液まみれのホビット娘は、よろよろと上体を起こし、俺を振り返ると口を開いた。
「こ、これで助けてくれる……よね?」
 顔にはやっと責め苦から解放されたという安堵の表情が浮かんでいる。
 だが、俺は少女の問いには答えず無言で見下ろした。
「え……? た、助けてよ! お願いだよ! こ、こんなにしたんだから、満足だろ?
そ、そうだ……戻ったらもっとすごいことだって……」
 何も答えない俺に不安を覚えたらしい少女が慌てて命乞いの言葉を発する。
 もっとも、俺の答えは決まっていた。

「駄目だ」

 一音一音を区切るように、きっぱりと言い放つ。

9 :* みすぼらしいおとこ * ※グロ:2008/07/14(月) 23:02:01 ID:uWUXUj5Q
 信じられないという表情で俺を見上げる少女に、俺は顔を近づけて、噛んで含めるように
言った。
「なあ、まだ思い出せねえか? お前らに『追い剥ぎ』されたせいで、金を奪われ登録も
消された間抜けの顔をよう。それとも、カモった相手なんていちいち覚えてねえのか?」
 少女は目を見開いて俺を凝視する。
「あ、あ、あ、」
「俺がお前に助けてって言ったとき、お前は助けてくれたか? くれなかったよな?
じゃあ、俺がこれからお前をどうするかわかるだろう? こんなもんじゃあ、全然足りねえ
よ」
 俺は今度こそ少女をどん底に突き落としてやった。
 少女の顔に絶望が浮かぶ。
 驚愕に開いた唇は、紡ぐべき言葉を失ってただ震えていた。
 ふと、不快な臭気を感じてその股座を見る。石床に小さな水溜りができて、湯気がたち
のぼっていた。ホビットの娘は失禁していた。
 俺とマウザーがゆっくりと少女にのしかかる。
「ご、ごめんなさいっ! ごめんなさいっ! ……ひぃっ、ゆ、ゆるしてえっ!!」
 少女の叫びが木霊した。

 * * *

 俺とマウザーは、入れ替わり、立ち代り、少女の穴という穴を犯し、精を放つ。
 その様子はまるであの女戦士を輪姦した豚面たちそのものだった。今ならわかる。俺は
あの時、豚面どもの輪に加わりたいと思っていたのではなかったか。ただ、自分があいつら
よりは上等な生き物だと信じたかったから、その感情に見て見ぬふりをしていただけでは
なかったか。その証拠に、憎悪というきっかけでほんの少し箍が緩んだだけで、取り憑かれた
ようにホビット娘にその欲望をぶつけている。
 もはや、俺をこの陵辱行為へと突き動かしているものの、どこまでが復讐心で、どこからが
ただの人間以下の劣情なのか、俺自身にも見分けがつかなかった。ただただ、狂ったように
目の前の女の肉を貪る。

 しばらくして、俺は少女の異変に気付いた。
 腰の動きを止め、俺の一物をくわえ込んだ少女の頭を見下ろす。マウザーはお構いなしに
血走った目で腰を振り続けている。俺は手を伸ばし、少女の首筋を掴んだ。動脈を圧迫する
くらい強く抑える。だが、掌にはどんなささやかな脈動も伝わってこなかった。
 はっと息を飲む。
「死んでやがる……」
 その言葉に反応したのか、マウザーは少女の骸に突っ込んだまま不思議そうにこちらを
見返してきた。淀んだ瞳。みすぼらしい姿。もう、誰が見てもこいつをまともな人間だとは
思わないだろう。そして、それは俺も同じことだ。
 そう。俺たちは、とっくの昔に、陽光の下には引き返せない存在、迷宮の闇のこちら側の
住人に成り果てていたのだ。
 『追い剥ぎ』に遭い、全てを失って地下に追いやられた。そこまでは、まだしも他人の
同情を買える存在だったかもしれない。だが、もう駄目だ。手負いの少女を犯し、犯し尽くし、
殺めてしまった。もう駄目だ。今の俺たちは、身も心も、地下の不快な化物たちと区別が
つかなくなっている。

「は、ははは、はははははははははは」

 俺は笑った。笑うしかなかった。
 これからはもう、一生、この不潔な穴倉で、豚面や髑髏と共に生きていくしかないのだ。

(END)

10 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 23:02:32 ID:uWUXUj5Q
以上。いろいろ不手際があってほんとごめん。

11 :名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 23:18:56 ID:mmxbJFd6
嗚呼、嗚呼、いいな、いいな、これを、これを待ってたんだ。
あの狂った王様の御膝元の、暗い暗い穴倉の、ドブの臭いのする連中の話。
青春の貴重な1ページを切り取って切符にして出かけた妄想の迷宮の話を待ってたんだよ。

ありがとう、ありがとう、本当にありがとう。

12 :名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 23:21:23 ID:H3E3m3Ah
こういう殺伐としたのがまさにwizという感じで俺は好きだ
という思いを長々と書き込みたかったが
>>11が簡潔に表してくれたから必要ないな


13 :名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 23:35:18 ID:PGNGQH4t
全体的にグロ指定必要だと思うわ・・・

14 :名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 00:43:38 ID:nhwRFJ4h
まぁ保管庫の方が載せてくれるときは配慮してくれるだろう

ともあれ乙

15 :名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 08:08:49 ID:q+Nk/FTE
ファファードもびっくり乙

死ぬまでレイプされた娘でも、教会につれてけば生きかえるんだろうな。
命といっしょに凄惨な陵辱の記憶もよみがえらされてw

パーティ全滅→新たなパーティが救出にくる
なんて幸運に恵まれることは少ないだろうけど、
中には犯し殺される快楽に目覚め、仲間と申し合わせてわざと単独で
ダンジョンに潜り殺されては回収&復活を繰り返す変態娘もいるかもな

しかしゲームだからプレイヤーは全滅パーティーの場所を憶えているけど
物語世界に置き換えると、なぜ救出パーティーに全滅パーティーの辿った道筋が
わかるのか謎w

死んだ瞬間に、今回の探索の記憶だけが仲間のもとへ届く魔法システムとか
パーティ全滅の知らせをするためだけに随伴してるギルド派遣ピクシーでもいるのかな

16 :名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 08:19:37 ID:q+Nk/FTE
2人がもっとevilだったら、ホビット娘を教会で蘇らせ、
街では宿屋でひたすらレイプ、
ダンジョンでは裸のまま最初の戦闘で見殺しにし、出てくるまで死体のまま
を繰り返して永久にレベル1のまま飼い殺したりしたかもなー

17 :名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 08:28:27 ID:q+Nk/FTE
そういえばwizは宿に泊まらないとLv上がらないから、
いじわるなパーティーのせいで宿に泊めてもらえず、expが10万くらいあるのに
Lv1のまま肉奴隷にされていた少女が街中で脱走して馬小屋でいっきにレベルうpし、
復讐のため更なるexpを求めて一人ダンジョンへ…なんて話もあるかな

18 :10:2008/07/15(火) 20:07:27 ID:Bgp6y969
>>13,14
ごめん。
お話自体が「グロ・凌辱注意」でかつ直接描写に「※グロ」、二重に注意書きしたつもりだった。
もし「※グロ」がない部分を安心して読んでしまったのなら、かなり不快にさせたと思う。
言葉足らずで本当に申し訳ないです。

・管理人様へ
保管の場合個々のレスの「※グロ」は無視で、全体に注意をつけてもらえるとありがたいです。

19 :名無しさん@ピンキー:2008/07/15(火) 23:39:47 ID:I8CDRivF
久しぶりに来たらいつのまにか新スレがw
新作も投下とか、こりゃうれしいな。

この程度のグロ描写なら、俺は問題ないよ。なかなかよかった。
WIZでは「よくある光景」でもある、「新入りからのカツアゲ」と「新人パーティ瞬殺」がメインテーマなのも
逆に新鮮だった。
「高レベルパーティが新人をオモチャ」ってのはよくあるパターンだけど
「新人が新人をカモに」ってのは、ゲームでは普通だけどSSでは新しいパターンだね。

20 :名無しさん@ピンキー:2008/07/16(水) 20:51:19 ID:k/BZoo9V
いやー。良いもんよまさせてもらった。GJ!!

>>15
>しかしゲームだからプレイヤーは全滅パーティーの場所を憶えているけど
>物語世界に置き換えると、なぜ救出パーティーに全滅パーティーの辿った道筋が
>わかるのか謎w

カンディ(だっけ?大体の死体なり生きてる人間なりの場所がわかる魔法)使って
大体の場所に目当てを付けてから虱潰しとかで一つ

俺はそう脳内補完しながら救出PTで潜ってる。まぁ実際は最短距離で直行だけど。

でも、マッピングをしなかった。適当にウロウロしてたらうっかり全滅。とかやるとマジで虱潰しに
ゲーム内でも探す羽目になったなぁ
そういや、ファミコン版はたまに死体の位置が変わってたような気がする(最近のはどうなんだろ?)

21 :名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 10:04:45 ID:3NfGXQWK
>物語世界に置き換えると、なぜ救出パーティーに全滅パーティーの辿った道筋が
わかるのか謎w
それこそ物語ならいろいろ考えようがあるじゃん
昔の仲間があいつ何日も戻って無いなぁちょっと探しに行くかあいつの巡回路はこうだったよな?とか
知り合いじゃなくても親とか兄弟の依頼でKANDI使って探すとか

それこそ>>20みたいにゲームの中ではKANDIなんか使わないけどさ
5レベルの高位魔法だしw


22 :名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 19:26:51 ID:8hsDWKwI
待機中の仲間に冒険中のパーティーの様子が中継される水晶玉みたいのがあるのかも
パーティ側の端末は小さいけど受信側は大きくて携帯不能、
映像も一方通行で通話不可能とか。

23 :名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 20:24:13 ID:CK2rVJpy
いやいや、そんなんあったらKANDI意味ないじゃん

24 :名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 22:05:24 ID:c6BVDpqN
>>22
女冒険者輪姦ショーの生中継が見られるわけか。

25 :名無しさん@ピンキー:2008/07/17(木) 23:47:42 ID:UKCO845l
>5レベルの高位魔法だし

#5じゃあ2レベルの低位魔法になってましたよw
まぁそれでも使ったことなんかないけどさ。

26 :名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 07:53:31 ID:DKSQA7kJ
KANDIはダンジョンの中で使える、探索者がパーティーと無関係でもおk
と考えれば…

27 :名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 09:19:14 ID:GCeEMRb/
>KANDIはダンジョンの中で使える、探索者がパーティーと無関係でもおk

無関係の相手をサルベージする動機なんて下心しか考えられない
でもそれを利用した騙りも横行してそうだな…

司教「KANDI覚えました」
侍 「よし、それでは『無関係の女冒険者をエロかっこよく救い出して感謝されて
   惚れられてウッハウッハ作戦』を決行しよう」
忍者「俺たちの目的はこのパーティーに女冒険者を入れることだからな」

……訓練場
忍者「これなんかどうだ?」
侍 「ドワーフの戦士で名前はゴリアテ……おいこれ本当に女なのか?」
司教「ええと、メッセージ欄には一応『ちょっぴりエッチな15歳の女の子。
   私が全滅したら助けてくれるような王子様募集中』とありますね」

……地下迷宮
侍 「これが……ゴリアテちゃんか?」
司教「KANDIによると間違いないようですが……」
忍者「Ashしてやがるな。これでは可愛いかどうかわからんが」
侍 「……とりあえず、生き返らせてみるか」

……カント寺院

ささやき − えいしょう − いのり − ねんじろ!

 ゴリアテはいきかえりました

ゴリ「ふいー助かったわい」
忍者「お前誰だッ!?」
ゴリ「……ゴリアテちゃんじゃよ」
侍 「嘘つけ! どこが『ちょっぴりエッチな15歳の女の子』だ!」
ゴリ「がはは、まあ全滅したときの保険みたいなもんじゃて。悪く思うな」

司教「騙されましたね……」
侍 「まだだ!まだあきらめんよ!」
忍者「次はこれなんかどうだ? 人間・女・君主。座右の銘は『悪・即・斬』」
司教「なんだかまた地雷臭がしますね……」

28 :名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 14:29:21 ID:8ah6GhR6
風来のシレンの最新作では、死んだプレーヤーを
ネットで他のプレーヤーが助けられる機能があるが、
他人を助けた回数ランキングに熱くなった連中が
死体に殺到するので、死んだプレーヤーの方が
「いいアイテムをくれる人以外は僕を助けちゃダメ」
みたいな立場の逆点が起きてるらしいが、

リルガミンの狂王が
「全滅したパーティーを今月もっとも多く救出したパーティーには
フタナリ美女とのめくるめく一夜を褒美にとらせる」
とかお触れを出したら、カンのいいパーティー以外の連中が
ダンジョンに殺倒したり、報酬と引き換えに救出パーティに同行し
目の前で全滅するやらせパーティーなんかが出てきそうだ。



一ヶ月後「アッーーーー!」

29 :名無しさん@ピンキー:2008/07/18(金) 19:42:12 ID:ofQ2KKG3
>>28
フタナリ美女の時点で気づくだろ、JK

30 :名無しさん@ピンキー:2008/07/19(土) 12:56:10 ID:xI2s/0Rp
元ネタSSの冒険者サイドはそんなに知らなかったみたいだぞ

31 :名無しさん@ピンキー:2008/07/23(水) 23:12:18 ID:ITTNAXAN
ho

32 :名無しさん@ピンキー:2008/07/26(土) 23:42:29 ID:Usn4+I5S
ho

33 :名無しさん@ピンキー:2008/07/29(火) 19:07:33 ID:0SJ/SwLS


34 :名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 05:55:02 ID:mkrwtlTw


35 :名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 17:08:21 ID:9AVl4f5b


36 :名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 19:40:25 ID:1v0n/Hsu


37 :名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 19:44:07 ID:E+SL/Mjw


38 :名無しさん@ピンキー:2008/07/30(水) 21:50:45 ID:n5j/iBI2
+

39 :名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 13:00:25 ID:XnB92ifA
1

40 :名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 23:04:16 ID:XnB92ifA
このスレに迷い込んだ俺の中で新属性が付いた
【ホビット姦】と言う名の属性が・・・・・・
もうキャラメイク時、エロイ目でしか見れない(´∀`*)

41 :名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 23:22:31 ID:CUxYh2Lg
ふっ、性別の設定など無かった初期の頃から色々妄想してた古参には到底叶うまい・・・w

42 :名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 23:27:33 ID:WhYbidM/
LV1 エロフをエロい目で見始める。ひんぬー(;´Д`)ハァハァ
LV2 ホビットをエロい目で見始める。ロリ?いいえ18歳です
LV3 ノームをエロい目で見始める。ペド?いいえ18歳です
LV4 ドワーフ(女に髭はない設定)をエロい目で見始める。ガチムチ上等
LV5 ドワーフ(女も髭もじゃ設定)をエロい目で見始める。髭プレイ

全種族でハーレムパーティーを組んでこそ真のウィザードリアン

43 :名無しさん@ピンキー:2008/07/31(木) 23:32:01 ID:XnB92ifA
お、お前ら・・・
どこの物陰に隠れていたんだ
SSの投下が無くても雑談してたっていいよな?
性別無いころはそれっぽい、名前付けて妄想はしてたなー
迷宮の住人が出来る課程のSSは、目から鱗

44 :名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 00:13:37 ID:4EemMToU
キャラ作成は最低年齢が出るまで粘ったロリ好きな俺・・・・・・

45 :名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 00:52:53 ID:kX6liwj9
         (<、,,> ":::::::::::::::::::::::::::: 、
      〜〈/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)
       〃:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<、    ど ロ こ
     ~そ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,)   も リ の
  、_ ,, /::::::::::::::::::::::::、,ゝ===く:::::::,:::::ヽ  め コ
    `V::::::::::::::::::::、_γ      `ヾ,_ < ! ン
     l::::::::::::::::::::::く(   r,J三;ヾ   )> く,
 〜v,ん:::::::::::::::´:::::::=; {三●;= }  ,=ニ `/l/!/⌒Y
     l:::::::::::::::::::::::::::::ゝ≡三=イ ´::::゙:::::::::::::::::::::::::::::::
 、m,.. ,ゞ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ´ " ~ ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

46 :名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 18:50:12 ID:4EemMToU
>>42
犬耳や猫耳でフォローできるラウルフとフェルパー
リズマン、ドラコン辺りで抜けたら勇者
ムークなら神かな

Wiz1の時に変な拘りがあって、全員ボルタックでの購入禁止してやってた
記憶違いかもしれないけど、味方の攻撃も噛み付きとかになってた気もする

47 :名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 19:01:49 ID:bsBLHzit
BCFプレイ中に此処覗いたらフェルパーの名前が出てて何か天啓が降りてきた
ちょっと書いてくる




ちなみにバルキリードラコン♀で抜いたことあるよノシ

48 :名無しさん@ピンキー:2008/08/01(金) 20:31:06 ID:4EemMToU
正座して・・・いや、玄室に入って待ってよう
フェルパーは毛深そうだ、下の毛的に

49 :名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 12:00:09 ID:3fnZC4KI
だがそれもいい、と言っておこう

50 :名無しさん@ピンキー:2008/08/02(土) 12:40:23 ID:ZrLVEWBc
陰毛好きだけど、ホビットの足の裏に毛が生えてる設定は
都合よく忘れたいと思う

51 :名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 08:31:41 ID:+PZl9cPw
石の中に飛んで脱出できなければ全滅なわけだけど
or|z
わかりにくいが、こうなったらエロイ
腰の部分は、石と融合して〜とかは勘弁だが

52 :名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 10:00:52 ID:lOffoLYd
某所のパロでかつてそんなシチュあったな
まぁ短編だったが

53 :名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 15:43:18 ID:F+hQGxlu
>>501

どっちが出てるかによって大分用途が違うぜ。
(もしくは薄い壁一枚が挟まって下半身と上半身が両方でてるのか?)

俺は上半身でてるほうが楽しいかな?下半身だけ出てるのも面白いがw

54 :名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 20:51:32 ID:+PZl9cPw
>>53
凄い未来安価だが薄い壁と思ってくれ
コの字とかユの字の壁ってあるじゃないヽ(`Д´)ノ
ここで一句

ほびつとを
さそいてだまし
ろじうらへ
むもうのおかを
なでまわすかな



55 :名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 21:02:16 ID:DKEYLYYU
なんと…ホビットかと思って声を掛けたら、
人間のロリっ娘だったとな…

56 :名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 21:19:58 ID:+PZl9cPw
いや・・・ムークでした・・・・・・

57 :名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 22:34:28 ID:6gXhsRud
>>50
その足で挟まれるのがいいんですよ

58 :名無しさん@ピンキー:2008/08/03(日) 22:34:38 ID:lOffoLYd
>>56 ある意味発狂ものだな

59 :名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 00:05:57 ID:C/H/Ap/d
>>54
うげ。すげー未来安価しちまったぜorz

短歌にはワロチw

アンタ、変態じゃないかw
まぁ、なでくりまわすだけだからまだ良心的か?w

60 :名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 00:49:36 ID:a6hj6ejQ
お褒めに預かり恐悦至極っ
DIMGIUILのライチとセファラにムラムラする

61 :名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 00:51:10 ID:a6hj6ejQ
Iが一個多かった・・・
溢れ出さんばかりの愛ゆえに

62 :名無しさん@ピンキー:2008/08/04(月) 01:16:39 ID:nLXA/fpu
>>61 だれうま

63 :小ネタ:2008/08/04(月) 23:30:20 ID:a6nJkeUu
ムーク
「情報どおりだ。次のWizエロパロ作品のキャラメイクが始まったぜ。

ラウルフ
「わかった。姐さん…、いよいよだね。

猫顔フェルパー
「…やっぱり、やめよう。…ね?
 ムークが萌えキャラに向いてるわけないわ。

ムーク
「何言ってるんだ、猫顔。
 またとない絶好のチャンスなんだぜ!?
 俺は一人でも売り出すぞッ。

ラウルフ
「やめろよ、ムーク。興奮しすぎだぞ。
 いこうッ、姐さん。

64 :小ネタ:2008/08/04(月) 23:31:14 ID:a6nJkeUu
ムーク
「ふざけるなッ!俺たちが来たのは
 そんな台詞を聞くためじゃない。
「おまえたちは、このまま俺の人気が出なくていいって言うんだなッ!
 ムークはエロパロにはじゃまだって言うんだなッ!!

猫顔フェルパー
「そんなに熱くならないで、ムーク。
 これじゃ話したくてもできなくなるわ。

老人
「お願いじゃ、このまま帰ってくれんか。
 ここにムークを使おうという者はおらん。

老婆
「あたしたちには関わりないことだ。
「あんたたちと同じことを言ってた息子は
 2年前の作品でリザードマンに走ったよ…。
 あたしの息子を返しとくれッ。

65 :小ネタ:2008/08/04(月) 23:32:58 ID:a6nJkeUu
男のどなる声
「オイッ、この書き手は人間で通す主義なんだ!
 そっとしておいてくれよッ!

可愛らしい女の声
「かつての人気キャラが来たのよ!
 並んで座るぐらい、いいじゃない!?

エルフ
「何が人気キャラだ!
その前の作品はモブキャラだったくせに!

猫耳フェルパー
「それはあんまりじゃないッ!
 だからエルぷ〜は嫌われるのよ!!

猫耳フェルパー
「ハーイ、書き手チャマ(はぁと)お元気〜?

エルフ
「誰が『エルぷ〜』だ!?

猫耳フェルパー
「なぁんだ、プロット組みで止まってるのね。選んでよ、書き手!

ラウルフ
「…しッ! 書き手の構想が始まった…。

66 :小ネタ:2008/08/04(月) 23:35:59 ID:a6nJkeUu
猫顔フェルパー
「・・・ムークのすべてを忘れようとは言いません。
 何故、この種族が世に出たのか、
 ムークが外見によって何を失ったのか、
 そして、私たちが何を感じたのか、
 これらは次に書く人に伝えねばならないことです。

書き手
『・・・どうして、毛むくじゃらなの。

書き手
『・・・言ってることはわかるわ。でも見た目がさっぱりなのよ。

猫顔フェルパー
「しかし、遺恨を残してはなりません。忌まわしき過去と決別するのです。
 エロパロの未来のため、新規たちのために、過去を悔い、改めなければなりません。
 私たちにはそれができるはずです。
 
 
ムーク
「他種族に制裁をッ!
 エロパロに栄光あれッ!



……やたらムークが避けられているので何と無く作った
反省はしていない

67 :名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 07:54:24 ID:YspyfJEx
何て力の篭った小ネタなんだ
獣臭いんだよ・・・奴らは・・・!

やっぱり、ホビット一番ね

68 :名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 19:52:47 ID:WYeN5TiW
剃毛プレイをしてみたら中から絶世の美女が出てきた
ムークの使い道といったらこれしかないだろ

69 :名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 20:25:55 ID:BWSsYG4y
次の朝、体毛が濃くなるんですね

70 :名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 20:33:32 ID:gyqL65GM
>>68
それ何て俺の妄想

71 :名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 21:34:56 ID:+h/Z1EOa
>>68
ダンジョンで行き倒れのムークを助けると、次の日美少女メイドが押しかけてくるんですね。
で、稼ぎの足しにと絨毯を織ってくれるが、織っている姿は見てはいけないと言われる。

72 :名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 23:35:55 ID:dv1VcRkc
「おまえたちは、このまま俺の人気が出なくていいって言うんだなッ!
 ムークはエロパロにはじゃまだって言うんだなッ!!




(・∀・)ニヤニヤ

73 :名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 23:38:02 ID:YspyfJEx
どう見てもムックだしなぁ・・・

74 :発情猫と魔術師:2008/08/05(火) 23:40:48 ID:WYeN5TiW
>>47が待ちきれず自分でもフェルパー物を書いてしまったので投下

NG:人外・尿・BCF

75 :発情猫と魔術師:2008/08/05(火) 23:41:38 ID:WYeN5TiW
 もし、あまりにも危なければ、いつでも引き返してきてここから外へ逃げられる。
そんな安心感と共に、俺とネルラは城門をくぐった。
 フーム……しかし、どうもそういうわけにはいかなくなったようだ……。

 ぴくりとも動く気配を見せない格子戸を恨めしげに見つめながら、俺は小さく
ため息を吐いた。先程ノック・ノックも試みたが、呪文はなんの効果も現さなかった。
理由はわからないが、俺たちはどうやらこの古城に閉じ込められてしまったらしい。
 本格的に探索するつもりはなかった。この古城に関する噂が信用できるものかどうか
確かめるため、ほんの下見のつもりで訪れたのだ。万一に備えて多少の薬や食料は用意
してきたが、十分とは言い難かった。何より俺たちはたったの二人しかいない。財宝の
気配がありそうだったら、町に引き返して改めて仲間を募ろう……そう思っていつもの
相棒だけを連れて来たのだが、その慎重さが裏目に出た。
 廊下のはるか彼方から、何かが動きまわるかすかな物音が聞こえてくる。この城の
中にはどの程度の危険が待ち受けているのだろう。それはたった二人の戦力で
切り抜けられるものなのだろうか。考え始めると、再び小さなため息が漏れた。

 ふと、相棒の戻りが遅いことに気づく。
 城に着くや、用を足すと言って一人で角の物陰に消えていった。女の事情を詮索する
つもりはないが、それにしても少々時間がかかり過ぎている気がする……。

「待たせたな、ヤン」

 気にし始めた矢先に当の本人から声がかかり、俺はあからさまにほっとした。

 声の来た方を振り向くと、暗闇の中から、妙に扇情的な格好の女が姿を現した。
 きつめだが、人間の尺度でも美形といってよい顔立ち。胸部が膨らんだ女物の革の
胸当てを地肌に身につけ、大小二本の刀を吊る腰部には、申し訳程度に腰布一枚を
巻きつけている。下半身の防備は膝下に巻いた革のゲートルだけであり、すらりと伸びた
太ももは、腰骨から膝まで、一糸纏わずさらけ出されていた。
 とはいえ、露出された太ももは足の短い茶褐色の柔毛で覆われており、肩に届かない
短めの銀髪からは獣の耳が二つ、ぴょこりと顔を出している。女は女でも、ネルラは
フェルパーだった。
 人間の女がしたら露出癖を疑う格好であるが、自前の毛皮のせいで厚着の習慣を
持たないフェルパーにとっては、格別おかしな装いではない。もっとも、そうは言っても
俺のような人間の男には少々目の毒だったが。


76 :発情猫と魔術師:2008/08/05(火) 23:42:03 ID:WYeN5TiW
 辺りを照らすランタンの明かりに、ネルラの瞳の虹彩がすっと細まった。
「……扉は開きそうにないか?」
「ああ。呪文も効かないし、処置なしさ。とにかく別の出口を探すしかないな」
「それは……困ったな」
 呟くネルラの表情はいつも通りの仏頂面だったが、尻の上から伸びた茶色い尻尾は
バタンバタンと大きく左右に揺れていた。苛立ち……いや、焦りか? どうやら本当に
困っているらしい。そこでようやく俺はネルラの様子がおかしいことに気づいた。
 目元が潤み、耳は力なく垂れている。いつもはサムライらしくピンと背筋を張った
姿勢を崩さないネルラが、片足に体重をあずけ、気だるげに腰をくねらせていた。

「おい……どうした? 体調でも悪いのか?」
 相方の異常に不安を感じた俺は疑問を口にする。
「ん? ああ」
 ネルラは熱い吐息交じりで答えた。
「……どうやら、始まってしまったらしい」
「始まる? 何が? 熱でもあるのか?」
 要領を得ない答えだった。俺はネルラの顔を覗き込むと、体温を測ろうと何の気なしに
その額に手を伸ばした。
「さ、触るなっ!」
 パシッ。
 俺が伸ばした手を、ネルラはほとんど反射的に撥ね退ける。
 過剰な反応に驚く俺を、ネルラはバツが悪そうに見返して言った。
「……触れられたら、堪えられなくなりそうなんだ」
「堪える……? 随分具合が悪いみたいだな?」
「心配、するな。病気ではない。……さっき、キュアライトコンディション(軽症治癒の薬)
を飲んだから……しばらくは大丈夫だ」
 そう言いながらも緩く肩を上下させる。その少しも大丈夫そうではないネルラの
様子に、俺はますます不安を駆り立てられた。
「……本当に、大丈夫さ。下手に休んでも焼け石に水だ。とにかく、どうにかしてここを
脱出するしかない。そうだろう? 城を探索して出口を見つけなければ」
 そう言うと、ネルラは顎を持ち上げて俺を促す。痩せ我慢なのは明らかだったが、
確かに閉じ込められた現状のままではどうすることもできない。俺は不承不承頷かざるを
得なかった。

 * * *

「んなああっ!」
 裂帛の気合とともにネルラが刀を振るい、汚らしい大鼠の最後の一匹を仕留めた。
 もう一度辺りを見回し、動くものがないことを確かめると、俺はようやく緊張を解き、
構えていたスタッフを下ろす。
「ネルラ、怪我はないか?」
「……大丈夫だ」
 言葉少なの答えが返ってくる。確かに大きな負傷はないようで、惜しげなくさらされた
太ももにも流血は見られない。だがネルラの呼吸は荒く、筋肉質に締まった肩を激しく
上下させている。腰のあたりが覚束なく、今にも倒れそうな有様だった。
 鼠どもはちょこまかと敏捷で決してくみし易い敵ではなかったが、俺が魔法で眠らせ、
その隙にネルラが片付けるという連携でどうにか対処できた。今のネルラの尋常でない
様子は、明らかに戦闘のせいではない。……どうやら薬の効果が切れてきたようだった。

 外壁に沿った大雑把な探索の結果、城の一階部分には例の格子戸のほか外への
出入り口はないことが判明した。まるで堅固な牢獄を思わせる構造に呪いの言葉を
吐きつつ、次に俺たちが目指したのは階上だった。
 防衛上の理由で一階部分が密閉されていたとしても、二階以上に上がれば露台や窓が
見つかるかもしれない。とにかくこの忌々しい石壁の向こう側に通じる場所を探せば、
脱出の算段もつくのではないかと期待したのである。
 戦闘を重ねるごと、相方の体調は見る見る悪くなっており、もはや一刻の猶予もない
ものとひたすら階段を上がっていたのだが……どうやらネルラの限界の方が先に来て
しまったようだった。


77 :発情猫と魔術師:2008/08/05(火) 23:42:27 ID:WYeN5TiW
「魔法を使い過ぎた……ここで少し休憩しないか?」
 なるべく自然に切り出したつもりだったが、その提案はネルラの自尊心を傷つける
ものであったようだ。ネルラはキッと振り向く。その顔は相変わらずの仏頂面だったが、
尻尾が激しく左右に揺れていた。焦り……いや、これは苛立ちか。
「嘘をつけ。お前の限界はこんなものじゃないはずだ。……ヤン、私は大丈夫だと
言ったはずだぞ。いらん気遣いはするな」
「お前こそ無理はよせ。そろそろ薬も切れてきたんじゃないか?」
「……」
 俺の推測をネルラは肯定も否定もしなかった。こいつは悪い奴ではないが、意地を
張りすぎるきらいがある。ふらつく足取りを見れば、次の戦闘には耐えられないのが
明らかだった。
 だが、それでも、この気位の高いフェルパーは、自分が足を引っ張っているという
事実を認めたがらなかった。
「口論はしたくない。とにかく外へ出るのが先だ。……もう随分階段を上った。そろそろ
この塔の天辺に出てもおかしくない。それを確かめてからだ」
 ネルラはそう言うと、取り付く島もなく、背を向けて歩き出したのである。

 その後姿に俺は小さくため息をもらした。まったく強情な奴め。
 だが今回ばかりは、これ以上無理をさせるわけにはいかない。一人で上り階段に
向かうネルラを止めようとしたところで、俺はかすかな、みしり、という何かが軋む音を
聞いた。
「危ない!」
 咄嗟にネルラの手を引くことができたのは我ながら間一髪だった。
 今しがたの戦闘の衝撃のせいだろうか、老朽化していた天井の支え木が一本、とうとう
自らの重みに耐えられなくなって崩れ落ちてきたのである。
 轟音とともに重い木材が落下し、先程ネルラがいた位置を直撃した。

 もうもうと埃が舞い上がる。俺はローブの裾で口元を覆い、腕の中に抱いたネルラを
覗き込んだ。
「大丈夫か?」
 思いのほか間近にあったネルラの顔に俺は息を呑む。
 フェルパーといってもネルラの顔の造作は人間そのものだ。アーモンド形の瞳の美女
といってよい。薄い柔毛が顔全体を覆う中、高い鼻梁の先の部分のみ、綺麗に、整えた
ように、あるいは剃ったように黒い地肌がのぞく。そこだけなんとも肉食獣の鼻めいて
いるが、見慣れた俺にはたいそう愛らしく見えた。口元からは凶悪な四本の犬歯がのぞいて
いたが……まあ、それでも愛らしいと思ってしまったものは仕様が無い。

 だがそんな場違いに呑気な感想を抱いた俺をよそに、ネルラの反応は少し異常だった。
 猫の鼻が少しひくついたかと思うと、上唇を半開きにし、浅い呼吸を繰り返す。まるで
口で臭いを嗅いでいるかのような奇妙な態であったが、みるみるうちに目元が蕩け始める。
「に、においが……お前のにおいが……」
 ぶつぶつとうわ言のように呟いたかと思うと、腕の中でネルラの身体が小刻みに震え
始めた。
「お、おい! 大丈夫か?」
 抱きとめたまま体を揺するが、ネルラの意識は既に飛び始めていた。
 突然、びくん、と背骨を反らせたかと思うと、とろんとした瞳が裏返り白目を
のぞかせる。
「はっ、はっ、はっ、はああああああっ」
 熱い吐息のほとばしりと共に、ネルラは甲高い鳴き声を上げた。
 そのままがくりと首の力が抜け、糸の切れた操り人形のように俺の胸に倒れこむ。
 ぷしゃああ。
 ローブを濡らす不快な感覚に視線を下ろすと、ネルラの腰布から黄金色の液体が
勢いよく零れ落ちていた。
 ネルラは失神と同時に失禁していた。

 * * *


78 :発情猫と魔術師:2008/08/05(火) 23:43:04 ID:WYeN5TiW
 久しぶりに味わう外気は爽快だったが、塔の天辺からの眺めは俺の気分を滅入らせる
だけだった。上を見ればどんよりとした雲が立ち込め、下を見れば火を吹く裂け谷が
城の麓まで延々と続いている。谷からは、遠い過去の遺物のように、煙の柱が立ちのぼって
いた。
 塔の縁から直下を覗くと、ここから脱出するという試みがまったく馬鹿げたもの
であることにすぐに気づく。天辺から地面まで垂直の石壁で結ばれ、足がかりひとつない。
たとえロープのようなものがあったとしても降りるのは無理だろう。足を滑らせれば
即死できるような高さだった。
 ここからは窓ひとつない異常な構造の城の全貌が見渡せる。この塔の他にも三つの尖塔が
見えたが、どこも同じような様子だろう。城を脱出しようと思ったら、どうやら本格的に
隅々を探索するしかないようだった。

 あの後、失神したネルラを抱えて、俺は最後の階段を上った。
 階段はネルラの推測通り塔の天辺に通じていたが、そこから脱出するのはどうやら
無理そうだった。脱出の目処も立たず、肝心の相棒には意識がない。幸い、階段の脇に
小部屋を見つけたので、そこにネルラを横たえた。そして、俺は扉の前に座り込むと、
絶望的な気分で塔の最上階からの眺めを見渡していたのである。

 時折ばさばさと大きすぎる羽音を立てて、巨大な蝙蝠が塔から塔へと飛び移っていくのが
見えた。奴らが襲ってきたら、俺は一人で撃退しなければならない。魔術師一人でどこまで
できるかわからなかったが、とにかくもネルラが意識を取り戻すまではここで俺が扉を
守り抜くしかなかった。

 そうしてどれくらいの時間が経ったろうか。しばらくして、扉越しにネルラの声が
聞こえた。
「ヤン……そこにいるのか?」
 その声は弱弱しい。僅かな休憩ではネルラの状態を回復させるには至らなかったようだ。
 俺は短く答える。
「ああ」 
「……まったく、醜態をさらしてしまったな」
 ネルラは自嘲の呟きを漏らした。
「息が荒いぞ。まだ休んでおけ」
 俺は「醜態」についての言及は避け、ぶっきらぼうに言い放つ。
「……すまん」
 そう答えながらも、ネルラが部屋の中で起き上がる気配がした。木製の薄い扉に、何か
大きなものがもたれかかる音がする。扉を挟んで背中越しに、俺はネルラに話しかけた。
「お前に持病があるなんて知らなかったぜ」
「……時期的に来るかとは思ったんだがな。直ぐに戻る予定と聞いたから、薬で誤魔化せる
と思った……私の体調管理不足だ」
 声音には自責の念が含まれていた。
「わかっていたのか。……だったらなおのこと、なんで無理について来たんだ? 今回は
飽くまで探索のための下見だと言ったはずだぞ」
 責めるつもりはなかったが、事前に聞かされていたら俺はネルラの同行を拒んだだろう。
もともと一人で視察に来る程度の軽い気持ちだったのだ。
「ばか……何があるかわからん場所に、魔術師一人で行かせられるか。それに……嫌な
予感がしてな。虫の知らせというか。……ふふふ、こうして閉じ込められてしまった
わけだし、それは当たっていたことになるかな。お前一人だったら今頃鼠の餌食だ」
「……馬鹿野郎」
 吐き捨てるように言って俺は押し黙る。
 薬も切れた。僧侶ではない俺には、どうしたらネルラの「病気」を回復してやれるか
見当もつかない。

 しばらく無言の間があって、再びネルラが苦しそうに口を開いた。
「なあ? ……お前と組むようになって大分……経つが、正直なところ……私のことを、
どう、思っている?」
 唐突な問いかけだった。意図をつかめず、俺は間抜けな声を上げる。
「んあ? いきなり何を」
 言っているんだ、という言葉を最後まで口にすることはできなかった。
 がたん。背後の扉が勢い良く内に開いたからだ。
 咄嗟のことに思わず、扉にもたれていた背中から部屋の中に倒れこむ。

79 :発情猫と魔術師:2008/08/05(火) 23:43:36 ID:WYeN5TiW
 部屋の中は真っ暗だった。
 少なくとも、外の明るさに慣れた俺には何も見えない。
 そして、その真っ暗な空間に、なんとも言えぬメスの臭いが充満していた。獣地味た
甘ったるい芳香の中に、つんと鼻腔を突くような酸味が加わる。濃厚な淫臭に一瞬で
意識が朦朧としかけたところで、ぐいと首根っこを捕まれた。
 驚くべき力で室内に引きずり込まれると、鼻の先で音を立てて扉が閉まる。
 訳がわからないまま、俺は石床に引き倒され、気がつけばネルラに馬乗りにされていた。
腹のあたりに重量がかかり、ネルラの尻が乗っかっているのがわかる。そこから
ローブ越しにじわりと何かの液体が染み出してきていた。両肩はがしりと捕まれ床に
押さえつけられている。ネルラの掌はびっくりするくらい熱を帯びていた。
 体勢からいって、俺の顔の先の暗闇にはネルラの顔があるはずだが、まだ目が慣れず
何も見えない。ただその暗闇の中から、はあっ、はあっ、という荒い呼吸音だけが聞こえて
きた。
 ぴちゃり、という音とともに顔に何かが降ってくる。しばらくして、それがネルラの口から
垂れた唾液ではないかということに思い至った。

「お、おい。なんだってんだ?」
 動揺を隠せず問う俺に、ネルラは暗闇の中から答えた。
「発情期だ」
「は、……発情期だって?」
「猫に、あるだろう? 発情期が。フェルパーにもある」
「お前の体調がおかしかったのはその、発情……」
「そうだ」
 俺は軽く混乱する。ネルラの「病気」がどうやら生理的なものらしいことに多少安堵を
しつつ、一方でいまだ状況を飲み込めずにいた。発情期か。なるほど。で、それと俺が
今押し倒されていることにはなんの関係があるのだろうか?
「薬も切れた。さっき嗅いだお前の臭いが頭を離れない。……すまんが、もう、我慢の、
げん、か、い……だっ!」
 搾り出すようにそこまで言うと、肩を掴んでいたネルラの手がぎゅっと俺のローブの襟を
握り締める。そして恐るべき力で厚手の布を引き裂いてしまった。

「ああ……お前のにおいがする」
 上着を引き裂かれてむき出しになった俺の上半身に、ネルラの鼻先がぴっとりと突きつけ
られる。熱を帯びたネルラの全身の中で、その部分――猫の鼻だけは、しっとりと濡れて
冷たい。ひくひくと動く猫の鼻が自分の胸に押し当てられる感触は少しだけ心地良い。
「ネルラ……」
 この期に及んで俺にはまだためらいがあった。いや、戸惑っていたと言ってもよい。
普段の仏頂面で取り澄ましたネルラと、今目の前で獣欲に溺れている雌猫が上手く結び
つかなかったためでもある。

 だが、もはや理性をかなぐり捨てたネルラに躊躇はなかった。
 フー、フー、と荒い息を吐いたかと思うと、その口から長い舌が伸ばされる。
 ぴちゃ。ぴちゃ。
 いやらしい音を立てながらネルラの舌が俺の胸と、腹と、首筋を這い回る。獲物の肉を
削ぎ落とす肉食獣の舌が、たっぷりと唾液をまぶし、ねっとりと蠢く。もしネルラが、
興奮のあまり、今自分が舐めているのが脆弱な人間の皮膚なのだということを
忘れてしまったなら、肉ごとこそぎ取られてしまってもおかしくはない。そう思うと
凶器を突きつけられているようで恐ろしくもある。だがネルラの舌の動きは飽くまで
優しく、人間の舌の愛撫とはまた違った痛痒い心地よさを与えてくれる。
 無言で舌での奉仕に没頭するネルラの様子とあいまって、その刺激は否応なく俺を
昂ぶらせた。たとえこれが発情期の本能に支配された行動だったとしても、ここまで切実に
求められて答えない男などいるだろうか?

 ネルラは胸の双丘をぐにゃりと押し付け、俺の首元に舌を這わせる。俺はほとんど
無意識に、その銀色の髪へと手を伸ばした。
 掌でつややかな髪を撫でると、ネルラの頭がびくりと震えた。そして、ちょうど喉を
撫でられた猫のように、心地よさそうに喉を鳴らす。俺の指先がうなじにさしかかると、
リラックスの中にも性感が入り混じるらしく、時折電流が走ったように身体を小さく
震わせた。

80 :発情猫と魔術師:2008/08/05(火) 23:43:56 ID:WYeN5TiW
 やがて、俺の上半身を唾液まみれにしたネルラはゆっくりと身体を起こした。
 俺の腰に膝立ちに跨ったまま、上体を起こしてうっとりとこちらを見下ろす。
 張りのある乳房を自分の両手で押し上げ、俺を挑発するように腰をくねらせて深い
ため息をついた。
「はあああ、ああ……ヤン……私のいやらしい身体を見てくれ……」
 その頃には暗闇に慣れた俺の目は、ネルラの裸身をはっきりと捉える。闇に浮かび上がる
その身体は紛れもなく女だ。いや、雌だと言ったほうが良い。ネルラの両手の中で形を
変える控えめだが張りのある乳房。鍛え抜かれた戦士の身体ははっきりとしたくびれを
残す。全身から流れ出た汗は体毛にまとわりつき、その凹凸のはっきりした身体に茶褐色の
光沢を浮かび上がらせていた。

「んなあっ!」
 腕を伸ばし尻肉を鷲掴みにすると、ネルラは喜悦の鳴き声を上げた。しっとりとした
上質のベルベットのような肌触りの中に、筋肉のしっかりとした揉み応えが返ってくる。
その揉み心地を味わいつくそうと手に力を込めると、ネルラは喉を鳴らしていやいやと
身をよじらせる。
「ああ、あ、あ、」
 上体を起こしてネルラの乳房にむしゃぶりつく。柔らかなそこは体毛も薄く、頂点は
地肌がむき出しになっている。俺は固くしこった乳首に乱暴に噛み付いた。
「んなああ、あ、あ、んああああ」
 獣のような乱暴な愛撫に、ネルラは髪を振り乱してよがる。内股に手を這わせると、
そこは湯気立つほどに溢れ出た愛液でぐっしょりと湿っていた。

 顔を上げると、今まで見たこともないような淫蕩な笑みを浮かべたネルラがこちらを
見下ろしていた。
「どう……だ? 私の、身体は?」
「……ああ、最高だ」
「……して、くれるよな?」
「もちろんだ。……実はずっと前からお前とこうしたいと……」
 ネルラは俺に最後まで言わせず、貪るように唇を重ねてきた。長い舌を伸ばし、俺の
口腔内で蠢かせる。ネルラの舌の裏側は表とは違いひどく柔らかい。俺は自分の舌を絡め、
その柔らかな粘膜を味わい尽くす。長い舌を挿し込んだまま、ネルラは、フー、フー、と
荒い鼻息を立て続ける。互いの唾液を流し込み、吸い尽くす。それは口づけというよりは
もっと原始的な何かで、俺たちはお互いの口周りが唾液でまみれるほど貪り合った。


81 :発情猫と魔術師:2008/08/05(火) 23:44:15 ID:WYeN5TiW
 激しい口づけを終えると、俺は蕩けきったネルラをそっと腰から下ろす。
 立ち上がり、ベルトを外し、ネルラによって引き裂かれたローブの残骸を脱ぎ捨てた。
自由になった一物は痛いくらいに怒張していた。

 振り返ると、ネルラは床にうつ伏せになり、尻だけを高く掲げてこちらに向けていた。
尻尾がゆっくりと左右に振られ、まるで挿入をねだっているような淫猥な動きを見せる。
俺は手を伸ばしネルラの秘所に触れた。
「うな、あ、いやあ」
 焦らされていると思ったのか、ネルラが媚びた悲鳴を上げる。

 フェルパーのそこは人間のものと何も変わらなかった。充血した肉びらの周りは、
茶褐色の体毛ではなく髪と同じ白銀の陰毛が囲う。そこは粘度の高い液体でてらてらと
輝き、陰毛の先からは絶え間なく溢れる愛液が糸になってこぼれていた。
 ネルラは尻を左右にふり、陰部を擦りつけるようにして俺をねだる。もう我慢できない
という様子だった。俺も、ネルラも、もはや挿入しか考えてなかった。
 尻たぶを両手でがしりと掴む。俺はネルラのとろけきった陰唇に自分のものを
突きつけた。先端にぬるりと淫液がからみつく。俺の眼下で、ネルラの尻尾が小刻みに
上下する。緊張に毛穴が締まったせいか、毛が立ち上がり尻尾が一回りほど膨らんだ。
ネルラは挿入を期待し、どうしようもなく興奮しているようだった。

「いくぞ」
 それだけ呟くと、俺は返事を待たずに一気に腰を進める。
 茹だりきったそこは何の抵抗もなくぬぷぬぷと男根を飲み込んでいく。
 火傷するかと思うほど熱いネルラの体温が俺を包んだ。

「んあ、んあ、んんなああああおおおう」

 ネルラが鳴いた。赤ん坊の泣き声のような、ただ喉を震わせ声帯を酷使するだけの
絶叫だった。ネルラはここが危険な魔物の巣窟であることも忘れ去ったらしく、あたり
はばかることなく、甲高い、動物的な鳴き声を振り絞った。
 すると、絶叫と共に、緩みきっていたネルラの中が急速に締まっていった。膣壁が
充血し、すんなりと入ったのが嘘のように俺の肉棒をきつく締め付け始める。
 俺を逃すまいと収縮するネルラの中を、力づくでこね回すように、ゆっくりと腰を
前後させる。膣襞が絡みつき、陰唇がだらしなく開く。奥を突き上げる一突きごとに、
ネルラは身も世もない絶叫をほとばしらせた。

「んあう、あっ、んなっ、うなああおう、んなああっ、あっ」
 ネルラの鳴き声はもはや悲鳴に近かった。男に蹂躙され、涙を流し、苦痛に喘いでいる
ようにさえ見える。だが流れ続ける愛液と絡みつく肉が、それが悦びの声だということを
俺に教えてくれる。
 ネルラは足をぴんと突っ張り、背骨を限界まで反らすと、尻を高く上げて貪欲に快楽を
貪る。時折、耐え切れず床に爪を立て、がりがりと掻き毟る様は獣そのものだった。
だが、そのネルラに覆いかぶさり、押しつぶすようにして夢中で腰を振っている俺も
獣そのものであったろう。傍から見たら野獣の交尾に見えたに違いない。

 ネルラはもはや意味のある声は上げなかった。喉を振り絞り、断続的な鳴き声を上げ、
体中からは汗を、股間からは愛液を垂れ流し続ける。声はかすれ、全身がびくびくと
小刻みに痙攣していた。
「くっ」
 俺も限界だった。理性を吹っ飛ばした獣の交わりの果てに、かつてないほどの強烈な
射精感がこみ上げてくる。俺はひときわ深く突き入れると、ネルラの体内のもっとも
奥深くに子種をほとばしらせる。

「んんなあああああごおおうっ!」

 放出と同時に、ネルラが吠えた。限界まで仰け反らせた喉を震わせ、城中に響き渡ろうか
というほどの大声を張り上げる。両肩がびくん、びくん、と跳ね上がったかと思うと、
そのまま地面に突っ伏してぴくりとも動かなくなった。


82 :発情猫と魔術師:2008/08/05(火) 23:44:36 ID:WYeN5TiW
 俺は最後の一滴までをネルラの膣内に注ぎ込むと、一物を抜き、息を喘がせたまま後ろの
壁にもたれかかった。かつてない激しい性交に、身体が悲鳴を上げていた。

 すると、俺と同じように大きく肩を上下させていたネルラが、ゆっくりと起き上がり、
こちらに近づいてきた。
 俺の腰を跨いで仁王立ちになり、俺が背にした壁に両手を突いてこちらを見下ろす。
俺の目の前には、先程まで思う様味わいつくしていたネルラの股間が突きつけられる。
精液と愛液の混合物がだらしなく垂れている様はひどく扇情的だった。
 ネルラは片手をそこに沿え、ぐいと陰唇を開く。
 何をするのかと見上げた俺に、ネルラはにこりと笑った。それは普段の仏頂面とも、
先程の理性の飛んだ淫蕩な表情とも違う、なんとも不思議な表情だった。
 ぷしゅっ、ぷしゅっ。
 ネルラの股間から飛沫が飛び、俺の全身にかかる。
 断続的に少量吐き出されたその液体から、むっとするような匂いが立ちのぼる。それは
尿の臭いとも違う、ネルラの体臭としかいえないような強烈な匂いだった。
 その匂いに朦朧としながら、俺はネルラの声を聞いた。

「私はお前のものだ。ヤン。……そしてこれで……お前も、私のものだ……」

 * * *

 精も根も尽き果てるような強烈な交わりだったが、それで終わりではなかった。
 歯止めの効かなくなったネルラはあの後も更に俺を求め続け、すっかりネルラの身体の
虜になっていた俺は、自分の限界を超えてそれに答え続けた。お互いにもう何回果てた
かもしれない。あれだけ大声を上げて城の魔物たちに気づかれなかったとは思えないが、
その間一度も襲撃に会うこともなく、俺たちは互いに互いを求め続けた。

 そしてその交わりは、実はまだ続いている。
 ネルラは今、俺の股間に顔を埋めてしきりに肉棒にしゃぶりついている。舌の表を
使われたら大惨事間違いなしだが、フェルパーの長く柔軟な舌は、器用にも柔らかな
裏側だけを使って俺の肉棒を舐めたてる。
 俺は余りの心地よさに、もはや出すものもないのに勃起してしまいそうになった。
「はあ、はあ、……な、なあ? 発情期って奴はいつまで続くんだ? これじゃあ体力も
続かんし探索もままならないぜ」
 半分はネルラを止めようというつもりで、俺は疑問を口にした。
 ちゅぽん、という小気味の良い音とともに、ネルラの口が肉棒から離れる。
「わからん」
「え?」
 その短すぎる答えに俺は思わず聞き返す。
「一週間かもしれないし一ヶ月かもしれない。だが手っ取り早く止める方法もある。今、
それを試しているところだ」
「そ、そうか。それは助かる……で、その方法ってのはなんだ?」
「妊娠だ」
 またしても短すぎる、そして意外性に溢れた返事に、俺は呆気に取られた。
 ネルラは面白がるように俺を見上げて言葉を続ける。
「子を孕めば発情期は止まる」
「は……ら、む?」
「お前もそのつもりで馬鹿みたいに中出ししてたんじゃあないのか? ことによっては
もう受精しているかもな。責任はとってくれるんだろう?」
 唖然とする俺をよそに、ネルラはそういって舌の表側を肉棒にぴたりと付けた。肉食獣の
舌のざらりとした表面が俺の敏感な表皮に触れる。はあっ、と熱い吐息がかかった。
一歩間違えばそこが一生使い物にならなくなるような状態とあいまって、ネルラの
言葉はちょっとした脅迫だった。
「も……ちろん、そのつもり、だ」
 喉の奥からかすれる声で搾り出した言葉に、ネルラは満足そうに笑って言った。
「そうだろうとも」
 そして剣呑な舌を引っ込めると、一物の先端にそっと唇を押し当てた。俺はそのこそばゆい
感触に股間を痺れさせながら、小さくため息をついた。どうやら、生きて帰れるかわからない
この状況下で、守らねばならない命がもう一つ増えてしまいそうである。

83 :発情猫と魔術師:2008/08/05(火) 23:44:52 ID:WYeN5TiW
おわり。

84 :名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 23:57:33 ID:YspyfJEx
乙です、孕ませエロいよ(;´Д`)ハァハァ・・・

85 :名無しさん@ピンキー:2008/08/05(火) 23:58:12 ID:dv1VcRkc
ちょ、ネルラエロ過ぎだろ……GJ!

86 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 01:29:12 ID:qCUBY9Hm
レジェンドオブマナのシエラで抜ける俺には神SS。

87 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 02:15:15 ID:v9xqqJfP
ヤンがネルラがしっぽふりまくりなのをいらだちの発露と受けとっていたのは
普段からネルラがむっつりツンツンした態度でしっぽふりまくりだったからかな(;´Д`)ハァハァ

88 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 11:45:15 ID:+/bT63Pq
猫が尻尾振るのはコイツウゼェって思ってるときだからな

89 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 12:32:01 ID:9n+KhZbP
犬とちがうんだ…

90 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 12:39:05 ID:wmfv0mRr
マジかよ・・・
My飼い猫は、呼ぶと必ず尻尾を振って反応するので
愛いヤツと思っていたのに・・・

91 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 13:52:27 ID:tkHQEikY
飼い主「おいでー」
猫(コイツウゼェ)
飼い主「うふふ、かわいいなぁー(*´∀`)」

92 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 14:00:46 ID:9n+KhZbP
くっ…しっぽではツンツンしてても行動ではデレデレだかれにくるならよし

93 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 14:17:15 ID:134vb87c
正確には、猫の尻尾が動くのは「感情表現」。
嬉しいのか、いらついているのかは、動かし方で違うよ。
ttp://www.nekoroman.com/kimochi/shippo/index_a1.html

上のSSの場合、どういう表現なのかは分からんけど、それよりも、
男側は身体中が抜けた猫毛だらけになりそうで('A`)ウヘァと思ったw

94 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 17:53:15 ID:LK9UL7wq
やべぇ。なんだこのサイトは。ぬこが可愛すぎるじゃないかw

95 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 21:27:55 ID:wmfv0mRr
>>74乙です
話題がすっかりヌコにw

96 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 23:17:01 ID:AHnIG4O0
フレーメン反応でホワッツマイケルを思い出した

97 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 23:26:12 ID:/0oDGmmA
ムークのエロって需要 あ る



98 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 23:36:46 ID:U9ntXjVD
>>97
ドラコン×ムークですね。 わかります!

99 :名無しさん@ピンキー:2008/08/06(水) 23:52:12 ID:qCUBY9Hm
最近賑やかだな。
良い意味で夏だな。

100 :名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 05:51:58 ID:c/xPOm3a
>>97
需要は基本的になら何でもある
注意書きつきでヘビーなグロスカがあるくらいだし
ただ、もし>>98のような内容なら亜人スレの方がいいかもしれない
もちろん追い出したい訳では無く、反応はあっちの方がいいだろうって意味で

101 :名無しさん@ピンキー:2008/08/07(木) 08:29:56 ID:PJe+wn8A
>>100
じゃあ問題なさそうだ

102 :名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 20:37:18 ID:e8I2zfg4
>>73
ムークにムック、リザードマンにガチャピンと名付けたのは俺だけじゃないはずだ

103 :名無しさん@ピンキー:2008/08/08(金) 20:47:38 ID:0mIqhekg
>>102
よかったな、同士が居たぞ
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/11108277.jpg.shtml

104 :名無しさん@ピンキー:2008/08/09(土) 23:31:42 ID:c1MbRGv0
>>103


105 :名無しさん@ピンキー:2008/08/10(日) 17:48:30 ID:N6Zu0l5/
フェルパーマダー?(・∀・)っ/凵⌒☆チンチン

106 :名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 07:58:01 ID:BDOCHs0F
保守

107 :名無しさん@ピンキー:2008/08/14(木) 20:03:17 ID:rfMmglcI
ここでまた一句

くらがりで
ようたすつれに
むらむらと
したたるおとも
むねをさわがす

108 :名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 18:21:01 ID:WfFHpg1U
ho

109 :名無しさん@ピンキー:2008/08/18(月) 23:02:08 ID:+tI+V0jW
shu

110 :名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 19:54:27 ID:sSwhC3xx
五輪の体操見てたらドワーフ女もありな気がしてきた
ただそれだけだ

111 :名無しさん@ピンキー:2008/08/19(火) 22:57:16 ID:h30p+GIt
ドラゴン種族ってブレスオブファイアのリュウみたいな種族だと自分に言い聞かせてたよ

112 :名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 00:35:04 ID:JJStwL+I
まあ追加種族の中じゃフェアリーが一番だが自分はドラコンやリザードマンも普通にあれが素でカッコカワイイと思ってたよ
猫顔フェルパーにも猫耳フェルパーにもラウルフにも普通に萌えてたわ






だがブルドック♀と某種族てめーらは別だ

113 :名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 08:11:44 ID:/zImky0s
>某種族
ホビット?

114 :名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 09:06:30 ID:UV2WMy7G
ホビットは同属同士で子を作るのだろうから、という固定概念に捕らわれていた俺は
作品違いだが、エルフとホビットを模した種族のカポーが書かれている短編小説を読んで
何かに目覚めた
そして、このスレに来て完全に目覚めた
ありがとうと言いたい

115 :名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 10:20:34 ID:NIJfGaAu
>114
……シラルムとプラム?

116 :名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 10:49:31 ID:UV2WMy7G
>>115
  `¨ − 、     __      _,. -‐' ¨´
      | `Tーて_,_` `ー<^ヽ
      |  !      `ヽ   ヽ ヽ
      r /      ヽ  ヽ  _Lj
 、    /´ \     \ \_j/ヽ
  ` ー   ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´   `¨´
           ̄ー┴'^´

117 :名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 12:03:36 ID:qBD8J1dG
どこに書き込んでいいのかわからないので、すいませんがここに書き込ませてもらい
ます。どなたかウィザードリィ7クリアできた方いますか?かなり敵強くて、謎解き
もわからなくていき詰まってしまったのですが…

あのゲームは難しすぎる…

118 :名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 12:50:41 ID:LgjDH6yI
>>117
この辺で聞いてみては?

★New Wizardry★〜BCF,CDS,#8〜
http://game14.2ch.net/test/read.cgi/retro/1198856570/
Wizardry/6
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/game/1179580005/

Wiz関連スレは多いけど、よりにもよってエロパロに書き込むってのは正直感心しない

119 :名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 20:01:00 ID:v6bklyHa
>>117
攻略本買えよボケ。

120 :名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 22:22:08 ID:fx9c62hg
BCFで全裸のフェアリー(女)のモンクを使ってましたよ

モンクとフェアリーは装備品が少ない上に、
フェアリーのACが下がる種族の能力で結構使えた

121 :名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 23:40:58 ID:ms4KKlMW
フェアリーはなあ、エロ的には小さすぎるからなあ

122 :名無しさん@ピンキー:2008/08/20(水) 23:58:36 ID:JJStwL+I
なんか行為中に潰れそう

123 :名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 00:34:43 ID:S0StF32x
そういや保管庫にあかいキノコを使ってってネタがあったな

124 :名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 00:53:31 ID:p5NUz1SG
ホビXフェアはいけそうな気がする

125 :名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 00:57:26 ID:S0StF32x
無理じゃね?
っていうか、俺は30センチくらいのもんを想像してたよ

126 :名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 07:56:21 ID:4SLOdvzu
逆に考えるんだ。チソコに抱きつくような体制なら、手コキ足コキフェラ胸押し付けが同時に味わえると思うんだ

127 :名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 10:45:02 ID:dJghW7o4
>>126
お前頭いいな

128 :名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 16:08:05 ID:+Wq8twNA
つまりこう言う訳か


 フェアリーがローブを脱ぎ、地面に落とすと、そこには小さいながらも性的な体つきがあらわになっていた。
 半透明の僅かながら光を放つ羽を除けばそれはほとんど人間と変わらず、そのすべらかな胸の曲線はかなり形がよかった。
 周囲の静寂に合わせて少し羽の音が漏れだし、欝陶しかったが、しかしながら羽から発せられる粉がフェアリーの身体を輝かせて主張させていたので、一層に彼女のシルエットが浮かび上がる結果となっている。
 細い足を内側に寄せて、もじもじとなまめかしく動かしながら、フェアリーは言った。
「いい……ですか……」

 彼女にとって巨大なそれが視線に入り、了承したのを確認すると、フェアリーはすぐに棒の形をなした塊に飛び付いた。
 フェアリーは亀頭を半分だけくわえ込み、胸、腕、胴体、足、あらゆる所を密着させるとゆっくりと身体を動かし始めた。
 彼女の股間からは既に愛液がこぼれだしており、それに合わせて棒の根元に汁のようなものが伝っていく。
 唾液に濡れた先端からは次第に先走りの液が滲み出て、身体に熱いそれ纏わり付かせながらフェアリーは奉仕のスピードを早めた。
 光沢のついた胸や脚の隙間からはぐちゅ、ぐちゅと陰卑な音が流れ出し、やがてフェアリーは大きく四度、激しく身体をこすりつけ、その度に嬌声を上げた。
 不意に、肉棒の圧力が急激に増したかと思うと、ムークは全身の毛を逆立てて唸り声を上げながらフェアリーの顔に
(省略されました。続きを読

129 :名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 16:38:09 ID:bt14a3Sb
わっふ・・・・・・ムック!ムック!

130 :名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 21:08:41 ID:6SwBvscy
ムックが相手となると途端に猟奇的になるから不思議だ

131 :名無しさん@ピンキー:2008/08/21(木) 22:47:28 ID:/kInxqJ3
俺はオナニーの見せっこでいいと思うよ

132 :名無しさん@ピンキー:2008/08/22(金) 18:09:27 ID:JPjyv4lK
ウズ!
プリメのウズ!!

133 :ムーク陵辱物:2008/08/24(日) 00:56:29 ID:mnjhM2cY
投下します。

種族や呪文などはBCF準拠だけど特にどのシナリオというわけではなく。
NG要素はこんな感じで:寝取られ、MC、陵辱、ムーク

134 :ムーク陵辱物 一人目 (1/7):2008/08/24(日) 00:57:16 ID:mnjhM2cY
「あん……あ……あ……ジル、ジル」

エルフらしい、小ぶりで形の良い胸のふくらみを撫ぜると、
それだけでアリーはかわいらしい声をあげる。
ゆっくりと、形を崩さないように優しく揉んであげると、小さなピンク色の突起はみるみる硬くなっていった。
「アリー。とてもかわいいよ」
僕はかすれた声でアリーの耳元に囁く。
白い、絹のような手触りの肌。手折れそうなくらい華奢な手足。
そして、光沢を放ちながらさらさらと流れる長い髪。
自分にはない、本当に女の子らしいアリーの全てがたまらなくいとおしかった。

「んっ!」
そっと息を吹きかけると、先の尖ったエルフの耳がひくりと震える。
敏感な耳たぶを舌の先でつつきながら、僕は右手をそっとアリーの胸から離した。
心配になるくらい細いくびれのラインをなぞり、柔らかい猫の毛のような小さな茂みを抜けると、
僕の右手はアリーの女の子にたどり着く。指先にぴとりと吸い付くような感触。
アリーはもうすっかり潤っていた。
「や……だ、恥ずかしいよ」
僕は横抱きにしたアリーにぴったりと身体をつけて、アリーのそこにゆっくりと指を沈める。
小さく震えるアリーを身体全体で感じながら、壊れ物を扱うように指の腹でやさしく膣内の壁をこすった。
指と指の間にとめどなく溢れた蜜が絡まる。アリーは時折切なそうに喘ぎを漏らした。

たっぷりと時間をかけてこね回す。だんだんと充血してきたアリーの中が、
僕の指をきゅうきゅうと締め付けるのがわかった。
僕の肩にしがみついたアリーの手に力がこもる。
それは登りつめようとするアリーのサインだった。僕は指をアリーのお腹の側にある急所に伸ばす。
「ん、……ん、んっ」
アリーの内股に力がこもった。
アリーは顔を真っ赤にさせ、小動物のように縮こまって、必死で声を押し殺す。
僕はその小さな波が引くまで待って、指をまだ余韻の残るそこから引き抜いた。
指と一緒にとろりとした恥ずかしい液体がこぼれる。
アリーは焦点の定まらない瞳で、ぼうっと僕の顔を見上げた。
「ジ……ル……お願い、もう、きて」
僕はアリーを安心させるように微笑むと、荒い吐息の漏れるその唇に優しくキスをした。

* * *

「ジル……とっても、素敵だった……」
何度も絶頂に導かれ、くたくたになったアリーは、僕の胸元に顔をうずめるとくぐもった声でそう言った。
僕はその仕草がたまらなく愛しくて、その黄金色の髪を撫でようと手を持ち上げた。

そのときである。
ぞくり。言い知れない悪寒が僕の背筋に走った。

白目のない、動物的な、感情を読めない瞳。

唐突に脳裏に浮かんだそのイメージに、僕の手が途中で止まる。
見られている。なんの根拠もないのに、直感的にそんな感じがした。
しかもあの瞳。なんてことだ。よりにもよってこんな時に、『ヤツ』の目を思い出してしまうなんて。
情事の後の心地よい気だるさが台無しになっていく。最悪の気分だった。

「どうしたの?」
気がつけば、アリーが気遣わしげに僕の顔をのぞきこんでいた。
「な……んでもない」
僕はアリーの頭に手を乗せると、ゆるく懐に抱きしめる。
そして、自分の妄想を振り払おうとかぶりをふった。
「ただ……『ヤツ』にのぞかれているような気がしたんだ」

* * *

135 :ムーク陵辱物 一人目 (2/7):2008/08/24(日) 00:57:53 ID:mnjhM2cY
僕らは地下の探索に行き詰っていた。
敵は強く、罠は凶悪で、こちらの成長は思うにまかせない。
もう一階深く潜るためには、何か決定的な戦力の強化が必要だった。

キサナは「六人目の仲間が必要だ」と言って毎日のように酒場通いを続けていた。
その間、僕や他の面子は特にすることもなく、
宿屋に引きこもって手持ち無沙汰の時間を無為に過ごしていたのだ。
無為に、とは言っても、僕とアリーにとっては久しぶりに二人でゆっくりできる時間ができたわけで、
そうなればすることは一つしかない。爛れているなあ、と思いつつも、毎晩心置きなく愛し合っていた。

その日も前の晩に頑張りすぎたせいで、僕はすっかり寝坊してしまっていた。
きれい好きのアリーは宿の亭主に用意してもらった湯桶で朝から体を清めていたけど、
僕はそんな気にもなれず、何か口に入れようと、疲れの残る体を引きずって階下の食堂に降りていったのだ。

太陽は既に高く、さりとて昼食にはまだ早く、宿の食堂は閑散としていた。
まばらに散る泊り客たちの中に二人の仲間の姿を見つけると、僕は彼女たちのテーブルに向かい、
空いた席にどかりと腰を下ろした。

「おはよ」
かすれた声で朝の挨拶をすると、ザジがにやにやと下品な笑いかけてきた。
「へっへっへ、お客さん。昨晩はお楽しみでしたね?」
つぶらな瞳をくりくりとさせながら、下ネタ好きのホビットは中年の親父のような話をふる。
「……っていうか、『昨晩も』だよね。まったく、お盛んなことで。
 あーあ、パーティー内に恋人がいるやつはいいよなー」
「ちょ、ちょっと!大声でそんな話、やめてってば」
ザジのあけすけな物言いに僕は気恥ずかしくなり、誰か聞いていないかと慌てて周囲を見回した。

でもこれは失敗だった。こっちが反応を返すとこのホビットは余計調子に乗るのだ。
「顔真っ赤にしちゃって、かわいいなあ。ねえ、たまにはお姉さんのことも相手してよ」
可憐な顔にいやらしい笑いを浮かべてしなだれかかってくるザジは、どう見ても年下に見える。
ただそれは彼女がホビットだからで、本人が言うとおりれっきとした年上のお姉さんである。
ザジに限らず、このパーティーの仲間はアリー以外みんな僕より年上だ。
そして、まだ駆け出しの僕やアリーよりも高い実力を備えている。
ザジだってこんなだけど腕利きのバードなのだ。……こんなだけど。
「ぼ、僕は恋人以外とそんなことしないよっ!」
ザジらしい悪ふざけなのはわかっているけど、それでもつい真面目に答えてしまった。

その反応に気を良くしたザジが更に僕をからかおうと口を開きかけたところで、助け舟が入った。
「アリエルはまだ寝てるのか?」
低めのトーンでそう問いかけてきたのはヌビアだった。
起き抜けのだらしなさで椅子にもたれている僕と違って、
ヌビアはすらりと背筋を伸ばして座っており、隙がない。
もちろんヌビアはそもそも寝坊なんかしてないわけだけど、彼女だったら寝起きだってこんな感じだろう。
バルキリーのヌビアは宿屋の中でも愛用の槍を手放さない。もちろん、穂先に布は巻いてある。
用心というのもあるが、常に戦場を忘れないという心構えの問題なんだそうである。
「あ、もう起きてるよ。すぐ降りてくると思う」
「そうか」
そう言ってヌビアは薄暗い階段の方に視線を向けた。
瞳の中の虹彩が開き、頭の上にのった耳がぴょこんとはねる。ヌビアはフェルパーだった。
「いつ地下に潜るかわからん。……まあ、疲れが残らんように、ほどほどにな」
「う……」
視線をあちらに向けたまま、ヌビアはさらりと釘を刺す。
助け舟をくれたはずの当人にとどめをさされて僕は言葉に詰まってしまった。
しゅんとする僕の様子を見て、ザジが脇から「ひっひっひ」と、親父臭い笑い声を上げる。
「む、来たな」
ヌビアが呟く。
僕はこの状況の救い主を求めて、階段の方に目をやった。
しっかりと身だしなみを整えたエルフの少女が、こざっぱりとした表情で降りてくるのが見える。
「あ、おーい、アリー! こっちこっち!」
照れ隠しというわけではないが、僕は大きく手を振ってアリーを呼んだ。

136 :ムーク陵辱物 一人目 (3/7):2008/08/24(日) 00:58:26 ID:mnjhM2cY
* * *

僕とアリーは手早く朝食を済ませる。
ザジやヌビアも、他愛のない話をしながらそれに付き合ってくれた。
そうしている内に時間は昼食時を迎え、食堂は僕らと同じ冒険者らしい客で混み合いはじめる。

そこに、キサナが現れた。

「あら、みんなそろっているようね」
彫刻のように整った顔立ちから、凛とした声が響く。
キサナは僕らと違って地下に潜る時と同じ装いで、重厚な金属鎧に身を包んでいた。
鈍く輝く板金には紋章が彫りこまれており、
彼女が高貴な職業――ロード――であることをはっきりと示している。
鎧の着用を阻害しないように、きれいな黒髪は短く切られ、鎧で体のラインがわからないこともあいまって、
まるでどこかの貴公子のように見える美丈夫ぶりだったけど、れっきとした女であり、
僕らのパーティーのリーダーである。

その容姿は人目をひきつけずにはおれない華やかさがあり、
現に他の客の視線は彼女に注がれているのがわかったけれど、
僕の目はむしろキサナの後ろに立つ人物に釘付けになっていた。

いや、それを「人物」と表現してよいものかどうか。
一言で言えば、巨大な、本当に巨大な白い毛のかたまり。
魔物のようなそれが、魔術師っぽいローブに身を包んでいるのがなんだか冗談のようだった。
純白の体毛の毛足は長く、もしそれが掌に乗るようなサイズだったらかわいげに見えたかもしれない。
しかし、なにしろ大きい。キサナと並ぶとそれがよくわかる。
長身のロードから見ても見上げるようだったろう。
縦に大きいだけではなく、幅も相当なものだ。
特に無理やり帯で締めた腹部のたるみはひどいもので、身じろぎのたびに脂肪の塊が上下に揺れる。
巨漢、そして肥満。これは、かわいいなんてものではない。ただ、おそろしい。威圧感がある。
なのに、毛むくじゃらのせいで、男なのか女なのか、若いのか老いているのか、
そんなことすらわからない不気味さ。

そして、目。
完全に体毛に覆われた身体の中で、それだけが外気にさらされている。
白目のない、動物的な、感情を読めない瞳。
そのくせ、こちらのことだけはしっかり観察しているように思わせる薄気味悪い瞳だった。

僕はこれまでムークという種族と接する機会はなかった。
でも、自分では、異種族に対して偏見のないほうだと思っていたので、
機会さえあればきっと上手く付き合えると思っていた。
ホビットのザジやフェルパーのヌビアは良い仲間だし、エルフのアリーのことは愛している。
だけど、それは彼女たちが僕やキサナのような人間と、
それほど変わらない容姿を持っているからだったのかもしれない。
今はっきりわかった。僕は、こいつらだけは、無理だ。
たとえ偏見と言われようと、こんなわけのわからない奴らと心を通わせるなんて、とても不可能だ。

「紹介するわね。彼はムック。サイオニックよ」
キサナは毛むくじゃらの背中に親しげに手を回す。
といっても、身長差があるから、必然的に化け物の腰のあたりに手をそえることになる。
その仕草に、僕はなんだかぞっとした。
人に人を紹介するときのごく自然な動き。何もおかしいわけではない。なのに、ぞっとした。
そして、キサナは更に驚くべきことを口にした。

「……そして、私たちの六人目の仲間よ」

* * *

137 :ムーク陵辱物 一人目 (4/7):2008/08/24(日) 00:59:28 ID:mnjhM2cY
「『ヤツ』って、ムックのこと?」
アリーが訝しげに聞き返してきた。
「……ああ、そうだよ。ムック。ムークのサイオニックでムック。まったく、ふざけた名前だ」
僕は思わず、苛立たしげに、吐き捨てるようにそう答える。
「……仲間のことをそんなふうに言うのは、よくないよ」
「僕はあいつが仲間だなんて認めない」
控えめに諌めるアリーの口調に、なんだか腹が立って、僕はかたくなな拒絶を口にした。
「でも、もう、キサナが決めたことなんだよ?」
アリーは聞き分けのない子供に言い聞かせるように言った。

そう、そうなのだ。それもなんだか気に入らない。
僕はキサナのことを信頼してるし、尊敬もしている。
リーダーである彼女が決めたことなら、基本的には従うつもりでいる。
でも、今回のやり方は、なんだか彼女らしくない。
キサナは重要なことを決めるときは、必ず仲間全員の意見を聞く。
自分の中で熟慮を重ねて、最善の選択肢を選び抜いた上でも、
聡明な彼女は決して仲間の意見をないがしろにはしない。
なのに、今回は、六人目の仲間というこの上なく重要なことなのに、
まるで既に決まったことであるかのように、
「新しい仲間よ」と紹介して、それで終わりだった。
キサナが新しい仲間を探しているのはもちろん知っていた。
ただ、候補を選んだ上で僕たちの意見も聞いてから決めるだろうと、当然のようにそう思っていたのだ。
だから、正直驚いた。違和感を感じた。きっとみんな内心ではそうだったはずだ。
だけどあのときのキサナの様子は、にこやかだけど有無を言わせないものがあった。
言葉の端に、態度に、「これは規定事項で変更の余地はない」という意思をにじませていた。
そのことについて、僕はなんだか裏切られたような気持ちを味わってもいたのだ。

でも、それだけではない。
子供じみた反発心だけで、「勝手に決められたから従わない」と決め込んでいるわけではない。
「あいつは、なんだか気味が悪い」
僕の口から正直な感想が漏れる。
アリーはとても性格の良い子だから、こんな陰口みたいな話には同意してはくれないだろうけど、
それでも「まあ、見た感じはちょっと怖いけど……」くらいの言葉が返ってくると思っていた。

ところが、アリーは、本当に、なんでそんなことを言うのかわからない、とでもいうような、
心底不思議そうな表情で言った。
「そうかな?」
予想外の反応に、僕は少しだけ驚く。
「だ、だって、そうだろ?でかいし、太いし、何考えてるかわからないし
 ……アリーはあいつが仲間だなんて嫌じゃないのか?」
「ううん。きっと、キサナなりの考えがあっての人選だと思うし」
「だってあいつ、オス……男、だよ? アリー、新しい仲間は女の子がいいって言ってたじゃないか」
意外そうに問う僕に、アリーは笑って答えた。
「ムックは、男とか女とか、そういう感じじゃないじゃない。もふもふしてて……
 失礼かもしれないけど、マスコットみたい。おっきくて、かわいいよ」
「か……かわいい?」
僕は絶句せざるをえなかった。
アリーらしい、女の子らしい考え方だというべきなのだろうか? よくわからない。

「僕には、そう思えない。不気味だよ。さっきのぞかれている気配がして、あいつのことを思い出したんだ。
 ……あいつと同じ宿に泊まってると思うと、ぞっとするよ」
「同じ宿って……ムックは馬小屋じゃない。ここからは大分離れてるよ?」
アリーはそう言って、また笑った。
そう、あいつは馬小屋に泊まっている。金がないわけでもないのに、なぜか。
それもなんだか気持ちが悪い。いったい、何を考えているんだろうか。
とはいえ、それを口にしても、どうやらアリーの賛同は得られそうにない。
僕はあの不快な生き物の話を打ち切るために、捨て台詞のように口にした。
「とにかく、まだどんなヤツかわからないのは確かだろ? アリーも気を許しちゃだめだ」

* * *

138 :ムーク陵辱物 一人目 (5/7):2008/08/24(日) 01:00:01 ID:mnjhM2cY
馬小屋は不潔だ。
冒険者たちの汗が染み付いた藁。暗闇に充満するすえた臭い。
この宿でもっとも安い寝床――大部屋に詰め込まれた窮屈な簡易寝台と比べても、寝心地は格段に悪い。
だがそれも無理はない。ここは、宿の亭主がほんの好意で提供している無料のねぐらなのだから。

その異臭の漂う闇の中で、巨大な何かがもそりと動いた。
うずたかく詰まれた藁の中に身を半分埋めながら、
それでもこんもりとした山が突き出るほどの巨大な何かだ。
瞳を閉じて瞑想かなにかにふけっていたムックが覚醒したのである。
もし魔術の心得のあるものが、先程までの彼の様子を観察していたなら、
それが「ウィザード・アイ」の術中に特有の自失状態であったことに気づいたろう。
それは意識を飛ばして周囲の様子を探る魔法、
ありていに言えば、壁の向こうをのぞき見るための魔法である。
街中で使って良い魔法ではない。
ましてや、ここは宿屋だ。どんなに鈍感な人間でも、その不埒な用法には察しがつく。
ムックの周囲に人影がなく、術の使用がばれなかったのは幸いだったろう。
もっとも、仮に誰かに見つかっていたとしても、彼を宿の亭主に突き出すような真似はするまい。
何を見ても見なかったことに、何を聞いても聞かなかったことに。
それが馬小屋で雑魚寝する冒険者たちの間での暗黙のルールだった。

――フーッ、フーッ
毛むくじゃらの顔の口に当たる部分。二股に分かれた毛の束が口ひげを思わせるそこから、呼気が漏れた。
獣地味た荒い呼吸。どうやら、この毛むくじゃらの生き物はひどく興奮しているようだった。

ムックは昂ぶっていた。
先程まで「ウィザード・アイ」で窃視していた光景――恋人同士の睦み合う様に、
性的な興奮をおぼえてしまっていたのである。
昂ぶったものは、鎮めなければならない。
もっとも、ムックは既に鎮めるための「道具」、昂ぶった肉欲のぶつけ先を用意してあった。
仰向けだった彼は、脂肪の詰まった腹の毛皮を波打たせるようにして、のそりと顔を起こす。
そして自分の股間に顔を埋める人物をみやった。

本来の用途が畜舎であるこの場所に、肥えた毛の固まりであるムックほど似つかわしい者はいないとすると、
彼の股間に奉仕する人物は、逆に最も場違いな人物といえた。
不潔で卑しい馬小屋で見るにはあまりに高貴な面立ち。
身に纏った男物の寝衣は、無骨ながら上質な仕立てのもので、すらりとした長身の彼女には良く似合う。
そんな典雅な貴公子然とした人物が、ひざまずき、短い黒髪を振り乱して、ムックの陰茎に舌を這わせていた。
巨体に相応の巨根の、先端から根元、そして陰嚢にいたるまでを、舌を伸ばして懸命に奉仕する。
極太のそれに窒息しそうになりながらも、薄い唇を大きく開き、涎を垂らして咥えこむ。
だらしなく雌の臭いを撒き散らし、普段の凛とした中性的な雰囲気はかけらもうかがえなかった。

139 :ムーク陵辱物 一人目 (6/7):2008/08/24(日) 01:00:33 ID:mnjhM2cY
キサナにはわけがわからなかった。
新しい仲間を求めて酒場に行ったものの、
眼鏡に適う者が見つからなかったため、早々に引き上げるところだった。
実力者が見つからなかったわけではない。それなりに熟練していると思しき冒険者はちらほらいた。
その中には、ひときわ巨漢のムークのサイオニックの姿もあった。
だが、声はかけなかった。仲間のエルフの少女が、「新しい仲間は女の子がいい」といっていたからだ。
女冒険者の数は少ないというのに、無茶を言う。
そう考えて苦笑いを浮かべながら立ち去ろうとしたときである。
ムークに声をかけられた。
不思議だった。
キサナは結局誰にも声をかけていなかったから、彼女が仲間を探しているなどとはわからなかったはずである。
誰かとの待ち合わせかもしれない。酒を飲みにきただけかもしれない。
なのに、そのムークははっきりと、自分を仲間にしろ、と、そう言ったのだ。

キサナは断った。だが、ムークは執拗だった。
背を向ける彼女に追いすがり、その肩に馴れ馴れしく手をかけてきた。
無礼をとがめようと振り向いたところで、ムークは何事かを呟いた。もごもごと、呪文のような何かを。
瞬間、キサナには、目の前のムークがひどく親しみのある人物に思えてきたのだ。
熟練したサイオニックによる「チャーム」は目覚しい効果を上げる。
しかし、ほかならぬ術中にあるキサナには、それが魔法の効果であると認識することはできなかった。
深い知性をたたえた瞳は好ましく、見上げるような巨体は頼もしい。
六人目の仲間として、この上ない適格者であるように思えた。
そして言われるがままに、仲間たちに紹介してしまったのである。

自分の部屋に引き上げてからも、キサナは何事かムックに話しておかねばならぬことがある気がしていた。
そこで馬小屋の彼を訪ねたのだが、着いてみたら特に話すことはなかったことに気づく。
キサナは当惑したが、ムックが彼女の来訪を当たり前のように受け入れたのでなんだか安心してしまった。
話すこともなく、無言でムックと向き合う。
ムックは時折、あの呪いのような言葉をもごもごと、何度も何度も呟いた。
何度も何度も。そのうち、彼女は馬小屋でこうしてムックと向き合うことに、なんの不自然も感じなくなった。
何度も何度も。頭に靄がかかり、考えがまとまらなくなる。ただ、目の前のムークへの好意だけが深まっていった。
何度も何度も。やがて彼女は、彼の巨根に奉仕するのが、恋人として当然の義務だと思うようになった。

ちゅぽん。
一通りの奉仕を終えたところで、キサナは巨根から口を離した。
涎と何かの体液の混合物が、陰茎の先端から糸を引き、だらりとキサナの口元に垂れ下がる。
口腔内の温度で温められたそれから、むわっと湯気のようなものが立ち上る。
臭いが鼻をつくが、なぜか不快ではない。
キサナは、心を弄られた者に特有の陶酔したような表情で、ムックを見上げた。
既に術から醒めていたムックが、無言でキサナを凝視していた。
暗闇に光る、大きな二つの黒目。それが今、肉欲の昂ぶりにぎらついていた。

「あ……ご、しゅじん、さ、ま」
キサナの口から、まったく自然にその言葉が漏れた。
口に出してみれば、やはりなるほどと思う。この毛むくじゃらの獣は、確かに彼女の主であるはずだった。
「ご主人様」
もう一度呟く。
ロードたる彼女が口にするには決して軽い言葉ではないはずだが、キサナにはそれがひどく当然のことに思えた。
なぜなら、彼女はこのムックの肉奴隷に相違なかったからである。

ムックは毛むくじゃらの指先で、「上に乗れ」と指示を出す。
キサナはそれにまったく従順に従う。
長時間ひざまずいていた姿勢から、立ち上がる、そこでようやく、自分の股間がどろどろになっていることに気づいた。
奉仕している間は夢中であったが、ひどく興奮してしまったらしい。
内股の寝衣が蜜を吸い、ぺったりと張り付いているのが不快だった。
脱いでしまえばいい。
そう言われた気がして、キサナは不快な布を取り去る。
馬小屋の暗がりの中で、女ロードの下半身がさらけ出された。
すらりとした股下の長い脚。前衛職だけあって肉付きは良い。
健康的な筋肉と女らしいやわらかさが絶妙の配分で備わっていた。

140 :ムーク陵辱物 一人目 (7/7):2008/08/24(日) 01:01:18 ID:mnjhM2cY
彼女は一礼すると、仰向けに転がったムックの腰に跨る。
そして、毛と脂肪のかたまりの中に沈みこむように、ゆっくりと腰を下ろした。
屹立する巨根に手をそえ、自分の中へ誘導する。
「くっ、」
キサナの動きが止まった。
巨大な杭は、濡れて開ききったキサナの入り口にその先端をめりこませていた。
だが、入らない。十分に潤っているのに、入らない。
ムックのそれは太過ぎた。年の割りに男を知らないキサナには、荷が勝ちすぎる代物だったのだ。
キサナは当惑して主を見る。
しかし、ムックは無言のまま、ただ二つの黒目でじっとキサナを見ていた。
心なし、苛立っているようにも見受けられる。
キサナは決意した。果断な戦士である彼女は、一度決めてしまえば躊躇はしない。
深く呼吸を吐き、内股に力がこもらぬようにする。
覚悟をするのに腹に力を入れないのは難しい。だがキサナは強靭な精神力でそれをやってのけた。

ためらいを押し殺し、一気に腰を落とす。
「……あっ、あ、あ、あ、っ!!」
ずぶりと音を立てて巨根を飲み込む。身体の奥に杭が打ち込まれたようで重苦しい衝撃が走った。
だが、それ以上に強烈な快感が頭を突き抜ける。
長時間主の物をしゃぶり続けたことですっかり蕩けきったいた自分の膣内が、
今度は勝手にきゅうきゅうと異物を締め付け始める。
どっと汗が噴出し、腰ががくがくと震えた。
心の底からの服従を捧げた、愛しい主のものを迎え入れたという悦びがキサナの意識を焼き尽くす。
操られた心は、身体の感覚をも従わせようとして強烈な快感を錯覚させた。
キサナは挿入のその瞬間に、生まれて始めての絶頂を味わい、そして腰を抜かしてしまった。

貫かれたまま身を快感に震わせ、声にならない喘ぎに唇をふるわせるキサナを、ムックは無感動に見つめていた。
やがてその反応に飽きると、いつまでも動き出さないキサナに業を煮やし、思い切り腰を突き上げる。
「うあああっ、あっ、んあっ、あっ」
快楽の波が引かぬ内に中を掻き回され、キサナはあられもない絶叫をほとばしらせる。
――ふほっ
それを見て、ムックの口から喜悦が漏れた。
まるで玩具の仕掛けに気を良くした子供のように、面白がって何度も何度も突き上げる。
腰に力が入らないキサナは、その衝撃を殺すころもできず、
ムックの動きのままにその身体の上で弄ばれるしかなかった。
キサナの絶叫にすすり泣きのようなものが混じっても、ムックは容赦をしなかった。
ただ自分の肉欲を満たすために、がむしゃらに腰を突く。
崩れ落ちることも意識を失うことも許されず、キサナは繰り返し、力づくで高みに引き上げられた。
明け方近く、ムックの昂ぶりが収まるまで、キサナの絶頂の叫びがいくたびも馬小屋に響き渡った。

(つづく)

141 :名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 01:41:05 ID:bkr2z/vL
遂に本格的なムークのエロが……!
てか名前wwwwwww

142 :名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 09:15:30 ID:e4tOaDVR
GJですぞ!

しかしムックという名前の者が必ずしも鬼畜というわけでは無いわけで、
その辺はは諸兄方も心に留めて欲しいですぞ。

143 :名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 09:17:59 ID:xhMVgwJT
ヤってくれたなムゥゥゥーック、GJ。
で、
もしもがちゃぴん(恐竜の子供)がいたらドラコンなんだろうか、リズマンなんだろうか。

144 :名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 09:46:52 ID:x0g0/1yq
GJ!
つづき希望!
パーティ全員くうのかな?

145 :名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 12:03:03 ID:OedjKPL4
全員だと男も含まれてしまう件

146 :名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 19:59:27 ID:rdMYXqCo
GJ!!
やはりムークは巨根だったか

>>143
俺はリズマンにしてた

ところでアドバンスト・ウィザードリィRPGに
フェアリーの身長は1メートルそこそこって書いてるんだが
…犯れそうじゃね?

147 :名無しさん@ピンキー:2008/08/24(日) 23:28:35 ID:00QNoJKr
また随分懐かしいもんを引っ張り出してきたな・・・
ううん、ホビットならギリギリ入るか?

148 :名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 20:14:00 ID:aVCx8UK2
>>146
懐かしい名を聞いたんで押入れから発掘してきた

…おい、ルールブック表紙のフェアリー、人間の頭より少し大きいぐらいだぞ
クッ!フェアリーとの合体は不可能だと言うのか!!

149 :名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 20:21:00 ID:nsgPIWEx
【オークタン審議中】
    ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'

150 :名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 22:05:17 ID:UEqOwyVo
>>148
つ「ととモノ。」
もう専用スレ立ってるからわざわざここで扱う必要はないが

151 :名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 22:20:37 ID:svhewgcS
【審議放棄】

  <⌒/ヽ-、___     <⌒/ヽ-、___
/<_/____/   /<_/____/   
       <⌒/ヽ-、___  <⌒/ヽ-、___
      /<_/____/ /<_/____/
  <⌒/ヽ-、___
 /<_/____/    <⌒/ヽ-、___
               /<_/____/
  <⌒/ヽ-、___
/<_/____/

152 :名無しさん@ピンキー:2008/08/25(月) 22:27:57 ID:bQDPjznO
  <⌒/ヽ-、___     <⌒/ヽ-、___
/<_/____/   /<_/____/   
    あ  <⌒/ヽ-、___ああ<⌒/ヽ-、___
      /<_/____/ /<_/____/
  <⌒/ヽ-、___あいうえ          ああい
 /<_/____/    <⌒/ヽ-、___
     かさ        /<_/____/
                  あかさたな

Aボタンをおすと やどやからぬけます!

153 :名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 02:00:07 ID:da1c756B
>>150
ととモノ。は専用スレがあるのか
ノトノは既に忘れ去られているというのに……
そういやノトノは4人パーティだから
最終的に例のロード、サムライ、ニンジャ、ビショップも作れるんだよな
って言ってもニンジャとビショップよりも
レンジャーとウォーロックの方が使えるが

154 :ムーク陵辱物:2008/08/26(火) 21:02:02 ID:M/UsLNYR
投下します。細切れ投下でごめんよ。

NG要素:寝取られ、触手、陵辱、ムーク

155 :ムーク陵辱物 二人目 (1/8):2008/08/26(火) 21:03:32 ID:M/UsLNYR
ムックがパーティーに加わった翌日、僕らは新しい階層に挑戦した。
一階深く潜ると、それだけで危険度は格段に増す。
以前試みに階段の周囲をうろついてみたときは、敵の強さにとても歯が立たなかった。
まだ戦力が足りない。そう判断して、以来、やきもきしつつも一つ上の階に留まっていたのである。

僕は、正直、時期尚早なのではないかと思っていた。
サイオニック一人加わったところで、それほど劇的に戦力が上がるわけがない。
ところが、その予想は大きく外れることになった。

* * *

その日、最初に遭遇したのはゴブリンの一団だった。
暗闇から襲いかかってくる二十匹近い集団。
カエルのように飛び跳ねる緑色の肌の小人たちの中に、青い肌の、刺青を彫りこんだ数匹を見つけ、
僕らの間にさっと緊張が走った。
奴らはゴブリン・シャーマン。数に物を言わせて足止めしている間に魔法を使われたら厄介だ。

僕はカタナとワキザシを抜き放ち、やつらの前に立ちはだかる。
僕とキサナ、ヌビアが横並びになり、前衛でゴブリンの突撃を止めなければならない。
やつらは敏捷な上に時折その怪力で強烈な一撃を繰り出す。なりは小さいが侮れない相手だった。

キサナとヌビアはさすがで、巧みな剣さばき、槍さばきでやつらをあしらってゆく。
僕もこの程度の相手に遅れはとらないつもりだった。
しかし、いかんせんやつらは数が多い。
倒しても倒してもキリがなく、そうして手間取っているうちに後衛のシャーマンから魔法が飛ぶ。
何匹かを切り倒しスタミナが削られたところで、マジックミサイルを打ち込まれた僕は、
思わず大きく体勢を崩してしまった。
「キキィッ」
僕の前にいた一匹が、すかさず脇を通り抜けて後衛に向かう。
失態だった。もしこの一匹が、魔法を唱えるため無防備になっているアリーに襲いかかったら……!
恐怖とともに咄嗟に振り返り、そこで、僕は見た。

ゴブリンの目当ては、後衛でもひときわ目立つ巨体の持ち主――ムックだった。
それを確認してつい心の中に安堵がわく。
たとえいけ好かない相手でも、その危険を願うほど下劣な人間ではないつもりだ。
それでも、ゴブリンの標的がアリーでなかったことには、ほっとせざるを得なかった。
とはいえ、自分の失態で「仲間」に手傷を負わせるわけにはいかない。
僕は振り返ったその勢いのまま、ゴブリンを背中から切り捨てようとカタナを振りかぶる。

だが、カタナが届く前に、ゴブリンが突き出した鉤爪はムックをとらえていた。
凶悪に尖った爪が、ローブを裂き、ムックの腕をわずかにかすめる。
そこで驚くべきことが起こった。
ムックの、ひ弱な後衛職であるはずのサイオニックの腕が、ぶうんと風鳴りを上げて振り回された。
そして体勢を崩した瞬間のゴブリンの側頭を薙ぎ払ったのである。
ゴブリンの顔面はひしゃげ、哀れなほど勢いよく迷宮の壁に叩きつけられる。
おそるべき怪力、おそるべき豪腕だった。
そしてムックは腕のかすり傷をものともせず、ブモオオッ、という唸り声をあげた。
それはムークの言語による呪文の詠唱だったに違いないのだが、
カタナの振り下ろし先を失って固まっていた僕には、野獣の雄叫びのように聞こえた。

大気を振るわせるようなその雄叫びは、
途中で、頭の中を引っ掻き回す不快な金属音のようなものに変わる。
僕は耐え切れず顔をしかめた。けれど、魔法の対象に選ばれたゴブリンたちはもっと悲惨だった。
十数匹ものゴブリンが一斉に断末魔の叫びをあげはじめる。
ある者は泡を吹いて失神し、ある者は血を吐きながら金切り声を張り上げる。
そして全員がその場に崩れ落ち、のたうちまわる。
凄惨な光景だった。
まるで「心」そのものを手づかみにして無茶苦茶に振り回されたみたいに。
ムックの雄叫びが止んだ頃には、もはや動くゴブリンは一匹もいなかったのである。

156 :ムーク陵辱物 二人目 (2/8):2008/08/26(火) 21:04:10 ID:M/UsLNYR
「実力はあるようだな」
側に立っていたヌビアが、そう僕に耳打ちした。
僕は小さくうなずく。
確かに、大戦果だ。前衛三人がてこずっていた相手を、魔法の一撃で全滅させてしまったのだから。
にもかかわらず、僕はムックによりいっそう、受け入れがたい思いを抱いた。

怪力を見せ付けられ、あの巨体への畏怖を新たにした、というのもある。
もし押さえつけられて、単純な力勝負になったら、
サムライの自分でもろくに抵抗できないのではないだろうか?
そういう恐れは感じた。だけど、それだけじゃない。

あの魔法。アリーや、そしてもちろんザジのそれとは比べ物にならないほど強力だった。
僕は精神学についてはまったく無知なので、実際どの程度の熟練で使える魔法なのかはわからないけれど。
でも、それにしても、
「ちょっと、強過ぎるんじゃないのか」
誰に向けて、というわけでもなく、僕の口から小さな呟きが漏れた。
僕らの仲間になるには、不釣合いに強力なサイオニック。「なぜ?」という疑問がわかざるをえない。

すると、キサナがムックの前に進み出た。
かすり傷を負ったムックの手をとり、「ヒール・ウーンズ」の呪文を唱え始めたのである。
僕は目を見開く。
怪我を負った仲間を治療する。それはおかしなことじゃないのかもしれない。
でも、あれは本当に浅い傷だった。
前衛の僕やヌビア、そして何よりもキサナ自身、あれよりももっとひどい負傷をしていた。
そのすべてを差し置いて癒すような怪我では、断じてない。
更に言えば、ムック自身、サイオニックなのだから、自分の呪文で傷を癒せるはず。
それなのに、キサナはまるで当然の優先順位であるかのように、
いの一番にムックの治療に向かったのである。
しかも彼女の手つきは、なんだかうやうやしく、まるで主君にかしずく騎士のようにさえ見えた。

考えすぎだろうか? それでも、僕は二人から目を離せなかった。
ふと、治療をしてもらい終えて顔を上げたムックと僕の目が合う。
気まずい。
これまではなるべく口を利かないようにしていたけど、
今回はこちらのミスで手傷を負わせたのだから、何か声をかけなくては。
そう考えていたところである。

ムックが、嗤った。

表情の読めないムークなのに、それが嗤いであることだけははっきりとわかった。
目が細まり、口元とおぼしきあたりの体毛がくいと持ち上がる。
そして、顔の中央に大きな空洞が開いた。
いや、口を開いたのはわかる。だけど、そうとしか形容のしようがなかった。
人間では考えられないところまで巨大な裂け目が広がり、そのままぱかりと上下に開く。
空洞の上下にびっしりと並んだ小さな石臼のようなもの。ああ、あれは歯なのだ。
なんでも飲み込みそうな巨大な空洞に、なんでもすり潰しそうな巨大な歯が並ぶ。

食われる。

そんな荒唐無稽な恐怖を感じた。気がつけば、僕の背筋は冷や汗でぐっしょりと濡れていた。

* * *

157 :ムーク陵辱物 二人目 (3/8):2008/08/26(火) 21:04:46 ID:M/UsLNYR
戦力に申し分ないことがわかったので、僕らは階段周りから本格的な探索をはじめた。
といっても、探索はもっぱらザジの役割だ。
他の面子も油断なく周囲を観察するが、壁の隙間に擬装されたボタンなど、
おいそれと素人目に見破れるものではない。
ザジは新しいフロアの探索が嬉しいらしい。
不用意にも鼻歌を歌いながら、回廊を進む僕らの周りを飛びまわり、壁面のあちこちいじりまわす。
その手つきは大胆で、なんの気なしに壁を蹴りつけたりしている。

「おい、ザジ。もう少し真面目にやらんか」
「ちぇっ、せっかく気分良くやってるのに水差すなよう」
「気分良くやらなくていいから、慎重にやれ」
「べー。つまんないヤツー」
注意を促すヌビアに、ザジは舌を出して答える。
いつものやり取りだった。
確かにザジは不真面目で危なっかしい探索の仕方をするけど、実際罠に引っかかるようなヘマはしない。
ヌビアもそれはわかっている。それでも言わずにいられないのが彼女なりの気遣いなのだ。
そしてザジもヌビアの心配はわかった上で、自分のやり方を変えるつもりは毛頭ない。
だからこのやりとりは毎回繰り返されることになる。

二人の掛け合いを聞いたアリーが、くすくすと忍び笑いを漏らすのが聞こえる。
いつもなら、僕もここで軽くふき出して探索の緊張を和らげるところだ。
でも、今日はそういう気分になれなかった。
……背後にヤツがいるから。

これまでの僕のムックに対する感情は、
図体ばかりでかくて、無表情でろくに喋りもしない、
そんないかにも鈍そうなムークに対する、苛立ちや嫌悪といったものが主だった。
ところが、先の戦闘でそれが変わった。
こいつは強い。戦力としても、単純に膂力という意味でも。
それは一言でいうなら恐怖に近い感情だ。
強くて不気味な生き物が自分の背後にいる。それだけで、落ち着かない。

それに、においだ。
地下に潜ったはじめから、ずっと気になっていた。
男の汗の臭いを数倍に濃縮したような、きつい獣臭いにおい。くさい。鼻が曲がりそうだ。
こんな異臭の充満した空間なのに、いつもの光景が繰り返されているというのは、なんだか異様だ。
みんなは何も感じていないのだろうか?
そりゃあ、感じていても面と向かっていえることではないだろうけれど。

そんなこんなですっかり注意力が失せていたところに、先頭を歩くキサナの声が響いた。
「ダークゾーンね」
はっと集中力を取り戻して前方に目をこらす。確かに、周囲よりも濃い闇がそこにわだかまっていた。
「いい? はぐれないように、仲間をつかんだ手を放しては駄目よ」
前衛は自然に並びが決まる。
先頭にキサナ。その剣帯をヌビアがつかみ、ヌビアのベルトの端を僕がつかむ。

そこで僕ははっとなった。
あいつに触れられたくないという思いと、アリーをかばうつもりで、咄嗟に後ろ手にアリーの手を引く。
「僕につかまってて」
だけどこれは失敗だった。
ダークゾーンの中でも探索をしたいザジは、誰にも体をつかまれない、比較的自由の利く最後尾を選ぶ。
するとあまったムックはそのザジとアリーの間に入るしかないのだ。
毛むくじゃらの手がぬっとアリーに伸ばされる。
恋人を汚されるようで、虫唾が走った。
だけどアリーはもちろんそんなことは考えない。
「ちゃんとつかまっててくださいね」
そう言ってムックの手をとって自分のローブの帯の端を握らせたのだった。

158 :ムーク陵辱物 二人目 (4/8):2008/08/26(火) 21:05:17 ID:M/UsLNYR
ダークゾーンにいる間中、僕は早く外に出られないかと、それだけを念じていた。
剣帯を通して、たしかにアリーがつかまっているという感触は伝わってくる。
それでも不安だった。なにしろそのアリーの帯をつかんでいるのはあのムックなのだ。
何も見通せない真闇の中で、何かおかしなことをされているんじゃないかと、そんな妄想ばかりが浮かぶ。
だから思いのほか早くダークゾーンを抜けたときには、思わず胸を撫で下ろした。

「抜けたな」
前をいくヌビアの声に、僕はアリーの安全をこの目で確かめようと背後を振り向いた。
そこにはちゃんとアリーがいた。……しかし、アリーしかいなかった。
アリーは僕と同じように背後を振り向き、青ざめた声で呟いた。

「いない……ムックと、ザジと、はぐれちゃった……」

* * *

ザジは少しだけ迷ったが、素直に最後尾にまわりムックのローブの袖を握った。
体臭のきついムークの後ろを歩くのは嫌だったが、
結局、ダークゾーンの中を自由に調べまわりたいという好奇心が勝ったのである。

視界の利かない暗闇の中でも、手触りで確かめられることはある。
隠し扉の入り口などは、案外ダークゾーンの中にあることが多いのだ。
仮に探りあてることができなくても、どちら側の壁がどこで途切れて分岐しているか、
そういったことを確認しておくだけで、随分のちの探索は楽になる。

何しろ自分が頑張らなくては。ザジは気を引き締めた。
このパーティーのほかの面子は、そういう方面にてんで鼻が利かないときている。
無論、ザジもダークゾーンではぐれる危険は重々承知している。
だから左手で握り締めたローブの袖だけは、絶対に離さない。
たとえそれが、あのちょっとぞっとする生き物の持ち物だったとしても、だ。

暗闇の中、ザジは最大限の注意を払ってあたりを探る。
それでも相変わらず鼻歌を歌っているのは、見上げたものというべきだろうか。
ふと、わき道の方へ伸ばされたザジの足が空を切った。
もちろん、それしきのことでは彼女はバランスを崩したりしない。
すっと片足を引っ込めると、上機嫌で呟いた。
「ははーん、ここにピットだかシュートだかがあるわけね」
重要な情報だった。これでまたヌビアを見返してやれると、ホビットの娘はにやりとほくそ笑む。

だが、次の瞬間、その笑みは凍りついた。
何者かの手によって突然、穴のほうへとどんと突き出されたのである。
ホビットの軽い体は、凄まじい怪力によってほとんど吹き飛ぶように中空を舞う。
これではバランスをとるどころの話ではない。
唯一の頼みは、左手に握ったローブの端。
しかし、命綱のつもりで握っていたわけではない。
いやいやながら、緩く掴んでいただけのそれは、呆気なくザジの手から抜け落ちた。
もっとも、仮に固く握り締めていたとしても、彼女の細腕で先程の衝撃を耐えられたかどうか。

ザジは悲鳴を上げる間さえなく、シュートの中に飲み込まれていった。

* * *


159 :ムーク陵辱物 二人目 (5/8):2008/08/26(火) 21:06:21 ID:M/UsLNYR
「いてて……」
ザジは強かに尻を打ちつけた痛みでしばらく身動きがとれなかった。
もともとシュートはピットとは異なり、落下者の殺傷を目的とはしていないから、
真下に落ちるのではなく、斜になった側壁を滑り落ちるようにして下層に突き抜ける。
しかし、不意に突き落とされたザジが滑りながら体勢を整えることは容易でなく、
不自然な格好で放り出された結果がこの有様であった。

身体の隅々まで意識を巡らせ、腰を少しだけ浮かせて見る。
ザジは激痛に顔をしかめた。尻が痛い。だが、幸いにしてそれだけだった。
大丈夫。どこも折れてはいない。彼女の最大の武器である体のバネは、まだ生きている。

咄嗟にそんなことに意識が向かったのは、ザジが「突き落とされた」からだ。
あのとき、魔物が現れたような気配はなかった。
なんらかの機械仕掛けの罠だろうか? そうかもしれないし、そうでないかもしれない。
しかし、少なくともザジはこれまでそんな罠に遭遇したことはなかった。
だとすると、魔物でも罠でもなく、誰かがザジを突き落としたことになる。
誰が? 仲間が? ……そんな馬鹿な。
聡明なロード、朴念仁のバルキリー、純情なサムライ、やや天然の入ったメイジ。
四人をよく知るザジはこの可能性を一笑に付すことができる。
すると、残される可能性はたった一つしかない。シンプル極まりない消去法だった。

どすん。
ザジの後から、地鳴りを響かせて落下してきたものがあった。
不恰好にローブを纏った毛むくじゃらのそれは、埃を舞い上げながらも、ザジよりは安定した姿勢で着地する。
まるで、不意に「落ちた」のではなく、わかっていて「降りた」ような危うげない動作だった。

ザジの中の疑惑が膨らむ。
表面には出さなかったが、もともと、ザジはムックに対してある種の警戒心を抱いていた。
仲間のサムライのように毛嫌いしていたわけではないが、
パーティーに男が入ってくれば、女冒険者としては少なからず警戒せずにはおれないものだ。
それに加えて、危機を察知するザジの天性が、このムークに対する警告を発していたのである。

「あ、あんたも落ちてきたの?」
喉まででかかった悲鳴を押し殺し、常と変わらぬ様子で問いかける。
だが、ムックはザジの問いに答えようともせず、無言でのそりと起き上がった。
「はは……は、あんた、無口だよねえ。何考えてるかわかりゃしない」
軽口を振るが、やはりムックは応じない。ただずさり、ずさりとザジににじり寄る。
ザジは右手を後ろ腰に吊り下げたスティレットに伸ばした。
彼我の距離が徐々に縮まってゆく。頭の中では警告音が鳴り響き、ザジの心臓は早鐘を打つ。

手を伸ばせば届きそうな距離にきたところで、ムックはぴたりと静止した。
そして、悠然とザジを、自分から見れば余りに小さく無力な存在を見下ろして、
――ファッ、ファッ、ファッ
哄笑したのである。
袋小路まで獲物を追い詰めた肉食獣が漏らすような、不快で邪悪な嗤い。
不信は確信に変わり、ザジの背中が凍りつく。

瞬間、ザジの右手が閃いた。抜き放ったスティレットをムックに向けて投擲する。
何も窮鼠の抵抗を見せようというのではない。
ザジは、自分がムックに敵わないであろうことを本能的に悟っていた。
となれば、逃げの一手である。スティレットは逃げる隙を生み出すためのめくらましであった。

ザジの柔軟な身体のバネが撓み、部屋の出口に向けて駆け出そうとする。
……しかし、ザジの脚はそこで固まってしまった。いや、足だけではない。手も、腰も、首の動きすらも、
全てがザジの意に反して、麻痺したように凍りつく。

いったいどこに誤算があったのだろう。スティレットは的を誤ったのだろうか?
そうではなかった。鋭利な短刀は間違いなくムックの肥えた腹に突き刺さっていた。
ただ、ムックはそれをまったく意に介さず、「パラライズ」の呪文を完成させてしまったのである。

160 :ムーク陵辱物 二人目 (6/8):2008/08/26(火) 21:07:07 ID:M/UsLNYR
ムックは、スティレットを苛立たしげに引き抜く。
それは刃の半ばまで埋まっていたにもかかわらず、
厚い毛皮と皮下脂肪を貫通することはできなかったようだった。
ほんの僅か血がローブに滲み出ただけ。ムックは治療の呪文すら唱えようとしなかった。
抜き取った短刀を地面に叩きつける。
ザジの報いた一矢は、なんの役にも立たなかったばかりか、ひどくこのムークの機嫌を損ねたらしい。

ムックは憤りに呼気を荒げながら思案する。
抵抗は奪った。当初の思惑通り、チャームで虜にし、犯し尽くすのは容易い。
だが、最もくみし易そうに思えた相手に傷つけられた怒りは、そんなものでは治まりそうになかった。
何か相応しい罰を与えねば。
ムックの中に、あるグロテスク極まりない案が思い浮かぶ。
名案だ。ムックはにやりと笑った。
そして、彼は再び集中に入る。異次元への「門」を開くために。

その様子を、ザジは絶望的な思いで見つめていた。
ムックがもごもごと詠唱を始めると、中空に裂け目が現れた。
空間そのものを引き千切ってできたようなその裂け目から、極彩色の光が漏れ出す。
その光が、収縮を繰り返しながら、何かを形作り始めた。

まず出来上がったのは頭部だ。
凝縮した輝きが、ぶくぶくと泡立ち、幼児の全長ほどはあろうかという巨大な灰色の脳味噌をかたどる。
そして、そこから長細い無数の触手が垂れ、ゆらゆらと揺らめきだしたのである。
異界より呼び出されたそれは、まるで海底に住まう大クラゲのようだった。
ただ異なっていたのは、それが水中でもないのに当たり前のように宙に浮いていたことである。
――ウィアード。
見ようによっては滑稽なその生き物は、精神学の奥義によって生み出された半実体の魔物であった。

「ひっ」
ザジは喉の奥でくぐもった悲鳴を上げた。
その異形の物体が、宙を泳いでこちらに近づいてきたからである。
夥しい数の触手の先端が持ち上がり、ザジへと突き出される。
しかし、麻痺した体に逃れる術はない。ザジは固く目をつぶった。
何が起こるかはわからない。ただ、何か恐ろしいことが始まるという予感はあった。

ぬらり。
「え?」
予想外の感触がした。
ウィアードの触手が目指したのは、襟元、袖口、そしてズボンの裾だった。
それらの開口部から、ザジの服の中へと入り込もうとしているのだ。
ザジのダブレットもズボンも、動き易さ優先で体にぴったりと合うよう仕立てられたものだったが、
細く、長く、そしてぬめりを帯びた触手は、そのほんの僅かな隙間に苦もなく入り込んでゆく。
「うあ、あ、あ」
スエードのズボンの内側を、粘液を纏った何かがするすると這い登ってくる感覚。
ザジは身の毛もよだつ嫌悪感に打ち震えた。

襟元から進入した数本が、ザジの胸の突端に辿り着いたところで移動を止める。
探り当てるように小さな膨らみの上を這い回り、
怖気のあまり硬くしこっていた先端を弄び始めた。
そこにきてようやく、ザジはウィアードのおぞましい意図を察した。
「じょ、う……だん……でしょ?」
麻痺で呂律の回らない口から驚愕の呟きが漏れる。
触手の先端が乳首を嬲った。快感などあるわけもない。ただおぞましい。
だが、もっとおぞましいのはズボンの裾から進入した触手の行く手だ。
ザジは反射的にそこを守ろうと内股に力を込めた。
しかし弛緩しきった腿の筋肉はザジの意図を裏切り、乙女の秘所への触手の侵入を許してしまう。

161 :ムーク陵辱物 二人目 (7/8):2008/08/26(火) 21:07:38 ID:M/UsLNYR
「うう……う……う」
全身が総毛立ち、どっと嫌な汗が吹き出る。
わけのわからない生き物の触手で秘所を蹂躙される。その嫌悪感で気が狂いそうだった。
突然、触手が責め立てる胸と股間の突起に、鋭い痛みが走った。
なにか針のようなもので刺された感触。
ザジには知る術もないことだが、それはウィアードが触手の先端から麻痺毒を注入した痛みだった。
もちろん、既に呪文で体の自由を失っているザジに、さらに麻痺を与えようというのではない。
この不可思議な生物が体内で生成する毒素は、ごく微量に抑えることで玄妙な効果を発揮するのだ。

どくん。
ザジの心臓が跳ね上がった。
「う……そ……?」
毒素を注入された部分――乳首と陰核から、じんじんと痺れるような感覚が広がる。
脈拍が上がり、呼吸は浅く、早く、そして全身が火照ったように熱くなる。
今の状況で起こるはずがない反応を自分の身体が示している。ザジは混乱した。
ありえない。しかし、間違いなかった。腰が砕けるような興奮。それは確かに性感だった。
その感覚に戸惑っている間にも、触手は性感帯へのぬちゃぬちゃと、嬲るような刺激を止めない。

熱い。ザジの、辛うじて自由になる口が、冷たい外気を求めてだらしなく開く。
腰骨の奥から、せつないような感覚がきゅうと込み上げてくる。
一度火が点いてしまえば、男を知るザジの身体は止まることができない。
生理的な反応から膝ががくがくと震え、もはや触手に支えられて立っているような有様だった。
「いっ、」
ずぷり。何の前触れもなく、股間を這い回っていた触手の一本が膣内に侵入する。
ずぷり、ずぷり。嫌悪に震える間こそあれ、二本目、三本目が容赦なく後に続いた。
もはや隠しようのないほど潤ったザジの内部を、出鱈目に蠢きながら出入りする。
「あ、あ、うそ、いや、あ……っ!」
十分に高められていたザジの身体は、それだけで呆気なく絶頂を迎えてしまった。

いかされた……こんなわけのわからない生き物にいかされた。
嫌悪と屈辱と情けなさで目尻に涙が浮かぶ。自分の淫蕩な身体が恨めしかった。
だが、そんな葛藤に浸れたのは、ほんの僅かの間だけだった。
再び、出し抜けに触手が蠢きだす。
ザジが絶頂を迎えたかどうかなど、ウィアードには露ほども関係ない。
この下等な生き物は、ただ、主の命令を遂行するだけなのである。
「あ、や、まだ、いっ、うっ、やあっ」
複数の触手がまるでそれぞれの意思を持って、ねじれ、のたくり、縦横に這い回る。
それはホビットや人間の男では感じることのできない禁断の快楽をもたらす。
絶頂の余韻冷めやらぬまま、ザジは快楽の奔流に飲み込まれた。

ザジは何度でも達した。
まるで途切れることのない永遠の絶頂に押し上げられたように、何度でも。
「は……」
細い腰が大きく、びくっ、びくっと跳ねる。
その都度、ザジの中からあられもない汁が潮となって噴出した。
スエードのズボンに卑猥な染みが広がってゆく。
行き場をなくした液体がだらだらと太股を伝った。

162 :ムーク陵辱物 二人目 (8/8):2008/08/26(火) 21:08:17 ID:M/UsLNYR
そこで、それまで沈黙を続けていたムックが一声唸りを上げた。
ウィアードはまるで機械仕掛けのように、ぴたりと動きを止める。
ムックはがくりと垂れたザジの頭をつかみ、無理矢理引き上げて上を向かせた。
ザジは嗚咽をしゃくり上げながら、ムックを見上げる。
その幼い顔立ちは涎と涙に塗れ、頬は上気し、眉は切なげに寄せられていた。
「や……めて、よう」
ザジはか細い声で哀願する。もう快楽で責められるのは嫌だった。
これ以上絶頂を味わわされたら、気が触れてしまうかもしれない。
「や、め、させて……くだ……さい」

すがるようなその言葉を聞き、ムックは深い満足の溜息を吐いた。
このひ弱で小さな娘に、十分な悔恨を抱かせたと判断したからである。
しかし、一方で、ムックはウィアードを用いた「遊び」に大変な感興を覚えてもいた。
もう少し続けたらどうなるか。彼の中に好奇心が芽生え始める。
逡巡は長くはなかった。ムックは邪悪な笑みを浮かべる。
仮にこの娘の心が壊れてしまったとしても、サイオニックである彼には如何様にでも治すことができるのだ。

ムックは手を離し、ウィアードに向けて唸り声を発した。
「え……? う、うそ、や、」
哀れなホビットの娘に巻きついた触手たちが、再び蠕動を開始する。
ザジは悲鳴を上げた。しかし、ムックはその様子を興味深そうに眺めるだけだった。

「や、いや、いや、あ、あ、あっ、いやああっ!」

* * *

もちろんあのあと直ぐにダークゾーンに引き返した。
だけど、来た道を戻ろうとした僕らが見つけたのは、何のへんてつもない一枚の壁だけだった。
こんなもの、最初に通った時にはなかった。
ザジたちとはぐれたのはこの向こう側で間違いないのに、一方通行の壁が僕らを隔てる。

結局、別方向から迂回してこざるをえなかったのだ。
六人パーティーで二人も抜けては、この階層の魔物とは勝負にならない。
ひたすら逃げて、逃げて、それでも時折休息を挟まねばならぬほど損耗した。
……僕らが、ザジが落ちたと思われるシュートのところへたどり着いたのは、
ぞっとするくらい時間が経ってからだった。

ザジは無謀な人間ではない。落ちたところでじっと救助を待っているはず。
そう、自分たちに言い聞かせながら、僕らはシュートを滑り降りた。

異臭が充満していた。
例えるなら、そう、男女の交わったあとのあの匂い。
あれを何十倍にも濃くしたような、頭がくらくらするほど濃密な匂い。
その得体の知れない異臭にぼうっとしているところに、アリーの悲鳴が響いた。
「いやあああああっ!!」
僕は反射的にアリーに駆け寄り、失神して崩れ落ちようとしていたアリーを抱きとめた。
そして、アリーが目にしたものを見た。

「い……やあ、……や、……あは、あははは」
何か得体の知れない粘液に塗れて、
あられもない姿で、
ぶつぶつと意味のない言葉をつぶやき続ける、
虚ろな目をしたザジを見つけたのだ。

(つづく)

163 :名無しさん@ピンキー:2008/08/26(火) 21:16:11 ID:dqUHB2mK
GJ!ムックの今後の活躍にwktk

164 :名無しさん@ピンキー:2008/08/27(水) 23:35:13 ID:trUV+hqu
GJ!!こういう話は大好物です

でも改めてムークの名前を見るとやっぱり笑えてしまうw

165 :名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 17:56:52 ID:9CTNRfWN
GJ!
なんというムック無双w
だがそれがいい

166 :ムーク陵辱物 三人目 :2008/08/29(金) 22:57:47 ID:2Q6w+SLT
投下します。感想ありがとう。

NG要素:寝取られ、陵辱、ムーク


167 :ムーク陵辱物 三人目 (1/6):2008/08/29(金) 22:58:22 ID:2Q6w+SLT
「うう……ん」
宿のベッドで、アリーが苦しげに寝返りを打つ。
嫌な夢でも見ているのだろうか?
それとも、あの恐ろしい光景を思い出しているのかもしれない。
僕は寝汗で額に張り付いた前髪をそっとすいてやると、冷水で濡らした手巾でアリーの寝顔を清めた。
浅い呼気の漏れる唇はこころもちいつもよりも血色が薄く、きらめく金色の髪もくすんでみえる。

無理もなかった。
長時間の探索、連戦につぐ連戦で僕らは疲労のきわみにあった。
わずかな休息しかとれずに、魔法を連発しなければならなかったアリーは特にきつかったろう。
そんな状態で目にしてしまった、あのザジの惨状。
蓄積した疲労と精神的なショックで僕らはぼろぼろになって逃げ帰った。
きっと、僕もひどい顔をしているに違いない。

あのあと、心の壊れたザジを抱えて僕らは途方に暮れていた。
シュートの部屋のすぐそばに街へのテレポーターを見つけることができなかったら、
間違いなく全滅していただろう。
ムックの捜索は無理だ。そう言って撤退を提案した僕に、キサナもヌビアも反対はしなかった。
ところが、ほうほうの態で街の入り口に辿り着いた僕らは、
そこで、平然とした顔で待ち構えていたムックを見つけたのである。
僕らとはぐれた後、合流は無理そうだったので、一人先に帰還していたらしい。
問い詰めたいことは山ほどあった。
でも、僕もへとへとだったし、そんなことよりも一刻も早く、
ザジを、アリーを宿で休ませてあげたかったから、うやむやの内に合流して……

「ジ……ル?」
アリーの声が僕の回想を中断した。
「やあ……起こしちゃったかな」
「ううん。私……気を失っちゃったのね……運んでくれてありがとう」
申し訳なさそうに謝るアリーに、僕は「気にしなくていいよ」とだけ答えた。
もっと、微笑んで、気の利いた言葉でもかけて、アリーの気持ちをほぐしてあげたかったけど、
とてもそんな気分にはなれなかった。

「ザジは……?」
「……キサナとヌビアが、部屋に連れて行った。今、介抱してるとこだと思う」
虚ろな目で薄ら笑いを浮かべ続けるザジに、僕らはどうしてやることもできなかった。
せめて十分な休息をとれば少しは落ち着くだろうと、
ザジのためにこの宿の一番上等な部屋をとった。
棟も階も違うから、ここからは少しだけ遠い。
「そう……」
アリーはそれきり口をつぐんでしまった。

重苦しい沈黙が落ちる。
アリーの心を重くしているものが何か、僕にはわかる。
もちろんザジへの心配もあるだろうが、もっと差し迫って考えなければならないのは、
誰がザジをこんな目にあわせたのか、ということだ。

普通に考えれば、魔物の仕業になるのかもしれない。
確かに、人型の魔物の中には、女冒険者に対して、
口に出すのもはばかられるようなむごたらしい仕打ちをするやつらもいる。
だけど、ザジの身体には目立った外傷はなかった。
あのザジが、ろくに抵抗もせずに魔物にやられるなんてありうるだろうか?
僕は、もっと犯人に相応しい人物を知っている。
そいつにはザジの反抗を封じ、しかもあんなふうに心を壊すような能力がある。
しかも、そいつはザジと同時に迷宮の闇に消えた。

はっきり言おう。
僕は、ザジをあんな目に合わせたのはムックではないかと疑っている。
いや、確信している。きっと、アリーもそう考えている。
けれど、いや、だからこそ、それを口にできないでいるのだ。

168 :ムーク陵辱物 三人目 (2/6):2008/08/29(金) 22:58:57 ID:2Q6w+SLT
「私……ザジの様子を見てくる」
アリーはそう呟いて、疲労の濃い顔のまま立ち上がろうとした。
無理をさせたくない。
僕は起き上がりかけたアリーを押しとどめた。
「まだ、寝てたほうがいい」
そして、不安げに僕を見上げるアリーの額に優しく口づけをして、言った。
「僕が……見てくるよ」
僕はアリーを残して部屋を出た。
ヤツがいったい何を企んでいるのか。それはわからない。
でも、アリーだけは守る。僕が、必ず守るんだ。

* * *

ロイヤルスイートに向かうには、いったん階段を降りて、帳場の前を抜けなければならない。
泊り客が歓談できるよう何脚かの椅子が置かれたそこにさしかかると、
ザジに付き添っているはずのキサナとヌビアの姿が見えた。
僕は違和感を覚えて二人に近づく。

「あら、アリエルの具合はどう?」
キサナが声をかけてきた。
「さっき起きたけど、また寝かせてきた。……それより、ザジは?」
「大丈夫よ」
キサナはにこりと笑って、信じられないことを言った。
「ムックが看てるから」
「……なんだって?」
僕は耳を疑い、交互に二人の顔を見つめる。
ヌビアは苦虫を噛み潰したような顔をしていたけれど、
キサナは本当に「これで安心でしょう?」と言わんばかりの安堵しきった表情を浮かべていた。

「なんで!? あんな状態のザジをあいつと二人きりにするなんて……!」
「あんな状態だから、よ。今のザジを癒せるのは、専門家であるサイオニックだけでしょう?」
正論に聞こえるキサナの言葉に、一瞬僕は言葉に詰まる。
それは……そうだった。
キサナもヌビアも戦士としては優秀だけど、治癒の術にはさほど精通しているわけではない。
壊れた心を癒す「セイン・マインド」の魔法が扱えるのは、あいつだけだった。
「……それにしたって! なんでキサナもヌビアも付き添ってあげてないのさ!?」
「精神への施術はデリケートだから二人きりにして欲しい……んだそうだ」
吐き捨てるように答えたのはヌビアだった。

「そ、んな……」
なぜ? 僕には二人が理解できない。
あいつについての認識が決定的にずれている。
二人ともどうかしてる! 盗賊に財宝の番をさせるようなものじゃないか。
治せるのがあいつだけ、治すには二人きりにしなければならない、そんなのが理由になるのか。
だって……
「ザジをあんなふうにしたのは、あいつかもしれないのに!」
僕は大声で叫んでいた。
それは、まだ胸に秘めておくべき疑惑だったのかもしれない。なにしろ、なんの証拠もないのだ。
だけど、あの不気味なムークに対する不信感、警戒心のようなものすら、
二人には欠けているように思えたから。

一瞬の沈黙があってから、キサナが口を開いた。
「……ムックを疑っているのね」
その口調は硬い。僕の言葉に、彼女は明らかに不快を感じたようだった。
「当然だよ。だって、おかしいじゃないか。二人同時にはぐれたんだよ?」
「……ダークゾーンの中で、私たちともザジともはぐれた。彼はそう言っているわ。
 おそらく先にザジがシュートに落ちたのね。それでムックは……」
「嘘だ。嘘だよ。そんなの。なんでわからないのさ! ザジはそんなに間抜けじゃない!」
激昂する僕の言葉に、キサナをなじるような響きが混ざり始めた。

169 :ムーク陵辱物 三人目 (3/6):2008/08/29(金) 22:59:28 ID:2Q6w+SLT
「やめないか」
ヌビアの鋭い声が飛ぶ。
有無を言わせぬ一喝に、頭に血が上っていた僕も思わず口をつぐんだ。
ヌビアはゆっくりとキサナを見つめて、言う。
「……私も、あいつのことは信用していない。不審な点が多すぎる」
そして、今度は僕の方に向き直った。
「だが、確証は何もない。いずれにせよ、ザジが正気を取り戻してから話を聞けばわかることだ。
 そうだろう?」
「でも、それじゃ……」
なおも言い募ろうとする僕を、ヌビアは冷静に制する。
「わかっている。だから、私が行こう。
 喧嘩腰のお前が行って悶着を起こしては、治療中のザジにも良くないだろう。
 施術の邪魔ができぬなら、せめて室内の異変をすぐ察知できるよう、扉の前にでも立っているさ。
 それなら、文句はないだろう?」
最後の言葉は僕とキサナ両方に向けられたものだった。
自分が行けないのは不満だったけど、ヌビアが真剣にザジを案じているのがわかったから、
何も言えなかった。理に適った提案に、キサナも不承不承というふうにうなずく。
「では、行ってくる」
そう言って、ヌビアは槍を担いだまま席をたつ。
僕は、不安に包まれながら、その後姿を見送るしかできなかった。

* * *

ヌビアは階段を上がり、ロイヤルスイートを目指す。
帳場からでも結構な時間がかかった。
これだけ離れていては、何事かが起こっても気づけなかっただろう。
そう思うと、キサナに押し切られてムックとザジを二人残してしまったのは
余りに軽率だったかもしれない。焦る内心に押されて、早足気味だった歩みが更に心持速まる。

目指す部屋の前に着き、ヌビアはその扉が薄く開いているのに気づいた。
デリケートな施術と言っていた割には随分無用心ではないか。
憤りを感じて木扉の取っ手に手をかけたところで、その動きが止まった。
扉の隙間から漏れ出た中の音。……これは、喘ぎ声、ではないのか。
槍を握る手がじっとりと汗ばんだ。まさか。いや、そんな馬鹿な。
ヌビアは逸る気持ちを抑え、扉の隙間からそっと中を覗き見た。

* * *

「あああっ、ひっ、いいっ、うあぁ、いひぃっ」
ザジはあられもなく叫んだ。
ヌビアたちが名を呼んでも、肩をゆすっても、精神を閉ざして返事を返さなかったザジ。
それが、今、自分に叩き込まれている快楽に対しては、動物的なほど激しい反応を示していた。

豪奢なベッドの上で、ザジはムックに犯されていた。
小柄なホビットに、二回りほども大きな毛むくじゃらがのしかかる。
肥満体のそいつを迎え入れるため、ザジの脚は蛙のように横に開かれ、突き上げの度に力なく揺れていた。
巨根がザジの小さな体にねじ込まれている様子は、なんとも痛ましく、猟奇的ですらある。
しかし、ザジが上げているのは苦痛による悲鳴ではなく快楽による嬌声だった。
腰を浮かせ、巨根を叩きつけられるたびに、正気を失ったような絶叫をほとばしらせる。

「あ、んああ、ああ……ご、ごひゅじんさまあ」
でろり。
ムックの口から、唾液をしたたらせた大きな舌が伸ばされた。
顎が外れそうなほど巨大なそれに、ザジは夢中になってしゃぶりつき、
愛しい男の性器を咥えるようにして激しく吸い付く。
滝のように流れ落ちるムックの唾を飲み込むと、
ザジはまるで甘露を口にしたような、蕩けきった極上の笑みを浮かべた。

170 :ムーク陵辱物 三人目 (4/6):2008/08/29(金) 22:59:59 ID:2Q6w+SLT
ヌビアは、束の間、その現実離れした光景に飲まれていた。
ゆうに一呼吸ほどして、固まった思考が動き始める。
驚愕が、腹の底から沸き上がる憤怒に取って代わった。
バタン。丈夫な木扉を怒りに任せて蹴開ける。
「何を……している」
押し殺した声でムックに問う。そこには明らかな殺意がこめられていた。
しかし、ザジにのしかかったまま、上体をひねってヌビアを振り返ったムックは、
その怒気をはらんだ声に微塵の動揺も見せず、にたりといやらしい笑いを浮かべた。

「ザジから離れろっ!」
ヌビアは叫び声とともに飛びかかっていた。
巨大な標的に向けて、覆いを払った槍の穂先を躊躇なく突き出す。
明確な殺傷の意思をもった切っ先は速く、鋭く、
いまだザジにのしかかったままのムックには逃れる術はないかに見えた。
だが、槍は空しく空を切る。
突き刺さろうかという瞬間に、ムークの巨体がふっと霧消したのである。

ヌビアの猫の瞳が驚愕に見開かれた。
……しまった、「ブリンク」か。
気づいた時には既に遅かった。
瞬きの間にヌビアの背後に転移したムックが、二つの呪文をヌビアに叩きつける。
ヌビアは気配を察知して背後に石突を繰り出すが、
その一撃はさきほどの渾身の突きとは比較にならぬほど、遅く、そして弱弱しいものだった。
先端はムックの腹部をとらえるが、その獣毛にほんのわずかめり込んだだけで跳ね返される。
どころか、その脂肪の弾みだけで、ヌビアの体は手もなくバランスを崩し大きくよろけた。

ムックの右手が無造作に振り回された。
まるで小バエを払いのけるような軽い動き。それがヌビアの肩をとらえる。
フェルパーにしては背の高いヌビアの身体は、それだけで吹き飛んだ。
力で堪えることも、敏捷に受身を取ることも出来ず、惨めに転げ回る。
鍛え抜かれたヌビアの肉体は、「スロー」と「ウィークン」によってひ弱で鈍重なものに変えられていたのである。

余りにも呆気ない幕切れだった。
ヌビアは槍を取り落とし仰向けに寝転ぶ。
余力を振り絞って跳ね起きようとしたところに、ムックの手がぬっと伸ばされた。
ヌビアの片足を捉え、むんずと引き寄せる。
そして、もう片方の手を彼女の革のスカートにかけると、恐るべき怪力で腰布ごと引き千切ってしまった。

「や、めろっ」
ムックの卑劣な意図を察したヌビアは、反射的に片足を突き出す。
革のブーツの硬い靴底は陵辱者の顔面を直撃した。
だが、ムックは踵を獣毛にめり込ませたまま、嗤う。
弱体化された彼女の蹴りなど、ムックにとっては蚊の刺すような一撃でしかなかったのである。

ムックは顔面にめりこんだブーツのくるぶしを空いた手で掴む。
これでヌビアはその両足をムックに封じられた格好となった。
「なっ」
両足が勢い良く引っ張られ、高く掲げられる。
ヌビアはあられもなく股を開かされ、脚をY字に固定されてしまった。
股間を覆うものは何もなく、ヌビアの秘所が赤裸々に晒される。ひどく恥辱的な姿勢だった。
ぴとり。
股間の、やや人よりも濃い茂みの上に、ぬめり輝く何かが乗せられた。
鎌首をもたげた蛇のように、屹立するそれは股間からヌビアを見下ろす。
それが何か、ヌビアにはしばらく理解できなかった。
それくらい大きかったのである。
子供の腕ほどはあろうか。
しばしヌビアを睨み付けていたその頭が、すっと引っ込められる。
まるで獲物に襲い掛かる直前の「溜め」のようなその動きに、フェルパーは反射的に身を竦ませる。
ヌビアは、自分の入り口に巨大な何かが押し当てられたのを感じた。

171 :ムーク陵辱物 三人目 (5/6):2008/08/29(金) 23:00:30 ID:2Q6w+SLT
肉の裂ける音がした。
それは幻聴であったかもしれないが、ヌビアの身を貫く激痛は本物だった。
「ぐあっ!……あ、あ、あ、」
ザジの膣内から抜き放って間もない巨根には、ホビットの粘度の高い愛液がまとわりついていた。
それが潤滑油となって、まだなんの準備も整っていないヌビアのそこを無理矢理に貫いてゆく。
腹の奥に重苦しい圧迫感が走った。内臓が揺さぶられる不快感。
信じられぬことに、ヌビアの成熟した体はあの異常な巨根をすべて飲み込んでしまっていた。
全身が鳥肌立ち、嫌な汗が止まらない。
膣内の襞という襞が押し開かれ、引き伸ばされる。
だがその苦悶に慣れる間もなく、最奥に達した剛直は勢い良く引き抜かれた。
「……っ!」
内臓が全て引きずり出されるような衝撃。
喉まで出かかった悲鳴を、ヌビアは唇を噛んで堪えた。
戦士としての誇りがなければ、絶叫していただろう。
それくらいの激痛、苦悶、不快感だった。しかも、これはまだほんの手始めに過ぎないのだ。

ムックの動きには容赦がなかった。
叩きつけるように腰を使い、ヌビアを掘削する。
ヌビアは必死で抗った。
圧し掛かってくる巨体を猫の爪を突き立て、鍛えぬいた腕力で押し返そうともがく。
しかし、今の彼女の力では、小娘がいやいやと手を押し出すほどの抵抗にしかならない。
ヌビアは苦痛に耐えるだけでなく、恐怖とも戦わなければならなかった。
弱い女の自分を剥き出しにされる恐怖。
だから無駄な抵抗とわかっていてもあがきを止めない。
それが戦乙女である彼女の最後の矜持だった。

出し抜けに中の剛直が脈打つ。
熱い精液が吐き出された。膣の奥が焼け付くような感覚。
屈辱で身が震えた。だが、安堵したのも確かだ。
堪え切った。そう、思ったからだ。
放出を終えた巨根がずるりと引き抜かれる。

すると、力尽きたヌビアの体がごろりとうつ伏せにひっくり返された。
訳がわからずにいるヌビアの尻尾を毛むくじゃらの手が無遠慮に掴む。
開き切った秘所に、いささかも衰えぬ巨根の先が付けられた。
「ば、化け物……!」
ムックの意図を察してヌビアが呻いた。
あれだけ激しく自分を犯したばかりだというのに。
ムックの手に力がこもる。敏感な部位を引っ張られヌビアの尻が追うように突き出された。
そこに、再び巨根が打ち付けられた。

172 :ムーク陵辱物 三人目 (6/6):2008/08/29(金) 23:01:00 ID:2Q6w+SLT
……どれくらい経っただろう。
ムックは底無しだった。幾たびも放出しながらも、まったく変わらぬ激しさでヌビアを責め続けた。
既にヌビアはぼろきれのような有様だった。
四肢は抗う力を失い投げ出され、半開きの口からは絶え絶えの吐息が漏れるのみ。
数え切れないほどの射精でヌビアの膣内は溢れていた。
剛直が深々と突き刺さると、まるで冗談のように、ぶびゅっと音を立てて精液が押し出される。
もはや痛みはなかった。
ただじんじんと麻痺したような鈍い感覚の中で、
巨根が引き抜かれるときだけ、電流のような甘い痺れが背筋に走る。

それでもヌビアの心だけは、ささやかな抵抗を続けていた。
ここで心を折ってしまえば、蹂躙される恐怖すら快楽に変わることはわかっていた。
オスに貫かれ泣き叫ぶだけのメスであることを認めれば、いっそ楽になれる。
だが、彼女の仕える蛮勇の神は、決してそのような怯懦を許しはしないだろう。
それだけが、朦朧とする意識の中での彼女の支えだった。

また、彼女の中で剛直が脈打つ。もう何度目になるかわからない射精だった。
血が滲むほど唇を噛んで呻きを堪えるヌビアの顔を、ムックの無骨な手がとらえた。
顎を掴み、その顔を力ずくで自分に振り向かせる。
ムックは下卑た笑みを浮かべていた。
それは絶え間ない陵辱に屈服した彼女を嘲っているようだった。
ヌビアの中に憤怒と嫌悪がないまぜになった殺意が沸き上がる。
誇り高い自分がこんなケダモノに屈するわけにはいかない。
「……下衆め」
ヌビアは折れかけた心を振り絞ってその毛玉のような顔に唾を吐きかける。
だがムックの笑みはいっそう深まった。

ヌビアは勘違いしていた。ムックは彼女が屈服したと思い込んで嘲笑っていたのではない。
彼女の心がまだ折れていないことを確認して喜んでいたのである。
敗北にも陵辱にも屈しない戦士の魂。
それを砕くことにこそ、彼は至上の喜びを感じるからである。
ムックはもごもごと呪文を唱え始めた。
「ひっ……!」
ヌビアの顔にはじめて怯えのようなものが走る。これ以上、自分に何をしようというのか。

そして、「テラー」の呪文が完成する。
張り詰めていたヌビアの心が、一瞬にして恐怖に染め上げられた。
信仰と誇りで跳ね除けていた、恥辱、嫌悪、敗北感、無力感、そして快楽が一気に彼女の心に流れ込む。
部屋に絶叫が木霊した。

(つづく)


173 :名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 23:10:52 ID:vd2fjToS
GJ!!まさかリアル遭遇できるとは

しかし宿で大声出されたら他の人にバレるかも知れんのに不用心だなムック
もし気付かれたら片っ端から自分の力使う気か

174 :名無しさん@ピンキー:2008/08/29(金) 23:36:46 ID:vwrG57FG

         ,,,,,┯,,,,,  
        彡    ミ 
       彡. (・) (・) ミ
       彡      ミ
       彡  ▲   ミ   ファッ、ファッ、ファッ
      彡   "  ゛  ミ
      彡   ",,,,,.,, "   ミ
     彡 ミ   ""   ミ ミ
     彡 ミ       ミ ミ
     彡ミ""      ミ ミ
     彡ミ         ミミ
      ミ          ミ
     彡   彡彡    彡
     彡   彡  彡   彡
     ミ   彡   ミ    彡
     ミ,,,,,,,,,,,彡   ミ,,,,,,,,,,,彡

175 :名無しさん@ピンキー:2008/08/31(日) 19:00:18 ID:Nk2vbIeh
このムックは間違いなくevil、しかもおそらく高lvっ!

176 :名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 01:20:11 ID:2NZaoXPs
こいつの事必死で考えないようにしてたのにw

177 :名無しさん@ピンキー:2008/09/01(月) 09:58:13 ID:C0vc12zK
ムックの活躍で、俺の股間の『EPEE OF DISMAY』が有頂天に!

178 :名無しさん@ピンキー:2008/09/04(木) 23:56:36 ID:5LySC40N
ムック先生の次の活躍に期待

179 :名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 18:47:29 ID:YkbPg2cw
ステンバーイ・・・

180 :名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 20:21:10 ID:TXMeIunw
次の犠牲者は誰だろうな

181 :名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 21:22:07 ID:U4YgXgLh
意識を取り戻したアリーが見たもの、それは
ジルの上で狂ったように腰を振るムックの姿だった

だったらいいな

182 :名無しさん@ピンキー:2008/09/05(金) 23:41:47 ID:FvceSlDw
>>181
本気で言っているのかと小一時間(ry

183 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 00:48:20 ID:5tk1ldPw
全くだ、常識的に考えてこうだろ

意識を取り戻したアリーが見たもの、それは
ムックの上で狂ったように腰を振るジルの姿だった


184 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 01:06:34 ID:yyRqNuQT
違う、こうだ

意識を取り戻したアリーが見たもの、それは
ムックの背中のチャックを開けてなかに入り込むジルの姿だった

185 :ムーク陵辱物 四人目+α:2008/09/06(土) 10:37:02 ID:lDTMEX/U
投下します。なんとか完走。読んでくれたみんなにd

NG要素:寝取られ?、百合、陵辱、ムーク

186 :ムーク陵辱物 四人目+α (1/11):2008/09/06(土) 10:37:48 ID:lDTMEX/U
夕立の激しい雨音が耳を叩く。
まだ日没前だというのに、雨雲のせいで日が翳り、室内は暗い。
薄闇に閉ざされた宿の一室で、僕は呆然とつぶやく。

「なんだこれ……」

いつまで経っても戻らないヌビアに痺れを切らし、
ロイヤルスイートに駆けつけた僕が目にしたのは……恐ろしい光景だった。

ベッドにはザジが横たわっていた。
眠っているというよりは意識を失っているようにみえる。
異様なのは、彼女が一糸まとわぬ裸だということと……顔に恍惚の表情を浮かべていることだ。
床にはヌビアがうつ伏せに倒れていた。
むきだしの下半身が痛ましい。
どのような怪力によるものか、引き千切られた彼女のスカートがかたわらに放り出されていた。
どちらも股間から何か白濁した液体を垂れ流している。
部屋に充満するのは、むっとするような雌の淫臭。
そして、何か嗅ぎなれない、生臭くて、青臭い動物的な異臭。

「なんだこれ、なんだこれ、」
僕は混乱していた。
いや、わかっている。これはどう見ても……暴行の、跡だ。
とてつもなく暴力的なオスが二人を蹂躙していったのだ。
こんなことができるのは……ヤツしかいない。

僕は薄暗がりに視線を走らせる。
右を見る。左を見る。背後を、ベッドの下を、天井を。
そしてどこにもヤツの姿がないことを確認して、ようやく理性の欠片を取り戻すことができた。
僕は怯えていた。
情けないことに、二人の仲間がこんな風にされているのを見つけて、まず頭に浮かんだのは、
ぼろ雑巾のような有様の二人を気遣う気持ちや、
この悪魔の所業に対する憤りなんかではなく、
陵辱者への恐怖だったのだ。

僕は震える膝を叱咤しながら二人に近寄る。
どちらも目を背けたくなるような状態だったけど、生死に関わるような外傷はなかった。
急を要する事態でないのは救いだった。治癒の魔法一つ使えない僕には、これ以上はなす術がない。

とにかくキサナに知らせなければ。彼女なら応急処置くらいはできる。ヤツが戻ってくる前に……。
そこまで考えて僕ははたと気づいた。
ヤツが戻ってくる前に? なら、ヤツは今どこにいるんだろう?
あの化け物が地下でザジを犯し、今こうしてヌビアも毒牙にかけたのは間違いない。
ぞっとする想像だけど、ヤツは僕らを一人ずつ犯し、弄び、壊していくつもりなのだ。
そして今ここにいないということは……次の標的はキサナか、あるいは……。
「アリー!」
最悪の想像に思い至るより早く、僕は駆け出していた。

* * *

187 :ムーク陵辱物 四人目+α (2/11):2008/09/06(土) 10:38:19 ID:lDTMEX/U
帳場は静まり返っていた。
普段なら探索帰りの宿泊客でわきかえる頃合なのに、突然の豪雨のせいか宿は人気がないままだ。
さっきまで帳場に張り付いていた宿の亭主も、雨戸を閉めに回っているのか、姿を消していた。
そして、キサナの姿も見当たらない。

こんなときに、彼女はどこへ行ってしまったのか。
まさか、もうヤツに……。
恐ろしい予想を振り払い、僕は帳場を走り抜ける。
ザジとヌビアを治療するためにも、まずキサナと合流するつもりだったが、
姿が見えない以上、予定を変更せざるを得ない。
一刻も早くアリーのもとへ駆けつけたい。キサナを捜している余裕はなかった。

階段を駆け上がり、アリーの部屋を目指す。
息があがり、胸が張り裂けそうだった。
足がもつれそうになりながら木扉を蹴り開ける。ああ、無事でいてくれ……!

「ど、どうしたの? ジル」

転がり込んできた僕を、アリーはきょとんとした様子で迎えた。
ベッドの上で上半身を起こし、目を丸くしてこちらを見つめる。
僕は安堵で崩れ落ちそうになりながら、体に鞭を打ってアリーのもとに駆けつけた。

「アリー! ああ、アリー! 急いでここを離れないと!」
「なにを言っているの? ザジの様子はどうだったの?」
「詳しい説明は後だよ! とにかくキサナを捜して……」
「ねえ、落ち着いて、ジル」
「落ち着いてる場合じゃないんだ。早くしないとヤツが……」
ヤツが来る。
そう言いかけたところで、アリーの視線が僕を通り越して部屋の入り口に注がれていることに気づいた。
僕は呆けたようにアリーを見つめる。どうしたの? アリー。誰か、来ているの?
背筋に悪寒が走った。そして、アリーの口がゆっくりと開く。

「あら、ムックじゃない」

跳ねるように振り返る。
ヤツが……いた。
不快な嗤いを浮かべた、白い毛の塊。
ムックは、縦にも横にも大きすぎる体を窮屈そうに丸めながら、部屋の戸をくぐろうとしていた。

反射的に腰の得物に手が伸びる。
勝てるだろうか。ザジが、ヌビアが敵わなかったこいつに、僕が。
無理だ。わかってる。
でも、僕はどうなってもいいから、アリーだけは逃がす。
アリーだけは、汚させやしない。

「アリー。僕がヤツを足止めするから、その隙に逃げて」
僕はありったけの覚悟を込めてそう呟いた。
だけど、アリーは……ああ、アリーは自分一人逃げ出せるような人間じゃなかった。
「駄目よ。ジル」
そう言って、アリーは呪文を唱え始めたのだ。
わかってるよ、アリー。僕が命がけでも君を守ろうとするように、君も僕を見捨てるようなことはしない。
それでも、僕は君に逃げて欲しいんだ。
あの毛むくじゃらに君が汚されるなんて、僕には死ぬよりも辛いことだから。

そして、アリーの「スリープ」の魔法が完成した。
僕は薄れゆく意識の中で、アリーの言葉を聞いた。

「駄目よ。ジル。ご主人様に手をあげるなんて」

* * *

188 :ムーク陵辱物 四人目+α (3/11):2008/09/06(土) 10:39:39 ID:lDTMEX/U
目を開けて最初に飛び込んできたのは自分の裸だった。
僕は背を壁にあずけ、半身を起こすようにして床に転がされていた。
うつむいた顔の視線の先に、むきだしの胸とお腹と二本の脚が見える。
鎧はもちろんのこと、胸のサラシも腰の布も取り払われた一糸まとわぬ状態。
覚醒しかけた朦朧とした意識の中で、僕はとっさに手で身体を隠そうとして、
後ろ手に拘束されていることに気がつく。

なぜ、こんなことに?
そうだ。ムックと対峙したあのとき、アリーの魔法で僕は……。
アリーが僕に「スリープ」を? なぜ? どうして?

「ああっ、んあああっ、いく、いっちゃうっ!」

事態を把握できずに迷走する思考は、突然の嬌声に中断させられた。
あたりをはばからず発せられたとびきり淫らな喘ぎ声。
それを聞いた瞬間、僕の心臓はびくんと跳ね上がった。
その声に聞き覚えがあったからだ。
何かを考えるよりも早く、反射的に顔が上がる。
そして、煌々と灯るランプの明かりの中、僕は見た。

――ムックに犯され愉悦の声を上げるアリーを。

面を上げた僕の真正面にはこの部屋の寝台がある。
その決して大きくはないベッドに、はみ出るような巨体を乗せて、醜悪な白い塊が胡坐をかいていた。
その毛の塊に身を埋めるようにして、エルフの娘の白い裸形が浮かび上がる。
限界までのけぞり、天井を振り仰ぐその顔ははっきりとは見えない。
美しい黄金色の髪が、汚らわしい獣毛にうずめられ、絡まり合う。
小ぶりの胸がふるふると震えていた。
生白いお腹は汗にまみれ、ランプの明かりを照り返しててらてらと輝く。
華奢な脚は大きく割り開かれ、規格外の物をねじこまれた痛々しい結合部をはっきりと見てとることができた。

その細い腰に回された毛むくじゃらの手が無遠慮に動く。
「うあ、あ……んはあっ」
アリーのか細い身体は玩具のように跳ね踊り、
更に深くねじ込まれた巨根に全身を痙攣させる。
反らされた喉から、うめき声のような喘ぎが絞り出された。

「アリー!」
僕は絶叫していた。
悪夢のような光景に頭を真っ白にされながら、ひたすら愛する女の子の名を呼ぶ。
「畜生! アリーから離れろ!」
視線で人を殺せるなら。罵声で人を呪えるなら。
僕は憎悪を込めてムックを睨み、怒りの言葉に喉をふるわせる。
けれどもちろんそんなものではムックの動きは止まらない。
それどころか、僕の叫びはアリーにすら届いていないようだった。

「あああ、ひっ、んあ、やぁ」
ぎしぎしとベッドを軋ませて、ムックの巨体が上下に揺れる。
赤黒いグロテスクなヤツの物がアリーを責め立て、
無残に貫かれた花弁からは蜜が飛沫となって飛び散った。
アリーはその都度悶え狂うような愉悦の声をあげる。

アリーのこんな、獣じみた淫乱な声を聞くのは初めてだった。
小さく喉を鳴らすことさえ恥ずかしがるアリーが、
達してもぎゅっと身を縮こまらせてこらえるアリーが、
こんな安淫売のような声をあげるなんて。
薬物を使われたのだろうか、それとも精神学の邪悪な術で虜にされているのだろうか。
そう考えると憤怒でこの身が張り裂けそうだった。

189 :ムーク陵辱物 四人目+α (4/11):2008/09/06(土) 10:42:28 ID:lDTMEX/U
「あ! ……あ、あ、あ、んっはあぁああ」
ムックの動きが止まった。
かと思うと、ひときわ高い声とともに、アリーの腰がびくんびくんと跳ねる。
声が余韻を引いて徐々に弱まっていくのと同時に、アリーの全身から力が抜け、崩れ落ちる。
ムックは無造作にぐったりとしたアリーの身体を持ち上げると、自分の物を抜き放った。
どろり。
アリーの股間から、白くて粘度の高い、青臭い液体がこぼれ出す。
毛むくじゃらの口元がにたりと歪んだ。

一瞬、すっと頭が冷えた。そして直後に煮え立つような激情がこみ上げてくる。
こいつは、アリーの中に放ったのだ。
アリーは、この薄汚いムーク野郎の精を注がれてしまった。
「こ……殺してやる」
僕は涙を流し、怒声を張り上げていた。
ムックに対する殺意で頭がおかしくなりそうだった。

けれど、ムックはそんな僕の様子を見て、いっそういやらしい笑みを深めるだけだった。
その無骨な手でアリーの美しい金髪をつかみ、引きずり上げる。
「う……あ」
アリーはうめき声を漏らし、力なく顔を上げた。
ランプの灯りがその顔を照らし出す。
汗と涙にまみれた顔。だらしなく半開きにされた口。とろんとした瞳。
そこにあったのは、発情しきったメスの顔だった。

「……ごしゅじんさまあ」
アリーの口から信じられない言葉が漏れた。
こんなにぞんざいに扱われているのに、声音には淫らな悦びの響きさえあった。
そして、土下座するような格好でうずくまると、
今まで自分を貫いていた物にいとおしそうに顔を近づける。
「アリー!?」
彼女が何をしようとしているかを悟り、僕はたまらず叫んでいた。
そんなことをするアリーを見たくなかった。
だから、正気にかえってくれという願いを込めてその名を呼んだ。

「あ、ジ……ル……? ジル、目を、覚ましたのね」
「アリー……」
アリーは、今始めて僕の存在に気がついたという様子で振り返る。
その動きは緩慢で、自分の行為を中断されたことへの苛立ちさえ含んでいるようだった。
「アリー、そんなこと、やめて。正気に戻ってよ。君はそいつの魔法で操られているんだ」
僕は祈るように、切実に、アリーに語りかける。
だけど、アリーは僕の言葉に首を振って答えた。
「違うの……」
「アリー?」
「違うのよ、ジル。魔法じゃない。魔法だけじゃないの」
それはなんだか聞き分けのない子供に言い聞かせるような口調だった。
そう言いながら、アリーの手がムックの股間へと伸ばされる。
そして、まるで祭器を捧げ持つかのように『それ』に手を添えた。

「ひっ」
僕は思わず悲鳴を漏らした。
アリーが、まるでこちらに示すように持ち上げた『それ』は本当にグロテスクだった。
愛液でてらてらと濡れ輝くそれは、赤黒く、太く、長い。
男の性器であるというだけでおぞましいが、しかも、それは目の前の恐るべき陵辱者の持ち物なのだ。
ザジとヌビアとアリー、そしてひょっとしたらキサナをも毒牙にかけた凶器。
それを、アリーはいとおしげに撫でる。
「ムックには……ご主人様には『これ』があるわ」
その唇から、うっとりとした声が漏れた。
「とても素敵なのよ……『これ』でお腹の中を掻き回されると、何もかも、どうでもよくなっちゃう……」
そして、アリーは僕のほうをちらりと見ると、憐れむように言ったのだ。
「ごめんね、ジル。でも、あなたの指や舌の何十倍も『いい』の」

190 :ムーク陵辱物 四人目+α (5/11):2008/09/06(土) 10:42:59 ID:lDTMEX/U
――ファッ、ファッ、ファッ
ムックの勝ち誇ったような笑い声が響き渡った。
僕は……僕はアリーの言葉に打ちのめされていた。
わかってる。これは彼女の本心じゃない。こいつが、こいつの魔法が言わせていることなんだ。
それでも、その言葉は、たとえ嘘でもまやかしでも、アリーの口からだけは聞きたくなかった。
アリーはムックの股間に顔を寄せると、目を細め、陶然とした表情になる。
「ああ……この匂い……オスの匂い。頭がおかしくなっちゃう……」
「アリー……やめて……」
搾り出すようにそれだけ口にした制止の言葉も、もうアリーには届かなかった。
「わたし、もう、男じゃないと満足できないの」
「!」
その可憐な唇から舌が伸ばされる。
アリーは、グロテスクなそれの幹につつと舌を這わせると、極上の笑みを浮かべて言った。
「おちんちん、大好き」

じゅるっ、ずっ、ぴちゃ、ぴちゃ、じゅっ、
アリーはもう僕の目をはばからなかった。
多分、僕の存在すら、既に意識の中から抜け落ちていた。
顔中を涎にべたつかせながら、舌をはわせ、しゃぶりつき、咥えたまま顔を激しく上下に振る。
アリーの、少しだけ幼さが残る愛らしい顔立ちが、淫らに歪んだ。
むさぼるようなその動きが時折止まったかと思うと、
口の中に溜まった、唾液と何かの分泌物が混ざり合ったものを、じゅるりと音を立てて飲み込む。
そして、僕が見たこともないような恍惚の表情を浮かべるのだった。

「あ……あ、……あ」
僕は、何もできなかった。
声をかけることすらできなかった。
何も考えられず、ただ胸の奥がぎりぎりと締め付け、嘔吐がこみ上げる。
恋人の変わり果てた姿を前に、僕はいつしか泣きじゃくっていた。

「やめてえ……アリー、やめてよう……」
僕はもうアリーを見ていなかった。
胸が苦しくて、嗚咽が止まらなかった。
ただ、目をつぶり、体を丸めて、しゃくりあげ続けていた。
だから、アリーたちが立てる淫らな音が止まっていたことにも、しばらく気づかなかった。

191 :ムーク陵辱物 四人目+α (6/11):2008/09/06(土) 10:43:40 ID:lDTMEX/U
誰かの手が、男の子のように短くした僕の髪を撫でた。
その優しい感触に驚き、びくりと肩を震わせる。
顔を上げると、涙でかすんだ視界の中、アリーが僕を見下ろしていた。
ヤツの魔法で操られているなんて信じられないくらい、いつもどおりの優しい笑みを浮かべていた。
アリーは無言のまま、僕の顎に指をそえた。
導かれるように上を向いた僕の唇に、アリーの唇が重なる。
「!」
柔らかい唇の感触の中から、鼻腔を突き刺すような異様なにおいが漏れてくる。
青臭い、生臭い、男臭い、獣臭い。
ザジの部屋に充満していたあのにおい。
不快感にふるえる僕の唇を割って、アリーの舌がねじこまれた。
同時に、どろりとした、口内に張り付くような、塩辛くえぐみのある液体が流し込まれる。
全身に鳥肌が立った。吐き気がこみあげてくる。気持ち悪い。
だけど突然の出来事にとまどう僕はそれを拒むことができない。
アリーを跳ね飛ばすこともできず、また、それだけの気力もなかった。
長い口づけの間を、ただ背筋をふるわせて耐える。

ちゅぽん。
ようやく、音を立ててアリーの唇が離れた。
流し込まれた液体の大半は口の端から漏らしたけれど、少なからぬ量を飲んでしまっていた。
「な……に?」
僕は泣き濡れた目でアリーを見上げて問う。
「ふふふ。かわいいよ、ジル。ちゃんと女の子の顔してる」
そう言ってから、アリーは答えを口にした。
「おいしかった? ムックの、精液」
むっくの、せいえき。
ムックの、精液。
頭が意味を認識するより早く、腹の奥から強烈な嘔吐感がこみあげてきた。
……犯された。僕の体内を、あいつの体液で犯されてしまった。
それだけしか考えられず、ぼろぼろと涙が流れた。

「アリー、ひどい……ひどいよ」
「ひどい? ひどいのはどっちかしら?」
びくん。
突然の刺激に僕の体が跳ねた。
股間にアリーの手が伸ばされ、僕の女の子に触れたのだ。
「濡れてる」
「え?」
言われて初めて気がつく。
アリーの指が優しくはわされた。
そのぬちょりとした感触は、確かに濡れそぼったそこをいじられる時の感触だった。
「ジル、わたしが犯されているのを見て興奮してたんだ……」
からかうようなアリーの言葉に、僕は混乱した。
興奮してただって? そんなはず、ない。
怖くて、悔しくて、悲しくて、気持ち悪くて……。
だから、濡れていたとしても、それは極度の緊張状態に置かれた生理の悪戯に違いないのだ。
けれど、アリーの声は魔性の響きをもって僕の心に浸透してくる。

192 :ムーク陵辱物 四人目+α (7/11):2008/09/06(土) 10:44:25 ID:lDTMEX/U
もう片方の手が、僕の胸に触れた。
サラシを巻けばきれいになくなる、少しも女の子らしくない平らな胸。
それを、アリーの掌が包み込むように優しく撫で回す。
「う……あ……」
胸の先端にアリーの指が触れるたびに、そこからじんじんとした痺れが広がる。
感じている場合じゃない。それはわかってる。
僕は今、目の前で、得体の知れないムークに恋人を犯されたところなんだ。
だけど、くじけかけていた僕の心は、その痺れるような快感に逃げ場を見出してしまった。
アリーの後ろからこちらを見ているに違いないムックの存在が一瞬かすむ。
気持ちいい。この快楽に身を委ねたい。
「あ……んん、……ふは……ん、や……やめ、て……」
いつしか、僕はアリーの繊細な指使いに身体を合わせていた。
愛撫を愛撫として感じるため、体を昂ぶらせようとしている自分に気づく。
体の芯がきゅっとなった。

「……っ!」
アリーの指先が僕の股間の芯を弾いた。
そこから電撃のようなものが頭まで突き抜ける。
僕は歯を食い縛った。情けないことに、僕はこの状況で小さく達してしまったのだ。
羞恥に顔を背ける僕の耳元で、アリーがそっと囁いた。
「ねえ、聞いて。ジル」
熱い吐息がかかり、僕はぞくりと身を竦ませる。
「わたしね、ずっと不満だったの。……いつもあなたにされてばっかりだったから。
 一度、ジルの『ここ』を、目一杯、かわいがってあげたかったの」
アリーの指先が、僕の女の子の形にそって、つうとはわされる。
達した後で敏感になっていた僕は、哀れなくらい素直に反応した。
腰がふるえる。乳首がぴんと立って、首筋にぞくぞくと何かがこみ上げてきた。

「ジルったら、『ここ』に指を入れるのも嫌がるんだもの」
アリーは僕の入り口を軽くひっかいた。
小さな痛みと快感が走る。
同時に、アリーの舌が僕の耳たぶをちろりと舐めた。
とろり。
僕の中から溢れ出た蜜が、ふとももを垂れるのがわかった。
アリーはその反応に満足したみたいに、顔を離し、にっこり笑って僕を見た。
「でも、そうしなくて良かった」
その笑顔は、おっとりとしたアリーがいつも浮かべるようなとても優しいもので、
そして、同時に少しだけ恐ろしいものだった。
「だって……おかげで貴女の処女をご主人様に捧げられるんですもの」
「……え?」
「大丈夫。あなたも仲間にしてあげる」
意味がわからず問い返す僕に、アリーはそう言って体を横にずらした。

そこで、僕は気づいた。
僕が、何か巨大な存在の影に飲み込まれていることに。
それは、僕の目の前に立って、その巨体で部屋の明かりを遮断していた。
蕩けきった裸の身体を無造作にさらけ出している僕を、
逆光のそいつはぞっとするくらい高い位置から見下ろしていた。
そいつの口が大きく裂ける。

喰われる、と思った。

「い、い、いやあああああああっ!」

僕は絶叫した。

193 :ムーク陵辱物 四人目+α (8/11):2008/09/06(土) 10:44:56 ID:lDTMEX/U
* * *

男に負けたくなかった。
だから、剣の腕もこんなに鍛えた。
男のような格好をして、冒険者なんていう危険な仕事を始めた。
がさつで不潔な男たちへの対抗心と、
自分にない可憐さを備えた女の子への淡い思い。

男が嫌いだから女の子を愛するようになったのか、
もともと女の子が好きだったから、殊更に男に負けまいと思うようになったのか、
どっちが先だったかは、今となってはわからない。

でも、アリーのことは本当に好きだった。
女の子同士なんて条理に反したことだったかもしれないけど、幸せだった。
……なのに、それなのに。

どすん。
煮えたぎった熱い鉄の棒を打ち込まれたような気がした。
「うあ……あ、あ、」
激痛、なんてものじゃない。
意識が吹っ飛ぶほどの衝撃だった。
唇が意味もなくわなないて、まるで新鮮な空気を求めるようにぱくぱくと開け閉めする。
叫び声すら出なかった。

ムックは、後ろ手に縛られた僕の身体をたやすく抱え上げると、
何の予備動作もなしにその巨根で僕を貫いた。
内臓が圧迫される。膣内がみっしりと押し広げられ、体の芯が軋んだ。
傷口を刃物でえぐられて、そのままぐりぐりとこね回されるような、信じ難い痛みが走る。

朦朧としかけた意識の中で、ムックが何か呪文を呟くのが聞こえた。
途端に、破瓜の痛みが引いてゆく。
「ふ……ぐ……うう」
けれども、巨大な異物をねじ込まれた圧迫感までは消えない。
全身にびっしりと汗が浮き上がった。
腰が痙攣したようにふるえて治まらない。
こわばりきった腿の筋肉が悲鳴を上げる。
「はっ、はっ、ふっ、うっ、はっ」
腹部が圧迫されて呼吸もままならない。
僕は矢継ぎ早に浅い呼吸を繰り返して苦悶に耐える。

そして、のそりとムックが動き出した。
それは、先ほどアリー相手に見せた激しい責めと比べたら、いっそ緩慢とも呼べるものだった。
僕のお尻に回した手を、ゆっくりと焦らすように引き上げる。
内臓を引きずり出されるような苦しさに気が遠くなりかけるが、
そのたびにムックの動きは止まり、気絶することすらままならない。
まるで僕が呼吸を整えるのを見計らっているかのような動きだった。
「う……あ、あ、あっ……うあ」
その巨大なカリ首が僕の入り口を押し開くところまで達すると、
今度はじりじりとまた巨大な物をねじこみ始める。
膣内の襞を巻き込んで、僕の体の最奥へと徐々に侵入してくる。
悪寒にも似た感覚が広がり、嫌悪する相手に貫かれる不快感とあいまって
ぞくりとした痺れが全身を冒してゆく。

194 :ムーク陵辱物 四人目+α (9/11):2008/09/06(土) 10:46:02 ID:lDTMEX/U
「はあっ、はあっ、はあっ」
三往復も繰り返した頃には、僕は限界に達していた。
嬲るような緩慢な責めはすっかり僕の体力を奪い去っていたのだ。
滝のような汗がふきだす。途切れ途切れの呼吸は荒く、喘ぐようだった。
あまりにも緊張が続いたせいで、全身の筋肉が萎えてしまったのがわかる。
そこに、再びムックが侵入し始めた。
「……え?」
異変が起こった。
ぞわりと産毛が逆立ち、悪寒のような痺れが全身を痙攣させはじめる。
膣内がぎゅうと収縮しはじめ、引き裂かれるような中の感触が滑らかなぬめりを帯び始める。
ムックの巨大な物がほんの少し沈み込むたびに、全身のふるえがどんどん大きくなっていった。
「や、やだ……こ……こわい、やめて、……い、いやっ」
挿入は止まらない。
「う……そ……?」
得体の知れない波が、大きなうねりになって襲ってきた。
「あ……あ、あ……あああああっ! やあああっ! うあ、いやああああっ!」
それが快感だと気づくより前に、僕はイッていた。

頭が真っ白になる。
その次の瞬間に、体中をかけめぐっていた快感が奔流となって僕をうちのめした。
「うあああ……ひっ……うう、いやああああ」
僕は泣き叫んでいた。
快感の波はいつまでたっても引かなかった。
それは自分で、あるいは、アリーの手で、突起をいじって達する快感とはまるで質が違っていた。
意識を焦がすような快感が体内で荒れ狂っていつまでも反響し続ける。
腰ががくがくとふるえて止まらなかった。
信じられない。こんなヤツに、あんなグロテスクなものを突っ込まれてイクなんて。
「ヒール・ウーンズ」で痛みを消されたからか。
アリーの愛撫で身体が昂ぶっていたからか。
それとも、単に僕が淫乱な女だからなのか。
わからないけど、この快感だけは本物だった。
僕は生まれて初めて膣内での絶頂を知った。
いや、教え込まれたのだ。この、不気味な毛むくじゃらの化け物の手によって。

僕は顔をムックの体毛にうずめていた。
離れたくても、力が抜け切った体はぴくりとも動かなかった。
顔をムックの胸にうずめ、開ききった脚でしがみつくような格好。
一糸まとわぬ姿で、あれだけ嫌悪していたこのケダモノに密着していた。
あのむっとするムックの体臭、獣臭く、オス臭いにおいが僕を包む。
すえた、吐きそうになるにおいだ。だけど、くらくらする。頭がおかしくなりそうだった。
嗅いでいると、膣の奥がじんじんと疼き始める。
結局、僕は女だった。
強くて乱暴な生き物に、ペニスを打ち込まれてしまえば、なんの抵抗もできやしない。
振り回されて、声を喘がせて、よがり狂うしかないのだ。
征服され、蹂躙されてしまえば、男が嫌いとか、ムックが嫌いとか、そんなことは関係なかった。
サムライとしての誇りとか、男への対抗心とか、恋人を奪われた怒りとか、
そんなものはあっけなく打ち砕かれた。
嫌悪する相手、気持ち悪い相手だからこそ、かえって女芯が疼く。
僕は淫乱だった。

「んあっ」
再び、ムックが動き出した。
埋め込まれた巨根がずるりと引き抜かれ、僕はベッドに投げ出された。
物を扱うような乱暴さだった。
そして、うつ伏せにベッドに倒れる僕の尻がぐいと引かれた。
腰を高く掲げ、男をねだるようないやらしい姿勢になる。
僕は抵抗しなかった。抵抗できなかった。そんな気持ちはとっくの昔に粉々に砕かれていた。
「あっ! んっ、あ、あ、あっ」
さらけだされた僕の女の子に、再び剛直が打ち込まれる。
とろとろになったそこは、最初の苦しさが嘘のようにあっさりとそれを飲み込んでいった。

195 :ムーク陵辱物 四人目+α (10/11):2008/09/06(土) 10:46:33 ID:lDTMEX/U
ばしん。
「ひっ!」
高くかかげたお尻に激痛が走る。
ムックが、巨根を突き刺したまま、その手で僕のお尻を叩いたのだ。
ムックにすればほんの手遊び程度の力だったのだろう。
だけど、僕には脳天を突き抜けるような衝撃だった。
ばしん。ばしん。
まるで家畜にふるう鞭のように、容赦なく僕のお尻を平手ではたく。
「痛いっ! やっ、やだっ!」
思わず悲鳴を上げる。それは半分本心で、しかし半分嘘だった。
叩かれるのは、痛い、そして、何よりみじめだった。
けれど、力でオスに支配される悦びに、僕の体はふるえていたのだ。
「あっ、んあっ、んんんっ、うあっ、やっ」
じんじんとした痛みを感じると、意に反して、僕の膣内がきゅうきゅうと中の巨根を締め付ける。
自分でもわかるほど、いやらしい液がどんどん溢れていった。
ムックが手を止める頃には、シーツは僕が飛び散らせた愛液でぐっしょりと湿っていた。

「あああああっ!」
ムックが抽挿をはじめた。
もう、僕は声をおさえなかった。
「ああっ、あっ、あっ、いいっ、んっ、あんっ!」
ムックの巨体がのしかかり、僕はシーツに押し付けられる。
じんじんとはれるお尻にムックの大きく無骨な指が食い込んだ。
開ききった僕の膣は、男をねじこまれて喜びにふるえていた。
「いいっ、うあぁ、いいようっ、ひあっ、あっ、あああっ」
僕は鳴いた。
もう何も考えられない。
涎を垂らしてケダモノのような嬌声を上げ続けるしかなかった。

ムックの物が深く打ち込まれ、僕の真ん中をこづくと、
僕は涙を流して喜悦の悲鳴を上げた。
引き抜かれるときの膣壁をこすり上げられる快感に、
背を反らし、四肢を突っ張らせてこらえる。
「んんっ、うっ、あっ、んんあうっ、あっ、あっ、んあああっ!」
そうして何度目かの絶頂を味わったとき、
僕の中でムックがびくりと脈動した。
ほとんど反射的に腰が逃げそうになる。
しかし、ムックの強靭な手は僕の腰をがっちりとつかんで離さなかった。
どくん。どくん。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
熱い液体が注ぎ込まれる。
ムックの精液が、僕の膣内を満たしてゆく。
意識が焼き切れそうだった。全身ががくがくとふるえる。
ぷしゅっと音を立てて、何かが僕の股間からふきだした。
熱い精液がじんわりと僕にしみこんで、心まで犯してゆくようだった。
何かが僕の心に刻み込まれた。
もう、駄目だった。僕はもう、この快楽なしには生きていけない。
沈んでゆく意識の中で、僕はそう確信していた。

196 :ムーク陵辱物 四人目+α (11/11):2008/09/06(土) 10:47:34 ID:lDTMEX/U
* * *

「お、おい。見たか、あれ?」
「ああ、信じられねえぜ」

酒場の一角で、男達のそんな言葉が囁き交わされる。
「むしゃぶりつきたくなるようなイイ女ばっかりだってのによう」
「畜生。なんであんな毛玉野郎に……」
男達の視線の先には、五人の美女を侍らせたムークがいた。
凛とした、高貴な顔立ちの美女がその長身をムークの肩にもたれさせる。
反対側では、美しいフェルパーが舌を伸ばしてムークの毛づくろいをしていた。
伸ばされた両腕は、片方で小悪魔的なホビットの美少女を、
もう片方では儚げなエルフの美少女を抱いていた。
そして、両足の間で床に座った髪の短いボーイッシュな美少女は、
恍惚とした表情でムークの腿に体をあずけていた。
短髪の少女はムークを見上げてうっとりと呼びかける。

「ああ、ご主人様……」

(おしまい)



>>183 正解

197 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 10:48:50 ID:LWa81l2V
投下乙乙、GJです

198 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 11:16:01 ID:FISUu0TL
6人ハーレムパーティ完成w

ところでついさっきまで、タイトルだけで毛むくじゃらの女キャラが
レイプされる誰得ものだと思いこんでスルーしてますたましたすみません。
今から読んできます(;´Д`)ハァハァ

199 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 12:03:39 ID:mUNDvDcd
力作乙でした、ムークもいいものだ
毛玉野郎ワラタw

200 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 14:54:22 ID:ILMqriu9
本当に全員喰われるとは…
GJです!

201 :名無しさん@ピンキー:2008/09/06(土) 23:54:00 ID:yyRqNuQT
きれいにオチて完全攻略。
すばらしい、GJです!

202 :名無しさん@ピンキー:2008/09/07(日) 00:35:54 ID:lYOmAQi0
連作投下GJです!!

ジルの正体を予想できなかったのがちょっと悔しい
色々伏線あったのに

203 :名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 22:35:43 ID:UBeoKAIB
保守

204 :名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 22:45:07 ID:DDj7dPsj
さて、これでSS化されていない種族は残すところ
リザードマンのみとなったわけだが・・・

205 :名無しさん@ピンキー:2008/09/10(水) 23:48:13 ID:vyo+4lLS
そういえば爬虫類のペニスは先っちょが二又になってるという話があってなw

206 :名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 01:37:00 ID:YA3yDdoW
先っちょというか左右に2本じゃないか? ヘビとかワニとか

207 :名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 02:10:03 ID:pPVmsvZ3
本来片方ずつ使うもんらしいね。右使ったら次のセックスでは左、みたいに
しかし淫乱なホビット娘は前後同時挿入をねだるわけだ

208 :名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 05:05:20 ID:LxRj9HxL
しかし待って欲しい
それって音叉みたいな形状じゃないと折れないか?

209 :名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 07:39:36 ID:TZQkPpOe
エロ対象としてはラウルフもまだじゃね
モブキャラとしては出ていたが

210 :名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 07:45:02 ID:IJNyNXDs
次はリズマン(♀)受けで・・・・・・

211 :名無しさん@ピンキー:2008/09/11(木) 17:37:35 ID:eUPWRTYv
>リズマン(♀)
受けより、逆レイプに走りそうだ

212 :名無しさん@ピンキー:2008/09/15(月) 00:35:26 ID:bEaT6ZQ0
保守

213 :名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 21:14:18 ID:BhUgeoZL
保守あげ

214 :名無しさん@ピンキー:2008/09/18(木) 21:25:52 ID:XiUwI8vF
    *おおっと*
エロしょくしゅのむれのなかにいる

215 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 10:09:24 ID:tpm0OzK+
(シャキーン)
クノイチはちくびではてた

216 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 18:36:43 ID:u45/2f3H
(ビクン!ビクン!)
クノイチのくびれがはねた

217 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 19:44:36 ID:7ygRjfUq
* おれのなかでイクゥ! *

218 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 20:19:41 ID:xm5fmyVU
「へへへ、探索中にしたくなるなんて、まったく淫乱な魔術師様だぜ」
「ああっ……言わないでえ……」
「そら、何が欲しいか言ってみな!」
「そ、ソレを、私の中に……」
「ソレじゃあわからねえなあ?」
「ああ、そんな……!」
「ちゃんと教えただろう? 『○ラ』だ。『あなたの極太マ○』だ」
「いやあ、恥ずかしい」
「言わないならおあずけだぜ?」
「う……い、言います……あなたの、ご、極太マ、マ、マ……」

「MALOR! アアアッ!」


* いしのなかでイク *

219 :名無しさん@ピンキー:2008/09/19(金) 23:33:35 ID:gSjmjX87
>>209
意外だな。信心深い犬っ娘なんておいしい素材じゃないか

…と思ったが、よく考えたら犬耳シスターとかありきたり過ぎて
「別にwizじゃなくてもどこでも供給がある」から逆にないんだろうか。


220 :名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 00:19:35 ID:NtKHRO0A
>>219
ケモノ耳オンリーは食傷気味なので犬顔でおk……


……

フェルパー可愛いよフェルパー
顔すりすりしちゃうぞー

221 :名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 19:33:22 ID:tkimGIZJ
外伝3のうちの主力の悪の36歳フェアリー女ロード輪姦物を
書いてくれる男気のある方は居ないもんだろうか…

222 :名無しさん@ピンキー:2008/09/20(土) 21:41:40 ID:O1f3e1My
保管庫の中の人乙乙
>>221
YOU、書いちゃいなYO!

223 :名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 21:51:35 ID:jAkcATXz
>>220
俺の場合、耳オンリーは氾濫しすぎ
かと言って顔までケモノだと愛玩用「萌え」対象になってしまって
「エロ」というスレ趣旨からも外れていく

ケモノ率60%あたりが理想だろうか

224 :名無しさん@ピンキー:2008/09/24(水) 22:22:57 ID:Bxnq0QYe
SFCのWIZ6のキャラグラフィックしか知らないので
ラウルフやフェルパーは自分内ではケモノ100%です。

WIZ6ではマイ・ライが店を放り出して飛び出していった理由がわからなかったよ。

225 :名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 02:00:02 ID:Ta6aR72n
ケモ率100%だとアタックドッグとかになるぞ。
いわゆる犬顔猫顔だと80%くらいかなあ。
どっかにケモ率を絵で現したサイトがあったんだけどなあ

226 :名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 02:07:17 ID:qfLMO73O
ケモ話で盛り上がってるな
ムックの活躍を通して読んだけど素晴らしいな
俺の中のダークヒーローに認定したい

227 :名無しさん@ピンキー:2008/09/25(木) 02:26:05 ID:SlaDtP+a
>>223
ごめん、自分には十分エロ対象だ……


ケモショタ猫がエルフのお姉さんにいじられるような話でも書おおっと!

228 :名無しさん@ピンキー:2008/09/29(月) 23:59:23 ID:V3bATe/X
>>227
流れを止めたお前がおおっとだ……




そこはケモロリで百合百合だろーが

229 :名無しさん@ピンキー:2008/09/30(火) 07:17:51 ID:bkh1CpNB
クリムゾンジェネレーターで、できるだけエロく作ってみたよ\(^o^)/ディアルコの薬は・・・


『 lv1ホビット盗賊(♀)ハード 』

宝箱の為に最初の玄室に潜入するlv1ホビット盗賊(♀)。
だが、それはブッシュワーカー達の巧妙な罠だった。

「lv1ホビット盗賊(♀)の処女は 私達に奪われるために守ってきたんですものね」
「いつもの力が出せれば…こんなブッシュワーカー達なんかに…!」←lv1HP6
「よかったじゃないですか 解除し損ねたスタナーのせいにできて」
「んんんんんんんっ!」
「へへへ おい、ディアルコの薬を用意しろ。みんなで、おねだりする肉奴隷になるまで輪姦してやる」
(耐えなきゃ…!!今は耐えるしかない…!!)
「lv1ホビット盗賊(♀)の処女膜ゲ〜ット」
(いけない…!今日が危ない日なのを悟られたら…!)
「lv1ホビット盗賊(♀)様の生で中出しされた膣を拝見してもよろしいでしょうか?」
「こんな奴らに…くやしい…! でも…感じちゃう!」(ビクッビクッ
「おっと、クリトリスに当たってしまったか。甘い痺れがいつまでもとれないだろう?」
それからlv1ホビット盗賊(♀)は後から侵入してきたベテラン冒険者らによって救出された


230 :名無しさん@ピンキー:2008/10/04(土) 17:15:25 ID:HB9k1zFZ


231 :名無しさん@ピンキー:2008/10/05(日) 19:57:34 ID:IAcF+2SQ
保守代わりの雑談なんだが、お前らノームでエロ妄想ってしたことある?
俺の貧弱な妄想力では頭髪を生やしたグレイのようなBCF末弥絵で止まってしまうんだぜ

232 :名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 21:31:33 ID:pDRXfdh/
したことは無いな。想像力もそうだが、ロリ属性が無いんで
ノームはもちろんドワーフもホビットもダメだ。

小人系キャラでエロまで妄想できたのはジルオールのルルアンタぐらいだなw

233 :名無しさん@ピンキー:2008/10/06(月) 22:07:25 ID:CzirlSUA
>232
ジルオールのスレにいったら"erazillT"ってのが紹介されてたのだけど…

234 :名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 18:44:28 ID:67WoiinR
eraWiZで

235 :名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 20:21:24 ID:GwoTXzss
人間=ノーマル
エルフ=ノーマル
ドワーフ=筋肉担当
ノーム=……
ホビット=ロリ担当
フェアリー=ロリ担当
リザードマン=爬虫類担当
ドラコン=竜人担当
ラウルフ=ケモノ担当
フェルパー=ケモノ担当
ムーク=ムック神



こうだよな?

あとWiz#6のドワーフ男女とノーム男は年齢を詐称しているようにしか見えないがノーム女は割とまとも

236 :名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 20:41:21 ID:CexaO4GY
>>235
ムック神w

237 :名無しさん@ピンキー:2008/10/07(火) 22:04:16 ID:v39elxRz
非ロリ好きにはそっぽを向かれ、
ロリ好きにはホビットほど訴求しないノーム
・・・不憫な子

238 :名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 21:03:41 ID:ENRgF6ru
WIZシリーズ全作で、最も低年齢に作れるキャラクターは14歳であってますか?

239 :名無しさん@ピンキー:2008/10/08(水) 22:54:14 ID:yYvmSh1R
>>238
FC版ではそうだった気がするけど、全作かはちょっとわからない

でもSSには好きな年齢のキャラを出していいと思うぜ!

240 :名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 02:12:05 ID:9DaFTIbv
しかしディンギルには何故かNPCに13歳のロリビショップが居る罠


後、一部の作品だと大量の金とちょっと気合入れれば一桁台も十分いける

241 :名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 03:58:29 ID:alhuCGz3
私の外伝4のプレイデータでは
12歳のショタモンクと11歳のロリバルキリーが
スタメンとして戦いに明け暮れていました
外伝4とディンギルは10歳か11歳が最低年齢だったような気がする

242 :名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 12:01:18 ID:pAZfOerB
10代前半のロリキャラが玉手箱のトラップで一気に大人化するというネタを思いついた

243 :名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 13:20:37 ID:9DaFTIbv
>>241
外伝4は知らんけどディンギルは普通に作る分には15歳が最低値だった
15歳から20歳まで

244 :名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 19:30:11 ID:pSGxgC9o
エルミナージュは10歳が最低年齢だったな。

若返りの泉やアイテム、トラップが登場する作品ならば0歳は普通に可能。
画面表示だけの裏ワザならば#1でも-99歳とか余裕だから、好きにすればいいと思うよw

てか、「最低年齢」にこだわるあまり10歳の幼女とか出されても
エロパロ板的には困りますしwww

245 :名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 20:16:54 ID:vwBBzabM
十歳で幼女とかいうとロリ好きにも幼女好きにもおこられます!

あと幼女といわれた小3や小4の子はみなムッとするとおもいます><

246 :名無しさん@ピンキー:2008/10/09(木) 20:22:58 ID:cXTP12VO
ロリ好きだけど、Wizの世界観にはロリ剣士とかはそぐわないかな
身長の倍もある両手剣を振るうビキニアーマーの少女戦士・・・
若返りなら、それもありなのかな?
魔法系の職ならまだ違和感も無さそう
まあ、書いて貰えるなら何の文句も無いんだけど

247 :名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 00:01:23 ID:CkrgX9zM
WIZ6は若さのアンクを使用しても18歳?が最低年齢だったと思う・・・
ちょっとショックだった

248 :名無しさん@ピンキー:2008/10/10(金) 03:01:24 ID:ZUd1QBkc
真のつわものは見かけでは判断できぬものよ…

でも外見赤ん坊ではさすがにエロパロできぬなw

249 :名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 18:37:26 ID:mOBV9EZG
>>248
いや、中身は成人男性のエロ赤ちゃんもそれはそれで趣が…
相手は赤ん坊だからと誰もが油断しきっているからな

250 :名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 19:26:38 ID:d9TY0IpQ
>>249
ソレダ!!
#1〜#5で0歳児まで若返れるのってKODだけ?

251 :名無しさん@ピンキー:2008/10/11(土) 23:38:20 ID:GYWBFRmf
>>250
つーかだいたいは255歳超えればオーバーフローして0歳なるよ

252 :名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 12:37:01 ID:xFcHeI2T
どうもホビット女は低年齢でつくってしまうよ…

253 :名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 13:04:36 ID:gWyxCCMC
>>249
 魔夜峰夫の「魔ジャリ!」を思い出した。
 凄腕の陰陽師だったスケベジジイの幽霊があの世に行く前に
息子夫婦の様子を見に行ったら、嫁の腹に宿るはずだった魂が
何者かに食われた事を知り、夫婦を悲しませまいと思って
代わりに入り込み、赤ん坊と魔術結社のリーダーの二重生活を
送る、と言う話だったか。

254 :名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 13:21:35 ID:6S3AFN04
俺は「てやんでいBaby」を思い出したけどなw

255 :名無しさん@ピンキー:2008/10/12(日) 16:54:31 ID:smeKWm3j
>>254
星夫乙。

256 :名無しさん@ピンキー:2008/10/13(月) 00:33:39 ID:Yl2eRt8y
>>249
NHKにようこそのEDテーマですね、わかります。

257 :名無しさん@ピンキー:2008/10/14(火) 03:33:46 ID:RNQv8pGC
カサマツさんの赤ん坊思い出した。
Eの0歳って感じかな?w

258 :名無しさん@ピンキー:2008/10/15(水) 23:07:19 ID:MKc2CpCh
女冒険者凌辱企画「ワイズナー」

http://hx.sakura.ne.jp/~die-sque/dpc/kikaku/wisener/index.htm

これもう終了したみたい。

259 :名無しさん@ピンキー:2008/10/18(土) 12:18:10 ID:cQFo4UV4
久しぶりのWizardry XTHのホームページを覗いてみたら消滅してたんだけど…

フェアリー♀学生に逆レイプされるヒューマン♂学生とか
学園もののシチュエーションも好きです

260 :名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 19:01:24 ID:RHKS7qKi
wizはNPC単体萌えよりも種族萌えになってしまうね。

261 :名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 19:18:43 ID:NRdIThD+
おまえは全国のルビーウォーロックファンを敵に回した

262 :名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 19:24:02 ID:ka46PRjF
おっと、ハークルビーストファンも忘れて貰っちゃ困るぜ。

263 :名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 19:25:00 ID:ka46PRjF
よく考えてみたらハークルはNPCじゃなかったな。

264 :名無しさん@ピンキー:2008/10/19(日) 23:12:50 ID:jxMFOczc
「酔いどれの墓標」を読むとルビーウォーロックが好きになってしまうから困る。
ゲームではただの酒をたかるオヤジなのに。

マンフレッティの酒場のレディたちでなんか話作れないかなぁ。

265 :名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 00:16:56 ID:FGQdJcfR
・マンフレッティがハーレムを作るまでの話
・亡き後、それをビッグマックスが寝取る話

266 :名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 00:41:25 ID:0qZReReG
ドワーフ♀のイメージの多くは、低身長で筋肉質が多いけど・・・
同じ低身長で昔の日本人女性の様な細身系も悪くはないよね。

あと、wizからかなり離れるけど、ヴァルハラナイツのドワーフ♀だけは本気で勘弁。orz

267 :名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 00:57:48 ID:Wvf10jKj
NPCと言えばウィズVの漫画でソーンが半裸だったね

268 :名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 01:33:15 ID:tjVGHea9
NPCと言えばディンギル……はNPCよりスカウトキャラの方が好感持てたんだよなあ
メタルヘッドとかジーラとかハニーとかマカロフ爺とか

269 :名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 20:44:43 ID:Wvf10jKj
>>268
得物屋さんで確認してきた
桃太郎みたいなキャラに笑った
セファラはかわいいね

270 :名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 22:46:32 ID:Tvr5hg//
>>269
セファラは可愛い
NPCと戦って蹴散らせるから、そのまま…・・・

271 :名無しさん@ピンキー:2008/10/20(月) 23:57:49 ID:tjVGHea9
腕試しで戦ってることになってるからなあ
核爆発で四散しても首を跳ね飛ばされても腕試しw

あとセファラ、ロゼアのアップと戦闘中のグラの落差はひどいです

272 :名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 00:36:18 ID:2trnb04u
ライチもカワイイ
ライチは召喚の杖で叩いた・・・

やったことなかったのでディンギルをなめていたよ・・・

273 :名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 00:46:40 ID:CFg82lTp
グラが比較的日本人向けだし、初心者でもサクっとやれるバランスだし
隠しダンジョンやカードとか、やり込みたい人も満足いくんじゃないかな
イベントもそれなりにあって、面白いお
魔女っこプリンセス、 ナチュラルライチ

274 :名無しさん@ピンキー:2008/10/21(火) 16:03:45 ID:2trnb04u
ダ・・・ダイアモンドドレイク・・・

275 :名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 00:50:37 ID:sWQ5ft5y
>>271
ディンギルってキャラクターのアップ画像もあるの?

ちょっと見てみたいです・・・

276 :名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 01:44:22 ID:RLRZCeLL
>>275
写真だから写り悪いかも知れんけど

魔女っ子ライチ
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/11128412.jpg.shtml
ミニスカビショップロゼア
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/11128413.jpg.shtml
桃太郎とセファラ
ttp://uproda11.2ch-library.com/src/11128414.jpg.shtml


そしてゲーム中では彼女達を鞭でしばくというプレイも可能です

277 :名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 02:01:18 ID:/+g7ep+r
雲のジュウザ・・・

278 :名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 16:15:14 ID:JfKvrJWo
桃太郎、ぶん殴りたくなる顔してるな。

279 :名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 18:57:44 ID:sWQ5ft5y
>>276
おお!
UPまでしていただけるとは・・・
ありがとうございます。


280 :名無しさん@ピンキー:2008/10/22(水) 23:42:31 ID:sWQ5ft5y
セファラが良いね!
エルフだったのか
でも笑い声「クックッ」なの?

性格が良くわからないので中古屋でディンギル探してきます

281 :名無しさん@ピンキー:2008/10/23(木) 23:58:08 ID:E9dhmD/g
禁断の魔筆のクワリ・クボナにはお世話になりました。
あの衣装はたまらんね。
海外版ではグラかわってるんだろうか?

282 :名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 00:27:07 ID:9zONplE8
>>276
なぜアルテミシアがないんだw

283 :名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 02:29:56 ID:vIamdWwj
>>276
リナリアとリリアは……まあ前者は筋肉質だから少し無理があるかな
それからレイランも


しかし男性陣があまりにもアレ過ぎてNPC同士じゃほとんど自然なエロ展開は期待出来ないなw
ジーンズと桃太郎に微妙に可能性がある程度か

284 :名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 21:16:52 ID:CxiWL9JU
ディンギル・ユーザーけっこういるんだね

自分もWIZシリーズは一定周期で猛烈にやりたくなるからなぁ

285 :名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 21:51:22 ID:LCFaf6im
試しにこんなの作ったよ‥‥
ttp://erafiz.orz.hm/up/index.php?mode=dl&dfile=era1278.lzh
ID、PASS共にera

286 :名無しさん@ピンキー:2008/10/24(金) 22:59:13 ID:CxiWL9JU
>>285

盗賊ホビット女の濡れそぼった幼いワレメを貫いた…
V経験+1
盗賊ホビット女は奴隷商人に足を絡め腰を押し付けてきた…
射精
ペニスを抜き去られた秘裂からは精液があふれ出してきた…



・・・GJ!

287 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 00:50:09 ID:sIds+vtw
>>285 
GJ!
まさか本当に実現するとは・・・!
同じテキストゲーだしWizと相性いいかも
ちょっと凛とした女戦士(ドワーフ・悪)を調教してくる

288 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 14:47:56 ID:dWZS056+
おっとここでもera降臨か。
禁オナ中なので自重するけど
おまいら生命力の低下には気をつけるんだ。

289 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 15:42:13 ID:hmip/V/J
>>288
禁オナ中にやって精神力鍛錬なんてどうでしょうか?

私は調子にのってやり過ぎたらホビットちゃんが消えてなくなりました。
カント寺院は何処ですかー?

290 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 18:23:59 ID:wLckv3Jm
あ〜、勝手にカント寺院追加と、死姦を追加しちゃったけど需要ある?
需要があって作者様が許可してくれるならUPするけど。

291 :285:2008/10/25(土) 19:07:12 ID:8x32ZXJX
>>290
どうぞどうぞ。
待ってますよ〜

292 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 19:24:16 ID:hmip/V/J
>>290
おお!GJ! !
この調子でどんどんWIZの独自色が強くなれば良いな・・・

293 :290:2008/10/25(土) 21:00:27 ID:wLckv3Jm
作者様の許可もあったようですので、UPしました。
ttp://erafiz.orz.hm/up/index.php?mode=dl&dfile=era1283.zip
内容はカント寺院の追加、死姦の追加です。

プログラムを書いた経験がほとんど無いので、いろいろとミスもあるかもしれません。
バグがあった場合は報告していただければ直します。
より良いアイデアがあった場合はお好きに改変、再配布してください。
しかし、Jsardryしかプレイしたことが無い俺がUPしてもいいんだろうか?

294 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 22:14:10 ID:Gw1nJj0W
>>285
GJ!
ところでデータ不正ものっぽいのはここで報告すればいいのかな?
一応以下の事象が出ました(遊ぶのに見た目上、支障出てないけど)
103の盗賊購入したら、V敏感とV鈍感、大人しいが2つ、V鈍感が2つ付いてくることがある。

295 :名無しさん@ピンキー:2008/10/25(土) 23:39:43 ID:t8jl6xXB
ろうそくとか洗濯ばさみとか無いのかな?

296 :285:2008/10/25(土) 23:42:52 ID:S6XW3KZG
 「大人しい」が2つ付くのは、同名の能力が2つあるからだと思います。
そっちは、そのうち名前を変えるとして、もう片方はキャラデータのミスですね。
申し訳ない。 今度直してUPします。


297 :名無しさん@ピンキー:2008/10/26(日) 21:16:04 ID:4uEwk1SP
eraWIZか!
孕ませENDを目指してみます!

298 :名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 09:09:47 ID:Zn7scQeO
引退した三十路前半の元冒険者♀と、現役の冒険者♂との絡みが降臨しそうなんだが、需要ある?

299 :名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 10:20:53 ID:rXChGiwM
>需要ある?
需要が無いものは無い

300 :名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 10:29:11 ID:Zn7scQeO
>>299
おk、やめとく。

301 :名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 11:29:12 ID:4ASAlu/U
その「無いものは無い」じゃなくて、「需要が無いものなんて無い」の意味じゃないのか?

302 :名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 11:35:57 ID:rXChGiwM
('A`)<需要が無いものなんて無い

303 :名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 11:40:06 ID:ik+hfEK7
やたらいろんな趣向のあるこのスレだ
どんな需要があるのかすら予測がつかん

304 :名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 12:34:18 ID:Zn7scQeO
>>301
('A`)日本語って難しい…。
今まで割と特別な(個人的には)シチュエーションの作品が多かったから、方向性としてかの名作
『酔いどれの墓標』みたいなのを書きたいなと思ってるんだ。
まあ、書けたらうpさせてもらうよ。

305 :名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 21:36:35 ID:PhjrXJcA
個人的には『酔いどれの墓標』大好きだったんだけど、このスレ的にも人気高いみたいだな。なんか嬉しい気分だ。

306 :名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 22:41:12 ID:Zn7scQeO
あの当時のゲーム小説なんて、主人公がいて仲間いてラスボス倒してみたいなゲーム本筋の
焼き直しみたいなのばかりだったから、インパクトはあったよね。
今読むとさすがにプロトタイプ不夜城な感は否めないけど、これと『サイレンの哀歌が聞こえる』は
俺の二大巨塔。

307 :名無しさん@ピンキー:2008/10/27(月) 22:52:25 ID:kh7ZNZ/y
>>293追加したんだけどどうやったら屍姦に行けるんだろう?
誰か助けて・・・

308 :285:2008/10/27(月) 23:24:12 ID:i2HKt11U
ミスの修正と細々した追加を行いました。 
指摘を受けた分は直ってると思いますが、また指摘がありましたらお願いします。
290氏のカント寺院パッチは組み込み済みです。
ttp://erafiz.orz.hm/up/index.php?mode=dl&dfile=era1298.lzh
ID、PASS共にera

309 :293:2008/10/27(月) 23:36:15 ID:DfpVh9/o
>>307
げ、死姦は屍姦と書くのか、素で間違えてた。
屍姦へ進む条件ですが、キャラクタの体力を調教中に0にすればokです。
ノリで屍姦を追加しましたけど、屍姦専用のテキストを書いたほうがいいですかね?
需要があるなら誤字修正とテキスト追加verを作成してupしますが。

310 :名無しさん@ピンキー:2008/10/28(火) 13:48:41 ID:0lvsj7Nk
>>309
雫と滴とか、不気味と無気味みたいにどっちで書いてもいいんじゃないか?

311 :名無しさん@ピンキー:2008/10/28(火) 15:13:36 ID:Pq2x0xdb
>不気味
何かWiZっぽい

312 :名無しさん@ピンキー:2008/10/28(火) 17:16:14 ID:Y7XkdkdN
>>308
意図的なpendingかもしれないけど、shop3の
@CHARAMAKEの前後あたりに
;職業設定
X= FLAG:9 + 139
TALENT:X = 1
を入れて、最後の
>;和風
>ELSEIF FLAG:42 == 4
これを==5にするのが本来の意図に見える。

313 :名無しさん@ピンキー:2008/10/28(火) 17:38:16 ID:Y7XkdkdN
前後あたりって、前はまずいなw
種族設定の前後あたり、と書こうとして混じったらしい。

314 :285:2008/10/28(火) 23:33:39 ID:M6DSILV7
>>312
ペンディング解除するの忘れてたようです。
申し訳ない。 
このままだと、和風名前表は利用されないですね。
>;和風
>ELSEIF FLAG:42 == 4
これを==5にするのは、その通りです。

ですが、
>;職業設定
>X= FLAG:9 + 139
>TALENT:X = 1
の追加は不要です。
職業を意味するTALENTは基本になるchara1〜12.csvに既に入っているからです。

315 :名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 07:49:47 ID:49Nr+FJM
eraWIZなんだけど、Emueraで起動させると結構な数の構文エラーが見つかるね。
クリティカルなエラーに繋がるかもしれないので注意したほうがいいやも。

316 :名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 20:00:26 ID:pe0AH0cF
コレ。面白いな

高貴とか気丈属性の付いてる奴を調教したいんだがむずかしすぎるZEEEEEE!!

もうちょっと簡単なキャラで金溜めてくる

317 :名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 22:05:18 ID:aYeDKXai
90日で終わるのが残念
toho版では開始時にエンドレスとかが選べるみたいだけど、wiz版もできないかな?

318 :名無しさん@ピンキー:2008/10/29(水) 23:58:23 ID:dDdSp52s
>>317
できるよ。

そして乱暴への愛の無さに泣いた

319 :名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 00:22:59 ID:1YAhOeHo
>>317-318
ありゃ。90日で終わるのか…残念。って無制限にできんの?
それはソース弄ったりしてってことっすかね?

320 :317:2008/10/30(木) 01:00:30 ID:hFrR/DGC
>>318
モード選択の所の;消したら出来た。thx
知識無いからやり方間違ってるかも・・・

321 :名無しさん@ピンキー:2008/10/30(木) 04:05:59 ID:gIGN7zRI
このスレで「クリティカルな」と言われると首が飛ぶところしか想像できない

322 :名無しさん@ピンキー:2008/10/31(金) 02:47:24 ID:nNHlYmUt
>>285
素晴らしい。だが俺の睡眠時間を返せ。

323 :名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 11:15:10 ID:tnhSKixK
うん。コレ面白いな。
古き良き数値弄りシュミレーション(ときメモとか卒業とか)が好きな俺にはツボだぜ

おしむらくはセリフが少ない(調教が進んだ後が特に)のとスカトロ系(浣腸は解禁できるんだっけ?)が無い事だなw

セリフ追加は自分でもできるんだっけ?ちょっと試してみようかな

324 :名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 16:05:43 ID:cQxDys5D
乱暴口上微加筆うpった(´・ω・`)
eratohoまとめwiki内うpロダ内のera1125.rar
passは両方ともera


325 :名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 16:44:15 ID:DvBIAa43
>>324
乙!

なんだが、1325の方でいいんだよな?

326 :名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 17:10:10 ID:cQxDys5D
>>325
間違えた1325です…
文字化けしてるやつです…

327 :名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 21:47:01 ID:IaWWbOOj
死んでいる状態で、自慰とかしているんだけど、これはバグでOK?

328 :名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 23:07:48 ID:ix2xNYtI
ちょっとワロタw

329 :名無しさん@ピンキー:2008/11/01(土) 23:56:49 ID:E2eS5stE
怖w

330 :名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 00:12:16 ID:sJQREsTQ
それはそれでアンデッドシチュという
新しいルートが開けるジャマイカ。射精したらエナドレとか。
ジルワン→カドルトで元に戻せれば無問題、か?

331 :名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 00:31:17 ID:z/qoy/VH
バグっぽいもの
・調教後の自慰を行う判定条件に死亡していない事が条件から抜けている。
・調教後の淫乱化、恋慕化の判定条件に死亡していない事が条件から抜けている。
・朝フェラの判定条件に死亡していない事が条件から抜けている。
・V感覚、V敏感が売価に影響しない。

332 :名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 00:34:40 ID:9CKWgiN/
erafiz〜…のアドレス入力して入ってもtestと表示される…どうすればorz

333 :名無しさん@ピンキー:2008/11/02(日) 03:38:10 ID:J4n8IL/l
>>330
ゾンビになったことにしたらエナジードレインもないし安全じゃねw

334 :331:2008/11/02(日) 12:50:19 ID:z/qoy/VH
eratohoまとめwiki内うpロダ内のera1331.zipにアップ
era1298へのパッチなので、1325には未対応
passはera
対応した部分は以下。
・調教後の自慰を行う判定条件に死亡していない事を追加
・調教後の淫乱化、恋慕化の判定条件に死亡していない事を追加
・朝フェラの判定条件に死亡していない事を追加
・処女喪失時、特定条件でPRINTFORMWと表示されるバグへの対応

335 :名無しさん@ピンキー:2008/11/03(月) 23:43:02 ID:EBgY5WFX
>>334
所持金の多さにワロタ

336 :331:2008/11/04(火) 00:28:25 ID:RZtPPFrJ
>>335
デバッグ用に変更した部分戻すの忘れてたw

所持金元に戻したものをeratohoまとめwiki内うpロダ内のera1350.zipにアップ
era1298へのパッチなので、1325には未対応
passはera

337 :名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 00:46:42 ID:JY2NPPxk
>>336
乙。

気が向いたら改良を続けてくれると嬉しい。
テストプレイくらいしか協力できないのが情けないが。

338 :名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 12:35:14 ID:YtwOM+L4
復帰したぜ。
つらい日々だった。

書き上げる。
 ↓
無線LANただ乗り業者へのアク禁に巻き込まれ、某プロバイダ全員死亡
 ↓
先を書き進めているうちに、メインHDDがわずか一年で死亡。復帰試みるも無駄。買い換えを決意。
 ↓
過去書きためた小説のすべてが消滅。バックアップしていた別HDDも巻き添え食らって死亡。
 ↓
新しく買ったDELLのPCのOSがx64で戦闘の監獄が動かない。
 ↓
過去に貼った文章を回収しつつ、32bitのxpを注文。 ←いまここ

339 :名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 14:29:16 ID:4TrF4Rkz
中々にこのゲームはまってきた

今日も「巨乳」「美貌」「献身的」…etcが複数ついたキャラを探す作業がはじまるお・・・

ちなみにみんな最高で一人頭の金額どこまでいった?
俺が今育ててる忍者娘はV経験をあげまくった上にキャンディで処女膜再生、母乳体質にした状態で
89万8000って所だな

フタナリを付ければさらにいきそうな気がするがフタナリにはしないのが俺のジャスティス

まだ、54日目で目標金額ほぼ達成だから後はお気に入りの(脳内)キャラを付くってひたすら36日間
自堕落な日々をすごすぜーw

340 :名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 14:32:59 ID:4TrF4Rkz
しかし、処女にすると一気に2倍でウマーなんだが
男の側からすると処女の価値があるのは膜があるかないかじゃなくて誰の物にもなってない○○○が良いのであって
調教されまくった後だったら膜があろうがなかろうが値段にかわりはないきもするのだがw

341 :名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 14:48:46 ID:+RjpKXIF
そうでもない

342 :名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 14:56:00 ID:f4EyhVDK
そうでもない

343 :名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 20:16:17 ID:Ut8p6+5y
>>340
膜はあるのに開発されきった肉体と言うギャップがいいんじゃないか。

344 :名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 22:52:41 ID:vLLERPsh
エルフ忍者 倒錯的/プライド高い(or気丈)/色気(or美貌)/巨乳
か、
エルフロードor侍 献身的/プライド高い(or気丈)/色気(or美貌)/巨乳
を全パラ最大まで上げて、[母乳体質][ふたなり][処女]を付けた場合、
理論上1000万を超えるな。

345 :名無しさん@ピンキー:2008/11/04(火) 22:59:14 ID:vLLERPsh
おっと、初期で[A敏感]を忘れてた。
1400万くらいになるか。

ちなみに忍者かロードを選んで適合キャラが
出て来る確率は1/3000、侍だと1/6000になるな。

346 :290:2008/11/04(火) 23:31:19 ID:/PAdruHe
ぎゃ〜、いろいろと書き忘れてたorz
>>331さん、修正どうもありがとうございました。

と、それだけじゃ味気ないので。
>>330さんの意見を取り入れたパッチv0.2をUP
ttp://erafiz.orz.hm/up/index.php?mode=dl&dfile=era1358.zip
変更した部分
死亡状態のメッセージを追加&修正しました。
また、死亡状態のキャラがランダムでアンデットになります。
今までのセーブデータで調教を行うといきなり調教が終了しますが
二度目の調教からは通常通りに調教が行えるので気にしないでください。


347 :285:2008/11/05(水) 00:00:00 ID:SdzCJrJ2
おぉ、ちょっと見ない間に凄い事になってる!
‥‥各種パッチや口上ありがとうございました。
一通り組み込んだ物に、ノームとか追加したバージョンを明日あたりUPしようと思います。

本当は今日上げる心算だったんですが、目の前で面白げなパッチが上がったので、これ組み込んでちょっと遊んでからにさせて下さいw

348 :331:2008/11/05(水) 01:21:20 ID:k0aPk9qq
eratohoまとめwiki内うpロダ内のera1359.zipにアップ
era1298と1325対応パッチ
passはera
対応した部分は以下。
・バグ取り
・era1350.erb組み込み及び内部のバグ対応

今回は1358には未対応…。

349 :285:2008/11/05(水) 20:56:41 ID:UBpGgv0z
というわけで、アップしてきました。
eratohoまとめwiki内うpロダ内のera1366.lzhです。
passはera
種族でノームを追加したのと、口上ちょっと追加したくらいですが。

やるたい事はまだあるのですが、なかなか‥‥

350 :名無しさん@ピンキー:2008/11/05(水) 23:53:30 ID:Ck2x7ieN
eraがまったく琴線に触れなかった俺はもしかして異端なのかw

俺に調教属性が無いというのもあるが、なんか何やってんのかさっぱりわかんなくて
開始5分で止めた。
あの意味あるのかどうかさっぱりわけワカメな膨大なステータスとか
なんとかの珠とか、正直何が面白いのか…。

351 :名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 00:57:38 ID:blvPZpXO
そうか

352 :名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 03:24:52 ID:jdr2OrNF
まぁよーするに育成ゲームだからなぁ・・・
合う合わないがあると思うから無理する必要はないと思うよ
表現の形としては面白いものだと思うけどね
# というか状況を文章から妄想するんじゃなくて与えられた数値からだからなぁ・・・

さらっとさわって楽しみたいなら
とりあえず序盤は
愛撫>胸愛撫>クンニあたりのローテで気力0くらいまで経験貯めて
適当にBとCを伸ばすと楽かもね
がっつくのは後々、初めは紳士的に

353 :名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 11:36:36 ID:vV7BFPb1
素質の単語と調教時のテキストから妄想を膨らませる俺は異端ですかそうですか。

限られたテキストの行間を読むのはSS読みの必須技能だぜー。
行間が広すぎるのは言わないお約束だw

354 :名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 16:49:21 ID:hrIjsM0X
まあ、おそらくゲーム系スレ住人には>>353タイプの人間が多いだろう。
ノベルゲーやAVGの類は別として。
特にWizはSS以前に原作自体行間だらけな作品だったからな。

355 :名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 17:58:42 ID:RzFd/xna
プリメやスーパードッグワールドにハマり狂った世代としては、
エロ抜きでもこういうノリには惹かれざるを得ない。
エロとしてもツボだけどなw

356 :名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 20:03:49 ID:UhcBTk7Z
加齢臭の漂うスレだなおいw

まぁ、俺も数値弄り系のシュミレーションにはまり狂ったのでわかるんだがw

357 :名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 23:02:14 ID:73NF4rpt
なんか、eraが出来てから殆どSSが投下されてないけど・・・
一応、ネタがあったら投下しても良いよね?

358 :名無しさん@ピンキー:2008/11/06(木) 23:18:17 ID:UhcBTk7Z
一向にかまわん!

359 :名無しさん@ピンキー:2008/11/07(金) 12:03:56 ID:MOxzWqgw
自分も書いてたんだけど他が忙しくてポシャりそう

360 :名無しさん@ピンキー:2008/11/08(土) 01:37:07 ID:RNGRA94J
eraWiz、名前が無いキャラが出るのが変だと思ってSHOP3見てみたら
273行目と285行目でFLAG:42 = 4が被ってる
おそらく273行がFLAG:42 = 4、285行目がFLAG:42 = 5だよねここ

361 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 01:01:36 ID:nbDUaUcz
eraが出来てからSSが投下されないっつーか
元々SS投下が少なく流れの遅いスレにeraが投下されたらスレが勢いづいた が正しい


362 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 02:53:36 ID:eQFgcVpG
>>360
だいぶ前に指摘されてるよ、それ

363 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 13:43:54 ID:5RbpFTve
eraは結構楽しませてもらったが、プレイヤーは奴隷商人よりもオークやコボルドだった方がもっと興奮できる自分は少数派?
他にもローションの代わりにバブリースライム、ローターの代わりにクリーピングコインとか・・・

364 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 14:20:25 ID:gcgo1jzn
バブリースライムは自分も思いついていたけど、クリーピングコインには到らなかった
天才だな…
自分的にはワードナーとかがいい、モンスターを扱える理由付けにもなるし
まあ、個人で改変すればいいんだけど
オトコの素質に巨根欲しいよね

365 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 18:36:04 ID:fmnMpC8z
贅沢を言うと女主人公選びたかったなあ。

366 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 18:46:27 ID:5Famc8OH
クリーピングコインは火を吹いてくるじゃねーかガクブル

367 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 18:52:09 ID:gcgo1jzn
ダメージ無いし、ちょっと発熱して、噛み付きも甘噛みくらいだろう
クリ甘噛み…ゴクリ…

368 :名無しさん@ピンキー:2008/11/09(日) 22:31:59 ID:HWL4wHKX
女ロード&三馬鹿の人新作書いてくれんかなぁ

369 :名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 17:30:17 ID:HnnOmYDL
今北産業

370 :名無しさん@ピンキー:2008/11/11(火) 17:40:29 ID:hxvNENiK
半年ROMれ

371 :285:2008/11/11(火) 22:39:14 ID:Nzpj6rd/
 クリーピングコインとか思いつきもせんかった‥‥。
つまり、こんな感じか?
eratohoまとめwiki内うpロダ内のera1402.lzhです。
passはera

372 :名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 01:51:23 ID:gs2ykWqA
言ってみるもんだなぁ(笑)
主人公が女だとレズっぽく、獣人になると調教しにくくなるのか
早速また楽しませて貰うとするよ
ただ獣人がオークとかだとすると導入が不自然かも知れないな
ここはラウルフやムークだと脳内変換すれば問題はないのか?(笑)

373 :名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 02:05:25 ID:BjN2Nsgt
いいれす

374 :名無しさん@ピンキー:2008/11/12(水) 02:25:23 ID:0ykEkRUT
>>371
マジで女主が実装されるとは!
ありがとうございます!!

375 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 22:36:39 ID:16gQzFQr
ザナ「ねえ、カンジ。セックスしよう!」

376 :名無しさん@ピンキー:2008/11/15(土) 23:39:21 ID:b3l2oAye
このスレ的に迷宮街クロニクルはどうなの?

377 :名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 00:42:48 ID:oZYyv1xc
何かと思ったら和風Wizardry純情派か
あれは良かった

378 :名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 19:13:20 ID:Iu/UFjiG
クロニクルじゃなくてロンドじゃなかったっけw

漫画版は一応読んだことは読んだんだが…。
最終回付近でいきなり葵ちゃんが浩介とラブホで事後になってるあたりで
俺の中で何かが切れた。

379 :名無しさん@ピンキー:2008/11/16(日) 19:56:32 ID:Ujm1Cxhh
漫画は黒歴史にしてください・・・ほんと何であんなになったんだか

380 :名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 00:43:42 ID:zw8tj2vn
エルミナージュはこのスレ的にはOK?

381 :名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 00:46:15 ID:zw8tj2vn
このスレ的にはエルミナージュはOK?

382 :名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 00:49:56 ID:KdoG7dPj
携帯からだと書き込みが反映されてなくて二重になってしまった。
申し訳ない

383 :名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 00:55:07 ID:SJNITg5X
WizDiary PJ以外はなんでもおkなんじゃねーの(´・∀・)
ネタ判るヤツがいるかどうかはまた別の話だが

384 :名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 01:11:07 ID:w/b8Ouy3
自分はエルミナージュが3D系のRPGってしか知らないからどうにも



にゃんこバルキリーにサンダルしか履かせないで後は裸にさせるのは最高だね
ただ全裸にさせるよりエロく感じるよ
どのみちACがほとんど無意味な場所に行けば関係無いしな

385 :名無しさん@ピンキー:2008/11/17(月) 01:11:10 ID:nd4giLNq
WIZ関連なら全般的に

とあるので問題ないかと。
内容の進化はともあれ星魚wiz継承しているわけだし。

386 :名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 21:39:17 ID:FEL2kicS
>>378
GA文庫でそのタイトルで出版されたんっス

387 :名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 21:53:40 ID:yGL6pCMl
上にも出てきてるけど、エクストラがきちんと反映されない場合は
ドコを編集すればいいの?

388 :名無しさん@ピンキー:2008/11/18(火) 23:29:50 ID:9LQ5hQui
>>387
SYSTEM.ERBの79〜82行目
;IF RESULT == 9
; FLAG:5 = 9
; CALL START_CHARA_SELECT
;ENDIF
の81行目以外の;を消す。

389 :名無しさん@ピンキー:2008/11/19(水) 00:39:58 ID:tlI92fKV
>>388
ありがとー

390 :名無しさん@ピンキー:2008/11/22(土) 13:05:00 ID:rPbUxM6o
ho

391 :6-830 禁断の知識:2008/11/23(日) 14:06:52 ID:6pu8lDQM
 クローリングケルプもマイティオークも眠る丑三つ時。
 活動時間が不規則な冒険者たちも、さすがにこんな時間には街を出歩かない。
 彼らを相手に商売する「ボルタックの店」の扉にも、「CLOSED」の札が下がっている。
 ところが、今、足音を忍ばせてその閉ざされた扉に近寄る三つの影があった。
 彼らは、いったい何のために、閉店後のボルタックにやってきたのだろう?

 古参の冒険者の間で囁かれるひとつの噂があった。
 「夜のボルタック」。
 もとより、強力な魔法の物品から呪われた品々まで手広く商うボルタックであるが、
通常の営業を終えた深夜になると、限られた得意客を相手に、本当に危険な商品――
禁制の魔法薬やら凶悪な責め具やら――を扱う「夜の営業」を始めるのだという。
 他愛のない都市伝説の類だろう。気の良いドワーフの店主を知る者は、皆この噂を鼻で
笑って済ませる。しかし、奴隷商人や《悪》の冒険者などのいかがわしい連中が、夜の
ボルタックの扉を叩くのを見たという証言は跡を絶たない。

 三つの影が扉を小さく二度、そして間を空けて三度叩く。
 すると、扉の覗き窓が薄く開き、中からこんな声が聞こえてきた。
「合言葉は?」
 ゴクリ。三つの影のうちの誰かが喉を鳴らす。やはり、噂は本当だったのか。先頭の影が
おそるおそる、事前に仕入れてきた情報通りの言葉を口にする。
「――TREBOR SUX」
「入んな」
 「CLOSED」の木札を揺らしながら扉が開く。
 三つの影は、意を決して店内へと踏み込んだ。

「これが……『夜のボルタック』か」
 侍は感嘆の吐息を漏らした。
 一見すると、店内の様子は昼間の見慣れたそれと大差がない。
 しかし、よくよく目を凝らして見れば、そちこちに、武器や防具などの冒険に必要な
装備品とは異質の――奇怪な器具が置かれているのがわかる。
 壁に掛けられたフレイルの中には調教用の鞭が、兜の置かれた棚には首輪が、短刀や
短剣の並びの中には用途の不明な細長く鋭い針が、ひっそりとその存在を主張していた。
「? ……なんだコレは?」
 訝しげに忍者が取り上げたのは、何の変哲もない木製の箱だった。
 蓋を開けると、敷き詰められた綿の中に、ちょこんと、生々しく切り取られた何かの
生き物の「舌」が納められている。
「フラックの本体かなんかか?」
「いえ……これは、たぶん『ビッシュの舌』という魔法の品ですよ」
 忍者の手元を覗き込んだ侍が疑問を口にすると、司教がこれに的確に答える。
「――そいつは『ローター』だ」
 突然、店の奥から声がかかる。
「ローター?」
 振り向く三人に近づいてきたのは、馴染みの店主、ドワーフのボルタックだった。
 ボルタックは忍者の手元から「舌」を摘み上げると、短い二本の指でその根元をぐいと
押し込む。すると、小さな振動音とともに「舌」の先がひとりでに震え出した。
「こいつを女のさねに押し当ててやるのさ。そうすりゃあ、どんな取り澄ました女でも
ひいひいよがり出すぜ。但し、使い方を間違うとLORTOが出ちまうから注意が必要だがな」
 そう言って、ドワーフは低く笑う。
 多少しみったれたところはあるが、基本的には温厚で陽気なドワーフ。昼の主人を
知る三人には、目にサディストの輝きを宿して笑うこの男が、あのボルタックだとは、
とても思えなかった。

392 :6-830 禁断の知識:2008/11/23(日) 14:07:41 ID:6pu8lDQM
「お前らは、夜来るのは初めてだよな? どれ、ひとつサービスしてやろう。これは
本当ならそれなりの『知識』を持った客にしか売らないものなんだが……」
 ボルタックは奥から大事そうに取り出した箱の中身を並べ始める。
 色とりどりのキャンディ。小瓶にわけられた魔法薬。
 もったいぶった取り扱いの割には、拍子抜けするような見た目の品物ばかりだった。
「赤いキャンディで処女膜が再生する。青いキャンディで母乳が出る」
 さらりと語られたその神秘的な効能に、三人は目をむいた。
 思わず疑わしげな視線を向ける。しかし、ドワーフが告げたその値段は法外で、かえって
真実味を帯びたものだった。
「……といっても、あいつ処女だろ」
「ああ、赤はいらんな」
「じゃあ、青の方を一粒いただきましょう」
「え!?」
 驚愕の声を上げる侍と忍者。「お前、マニアックな奴だな……」と呟く二人をよそに、
司教は、金貨と引き換えに受け取った青いキャンディをほくほく顔で懐に入れた。
 気を取り直した忍者がボルタックに問う。
「そっちの魔法薬はどういう効果があるんだ?」
「こいつはとっておきだ……飲んだ女をふたなりにする」
「……ほう」
 興味深そうに頷く忍者の肩を、侍は慌てて掴む。
「お、おい。そりゃあ前回で懲りただろう?」
 上ずった声をあげながら、盛大に顔をしかめてみせる。何を思い出しているのだろうか、
その手は自分の尻のあたりを必死で押さえていた。しかし、侍の制止にもかかわらず、
忍者は恍惚の表情を浮かべるのだった。
「……ああ。あれはなかなか良かった」
 これまたほくほく顔で買った魔法薬を手にする忍者。侍は、慌ててボルタックに耳打ち
する。
「な、なあ。元に戻す薬はないのか?」
「あるぜ。飽きたらコイツを使いな」
 ボルタックは「わかっている」とでも言うかのように、したり顔で侍に別の魔法薬を渡す。
提示された金額はやはり法外なものだったが、背に腹は替えられない。侍はしぶしぶながら
ドワーフに金を払い、小瓶を受け取った。

 こうして、三者三様の買い物を終えると、「夜のボルタック」を後にしたのである。

393 :6-830 禁断の知識:2008/11/23(日) 14:09:03 ID:6pu8lDQM
* * *

「ふう……。今日は、少し体調が悪いんだ。探索は明日にしないか?」
 翌朝。酒場にやってきた三人に向けて、女君主はいつになく気だるげな様子で告げた。
 なるほど、確かに女君主の顔色は優れず、つややかなブロンドも今日ばかりは精彩を欠いて
見える。「風邪か?」と気遣う侍に、女君主は軽く手を振って「大丈夫だ。たいしたことは
ない」と答える。同様に忍者が「あの日か?」と問うが、こちらは黙殺された。
「疲れがたまってるのかもしれませんね。……そうだ、疲労回復には甘いものがいいんですよ」
 司教はそう言って懐から青いキャンディを取りだし、女君主に差し出した。
 それは実に自然な様子で、仲間を気遣う純粋な善意しか感じられないものだった。
 しかし、司教の動きに残る二人の表情が変わった。
「そういえば俺もちょうど良い薬を持っている。まあ、何も言わずに飲め」
「……あー、そうそう。この薬な、忍者の薬の後に飲むと、より効くらしいぞ」
 忍者と侍は、我も我もと怪しげな小瓶を女君主に差し出す。
 青いキャンディ。二つの小瓶。
 女君主はそれらをしばらく無言で見つめる。視線を上げると、満面の笑みを浮かべた三人の
仲間の顔があった。
「そうか。ありがとう。気持ちだけ受け取っておく」
 女君主はにこりともせずにそう答え、迫る三人に向けて真言を紡いだ。
「MANIFO」
 不意を打たれ、抵抗する間もなく凝固する三人。
 女君主は、三人が差し出した物を、次々と、それぞれの口の中へと放り込んでゆく。
 そして、「今日は宿で休ませてもらう」と言い残すと、静かに席を立った。

 バタン。
 酒場の扉が閉まり、女君主が去ると、三人にかかっていた凝固の魔法がたちまち解ける。
 固まったまま、なす術もなく女君主のすることを見守っていた三人であったが、丁寧に
喉の奥まで突っ込まれたキャンディや魔法薬を、解けた瞬間飲み込まずにいるのは至難の業
であった。
 ごくり。それぞれの喉から、意思に反して飲み込む音が聞こえた。

* 司教は母乳が出るようになった *
* 忍者はもう一本生えた *
* 侍は去勢された *






* それぞれの異常体験に+1 *

(END)

注意書き忘れてた。今更ながら「エロなし小ネタ」です
SSも盛り上がって欲しいよね

394 :名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 16:06:04 ID:CGdM8vxi
投下おつです
さすがに女君主は妖しい雰囲気を察知することに慣れてるな

395 :名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 16:45:09 ID:IL1LGpWU
忍者だけ得してね? 1人で女君主を前後同時責めできるw

侍は保身のためとはいえ女君主の被害を減らそうとしてたのにカワイソス

つまりド変態は優遇され、良識派は迫害される…エロ小説としてまったく正しいww

396 :名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 23:10:28 ID:tzmc71Fs
>>394
女君主の方が実は常連だったりしてなw
と、思う女主派の俺。

397 :名無しさん@ピンキー:2008/11/23(日) 23:54:03 ID:OXfuSt2c
まずい、何よりも「母乳体質の男の娘」になった司教に反応しちまった…

398 :名無しさん@ピンキー:2008/11/24(月) 21:17:12 ID:X+afwkDW
女君主とボッタクルはグルだったんですね、わかります。

399 :名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 00:22:28 ID:Bn4/f1SZ
フラックの本体ナツカシス・・・

400 :名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 08:06:13 ID:mmX7n9rq
eraWIZ、楽しませてもらってます。
ただ不慣れなもんで初期目標すら達成出来ないヘタレな自分…orz
皆はどんな感じに進めてるんでしょう?

401 :名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 08:07:32 ID:mmX7n9rq
ageてしまった…ごめんなさい。

402 :名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 16:35:52 ID:OHyl9HYa
目標達成したいってだけなら、
ターゲットの特徴はある程度ランダムで決まるんで、
有利な特徴が出るまでセーブ&リロード。
大人しい、素直、色気、美貌、巨乳、敏感あたりが複数付きで、
抵抗、抑圧、快感の否定あたりがついてない奴ね。

最初の資金ではクリーピングコイン(ローター)とバイブを買う。
したら下級職を1人攫って適当にC、B、Vを開発。
(Aはアナルバイブ買わないと開発不可に近い)
ある程度進んで、体力の減りが回復しきれなくなってきたら、
もう1人攫ってメインの体力回復待ちの間に調教を進めとく。

最初の奴が2〜3万程度で売れるようになったら、
売り飛ばしてアナルバイブと技巧レベルを購入。

これでまともにA開発が可能になるんで、
あとは出来るだけ有利な特徴持った奴を
徹底的に鍛えていけば、1人売るだけで軽く100万は超える。

403 :名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 16:39:32 ID:OHyl9HYa
っと、ちょっと書き落とし。
徹底的に鍛えるのは、2人目を12万〜15万程度で売って、
禁断の知識を買ってからの方がいいな。
これを買ってからじゃないと、高く仕上げられない。

404 :名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 18:59:43 ID:PDIkqWuG
やっぱそういう感じか…400ではないけど、自分の育て方に不安を持ってたから参考になった

405 :400:2008/11/25(火) 19:31:34 ID:mmX7n9rq
アドバイスありがとうございます。
とりあえずノーマルエンド目指して頑張ってきます。

406 :名無しさん@ピンキー:2008/11/25(火) 23:54:02 ID:EXkTtier
>>399
ベニ松の「隣り合わせの灰と青春」のネタ?
最近「風よ。龍に届いているか」と一緒に手に入ったから読んだけどけっこう面白かった

407 :名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 01:18:59 ID:0xCd1s+7
>>406
じゃね?
手元にないけど、確か本体の舌を潰さないと死なないんだよな。
サザエ鬼みたいだ。

408 :名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 08:24:21 ID:q4YU2Piv
eraWizでハーレムエンドの方って可能なん?
金を稼ぐ手段が売却しかないよね、これ。

つまり、10人残す為には2人しか売れない訳で、
支度金用が1人、本命が1人で終わり。
本命を100万で売る為には、最低限禁断の知識と薬セット、
あとはアナルバイブと技巧Lv5が必要として、
支度金用を16万くらいには仕上げる必要がある。
これと手元に残す10人もあわせて、90日で行けるのかなぁ?

409 :名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 11:14:25 ID:dpEBC0Yv
>>408
青いキャンディと触手で搾乳もできたような

410 :285:2008/11/26(水) 20:15:35 ID:Wet+Ujl8
すごい、SSまで出来てる〜!
おつです!

>>408
 やっぱ、12人じゃ厳しいかぁ。
選ぶ余裕も欲しいから、もうちょいターゲットを増やす事を考えてみる。
単に下級職がもう1人ずつ増えるとかより、ちょっと目先が違うのが欲しいしね

411 :名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 20:40:51 ID:YdD73/ci
口上の充実……は有志に頼る他はないか。

412 :名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 21:39:55 ID:Dqmh8+fk
隣り合わせの灰と青春は授業中に読んでたら、教師に没収されたいい思い出がある。
若かったな自分。


没収された本?勿論帰ってこなかったよ(´・ω・`)

413 :名無しさん@ピンキー:2008/11/26(水) 23:51:18 ID:gmMXQ5W/
素質がランダムなのはともかく、種族は選択できる様になりませんか?

414 :名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 10:59:47 ID:4o1FYE0J
ひたすらリロードだ!
それもまたゲームw

415 :名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 14:01:30 ID:xT25r5kg
つまり良いボーナスポイント出すのにひたすらキャンセルするんですねわかります

416 :名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 18:10:40 ID:nOVPurkH
まあ正直ドワ子は俺的に限界を超えてる。
ノームも怪しい。

417 :名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 19:56:01 ID:VnQ2Vxy8
髭生やしてるドワ子が戦術的にミスったに罰として髭剃りの刑。
すると美形ぷに炉利でもろヒューマンオトコのストライクゾーンに!

流石の俺もノームっこだけはご遠慮するぜ! 
筋肉質は許せるがただのビヤ樽体型はパス。

418 :285:2008/11/27(木) 22:25:11 ID:wI41Pq9S
追加キャラ3人と種族選択機能つけてみたよ〜。
でも、追加キャラは購入に条件付いてるから、初期では手に入らない場合もあるかと。
口上もちまちま増やしてるんだが、こっちは苦手なんでなかなか進まない‥‥。

eratohoまとめwiki内うpロダ内のera1537.lzh。
passはera



419 :名無しさん@ピンキー:2008/11/27(木) 22:38:49 ID:mJru8ZK/
乙、頑張ってるな

420 :名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 02:01:56 ID:HVj82di2
>eraWiz
うp主じゃないけど、やっつけで弱気の口上加筆と、勝手に若干修正した。
era1557.zipね。

421 :名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 02:06:49 ID:HVj82di2
ごめん、うpる直前に手直しした部分にバグがあったんで上げなおします。

422 :名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 02:22:35 ID:HVj82di2
ということで上げなおした。
多分今度は大丈夫…な気がする。

423 :名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 10:31:23 ID:tjnST2Iq
フェレーラさんやディルマちゃんのその後が気になります・・・

424 :名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 10:39:05 ID:VQ+Obcd8
1日1ムック

425 :名無しさん@ピンキー:2008/11/29(土) 20:47:18 ID:s2GEKZ5G
度々スレ汚し申し訳ないんだけど、
>>420を少し弄ってera1567.zipで上げ直した。
この後バグ見つかっても、しばらく我慢して溜めとくんで許してくれぃ。

426 :名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 00:24:27 ID:hlGVxBZO
すみません。
エロでないんですけど、昔書いたの見つけたので、
置いておきますね。

WIZはゲームボーイ版3本やり込みました。
他はあまり知りません。

427 :名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 00:27:28 ID:hlGVxBZO
wooooooon.
それは、虫の羽音だった。
幾許の時が流れたのか、彼にはもうわからない。
 ただ、深い闇に閉ざされたその場所で、もう長いことその耳鳴りのような音を聞いていたように思う。
恐怖は、その場所にこうしていることではない。その場所にそうして横たわっていることにはもう慣れてしまった。
 躯を這っていた虫の感触さえ、今はそれほど不快ではない。
まだ、人間でいるのか、それとも、もう人でないもの、「生きている」屍、あるいは悪魔に完全に支配されてしまった魔物であるのか、
そのいずれにしろもはや神の祝福に値せず、太陽の下を歩くこともなく、唯一の解放の道である「死」すら与えられぬことが恐怖である。
この世界の外に在ったときは、意気盛んで少しばかり勇み足のすぎる若者であったようにも思うし、
経験を積んだ壮年であったようにも思われる。
あまりに長い間、闇の領域で動けずにいたせいで、その記憶が空想の中の出来事なのか、それとも現実の出来事なのか、
区別もつかない。現実であろうと推測できる記憶も時間が交錯して、考えれば考えるほど分からなくなる。
だが、ひとつだけ確かだろうと思われることはある。
まだ、正気が残っていることだ。そうでなければ、まだ救いはあるのだろう。その事が、彼にさらなる恐怖をあたえるのであるから。
ここに降りてきたのは、いつのことだったのか。
記憶に焼きつけられたその時間には、すでに彼はこの場所に横たわっていた。瀕死の重傷を負い、麻痺の呪いで動けぬ状態で。
その時に死んだ他の仲間たちはまだ幸福であっただろう。彼は、そうする事がさらなる悲劇になるとは知らず、
それでも生きて戻る手立てを模索していた。そこにグールの群れが通りかかったのが、まさか神の下された最後の幸運であったとは。
 仲間を喰い尽くすガリガリという骨を噛み砕く音を、息を殺して聞いていた。次は自分と、恐怖に打ち震えながら。
 今となっては、その時の死への恐怖など甘美な誘惑とも思えるものを。
 そのうちの少なくともひとりは生きたまま喰われたのか、麻痺した身からわずかに発せられた悲鳴とも呻きともつかぬ声が、
耳の奥で今でも繰り返される。羨みの感情とともに。
なぜ、自分だけグールの餌食とならずに済んだのか。
タネを開かせば簡単なことだが、少なくとも、それは幸運なことではなかったようだ。
何と、長い歳月が彼の魂の上を過ぎていったのだろう。
正気を保っているとはいえ、この暗闇の中では時間の経過を正確に知る術はないのだから。
遠くからかすかに、鎧の擦れる音と複数の足音、人の声がする。また何者かが、この黄泉の世界に足を踏み入れたようだ。
わたしの意識が騒ぐ。わたしを支配している者の意識がわたしの意思の領域まで広がってきた。そして腐り果て干乾びた身体は、
この地底の支配者の形象を纏いはじめる。血と恐怖の饗宴を渇望する者の意識がわたしの意識と混濁する。
 わたし自身の意識は恐怖と哀れみの闇に閉ざされ、そして「わたし」は、動かぬ身体をゆっくりと起こす。

428 :名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 00:37:24 ID:hlGVxBZO
 wooooooon.
 配下の羽虫の群れの中で、「わたし」は、背中の透明の羽根を鳴らし、饗宴への準備が整ったことを確認する。
 扉が開く。
 かつてわたしがしたように、彼らは「わたし」の名を口にした。
 フライプリミアー。
 それが、今の、この身体の呼び名である。
 その声が終わるか終わらぬかのうちに、饗宴の開始を告げる。「わたし」は咆吼とともに死の息を吹きつける。
 この死の息の前に、生命エネルギーの持ちこたえた者はいない。
 この息に耐えられるのは、冒険者といっても、もう普通の人間ではありえない。
 その両手を禍物たちの地で染めて、幾たりもの魔者の恨みを背負ってなおも生き延びられている者たちを、
普通の人間と呼べるものか。
 勇者の賛美の声に酔う化け者。魔に奪われた彼のほうがまだ人間に近かろう。
 しかし、彼はその化け者を待つしかない。
 たとえ、その化け者たちの剣がこの身を倒したとしても、それは憑衣されたこの身が倒されただけであり、
この「蝿の悪魔」の意識はこの場所に残留し、また別の傷つき倒れた者に憑衣して再びこの場所で冒険者の訪れを待つことであろう。
 それでも、少なくとも彼は「死」を迎えることができる。
 その冒険者たちは、あっけなく灰となって全滅した。強力な悪魔の呪いは、たとえ誰かが無事にこの階まで降りてきて、
彼らの「灰」を持ち帰ったとて、生き返らせることはできまい。
 かれらの全滅を確認したその瞬間、突然に「蝿の悪魔」の気配が消え、意識の支配から解放される。
 と同時に、肉体は再び麻痺によって呪縛される。
 そしてまた、斃された冒険者らの血の海のなかに横たわる。
 わたしは、また待ち続けねばらなぬ。
 魔に支配されたこの身を異世界へと消し去ってくれる者が現われるのを。
 その世界は「虚無」かもしれぬし、今より悪い世界かもしれぬが、それでも今のわたしは変化を望んでいるのだから。

おわり

WIZのファンだったので、スレを見つけて懐かしくて投下しました。
設定としては、冒険者が蠅の悪魔に出会って、殺されて、で、死んだ冒険者に蠅の悪魔が取り憑いて、次の冒険者を迎えて、
で、また殺されて、みたいな。

いつか、サツキュバスだとか、アークデーモンに陵辱の果てに食われる女司祭だとか、書いてみたい……
でも、攻略本が無くなったので、設定から勉強して、また来ます。
お目汚し失礼しました。


429 :名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 01:08:15 ID:5WpgwwUH
>>427->>428
エロ有りなら尚良かったが、少し↑のレスでも話題に有ったベニ松氏の2作目が好きだった身としては
こういうのもいいと思った
いつになるかはわからないけれども次回作も期待しているよ

430 :名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 01:15:03 ID:FFJ7OS5C
イイヨイイヨー
この文章でガチエロも読んでみたいなあ

431 :前々々スレ732:2008/12/01(月) 22:05:58 ID:rz2Rp+SL
アク禁でした。Eraやって、インスピレーション貰いました。
エロ、薄いけど……短編。またまた彼女本人のエロ無し。だけどいつかやりたい。

432 :前々々スレ732:2008/12/01(月) 22:07:37 ID:rz2Rp+SL
 
パーティを組まない自由時間を、熟練した探索者ならば有効に使う術を心得ている。そして――
 
 「恵まれない子供達のために、貴方からの少しの優しさを、お願いします!」

 城塞都市の歓楽街の前で、喜捨を募る声が響く。声に含まれる純粋な善意が、邪な心を抱いて
集(つど)う者達に罪悪感を抱かせ、目を逸らしながらもつい喜捨に応じてしまう。使用用途は
貧民街に群れ成す子供達の集団のためなのだと声の持主は言い、その後に溢れんばかりの感謝と、
微笑みを向けられる。貧民街の子供達の集団が窃盗や強盗を主な生業としているのを知らないのか、
と意地の悪い者に言われても、満ち足りていないからだ、とめげずに彼女は喜捨を勧めるのだ。
そんな彼女に、ついに一件の娼館からゴロツキ染みた人相の悪い「若い衆」が声を掛ける。

 「ん〜と、お嬢ちゃん? ここでそんな事されると、ウチは商売上がったりなんだよねぇ?」
 「商売って、貴方のお店ではどのような品物を商(あきな)っているんですか? 」
 「どんな事って言われても…まぁナンだ…そのぉ…品物っちゃあ品物なんだがな……」

 肩の辺りで切り揃えられた直毛質の金髪、ピンと立った長い耳先に、くりくりっ、とよく動く、
芽吹いたばかりの若芽を思わせる緑色をした済んだ大きな目が男の姿を写していた。「若い衆」から
見れば「磨かなくても光る玉」なエルフ女の逸材だ。ただ、外見的に少しばかり幼く見えるのが難点だ。
どう見ても「色気」よりも「可愛さ」が勝っている。体型的には同年代のエルフ女性の平均よりも
「胸がやや不良」。彼女の善意に満ち溢れた笑顔の前に、男は自分が急に疚しく、そして醜い存在に
思えてくるのを体感していた。

 「とにかく、だ。他所(よそ)へ行ってくれないか? ここだと悪い奴らに捕まって……」
 「どきなよ兄さん、後は俺らの仕事だ。『任せて』貰おうかね?」
 「? この方達はお知り合い、ですか? 」
 「ああそうさ。貧民街の餓鬼への寄付の話なら俺達がゆっくり聞いてやるよ。ゆっくり、な? 」

 折り悪く、歓楽街の様子を見回る『盗賊 互助組合(ギルド)』の地回りに見咎められてしまった。
「若い衆」は見回りが来る前に、出来ればこのエルフの少女に一刻も早く立ち去って貰いたかったのだ。
彼等の詰所に連れ帰られれば、輪姦どころでは済まない事は、『店』の女達から嫌と言うほど愚痴られた。
 その後に、容赦無く叩き売られた女は星の数より多いらしい。こんな純粋な善意に満ち満ちた、
可愛いエルフの少女が儚くそして手荒く汚されるのは酷いことだが、もうここは諦めるしかない。
逆らえば娼館が左前にされる。

 「ありがとうございます! じゃあ、また来ますねお兄さん! わたし、ディルマです! 」
 「あ、ああ…。元気でな、ディルマちゃん……」

 盗賊互助組合の男達にガッチリと囲まれながら、爽やかに手を振ってくるエルフの少女のディルマに、
今度ここに来るときは森の妖精を思わせる、清純さと瑞々しさを失った淫売の顔をして来るに違いない、と
「若い衆」は溜息とともに力なく手を振り返しながら見送った。

433 :前々々スレ732:2008/12/01(月) 22:11:06 ID:rz2Rp+SL
  
 「で、寄付の話なんですけれど……」
 「あ〜〜〜〜〜〜〜ん? なんだってぇお嬢ちゃん? 」
 「とぼけないでください! 子供達の寄付のお話を聞く、と言うからわたし、ついてきたんですっ」

 盗賊互助組合(ギルド)に連れ込まれ、暗く狭い地下室に閉じ込められたエルフの少女は脅える様子も無い。
それどころか嫌らしげにニヤニヤ笑う、人間族の男達に喰って掛かっていた。その時、ピン、と少女の耳先が
立ち、ピクピクッと動く。……幽かな子供の呻き声を聞きつけたのだ。しかしそれは、苦痛によるものではない。
悩ましげで、むしろ……!

 「あなたたち……まさか」
 「そうよぉ、そのまさかさ。貧民街の親無しの餓鬼の使い道なんざ、変態相手の道具がお似合いってなぁ! 」
 「そぉんな見ず知らずの餓鬼の心配より、自分の心配をしたほうがいいぜぇ? おじょうちゃぁぁん? 」

 ディルマの目が暗い部屋に馴れてくる。この部屋に置かれているものが、一度カント寺院内で姉のルミアンに
少しだけ見せて貰った「特別異端審問室」に設置してある『拷問具』と同じものがあることに気付いてしまう。
X字に組まれた板に打ちつけられた鎖付きの手枷・足枷。三角柱に四本の足が付いた『木馬』。無理矢理口を開け、
水を飲ませるために固定する金属環付きの口枷。そして極めつけは……禍禍しい形をした、木製の棒状のものだ。
 その形は、過去にディルマが、リーダーのジョウが馬小屋の裏で水浴びをしていた時に偶然に、断りもなく侵入
してしまい、目撃したモノよりやや小さいが、そっくりだ。何かで磨かれたように艶々と、妖しいぬめりすら見せ
誇らしげにランプの光を反射している。……『張形』。確かモジモジと頬を赤らめたルミアンがそう、言っていた。

 「さぁてと、いい声で啼いてくれよぉ? お・じょ・う・ちゃん? 」
 「……お断りします。あなたたちなんか……泣いたってもう、許してあげないんだから…………ト」
 「はぁん? 何言ってんだカッ! 」

 俯いたディルマの首を無理矢理起こそうとした盗賊の顔が、突然不可視の拳に強打されたように奇妙に歪んだ。
僧侶系スペル最強の攻撃力を誇る7レベル魔法、『マリクト』が部屋の全体に発動された最初の証だった。
 
 「ぐげごがぁはうあだけがあじゃヴぁつさやけぁあぎゃぱしださだぁ! 」
 「だしださだしぢづすだうくあぢおだだづっぅぅあぁぅさしあぢぁすさしぃ! 」
 「ビだぞしアッダダシオあさだおあぴっぽっさだだいしぢいいいしっさぃ! 」
 「イェエさウぁさえぱだおかがっやだいじゅあんだんふぁすいぬへあおぅ! 」

 部屋にいた4人の盗賊が、見えざる拳の乱撃により奇妙な舞踏を始める。腹を殴られたが如く海老のように
体を曲げたかと思えば、次の瞬間には石畳の床にに叩きつけられる。唇を引き結び、眦を決した怒りの形相をした
ディルマは、スペルの効果が切れるまでじっと俯いたまま動かなかった。……4種4様の断末魔の叫びの中から、
子供の上げる呻き声の正確な位置を、エルフ族の持つ『聴力』で判別するために集中していたのだ。……呻きと
言うには、その子供の声は艶やかに過ぎた。甘く、切な過ぎ、未だ男を識らないディルマの胎すら疼かせずには
いられない、快楽に満ちた『喘ぎ声』だった。
 
 「まだ子供なのに……! 本当に、なんて酷いことをする人たちなの! ……許さないんだからぁ! 」 
 
 やがて血反吐を吐き、肉塊と成り果てた4人の盗賊の死骸の中から鍵束を拾い上げ、ディルマは地下室の探索を
開始することにした。……あの子を早く助け出さなければ。この時のディルマは確かにそう、思っていた。

434 :前々々スレ732:2008/12/01(月) 22:13:58 ID:rz2Rp+SL
 
 「こ、こんなことって…」

 地下室の探索を続け、漸く求めるものを見つけ出したディルマは、自分の目に映る眼前の光景に
すっかり心奪われていた。年端も行かない人間族の女児の女陰に、これまた人間族の大人の男根が
下からズップリと嵌められているのだ。しかも女児の陰裂からは透明な秘蜜が滴り落ち、さらには
女児は己から腰を振って甘い喘ぎ声と高らかな善がり声を上げ続けている。女児は拘束も為されて
いなければ、薬物・呪術を使われた形跡も無い。……強烈な快楽の虜と成り果てているのだ。

 『あッ、アッアッアッアッ…あうんっ! きもちいい、きもちいいよぉぉぉぉぉ! 』
 『すっかりコイツの味を覚えやがって、悪い娘(こ)ちゃんだなぁ? 』
 『らめぇいやぁぬいちゃやぁらぁっ! もっろしらいの、あめあめしらいのぉっ! 』

 覗き窓から盗み見る、今だ乙女の司祭であるディルマには、完全に理解の外にある行為だった。
しかし、理解は出来なくとも、本能は違う。知らず知らずのうちに、そそり立った自分の陰核に
衣服越しに左手を擦り付けてしまう。ディルマは下唇を噛み、声を殺し、中の様子を伺い続けた。
――今、乱入してしまえば、女児が人質にされる。責めている男の隙を見て突入するのだ!――
と、ディルマは無理矢理に己を納得させて、ただ、息を荒くしながら見入っていた。

 『きついきつい締め付けだぁ……。子供のおまんまんは食い締めがたまんねぇ。おらぁ! 』
 『ひぁん! ………ぁ! 』

 さらに深く、男根が女児の陰唇に割り入り、あっけなく飲み込まれた。ディルマは息を呑んだ。
痛くないのか、気絶したのか、女児がふと心配に為った時、女児はさらに腰を落とし、そのまま
擦り付けるように腰を回転させて、深い快楽に陶酔した長い呻き声を漏らしていた。

 『さいっちょおんおんしてるの、さいっちょおうおんおんしれるのぉ〜〜〜〜〜』
 『おお、奥までコンコンしてますよぉ? いけないコト覚えた娘をお仕置きしてますよぉ? 』
 『もっろもっろおひおひして、もっろもっろ、はめはめしへぇぇ〜〜〜〜〜! 』

 ディルマからは女児や男の表情は見えない。しかし、互いの性器結合部が、女児がまったく
『嫌な事をされていない』コトを如実に訴えていた。ディルマの両脚に力が入らなくなり、そのまま
太腿を開いた形でペタン、と座り込んでしまう。……胸の動悸が中々治まらない。呼吸が千々に乱れ、
頬の火照りも熱く感じる。そして何よりも……濡れた自分の女陰を、今すぐにこねくりまわしたい。
何のことはない。見事にディルマは眼前の拷問まがいの性交に魅せられ、中(あ)てられたのだ。

 だから――背後の気配になど、全く気がつくはずも無かった。肩をポンポン、と優しく叩かれるまで。


435 :前々々スレ732:2008/12/01(月) 22:23:45 ID:rz2Rp+SL
 
 「おひさしぶり、ディルマちゃん」
 「あひゃぁ! 」
 「しっ、大きな声出さない。ここ、盗賊互助組合(ギルド)の秘密の地下調教場なんだからさ」
 「マッケイ……さん? 」

 ホビット族男性の、少年のような純心な瞳が、振り向いたディルマの欲情に蕩(とろ)け切った姿を
ディルマ自身にこれでもか、見せ付けていた。森の妖精エルフどころかこれでは夜の淫魔ニンフだ、
とディルマは自己嫌悪に陥り掛けるが、パーティーから抜け、故郷に帰ったはずのマッケイが何故
ここにいるのか、と辛うじて残っていた理性が働き、徐々にディルマの怪訝な表情を創っていく。

 「ああ、たまたま用事があって顔を出したら、何か下で凄い物音がして、一番の下っ端だった
  僕が見て来いって脅されてさ。そしたら4人ばかり、マリクトで血達磨になってるだろう? 」

 そう言ったマッケイは、やれやれ、と短剣を持ったまま両手を開き、まいったねどうも、と頭を
左右に振って、『困ったな』と言う仕草をしてみせる。パーティーでは一番の若手のディルマに、
最初に子供扱いされて怒るでもなく、そのままで黙ってディルマのされるがまま、なすがままに
していたホビット族のマッケイは、見兼ねた『灰燼姫』こと姉のシミアに拳で軽く打たれるまで
悪乗りしていたのを、ディルマは懐かしく思い出す。……実は別れて1週間も経過してはいない。
だが、本当に……ディルマは心の底から安心した。だから、思わず抱きついてしまった。

 「マッケイくんっ……! ……ありがとう……」
 「僕、これでもジョウやシミアより歳を喰ってるんだよ? ディルマちゃん?」

 宝箱の罠を外した、とシミアに報告したときに、ディルマに『いいこいいこ』と頭を撫でられた。
迷宮でLv8シーフに囲まれたとき、貴重な6レベルスペル『快癒:マディ』のある攻撃魔法の
『空刃:ロルト』を惜しみなく使われ、助けて貰った。ホビット族を全く見たことが無い環境で
育ったのか、ほとんど無警戒で子供扱いするこの娘に、マッケイは不思議と反発を覚えず、むしろ
己の人生の中で全く存在しなかった、女性の庇護者――姉か母親のような――親しみを抱いていた。
しかし、この一件で完全に互いに理解した。……子供なのは彼女、ディルマのほうだったのだ、と。

 「さ、こうしちゃいられない。他の誰かに見つかったら、ディルマちゃんも『ああ』されるよ」
 「マッケイく……さん」
 「マッケイくんでいいよ。急ごう、出入口はひとつじゃないんだ。しっかり僕についてきて」

 涙ぐむディルマを立たせ、辺りに素早く目を配り気配を探るその姿は、熟練者の盗賊の実力を
垣間見せた。でも、頼もしく見えても、罠外すの下手なんだよね、とディルマは溢れる涙を拭き
ながらこちらを見遣るマッケイに頷いて見せた。……ディルマは幸いにも、気付かなかった。
マッケイの目が、全く感情すら窺(うかが)わせない――人外の化生の――ものとなっている事に。
 マッケイは今まで大切に守ってきた、ディルマの前での『仮の道化の自分』を捨てる気でいた。
本当に大切な笑顔を守るためには、自己や他人の幻想など完全に捨てても惜しくは無いと信じて。

 マッケイの貌は、怜悧な刃の如く、表情から感情を排除していた。自らを『首領』と呼ぶ部下すら
斬らねばならぬのだから。忍者マッケイ。マヌケな盗賊ではなく、真実の手練の暗殺者として、
今回の己に課した任務だけは失敗するわけにはいかなかった。

 ――失敗は、一度だけでいい。もっとも、『灰燼姫と他一名の侍』は喜ぶべき失敗だったが――

マッケイはふと優しい微笑みを浮かべ、すぐに唇を禍禍しく歪ませた。こんな心の動きすら邪魔だった。

436 :前々々スレ732:2008/12/01(月) 22:27:09 ID:rz2Rp+SL
終わりです。

この後の展開は迷宮探索。淫靡で猥褻なワンダーランドで処女があてられっぱなし。
マッケイは無事、ディルマの貞操(心の処女も)を守りきれるのか? てな展開でした。

時間が無いのでこのへんで。それでは失礼しました!



437 :名無しさん@ピンキー:2008/12/01(月) 22:54:08 ID:lQFtZR3e
GJ。さっそく脳内でディルマたんを処女のままアナルセクロスの虜にしますた。

438 :名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 20:52:00 ID:+AINIUnP
最初の部分をどこかで見た記憶がするそんな平日の夜。

439 :名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 21:00:21 ID:Gx7wpQY8
確か7スレ目で見たよなと続いてツッコミ
7スレ目のログを見るとそのあとの作品が突発的だったらしいと理解した
あの論争に首を突っ込まずにいたら良かったのにな

440 :名無しさん@ピンキー:2008/12/02(火) 21:37:21 ID:DiKKg5n5
間が空いたから、直接の導入になる部分を繰り返してくれたんじゃね?
なんにせよ、>>427みたいな新しい職人さんも来つつ、
前の職人さんも戻ってきてくれてるのは嬉しいんだぜ。

441 :名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 18:45:13 ID:JmGbQ4KO
外伝シリーズスレにパス生成ツールが挙がった流れで外伝3をはじめたが
中立ラウルフ女司教(ケモノ率30%くらい)が鑑定失敗で「恐怖」状態になる度になんかドキドキして困る。



442 :名無しさん@ピンキー:2008/12/04(木) 23:32:27 ID:a4QHQzhT
ラウルフ限定は分からんが、「おそれている」フェチはなんとなく分かる気もする

443 :名無しさん@ピンキー:2008/12/05(金) 12:04:28 ID:6f/mtaRH
犬司教「未確認のローブ発見! さあ鑑定するぞー」
猫侍「鑑定より先にマディして」
犬司教「何の手掛かりも無いわね」
猫侍「んなローブ調べるのは後でいいから早くマディして」
犬司教「ぎゃーっ! くっついた! 手にくっついた! 呪われた! あわわわわわわ」
猫侍「ちょwwおまwww」


 二人に死神様がやってきたのはそれから数歩後のことだった……

444 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:23:50 ID:hAdNWQRn
初投下です。
女Nin×女Bisのレズ、一応甘々系。舞台は♯5終了後のリルガミン。
苦手な人、スルーしてください。ヤロー共は顔見せ。続編書くことがあったら出すかも。
では、以下投下開始。

445 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:29:45 ID:hAdNWQRn
『時を越えて』 
 ブラザーフッド寺院・地下7階。今日何度目の戦闘だろうか。
命を削る緊張を伴う一つの戦いが終わり、ミオはエルフ特有の美貌を蒼白にしながら玄室の床にへたり込んだ。
視界には5体の敵が死体となって転がっている。
 まずピットフィーンドが二体。
一方は侍の剛剣で頭頂から股間まで真っ二つにされ、もう一方はロードによるシールドの打撃で顎を砕かれ、腹部をめった刺しにされていた。
次いでイフリートが二体。
いずれも咽喉を突き破った貫手の傷口を支点に首を捩じ切られていた。
そしてカコデーモン。
戦闘開始と同時に膝蹴りで顔面を潰され、分厚い脂肪と筋肉の鎧に守られた心臓を、甲冑をも浸透する掌打の打撃で破裂させられていた。
この三体は素手に忍び装束姿の忍者の仕業だ。
他にもカルキドリが数体いたが、忍者がイフリートを仕留めるまでにロード・侍によるマバリコとラダルトの猛攻により、塵すら残さず四散していた。
司教であるミオは、コルツとバコルツでサポートするだけで手一杯だった。
何しろ前衛よりも遥かに未熟であるだけでなく、自分を含めて四人構成の少数パーティなのだから。
「各自、損害は?」リーダー格の忍者・サラの、ややハスキーな声。
迷宮の暗がりに溶け込む濃紺と濃灰色を組み合わせた忍装束。
覆面から覗く切れ長の瞳、長身でしなやかなボディラインは、声を聴くまでもなく女性のもの。
「損害な〜し」撫で付けた髪を首の後ろでポニーテールにした中立の侍・リュウが、刀で器用に不精ヒゲを剃りながら飄々と応える。
「軽度の火傷。ミオのコルツがあったから問題ない。自力で治せる」
黒地にスタッドやスパイクが目立つ鎧兜に盾で武装した悪のロード・ロブは、兜を脱ぎスキンヘッドに顎髭の強面を晒して無感動に呟く。
「つ、爪により軽傷。ローブは破れちゃいましたけど、毒やマヒの影響はありません、わたしも自力で治せます」
ミオは善の戒律しか身に付けられないエメラルドローブの肩口で血が滲む鉤裂きを見せながら応えた。
エルフでは珍しいブルネットのボブカット、左目元の泣きホクロにおっとりとした垂れ目がちの瞳がチャームポイントの、楚々とした美少女だ。
代々司教を輩出してきたエルフの名家出身で、自身も善の司教である。
数ヶ月前にリルガミンへやってきたばかりで、全部で四人構成の現パーティでは新参者だ。
称号を持つ英雄の転生として周囲の期待を受けたが、いかに高い資質を有するとはいえ、駆け出し司教では募集しているパーティは少ない。
鑑定能力と中レベルまでの攻防自在の魔法で便利者として重宝されたが、ぐんぐん実力を伸ばす仲間についていけず、善悪問わずに幾つものパーティを渡り歩くという挫折を味わっている。
冒険者というヤクザな商売の、さらに裏方を走るような生活に身を染めつつも育ちの良さが損なわれていないのは、持ち前の明るく気丈で前向きな性格故か。
また、20歳にも満たずにマスターレベルに達していたので、それなりに運も実力もあるのだろう。
 そんな彼女が、高レベルだが悪の戒律で前衛のみ、全員人間の変則的なパーティ…かつては六人だったが故あってリルガミンを離れる際に解散し、
ミオが来る少し前に三人だけがリルガミンに戻り再結成、使える後衛を探していたらしい…に参加して、はや数ヶ月がたつ。
彼等の戦いは苛烈で探索も危険だったが、その緊張はミオを大きく成長させ、先日ようやく全呪文をマスターし終えた。
それでも前衛のレベルに大きく及ばないのだから、彼等の強さがいかほどか推し量られるものだろう。
 希代の魔女ソーンが冒険者に倒されてから、はや数年。
今でも宝と名声を求め、危険の残るリルガミンの迷宮に潜る冒険者…聞こえはいいが、山師、チンピラ、社会不適合者と同義の者が多い…は、後を絶たなかった。

446 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:34:36 ID:hAdNWQRn
「あたしも損害なし。何度も戦った相手とはいえ、この数相手に大した被害も出さないでよく無事に捌き切れたね。今度取っておきの酒を奢るよ」
そう言いながらサラが脱ぎ去った覆面の下から現れたのは、真っすぐ背中に垂れる射干玉の黒髪、切れ長の瞳と赤く濡れ光る唇…年のころ20代後半、東洋の神秘をたたえたエキゾチックな美女であった。
若さと美貌にも関わらず徒手空拳(腰のポーチに収納した大型の手裏剣…リルガミンの外から持ち込んだ逸品…も滅多に使わない)で悪魔をも退け、無双の体術と影も残さず気配を消す忍術を誇る実力者である。
(嗚呼、サラお姉様…強いだけでなく、今日もやっぱり凛々しくて綺麗だわ…嫉妬よりも何よりも、まず憧れちゃう…)
ミオは仲間になって以来、何故かまるで10年来の知己の様に、いや、それ以上にサラを身近に感じてしまう。
戒律も相反するのに。自覚がないだけで、自分の抱く理想の女性像なのだろうか?
ひそかにサラのファンを自任しているミオにとっては、彼女の額で微かに光る汗の玉、戦闘で上気した頬…全てが艶めかしく映る。
そんなミオの視線をよそに、サラは悪魔の血にまみれた指先をぬぐい、玄室に残された宝箱のチェックに入る。
「…オ、…ミオ! 何を呆けている? 私は呪文を切らしているから、カルフォを代わってくれと言っているだろう?」
ロブの言葉に我を取り戻す。
「す、すいません! 今手伝いますからっ!」慌ててサラの元に駆け寄る。
できることなら危険な宝箱ではなく、サラの忍び装束を透視してみたい…そんなあぶない誘惑を感じてしまう自分の頭を小突き、
(わたしはノーマルなんだからね?)と、自己弁護しながら…。
*       *       *

447 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:35:54 ID:hAdNWQRn
「姐(あね)さん、今日はそろそろ上がるかい?」
リュウは村正カタナを鞘に戻しながら提案した。冒険で稼いだ金は酒か女か気まぐれな施しで消えるのが常の、東方出身の剣客だ。
物に執着しないのか、故郷から持ち込み愛用していた初代村正を、なじみの高級娼婦を身請けする際に金に替えてしまったお人好しだ。
しかもその娼婦は翌日、別の恋人と駆け落ちしたとか。
それも含めて状況を楽しんでいるように見えるが、虚勢でなく本当にそうならばかなりの大物だ。
「チンピラじゃないんだ、いいかげんに“姐さん”はよしな」ミオが鑑定した宝物類を手際よく分配しながら応える。
「じゃあ姐御」
「…テメェのケツからカシナート突っ込んでハラワタかきまぜてやろうか?」
チンピラどころか悪魔すら裸足で逃げ出す殺気で氷のような視線を送る。
その美貌にも関わらず、サラのアネゴ肌と気性の荒さは有名だ。
戦闘時には冷静な判断を下すので、問題になったことはないが。むしろ気風のいいその性格で、男女を問わず慕われているようだ。
「サラ、マラーはリュウとミオのそれぞれ1回しか残っていないぞ。地上も間もなく夕刻、引き返すなら今だ…」
ロブが建設的意見で軌道修正する。
悪に堕ちたとはいえ、リルガミン近郊に領地を持つ貴族であり、領地経営は兄弟に任せ、許嫁も残したまま自分は武者修行中。
冒険の稼ぎを定期的に領地に送っているところをみると、領民にとっては良い君主なのかもしれない。
強面だが完璧な礼儀作法も身に付けており、社交界の紳士淑女にも顔が利くために戦闘指揮以外の交渉事はサブリーダーである彼の役目だ。
今回のようにトラブル時の助け船も。
「そうだねぇ…あたしらはブッバの健康温泉で汗を流してから帰るか。ミオもたまにはいいだろ?」
「はい、温泉なんてリルガミンに来てから初めてです」(きゃ、サラお姉様と温泉!)
気さくに肩を抱き寄せるサラに、ミオは頬を染めつつ無垢な笑顔で同意する。
仲間とはいえども、対立する戒律故に冒険時の待ち合わせも町外れ、酒場でも同席することは少ない。
宿は部屋不足から最近サラと同室になれて嬉しかったが、基本的に周囲の目があるためおおっぴらに一緒の行動ができない。
そんな日頃の忍耐の報酬が利子付きで帰ってきた気分だ。カドルトの神よご照覧あれ、La-Laを賛美せよ!(意味不明)。
「あたしらの宿はロイヤルスイートを押さえてあるし、今日はこれで解散だ。温泉まではマラーで直行、帰りも地下二階だから二人でも歩いて帰れるし、いざとなればミオのロクトフェイトもあるさ」
男二人はまたか、という顔で顔を見合わせ、肩をすくめた。
リルガミンに戻ってからは絶えて久しかったが、サラの温泉好きは、その酒豪ぶりと同じくらい皆の知る所だ。
次いで、ミオだけが知らないサラの特殊な趣味についても。そんな楽しみを出歯亀などしようものなら、尻からミキサーを生やした死体がカント寺院に運び込まれることは確実だ。
「じゃ、ロブ、俺らは久しぶりにサシで飲み明かそうか、肴も手に入ったし」
リュウが革袋に詰め込んだフェニックスの腿肉と手羽先をぶら下げてニヤリと笑う。
ギルガメッシュの親父に頼んで塩ダレのヤキトリにしてもらうと結構イケる、というのがパーティーの一致した見解だ。
「今日はアルビシア産の赤ワインにドラゴンステーキの気分だったが…新鮮な食材を生かさぬ手はない、お前に付き合おう。
ただし、先日の毒キノコを食べてラツモフィスを使ってやった貸しがある。お前の奢りだ」
顎髭をしごきながらスノッブ趣味のロブが提案する。
「はいはい。んじゃ、姐さん“ごゆっくりお楽しみに”。ミオちゃんも“お元気で”。明日の探索もあるから程々にね〜」
「リュウもロブも飲みすぎないでくださいね〜」
ミオはリュウの意味深なセリフ、ある種の哀れみを宿したロブの瞳にも気付かず、ひらひら手を振りながらマラーで去ってゆく二人を見送った。
背後のサラが文字通り「舌なめずり」している事実も知らずに。
*       *       *

448 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:38:05 ID:hAdNWQRn
 温泉までマラーで転移し、キャンプ時に使う進入除けの結界を張った頃には、汚れたローブも脱ぎ去って入浴準備は整っていた。
常連であるスパークのアヒルは、サラがロックスベイビーの薫製と金をつかませて既に追い払っている。
念のためにデストを応用してドアを施錠した後、下着を脱ぎつつ改めてミオは感慨を抱いた。
なんて生活感のある「たくましい」パーティーだろう、と。
強力な装備や魔術だけが「強さ」ではない…新参者のミオにとって、そのことを実感した数ヶ月だった。
ハリトでの煮炊きや、ラツモフィスで迷宮内の水たまりを浄化して飲料水を確保するなど、すっかりサバイバル生活に慣れてしまったが、デストも含め、こんな呪文の使用法など教会や魔術学院の導師たちは教えてくれないだろう。
まして、宝探しや腕試しだけでなく、食材調達のためにモンスターを狩るなど。
全て過酷な実戦や泥臭い現場を経て身に付いた知識であり技能である。最近ではミオも大抵の食用に適するモンスターが見分けられるし、最初は死骸の解体ですら気を失っていたのが、毒や危険部位も取り除いて捌くことができるようになってしまった。
要は「所帯じみて」しまったのだ。サラの眼鏡に適う人材がいないのか、パーティー人数の不足もあり、このパーティーがリルガミン最強の冒険者かどうかは不明だが、
傭兵としても数々の戦場を巡ってきたという彼等の「生き残る」知恵と技術はトップレベルで間違いなかろう。
それもこれもリーダーのサラが本物の「忍者」だからであろう。
単純な暗殺技術だけならば冒険者上がりの忍者や迷宮の闇に潜む忍群にも優秀な者は多いが、東方での忍者は、暗殺だけでなく各種諜報技術や戦場での影働き、医療やサバイバル技術にも秀でた、汚れ仕事専門のマルチエージェントだったと聞く。
リュウ同様に東方出身だというサラは、まさにそういった存在だったのだ。
『死んで英雄になるんじゃない、戦いに負けても、泥水を啜って最後まで生き延びた者が真の英雄さ』
サラの印象的な言葉だが、達観したその背景にはどれだけつらい過去があったのだろう?
そして、他に何人もいた優秀で“フリー”な冒険者ではなく、何故わたしが仲間に誘われたのだろう?
数奇な巡り合わせに思いを馳せていると…。



449 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:42:25 ID:hAdNWQRn
「早く入らないと風邪ひくよ?」官能的な声が耳元で背後から囁かれる。
「きゃっ」気配も感じさせず背後に立っていたサラは、当然のことながら入浴準備を済ませて全裸になっていた。
背中まで達する艶やかな黒髪、筋の通った眉と鼻梁、切れ長の瞳、尖った顎の上に紅く弧を描く官能的な濡れた唇…。
面立ちだけでも男女問わず見蕩れる程の凛々しい美貌なのに、首から下まで反則的だ。
 忍び装束の下に隠されていた肢体は、「殺戮機械」が芸術品であるとすれば、間違いなく芸術品であった。
普段、サラシの下からでも存在を主張していた豊かなバストは、形・大きさ共に申し分がない。
割れた腹筋や発達した上腕、太ももは歴戦の冒険者の力強さとタフネスを証明しているが、彼女自身が長身であることに加え、全身の筋肉の上にうっすらと乗っている脂肪が女性特有の柔らかで官能的な曲線を維持させている。
同時に、この脂肪が忍者に要求される持久力・耐久力を支えていた…無駄な脂肪をそぎ落とし必用部位の筋肉だけ鍛えるような、一芸に特化した運動選手ではない。
全体的に豹や虎といった猫科の大型肉食獣を連想させる、強靱さと優美さを兼ね備えた実戦向けの肉体だった。
鎧や重い武器を使わない時こそ、肉体のポテンシャルと培った忍びの体術が100%発揮され、まさに殺戮機械と化すのだ。
自然の美と機能美の融合と言える肢体に思わずぽ〜っ見とれていたミオは、歴戦の古傷を刻みつつもきめ細やかで美しいその肌に触れ、柔らかな胸に包まれたい誘惑に屈しそうになった。
事実、過去に何度もそうしたことがあるかのように、自然と浮かび上がってくる感情は既視感にも似ていた。
(わたしったら、女同士なのに何考えているの? サラお姉様は仲間として、友達として、純粋に今よりも仲良くお近づきになりたいだけで、恋愛感情とはちがうんだからっ!)
赤くなった顔を見せまいと伏せた視界に、優美な太ももに挟まれた黒い茂みが飛び込んで来たため、あわてて顔を背けた。
「も、もうっ、サラさんも女性ならもう少し慎みを持って下さいねっ」
あれほど舞い上がっていた気持ちも、いざ二人きりになると萎縮してしまう。基本的に奥手なのだ。
「いいじゃないか、女同士なんだし。それに、見られて困るほど貧相な身体はしていないつもりだけどね?」
ニヤニヤと意地の悪い視線を己とミオの身体に往復させる。
「ううっ…どうせわたしはお子様ですよ!」
「あははっ、冗談だよ! ミオは十分に魅力的だよ? あたしの傷だらけの筋肉より、よっぽど女らしいじゃないか」 
サラに褒められると、お世辞や社交辞令だとしても悪い気はしない。
先ほどまで着用していた色気の欠片もないエメラルドローブの下には、細身ながらも柔らかな曲線を描いて伸びる、健康的で艶めかしい肢体が隠されていた。
戦士ほどではないが、普段から重いセクリッドバッシャーを振り回しているため、見かけの印象よりは力も体力もあるのだ。
白い胸元と股間こそ手ぬぐいで隠して見えないが、形の良い乳房は胸の薄いエルフとしては大きい方であろう。
髪の色も珍しいため、先祖に人間の血も入っているのかもしれない。

450 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:43:17 ID:hAdNWQRn
「さ、汚れを落として玉のお肌に磨きをかけようじゃないか?」
備え付けの桶で湯を汲み上げて身体にかけ、戦いの汚れと汗を落としてゆく。時折、お互いに洗いっこをして、際どい触れ合いでミオは内心ドキドキしながら…。
「はン、この傷は油断したね。後衛まで手が届く連中だって多いんだ。後衛だろうが、全呪文をマスターしようが、致死に至る打撃を貰う可能性はゼロじゃない…
ソーンのビッチみたいに完璧な防御手段が無い以上、あたしらが生き残るためにできるのは“いかに相手に反撃の機会を与えず、一方的に殲滅できるか”を追求することくらいさ」
傷口を塞いだとはいえ、しばらくは肩口に残るであろう赤い爪痕に指を這わせると、自身は浴槽に入らず、ミオが肩まで湯に浸かるように優しく押しやるサラ。
「まだまだ未熟です…」サラに触れられた肌が熱い。脈も速くなっている気がする。
ゾクゾクと背筋を這い上がる快感を押さえ込みながら、サラの言葉の咀嚼に努める。
「…でも、さっきコルツ、次いでバコルツを選択した判断と詠唱タイミングは良かったかな。
あの連中にモンティノが効く可能性は低いし、攻撃呪文で仕留めるにもティルトウェイトさえ無効化する奴もいるからね。
要は、彼我の戦力を瞬間的に分析し、最適の行動を選択することさ。
さっきの戦闘では、きっとあれがミオにできるベストに近い回答だったよ。おかげでロブも軽傷で済んだのさ。…腕を上げたね」
彼女は忍びの経験とアネゴ肌な性格だけでリーダーを務めているわけではない。
仲間の心情を察して士気を鼓舞する機微、感情の切り替えが早く、臨機応変に状況に対処できる冷静さがリーダーたらしめているのだ。
事実、憧れの女性に成長を褒められ、内心では舞い上がって踊り出してしまっているミオだった。
その時ふと、気が遠くなりかけたのは頭に血が上りすぎたせいだろうか。
「そうね、あと、アドバイスするとしたら…」サラの言葉が妙に遠く感じる。
「もう少し、情報収集の枝を広く伸ばすことだね。パーティの仲間についての噂や、上層とはいえ、自分のいる迷宮についての詳細をね…」
薄れゆく意識と湯気に霞む視界の中で、サラの艶やかな唇が笑みの形に広がったのを見た気がする。
ミオは眠りを誘う暖かな温泉の魔力に全身を包まれ、そのまま夢の世界に引き込まれていった。
*       *       *

451 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:46:14 ID:hAdNWQRn
ミオの唇に柔らかなものが当てられ、濃厚な芳香を放つ甘い液体が流し込まれる。
咽喉を通過する際の灼けるような刺激から重い瞼を開いて目に入ったのは、顎を掴んで自分に口づけをするサラの瞳だった。
「ん〜〜〜!」脚を湯に浸したまま腰を抱かれ、互いに全裸でキスを交わす自分の姿に気付き、びっくりして口腔内の液体を全て飲み込んでしまう。今や完全に覚醒したミオは慌ててサラの腕から抜け出した。
「な、何をしているんで…こ、これって、お酒…ラム酒ですか?」
口に残る甘い味と香りは記憶にあるものだった。
「ルビーの爺さんと一杯やるつもりで持ってきた逸品なんだけど…あんたが湯に浸かったまま気を失っちまったんで、気付け薬に…ね」
「そ、それはお手数かけてしまいました。…で、でも、だからって口移しにしなくても…」
赤面し、唇の余韻を確かめるミオ。
リルガミンに来てすぐに迷宮下層へ出入りしはじめたミオは、ブッバの健康温泉の睡眠効果について無知であった。
「舌も入れて欲しかったかい?」
「え、あ、はい…って、何を言い出すんですか!」
同性ながら憧れていたサラと濃厚にキスを交わす自分の姿を想像してしまい、赤面どころか尖った耳の先端まで一瞬で真っ赤になる。
「ププッ…あははははははははっ! …いやー、突発事態にもっと柔軟に対処できなけりゃ一人前にはほど遠いよ?」
ひとしきり大笑いしたあと、稚気をたたえた瞳で肩をすくめるサラ。
「どうした? 顔が赤いね?」
「ん…身体が火照ってきて…別にお酒に弱いわけじゃないのに…ん…はぁ…ン!」
サラの指先がミオの髪を優しく梳き上げると、全身に電流の如き快感が走る。
「何か変です…な、何を飲ませたんですか?」
薬の影響か温泉の魔力が残っているのか、働きの鈍い頭でようやく身の危険を感じ、サラから後ずさり始める。
「ん? 高級品とはいえただのラム酒さ。ま、濃縮還元して奥歯に仕込んであったカツの薬も混ぜちゃったけどね…忍者用の携行薬ってことでボルタックに特注した逸品よ?」
「カツって…ほ、惚れ薬?」
あれは交渉事のサポートに使うための、飲んだ者のフェロモンを増幅させる薬のはずだ。それが、何故?
「知ってた? これに一定度数を越えるアルコールが混ざると、成分が変化して強力な媚薬になるって? あたしは訓練で耐性つけてるけどね」
「び、媚薬って…そんなぁ…卑怯ですぅ…だ、だれかぁ…」
憧れの女性の秘められた本性に戸惑いとショックを受け、混乱に拍車がかかる。
湯に浸かって眠ってしまったのも、全てがサラのしむけた淫らな策略の一部だったのか。全く気付かなかった自分の能天気さが恨めしい。
ふらつく脚で壁に向けて後ずさりながら、傍らの手ぬぐいで身体を隠そうとするが、かえって艶めかしい姿に映る。
上気した頬に潤んだ瞳で非難の眼差しを向けるが、弛緩してよだれを垂らしながらでは効果はない…いや、あった。
別の効果だが。
「忍者相手に卑怯も何もないよ、おばかさん。叫んだって誰も来れないのは知ってるだろ、自分で結界張って施錠したんだから。
…それにしてもたまらないわ、その表情。もう我慢の限界でね…今まで散々お預けくらった分、たっぷり味わわせてもらうから…!」
ミオは全裸のサラに強引に唇を奪われると、背後の壁に押し付けられた。
正常な状態だったとしても、忍者の力に抵抗はできない。
まして、薬で全身が性感帯になったと感じられる今の状態では…かくして、ミオは立ったまま嬲られ始めた。
*       *       *

452 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:48:58 ID:hAdNWQRn
「ん…はぁ…んく…ぅ…ッ!」くちゅ、ぴちゃ…。
小さな貝の如きミオの唇を舌先でこじあけ、紅い唇で優しく、淫らについばむ。
絡み合った舌にお互いの唾液が橋となり、糸を引く。膝をミオの脚の間にこじ入れ、秘所を太ももで刺激する。
やや小振りながらも形の良いミオの乳房にサラの豊かな乳房が押しつけられ、互いにマシュマロのように形を変える。
濃厚なキスから首筋へと舌を這わせつつ、巧みに体を入れ替えて乳首同士をすり付けるサラ。
交差させた太股でミオの秘所を愛撫しながらも、片手はミオの太ももから尻へと撫で上げ指先がアヌスを刺激する。
「そ、そこは…汚いで…はゥん!」
幼さを残すエルフの美貌も、ふだんは鈴の如き清らかな声も、今ではもう、官能に蕩け切っているのは明らかだ。
この効果は媚薬のためだけではない。忍びとして身に付けた房中術の秘技…不感症の修道女から、英雄を堕落させた悪名高いサッキュバスまでも虜にできる…により、敵手の死点を抉る鍛えた指先で性感帯を刺激し続けているのだ。
いかに未成熟な処女とはいえ、快楽に堕ちるのも時間の問題であった。 
しなやかな指先で産毛ひとつ無い閉じた割れ目を撫で続け、淫らな音を立てながら愛液が太ももを伝う。
「…や…だめ……わたしたち、女同士なのに…」
「何がダメだって? 知っているんだよ、宿の隣のベッドで、あたしの下着を噛みながら時折自分を慰めていたことも、ね」
「! いやっ…言わないで…」
背徳的と知りつつも、サラの側にいると押さえ切れずに流されてしまっていた感情的な行為が気付かれていたなんて。
「それに、女の身体は女の方が良く知っているのさ。あんたの身体だってダメとは言ってないよ…ホラ」
ミオの目の前で糸引く指を開いて見せつける。羞恥で首まで朱に染めたミオが、目尻に涙を浮かべながら視線をそらす。
「ふふっ…こんなに濡らしちゃって…はしたない娘。こんなに糸を引くほど汚れちゃったじゃない。こういう時にどうするかわかる?」
「はぁ、うぁ…え?」
言葉と指、そして密着した肌全体で嬲られる清らかな獲物は、もうまともな受け答えもできないぐらい官能に溶かされている。
「キレイにするのよ、その可愛い舌で舐め取って…ね!」
可憐な唇へ強引に指を突っ込み、口腔と舌を思う存分蹂躙する。
「ん、くぅ、は…ふぅ…」
「そう、舌を絡めて指の間までしっかりとね。唇をすぼめて吸い取るように…ね」
目尻の涙を舌で拭われ、ボーッとした頭で、命じられるまま眉根を寄せて口をすぼめ、懸命に舐めあげる。
なまじ清楚な美貌であるがゆえに背徳的な官能が漂っている。
「はァ…ぁン」ちゅぽっ。
サラの指先から唾液が糸を引き、つながった可憐な唇が淫らな花弁を思わせる。
「…もう、許して…わたし…」
「だぁーめ。ふふ…正直に、快楽に身を委ねていいのよ? まぁ、己を取り戻そうと身悶えて苦悩する表情も可愛いけど…ねッ…!」
耳朶を甘噛みしながら舌で耳穴を嬲り犯し、震える尖った耳の先端まで舐め上げる。
サラのサディスティックな責めは激しさを増し始めた。
「ひぃッ…! くぅ…あぁン…」
全身を密着させた愛撫。肌を這う舌が、唇が、押し付けられる乳房や太ももが…すべてが触手のようにミオの性感をほじくり起こす。
背にした冷たい石壁も、もはや認識の埒外に飛んでいる。
「さぁて、そろそろかな。まずは一回イキなさい。今日は前も後ろもあたしが貰ってあげるからね…」
ミオの限界が近いのを察し、親指が小さな豆を探り当て、優しく、しかし容赦なく擦り上げた。
そしてトドメとばかりに濡らした中指をアヌスに突き入れ、蹂躙する。
「だ、ダメ、イクッ…ぁ、くふ…ふぁッ…あああっっ…!」
ミオはたまらず絶頂に達し、湯にのぼせていたこともあって再び昏倒してしまった。
*       *       *

453 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:51:03 ID:hAdNWQRn
「お楽しみはこれからよ、小猫ちゃん…」
サラは鍛えられた指先の愛液を淫らに舐め上げると、切れ長の瞳に喜悦の表情を浮かべてほくそ笑んだ。
かのソーンですら裸足で逃げ出す凄艶さで。
 そして壁を背に床にしなだれたままのミオをしなやかで強靱な片手で抱き上げると、几帳面に畳んであった善の戒律を象徴するエメラルドローブを広げ、即席のシーツとしてミオのぐったりした肢体を仰向けに優しく横たえる。
サラは指と舌、そして極上の獲物を捕えた肉食獣の視線によって、時間をかけてミオの肢体を犯し、味わう。
絶頂の余韻に浸っていたミオが新たな快感によって意識を取り戻すと、お互いに頭を跨ぐ形に体を入れ替えて濡れ光る秘唇に舌を這わせる。
「こんどはあたしも舐めてキレイにしなさい」
サラの股間に茂る草叢もミオに劣らず濡れており、愛液が内ももを伝って流れ出していた。
「サラさんのココ…とてもきれいです…」ぴちゃ、くちゅ。お互いの股間に舌が踊る。
「あは、初めてにしてはなかなか上手よ。仕込み甲斐があるってものね」
ミオのクリトリスを吸いながら無毛の秘唇とアヌスへ指を挿入する。割れ目は「お楽しみ」を壊さないように、浅く、優しく。
「ふふっ、ここは毛が生えていないのね…淫らな割れ目からお豆まで丸見えね」
「あぁん、恥ずかしい…です」
密かなコンプレックスを指摘され、羞恥に頬を上気させながら、憧れていた相手の淫らな股間にむしゃぶりつく。
やがて二人は体を入れ替え、互いに脚を抱きかかえるように絡ませ、股間を擦り合わせる。
「ああッ…サラさんのが…こすれて…ぃい…あッ…」
「ふふん、感じるでしょ? あたしもイイわ…ぁン…こんなに燃えるのは久しぶりだわ」
「好きですッ…ずっと好きだったのぉ…サラお姉様ぁ!」
「くすすっ…いい娘ね。これから二人きりの時は“お姉様”って呼んでもいいわよ?」
再びミオに覆いかぶさり、濃厚なキスを交わしながら胸を、乳首を擦り合わせ、互いの乳房が淫らに潰れる。
そして腿から秘唇にかけて密着させ、激しく腰をすり付ける。
やがて自分も限界が近づき、今日のメインディッシュの賞味にかかることにした。
「あン…そろそろね…ンッ……あんたの“初めて”…あたしが貰ってあげるわ」
腰の動きはそのままに、密着した秘唇の間に揃えた指先をあてがう。
「あンッ…これであなたは大人の女よッ。…そして身も心もあたしに捧げるのッ…!」
「はい、わたしの全てはサラさ…お姉様のモノですぅ!…もう、ダメぇ………痛ゥ?…いや…怖い…痛ッい…ゃ……あぁあああっっっっ!」
お互いに深い絶頂を迎えると同時に、サラの指がミオの純潔を貫き奪っていった。
生まれて初めての深い絶頂と破瓜の痛み。衝撃の連続に、ミオは忘我の境地をさまよい、そのまま意識を失った。
…荒い息に背中を弾ませ、汗まみれの二人が横たわる緑のシーツには、破瓜の証である紅の染みが鮮やかに栄えていた。
*       *       *

454 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:55:57 ID:hAdNWQRn
…その後もサラの責めは続いた。破瓜の痕跡に直接傷薬を塗り込みながらの強引に苦痛と快楽を与えるサディスティックな責めもあれば、恋人同士の甘いキスを繰り返す、優しい絡みもあった。
やがて身体を離し温泉に浅く身体を沈めて身体を清める頃には、お互いにキスマークだらけになっていた。
「いやはや、薬の助けがあったとはいえ、あんなに清純だった娘がこんなに乱れるなんてね…一度火がつくと止められないタイプだったのね」
「…そうしたのはサラお姉様ですっ! こんなことしないでも、いずれはお姉様のものになったのに…」
照れながらも、身も心も許しきった微笑みでサラの腕にしがみつく。
「ふふっ、照れる姿も可愛いわね。ミオのイニシャルはマゾのMだったのね、またいじめたくなっちゃう」
囁きながら尖った耳を甘噛みするサラのイニシャルも、間違いなくサドのSだった。
「あン……あれ、お姉様、こんな所に刺青なんてありましたっけ?…こ、これは!」
サラの左上腕部には、先ほどまで無かった何かの紋章が浮かび上がっていた。
「この刺青は…“三軸の門の守護者”…ソーンを倒したパーティーって、サラお姉様たちだったのね…」
「堅苦しいのは苦手だし、職業柄あまり顔が売れすぎるのも困るんだよ。だから王宮の謁見も当時の後衛三人に押し付け、あたしら前衛三人は適当な理由をつけてパスしたのさ。
当時を知る古参も他所の冒険に流れていったし、称号を受けた者を皆が知らなくても無理はないね」
「他にも…これは…“ダイヤモンドの騎士”に“リルガミンの星”、それに“トレボー近衛隊”!? これって、わたしの家に伝わるものと同じじゃないですか!?」
目をむいて驚くミオ。
「東方に伝わる“白粉彫り”といってね、極度の興奮状態や、体内の気や血の流れが極限まで高まった時にだけ浮かび上がるのさ。
忍者が目の付く所に出自を明らかにしかねないモノを晒し続けるわけにゃいかないだろ? 勲章ぶら下げて潜入工作なんざできないけど、いざという時に身の証が必用になることもあるんでね。
こうするのがウチの里…忍群のならわしなのさ」
「じゃあ、お姉様も…」
「ミオ、あんたと同じ転生者さ。あたしは一目見た瞬間アンタのご先祖様…リオの転生体だとわかったけれど、あんたは既視感しか知覚していないんだもの。…前世では恋人同士だったのに」
「前世からの…恋人?」言葉の響きに改めて胸がキュンと疼く。
「パーティに引き入れたのもその関係さ。ショック療法を試してみたくってね。前世と同じ、生死の境界にある戦闘の緊張と…天にも昇るような快楽でね。
前世の記憶は断片的でも、魂が…その身体があたしを覚えていると確信していたのさ。遠い過去に戦場で交わした絆と…愛しあった日々を」
柄にもなく照れた様子をおどけたウィンクで誤魔化すサラに、ミオは尖った耳の先端まで真っ赤にしてうつむいてしまう。
「じゃあ、わたしがお姉様にドキドキしていたのは前世の影響だったんだ…別に女の子が好きっていうわけじゃなかったのね。
ちょっと安心…というか、むしろ残念? お姉様もきっと前世ではすごい美男子だったんでしょうね」
「何言ってるんだい? あたしは前世も女だよ。『名前・姿・性格は全く同じ、生まれる環境や能力もほぼ同じ、違うのは断片的な過去の記憶だけ…お前みたいなのは珍しいケースだ』って、賢者とやらに告げられたけどね」
「え。じゃあ、わたしたち…」
「そう、前世も女同士のカップルさ。愛があれば身分も種族も、そして性別も関係ない、ってのは前世のあんたが言ったセリフだよ」
ぐうの音も出ないミオ。



455 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:56:35 ID:hAdNWQRn
「さ、風邪を引かないうちにこれでも着なさい。前のは“大人の証”で汚れてしまったし、あんたにはもう着れないものだから」
そう言ってサラが放り投げたのは、本日の探索で入手した真紅のスカーレットローブだった。
まだあどけなさを残すミオには、胸元の開いたデザインがやや大人っぽいが、すらりと伸びた健康的な肢体にはよく似合うだろう。
「でも、これは悪の戒律しか…」
「気付いていないの? あんたは今日の戦いで悪の戒律に変わっているんだよ? 散々悪魔共を狩り立てたじゃないか。命乞いする奴も含めて」
一度戦いになれば、女子供も容赦しない。気を抜けば、それが命取りになりかねないから。
仲間を想うその行動が、いつのまにか当然と思うようになっていた。
もっとも、変化が決定的になったのはサラの責めに身も心も委ねきり、「堕ちた」瞬間だったが。
今度こそ絶句してしまうミオ。故郷の古風で真面目な家族に同性の恋人を紹介しただけでも卒倒されそうなのに、悪に堕ちたなどと告げたら首を括りかねない。
「堕ちるなら一緒に堕ちようじゃないか。悪とか善とか、女同士とかささいな問題さ。楽しんだ者勝ち、自分を肯定して未来は前向きに生きた方が楽だよ?」
明らかに面白がっているサラの笑顔は…悪魔の笑顔というのはこうなのだろう。
あまりに多くの変化が訪れて呆然としたままのミオに、
「じゃ、帰るよ。今ごろ酒場であんたが堕ちるかどうか賭けている連中に、明日どんな顔して会うか考えておくんだね
」と、追い討ちをかける。
「…えぇ? みんなグルだったんですか〜?…って、服着て下さい、服!」
「歩きながらでも着替えられるさ。何ならロクトフェイトを使ったっていい。これからロイヤルスイートでもう一戦するんだから急ぎなっ!」
「か、身体がもちませんよぉ…んぐ…」
耳まで真っ赤にしながら、まだ腰がフラフラしているミオを“お姫さま抱っこ”したサラは、優しいキスで文句を封じる。
「覚えたマディは飾りかい? まだあたしが極めた房中術の秘技、その入り口までも披露してないんだ、今夜は寝かせないつもりだから覚悟しておくのね。
あたしの存在をしっかりと身体に刻み込むんだから…もう二度とあたしを忘れられないように…ね?」
クールな美貌に浮かぶ真剣な表情に、ミオは言葉ではなく、はにかみながら、しかし親愛の情をたっぷりと込めた接吻で応えた。
(忘れたりするものですか。時を超えてめぐり逢い、わたしの存在を縛りつける全てを打ち壊し、身も心も奪っていったひとを…)
…後世、“三軸の門の守護者”サラの右腕として知られるようになる、スカーレットローブに身を包んだ美しき女司教が誕生した瞬間だった。
(END)

456 :JUDAS BISHOP:2008/12/07(日) 01:58:41 ID:hAdNWQRn
以上、投下終了です。
長文のうえ改行がうまくいかず(素人ですいません)、お眼汚しごめんなさい。

457 :名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 03:03:29 ID:8ujKSBpq
アナルレズ(;´Д`)ハァハァ
なぜかいつエロが中略されて翌日になるかとハラハラしてましたが
最後までキッチリ書いてくれてありがとう

458 :名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 04:27:16 ID:TV/G7yW8
姐さんレズ忍者エロス
ロードもゲイっぽいな
名前的に

459 :名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 11:32:27 ID:moVvZaNr
転生って、ソフト間のキャラの持ち越しだっけか
あのシステムの解釈としては、こうなるのかなあ
ちょっと新鮮な感覚だった

460 :名無しさん@ピンキー:2008/12/07(日) 12:40:18 ID:ZRc+HxuE
#1#2→#3はLv1に戻るんで”転生”っぽいけど、
#5は#1-3のどれからでもレベル据え置きだった希ガス。

しかしブッバの健康温泉はエロ向きだなw

461 :名無しさん@ピンキー:2008/12/08(月) 13:44:54 ID:sfNWmFYk
>>425
readmeに書いてあったダンジョン探索の完成に期待。

462 :290:2008/12/09(火) 23:46:08 ID:i7fNDgVd
>>425
今更ながらにredeme.txtを見たのでレス
調教経験が増えるのは、まったく気づいていませんでした。
バランスが大きく変わってしまうようなので修正します。
V,A経験の方は仕様ですが、バランス面などに問題があるなら修正いたします。
ただ、修正ファイルの配布は多少遅くなるかもしれないです。

>>461
425氏のreadmeにはダンジョン探索なんて書いていませんでしたが…
もし、461氏が言っているのが、カント寺院パッチのredemeに書いてあるダンジョン探索なら
まず、自分のバリアントに組み込む予定なのでWiz用は少し時間がかかるかもしれません。

最後に、私のファイルはどの部分を弄っても良いですし、より良い案があれば全部変えてもOKですので、こちらを気にせず改変&作成してください。

463 :名無しさん@ピンキー:2008/12/10(水) 23:25:46 ID:+6M13mJE
>>462
間違えてた。ともかく今後に期待してお詫び小ネタ。
ムークだけど。

464 :ムークな彼女:2008/12/10(水) 23:32:23 ID:+6M13mJE
***********


「あれ?また髪切ったの?」
集合場所である酒場の中央にあるテーブルですでにほろ酔いの恋人を見かけて、彼はビールを注文しながら席についた。
集まるように言われた時間まではまだ半刻ほどある。
「うん、また切った。どぉお似合うぅふぅ?」
んふー、と酒臭い吐息をはきながら彼女は答えた。いささか声が大きく、客が増える時間帯でありながらはっきりと聞こえた。
「うん、似合ってる。」
「そぉ?ありがと。」
彼女は先日まで長かった、今は短めに揃えられている髪をかきあげながら笑った。


彼女にはムークの血がわずかに混じっている。その証拠である朱く、艶やかな髪とくりくりした目に彼は惚れた。
「あ、でも安心してねー?下の毛はちゃんと残してるから。」
「ボフォッ!ゲッ、ングッ。ちょ、まっ!」
んふふ、と笑いながら彼女は自身の下腹部をなでた。祖先からゆずり受けた目がいたずらっぽく笑っている。
「今日街を歩いてたらさぁ?なんだかじょりじょりしちゃって歩きにくかったの。ねぇ、剃って?オ・ネ・ガ・イ。」
体をすり寄せながら彼女は手を彼の手に重ね、自身の下腹部をなでさせた。布越しに、ショリショリと柔らかい感触をおぼえる。
「ちょっと!その、ま、周り!人!」
「いいじゃない。周りに聞かれても減るハナシじゃないでしょう?」
俺の羞恥心とかが減る、と答えようと彼が口を開いたとき、隣のテーブルから声をかけられた。
「なぁ、あんたたちも剃毛派か?」


465 :ムークな彼女:2008/12/10(水) 23:39:06 ID:+6M13mJE


見るからに忍者だった。全裸、いや、褌一枚の男が二人にシャツとショートパンツの女性が一人。全員酔っている。
「嬢ちゃん、いや兄ちゃんでもいい、コイツに言ってやってくれ。毛は剃り落としたほうが早いって。」
褌の片割れが、女性を指しながら言った。
「いいや、薬で脱毛したほうがいい。年一回使えばいいんだ。こっちのほうが楽できれいだろ?見てみ?」
もう一人の褌がちらちらと陰部周辺を見せながら反論する。肝心の女性は他人のふりを決め込んでいた。
「いや、あの、派閥とかそんな。」
彼がしどろもどろになっているところに、何を嗅ぎつけたのか、娼婦がゆったりと近づいてきた。
「なぁにボウヤ?特殊なプレイは追加金とるわよ?」
その色香に反応してか、あちこちのテーブルから声が挙がる。
「追加金とられるンなら俺ぁ縄がいいナ。縄。」
「えぇー、ここは順当に青カンでしょう?」
「チャイルドプレイどう?」
「ふっ、不潔ですッ!交接とはお互いの愛情がッ!」
皆が皆酔っており、さらに騒ぎは広がるようだった。
「もう出よう。ほら、立って。」
危険を察知した彼はあわてて彼女を立たせようとしたが、
「ダーメー。今日の集合場所はここなのー。」
そう言って彼女は彼の膝の上に腰をおろした。首に両手を回してしなだれかかる。
嬉しそうにふふふと笑いながら、短くなった髪をさらさらとゆらした。
彼は動くのを諦め、彼女の髪をなでつつビールを飲んだ。


五分後、*バカップル反対*の名目のもとにパーティーメンバーに縛られた彼は、衆人環視の中初"剃られ"プレイを経験する。


********

466 :名無しさん@ピンキー:2008/12/11(木) 23:15:51 ID:wlYpkGpa
これはw
毛深いっつー属性はありかもわからん

467 :名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 22:23:20 ID:jId4QDxc
全身の毛を剃れば、女ムークも可憐な美少女なんですね。 わかります。

468 :名無しさん@ピンキー:2008/12/12(金) 22:30:53 ID:l8Tp8nPm
ムークとの異種姦によるハーフという設定イイ!

このスレのムーク陵辱物の話を思い出したよ
あの娘達もあのムークに孕まされたのかな?

469 :285:2008/12/13(土) 00:28:51 ID:JSdLhaXG
 ちらっとだけ口上加筆したんで一応upしときます〜
それと死亡時の調教経験の上昇を止めてみました。

eratohoまとめwiki内うpロダ内のera1685.lzh。
passはera

ところで、前に入れた追加キャラを買ってみた人います?

470 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 01:53:30 ID:PugVK7IT
はーい。買いましたぜ?
○クダいきなり前の穴を犯したら死んじまったのが…GJでしたぜ!

471 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 01:58:40 ID:vtZWSieO
つまりアナル専門ということですね?…GJです

472 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 02:00:16 ID:PugVK7IT
それと…最初のキャラを売り、3人目を買いとかするとキャラ名が変わっちまうのがちと惜しかったっス!

473 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 02:10:07 ID:+hsJqCoe
>>469
サキュバスはなんか特徴薄すぎな気がしないでもない。
そこそこ堕とし易いし助手としても割と有能なんだけど、
人間離れした部分が無いというか。
そこまでの過程で鍛え上げたキャラの方がよっぽど淫魔らしいという。
もっとリスクを付けて能力を上げた方が「らしい」かもしれないね。
購入する際に生贄を必要にするとか。

王女と獣人は大体イメージ通りなのではないかなと。
サキュバスも含めて、特殊エンドの条件にすると良さそうだね。

>>472
それは治ってるハズ。

474 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 03:46:44 ID:D8U0EuhX
マルグダの攻略は詰め将棋みたいでちょっと面白かった。

475 :JUDAS BISHOP:2008/12/13(土) 21:42:24 ID:378ciQBX
度々お眼汚しを。続編を投下します。
今度は侍×グウィライオンの3P。姉妹丼です。

476 :JUDAS BISHOP:2008/12/13(土) 21:43:11 ID:378ciQBX
『マンフレッティの店にようこそ〜新メニュー登場〜』
リルガミン、ブラザーフッド寺院の地下五階、マンフレッティの店…冒険者だけでなく、成金商人やお忍びの貴族達の集まる、紳士淑女の娯楽の殿堂。
ダンスホールに鏡の迷路、出会う人影はピエロに狼男、吸血鬼、美女と野獣…。
悪趣味なまでに様々な趣向を凝らしたアトラクションの中には、コンパニオン、あるいはホステスと称する高級娼婦達による“エスコートサービス”という名目の高級娼館も含まれている。
今夜も刺激と快楽を求め、地底の不夜城は混沌とした活気を放ち続けている。
*   *   *
白黒の市松模様に彩られた通路の向こうで騒ぎが起こった。
「貴様らはワシの商品じゃ! 言うことを聞かぬかッ!」
悪趣味なローブ姿のでっぷり太った僧侶が、薄汚れたマントに身を包んだ娼婦を宝石の笏で激しく打擲している。
娼婦を買おうとしたが拒絶され、激怒しているようだ。
「この淫売が! ワシを誰だと思っ…!」
なおも杖を振りかぶった腕が後ろから掴まれ、制止された。
「生臭坊主のロード・ハイマンティだろ?…こんな場所で遊べるなんて、偉くなったもんだねぇ」
真っ赤な顔で睨みつけた僧侶の顔が、相手の姿を見て驚愕に歪む。
東方風の甲冑に身を包んだ、不精ヒゲにポニーテール、どこか愛嬌のある顔立ちの男が飄々と立っていた。
「リ、リュウ…殿。いつリルガミンにお戻り…で?」
「踊り子に手を上げるなんて、無粋な奴だ。…女性は愛でるものだぜ?」
リュウ、と呼ばれた侍は煙管をくわえたままニヤリと笑いかける。
地下3階のカマ・カジ寺院の主であり、将来地獄行き確定の生臭坊主は恐怖に青ざめた。
以前、眼前の侍と会った際、無謀にも仲間の女忍者の尻を触ろうとして股間を握りつぶされたあげく、リュウの手でカント寺院送りにされたのだ。
ロード・ハイマンティはリュウによって顔の形が変るほど殴られた後、駆けつけた警備員…屈強な侍と、ホステスでもある優秀な女魔術師たち…に店を叩き出された。
勧善懲悪の芝居の後のように、周囲から拍手が沸き起こる。
「カント寺院送りにされなかっただけ、有難く思うんだな。…さて、もう大丈夫だよ、お嬢さん…って…アレ?」
ここで初めて、女性が一人でないことに気付く。
奇妙な少女が二人…殴られて痣を作った一人のマントに庇われてもう一人…安堵と怯えの入り交じった視線を送っていた。
マント以外の着衣は毛皮のブラとショーツのみ。淡い緑がかった髪、猫を思わせる金の瞳の、愛くるしい顔立ち。
奇妙な点は尻の後から垂れた尻尾と、膝から下の蹄ある脚で、牙と鉤爪まで持っている。
二人の少女は、グウィライオンと呼ばれる獣人だった。

477 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 21:44:29 ID:378ciQBX
*   *   *
「リュウ様、いつもご贔屓に。今夜は、助けられた娘達に代わってお礼を述べさせていただきます」
二人の少女が手当てを受けに控室に連れられてゆく姿を見守っていると、背後から声をかけられた。
振り向くと、深々と頭を下げた、豪奢なドレス姿のセクシーな美女が五人。
ジェーン婦人、カリーナ婦人、ルシアナ・スカイ、歌姫ブレンダ、レノア…マンフレッティの店の魔女達。
社交界の花形であり、同時にエスコートサービスの支配人でもあるが、特別な客を除き、客は取っていない。
そして、リュウは数少ない「特別な客」の一人であった。
「いやぁ、当然のことをしたまでだよ。がはは」
しなだれかかる五人の美しき魔女達に囲まれ、だらしなく鼻の下を伸ばす。
「本日はごゆっくりしていかれますの?」ジェーン婦人が微笑む。
「相棒を取り戻した記念に、自分にご褒美でもあげようかと思ってねぇ」
リュウは、なつかしい重みを感じさせる、腰の村正をポンと叩く。
この店でなじみの娼婦を身請けするため、ボルタックへ泣く泣く質入れした愛刀・村正。
後代の村正が鍛えた“村正の刀”はこの迷宮でも見つかっているが、こちらは初代村正が鍛えた正真正銘の業物である。
冒険を重ねて金を稼ぎ、ようやく取り戻したところだ。
…手放した原因も忘れて女遊びにやってくる…底なしの能天気と言ってもよかろう。
「…何でも、今日から特別客向けに新サービスを始めるって噂を聞いてね。俺も利用できるかい?」
声をひそめ、そっと尋ねる。
「ふふ、“シスターズボウル”コースをご希望ですね?」悪戯っぽく微笑む歌姫ブレンダ。
「大丈夫、“三軸の門の守護者”はVIP待遇にせよ…亡きマンフレッティの言いつけですわ」レノアが耳元で囁く。
“シスターズボウル”…何とも奇妙で蠱惑的な響きだ。思わず前かがみになる。
リュウは、ボウルで泡立てた生クリームで秘密の部分を隠したプリーステスの集団を相手にした、舐めて舐められのプレイを想像してしまった。
「リュウ様が実質、新サービス初めてのお客様になりますわ。ただいま手配いたしますので、あちらの個室でお待ちくださいませ」
ルシアナ・スカイが準備に向かうと、リュウはカリーナ婦人に誘われて個室に向かった。

478 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 21:45:21 ID:378ciQBX
*   *   *
『冒険で疲れたお身体を、野趣溢れる野の花たちに癒されるのもよろしいですわ。トラブルを解決いただいたお礼もありますし、コース料金はサービスしておきます。ごゆっくりおくつろぎ下さいませ−マンフレッティの魔女一同−
 PS 南方から取り寄せた風変わりな煙草は、ブレンダとレノアからの差し入れです』
魔女達の手紙を携えて個室にやってきたのは、先ほどのグウィライオンたちであった。よく似た顔立ちから、二人は姉妹だとわかる。
人間に換算すると姉が二十歳前後と思しきグラマラスな肢体であるのに対し、妹は十五歳程度、発育途上のあどけなさを残していた。美少女姉妹と言って良いだろう。
痛々しい青痣の具合を確かめると、治療薬のおかげでほとんど目立たなくなっており、痛みも無いようだ。
姉妹は思ったよりも流暢な共通語で改めて助けられた礼を述べ、姉はリオン、妹はルネと名乗った。
(“シスターズボウル”…つまり、“姉妹丼”か…何のヒネリもないネーミングだなぁ)
甘い香りの煙管を燻らせ、杯をあおる。リュウは豪奢なベッドの上でクッションにもたれかかり、少女たちの酌を受けながら身の上話に耳を傾けていた。
二人は地下2階で暮らしていたところをごろつき冒険者に襲われたらしい。かろうじて命があった二人は娼婦としてマンフレッティの店に売り飛ばされたということだ。
普段はそのような形で娼婦を受け入れない店であるが、ロード・ハイマンティが金にモノを言わせて店のスポンサーを抱き込み、横槍を通したらしい。
そうして自分が楽しんだ後、他の客をとらせて儲けようと考えていたのだろう。
(あの野郎…次に会ったら斬り捨ててハークルビーストの餌にしてやる…)
そこまでしなくとも、公衆の面前で恥をかいた奴は店に関わろうとしないだろうが…。
女好きながらも情に脆く、レイプや女性への暴力を好まないリュウは、話に付き合ったら二人を抱かずに帰るつもりだった。
普段の女遊びでも、相手が気乗りしなければ酌だけさせて寝てしまう。相手が獣人の少女でも同じだ。
(俺、こういう話に弱いんだよなぁ…)
姉妹の話に、時折鼻をすすり上げる。妹思いの優しい姉に、甘えん坊の妹…仲むつまじい姉妹を変態僧侶の手から守ることができただけでも、高い料金を払う甲斐があるというものだ。
姉妹が幼い頃まで話が遡った頃、二人の様子がおかしいことに気付いた。上気した頬に潤んだ瞳で、ベッド上のリュウにすり寄ってきたのだ。
「身体が…熱いの…」「お姉ちゃん、アソコがムズムズするよぉ…」
とろんとした目元、毛皮の上からもわかる、愛液の染み。完全に発情状態だ。
「まさか、この不味い葉っぱのせいか?」
原因は、差し入れの煙草。クローリングケルプを乾燥させて作ったもので、グウィライオンには催淫剤としての効果があるようだ。
必用とあらば剛毅に大金を支払うくせに、基本的に貧乏性。無料だからと我慢して吸ったのがいけなかった。リュウの性格を知悉した魔女達の筋書きにしてやられたか。
くちゅ、ちゅぱ、ぴちゅっ。いつの間にか姉のリオンがリュウの股間から男根を引っ張り出し、猫のようにざらついた舌でしゃぶり始めた。
妹のルネはリュウの首筋に抱きついて不精ヒゲに頬ずりしながらキスの雨を降らせる。
「こ、こらやめなさい。俺は君たちを抱くつもりは…ムグ」
カツの呪文と共にルネに唇を奪われ、舌を絡めとられる。たちまち天を突いた怒張は、リオンの色っぽい口から飛び出さん勢いだ。
(男って悲しいなぁ…。でも、二人ともこんなに興奮しちゃって…このまま放っておくのも忍びない。据膳喰わぬはなんとやら、抱く以上は二人とも公平に、気持ちを込めて愛してあげないとなぁ)
決心すると、二人のまろやかなヒップからショーツを脱がし、自身も裸になる。
「じゃあ、二人いっぺんに可愛がってあげるかね。まずはその愛らしい唇でお願いするよ?」
二人を優しく抱き寄せてキスをすると、広げた脚の間に屹立するたくましい男根へ、再び顔を導いた。

479 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 21:46:09 ID:378ciQBX
*   *   *
「おっきくてお口に入らないよぉ…どうすればいいの、お姉ちゃん?」
「見てなさい、男の人はこうすると気持ちいいの」
リオンが猫のようなざらつく舌で脈打つ棹を裏筋に沿って舐め上げ、舌先でちろちろと亀頭の先端と傘のくびれを刺激する。
そして柔らかな唇で棹を横くわえし、玉を揉みながらしゃぶってゆく。
「ンふん、こうね?」
ルネも真似して奉仕を始めるが、姉に比べるとぎこちない。しかしそれがまた新鮮な刺激としてリュウを襲った。
やがて二人の唇、舌の動きがシンクロし、太い棹を挟んで互いにキスをする。
「さ、さすがマンフレッティの店…教育も一流だなぁ」
白魚の指先と唇で奉仕する姉妹に尻を向けさせて、左右の手を二人の潤んだ秘所に這わせる。
「あぁ…いゃぁ…イイ」「ひゃッ!? あん…」
それぞれの手を二人の潤んだ秘所に這わせると、姉妹は快感から逃れるように奉仕の激しさを増す。
「くぅっ!」
たまらず、久々の女遊びで溜まっていた精を一気に放出する。膨れ上がった怒張の先端からほとばしった白濁する精液が、姉妹の美しい顔を汚す。
「はぁ…凄い量と匂い…」「けほけほ…飲んじゃった。あは、べったりだね、お姉ちゃん」
「悪い、久しぶりなうえに、君たちが魅力的だから…思わず出ちゃったよ。がははは」
ばつの悪さを誤魔化すわざとらしい笑顔に、姉妹も思わず吹き出してしまう。
そして二人はどちらからともなく怒張の先端から垂れた精液をすすり上げ、舌で舐め取ってキレイにしていく。
そのままお互いの顔に付着した分も舐め合い、夢中で舌を絡め合い、飲み干していく。
淫らな姉妹の姿にたまらず、二人の肢体をベッドへうつぶせに組み敷いて、水蜜桃のような尻を高く掲げさせる。
次なる刺激を待ち受け、尻尾を振って“おねだり”の妖しい眼差しを送る姿は、少女とは思えない淫猥な光景だった。
「まずはお姉ちゃんからだ。ルネ、よーく見て覚えるんだぞ?」「うん…」
期待と好奇心を写したルネの瞳と、待ちきれないとばかりに切ない光を宿すリオンの瞳。
亀頭の先端を姉の入り口にあてがうと、わずかな抵抗を示しただけでぬるっと奥まで入っていった。
「あ…熱くて…固い…」
リュウは右手でリオンのウェストを掴んでつながったまま、並んだルネの尻を左手で愛撫し、秘所へ指を差し入れる。
腰の動きに合わせて左手も愛撫を続け、まだ生娘のルネの秘唇をほぐしていく。
時折右手でリオンの大きく柔らかい胸を揉みしだき、先端の固い突起を指で転がす。
たちまちリオンの息が上がり、早くも絶頂に至りはじめる。
肉棒と指先の深いストロークに合わせ、二人の尻尾の付け根を刺激すると、姉妹は同時に悲鳴を上げた。
「「あぁンっ!?」」
どうやらグウィライオンの弱点だったらしい。
股間から背筋、脳天まで駆け抜ける凄まじい快感に、姉妹は同時に登りつめてしまった。



480 :JUDAS BISHOP:2008/12/13(土) 21:47:20 ID:378ciQBX
*   *   *
口腔奉仕に続く二度目の放出までは至らず、萎えていない怒張を引き抜くと、リオンはぐったりと突っ伏してしまった。
シーツに涎を流しながら絶頂の余韻に浸る妹のルネを引き起こし、横抱きに抱え込む。
「次はいよいよルネの番だ。初めは痛いかもしれないけど、準備はいいかい?」
優しくキスをしながら瞳を覗き込むと、不安の中にもリュウへの信頼が見える。コクリ。
「いい娘だ。じゃあ、俺の足の間にまたがってごらん?」
上体を起こして胡坐をかき、天を突く黒光りする怒張の上に、ゆっくりと小さな身体を沈めてゆく。
「あン…少し痛いけど…はぁ…入るの?」
リュウの首にまわした手が引きつる。通常ならとても入りそうにないが、催淫剤で蕩けた官能と絶頂でほぐれた秘所が侵入を可能にした。
そのまま腰を支えて一気に貫く。
「〜〜〜!」
痛みをこらえ、必死でリュウの背中に掴まり、爪を立てる。声を押し殺すため、リュウの肩口に牙をうずめる。
流れる血も痛みも、健気な少女のそれに比べたら些細なもの。
涙をこらえる小さな頭を優しく叩いてやりながら、尻にまわした手で尻尾とその付け根を愛撫し、対面座位でグラインドを開始する。
発情中の心身状態では、破瓜の痛みもすぐに快感へと変りゆく。
少女の拘束が緩むと、リュウは少女のブラをずらし、転び出た控えめな愛らしい乳房とサクランボのような乳首を吸いたてる。たまらず嬌声を上げた唇をついばみ、舌を絡める。
「ちくちくする…」リュウの不精ヒゲに頬ずりしながら微笑む少女。
(早く痛みから解放してあげよう)
いつの間にか獣毛に覆われた蹄の脚をリュウの腰に絡め、自分から腰を振りはじめていた少女の腰を抱えると、
呼吸と共に体内で気を練り上げ、胎内の奥深くへと精液と共に気の塊を注ぎ込む。
気を操る侍ならではの技である。膣内から身体の中心線にある気脈を、気が通り抜け、衝撃で少女は二度目の絶頂を迎えた。



481 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 21:48:16 ID:378ciQBX
*   *   *
結合を解き、淡い茂みに覆われた秘所から破瓜の血と逆流した白濁液が流れ出す。
すると、絶頂の余韻に浸ったまま、傍らで妹の痴態を優しく見守っていた姉が妹へにじり寄った。
そして、舌を使って赤と白の液体を優しく舐め取っていく。ディオスを唱えて傷を癒してやりながら。
懸命に舌を這わすリオンの姿にムラムラときたリュウは、放出したばかりの股間がまた反応しはじめる。
「妹の上になって、抱き合ってみてごらん?」
妹を仰向けに、姉を四つん這いにしてお互い抱き合わせると、柔らかく大きな姉の乳房と妹の清らかな乳房が潰れ合う。
「妹思いの優しいお姉ちゃんにご褒美だ。ルネもお姉ちゃんにお礼をしなさい」
リオンに再びバックからつながると、腰の動きに合わせてルネも下から姉の乳首を吸いたてる。
「ル…ネ…だ、ダメ…」
「…お姉ちゃん、もう痛くないよ…ありがとう」
放出したばかりでは心もとないと思い、モグレフを唱える。
胎内にくわえ込んだ男根はモグレフの効果で異様な張りと硬度を発揮した。
「!? きゅ、急に固くなって…あ、熱いッ!」
あたかも熱い鉄の棒で突かれたようだが、それでもなお肉の触感と脈動を有している。乱れるリオンから房中術の応用で気を取り込み、練り上げ、体力の回復に努める。
正面から舌を絡めたキスをする姉妹の姿に、妹も一緒に可愛がろうと思い直す。
今度はポンチを唱え、荒々しいストロークで翻弄しながら、上下に並んだ秘唇を素早く交互に怒張で貫く。
「「あぁンっ…か、身体がこ、こわれちゃうっっ!!」」
(ちょいと激しすぎたか…もう少しじっくりと感じさせてあげよう)
感じすぎてお互いにしがみつくしかできない姉妹を見て腰の動きを止めると、体を入れ替えて荒い息の姉を胡坐の上に抱え込む。
座位で背後から手に余る大きさの乳房を揉みしだき、汗ばむ背中にも舌とキスで愛撫をくわえる。ルネが、物欲しげに姉とリュウの結合部に舌を這わせる。
「だめ、ルネぇ…そんなところ…」
「お姉ちゃん…あたしも気持ちよくなりたいよぉ…」
「よしよし、じゃ、姉妹仲良くイこうか?」
つながったまま仰向けになると、リオンには向きを変えて騎乗位の姿勢をとらせ、ルネは己の顔をまたがせる。
下から姉の子宮を突き上げながら、舌で妹の秘所を舐め上げる。
「「ん、くぅ、ぁぁン…」」
二人とも身体を支え切れぬほど感じてしまい、お互いに抱き合って支えながら、姉妹で濃厚なキスと愛撫を続ける。
リュウは限界が近づくと、妹の秘唇で呼吸を塞がれながらも乱れる二人から気を取り込み、体内で練り上げ始める。
リュウが舌で膣内を犯しながら、小さなクリトリスをつまみ上げると、同時にリオンの指先が妹の尻尾の付け根をしごき上げる。
「ひ…ひぎぃ…い、やあぁぁぁっっっ」
ルネはたちまち潮を噴きながら絶頂に達する。
痙攣しながらしがみつく妹を愛おしげに抱きしめる姉の腰がうねり、膣が切なげにリュウを締めつける。
「あ、わたしも…もぅ…ダメぇっっっ!」
その言葉を合図に、リュウは妹同様に渾身の射精と同時に気の塊を姉の子宮に叩きつけた。
「い、イクぅううウッッ!!!!」
…姉妹同時に倒れ込むと、リュウはゆっくりと身体を起こし、股間にいる村正とは別の相棒に労りの声をかけた。
「ごくろうさん、我が息子よ。さすがに二人同時に相手するのは堪えたなぁ…」

482 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 21:49:04 ID:378ciQBX
*   *   *
「この娘たちを身請けしたいとの申し出、ご了解いたしましたわ」ジェーン婦人はあっさりと認めた。
「新サービスは中止ね」
「でも、この方が二人にとっても、お店にとっても良かったかもしれないわ」レノアとカリーナ婦人が頷きあう。
「ふふふ…昨晩はお楽しみでしたものね…情がお移りになられたのかしら?」ルシアナ・スカイが微笑む。
両腕にグウィライオンの姉妹がべったり寄り添い、両手に花状態だが、何ともばつが悪い。
このままこの店に置いておくより、仲間の所で幸せになって欲しい。
元より、冒険者の自分が二人を手元に置き続けるわけにもいかない。
だからこそ、身請けという形で店から買い取り、解放するしか手段は無かった。
「良い殿方に巡り合えて良かったわね…家に戻っても幸せに」歌姫ブレンダが姉妹を祝福する。
姉妹はやつれたリュウの頬に両側からキスをすると、にっこり微笑みながら囁く。
「この子供の父親がリュウで良かった、ね?」「うん!」
下腹部を愛おしそうに撫でる獣人姉妹のセリフに、思わず凍りつく。
まさか、異種族なのに? グウィライオンに女性しかいないのは、そういうことなのか? いや、それよりも、そんなにすぐ妊娠がわかるものなのか?
「温泉の近くにいるから、また会いに来てね」再び、愛情のこもったキス。
「「みんな、ありがとう!」」警備員に守られて上階へ去ってゆく姉妹。
リュウは駆け巡る「?」の嵐に呆然としながら、ただ機械的に手を振るしかなかった。

483 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 21:49:37 ID:378ciQBX
*   *   *
「さすがにいい値段するなぁ…ん?」
気を取り直し、請求書の金額に溜め息をつきながら、懐をまさぐる。
しかしどうしたことか、懐に入れたはずの財布が無くなっており…真っ青になる。
(やられた…あの時か!)
別れ際に呆然としている時にキスされた時、グウィライオンの姉妹にスリ取られたのだろう。
彼女達は美貌と呪文、獣の特徴だけでなく、手癖の悪さも有名であることを失念していた。
(…ま、いいか)
結果的に楽しんだことには変わりないし、慰謝料と手切れ金、生まれてくる二人の子供の養育費をまとめて支払ったと思えば、それほど痛くはない。何より、姉妹が幸せになってくれれば。
…と、無理矢理自分に言い聞かせつつ、より一層ばつの悪い表情で魔女達に声をかけた。
「実は少々困ったことになって…相談に乗ってくれません?」
「支払いについては信頼しておりますわ。買い取りだろうと質入れだろうと、ボルタックまで行かずとも私たちでも承っております」
皆まで言うな、とばかりに、にっこりとリュウの腰にぶら下がる村正へ視線を送る魔女達。
前回手放した一件も含め、全ては店の策略ではないかとの疑念がよぎる。だが、全ては無節操な下半身が招いたこと。他人を責めても仕方がない。
(相棒よ、すまん。またしばしのお別れだ…)
肩を落としながら、外した村正を魔女に手渡すリュウ。手の中で、村正が何かを訴えようと震えた気がした。
(END)

484 :JUDAS BISHOP:2008/12/13(土) 21:55:17 ID:378ciQBX
以上、投下終了です。
次は、両刀使いの悪のロード(名前がアレですし)が、
サッキュバスとインキュバス相手に差しつ差されつなお話し(嘘)。
またこのパーティで何か書くかもしれません。ではー。

485 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 22:09:56 ID:z6bGpGcn
おお、続編GJ。
やっぱり侍はカモられるのがよく似合うw

486 :名無しさん@ピンキー:2008/12/13(土) 22:40:32 ID:AK11ax/x
おもしろかった
サムライも良いキャラだなあ
ロブの活躍に期待

487 :285:2008/12/14(日) 23:58:39 ID:gHTT5Dvp
 追加キャラについての感想どうも〜
サキュバスについてはもうちょい考えた方がいいっぽいですね。

エンディングや口上とあわせて考えて見ます〜。

488 :名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 12:10:04 ID:EV1vu4xl
それよりも○クダさまの楚々とした堕ちっぷりをたのしみたいですぅ〜

489 :名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 13:20:53 ID:4qAmc+R0
ララ・ムームー?

490 :名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 15:35:53 ID:kVnyXzIH
節子・・・それ、ラクダやない、女王や

× ○クダ
○ ○グダ

491 :名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 16:14:35 ID:4tEJRgOK
>>487
久々にやったらすげー口上追加されてて面白かった。乙

ところで、なんか>>469をそのまま解凍してやると

・起動時になんかエラーが幾つか吐かれる
・追加キャラ3人?は最初からメニュー一覧に居ない?やってみようとおもったら居なかったので
・俺の環境だと最初に買った奴隷を売ると残ってる2人目の奴隷が何故か勝手に助手になってる
 奴隷を売るときになんかエラーが吐かれる場合がある

なんてのは問題無し?

492 :425:2008/12/15(月) 17:48:22 ID:iKh7wSvB
>2人目の奴隷が何故か勝手に助手になってる
>奴隷を売るときになんかエラーが吐かれる場合がある
そりゃ俺のせいだな。
すまんすまん。
ちょっと調べてみたら、新たに作った関数で
呼び出し元と同じ一時変数を使ってた(ヘボッ
ローカル変数がないと、こういうところで苦労するね…

ってことで修正ファイルを上げといた。
同じうpロダのera1703.lzh
差分なんで、ERBフォルダに上書きすればおk。

>追加キャラ3人
特定の条件を満たさないと出ない。
バレになるけど条件書いとく?

493 :名無しさん@ピンキー:2008/12/15(月) 18:29:14 ID:4tEJRgOK
>>492
うぉ。素早い対応サンクスっす

>バレになるけど条件書いとく?

あ。追加で出るならおkっす

なんか昔やったデータに上書きして、軽くロードしてみた時は選択できたけど
折角だからまっさらにしてやってみたら

「アレ?なんか出なくね?俺更新失敗した?」

とビビりが入ってただけなのでw
しこしこやりこんで追加キャラ探して見ますわー

494 :名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 01:33:26 ID:DiwvM/5i
>>473
ちょっと今やってみたところ名前やっぱり変わるっぽい

1.売却可能
2.売却可能
3.売却不可

とかの順番で並んでるときに1とか2をうると3の名前に全部かわってまうぜ…
1〜3が全員売却可能の時はどうなるかわからん。ちょっと試してくる

495 :名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 02:30:46 ID:DiwvM/5i
さくっと育てて全員売却可能にしてみたら・・・
売る順番によって(3,2,1とか?)は名前が変わらないっぽいけど
どうもデータベースがぶっ壊れてる臭くてハングしたり名前が無くなったりするキャラがいるっぽ

これ以上は俺にはわからん…orz

あ、ちなみに>>492のパッチ当てた奴でやった結果ね

496 :425:2008/12/16(火) 02:31:36 ID:DzvYVTPC
>>494
確認してみたところ、emueraでは再現せず、eramaker本体のみで起こるエラーみたい。
どうやら本体だと、文字列変数から文字列変数への代入が上手く働かない様子で…
emueraを使えば問題なく動作する筈なので、とりあえずそっちでやって貰うのがいいかも。
(いつものうpロダのera1591.zipを展開して、同じフォルダで動かすだけでOK)

emueraでしか動作確認してなかったのは不覚だったか。
もうちょっと調べてみて、直せるようなら直してみる。

497 :425:2008/12/16(火) 03:39:00 ID:DzvYVTPC
軽く調べてみた限りだと、セーブデータの互換性を無くさないと
対応出来そうにない希ガス。
セーブデータの互換性がない修正版をera1709.zipに上げといたけど、
なにか上手い方法あるかなぁ。

上でも書いたけど、emuera使用なら、
このパッチ当てないでセーブデータ互換のまま進行可能。
さてどうしたものか。

498 :名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 03:52:47 ID:BrKJwKAP
IF COUNT >= TARGET
 N = COUNT + 1
 SAVESTR:COUNT = %SAVESTR:N%
ENDIF

だと、ターゲットより加入したのが後のキャラの名前を+1(次のキャラの名前)していますね。

IF COUNT > TARGET
 N = COUNT - 1
 SAVESTR:COUNT = %SAVESTR:N%
ENDIF

多分こっちが正しいんじゃないかな?
って、書いている間に修正ファイルあげたようですね。

499 :名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 04:51:52 ID:vdewfDTV
>>498
単にeramakerだと
>SAVESTR:COUNT = %SAVESTR:N%
これが意図した動作にならないってだけの話。
(ポインタ渡しに近い動きをする上に、PRINTFORM以外の命令で正しく参照出来なくなる)

落ち着いて処理を追えば判ると思うけど、ロジックとしては前者で合ってる。
上記命令を受け付けるemueraだと、意図通りに動作するしね。

500 :名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 17:11:42 ID:DiwvM/5i
>>496-497
対応乙っす

なるほど、emueraだと出来るのか…ってこれXP以降じゃないとできないのかな?
うちのメインマシンのOSは98SEなんだけど… 時代の流れって奴か…w

ちなみに>>497の互換性のない修正版って何に対しての互換性なんでしょ?


501 :名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 17:35:34 ID:vdewfDTV
前verでのセーブデータを使うと
正常に動かないっつーことでございます。
試してないけど、多分奴隷売却したりロストしたりすると
所持キャラの名前が全部「アリス」になると思われ。

502 :名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 18:19:32 ID:DiwvM/5i
なるほど

だとすると個人的には問題を修正してもらった方が嬉しいかなぁ…
と思ってたりします
emuera限定でしか動かない(eramakerでは実質ゲームできないっす(汗

だと事実上対応OSがXP,Vista限定?になってまうので…
一応XPマシンがあったのでemuera導入で動く事を確認もしたのですが、そっちはノートなので使い勝手がw

という個人的条件も入ってますがw

503 :名無しさん@ピンキー:2008/12/16(火) 20:03:20 ID:DiwvM/5i
おっと、対応はもうされてましたな(汗
上の>>502

×問題を修正してもらった方が嬉しいかなぁ…
○問題を修正してもらった方が主流だと嬉しいかなぁ…

でした。
自分はとりあえず互換性の無い対応版で進めてみます
今後どっちが主流になっても構わないので作者さんは口上追加等思うまま開発したってくださいな

504 :名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 02:38:59 ID:is+f0dt1
>eraWiz
>>285氏に無断でここまで弄っていいのかアレだが、
調教中にセーブ/ロード出来るようにしてみた。
eraスレうpロダのera1724.zip。

505 :名無しさん@ピンキー:2008/12/17(水) 04:05:12 ID:is+f0dt1
申し訳ないけど、うpしたファイルに手落ちがあったんで、era1726.zipに上げ直した。
1724の方を落とした方は、お手数ですが落とし直してください。

506 :285:2008/12/18(木) 00:10:17 ID:7ZXuKgic
 おぉ、ボチボチ口上書いてたら、こんな事になってたとは!

>>504
 お気になさらず〜。
むしろどんどん弄ってください。
そうすると、こっちも楽しめるw


507 :名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 13:02:20 ID:WCBciGCy
>>506
うお。まさかの口上追加フラグキタ!!期待してます!

口上無しのシンプルなのもいいけど、やっぱり口上があると妄想が膨らんで良いね
個人的には
弱き、高貴、高潔あたりの口上が非常にツボっす
あ、でも乱暴の恋慕がつく前と付いた後のギャップも好きですぜ。何にせよ楽しみ


…ところで、これって種族毎の違いって

エルフ:動物耳(1.2倍)が必ずつくけど回復遅いも確実に付く

位かね?売値に関する所だと
ホビットも小柄体型がつくけどこっちは売値に関係しないし、人間、ドワーフ、ノームはそもそも
固定で付く物は無い?でおkなのかしら

508 :名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 14:03:01 ID:iAwleB/t
攻略的なデータで言うと、
エルフは体力-100 気力+100
ドワは体力+100、ノームは気力+100
小柄体型は売値には影響しないけど、
調教時のPALAMに若干の補正が掛かる。

有利さを求めるなら、100万で売る本命キャラはエルフ、
それ以外はドワーフかノームを職に応じて選ぶ感じになるかな。
個人的にはドワ子もノーム子もNGなんで選ばんけど。

509 :前々々スレ732:2008/12/18(木) 18:10:49 ID:Et6NFsdg
era! 愉しんでるかい! 
……てなわけで、前置きが長いけど必要なので投下。
だって、この後を展開したいから。

510 :前々々スレ732:2008/12/18(木) 18:15:31 ID:Et6NFsdg
 
 ディルマと再開する4半刻(30分)前の事をマッケイは回想していた。……互助組合(ギルド)の
首領として、城塞都市・市民首脳懇談のための王の御前会議に出席した後、久し振りに歓楽街近くの
詰所に顔を出したのは、今にして思えば、幸運と天性の勘が成せる技だった。もしくは、ディルマの
比類無き純粋な信仰心に感動したカドルト神が格別にお応え召された御技の顕われかも知れない。

 「ああ、若、お久し振りです」
 「……ゴゥ爺、もう俺は『若』じゃないだろう? 」
 「あっしにゃあ、若は若ですよ。……マッケイ坊ちゃんの方がよろしゅうございます? 」
 「よせやい! もう! 坊ちゃんは無いだろ坊ちゃんは? 何か変わった事は無かったかい? 」

 詰所に、年期の入った老練な盗賊を住まわせて見張り番をさせるのは、当時の若手の筆頭だった
マッケイの発案だ。新入りを鍛えるのにも丁度いいし、豊富な経験から揉め事も無難に処理出来る。
『灰燼姫の乱』からの教訓である。……当時の首領は面子にこだわる余りに、一番の愚策であろう、
頭の悪い強攻策を取った。歓楽街を自らの縄張りと捉え、放火されたことを挑戦と取った低脳だ。
 己の息子であることを露知らず、ただの孤児として引き取ったマッケイを暗殺機械に育てた男。
在ろう事か城塞都市の変態貴族に男娼として差し出した男。憎悪など抱くのも、冒涜とさえ思える
男。肉親であるその男の存在自体を抹消した今現在、肉親同然と言えるのはこのエル・ゴゥだけだ。
 
 「ちと問題が起きてましてね……。新入りの山出しども、あっしが殺してもいいですかい? 」
 「……穏やかじゃないね、ゴゥ爺。俺に話してからでも遅くないだろう? 」
 「ぼやぼやしてると危ないんでさァ。ったく、田舎モンはこれだから嫌なんです、爺ぃだと
  初(ハナ)っから侮ってて、ロクに人の話を……」
 「ゴゥ爺・ゴゥ爺・ゴゥ爺? 急ぎなんだろう? 要約してくれよ、頼むからさぁ」

 何故孤児だった自分を拾い上げ、ニンジャ――昔は盗賊の技術だとばかり思っていた――の技を
仕込んだのか、わからない。ただ、城塞都市付近のホビット族で無いことは確かだ。何せ、貴族と
話せる礼儀作法やら言葉遣い等も全部このゴゥ爺から教育されたのだ。『エル・ゴゥ』はゴゥ爺の
本名ではないようだ。ただ、ゴゥですよ、と言う口癖から、ゴゥ。その万事ソツのない『仕事』の
手際の良さから尊称たる『エル』が付いて、人呼んで『エル・ゴゥ』。

 「じゃあ言いますぜ、心の準備をしといて下さいよ、マッケイ坊ちゃん」
 「出来た。早く話せったら! ナンだよ、勿体ぶってさ……」
 「……『灰燼姫』の身内、カント寺院の名物托鉢僧侶ちゃんを『部屋』に掻っ攫って来たんでさ」
 「―――――――――――――え? 」

 マッケイは顎が外れるかと思うくらいに間抜けにもあんぐり口を開けていた。同時に頭の中身が
『名物托鉢僧侶ちゃん』ことディルマの笑顔・仕草・姿一色に染め上げられていた。掃き溜めの中の良心。
誰もが、手を出さない事を歓楽街の住人全員の不文律と暗黙の了解で今まで見守って来た存在だった。
 


511 :前々々スレ732:2008/12/18(木) 18:16:16 ID:Et6NFsdg

 ここ最近、『ワードナの迷宮』というカネの生る木を抱えた城塞都市の羽振りのよさを聞き付け、
他の街から流れてくる住人も増加したと言う議題があった。闇の世界の治安の維持も、狂王の側近
より、本日付けで仰せ遣ったばかりだ。くれぐれも『先の騒乱』のような事は起こさぬように、と
釘を、いや、エストック張りの太い奴を嫌味ったらしく刺されたばかりだと言うのに――!

 「つい先程、あっしの停める手を振り払って、地下に行きやした。今頃『部屋』に着いて――」
 「――――ゴゥ爺。すまないね。……『部屋』の次の『護衛全員』の人選を、頼めるかい? 」
 
 マッケイはゴゥ爺の顔を見ずに、『部屋』――性奴隷調教施設――の入口の前に静かに立った。
見る者に好感を抱かせてしまう、柔和な人間族の幼児を思わせる普段の笑顔がすっかり消えていた。
 一度決めたら風になれ――全てを消し飛ばす野分、全てを殺す風となれ。……ゴゥ爺の教えだ。

 「やれやれ、坊ちゃん直々に行くんですね? 気を付けて下さい、奴等はあっし子飼いの……」
 「一番の遣い手で、筆頭の教え子は誰だい? 『エル・ゴゥ』? 」
 「無論で『若』でさァ。何せあの『迷宮』から生きて帰ってますしね。半竹野郎たぁワケが違う」

 『部屋』から許可を得ずに出て行く女やその同行者を殺せ。『護衛』にはそう互助組合(ギルド)
から厳命してある。良家の子女を、政敵の指示で掻っ攫って『調教』し、性の奴隷にする闇仕事も
行なう組織にとって、『秘密』を厳守することは最優先課題だった。鉄の掟としてそれを維持する
には『特例』など作らぬのが原則だ。『首領』であろうと誰だろうと従わねばならぬ不文律――。
それを破るには、破った事を知る全ての者を殺さねばならぬ。……本来ならばこのゴゥ爺も……。
だが、最初に原則を破ろうとしたのはこのゴゥ爺だ。そしてそれに同調したのはこの『首領』の
自分、マッケイ。…『秘密』を共有しようと言う提案が『次の護衛の人選〜』の暗喩だったのだ。
そして、それは成立した。しかし、何故だろうか? マッケイは振り向き、ゴゥ爺に近づいた。

 「ゴゥ爺、何故、俺を停めない? 」
 「これもゴゥだからですよ。ゴゥだねぇ…」

 ゴゥ爺は照れくさそうに、鼻のあたりを掻いていた。形が良いが、若干低い鼻だ。肌の色が
微妙に黄色身を帯びているのが、差し込む日の光で今、はっきりとわかる。…マッケイと、同じ
肌理(きめ)の細かさを持った、老いてはいるが滑らかな肌だった。 

 「ゴゥ? 」
 「……こう書きます。マッケイ坊ちゃん」

 ゴゥ爺はテーブルの上に置いた水の杯に指を浸し、卓の上に『業』と書いた。東方の文字だろう。
何故そんな字が書ける、と見ると、ニヤリと片目を瞑り笑って見せる。解ってるんでしょ、と言う
仕草だ。そうだ。自分に見せる謎の親しみ。厳しい訓練中でも、隠せない、優しさに満ちた雰囲気。
怖くて聞けなかった、唯一のこと。


512 :前々々スレ732:2008/12/18(木) 18:17:18 ID:Et6NFsdg

 マッケイは意を決して聞いた。迷宮の中でも、ここまで決意するほどに、怖くはなかった。

 「カルマ、のことだね。ゴゥ、じゃなくてゴウか。 迷宮で、侍のジョウに聞いたよ……」
 「あっしにゃぁ、娘がいましてね。素質がいい自慢の娘でしてね? そりゃあもう、期待して、
  厳しく技――と言っても、表技――殺しの技を仕込みすぎましてね? 厳しさに耐えかねて
  逃げられちまったんでさァ。父親のあっしは、慌てて泡を食って捜しに探して……」

 ゴゥ爺の、マッケイに背を向け、どこかせせら笑うような口調でも、湿っぽいものが隠せなかった。
孤児達の中で、何故自分だけがゴゥ爺にあの時、撰ばれ、拾われたのか? 素質もあるが、実は…!
はるか東方より、流れに流れて探し出せた、娘の忘れ形見、己の孫を探し出した父親がこの……!

 「もういいよ、ゴゥ爺――。もういい。もういいんだ。そう言う……ことか。俺の髪が黒くて
  真直ぐのも、やや吊ってる目も、皆とどこか違う肌も、そう言うことなんだね? 」
 「……娘はここで調教されて、理性を壊され、狂わされ、孕んだまま捨てられた――。そこまで
  調べ上げやした。餓鬼を孕ませた奴の正体も、拷問して聞きだしやした。なぁに、こちとら戦乱の
  東方仕込みの隠密上がりです。軽いモンでしたよ。ペラペラへらへらとすぐに喋りやがる……!
  いつか、娘の仇をこの手で嬲り殺してやるんだ、そう思って盗賊互助組合(ギルド)に潜り込み…」
 「忍んでる最中に、俺を見つけたんだね。東方のニンジャが凄腕な理由がたった今、解ったよ」
 「東方のニンジャを、あっし以外に知ってるンですかい、『若』? 」

 忘れもしない、迷宮の闇の中。1Fのダークゾーンの中で始末しようとした時、突然首に突きつけられた
手刀と、押し殺した声。『灰燼姫』ことシミアがプリーストブラスターで5回目の石化をし、持っていた薬も
使い果たし、御付きの侍、ジョウがさらに7レベル魔法を切らし、9階から毒を喰らい徒歩で戻る途中の、
絶好の暗殺の機会。今正に、暗殺命令に従わんとするマッケイに突きつけられた死神の手。

 『……黙って見ている心算だったが、手を出すのなら、このまま首を跳ねるぞ似非盗賊(シーフ)』
 
 気配すら悟らせぬ、その技量。気を読むはずの侍のジョウ、実は熟練のニンジャたる自分・マッケイが
察知出来ない隠行の腕。上には上が居る、と慢心していた心と、太いと思っていた胆が心底冷えた瞬間。
 あんなニンジャが付いて居るのだから、『灰燼姫』暗殺は得策では無い、と路線転換を図るきっかけでも
あった。その時の前後からゴゥ爺が何故か首領の護衛関係の情報を――マッケイの顔色を読んだだろう――
よく喋り、漏らすようになったのだ。そして、暗殺に着手。あの『灰燼姫』を手懐け、大人しくさせたと
言う実績を持って盗賊互助組合(ギルド)の幹部の信頼と、持っていた実権を奪い、城塞都市上層部には
暗黙の内諾を得て『首領』を『排除』した。それは――
      
      ……迷宮の中の、バブリースライムの切れ端を踏み潰すより簡単な事だった。


513 :前々々スレ732:2008/12/18(木) 18:18:43 ID:Et6NFsdg

 「……まあね。東方のニンジャは正体を明かさないから名前や姿は知らないんだけど……。一人、いる」

 首領の暗殺を終え、迷宮の中のダークゾーンでの2回目の邂逅で『用は済んだだろう、パーティを抜けろ』
との押し殺した声は、一度聞いたそれと同じだった。幸い、ジョウとシミアや、加入したその三姉妹には
正体は露見していなかったので『俺、故郷に帰って幼馴染みと鍵屋をやるんだ』と嘘を吐いて抜けることが
出来た。餞別までくれて泣いてくれたシミアや三姉妹の後で、ジョウにしっかりな、と握手され、抱き上げ
られて胴上げされたときは、不覚にも涙を浮かべ、その後泣いてしまった。仲間っていいなぁ、と心の底から
思った瞬間だった。……あの心地良い、爽やかな青春は、誰にも奪えない自分だけの宝物だった。

 「……早急に調べときやす。冒険者の登録の閲覧許可、貰っといたことにしといていいですね? 」
 「それも任せるよ。――まだ『ゴゥ爺』って呼ばないといけないのかい、俺」
 「……あっしの本名はツヨシ。ゴウ、とも読めます――。急いでください、マッケイ坊ちゃん」

 ゴゥ爺ことツヨシはまた卓に『剛』と描いた。それが名を顕わす東方の文字なのだろう。ニッコリ笑った。

 「東方のニンジャは、心底信頼する人間にしか、本名を名乗りやせん。軽々しく本名――真名を明かせば、
  心を操る妖術や、災いを成す呪術を掛けられやすから」
 「俺――僕にも、あるのかい? その――真名は? 」
 「ありやせん。少なくとも、あっしは付けてやせんから。マッケイもあの時の『通り名』でやしたし。
  坊ちゃんに大事な人が出来たら、付けて貰うか、名乗ってあげなせぃ。……喜びやすぜ、きっと」
 「じゃあ、セイ、で。響きがいいんだ、この言葉」
 「…歳取るといけねぇなぁ! 糞ぉ! 」

 じゅるっ、とニンジャマスターのツヨシ翁は鼻を啜(すす)り上げた。怪訝な顔をして次を促すマッケイに、
鼻の下を擦って見せ、照れくさそうに含羞の笑みを見せる。モゴモゴと口籠もって話す内容に、マッケイは
不覚にも涙ぐんでしまった。

 「いえね、死んじまった娘も『セイ』なんでさぁ。こうこうのこうで、『セイ』。坊ちゃんの『セイ』は…
  これが良いでしょうね」

 卓に『星』と書く。空の星だ、との意味を言うツヨシは、マッケイのためにこう書いた。……『誠』、と。
聞けば、言ったことを必ず成就させると言う意味から、誠意、真実を表す文字だと言う。見たマッケイは、
作り笑いの仮面では無く、心からツヨシに笑いかけた。

 「じゃあ、行って来るよ、ツヨシ爺ちゃん」
 「ああ――言って来い、セイ坊」

 これが今生の別れかも知れない。本当の肉親同士の最後の会話を交わして、マッケイは地下の死地に赴いた。


514 :前々々スレ732:2008/12/18(木) 18:21:43 ID:Et6NFsdg

 ――のだが。

 「ね、ねぇ、マッケイくん、あれ、あれ御尻のアナにズッポリ入ってるよぉ!? ……痛くないの? 」
 「うん、ばっちりキッチリ入ってるね。……あの顔を見れば解るでしょ、ディルマちゃん? あの蕩けた顔を」
 
 決死の覚悟で入ったマッケイは、目指すディルマを見つけたのは良いが、調教部屋の各部屋を興味津々で
覗き廻るディルマの解説役と為っていた。助けられる余裕は無い、と言っては置いたが、流石は善の戒律を
持つ僧侶だった。拘束を解く真似をしてくれたり、逃げるよう促したりしてくれた。――勿論ディルマの見えない
ところで女の『後始末』をしたが――焦るマッケイとは裏腹に、まるで全てを探索しつくしてくれん、とばかりに
奥へ奥へと進んで行く。見るからに中(あ)てられて、頬を火照らせながらハァハァ息を切らせている姿は、
心を凍らせ覚悟を極めたマッケイすらもその気にさせてしまう純真無垢な『色気』を醸し出してしまう。

 「僕達に見てるヒマなんて無いの知ってる? ディルマちゃん? 」
 「はぁい……ごめんなさぁい……。――助けなきゃ! ですよね? 」
 「違う。逃・げ・る・の。他人に構ってる余裕なんて、無いんだよ? とっくに解ってるんでしょ? 」
 
 しゅん、と立った耳までへなっ、と下げてしまうディルマに、思わずカワイイと思ってしまったマッケイは、
自分の修練の甘さとその心の動きに動揺する。俺、もうニンジャ失格かもなぁ、と心の中でぼやいてしまう。

 「……捕まったら、ディルマちゃんも、理性を奪われて『ああ』なるんだよ? 為りたい? 」
 「うううん……やだ。ぜぇぇぇぇぇぇぇぇったい、やだもんっ! ……はぢめては……やっぱり……」
  
 慌ててブンブン首を左右に振り、ポツリ、と呟くディルマの姿にまた、キュン、と胸のどこかが切なく痛む。
短く肩の辺りで揃え、広がらぬように頭の形に合わせ少し裾際を切った金色の髪が、ランプの光を鈍く反射し、
揺れた。目の端辺りに、涙の珠が生まれては消えて行く。泣き顔が綺麗だった。……エルフ女って、虐(いじ)め
られるわけだ、と不謹慎にもマッケイは思う。安心出来るツヨシ爺ちゃんが管理する出入口からはもう、かなり
離れているのだ。処女の好奇心が恨めしい。

 『いいですぅ! いいですぅ! お尻のあな、お尻ズコズボされるの、いいんですぅ! 好きぃぃっ! 』
 
 扉からの、性奴隷と化したエルフ女の、元は冒険者の戦士だったろう快楽の雄叫びに、びくん! とディルマの背筋が
伸び、ピン、と耳の先も伸びる。もう慌てふためいて取り乱したいのだろうが、マッケイの見ている手前、そうも出来ない
逡巡が隠れ見えて、また、たまらなく保護欲染みた気持ちをマッケイは抱いてしまう。―――悪くない。守り抜くために、
命を懸けるに値する価値があると信じられる。それに、己の腕試しに奥の奥からの脱出も悪くは無い。ツヨシ爺ちゃんの
手塩に懸けたろう『部下』と殺しの技量を競い合い、殺し合うのも悪くは無いとさえ、思えてくる。

 「どうする、ディルマちゃん? 奥まで行って、みんなを助ける? 」
 「うん――! 助けなきゃ。だって、シミア姉様も必ずそうすると思うし、ジョウさんだって――」
 
 ジョウは僕と同じ中立の戒律だろ、何でジョウなんだ、とチクリとマッケイの胸が痛んだが、あえて気にしない振りをした。
それでも、生まれた疑念は渦巻く。迷宮の中での出来事、隠せぬジョウへの憧憬、何らかの己だけの秘密を持ってジョウに接する
ディルマの姿。……かなり気には喰わないが、まだ我慢が出来た。それは――ジョウが『とてもいい奴でいい仲間』だったから。

 「――わかった、付き合うよ。……さあ、一番奥へ行こうかディルマちゃん……? 奥から順番に助けて来たほうがいい」
 「!! ありがとうマッケイくぅん! 頼りにしてるねっ」

 喜色満面の、天真爛漫な笑みを浮かべ抱きつくディルマに、不覚にもキスしたくなる修行不足を自覚する、忍者マッケイこと
真名『セイ』であった。邪念断つべし、邪念断つべし。――マッケイは暗い闇を抱える己の心との闘いをはっきりと自覚していた。

515 :前々々スレ732:2008/12/18(木) 18:24:48 ID:Et6NFsdg
投下終了。
……まあどうするかはマッケイ次第。調教部屋はすぐそこに。理性が折れたらオシマイです。
それでは、また。

516 :名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 18:55:53 ID:iAwleB/t
おお、投下GJ。
最近スレが活発ですなー。

『後始末』…(;´д`)
続きが気になるぜ。

517 :285:2008/12/18(木) 21:34:01 ID:9N2mTQEW
 おぉ、新しいSSが!
確かにこの後が気になるな〜。

>>425
 なんか、奴隷が1人しかいない時にそいつを売り飛ばそうとすると、エラー吐くんだけど俺だけかな?
多分、既に奴隷がいない状態で、SYSTEM.ERBの末尾のDELNAMEを呼び出そうとするからだと思うんだけど。

>>508
 実は俺もドワーフやノームはちょっと‥‥と思うw
だから、システム的に少し有利にしてみた。
趣味とはかけ離れていても、仕事と割り切って頑張る主人公の姿を妄想して欲しいw

518 :名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 22:00:52 ID:fNVDM/BD
>>515
GJでした
このシリーズと女ロード+3馬鹿はいつも次作を楽しみにしちまうな

519 :前々々スレ732:2008/12/18(木) 22:18:47 ID:UYCGnPpZ
エロが足りないので、追加短編。
>>516の気になる、マッケイくんの後始末。
投下開始。

520 :前々々スレ732:2008/12/18(木) 22:20:50 ID:UYCGnPpZ

 「畜生、舐めた真似しやがって…! 絶対に、許さネェからなぁ……」

 人間族の駆け出し探索者、戦士のソリアはその溢れんばかりの双乳と、長い赤毛の直毛質な
長い自慢の髪を振り乱しながら、全裸のままで出口を求めてひた走っていた。手首と足首には、
しっかりと枷をきつく嵌められた赤い疵痕が痛々しく残っていた。焼印を押されないないだけ
マシだが、痛みはまだ残っている。騙されて連れて来られた先が、この盗賊互助組合(ギルド)が
秘密裏に運営する『地下調教部屋』だった。

 「上にさえ出て、衛兵隊にチクればこんなところ、一網打尽にされるぜ、見てろよ…! 」

 『素質の無さそうな、生き残る見込みの無い奴がここに連れてこられるのさ』とある調教師に
嘯(うそぶ)かれた時は、口枷が無ければきっと奴の汚(きたな)らしい舌を噛み千切っていた
だろう。日に日に、徐々に性感のもたらす官能的な刺激に馴れて行く自分の女の性(サガ)が
呪わしかった。時間の感覚すら失われつつあるときに、『天使』が助けに来たのだ。それは、
エルフ少女で、清純な僧侶の格好をして現われた。

 『貴女を助けに来ました。早く逃げて下さい』

 『天使』と一緒にいた、枷を壊してくれた餓鬼はきっと、盗賊だろう。……『天使』を助けに
来たに違いないが、なかなか可愛い顔をしているのに無表情なのが何故か、ソリアの気になった
ところだ。何の感情も抱かない、冷徹な冷たい目。冷然と輝く瑠璃の玉のような、目。思い出すと
胎の辺りが疼く。あんな餓鬼の上に乗っかって、餓鬼が『許して下さい』と快感で泣き喚くまで
腰を振ってやったらどんなに気持ちいいだろうか――。ソリアは整った容姿に不釣合いな淫蕩な
笑みを知らず知らず浮かべていた。

 「出られたらこっちが困るんだよね、ええと…ソリアお姐さん…」

 その餓鬼が、静かに目の前に天井から『ぶら下がっていた』。ソリアに付けられた、黒革の首輪に
付された、名を刻印された金属製の板を手に取って、確認して名を読んでいた。気配すら、ソリアは
気付けなかった。ニィッ、と餓鬼は笑って見せる。それは、思わず頭を撫でたくなるような笑みだった。
なんでこんな所におまえが? 『天使』はどうした? どうして天井にぶらさがっている? ソリアの
混乱を見透かしたように、餓鬼は意地悪く笑って見せた。


521 :前々々スレ732:2008/12/18(木) 22:25:07 ID:UYCGnPpZ

 「闇の世界の裏稼業の事は、表沙汰にはされたくないんでね……悪いけれど、逃がさないよ」
 「おま――ンぐっ! 」

 ソリアはいきなり唇を舐(ねぶ)られた。餓鬼の舌が口中を這い回り、噛み締める歯を愛撫し、
絡みつく。噛み切ろうとするが、その拍子に引っ込み、また口を開けると侵入する。調教師の
それよりも甘美で、そして官能的で、上手で濃厚な接吻だった。突然、口が離れた。荒い息を
継ごうとしたソリアの唇から、甲高い喘ぎが漏れる。……子供の頭ほどある大きな乳房にしては、
慎ましやか過ぎるその頂、朱鷺色の乳首を餓鬼の小さな指で潰され、こねくり回されたのだ。
 これ以上力を入れると痛みを訴えるだろう、一歩手前の絶妙な力加減でクリクリと転がされ、
もう一つの堅くそそり立った肉豆、女陰の核も同時に転がされていた。……情欲に染まりつつあるソ
リアの頭の醒めた部分は、『餓鬼が背後に廻ったのだ』と言うことに気付くが、背後から接吻され、
思わず応じてしまう。くぐもった、それで居て快感に溺れた喘ぎ声が、やや厚い口唇から漏れる。
膝が笑って力が入らなくなり、とても立てる状態でもなくなり、ついに両膝をついた。

 「わあ、ぐちょぐちょで濡れ濡れだよ、ソリアお姐さん? 」

 『うるせぇ誰のせいだよ! 』と言い返そうとして頬を火照らせながら振り向いたソリアは、
目を剥いて自分の正気を疑った。……その餓鬼の股間からは、自分がこれまで見たことも無い逸物が、
血管も太々しく脈打ち、ピクピクとそそり立っていた。筋骨隆々の調教師ですら、これほどのモノは
持ち合わせて居なかった。ソリアは思わず、恐怖と期待から、生唾を飲み込んでしまったほどだ。 
 あどけない子供の顔と体格と、並外れた逸物の、妖しい光景の淫靡さ。その先端が、自分の肉の
扉に当てられたことに気付き、急いで暴れようとするが、腕の関節を極められてしまい、痛みで
抵抗出来なくなる。

 「嬉しそうな涎をこぉんなに、はしたなく垂らしちゃって。今、塞いであげるからね、ソ・リ・ア」
 「やめろ、やめろ、そんなの、そんなのやだ、入んないよ、やめ……! 」

 ぎゅちゅっ、とソリアは、自分の体内が立てた水音を確かに聞いた。堅く節くれ立った、それで
いて熱いものが、容赦無く、濡れきった膣内の肉壁を削り、愛撫していくのがわかる。自分の喉が、
とても甘い叫びを上げているのがわかる。脳味噌が快楽で沸騰し、もっともっとと貫かれた尻を
振っているのを冗談のように、他人事のように感じていた。

 「ああァん! いい! イイよォ! きもちいいヨォ! 突いてェ、もっと突いてぇ! 
  奥まで突いてぇ! 後ろから、後ろから、突き殺してぇぇぇぇぇぇ! 」

 今まで経験した閨事の中でも、これほどまでに目くるめく快美感に責め苛(さいな)まれた事は
一度としてなかった。両腕を掴まれ、このまま下から貫かれる、騎乗位となったことにソリアは
天井が見えてからやっと気がついた。ソリアの体重で、さらに女陰に男根がめり込んで来た。

 「それじゃあ、殺してやるよ、逝けよ、ソリアぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! 」
 「んはあああああああああああああああああああああああああああああああああああんっ! 」

 断末魔にも近い善がり声を上げたソリアは、白目を剥いてがっくりと項垂れた。脳が快楽に耐え
切れなくなり、その巨大さを受容できず、死を迎えてしまったのだ。その最後の生命活動である、
女陰の強烈な喰い締めに目を細め、餓鬼は……盛大に子種を吐き出した。二度、三度、四度…。
ソリアの身体は衝撃で奇妙な舞踏を踊った。そして、糸の切れた人形のように崩折れた。じゅぽんっ、
と極太が引き抜かれた陰門からは、黄色く濁った子種が、膣内に収まり切れずにドロドロと噴き出していた。

 「これで……よし、と。あとは借金こさえた寺院の定期巡回の坊主に任せて復活、再拘束で終わり。
  小用だって言ってきたから、ディルマちゃんをあんまり待たせちゃ、悪いしね。……ごめんね
  ソリア姐さん」

 不敵な笑みを浮かべ、『餓鬼』はランプの光の照度が強い所に出て、衣服を改め、整えた。その姿は、
盗賊の革鎧を着た、人間族の子供に見えてしまうホビット族のニンジャ……マッケイこと『セイ』だった。

522 :前々々スレ732:2008/12/18(木) 22:26:37 ID:UYCGnPpZ
投下終了。
復活させるから、リョナじゃないもん! と言い張っても…不快に思ったヒト、ゴメンなさい。
また、いつか。

523 :名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 23:52:49 ID:ycDZApYu
GJ!!
これはエロいなー
最近職人さんが増えてきてすごく嬉しいわ

524 :名無しさん@ピンキー:2008/12/18(木) 23:56:14 ID:MxHCOXD/
な ん だ こ れ w
GJすぐる・・・


525 :名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 00:26:41 ID:steZXEpv
なんという房中術。
これもゴゥ爺の仕込みなのか…!

>>517
うーむ、また例のあれです。
emuの方だとREPEAT 0を0回繰り返しで処理してくれるんだけど、
本家だとエラー吐いてしかも中に進んでしまうという。
思ったより細かい差があるんですねぇ。
修正しないでもエラーメッセージがずらーーっと流れるだけで
進行には問題ないようなので、口上うpの際にでも直しておいていただければ…

それまでに手動で直したい人は、
SYSTEM.ERBの256行目「O = TARGET」を消して、
IF CHARANUM > 1
261行目「TARGET = O」を消して
ENDIF
に変えるだけでOKかと思います。

526 :名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 00:59:11 ID:steZXEpv
いや違う…
消して、じゃなくて、256行目「O = TARGET」の前の行に
IF CHARANUM > 1
を挿入。
261行目「TARGET = O」の次の行に
ENDIF
を挿入だね…何と言っとるんだ俺は。

527 :名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 01:25:09 ID:xWva2pG0
>>517
わかる。わかるぜぇ

ついついきょぬーなエルフばっかり探してる俺が居る…
俺の脳内奴隷商人の家には
金髪(こんな要素ないけどw)+きょぬー+色気(美貌)なエルフたんばかり沢山監禁されてるぜ…

しかしWizの世界だったらマジでエルフたん、ついで人間はヤバイな
>>520みたいな展開に撒きこまれまくるなw


528 :名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 17:31:30 ID:GPKz+A77
>>514>>520-521 ディルマがにがせば♪ あ マッケイがとらえる♪
エロエロおしおきからの解放の次にはエロエロ責めの拘束w 続きが早くよみたいw

529 :名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 21:49:32 ID:xWva2pG0
うーむ。eraWizつかツンデレ難しいな

新規追加されたツンデレおとしてやろうとリロードしてたら
献身的、B敏感、巨乳、美貌付きのエルフ侍が出たからキタ!これは勝つる!!

と思ったが抑圧がきつすぎるぜぇ…
これは一回否定の玉が溜まりまくるのを覚悟の上でA絶頂をさせればおkなのかね

530 :名無しさん@ピンキー:2008/12/19(金) 23:54:12 ID:N7cHoAaJ
ツンデレに限らず、素質が厳しい場合は、
反発3貰わん範囲でA絶頂狙うのが基本ぽ。
(3貰うとリカバリが極めて困難)
可能であれば2も貰わん方がいいけど、
場合によってはそうも言ってられないからね。

[抑圧]と[自制心]が同時に付かない仕様でよかったネ!

531 :名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 04:21:44 ID:JpMsR1OB
ランダムキャラで一番攻略困難なのは
[一線越えない][強反発][A鈍感]持ちのエルフ司教だろうけど、
それでも反発2は貰わんで済むな。
マルグダ様は反発2必須だと思うけど。

532 :名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 20:22:59 ID:1SqynL7z
>>531
マジで?
強反発は知らないが、抑圧だとA愛撫をやった時点で確実に反発刻印2が
付くから不可避だとおもったんだが、強反発は違うのかね

まぁ、それはそれとしてやっとノーマルエンドみれたぜ
追加3キャラの出し方も分かったしちょっくらハーレムエンド目指して頑張ってくる
(これって追加3キャラ出る前のバージョンだとハーレム無理くさくね?
期間って話じゃなくて奴隷の人数が足りないのが何だな)

ところで、これってeratohoのWikiで調べたらあっちには個別エンドやにんっしんっ。したり
するらしいが、こっちは無いよね?
パッチ勝手に当てたら動くんかな?流石に無理っぽいか。結構こっちはこっちで改造されてるし

533 :名無しさん@ピンキー:2008/12/20(土) 21:25:22 ID:JpMsR1OB
1回のコマンド実行で反感+不快の上昇値が一定を超えると反発刻印が付く。
逆に言うと、これらを抑えれば付かない。
具体的には従順を上げる、欲望を上げる、助手を使う、媚薬を使う、謎の魅力を取る等で抑えられる。
(媚薬自体が反感大きいんで、他を上げてからになるけど)
レズっ気を上げると助手調教での反感が更に下がる。

否定の珠が大赤字の状態でも、従順・欲望を上げる手段は幾つかあるし、
レズっ気も2までは上がるんで、なんとかやりくりしてみるといいよ。
反発2までなら消すのもそこまで難しくないんで、さっさと付けちゃってもさほど困らないけどね。

パッチの導入は、tohoRR系のならさほど難しくはないと思うけど…
(もちろんそのままじゃほぼ無理)
Wizの雰囲気と合うかどうかだろうね。

534 :名無しさん@ピンキー:2008/12/21(日) 19:02:54 ID:fa51mCgC
>>533
助手は使わない方針でいってたんだけどなんとか反発1で収まったよ
あんがと
(否定の玉モリモリあがるの覚悟で快楽刻印LV3付けて従順1にしてから
ローション→A愛撫で反発1で済んだ)

何度かやり直してたら44日目でなぞの魅力を取れたんで本格的に行けそうだ
目指せハーレムエンドだ

後、パッチはそのまま無理ならとりあえず当面導入無理ぽ。
ちょっくらeraについて勉強して挑戦してみるわー。にんっしんっ。させて個別エンド迎えたいもんだw

535 :285:2008/12/22(月) 23:05:07 ID:8nAI1Tsr
 今年度最後になりそうな気がしないでもないupです〜
era1726をベースに、口上の追加とエンディングの追加です。
汎用キャラのエンディングが完成してから上げようかとも考えましたが、年明けてしまいそうなんでw

eratohoまとめwiki内うpロダ内のera1781.lzh。
passはera

536 :名無しさん@ピンキー:2008/12/22(月) 23:53:43 ID:zfwlfpZy
今年度はあと3ヶ月以上あるyo!

537 :285:2008/12/24(水) 22:15:55 ID:Oe4MPeGZ
 おぉ、そうでしたね。
今年は、の間違いってことでw

538 :名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 17:32:55 ID:QaS3QI4f
あれ?随分前なんだけど、WIZ小説で女キャラがオークに犯されるってのあったよね?
あれってまだどこかのサイトにあるんだっけ?
ググっても見つからない・・・・


539 :名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 18:18:21 ID:Ap6YgMxV
保管庫の「女君主×オーク」じゃなくて?

540 :名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 18:51:17 ID:Ve/D7Q3y
>>537
おお。べっくりしました。3月まで更新なしか!!

と思ったっすw


ちなみにやっと噂のマルグダ様をやってみた…
ナニコレ。難しい…。否定の玉がモリモリと溜まりますなぁ

A絶頂になんとか持ち込んで従順と欲望をあげればなんとか玉を減らせるけど…
時間がたりなかったorz
ハーレムエンドと並列してマルグダ様を落とすのは難しいようで…
でも、なぞの魅力やサドなんかをもってないとマルグダ様の調教はまともにできないしなぁ。難しい
(謎の魅力、サドをもってかつ、欲望3、従順2、さらに媚薬をつかってギリギリ手淫が出来るってのが
見事なバランスだとおもいましたw)

口上の追加を心待ちにしつつチクチク最初からやりなおしてみますw

541 :名無しさん@ピンキー:2008/12/26(金) 20:32:20 ID:QaS3QI4f
>>539
確認してみたんですが、違いました。
なんか、灰になってしまった仲間を助けるために
犯されるってヤツだったような?
うーん、名作だっただけに残念。

542 :名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 13:52:30 ID:I9xTZ+up
>>541
イラストレーターの人丸んとこにあるマイルフィックの絵の付属のヤツじゃないか?
あれは他のサイトからの贈り物らしいし、そこから辿ってみるといいよ

543 :名無しさん@ピンキー:2008/12/27(土) 17:56:45 ID:fraTcpcG
>>542
?わからない・・・・。
ググってみます。


544 :名無しさん@ピンキー:2008/12/29(月) 17:10:14 ID:tFMy7lE9


545 :名無しさん@ピンキー:2008/12/30(火) 08:44:19 ID:gvyHCyjk
禁忌の書庫にあるMielifecの事じゃないのか?

546 :名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 23:37:31 ID:tS9FWUO1
せっかくの大晦日なのでSSを投下

NG要素:陵辱、獣姦、微グロ

547 :名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 23:38:48 ID:tS9FWUO1
 魔術師ワードナが作り出した迷宮。
 そして狂王トレボーが提示した一獲千金と名誉の報酬に目が眩んだ幾多の冒険者がそこで死の恐怖を味わい、そして消えていく。

 そんな明らかに危険で物騒な場所の地下一階の階段近く、今は人影が一つだけぽつんと立っている。
 やがて人影がランプに明かりを点すと、その姿が照らされた。
 それなりの身長にしっかりとした体型から人間族と判断でき、そして、顔付きから女性とも分かる。
 美しい曲線を描く顔の輪郭に、貴族的な鼻の形と凛々しい瞳の目はエルフ族を連想させるが、まだまだ幼さが残る感じだ。
 その顔を囲む前髪はちょうど中央で分けられ、背中まで伸ばされた黒い髪が帯状に光を反射していた。

 彼女の周りには、誰も居ない。
 今、この薄暗い通路には自分一人しか居ない。
 それでいいのだ。
 魔物がうろつく迷宮を一人で闊歩するなど無謀なのかも知れない。
 しかし――一人でなければ、力を試す意味が無い。
 別に、自分が善の戒律の戦士であって、酒場に同じ戒律や中立の冒険者が居なかったから、という訳では無い。
 自分は、自分の力を試しにここに来たのだから。

 彼女は、一般的に冒険者が身につけているであろう武器や防具を一切持ち合わせていなかった。
 一応、一通りの装備を揃えることが出来る金はあった。
 しかし素手で切り抜ける自身はあったし、重い余計な鎧を着るよりは、ただ最低限の衣服を着ただけの機動性を重視した恰好が一番だと判断したのだ。
 流石にまだ忍者、と呼ばれる存在とまではいかないが、これで十分だと思った。


548 :名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 23:39:46 ID:tS9FWUO1

 準備は整った。
 今居るのは真上に階段に繋がる梯子があり、二つの方向に道が伸びる、つまり角のようになっている場所だった。
 階段からここに進入した際、入口は南を向き、北に真っ直ぐ繋がっていたので、そのまま方角が間違っていなければ、今から自分は東に向かうことになる。
 酒場で聞いた情報の通り、手始めに東の玄室に居るモンスターで体を慣らすのだ。
 実戦は訓練所のそれとは全く異なるのだから。

 歩を進め、すぐにそのドアを見つける。
 それから一息ついた後、慎重にドアを押した。
 開いた。
 そのまま、空間に入った。

 ――そして犬頭人身の魔物――コボルドが四匹、視界に入り込んだ。
 しかも、まだこちらには気付いていないようで、背中を向けている。

 ――いける。
 床にランプを置きながら、自分が笑みを浮かべているのが分かった。
 まずは一番手前のコボルドに飛び掛かり、心臓にあたるであろう位置の背中に蹴りを入れる。
 更に着地し、間髪入れずに握り締めた拳で喉元を激しく突いた。
 渾身の一撃を受けたコボルドは、昏倒した後に泡を吹き、そのまま動かなくなった。

 唐突に起きたその様子を見て一匹が慌てて玄室から逃げ出したようだ。
 後の二匹は、弾かれたように剣を持ってこちらに向かって来た。
 一匹が振り下ろした剣は寸前でかわした。
 直後にもう一匹が蹴り出すように足の爪で引っ掻いてきて、左腕に二つの赤い筋が走り血が流れ出したがまだそんなに深くはない。大丈夫。

549 :名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 23:41:59 ID:tS9FWUO1

 再び、こちらから動き、喉を激しく突こうとした。
 しかし正面から入った為か、今度ばかりは盾で防がれてしまった。
 拳に痺れが走るのと、焦りを感じる間もなく、がん、と後ろから盾か何かで頭を強烈に殴り付けられた。
 意識が一瞬飛び、そのまま床に倒れた。
 剣と盾を捨てたコボルドの一匹が両手でこちらの肩の辺りを思いっきり床に押した。
 それで、俯せに取り押さえられて身動きがすっかりとれなくなってしまった。


 焦りや恐怖を感じる以前に、殴られた頭は何も感じる余裕が無いほどまだ幾分麻痺していたが、考えた。
 腕の傷や、鼻の中で血が流れ出ているのは分かっていた。
 もはや十分に動ける状態ではない。
 ――殺される。確実に。

 一応、今更後悔はしていたが、しかし、それよりも自分を嘲笑うと言った思考がずっと勝っていた。
 諦めは付く。
 自分は、所詮身の程を考えることが出来なかった冒険者のなり損ないだと。


 がう、がうとコボルド同士が、話すように吠えた。
 このままコボルド達が、自分の喉に剣を突き立てて、そして自分の肉を喰らうだろう。
 そのシーンを想像して――覚悟した。


 しかし、次に目の前で広がった光景は全くそれとは異なるものだった。
 唐突にもう一匹のコボルドが、自らのベルトのバックルを外し、衣服となっていた布を脱ぎ始めたのだ。
 すぐに布はぱさりと落ちた。
 そして、見えた。
 ――股間の、徐々に面積を広げつつあるものが。

「……!」

 そこでようやく気付いた。
 このコボルド達は、自分を犯そうとしている!

550 :名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 23:45:02 ID:tS9FWUO1
 眼前のコボルドが、毛に被われ筋肉が発達した脚を折ってしゃがみ込むと、こちらの髪を掴んで頭を持ち上げて自らの股間のそれを突き出した。
 こぶが所々に付いた、太い肉棒の先端は既に濡れたように何かを帯びていて、そして全体が脈打っている。
 それを見て、頭が麻痺して何も感じていなかった自分の心理に別種の恐怖が襲い掛かってきた。

「やめっ……」

 やめて、と叫ぼうとしたが、コボルドの指が唇に侵入してきて中断させられた。
 はっはっ、と息遣いしながらコボルドは膝をついて、唇に入れた片手でこちらの口を無理矢理こじ開いて、そこに一物をねじ込んだ。
 むせ返るような雄と獣の臭いが口内から鼻を刺激して、吐き気を催した。
 顔を歪めてその肉棒を噛み千切ろうともしたが、しかし、これまた殴られた頭がやられたのか顎に力が入らない。
 続けてコボルドはそれを引き抜いて、また押し込んだ。
 舌や歯に雁首やこぶが擦れ合う度に、ごり、ごりとその音が頭中を反響した。
 嫌がるこちらに視線を向けている犬を思わせる顔が、ニヤリと笑った気がした。
 犬の顔が、だ。
 ひたすらその行為が繰り返される中、背中ではコボルド特有の太い尻尾がうごめいている。
 それを見て、更にぞわっと悪寒が体中を走った。



551 :名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 23:47:06 ID:tS9FWUO1

 その内に、尻の上辺りの僅かな箇所に服越しに重い圧力が掛かってきた。
 自分を押さえ付けているコボルドの陰茎まで高ぶってきたのだ。
 我慢し切れなくなったのか、後ろのコボルドが鼻を鳴らして人差し指の鉤爪を服の背中に引っ掛けて一気に下まで引き裂いた。
 もう一度叫ぼうとしたが、未だに口への陵辱も続けられており、言葉にならない嗚咽しか出ない。
 そのままぼろきれになった服が剥ぎ取られると下穿きも切り裂かれて、形のいい柔らかな尻が完全にあらわになった。
 なんとか視線を後ろに向けると、こちらに馬乗りになっているコボルドがベルトのバックルを外そうとはせず腰に下がった布を直接めくり、曝されたもう一匹のそれにも負けない大きさの陽根をその尻と尻の間の茂みに押し付けているのが見えた。
 恥ずかしいとかこちらがそう思う間もなく何度も何度もまさぐるように肉棒をあてがって、そして遂にぐちゅりと秘所に割って入った。
 思わず「ひっ」とうめき声を上げた瞬間、喉に侵入していたコボルドの先走りの液が気道に入って咳き込んだ。
 それが気に入らなかったのか、手前のコボルドはふん、と息を漏らし頭を固定しようと両手で髪を掴んで膝で顎の上の側頭部を挟める。
 だらだらと零れた粘り気のある犬の涎が髪に降り懸かって、それが床に沈んでいくのが見えた時に、先程までコボルドが足を密着させていた地面の部分が力を入れていたのか足の爪で削られていたのが視界に入った。

552 :名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 23:48:21 ID:tS9FWUO1

 一方、陰裂に肉棒を押し込んだ筈のコボルドは膜の抵抗にあっていた。
 怪訝な表情をして何度か出したり入れ直した後に、コボルドはものを挿入したまま膝でこちらの腰を挟むと、膜に構わず深く突き進んだ。
 ぶちっと膜が無理矢理破られると抑え切れない程の鋭い痛みがこちらのその部分を襲いかかった。
 顔を歪ませて、残った力を使って身体をよじらせて必死に抵抗しようとしたが、しかし、身体が動かなかった。
 もはや様々な衝撃と恐怖で腕や足など身体中の筋肉がほとんど衰弱して萎えてしまっていたのだ。
 それでも、膣だけは未だ過敏に感覚を澄ませて、そして自分の思考回路が拒絶しようにも今まさに醜悪なその肉棒を受け入れようとしている。

 相手の苦痛などいざ知らず、そのまま、コボルドは乱暴な注挿を始めた。
 未経験だった少女の膣壁が抉られ、失われたばかりの純潔の証の跡からの出血と滲み出した愛液が混ざり合って、桃色の泡が膣口と男根の隙間から吹き出てくる。
 のしかかるようにコボルドが全身を着けさせてきたので、こちらの背中がごわごわとした毛皮の腹でこすりつけられてうずくような痛痒い感覚を伴った。
 そうしてコボルドの肉棒が出入りしている内に次第に刺すような痛みも引いて、膣が意思とは無関係に肉棒を締め始めた。
 膣道に対する肉棒の硬度が増し、圧力も強くなっていく。
 ぐちゅ、ぐちゅと淫らな水音が大きくなって来た頃にコボルドは自らの両腕を、年齢の割には大きい胸の下に潜らせてぎゅっと引き寄せ、動きを加速させた。
 もう一度、身体を反らして抵抗しようとしたが、それで収縮した膣が猛った男根を絞って、コボルドをますます刺激させただけだった。
 コボルドがこちらの頬におぞましい吐息を吐きながら続ける手荒な愛撫は全身を圧迫し、やがて意識を弛緩させていく。

553 :名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 23:50:07 ID:tS9FWUO1

 瞬間、口の中で暴れていたもう一匹のコボルドの肉棒が硬直したかと思うとびくんと跳ねて生暖かいものが吐き出され、数秒もしない内にに苦みのある塩味が広がった。
 ねっとりとした精液が舌の下側や歯茎の外側の奥にまで行き渡って不快な感覚を醸し出す。
 口内からあぶれた汚濁が苦痛に歪んだ口の端から溢れ出し、しかしそれでも口に自身を咥えさせているコボルドは、満足せずにまだ石のように硬い肉茎をまた差し込み始め――

 女陰を犯していたコボルドが興奮して、いきなりこちらの首を口で捉らえて力いっぱい噛み付いてきた。
 激痛と共に程なく首筋から血が噴水みたいにほとばしる。
 目の前のコボルドの足元やふともも、股間が真っ赤に染まり、痛みの反射で膣がコボルドのペニスをぎゅっと締め付け、びくびくと痙攣しだした。
 コボルドが血に濡れた舌を出しながらその動きに合わせるように尻尾と腰を大きく振り、こちらの身体をぎゅっと強く抱きしめた途端、絶頂を迎えた肉棒から急激に大量の子種が注ぎ込まれた。
 結合部から、ごぼごぼと白濁した液体が漏れだし、陰毛を伝って床に滴った。

 悲鳴すら上げられない。
 もう、何も見えない。
 熱が打ち込まれた腹部に反して、体中が首から温もりが抜け出すように冷たくなっていく。
 あっけなかった。
 自分の愚かさと共に、コボルドに対する怒りと言うよりは、これから一人で死んでしまうのだと言う偽らざる真実が悲しかった。
 ここで死んだら、他の誰かが助けに来てくれるだろうか?
 誰かが自分を寺院に連れ込んで生き返らせてくれるのだろうか?
 誰か――

 そこで彼女の思考は終焉を迎えた。
 コボルド達が新しい快楽を求めて再び腰を振り始める中、そのまま、彼女は死んだ。

554 :名無しさん@ピンキー:2008/12/31(水) 23:58:33 ID:tS9FWUO1


 後に、いつまで経っても迷宮から帰ってこなかった彼女の墓が立てられた。
 他にも数々の墓石が並ぶ墓場の中、彼女の墓は、比較的それが密集しているところに設置された。
 そして、その墓石の本来名前が刻まれるべき部分には、僅か一つのある文字しか刻まれていなかった。


 それから数日、たまたまそこに入った他の冒険者の一団が、ボロボロになった彼女の遺体を見つけた。
 喉はぐちゃぐちゃに千切られたように、切断面は爆ぜ割れた果実のようになっていて、瞳は見開かれて、それでも表情は茫然としたものだったらしい。
 そして、乾ききった精液や周囲に飛び散った血の臭いが混じって、凄まじい臭気を放っていたという。
 それから一団は血で残された足跡から、少女がオークかコボルドに強姦された挙句に殺されたのだと判断したが、それ以上追求しようとはしなかった。
 一団の僧侶から「ひどい」と言った声も上がったが、しかし「いつものことだ、行こう」とリーダー格の君主が先導し、遺体を回収しないまますぐにその部屋から離れてしまった。

 こうして、彼女は消された。
 その後も遺体は無視し続けられやがて消失したことも、彼女が自分の冒険者登録が既に何者かに抹消させられている事実も、彼女自身が気付くことはもはや永遠に、無くなった。

555 :名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 00:02:38 ID:tS9FWUO1

投下終了。
最初ケモノ度80%のラウルフかフェルパーの絡みでも書こうとしたけどこっちに。
自動セーブの機種は墓場を見る為にはわざわざメインキャラ殺す訳にはいかないから「あ」とか「ア」の助力が必要だし……

556 :名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 00:27:55 ID:5a4iB/9k
一人称仕立てで「形のいい柔らかな尻」はちょっと…

557 :名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 00:34:51 ID:XGtACgZm
……うん、きっちり推敲したつもりなのにもう一度見直したら描写が色々アホなことになってる
やっぱりSSって難しいね

558 :名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 00:41:27 ID:pc6HGqCY
しかし自信過剰な彼女なら自分の尻をそう称しても・・・!?

559 :名無しさん@ピンキー:2009/01/01(木) 02:09:01 ID:sxlPTzDE
色々な意味で初々しい作品だった。

560 :名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 08:09:26 ID:gO2wG0UZ
なんか無理に元の文体崩してる感じだから文を整理してもう少し簡潔にしてみると
それに強☆姦☆姦より和漢の方が書きやすい

ということで次はケモノ度80%のラウルフかフェルパー同士の絡みを

561 :名無しさん@ピンキー:2009/01/02(金) 17:47:15 ID:+VUqXtcc
言い出しっぺの法則

562 :名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 01:12:58 ID:dTxYte3D
ラウルフのは出した後に抜けなくなって困りそう
フェルパーのは抜く時痛そう

563 :名無しさん@ピンキー:2009/01/04(日) 10:58:20 ID:a1VcZZQ/
>>543
まだ分からない?
調べたから報告するね

ひかるのH部屋の「迷宮無残」がそうじゃない?

564 :名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 00:33:40 ID:mBkHra1w
上げ

565 :名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 14:27:59 ID:by8SxBPH
>>560
「ねこくんしゅ……」
「ねこにんじゃ……」
「……」
「……」
「人間族とかはこういう時まず女が男の悪魔の鉾槍をしゃぶるらしいよ」
「いやこっちでやったら僕の悪魔の鉾槍が一気に-!になるから無理」
「じゃあねこくんしゅが私の胸をしゃぶるのは?」
「それなら大丈夫かな」
「……」
「……」
「……」
「……」
「うん、興奮してきたね」
「ああ、今僕の悪魔の鉾槍が+&辺りだよ」
「そろそろ入れるの?」
「入れるよ、尻尾が邪魔」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……」
「……!」
「……」
「いっぱい出たね」
「少し残ってる」
「……」
「……」
「まだ出てる?」
「ううん全部出したからもう抜くよ」
「ちょ、ちょっと待っtいったーい何すんの猫忍者チョップ」

ねこくんしゅは 首をはねられた!

566 :名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 19:29:14 ID:HzHwTRUT
実際交尾の時に痛さのあまりメスがオスを引っ掻くんだっけ?

567 :名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 19:49:12 ID:JeKLhg9o
>>565
新年早々甘ったるい!
ねたましいなぁ恨めしいなあ

568 :名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 20:39:43 ID:eyJkfWv8
-!とか+&とかマジ懐かしいw

ディンギルか

その記号の意味に気付かず、一本目に拾った最強の剣(実際は最強じゃないけどw
一応片手剣では最強か?)に結構良い+修正がついてたのに

「とりあえず1度売って買いなおして図鑑埋めるか」

とうっぱらって

アレ?なんかさっきより弱くね?となったのは苦い思い出w

569 :名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 21:11:16 ID:+WXCtZEg
-!とか+&とか何?

570 :名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 21:50:21 ID:eyJkfWv8
ディンギルの武器についてるプラス(マイナス)修正の事
同じ武器でも名前の後ろに+%とか+&とかついてる場合があって
一番修正が良い奴だと攻撃回数が通常の物より+5回されるからダメージが出る
(一回店に売ると消える)

ttp://www.pekori.jp/~emonoya/faq/faq/faqdim.html#o5

詳しくは上とかのページで
初回版だけバグ技で+5回所じゃなく+127回とかにできたなぁ
ただの店売りのロングソードでも鬼威力になった気がするw

571 :名無しさん@ピンキー:2009/01/05(月) 21:58:10 ID:by8SxBPH
+あ武器で倍打すると通常攻撃で5000近くいけるよ
むしろこれ使わないとレベルが500いかない内は隠しダンジョンで生き残れない

572 :285:2009/01/06(火) 21:13:44 ID:unP/ZETh
 新年お初のupです〜
口上とか書き足したのと、 一部クラスや属性に調教への影響を付けて見ました。

eratohoまとめwiki内うpロダ内のera1908.lzh。
passはera

573 :名無しさん@ピンキー:2009/01/07(水) 22:37:37 ID:5hCWtRUw
>>572
乙。とりあえずバグ?報告を。

EVENT_K0.ERB
124行目の行頭に、不用な全角スペースが挿入されている。

EVENT_K3.ERB
415行目の口上の主語が「妖夢」となっているが、
これは %SAVESTR:TARGET% に置換すれば良いのかな?

574 :285:2009/01/08(木) 21:50:58 ID:9kH5Tx8s
>>573
 あ、しまった。
指摘どうもです。
置換はそういう事でお願いします。

575 :名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 01:52:30 ID:gfGv2Rpi
年末大掃除の時に隣り合わせの灰と青春と砂の王を発見したのでついつい読み込んでしまったよ
WIZは良作小説が多いね

576 :名無しさん@ピンキー:2009/01/10(土) 04:29:20 ID:UCGkB0dA
馳☆周が無名時代に書いてた小説は良かったね。
ヒロインは不夜城とクリソツだけど、主人公が
めっちゃナイーヴでいい奴なんだよなぁ。

577 :名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 00:42:49 ID:6cBgAhEG
「ウィザードリィ小説 アンソロジー」は読んでみたいのですがなかなか見つからないんです…
「風よ。龍に届いているか」も名作ですよね。

時々、無性にWIZをやりたくなります。
フリーゲームで手軽?にプレイできるのは無限の迷宮とWanderers位ですかね?

578 :名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 02:26:51 ID:iGU9vj3Q
>>577
フリーゲームならWizmataryオススメ。

579 :名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 10:24:31 ID:50UL9Dvj
直撃世代からのオススメはベニー松山氏の2冊・短編と、手塚一郎氏のリターン・オブ・ワードナの小冊子と単行本かねぇ。

小冊子は守護者のエロティックな生き様をさんざん描写してアボン。(なんと、全年齢ゲーム誌HPPON・SUPERの付録!)
単行本で判明する、あのホークウィンドがまったいらなひんヌーのクノイチ……。

580 :名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 11:06:09 ID:wgk8Jm5f
ウィザードリィサーガは概出?
あれ以上笑えたウィズ小説は未だに出会ってナイ

581 :名無しさん@ピンキー:2009/01/11(日) 11:26:59 ID:EVHhrGlU
>>580
サーガはロックな感じが良かったな
蓮っぱなエルフのヴァルキリーとかやんちゃなパンパイアロードとかすげービッチなサキュバスとか

582 :名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 01:26:05 ID:QmsXD/gA
>>577
意外に図書館にあったりするよ
俺は「酔いどれの墓標」読みたさに隣区から取り寄せた

ちなみに、自分もWizmataryオススメだけど
クローンゲームとしてはJsardryが一番手軽でwizらしかった

583 :名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 10:23:11 ID:Heyiy0uG
羨ましいな
近所の図書館でウィザードリィの小説置いてないか調べたけど矢野徹氏のウィザードリィ日記しかなかった

584 :名無しさん@ピンキー:2009/01/12(月) 20:03:57 ID:7YyBZ/BL
>>572
おお。またまた口上が追加されとる…乙っす

高貴や毅然の口上が充実してきていいですなぁ
そこらへんが趣味な俺はみなぎってきましたw

…といっても最近は○クダを落としつつハーレムを目指す為には…
と一人目の奴隷から良い素質が出てくるのを狙ってひたすらリロードしまくりで
全然すすんでないのですがw

585 :名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 01:18:21 ID:tcKeBoJo
>>579
>全年齢ゲーム誌HPPON・SUPERの付録

当時小学生だったから全然意味が分からなくて、これは怖いゲームなんだなって思ってた。
風龍の方はジャンプのマンガみたいで面白かったから連載が楽しみだった。


586 :名無しさん@ピンキー:2009/01/13(火) 02:14:10 ID:xOG5tQup
平気で首飛んだり石にめり込んだりするからあながち間違いでもないw

587 :573:2009/01/13(火) 23:30:48 ID:bk2J3EME
eraWIZの話なんだけど。

奴隷の名前がかぶる事があるのがイヤで、とりあえず名前の候補を倍に増やしてみた。
その上で SHOP3.ERB にこんな記述を加えてみたのだが、

REPEAT CHARANUM - 1
CALL SELNAME2
IF SAVESTR:TARGET == SAVESTR:COUNT
CFLAG:6 += 1
SIF CFLAG:6 = 10
CFLAG:6 = 0
COUNT = 0
ENDIF
REND

そもそも eramaker だと文字列変数同士の比較ができなかった。
Emuera なら動作したんだけど。うーむ。

588 :573:2009/01/14(水) 01:26:02 ID:ITESac1A
まず訂正。>>587

× SIF CFLAG:6 = 10
○ SIF CFLAG:6 == 10

んで、SHOP3.ERB に加筆修正させていただいたものを
eratohoまとめwiki のうpロダにアップしてみた。
era2004.erb をダウンロードして SHOP3.ERB にリネームしてから
>>572のeraWIZ1908に上書きで使えるはず(スマン、今度は圧縮してからアップする)。

内容はキャラ生成の強化

・名前の候補を倍に増加
・特徴と性格で獲得する素質を微増
 (ex:高貴で善か中立なら弱味、悪ならサドを獲得する可能性がある)
・ランダムで濡れやすい(にくい)、汚臭鈍感(敏感)、自慰(中毒)しやすいを獲得
・その他ちょびっと修正

Emueraでプレイされている方は
321行目および323〜329行目のコメントアウトを解除すると
名前の重複を避ける処理が行われる。

ゲームバランスとかあまり考慮してない。
誰でもできるようなショボイ改良で申し訳ない。

285氏並びに職人諸氏に感謝を。

589 :名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 21:18:23 ID:y+/NkOVf
>>587
SHOP3.ERBの@SELNAME2を見れば判るけど、
汎用キャラの名前はCFLAG:5とCFLAG:6に関連付けられてる。

つまり、
>IF SAVESTR:TARGET == SAVESTR:COUNT
ではなく
>IF CFLAG:TARGET:5 == CFLAG:COUNT:5 && CFLAG:TARGET:6 == CFLAG:COUNT:6
と記述すれば、意図した通りの動きになると思うよ。

590 :名無しさん@ピンキー:2009/01/14(水) 21:22:39 ID:y+/NkOVf
あともうひとつ。
emueraに同梱されてるeramakerとの違い.txt読めば書いてあるけど、
コメントアウトする際に行頭を;!;にすると、emueraでは実行されるけど
本家eramaker.exeでは実行されないように出来る。
(もちろん実際ソースに書くときは半角でね)

591 :573:2009/01/15(木) 01:50:32 ID:fFUsKDO1
>>589
ありがとう。早速修正した。
これで eramaker でも奴隷の名前がかぶらないようになった筈。

それだけではなんなので、さらに改変してみた。
有利な特徴が出るまでリロードを繰り返す手間を軽減するため、
奴隷購入時にある程度素質を判断できるようにしてみた。

具体的には
・乳の大きさ(貧乳、巨乳)
・外見(色気、美貌、ボーイッシュ)
・処女かどうか

少々便利すぎる気もするが、どうだろう。
この機能を実現するために、元の文章を加筆訂正させていただいた。
事後承諾を求める形になって申し訳ない。

eratohoまとめwiki のうpロダから、era2015.zip をダウンロードして解凍。
出てきた SHOP3.ERB を>>572に上書きして導入。
readmeとかめんどいんで作ってない。えへ。

592 :名無しさん@ピンキー:2009/01/15(木) 11:51:06 ID:T8yNHIFs
eraWizで調教中にセーブ/ロードして再開すると、
プレイヤーと助手の汚れがリセットされちゃうバグを発見。
一応修正したのをera2017.zipに上げといた。

593 :名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 03:35:59 ID:QlR9+j1L
>>591
自分で選択できるようにはならない?

594 :名無しさん@ピンキー:2009/01/16(金) 04:15:04 ID:3qQdGPz1
うぉ。しばし見ない間に
色々な方が更新を…サンクス

>>588
いやー。素質が増えたおかげで
複数箇所に敏感が付いたのが出るようになったおかげで凄い事になりそう
…といっても今だリロード地獄から抜け出せませんがw

>>591
かなり便利ですな
3点セットを購入前にリロードしまくれるのは良い感じですが…
たしかにちょっと便利すぎるかもw

でも、もう多分元には戻れないっすw

>>593
流石に自分で選択はゲームにならないのでは…w
直接セーブデータとか弄った方が早いのかも?良くわからんですが

595 :285:2009/01/16(金) 23:26:07 ID:m2FVbNNx
 おー便利なパッチが〜
573氏ならびに592氏に感謝!

 と言う事で、パッチ当てて口上足してUPしてみた。
毅然系の口上はかなり埋まったと思う。

eratohoまとめwiki内うpロダ内のera2037.lzh。
passはera

596 :名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 01:00:55 ID:2g/pPo+u
昨日から始めたんだが、eraWiz面白いな
(相手)キャラがランダムなんて、たまらないっす

でも難しいorz
ノーマルモードクリアできる気がしないっす


597 :名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 18:31:26 ID:Z2oHBexv
よし、にわかの俺がそれなりにアドバイスするぜ

優先して欲しいスキルは
・技巧LV4,5(調教効果UP)
・早漏
・汚れ無視

この3つはあるとかなり序盤の調教がスムーズになるのでまず欲しい
次に
・サド(異常経験がつけやすくなる+調教しやすくなる)
・禁断の知識(各種クスリが使えるようになる)

も終盤は欲しい

なので、キャラの素質をみてリロードをするのを見とめるなら
最初にそこそこの素質をもった弱気、高貴(プライド高いは無い方がよさげ)、素直あたりのキャラを
一人作って(抑圧や強反発や快楽の否定といったキツイ要素が無い奴)
そいつを四万程度で売るまで調教
(処女がついてると売値が2倍なのでさらに楽)

そして、上の3つを買うのと平行して
15〜20万程度で売るのを目標とするキャラを作る。
それなりに素質が良い(巨乳、美貌を並列でもってるとか)奴を用意
(できれば処女が良い。サドを持つ前の異常経験追加は(調教メニュー、ショップを弄らない限り)
処女喪失を騎乗位で。位しかないので)

こいつを結構真面目に育てて従順、欲望、技巧をLV5位まで育て上げれば15〜20万近くで売れる

んで、後は禁断の知識やサドなんかをそろえた後
素質がよさげな奴をもう一人徹底的に調教した後、クスリで処女再製、母乳体質、フタナリ
等を付けてから売れば一人で100万オーバーも夢ではないのでとりあえずノーマルクリアはできるはずだぜ

ハーレムエンドを目指したり、キャラのリロードを認めないっていうならさらに高度なプレイが必要化もしれん…

あ、最後に
「休憩」のコマンドは封印。っていうか禁止でw
調教機会を1回完全に無駄にしてるので。奴隷の体力が足りなくて調教できずに休憩するくらいなら
もう一人買ってきてそいつを調教しつつ、体力を回復させたい奴の回復を待ったほうがいいぜ

あと、ニワカ乙
っていう批判は覚悟してるw

598 :名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 19:35:51 ID:kEzfncHr
>>575
伏見健二の『サイレンの哀歌が聞こえる』もかなり良作だっただけに、『ウィザードリィ・サーガ』と
『ぼくと悪魔猫』(短編集『六人の冒険者』収録)にはがっかりさせられたなあ。
双葉社のシリーズも揃えたが全然読んでないやw

599 :名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 19:48:15 ID:1LdeesOJ
>>586
ROWが「怖いゲームだ」って思ったって意味ね。
Wizそのものは風龍とかのイメージがあったから怖いゲームだとは思ってなかった。
当時ファミコンは姉貴のもんで、俺はゲームボーイ買ってもらって、それで外伝出た時すごく嬉しかった。

600 :名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 20:12:14 ID:2g/pPo+u
>>597
マジにトンクス
技巧は取ってたが、早漏・汚れ無視は取ってなかった
あと、リロードも必要性は感じながらもやってなかった

1人100万とかも夢でないんだったら、何とかなるかもしれん

参考にして、がんばってみる

601 :名無しさん@ピンキー:2009/01/17(土) 20:56:44 ID:Z2oHBexv
>>600
喜んでくれたようで何より

ちなみに早漏と汚れ無視は

■早漏:射精までのゲージが半分になる
普通の男にとってはマイナス要因だが、奴隷商人は超絶輪なので打ち止め無しw
んで、フェラや手コキといった調教は射精が行われると調教効果が大幅UPだし
奉仕精神を挙げるには大抵精液経験(射精させる)のが必要なのでゲージ半分はデカイ

■汚れ無視:汚れを無視して調教できる
汚れがつくと調教できなくなるメニュー(クンニなど)があるがこれを持ってればそれを無視できる
これ自体は調教の順番、ローテーションを考えれば良いが
地味に愛撫のときに汚れ無視持ってないと汚れてる場合キスをしなくなるので調教効果が落ちる

結構キスのありなしはデカイはず


と、こんな所で。ニワカでしたw
あ、ちなみに俺は最近連続UPされた更新で一人目の奴隷を
処女、素直、自慰しやすい、色気、巨乳、倒錯的、C、V敏感

とモリモリ良い要素が付いた奴をゲットして調教した結果10日目にして10万で売れたぜ
かなり良い感じのスタートダッシュくせぇ。俺も頑張ってハーレム目指してくる


602 :名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 00:28:15 ID:TwTwmhty
うん、早漏いいよね。気分的には付けたくないスキルだが…

603 :名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 01:27:50 ID:8Q58UZSu
>>601
重ね重ねトンクス
汚れ無視ってそんあ効果あるんだな
あとサド入手すると、もしかして反発くらいにくくなるのかな?

いまもずっとやってたが、少し光が見えてきた希ガス
最初のキャラを吟味して、もう一回やり直してみるよ

しかし、アイマスクとか針とかって効果あんのかな・・
恐怖があがるのはよいが、反発食らうのも多いような

604 :名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 10:48:03 ID:KJk7OUUr
>>598
双葉社のは作者によって好みが別れそう
ちょいエロくらいは登場してたかなあ

605 :名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 12:46:00 ID:UEmUTEIq
2・3人目かどっかに気弱な僧侶系ひっ捕まえて、助手可にして回復魔法遣わせたほうが効率上がらんかい?
助手にしようと思った娘ばっか美形・色気・巨乳・処女・高貴・各種敏感がついて困るのが難点。

606 :名無しさん@ピンキー:2009/01/18(日) 12:48:13 ID:xk+nLctY
Wizとは関係ないけど、司星者セインの続きはやっぱ出ないのだろうか。

>>603
針は苦痛3を付けたい時に使うくらいで、序盤は全く不要。
アイマスクは恐怖稼ぎ用だけど、攻略的にはあんまり必要ない。
(触手を使った方が遥かに早い)

他のバリアントだと「大人しい」「臆病」「素直」とか揃ったキャラもいて、
そういう奴はよほどのことをしても反発付かないんで、
サド系調教でさっさと従順上げるのが早かったりする。
このゲームでは、その辺が同時に付かんので上記の通りって感じ。

607 :573:2009/01/18(日) 23:49:42 ID:uIxmAcF8
eraWIZのパッチをまた作ってみた。

内容は以下の通り。

・素質の「弱味」は自慰隠蔽&発覚パッチ専用の感があるので「気丈」に変更
・非処女の場合、最初からCVB感覚Lvがちょっと上がっている可能性が
 (これでハーレムエンドが少し楽になったかも)
・カント寺院で復活した際、体力が1に回復するように
・奴隷売却前に金額が一覧表示されるように
・能力表示および調教選択の一覧を Wiz 風に格好良く!(←主観)
・その他ちょびちょび修正

ファイルは eraスレうpロダ の era2058.zip

608 :名無しさん@ピンキー:2009/01/19(月) 16:01:30 ID:MLnIDyPx
条件をある程度整えてやれば、調教2回で
助手可までマッハ堕ち可能だなw

609 :285:2009/01/19(月) 23:47:09 ID:lRwNZNLd
>>607
いつもありがと〜

まだちらっとしか触って無いが、
>・能力表示および調教選択の一覧を Wiz 風に格好良く!(←主観)
これは確かに格好良かったw

610 :名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 02:47:34 ID:4RzymSSo
GenerationXTH・・・もWIZに含まれますか・・・?

611 :名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 05:31:52 ID:cXO7HPpM
個人的には人間しかいない時点で含みたくない

だがそんな個人の感情は置いとくとして
過疎スレだし割とプレイしている人もいると思うので
NGワード指定&注意書きありならいいんじゃないだろうか
プレイ人口的な意味で専スレ立てるまでも無いだろうし

612 :名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 18:25:41 ID:T/UHjaeG
erawiz、今のバージョンだと強制男主人公?

613 :名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 19:58:14 ID:AbeZ7nCN
そうでもなくね?始めからで選択できたような・・・

上の方で出てたけど回復魔法は助手にすると使えるのか…
知らなかったぜ…
てか自分にマディとか使ってくれw

614 :名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 20:22:58 ID:T/UHjaeG
>>613
もう一回やったら選べた。騒がせてすまん

615 :名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 20:36:44 ID:m+znFj1v
駆け出しだから使えるのはDIOS程度だなw
使うのに金が掛かるのはやや謎。
無料な代わりに、1日に使える回数を回復魔法持ちの人数*nとかで
制限した方がそれらしくはあるかもね。
(マルグダさんの調教がかなり面倒&長期化するけど)

回復魔法使う度に助手を入れ替えるのが面倒なんで、
使用条件を「主人か助手が回復魔法持ち」から、
「主人か助手か元助手が回復魔法持ち」に変えてみた。
(当然ゲームバランスに影響はないはず)

あとは主人の名前がアリスに変わるバグと、
新キャラの名前にアリスが絶対出ないバグ、
助手調教中にセーブ/ロードすると、
主人が調教中に変わるバグ(?)を修正して上げといた。

616 :名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 20:37:18 ID:m+znFj1v
おっと書き忘れ。
いつものところの、era2074.zipね。

617 :名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 22:31:11 ID:AbeZ7nCN
プチプチしてる分には楽しいけど

ミューテ×3、タノバ×2とかのパウが一個でも出来ると地獄の始まりだぜ?
俺風単だからマジ怖いんすけど

隣にパラディンやスプライトで蓋してもバインドミストがすっ飛んできて地獄だしw

618 :名無しさん@ピンキー:2009/01/20(火) 22:31:45 ID:AbeZ7nCN
んご。激しく誤爆orz

失礼しましたw

619 :573:2009/01/21(水) 00:56:34 ID:As1prPQJ
>>615
乙&ありがとう。

こっちでも色々弄っていたので、便乗させてもらった。
2058 と 2074 をまとめて、さらに追加修正したものをアップ。
うまくいっていると良いのだが…。

追加した部分は

・「主人か助手か元助手が××持ち」を調合技術と禁断の知識にも適用
・助手選択の際に色々情報が表示されて便利に
・能力表示画面も Wiz 風に格好良く!(←主観)
 (BL経験は未表示。今後項目が追加された場合は要修正)

ファイルは era2076.zip です。
解凍→上書きで大丈夫、だと思う。多分。

620 :573:2009/01/21(水) 10:05:22 ID:9Ko4OVSQ
ぎゃあ、ひどい間違いだ。
正しいファイルは era2075.zip だった。スマヌ

呪文関係だけど、現在の仕様では元になったeratohoRRの素質である
「鼓舞」を「支援魔法」、「治療」を「回復魔法」として
それぞれ流用する形になっている。
魔法としては不自然な部分があるのはそのせい。

個人的には eraWIZ 専用の素質「僧侶呪文」「魔術師呪文」を新設したほうが
後々夢が広がるかなぁとも思うんだが、ゲームバランスに大きく関わる部分だし
セーブデータの互換性は確実に失われるだろうしで躊躇してる。

285さん他の職人さんやプレイヤーの方々の意見を伺いたいのが正直なところ。
自分のスキルじゃ手に負えるかどうかってのも不安だしー。

621 :名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 18:16:33 ID:MnRQu3tk
なるほどそういう事だったのか>回復魔法と支援魔法

とすると助手は両方持ってる司教が一番ってことっすかね

それはそれとして

>個人的には eraWIZ 専用の素質「僧侶呪文」「魔術師呪文」を新設したほうが
>後々夢が広がるかなぁとも思うんだが、ゲームバランスに大きく関わる部分だし
>セーブデータの互換性は確実に失われるだろうしで躊躇してる。

個人的にはセーブデータの互換はあんま考えなくてもいいんじゃないですかね
リロード好きですが、新しいバージョンでまたリロードするのも楽しいっすからw

バランスは…どうなんでしょ?今でも結構パワープレイが効く(リロード地獄で
ゴリゴリ素質つけとけばw)んであんまり気にしなくても良いような…

1プレイヤーの意見でした

622 :名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 18:25:07 ID:f2yi/jd3
互換性については、どういう実装で
どういう機能を持たせるか次第じゃないかな。

例の名前の文字数とかと同じく、適当なタイミングで
キャラ作成時と同じ関数を呼び出してやりゃ
大抵は互換性失わずに済むと思うけど。

場合によっては、素質名と機能だけ変えちゃうって手もあるね。
(従来の機能はコメントアウトするなり削除するなり)

なんにせよ、どういう機能を持たせるかってアイディア次第だねぇ。
eraWisenerでは調教コマンドに雷撃や麻痺の呪文を新設してたな。
中身はあんまり見てないけど、針や縄の強化版って感じかね。

623 :名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 19:51:48 ID:qBydgJaD
>>619
いい感じのINFOになってるねぇ。
憤乳はちょっとご愛嬌だけどw

G−FIG HUMAN
と表示したいのは山々だけど、能力表示で素質の名前自体を
変えて出すのもちょっとなんだなーという悩みがチラりと見えた気がしたw

624 :名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 20:06:28 ID:IFuo0JSB
>憤乳
経験の名前はcsvから読み込んだのを
EXPNAMEの配列に保持してるから、
%EXPNAME:0%とかで書いた方が確実かもね。

まあ、経験の名前が変わったらインデントがずれて、
結局のところソース直すハメになりそうではあるけど。
(それ以前に、変わることもまずなさそうだから、直書きでもデメリット自体はないか)

625 :285:2009/01/21(水) 20:31:57 ID:aQDjAXT9
いつもの所のera2087.lzhで、2075統合パッチを当てた上で、
試しに回復魔法の使用回数を制限したのを上げといたよ〜。

 個人的には回復魔法がある僧侶系は兎も角、魔術師系の魔法は
もうちょっと何とかならんかとは思ってる。
やっぱり、魔術師呪文が使える助手がいないと実行できない調教メニューを新設すべきかな?


626 :名無しさん@ピンキー:2009/01/21(水) 20:57:00 ID:bPKT1smh
やはりWizで初級魔術師呪文といえばKATINO
KATINOで眠らせておけば、調教効果が上がりにくい代わりに
反発くらいにくくなるてのはどう?

自分でプログラム組めないので、無理なのかどうなのかもわからん

627 :名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 00:58:49 ID:xX0aHKx1
難しいか簡単かで言えば簡単そうだけど…
媚薬の処理をコピペ改変して、
どっかのタイミングで覚醒するロジックを加えるだけで
似たようなことは実現可能だろうね。

でも睡眠中は地の文や口上を切り替えないとならんし、
いろんなコマンドの実行条件にも加える必要が
出てくるしで、結構面倒そう。

匙加減の問題もあるしね。
どの調教ソースをどの程度減らすか、
成功判定や覚醒判定はどうするか等。

628 :名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 01:09:35 ID:RvpHbVh5
そうなのか・・

いや寝込みを襲うドキドキ感がいいかなと思った次第
おいたが過ぎると目を覚まして「このエロぼけー!」になるんだが
状況によってはそのまま屈服させれるとか
ガードの固いのを、寝てる間に調教してしまうという姑息さとか

お役に立てずスマンかった

629 :名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 01:12:55 ID:wzNz2P+F
>>626
アイデアはいいんだけど、あなたが考えている以上にめんどくさいよってことだ。
プログラムできないなりに分岐とか具体的に言ってくれれば作り手も作りやすいと思うぞ。

630 :名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 01:33:08 ID:RvpHbVh5
eraの基本システムがわかってない状況下、無謀にも書いてみる
(こだわっているわけではないので、ネタとして扱ってくれ)

睡眠の成功判定 薬?耐性

睡眠中調教のパラ変化
 通常の例えば2〜3割減とか
 一方でマイナス属性の影響無効化

覚醒判定
 その時点の調教状況に応じた一定以上の快感or苦痛供与

覚醒時の判定
 欲望・好感度により分岐(+乱数判定ってありなのかな)
  ×覚醒し反感あぼーん
    →でもツンデレ系はプラス効果もw
  ○覚醒するも寝た振りで続行(確変状態) 調教効果上昇

イメージこんな感じ すれ汚し本当に申し訳ない・・  

631 :名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 02:00:37 ID:e1QCgLLB
eraWizバグ報告

>・非処女の場合、最初からCVB感覚Lvがちょっと上がっている可能性が
感覚レベルがマイナスのキャラが出てくるぞw
最後にマイナスだと0にするとか、素質によってランダムの幅変えるとかで対応すべし

632 :名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 15:29:43 ID:xX0aHKx1
じゃあ睡眠呪文のお試し版でもちょっと作ってみるか。
今晩あたり上げとくよ。
ついでに>>631のバグも確認したら治しとく。

633 :名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 18:26:47 ID:7OjsrJLD
もうエロパロSSスレじゃねえなここ。

634 :名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 19:26:21 ID:E4Ja5KsC
単に書き手の人々が忙しいんでないの
いっそまた初々しい作品でもいいんだけどな

俺は>>565ぐらいだったら書けるぜ

635 :285:2009/01/22(木) 20:18:51 ID:pBZCgtLk
>>631
 申し訳ない。これはこっちのミスです。
直した分をera2096.lzhとしていつもの所に上げました〜

636 :名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 20:52:57 ID:xX0aHKx1
うーん、ここ以上に適切なスレあるかな…
SS職人さん達が邪魔に思うなら、
どこかにスレでも立てた方がいいのかもしれないけど。

ともあれ、試しにコマンド追加してみたものを2097.zipで上げといた。
ほとんど骨組みしか作ってないし、バランス調整もあまり考えてないんで、
気になる人はガンガン改変しちゃってください。

637 :名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 21:36:49 ID:RvpHbVh5
>>636 スペ乙です
早速やってみます

638 :名無しさん@ピンキー:2009/01/22(木) 22:01:02 ID:MHiH6Xva
エロパロ避難所にスレ立てすれば?

639 :名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 02:38:50 ID:omzKUTug
避難所か
嫌がる人に配慮して変に萎縮してしまうよりかはいいかもな

640 :名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 07:21:04 ID:Oblh9QW+
でも、下手に細分化すると逆に何じゃね?
っていうか嫌だっつってるのは今のところ一人な訳で
俺はSSもあり、eraもありの現状で良いと思うのだが…

景気付けに一発SS書きたくても文才ないんだよねぇ
てか、これでera関係が抜けたら過疎っちゃうんでないの?


641 :名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 20:19:39 ID:unxTMpK4
>>1を見る限り一応ここは小説スレだけど、
板のLR的にはeraもここで問題ないし、
わざわざ分けるほど流れ早いとも思えないね。

この問題で荒れるくらいなら分けちゃった方がいいだろうけど、
強硬に分けたがってる人も別にいないような。

642 :名無しさん@ピンキー:2009/01/23(金) 20:20:12 ID:wIHI/Dzp
別に誰も嫌だとは言ってなくね?

643 :名無しさん@ピンキー:2009/01/24(土) 01:39:21 ID:Q2T2/ukA
オラはどっちでもいいよ

644 :名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 16:00:46 ID:dnCuVczN
eraってなに?
って言う人もいるからな

eraスレってのは無いんか?



645 :名無しさん@ピンキー:2009/01/25(日) 17:29:32 ID:6jS8BxsJ
>>644
エロ同人板に総合スレならある。
確かにスレ違いという点では微妙だから
俺は分けて欲しい人がいるなら分けてもいい
別にいないならチャットスレとかのように鯖負担になるでもなし
ここで続けても別に構わないと思う。
eraの話が出たのはそもそもこのスレに入ってからだし、
なに?に対する回答もあったと思うから
それはログ読めば解決する。

646 :名無しさん@ピンキー:2009/01/26(月) 19:45:37 ID:ACAVXgn3
一番いいのは
WIZ風味eraを元にSS書けば良いんだよ

そうすりゃeraって何って思う人も興味が出るだろ

パラメータがどうこうって言う話は興味の無い人から見たら

ふーんっで終わっちまうからな

647 :名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 03:10:15 ID:TQWjNDKb
自分はアレなのでera出来んのよ

つか調教系はちょっと……いやこのスレでやってるのが嫌って訳じゃないけど、元々苦手

648 :名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 04:24:51 ID:nTmGr8/D
>>646
つかそれはeraの二次創作になっちゃうだろ
(というかerawiz?が二次だから三次創作か?)
それにいいんだよってお前が書くのか?

別にこのスレでera続けることに異論は無いが
お前の理屈はおかしい

649 :名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 17:44:15 ID:EJ7Owzn/
>>647
>つか調教系はちょっと
シチュ嗜好選別はera関係なくね?

650 :名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 18:54:11 ID:uyIgBbva
書き手の人の方もSSでera関係でやってるなw
>>391-393の人とか
>>432-435>>510-514>>520-521の人とか

651 :名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 19:18:14 ID:srKpeqt3
まあ、eraのネタでも話題にしないと速攻dat落ちしそうだしな。

652 :名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 19:56:52 ID:uyIgBbva
>>651
それはただの傲慢だろう
これまでもスレは存続してたし
だからeraイラネえよなんて言う論も出て来る

653 :名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 21:19:04 ID:hz2tI4IA
ここで俺が空気を読まずに投下。本当に空気読んでなかったらゴメン。

すんごい昔の話題で恐縮だけど>>249-あたりのネタをSSにしてみたYO!
エロが全然入らなくて創発とどっちにしようか迷ったけど、
ここで拾ったネタなのでこっちに落とさせてもらいます。

654 :若返りの泉 (1/12):2009/01/27(火) 21:19:58 ID:hz2tI4IA
 洞窟の暗闇は……

 山奥の如し……

 その先に待つのは……

 ……青く澄んだ泉

 *  *  *

 暗い。寒い。
 底の知れぬ黒暗淵を、どこまでも落ち続けていた。
 凍てついた意識の中、体の表面が小波立つ奇妙な感覚だけが通り過ぎてゆく。
 やがて五感は完全に失われ、肉を持たぬ純粋な自我に還元される。
 刹那、光が射した。
 見上げると、はるか頭上彼方に、泉の表面を突き抜けた青い光が朧々と映っていた。
 その光がたちまちに拡大し、迫り落ちてくる。
 いや、そうではなかった。輝く水面に向けて、わし自身が浮上しているのだ。

 眩しい。しかし、不思議と暖かい。
 水の力がわが身を押し上げるのを感じる。
 五感が戻っていた。
 同時に、失われた肉が、急速に、別の形に再構成されてゆくのがわかる。
 体表が泡立ち、瑞々しい、張りのある皮膚が張られてゆく。
 縮こまったか弱い四肢。しかし、その内には確かな生命力が宿っていた。
 羊水にたゆとう胎児の如く、
 再び生まれ出ずることの歓喜が、全身を満たしてゆく。

 とぷん。
 拍子抜けするほど軽い音を立てて、わしは水面に浮かび上がった。
 口を開き、大きく息を吸い込む。
 生まれ変わったばかりの肺は、初めての大気を受け入れ、喜びに打ち震える。
 饐えた地下迷宮の空気であるはずが、まるで澄んだ高原のそれのように新鮮に感じる。
 息を吐きながら右手をかざした。
 まじまじと見つめた我が手は、皺深く枯れ木のようだった記憶の中のものとは似ても似つかぬ。
 ぼうと灯るロミルワの輝きをつややかに照り返し、流れる血潮に紅く染まっていた。
 
 成功だった。
 数えるほどの高位の賢者たちのみが成し得たとされる再生の秘儀。
 それを、「呪いの穴」の神秘の力を借りてとはいえ、わしは達成したのだ。
 握り締めた右拳に力がこもる。
 腹の奥から、会心の念が沸き起こってきた。
 わしは誰憚ることなく、その思いを言葉に乗せて、生まれ変わって初めての第一声を発した。

「ばぶう」

 *  *  *

 あらゆる魔術を体得し、知識を極めた。
 当代の賢者よともてはやされ、名声も得た。
 望めば、金も地位も好きなだけ手に入れることができたじゃろう。
 しかし、老境にさしかかった今、本当に欲しいものだけは、取り戻すことができなかった。
 それは、「若さ」。
 いかな賢者といえど、失われた若さへの執着だけは捨てることができぬ。

 わしはあらゆる文献を探り、秘宝を集め、若返りの秘術を見出そうとした。
 だが、独力では結局、その一端すら解き明かすことができなかった。
 途方に暮れたわしは、藁にもすがる思いでこの「呪いの穴」にやってきたのだ。

655 :若返りの泉 (2/12):2009/01/27(火) 21:20:52 ID:hz2tI4IA
 地下迷宮には、しばしば人知を超えた神秘が宿る。
 先にワードナが地下十層の大迷宮を築きその最下層に篭もったのも、
 魔除けの力の解明にこの神秘を利用しようとしたからに他ならぬ。
 そうであるなら、地下迷宮でならば、若返りの秘術の鍵もまた見つかるかもしれぬ。

 生憎ワードナの地下迷宮は既に主を失い、トレボー王によって封ぜられ、
 大規模な改修を施されている最中であった。
 しかし、そこに頃合よく、リルガミンで「呪いの穴」が開いた。
 ダバルプスほどの力ある者が、その生命を賭して封印を解いた大迷宮。
 隠遁生活を捨てて挑む相手としては、不足はない。

 わしは冒険者どもに混じって「呪いの穴」の探索を始めた。
 ニルダの杖やら、ダイアモンドの武具やらは、どうでもよかった。
 今更騎士の称号が欲しいとは思わぬし、リルガミンが滅びようと知ったことではない。
 ただただ、若返りの秘術を求めて。
 そして、「呪いの穴」の地下四階で、まさに求めていたものを見つけた。
 青き泉。その不可思議な効能の一つこそ、「若返り」にほかならなかった……。

 *  *  *

「ばぶう」
 わしはもう一度声をあげた。
 ……ううむ、さすがにちと若返り過ぎたやもしれん。
 泉から抜け出し、脇に放っておいたローブを羽織る。
 羽織る、というよりは、くるまって引きずるような態になってしもうた。
 おまけに立ち上がろうとすると、直ぐに膝が折れて尻餅をついてしまう。

 弱ったのう。
 諦めて、はいはいで泉の周りを回ってみる。
 歩けないのは困りものだが、若返った体の具合はすこぶる良い。
「だあだあ」
 思わず笑みがこぼれた。ついでに、涎もこぼれた。
 ……泉の副作用で、ちいとばかり知性も退行してしまったのかもしれぬ。

 そんな調子で動き回っていたのがまずかった。
 とっととマロールで安全な地上に戻っておくべきだったのだ。
 泉に至る通路、その角を曲がったところで、
 わしはばったりと出くわしてしもうた。
 殺気立った一団。
 それは、地下四階を探索中の冒険者どもだった。

 *  *  *

 迷宮の角で鉢合わせ。
 わしにとってもそうじゃったが、冒険者どもにしても不意をつかれた格好じゃろう。
 ところが、奴らはこちらの出方を確認する素振りすらなく、唐突に剣を抜いてわしを取り囲んだ。

 ……なるほど、こやつらは《悪》の冒険者というわけか。
 まったく冒険者、とりわけ《悪》の連中は始末が悪い。
 とにかく刃物を振り回せばなんとかなると思っておる。
 こんないたいけな赤子に問答無用で切りかかってくるとは、つくづく嫌な連中だわい。

 先頭に立って手刀を振り上げたものの姿格好を見て、わしは更に確信を深めた。
 黒い、体に密着した仕立ての異国風のローブ。
 その姿で、丸腰で、しかも前衛となれば、これはもう忍者しか考えられぬ。
 忍者がおるなら、十中八九《悪》の戒律と見て間違いなかろう。

656 :若返りの泉 (3/12):2009/01/27(火) 21:21:22 ID:hz2tI4IA
 さて困った。
 並みの冒険者風情に遅れをとるつもりはないが、忍者相手となると事情は変わってくる。
 奴らはその奇怪な体術によって一撃でこちらの首を撥ねてくるから、油断ができない。
 ましてやこちらは赤ん坊の体。なるべくなら一発でケリをつけたい。
 しかし、「呪いの穴」の地下四階までやってくる手合いがティルトウェイト一発で片付くとも思えぬ。
 となるとハマンしかあるまいか……こんな奴ら相手に代償を支払うのはなんとも業腹じゃ。

 その一瞬の逡巡が先手を許してしもうた。
 忍者が更に一歩間合いを詰め、手刀を振り下ろす……かに見えた。
 が、忍者は振り上げた手から力を抜くと、後続の戦士たちを押し留めるように真横に伸ばす。
「よせ」
 黒装束の忍者の口から、よく響く女の声が漏れた。
「お、おい」「なんの真似でえ」
 戦士たちは口々にそんな言葉を呟くが、女忍者は意に介さぬ風で、
 膝を付き、わしに手を伸ばしてきよった。
 敵意が消えたのがわかったので、わしはなされるままに身を任せる。
 女忍者の手が脇の下に差し入れられ、両手で抱えるようにわしを持ち上げた。
「この階層にこんな魔物はいない。
 ……どういうわけか知らないが、この子は本物の人間の赤ん坊だ」

 *  *  *

「チッ……本物の赤ん坊だから、なんだっていうんでえ」
 男たちのうちの誰かが、あてつけるように声高にそう漏らすのが聞こえた。
 女忍者は無言で、床に座ったまま腕を組み、身じろぎひとつ見せない。
 《悪》の冒険者一行はキャンプを張り、思い思いの姿勢で体を休めている。
 わしはというと、なぜか女忍者の太腿に座らされていた。
 
 はて、妙なことになったな……?
 布地越しにもわかるむっちりとした肉感に身を預けながら、わしは思考に耽る。
 無駄な戦闘を避けられたのは重畳。
 しかし、まさかそのまま保護されるとは思わなんだ。

 地下迷宮の中で赤ん坊を見つけたらどうするか?
 《善》のものなら、助け上げて街へ連れ帰るというのも、まああり得る話じゃろう。
 じゃが、こやつらは《悪》。出会い頭の勢いで斬り殺さなかっただけでも意外なのに、
 わざわざ拾って面倒を見るとは、不思議なこともあるものじゃ。
 第一、気味が悪いとは思わんのか。
 自分で言うのもなんだが、こんな場所に赤ん坊が一人でおるなど、どう考えてもおかしい。
 ここは熟練の冒険者でも油断できない「呪いの穴」の地下四階じゃ。
 二本足で立つこともできぬ乳飲み子が、いったいどうやって辿り着いたというのか。
 不審過ぎるではないか。
 わが身可愛さを優先する《悪》ならば、見捨ててしかるべきところじゃろう。

 わしはすくと頭をもたげ、断を下した女忍者の顔を見上げた。
 他の連中の反対を押し切りわしを拾い上げたのはこの女忍者であった。
 してみると、この娘が一行の束ね役なのであろう。
 尖った顎、引き結んだ唇。鼻筋は通り、切れ長の目は静かに閉ざされていた。
 艶のある黒髪を後ろ頭高くで一本に束ね、
 後れ毛が一房二房白い額に垂れておる。
 忍者なんぞをしておるせいか、全体に険のある凶相が浮かんでおるが、
 よく見るとつくりは悪くない。
 ……まあ、なんにせよ、これはこれで楽しめる状況かもしれんな。
「あぶぶぶ」
 思わず邪悪な笑いがこぼれた。

657 :若返りの泉 (4/12):2009/01/27(火) 21:21:54 ID:hz2tI4IA
 娘が無警戒に目を瞑っているのを良いことに、わしは視線をゆっくりと下ろす。
 首筋、鎖骨、と辿ってきて、組んだ腕に半分隠された乳房へと至る。
 ム、ム、ム……胸はあるような、ないような?
 見ただけではわからぬ。
 わしは好奇心の赴くまま、無雑作に手を伸ばして触れてみる。
 思いのほか硬い、味気ない感触がかえってきた。
 ……こやつめ、サラシを巻いておるわい。
 軽く舌打ちしながらも、なんとなく諦めきれず、未練がましく掌で撫で回す。

 と、視線を感じた。
 振り仰ぐと、いつの間にか両目を開いてわしを見下ろしていた女忍者と、視線が合う。
 女忍者はすっと目を細め、探るような目つきでわしを射竦めた。
 いかんいかん。ちと、赤ん坊らしからぬ振る舞いだったかもしれん。
 ここで疑われるのは面倒じゃ。
 無垢な赤ん坊のフリで誤魔化さねば。

 わしはつぶらな瞳で女忍者を見上げ、なるたけ舌足らずな声で呟いた。
「マ……マァ」
 こんなもんでどうかのう?
 すると、女忍者の腕がぴくりと撥ねた。
 ほとんど反射的にわしから顔を反らす。
 その横顔は、耳あたりまでほのかに紅潮していた。
 ……思ったよりも効果があったようじゃな。
 わしは試すように、左乳房に当てた掌をもっと大胆に動かす。
 だが女忍者は顔を背けたまま、微動だにしなかった。
 ただほんのかすか、その唇から甘い吐息が漏れる。
 押し当てた掌からは、女忍者の早鳴る鼓動が伝わってきた。
 わしはほくそ笑む。
 どうやらこの娘の心をがっちり掴むことができたようじゃわい。
 いたく母性をくすぐられたものの、男どもの手前、なんとか無関心を装っている……。
 そんなところじゃろうか。

 フウム……やはりな。
 わしは女忍者の反応から、ある結論を導き出した。
 この娘の本質は、《善》に傾きつつある。
 もともとそういう心根の持ち主であったのが、徐々に表に滲み出してきたのか。
 それとも、先ほどわしに手刀を振り下ろせなかったことが、決定的な契機になったのか。
 いずれかは知らぬ。
 だが、今この目の前の女忍者が、ある一線を越えようとしていることだけは、はっきりとわかった。 
 そうだとすると……、

「なあ、姐御。いつまでこうしているつもりだ? 探索はどうする」
 男たちの一人が、痺れを切らしたようにそう切り出した。
 その言葉には、はっきりと苛立ちが滲む。
 女忍者の顔が、ゆっくりと男の方へと振り向いてゆく。
 表情は、もとの殺伐とした凶相に戻っていた。
「……引き上げるしかないだろう」
 短く、しかし有無を言わせぬ明確な意志がこもった返答。
 それを聞いた男の顔が露骨にしかめられた。
 そこに一瞬、どす黒い感情が浮かんだのを、わしは見逃さなかった。

 だが、両者の睨み合いはすぐに解かれる。
 男が引いたのだ。
 目線を逸らし、「……正気かよ」と吐き捨てる。
 いかにも不満気であったが、男が女忍者に譲った、いや、敗れたのは明らかだった。

658 :若返りの泉 (5/12):2009/01/27(火) 21:22:25 ID:hz2tI4IA
 おそらく、女忍者はこの中の誰よりも高い実力を身につけているのであろう。
 それが威圧となって、他の男たちを従えている。
 どの男も、自分一人だけで女忍者に歯向かう気概はないと見える。
 じゃが、両者のやりとりを無言で見守っていた他の男たちも、
 その不穏な様子から、内心では、問いを発した男に賛同しているであろうことが伺われた。

 これまで女忍者と男たちとの間で成立していたある均衡が崩れつつあるのだ。
 《悪》の一団の中で、ただ一人だけが《善》への道を踏み出した。
 ……となれば、残る者らとの確執は必至じゃろうて。
 わしは女忍者の胸を揉みしだきながら、男たちの行動を漠然と予感した。
 ま、いずれにせよわしには関係のないことじゃがな。 

 *  *  *

 結局、女忍者とその一行は、わしを連れて街に帰還した。
 一行の間にはずっと不穏な空気がわだかまり続けていたが、その日はもう遅かったこともあってか、
 宿に到着するや早々にそれぞれの部屋へと別れていった。
 
 そして今、わしは女忍者の個室のベッドの上におる。
 無論、部屋には二人きりじゃ。
 探索の装備を外し始めた女忍者を横目に、わしは思案に暮れた。
 ……とにかく今晩はこの娘の預かりになった模様。
 明日になればわしをどうするか話し合いがもたれるじゃろう。
 その前にとっとと抜け出して姿をくらませるべきなのじゃが……。

 コトリ。
 外された手甲と脚甲が、木台の上に無造作に置かれる。
 女忍者の手が腰の帯にかかり、慣れた手つきでこれを解いた。
 帯で締められていた、だぶつきのある黒いズボンが、音もなく床に落ちる。
 異国風の黒ローブの前の合わせがはらりと開き、
 なまめかしい肌が露になった。
 ……これは、抜け出すどころではないのう。
 女忍者は胸のサラシと股間の腰布だけという、実に煽情的な格好になると、
 わしが寝そべるベッドの端にちょこんと腰を下ろす。
 そして、濡らした布で体を清め始めた。

 なんと無防備な。
 いや、自分以外は年端のいかぬ赤ん坊しかいない状況なのじゃから当然ではある。
 しかし、それにしてもけしからん。
 実にけしからん体じゃ。

 若い女の裸を、こんなに間近で見るのは、何十年ぶりかのう?
 女忍者は存外に綺麗な体をしておった。
 よく見れば細かい矢傷刀傷がそちこちにありはしたが、
 ぴちぴちと張りのある肌は目を楽しませてくれる。

 もともと細身であるのを無理に鍛え抜いたせいか、
 腕や腹にはうっすらと筋肉が浮かび上がる。
 わしとしてはもっとこう、柔らかそうなのが好きなんじゃが。
 しかしその分、全体にすこぶる均整のとれた体つきをしておる。
 むっちり締まった尻や太腿はなかなかのもんじゃ。
 となると、やはり気になるのはサラシの下の……。

659 :若返りの泉 (6/12):2009/01/27(火) 21:22:55 ID:hz2tI4IA
「……ん? どうした?」
 わしのねちっこい視線に気付いたのか、
 女忍者は少しだけ恥ずかしそうにはにかんでこちらを振り向いた。
 ……ほう、こんな笑顔もできる娘じゃったのか。
 だが今のわしの興味の対象は笑顔ではなくその下の乳。
「だあ、だあ」
 わしは渾身の力を振り絞ると、萎える膝を叱咤して立ち上がる。
 そして、女忍者の乳に掴みかかろうと、両手を思い切り頭上に伸ばした。
 ぬう、もうちょっと……。
「こ、こら、何をする」
 女忍者は、ふらつくわしを両手で支える。
 その顔に困惑が浮かんだ。
「……む、胸、か? 困ったな、私のからは何も出ないぞ?」
「ばぶう」
 ええい、母乳が欲しいわけではないわ。
 いいからその邪魔な布っきれを取って乳を見せい。
 女忍者の腕の中で、わしは年甲斐もなくむずかって見せる。

 その必死の思いが通じたのか、
 それとも食い入るように乳を見つめるわしに気圧されたのか。
「で、出ないと言っているのに……仕方ないな、ちょっとだけ、だぞ?」
 女忍者はそう言うと、顔を赤らめてサラシを解き始めた。
 
 布が解かれるごとに徐々にかさを増し、遂にその全貌を現した乳を見て、わしは絶句した。
 ……でかいのう。
 まあ、今のわしが縮んでおるせいで相対的に大きく見えるというのはあろうが、
 これまで見てきた数多の巨乳をファズボールに喩えるならば、
 今、目の前に顕現した巨大なそれは、まさにウィル・オー・ウィスプ級。
 そんなわけのわからない比喩はさておき……こりゃ、たまらん。
 わしは己を睥睨するその二つの塊に向けて、全身全霊を込めた跳躍を試みる。
 それはさながら大海原に漕ぎ出す冒険心に満ちた航海者のごとく。

「あ、ば、馬鹿。危ないっ」
 胸の谷間にしがみついたわしを、女忍者は両手ではしと抱え込む。
 するとどうだ。
 上腕に押された両乳が、まるでわしを包み込むようにこう、
 むにゃりと、いや、むっちむちと、いやいや、ぱふんぱふんと……。

 その至福の感触にわしは素直に身を委ねた。
 なんたる法悦境。
 顔と言わず上半身全体が丸々乳に挟まれるというのは、乳児の体躯でしか味わえぬ体験じゃろう。
 乳房に一物を挟ませるという淫技があるが、
 思うに、あれはこの全身を乳に揉まれたいという願望を充足するための、
 色褪せた代償行為に過ぎぬのではなかろうか。
 あらゆる種族にとっての安息の地が、そこにあった。
 フヒヒ。
 そんなわしの様子をどうとったか、
「まったく……」
 女忍者は、そう呟きながらもしっかりと抱き止めた。
 ククク……まあ、今のわしはいたいけな赤ん坊じゃからな。外見だけは。

 しばらくそうしておったところで、突然、女忍者がぽつりと漏らす。
「お前、親は……いないんだろうな」
 重く、憂いを帯びた響きがあった。
 わしはなんとなく気にかかり、
 もぞもぞと頭の位置を動かすと、胸の谷間から女忍者の顔を見上げた。
 女忍者は、なんとも複雑な表情でわしを見下ろす。
 その口元に苦笑いを浮かべると、こう言った。
「は、は、は……私も、孤児だったから」
 そして、問わず語りの身の上話が始まった。

660 :若返りの泉 (7/12):2009/01/27(火) 21:23:26 ID:hz2tI4IA
 ま、よくある話じゃな。
 孤児だった娘はケチな盗賊に拾われた。
 物心ついた頃から、スリのやり方や、詐欺の片棒の担ぎ方を仕込まれて育つ。
 そしてある時、突然こう言われる。
「もうスリはやらなくていい。今日から体を売れ」と。
 娘は逃げ出した。しかし、小娘一人で渡っていけるほど、世間は甘くはない。
 なにしろ身に付いているのは盗みの技術だけなのじゃから。
 盗賊になるよりはと、そんな理由で娘は冒険者になり、
 運良く生き延びて、忍者になって力を身につけ、今に至る、とそういうことらしい。
 もちろん、わしは半分くらいは聞き流して乳の感触に没頭しておった。

「毎日、薄暗い地下に潜っては、殺し、殺され……正直、気が滅入るよ。
 冒険者になっていいことなんて、何もなかったけど」
 独白はなおも続く。
「私には、これしかできないから」
 見上げると、女忍者は睫毛を伏せ、口の端だけで嘲るように笑っておった。
「あはは、お前にこんなことを言っても、しようがないのにな」
 チッ、辛気臭いのう。乳に集中できんわい。
 どれ、わしのテクニックで慰めてやるとするかのう……イッヒッヒ。
 
 わしは十分に堪能した谷間を離れると、次なる標的に向かった。
「あ、んっ……こら、暴れるな」
 身をよじり、頭を女忍者の乳の頂点に移動させる。
 そこには、色素の薄い、乳房の大きさからすると随分控え目な突端がついていた。
「だから、何も出ないと……ん、んあっ!」
 赤ん坊の小さな口に、吸うというよりはむしゃぶるようにして乳首を頬張る。
 完全に咥え込むと、それだけで口いっぱいになり、奇妙な充足感があった。
 フム。幼児の性感は口唇に宿るというが、なるほど真理であるかもしれぬ。

 ちゅう、じゅるっ、ちゅうう。
 口腔全体を使って吸い立てる。
 舌を怪しく蠕動させ、生えかけの乳歯で付け根を甘噛みした。
「ン! ……や、な、なんでこんな……フッ、んん!」
 母ならぬ女忍者の突起からは、当然何も出てきはしない。
 だがその代わりに、突起自体が見る見る硬くしこっていくのがわかった。
「……ん! ……んん!」
 背を丸め、わしを抱え込むようにして女忍者の体が小刻みに震える。
 感じているようじゃな。
 まったく、赤ん坊に乳を吸われてよがるとは、いけない娘じゃ。
 こんな淫乱な娘にはお仕置きしてやらねばなるまい。

 わしは片乳を口内で責め続けたまま、もう一方に手を伸ばす。
 こちらは何の刺激も与えておらぬのに、既に硬く張り詰めておった。
 その蕾をむんずと掴むと、掌の中で強めにしごく。
「……フッ、ふう、ん! ……んっ、あっ、ンン!」
 女忍者の上げる喘ぎはもはや艶声の域に達していた。
 わしは赤子のぷにぷにした掌を、老人の巧みさでもって蠢かせる。
 背中にそえられた女忍者の手先が、ひくっひくっと痙攣した。
 ……頃合は良いようじゃな。
 わしは口内の突起に歯を立てると同時に、もう一方をぎゅっと握りつぶす。
「! ……あ、あ、や、ンアッ、……はあんっ! んっ! んっ!」
 感極まった女忍者は、身を仰け反らせ、びくびくと肩を震わせると、
 わしを抱いたまま、背中からどさりとベッドに倒れこんだ。

661 :若返りの泉 (8/12):2009/01/27(火) 21:23:57 ID:hz2tI4IA
「……ハア、……ハア、……ん、んんん」
 余韻に浸る女忍者が、荒い吐息を漏らす。
 わしは緩く上下するその胸の谷間に手をつき、
 上体を起こすと、女忍者の顔を見下ろした。
 険のある美形は、蕩けて緩みきってだらしない表情を浮かべていた。
 ううむ、随分敏感な娘じゃったな。
 夢中になって責めてしもうたが、この娘、素質があるわい。
 
 ふっふっふ、しかし世界広しといえど、
 女に気をやらせる赤ん坊なぞわしくらいのものじゃろうて。
 なおも呼気を喘がせる女忍者を眺めながら、わしは一仕事成し遂げた満足に浸る。
「ハア……き、気持ち良かった……」
 女忍者が呆然と呟く。よしよし、素直でよろしい。
 天井を見つめてしばらくさ迷っていた瞳が、ゆっくりとわしに向けられた。
「お前、いやらしいな……それとも、わ、私が淫乱なんだろうか……」
 瞳の中に感じてしまった罪悪感がくゆる。
 ……ククク、そうとも。
 お前さんは邪気のない赤ん坊の動きで気をやってしもうた淫乱なんじゃよ。
 さて、次は何をしてくれようか。

 ガタン。
 そこで、邪魔が入った。
 部屋の扉が勢いよくはね開けられたのじゃ。
「誰だっ」
 女忍者は咄嗟に身を起こす。
 片手でわしを抱え、もう片手でシーツを引き上げ胸を隠し、誰何の声をあげた。
 わしも無粋な闖入者を確認しようと振り返る。
 ……ま、大体察しはつくがな。

「へへっ……まさかガキ相手にお楽しみ中とはね」
 聞き覚えのある野太い声。
 部屋の戸口に立っていたのは、やはり、というか、
 地下で女忍者に突っかかっていた戦士の男じゃった。
 その後ろには、これまたやはりと言おうか、他の面子の姿も見える。
 総勢五名。「仲間」たちの全員が揃い踏んで、
 腰布一枚のあられもない姿の女忍者を無遠慮に見つめていた。

「お前たちか……こんな夜更けにどういうつもりだ」
「なに、ちょいと姐御と話をつけたいと思ってね」
 男はにやにやと笑いながら応える。
 追従する残りの四人も、同じような笑いを浮かべていた。
 下衆な笑い方じゃな。
 楽しみを邪魔されたのも不快じゃが、見ていてむかっ腹が立つわい。
「話? それなら明日聞く。とにかく今は……出て行け」
 女忍者の声は硬い。警戒しておるのじゃろう。
 それもそのはず、男たちは皆剣を佩き鎧を纏い、
 これから地下に潜ろうかというくらいの完全武装をしておった。

662 :若返りの泉 (9/12):2009/01/27(火) 21:24:28 ID:hz2tI4IA
 だが男は女忍者の声など聞こえぬという風に、
 平然と部屋の中に踏み込むと、言葉を続けた。
「最近のあんたのやり方にゃ、ついていけねえ。
 ……んな薄気味悪いガキに、情けをかけるようじゃよう」
 そこで男はギロリとわしを睨みつけよった。
 ううむ、お前さんらにガキ呼ばわりされる歳ではないんじゃがのう。
「抜けてもらうぜ。姐御」
「……」
 女忍者は無言だった。
 凍りついたような無表情で男たちを見返す。
 その申し出が、この娘にとって慮外のものだったのか、
 それとも、薄々予測はしていたものだったのか。
 流石のわしにも読み取ることができなかった。
 ただ、わしを抱えるその腕が、少しばかり強張ったようじゃった。

「……で、よう。まあ、俺たちもそれなりに長く組んでたワケだしな。
 ただ、ハイ、サヨウナラってんじゃ、ちょいと寂しいわな。
 別れの『挨拶』に……へへへ、一人一人相手してもらおうと思ってよ」
 そこで男の手が腰の剣に伸びた。
 女忍者は反射的に立ち上がり、構えを取ろうとする。
 しかし、片手にわしを抱えておったせいか、俊敏には動けなかったようじゃ。
 一瞬、出遅れた隙に、後ろの男たちから魔法が飛んでくる。
 KATINO二発に、MANIFOか。これは念入りじゃわい。
 完全に不意を打たれ、女忍者が凝固する。
 見上げると、睡魔に襲われて半眼のその顔に、ひどく悔しげな表情が浮かんでおった。 
 万事休す、じゃな。

「前からてめえを犯してやりてえと思ってたのさ。ま、頭に仰いでるうちは我慢してたがよ」
 男は油断なく剣を抜いたまま、わしと女忍者のもとへとにじり寄る。
「それに、甘ちゃんだが実力はあるからな……抜けたてめえが商売敵になるってのも、面白くねえ。
 なに、ちょいと犯して殺してカント寺院にぶっ込むだけさ。
 運が良けりゃ、誰かが蘇生させてくれるかもなあ?」
 ……まあ、戒律を違えて別れる場合、円満に解散となる方が珍しかろうな。
 それまでの遺恨があればなおのこと。
 特に五人と一人に別れるようなときは、私的な制裁が行われることも多いと聞く。
 まっこと、冒険者というのは野蛮極まりない連中なのじゃ。

 男たちが更に一歩を踏み出した。
 どの男の目も獣欲でギラついておる。
 魔法に束縛された女忍者の体が、小さく震えるのが伝わってきた。

 ヤレヤレ。
「俗世のこととは縁を切ったつもりじゃったが、流石にこれは見かねるわい」
 わしは大げさに溜息を吐いた。
 が、男は声の主を探してきょろきょろと辺りを見回すばかり。
 これこれ、わしじゃよ、わし。
 じれったいような間をおいて、ようやく男の目がわしに留まった。
 その顔が、信じられないものを見た、とばかりに歪む。
 ふ、ふ、ふ、まあその反応も無理からぬな。
 ……さて、一宿一乳の恩義を返すとするかの。
 とりあえず、宿の中ではマズイか。
「MALOR」
「なっ……」
 力ある言葉を紡ぐと、男の口から驚愕の叫びが漏れた。
 わしと女忍者の体を淡い燐光が包む。
 直後、内臓が浮くような酩酊感と共に、一瞬視界が光に閉ざされた。
 そして、次の瞬間には、わしは女忍者に抱えられたまま、
 宿屋の脇の裏路地に転移した。

663 :若返りの泉 (10/12):2009/01/27(火) 21:24:58 ID:hz2tI4IA
 もっと遠くに逃げても良かったんじゃが、この際、片付けておいた方が後腐れなかろう。
 わしは固まったままの女忍者から身を引き剥がす。
 ついでに、その手に掴まれていたシーツを女忍者の裸体に掛け直してやる。
 小さな体には大仕事じゃった。
 それを終えるたところで、頭上から声が響いた。
「いたぞ!」
 宿の二階の窓――つまり、さきほどまでわしらがおった女忍者の部屋からじゃ。
 けたたましい足音が鳴った。
 わしは女忍者を背後に、宿の裏口に向き直ると、
 はいはいの姿勢で男たちを待ち受ける。

 目の前の木扉が乱暴に開いた。
 血走った眼の男たちが裏路地に飛び出す。
「この……ガキっ!」
 わしを見つけた男たちが激昂に吠えた。
 五人で取り囲み、じりじりと輪を狭めながらも、こちらを警戒してか及び腰のようじゃ。
 高位の魔術を操る赤ん坊。
 魔物か、何者かの目くらましか。
 目の前の存在の異様さに気圧されている様子が、手に取るようにわかる。
 
「なに、こう見えてお主らの四、五倍は長く生きておる。手加減はいらんわ」
 カッカッカと笑い飛ばしてやろうとしたが、
 意に反して「あばばばば」と舌足らずな笑いになってしもうた。
 だが、それはそれで男どもを怒り狂わせるだけの効果があったとみえて、
 戦士たちはそれぞれ凄まじい形相でわしに迫ってきおった。
 視界の端に、後衛の呪文使いどもが真言を唱え始めるのが見えた。
 ……猪口才な。まず、こやつらから黙らせねばのう。

「HAMAN」
 わしが許した音のみが伝わる、絶対沈黙の結界があたりを包む。
 これで魔法の使い手どもは無力化できた。
 MONTINOでも良かったが、まあ、確実を期すためじゃ。
 同時に、わしの体から生命力の欠片が抜け落ちるのがわかる。
 わし程の術者ともなれば微々たる損失に過ぎぬが、この程度の相手に使うのはやはり惜しい。
 結局、代償を支払うはめになってしもうたのう。

 沈黙の帳の中で、先頭に立つ男がいち早く反応を見せた。
 迷いなく剣を振り上げる。
 さすが、それなりに経験を積んだ冒険者じゃな。
 ……などと冷静に考えている場合ではない。
 男の剣がわし目がけて真っ直ぐに下ろされる。
「げええっ」
 背中に叩きつけられた強烈な斬撃に、ついついカエルが潰されたような声を漏たしてしもうた。
 痛い、痛い。
 本当に手加減がないわい。並の赤ん坊なら挽き肉になっておるところじゃ。
 ところがどっこいわしは並の赤ん坊ではない。
 見た目は赤子、中身は大賢者。
 リルガミンで、いやさこの世界で最強の赤ん坊といっても過言でないじゃろう。
 その辺の戦士の一撃なぞ気合で止めてみせるわい。痛いけど。

664 :若返りの泉 (11/12):2009/01/27(火) 21:25:29 ID:hz2tI4IA
 じゃが、これでこちらも本気になれるというもんじゃ。
「TILTOWAIT」
 凄まじい爆発が起こる。
 男どもは吹っ飛び、両脇の建物の石壁が砕け散る。
 HAMANのおかげで音はしないが、大惨事じゃ。
 よく考えたらLAKANITOあたりでもよかったかのう?
 
 男たちは焼けただれ、粉々になった鎧を身に食い込ませながらも、なおも立ち上がる。
 まあ一発くらいでは足りんじゃろうと思っておったわい。
「TILTOWAIT」
 ええい、もう一つおまけじゃ。
「TILTOWAIT」

 やがて、巻き起こった粉塵が落ち着き、見通しが晴れる。
 裏路地にはもはや動くものはなく、
 見るも無残な五人分の死体のみが転がっていた。
 やれやれ。
 わしはマディを唱え、背中の傷を癒す。
 瓦礫に埋もれた石畳の上を難儀しながら這い、背後の女忍者へと近づいた。

 女忍者はシーツにくるまれたまま、傷一つなく、穏やかな寝息を立てていた。
 それだけ確認できたので、わしは背を向ける。
「朝になって人が来る前には、目を醒ますんじゃぞ」
 と、言っても聞こえぬか。
 さて、わしも身を隠さねばな。
 また妙なことに巻き込まれるのはごめんじゃ。

 *  *  *

 早朝の薄明の中、女忍者は目を醒ました。
 そして直ぐ、あの赤ん坊の姿を探す。
 だが、周囲には瓦礫と、かつて「仲間」であった者の骸が横たわるばかり。
「あれは……夢、だったのだろうか……?」
 一人呟く。
 いや、そんなはずがなかった。
 沈みゆく意識の中で、確かに女忍者は自分を守って戦う赤ん坊の姿を見た。
 あれは現実だった。自分がこうして無事生きていることが、何よりの証拠だ。

 そう、自分は仲間に裏切られたのだから。
 女忍者の目が物言わぬ骸たちの上に留まる。
 地下に潜るための、互いを利用し合うだけの結束だったのはわかっていた。
 それでも、彼女の幸薄い人生の中で、初めて対等に付き合えた仲間たちであった。
 悔しくもあり、悲しくもある。

665 :若返りの泉 (12/12):2009/01/27(火) 21:26:12 ID:hz2tI4IA
 だが、思ったほど喪失感はなかった。
 裏切られた後の出来事が強烈過ぎて、そうした複雑な感情は吹き飛んでしまっていたのだ。
 あの赤ん坊はいったい何者だったのだろう?
 地下迷宮で拾った赤子が、自分を救ってくれた?
 MALORにHAMAN、おまけにTILTOWAIT三発?
 あり得ない。あり得ない。
 いくらなんでも荒唐無稽だ。誰に話しても信じてはもらえないだろう。
「……は、は、は……はははっ、はっはっはっは」
 気がつけば女忍者は腹を抱えて笑っていた。
 なんだかもう、出鱈目だ。
 笑いながら、女忍者は、もうあの赤ん坊と会うことはないだろうと確信していた。

 ひとしきり笑うと、すくと立ち上がる。
 もう、この街にはいられなかった。
 この惨状が警備兵に見つかったら、自分も取調べを受けるだろう。
 それはまずい。なにしろ、正直にあったことを説明しても、信じてもらえないだろうから。
 街を出る。それならば、冒険者もやめるということになる。
 どこか別の場所で、別の生き方を探さなければならない。
「『私には、これしかできない』か……」
 確かに、最初はそうだった。他に選択肢はなかった。
 でも今はどうか。
 力を身につけた。多少の金貨もある。
 もっとマシな、別の生き方ができるのではないだろうか。
 仲間に裏切られ、自分を地下に繋ぎ止めていたものがなくなって、何か吹っ切れてもいた。
 不安はある。しかし、未練はない。

 とりあえず宿に戻って、服と財産を取ってこなければ。
 そう考えて、女忍者は一歩を踏み出す。
 その顔には晴れやかな微笑さえ浮かんでいた。

 *  *  *

 去ってゆく女忍者を、物陰から見つめているものがあった。
 だぶだぶのローブに身を包んだ、赤ん坊。
 その唇から、奇妙に老成した、満足げな言葉が漏れた。
「その若さでその美貌なら、地下迷宮より似合いの場所は、きっとあるはずじゃよ」
 そして、小さな手を伸ばし、女忍者の背中に向けて静かに聖印を切る。

「若人に祝福(カルキ)あれ」



(おしまい)


666 :名無しさん@ピンキー:2009/01/27(火) 21:34:54 ID:5jwQ0A5A
GJ
一応エロいと言えばエロいけど、何か妙にいい話だw

667 :名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 01:26:37 ID:WW8bGxHs
GJ
なんだかんだいいつつMALORでストーキングしてはキャンプ中の寝込みを遅い
KATINOで熟睡したところを上も下も弄りたおして睡眠アクメさせまくり
性感帯探索&開発しまくりで
くのいち本人が気づかぬままにカラダだけ自分の虜にするエロ赤ちゃんを妄想した。

自分の養育&肉奴隷&移動用に別の女キャラを虜にしたりもするんだろうな(;´Д`)ハァハァ

でも赤ちゃんの振りしてセクハラという美味しいシチュは
おっぱい弄り&吸い放題、いっしょに入浴すれば裸ガン見し放題ではあるが
下の方に手を出すとバレて赤ちゃんの振りプレイ終了しちゃうジレンマが痛し痒しですな

離れられないくらい親密になったところで悪霊に取り憑かれたフリして
相手が赤ちゃんに手を出せないのに付け込んで存分にエロいことしまくり、
気が済んだら悪霊が一時的に沈静化したふりをして赤ちゃんプレイ再開
相手がありもしない悪霊の祓い方を求めて右往左往するのを横目に
のんきにセクハラ生活をエンジョイするエロ赤ちゃんも妄想したw

668 :名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 05:02:36 ID:Dpe2NqR1
GJ
てかまさかこんなシチュが出てくるとはおもわなんだww

669 :名無しさん@ピンキー:2009/01/28(水) 05:57:57 ID:fYtIYKxr
GJ!!
ニンジャが赤ん坊を背中に背負ってダンジョン探索する子連れ狼が発見されるのは何時ですか?
カッコいいななんか



670 :名無しさん@ピンキー:2009/01/29(木) 04:02:47 ID:gEzsJ1UK
最初はただのエロジジイかと思ったが、最後で見事に化けてくれた!
爺さん、あんたかっこいいよ!

671 :名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 12:52:15 ID:Rt4PGy80
ありー…

今eraやってるんだけどマルクダがどうやっても反発LV2ついちゃうな

かなり前のバージョンでやったときはつかなかったような気がするんだが…
(否定の玉溜めまくるの覚悟で従順、欲望を各LV1にしてから
潤滑を上げまくってからA愛撫で反発LV2がつかなかったような…であとはA絶頂)

今やってたら何故かつくんだぜ…なんでだろ
マルクダで反発LV2消すの無理くせぇw(時間的に)

従順4に上げるのに恐怖の玉16000って何の冗談だよw

672 :名無しさん@ピンキー:2009/01/30(金) 19:15:07 ID:wIUKDnoX
触手召喚→即戻し→ローションorアイマスクのローテで
調教1回あたり恐怖の珠1000個は稼げるんで、
相殺分合わせても調教18回かそこらで従順4に出来るよ。

以前の回復呪文使い放題のverだと、30日くらいで
売値900万弱まで仕上げられたな。
今のverだともうちょい掛かるかもしれないけど、
エンド条件満たすくらいなら、さほど掛からんかと。

673 :285:2009/01/31(土) 00:32:17 ID:APqyr9a3
 ちょっとだけ口上追加したよ
era2190.lzhとしていつもの所に上げました〜

674 :名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 01:03:08 ID:EnyNpHhM
>>673
報告を見る前に見つけて落とした俺参上。
乙。

675 :名無しさん@ピンキー:2009/01/31(土) 01:19:40 ID:venLp4zJ
良れす

676 :名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 04:05:24 ID:rcINZ8Pj
今さらながらジジイの良い人っぷりとカッコよさに嫉妬
でもジジイと忍者のその後もちょっぴり気になるな

677 :名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 18:03:46 ID:N3vqC7bt
若返りの泉に入っているとたまに死ぬ機種ってなんだっけ

678 :名無しさん@ピンキー:2009/02/01(日) 21:29:27 ID:UVz7Q9gP
保管庫が更新されなくなったな。

679 :名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 00:16:21 ID:spKPqu5A
>>677
効果は全機種共通じゃない?
毒とか麻痺とかランダムでくらううちの一つが、
一歳若返るかわりにIQとPIETYが1ずつ減るというもの
で、それぞれ3まで下がってて泉に入ると死亡
・・・まあ某所の受け売りなんだけどさ


680 :名無しさん@ピンキー:2009/02/02(月) 08:58:38 ID:F2yhrENr
保管庫の中の人は相当忙しいのかねぇ

681 :名無しさん@ピンキー:2009/02/03(火) 23:39:57 ID:M1zQXJiT
はじめてCDSのオープニングを見たんだが・・・
ヴィ・ドミナってヤバイな、エロかわい過ぎる

682 :名無しさん@ピンキー:2009/02/04(水) 23:42:37 ID:s5lKifjP
>654-665

おお…
チンポ握り締めた右手が寂しそうだが、どうでもいい

あんた、wiz好きだね!?
もちろん、俺も知ってるよ。つか、大好きだよ。

このスレ、いいじゃねえか。
久しぶりにリルガミンに出張してくる!

683 :285:2009/02/08(日) 21:59:32 ID:M+4X4+pr
 ちょっと思いついて機能を作ってみた。
娼館経営ってあってもおかしくない機能だよね?
まぁ、バランスとかは怪しいが。
なんか意見もらえると助かります。

era2316.lzhとしていつもの所に上げました〜

684 :573:2009/02/10(火) 23:55:21 ID:Q4/mROAs
>>683
乙!

実は自分も似たような機能を作ってみたんだけど、
上げるのを躊躇しているうちに先を越されてしまったんだぜ(笑)

自分は条件を売却可能な非処女にしてた。
初物を売りに出す、というのはもげるシチュエーションだけど
反発刻印の処理を考えだすと行き詰まって逃げた。

娼館建設は無しで、顔見知りの娼館にアウトソーシングって設定。

元娼婦は売却価格が半減する事にもしてたな。

いろんな客がいるってイベントは考えつかなかった。これは面白いね。

それにしても丸2日反応無しとは、やっぱみんな遠慮してるのかなぁ。
避難所にスレ立てて思い切り趣味を垂れ流したいなぁ、とかちょっと思う。

685 :名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 10:31:10 ID:xNDb4A9j
俺はヌくのが忙しくって書き込むヒマがなかった。

686 :名無しさん@ピンキー:2009/02/11(水) 12:40:07 ID:JPsxFksa
おれは○クダさんの反発刻印LV2と悪戦苦闘してたので出来なかったぜ…

ちょっとやってくる!!(○クダさんはあきらめたw)

>>684
このスレでもいいんでないかなー

687 :保管庫:2009/02/13(金) 00:15:02 ID:qH8C8N0z
更新が遅れるどころか放置になってしまい、すみません;
ようやく今まで投下されたSS分をまとめてupできました。

相変わらず主観でタイトル付けや小ネタ拾いなどやっておりますが…
このSSが抜けている、とか、いや少しは空気読もうよ、など思われる部分ありましたら、
お手数ですがご指摘お願いします。

eraファイル関連については、
現状>>285様を初めとする多くのera職人様方によって多数のファイルが派生しており、
まとめるとリンクのみでもコンテンツ内が肥大してしまう為、
各自でスレ内を検索して入手してもらうような手配としました。ご了承下さい。

尚、サーバメンテナンスのため、
本日、明日のよいち放送後のAM2〜8時にかけて、
保管庫にアクセスできないタイミングが発生します。
その際はミラーサイトをご利用下さい。

688 :名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 00:31:17 ID:VTK+nsXw
おおー、復活なされたか。
お疲れさまでございます。

689 :名無しさん@ピンキー:2009/02/13(金) 00:40:38 ID:P4ccucEZ
お! 大量更新お疲れ様です。
てか明日のよいちかよw

690 :名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 03:02:38 ID:g/XsEzCp
erawizエンドレスモードでも90日目にエンディングになるのは仕様?

691 :名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 17:27:01 ID:boMkiLbb
>>683
おーし、やっとやってみたっす(といっても触り程度ですが)

とりあえず処女の助手を行かせるとバッチリ喪失するのが芸が細かいとおもいました

んで、個人的好みだと
恋慕がついてたりすると行かせる前にセリフがあって
(「ご主人様だけにおつかえしたいのです〜」みたいな)
それでも行かせる、行かせない。なんかの選択肢があったり

行かせるにしても本番おkかどうかの選択(本番おkの方が高いけど
喪失したりする)があったりすると面白いかな〜と思ってみたり

金額やバランス面なんかはまだそれほどやってないのでなんともいえないっす


話はずれますが、今はコメントアウトされてるアイテム「ビデオカメラ+テープ」
も適当に名前を変えれば登場させても違和感がない?(記憶の水晶とか)
ので嫁を一人たりとも売りたくないぜ!っていう俺みたいな独占厨にもオヌヌメかも
しんないっすねw
アイテム名変えてやってみようかな


692 :名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 17:32:50 ID:zRvPbuGu
>>691
俺もその機能が欲しいなと思ってた。
ビデオカメラは記憶の水晶とか記録の鏡とかで、テープは宝石の袋あたりでどうだろう?
LoLのアイテムだけど、テープみたいに安く使い捨てられそうな価格+魔法映像記録媒体っぽいイメージで。

693 :名無しさん@ピンキー:2009/02/14(土) 20:33:53 ID:U6whd7z+
>>692
海賊がやたら「宝石のふくろ」を落としまくるのはそういう訳かw

694 :名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 00:41:24 ID:HY2+L0Sx
eraWIZはビデオ撮影が無いせいで、資金繰りには苦労するな。
今回の娼館パッチはその点を改善できる方向で調整したらどうだろう。
現状だと珠の入手量が多い反面で収入は少なく、資金源としては心許ない。
どちらかと言えば簡易調教機能のような印象。

ただビデオ撮影並みの収入が得られるようになると、
奴隷商人が奴隷を売らずにクリアできてしまうようになり、それもどうかと思う。

普通にプレイする分には序盤から中盤にかけて有力な資金源となり、
でも娼館からの収入だけでは目標金額達成は困難、というバランスがベストかなぁ。
ものすごくがんばると娼館エンド達成、なんてのも面白いかも。

695 :名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 01:01:01 ID:kDEihDrt
ツンデレだけでなくてヤンデレとかクロデレもほすぃ

696 :名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 01:38:30 ID:t2eYcTvm
>>695
クロデレって何だ?

697 :名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 01:41:13 ID:p2Cyv8US
普段はクローリングケルプだが、仲良くなるとデレ

698 :名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 03:00:21 ID:9jUEKng7
海草系ヒロインっすか…

699 :名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 07:34:33 ID:64QlJ5Ne
カオスエンジェルとかドラゴンナイト2みたいなタイプのゲームならアリだな。

700 :名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 18:32:24 ID:X9/jOWug
いやぁ、なんぼなんでも植物はちょっと…。

…ドライアードやアルラウネでも平気で萌えられる人間もいるのに
何を今更って話だなw
よし、じゃあまずはクローリングケルプを擬人化イラストする作業に戻るんだ>>697

701 :名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 18:59:41 ID:xbDN+D9N
一瞬角二のモン娘スレ開いたかと思った。

702 :285:2009/02/15(日) 21:14:21 ID:hSBrrkqT
>>684
 元娼婦は売値半減ですか。
それはいいですね。
反発刻印は忘れてた‥‥処女時のみでもつけようかな?

>>ビデオ
 eratohoのビデオってちょっと儲かりすぎるんですよね。
あの半分くらいで‥‥まだ多いか。

 娼館をアレの代わりにするとなると、確かにもうちょい儲けが大きくならないとダメですね。
しかし、娼館エンドって言うのは確かに面白いです

>>695
 当方ヤンデレは良く理解しておりませんので、口上やデータ化が困難なわけですが。
誰か作ってくれると嬉しいですね。

海藻は‥‥その、なんだw

703 :名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 21:31:51 ID:64QlJ5Ne
海藻はともかく、魔物娘系のキャラはいいかもな
フェアリーとかハーピーとかメロウとか

704 :全裸忍者スキー:2009/02/15(日) 21:42:45 ID:wj0pBudg
随分久しぶりの書き込みとなるのだが、eraWIZの雛形は東方シリーズのeratohoなのは誰でも知っている周知の事実。
その東方の同人誌で、最近冬コミでBococho-farmから『ドリルフィ○ルド』という新刊が出た。
で、その本の内容に触発されて、現在新しい話を執筆中(内容は裸忍者主体)なのだが、完成したらここに投下していいだろうか?
話自体はパロディ的な意味で女キャラの名前を東方キャラのから参考にしている以外は、eraWIZともeratohoとも関係ない普通のwiz話になるんだがOK?

705 :名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 22:15:40 ID:BOctHeUd
どうして普通のwiz話をここに投下したら駄目という発想になるのか小一時間マバディ

706 :全裸忍者スキー:2009/02/15(日) 22:20:20 ID:wj0pBudg
つまりオッケーということですね?
じゃあ完成したら早速投下しますので少しお待ちください。

707 :名無しさん@ピンキー:2009/02/15(日) 22:33:31 ID:gIjMOhLM
裸忍者関連で一時期荒れたことがあったから気を遣ってるんじゃないだろうか

俺は楽しみに待ってるよ >職人さん

708 :名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 00:51:51 ID:NtcjBAHz
>小一時間マバディ

マバディは一回喰らったら
二回目以降は意味なくね?w

それはともかく、問題ないだろ。他のスレならともかくWIZスレで
キャラの名前がどっかで聞いたようなのだったからって文句言うヤツはおらんと思うし。
つーかeraにまるっと興味ない人もいますので是非とも普通のSSも下さい。

709 :名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 06:05:40 ID:Y51hevHH
いや、あるんじゃね?
マバディってHP1桁にするんだよな

つまり1〜9なわけだ。1回目に9がでても2回目で8になるかもしれないし、変化無し(また9)かもしれん
でも小一時間書けておけばほぼ確実にHP1だな

真性のドSだなw

>>704
いいと思うぜ〜。期待しちょる

710 :名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 14:47:29 ID:jmKRLVwJ
資金的な意味じゃなくて、羞恥シチュの一環として撮影が欲しいっていうのは少数派かな?

711 :名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 22:25:04 ID:qinZysgf
>>704
Bococho-farmのサイトでその本のサンプル見てきたけど吹いたw
あれじゃ裸忍者改めドリル裸忍者だよw

712 :名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 22:46:31 ID:vSMBOREx
裸忍者の話題はとりあえずやめるということで賛同はしたが、
あのときとりあえず半年とか一年とか期限を決めなかったのは失敗したなあ…

713 :573:2009/02/16(月) 23:22:49 ID:4go4eUX0
285氏とは別に作っていた娼館パッチを眠らせるのはもったいないと思って
>>684と合成する形で新パッチを作った。

アップしようと思ったら era2385.lzh(erawiz娼館パッチ追加イベ)が発表された。
こりゃ凄い、と正直感動した。

おそらく285氏はバランス調整作業をしていると思う。
2385の作者氏も、285氏のパッチと統合作業をしていると思う。
だからこのパッチは混乱を招くだけで意味のない物だと思う。
でもまぁ、誰かの役に立たないとも限らないし、せっかくだから公開してみる。
試用してくれる奇特な人はその辺の事情を酌んで欲しい。
無視されても泣かないんだぜ。

以下、285氏のパッチとの相違点。

・娼館を建設しなくても売春できる
・でも建設すると収入が1.5倍に
・その代わり建設費は高く設定($25,000)
・売春できるのは売却可能な非処女
・1日に複数の客を取る(事が多い)
・客の嗜好と奴隷の能力で収入や珠が変化
・売春中かどうかのチェックには、諸般の事情で CFLAG:51 を使用
 (いやその、平行して作っている別のパッチで CFLAG:10 を使っちゃって…)

以上。色々スマン。

714 :名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 23:24:16 ID:xjbmQpA9
嫌いな人が暴れだすからNGだわな。

まあ裸忍者はキャラが立ち過ぎるから、他が霞むしな。


715 :名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 23:27:44 ID:NIhCz2uh
裸忍者人間
裸忍者エルフ
裸忍者ドワーフ
裸忍者ノーム
裸忍者ホビット
灰化忍者エルフ

六人合わせて裸忍者戦隊ハダニンジャー!

716 :573:2009/02/16(月) 23:35:47 ID:4go4eUX0
>>713に書き漏らし。

・娼婦経験者は売却価格が半減

最後に、一応今更念のため。
このファイルは誰がどう使っても(使わなくても)全くの自由。

717 :名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 23:55:00 ID:qinZysgf
>>714
NGはいくらなんでも横暴だからそろそろ解禁してもいいと思う
裸忍者好きの人達だってこれまでの間自重してくれてたし
なにより話題が増えるのはいいことだから自重すれば大丈夫かと

718 :名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 23:56:49 ID:qinZysgf
自重すれば大丈夫→気をつければ大丈夫
書き込みミスすまん

719 :名無しさん@ピンキー:2009/02/16(月) 23:58:09 ID:NIhCz2uh
むしろ騒いでた側は何だったの? とは思う
あれは

720 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 00:22:53 ID:rMzmyaZ6
裸忍者を前提扱いにするというか
「忍者は裸がデフォ!服来た忍者はおかしい、間違い!」
みたいに声高に叫んだりしなければ個人の自由じゃないかな。
嗜好の住み分けはどこのスレでも当たり前だしね。

721 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 00:51:55 ID:fEcJ5I69
まぁ、一時期裸ニンジャ、裸ニンジャ
と狂ったようにレスしてた奴がいたからなぁ

アレのせいでスレの空気が悪くなり、それに反応した
反裸ニンジャ派との泥沼の戦いがw

過度に声高にならなきゃ何やってもいいとおもうよ。Wizスレなんだし

722 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 01:03:04 ID:x3HrkSey
ドワーフ×ノームとか
ラウルフ(ケモノ度80%)×フェルパー(ケモノ度80%)とか
ストラングラーバイン×ストラングラーバインとか

723 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 01:08:47 ID:tzQBmDZa
最近植物が人気だな

724 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 02:10:37 ID:eMvOxbyb
http://erafiz.orz.hm/up/index.php?mode=dl&dfile=era2398.zip

>>285
upしましたので報告します。
再配布許可ありがとうございました。

>>713
取れる客の数が変動…お茶引きにお仕置きとかできても面白そうです。
現代日本ほど風俗も細分化されてなさそうですし、かなりカオスな場所ではないかと。
つってもたぶんそのへんの公式設定がないので妄想の域を出ないのですが…

>>723
蟲萌えの時代到来も近いと思います。

725 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 09:25:12 ID:pv0ZqiEa
今にして思えばあの裸ニンジャ騒ぎも
わざとやってる感あったからなぁ…
裸ニンジャ信者もアンチも煽ってた荒らしの自演だった気がするわ

726 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 14:03:40 ID:TCaWN+Hd
この流れなら言える。


BCFの舟渡カロンは裸ローブだって信じてる

727 :285:2009/02/17(火) 20:59:35 ID:1jgC712c
>>724
 乙です。
早速見させていただきました。

こちらは現在もう少し収入を大きくしつつ、珠の入手にTALENTがより反映される方向で修正中です。
完成しましたら、こちらのパッチを最初から組み込んだ形でupしたいと思いますが、宜しいでしょうか?

728 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 21:04:41 ID:XuDuLQ7t
>>710
それはすごく分かる。「公開」ってなんかそそるよね。

729 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 21:55:37 ID:uUFL26V6
そういえば、「ビキ ニンジャ」っていう端から見るとかなりアホっぽいメディアミックスが最近ありましたな。
正当ウィズ好きにはとても許容できませんな。

730 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 22:01:16 ID:x3HrkSey
#1〜#3の登録・転職したてのキャラはみんな全裸じゃん

731 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 22:16:21 ID:9ZrsNkeG
アイテムの所有制限もあるので
全裸はデメッリトではなくメリット

732 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 22:43:05 ID:rMzmyaZ6
>>730
全裸忍者が嫌っていうより、むしろその「装備なし=全裸」が嫌がられてたんじゃないの?
wizだし解釈はプレイヤー次第だけどさ

733 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 23:09:01 ID:iKevAI+4
自分の脳内だと女だけ全裸っていう設定になってる
何故なら女の全裸は避弾経始性の優れたフォルムをしており、色仕掛けの効果もあるから
くノ一(くのいち)は忍者の隠語で女性のことを指し、仕事のしかけに女性を使うことをくのいちの術と呼んだ
女忍は、主に力一辺倒では太刀打ちできない相手に対して下女などと偽って送り込まれ、機密情報の収集や暗殺などを請け負った
そのため、全身黒ずくめの忍者装束を着て男忍と同じような任務に就くことは、実際にはほとんどなかったらしい
だから忍者の女は全裸であり、男の場合はゲームに登場してる敵忍者と同じ姿をしてる

734 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 23:17:18 ID:Ca6pc+zq
とにかくフェレーラさんを全裸でお待ち申し上げております

735 :名無しさん@ピンキー:2009/02/17(火) 23:42:11 ID:x3HrkSey
>>732
そりゃねえ……

#6やディンギル辺りだと足防具付けてないと裸足ってことになってるんだよね

>>733
脈絡無いけど#5のクローン思い出した

736 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:01:37 ID:AXThR0VR
>>727
OKですよ。親パッチの調整にあわせて数値の変更などありましたら遠慮なくどうぞ。
私はどうしても「献身的」を贔屓する癖があるようです…

>>735
「うまごや」で藁にくるまって寝る裸足の女僧侶とか最高だと思います。

737 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:23:34 ID:OwGNo7U/
>>735
だからって服まで裸なのは極端だろ。
自分のイメージでは裸、って人まで否定しないけど、こういうのはちょっとうざい。

738 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:26:35 ID:3OUWwqJG
>>737
主張しすぎはどの意見でもウザイ。おまいも自重しる。

739 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:29:03 ID:KHFWDu22
おっぱい星人とひんぬー教徒の争いに似てるなw

740 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:30:36 ID:7nG2u/i6
>>736
自分は逆にサンダルかバスキンだけ履いて後は全裸ってのが好きかな
特にラウルフかフェルパーの


>>737
ちょっとマダルト喰らって頭冷やしてこい

741 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:33:12 ID:h59c6mxM
だから全裸信者は嫌なんだよね

742 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:38:31 ID:1A/fJZy6
>>740
サンダルやバスキンは分類ブーツだからな・・・
問題は分類が鎧(下)であるゲートルだ
ゲートルをつけるとズボンが穿けない
下半身がゲートルだけってそりゃお前どんな羞恥プレイだよ、ていう

743 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 00:46:55 ID:7nG2u/i6
>>742
しかも普通に初期装備になってるからなw
バルキリーは上半身鎧扱いのホルターだし

744 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 01:04:07 ID:OwGNo7U/
俺は別に全裸自体はいい、むしろ作品としてはそういうのも楽しんでる。

ただ>>735
>そりゃねえ…
って、変に上から目線なのが気になった。
本人はそういうつもりはないんだろうけど、すごく全裸押し付けに見えるから。

745 :全裸忍者スキー:2009/02/18(水) 01:05:02 ID:NEdAKh5S
以外に裸忍者好きの多くて嬉しい限りです。
でも裸忍者好きの方もそうでない方も節度ある会話は忘れないように。
>>734さん、私も孕ませダンジョンの続きを楽しみにしている者の一人ですよ。
小説はもう少しお待ちください。

746 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 02:42:18 ID:5q+XKmYa
世界にもっと寛容さがあれば平和になってたのにと思わせる会話だな

747 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 03:30:27 ID:izGRns+H
宗教の違いは戦争の原因として最も多いものの一つだからねぇ

748 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 06:22:10 ID:PUowjcTc
けちな はいきょうしゃめ

749 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 07:40:31 ID:abZCHLjl
>>744
とりあえずそっちの書き込みも単なる煽りにしか見えないことに気付こうな
さすがに神経質過ぎるぞ

>>748
でていけ!

750 :名無しさん@ピンキー:2009/02/18(水) 19:52:30 ID:1LWOSDBv
このさきは いわぬがとくさく さもなくば


      荒れのなかにいる

751 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 00:14:43 ID:B8AAtGr7
前に荒れた時っていうのをリアルタイムで知らなかったから想像がついてなかったんだけど
なるほど、これは職人さんが気を使うね…

もうテンプレに

ウィズは想像力のゲームです、他人のイメージが自分と違うlことを糾弾したり
自分のイメージを正当化しようとすることはやめましょう

とでも入れるか?
裸ごり押し信者とか裸狂アンチとかが沸いたら「>>テンプレ」だけ返せるように。

752 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 00:22:31 ID:fdtfxyL5
裸忍者は一律禁止でいいんじゃねーの?
”裸忍者”ってキーワードが嫌いな人がいるんだし。

「忍者はそうじゃないんだよ」って理由で反発するのもいれば、
「女君主が霞むから嫌」みたいな理由で叩くのもいるし。
簡単にエロとギャグが両立出来るから嫌うって人もいるでしょ。

裸忍者厨とかアンチとか飛び交うぐらいだったら、止めた方がマシ。


753 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 00:30:43 ID:LUJEnpee
そうやってって皆が萎縮して何もできなくなって消えたスレはこの板でも多いしなw
そういう手口のスレ潰しの愉快犯もいるし。

華麗にスルーが一番さ。


754 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 00:47:35 ID:dGmje4iR
今回はアンチが過敏反応しただけだな
正直わざわざ荒れるような言い方をしている辺りも意味不明過ぎる



つまりボーパルバニーは俺の嫁

755 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 01:26:48 ID:kYwS2nYZ
>>754 クリティカルされないように気をつけてな

756 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 01:48:48 ID:WKsKQV9P
気に入らないネタはスルー、2chの約束だもんな。

757 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 02:43:33 ID:wrzR0BSu
・原作の事柄をどう解釈するかは個人の自由。自分の解釈をごり押しするのはNG。
・気に入らないネタは各自スルー。他人のネタを批判するのはNG。
・見たい人が見やすいように、見たくない人がスルーできるように注意書きがあるとなおよし。

要するにこういうことだよね。

758 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 03:01:02 ID:xqJVi5HG
ボーパルバニーは鍋にするとおいしい

759 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 07:54:41 ID:zWmxVupF
>>737だけど、ちょっと言い過ぎたかもしれん。すまなかった。

760 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 07:57:20 ID:xFWg/7VF
いくら原典のカシナートの剣は切れ味のいいハンドミキサーなんですって言われても
そうじゃなくてなんかかっこいい剣なんだよ! って解釈するのは自由だもんね。

761 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 08:38:36 ID:SY8lMMJb
そうそう、ボーパルバニーはウサギじゃなくバニーガール(死語)で
くびをはねるのは○○○の隠喩だとか解釈するのも自由。

762 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 09:04:53 ID:kYwS2nYZ
>>761
その解釈は微妙に斬新だ

763 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 11:47:52 ID:gh/jgTkD
じゃあクリーピングコインはコイン2枚で申し訳程度に胸を覆い
ピンクのク〇を晒した少女で、火を吐いてもダメージゼロなのは
ほっぺが火のように赤いことの暗喩で
倒してもあんま金持ってないのもコイン2枚だからと解釈するぜ

764 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 13:09:49 ID:dGmje4iR
外伝4のクリーピングコインなら乳首が穴から飛び出ちゃってる

765 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 15:06:53 ID:gh/jgTkD
スケルトンは「(スケルトン仕様の装備をつけた)少女」

呪われた全部丸見えの鎧のせいで街にいられず、
人目を避けてダンジョンで暮らすことを強いられている
僧侶が呪いを解くと晴れてただの全裸少女に戻り、
歓喜の声を上げながらパーティーの前から消えさります。


766 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 16:23:27 ID:luy+gHM2
ここの住人はなんでこんなにハイレベルなんだ?w

767 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 18:19:32 ID:pWm+DNH2
延々と迷宮に潜ってどっかいい感じにイカれてっからだよ(笑)
すげー好きだがなここのセンスおまいら愛してる

768 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 18:55:14 ID:C/ZnsyUJ
クローリングケルプはあの塊の真ん中のところにアクアミネラリみたいな女の子がいて操ってるんだな。
ストラングラーバインはよく見たらまだフェアリーとして単独行動できない小さい妖精が座ってる。
ビーナスマントラップはもちろん、ビーナスみたいな布きれ一枚の妖精があの中に入ってる。

769 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 19:08:53 ID:PrDCW7A8
やっぱり3のピクシー(ようせい)の細い手足をバキバキに折ったり、
小指挿入して強制破瓜させて白目剥かせて悶絶させたりして弄ぶヘンタイ美形糸目プリースト♂がいいです!

770 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 19:25:42 ID:dGmje4iR
>>766
更にこれらをドワーフやムークに脳内変換する猛者も

771 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 19:34:20 ID:CZPsFnzX
ドワーフはもう「ムチムチ小柄」「ロリ巨乳」がむしろ一般的イメージになってきてるからなあ。

772 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 20:05:19 ID:rWkkCUm9
>>771
そうなのか…?
リネ2あたりのドワ子はそうだが、流石に一般的にはひげオヤジじゃねぇの?ドワーフ

773 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 20:07:51 ID:CZPsFnzX
>>772
女の場合は、な。男はまだヒゲのオッサンが多いと思うよ、
でも男でも昨今は「ショタジジイまでは行かない少年ジジイ」みたいなのも増えてきてる。

774 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 20:11:42 ID:PdeFeDsN
男はヒゲジジイ、女はロリ巨乳。
ドワの通常の夫婦生活って人間から見ると相当な絵面だな。
いや、他人の夫婦生活を見るって時点でアレだが。

775 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 20:14:06 ID:dGmje4iR
Wiz#6のは18〜20と言う年齢設定にも関わらず顔はおじさん・おばさん・マッチョしか居なかった

776 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 20:22:50 ID:zZ1JIsp5
最近は洋物ですらさすがにヒゲ女は少なくなったからな。
日本に至っては男さでえエグザイル程度のヒゲのマッチョ男前が出現してる。

777 :573:2009/02/19(木) 20:29:16 ID:wAgVh0yN
いつものところに「eraWIZを大胆に改変するパッチ」をアップ(era2424.zip)。
改変が多岐に渡り、セーブデータにも手を加えるため、使用前のバックアップ推奨。
バグ報告などよろしくお願いする。

以下、主な改変

・各キャラクターにレベルを設定
・素質57の「回復魔法」を削除
・素質118の「支援魔法」を元の「鼓舞」に戻した
・各キャラに職業とレベルに基づいた魔法の使用可能回数を設定
 (これにより低レベルでは魔法が使えないキャラが存在)
・僧侶魔法にDIOS・DIAL・DIALMA・MADI・DI・KADORTO、魔術師魔法にKATINOを実装
・戦士には素質「鼓舞」を付与
 (戦士を助手にするメリットが何もなかったため)
・各キャラに年齢と誕生日を設定(現在は単なる飾り)
・以上の点はキャラコンバーターを自動実行しているので、旧セーブデータも使える…筈。

・オープニング、ショップ画面を本家Wiz風に格好良く!(←私見)
・ショップを「隠れ家」と「ボルタック商店」に分離
 (隠れ家では調教と素質の取得を、商店ではアイテムの購入を行う)
・ボルタック商店では昼夜で売っているアイテムが変わる
・商店の一部商品は在庫数が限られている
・ショップ画面での選択番号を変更
・助手による調教時に戒律による相性を設定
 (善同士・悪同士は良好、善悪の組み合わせは不良、中立は影響なし)

娼館関係は285氏のera2316に、724氏の追加イベントを導入した状態。
このファイルは例によって誰がどう使っても(使わなくても)自由。

(…でも今回は無視されるとちょっと泣くかも)

778 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 21:05:42 ID:PdeFeDsN
年齢のパラメータに強烈な背徳感…生成時の最低が14歳で、若さのアンク使って-1……
なんか、嫁と100まで添い遂げたくなったw

779 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 21:11:49 ID:86L6Ph/Z
>>777
画面レイアウトがいいね!雰囲気がバッチリだ。

780 :名無しさん@ピンキー:2009/02/19(木) 23:04:16 ID:SCW45+c3
>>777
今後の展望
・購入時の年齢によって素質に変化を付けたい
・恋慕の付いたキャラを迷宮探索に出してレベルを上げられるようにしたい
・運が良ければアイテムや奴隷候補を回収してくるようにしたい
・魔法の種類を増やしたい
・アイテムの種類も(ry

すばらしすぎるです・・・wktk


781 :全裸忍者スキー:2009/02/19(木) 23:05:10 ID:xslSHFCy
小説の前編が完成したので投下します。
なお、この話では某作品と同じ名前を持ったキャラが登場しますが全て他人の空似です。
本人ではありませんのでそこのところはご了承した上でお読み下さい。
詳しくは>>704を見てください。
苦情の類は控えてくださるようお願いします。

782 :ドリルクノイチーズ参上! 前編:2009/02/19(木) 23:07:48 ID:xslSHFCy
エセルナート首都リルガミン、別名冒険者の集まる街。
地下にあるワードナが作った巨大な迷宮は数百年経ってもその全貌が明らかになっていない。
それは入るたびにランダムで迷宮内の構造が変わるエリアがあちこちにあるからだ。
例えるなら某不思議のダンジョンシリーズと同じと言えばわかるだろう。
まるで生き物のようにめまぐるしく変化する迷宮は冒険者達を飽きさせる事はない。
迷宮は冒険者達を呼び寄せ、彼等によって迷宮からもたらされるアイテムと金はリルガミンを豊かにした。
災い転じて福となるとはこのことである。



その迷宮を進む男1人と女3人からなるパーティがいた。
唯一の男性である少年『ヨシツネ』は一目で忍者とわかる忍び装束を身に纏い腰に刀を差している。
一方3人の少女達は何も身に着けていない、なんと全裸の姿である。
いや全裸というのはおかしいだろう。
紫の髪の少女『イク』は触角のような飾りのついた帽子にブーツと羽衣を。
緑髪の少女『ヒナ』はその髪を首元で結んでいるのと同じタイプのロングリボンを頭部に結っている以外はブーツのみ。
ヒナと同じく緑の髪で彼女よりロングヘアーの『サナエ』はブーツと髪飾り以外は袖だけ。
そんな姿でも平然とダンジョンを進めるのは彼女達が高レベルの女忍者だからにほかならない。
ちなみに彼女ら曰く、これらは装備外に該当されるアクセサリーの類で、正式な装備ではないから問題はないらしい。



「来ましたよヒナ」
「あらあら、私達と出会ってしまうなんて相手方も厄いわねぇ」

イクとヒナはそう言って瞬時に身構え、残りの二人もそれに従う。
彼女達の目の前にはネザーデーモン、デーモンロード、マイルフィック、ポイズンジャイアント、フェニックスといったモンスター達がずらりと勢揃いしていた。
しかしこのパーティのメンバー、特にイクとヒナはがっかりした表情を浮かべる。

「……これだけいるのにグレーターデーモンがいないなんてついてないですね」
「私達のほうが厄いのかしら?……って来るわよ」

リーダー格であろうデーモンロードの指揮によって一斉に襲い掛かるモンスター。
あまりの物量にパーティーの姿が見えなくなった瞬間、モンスター達は吹き飛ばされた。
その体はありとあらゆるところが切り裂かれており、中には首を刎ねられた者もいる。
四人の冒険者達のいる場所を見ると、イクとヒナの身体がコマのような円運動を行っていた。
回転することによる全方位に対しての攻防一体の対処、それがモンスター達を吹き飛ばした正体。
二人は円運動を続けたまま残りのモンスター達に飛び掛っていった。
遠心力によって勢いを増したその肢体に切れないものはなにもない。
なおかつ戦闘スタイルは優雅さえ兼ね備えており一流バレリーナの舞いのごとく美しい。
たちまち首と胴が泣き別れになったモンスターが量産されていく。
中には討ち漏らしもあったがそれもサナエとヨシツネによって速やかに掃討された。
イクとヒナの回転が終わる頃、生きているモンスターは皆無だった。
そして締めと言わんばかりにピタッと止まって勝ち誇った表情でいつものあのポーズ、
肩幅に両足を開き、左手を当てた腰をくいっと捻り、右手で天を指さすポーズを取る。
回転を止めた反動で二人の形の良いおっぱいがプルルンと揺れるのに思わず視線が釘付けになりそうになるヨシツネ。
『キャーヒナ&イクサーン』『サタデーナイトフィーバー』という声が聞こえたが幻聴だろう。

783 :ドリルクノイチーズ参上! 前編:2009/02/19(木) 23:08:40 ID:xslSHFCy

「相変わらず凄いですね。あの二人は」
「そうですねえ…………。
 僕があのレベルに追いつくにはどれくらいかかるのやら……」
「ヨシツネさんならすぐに追いつけますよ。
 ほらほら、そんな表情をしてたら綺麗な顔が台無しですよ」
「サナエさん、話題を変えるにしても、顔の事はあまり触れないでほしいです。
 この顔は、僕にとってはコンプレックスの象徴でもあるので」
「あ、ごめんなさい。でも下手な女の子より綺麗なのにもったいないなあ……」

そんな会話を交えつつ、ヒナとイクの戦いっぷりに羨望の視線を向けるヨシツネとサナエ。
そう、この4人こそ最近急速に名を上げているパーティ。
通称『スッパなドリルクノイチーズとそのお供達』である。



迷宮内のとある個室。
仲間が見守る中、この部屋で見つけた宝箱のトラップをヨシツネは黙々と解除していた。
ヨシツネの中にはサナエとの会話に出てきた容姿に関するコンプレックス以外にも、彼女達に対しての劣等感と焦りがあった。
仲間の中では一番使えるスキルが少なく戦闘でもあまり活躍していない。
戦闘も体術より剣術が得意なのもあってか村正を装備している。
そのせいで持てるアイテムも他の3人より少ない。

(はぁ〜〜〜なんで僕はこうも影が薄いんだろう……)

女の忍者とちがって男の忍者は高レベルになっても全裸にならない。
それは男の全裸には魅了の効果(同性愛嗜好の相手には効くかもしれないが)が薄いからだ。
その為己の全裸を色仕掛けという武器にする女忍者と比べてインパクトが薄いのは否定できない。
以上の理由から自分の存在は仲間にとって足手まといでしかないのではないか、という疑念を常にもっていた。
そんな思念に耽りながら作業していたらミスをする可能性は当然高くなる。

(しまった!?)

気付いた時には既に手遅れ、宝箱からピンク色のガスが噴出したと思うと瞬く間に部屋に蔓延した。
ピンクのガスはすぐに無色になって消えたが、それを浴びたパーティ全員のようすがおかしかった。
ヨシツネの股間部分の布地は大きく盛り上がり、ヒナ、イク、サナエは皆火照った表情をしつつ股間を湿らせていたのだから。
彼女達は火照る身体を押さえようと必死に身体を抱きしめたりなどして抵抗している。
しかしその仕草がこの部屋にいる唯一の雄であるヨシツネの性欲を刺激してしまう。

―――プチッ

この時ヨシツネの中で、何かが切れた。
一番近くにいたイクに思い切り飛びかかったのだ。

784 :ドリルクノイチーズ参上! 前編:2009/02/19(木) 23:10:20 ID:xslSHFCy

「きゃっ!?」

イクの身体が床の上でバウンドする勢いで彼女を押し倒したヨシツネは馬乗りなって押さえつける。
そして反動でプルプル揺れる豊かな乳房に、力任せにしゃぶりついた。

「いやああああああっ!!」

突然の事にイクは必死に抵抗するが、そんなものは今の彼には何の役にも立たない。
両腕を抑えつけられ足の間に腰を力づくで割り込む事によって無理矢理股を開かれた。
乙女の大事なところを守る役目を果たしている股間をおおう毛は一切生えていない。
綺麗でぴっちりと閉じた割れ目がくっきりと見えた。
イクがヨシツネの身体の下で抵抗すると、裂け目が軽くよじれたようになった。
それを見てヨシツネは余計興奮してしまい火に油を注ぐような結果になってしまう。
ヨシツネは彼女が逃げ出す隙を与えないように手早くペニスを外部に露出させる。
そのペニスは硬く勃ちあがって天井を指す勢いだった。
亀頭ははやくも先走り液に濡れて、鈍く光っている。
ヨシツネは腰を落とし、手を添えたペニスでイクの花芯を探り…………狙いを定める。

「っいっ!! …………ひいっ!!」

痛ましい悲鳴を上げつつイクの膣内は、一気に貫かれた。
あまりの痛さにイクの身体は弓なりに反りかえる。
ペニスがイクのまだ未開通、その上十二分にほぐされていない蕾に根元まで突き込まれたのだからたまらない。
ただ幸か不幸か、これまでの激しい戦闘運動によって鍛え上げられた女忍者の肉体のおかげで、あれほど乱暴な挿入でも膣内からの出血はなかった。

「うああっ! 痛っ……痛い…………!!
 いやあっ! 痛あいっ!! ああ、ひいい!!」

繊細な肉の孔をこじ開けられる苦しみにのたうち回るイク。
だがその表情はさっきのガスの影響もあってか、どこか快感を感じているようだ。
むしろそんな彼女の姿は、ヨシツネの嗜虐心をさらに煽りたてるだけ。

「ハァハァハァハァハァ……そんな事言っても、感じてるのはっ……バレバレじゃないですかっ!」

まるで発情期の獣のような荒い息をつきながら、ヨシツネは、叩きつけるような抽送を、イクの美しい身体に送り込む。

「いやあっ!!ああっ……ひっ!?」

ヨシツネにとってこれが始めてのセックスだった。
とにかく挿入し、力任せにペニスを突き込んでいるだけの行為。
だが彼の股間のペニスは中性的な顔つき体格に比べて不似合いなほど禍々しいモノだった。
だからなのか、ただ抜き差しするだけでもイクには与える痛み、快感は大きい。
一見すれば一方的な強姦そのものにしか見えない。
しかしヨシツネから見れば本格的にイクが抵抗しているとはどうしても思えない。
本当に抵抗していればヨシツネの首は刎ね飛ばされているはずだろう。
蘇生施設であるカント寺院の他に、パーティメンバーの中にも蘇生魔法を習得している者がいる。
事態が沈静化するまで死体の状態にして落ち着いたら復活させるという選択肢も十分ありえるのだ。
なのにそれを選択しないという事は、この場合『嫌よ嫌よも好きのうち』という可能性もありえるのである。
イクを犯すヨシツネの腰の動きが、ますます早くなっていく。
イクは自分がいまから何をされるか、無意識に悟ったらしく必死に腰をよじって抵抗する。

「いっ……いやあっ!!
 それだけはやめてくださいっ!
 膣内は駄…………あっ! はああっ!!
 い……いぃっっっ!!!」

785 :ドリルクノイチーズ参上! 前編:2009/02/19(木) 23:11:21 ID:xslSHFCy

激しいピストン運動の中、びゅっ、びゅっ、びちゅうっという、くぐもった音が結合部分から響いてきた。
それがいかに濃いものであるか、いかに大量であるか、容易に想像できるほどの、ヨシツネの精液がイクの膣内に射精された音である。

「ああああああああああああああ…………」

イクの歓喜と悲哀が入り混じった悲鳴を意にも介さず、ヨシツネは激しい抽送運動をやめようとしない。
何故なら一度射精したはずのペニスは硬度を失うことなく、イクの膣内に健在なのだから。
最初に膣内射精したザーメンが潤滑液の役割を果たしているのか、まともな愛撫もされず割り開かれ、奥の奥までを蹂躙されているイクの秘裂は、湿った音をたてはじめた。

「も……もう終わりに、あっ………………ああンっ、気持ち……ふああ…………おおっ!!
 ……いいっ……ううっ、あっ!
 はああっ…………んああっ!!
 たまらな……っあっ!!」

イクの声から、苦悶の響きが消えていた。
もはや、痛みはなくなり快楽しか感じなくなってしまっているようだった。
こうなると諦めたのか快楽に流されたのか、自分たちから腰を使いはじめた。
はじめはおずおずと、ぎこちなく。
しかしその動きはすぐに、羞恥を知らない盛りのついた獣のごとくとなった。

「いいっ…………ああ、いいっ!
 ……いいのっ…………ああっ! ああンっ!!
 気持…………気持ちいい…………ああ…………」

ヨシツネは黙々と腰を激しく動かすことで彼女の声に応える。
怒涛の性の快感がイクの全身を染め上げようとしていた。
ぐいぐいとペニスいや、勃起チンポを咥えた股をぐりぐりと回しながら、イクの喘ぎ声は続く。
自分で腰を必死に掻き回し、更なる快感を貪欲に求めた。

「ああっ、ああっ、ああっ、ああっ…………あっあっあっ…………あっ、ああっ、ああンっ!
 もっと…………もっ……もっとして…………はあっ…………っああ!!
 ……気持ちいい……気持…………あっ、ああっ、あンっ! あンっ!
 …………ひいい…………いいっ…………凄くいい……ああっ…………気持ちいい………!!
 っくはあ! おま……ああっ…………おまんこ、はちきれちゃう!
 ああ! 私のおまんこ、はちきれちゃいそうですぅ!!」

イクは雌の性器を表現する単語を、恥ずかしがることもなく口にしはじめた。
イクの瞳は熱っぽく潤み、きらきらと光っている。
それは快楽の虜という証。
あと少し、あと少しでこの女は絶頂に達する。
そして自分に完全に屈するという確信があった。
それをイメージするだけで、再び射精してしまいそうになる。
ヒートアップしたヨシツネとイクの激しい腰の動きは、二人の接合部から大量の愛液と精液が混ざり合った液体を溢れ飛び散らせ、ビチャビチャと床を濡らしていく。
そしてヨシツネ二度目、イクにとっては始めての絶頂の時がついに来た。

「イッくぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッッ!!!!」

涎を垂れ流しつつイクが叫ぶと同時にヨシツネは射精を行う。
再びザーメンが膣内に放たれると同時にイクも達した。
こんな形での初体験でも絶頂という感覚はきちんと来る。
オーガズムの悦びに貫かれたイクは、心ここにあらずの恍惚な表情で意識を失った。
『イク』という名の少女が『イく』と叫んで絶頂に達する、それだけで再び性欲がみなぎってくる。
この時イクの膣内に出せば出すほど劣等感が薄れていき、その代わりに自信が漲ってくるのをヨシツネは確かに感じていた。

786 :全裸忍者スキー:2009/02/19(木) 23:18:24 ID:xslSHFCy
以上です。
続きが完成したらまた投下します。
3人娘のイメージはこんな感じ。
ttp://blog-imgs-26.fc2.com/k/u/r/kuroganedou/090126_01.jpg
左から、ヒナ、サナエ、イクです。
最初に書いたようにそっくりさんなだけで原作キャラとはなんの関係はありません。
一部に東方ネタが出てましたがあくまでパロディネタなので流してくださるようお願いします。


787 :名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 00:23:35 ID:wrrjQ8d4
GJ!
残りの2人ともエッチするのか?
続きに期待。
あとキャラに関してはそこまで気にすることはないと思う。
ちゃんとことわりも忘れずに入れているわけだし。
小説投稿サイトArcadiaでは大友の姫巫女という小説が連載されている。
その話だと東方のチルノを雛型とした知瑠乃というキャラが登場していたし、他にもレティが白貴という名前だった。
ドリルクノイチーズのキャラも大友の姫巫女のと同じタイプなんだから神経質にならずに書いていけばいいかと。
あと回転攻撃はまるでnarutoのネジの奴みたいで笑えた。

788 :名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 00:25:25 ID:Q2G1KSyk
>>777
改変お疲れさまです。
幾つかバグらしきものを発見したのでご報告を。
コンバーターのバグ
・処理順の関係でマルグダの能力が正常に設定されない(通常の君主として処理される)
・忍者の必要経験値が設定されず毎日レベルが上がる(というか忍者の分岐がない)
ショップのバグ
・商品の在庫が、使用キャラ選択時にキャンセルした場合でも減少してしまう

789 :573:2009/02/20(金) 01:03:25 ID:o8b3Bi4Z
>>788
報告ありがとう。とても助かる。
修正ファイルをアップ。era2428.zip を解凍&上書きしていただきたく。

コンバーター関係
・マルグダの判定を君主より先に行うことに
・忍者の分岐を作成

ショップ
・在庫の限られた商品は、払い戻しの際に在庫を戻す処理を追加

>>778
範囲の設定は迷いに迷った。原作に忠実だと14〜16歳なんだが、幅を持たせた。
>>779
実はそれが主眼の改変だった。一目でWizと判るようにしたかった。
>>780
じ、自分一人で全部できるとは思ってないんだぜ。展望っちゅーか願望か。

790 :裸で僧侶が死ぬ:2009/02/20(金) 01:17:36 ID:WD/wfNpb
「全裸はやめてって言ってるでしょ!どうして分かってくれないんです!」
「だって仕方ないじゃない!装備外さないとすばやく動けないんだから!」
「だからって服まで脱ぐことはないじゃないですか!」

ホテルのロイヤルスイートで女の忍者と男の僧侶が口論していた。
ほかのパーティメンバーはすでに自分の部屋に戻っていた。女が忍者になってから1週間。
いつものことなのでもう慣れてしまっていた。この僧侶以外は。

「女の人が裸で迷宮練り歩いて、恥ずかしいとは思わないんですか!」
「全然恥ずかしくなんてないわよ!」
「こっちが恥ずかしいんです!見ましたか今日すれ違ったパーティ、次の玄室のドア開けるまでいつまでもジロジロと」
「あたしの体だしいいじゃない、減るもんじゃないわ!」
「こっちの神経が磨り減るんですよ!人の気も知らないで!」
「知るわけないでしょ!」
「じゃあ僕も裸で迷宮行ってやりますよ!」
「ええ行ってもらおうじゃないの!」
次の日、男の僧侶が裸で迷宮を探索することになった。

791 :名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 01:20:25 ID:WD/wfNpb
地下一階、階段の横。腰に一枚の葉っぱをつけた僧侶と忍び装束を着た女忍者の二人が立っていた。
忍者も裸でいくつもりだったのだが、「服を着ていないと周りの気持ちは分かりません」という事でしぶしぶ忍者装束を着た。
葉っぱに「粗末なモノを隠しておきたいのね」と煽る女を無視し、僧侶は身を小さくしながら奥へ進む。
忍者も後に続いた。僧侶だから青菜みたいななよっとした体だと思っていたが、
こうやって見ると必要最低限の筋肉は付いていてわりと男らしい。
身をすくめた歩き方を除けば、だが。

しばらく歩くと玄室の前にたどり着いた。
扉をおずおずと押し開ける僧侶の姿に、(どこの乙女よ…)。ため息を吐きつつ敵の出現に身構えた。
出会いざまにアンデットコボルトの首をすぐさま刎ねる。「アンデットコボルトの方ははよろしくー」
声が終わるか終わらないかのうちにアンデットコボルとはバリコで粉々にくだけちった。

(ふーん、意外と冷静じゃん)と感心しながら宝箱に歩み寄る。
「ほら裸でも全然大丈夫でしょ?」
宝箱に手を掛けつつ振り向いた忍者の目に映ったのは、葉っぱを押しのけて自己主張している僧侶のちんちん。
思わず手がすべって宝箱の鍵に指が触れた。
 *プリーストブラスター*
「嘘っ!?」
唖然とする忍者の前で、僧侶は死んだ。

792 :裸で僧侶が死ぬ:2009/02/20(金) 01:27:04 ID:WD/wfNpb
目を開けた僧侶の視界に移ったのは、カント寺院の薄暗い天井と女の顔だった。
僧侶が蘇生するのを見てなにかをこらえるように目を潤めかせ、そして小さくごめんと謝ってうなだれた。
「そうだ、服…」死ぬ前まで裸だったのを思い出し、僧侶は体に触れた。
「うん、迷宮を出る前に着せてから外に出たよ。迷宮内で服を脱いでて正解だった…」
涙声で忍者が答える。
「そんな泣かにゃいでくだしゃいよ、生き返ることできたんでしゅから」
そういって笑おうとしたが、顔に上手く力が入らず、呂律も回っていない。
まだ体が生き返り切っていないようだ。起き上がろうとしてよろめいたところを忍者が慌てて支える。
「ごめんね、帰りはおぶっていくね…」
「い、いいでしゅよ自分であるきます!」
抵抗しようとするが体に力が入らず結局おぶわれたまま寺院の外に出た。

外はすっかり暗くなっており、通りを歩く人影もまばらになっていたが一応裏道を歩く。
気配を消しているからか、二人を気にする人はいない。
「なんとなく、あなたの気持ちが分かった気がします」「ん?」
「ローブを着てたときより、心持ち身が軽くなった気がしました」
「あたしもね、あんたの言いたいこと、なんとなく分かったよ」
そう言って少し迷った後で、言葉を続ける。
「ちんちんみただけであんなに動揺しちゃうなんてねえ、我ながら情けないわ。
 あんた今までよくミスしなかったね、尊敬するわ」
と言って他の仲間の態度を思い出して気づいた。
「そういや裸になるのに反対してたのはあんただけだったよねぇ。
 ってことはもしかしてあんた…」
「ちょっと何を言い出すんです勘違いしないでください、僕はただ」
「まだ何も言ってないわよー。ま、言い訳は今夜ゆっくり聞いてあげるから騒がない騒がない」
呂律も回るようになって、男はすっかり生き返りきった事に気づかないふりをしながら、女は宿の門をくぐった

  おつかれさまでした
このじょうたいで ブラウザを
  閉じることができます
Aボタンを おせば ぼうけんを
  さいかいできます

793 :名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 03:52:04 ID:wrrjQ8d4
またまたGJ!
>>葉っぱを押しのけて自己主張している僧侶のちんちん。
もしかしてこの男僧侶は見られると感じるタイプなのか?

>>Aボタンを おせば ぼうけんを
  さいかいできます

これって続きがあるってこと?
もし続きがあるならこの裸派女忍者と着衣派男僧侶のエッチを読んでみたい。

794 :285:2009/02/20(金) 21:05:26 ID:r/aBxEBb
 いつもの所のera2435.lzhで、777,789のパッチを当てた上で、
娼館を弄って上げてみたよ〜。
娼館の変更点は、収入UPと、助手ではなく売却可能まで鍛えれば働かせる事ができるようにした事、反発刻印が付く可能性がある点。
余程、従順をちゃんと上げてあるか、恋慕でも付いてない限り反発1は付くと思います。

>>777
 素晴らしい出来です!
早速組み込ませていただきました。 ありがとうございます。
次はもう少し魔術師の呪文を増やしたいですね。
モーリスとかどうだろ?


795 :名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 21:50:14 ID:ohcsaeXR
それぞれ投下乙であります

796 :名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 22:08:20 ID:cTbHMp2t
>>794
ポンチ、ディルト、ボラツ、カンティオス、ロクド、ソコルディ、マハマン、バディオス、カツ、モンティノ、マバディ、バモルディ、バディ、イハロン、……

797 :名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 22:13:45 ID:/f8+2r+0
ポンチでチンポの攻撃回数が増えるんですね

798 :名無しさん@ピンキー:2009/02/20(金) 22:13:50 ID:B3Dcs1UP
PG時代が舞台だからPG呪文の範囲に留めておいて
追加呪文を出すなら禁断の知識があると使えるとかはどうかな。

799 :名無しさん@ピンキー:2009/02/21(土) 23:26:44 ID:1ZfFKlyS
そろそろアパッチみたいに改変パッチだけで一本ゲームできるんじゃないかな?

800 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 15:02:39 ID:d47ND+r8
なんか回復遅いが出やすい気がするのは気のせいかな?
あと、最初っから淫乱な子とか調教済みな子も買える様に出来たりは出来ないかな?

801 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 16:41:22 ID:QJf7DiAG
>>800
さてはおまえさんエルフ大好きっ子だな。俺もだがw

エロフたんは動物耳が100%ついてて売値が高い(1.2倍)の
反面、体力的に劣るtってことで回復遅いも一緒についてるんだぜ

>最初っから淫乱な子とか調教済みな子

調教済みな子は面白いかも
もちろん、買値はこっちが売る時と同じ(良い要素満載で各LVが5とか
だったら100万オーバーとか)でお遊び要素としてw

802 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 17:19:20 ID:2MZYhoHh
一行目>エルフにはデフォで付くようになっている、他の種族なら付かない
二行目>改造すべし

803 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 22:37:42 ID:2rAoHlXf
>>801
奴隷商人じゃなくて、完全に娼館のマスター/マダムを目指すプレイの時とか面白いかも。

804 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 23:06:08 ID:keuz2IVM
WizネタというかeraWizネタで恐縮なんだが、一つ書いたので投下します
ボギーキャット(ふたなり化)と女奴隷商人ネタです
ダメな方はスルーでお願いします

805 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 23:07:12 ID:keuz2IVM
迷宮に潜る冒険者達の集う酒場。その中は喧騒と活気に満ち溢れ、街のどこよりも騒がしい。
その中にあって、一人静かに酒を飲む男がいる。目の前に酒瓶を置き、それを見るともなしに眺めながら、ちびちびと舐めるように
口をつける。その目は酒瓶を見ているようでもあり、何も見ていないようでもあり、あるいは冒険者を時折鋭い視線で見つめている
ようでもあった。
酒場の扉が開き、一人の客が店に入ってくる。年若く、それなりに美しい女性ではあるが、どうもこの酒場にいる冒険者達とは、
また違う空気をまとっている。
女は男の近くの席に座り、酒を頼む。運ばれてきた酒のグラスを受け取り、一口飲むと、それをテーブルに置き、じっと見つめる。
グラスと瓶とを隔てて、男と女の目が合った。二人は同時に視線を逸らし、残りの酒を煽る。
男が立ち、店を出る。それから少し時間を置き、女も勘定をテーブルに置くと、店を出て行った。
店を出た女は、そのまま人気のない裏通りへと歩を進める。その先には、先程店を出た男の姿があった。二人はお互いに社交辞令のような
笑みを交わすと、連れ立ってどこへともなく歩いて行った。

それから数分後、二人はとある家の中にいた。椅子に腰掛け、テーブルを挟んでお互いにリラックスした表情を見せる二人は、ともすれば
迷宮を冒険する仲間同士にも見えた。
「ずいぶん待たせてくれたじゃないか。おかげで、キープしてたボトルを飲み終えてしまった」
「あら、それはご愁傷様。じゃあ次は、もっと高い酒をキープするのね」
「それじゃ、むしろ酒が進んじまう」
男が鷹揚に笑う。それに対し、女も軽い笑みを見せたが、すぐにその表情は曇る。
「それにしても、もっといい場所はないの?ここ、居心地がいいとは言えないわよ」
折しも、近くの重い扉の向こうから、獣のような咆哮と、少女の絶叫が聞こえてきた。
「きゃぁぁぁっ!ご主人様、コンスタンスをお許しください!誠心誠意お仕えいたしますからぁ!!」
二人はしばらく扉の方を見ていたが、やがて何事もなかったかのように視線を戻す。
「仕方ないだろう、ここが一番都合がいいんだ。例え尾行されても、捕まるのはあいつだからな」
「ひどい人。商売仲間なのにね」
「商売敵、の間違いだろう?」
そう言って男は笑うが、別に本心というわけでもないらしい。その証拠に、顔だけでなく目も笑っている。
「で、今日は何の用なの?奴隷商人A」
「その言い方はやめろ。俺にだって、ちゃんとした名前…」
「名前なんて興味ないわ。それに、お互いの名前知らない方が、何かと都合いいしね」
彼女の言葉通り、二人は奴隷商人だった。冒険者を攫い、調教し、売り飛ばす。そこらの冒険者達とは、また違う闇に生きる者達である。
男は非常に優秀な奴隷商人だ。僅か数千の金を、瞬く間に百万以上の金に変え、この世界では知らない者はいないほどである。今では、
女王マルグダを調教しているとの噂もあるが、真相は闇の中である。
「先輩には敬意を払って欲しいもんだな」
「それは、あの獣に言えばどう?」
「だから、この場を借りてるんだ。あいつがここに来るのを世話したのは、俺だからな」
二人はまた、扉の方に視線を向ける。その中から、かすかに少女の嬌声が響いてきた。
「だめぇっ!ご主人様ので……お尻が擦れて……気持ち良すぎますぅ!」
同時に、再び獣の唸り声。二人はまた、何事もなかったように視線を戻す。
「濡らしもしないで入れたのね」
「あいつは、調教というか何と言うか……ただ、欲望のままにやってるのが全部、たまたま、うまく行ってるだけって気がするな」
「で、本題は?」

806 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 23:07:59 ID:keuz2IVM
「ああ、そうだそうだ。いやな、少し面白い物を手に入れたから、少し分けてやろうと思ってな」
男が出したのは、いくつかの薬と、何やら赤いキャンディだった。薬のいくつかは、見覚えがある。
「同じ奴隷商人なら、使い方は知ってるだろう?せいぜい役立ててくれ」
「ありがとう、助かるわ。でも、お返しはしないわよ?」
「気まぐれだ、構わん。そのうち、高い酒でもおごってくれれば、気分はいいんだがな?」
「お生憎。男に使う金なんて、持ってないわ」
それから少し、二人は他愛のない会話を交わし、それぞれの隠れ家へと戻った。戻るなり、女は男にもらった物を確認する。
ふたなりにする薬。それを消す薬。あとおまけのように媚薬少々。この辺は、何かと入用な彼女にとってありがたいものだ。
が、どうしても一つ、わからない。一体、この赤いキャンディは何なのだろうか。そもそも、これは調教に使う物なのだろうか。
しかし、どう見てもそれが特別な効果を持っているようには見えず、また調教に使えそうな物にも見えない。
「ま、いっか」
ちょうど小腹も減っていたので、彼女は深く考えず、そのキャンディを口の中に放り込んだ。
「……あ、結構おいしい」
明日辺り、このキャンディがどこで売っているのか聞いてみようと、彼女は思っていた。
キャンディを舌で転がしつつ、地下への扉を開ける。奴隷商人の足取りは、心なしか軽い。
いくつかある部屋の、一つの扉の前に立ち、鍵を開ける。その音に反応したのか、中からカリカリと小さな音がしている。
扉を開ける。その向こう側には、女性の顔に猫の体を持った魔物、ボギーキャットがいた。人間の女でない上に、その股間には立派な
男根が生えており、より異形の怪物と化している。
「ふふ、今日も楽しませてあげる」
そんな彼女の言葉がわかるのか、ボギーキャットはするりと頭を摺り寄せてきた。寝台に近づくと、ボギーキャットは自分からその上に
飛び乗った。
既に、ボギーキャットは奴隷商人にすっかり懐いている。もっとも、懐いているだけであって、決して従順なわけではない。
どちらかというと、奴隷商人のことを『とても気持ち良いことをしてくれる人』というように見ているらしい。なので、結果としては
十分に従順なのだが、服従しているわけではないので、まだ少し追い込みが足りない。
とはいえ、売るためではない。彼女はボギーキャットを助手にしようと考えているのだ。魔物であるため、いざという時には頼りに
なりそうだし、猫だし、レズの相手としても申し分ないし、猫だし、喋れないのも好都合であり、何より猫だからだ。
「おいで、キャット」
「ふにゃあ」
媚びるような鳴き声を出し、ボギーキャットが顔を近づけてくる。キスをしようとして、口の中のキャンディに気付き、それを飲み込む。
でないと、キャンディを奪おうと暴れられたりしたら、たまったものではない。
優しくキスをしながら、ボギーキャットの体を丹念に愛撫する。ボギーキャットは嬉しそうに目を細めつつ、うっとりと身を任せている。
胸を優しく揉みしだき、さらさらの毛を撫でつつ、大きなペニスに手を伸ばす。
「ふにぃ…!」
ボギーキャットの体が震え、尻尾がピクンと動く。最初こそ、勝手に生やしたこれのせいで暴れられたりもしたが、今ではここへの
刺激も、喜んで受けるようになっていた。ただ、体が猫だからか、根元にはしっかりと逆毛が生えており、扱いには十分な注意を要する。
「もうこんなにさせちゃって……してほしい?」
「にゃあーっ」
早くしろ、とでも言いたげなボギーキャット。まだだいぶ生意気さが残ってはいるが、これはこれで悪くないと奴隷商人は思っている。

807 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 23:08:57 ID:keuz2IVM
寝台に座らせ、その前にそっと跪く。焦らすように息を吹きかけてから、ペニスを口に咥え、舐め回す。途端に、ボギーキャットの
体がビクビクと震え、そのペニスもビクンと脈打つ。それを受けて、奴隷商人はさらに強く吸い上げ、さらに舐めあげる。
「ふにゃっ!にゃあぁ!」
可愛い鳴き声と共に、ペニスからドクドクと精液が溢れ出す。口に咥えたまま、奴隷商人は喉を鳴らして精液を飲み下し、
ボギーキャットは快感に全身を震わせている。
何とか全て飲み込むと、奴隷商人は妖艶な笑みを浮かべた。
「ふふ、今日も濃くておいしい。次は、こっちに飲ませてね?」
服を脱ぎ、ボギーキャットの体にのしかかる。ローション代わりに、ボギーキャットの愛液を自分につけ、ペニスを掴む。そして
いつものように、グッと腰を落とすが、何だかうまく入らない。
「ん、まだ濡らし足りないのかな?」
念のため、ボギーキャットのペニスにもしっかりと愛液を擦り付けると、奴隷商人は何の疑問もなく、一気に全体重をかけた。
次の瞬間襲ってきたものは、快感ではなかった。
「あっ!?がっ…!?」
驚きと痛みに目を見開き、体を弓なりに反らしたまま震える奴隷商人。まるで初めての時のような痛みに、声すらも奪われた。
「い……痛、あっ…!な……なん、でぇ…!?」
涙で滲んだ視界を下に落とすと、自分とボギーキャットとの結合部からは、一筋の鮮血が伝っていた。その時、彼女は思い出した。
禁断の知識の中に、相手を処女に戻す魔法のアイテムがあったことを。それは薬のような形ではなく、ただのキャンディにしか
見えないような代物だったはずだ。
「あの……赤いの、が…!?」
「にっ……ふにぃっ!」
突然、ボギーキャットが腰を突き上げた。破瓜の痛みも治まらない内に動かれ、奴隷商人は悲鳴を上げる。
「痛いっ!キャ、キャット!ダメ!まだ動いちゃ……きゃあぁ!」
「にぃぃ!にぃぃー!」
ボギーキャットの目には、快感とはまた別の光が見えた。彼女の中の野性が目覚めたような、そんな光である。
「痛い!痛いの!キャット、お願い動か……痛いぃーっ!」
逃げようにも腰を押さえつけられ、奴隷商人は動くことができない。ボギーキャット自身、自分をコントロールできていないように見える。
血の匂いだ、と奴隷商人は思った。それが、魔物である彼女の野生を呼び覚まし、おまけに『男』としての快感は、本来女である彼女には
強すぎるのだ。
「やめて!やめてぇ!キャット、もう動かないでぇ!」
「にゃあぁぁー!!」
突き上げるごとに、ボギーキャットのペニスが深く沈みこんでいく。そして気付けば、普段は絶対入れさせなかった、逆毛までが
入り込もうとしている。
「嫌、嫌ぁ!キャットやめて!根元までは入れちゃダメなの!やめてぇ!」
涙を流しながら訴えても、ボギーキャットは聞く耳を持たない。やがて、逆毛が彼女の中に、ずぶりと入り込んだ。
「い、いやああぁぁ!!」
「ふにっ……にゃ、にゃあぁぁ!!」
奴隷商人が悲鳴を上げるのと同時に、彼女の体内でペニスがビクンと跳ねた。
「あ、熱っつい!やだ、お腹熱いぃー!」
ビュービューと、異常な量の精液を噴き出すボギーキャット。結合部からは入りきらなかった精液がごぼごぼと溢れ、とめどなく
滴り落ちている。

808 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 23:09:54 ID:keuz2IVM
ともかくも、ようやく終わった。これで解放されると思ったが、すぐにそれが間違いだと知る。
ボギーキャットが、グッと体を起こした。そのせいで、今度は奴隷商人が組み敷かれる形になってしまう。
「キャ、キャット!何するの!?もうやめ……きゃああぁぁ!!!」
ペニスを奴隷商人に埋め込んだまま、ボギーキャットは再び激しく腰を動かし始めた。おまけに、今回は逆毛が膣内を容赦なく
引っ掻き回し、苦痛はそれまでと比較にならないほど跳ね上がる。
「痛い痛い痛い!!!キャット、もうやめてぇ!!痛いのよぉ!!いい子だから、もう抜いてぇ!!!」
「ふーっ、ふーっ!ふにゃうう!!」
ペニスが動く度、膣内から精液と鮮血が零れ落ちる。傷を逆毛で引っかかれ、まだきつい膣内を容赦なく突き上げられる苦しみは、筆舌に
尽くしがたい。それでも、奴隷商人は逃げることも出来ず、ボギーキャットの為すがままになるしかないのだ。
涙をぽろぽろと零しながら、何度もやめてと哀願する。しかし、ボギーキャットはまったく聞く耳を持たず、自分の欲望の赴くままに
腰を振り、奴隷商人を犯す。血の匂いと、痛いほどにきつい膣内の感触が、その欲望をさらに増長させている。
やがて、ボギーキャットの尻尾がぷるぷると震えだし、腰の動きが性急になり始める。
「も、もう中はやだぁ!キャット、やめてぇ!」
「にっ……にぃっ!にゃううぅぅ!!!」
「あ、熱い!痛いぃ!やだぁ、もうこんなのやだぁ!!」
再び、ボギーキャットが大量の射精をする。もう精液の入る余地などなく、それは出されたそばから結合部の僅かな隙間を通り、外へと
溢れ出ていく。が、その感覚が、奴隷商人に新たな感覚を呼び起こした。
「う、嘘!?私、こんな痛……苦しいのにっ、私、イッ…!!う、あああぁぁ!!!」
子宮に直接、精液をかけられるような刺激に、奴隷商人は全身を震わせて達してしまった。あまりの事に、奴隷商人はしばらく頭が
真っ白になってしまったようだった。
一番奥までペニスを埋め込んだまま、ボギーキャットはしばらくその余韻に浸っていた。が、やがてゆっくりと腰を引き始める。それに
気付いた瞬間、奴隷商人はボギーキャットの腰に、必死に足を絡みつかせた。
「だ、ダメ!抜かないで!抜くのは小さくなってからにしてぇ!」
「うにぃー!」
邪魔だといわんばかりに、乱暴にその足を開かせると、ボギーキャットは思い切り腰を引いた。ずるずるとペニスが抜け出し、逆毛が
膣内を容赦なく引っ掻いた。
「い、痛いいいぃぃ!!!」
痛みに全身を震わせる奴隷商人。だが、達した直後の体は、その痛みすらも快感として受け取ってしまう。
さすがに少し疲れたらしく、ボギーキャットは座って毛繕いしている。奴隷商人のことは見ていない。
逃げるなら今しかない。これ以上されたら、取り返しのつかないことになる。
そう考え、奴隷商人は必死に体を動かした。痛みと快感に立ち上がれず、寝台から床にドサッと落下し、それでも何とか這いずり、
扉を目指す。が、後ろから、怒りの篭った鳴き声が響いた。
「にゃおぅーーーう!!」
「ひ、ひぃ!」
立ち上がろうとした瞬間、寝台から一気にボギーキャットが飛びかかった。後ろから体を抱えられ、ボギーキャットは後ろから再び
突き入れようとしていた。だが、もう奴隷商人も後がない。
「キャット、やめなさい!それ以上するなら、たたじゃおかないわよ!」
キッとボギーキャットの顔を睨みつけ、精一杯ドスの利いた声で言った。さすがに、ボギーキャットはビクリと震え、一瞬体を離した。

809 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 23:10:40 ID:keuz2IVM
が、そこまでだった。逆に、今度はボギーキャットの顔に怒りが満ち、再び後ろから抱きついたかと思うと、大きく口を開けた。
「い、痛いっ!」
首筋に鋭い痛みが走った。ボギーキャットが噛み付いたのだ。まるで猫同士の交尾のように、首を噛まれて押さえつけられ、奴隷商人は
完全に追い詰められた。
「や、やめなさ……痛い!キャット、やめ……痛い痛い!!お願……うあっ!も、もう噛まないでぇ!」
少しでも動けば、ボギーキャットは強く首を噛む。もう、奴隷商人は彼女の主人などではなく、彼女に弄ばれるただの獲物だった。
獲物の抵抗がなくなったと見ると、ボギーキャットは再び入れる場所を探して腰を動かす。やがて、入り口らしき場所を探し当て、
グッと腰を突き出す。その瞬間、奴隷商人は最後の力を振り絞って暴れた。
「ち、違う違う!!!キャット待って!!そこはお尻の……い、痛い痛い痛い!!!違うの!!キャット違うのぉ!!やだっ、やだぁ!
私、お尻なんてまだ……あぐっ……やめ…!!」
愛撫もしていない、ろくに濡れてもいない未開発のアナルに、ボギーキャットのペニスがずぶりと入り込んだ。
「っひぎいいぃぃ!!!痛い!!!痛い痛い!!!キャット、もうやめてぇ!!お願いだからもう許してぇ!!!」
「ふにゃあぁぁ……にゃああぁぁ!!!」
悲鳴を上げる奴隷商人には構わず、ボギーキャットはひたすら自分の快感を求めて腰を振る。ペニスが突き入れられる度、ひどい鈍痛と
息苦しさが奴隷商人を襲い、引き抜かれるときには、逆毛が腸壁を引っ掻き、鋭い痛みが走る。
「痛い……痛いぃ…!キャット……キャット、もうやめてぇ…!」
もう、奴隷商人は力なく助けを求め、泣くことしか出来なかった。あまりの痛みの前に、自分の立場も、相手の立場も、何もかもが
彼女の頭からは消えていた。
やがて、ボギーキャットが達する。膣内とは違い、直接腹の中に注ぎ込まれる感覚に、奴隷商人は呻いた。
「うあ……お、お腹がぁ……やめ、てぇ…!」
あまりに大量に射精され、奴隷商人の腹がグルグルと音を立てる。だが、ボギーキャットは一息つくと、またも腰を振り始める。精液で
満たされた腸内を掻き回され、奴隷商人の体に脂汗が浮かぶ。
「キャットぉ……もう、やめてぇ…!お願い……だからぁ…!」
「にゅうー」
首を噛む力はもう弱まっており、せいぜい甘噛みと言ったところである。もう、獲物は自分の意のままになると判断したのだろうか。
何度も何度も腸内に突き入れ、その度にガボガボと、空気と精液の掻き混ぜられる音が響く。それに比例して、奴隷商人の中にある、
例えようのない感覚も膨らんでいく。
「やだ……やだっ!私、こんな……こんなの嘘ぉ!」
「ふにぃっ……に、にゃあぁぁ!!」
ボギーキャットの動きが激しくなり、彼女の腸内はさらに激しく引っかかれる。そして、ボギーキャットが尻尾を震わせて射精する。
腹の中がさらに満たされていき、鈍痛に似た感覚も跳ね上がる。だが、それ以上に強い感覚が、彼女の中で弾けた。
「嘘、嘘ぉ!!!私っ……こんな、嘘っ、お尻でっ……あ、あああぁぁぁっ!!!!」
体が浮くような感覚の中、奴隷商人は絶望のような感覚を覚えた。
―――初めてなのに……痛いだけ……なのに…!
射精を終えたボギーキャットが、彼女の中からペニスを引き抜いた。あまりに乱暴に犯され、すぐには閉じなくなったアナルから
ドロドロと精液が零れる。それを感じながら、奴隷商人は床に倒れた。同時に、高揚していた頭がスッと冷えていき、彼女の意識は
急速に闇の中へと落ち込んで行った。

810 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 23:11:24 ID:keuz2IVM
翌朝。奴隷商人が目を覚ましたとき、ボギーキャットは寝台の上で彼女を抱き締め、優しくグルーミングしてくれていた。
「キャット…?」
「にゃあん」
目覚めた彼女の顔を優しく舐め、ボギーキャットは顔を摺り寄せた。見れば、全身くまなく舐めてくれたらしく、昨日の汚れはどこにも
見当たらなかった。代わりに、少々ボギーキャットの唾液の匂いがしているが、汚臭に敏感な者でなければ気付かない程度だろう。
「ここに寝かせてくれたのね。ありがとう」
「にゃん」
お礼代わりにキスをすると、ボギーキャットは嬉しそうに目を細めた。
次の一戦に入られる前に、奴隷商人は寝台を抜け出し、ボギーキャットの部屋を後にする。さすがに疲れていたので、昼の調教は
休むことにし、ベッドでゆっくりと眠った。そして夜になる前に、昨夜と同じように酒場へ行き、奴隷商人の男と合流する。
「昨日は結構な物をありがとう。早速活用させてもらったわ」
「そりゃどうも。同業者として、囮が増えるのは歓迎するよ」
「それは私も同じ。むしろあなたの方が有名なんだから、私の存在が霞んでありがたいわ」
その時、扉の向こうから凄まじい怒鳴り声が聞こえてきた。
「うおおおおおぉぉぉーー!!離せぇぇぇぇーーっ!!離しやがれーーっ!!」
次いで、ドタンバタンと暴れまわる音。明らかに誰かが殴られた音。それも、やがては静まる。
「……今回は苦労しそうだな」
「無茶するからよ」
例の如く、何事もなかったかのように視線を戻すと、彼女は口を開いた。
「それで、一つ聞きたいんだけど、あの赤いキャンディはどこで売ってるの?」
「行きつけのところで売ってるよ。禁断の知識があるなら、すぐわかるはずだ」
「そう。わかった、ありがと」
そこからの帰りしなに、彼女はいつもの店に寄り、赤いキャンディを購入した。隠れ家に戻り、調教の準備を進めながら、一人静かに笑う。
―――知らなかった。痛いのが、あんなに気持ちいいなんて。無理矢理されるのが、あんなによかったなんて。
はやる鼓動を抑えつつ、入念に体を洗い、使う道具を吟味する。
―――これ……私も、使ったっていいよね。そうよ、お互い気持ちよくなれれば、最高じゃない。
アナルバイブやアイマスクを用意しながら、彼女は笑う。
―――これからは、もっと調教頑張らなきゃ。キャットと一緒にやっていけるだけの資金、早く作らないと。
地下への扉を開け、ゆっくりと歩を進める。部屋の前に立つと、中からカリカリと音がする。これから起こる事への期待に、奴隷商人の
体の奥がジンと疼く。
「今日も……いっぱい、痛いのと気持ちいいの、ちょうだいね。キャット」
妖艶な笑みを浮かべて言うと、奴隷商人は赤いキャンディを、口の中に放り込んだ。

811 :名無しさん@ピンキー:2009/02/22(日) 23:13:45 ID:keuz2IVM
以上、投下終了です
逆レイプとかしまくってると、商人にも変な刻印付きそうな気がしないでもない
では、これにて失礼します

812 :名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 01:50:06 ID:qpGeVd3X
>>811
投下GJです。
そういえば男商人以外で始めたことがなかった…

主人側の経験や能力が多彩にあがると、
もっと楽しいかもしれませんねー。
バランス取りが難しいでしょうけど。

813 :名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 02:16:13 ID:C/6XuW/C
>>811
乙。正直チンコ起った
俺もeraWiz初プレイ時は弱気の「コンスタンス」に
お世話になったのでなんかほろ苦い気持ちになったぜw

>>812
ちょっと話はずれるがeraWizの今後の方向性の所に
・ダンジョン探索
・奴隷のLVアップ
なんかが入ってて楽しみなんだけどその要素が入るなら

・君主の指輪(だっけ?ロード転職アイテム)、蝶のナイフ、力のコイン
・経験のアミュレット(経験値50000入るけど壊れると死ぬ奴w)

なんかを導入して、奴隷商人本人を超強化してぇぜ…と思う俺ガイル
(金がかかるので実用性皆無だけどお遊び要素として。一応君主でレベル
あげればMADIとか使えるけど投入金額、手間がかかって実用性無しとか)

なぜかっつーと、奴隷に恋慕とかつけて慕われてるのに
奴隷がLV20、ロード。とかなのに奴隷商人はいつまでたってもLV1、盗賊?とかだと
なんかしょっぱい気がするからなんだぜw

814 :名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 03:03:27 ID:H1YMqExC
>>811
GJ!
いつもお世話になっている女商人が見られるとは…最高だ。

>>813
変化の指輪かな。
エクスカリバーでもロード転職できたと思う。
せっかくなら侍転職アイテムの「はがくれの書」も欲しいかな。


815 :名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 07:55:07 ID:2G/9fKB3
奴隷商人は迷宮に入ったらすぐに墓が立つ「あ」や「ぎんこう」に匹敵する弱さなのか!?

816 :名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 08:25:24 ID:qpGeVd3X
盗賊の短刀と熟練の魔除けは>>777のパッチで試験導入されてたね。
主人には使えないけど。

817 :573:2009/02/23(月) 09:47:48 ID:p9E6azfN
era2448.zip 「娼館関係を整理してみるパッチ」をアップ。

・娼館関係の関数を PROSTITUTION.ERB にまとめて切り出した
・関数の中身はほとんど弄っていない
・でも選択画面をちょっとだけ改良
・選択時の口上を EVENT_Kx.ERB にそれぞれ格納
 (履歴の管理に CFLAG:266 を使用)
>>777の作成時に era2190 の加筆口上を使っていなかったので修正
・ついでにちょびっと加筆してみた

(すぐ報告しようと思ったらアクセス規制の巻き添えで書き込めなかった。
 会社のPCからエロパロ板に書き込む暴挙を決行中)

>>794
お褒めにあずかり恐悦至極。勝手な事して怒られるかと思ったんだぜ。

DILTO はアイマスクを流用すれば割と簡単にできそうな。
MORLIS は純粋に恐怖ソースを発生させる感じ?
LATUMAPIC を使うと拉致前に奴隷の素質が丸判り、とか。
他シナリオの呪文だと、KATU はバランスブレイカーの予感。
BAMORDI と SOCORDI は触手召喚でいいや。

>>798
おお、良いアイデア。

818 :名無しさん@ピンキー:2009/02/23(月) 18:53:35 ID:uoyfarzD
そろそろ容量がきつくなってきたな。
現在487.51KB

819 :285:2009/02/24(火) 21:49:24 ID:womVSAMU
>>817
 いつもながら乙です。

呪文に関してだけど、一番簡単そうなDILTOを作ってみたよ。
いつものとこのera2489.lzh。
効果は単純にアイマスクの代わりで、アイテム不要の代わり、2レベル魔術師呪文が必要で、緊縛経験が付かない。
しかし、2レベル呪文を使わせる方法が、現状熟練の魔除けによるドーピング位しかないんで、非常に使いにくくなるなw

820 :名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 23:22:26 ID:3T432KAH
http://erafiz.orz.hm/up/index.php?mode=dl&dfile=era2492.zip
女主人で男を調教するものをつくってみた。
eraKanonのキャラを変えて、口上をつけただけだが…

821 :名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 23:25:44 ID:3T432KAH
誤爆ごめんなさい。

822 :名無しさん@ピンキー:2009/02/24(火) 23:37:54 ID:t0vfdQVx
erawizだと調教出来るのは女だけだよな
いや、女主ならともかくアッーは勘弁だがw


>>819
主人公か奴隷を迷宮(さすがに3Dは無理だからテキストで)に送れればいいとは思う
迷宮内で主人公が死んだら#4ばりに長い文章が出て即ゲームオーバー(バッドED)、奴隷が死んだら死体を回収しに行く必要があるとか
そんでついでに魔除けED追加とかモンスターや人間敵を捕縛して使えるとか

823 :名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 20:51:10 ID:bCl3EHsR
>>822
ちょ、おま、女主人公と女装少年とか一瞬妄想しちまったじゃねえか

824 :名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 21:19:27 ID:SrwwXFu+
迷宮から拾ってきた女の死体を蘇生させて奴隷化とかどうだろう<魔法

825 :名無しさん@ピンキー:2009/02/25(水) 22:35:54 ID:hLvkCWZ/
いよいよカンディに利用価値が

826 :名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 01:41:23 ID:GNoY/K0P
(…?)
ふと、侍の足が止まる。彼は何を思ったか、目を閉じて天を仰いだ。
格好つけている訳ではないだろう。…彼が何を考え、何を見ているのか…それは彼にしか判らない。

…はずだった。


それははたして、どれほどの時がたったころだっただろうか?
侍の表情が誰の目にも明らかに、変わっていったのだ。
その目に宿る光は、殺意でも狂気でも正義でもない。



――――そう、それはただひとつ、明らかな――――












「…なぜ…こんな時に…ッ」








そう、侍は便意を催したのだ。
あせってズボンを下ろそうとする!間に合わない!

ブリブリブリブリブリーブ♪

「と、止まらねえ…ウンコ、が」


それが彼の最期の言葉となった…

【侍 ウンコが土石流みたく止まらなくて死亡】

827 :名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 13:03:06 ID:XHfqvx7Z
俺の勃起を返せ。

828 :名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 21:51:24 ID:567Xjc46
次スレ立てに挑戦してみる。

829 :名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 21:58:24 ID:567Xjc46
* 次のスレッドが立ちました *

【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ#9【総合】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1235652838/

830 :名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 22:59:48 ID:ILAHo/kn
埋め作業開始しますか。

831 :名無しさん@ピンキー:2009/02/26(木) 23:08:31 ID:FfHv9AYA
>>826
女侍か女君主だったら余裕で抜けたのにてめえ!

832 :名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 00:41:33 ID:b96eKu0f
>>819
アイマスクはそのまま残して、DILTOを追加する方が良いのでは?
差別化はできるわけだし。

833 :名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 12:13:58 ID:Rqtdy9ZR
埋めネタにドワーフたんでも

パーティーのドワーフ戦士(15歳・もちろん女)にコクってみた。
大概物好きだと思われるかもしれない。
確かに、こいつは多くのドワーフの例に漏れず、大食いで大酒飲みで、
そのちっこい身体のどこから生み出されるのか謎な化け物じみた怪力の持ち主ではある。
しかし、よく見るとクリクリした普通に可愛らしい顔をしていることに気付いたのだ。

「え!? ……ほ、本当? 嘘じゃないよね? 冗談だったら本気で怒るよ?」
「だ、だってさ! ボクなんて……全然キレイじゃないし……」
「鼻も潰れてないしお腹も出てないし」
「毎日剃刀をあててるのに、ひ、ひげだって生えないんだよ!」

美的感覚の差って恐ろしいね。
よく見るビール腹で団子鼻で髭もじゃの奴らってのは、
ドワーフの中ではイケメンだったんだな。
まあ、そういう基準だと、人間基準で結構可愛く見えるこいつなんて論外なわけか。
ん? てことはこいつから見たら俺ってどう見えるんだろ?

「え? ……えと、その、」
「ス、ス、スゴク……かっこいいと、思う」
「とても人間に見えないっていうか」
「キ、キミみたいなヤツから告白されるなんて、信じられないよ」

……。
…………。
よ、喜んでいいのか、これは?
確かに最近腹回りの肉が気になってはいたが。
……うん、そうだな、とりあえず無精ひげくらいは剃ることにしよう。

「あ、だ、ダメだよ! キミはそのまま、そのままで素敵なんだから!」

834 :名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 15:15:51 ID:lxGnudDl
>>833
小噺っぽい最後にちょっとフイタw いや、いい話なのに

835 :名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 20:50:48 ID:f7d0oHp1
GJ.
喜んでいいと思うが。

836 :名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 23:23:09 ID:+pgvNwNF
いい話なのに泣きながら逃げだしたいw

837 :名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 23:43:41 ID:1J+bQCn1
833に触発されたんで、エルフネタで二番煎じを。

俺はパーティのエルフの魔法使い(24歳・女)が好きだ。
美しい髪、整った顔立ち、スラリとした身なり、スレンダーでありながら豊満な胸、
ローブの上からでもわかるくびれたウエストと魅惑的なヒップ。
あの尻を眺められるポジションにいられるなら、俺は100レベルを超えた戦士としての経験も
数年の歳月もうっちゃって魔法使いに転職してパーティの最後尾に立ってもいい。いや事実立とうとして町外れまで行ったことも何度となくある。

だが俺はしがない人間。お世辞にも顔立ちもよくないしスタイルだってよくはない。彼女と付き合うなんて夢のまた夢。
でも一回だけでいいから彼女とHしてみてーなー。彼女ほどの美人ならどーせ色んな男と何回もヤってんだろーし。
土下座して頼めば一回ぐらいヤらせてもらえないかな?
なんてなこと思ってたら、酒の席で冗談でポロっと口に出してしまった。
「一回ヤらせてくんない?」
「……うん、アナタならいいかな」
マジですか! まだ土下座してませんけど!

…。
……。
………驚いたことに処女だった。彼女とHできたことや彼女のバージンを奪えたという喜びよりも、困惑と戸惑いのほうが強かった。
なんで今まで誰とも付き合わなかった? というかHしなかった? そして何故俺を初めての男に?

「実は私、『ブサイ専』(ブサイク専門)なの」
喜んでいいのかそれは。
「子供の頃から周りが皆美形ばっかだったから、麻痺しちゃってんじゃないかなーって思うんだよね」
確かにエルフは男も女も美形揃いだしなー。美形が普通になってるせいで、逆にブサイクが特異に感じられるようになったわけか。
「それにあんなストレートに誘われるのも新鮮だったわ」
紳士的に迫ってたらただの『つまんない男』と思われてたわけですか。まぁいいや。経緯はどうあれ、彼女と付き合えるなら細かいことは気にしない!

「末永くよろしくね。例えあなたがハゲでデブの脂ぎった中年オヤジになってもあなたのことを愛していく自信はあるわ!」

…ホントーに喜んでいいんだろーな、コレ?

838 :名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 23:52:29 ID:bJNUyXKP
>>837
これテンプレ的に使えるかも!?ww

>>826がひど過ぎるので埋めついでにきちんとしたものを



 フェアリーの魔術師は、休憩中に隣の部屋で相棒のラウルフの忍者が胡座をかいて何かをしていることに気付いた。
「トイレ」と言って離れて行ったきりだったのだが、その犬忍者の行動はフェアリーにとって非常に気になるものだった。

 フェアリーはこっそり、ドアの隙間から部屋に侵入する。
 そして、そのまま肩に飛び付いて声をかけた。
「ねえ、何してるの?」
「うわっ!?」
 次の瞬間、複雑に結び止められていて、犬忍者が外していた途中だったらしい忍び装束が完全に外れる。
 そして外れてずり落ちた時――大きく天を仰いだ、それが現れた。
 妙に赤黒く、所々に毛の集まりが生えていて、猛々しく痙攣しているそれが。

 ああ、そうか。
 フェアリーは納得した。
 ――そう、ずっとこんな城の中に居るのだ。
 溜まるものも溜まってしまうだろう。


「一人で我慢しなくていいのよ」
 フェアリーが犬忍者の肩からすっと、頭からふとももの辺りに移る。
 手を膝に着けて着地すると、フェアリーはそのまま自分のローブを脱ぎ始めた。

「お、おい」
 犬忍者が驚きながら声をあらげる中、その膝の上でぱさりと音がした。
 そして犬忍者の目の前にはこの汚れの無い、まるで人形のような身体のラインが広がっていることだろう。
 これを見て興奮しない相手は居ないと自負出来る。

839 :名無しさん@ピンキー:2009/02/27(金) 23:53:21 ID:bJNUyXKP
 羽をゆっくりとはためかせながら、フェアリーは自分の腕の中にその肉棒を寄せる。
 それから胸から腹までしっかりと密着させると、意地悪そうな微笑みをかけてその鈴口に顎を付けた。
 ぴくり、とフェアリーを乗せたまま肉棒が僅かに持ち上がる。
 犬忍者は体中を使って自らを包み込むその淫乱な姿の妖精を目の前にして、息を飲んだ。

「……なぜ……こんな時に……ッ」

 やがて、犬忍者の陰茎の奥底から何かが迫りつつあった。









 そう、犬忍者は尿意を催したのだ。
 あせって根元を押さえようとする! 間に合わない!

ビュービュービュービュービュレットストーン♪

「と、止まらねえ……ションベン、が」


 それが彼女の聞いた最期の言葉となった……


【フェアリー魔術師 滝みたいな水圧に首をはねられて死亡】

840 :名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 01:06:54 ID:6xrjoAK0
>>838
待てどこがきちんとしてるんだww
だがGJw

841 :名無しさん@ピンキー:2009/02/28(土) 07:42:12 ID:sNfBn3fP
WIZでなかったら生きかえれないとこだw

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