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【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ7【総合】

1 :名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 19:39:13 ID:QmmicSfL
ワードナ率いるヴァンパイア軍団や、ローグ、オークその他のモンスターに凌辱される女冒険者たち。
プリーステス、ウィッチ、サキュバス、獣人などの女モンスターやNPCを凌辱する冒険者たち。

ここはそんな小説を読みたい人、書きたい人のメイルシュトローム。

凌辱・強姦に限らず、だだ甘な和姦や、(警告お断りの上でなら)特殊な属性などもどうぞ。

●扱うシリーズ
 正伝#1〜#8、外伝、ディンギル、エンパイア、エクス、BUSINと、WIZ関連なら全般的にOKです。

●前スレ
 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ6【総合】
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163762212/

●過去スレ
 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ5【総合】
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1163762212/
 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ4【総合】
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1139934785/
 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ3【総合】
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124884172/
 ウィザードリィのエロパロ2
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114358381/
 ウィザードリィのエロパロ
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1093861447/

●保管庫
 http://ascii2d.no-ip.info/user/wiz/wizsstop.html  
 http://tokyo.cool.ne.jp/succubus/wiz/wizsstop.html(ミラー)


2 :名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 20:53:12 ID:8qhf/37V
>>1
乙っと! テレポーター!!

3 :名無しさん@ピンキー:2008/03/21(金) 22:06:39 ID:0dbAIH9P
>>1
乙であります


4 :名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 09:14:10 ID:nmR0IX6g

【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ6【総合】
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1187618281/


5 :名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 19:05:16 ID:0vIAh/mH
新スレ乙です。

何レス、何キロを書かないと即死する判定とかはなくなったんだっけ?

6 :名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 20:00:51 ID:l4UNnxK7
>>1
褒美にこのポーパルバニーをやろう

7 : ◆8czeHikF2E :2008/03/22(土) 20:18:26 ID:7q7c0bm7
投下します。
名前欄にタイトル『裸のリンチ』で。
属性注意はありません。

8 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:19:01 ID:7q7c0bm7
――ガシャン、ガシャン、ガシャン
武装した複数人の足音に心臓が飛び跳ねる。
僕は慌てて階段の影に身を潜めた。そして顔だけを出してそっと暗闇をうかがう。
音の主は上質の甲冑に身を包んだ探索者たちだった。
前衛の三人は満身創痍、後衛の者たちの表情にも疲労の色が濃い。
探索を終えて街に引き上げるところなのだろう。
僕は現れたのがモンスターでなかったことにほっとしながらも、彼らの目を避けていっそう身を縮こまらせる。
心に浮かぶのは罪悪感。迷宮の入り口で人を待っているだけなのに、なんだかとても後ろめたい。
こんなところを他の探索者に見られたくなかった。息を潜めてじっと彼らが通り過ぎていくのを待つ。
物音に怯え、同業者の目すら憚る自分がなんとも情けなかった。
……どうしてこんなことになっちゃんたんだろ……

僕の名前はリー。人間の司教で、善の戒律を奉じている。
リルガミンにやってきたのは、もちろん、探索者として名を上げるためだ。
マルグダ女王は、呪いの穴に挑み騎士の証を立てる勇者を募っており、
達成したものには莫大な恩賞が約束されている。
その栄誉と、地下に眠るという財宝を目当てにリルガミンを目指す若者は絶えない。
僕もそうしたなかの一人だった。
ところが、意気揚々と登録を終え、仲間を募るため酒場に行ったところで、
非情な現実をつきつけられてしまったのだ。
誰も仲間に入れてくれないのである。
「レベルの低い司教なんていらない」。それが現実だった。
ひょっとすると、僕の華奢で頼りない外見も影響しているのかもしれない。
一度だけ、下心丸出しの男が誘いをかけてきたけど、
僕が男だとわかると掌を返したように悪態をついて去っていった。
他には……「鑑定役」としてなら、という誘いであれば、なかったわけではない。
酒場で毎日、ひたすら待機し続け、パーティーが帰ってきたら鑑定だけをやらされる。
呪われた場合の解呪代の分担はどう、鑑定成功一回あたりの報酬はこう、
地下を探索したいという僕の要望を全く無視して提示される条件の数々は、僕を暗澹とした気持ちにさせた。
結局パーティーを組むこともできず、僕は酒場の片隅で途方に暮れていたのだ。
そんなときである。
僕は、ウィラさんたちに出会った。

9 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:19:31 ID:7q7c0bm7
「ちょっといいかしら?」
一人俯いていた僕に、とても優しい声がかけられた。
びっくりして顔を上げると、信じられないくらい奇麗な女の人が三人、僕の顔をのぞきこんでいた。
声をかけてきたのは、中でも一番落ち着いた印象を受ける金髪のエルフの女性だった。
荒くれ者の集う酒場に相応しからぬ三人の女の人の姿を見て、僕は思わずぽかんと口を開けてしまった。
それを肯定の返事と受け取ったのか、三人は僕を囲むように席につく。
「なあ、君。さっきからしきりに声をかけていたようだが、仲間を探しているのかな?」
そう切り出してきたのは、黒髪をポニーテールにした小柄な女の人だ。
どう見ても年上なのに、同世代では飛び切り背の低い僕と同じくらいの身長。
だけど体つきはすらりとして完成されている。
加えて耳の先が少し尖っているのを見て、ホビットだとわかった。
ホビットというとくりくりした子供のイメージがあったけど、
その女の人は美人とさえ呼べるようなシャープな顔立ちをしていた。
次いで身を乗り出してきた三人目は、栗毛のショートの女の人だ。
他の二人と違って「活発な女の子」という印象を受ける。
それでも人間で、僕よりずっと背が高いから、年は上なんだろうか。
短い栗毛を弾ませながら、僕の目をじっと見て口を開く。
その言葉はとても意外なものだった。
「ね、ね、だったらさ、ボクたちのパーティーに入らない?」

エルフの柔和な感じの女性がウィラさん。
ポニーテールのホビットの女性がアンバーさん。
そしてボーイッシュなショートの女性がローズさん。
僕たちはお互いに自己紹介をし合ってから、改めて本題に入った。
なんでも、三人はちょうど司教の仲間を探しているところだったらしい。
熟練の程度は問わず、むしろ登録したてで他のパーティーの色に染まっていない仲間がいいという。
自分たちのやりかたに早く馴染んで欲しいからだそうだ。
そこで明らかに初心者で独り者の僕を見て、声をかけたというわけだ。
まさに拾う神ありといったところで、僕は、やっとパーティーが組めるかもしれないという期待と、
三人もの美女に声をかけられた喜びですっかり舞い上がってしまっていた。
こんなに奇麗な人たちとパーティーが組める!しかも、話を聞くと三人とも大変な実力者のようだった。
なんだかうますぎる話のようにも思えた。でも、ここまで都合の良いことずくめだと、
疑う気持ちよりも、このチャンスを逃すものかという焦りの方が大きくなってしまう。
僕は一も二もなく仲間の誘いを受けることにした。
話はとんとん拍子で進み、早速翌日の探索の予定が決まった。
「それでは迷宮の入り口を下りたところで待ち合わせね」
そう決まったところで、僕はふと疑問に思った。
パーティーは酒場で組むもの。訓練場ではそう教えられたからだ。
なにか練達の探索者なりの理由があるのだろうか。
席を立つウィラさんの背に向けて、僕は本当に軽い気持ちでその疑問を口にした。
「酒場で待ち合わせるんじゃないんですか?」
「あら、それはダメよ」
ウィラさんは変わらず優しい声音で、ただ少しだけ諭すような感じで答えた。
「だってリー君は《善》でしょう?私たちは三人とも《悪》だもの」


10 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:20:03 ID:7q7c0bm7
……なんで戒律なんて一番大事なことを確認しなかったんだろう。
何度目かの深い溜息を吐きながら考える。
僕は、《悪》といえば、たとえ友好的なモンスターでも切り殺し、横断歩道でおばあさんを見ても助けない、
そんな極悪非道、傍若無人のならず者の連中を想像していた。
だから、一人俯く僕に優しい声をかけてくれたウィラさんたちが《悪》だとは思いもしなかったのだ。
正直、こうしている今も信じられない。
でも戒律が違う者同士でパーティーを組むなんてとても不道徳でいけないことだ。
パーティーを組めば、必ずどちらかの考えを犠牲にしなければならない局面が出てくる。
それを知りながら仲間になるということは、つまり自分の善を貫くことを放棄するに等しい。
未熟とはいえ聖職者である僕が、そんなことに加担するわけにはいかないんだ。
確認せずに仲間入りを承諾してしまったのは本当に申し訳ないけど、
ウィラさんたちが来たらそのことをちゃんと謝って白紙に戻してもらおう。
階段の影でこそこそする罪悪感に耐えかねて、僕はそう決心していた。
「リー君?」
そこに突然声がかかる。ウィラさんたちだった。
人目を憚って、かなり周囲に注意をしていたはずなのに、声をかけられるまで気付かなかった。
三人ともゆったりとした薄手のローブを纏っている。
とてもこれから迷宮に潜るとは思えない装いだった。
「待たせちゃったかしら?ごめんなさい。すぐ準備するわね」
ここで鎧を着るのだろうか?そんな疑問が一瞬脳裏をかすめる。
でもそんなことよりも、僕には彼女たちに伝えなければならないことがある。
僕はぎゅっと目をつぶった。非は自分にある。ここは勇気を出してはっきりと謝罪し、断らなくては。
ところが、意を決して開いた僕の目に飛び込んできたのは信じられない光景だった。
――するするする
三人の美女たちは、おもむろに帯を解き、ローブを脱ぎ始めたではないか!
しかも薄布一枚はだけたその下は、一糸纏わぬ裸だった!
「えっ?えっ?えっ?」
当惑する僕をよそに、美女たちは惜しみなく裸体を晒す。
それは本当に裸体だった。下着すら身に着けていない。
金色、黒、栗色……それぞれの多彩な繁みが目に飛び込んでくる。
「な、な、なにしてるんですかっ!は、は、早くふ、服を!」
あわあわとそれだけを口にした僕に、ウィラさんは艶然と微笑んでいった。
「あら、この姿で探索するのよ」
「えっ!?」
「言ってなかったかしら?私たちは三人とも忍者だもの」
……な、なんで職業なんて大事なことを確認しなかったんだ!僕は!?

11 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:20:31 ID:7q7c0bm7
うっすらと、目を覆った指の隙間から前方を見る。
――ふるるんっ、ふるるんっ
迷宮の闇にロミルワで浮かび上がるのは、三人の美女のあられもない後姿だ。
ウィラさんの真っ白な、垂れることなくボリュームを誇示するお尻がふるふると震える。
思わず目線を逸らすと、そこにはアンバーさんのきゅっと引き締まった、未成熟な少女を思わせるお尻。
かといって反対を見ると、健康的に日に焼けたローズさんのぷりぷりとした張りのあるお尻が飛び込んでくる。
どこを見てもおしり、おしり、おしり。なんだか頭がくらくらする……
後衛にいる僕の位置からは、どうしたって前衛三人の裸体が見えてしまう。
その幻惑的な光景に魅入られて、すっかりタイミングを逸してしまった僕は、
ふらふらと、まるでウィルオウィスプに魅入られた迷い人のように、三人の後をついていく。
……ああ、ダメだ。ちゃんと話さなきゃ。でも、あと、ちょっとだけ見ていたいかも……
すっかり正常でなくなった思考で、そんなことを繰り返し考えていたときである。

「ひゃっはー!見ろよ!裸の女だぜえ!?」
三人の、更に先から下卑た歓声があがった。
慌てて見やると、ちょうど反対側からやってきた探索者の一団が三人の姿を見て駆け寄ってくるところだった。
「おいおい、モンスターじゃねえぜ!」
「裸忍者ってやつか?」
「うわエロっ!?エロエロっ!」
むくつけき男たちの一団はウィラさんたちのあられもない姿を見て口々に囃し立てた。
三人は体を隠そうともせずに、男たちを冷ややかに見返す。
それにますます増長したのか、先頭の一人がウィラさんに近づくと、じろじろと全身を舐めるように見出した。
「ひゅー、本当に裸になるヤツなんているんだな!
 いい体してやがるぜ、くのいちさんよう!痴女か?痴女なのかあ?んんん?」
その無遠慮な物言いに僕は思わずかっとなった。
確かにウィラさんたちの恰好は……アレ、だけど、正直僕も少しは……そう、思ったけど、
それでも忍者として理由があってしていることなのに、そんなふうに下世話に言うのは侮辱だ。
通りすがりの探索者同士で言っていいことじゃないんじゃないのか。
だがそんな僕の怒りをよそに、アンバーさんがつまらなそうに呟いた。
「馬鹿なやつらだ。私たちのことを知らんのか?」
「かわいそうにねー。新参者なんじゃないの?」と答えたのはローズさん。
まるで男たちを見下し、哀れむような二人の様子に僕は少しだけとまどう。
三人ほどの練達者だったら、実力の差を見せ付けて男たちを黙らせることも容易い……ということだろうか?
ふと前を見ると、ウィラさんがなおも侮辱を続ける男に向けて、右手を大きく振り上げたところだった。
後ろからで表情は見えないけど、きっと毅然とした態度で平手打ちの一つでも見舞ってやるのだろう。
ウィラさんの右手が振り下ろされる。
――ざばしゅっ
「え?」
ぱーん、という音を予測していた僕は、しばらく何が起こったのか理解できなかった。
ウィラさんの前にいた男は、首から何か血……のようなものを吹き上げている。
というか、よく見ると首から上がない……ようにも見える。
そして迷宮の側壁を見れば、叩きつけられ、ぐちょぐちょに潰れた人の頭大の何かが張り付いていた。
――ざばしゅっ、ずさっ、ぶしゅうっ
「え?え?え?」
事態を把握する間もあればこそ。ウィラさんはゆらりと残り五人に向かい、それにアンバーさんが加勢する。
手刀が首を刎ね、拳が胸部を貫通し、蹴られた胴から破裂した内臓が飛び出る。
僕が目の前の惨劇の意味を理解した頃には、もう男たちは残らず物言わぬ屍となっていた。
「……ひ、ひ、人、殺しっ」
絞り出すように呻く僕に、涼しげに答えたのはローズさんだった。
「え?人?人なんていないよ?
 ボクらは今遭遇したモンスターをやっつけたとこ。
 んー……マンアットアームズ(3)に
 ハイウェイマン(1)はかいそう(1)マジシャン(1)って感じかな?」
そして曇りなき満面の笑顔を僕に向ける。
僕は凍りついた笑いでそれに答えた。
……あ、《悪》だ。この人たち、文句なしに、疑問の余地なく、極《悪》だよ……

12 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:20:59 ID:7q7c0bm7
幸いに、その後、彼女たちにちょっかいをかけてくる探索者とは遭遇しなかった。
帰還途中のパーティーと二度ほどすれ違ったが、どちらも顔を背け、
目線を合わせないように、こそこそと通り過ぎるばかりで、揉め事には発展しなかったのである。
とはいえ、そんな彼らの様子から、僕は今やはっきりと悟るに至った。
この三人には危険だ。極めつけにタチの悪い《悪》なんだ、と。
……やっぱり僕にはついていけないよ……
僕は改めて、はっきりと脱退の決意を固めた。
とはいえ、それを今口にするのは……身の危険を感じるような気がしないでもない。
もともとは僕の確認ミスなのだから、とにかく今回の探索だけは付き合おう、
話を切り出すのは街に帰ってからだ、そう自分に言い聞かせる。

そんな内心の葛藤とは無縁に、探索の方は順調だった。
僕を迷宮に慣れさせるため、浅い階でほんの肩慣らし、という話だったけど、
大した危険に出遭うこともなく、気が付けば僕らの背負い袋は戦利品で満杯になっていた。

何度目かの戦闘を終えて、僕らはその場でキャンプを張り、めいめいにくつろいでいた。
くつろいでいた、といっても、僕は視線を俯けて正座だ。正直、生きた心地がしない。
アンバーさんが一人で宝箱の罠を解除している。これを開けたら、今日はもう帰還するそうだ。
街に帰ったら、ちゃんと言わなきゃ……そんなことを考えていたときである。
「ねー、まだー?」
ローズさんがしびれを切らして声をあげた。
どきっとして見ると、ローズさんは床で胡坐をかいた状態でごろごろと体を揺らしていた。
退屈だ、というアピールなんだろうか。不満そうに頬をふくらませている。
そしてそんな子供染みた態度にそぐわず、たわわな胸がぷるぷると震えて成熟した肢体を強調する。
……ダメだ。一瞬脱退するのがもったいない、とか考えちゃったじゃないか。
「急かすな。すぐ終わる」
一人、宝箱の罠と格闘するアンバーさんが答える。そちらを見て、僕は思わず噴き出しそうになった。
宝箱に向かっているアンバーさんは僕たちにお尻を向けることになる。それは、まだいい。
だけど、立ち上がって、お尻を突き出したまま上半身だけかがめて作業するアンバーさんは、
なんというか、お尻だけでなく、女の子の大事なところまで僕に晒していたのである。
毛の薄いそこに真一本の筋が走っている様子を、まじまじと見つめそうになる。
……いけない。エッチな気持ちになっちゃだめだ。
「?どうしたの?リー君。具合でも悪いの?」
すると、必死に頭を振って雑念を払おうとする僕に、ウィラさんが心配そうに声をかけてきた。
……ああ、僕にはこんなに優しくしてくれるのに。でも、《悪》なんだよなあ。
僕は近寄るウィラさんに、「なんでもない」と伝えようと顔を上げる。
……ファズボール?
ふわふわとした二つの大きな塊が、鼻の先に飛び込んでくる。
にじり寄るウィラさんの、両腕に寄せられた巨乳が目の前にあった。
僕はとっさに後ずさろうとしたが、ウィラさんに押えつけられてしまった。
そしてウィラさんの整った顔立ちが近づき、額と額がコツンとぶつかる。
「駄目よ。ん……熱はないみたいだけど……何か回復呪文をかけて欲しい?」
「いえ!だ、だいじょうぶです」
固まる僕の顔の下で、大きな胸がむにむにと形を変える。
……おっぱい、いや、そうじゃなくて。心を許しちゃダメだ。この人たちは《悪》なんだから。
ああ、でも、もうどうにかなりそう……

13 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:21:26 ID:7q7c0bm7
「む、いかんな」
アンバーさんの一声に皆が振り返る。た、助かった。
「どうしたの?罠ひいちゃった?」
「馬鹿、解除したに決まっているだろう。そうじゃなくて、思ったより大漁のようだぞ」
アンバーさんが宝箱から取り出したのは、篭手、剣、盾の三つだった。
前衛三人の背負い袋は満杯でもう何も入りそうにない。
僕は自分の背負い袋を探った。詰めればあと三つくらいは入りそうではある。
ただ、入れたところで持ち運べるかどうかは別だ。
確かにウィラさんたちは満杯の背負い袋を造作もなく持ち上げている。
それは体力的なものもあるだろうけど、彼女たちがはだ……装備をつけていないというのが大きい。
僕は一応新品の革鎧と小型盾で武装しているから、持ててあと一品が限界だった。
「困ったわね」
その辺の事情は練達の探索者たる彼女たちはとうに把握していた。
とすると、戦利品を全部持ち替えることはできない、ということになる。
もったいないけど、諦めるしかない……
「リーが鎧と盾を捨ててしまえばいいんじゃないか?」
「え?」
アンバーさんがとんでもない提案を出してきた。
「……そうねえ。もともと後衛に防具はいらないわけだし」
「身軽になればあと三つくらい持てるだろ。鎧と盾くらい帰ったらまた新調してやる」
「そうだそうだ。いいぞー!リーくん、脱げっ!」
「や、ちょっと待ってくださいよ!」
僕のか細い反対の声はあっけなく却下されてしまった。
アンバーさんがぽんと僕の肩に手を置いて言う。
「なに、私たちと同じ恰好になるだけだ」
「ごめんなさい、リー君」
「それっ!剥いちゃえ!」
三人の美女は、僕をもみくちゃにしながら、妙に手際良く僕の武装を剥がして行く。
……もちろん、なりたての司教が練達の忍者に反抗できるわけもなかった。
必死の抵抗も空しく、僕はあっという間に素っ裸にされてしまう。
さんざん三人の裸を見ておいてなんだけど、死ぬほど恥ずかしい。でもそんなことより問題は……
「あら」
「勃っているな」
「おー元気元気」
僕は両手で真っ赤になった顔を隠す。羞恥に身が震えた。
そう、先ほどの三人の痴態を見て、僕はすっかり興奮してしまっていたのだ。

14 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:21:59 ID:7q7c0bm7
そのとき僕は死を覚悟した。三人の裸に欲情していたのがバレてしまったからだ。
脳裏に浮かぶのは惨劇の光景。ウィラさんたちを侮辱したあの男たちの悲惨な末路。
にもかかわらず、僕の下半身は萎えるどころかギンギンにそびえ立っていた。
刺激の強い光景を見せられ続けたせいで、もはや僕の意思とは無縁に、おさまりがつかなくなっていたのだ。
「すっご……大っきいよ、コレ」
「私はそうじゃないかと睨んでいたんだ」
「掘り出し物だったわね」
三人の美女たちが、僕のそこを取り囲みながら囁き交わす。
「うっ……うっ……ごめんなさい……ごめんなさい」
「あら、どうして泣いているの?」
うわ言のように謝り続ける僕の頭をウィラさんがそっと抱き寄せる。
むにぃ。柔らかくて温かい幸せなかたまりが僕の顔を包んだ。
「さっきの男たちみたいに殺されちゃうとでも思ったの?」
ウィラさんは子供をあやすように優しく僕に問いかける。
僕は顔面を覆う柔らかな乳房に溺れ、窒息しそうになりながらもこくこくと頷いた。
「大丈夫よ……あなたみたいな可愛らしい男の子になら、いくらでも見せてあげる」
「そうそう、リーくんは特別」
ローズさんの声がしたかと思うと、僕の右手が取られて柔らかい何かに押し付けられた。
反射的に手を握りそうになると、「あんっ」という艶めいた声と共に、
むにっとした弾力のある手応えがかえってきた。
……こ、これはローズさんのおっぱい?
「ふっふっふ、見られるの自体はキライじゃないんだけどさー。
 でも、あいつらみたいに勘違いしてちょっかいかけてくるのもいるからね。
 そういうヤツらにだけ、ちょーっと、静かになってもらってるんだ」
「ま、そのせいでまともな男も私たちに近づかなくなってしまったがな」
アンバーさんの声と共に、今度は僕の左手が取られる。
――ぴとっ
手の甲に何か生ぬるくてヌルっとした未知の感触。
「ほら、濡れてるだろう?
 フフフ、さっきおまえが食い入るように見つめていたものだ。
 ……気付いていたんだぞ。リーがあんまり見るから、こんなになってしまった」
アンバーさんのあ、あそこ!?
驚きに固まった僕の手を、とろりとした粘度の高い液体がつうっと伝う。
僕の左手が、あそこに擦りつける様に前後に動かされる。
すると、粘液が絶え間なく溢れてきた。

「んー、んー、んー!!」
僕はウィラさんの大きなおっぱいに挟まれながら軽いパニックに陥っていた。
なにがどうしてこんなことになってしまったのか。
でも一つだけわかっているのは、
僕が三人の体を見せ付けられてすっかりエッチな気分になってしまったのも、
色々理由をつけられて裸にされて、今こんなことをされているのも、
どうやら三人の美女の企み通りらしい、ということだった。

15 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:22:34 ID:7q7c0bm7
「んっ……んむ……んむ……」
ウィラさんのぽってりとした唇が僕の口を塞ぐ。
緩やかに波打つ金髪がふあさっと僕の顔にかかる。繊細な毛先にくすぐられてこそばゆい。
同時に、女の人の髪のいい匂いと……それに混じるかすかな血臭が鼻腔をくすぐった。
「ぷはっ」
初めて経験する口づけの感触に陶然となった僕は、ぼんやりとウィラさんを見上げる。
直立した状態で両頬をウィラさんの掌に挟まれ、僕はなされるがままだ。
「んふふ……女の子みたいな顔。かわいいわよ、リー君」
ウィラさんがすっと目を細めた。
そうすると、優しげな顔立ちが一変して、人を惑わす妖婦のような表情になる。
「かわいらしすぎて……お姉さん感じてきちゃう」
言うやいなや、再びウィラさんの淫蕩な唇が重ねられた。
――れろっ
「!!」
たっぷりと唾液をまとわせた舌が割り入ってくる。
じゅるっ、じゅるっ。流し込まれる大量の唾液。
うごめくウィラさんの舌が僕の口蓋をねぶり、あるいは僕の舌を裏側からくすぐる。
まるで口の中を犯されるような感覚に陶然となる。
気がつけば、僕は必死で舌を突き出していた。
僕のぎこちない動きに、ウィラさんがねっとりと絡みついて応える。
まるで口の中で二体の軟体動物が交歓しているよう。
「んむっ……んっ……じゅるっ……ちゅっ……んんむっ」

ウィラさんの巧みな舌技に、僕は痛いくらいに股間に血が集まるのを感じた。
すると腹の下から嬉しそうな声が上がる。
「あはっ、キミのおちんちん、もうギンギンだね」
ローズさんだった。
同時に僕の陰茎がぎゅっと握り締められる。
痛いような、気持ちがいいような締め付けに、僕自身の先端がうっ血気味に張り詰めていく。
――ぬらあっ
犬のようにだらしなく垂らされたローズさんの舌が、鈴口にそってゆっくりと先端をなぶりあげる。
生まれて初めて味わう感触に電流のような快楽が走った。
腰が抜けそうな官能に、僕のそこはもどかしげにびくびくと跳ね回る。
「探索の間中、こっそりボクらのおしりを見てたよね。
 ずっとこんなにおちんちんを勃起させてたの?
 いやらしい。いやらしいよ。……顔に似合わず変態だねえ。リーくんは」
嬲るような、蔑むようなローズさんの口調。
ウィラさんに口を塞がれている僕は、それを否定する言葉一つ発することができない。
「……はああ、キミの変態おちんちん。
 固くて、ぶっとくて、本当にいやらしいよう」
ローズさんの容赦のない言葉が、徐々にうっとりとした音色を帯びてゆく。
少年のようなあどけなさを残したその瞳の奥で、淫らな情欲の炎が燃えているのがわかるようだ。
焼け付くような熱い吐息が僕自身の先端に吐きかけられたかと思うと、瞬間。
――かぽっ
陰茎の半ばまでが、熱を帯びたぬるぬるの粘膜に覆われた。
「ちゅっ……じゅぱっ……じゅっ……ふあ、おっきくて咥えきんないよう……ちゅぱっ」
のけぞるような快美が背筋を駆け上がる。
健康的に日焼けした美少女が、口をすぼめ、なりふり構わずに僕の陰茎にむしゃぶりついている。
それだけで脳が蕩けるような淫靡さを感じているのに、
ローズさんの口淫は激しく、情熱的で、容赦のない快感を僕に叩きつける。
――じゅる、じゅぽっ、じゅる、じゅぽっ
長い舌を絡みつかせたまま、淫らな水音を鳴り響かせて吸い上げる。
たちまちに僕は官能の渦に巻き込まれてしまった。

16 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:23:09 ID:7q7c0bm7
口はウィラさんに犯され、股間をローズさんに弄ばれる。
上と下からの激しい同時の責めに、僕はもう一人の存在をすっかり失念していた。
――むにっ
「んむっ!」
突如、二つの手が伸びて僕のお尻が鷲掴みにされる。僕は思わず悲鳴を上げそうになった。
「鍛錬が足りないな。柔らかくて、まるで女みたいな尻だ。
 ……ふっふっふ、だがそれがいい」
まるで僕の尻を揉みほぐすように、アンバーさんの両掌がわしわしとうごめく。
尻たぶが引っ張られ、不浄の場所が外気に晒されると、僕は羞恥の余り軽いパニックに陥る。
「んんー!んんむー!」
だがそんなのはほんの序の口だった。
――ちろっ
排泄の場所にぬらぬらとした何かが押し当てられた時、僕はすぐには事態を把握できなかった。
――ちろっ、ちろっ、れろっ
アンバーさんの舌が小刻みにすぼまりを責め立て始めて、ようやく理解した。
……舐められてるっ!?
ディープキスやフェラチオは、それはもちろん初めての経験だったけど、
知識として知らなかったわけではない。
でも不浄のそこを口で愛撫するなどということは、僕の乏しい性知識の範囲を超えていた。
「んんんっ!?んんんんっ!」
必死で抵抗しようとするが、頭をウィラさんに、腰をローズさんにがっちり掴まれ、身動きがとれない。
「フフフ、初々しい、いい反応だ。
 司教だというから、坊主どもにここを開発されてしまっているんじゃないかと心配してたんだ」
アンバーさんはとても楽しそうにそう呟くと、再びそこを責め始める。
驚きと嫌悪感ですっかりそれまでの官能は吹き飛んでいた。
ところが、
――にゅるりっ
唾液まみれになったそこに、ついにアンバーさんの舌先が捻じ込まれた時である。
快感、と呼んでいいものか。とにかく体の芯が砕けるような未知の感覚が僕を襲った。
入り口の部分を押し広げ、すぼめる力を骨抜きにしてしまうような巧みな動き。
僕はそこがそんなに敏感な感覚器官だとは思っていなかった。
未知の快楽の奔流は、ウィラさんのキスや、ローズさんのフェラチオの刺激とあいまって、
僕を一気に絶頂へと引き上げる。股間が射精への期待に小刻みに脈打つ。

――ぎゅっ
しかし、脈打つ僕自身が精液を吐き出すことはなかった。
ローズさんが陰茎の根元を指先で強く圧迫してしまったからだ。
絶頂に押し上げられる寸前でそれを無理矢理押さえ込まれた僕は、
がくがくと身を震わせ、哀れなくらいに狼狽していた。
――ちゅぽんっ
ウィラさんが舌を抜き、唇を離す。
「ど、どうして?」
口の端から涎を垂らしたまま、ウィラさんは僕の問いには答えずににっこりと微笑んだ。
「射精したい?」
僕はこくこくと顔を上下させる。
いつのまにかローズさんもアンバーさんも愛撫を止めていた。
じっとりと脂汗が浮かぶ。下腹部で何かが荒れ狂っているのがわかる。頭がおかしくなりそうだった。
「でも、ダメよ」
ウィラさんは愉快でたまらないという様子で、しかしきっぱりと拒絶を口にした。
なんで?どうして?僕は訳がわからずに哀願するようにエルフの美女を見上げる。
「ふふふ、そんな顔をしてもダメ。だってこれはお仕置きだもの」
「え?」
お仕置き?なぜ?わからない。
一体なんの咎で僕はこんな目にあわされているのか。
やっぱり三人の裸を見て興奮していたことを怒っているのだろうか?

17 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:23:37 ID:7q7c0bm7
「リー君。あなた、ずっと何かを言いたそうにしてたわね?」
びくっ。
言葉は優しかったけど、ウィラさんの口調にはどこか、詰問する拷問吏のような冷酷さがあった。
「ひょっとして、このパーティーを抜けたい、とか、思っていたんじゃないかしら?」
見透かすような冷たい響きに、僕は一瞬だけ身の内に荒れ狂う官能の渦を忘れた。
「あ、あの……」
ウィラさんは僕の本心を見抜いた上で聞いている。否定するのは無意味だった。
「ぼ、僕は、《善》だから……」
絞り出すようにそれだけ口にする。
だからあなたたちのような《悪》のパーティーにはついていけません。
続きは言葉にならなかった。
「そんなの関係ないわ」
「……でも、」
「もうわかってると思うけど、私たちはあなたをおちんちんとして仲間にしたの。
 男たちの無遠慮な視線に晒されて昂ぶってしまった私たちの性欲を処理すること。
 それがこのパーティーでのあなたの唯一の役目よ。
 いい?あなたはここでは司教ではなくておちんちんなの。
 おちんちんに戒律なんてないでしょう?
 これはあなたに自分の役割をわからせて、
 あなたが二度と、そんなつまらないことを考えないようにするためのお仕置きなのよ」
ウィラさんの表情は、まるでやんちゃな弟を諭す姉のように優しげだ。
でも今ならわかる。この柔和な表情の裏には、加虐に喜びを見出す悪魔が潜んでいるのだ。

……屈しちゃダメだ!
そう思った瞬間、僕の肩に、とん、とアンバーさんの顎が乗せられた。
背中から、その引き締まった肢体を密着させるようにして、僕の耳元に囁きかける。
「私たちの仲間になることを、おまえは一度承諾したではないか。
 まさか《善》の者が約束を違えるのか?」
詰るような言葉とは裏腹に、アンバーさんの口調もウィラさん同様どこか楽しげだ。
つうっとアンバーさんの細い指先が伸ばされる。
僕の脇を通って、胸を這い登り、ついに固く勃起した乳首に辿り着くと、そこを痛いくらいに捻り上げた。
「ああっ!!」
射精寸前で止められ、体全体が過敏になっていた。
爪を立て、摘み潰すような指の動きも、今の僕には刺すような快感をもたらす。
「認めてしまえよ。リー。
 私たちのおちんちんになると誓うなら、すぐに、思う存分吐き出させてやる」
それは悪魔の誘惑だった。

……ダメだ。快楽に負けちゃ、ダメだ。
なけなしの理性を総動員して必死で抗う。
けれども僕の股間のものはそんな理性に異議を唱えるように、苦しげに脈打つ。
狂おしいような射精の欲求が爆発しそうだ。
「素直じゃないなー。かわいそうに、キミのココは早く出させてくれって言ってるよ」
右手で根元を握ったままでローズさんが可笑しそうに言った。
僕を見上げるその表情は悪戯な少女のようで、
こんな状況でなければ胸をときめかせてしまいそうなほど愛らしかった。
でも、そんな爛漫な笑みの中にも、確かに悪魔は宿っていた。
「とっととボクらのおちんちんになっちゃえ!」
――ぬぷっ
「……っ!!!」
僕のお尻に回されたローズさんの左手の指が、アンバーさんによって唾液塗れにされたそこに突き立てられる。
ほぐれきったそこはあっさりと指を迎え入れ、思いもよらぬ深みへの挿入を許してしまう。
――くいっ、くいっ
体内で、ローズさんの指が曲げられた刹那。
目の前で花火が散った。
信じられないような快感が電流のように駆け抜ける。
目がちかちかする。体はがくがくと震え続け、意識が飛びそうだ。
それでも、射精はできない。僕の頭はもう真っ白になっていた。

18 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:24:16 ID:7q7c0bm7
「射精したいでしょう?」
ウィラさんが再び問うた。
「ぼ、僕は、」
「認めてしまいなさい。自分は私たちのおちんちんだって」
「み、認めます。僕はっ、みなさんのおちんちんですっ!
 だから、出させて!出させてくださいっ!おねが……」
「結構。かわいいわよ。リー君」
ウィラさんがそう答えるのと、
ローズさんが右手の指を離すのはほぼ同時だった。
「あああああああっ、あああああああっ!!」
僕の股間の者が狂ったように跳ね回る。
――どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ
その先から、溜まりに溜まった精液が途切れなく吐き出された。
粘つく白い液体が、シャワーのようにローズさんの顔に降り注いだ。
同時に激しい快感が身を焦がす。
……堕ちちゃった……でも、キモチイイ……
そんなことを考えたのを最後に、僕の意識は暗転した。

目を開けると、迷宮の煤けた天井が飛び込んでくる。
意識を飛ばしていたのはほんの一瞬だったみたいだ。
身を床に横たえたまま、視線だけを足の方に向ける。
……驚いた。そこには、射精直後だというのに少しも衰えずに屹立し続ける僕自身があった。
僕、おかしくなっちゃったのかな。
呆然とそう考えながら視線を上げる。
そこには僕の腰を跨いで仁王立ちになったアンバーさんがいた。
筋肉質なのに折れそうなほど細いすらりとした体つき。
その上に乗ったクールな美貌が、ふてぶてしい表情で僕を見下ろしていた。
「この恰好の利点の一つは、欲情したときに直ぐにことに及べることだな」
アンバーさんはそのまま腰を下ろし、いきり立つ僕の陰茎に手を添えた。
ぬるりっ、濡れ易いアンバーさんの入り口に、僕の先端が合わされる。
「いいか、これからはリーも迷宮内では常時裸でいるんだぞ。
 なにしろお前はわれわれのおちんちんなのだからな……んっ、は、入った……はあああ」
アンバーさんは僕自身を根元まで咥え込むと、深い吐息を漏らした。
「き、きつい……」
僕は思わず呻きをもらす。初めて味わう女の人のそこは、奥まで入ったのが信じられないくらい狭かった。
だけどその窮屈さは少しも苦痛ではない。
むしろ強い締め付けがすべて快感に置き換えられて感じられるのは、
アンバーさんの中から絶え間なく溢れ出す大量の愛液のせいだろうか。
「ふっふっふ、忍者の膣内をたっぷりと味わわせてやる」
そう言って艶やかに笑うと、アンバーさんはゆっくりと上下運動を開始した。
――じゅっぽっ、じゅっぽっ、じゅっぽっ
亀頭が抜け落ちそうなぎりぎりまで引き上げると、入り口がきゅっと締まる。
そして入り口の筋肉で締め付けたまま陰茎を咥えこんでゆき、
奥まで達したかと思うと今度は膣奥がうねって鍛えられた腹筋に押し出されるように締まる。
「はあっ、んっ、んっ……どうだ?……あんっ、な、なかなかの名器、だろっ?」
鍛え抜かれた筋肉でぎゅうぎゅうと締め付けるアンバーさんの膣内は信じられないほど気持ち良かった。
仰向けでなされるままだった僕の中で、もっとこの女の人を味わい尽くしたいという欲求が燃え上がる。
「ひゃうっ」
僕はおもむろに上体を起こし、アンバーさんのなだらかな胸にむしゃぶりついた。
そこだけ隆起した薄桃色の突起に吸い付き、舐め回し、歯を立てる。
「あぁっ、や、あっ、んんんっ、きゅ、急にどう、した?……あっ、はあっ」
感じている。そう確信すると、僕は夢中になって腰を突き上げた。
「あっ、あっ、ううあっ、はああっ、い、すご、やっ、だめ、だめだっ、あああっ」
――ぬっちゃ、ぬっちゃ、ぬっちゃ
体を密着させながら、僕はひたすらアンバーさんを責め立てる。
「んあああああっ、ああああああっ、はああああああっ」
――どぷっ、どぷっ
いきりたった肉棒を押し込み、小柄なアンバーさんの奥深くに精液をぶちまける。
アンバーさんは一際高い絶叫を上げたところで、くたっと力なく崩れ落ちた。

19 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:24:42 ID:7q7c0bm7
……キモチイイ、キモチイイ。
悪魔の誘惑に屈して自制心を捨て去ってしまった僕は、すっかり性欲の虜になっていた。
崩れ落ちたアンバーさんを床に横たえ、ふらりと立ち上がると、次の獲物を探す。
「あああ……すごい……すごいよう、リーくん……」
目に留まったのはローズさんだった。
僕とアンバーさんの交わりを見てすっかり欲情したらしく、
自分の胸と股間に手を這わせて自慰に耽りながら身悶えさせている。
ゆらりと近寄る僕に、獣欲に潤んだ瞳を向けた。
「つぎ、ボクに、して……ボクのココにぶちこんでよ……」
迷宮の壁に手をついてよろよろと身を起こしながら、そのぷりっとしたお尻を向けて僕を誘う。
……おしり……ローズさんの、健康的な、張りのあるおしり……
僕は夢遊病者のようにその褐色のお尻に引きつけられる。
そのままわしと尻たぶを掴んだ。
「ああんっ!」
それだけでローズさんは媚びを含んだ嬌声を上げる。
ローズさんの身体はまさに健康的な若い娘のそれだ。
全体に張りがあって、胸も、太腿も、そしてお尻もみっちりと肉付きが良い。
それでいて前衛職として鍛え上げられた身体には、きゅっとすぼまったくびれがあり、メリハリが利いている。
突き出された尻肉の間では、大ぶりな女の人のそこが涎を垂らし、ひくつきながら挿入を待っていた。
――ずぷっ
「あひぃっ!……はあああっ、はああああんっ、お、おっきいようっ!」
濡れそぼったそこに僕自身を突き立てる。ローズさんはあられもない叫びを上げた。
「リーくん!おねがいっ!叩いてっ!ボクのいやらしいおしりを叩いてっ!」
――ぱあああんっ
僕は躊躇なく、力任せに平手を打った。若い、張りのある尻肉がぷるんっと震える。
「あっはあああんっ、くううんっ、もっと!もっとお願いっ!」
――ぱああんっ、じゅぽっ、ぱああんっ、じゅぽっ
ローズさんのつややかなお尻が赤く腫れるのもかまわず、求められるままに叩き、
そして同時にバックから容赦なく突き上げる。
「ふああっ、す、すっごい、ボク、おかしくなる、おかしくなっちゃうよっ!」
――どぷっ
泣き叫ぶローズさんの膣内で、僕は昂ぶる獣欲のままに白濁液を吐き出す。
すると、
「ああああああっ、イク、イク、イっちゃうっ、んあああっ、んああああああっ」
獣のような絶叫とともに、ローズさんの褐色の身体がびくびくっと痙攣した。
尻を抱えられたまま、上半身だけ崩れ落ちるローズさん。
僕は挿入したまましばらく射精の余韻を楽しむと、残らず注ぎきったところで僕自身を抜いた。
――こぷっ
高々と突き出されたローズさんのそこから、大量の精液が泡を立てながら零れる。
……まだ、まだ足りないよう
僕は身体の中で荒れ狂い続ける性欲のまま、最後の獲物へと向かった。

20 :裸のリンチ:2008/03/22(土) 20:25:10 ID:7q7c0bm7
「素敵よ。リー君。
 ……ふふふ、苛められすぎて理性が飛んじゃったのね」
ウィラさんは艶然と微笑んでいた。
床に腰を下ろし、後ろ手に上半身を支える。
巨乳を惜しみもなくさらし、その上でなだらかなM字に伸ばされた両脚の間から女の人をのぞかせる。
ひどく扇情的な恰好で、すっと僕に右手を差し伸べた。
掌を上にした右手の指だけで、くいくいっ、と挑発的に手招きをする。
「いらっしゃい。満足させてあげるわ」
僕はウィラさんに襲い掛かった。
膝立ちになり、前戯も何もなしに股間のモノをウィラさんの中心に突き立てる。
「はああっ……ふふふっ、ケダモノみたい。
 ……いいわ。リー君。それでこそ私たちのおちんちんに相応しいわ……」
ウィラさんの膣内はどこまでも深みがあって柔らかく僕自身を包み込む。
それでいて緩いわけではなく、無数の襞々が絡みつき、間断なく締め付けられる。
しかもそうした動きの一つ一つを自在に操れるかのように、変化をつけて僕を飲み込もうとする。
入れているだけで達してしまいそうだった。
「んっ、あっ、んっ、ふふっ……いいのよ、好きなだけ射精して、味わってちょうだい……」
僕はウィラさんの豊かな胸に手を伸ばす。
「はああっ、んっ、おっぱいが、好きなのね、んっ、んはあっ」
とても戦闘用に鍛え抜かれた忍者のそことは思えないほど、ウィラさんの乳房は柔らかかった。
掌に吸い付くように形を変え、その手触りだけで僕を官能に導く。
僕はウィラさんを見た。その顔には淫蕩な笑みが浮かんでいた。
ウィラさんが濡れた唇を開き、ちろちろと舌先を出す。
僕を挑発していた。
僕はそのいやらしい唇に吸い付く。
舌が絡まりあい、僕がウィラさんの口を犯し、ウィラさんが僕の口を犯す。
「んんっ、んむっ、ふううっ、んっ、んむんっ」
いやらしい舌遣い、柔らかい乳房、しっとりとすべやかな肌、すべてが僕をおかしくさせる。
僕は狂ったように腰を前後に振った。
「んあっ、はああっ、ああああんっ、はんっ、あっはああんっ」
僕の獣のような息遣いに合わせるように、ウィラさんの喘ぎ声が重なる。
「ウィラさんっ、出ちゃう、もう、出ちゃうよっ」
限界だった。
叫ぶ僕に、ウィラさんは優しく笑いかけた。
「いいこと。あなたは私たちの専属おちんちんよ」
僕は無我夢中で頷く。
「パーティーを抜けるなんて考えては駄目。いい?」
「はいっ、もう、二度と、そんなことはっ」
僕がそう誓ったとき、ウィラさんの膣内がぎゅっと収縮した。
張り詰めた僕の肉棒をみっしりと包み込む。
「ああああああっ、はあああああっ」
――どくっ、どくっ、どくっ
僕とウィラさんの叫びが重なる。僕たちは同時に達した。

それは、リルガミンで悪名高い裸忍者三人組に「悪の司教」が加わった瞬間であった。

21 : ◆8czeHikF2E :2008/03/22(土) 20:25:56 ID:7q7c0bm7
以上です。
キリのいい切り所がなかったので一度に大量投下です。すみません。
頑張って書いて見ましたが、WIZらしさが薄まってしまった気も……
裸忍者ものは難しいですね。

保管庫の管理者様へ。
保管していただくときは、◆8czeHikF2Eのところにお願いします。
続編ではありませんが、同じ作者ですので。

22 :名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 20:52:29 ID:l4UNnxK7
GJです。
こうして司教は墜ちていくのですねこわやこわやw

23 :名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 21:00:12 ID:ESO+7N9z
>◆8czeHikF2E 

GJ!
WIZらしさが薄まったなんてとんでもない。めっさ「WIZらしい」やん!

あえて気になった部分を探すと、くノ一三人組の一人がホビット娘だったのに
エロのほうでそれがいかされてなかったトコかなー。
でもエロシーン自体は良かった。

24 :名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 21:18:06 ID:GG+CENTy
フェレーラさんはこの3人を探しているのかとおもた

25 :名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 21:20:09 ID:4v1HHoC6
いいもの読ませてもらいました。
なんだかんだと言われているけど、やっぱり女の子の裸忍者の話はいいですね。
中立や善の忍者だったらどんな反応をするのか気になります。
やっぱり平然としているんでしょうか?
今回の忍者は違いましたが迷宮だけでなく街中でも裸でいる女忍者もいるんでしょうね。

それとリー君、彼女達が男5人を殺す時悪だって言ってたけど見方を変えると、
彼女達をレイプする気満々に感じられた男達のほうがよっぽど悪に見えるよ。
裸なのはハイレベルの証なのに…口を滑らせ殺されたのは自業自得としか言えない。

26 :名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 21:30:19 ID:4v1HHoC6
あ、5人じゃなくて6人でした。
失礼。
でも改めて考えると悪の定義って曖昧ですよね。


27 :名無しさん@ピンキー:2008/03/22(土) 21:38:42 ID:iVnYvd+R
おお…飢えて狂った全裸くのいちマニアの巣窟に
こんなうまそうな餌を投げ込むとは…GJすぐる'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ
尻フェチとしてはいつでも前列3人の後姿を視姦できるなら
全裸荷物持ち大歓迎です(;´Д`)ハァハァ

>この恰好の利点の一つは、欲情したときに直ぐにことに及べること
「もう一つの利点は、催したときに直ぐに放尿できることだな」と
シグルイの虎眼先先ばりにTPOを選ばずおしっこするところを想像してしまった
もちろん悪だから小さく鳥居の書かれた壁にも容赦なくひっかけます。
司教くんはもう悪に染まったから今後は露骨に視姦するんだろうなあ、いいなあ

28 :名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 15:03:36 ID:PoD38DNI
巣窟と言うより数人だけだろ>全裸ニンジャ支持者

 全裸ニンジャを切り傷とか毒汁とか皮膚感染系の罠を仕掛けて
引っ掛からせて悶え苦しむところを冷笑する「正統派ニンジャ」を
想像して悦に入る俺は陰湿

29 :名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 15:53:56 ID:0tqf061t
こうして前スレ904の言葉は無視されていくのであったw

30 :名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 16:06:19 ID:5GnL+gyn
>>21
これまた前作からがらりと変わった作風
痴女ハーレム物GJです

31 :名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 17:56:45 ID:cMP1Kf9o
裸ニンジャが大好きだし、
かつ、裸ニンジャがいたぶられるリョナ物も大好きだけど、
俺は優しい変態紳士です。

32 :名無しさん@ピンキー:2008/03/23(日) 23:30:22 ID:pNX8tnmD
俺はノーマル派だから陵辱物は好きじゃない。
この裸忍者の話はよかった。

33 :名無しさん@ピンキー:2008/03/24(月) 21:48:54 ID:Gp00MoQF
裸忍者の有無なんてどうでもいい。
いい話はいい話だ。
というわけでGJ。

34 :名無しさん@ピンキー:2008/03/25(火) 23:00:11 ID:hFAQRvj2
乙です。
この話のくの一は街だと服着てる設定なんですね。
街でもくの一は裸である設定だとやっぱり気付かれないようにしつつ青姦もするんですかね?

35 :名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 10:12:48 ID:8d2dFeNd
 
          ,r;;;;ミミミミミミヽ,,_
        ,i':r"      `ミ;;,
        彡        ミ;;;i
        彡 ,,,,,、 ,,,,、、 ミ;;;!
         ,ゞi" ̄ フ‐! ̄~~|-ゞ,
        ヾi `ー‐'、 ,ゝ--、' 〉;r'
        `,|  / "ii" ヽ  |ノ
         't ←―→ )/イ
           ヽ、  _,/ λ、
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            ,r;;;;ミミミミミミヽ,,_
          ,i':r"      `ミ;;,
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          彡 ,,,,,、 ,,,,、、 ミ;;;!
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          `,|  / "ii" ヽ  |ノ フフン
           't ←―→ )/イ
           ..!ヽ、  _,/ λ
   | ̄ ̄ ̄〉,ァ''" .\` ̄//゙ア´ ̄`/ ̄ ̄ ̄ ̄| ビリィィィ
   |     `r´、、__ l ! ィ彡,ャァ'" ,,..,,、\     |
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/ .-┬⊃衆議<    ,;,, ;;; ,,;;      ,fr::<,しろ rニ-─`、
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\_|    <    ':;;;;;:'      ,;;/;;:.:/:〈      |二ニ ノ
   |    <    人__,,,;;;;;ノ/N/:/:.<     |`ー"


36 :名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 10:24:52 ID:8d2dFeNd
      ∧∧          ∧∧
 カタカタ../支 \     カタカタ/支 \
     (`ハ´# ) カタカタ    < `ハ´*> カタカタ
   _| ̄ ̄||_)____     _| ̄ ̄||_)____     ___| ̄ ̄||__ ___
 /旦|――||// /|  /旦|――|l// /|  /  |――|l// /|
 | ̄ ̄挑発 ̄| ̄| . |   | ̄ ̄煽り  ̄l ̄| . |   | ̄ ̄逮捕 ̄| ̄| . |
 |_____|三|/  |_____|三|/  |_____|三|/
      ∧∧          ∧∧          ∧∧
 カタカタ../支 \     カタカタ/支 \    カタカタ../支 \
     ( `ハ´*) カタカタ    (`ハ´# ) カタカタ    (`ハ´# ) ウェハッ
   _| ̄ ̄||_)____     _| ̄ ̄||_)____     ___| ̄ ̄||_)___
 /旦|――||// /|  /旦|――|l// /|  /旦|――|l// /|
 | ̄ ̄ 釣り ̄l ̄| . |   | ̄ ̄否定 ̄| ̄| . |   | ̄ 荒らし. ̄l ̄| . |
 |_____|三|/  |_____|三|/  |_____|三|/
      ∧∧          ∧∧          ∧∧
 カタカタ../支 \     カタカタ/支 \    カタカタ../支 \
     ( `ハ´*) カタカタ    (`ハ´# ) カタカタ    (`ハ´# ) ウェハッ
   _| ̄ ̄||_)____     _| ̄ ̄||_)____     ___| ̄ ̄||_)___
 /旦|――||// /|  /旦|――|l// /|  /旦|――|l// /|
 | ̄ ̄擁護 ̄| ̄| . |   | ̄ ̄誘導 ̄| ̄| . |   | ̄マッチポンプ| ̄| . |
 |_____|三|/  |_____|三|/  |_____|三|/
      ∧∧          ∧∧     ファビョ━(´ ⌒`)━ン!!
 カタカタ../支 \     カタカタ/支 \           ∧||||∧
     ( `ハ´*) カタカタ    (`ハ´# ) カタカタ      <`Д´; > アイゴー
   _| ̄ ̄||_)____     _| ̄ ̄||_)____     ___| ̄ ̄||/_)__
 /旦|――||// /|  /旦|――|l// /|  /旦|――|l// /|
 | ̄ ̄自爆 ̄| ̄| . |   | ̄削除依頼| ̄| . |   | ̄ ̄火病 ̄| ̄| . |
 |_____|三|/  |_____|三|/  |_____|三|/



37 :名無しさん@ピンキー:2008/03/26(水) 10:35:02 ID:8d2dFeNd
死ぬとか死ねとか……
お前らさ・・・実際に死体とか見たことある?
あるわけないよな
あったらこんなスレ気軽に立てないもんな
俺はあるよ
昔俺がまだ小学生だったころ首吊り自殺の死体を見たことが
すげぇ怖かったよ・・・野次馬根性丸出しで見に行ったのを心底後悔したね・・・
顔も体もガスでパンパンに膨れて・・・
目がキツネ目になってて・・
体中土気色で・・・
何か体が動いたと思ったらそれは蛆だったよ・・・
そんでな・・・怖くて泣きながら帰っておじいちゃんに抱きついた・・・
そしたらおじいちゃんポンと俺の頭のうえに手を置いて撫でてくれた・・・
おじいちゃんの手はゴツゴツしてて撫で方も荒っぽかったけど温かかった・・・
そして飴を一粒くれた・・・
美味しかった・・・・
その味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディーをもらえる私は、
きっと特別な存在なのだと感じました。
今では私がおじいちゃん。孫にあげるのはもちろんヴェルタースオリジナル。
なぜなら彼もまた特別な存在だからです。


38 :名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 01:45:01 ID:BouE8iMA
↑貼ったのは多分、アンチ裸くのいち派の中で特にアレな人だろうが、
こういう事をされると、他のアンチ裸くのいち派の立場も悪くなるし、
裸くのいち以外のSSも投下しづらくなるんだけど

エロパロスレってのは、自分の思い通りにはならないんだと
いい加減に学習してくれ
スレが沈んだら元も子もないだろうに

39 :名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 01:56:21 ID:omm6u5/e
前スレで揉めたのはSSと無関係な雑談のネタを振ったせいだと理解してたんだが
裸派もアンチ派も要は投下し辛い雰囲気になるからいかん、というのが論拠だったよな?
裸くのいちのSS投下で荒れるとは意外な展開

40 :名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 02:34:13 ID:pqhSBAGt
>>38
そう決め付けるのもよくないと思うが・・・

まぁ意味の無いコピペだしスルーしようぜ。
今まで、もめはしても荒れたことは少ないスレなんだし。

41 :名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 19:35:29 ID:YBav+y86
前スレ920殿
ぐっじょぶに御座りまする。

42 :名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 21:44:19 ID:coGqnt9y
>>38
こんな一連のお粗末なマッチポンプやる脳味噌はお前のような裸くのいち支持者しかいないだろw

43 :名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 21:48:13 ID:LCCwHFn7
まあまあ、落ち着けって

44 :名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 22:07:54 ID:ZOA4FzMu
春だねぇ〜

45 :名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 22:53:23 ID:GYyqmKxE
柔らかく暖かい日差し。
舞い散る桜の花びら。
狂いし王の都、災いの街リルガミンにも明るい季節が訪れる。

一人の女が町を見下ろしていた。
背の高く、誰が見ても尋常でないと解る鍛え抜かれた四肢を持つその女は、
リルガミンを見下ろす丘の上から、静かに桃に色付く街を見つめていた。
穏やかな風が、優しく陰毛を揺らして吹き抜ける。
「すっかり春だねぇ〜」
「そりゃお前の頭だ」
パァンッと小気味良い音を立て、全裸の女の頭部にハリセンが繰り出される。
後ろに立っていた男――ヒノモトの甲冑に身を包んだサムライ――の容赦の
ないツッコミを受けて全裸の女ニンジャは不機嫌な顔をして振り向いた。
男は意に介さず言った。
「街に入る時くらい服を着ろ」
驚くほど至極まっとうな意見だった。
「あるいは処理をしろ、ただし腋は残せ」
続いた言葉に女ニンジャはドン引きした。

……スレの流れに乗ってみようと思ったが難しいな、SSは。

46 :名無しさん@ピンキー:2008/03/27(木) 23:13:52 ID:vUCurwLF
春になると変質者と裸忍者が増えるわけだな
一服の清涼剤のような小ネタ乙

ところでトレボーの城塞都市=リルガミンって認識の方が一般的なんだろか

47 :名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 00:54:04 ID:TRl76CJ3
トレボーの城塞とリルガミンは別の街だよね?
昔にドラマCD聞いてたからそういう認識だけど。
たしか、ハースニール探しに狂王の試練場に潜るって話

48 :名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 01:40:19 ID:/GCd/+94
>>47
そのドラマCDの他にも外伝4が別の町設定だったけか?
小説とかマンガでも別の町って設定は多かったから割と別の町って認識してる人は多いかもね
正しくは「公式設定は存在しない」だと思う

49 :名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 03:13:22 ID:zv4LOWYf
初代やってると宿屋もボルタック商店も教会も地下にあるような錯覚がw

50 :名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 04:11:31 ID:xkvFJzF+
>>45
>「あるいは処理をしろ、ただし腋は残せ」

漢なり

51 :名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 10:04:48 ID:hCA55xoC
確か…
KODには#1のキャラクターをそのまま転送して使うため、両作の時間差はそれほどないはず。
なのに、KODの背景としてダバルプスの僭主政治とマルグダの王政復古があって、
同一の街だとするとトレボーから数えて最低二回の政変があることになり不自然。
しかもダバルプス以前はリルガミンには杖の加護があったはずなので、
ワードナが魔除けを盗めたのはオカシイ、ってのが別の街説の根拠。
ところが同じ街説からは、だって施設名(カント寺院とか)一緒じゃんという指摘があり、
これに対して別の街説からは、
・チェーン店です
・偶然経営者が同姓同名です
・実はあの世界での一般名詞なのです
などの反論がある…とかんな感じ。でもPS版「『リルガミン』サーガ」には#1も普通に入ってます。
エロくもない長文すまんこってす。

52 :名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 21:59:40 ID:69BMKkGU
> 同一の街だとするとトレボーから数えて最低二回の政変があることになり不自然。

別個の街だとすると、
トレボー城塞とリルガミンは、属する国そのものが違うという解釈なわけか。

53 :名無しさん@ピンキー:2008/03/28(金) 22:26:44 ID:POrFa7iP
諸侯藩王家と王家みたいな関係じゃないのか
トレボー城塞が勢いのある藩王家でリルガミンが伝統の王家みたいな感じ

54 :名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 00:28:00 ID:1jcz3hqe
エルミナージュに特攻かけたんで、若干スレチ気味だが報告したい。
今のとこ、予想を大幅に裏切り良ゲーでありますwww

ロード時間が割りと長めなのとインターフェイスの操作性がちょっと悪いのが目につくけど
それ以外はWIZの雰囲気・クオリティを維持しておりWIZフリークならば納得の出来栄え。
BUSINやエクスのような「奇をてらった」部分が少なめで、昔のWIZの雰囲気を残しているのがポイントかな。

そのせいでエロパロの妄想に引っかかる部分が少ないw
とりあえず忍者が素手・裸サイキョー仕様なのと女君主が作成可能ってあたりはこのスレ住人のポイントかもw
注目の使用人はまだ使ったことない。
あと顔グラが結構萌える。ノーム♀に萌えたのは初めてだわw

55 :名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 01:05:42 ID:nAadXGg4
>>54
あpきぼん

56 :名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 01:52:49 ID:JvwG9Ukz
女君主はいいよなー
PC版でないかね 顔差し替え可能にしてさ

57 :名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 06:23:28 ID:JqcMGZ28
俺もエルミナージュに特攻したぜw
とりあえず重要キャラっぽい感じのお姉さんエルフに萌えたw
顔グラは使わない派だが確かに女性陣は中々いい出来なのが多いですなw
逆に男は微妙なのが多いように思える・・・
ついでにワービーストの男がライオンやら熊やらでワロタw



58 :名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 12:28:44 ID:S9Ifq6yV
自前にうp環境が無いもんで、家ゲ板で上げられてたのを勝手に転載してみる。
残念ながら肝心のノーム♀のが無かったが…。

ワービースト♀
ttp://2sen.dip.jp:81/cgi-bin/upgun/up1/source/up13747.jpg 

エルフ♀
ttp://2sen.dip.jp:81/cgi-bin/upgun/up1/source/up13746.jpg 

人間♀
ttp://2sen.dip.jp:81/cgi-bin/upgun/up1/source/up13745.jpg 

59 :名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 13:05:56 ID:RNwXMhFs
BUSINの様に連携があれば買ったんだがな…

60 :名無しさん@ピンキー:2008/03/29(土) 15:11:01 ID:UiLSGQkc
ワービーストのバリエーション自由杉w
ドラゴニュート♀もヒレ耳とツノのみのがいればいいのに

61 :名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 06:58:01 ID:nE9lgaZ9
下手に冒険してないぶんエルミナージュは安心して遊べるってことだな

62 :名無しさん@ピンキー:2008/03/30(日) 16:48:55 ID:rLwMlXwx
エロの素材としてはどうだろうなぁ。
今回は召喚士が敵モンスターを連れまわせるんで
召喚士と女性型モンスターの話とか思いつきはしたが・・・

63 :名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 12:43:21 ID:v7KVXGOx
エルミナージュのデビリッシュという種族はアイテムの呪いを受けないそうだ。
で、呪いアイテムの穴あきローブを着せたらなんか微妙な所々に穴が。
なんかムカつくので新米魔術師の女の子を騙して着せてやった、という妄想をした。

64 :名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 21:38:23 ID:ZsT4hgvc
種族変えるアイテムや性別変えるアイテムもあるみたいだな。


65 :名無しさん@ピンキー:2008/03/31(月) 23:02:37 ID:H2+WDuj6
種族変えアイテムは顔グラはそのままで能力だけを変化させるそうです。

ゲーム的には人間♀の顔したドラゴニュートとか獣耳なデビリッシュとかが
即座に思いつくんだが、エロパロ的には難しいなぁ。

66 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 01:56:37 ID:9PnhHMBF
ノーム♀が可愛いっていうか、ハルモニさんが可愛いw
キャラの名前が「ハルモニさん」だぜ?

67 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 07:58:39 ID:JkX+Zui2
顔グラが酷すぎる。

68 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 11:53:58 ID:2jAnOHAU
>67
シンボル表示にすればよくね?

69 :郁咲 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:35:33 ID:UzoJpY2H
すみません、仕上げるのに手間取ってしまって遅れましたが。改めて。

前回(前スレ464-478)へのレスとか、そのほか色々とありがとうです。
ごめんね、母さん嬉しくて張り切る方向ちょっと間違って、
ダラダラと長いの書いてきてごめんね。 J( '-`)し

で、以下にそれを投下。
1回目+2回目分ぐらいあるので、同じように分割した方が適切でしょうけど、
都合上、一括で投下します。
形の上では分割したのを連続投下という事で。3と4で別個に保管してください。
それと保管庫の管理人さん、前回、修正の対応ありがとうございました。

属性は、年上♀ニンジャ×年下♂サムライ→攻め受け逆転、和姦、本番挿入(膣)あり。
人を選ぶ系のものが、淫語、フェラ顔、スカ(実物はないが連想させる言動)、放尿。
あと、前回ウケていた、卑猥なポーズにこだわってみました。
ちなみに3から4まで状況固定でやりっぱなしです。エロだけ。内容は無い様。

70 :<3> 1/11 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:37:25 ID:UzoJpY2H
 
 床を流れる湯と心地よい快感の微熱。未だこれに浸っていた僕には、彼女の言葉の
意味がよく分からなかった。

 立ち上がったフェレーラさんは、股間を左手で覆いつつ右脚を一歩進めて、仰向け
のままの僕の胴体を跨った。左を向いてこちらの視界へ裸体の前面を曝し、足元を
肩幅の倍まで広げて真っ直ぐ立ち、その姿勢のまま見下ろしてくる。
 下から見上げる位置関係になると、ただでさえ長い脚がことさら長く目に映った。
彼女の向こうに、岩窟から削り出された湯殿の天井が湯煙でぼやけて見える。
 今、この湯殿は彼女の舞台で、濡れた裸身を光らせるロミルワの明かりはさながら
舞台照明だった。
 王都リルガミンの場末に、冒険者の落とす金を目当てとした卑猥な見世物小屋や
娼館がいくつもある事は、ギルガメッシュの酒場でがなり立てられる猥談を聞いて
いれば嫌でも知る。僕はそんな場所へ行く気になれずにいたけど、まるで無為な時を
取り返させてくれる慰めのように、とてつもなく美麗な裸身が僕だけに露わにされて
いた。

 その、赤く染まった長身の女体。
 今更ながら唯一そこだけを隠した手のひらからこぼれる、しっとりとした黒い恥毛
がなまめかしい。その上には、細長くくびれた腹に刻まれた縦長のへそ。
 更にその上、豊かに実った二つの乳房の、ぴぃんと反り返るように上向きになった
先端は、僅かな身じろぎのたびにゆらゆらと揺れていた。勃起して膨らんだ乳頭の
色は濃くなっていて、ぬめっとした質感を放っている。
 乳房の谷間の向こうにある、上気した美貌。大人びて柔和な造りの顔立ち。それで
いて少女めいた印象もある繊細な小顔。
 僕を見下ろしているその綺麗な黒い眼は、淫靡に細められ、嬉しげですらある。
いやらしい事を考えているのが丸分かりで、どこか期待の色を宿し、潤んでいた。
平常時のフェレーラさんは、優しげでありながらも堂々としていて、貴族的な雰囲気
さえあったのに、今の表情はどこか後ろめたさの影が覗いている。

「フェレーラさん……っ」
 僕はどきどきと期待に踊る心臓に喘いで、彼女が何をするのか見守った。
 息詰まる雰囲気の中、彼女は前髪の乱れを右手で払って揃えつつ、顔をやや左に
向ける。後ろめたい事から逃れるように。目線だけを残していて、僕を見つめ続けて
いる。
「ユスノーくん……」
 年上の女性然とした、真っ赤な艶に光る厚い唇。そこから、しっとりと落ち着き
ながらも情念の宿る声が漏れる。その綺麗な声で名前を呼ばれるだけで、僕は再び
熱くなっていく。
 いやらしい事を考え、いやらしい事をしようとしているはずの彼女もまた、熱く
なった自らのうちで踊る心臓に喘いでいるようだった。これだけ大胆な姿を曝し
ながら、あと一歩を躊躇している。何となく分かる。
 それを示すように、左手がもじもじと動き、右手も左手に添える。その下の
茂みが、じゃり、と微かな音を発てた。
「……私のここ……」
 もちろん、「ここ」とはその両手の下だろう。恥部を意識して茹だるように染まる
顔が、ゆっくりと僕の方へ向き直ってくる。
「あなたに見せてあげます……。ううん、見てくださいますか?」

71 :<3> 2/11 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:39:20 ID:UzoJpY2H
 
 そんな質問、答えは決まっていた。あの時、湯殿へ来る前の戦闘終了時に見えた
のは、ごく短い瞬間でしかないのだし。
「も、もちろん、見せてほしいよっ……」
 食餌を許されてがっつく犬のように上体を起こしかけると、彼女がスッと半歩前に
出てきた。制される形になり、僕は再び背中を床に預ける。
「そのまま横になって、楽な体勢で見上げてくださいね」
「……いや、でも……近くで見たいんだもの……」
 半ば愚図るように言ってしまった。それが可笑しかったのか、くすくすと笑って、
「男の子ですものね。……それなら……」
 僕の両肘の外辺りに両足を置いて佇んでいる裸身。その姿勢から彼女は、両膝を
曲げながら外に開いて、ゆっくりとしゃがみ込んできた。
 中腰のガニ股姿勢で一瞬だけ、ためらうように静止した後、
「失礼しますね……」
 僕の両肩の外辺りの床に両膝をつく。膝を支えにして、胴体が前にせり出す。
すると僕の顔の真上、まさに眼と鼻の先に、彼女の恥部が隠されている構図と
なった。

 そのまま熱い目と目で見つめ合う。彼女のへその上で、視線が絡んでいる。
「………」
「………」
 二人同時に喉を動かし、何かを飲み込んだ。
 鼻に抜けていく空気が柔らかく匂う。湯気に蒸らされてほのかに香る、彼女の汗の
匂い。フェレーラさんの体臭や髪の匂いは陽射しのように清々しく、ほのかに
甘ったるい香りが混ざっていて、汗もまた同様だった。ただ、少し生々しい感じが
強まっていて、それですら鼻腔に気持ちいい。
 ふと、射精後で萎えていた陰茎に、たぎるような感覚が戻っているのを自覚する。
「手を……どけて見せてよ……」
 僕がそう言うと、彼女は再び顔をゆっくりと横向きに反らした。今度は目線も
残さない。くっきりと浮かんだ左の鎖骨に細いあごを乗せて、はふ……、と熱い
溜め息を漏らしてみせる。
 両手が除けられ、露わにされる恥毛。
 恥丘に生えている分は黒々と濃く、恥丘の下の辺りでは薄めの生え方だというのは
あの時に見た通り。今は湯に濡れているため、長くなった毛足が中央に集まり、
割れ目を慎ましげに隠していた。

 更に彼女の両手の指先が、ぬめるように光る茂みを左右に掻き分け始める。
 ――この瞬間、不思議な事に僕はむしろ股間よりも彼女の顔を見ていた。
 さっき揃えた前髪が数条、また美貌の前に垂れている。もちろん、彼女のどこか
嬉しそうな表情を隠すのには全く寄与しない。
 それは、あまりにも魅力的な表情だった。切なげに閉じた目蓋をふるふる震わせ、
恥ずかしげに頬を紅潮させているくせに、実際やっている事は全く逆で、目元が
微笑んでいるのだから。
 見せたくないけど見せたいという、矛盾した心理がそこにあるのかも知れない。
だとしたら、フェレーラさん特有の心理なのだろうか?――あるいは、女性に共通
する心理なのだろうか? そういう話は、聞いた事がないでもない。
 思い返せば、「ニンジャとしては未熟で羞恥心を捨て切れていない」と言いながら
実際にその恥ずかしい姿で行動する事もまた矛盾心理じゃないのか。いかにやむを
得ない事情があるとしても、僕一人だけに絞り込んでいるとしても。
 それは彼女の内面をどう焦がしているのだろう。

72 :<3> 3/11 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:40:33 ID:UzoJpY2H
 
 そして、フェレーラさんはその衝動に身を委ねたようだ。恥毛の茂みを掻き分け、
ふっくらした肉同士で合わさった割れ目を露出させる。いや、というか割れ目は既に
半開きになっていて、内側から肉びら――小陰唇が完全に顔を出していた。
 つるんとした健康的な質感の、淡い唇のような整った色形で、なのに淫猥な肉厚が
あるという、僕の心中に刻まれた先の記憶。まず最初に生々しく感じ、けれど直後に
美しいと感じたあの様相。それとは少し違っていて、赤々しく充血していやらしさを
増している。
 彼女の美貌の中で特に淫靡な印象のある、その厚めの唇を連想させた。
 フェレーラさんはその肉びらに細い指を掛ける。そこから奥は、僕がまだ見た事の
ない場所。左右の人差し指が滑るように入り込み、ほんの少し逡巡の間を置く。と、
大陰唇ごと肉をむにっと引き伸ばし、ぱっくり開いて見せてくれた。
 途端、いきなり様相が変わる。びっくりするほど印象が変わる。くわっと捕食器官
を剥き出したジャイアントスラッグの口のようでもあり、戦闘を掻い潜るうちに幾度
となく目にする肉の斬傷のようでもある。
「お、女の人って、こんな……っ!!?」
 僕は、思わず驚愕の声を上げていた。
 けれど衝撃を受けながらも、魔力に縛られたようにそこを凝視してしまう。

 小陰唇は左右にめくられ、露わになったその裏側は口唇の裏側のようだった。対の
肉びらが囲む「中庭」の下部で窪んでいて、そこから滴った半濁半透明の体液が
今にも垂れてきそう。――たぶん、ここが膣口で、滴るのはいわゆる愛液。
 窪みの上では、その先端に小さな穴のある盛り上がった部分。更にその上、小陰唇
が合わさった辺りでは、小さな肉粒が皮からツンッと剥け出ている。それぞれ、尿道
と陰核だろうと見当は付く。
 全体的に、彼女の呼吸に合わせてひくついている。色合い、形や肉付きはやはり
生々しくも美しく整った印象がある。しかし、女性器そのものの基本的な造形は珍奇
というしかない。
 こんな奇妙な部位が、神の被造物として美しい部類だろう人族の女性に、しかも
フェレーラさんのような飛び抜けて美しい女性に隠されていたのかという思いは、
僕の中で何か壁みたいなものを崩した。
 でも、それは嫌悪感ではない。
 彼女の股下、両太ももの間から向こうに見える僕の性器がひくついて、その崩れた
壁の先に順応している。

「ど……どうでしょう? 年の割に綺麗だな、ぐらいには思っていただけると嬉しい
のですけれど……」
 顔を横に反らしたまま、薄目でこちらを窺っているフェレーラさん。15歳の僕との
年齢差を、内心では気にしているのかも知れない。まだ21歳のくせにそんな事を言う
ところが可愛らしい。
 その言葉の語尾のあたりで、つぅぅ――、と愛液が垂れていた。ほんのりとした
生々しい香りを伴いながら。それを吸い込む鼻息も荒いまま、僕は、
「ほ、他の女の人のを見た事ないし……、そういう比較は分からないよ……。でも、
聞きかじった話を基準にするなら、こんなに淡い色合いだもの、ものすごく綺麗だと
いうのは分かる。清潔感すらするよ。……ただ……」
 先の十字路での自嘲を思い返す。自分は、大人びているのではなくただの奥手だ、
と。
「…………ただ?……」
「僕は客観的に言って……奥手というか……、うん……、それに潔癖なところがある
から、初めて目にしたのがあなたのもの以外だったら生々しさに負けて、そのまま
女性自体から距離を置いたかも知れない。きっと多分そうだ。だから、フェレーラ
さんのを最初に見れてよかったと思う……。こんな、すごく魅力的で……、何だか
嬉しくなってくる……」

73 :<3> 4/11 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:42:22 ID:UzoJpY2H
 
 何の飾り気もなしに、思った事をそのまま言っただけ。
 なのに、彼女の膣口の窪みがぷくりと内側から盛り上がり、愛液が一気に滴って
僕のあごに落ちてくる。それをごく自然に受け入れた僕の気持ちを、どう表現すれば
いいのだろう。
 受け入れて当然だった。これは、彼女が僕を受け入れてくれている証拠だろう
から。
 何より、彼女の心地よい体臭に、微かな酸っぱさと生々しさを混ぜた香り。酒場や
宿屋で耳に入る猥談から想像して、もっと不快で強い匂いを覚悟していたのに、
むしろ慎ましげで、僕を陶然とさせる悩ましげな香り。何の抵抗感もなかった。
「私も嬉しいです……」
 フェレーラさんは僕へ顔を向き直して、はにかみながら微笑んでくれる。同時に
もう一度、膣口から愛液がぽたぽたっと滴ってきた。
「……あっ……、ご、ごめんなさいね、ユスノーくん……、はしたなく垂らして
しまって……」
「謝る必要なんて全然ないよ、フェレーラさんっ……、あなたのだったら……」

 ここから僕にとって何かが変わった。そんな感じがする。
 彼女に手を伸ばして能動的に触れる事への躊躇は、ふと気付けば殆ど消え去って
いた。それを押しのけて、むらむらぐつぐつする衝動が僕の中で沸騰し渦巻いて
いる。
 身体の側面に置いていた僕の両手を、フェレーラさんの尻の下から潜らせ、彼女の
股間に伸ばしていく。
「僕を受け入れてくれるから濡れるんだよね? ……さ、触ってもいいよね……」
 恥毛に触れただけでぴくんとされるのを、勢いで乗り越える。左右の人差し指で
ぬらりとする感触の小陰唇を拡げ、内側の窪みをよりはっきり見ようとする。
「はい……、好きなだけ触って、好きなだけ見てくださいね……」
 そう言って彼女は、同様に小陰唇を左右に拡げていた自らの指をそこから離す。
太ももを拡げて股間はより落とし、より突き出してくる。更に、後ろへやった両手を
床につき、上体はのけ反った。
 主導権を渡してくれたと理解して僕は、左右の親指まで使って膣口も開いてみる。
「うわぁ………」
 僕は感嘆の声を上げて、その奥を見つめた。夢中で凝視した。
 ただのぬかるんだ窪みに見えていたのに、窄んだ襞を開いた奥にまだ秘密があった
から。もちろん、そうだという見当を付けて暴いたのだけれど。
「そこ……が、私の膣口です、ユスノーくん……」

 直前に体勢をやや変えたからか、開きやすくなっている。くぱあっ、と指二本も
楽に入るぐらいの直径に拡がっていく肉の穴。内側では、血色のいい肉壁が半透明の
体液でてらてらと光っていた。
 初めて目にする生々しい器官――そこから生まれてきたのに、生まれて初めて見る
そこ。
「よく見えるよっ……、すごいいやらしいっ……。ロミルワのせい……?」
 その呪文は、術者自身を中心とした一定空間が均一な光に満たされる効果を持つ。
こんな事になるとは初めて知ったのだけど、つまり、
「フェレーラさんの膣の奥まで、全く影がないよ……? 完全に曝されている……」
 と、そういう様相だった。
 熱っぽい声でフェレーラさんに教えた途端、彼女の膣壁がきゅうっと窄む。内側
から押し出されるように性臭伴う熱い液が、真下に滴るのではなくて、ぴゅうっと
溢れた。僕の口の中にまで入ってくる。
 酸っぱいのかと思ったら、ほんの少しだけ塩味と苦味がした。匂いもさっきと
違ってきている。僕の中の原始的な牡の部分を、更に高めてくれるものだった。

74 :<3> 5/11 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:43:54 ID:UzoJpY2H
 
「ロミルワがそんないやらしい呪文だなんて……、私も初めて知りました……っ。
恥ずかしい……」
「……さっき、好きなだけ見てって言ったばかりなのに……、いやなの?」
 逃がさない、という気持ちから、右手の親指で膣口の中に触れた。ぬかるみに滑り
込むように、ぬるーっ、と奥へ入っていく。
「んっ……」
 挿入を受け入れ、彼女はくぐもった声を出す。指をきゅううっと膣肉で締め付け、
吸い込もうとするような感触がある。こんなところへ敏感な性器を挿入したら
どうなるのだろう。
「いやではなくて……、あっ……」
 粘液でまみれた人差し指が滑って、彼女の陰核に触れる。ころころした感触。
にゅうんと柔らかく伸びる陰唇に比べれば、しこるように硬い印象があった。
「いやではなくて?」
 反応を目ざとく拾って、そこをくりくりと指の腹で転がしてみる。
「えーっと……んぅっ……、そのですね……、んんんっ……」
 既に充血しているようにも見えたそれは、更に赤子の指先ほどの大きさまで膨れて
いく。まるで陰茎の勃起みたいに。

「んぅ……、ふぅー……、んぁっ……」
 細いあごを上げて長い首を露わにし、切なげに宙を見上げる彼女。その声に混ざる
淫猥な色の割合が、あからさまに高まっていく。
 僕は何となく分かってきて、さっき彼女から素足でされた時の要領をそのまま
やり返しだした。柔らかい力加減で、ゆっくりと、粘液の油膜一枚分の距離感を意識
して。
「んぁんんっ…………、く……、あっ……、あっあっ……」
「……気持ちいいんだ?」
 いささか意地悪な韻でそう言ってみる。
 すると、フェレーラさんは少しとろんとする眼で見下ろしてきた。眉も下がった
困り顔で。弱々しくて、妙に可愛い。
 数瞬の沈黙の後、
「……はい……」
 静かな溜め息を漏らし、
「いやではなくて……、あっ……、気持ちいいです……。ユスノーくんに奥まで
見られて、か……感じる……ところを触ってもらえて、気持ちいいです……」
 苦笑と言うか、照れ笑いのような微妙な顔で肯定する彼女だった。

「ニンジャって、性的な耐性も修めているって聞くけど……フェレーラさん、
もしかして弱かったり?」
「……は……はい……。体質的にも精神的にも、かなり感じやすい方です……。
んっ……、ユスノーくんに抱きついておちんちんを弄らせてもらった時にはもう、
お腹の中が気持ちよくなっていました……」
 彼女の喋り方が、段々と従属的になってきている。言い回しが丁寧かどうかでは
なくて。その意味では大差はない。込められたものが違ってきている。そこに僕は
感づいていた。
「へぇ……、そうなんだ……」
 僕の中で、むくむくと噴き上がる嗜虐心が、先に辱められた事へのささやかな
復讐を欲する。思い返せば、その後で彼女が口にした「自分は被虐的な嗜好も
持ち合わせている」云々はそういう事だ。攻め手と受け手を逆転しましょうね、
という。攻めてもらいたいです、という。
 彼女がそれを欲し、僕もそれを欲するなら応じるまでだ――と、唇に飛び散って
いた彼女の恥液を舐め取り、そう思った。

75 :<3> 6/11 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:45:24 ID:UzoJpY2H
 
「お腹の中とかも感じる……って、こことは別に感じるの?」
 左右の人差し指で挟むように、陰核をすりすりと愛撫する。攻めようという意識
からつい乱暴になりそうなのを抑え、あくまでも柔らかく。
「はい……、ん……っ、そこは私の女芯です……。おな……、お腹の中とは別に、
そこも特に感じるのですね……」
 それならと陰毛を掻き分け、陰核の根元からへそ方向へ伸びている莢状の皮まで
露出させる。左の人差し指の腹で、莢から陰核に向けて全体を撫で下ろし、血と熱を
集めるようにこね回す。
「毛の下に、こんなのが隠れてたんだね……」
「……ん……、あっ……」
 同時に右の人差し指で、陰核そのものをゆっくりと撫で続け、彼女の息を荒くして
いく。莢を押さえるたび、ピィンと勃起した肉芽の角度がくいくいと卑猥に変わるの
を指先に感じつつ。

「……ん……、んっ……、あっ……、あ……んっ」
 フェレーラさんいわくの女芯。なるほど、と思わなくもない。一撫でするに連れ、
その裸身がぴくんぴくんと震え、親指を咥えている膣の内壁がきゅっきゅっと蠢くの
だから。まさしく、反応を喚起する敏感な芯の部分だ。
 ここを弄るだけで、彼女の肉体を攻めているというか、操作し支配している実感を
煽られてしまう。自分の手の中で、思い通りに反応して善がってくれる事――それが
愉しくて仕方ない。たぶん、さっき僕の事を攻め抜いた時の彼女も、こんな気持ち
だったんじゃなかろうか。
 自分のうちに好虐的な一面をまざまざと見出しながら、僕は彼女を攻め立てた。
「んひっ……、ああんッ……あぁあ……っ、ユスノーくん、上手いです……」
 性器への愛撫に感じる自分を抑えようとせず、フェレーラさんは乳房を揺らし
ながら大胆にのけ反る。薔薇色の美貌を左右に振るう。一際上ずった声で喘いで
みせる。とても情熱的で、とても色っぽい声だった。
「声……、すごいいやらしくなってるっ……」

 あるいは、そのまま彼女を愛撫し続ける――という流れに浸るべきだったかも
知れない。けれど、僕の性器は痛いくらいに充血し、張り詰めるほどの勃起と敏感さ
を取り戻していた。攻め立てたい気持ちもまた十分に張り詰め、もはや堰が切れつつ
あった。
 僕はいきなり上半身を起こし、
「フェレーラさんッ……」
「きゃっ……!?」
 尻をついて座る姿勢となる。股間に彼女を跨らせ、向かい合ったその全裸の身体を
かき抱く。平均的な成人男性より低めな僕とほぼ同じ背丈の、女性としては長身、
かつ肉感的な彼女の身体は、腕の中に囲ってしまうとむっちりと存在感があった。
 豊かな乳房が彼女と僕の間に挟まっているから、余計にそう感じる。柔らかい肉の
塊が僕の胸板に押し付けられ、変形しながら密着すると、少し泡の残るすべすべで
むにむにの感触が伝わってくる。

76 :<3> 7/11 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:46:45 ID:UzoJpY2H
 
 この酔い痴れるほどの一体感を、より強く求めたい。そんな情動に押されて、彼女
の潤んだ瞳を下から覗き込むように見つめた。誰かとここまで近く顔を接した事は
ない、そんな距離。
「我慢できないよ……、僕、もうフェレーラさんの中に挿れたい……、一緒に
なりたい……っ」
 むっちりと肉感的な尻の谷間に、僕の屹立が滑り込むように挟まっている。これを
彼女の膣内にねじ込みたくて堪らない。
「いいでしょ……?」
 彼女のなまめかしい首筋に興奮した息を吐き掛ける。さっき彼女にされたように、
唇で触れてみる。左腕で彼女の背中を抱いたまま、どさくさに紛れるように右手で
左の乳房を横から触りもする。
 それは、鋭敏になっている指先にとってすごく柔らかかった。なのに押し返す
ような張りがあり、ぷるぷるっと波打つ。
「もぉ……」
 と言いつつ彼女は嬉しそうにはにかみ、長い睫毛を伏せる。どう言えばいい
のだろう、求められた女性の達成感のような表情が、ちらりと垣間見えた感じだ。
「もっともっと、思う存分に見てもらいたかったのですけれど……」
「もちろん、まだまだ見せてほしいよ、でももう今すぐに挿れたいんだ……!」
 自分の欲望を直裁にぶつけ、僕は右膝を立てつつ彼女を押し倒す。と、床に流れる
湯が、ぱしゃあ……、という音を響かせた。

 そんな水音よりも、自分自身の心臓の音の方が強く響いている気がする。
 僕の下で抱きしめられ、左乳房を触られたまま、うっとりと紅潮させた顔を呈し、
何の抵抗もしないどころか抱きつき返してきているフェレーラさん。
 彼女は、尋常でなく美麗な、楚々として穏やかな年上の女性で、かつニンジャと
ビショップの両面を極めた戦闘強者だ。おそらくは貴族的な身分階級に生まれ、一門
の秘伝を継承する箱入り娘として育った才女。おまけに国許では祭事を司る要職に
あるらしい。
 そんな色んな意味ですごい人を、たかだか中堅どころのサムライの僕がどうして
組み伏せていられるのか。こうなるべくしてなった、としか言いようがない。気が
付くとこの状況だった、と言っても過言ではないのに、先日の僕からは全く予想
できない。
 いや、数刻前ですら、彼女を犯したいと暴走しかける気持ちを抑え、そんな事を
すれば首と身体が離れる羽目になっても文句は言えない、と煩悶していたのに。

 夢想的ですらある状況の中、フェレーラさんは「全てを捧げてあげます」と言わん
ばかりの表情だった。艶やかな唇を緩く突き出し、舌先を覗かせている。それは、
口づけを求めているように見えた。
 ――しても、いいのだろうか。口づけというのは、僕のいささか堅苦しい貞操観念
の中で重要な、事によると性交それ自体よりも核心的な位置づけにある。――などと
いう、気後れがなくもなかったけれど。
 そんなもの、もはや膨れ上がる欲望の中で、隅に押しやられた小さな欠片でしか
ない。知るか、って感じだ。気付くと僕は情緒も何もなく、貪るように彼女の唇を
奪っていた。
「んぅ……っ」
 僕のそれは初めてで、激しかった。優しく吸い付いてきたフェレーラさんも、
応じて激しいものに転じた。唇の向こうから舌先がノックしてきて、うねるように
僕の口の中に入り込み、舌同士でもつれて絡み合う。

77 :<3> 8/11 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:48:06 ID:UzoJpY2H
 
 頭の深奥が痺れる。
 頭の中に白い靄が掛かっている。
 冷静に表せばただ口と口を接しただけのこの行為が、上下左右すら分からなくなる
ような興奮を誘う。耳の後ろで血流の音がして、頭の中では血流以外の何かが
どくどくと溢れ出ている。
 何故か、と思う。
 自我と自我を触れ合わせている行為だからだ、と思った。
 互いの鼻息さえ音を発てるそれは、まるで飢えを満たし合おうとしているような、
相手を貪り尽くそうとする勢いだった。
 フェレーラさんの唾液さえ美味に感じる。彼女の綺麗な歯並びとつるつるとした
感覚を舌先で愉しみ、歯茎と唇の間や舌の下の唾液を啜り取り、夢中で飲み込む。
この生々しくも芳しい匂いが堪らない。
 逆に、彼女の滴る舌は、同じ事を僕にしてくる。口内の上側を舐められた時など、
それ自体が快感を呼ぶ。

「ふぅっ……、んんんっ」
「んくっ、んむ……」
 口づけに悶え、右手で左乳房を揉みしだきながら、僕は挿入のために体位を変えて
いく。
 投げ出していた両脚は、彼女を押し倒した時点で片膝を立たせている。彼女の両の
太ももの間に割り込ませていた自分の胴体を、更に押し付けようとするべく、両膝を
床について左右へ拡げつつ、股間を床近くにまで下げた。
 自然、彼女の膝から下が僕の腰に巻き付いてくる。いわゆる正常位というのか。
僕の方もまた自然に、と言うには意図的だけれど、股間を彼女の股間と接触させる。
よりしっくり来る密着感を探して、腰をぐいぐいと動かした。
 同時に右手の中で、彼女の乳房が形を変えている。指の間に意外なほど硬いものを
感じ、これが乳首だと気付く。
 口と股間でぬるぬるとした感覚が、手と指の中では硬軟の感覚が交錯する。
「んんむっ」
 興奮と相まって、もう何がなんだか分からなくなりそう。思わず反射的に腰を突き
出すものの、陰茎の仰角がありすぎて、彼女の陰裂の内側に沿って滑ってしまう。
 何回か繰り返すも、結果は同じ。

「ぷはっ……、フェっ……フェレーラさん……、えっと……どこ?」
 唇を離し、唾液の糸を引きながら尋ねる。
 ぎんぎんに滾った屹立が、彼女のぬかるんだ肉穴を探して何度も擦り付けられて
いるのに。つるんつるん、あるいはじゃりじゃりして抵抗感がない。胸と胸を離して
股間へ見やってみると、彼女の茂みの上に顔を出すのを繰り返している。
「あれ?……」
 攻め手としての意識に追いつかず空回りしている事に焦る。と、彼女の手がそっと
伸びてきて、僕の陰茎に添えられた。
「ユスノーくん……、私の性器は少し上付きですから、位置はちゃんと合ってます。
角度をちょっとだけ……、ほら……ここ……」
 僕の先端を自分の内側への入り口に当てがい、そっと囁いて導いてくれる。この
優しい配慮が彼女の魅力だと改めて思う。ばつの悪ささえ感じなかった。
「う、うんっ……いくよっ」
「はい……」

78 :<3> 9/11 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:49:55 ID:UzoJpY2H
 
 くっと腰を僅かに押し出すだけで、吸い込まれるように挿入された。亀頭の先端に
触れていた肉の輪が、ぬぅぅっとぬたついた密着感と共に雁首までずれ、陰茎半ば
までずれ、根元にまでずれていく。
 それに伴う焼けつく熱さに、まるで彼女の生命力そのものが絡みついているように
感じる。――いや、実際にそうなのかも知れない。
「うっ、うわっ……!!」
「んんっ……!!」
 同時に喘ぐ僕ら。
 陰茎の根元を包む肉の輪の感覚が、抜いてもいないのに先端へ向けて返っていく。
柔らかい肉の環が何重にも連続して、奥方向へ緩やかにうねっている。
 射精用の肉仕掛けだ。こんないやらしいものを、彼女は腹の中に隠していたんだ。
 即、何か熱いものが陰茎を突き抜けた。射精感には到っていないけど、先走った
体液というにはあまりに多い。もしかしたら既に半ば射精してしまったのかも
知れない、と思えるほどだった。
 唇を噛み、陰茎の根元に力を入れて、乳房を握るようにして、ぶるぶると震えて
耐える。耐え抜く。耐え切った。

「……くぅううっ……、うっ、動くよっ? フェレーラさんの中で動くよ、いい?」
「は、はいっ……ユスノーくん、私の中で気持ちよくなってっ……」
 嬉しい事を言ってくれる。とろんと閉じかかった目蓋がぴくぴく震えているその
綺麗な顔を見ながら、まず彼女の一番奥まで押し付ける。
「あぁっ、んっ……」
 そこからゆっくり腰を引いていく。と、幾重もの微細な肉襞はきゅうきゅうと
甘噛みし、抜かせまいとばかりに抵抗感が強まった。
「ううぅっ、気持ちよすぎっ、るよっ……!!」
「あぁん……、ありが……とう、ございます……、嬉しひっ……」
 彼女は嬌声にも似た礼を言いつつ、再び僕の背中に両腕を回す。腰へ巻きつけた
両脚と共に、四肢全てでぎゅうっとしがみついてくる。密着度が高まり、指先から
突き出ている彼女の乳首が、僕の乳首と擦れ合う。
 半ば抜き出した陰茎を再び彼女の肉の中にねじ込み、快感を貪る。すると、ぬくっ
ぬくっという、奥へ持ち上げられるような締め付けで迎え入れてくれた。
 単純な圧力だけの締め付けではなくて。何より驚き、何より蕩けそうになるのは、
もっと表現しがたい吸着感だった。濡れた手のひら同士を合わせれば真空で吸い付く
事があるけど、たぶんあれと同じ現象。同じと言うか、よりぬったりとした感覚。
微細なおうとつの全てに入り込み、僕と彼女をつなげている粘液のせいか。

 次第に粘液は、陰茎と膣肉の間から、ブじゅるっ、ぷぴっ、と卑猥な水音を発てて
溢れ出し、フェレーラさんのすごく恥ずかしげな表情を誘発する。
 それを見て、先走りと言うよりもっと濃い何かが、またも尿道から溢れ出た。射精
寸前の、ぎりぎりのところで僕は全身を硬直させて耐える。
「やぁん……変な音、たてないでください……」
 なのに、全身の硬直を緩ませるような、彼女の甘え声。僕の背筋に電撃的な
ぎくぎくっとした感覚が走り、体液も先走る。胸の奥は跳ね上がり、切なさが
はじけていく。フェレーラさんが可愛くて可愛くて堪らない。
 そして、この快感も堪らない。僕の絶頂はすぐそこにある。フェレーラさんの素足
で絶頂手前をたゆたうように攻められた先程と違い、ただ一直線に絶頂へと誘う快感
の中ではもう耐えられない。
 彼女の膣襞は、あとほんの少しの刺激で僕を射精に追いやるはず。
 このまま挿入してすぐに屈しては、攻め手として駆り立てられている僕の、
男としての矜持を崩してしまう。受け手として彼女に辱められた分と合わせて、
完全屈服だ。
 それを守るには、一つしか思いつかなかった。――逆に、あえて先んじる事。

79 :<3> 10/11 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:51:32 ID:UzoJpY2H
 
「………よ、よしっ」
 思い立って僕はフェレーラさんの両腕を解かせ、自分だけ上半身を起こす。名残
惜しげに左乳房から右手を離した。仰向けの彼女の両膝に両手を当て、がばっと左右
に開かせる。乳房を眼下に見下ろしつつ、彼女の腰を両手で抱いて、その尻を少し
持ち上げさせた。
 彼女からも、所在なさげになった手を僕の両膝の裏へ掛け、身の支えとしてきた。
「すぐ出ちゃいそうだよ、フェレーラさんの中っ……。とりあえず、一回イッても
いいよね? こんなの、一回イッてからじゃないと逆に楽しめないよっ……」
「えっ……、ええ、いいですけど……」
 面食らったような彼女だったが、その表情が直後に蹂躙される。射精も構わない
と割り切った僕がいきなり腰の動きを速め、膣内の肉襞に亀頭をめり込ませ、擦り
上げたからだ。
「あっ!!? あっアッ、あっあっ」
 悶えるというより慌てた感じで、フェレーラさんの断続的な声が湯殿に響く。
「あひっ、ひっ、ちょっ……ああんっ、いっ、いっ…いきなりっ……ユスっ、ノー…
…くんっ、ゆっくひっ……」
 それに連動して、彼女の豊満な両乳房が前後に揺れる。乳房の下側を見せて跳ね
上がり、波の反射のように弾み、逆向きに伸びて歪に変形する。そのたびに肉と肉
とを打ち合わせる音。まるで別の生き物がそこに寄生しているような有様だった。

 同じく併発して、床の湯の飛沫音よりも高らかに、彼女の膣口から濡れた破裂音が
する。ぷっ、ぷぱっ、ぱぷっ、ぬぷっ、ぷぴっ、ぶぽっ、ぼぽっ――あまりに下品
で、滑稽で、卑猥な音。
 僕の乱暴な出し入れが、彼女の膣内をあたかも楽器のようにして、空気を鳴らして
いるのだろう。
「いやぁんっ……、へっ、変な音……発てないでって、おっ、お願いしました、
のにっ……、うあっ」
 フェレーラさんは恥ずかしげな、むしろそれを通り越して泣きそうな顔で
嫌がった。でも、僕には同時に気持ちよさそうにも見える。
「んっんっんっ、あっ……、ひぃぃんっ……、んっあっ、あっあっ、ひっ……」
 彼女はその両端の間を行ったりきたりしていたけど、
「……ああんっ、んぅっ、でも気持ちイイですっ……、あっ、あふっ」
 唐突に、明らかに悶え始めた。眉の根に寄った線が減って、悦んでいる笑顔の
ような表情がそのまま表れたりする。
 彼女の膣肉が奥へ向けてきゅうきゅうっと締め上げ、吸い上げるような感覚を
強めてもくる。痺れるほど気持ちいい。出すつもりで刺激を強めれば、むしろ少し
余裕が生じたのだけど、それも早々に追い詰められていく。

「フェレーラさんも気持ちいいのっ……!!?」
 そう聞いた途端に彼女は、僕の背後で両足を床に突っ張った。頭を無理やり
のけ反らせて支点とし、背中を僅かに浮かせ、全身をピインッと緊張させる。
 胸の角度が変わり、たぱんたぱんという音を発てて前後に揺れていた乳房が、
たゆんたゆんと回転する円を左右対称で描きだす。
 股間の高さもずれて出し入れしづらくなるものの、僕の方で膝立ちの高さを
合わせる。なおも動きを激しくしていく。それはたぶん闇雲に拙く乱暴で、僕自身の
快楽だけを考えたものだ。両手は彼女の腰を抱くと言うより、前後に動かすのに
使っている。僕の勃起だけで彼女を支えているような瞬間や、恥骨の裏側の膣襞
ただ一点で出し入れが受け止められている瞬間すら、たびたびある。
 なのに、そんな乱暴な出し入れがちょうど快感のツボに当たっているのか、
「……気持ちいいですっ……、恥骨の裏側が……あァっ……、感じるのッ……! 
もっと乱暴に……犯してくれてもいいですっ……! 私……、何をされても私……、
構いませんので……っ!!!」
 自ら被虐的な面を持つと言っていたフェレーラさんは、舌まで出して悶えて
みせた。何気にすごい事を口走ってないか。

80 :<3> 11/11 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:53:20 ID:UzoJpY2H
 
 煽られるままに僕は、彼女の恥骨の裏側へ目がけて屹立を突き上げる。裸体を
半ば吊り上げるつもりでがくがく揺すった。彼女の苦痛の事など頭の中から一切が
抜け落ちての暴走だった。
「……っっ、ユスノー……くっぅんんぅ―――〜〜〜〜ッ」
 切なげな声で名前を呼ばれて、ひどい事をしていると気付く。と同時に、僕の中で
尾骨から頭頂までの背骨を貫く何かが上ってきた。
 彼女の中へこのまま射精したいという気持ちと、それを自制する気持ちが交錯
する。その一瞬の葛藤を捨て置いて、無理ある体勢だったのか半ば過失的に陰茎が
すっぽ抜けた。
「うぁあああっ、フェレーラさんっ……!!!」
 ――どくッ、ぶびゅるるっ……
 白濁した精液が見た事のない勢いで飛び散り、
 ――ぶゅるるるるッ、どくっどっくっ、どくっ……
「ああんっ……、だめぇえ……」
 彼女のへそからみぞおち、胸の谷間を越え、喉から頬にかけてを汚していく。

「うはぁああっ……、ああっ……」
 僕は、ぶるぶるっと震えて昂ぶりを悦んでから――、しばし呆然とした意識で
見下ろした。自分の撒き散らした精液が、練達した女ニンジャの裸身を染め上げて
いるのを。
 殆ど、挿入してちょっと擦ったら出した、というぐらいみっともない有様だった
のに。そんな事を省みるよりも、まとまらない気持ちの中で、支配感、達成感、
充足感みたいなものが強く渦巻いている。悦びがどれだけ大きいかという事だ。
 僕はそうだ。でも、一方でフェレーラさんはどうなのか。
 くたっ、と背中を床につけて、その手が僕の膝の裏からするりと抜け出て、白く
濡れた乳房に伸ばされている。
「ううん……、はぁー……、はぁーっ……、た、たくさん出しましたね……」
 と興奮冷めやらぬ荒い声で言う。仰向けのまま乳房辺りの精液をぬるぬると触って
いた。淫靡な行為だった。塗り拡げるつもりかと思うと、逆に手のひらで集めだして
いく。
 その雰囲気とは逆に、彼女はまだ満ち足りてない。表情から何となく分かる。
たぶん、まだ昇り詰めていないのだろう。
 満ち足りていない、という意味では僕も同じだ。確かに一区切りとして充実した
気持ちはある、けれどまだ貪り足りない。彼女の美しい肉体を、彼女という女性を
貪り足りない。

81 :<4> 1/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:55:35 ID:UzoJpY2H
 
 ゆっくりと体勢を整えながら、僕は宣言めかして告げる。
「嬉しい、フェレーラさんみたいな人で童貞喪失できたなんて……。でもフェレーラ
さん、さっき言った通り、ここからもう一回だよっ……」
「はっ、はいっ」
 ぼうっとしていたのに、僕の言葉に食いつくように反応するフェレーラさん。
 その目付きが違ってきている。んはーっ、んはーっ、と鼻に掛かった息を荒げても
いる。絶頂手前でおあずけを喰らっているからか、これまで以上に淫乱な気が彼女の
意識を濁らせているみたいだった。
 生まれたての子牛のように、フェレーラさんはふるふると震えつつ上体を起こす。
湯気が彼女の肌の表面から立ち上り、揺らめいている。僕には、それは彼女のうち
から噴き出る淫気のように見えた。
「好きなだけしてくださいね……。というより、ちゃんと私の膣内で射精してくれる
までは、脱童貞と認めてあげませんから……っ」
 そんな妙な事を言ってくる。淫らというより可笑しく感じて、僕は思わず吹き
出してしまった。
「あはは。じゃあ、僕はまだ童貞って事だね。フェレーラさんのために、僕は童貞
なんだ。……フェレーラさんに捧げるためだけの童貞」
 童貞である事がこんなに嬉しいとは思わなかった。童貞童貞と言うたびに、彼女が
興奮して瞳を輝かせているのが可笑しい。

「……でも」
 ふと思って、
「それっていいの? 膣内に射精って……」
 との僕の言葉に対し、まるで固まったように動きを止める彼女。
 その表情は、何とも複雑で、意味ありげなものだった。
「に……妊娠の心配なら大丈夫ですので……。体内に入った異物である以上は、精液
に対してラツモフィス(解毒)の呪文が有効で……、まず避妊できるとされています
し……」
「ああ、確かにそういう用法を聞いた事がある。へえ、実際に有効なんだね」
「はい。……とは言え、その……、ふーっ……、わ、私の心境的には……毒などで
なくて、甘露なのですけれども……。ユスノーくんの……これ……」
 生々しい鼻息に、甘ったるい声を混ぜるように囁きながら。精液を掻き集めた手の
ひらを口の前にやって、僕に見えるように唇と舌で、ちゅちゅっと啜ってみせた。
 うわ、と僕は露骨に嬉しげな声を上げてしまう。この、僕をまるごと受け入れて
くれるような行為に感動すら覚えた。

 そして、覚えたのは性衝動の高まりも。
 淫靡な表情でぺろぺろと手を舐め続ける彼女を見て、気持ちは相変わらずむらむら
する。ただ、さすがに三回の射精後となると、萎びれた陰茎はしばらく滾りそうに
ない。
「じゃあ、今度こそフェレーラさんの中に出そう……と思うんだけど」
 僕がもどかしげに性器をしごいてみようとし、それすらできず揉んでいると、
「大丈夫、お若いのですし……、こぼれ湯とは言え回復の泉に触れ続けているのです
から……すぐ復活しますよ。何でしたら……」
「いや、ここはさっきの、思う存分に見せてくれる、の続きだよ。フェレーラさんの
裸で、もう一度、僕の興奮を駆り立ててよ。さっきの体勢だと、後ろの方が見え
なかったから、ちょっと不満かなって思ってたんだ」
「お尻の方ですか?……」
 熱い溜め息と共に形だけ聞き返してくるものの、彼女の表情には隠し切れない
嬉しさが混じっていた。瞳は潤んで、その奥に燈る粘りつくような火があからさまに
分かる。
 ――きっと、見られたいんだ。
「いやなの?」
 見透かしているのに、わざと意地悪してそう言ってみる。
「いえ、その……私はさっき、おちんちんを口と舌で舐めて差し上げましょうか、
と言いかけたのですけど、お尻を見せるのとそれ、両方を一度にしてみるとかは
どうでしょう?……」
「く、口で? それも興味あるけど……、両方を一度に?」

82 :<4> 2/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:57:18 ID:UzoJpY2H
 
 僕の問いかけに対して彼女は頷き、また横になってくださいね、と床を指して
ふらりと立ち上がる。そう言われても、このまま攻め手の立場で彼女の色々な
部位を観察しようと思っていたため戸惑う僕だけど、
「ご奉仕させていただきますから……」
 との彼女の言葉。そういう事なら優位まで変わるわけではないかなと思い、意図
の分からないままに仰向けに寝転んでみる。
「失礼しますね……」
 彼女は僕の胴体の上で、足元を肩幅の倍に広げて佇立する。既視感があったけど、
さっきとは反対に僕へ背を向けていた。
 もしかして、と僕が直感的に理解すると同時に、彼女は尻を僕に突き出すように
しゃがみ込む。
「………こうしてですね」
 両膝を曲げて座り込み、前屈する。とは言え座りきらず中腰で、尻はあくまでも
持ち上げたまま。僕のすぐ鼻先の空中で、熱に染まった女体の、なまめかしく肉厚
かつ幅広の尻が視界一杯になった。
「フェ……、フェレーラさんてばっ……」
 喘ぐような僕の声に構わず彼女は、両手を背後にやって尻たぶを掴む。ぐいっと
左右に割り広げて恥部の全てを曝した。

 肛門は皺の窄まりをくわぁっと広げて、膣口に到ってはさっき挿入されて激しく
出し入れされたため、ぱっくり開いたまま。湯気まで立ちそうだった。
 その膣の有様を作った僕の性器に、彼女は顔を近づける。ただ、それは今は
萎びれて、先端には半ば皮まで被っていた。
「これはこれで可愛い感じですけど……さっき、私の膣の奥までごつごつ突いてきた
時の元気を取り戻してくださいね……」
 彼女の艶やかな唇が、陰茎に触れそうな距離に迫る。それを見つめる僕に、胸が
跳ね上がりそうな期待感。まさか本当に、と思う。
 フェレーラさんは鼻を鳴らしてくんくんと嗅ぎ、自らの体液と僕の体液の混合に
対して、はぁああと溜め息を漏らしてから――、口唇の中にぬちゅるんっと亀頭を
吸い込んだ。
「………ッ!」
 初めての感覚に思わず僕は、床に頭をぶつける勢いでのけぞってしまう。

「い、いいのっ……? こんな事っ……、うわわわわ……」
「ふぁひー」
 咥えたまま返事。
 こんな綺麗なお姉さんが、こんな恥ずかしい格好を曝しながら、口で愛撫して
くれるという状況。頭がくらくらして、背筋が総毛だった。確かに彼女は、「清楚
ぶっているくせに年下の男の子が好きな痴女のお姉さんとして、あなたを悦ばせて
差し上げますから」と言ったけど、ここまでしてくれるなんて。
 射精後でまだ鈍っているはずの性器から、早くも快感が滲み出てくる。
 フェレーラさんの裸身もまた、その肌を染める媚態の赤みが茹だるように増して
いく。しゃぶりながら、ぶるぶるっと身悶えしたのは――羞恥に焼かれているの
だろうか? その事に興奮しているのだろうか?

83 :<4> 3/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 17:59:19 ID:UzoJpY2H
 
「んんぅっ、ユしゅノーくん、ふぉのまま見てくださいね、私の……女の部分の奥
と……恥ずかしいお尻の穴……。んぅ、ほひてまた、かちかちに勃たせてから……
その後、おちんちんで私の女をほじくり返してくださいっ……んっ、んろっ」
 逆さにした顔を傾けて僕と目線を合わせ、陰茎を頬の内側に乗せたまま、痴女
じみた事を言うフェレーラさん。言葉と共に動く舌が、唾液をまぶすように亀頭へ
ぴらぴらと撫でつけてくる。
 その淫らな美貌の手前では、熟れた果実よろしく張り詰めた乳房が垂れ下がり、
ぷるんぷるんと揺れている。
 揺れる乳房を挟むむちむちっとした両太もも。その根元では、恥骨と左右を黒毛
に飾られた陰唇が、厚ぼったくぷっくり膨みつつ拡がりきっている。膣口どころか
その内側のぬらぬらした、ロミルワの光で何一つ隠されない肉襞を覗かせて。
 膣口の上、尻の中央では、窄まりを開いた肛門。放射状の華。茹だって染まり
ながらもくすみのない色で、あの時に見た通り清潔感さえあるのに、周囲に濃い目の
産毛を数本生やしていて、卑猥さをもたらしている。
 彼女の秘所の何もかもが丸見えで。僕は、魔的な熱病に浮かされるようにボゥッと
した意識となった。

 それに前後してフェレーラさんの、僕の両側に立っていた細い両足首を握り締め、
つかまるようにする。彼女の意図が直接伝わってくる唇の動きに耐えられず、
無意識に。
「んむっ」
 と彼女が呻く。反応してか膣口がきゅううっと窄んだ。白濁した濃い性液を溢れ
出させる。その後、指三本が楽に入るほどぱっくりと開いていく。実際に、ぬぱぁっ
という水音さえ聞こえた。
「うわ……、フェレーラさんの膣口って、可愛くぱくぱくする……。水揚げされた
魚の口が呼吸に喘いでいるみたいで……、すごく卑猥だよ……。内側に糸まで
引いてる……」
 熱っぽく嘲る一節一節のたびに、たぱたぱっと彼女の恥液が僕の胸に垂れる。
「あぁんっ……開いちゃうんです……、んぅっ。ゆ、ユスノーくん、もっと奥まで
見てほしいからです……、んぅむっ、んぅっ」
 語尾で、ちゅっ、ちゅぢゅっ、と半ば勃起しかけた陰茎を吸い上げつつ、彼女は
自ら左右の人差し指を膣に入れ、肉壁を広げる。ぬるりとぬかるみに入り込む
彼女自身の指先がひどくいやらしい。

 肛門の中にも、両の中指と薬指の計四本を楽々と入れる。
 更に四隅に引っ張って、ぬらぬらと血色いい鮮やかな内側を自ら披露してみせた。
驚くほど大きく拡がる。
 直腸へ続く空洞――いや、直腸内部そのものだ。一番外側の肉の輪は皺が伸び
きっているけど、その内側の内臓然とした色合いの肉壁は窄んでいる。
 かと思うとぬぱぁと緩み、深奥まで視線が通る。もちろん、ロミルワで丸見え。
生物的な蠕動まで暴かれた。いやらしさに加えて、見てはいけないものを目にする
事の背徳感を誘う。
 この背徳感は美味で、むしろ物足りなくて、いっそ徹底的に暴いてやりたい
ぐらいだった。ここから排泄物が出てくるとはとても思えないほど、汚らしさなど
皆無だったから。
 迷宮に潜る前、夕方の入浴時にでも用を足し、念入りに清めていたのだろうか。
もちろん、探索する上で事前にそうしておくのは道理だ。けれど、こんな姿まで
曝している彼女を見ていれば、フェレーラさんは肛門の中まで見られたい人で、
そのためにわざわざ綺麗にしてきたんだ、などと妄想が僕の頭を侵す。僕まで
おかしくなってくる。
 この熱病に耐えられる者がいたら、そいつはブラザーフッド寺院の高僧の座さえ
狙えるに違いない。

84 :<4> 4/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:00:38 ID:UzoJpY2H
 
「見てほしい?……見てあげるよ……っ、何もかも見てあげるし、何もかも全部が
見えてるっ……! 後ろが見えなかったから不満、とは言ったけど、腸の中まで
見せてとは言ってないのにっ……」
「ぷはっ……、やだ……、そんな言い方はしないでください……っ」
 陰茎から唇を離し、困ったような声で恥ずかしがる。
「違うの? 僕に求められたという体裁がないと嫌なの? 自分から見られたかった
んじゃないの?」
「…………ちが……」
「ちが?」
「違いません……、このまま見てください……。あぁん、いじわる」
 か細く、けれど嬉しそうな声で言う。膣口から、たぷーっ、という勢いで愛液が
溢れた。見られる事に加えて、辱められる事すら興奮しているように。
「よく見えているよ……、腸の中ってこんな具合になってるんだ……。意外と綺麗
だね? それともフェレーラさんのだからかな……?」
「え……、ええ……、いつも清潔にはしていますけれど……、もちろん私だって出す
ものは出しますし……、その時は汚れてしまいます……。んんぉろっ、んぶぷっ」
 再び先端に、はぷっと吸い付いてくる。排泄にまで言及しておいて、ぶぽっぶぴっ
と下品な連想を誘う音をおそらくわざと発てるフェレーラさん。明らかに自ら辱めを
誘っている。

 僕の中で、彼女を辱めて虐めたい気持ちがどんどん高まっていく。同様に、彼女の
被虐的な態度も高まっていく。どっちがどっちに応えているのかはともあれ、二人で
高めあい壊れあっているのは間違いない。
「そんなところを広げて見せるなんて……もしウンチが残ってたらどうしたの? 
痴女のお姉さんどころか変態お姉さんだよ、フェレーラさん……。見られて興奮
してる雰囲気がしてるよ? そうなの?」
「……んぅっんっ、はぷっ……、はい……、変態で、腸の奥まで見られて興奮して
います……。汚物を見られてもいいです……。んむ……んへぉ、んほっ……んふー」
 四回目の射精に向け、僕の性器に戻ってきた充血。その屹立の向こうで逆さに
なったフェレーラさんの欲情した顔。ことさら淫猥なうっとりした表情。
 それを肉茎に沿って上下させながら、彼女はそう白状した。はっきりと口走った。
気持ちを高めるためにただ復唱しただけではない、きっとそれは真実だ。そう思い
たかった。
 初見時のフェレーラさんの、清楚な雰囲気の微笑が僕の心中に浮かび、この姿と
重なり合う。何か決定的なものを暴いたような、神秘の探索により自らの世界観を
変化させる時にも似た高揚感さえあった。

「汚物すら見られてもいいような、変態の人なんだ……? だから全裸のニンジャ
なんかやってられるんだ?」
「……変態なんです……、だから全裸のニンジャなんかやっていられるんです……」
 言葉通り、鼻孔まで広げてフゥフゥと息を漏らして興奮している、痴女で変態の
お姉さん。
 僕は、様々に変化するフェレーラさんの卑猥な口淫動作と、合わせてひくひくする
膣内と腸内の肉襞を、ゆったりと交互に見つめ続ける。見つめつつ、彼女の事を
何度も言葉で虐めた。言葉で攻めながら、肉体は彼女の濃厚な奉仕を受け続けた。
 堪らなかった。
 とてつもなく気持ちよくて、とてつもなく心身を焼いた。
 今の奉仕も甘美なら、無理やり悶えさせられた時の苦痛も甘美、自分の呼吸でする
のも甘美。手も足も膣も口も、それぞれ単純には比べがたい独特の気持ちよさと興奮
があった。
 齢十五にしてこんなに色々な快楽を教えられて僕は、後々に目的を達して彼女と
解散する時、果たして素直に離れられるのだろうか?――そんな不安さえ心の片隅に
生まれた。それは、不安というより予知めいてさえいた。

85 :<4> 5/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:02:20 ID:UzoJpY2H
 
 そう思わせるだけの、このまま永遠の狭間に落ちて互いに貪りあいたいと思わせる
だけの魅力に溢れる女性は、しかし、
「んふーっ……、んふぉっ……、ぅろっ、んふーっ……はぷ、はほ……っ」
 と下品に呻きながら、その類い稀な美貌を歪め、陰茎をしゃぶっている。
 陰茎にめくられ、管のように引っ張られた口。鼻の下を伸ばした上唇。
 歯列が浮き出るほどへこませた頬。逆に、亀頭の形に盛り上がる頬。
 縦に伸びて内側まで見せ、鼻水まで垂らしている鼻孔。
 薄っすらと開けた半眼の奥で焦点の合わない、時折り白目がちの瞳。 
 ――と、ものすごくみっともない表情を曝している。
 こんなに美人のフェレーラさんでも、こういう事をすればこうして顔形が崩れる
わけだ。けど、僕は微塵も幻滅に向かわない。愛らしくさえ感じている。
 女性が最後の最後まで曝したくないだろう、それこそ膣内や腸内を見せるよりも
恥ずかしいだろう姿。それを露わにされているのだから。彼女の秘密と彼女自身を
掌中にした気分を高めこそすれ、その逆はなかった。勃起に流れ込んでいる血流は
最大の量を保ったまま。

 その口淫に合わせて受け手として喘ぎつつも、攻め手として彼女を虐めたい衝動は
強まるばかり。膣への挿入のために勃起を取り戻すという事だったわけだから、もう
とっくの前に十分な状態だ。
 そろそろ頃合かな――僕はそう思って、熱い溜め息を漏らす。
「んうっ……本当に美味しそうにしゃぶるよね、痴女のお姉さん……?」
「……んっう……、ユスノーくんのだから、ですよ……」
 からかうような言葉に彼女は弁解する。本気っぽい響きを感じさせてくれるのが
嬉しい。
「ほんなのを見せるろも、誰彼構わずではないですから……」
 彼女の顔の角度が変わり、真正面を向きつつ首を反らせて、んーっんーっ、と陰茎
を上に引っ張るようにしゃぶる。と同時に背中が弓なりになり、両手は尻肉を左右に
より強く割り、膣肉をあたかも裏返らせるように剥き出す。

「うわっ……、腸の奥も丸見えでいやらしいけど膣の中もすごいよ、生殖器という
より内臓そのものって感じ……。中にあるつるつるした丸いのが、呼吸に合わせて
ひくんひくん動いてるけど、これはなんなの……?」
「それは……、っん……」
 膣内に入っている彼女の人差し指がくるくる動いて、僕の見ている部位に触れる。
中央に小さな穴の開いた円形の肉だ。
「くくっ……、こっ、これ……ですか? ……多分……んろっ、ちゅきゅ……子宮口
だと思います、膣の一番奥の突き当たりです……。ぉん、女は絶頂近くにまで感じて
くると、こふぉが身体の奥から降りてくるのですね……」
 口に陰茎を含んだまま、自分の身体の仕組みについても彼女は白状する。男性器の
ような分かりやすい変化を見せない女性の身体が、しかし実のところ要所要所で
ものすごく劇的な変化を起こしているのだと、今夜は感心すること頻りだ。

「絶頂近くにまで感じているんだ? 奥を見られただけで? 僕のを……、んんっ…
…咥えただけで?」
 正確には、さっきの残り火が彼女を焦がし続けているのだろうけど、あえてそう
言ってみた。なにせ、「ユスノーくんに抱きついておちんちんを弄らせてもらった
時にはもう、お腹の中が気持ちよくなっていました」と言ったぐらいだし、的外れ
でもないだろう。
「んぉっ、んろっ……、んっ……見られただけ、咥えただけで感じています……」
「そうみたいだね……、汁もずっと濃くなってる。子宮口……の穴から、とぷとぷっ
て出てくるよ。フェレーラさん、これ、そういう事だよね?」
「そうです、んぅっ、それは私が本気で興奮して感じている証で……、んむっ、
んふーっ……、とっ、特濃の愛汁ですから……」

86 :<4> 6/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:03:35 ID:UzoJpY2H
 
 なんて卑猥な言い方だ。と思って、熱く溜め息を漏らす。
 連想するものがあって、僕は彼女の細い両足首から両手を離し、揺れる乳房へ
唐突に伸ばした。
「特濃の愛汁なんて、こっちからも出そうな感じがする。いやらしいよ……」
「あっ……、へろ、ふれひい……んっ、嬉しい、触ってほしかったんです」
 手のひらでたぷたぷと軽く玩んでから、乳房の根元から先端に向けて強めに揉み
しだく。下向きになっているため、まさしく牛の乳を搾っているような気分に
させられる。
「すごい柔らかくて……、んぅ……、でも張ってる手触り……」
 指先ほどの円筒形に勃起しているフェレーラさんの乳首を、指で絡めるように弄り
倒す。擦り上げる。ここを意図的に狙って愛撫するのは、これが初めてだ。
「んひっ……、んふーっ、んふーっ、んぉほっ……、ぷふっ、痛いけれど気持ちいい
ですっ」
 亀頭を舌の上に乗せたまま、フェレーラさんは鼻息がかった甘い声で訴えてくる。
 僕は、少し乱暴に根元の乳輪ごと引っ張って、ねじるように苛めてしまったのに。
それすら気持ちいいと言うのが彼女だ。きっとそういう人なんだ。

「胸もこんなに変わるんだね……、フェレーラさんの乳首、こんなに大きくなって
硬くしこってる」
 左右の乳房を真ん中に寄らせて、乳首同士をこね合わせながら、
「乳首の周りの乳輪もぷっくり盛り上がって……、乳房、乳輪、乳首と三段重ねで
尖ってる感じで……、迷宮に入ったばかりの時と全然違ってる。分かってたと思う
けど、ちらちら見ちゃってたんだよ?」
「んぷっ……、分かっていました……、んろぅろっ」
 くなくなと首を振り、尿道を舌先で割りながら、ずっちゅるるるるっ、と啜って
くる。淫猥極まりない音に僕の喘ぎ声も唱和した。
「懸命に顔を反らして、なのにちらちら見てきて、可愛いなって思ってしまったん
ですもの……んくっ……、本当の事を言うとユスノーくんの目線を意識して……、
んむっ、んろっ……へほっ……、裸でいる事への恥ずかしさより性的な気持ちが
段々と湧き出ていました……。ユスノーくんを誘ったのは、探索上の都合であなたを
裸に慣れさせてあげたいとか……、感情的な理由で慰めてあげたい、親しい仲に
なりたいというのも……あるにはありましたけど……、んぇろっ……、何より私自身
が発情したからです……。言い訳がましくそれらしい事を挙げていました……」

 こっちが恥ずかしくなる赤裸々な告白。それに釣られて僕も、
「んっううっ……、はーっ……、なんていやらしい人なの、フェレーラさんは。僕が
あなたの裸体に見惚れて、下着の中を汚してしまったのは仕方ないよね、あなたが
いやらしいせいなんだから……」
 勢いで言ってしまうけど、どうせ彼女も知った上で伏せているのだろうから、もう
構わない。
「んあっ、ごめんらさいっ……、んぉっ、ふぉれは悪かったと、んおっ、ぉ思って
いますから……、んおほっ!!?」
 やっぱり気付いていたのか、と言わんばかりに腰を軽く突き上げて、彼女の熱い
喉の奥へ屹立をねじ込んだ。やった僕自身、頭を反らして悶絶しながら、彼女の
くぐもった声を聞く。
「んへぉおおっ……、おへほっ……ぬご」
「あれって、わ……わざとでしょ? ……ぅう……、わざと破廉恥な姿勢の蹴り技を
使って僕を挑発していたくせに……、ふーっ……、ごめんなさいも何もないよ……」
 実際にどうかは分からない。ただ、反応したのかひときわ大量の愛液だか何かが、
果汁の搾り出される様相さながら、ピュルッぴゅ、っと僕の胸から顔に飛び散って
くる。まるで尿のような勢いだ。
 この淫乱っ! お漏らし女っ!――とまで罵りたくなり、まだ御し慣れない好虐的
な気持ちに僕は、全身をぞくぞくと震わせる。

87 :<4> 7/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:05:05 ID:UzoJpY2H
 
「またこんなに漏らしてっ……! 本当、いやらしいにも程があるよ、フェレーラ
さんって……。辺境諸侯の君主に仕えている良家の箱入り娘で、元ビショップの聖職
経歴者で、清楚で恥ずかしがり、裸を見られるのに抵抗ある未熟なニンジャなん
です、でも探索上は必要だから見られても構わないですよ、って言い訳じみた立ち場
を取っていたのに……」
 右手で乳首をひねり続け、左手は離して尻肉に伸ばす。
「……本性は年下童貞好きで、裸を見せびらかして発情して、子宮口と腸内まで曝し
ながら新品モノしゃぶるの堪能するって、どれだけ淫乱なんだ……っ! ひどいよ、
フェレーラさん、年端も行かない真面目な僕にこんな事を教え込んでっ!」
 あんまりな決めつけを突きつける。みっちりと張り詰めた尻肉を撫でていた左手
で、いきなりそこをギュウッとつねった。ぬぽんっ、という小気味いい音と共に口唇
から陰茎を抜いて、彼女は大きくのけ反る。
「んひっ」
 背中が反り返ったところでもう一度、摘んだ肉をねじった。
「ひぃいんっ、ごめんなさいっっ!!!」
 彼女の声が際立って高くなり、ことさら甘くなる。
「ごめんなさいじゃ済まないよっ、それどころか、さっきから変態フェレーラ汁が
出まくっているじゃないか……! 僕の顔がびしょびしょだよ……っ!!! どうして
あげよう、お仕置きしてもいいよねっ!!?」
 それにしても、僕も調子に乗りすぎだ。高揚した気分が、なぶる言葉を次々と繋げ
させる。それとも、フェレーラさんにそう言わしめる何かがあるのか。

 彼女は彼女で、発情した雌犬みたいに尻を振って悦んでいる。乳首を引っ張られ、
尻をつねられながら。自らは膣内と肛門内の指を忙しなくくちゅくちゅと動かせて。
 痴女だ。変態だ。どうしようもないぐらいに。
 慎ましく上品なお姉さんぶっていたくせして、なんて可愛らしい人だろう。この
情事に入る直前で自覚した通り、やっぱり僕は清楚な痴女の人が、その乖離が好き
なんだなと改めて噛み締める。
「してっ、お仕置きっ、してくださいっ! ……んふーっ、んぶっ、んぉほっ」
 一生懸命、精一杯におねだりする彼女。陰茎に吸い付き直し、その細いあごを上下
させ、同時に左右に回す。ねじるような動き。吸う勢いをすごく強め、管のように
伸ばした口唇の中で、ぬっぽぬっぽと淫猥すぎる音を発てて。
 僕は悲鳴を押し殺して、悶絶する。……って、この勢い、勃起させた後に膣へ挿入
してほしいとさっき懇願した事がどこかに飛んでいってないか。
「くぅうッ……!! だっ、だめだめっ、だめだよ、それじゃお仕置きにならない」
 三回出した後だというのにもう耐えられそうにない。急激に高まってくる射精感と
彼女の唇を振り払い、僕は身体を移動させ、立ち上がった。

 いきなりの事にフェレーラさんは、中腰で尻を突き出した下品な姿勢のまま首だけ
振り返って、困惑と不満を混ぜ合わせた表情を見せてくる。
 対して僕は、射精寸前まで追い詰められたのに平静を装って、
「あの時の、逆立ちの蹴り技の姿勢を取ってよ……、あのまましてあげるから。
鍛錬されたニンジャの肉体なら苦じゃないでしょ? もし苦しくても我慢しなよ、
お仕置きなんだから。フェレーラさんは恥ずかしい姿勢で犯されるんだっ……」
「ああんっ……」
 ぶるぶる震えて、ことさら鼻に掛けた甘え声を漏らしてみせる彼女だった。一転
して期待感に満ちたこの顔がやたらいやらしい。
「ち、ちょっと待ってくださいね……?」
 尻はもたげたまま、顔を前へ向き直す。膣と肛門から指を抜き、両手を床につく。
そこから下半身を持ち上げ、実に美しく伸身で垂直倒立した。

88 :<4> 8/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:07:01 ID:UzoJpY2H
 
 更に両腕を交差してねじり、それを戻しながら身体をゆっくりと横向きに一回転
させ、長い両脚の先をはさみのように開く。
 あの時は瞬間的な勢いで何回転もしていて、倒立の角度も垂直ではなく斜めで、
身体全体をしならせて巻き上げるように蹴っていたけど。いずれにせよ関係ない。
「こ、こう……?」
「技を出した後の姿勢で、僕は出しちゃったんだよ」
 んはーっ、と息も荒くフェレーラさんは頷く。僕の身体の前面に対して自分の前面
が上下逆で向き合うよう、位置関係を確認してから、
「……こ、こうですね?」
 と、逆立ちしたまま平泳ぎするように、両膝を畳みつつ不恰好に開脚し、両足の裏
を真上に向ける。全裸で。
 そこからゆっくりと腰の角度を下げていき、真上に向いていた膣口と肛門、足の裏
を後ろへ――僕へ向けた。次いで両膝を伸ばし、左右それぞれつま先を真横の斜め下
に向ける。
 尻を頂点にして長い両脚で均衡を取り、全身で矢印を演じた姿勢だ。
 前の時とは微妙に違っていて、余計にいやらしい動作になっている。先のは多分、
続けて技を出せる体勢と残心のためなのだろうけど、これは本当に意味がない。
平泳ぎみたいなのは不要だろうし、開脚もこんなに深くなかった。
 卑猥なだけだ。命令された以上の事を、わざとやっている意図が透ける。こんな
美人のお姉さんが素っ裸でなんて真似をしているんだ。

「うん、そのままで……」
 僕は、彼女の周りをゆっくりと歩き、全方向から観察してみた。
 こうして貶めるようにして見ても、本当に美しく洗練された裸身だ。女体としても
だけど、その女性的な外見の内側に隠された運動能力の具現体として美しい。研ぎ
澄まされた刃としての威力を秘め、今また定位置で微動だにしないのも素晴らしい。
柔軟さもすごい。これがニンジャの肉体なんだな、と内心では賞賛する。でも、
表立ってやっている事は嘲笑だ。
「こんなに恵まれた身体を持っている、高位の強者なのに……」
 彼女の顔の右横の位置で、僕は膝をついてしゃがみ込む。その苦痛と陶酔を行き来
する表情を覗き込みながら、
「こんなに卑猥な格好を悦ぶなんて。度が過ぎて変態だよね、フェレーラさん」
「は……、はい……。でしたら、お仕置きしてくださいっ……」
 なじられ辱められているのに、彼女は犯してほしいと懇願してくる。僕の目線の
高さで、後ろへぴゅっぴゅっと恥ずかしい飛沫を散らせつつ。

「慌てないでよ。またぴゅるぴゅる滴らせて……、だらしないなぁ、小便人形みたい
だよ……。っていうか、これって何処から出てる? 潮とかいうやつじゃないの? 
逆立ち潮吹き人形フェレーラさん」
 言いつつくすくす笑う。こういう弄られかたは思いも寄らなかったみたいで、朱に
染まっていた彼女の顔から、なお赤い火が噴かれていく。伏し目を飾る睫毛が実に
色っぽく震えた。
「でも、語呂が悪いかな。やっぱり、逆立ち小便人形フェレーラさん、の方がいい
よね。そうだ、ヤル前にそのままオシッコして見せてよ?」
「いやぁん、ユスノーくん、意外と変態……っ」
「フェレーラさんには負けるよ……。どうなの? いや? 嫌だったら別にいいよ」
 意地悪な言い方だと思った。強制するなら彼女に口実を与えるけど、自由意志での
選択の体裁を取るわけだから。
「どうするの?」
 彼女は、ほんの少し逡巡する素振りを見せただけで、
「い、いえ……、嫌ではないです……っ。ユスノーくんに、こんな恥ずかしい逆立ち
のまま、オ……オシッコするところを見てもらいたいですっ……!」
 わななくように言った声には、ぬっとりとした熱が篭もっていた。完全に、僕の
なすがままを演じている。自ら望んで。

89 :<4> 9/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:08:17 ID:UzoJpY2H
 
「ちょっと待ってね」
 僕は立ち上がって、上向き矢印を模して開脚した足先を迂回し、彼女の右太ももの
後ろに立つ。裸身の斜め横から性器を覗き込み、
「オシッコが出るところって、ここだよね?」
 ぱっくり開いたままの陰裂の中、膣前庭にある小さな肉穴の膨らみ――尿道を右手
の人差し指でくりくりと愛撫しつつ尋ねる。
「うぅっ……、ううんッ、くぅぅん……っ」
 彼女の声に、おねだりするような色の抑揚が際立つ。こんなところでさえ気持ち
いいのだろうか? 確かに僕が彼女に尿道責めされた時は悶絶しそうになるけど、
亀頭と一体化している男性器とは違うのに。
「そ、そこです……、そこからオシッコを出します……っ」
 うん、と頷いて僕は、最後に尿道を摘むようにしてから、ついと人差し指を上へ
ずらした。次いで断りもせずに膣口へ入れ、愛液を掻き出す。
 それを絡めてから、親指を肛門にぬぅっとねじ込んだ。
「んひっ」
 フェレーラさんの声が引き攣る。肛門は膣以上の強さで締め付けてきた。
「まだ漏らしたらだめだよ」

 更に、膣内側の人差し指と肛門側の親指で、会陰部の肉をギュウッと搾るように
挟む。その上で、ゆっくりと音をくちゅくちゅ鳴らす。
「膀胱ってこっち?」
 時折り逆向きにも指を開き、恥骨の裏側と尾てい骨を圧迫する。
「は、はい……っ、そこっ、です……」
 これを数回繰り返すと、裸身が微かに揺らぐ。両脚は斜め下向きに、まるで攣って
いるようにつま先までピィンと伸ばされていたけれど、これがぴくぴくして、左右
ともに素足の指がぎゅっと握り込まれたり、開かれたりした。
「んぅ―――ッ」
 もう我慢できないという勢いの声で、
「あー……、あー……っ、前と後ろ、同時に感じていますっ……! そこ刺激される
とダメっ……! オシッコ、もう漏らしていいですかっ……!!?」
「あはは、じゃあ、弄られて善がりながらフェレーラさん、オシッコ出してみよう」
「はい……っ、出しますぅっ……!」

 その瞬間、尿道はぷくっと膨らんで、飛沫が宙へ散った。膣と肛門を弄っている
と、連動して尿道も上下するのか、飛沫はあちこちへ向きを変えた。
 指を動かすのを止めると、それはすぐに一条に束ねられる。ロミルワの光の中で
細く流れる透明の輝きになり、宙に放物線を描く。意外と尿の匂いが殆どしない。
それは、勢いを衰えさせないまま驚くほど遠くへと飛んで、床を流れる湯に当たって
水音を響かせる。
 ――パジャッ、ジャッ、ヂョロロロロロッ、ヂョロロロロロロロロ……
「うわー、本当に人前でオシッコしたね、フェレーラさん。しかもこんな格好で」
「ああんっ……恥ずかしいっ……」
 目を瞑ったまま、媚びるような声。そう言いつつも彼女は排泄を止めず、恥尿を
滴らせ続けた。
 僕は、陶然とした想いでそれを見守る。

90 :<4> 10/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:10:30 ID:UzoJpY2H
 
 しばらく水音の響いた後、
「…………はぁぁんっ……」
 彼女が恥辱に喘いでぐすっと鼻まで啜り、全身をぶるぶると震わせた時、放尿は
終わった。
 それを見て僕は、指を挿し入れたままでさも優しげに囁く。
「可愛いなぁ、フェレーラさん……」
 彼女は再び、ぐすっと鼻を啜り、
「……ユスノーくんは、いじわるです……」
「うん……。僕もフェレーラさんに泣かされた時、あなたをいじめっ子のお姉さん
だと言ったけど。綺麗に引っ繰り返ってるね。でも、フェレーラさんがねだった
通りだよね?……」
「……はい……」
 彼女は恥らって、逆立ちの裸身をよじりながらも、
「お互い、どっちが攻めても攻められても相性ぴったりでしたね……」
 そう言っている声は、涙声なのに嬉しそうだ。手に取るように分かる。驚くのは、
そういう微妙な感情が互いに全て直裁に伝わっていそうな事だった。
 出逢って間もないはずの僕らは、この交わりの時を過ごす中で、どれほど近づいて
どれほど心がつながったのか、と思う。

「そうだね……、本当にそうだね。じゃあ、つながろう? 僕の童貞を今度こそ
もらってくれるんでしょ? フェレーラさん、腕を曲げて? 手のひらじゃなくて、
肘から先全体で自分を支えてよ。この高さじゃ、僕の腰があなたの股間に届かない
から」
 言いつつ、膣と肛門の間の肉をくにくにと揉む。
「ひっはひっ……、はいぃっ……」
 フェレーラさんは従順に言われた通りにして、逆立ちの高さを下げた。両腕の肘
から先で、倒立開脚した裸身を支える。肘を対角線上に置いたため、椅子のように
安定してみせた。
 その途中でつま先が床に接したけど、角度を変えて浮かせたまま。苦しいお仕置き
と言い含められた事を踏まえているのだろう。目立たないけど、こういうところが
まさに被虐的だ。
「……こう? こうね? こうでいい? 入れてくださいますか?……」
 お伺い声で言う彼女に対して、荒い息のみで応じる僕。

 膣の人差し指を抜き、肛門の親指は挿入したままぐりんと回し、右手の手首の角度
を変える。変えながら、彼女の真後ろに立つ。
 親指を肛門に挿入したまま、その手で右の尻たぶを揉みしだく。彼女の張り詰めた
尻肉が変形し、肛門がぐにぃっと拡がっている。
 そうやって遊びつつ、左手は陰茎に添えて角度を水平にする。その本分――交尾、
膣内への射精を期待して、ぎんぎんと勃起した牡としての生殖器。限界まで膨れ
上がったその亀頭で、ぱっくり開いていた膣口の媚肉にぬるりと触れる。
 正常位と違ってこの体位だと丸見えになるから挿入しやすい。
「じゃあ、いくよ……、フェレーラさん、いい?」
「じっ、焦らさないでぇっ……」
 足元からにじり寄るように腰を押し出し、亀頭をねじ込む。というより勝手に
吸い込まれていく。
「くっ、ううううあっ……!」
「ひぃいッ……いっ!」
 二度目の侵略に、それでも互いに悲鳴を上げた。肌がおののくように迸る快感は、
初めての時の鮮やかさをまだ伴っていた。彼女の尻たぶを思いっきり握り締め
ながら、僕は快感に耐える。激しくめくられるように変形している肛門は、とんだ
とばっちりだ。
 その肛門の中を眼下に見つめ、空いた左手も右手の鏡映しにしようとする。左の
尻たぶのもちっとした感触を手のひらに味わいながら、親指を腸内に挿入した。
「ひんっ……」
 甘い声に込められた乞いに応えて、両の親指で肛門を開く。左右の尻肉をぎゅうっ
と握りながら、僕の側に引き寄せて股間同士を密着させる。
 さすが、思った以上に安定している。支障なくやれそうだった。

91 :<4> 11/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:11:44 ID:UzoJpY2H
 
「こ……今度こそ、膣内で射精するよ、フェレーラさん……っ」
「は、はいっ……! どうぞっ! ほじくり返してっ!……ユスノーくん、私の中で
好きなだけ射精してっ……!」
 腰をゆっくりと引くと亀頭の段差部分、雁首に熱い抵抗を感じる。膣の内側で複雑
な吸着感をもたらす肉襞が一つ一つぷりぷりとはじけている。
 と同時に、全体に吸い付くような感覚。ぬぷぅ――ッ、という音が出ている。掻き
出されるように、白濁した愛液も溢れる。
 愛液だけでなく彼女の肉襞そのものが、僕の陰茎にねっとりと絡み付き、柔らかく
めくれ上がっている。一瞬、膣が引っくり返って引きずり出されたようにさえ見えて
しまう。すごい様相だった。
「うあぅっ、なんだかさっきと違う……」
 当たり前ながら陰茎の屹立は、押さえていても上向きになろうとする力がある。
彼女の膣襞を突き上げるように。それは正常位の時にしろ同様だけど、今の体位が
体位だ。
 女性側が逆立ちしつつ、本来は真上に向く膣口を後ろに向けるという事は、膣口は
後ろを向いても肉の管としては下向きだ。そこへ後ろから水平方向に挿入すると、
変則的な後背位として直腸側へ突き上げた陰茎は、そこを擦りながら下へ潜り込む。
 だから、亀頭の上側に加わる密着感がものすごく強い。入れる時も、出す時も、
肉にめり込んでいるとさえ感じるほどだった。奥までの挿入を無理に繰り返すと
あっという間に射精してしまいそうだ。

「つ、続けて出し入れするよ……? 突くから、倒れないようにねっ」
「はひっ……」
 浅めに突き込んだだけでも、小陰唇まで巻き込みつつ膣口の肉が内側に戻る。
「もう一回、引き抜くよ……」
「……ひんっ」
 抜くと、また媚肉が内側から盛り上がる。突いて、抜いて、突いて、抜いて、
そのたびにぐにぐにと変形する彼女の恥部は、見ているだけで恥ずかしい。
 しかも拡げた肛門の奥では、膣との間の腸壁が下から波打つように蠢くのまで
曝されていた。盛り上がった腸肉の下に僕の亀頭があると分かる。あまりに淫猥
だった。
 親指を当てて、腸肉の盛り上がりをくりくりと押さえつけてみると、
「んぅんん……はひー……んひっっ……、ゆ、ユスノーくんっ……、私っ、気持ち
いいですっ……! すごく感じてます……っ!」
 言いつつ語尾で、膣内をひくひくっと強く動かしてくる。
「僕も気持ちいいっ、気持ちよくて堪らないよっ……」
 体位的にそうせざるを得ないから、先の射精直前の出し入れに比べてゆっくりと
しているし、深くへの挿入は射精してしまいそうで躊躇われるけど、それが逆に
ものすごく良かった。粘膜同士をよりぬったりと擦り合わせるコツみたいなものが
見えてきた分、快感の度合いがずっと大きい。

「……って、あ、そうか……」
 ゆったりと自らの腰を動かしていて、ふとその必要がない事に気付いた。
 彼女の尻肉を掴んでいる両手を前後に動かす。と、そのほんの僅かな力だけで、
彼女の裸身は前後に揺れる。まるで芯が入っているように姿勢を保っているため、
僕の側で均衡を取ってやる限りは、地面に突いた杖を前後に動かしているような
ものだ。
 そして、これは彼女の事を完全に「道具」扱いしていた。僕にとって強烈な支配感
を与えてくれる行為で、激しいまでの淫猥さを伴っていた。こんなの、妄想した事
すらなかった。
「あぁー……フェレーラさん……」
 僕は陶酔して湯殿の天井を見上げ、彼女と彼女の肉体に感謝した。
 再び眼下の裸身を見下ろし、この傲慢で緩慢な出し入れを何度となく繰り返す。
 下半身を貫いて足裏まで熱くなる異様な高揚が、徐々に身体の中で盛り上がって
きた。ずっとこのまましていたいな――などと贅沢な快楽をしばらく堪能する。

92 :<4> 12/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:13:04 ID:UzoJpY2H
 
 その一方、ある時点でフェレーラさんは、
「んひぃーっ……、んふーっ……、いやぁぁあッ……、ユスノーくんっ……、もう…
…ゆる、してぇっ!!!」
 いきなり金切り声を上げて悶えだした。
 たぶん、彼女にも同じような高揚が起こっているんだろう。でも、それは自分の
制御下にあるものではないので、こういう具合に悲鳴を上げるしかないわけだ。
彼女の素足で無理やり悶えさせられた時、僕もそうだった。まして男より快感の
大きいらしい女の人だし。
「おっ……お願い、もうっ、思いっきりイカせて欲しいのっ!! ……ごめんなさい、
私が悪かったです……からぁ……っ!!! うあぁぁっッ、だめっ、お願いッ……、
本当にだめっ、お仕置きっ……、許してぇええ〜〜……っ!!!!」
「僕がイカせて許してって言った時、しばらく許してくれなかったくせにっ……! 
あなたみたいな達人ニンジャが、なにそんな泣き言を……ッ」
 戦えば僕を瞬殺だってできるだろうフェレーラさん。その情けない降伏宣言に
ぞくぞくと身震いしながら、実際のところ僕自身ももう絶頂したくて我慢が
ならなかった。彼女の奥の奥にまで突き込み、思いっきり出し入れして、最も深い
ところで注ぎ込みたかった。

 そのためには、この体位はちょっと無理がある。
「イカせて欲しかったらフェレーラさん、両足を床に下ろして、膝を床についてっ。
四つん這いになってっ」
 そう言いながら僕は、肛門から親指を左右とも引き抜く。
 彼女の細い腹を両手で搾るように持って、つま先立つように彼女の尻に上から
のし掛かり、挿入したまま半ば前屈した。
「ほらっ、なに言われたか分かる? 足を下ろしてっ……」
「あひぁっ……!? なっ、なにっ……!!?」
 何をされるのか分からなくなっている彼女。無視して、僕は体勢を変えさせる。
 遠慮なく体重を掛け、尻にぐいぐいと股間を押し付けると、まるで萎むように彼女
の裸身が下がっていく。
 それに合わせて僕は、自分の足の位置を左右に開いて、腰を落としていく。姿勢を
変えている途中も、絶頂寸前なのか膣襞はひくひくと小さな脈動を伝えてきている。
「こ、こうっ?……」
 両膝をついて、四つん這いの姿勢になりかける彼女だが、
「もっと崩して」
 更に、ぐいっと上体を押さえて床に密着させる。腋を締め、肘を曲げて畳んだ形の
両腕と胸を支えに、尻だけ高く持ち上げた姿勢を取らせる。四つん這いというより、
それを崩したような姿勢。

 そうした彼女の肉厚の尻に、僕は後ろからのし掛かっている。
 当然ながら、体内へ打ち込まれたままの肉棒と膣の角度関係が変わる。圧迫感は
なくなるけど、より深く入る感じだ。
 僕は、まずゆっくりと肉襞を楽しむように陰茎を抜いてから、体重を掛けた腰を
揺らしつつ突き下ろした。
「……ひぎっ……」
 悲鳴に取り合わず、もう一度二度と繰り返す。姿勢が安定しているから、もう何の
遠慮もない。
 ついでに彼女の胸に両手をやって、乳房の下側から手のひらを当てる。かっちかち
に勃起している乳首を、乳輪ごと指の間に挟むようにして、全体を変形させるほど
揉みしだく。こっちも遠慮なしだ。
 ぐにぐにと弄ぶたびにまるで連動しているかのように、膣肉がひくひくっと蠢く。

93 :<4> 13/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:15:10 ID:UzoJpY2H
 
「このまま一緒にイクまで突きまくるよっ……」
 押し殺すように言って、一定の拍子で腰を前後に動かし始める。合わせて、乳房と
乳頭も揉みまくる。
「はいィひっ……、ああぅっ、奥まで、奥まで来てるの……ッ!!!」
 僕のすぐ眼下で、彼女の頭が左右にぶるぶる震える。
 彼女の悲鳴通り、陰茎のめり込む角度は胴体と平行、到達点は奥の奥まで深まって
いた。感触を返してくるのはたぶん膣の底。先に彼女いわく体内の奥からせり出して
いた子宮口は、既に亀頭に押し戻されている。
「ひぃぃッ……」
 つまり、彼女の体内の内臓の位置関係そのものを、ぐいぐいと揺らして犯して
いる。性器を通じてフェレーラさんの性器の中が、その周辺の内臓まで想像できる
ほど。額面通り、奥の奥まで、という言葉の体現。
 僕は、新しく見つけたこの弾力的な感覚に夢中になって、高らかに音を発てた。
 ――パンッ、ぬぢゅッ、パンッ、ちゅぐちゅるッ、パンッ、ぢゅぽッ。
 高く粘っこく響くのは、彼女の尻肉に打ち合わされる僕の股間の音と、彼女の肉穴
から弾ける水音。密着し合う粘膜と粘膜。喚起し合う快感と快感。悦楽で浸された
海に溺れそうな恍惚感。まさしく、彼女の密壷に僕の肉茎が溺れている。

「ひぃーっ、んひーっ、んひぃいいっ……」
 フェレーラさんに到っては、溺れて水没寸前で救助を求めている、みたいな騒ぎで
悲鳴を上げる。子宮口をぐりぐりするごとに声の逼迫の度合いが、ここに来て更に
なお階段を駆け上がるように一気に高まっていく。
 それと合わせて僕は、段々と早めていきながらも一定の拍子を保っていた腰の動き
に、より強め深めに叩き込むような動きを混ぜる。彼女の尻肉全体が波打つほどの。
僕自身にとっても耐えられない動きだ。射精へ向けて、最後の山を越えるつもりで
いた。
「も……もうすぐイクよ、フェレーラさんっ」
「あぅッ……、だめぇえ――〜〜っ……、んああおぅ――〜〜っ……、私の中でぇ…
…、ユスノーくんのがっ……、おち……んちッ、ぐりんぐりんするのがぁ……、イイ
のっ……ッ、もっと強く……してほしいのッ、おっぱいももっとにぎにぎしてっ、
お願いぃいいぃ――〜〜っ、あっあっあっ、ひいいィっ!!!」
 まさしく彼女は半狂乱だ。嬌声まるだしで悶えている。もう、どう贔屓目に見ても
白痴のように善がっていた。ひっくひっくと妙な呼吸までし始めている。
「ひぃっ、んひぃんーっ……、あっ、あっあ〜〜ッ……、んおっ、おっおひっ……!?
ほひっ、ぅひっ……、ひっんっ、ひんっ……、ひっ、んひッ……」
「うう……ッ、大丈夫なのっ……?」
「わ、はひっ、私っ、ユちゅっ、ノーくんっ、あひっ、んひぃぃっ、あぁんッッ、
私っ、私っ……」
「わっ、私が、何っ?」
「私っ、んひっ、あぁいひぃーっ、気持ちいひぃ――っ……、もおだめぇえっ、
イクのッ、私、年下のほ……、どおてえおちんひっ、んにっ、イカされるのッ……、
ユスノー……っくっっぅんんぅん―――〜〜〜〜ッ!!!」
 僕の側から額まで見えるほど彼女の頭がのけ反って、涙か汗か、それとも何かが
飛び散っていく。

「あぁうっ、フェレーラさん可愛すぎるよぉっ、僕ももう……だめっ」
「……イぃ……クッッ…んうぅぅ―――〜〜〜〜〜〜ッ、ん―――〜〜〜〜ッ……」
 彼女は、絞め殺されるような声で叫んだ。その左右の脚が膝をついたまま後ろに
跳ね上がる。僕の太ももに両かかとが押し付けられ、ぎゅっと挟み込まれた。力の
加減がなくて痛苦しいぐらい。
 と言うよりその体勢になった途端、彼女の全身が硬直した。叫び声も語尾で掠れて
いき、一転して静まる。
「…………ッ、………………ッ!!!」
「くぅぅッ、出るぅううッ……」
 そのくせ膣内はものすごく劇的に、波打つように蠢く。牡の生殖器から精を搾り
出そうとするかのように。
 意識的にやっているのか無意識なのかは分からないけど、こんな事をされたら僕も
身を任せるしかない。亀頭がぐっと膨れ上がり、口淫されて以来、我慢と寸止めを
重ねに重ねた射精が弾けた。

94 :<4> 14/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:16:36 ID:UzoJpY2H
 
 ――ぶぶびゅるるっ、ぶぷっ、どぷんッ……
「うぁああっ、僕、フェレーラさんの中にっ、出しちゃってる……!!」
 彼女の奥の子宮口にめり込む勢いで接触している亀頭から、とてつもなく大量の
射精感。目視できなくとも、それが異常な量だと分かった。
 魂を引き抜かれるようなそれは、果てしなく感じるほど長く続いていく。
 ――ぶゅぶっ、びゅるッびゅっ、びゅるるるッ、どぷっどびゅっ、どくっ……
「あーっ……、すごいよ、まだ出てるっ……」
 僕は、彼女の中に無為に垂れ流すだけでは飽き足らず、かかとに締め付けられ
ながらも、腰をぐりぐりと上下左右に揺する。恥骨を押し付けるようにして、この
高まりを心置きなく味わった。

「…………んはぁああ―――〜〜〜〜ッ……、はぁあっっ」
 と大きく息を吸って、止まっていたフェレーラさんが再び喘ぐ。一拍置いて、
ぐんにゃりと脱力していく。押し付けられていたかかとから解放され、僕も脱力して
ひざまずいた。もちろん、まだ挿入したまま。乳房も手のひらに感じたまま。
 彼女の横顔が湯の流れる床の上に突っ伏して、だらしなく弛緩している。口を縦に
開いて、鼻の下を伸ばし、舌を突き出し、半ば白目を剥いていた。
 これが女性の至福の表情なのか、という達成感を僕に与えてくる有様だった。普段
の美女然とした彼女との乖離がすごい。この崩れ切った顔そのものもまた可愛らしく
思う。
 僕も上体を前に倒し、彼女の背に覆いかぶさり、その右肩にあごを掛ける。
「はーっ……、ふーっ……」
「ひぃーっ……、んはーっ……」
 二人してひいはあと息を整え、ぷるぷると身じろぎする。陰茎は未だひくんひくん
動いて、彼女の中に残滓を注ぎ込み、膣壁もそれを受け取る動きをし続けている。

 ひとしきり二人はそのままの体位で密着し、真綿で包まれるような一体感の中に
あった。
 呼吸が落ち着いてから、
「……はぁーっ、ああっ……、ユス、ノー……くん……?」
 何とか自分を取り戻して彼女は、右肩にあごを掛けた僕の顔と、頬と頬を
くっつけたまま至近距離で囁いてくる。
「フェレーラさん……」
 頬を少しだけ離し、その代わりに視線を絡ませあう。彼女は、絶頂の波も
引ききらずまだ陶然として、湯以外の体液にぐっしょりと濡れたままながらも、
その美貌を取り戻していた。

「こんなに……心も身体も気持ちいい射精は初めてだった、僕……」
「うふふ……、ありがとうございます……」
「ねぇ、これで僕、脱童貞できた事でいい? フェレーラさんの中に出したし……、
フェレーラさん、イッてたよね……? 身体がすごい反応してたよ……」
「はい……脱童貞、おめでとうございます……。ユスノーくん、初めてだったのに…
…こんなに激しくされるとは思ってもいなくて、私、すごく興奮してしまって……」
 恥らうようにそっと伏し目にして、
「……あなたに、とても深い性的絶頂を与えられました……。今のは、何もかも消し
飛ぶほど気持ちよかったです……。昇り詰めている最中と前後の高ぶった頭の中は
真っ白で……、なのにユスノーくんの精液をお腹の中に受けたい、という気持ちだけ
は強く渦巻いていたんですよ?……」
 孕みたかったと言わんばかりの言葉は、ふるふると震えていた。そして、まだよく
動かせないのだろう身体を震わせながら、精一杯のにっこりとした微笑みを作って
くれた。

95 :<4> 15/15 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:18:09 ID:UzoJpY2H
 
 そんな彼女の事がいとおしく感じた。もう一線を越している気持ちだった。これを
はっきりと自覚し、心の中で浮き彫りを刻むように形にした時、四回も射精した直後
だというのに陰茎の充血を感じる。
 ごく自然に僕は彼女の唇を奪い、後ろから両腕で抱きしめてしまう。それだけで
目蓋をぴくぴくさせ、膣内をきゅんと蠢かせて、軽く気をやってくれていそうな彼女
の乳房を左右ともに揉みしだき、
「もう……そんな事を言うからフェレーラさん……、ほら、分かる?」
 挿入したままの陰茎を少しだけ動かす。
「ああんっ……ユスノーくん、また硬くなっていますね……、嬉しいっ……」
「まだ、やろうよ……」
 そのまま僕は腰を引き、大きく突き込んだ。
 フェレーラさんの艶のある、あひっ、という喘ぎ声が湯殿に響く。

  ◆

「見つかるといいですね。お互い」

 あれから互いに二回の絶頂を与えあった後、呪文と湯水で疲労と渇きを取り、全身
くまなく洗い流し、身支度するなどしてから、湯殿を引き払った。そして湯殿前に
面した石室内に移動し、キャンプを張り、ロミルワを解いて暗闇の中で休み始めた
時だ。地上では未明を過ぎた時分。
 二人とも武具や荷物を傍らに置いて、マポーフィックを薄い寝台代わりに寄り添う
ようにしていると、そうフェレーラさんが囁いてきた。
 彼女は髪を下ろし、白いワンピースだけ着込んで素足のまま。僕の方にしても肌着
だけの姿。密着して互いの体温を絡ませあっている。
 情事を経る前なら気が気でなかっただろうに、湯殿で彼女が「交われば気持ちが
満たされ、憑き物は落ちます」と言った通りだ。僕はもうそんなにどぎまぎとして
いない。ただ、彼女の裸体に対する欲望はより高まった気もするけど、今は肌を
隠されているから落ち着いている。
 むしろ、
「……行方不明の仲間の事?」
 彼女の言葉にそう応じた僕は、疲労こそ残っていないものの、引ききらない快感の
ような心地よい気だるさの中にあった。
 彼女にしてもそれは同様のようだ。あれ以降、被虐的な雰囲気こそ潜んで再び
「年上のお姉さん」然としていながら、声の調子は未だゆっくりとして甘ったるい。
「ええ。……お互いの目的が達せられる事を、改めて願いたくて……」
「そうだねー……」
 語尾までだらけた心地よさの中にありながら、僕は彼女との一体感を引きずって
いた。それを伝えたくて、まるで恋人へ囁くような調子で口にする。
「……正直に言うと、僕は仲間を失ってからは途方に暮れて弱々しい気持ちでいた
けど。今は、違うよ。フェレーラさんとなら、旨くやり遂げられる。仲間を救い
出して、そこから先へ行ける。そう思えるから……」
 言ってしまってから、気恥ずかしさを掻き立てられる。
 僕はまだ彼女の事を少ししか知らないのに。それこそ彼女側の探す三人の仲間の中
には想い人すらいるかも知れないのに。行きずりの情事を重ねただけで恋人ぶって
いるようで、青臭くて図々しいかも知れない、と。
 けれど、それでいいと思った。それでいいと思えるだけの気持ちが、既に僕の中に
あった。
「うふふふ」
 嬉しそうに、フェレーラさんが笑った。大人びているのに何処か少女めいている、
清楚なのに何処か淫靡なあの雰囲気で。
「私も、ユスノーくんとなら、旨くやり遂げられると思いますよ……」

 彼女のその言葉を最後に、やがて僕はまどろみの中に落ちていった。

96 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 18:18:53 ID:ZEgTrFoD


97 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 18:19:18 ID:ZEgTrFoD
sage忘れた、乙

98 :郁咲 ◆WP8DSS5.0Q :2008/04/01(火) 18:19:56 ID:UzoJpY2H
ひとまず終わり。
次回は迷宮探索、行方不明者の捜索に戻ります。
プロット全体を言うと長編として組んでいて、気長に書いていくつもりなので、
えーとまあ、ゆるゆるっと待っていてください。


ところで保管庫の管理人さん、今頃になって気付いて申し訳ないのですが、
保管庫でのこのシリーズの題名として「年上♀忍者×年下♂侍 1/2」表記で
代えてもらっているのは、こちらが無題で投下していたので当然なんですけど、
フェレーラとユスノー以外のエロになった時、面倒な事になったりするような。
女ヴァンパイアロードとか女フラックを出す予定があるので。

題名つけた方がいいんでしょうか。途中でもありなら、
「孕ませダンジョン」シリーズの、1、2、3、4、……で、お願いしますです。

99 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 20:11:03 ID:3naidnLD
執筆ご苦労様でした。
内容が濃くていいですね〜。
裸忍者の魅力を堪能できました。

100 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 21:24:43 ID:4IyjleMJ
変態フェレーラ汁(;´Д`)ハァハァ
ロミルワで腸の奥までクッキリ丸見え(;´Д`)ハァハァ
あんまりな決めつけ(;´Д`)ハァハァ
エロ逆立ちの周囲を回って全方位視姦'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ

今回でフェレーラさんはアナル即ハメOKなくらい開発されてるのが判明したので
Sっ気に目覚めてきたユスノーくんには
モンスターとのエンカウントと同時にアナル挿入した挙句
戦闘中のフェレーラさんの腸内に容赦なくおしっこをぶちまけたりして欲しい

101 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 21:36:14 ID:n4FQd6kV
乙乙。

は、は、は、孕ませダンジョンですと!
ならばこれからHR展開が・・・期待して待つ!

102 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 22:31:20 ID:3naidnLD
フェレーラさん寝る時服着てる。
てっきり全裸だと思ってた。
ビューティやサキュバスも出るのでしょうか?
これからの展開として、ユスノーくんのハーレム物語が期待できそうで楽しみです。
腸内放尿や脱糞は遠慮したいけど……。

103 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 22:52:59 ID:CNdgzsf/
GJ!!エロエロ過ぎ!
まさかここまで濃く展開されるとは…予想を激しく裏切る濃度
フェレーラさんの痴女を通り越した変態ぶりに乾杯!
ロミルワ羞恥プレイにマポーフィックエアーベッド、
ニンジャらしいアクロバットセックスと、全編エロなのにWIZ要素満載なのも素敵です。

新ジャンル女フラックに超期待。まったりとお待ちしてます。

104 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:43:45 ID:hXGiricv
いや、変態な俺からすると

>腸内放尿や脱糞

を希望すんぜ。もちろん孕みもおk。あー、つくづくながら俺って変態だなw

105 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:47:13 ID:XQBv8pcg
俺も脱糞大好きだが苦手な人も多いだろうからな
ここは便意我慢までに抑えておくが吉

ナニを我慢しながら油汗垂らして戦闘とか探索とか最高じゃないですか?

106 :名無しさん@ピンキー:2008/04/01(火) 23:55:20 ID:n4FQd6kV
スカ関係はブツの描写を避けて、表情や心理状態を描かれると非常にエレクチオンしてしまう・・・

107 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 00:13:21 ID:j+3wTIau
見覚えのあるクリーピングクラッド

108 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 03:09:05 ID:2Ydc5JjG
やっと読んだ。濃かった・・・・

>その左右の脚が膝をついたまま後ろに跳ね上がる。
>僕の太ももに両かかとが押し付けられ、ぎゅっと挟み込まれた。

こういう、孕ませてと言わんばかりに、
射精の瞬間に脚を絡ませたり、しがみついてくるのが大好きなんだよ・・・・

>口を縦に開いて、鼻の下を伸ばし、舌を突き出し、半ば白目を剥いていた。

こういう、アホヅラぎりぎりのアクメ顔が大好きなんだよ・・・・
まさかフェレーラさんでやってくれるとは思ってなかった(;´Д`)ハァハァ

109 :100:2008/04/02(水) 05:39:47 ID:co4+FbkB
腸内放尿は大好きだけどうんこはキライな俺だぜ


110 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 07:17:35 ID:SxQyRpDn
>口を縦に開いて、鼻の下を伸ばし、舌を突き出し、半ば白目を剥いていた。
これにさらに恍惚とした表情を付け加えるとパーフェクト!

後アナル、腸内放尿、うんこ、孕み(妊婦が登場しなければいくら膣出ししてもOK)はやめたほうがいい。
好き嫌いが激しいからな……放尿および飲尿までなら許せるんだが。

それにしてもフェレーラさん、完全にユスノー君の虜になったね〜。
年齢差を気にしているみたいだけど若返りの泉や石やSPの類を使ってユスノー君と同年代になるように調整すれば無問題だよ。
で、彼女と同い年になって身長も股間のイチモツも大きくなったユスノー君に喘がされるフェレーラさんの姿に(;´Д`)ハァハァ
なおユスノー君に一言、モンスターとセックスする時は必ず彼女も混ぜて3Pしてあげなさい。

最後に、裸のリンチでもそうだったけど、このシリーズに登場する女忍者って街だと皆着衣なの?
個人的には街でも万が一に備えて常時全裸でいる女忍者だっていてもいいはずだ。
むしろユスノー君が迷宮で女モンスターとセックスするようになって気が気でないフェレーラさんが、
彼の気を惹くために迷宮以外の場所、モンスターのいない街中でも常に全裸でいるようになった姿を見たい。

111 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 08:31:27 ID:1remEfO3
GJ!!
GJだよッ!!!
待ってて良かった!!

>>110
飲尿だって許せない奴はいるだろw
どんな内容だって最初に少し注意書きしてくれれば良いんじゃね
嫌なら読まなきゃ良いんだし

常に全裸=戦闘態勢って事だとすると
他の職業で言えば武器や鎧を装備してるのと同じ事になるだろう?
すると酒場で抜き身の刀を持った侍や宿屋でプレート着てくつろぐロードが居ないのと同じで常に全裸の方が不自然になると思う

後フェレーラさんは街中で平気で全裸にならない(なれない)のが魅力だと思う

112 :100:2008/04/02(水) 09:17:28 ID:dG2qoqZZ
>>111
単発ものなら苦手な人は読みとばせるけけど、
流石に連載ものはそうはいかないから注意書きにも限界はあるんじゃないかな
不意打ちよりはいいだろうけど。

しまった! 昨日のうちならおしっこまはスカトロじゃないヨとか言えたのにorz

113 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 09:31:10 ID:95tPM6Ya
私はアナル、腸内放尿、脱糞、妊婦、飲尿がNGかな
しかしギルガメッシュの酒場にいる冒険者って武具を装備したままの姿しか思い浮かばない
宿屋でも同じく
だから街でも裸でいるくのいちがいてもいいじゃないかな
全裸のままレストランで美味しそうに食事したり買い物時にお尻をぷりぷり振って品物を物色する
そんな全裸で日常生活を送るくのいちの姿なんて興奮、勃起ものだぞ
やきもちを焼いたフェレーラさんがユスノーを誘惑するために街でも裸でいるのはありだと思う
なんと言ってもライバルがいないので絶好のチャンスだし青姦といった野外プレイもできるし

114 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 10:32:44 ID:kasW5jFg
単純に書きにくいんじゃないかな
四六時中裸でいる人間のキャラとか、周りの反応とかを詰めようとすると
戦闘時や探索時のみ裸ってのは、妄想と物語性の無難な妥協点な気がする
あと、脱衣という展開が一つある方がプロットを組み易いとか…
フェレーラさんの場合二人きりで探索をする理由付けにもなってるし

115 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 10:34:46 ID:kasW5jFg
ごめんsage忘れ

116 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 12:15:22 ID:iMkmRlcL
押しつけがましくならない限り希望を出すのは悪くないと思うんだが
「この展開はやめとけ」というのはちょっとおかしいだろう
作者さんが書きたいものを書いてもらうべき

好き嫌いが激しいからやめた方がいいとか言ってたら
「アンチが多いから裸忍者ネタはやめたほうがいい」って論法も成り立ってしまうぞ

最初に注意書きだけ入れてもらえれば何書いてもOKということにしておかないと
何より書き手を束縛するような雰囲気がいちばんまずい


117 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 12:33:25 ID:Fk5XNWfn
バニーガール忍者ものが読みたいです。

118 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 13:26:48 ID:2Ydc5JjG
>110
アクメ顔スキー ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ ナカーマ

>それにしてもフェレーラさん、完全にユスノー君の虜になったね〜。
>年齢差を気にしているみたいだけど

いや、ああいう年の差カップルは、そこがいいと思うんだ、
お姉さん側が気にしているのがかわいいというか

119 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:00:58 ID:WAUj7baD
>>117
エルフ忍者の耳が上にのびるのでせうか?

120 :名無しさん@ピンキー:2008/04/02(水) 22:01:05 ID:hX/JSwZM
>>117
ヴォーパルバニーとの獣姦モノか……

121 :名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 02:01:18 ID:Jk/Wxly5
>>116
同意

一々「俺は○○が苦手だから止めた方が…」なんて意見出し始めたら
最終的には正常位以外出来なくなっちまうよw

要望や意見が悪いとは言わないが
「もっとこうすれば良い」とか「次は○○が見たい」なんてのは
たまたま居合わせたスレ住人の何人かがそう思ったってだけの話だからな
最終的には作者さんの書きたいものを書いてもらうのが一番

122 :名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 02:17:35 ID:8eBFRjWF
俺も同意。
世の中には隔離スレってもんがあるから、そことの線引きは難しいトコだけど、
そこは慎重なほうがいいな。
守備範囲外の物でもこのスレに投下してもらえる意義ってあると思う。
好みと違って萌えもエロスも感じないけど、その職人さんなりのWIZ観が感じ取れて
面白いと思うことはあるしね。不快なのはスルーすればおk。

123 :名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 07:26:16 ID:mHohC4/7
守備範囲外の物、このスレだとグロネタなんて最も読む人を選ぶのが投下されたのもあって、
読者は神経質になっているというのもあるんじゃないんですかね?
まあここはまったりいきましょう。


124 :名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 22:52:25 ID:ZPTlPNam
続き物で、入れ込んでいるシリーズの場合、
途中だけスルーはしずらいというのもあるんじゃね

>>98
遅ればせながら、特濃エロごちそうさまでした
今、スーパー賢者タイムです

次回以降も楽しみ
こんなドM女に種つけ展開とか来たら俺は萌え死ぬ

125 :名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 23:14:27 ID:Jk/Wxly5
>>124
続き物だからこそ気軽に「○○な展開は止めて欲しい」なんて言って、
万が一作者さんがその○○な展開を予定してたらどうするんだ?
禁止事項ばっかり増やしたら続き自体が無くなりかねんぞ
作者さんには自分が書きたい展開を修正してまで作品を投下する義務は無いんだから…

まぁ、所詮は雑談だから神経質になる必要は無いんだけどさ

126 :名無しさん@ピンキー:2008/04/03(木) 23:38:08 ID:ZPTlPNam
>>125
いや、「○○な展開は止めて欲しい」とレスした人の心情を推測しただけで、
「○○な展開は止めて欲しい」と書く事を全面肯定したわけではないよ
すまん、下手な言い方だったな

ただ、作者への配慮をうんぬんするなら、
投下後にこういう話で流される方が嫌だと思うよ
せっかく戻したつもりだったのに

127 :名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 03:54:14 ID:LAusDV/8
15時間前のレスにコメントしといて戻したつもりって・・・

128 :名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 07:17:30 ID:jM5WzLhB
ここで話題を変えるネタとして、全裸にナースキャップのみの、裸ナース忍者を思いついたと言ってみる。
条件は僧侶やビショップの魔法を修得していること。


129 :名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 07:26:44 ID:a+W2N0U3
>>128
普通に前衛3人が充実してるから、防具付けずに迷宮入ってる女僧侶でいいじゃないか…。
一応メイスだけは装備。
(実はコレ…前衛3人がヘマした際のお仕置き用。
前衛3人はみんな女で…となるとメイスの使い道はわかるよな…)

130 :名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 08:32:50 ID:jM5WzLhB
裸ナース忍者が後衛ならバックアタックの際も安心して戦える。
前衛が負傷、魔力切れで治療できない場合は彼女が代わりに入れ替わって戦う。
ナースというのもあって僧侶系や補助系の魔法の効果が通常より上がっていたり。
こんなイメージの裸ナース忍者に性欲処理されたい。
ttp://www.pureprism.com/pureprism13.html

ところで保管庫の更新はまだ?

131 :名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 09:22:11 ID:Q8vG0nd9
後衛荷物持ちで全裸って、全裸忍者の
「防具ないのに激強って」「ウッドヘッドとアンドリューテラアホスw」
という楽しさがないのがもの足りない…


「われら全裸くのいち6人パーティー!」
「全員盗賊から転職した生粋の忍者!」
「 魔法など邪道、回復など甘え!」
「後列はなにもしない! 」
「前列は死ぬまで戦う!」
「3人死んだら残りの3人で逃げ帰るのみ!!!」

132 :名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 09:50:34 ID:5IWVsjWF
ナースキャップだけでナースっていうのはナースフェチを舐めて居るな。
裸ナースっていうのは下着を着けずにナース服とキャップをかぶっているおんなのこのことだ!

133 :名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 12:13:29 ID:jM5WzLhB
でもそれだと裸忍者の強さが発揮できない。
それに下着だけ着けてないナースは裸ナースと言うのは無理があるような。
このスレから外れるがナースフェチにも色々あるし。
ちなみに私もナースフェチだが全裸にナースキャップだけ着けているのが好み。



134 :名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 13:03:25 ID:iC1nEn68
バニーガールは裸でも、耳としっぽのほかに
蝶ネクタイ・カフス・ハイヒールとキャラを主張できるアイテムがいろいろあるが
ナースはナースキャップしかないな…しかも

135 :名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 18:29:24 ID:rv62NO/N
真の裸ナースとは、ナースキャップと剃毛用のカミソリしか身に着けてない奴のことだろjk

136 :名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 18:54:13 ID:mrbkrJTK
そもそも裸ナースって存在そのものがおかしいうえに
WIZで無理にナースをやる必要ないじゃんって話だがなw

あと、どーでもいいが>>130よ。WIZでバックアタックがあるのはBUSINシリーズだけのうえに
あのシリーズじゃ忍者は裸になる必然性が無いんだがw

137 :名無しさん@ピンキー:2008/04/04(金) 19:37:13 ID:5IWVsjWF
俺のWIZだと服を着ていても忍者のACはLOになる。

138 :名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 02:55:15 ID:iHzW/ccS
>>137
外伝4とディンギルは装備を身につけていても
ACが下がる仕様になってたね
外伝4は、キャラのAC+装備のAC
ディンキルは、キャラのAC÷2+装備のAC

139 :137:2008/04/05(土) 07:56:50 ID:j9v7oSIM
服は装備じゃないんだよ。

140 :名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 12:03:31 ID:5J3EgicC
俺のWIZでもそうだが、まあ人の数だけWIZはある。
ベニ松もWIZ。星魚もWIZ。

141 :名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 15:22:15 ID:98QOowXB
書き手分類するなら忍者装束とわざわざ書いてた前スレ732はベニ松WIZ学派

142 :名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 15:26:50 ID:Tjb/oB8Z
そりゃフルチンでロッククライミングしたら、
大事なところが大変なことになっちゃうだろ
>ベニ松タイプ

143 :名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 15:41:34 ID:5J3EgicC
ベニ松学派は他にも
×「冒険者」
○「探索者」
などの特徴がある

144 :名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 21:18:30 ID:/qWGX+Fa
ベニ松学派は細かいところにこだわるってことね?
人の数だけのWIZ……俺の中だと男の忍者は高レベルでも忍び装束着てたなあ。
女忍者は裸、といっても全裸に長手袋とニーソックスの姿妄想して萌えた。
裸ナース忍者に関しては……イイね。
迷宮で傷ついた冒険者を治療(性的なもの含めて)する全裸にナース帽のみの天使。
こんなくのいちがいるなら迷宮の攻略も楽になるな。

145 :名無しさん@ピンキー:2008/04/05(土) 23:50:58 ID:koboAy2H
>全裸に長手袋とニーソックスの姿
そのくのいち、イエスだね!

146 :名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 01:19:46 ID:d1J7/32n
グッドだねというニュアンスか、しばらく解らなかった
その間、ニーソ手袋で全裸の髭面キリストが頭の中を乱舞していた

147 :名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 01:54:23 ID:FxcevKJS
>>146
感染させるなw

148 :名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 02:01:41 ID:3+3HMXdX
なんという荷物もち僧侶。

149 :名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 19:44:34 ID:WNyjCRwb
もう裸僧侶でいいじゃん…
レベル上がりすぎてHPが1000超えて
ティルトウェイト食らおうが、通常攻撃食らおうがマディで回復できるし、
エナジードレインで4レベルくらい抜かれても最早気にしない。
(次の日が殺戮の地獄絵図だったりもする)

でも麻痺を持つゾンビーとかの敵だけは簡便な…



150 :名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 19:55:54 ID:OMQFFMXv
HP1000超えから2ケタまでダメージ受けたあと
馬小屋に泊まったら全快に何日かかるんだろ

151 :名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 20:01:57 ID:11JW57ug
MPしか回復しないと思うが。最近の作品だと違うのか?

152 :名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 20:07:13 ID:OMQFFMXv
そうだった。じゃあ安い宿屋で。

153 :名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 21:00:48 ID:sgg4ngTo
>>144
全裸に長手袋とニーソックスの女忍者は俺も賛成。
ふくよかな乳房、くびれた腰、張り出した尻、整えられた恥毛におおわれた秘所、
手足が隠されているせいで上記の部分が強調されるのがたまらなくディモールトいい!
全裸で足袋に籠手のみ、あるいは手足にきゃはん、現代風にアームウォーマー・レッグウォーマーのみでも可。

>>149
全裸僧侶より全裸ナース忍者のほうが頼りになると思うんだがな。
魔法は互角として戦闘面でも精神面でも全裸ナース忍者のほうが……。
性欲も「その充血したお注射を、私のマ○コにお願いします」な感じで処理してくれそう。
つーかしてほしい。

>>152
いつも馬小屋でMPだけ回復させた後は回復魔法でHP満タンにしてたけど、
他の部屋って値段の割にHP回復量が……。



裸といえば関係ないかどうか微妙だけど。
自衛隊がファンタジー世界に召喚されますた 第60章
スレ407〜418の話で裸族の村と裸エルフが出てきた。

154 :名無しさん@ピンキー:2008/04/06(日) 21:34:05 ID:11JW57ug
全裸厨ばっかりかよ。

155 :154:2008/04/06(日) 21:34:48 ID:11JW57ug
×全裸厨
○裸忍者厨

156 :名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 01:19:16 ID:Lgg7MLDm
ここは裸ナースエルフスレではなくWizardryスレなので
wizと関係ない裸エルフの話はスレチです

157 :名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 01:23:08 ID:n0SkyV0S
裸忍者厨ばっかりじゃないよ
少なくとも俺は違う
全裸僧侶よりも全裸忍者の方が良いとは思わないし
全裸忍者より全裸僧侶の方が良いとも思わない
忍者には忍者、僧侶には僧侶の良いところがある

他の話題が出ても「いや裸忍者の方が〜」って話題変える奴が少々居るだけだよ

158 :名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 16:16:58 ID:zmfuxNdS
もう新職業:ナース
でも作っちゃえよ

159 :名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 21:35:00 ID:DFNO6Zl0
wizの忍者=裸 という、ファミコンの素朴な絵からでも色々妄想してエレクチオンしてた俺ら。
その俺たちにここまで色んな角度からの妄想をかきたててくれる職人さんたち、本当にGJです。

160 :名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 23:55:05 ID:MYxoQsKT
職業ナースの特徴。
女だけ限定。
忍者と僧侶の特性を持つ。
当然レベルが上がれば全裸(ナースキャップは残る)のほうが強く、
前衛後衛どちらにも使える。
こんなところか?

161 :名無しさん@ピンキー:2008/04/07(月) 23:59:23 ID:Xbw+VSmn
何かもう、wizが好きと言うより全裸が好きなだけなんじゃないかと

162 :名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 08:25:32 ID:qmaCGmqa
裸忍者厨まじうざい

163 :名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 18:03:00 ID:bWcaXXIi
そんなに全裸がスキなら、神崎士郎に萌えてくれ。
もう中の人芸能界引退しちゃったけど……

164 :名無しさん@ピンキー:2008/04/08(火) 21:13:54 ID:QtwSqfkB
このスレでその名前を見るとは思わなかった
けどあの人ガチシスコンなだけで全裸と関係無くない?

165 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 02:50:49 ID:2yVLMWEq
 久し振りに来たけど、相変わらず裸忍者な話題が続いているなぁ。
 まぁウィズ特有のギャグとしては面白いんだが、正味な話、俺は
すっぽんぽんよかチュニックからすらっと伸びた手足とか、隙間から
ちらっと見える胸元や脇とか(割れた腹筋でも可)、服の上から窺い
知れる丸い輪郭とか……要するにチラリズムサイコー! なんだな。
 いや、身も心もガチガチ完全装甲の君主が不意に素の表情を見せる
と言う精神的チラリズムも好きなんだが。

 そんな訳で俺は、禁欲精神と極薄装甲を併せ持つモンクと言う職業に
エルフ娘を付かせる訳だが(禁断の魔筆限定)、異端だろうか?

166 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 02:53:27 ID:8TWSNA2Y
>いや、身も心もガチガチ完全装甲の君主が不意に素の表情を見せる
>と言う精神的チラリズムも好きなんだが。

ここは同意だ。

167 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 05:18:04 ID:cHc7vNmI
>>165
>異端だろうか?

判断が難しいな。
実際に話を読んでみないとわからない。

168 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:11:41 ID:qNlZUCnx
変な時間に初投稿。
BUSIN0です。百合です。
10,000字くらい。

169 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:12:25 ID:qNlZUCnx
『いつか、雨の降らない街でも』

1.
 ――六人が居て、四人が死んだ。

 ただ肉体を破壊されただけでなく、その魂ごと潰された。
 生命それ自体を侮辱するような圧倒的な傲慢さで、なすすべもなく、跡形も無く、
彼が、彼女が、生きた痕跡を全く残さずに。
 死に死に死に死んだ。
 うごめくものとは、命ある全ての者にとって死そのものを意味していたから。
 けれど――。

 ――六人が居て、ふたりが生き残った。


 曇天のドゥーハンは空気に鉛が混じったかのように重い。日の光を拒絶するような真っ黒な
雲は、今にも冷たい雨を零しそうだった。
 その黒い空を、窓越しに眺めている女がいた。窓辺のベッドに腰掛けて、ただぼんやりと、遠い空を。
 ここは冒険者の宿の一室。部屋はまだ昼下がりだというのに暗く、そして彼女の雰囲気は
それに輪をかけて重たい。
 散切りにされた赤髪、猫のように細くしなやかな戦士の肉体、切れ長の鋭い瞳。
ただ座っているだけなのに隙のない身のこなしは、彼女が優れた剣士であることを示していた。
だがその表情は、仲間を失ったショックと、そして絶望の淵を覗いてしまった恐怖とで、すっかり
疲弊してしまっていた。本来の快活さは影を潜めている。
 彼女――アリスはうごめくものと出会って生き延びた冒険者だ。
 致命的な危険はないと思われていた地下第二層で、その事件は起こった。
 起こって、すぐに終わった。
 うごめくものによる速やかな殺戮と、決死の反撃。それだけだ。
 網膜に焼きついた忌まわしい記憶がよみがえる。
 まずは最初に勇猛なドワーフの戦士が消し飛んだ。次に無口な異国の侍が重傷を負い、
その治療にあたったシスターともども殺され、一人だけ逃げようとしていたシーフの優男も
いつの間にか死んでいた。
 仲間が次々倒れていくなか、一番後ろで呪文を唱えていた魔術師が最大威力の攻撃を放ち、
ダメージを負って怯んでいる隙に、アリスがとどめをさした。
 たった数分の間に仲間たちの生死は真っ二つに分かれ、アリスたちはなんとか生の側に留まった。
 彼女を救ったのは、幼い頃から磨いてきた剣の腕と、迷宮で得たアレイドと呼ばれる技術……
そして何より、ただの幸運だった。
「ねえ、シャーロット」
 と、アリスは数時間ぶりに声を発した。
 部屋の中に居たもう一人の生き残りが、ずっと伏せていた顔を上げる。
 まだ少女と言ってもいい年齢の女性だ。知性と幼さの同居する顔つき。肩まで伸ばした黒髪。
しかしその髪も、華奢な体を縁取るばかりで、いまは彼女の弱さを際立たせる役目しか
果たしていなかった。その表情には死線を越えた憔悴が張り付き、彼女が運命に打ちひしがれた、
ただの少女であることを殊更に強調している。
 彼女が天才的な魔術師だと言って、誰が信じただろう。
 そして信じてもらえたとして――あの迷宮では魔術に秀でていることに大した意味など
無いことを、理解してもらえるのだろうか? うごめくものに出会ったことが無い者に。
「決めた。もう迷宮の探索はやめようと思う。パーティは解散。異存は?」
 シャーロットは首を振る。
 こうしてまた一つ、カルマンの迷宮に挑むパーティが人知れず姿を消した。
 この街では珍しくない光景だった。迷宮にはそこらじゅうに死が転がっている。絶望も。

170 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:13:45 ID:qNlZUCnx
2.
「それともう一つ。ねえ、こっち来て」
 腰かけたベッドの隣をぽん、と叩いてシャーロットを呼び寄せる。
 シャーロットはその意図が分からず戸惑ったものの、素直にアリスの隣に腰かけた。
「アリス、どうした――のっ!?」
 電光石火。
 シャーロットの唇はアリスのそれで塞がれていた。
「な、な、な、な、な、な、な……」
 突然のことにシャーロットはまともに声も出せない。全身の血液が顔に集まった
のかと思うくらい、顔が真っ赤になっていた。
「えっと、女同士でこういうの、大丈夫?」
「ていうか、キスしたの初めて……」
 答えにはなっていなかったが、そこに否定のニュアンスは感じられなかった。
 アリスは拒絶されないことを確信すると、右腕を背中に回し、左手で首の後ろを支える
ようにしながら、真正面からシャーロットの顔を見据えた。
「今度は不意打ちじゃなくてゆっくりするから」
「もう一回?」
「イヤじゃないでしょ?」
「で、でもっ! こーゆうのってもっと段階っていうか、雰囲気っていうか、必要だと思うし、
わたしもアリスのことす……嫌いじゃないけど、こ、心の準備とか……」
 あたふたと狼狽する様子がとても愛らしくて、アリスの中で愛情と悪戯心がむくむくと成長してくる。
「ま、心の準備ができたときに改めてやり直すとして、今は私がしたいからキスするね」
「強引すぎ……」
 それには構わずに唇を奪う。
「ん……」 
 初めはそっと触れるだけのキス。それを何度か繰り返して、じょじょに彼女の緊張を解いていく。
 次はシャーロットの体を抱き寄せ、より強く押し付けるキス。
 そして頃合をみて舌を指し入れると、唇をちょん、と舐めた。
 途端、シャーロットが驚いた表情を見せる。おそらく舌を使ったキスなんて知らなかったのだろう。
 心配しないで、と視線で伝える。
 上下の唇の内側をゆっくりと舐めていく。ねっとりと唾液を塗りこむように、丁寧に、丁寧に。
 やがて、固く閉ざされていた唇に隙が生まれた。アリスはすっと舌を挿し込み、
歯列の間を割って入って舌同士を直接絡ませた。
「ふうぅ、ぅん」
 シャーロットの舌をねぶり、隅々まで舐め回す。
 口腔内で互いの唾液を混ざりあい、くちゅくちゅと湿った音を立てた。
 そのうちシャーロットもこの行為を理解したのか、おずおずと舌を伸ばしてきた。
だがそれには応えず、アリスはいったん舌を引っ込め、彼女を口内へと誘う。すぐにアリスを
追うように舌が入り込んできて、アリスがしたのと同じ舌戯を試みる。不慣れな彼女の舌使いは
ひどくたどたどしいものだったが、そのぶん余計にいとおしさがこみ上げてくる。アリスは、
その温かい感情をかみしめるように、しばらくの間シャーロットの口戯を静かに受け止めていた。
 そうするうち、だんだんとシャーロットの動きが大胆になってくる。
 もう緊張が充分にほぐれたのを実感すると、アリスも攻めに転じた。シャーロットの口内を
くまなくねぶり、ちゅるちゅると唇を吸いたて、ときどき彼女の舌を甘噛みしてみせたりする。
 そうしながら同時に腰に回した手でヒップを撫で回す。肉付きの薄い、丸く小さなお尻は、
アリスの手によく馴染んだ。
「んんんーーっ!」
 情熱的なディープキスを数分も続けたあと、ようやくシャーロットの唇を解放してやった。
「……ぷはっ」
 つうっ、と二人の間に唾液の糸が繋がる。
 シャーロットはすっかり蕩けきっていて、ぼうっと夢見心地の瞳はしっとりと潤んでいた。
「ふふ、こんなキスがあるなんて知らなかったでしょ?」
「うん……」
 まだ激しい余韻にとらわれたままなのか、子供のように素直に答えるシャーロット。
 アリスは抱き合うように密着した体勢のままゆっくりと体重を預けていき、シャーロットを
ベッドの上に押し倒した。

171 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:14:58 ID:qNlZUCnx
「ね、今度はシャーロットの体に直接触れたいな」
 欲望をストレートに告げられ、少女は赤面する。
 シャーロットはしかし、こくり、と小さく頷いた。
「ありがと」
 ちゅっ、とついばむようなお礼のキスを送る。
「服、脱がすから」
「……あのさ、アリス。いくらわたしが初めてでも、どういうことするのか大体分かるし、
いちいち説明しなくていいよ……恥ずかしいから」
 むすっと頬を膨らませるシャーロット。
 とがめるような、照れているような言葉がかわいくて、やっぱり悪戯心をくすぐられてしまう。
「…………じゃ、服、脱がすから」
「……ばか」
 その時、外ではとうとう雨が降りだしていた。
 窓を打つ雨粒が、悲鳴のような風が、衣擦れの音をかき消していく。
 薄暗い部屋。もぞもぞと動く二人の姿は、一葉の影絵のようで、どこか物悲しく、エロティックだ。


 初めて見る彼女の裸体は美しい、というよりも可愛らしかった。
 無駄な肉のほとんど付いていない細身の体は、けれど角ばった部分はなく、
どこをとっても柔らかな曲線で出来ていた。他のメンバーに守られながら戦っていた
魔術師らしく、その白い肌には傷一つない。肌には思わず頬ずりしたくなるような、
ぷりぷりとした張りが宿っている。
 胸板に載せられた二つの控えめなプディングは、本当に濡れているようにつるっとしていて、
光を反射させているような気さえした。小さな乳輪の真ん中に、ちょこんと佇む乳首も
可愛らしくて、なんだか彼女自身みたいだな、とアリスは口元を綻ばせる。
 視線を下に向けると、触り心地のよさそうなお腹が広がっていて、その中心には
湖面に落とした葉っぱのように、小さなおへそがあった。さらにその下には薄い茂みに
覆われた秘密の洞穴があるはずなのだが……残念なことに恥ずかしがるシャーロットが
その部分を手で隠してしまっていた。まあ、ここは後でじっくりと見せてもらうことにしよう。
 全体として、見る者に劣情と安心感を同時に抱かせるような不思議な印象。
 精神の修養を生命線とする魔術師だからなのか、アリスたちのよう戦士とは違って、
その肉体にはどこか甘さが残っているような気がした。
 どう表現するべきか――無理をしているところが一切ない、自然な可愛らしさだった。
「あんまり見ないでよ……」
「ごめん。見とれてた」
 思ったままを素直に告げると、シャーロットはぷいっと顔を背けてしまった。
 ほんと、可愛いな。
 アリスはなんとなく彼女のわき腹に手を伸ばしてみる。贅肉が付いているようには全く
見えないのに、触れるとむにっとした弾力があって、まるでいやいやをするように
手のひらを押し返してくる。そっと手を滑らせると、むき卵のようになめらかな手触りと、
それでいて名残惜しそうに吸い付いてくるような吸着感が混じりあう、不思議な感触が
手のひらに生まれた。
 剣を究めた者にはないその柔らかさに、なんだか夢中になってしまう。
 ぷにぷにしたわき腹から淑やかなおへそを通り、わずかに浮き出たあばら骨を
指先でなぞっていく。あばらだけはやっぱり奥にあるこりこりとした硬さを感じたけれど、
これはこれで他の場所とは違った感触が指に心地よかった。
「ひゃう、くすぐったいってば……」
 甘ったるい抗議を無視して、そのまま愛撫を続けることにする。今度は手のひら以外の
部分で美肌の感動を味わいたくてアリスは唇を押し付けた。
「ぁ……」
 先ほど手のひらで辿った軌跡を再び唇でなぞっていく。その行為はまるで
彼女のお腹にキスを浴びせているみたいで、背中がゾクゾクと震えた。
 緩急をつけながら唇を這わせ、時々チロリと舌先で肌を突いてみせる。
 そんなことを何周でも、飽きずに繰り返す。
「……ん、息がかかって……熱い……それに、なんだかフワフワしてきた」
 丁寧にシャーロットの肌を味わっていくうち、やがて彼女の体が熱を帯びてくる。
シャーロットのお腹にぴたりと顔を押し付けたアリスは、汗の匂いが立ち昇ってくるのを感じていた。


172 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:16:07 ID:qNlZUCnx
 その汗のフェロモンが引き金になって、アリスの中で黒い感情が一気に膨らんでくる。
 目の前の少女を屈服させたい。
 泣かせたい。傷つけたい。
 しゃくりあげながら愛撫をねだる彼女を隷属させ、自分のモノにしたい。
 快楽の首輪と暴力の紐で繋がれた飼い犬に。
(ダメだ、そんなことが目的じゃないっ!)
 アリスは喉元までせりあがってきた衝動をなんとか抑える。
 彼女が怖がるようなことはほんの少しでも望んじゃいない。シャーロットには
幸せな初体験をしてもらいたかった。自分のような惨めなのは、寝ている間に父親に
襲われるなんて惨めさは、たとえ何千分の一でも彼女と無縁であってほしい。
「アリス? 何か考えてる?」
 いつの間にか動きが止まっていたようだ。アリスは軽く首を振ってみせた。
「なんでもないよ」
「……嘘だ。悲しそうな顔、してた」
「……そうだね」
 半ばごまかし、半ば強がりの中途半端な言葉は、簡単に見破られてしまった。
 だからあっさりと認めてしまうことにする。
「ちょっと嫌なこと思い出してさ。シャーロットに慰めてもらおうかな」
 そう言うとアリスはいったん離れ、シャーロットの股の間に胴体を割り込ませるような形で
覆いかぶさった。男女ならば正常位とでも言うべき体勢だ。
「シャーロット、もっと足開いて」
「え、ちょ、ちょっと待って、慰めてって今度はわたしの番って意味じゃないの?
 何でアリスが上に?」
「いや、シャーロットのいじめてオーラが私を慰めてくれるってことで」
「な……っ!」
 怒ったように口を開くシャーロットの目の前で、ちっちっ、と人差し指を振ってみせる。
「大体さあ、初めてのくせに私から主導権を奪おうなんて甘い甘い。
 いいから大人しくヤラれてなさいって。悪いようにはしないから」
「ア、アリスのばかーーーーっ!!」
 その唇を塞ぐ。

3.
 なだらかなふくらみにそっと触れると、ぷるぷるとした瑞々しい反応が返ってきた。
 女の子の体の中でも、ここだけは他とは違うものでできている、とアリスは思う。
 やわらかい。あたたかい。うれしい。なつかしい……いろんな感情が混ざった
不思議な弾力がアリスの欲情を絡め取っていく。
 いつの間にか、強く握ってしまっていた。
「ひっ!」
 ずっと優しい愛撫が続いていたところへの不意撃ちに、悲鳴のような短い声が上がった。
「痛くない?」
「うん……」
 どことなく甘い声。
 これまでの行為で体がこなれてきているようだった。
 少し大胆に、ぎゅむぎゅむと双丘をこね回すと、くしゃりとシャーロットの顔が歪んだ。
だがそれは苦痛にではなくて、瞳には明らかな陶酔感が現れている。アリスは
そのまま二つの隆起を揉みしだきながら、指先で乳首を突いてみた。
「きゃうんっ!?」
 硬く張り詰めた乳首は、つん、と上を向いている。
「ほらここ、ガチガチに尖ってる。気持ちいい?」
 聞くまでもなかった。彼女の乳首をつまんだり、軽く引っ張ったりするたびに、
悩ましい喘ぎ声が漏れ出し、快感の高まりを如実に伝えていた。。
 先ほどまでと比べると、シャーロットは我慢せずに声を出すようになった。アリスの
指が気持ち良いところに触れれば、素直に声を上げる。きっと無意識なのだろうけど、
アリスにはそれが嬉しかった。
 いまやシャーロットの体は完全に脱力していて、アリスのもたらす刺激を
余すところなく受けとめている。その様子は母親に抱擁される幼な子のように、あどけない。
「ねえ」
 シャーロットが熱い視線を向けてくる。何を望んでいるのか丸分かりだった。
 ――もう限界。早く、一番大事な場所に触れて欲しい。


173 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:17:20 ID:qNlZUCnx
 アリスはわざと気づかない振りをして、細い脚に手を伸ばした。
 全体的に華奢な体つきの彼女だが、迷宮で歩き回るせいなのか、脚は
すっきりと引き締まっている。やはりここもすべすべとして触り心地がよく、
微妙な硬さがアリスの手を楽しませてくれた。本当に、全身のどこに触れても飽きない。
 ひざの上あたりから体の中心へ向かって、羽毛でくすぐるようなタッチで
ゆっくりとさすっていく。そうしてようやく内腿の付け根あたりまでたどり着いた所で、
シャーロットの期待を逸らすように手を離し、今度は反対側のふとももから
ひざの方へと降りていく……。
 シャーロットが非難めいた眼差しを送るが、アリスはかたくなに無視を続ける。
シャーロットが痺れをきらすまで、ずっとこれを繰り返すつもりだ。
「……っん」
 焦らされている、という心理も手伝ってか、シャーロットの芯が、熱い雫となって
蕩けだしてくる。薄い草むらはもう夕立のあとの地面みたいにどろどろになっていた。
彼女は、幸せそうな、苦しいような瞳でアリスの動きを窺っている。
 それでもアリスはナメクジが這うような速度を崩さない。いや、むしろ彼女の
視線を意識して速度を下げたくらいだ。
 不思議な沈黙のなか、アリスの手のひらが何度か往復する。
 ついにシャーロットは音を上げた。
「……そこ、ばっかりじゃなくてっ……!」
「どうかした?」
 アリスは嬉しそうに、本当に嬉しそうに笑ってみせた。
「……なんでもない」
 シャーロットは消え入りそうな声でつぶやく。


 シャーロットの脚をM字形に開かせると、アリスはM字の中心にある彼女の
秘部へと顔を近づけた。むわあっと、いかにも少女らしい外見に似合わぬほどの
濃い牝の匂いが鼻の奥を貫いた。
 ずっとおあずけを食らっていたそこは、びちゃびちゃに濡れていて、あふれ出した
汁はかわいらしく窄まったアナルの方にまで垂れていた。可憐な花びらを両手の
指で割り広げると、健康的なピンク色の肉洞がぱっくりと口を開いた。その淫らな唇は、
まるで侵入者を誘うかのように、ぴくぴくと脈動していた。
「綺麗だよ、ここ」
「綺麗とかきたないとかじゃないじゃん……そんなところ」
 からかわれたと思ったのか、口を尖らせて言う。
「そうじゃない。ホントに……私、ドキドキしてきた」
 この匂いがいけない。首の後ろを焦がすようなこの匂いが、理性をぼやけさせる。

174 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:17:51 ID:qNlZUCnx
 アリスの中で、彼女を気持ちよくさせたいという欲望が爆発した。
 蛇のように舌を伸ばすと、淫らに輝く粘膜を舐め上げていく。
「ひゃうううっ!?」
 唾液と愛液の混じったやや酸っぱい味が、アリスの自制心を少し剥ぎ取ってしまう。
「ひっ、やぁっ、あ、あっ、これっ、これだめええええっ!」
 強烈な快感に思わず後ずさって逃げようとするシャーロットを、両腕で脚を抱え込んで
がっちりと固定する。
「やああ! だめえっ! はなしてえぇっ!!」
 もちろんやめない。むしろこれまで以上に激しく舌を使い、秘唇をえぐる。
 花びらの形をなぞるように丹念に舌を這わせ、じゅるりと音を立てて蜜を舐め掬い、
花弁の内側へと舌を差し入れ、くすぐるようにかき回す。
「ああーーーっ!」
 叫びとともに、シャーロットは軽くイったらしかった。いや、これまでにも何回か
達していただろう。だが彼女はおそらくまだ絶頂感という概念を知らない。
今も、自分の体がどんな状態なのか分かっていないのかもしれない。
 これから自分が教えるのだ……。そう思うとアリスの胸に深い満足感が溢れてくる。
「どんな感じ、シャーロット?」
 そう問われた本人は、ハアハアと荒く息をつくだけだった。
「ちょっと強すぎたかな。でも、まだ終わりじゃないよ」
「……ぇ」
 呆けたような返事には構わず、ぐしょ濡れのクレバスにそっと指を滑り込ませた。
ぬめった粘膜の感触が伝わってくる。
 だが準備の整った割れ目と違って、当人のほうは、初めて異物を受け入れる
恐怖感に、びくっ! と身を強ばらせた。
 そんなシャーロットの恐怖をやわらげるように、大丈夫、大丈夫、と何度も
語りかけながら、秘肉を指でほぐしていく。彼女を絶頂に導くのは、指の感触に
慣れてからだ。アリスは襞のひとつひとつに指のかたちを覚えこませるように、
辛抱強く、丁寧に膣内をなぞっていった。
 同時に親指の腹でクリトリスを刺激する。剣士のすこしザラついた指で、擦りつけたり、
真上から押し込んだり、ぐねぐねと揉みほぐすようにしたりと、さまざまな動きで
シャーロットを快楽の淵へと追い立てていく。
 やがて子犬の鳴き声のようなか細いよがり声が連続して漏れ始めた。
「アリス……! わたし……何これ……!」
「もうひと頑張りだから。大丈夫、そのまま力を抜いて」
「でも、これ……辛くて……!」
「辛くなんかない、平気だよ。それは気持ちいい証拠なんだから。
 そういう時はね――イク、っていうの」
「……い、く?」
 アリスは彼女を不安がらせないように、優しく微笑む。
「そう。私を信じて。私がイカせてあげる。
 だから――安心してイって、いいから。シャーロットはイクことだけ考えて」
 そう告げると、アリスは肉洞を擦る指を加速させた。
 といって、ただがむしゃらに速く動かすのではなく、あくまでシャーロットの負担に
ならないよう、彼女が一番気持ちよくなる速度で中指を出し入れする。
「ひゅああっ! んあっ、んぅーーっ! や、だめ、だめ、アリス、アリス――っ!」
 最奥まで差し込んだ指を引き抜くたび、ごぼっ、と熱い愛液のかたまりが噴き出た。
アリスのために捧げられたその淫液を、元の持ち主に返すように膣の奥へと
押し込んでいく。そして指が出て行くときには再び、その欲望の証が吐き出されるのだ。
回数を重ねるごとに、より多く、より熱く、より濃厚に。シャーロットの淫口は、
まともに喋れない彼女自身に代わって彼女の高まりを伝えてくる。
 涙混じりの喘ぎ声が、より切迫した色に変わった。
「あああっ、ひゃ、あ、だめっ、イクよおぉぉぉっ!
 イっちゃう、イっちゃう、イっちゃうからぁぁぁあぁっ!」
「ほらっ、シャーロット、イって!」
 シャーロットは胸を反らせ、顎を突き出し、快楽の命じるままに声を上げた。
「イっ――――くぅ――――っ!!!」

175 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:18:29 ID:qNlZUCnx
4.
 いつの間にかシャーロットは眠ってしまったようだ。
 すぅ、すぅ、と寝息を立て、薄い胸板が規則的なリズムで上下していた。
 アリスは彼女を起こさないように気をつけながら、汗や愛液でべとべとになった
体を拭ってやると、風邪を引かないように毛布をかけた。
「ん……」
 シャーロットがくすぐったそうに身じろぎをして、華奢な腕が毛布からはみ出した。
 日の下に曝したことがないように白い腕の、ひじから先の部分がアリスの目に
飛び込んできた。無防備に投げ出された小さな手。その手のひらを温めるように、
そっと自らの手のひらを重ねた。しっとりとした感触。
 アリスはなんだか服を着る気分にもなれず、裸のまま隣に潜り込んだ。寝顔を
眺めたままぼんやりしていると気持ちが安らいでくる。少なくとも、彼女は悪夢を
見ていないから。
 外では雨脚が強まってきていた。激しい雨音が、まるでこの世界を非難する
みたいに鳴り響く。その音を、どこか遠くの事のように、アリスは感じていた……。
 ……そうして数十分が過ぎた頃。
 重ねた手のひらがそっと握り返された。
「……おはよ」
「わたし、寝てた?」
「ちょっとだけ」
 交わした言葉はそれだけで、二人は肩を寄せ合って窓の外に顔を向ける。
 ガラスの窓を伝う雨露が、不思議な模様を描いては消えていくのを眺めていた。
 ふいに、シャーロットがするりと腕を絡ませてきた。密着した分、肌が触れ合う
面積が大きくなる。
 そして密着したぶんだけ、部屋の空間が広くなった気がした。
「あー、ごめんねアリス。なんだか私ばっかりしてもらっちゃって……」
「……何もしなくていいからさ、ぎゅ、ってしてくれないかな」
「ぎゅ?」
 小首をかしげるシャーロット。
 アリスは念を押すように、
「そ。ぎゅ」
 おずおずと。シャーロットはアリスの背中に手を回し、正面からアリスを抱きしめた。
 アリスもそれに応え、抱きしめ返す。
 初めは触れるだけのように。
 しだいに強く。
 ぎゅっと――ぎゅっと、抱きしめる。
「分かったよ。高すぎるくらいに高い授業料を払って、ようやく分かった。
 あれに出会って、心底から死が怖くなった。財宝も名誉も探究心も、どうでもよくなった。
 あの迷宮は紛れも無く地獄に通じてる。
 ヒトの身で、命あるものの身で、立ち向うには……深い。深すぎるよ」
 窓の外に雷光が走った。一瞬、閃光に照らされた二人の影が浮かび上がる。
 少し遅れて、雷鳴。
 雨はますますその激しさを増していく。
 どしゃ降りの雨が呼び水になったのか――アリスの瞳から抑えきれないものが
流れ出していた。
「アリス、泣いてるの?」
 そう問いかける声も、やはり涙混じりだ。
 固く結ばれた心と体の隙間に、それでも暗闇は忍び込んでくる。触れ合う肌は
温かいのに、寒さは消えない。


 ドゥーハンの街に冷たい雨が降り注ぐ。
 この街を去る冒険者たちにとっては少し冷たすぎる雨が。
 ふたりがいつか雨の降らない街へ行くときも、きっとこの寒さを忘れることはできない。

176 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 06:19:50 ID:qNlZUCnx
以上です。いきなり失礼しました。

えろいの書くのはまだ2回目なので、
感想やアドバイス等もらえると幸いです。

それと掲示板に投稿するのも初めてなんだけど、
成形はこんな感じでOKかな?

177 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 09:01:48 ID:gX7uKeff
甘レズ(;´Д`)ハァハァ

全滅寸前をやっとのところで勝ったというのもいいけど
たまたま通りすがった三桁レベルパーティーが
岩のような頑丈さとギロチンのような無慈悲さで敵を一掃したあげく
瀕死のパーティーを完全に無視して迷宮の奥へ消える様を見てさらに絶望
というのもいいかも

178 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 21:51:39 ID:J01RuJ3m
>>176
街を去る冒険者って結構好きなシチュ
成形は問題ないと思う
直喩のとことか冗長に感じたけど、そこは趣味かもわからんね

179 :名無しさん@ピンキー:2008/04/09(水) 22:38:44 ID:zMaSYqSC
なにこの蕩けるような文章。

他の作品も読みたい

180 :名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 00:46:44 ID:GG2ZxFCn
職人乙
何かレズだったり冒険から逃げ出す冒険者だったりと
このスレでは新鮮な感じがした。
俺も続きか他の作品にも期待させてもらうぜ

181 :169-175:2008/04/10(木) 08:35:57 ID:BlfUsn0X
どうも、作者です。読んでくれた方ありがとうございました。
レズなのは単に実際のプレイでこの二人が残ったからなんだけど
書いてるうちに「俺百合好きなんじゃね?」という意識が芽生えてきた。
機会があったらサガフロとか書きたいなあ

>>178
冗長さに関しては、
「これ端折ったら読者が分からなくなるかも」
という不安の表れのような気が
このへんのバランスはもうちょっと書き慣れてなんとかしたいです

それ以前に根本的に語彙力のなさを痛感したけど…


この話はここで終わりなんで、次は新しいやつです。
wizで書くとしたら…何だろう?
ょぅι゛ょ化ワードナくらいしか思いつかない…

182 :名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 09:47:48 ID:IEtqZyfT
ワーたん「アミュレットもってっちゃらめえ」



pc版で初めて遭遇したワードナがこちらにおどろいたせいで瞬殺だったのは
そーゆーわけかorz

再挑戦したら本気のワードナ様にフルボッコにされますたww

183 :名無しさん@ピンキー:2008/04/10(木) 11:57:27 ID:KQnUJ0A2
>>164
スレチな話すまんが、
あの人の風貌(茶色のコート)が、
あまりにも「コート一枚だけはおった浮浪者風」だったので、
一部ではヤツは「コートの下は全裸」というキャラ立てをされていて、
通称も「神崎」ではなく「全裸」だったりしたのだ。

184 :名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 13:53:21 ID:AwlKCRky
同じくスレチ気味だが、アクワイアが今度出す「剣と魔法と学園モノ」って、
WIZエクスのPSP版ってことでFA? 犬ドワーフといい、人形ノームといい、
バハムーンといい。ちょい期待かも。

185 :名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 14:35:22 ID:ysmlEc+q
タイトルとは思わんかった。
しかしなんで最近のWIZ系は天使やら悪魔やら出すんだろうか。
リザードマンとかムークのがかっちょいいのに…
と思ってしまう俺は間違いなくオッサン。

186 :名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 16:35:08 ID:nzLLJt/B
オッサンだけど天使や悪魔を出しつつ
ガチャピンやムックも出して欲しいと思っている

187 :名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 16:40:24 ID:0VIEI8QV
俺もオッサンだけどムックはともかくガチャピンなんて不要ですぞ

188 : ◆8czeHikF2E :2008/04/12(土) 17:04:11 ID:T8JJ05jF
話題がBCFをかすったところで投下。

>>165氏に触発されつつ、チラリズムからは程遠い出来上がりに。
陵辱物が苦手だったら申し訳ないです。

注意書き:媚薬、陵辱、モンク、BCF

189 :女モンク一人旅(1/6) ◆8czeHikF2E :2008/04/12(土) 17:04:59 ID:T8JJ05jF
「兄弟ぇ、合言葉ぁを言ってくんなぁ」
 扉の奥から知性の欠片もない間延びした声が響く。
 覆面にクロークを纏った黒尽くめの人物は短く呟いた。
「スケルトンクルー」
「あたりだぁ」
 ――ガチャリ
 錠が外される金属音の後、重い扉がゆっくりと引かれた。
「はいんなぁ」
 黒い影は室内に足を踏み入れる。

 外とはうって変わった、ムッとするような熱気。
 部屋の中には、焦げ付く鯨油の匂い、煙草の煙、そして不潔な男たちの体臭が充満していた。
 テーブルの上には金貨が山を作り、トランプとジョッキが散乱する。
 そして、それらを取り巻くようにして腰掛ける無法者たちは、
 皆一様に泥酔し、潮焼けした声で下品な冗談を交わし合っていた。

 男たちの視線が、初顔の闖入者へと集まる。
 覆面の人物は油を塗りこめた厚手のクロークを脱いだ。
 瞬間、それまでの喧騒が止み、室内は水を打ったように静まり返る。

 ……覆面の人物は女だった。
 クロークの下には、袖なしの、丈の短い着物を身につけるのみ。
 長身だが、薄手の黒布ごしに、メリハリのある女の体つきがはっきりと見て取れる。
 衣の前の合わせが形作るX字からは、サラシを巻きつけた胸元が無造作にのぞく。
 きつく巻いた麻布で押し付けられながらも、たわわな双丘ははっきりとその存在を主張していた。
 裾は太腿の付け根で終わり、そこからすらりとした両脚が伸びる。
 脛に包帯を巻きサンダルを履くだけで、肉付きの良い、日に焼けた生足を惜しげもなく晒していた。
 他方で、袖から伸びる肩と腕には鍛えられたしなやかな筋肉が隆々と浮かび上がり、
 なるほどこの無法者の巣窟に単身乗り込んでくるだけの実力と自信はあると伺えた。

 女は周囲の反応にいささかも動じず、ゆっくりと辺りを睥睨する。
 その前に巨大な人影が立ち塞がった。

「おいらぁマティー船長だぁ……ちっと待ったぁ、うすのろぉ!!
 新入りはぁ、『勝負』に勝たねぇ限りぃ、仲間に入れねぇんだぁ!
 勝負の方法はぁ二つだぁ。お馴染みの戦いかぁ、もうちっと文化的な奴、
 そうよ、飲み比べ!
 戦うかぁ、それとも飲み比べかぁ?」

 こちらもほぼ半裸といっていいような恰好で凶悪な筋肉を誇示する大男が、
 いささか知恵の足りなそうな言葉遣いで問いかける。

 女はしばらく沈黙した。
(……この男たちからは『宝の在り処』を聞き出さなければならない。
 拳で捻じ伏せる自信はあるが、戦闘以外の道があるなら、まずそれを試みるべきであろう)
 彼女はモンク――厳格に己を律することで、極限まで心身を鍛えぬく修行僧であった。
 神秘的な荒行によって培われるモンクの肉体はまさしく凶器そのもの。
 だからこそ、好んで拳を振るい人を傷つけるような真似は、厳に戒められる。
 非攻の教えの説くところによれば、避けられる争いは極力避けねばならぬのである。

「わかった。飲み比べの勝負を受けよう」

 そう言って黒い覆面を取り去る。
 鋭く切れ上がった目、碧の瞳、整った褐色の面立ち。
 そして短く切られた黒髪がこぼれ、尖った耳が露になった。

 男たちが一斉に息を飲む。
 女はエルフ、しかも極上の美女であった。

190 :女モンク一人旅(2/6) ◆8czeHikF2E :2008/04/12(土) 17:06:12 ID:T8JJ05jF
 * * *

 ――ゴキュッ、ゴキュッ、ゴキュッ

 何杯目かのジョッキを空けた時点で、女モンクは強烈な眩暈を覚えた。
 彼女は酒を嗜まぬ。しかし、修行で培ったスタミナで大の男にも飲み負けない自信があった。
 にもかかわらず、早くも足下は覚束ず、腕にも力が入らない。
 (……薬?)
 瞬間、意識が遠のき、床に崩れ落ちた。
 横倒れになると、折り曲がった膝がだらしなく開き、無様な恰好をさらす。
 足を閉じようにも意に反してがくがくと震えるばかり。
 めくれ上がった裾から、肉の張り詰めた健康的な太腿の、かなりきわどい部分までのぞく。
 男たちの好色な視線が、一瞬、太股の奥の布きれ――褌の白をとらえた。
 女は酒樽に身をもたせかけ腕力で上体を引き起こし、朦朧とする意識を叱咤しながら呻く。
「き……きたない、ぞ」

 女を見下ろしながら、マティー船長は下卑た笑いを浮かべる。
「へぇっへぇっへ、負けはぁ、負けだぁ。
 負けたほうはぁ、何をされても、文句はぁ、いえねぇ!」
 そして、巨体を倒し女モンクに圧し掛かった。
 着衣の合わせをぐいと押し開き、
 女のふくらみを隠す清潔な白布を力ずくで引き摺り下ろす。
 日に焼けぬ生白い乳房があらわになった。
「ぐっ」
 女は身を捩り逃れようとするが、力が入らない。たわわな胸だけが挑発的に揺れた。
 マティー船長はその震える胸を両手で掴み乱暴に揉みしだく。
 苦悶の表情を浮かべる女モンクの首筋を、ヤニ臭い舌が舐め上げた。
「離せっ! ……く……や、やめろお」
 唾液まみれにされた首を懸命に振りながら、抵抗を続ける女。
 だがこれほどの体格差があって組み伏せられてしまっては、
 たとえ素面だったとしても抜け出すことはできなかっただろう。

 船長は痕がつくほど強く乳房を握り、その張りのある揉み心地を存分に堪能すると、
 褌一枚によって守られる女モンクの秘所へと手を伸ばした。
「なんだぁ? なかなか濡れねぇなぁ」
 不満そうに独りごつと、周りを取り巻く手下どもに命令する。
「おいっ! アレぇ、もってこいやぁ!!」
 目をぎらつかせて見守っていた海賊たちの一人が、
 その言葉に慌てて動き、小さな布袋を船長に渡す。
「な、にを……?」
「えっへっへ、コイツはぁ、あれだ。『びやく』ってぇ奴よ!
 コイツをちょいと塗りこんでやりゃあ、えっへっへ、男を咥えたくてたまんなくなるってぇ、
 クィークェグの野郎が言ってたのよ。どんな女もイチコロだってなぁ!」
 そして袋から一掴みもの粉末を取り出し、女の褌を横にずらすと、
 外気にさらされた控え目な淫裂に目一杯振りかけた。

 実はその粉末はただの『痒みの粉』である。
 文字通り、即効で皮膚に痒みを走らせるだけの代物に過ぎない。
 マティー船長は愚かにもクィークェグに騙されたのであった。

 しかし、ただでさえ朴訥で人を疑えぬ女モンクは、しかも酒で意識を朦朧とさせていた。
 粉が秘所に振り掛けられ、チリチリと痛痒い感覚が走り出すと、
 媚薬が早くも効果をあらわしたものと信じ込み、顔からは一気に血の気が引いた。
(か……かゆい! 媚薬が……効いている!?)
 意識をすればするほど、股間の疼きが強まる。
 刺激物を洗い流そうと、膣が大量の愛液を分泌し始めると、
 もはや自分が媚薬の虜になったことを疑わなかった。

191 :女モンク一人旅(3/6) ◆8czeHikF2E :2008/04/12(土) 17:06:59 ID:T8JJ05jF
 力の抜け切った太腿が切なげに擦り合わされる。
 耐え難いほどの痒みに襲われた陰部は、おびただしい量の蜜を吐き出した。
 割れ目の中に仕舞い込まれていた小ぶりの陰唇がぱっくりと開き、ひくひくと蠢く。
 女は、自分が無意識の内に両手で股間を押さえていることに気付き、愕然とした。

『男を咥えたくてたまんなくなる』

(馬鹿な……くっ、だが……あそこが、切なくて……おかしくなりそうだ……)
 股間にかざした両手が震える。その指先が、偶然、敏感な肉の芽に触れた。
「あっ!」
 電撃のような快感が身体の芯を突き抜ける。
 体中の筋肉が収縮し背筋が反るのを止められない。
 なんという快楽。
 その瞬間、今、自分が下衆どもの好色な目にさらされているという事実すら忘れる。
 何も考えられず、再び、今度は確信犯的に、勃起した陰核に指先が伸ばされた。

「おっとぉ、それまでだぁ」
 声と共に大きな掌が女の両手首をがしりと掴む。
 そのまま力ずくで引き上げられ、仰向けのままバンザイの恰好になる。
「あっ、あっ、あっ」
 女モンクは目を見開いて間抜けな声をあげた。
 今まさに触れられる、というところで手を拘束されてしまったのだ。
 期待に固く勃起していた陰核から狂おしいほどの飢餓感がこみ上げてくる。
(あと少しだったのに!)
 高まりきった思いを裏切られ、行き場を無くした興奮にあられもなく腰をふるわせた。

「えっへっへ、こんだけ男がいるのによぅ、なにも、自分でするこたぁねぇ。
 ほれぇ、『チンポが欲しい』って言ってみなぁ。相手してやっからよぉ」
 下品な声に、意識が引き戻される。
 快楽に沈みかけていた思考が、周囲の認識と自我を取り戻す。
 マティー船長の潰れたヒキガエルのような面構えが目に飛び込んできた。
 船長はにやにやと笑いを浮かべている。
 女モンクは、腹の底から込み上げてくる怒りを感じた。
 吊り目がちの瞳をいっそう尖らせて、あらん限りの憤怒をこめて船長を睨みつける。
「ふ、ざ、けるなっ」
 だが船長はその言葉にますます愉快気な表情を浮かべる。
 両脇に控えた手下に女モンクの腕の押さえを任せると、
 自分は女の両膝の裏に手を潜り込ませ、そのままぐいと持ち上げる。
「何をするっ!!」
 船長の剛腕はやすやすと女モンクの腰を浮かせてしまう。
 頭と肩、そして首の付け根のみが床に接する、後転の途中のような不安定な姿勢。
 船長は膝の裏を床に向けてぐいと押し付ける。
 女モンクのすらりと引き締まった両脚は、開かれたまま自身の頭の先へと伸ばされた。
 その足首を別の手下たちが掴み押さえると、まるで宙に浮かせた股間のみを突き出すような、
 なんとも屈辱的な姿勢ができあがった。

192 :女モンク一人旅(4/6) ◆8czeHikF2E :2008/04/12(土) 17:07:45 ID:T8JJ05jF
 女はあまりの羞恥と屈辱に血を上らせ、思考が停止してしまう。
 裾は完全にめくれ、今や股間部分に纏うのは細く捻って締められた褌のみ。
 それすらも先ほど横にずらされていたせいで、
 ぱっくりと開いた肉びらが鯨油の明かりに煌々と照らし出されてしまう。
 日に焼けた太腿から、本来の色白さを残す股間周りまでのグラデーションがはっきり晒された。

 再び罵声を浴びせかけた女モンクの顔が驚愕に固まる。
 マティー船長が再びあの粉を手にするのが見えたからだ。
「……!! や、やめろおっ!」
 船長は武骨な指をそえ、愛液まみれの陰唇ごと膣口をぐいと押し開く。
 そして奥の襞まで露になったひくつく膣穴に、さらさらと粉末をこぼし始めた。
「あ……あああ……あああ」
 女は、あの恐るべき魔法の粉が体内に飲み込まれていく様を呆然と見守る。
 すると、突然、膣がびくん、びくん、と痙攣を始めた。
 指を差し入れても届かなそうな奥深くに、ちりちりとしたこそばゆい感触が広がる。
 もとより内奥の鈍感な感覚器では、「かゆみ」というほど明確なものは感じ取れない。
 ただ、何かを欲するような、曖昧で、それだけに強烈な感覚が体内を荒れ狂う。
 どう対処していいかわからない欲求が女モンクを襲った。
 手首と足首を押さえつけられ、のたうつことすらままならない。
 せめてと自由な腰と肩とを捩じらせると、驚くほど卑猥な動きになった。
 モンクになってから流したことのなかった涙が溢れ出す。
 女モンクは、喉を震わせ獣のように吠えた。

 そこに船長の見下しきった声が降ってくる。
「言ってみなぉ」
「ほ……ほしいっ! お願いだっ! は、はやくっ! ……おかしくなるっ!」
「何を欲しいのかぁ、わかんねぇなぁ?」
 もはや反抗する気力も、それどころか自分を顧みる余裕すらなかった。
「チ、チンポが欲しいっ! チンポが欲しいっ! 早く……い、いれてくれえっ!!」
 ――ずぶりっ
 船長の極太の杭が間髪入れずに打ち込まれた。
「あ、あ、あ、あ、」
 体躯に相応の、子供の腕ほどはあろうかという巨根が、
 垂直方向にがつん、がつんと打ち下ろされる。
 エルフ特有の窮屈な膣は、マティー船長の剛直に襞ごとこそげ取られそうになる。
 それは通常であればただの激痛であっただろう。
 だが、痒みに痺れていた膣内は、その痛みすら刺すような快感に置き換える。
 そして、その感覚は、自らが媚薬に囚われていると信じる女モンクにとって、
 まさに待ち望んでいたものに感じられた。

「あああああっ、うああああっ、うおああああっ」
 女モンクは随喜の涙を流して野獣のような嬌声をあげ続ける。
「えっへっへ、いいぃ、しまりだぁ」
 全身をくまなく鍛え抜いたモンクの、強靭な括約筋が船長を締め上げる。
 求め続けていた快楽を与えてくれる剛直を逃すまいと、
 引き抜く動きの度に異常な収縮を繰り返した。
 こなれきった膣奥は蜜を吐き出し続け、
 送り込まれてくる男根を、みっしりとした襞できゅうきゅうと圧迫する。
 その動きの一つ一つが、船長を悦ばせると同時に、
 女モンク自身にも激烈な快感として跳ね返ってくる。

193 :女モンク一人旅(5/6) ◆8czeHikF2E :2008/04/12(土) 17:08:22 ID:T8JJ05jF
 もはや女モンクは快楽の虜だった。
 酒の酩酊のせいではない。媚薬と信じた「痒みの粉」の効果だけでもない。
 たくましい剛直で己を容赦なく蹂躙される激しさに、
 女モンク自身がどうしようもなく陶酔しきっていた。
 苛酷な修行を耐え抜いた不屈の精神も、快楽の前にはなす術を持たなかったのである。
「ふっ、ふっ、ふっ、……そろそろ終わりだぁ」
「ひいい、いい、いくっ、いくっ、んひいいいっ」
 船長の言葉に応えたわけでもなかろうが、
 子宮を突き下ろし続ける強烈な責めによがり狂っていた女モンクは、
 奇しくも同時にこれまでで最高の絶頂を極めようとしていた。
 びくんっ。
 女モンクの腹の最奥に埋没した巨根が、荒々しく一撥ねした。
「あ、あ、あ、ああああっ、んあああああっ、んはああああっ!!」
 ――どくっ、どくっ、どくっ、どくっ
 一際甲高い絶叫をほとばしらせた女モンクの中で、
 肉棒が脈打ち、濃厚な精液を吐き出した。

「……あ……ああ……あ……」
 女モンクは呆けた表情で、唇の端から白く泡立つ唾液をしたたらせた。
 船長の肉棒が残留した精液を絞り出すたびに、
 内臓を揺さぶるその感覚に腰を引きつらせる。
 割れて引き締まった腹筋は、ぴくぴくと痙攣していた。

 船長が巨根を引き抜く。同時に、四肢を拘束していた手下どもの手が離された。
 女モンクの見事な身体が、力なくどさりと崩れ落ちる。
(……きもち、よかった……)
 不潔な大男に犯され、貫かれ、蹂躙されたというのに、
 一度真っ白になった意識は、ただただ心地よい快楽の余韻を響かせていた。
(……これで、終わったな……)
 泥沼の快楽地獄から開放された安堵が女モンクの内に広がる。

 船長が言った。
「よし、おめぇらぁも、やっていいぞぉ」
(……え?)
 その言葉の意味を一瞬理解できず、
 女モンクは視線を左右に動かして辺りを伺った。
 船長の手下の海賊たちが女モンクを取り囲んでいた。
 みな、先ほどの陵辱劇を見せ付けられて痛いほど男根を屹立させている。
 男たちが一歩踏み出した。
 獲物を取り囲む狼の輪が一回り縮まる。
「……ひっ!」
 女モンクは喉の奥で声にならない悲鳴を上げた。

 * * *

 それから何時間が経過しただろう。
 部屋の扉が開き、数人の男たちが、中から意識を失った女モンクを引き摺り運び出す。
 そして、城の地下の埃っぽい床にごろりと転がすと、
 また部屋の中へと戻っていった。
 扉が閉まり、錠が下ろされるがちゃり、という金属音が響く。
 うつ伏せの女モンクは丸裸で、体中にべとつく、黄色味がかった白濁液を滴らせていた。
 その脇にはクロークと、着物と、
 これまた精液塗れで不潔な繊維の塊と成り果てたサラシ、褌が積まれていた。

194 :女モンク一人旅(6/6) ◆8czeHikF2E :2008/04/12(土) 17:08:58 ID:T8JJ05jF
 * * *

「スケルトンクルー」
「はいんなぁ」
 もはや定番のやりとりが繰り返される。
 扉が開き、黒覆面に黒のクロークを纏った女モンクが入ってきた。
 部屋にたむろう海賊たちは女モンクににやにやとした下品な笑いを向ける。

 女は当たり前のように覆面を取り、クロークをその場に脱ぎ捨てた。
 たくましく焼けた四肢、生白い豊かな胸、割れた腹、そして黒い繁み。
 ……クロークの下は、褌すら着けない丸裸であった。
 女モンクは鳶色の乳首を尖らせ、身体を小刻みに震わせながら、
 はあっ、と熱い吐息を漏らす。
 整った顔立ちは興奮の余り紅潮し、切れ上がった瞳は期待に潤んでいた。

 女の前にマティー船長が立ち塞がった。
 そして今日もまた同じ問いかけをする。
「戦うかぁ、それとも飲み比べかぁ?」
 ――ごくり、
 女の細い喉が鳴った。
 露出した陰部がじゅんと潤う。
 零れ落ちた一雫の愛液が、褐色の内腿を伝い、ぬらぬらと輝く跡を残した。
 女モンクは、今日もまた同じ答えを口にする。
「……飲み比べの勝負を受けよう」

(END)


以上です。
服装は末弥純のBCF職業イラストのモンク(男)を参考。
SFC版のあの下品な笑い声SEを脳内再生しつつお読みください。


195 :名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:17:11 ID:DrZJYV/y
乙です!
嫌よ嫌よも好きのうちってやつでいいですなあ
最後は裸忍者になっちゃたのがまたよいですね!

196 :名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:27:50 ID:yeoaoBVu
職人乙
BCFじゃないけどディンギルで女エルフモンク使ってた俺には大当たりだわw


197 :名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:31:35 ID:NWOKvp94
魔筆だっけ?よく知らないが
モンクはめずらしい気がする
衣服は、袖なし空手着の上だけで、めくったらふんどし丸見え?

ところで、前スレの最後ぐらいから保管庫が更新されてないなあ
携帯なんで、一括で読める保管庫は重宝してるのだけど

198 :名無しさん@ピンキー:2008/04/12(土) 23:48:22 ID:/oLwfEP4
GJですが……これはやけに裸忍者っぽいモンクですね!
それがまたいいんですが。
そのうち本当に裸忍者に転職しそうだ。
あとわざわざエルフと強調してるのがツボにクリティカル!

199 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 00:02:23 ID:2aV39Sf4
またこの流れか・・・
普通に裸モンクでいいじゃん。
何故そこまで強引に裸忍者の話にしたいんだよ、
いい加減自重してくれ。
まぁこんなこと言ってもスルーされるか逆に叩かれるだけなんだろうが。
昔は裸忍者もそれ以外のネタも普通に共存できていたのになぁ・・・


200 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 00:07:46 ID:7TbixYYW
なら、女ロードを堕落させる話しようぜ

>> ID:T8JJ05jF
最後の締めがええな。

201 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 00:57:50 ID:lV8zj8uZ
どこら辺に ニンジャ を連想するのがあるんだ?
意味が分からん。裸=ニンジャとかそういう脳みその人間がいるのか。

202 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 01:07:26 ID:1IVFeso2
>194
乙&GJ


上で散々言われたってのに、強引に裸忍者を話題に引っ張り出してる連中、
ワカってて荒らしてるだけなんじゃあ……

203 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 01:57:01 ID:eD//S9od
ったく、せっかくの投稿が台無しだな

>194乙

204 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 02:01:44 ID:NNgO5Sij
裸=ニンジャがこのスレだと自然なんだろ。
なんでこうなったかというと、この一文がまずかったんじゃないか?

 女は当たり前のように覆面を取り、クロークをその場に脱ぎ捨てた。
 たくましく焼けた四肢、生白い豊かな胸、割れた腹、そして黒い繁み。
 ……クロークの下は、褌すら着けない丸裸であった。

これが裸忍者を連想させてしまったんだと思う。
モンクと忍者の素手で戦えるという共通点もあるしな。
しかし忍者の話になるとスレの消費が早いな……。
良くも悪くも活性化に繋がっているのか。

205 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 02:12:12 ID:lV8zj8uZ
>>204
投下されたSSが着衣プレイ以外は全部ニンジャものとでもいうつもりか?w

206 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 03:10:48 ID:lvBHXbVk
別に裸忍者厨を擁護するわけじゃないんだが…
ぶっちゃけBCFっていうチョイスが微妙過ぎて裸忍者っぽいっつー部分にしか
食いつけなかったんじゃないかと思うんだ。現にここまで来て内容に触れてる
感想は裸忍者関係のが多いわけだしな…だからあんまり殺伐とするのも、な。
もっと「日焼けっ子萌え〜」とか言ってたほうが作者も喜ぶしスレの雰囲気も
良くなるだろ。

207 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 03:13:03 ID:jDpahwcp
まぁ、要は>>198みたいな何でもかんでも強引に裸忍者に結びつける
空気読めない奴がいなきゃ荒れないのになー

俺も当初は裸忍者に対して良い印象も悪い印象も無かったが
ここまで粘着されると裸忍者。って単語が出ただけで萎えるんだがw

裸忍者の話振ってる奴はいい加減自分で自分の首締めてる事に気付けよ

208 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 04:30:21 ID:Aen8aReM
>>206
その内容に触れてる裸忍者関係の感想が、
強引に裸忍者なものだけなんだが・・・

209 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 04:32:28 ID:gLKwzHoQ
>>206
BCF微妙かなぁスーファミにも移植されてるのに…と思うのは俺がおっさんだからか

上でもちょっと書いてあったが「モンク」って職業はBCF以外でも外伝やエンパやエクスにも居るわけだしさ
普通に「モンクも良いよね〜」って感想で良いと思うんだけどなぁ
モンク好きから言わせて貰えば「モンクから裸忍者になった」とか言われるのはあんまり良い気分しないよ
一応最後までモンクだったんだからさ

ま、裸忍者厨の連中は主役がモンクだろうが女君主だろうが最後に裸になってれば忍者だって言いそうだけどな…

なんか愚痴っぽくなったけど職人さんGJ
普段禁欲的な職業が堕ちていくのは良いもんだ!!

210 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 04:37:04 ID:DEo2W46G
いや、女君主は、こう、全裸にせず鎧を部分的に脱がすなり壊すなりしてだな、
聖なる鎧をいろんな液体でいろんな液体で汚して楽しみたいです、安西先生。

211 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 06:38:17 ID:7vABu0t5
『裸忍者厨』が荒らしだと分かってるならなんで反応してんだか
反応した時点で自分らも荒らしに加担してるものなのに

212 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 08:41:39 ID:PHRORPRH
今後裸忍者の話題は禁止。

213 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 09:38:40 ID:25rM1rgf
露出度の高いアマズール族について語り合おうぜ…。
でも司祭とかになると露出度減っちゃうけどな。


214 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 10:43:47 ID:2p86Mskt
露出度よりも女王がはいてないという方が衝撃。
公式設定なんだぜ?これ。

215 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 10:44:25 ID:i47y500P
>>189-194
 GJ!
 他愛も無いぼやきから素晴らしいSSが来るとは
夢にも思わなんだ165であります。
 禁欲的ゆえに性的に無防備なおなごがいいように
弄ばれ堕ちてゆくのがたまらんのであります。

>>197
 大体そんな感じ。>モンクの衣服
 横にスリットが入ってるから、めくらんでも見えるかも。

>>209
 いや、微妙なのは知名度よかゲームバランスうわなにを(ry

>>213
 でも女王は下着を着けていないんだぜ…。

216 :215:2008/04/13(日) 10:56:38 ID:i47y500P
 ぐは、>>214に先を越されてしまったorz
 アマズールクイーンがぱんつはいてないとか、
王妃の部屋のトランクから鞭&鋲打ちブラとか、
王様と悪魔の娘の秘密の関係とか、そう言う
えちーくすぐりは結構あるんだよなぁBCFは。
 いや、エクス2のあのお方を思えばこの程度、
お子様レベルのギャグなんだが。

217 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 14:02:36 ID:25rM1rgf
>>214-215
うむ、アマズールクイーンがぱんつはいてないのは知ってる…。

ファイター1はにくぼうでアマズールクイーンをついた
めいちゅう
アマズールクイーンのこかんにあたった


218 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 18:53:19 ID:FtzgLXpH
>>194
悦楽への抑制を失ったモンクはモンクといえるのか…
快楽を追求するのが悪ののモンクってことかな

219 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 21:51:51 ID:NNgO5Sij
アマズールだとクワリ・クボナがお気に入りだな。
あの露出度がたまらん。
腰布とマントのみの衣装が……。

>>212
禁止までするのはやりすぎ。
解釈次第では裸忍者の話を書いた人は投下するなってことにもなるぞ。
ここではいつものことだと流すことを覚えろ。
嫌ならスルーしてればいいしいちいち反応するな。

220 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 22:07:14 ID:eD//S9od
>219
そういう反応も不要
沈静化するまで黙ってろよ

221 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 23:19:55 ID:u9YcGAVk
BCFのNPCで一番可愛いのはマイ・ライ
異論は認めない

222 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 23:31:56 ID:Y8lV61wg
マイ・ライって実はボークの四倍くらい経験値持ってるんだよね

223 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 23:48:54 ID:u9YcGAVk
そんなにあったっけ
随分経験豊富な少女だったんだな

224 :名無しさん@ピンキー:2008/04/13(日) 23:55:29 ID:lvBHXbVk
じゃあロビン・ウィンドマーンはもらっていきますね。

225 :名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 01:21:06 ID:cmjX2+Dk
>>219
そういうならお前もつっこむな
不毛な議論になりかねん

アマズールって女だけなんだよな
子作り用の子種は立ち寄った冒険者や近くの町や村の男達から補給すると仮定してだ
女の子ではなく男の子が生まれたらその赤ん坊はどうなるんだろう?

226 :名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 01:33:39 ID:fZ5pegP2
殺すか捨てるか、そんなところじゃないか
野外に置いとけば獣が食べちゃうだろ

227 :名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 07:45:53 ID:A0cWlvK7
女しか産まれないようにする薬とかあるんじゃない?

228 :名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 07:55:10 ID:PBZAJC0P
子種にされた男の成れの果てがアマズールゾンビとか
何かの本で見たな


229 :名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 17:03:38 ID:xA+Ddguq
じゃあ私はブリガード・ウォルタンたんを貰っていこう…。


230 :名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 19:31:28 ID:av8kljLb
じゃあレベッカたんは俺が貰っていきます。

231 :名無しさん@ピンキー:2008/04/14(月) 19:57:01 ID:VRZssxL/
「それは私がもらっておこう!」

232 :名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 07:13:20 ID:bRe9fTq/
んじゃ俺はフェアリークイーンとイチャイチャしてくるわ

233 :名無しさん@ピンキー:2008/04/15(火) 22:29:37 ID:XV/+O6RQ
どうでもいいが末弥画伯の画集見るとレベッカがかなりのロリ顔で
驚いた。体とのミスマッチがエロイ。



234 :名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 11:00:52 ID:mYw7/y0u
正確にはWizじゃないからここで言っていい物なのか判断に迷うが
エルミナージュでこういうものが

巫のサマー能力 
古式:御札系アイテムを防具欄に装備できるようになる。

これによって攻撃回数が御札を装備した分増えるわけだが・・・
胴体とアクセサリー欄にお札を装備すると、
御札ニップレスと御札前貼りでハッスルする巫女さんに!?
まぁ、そんなことすると防御力は文字通り紙なんですけどw

235 :名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 14:02:18 ID:evOL9kTC
裸忍者、裸僧侶に続いて裸巫女さんですか!?
誰かこれのハーレム話を書いてほしい。
君主が彼女ら3人に迫られる姿が目に浮かぶ。

236 :名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 15:53:54 ID:B5TWr5E2
残念ながらエルミナージュの忍者は着衣派だぞ


237 :名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 17:06:28 ID:98fN+Sux
そこでエルミでモンクにあたる闘士ですよ


装備できないアイテムが多いのもあって序盤は防具バスキン(足)のみ、あとは裸ということが多い


さらに褌がアクセサリーである上(女は呪われるが)、SP解放で使用済みに変化するという乙な仕様が…

238 :名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 20:55:41 ID:NXCauK4i
>>236
エルミナージュに特攻かけたんで、若干スレチ気味だが報告したい。
今のとこ、予想を大幅に裏切り良ゲーでありますwww

ロード時間が割りと長めなのとインターフェイスの操作性がちょっと悪いのが目につくけど
それ以外はWIZの雰囲気・クオリティを維持しておりWIZフリークならば納得の出来栄え。
BUSINやエクスのような「奇をてらった」部分が少なめで、昔のWIZの雰囲気を残しているのがポイントかな。

そのせいでエロパロの妄想に引っかかる部分が少ないw
とりあえず忍者が素手・裸サイキョー仕様なのと女君主が作成可能ってあたりはこのスレ住人のポイントかもw
注目の使用人はまだ使ったことない。
あと顔グラが結構萌える。ノーム♀に萌えたのは初めてだわw

54のスレの書き込みだが忍者が素手・裸サイキョー仕様となっていたぞ。


裸巫女……厳密には全裸じゃないんだよな。
乳首と股間をお札で隠しているわけで。
札装備で攻撃回数は多いが防御力は裸僧侶と同じくないに等しい。
全裸で戦えて防御力も高く、そのうえ魔法も使える裸くのいちを羨ましそうに見つめる巫女の姿、なんて電波が。
逆に裸僧侶に対しては同情の視線を送っていそうな感じ。
巫女と僧侶、似たもの同士友情を育みそう……かな?
でも巫女って僧侶と違って売春婦もしていたって聞いたことが……。
裸で戦って強いクラスを順にしてみた 忍者>モンク>巫女>僧侶

239 :名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 23:53:55 ID:8VH5aB6Y
装備できる防具の種類が少ないだけで、エルミナージュの闘士や忍者は
基本的に着衣派ですよ。>>54の書き込みはまだ発売して二日目の情報だったからなぁw

「装備してもAC低下能力の妨げにならない」という武具がいくつもあるので
それなりにアイテムが揃うと闘士も忍者も裸にはならないな。
まぁACが十分に下がれば、アイテム枠確保のために裸になるのも手だけど
各種耐性捨ててまで裸になるメリットは無いね。

240 :名無しさん@ピンキー:2008/04/16(水) 23:57:58 ID:8VH5aB6Y
あと、エルミナージュ関連のエロ妄想だと裸よりも着衣のほうが思いつくわ。

召喚士あがりの女君主が
クイーンビート・スパイクヒール・ミッドナイトシルク・レースの手袋を装備して
力ずくでモンスターを従わせて契約するとかいう電波が飛び込んできましたよ?w

241 :名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 04:35:33 ID:84/1nVVU
エルミナージュは錬金で装備の強化も出来るし
確かに裸のメリットは無いね。
>>240
うちの召喚魔法持ち女君主はレッサーメイドと契約し続けてますよw
実用性は無いがw

242 :名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 08:00:16 ID:0vbTmWSG
WIZの忍者も防具をつけていないだけで着衣

243 :名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 21:18:59 ID:g9HAmgKW
ヤロウ、最大のタブーに触れやがった・・・

244 :名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 22:08:20 ID:4ucEbkfp
われらの視線が忍び装束をスルーすれば済むこと。

245 :名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 22:09:36 ID:KnxZdMB/
なんで毎回この話題になるんだ

246 :名無しさん@ピンキー:2008/04/17(木) 22:13:33 ID:71XkaRro
構うからさ。

247 :名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 02:23:21 ID:MOFoGNbX
いっそここいらで決着つけようぜ
裸忍者は本当にスッポンポンなのか

ベニ松等の書籍設定は論争の邪魔になるだけだから無視の方針で

248 :名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 02:24:31 ID:ng60oNvF
汝の為したいように為すが良い

249 :前スレ732:2008/04/18(金) 02:51:07 ID:Nqnde6vm
>>247
ならば永久にサイナラってことで失敬。

250 :名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 06:08:14 ID:N6PTmPID
製作者がコメントしてるカシナートの形状論争すら決着しないのに
裸忍者論争なんて決着つかないだろうな

全裸の忍者も服を着た忍者もどっちも正解

作品の世界観や流れ無視して話題を裸忍者に持ってく奴が荒らし
裸忍者そのものは残念ながらWizネタとして定着してるもで問題ないだろ

251 :名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 14:28:26 ID:2IMn0Es9
裸巫女議論はどうなったんだ?

252 :名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 15:09:58 ID:wP29V4FA
議論がしたい屑共はゲームのスレ行けよ。

253 :名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 17:42:55 ID:2eroPt50
そもそも議論にもなってないと思うが

254 :名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 19:42:28 ID:X6uUGfsl
ゲームがしたい屑共は議論のスレ行けよ。

255 :名無しさん@ピンキー:2008/04/18(金) 19:44:14 ID:3rtusJWm
好きなように解釈すればいいじゃない。
でも押し付けだけはかんべんな。


256 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 01:11:13 ID:/jXFRVPz
いやいや…常識的に考えて全裸なんてありえないだろう。肌色は目立つし。

つまり装備なしの忍者はボディペイントで。

257 :247:2008/04/19(土) 01:17:12 ID:iTRET6+8
1日経ってどの位議論進んでるかと思って来てみれば
何も進展ないじゃない まあ俺は着衣派なんだけどね

>>249
永久にさよなら、イクジナシくん


258 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 03:52:37 ID:OVL0ymZ/
議論なんてどうでもいい
問題は職人のSSが読めるかどうかだ(キリッ

259 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 09:26:41 ID:6igvctiu
>>258
同意だ

260 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 10:57:20 ID:jsfLuILn
>>

261 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 11:02:30 ID:jsfLuILn
>>257
嘘つきの全裸派め
またまともなもの書く職人が去っちまったじゃねーか

これだから全裸派は排他的で困る

262 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 11:34:13 ID:6igvctiu
全裸派、着衣派ひっくるめて
自分の主張を押しつけたがる議論派こそ排他的で職人を遠ざけてる

もちろん何が投稿されても全裸忍者の話にもっていこうとするのも論外だから
一切議論せず、「>>〇〇〇(レス番)、全裸忍者誘導自重。」
等、自重を促すレスのみに留めるのがよいのでは

263 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 11:39:37 ID:5BHu5IWd
>>261
この人ってエルフの女君主物の人だよな。
忍者も出てきたが着衣だった・・・

>>262
言いたい事は分かるけど
自重を促すレスが悉く無視されてきてるわけで

264 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 11:50:14 ID:eRq1TLem
灰燼姫とそのお仲間達、特に末妹のルミアン司教を
全裸で正座し、精神集中してお待ちしているところだ。

妨げとなるような雑音は遠慮してくれんかね。

265 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 12:29:24 ID:i5U1CYEk
彼の名は サマー

.     r 二ヽ          ≡ 十
    ヽ|/゚∀゚)ノシ   ≡ 十
     (  へ)
      くω
      
極限まで鍛え抜かれたその肉体はあらゆる攻撃を受け流し


 アレ?   ┗/ ̄ l┛         <ゝ《》ノ>         r 二ヽ
   / 煤@(д゚ ;)  ≡   /  ミ);゚д゚) ナ…  ≡   ヽ|/ ゚∀)ノシ
☆ __  ノ ノ_〈   ≡  、__ソ_l        ≡  (へ )
 ヽ \/ ̄ ̄_<  \         _<  \          ω >

研ぎ澄まされたその手刀はあらゆる敵を一撃の元に葬り去る


                ┗/ ̄ l┛         <ゝ《》ノ>
           __    (д゚ ;)       _   ミ);゚д゚)
     __  ノ ノ_〈 ∴  ̄    、__ソ_l ∴  ̄
     \/ ̄ ̄_<  \          _<  \


彼の名は サマー … 駆け抜ける鮮烈な夏
人は呼ぶ 『 ニンジャ オブ ニンジャ マスター サマー』 と…

                    r 二ヽ
           ≡   ヽ|/゚∀゚)ノシ
            ≡  (へ )
                  ω >

266 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 12:39:55 ID:f3xCUz0i
>>263
効果がない点では議論も同じで、議論の方がスレの雰囲気悪くなるよ。

267 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 12:47:10 ID:7qmBrPNV
>>263
さらにベニ松学派らしいから着衣派書き手の筆頭だろう
あのころのWiz小説の延長線を期待してる人にはマジ痛い

268 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 14:01:07 ID:SSYt6bRn
書き手には着衣派もクソもなかろうよ。読み手のほとんどと同じように。

269 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 15:28:52 ID:dcpFNIwn
そもそも裸忍者厨が暴れなければ議論なんて起きもしなかったわけで。

270 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 16:21:00 ID:z1vs+acJ
その「〜厨」という相手を貶める言い方や「〜派」という言い方は、
スレを分断する荒らしの手口とそっくり。

どうでもいいんだよね、こういう流れ。
いっそ手口に乗っかかって、スレ分ければいいのに。

271 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 16:32:27 ID:/iGpGMMH
裸忍者だけ別すれといっても出ていかないわけで。

272 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 16:38:06 ID:nSCEPaI9
もうその話題はいいから

273 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 16:41:37 ID:5BHu5IWd
>>270
どうでも良いと言いながらしっかり煽って行くんですね


274 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 17:49:26 ID:2ZV4WFJi
>>249
馬鹿は無視してカムバックプリーズ。

275 :264:2008/04/19(土) 18:53:12 ID:eRq1TLem
お名前を間違えるとはなんたる失態。
末妹のディルマ僧侶さまです。

慚愧に堪えません。
伏してお詫び申し上げます。

249師、お考えをお改めいただきたく

276 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 20:47:03 ID:5EmS4cyM
こうして裸忍者厨は書き手を追い出しスレを廃墟にしていくのでした(まる)

277 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 21:00:55 ID:w0Bt/wKg
スルー力検定実施中

278 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:19:26 ID:gudqBTjB
するーか検定に見えた

279 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 22:58:47 ID:hjNwESGV
スツーカ
http://ja.wikipedia.org/wiki/Ju_87_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

280 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:21:15 ID:2ZV4WFJi
スツーカをシュトゥーカと呼ぶ奴を見ると無性に殴りたくなる。

281 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:29:36 ID:gWlyn47c
つーかさ
ここはエロパロなんだから乞食みたいにSS投下待つより
少しくらい下手でもいいからみんなで一筆書いてみりゃいいじゃん
この板って本来そういう板なんだろ?

流れとしてはそっちのが健全だと思うけどね

282 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:34:22 ID:gWlyn47c
まあぶっちゃけた話
スレの流れを腐らせる>>249とその取り巻きはいらないってこと

283 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:42:31 ID:PUtSPECl
>>282
腐らせてるのはてめえだよ裸好きめ!

284 :名無しさん@ピンキー:2008/04/19(土) 23:47:06 ID:PUtSPECl
それと本来>>281が書いて見るべきだろうな!
言うだけなら誰だってできるからな!

285 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:23:05 ID:8RBLkWIY
うちのかわいい娘(PC)の恥ずかしい話を人目にさらすなんて出来ません><;;;

まぁ真面目な話、エロい方向に持って行けないだけなんだが。

286 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:42:25 ID:IkRZDH8y
投下するか否かは職人の気分で決まるのは当然なんだけど
10のGJより1の消えろが優先されるのは悲しいことだな

287 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 11:52:47 ID:o8ZoMwR7
GJなんてその気が全然無くても儀礼的に書くものだが
消えろというのは大抵の場合本音だからな

288 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 13:22:24 ID:9mjZOvGW
GJと書くには大きな感動が要る。
消えろと書くには些細な悪意だけで充分。

そういうこった。

289 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 13:41:08 ID:Wp79NLWy
要は>>281とその一派が消えれば万事解決だな
ハダカハダカとうっさい奴らが

290 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 14:10:24 ID:XobMIUoG
とうとう全裸の連中が本性を見せ始めたか・・・

291 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 19:50:41 ID:z//ePY+R
胃が痛い展開になっているなあ。
スルー検定に失敗。

・元々、全裸ニンジャもありありな平和なスレだった
・最初にウザがられる水準を超えたのは全裸ニンジャ好きだが、
・最初に「全裸ニンジャは不要」と排斥する口火を切ったのは嫌う側
・どちらにも、相手に我慢した雰囲気がある

という経緯だろう?
嫌う側に言うが、そのあたりをごちゃごちゃにして
絶対的な被害者、道義的な優位を気取るやり方はフェアじゃない。
荒らしたいならともかく、そうじゃないならやり方を変えてはどうか。

>>249は唐突で正直よく分からんが、ベニー松山無視の言にテンパったというより、
前から腹に据えかねていて、きっかけを待っていたという見方でいいのか。

これを名指しで叩いている人もどうかと。
そういうのは、多かれ少なかれ他の書き手も萎縮させるよ。
もちろんスレ自体の益にもならない。あなたのためにもならない。

それぞれの大人の対応を願います。

292 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 20:18:07 ID:04mQznim
要は過剰な裸忍者プッシュをやめればいいだけだ

293 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 20:35:14 ID:kyfKXhVs
むう、スレが伸びてるからどんな新作がうpされたのかと
wktkして開いてみたら、まだ続けてたのかw

294 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 20:42:00 ID:+cu6DJqQ
排斥側がウザ過ぎ。

裸忍者の話が出てなくても「裸忍者厨は出てけ」が延々と続く。
いつまで続けるんだ?


295 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 20:47:02 ID:XsYUTvFB
また擁護かよ
あいつら裸が出て来るだけで喜ぶんだぞ
極論すればWizでなくてもいいってことだ
そんなら別スレで好きにやれよってこと

296 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 21:07:32 ID:trqT4Aur
排斥厨も一々この世の終わりみたいな大騒ぎすんなよ。
Wizのエロの話であることは間違いないんだし。

297 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 21:29:37 ID:XobMIUoG
>>294
>>裸忍者の話が出てなくても「裸忍者厨は出てけ」が延々と続く。
文盲乙

298 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 23:16:33 ID:WaI14xFl
まあ俺が職人の立場だったら
こんな気持ち悪い流れのスレに投下なんてしたくねーわな

議論するだけ無駄無駄
無駄な煽りレスの応酬が続くようならまさに>>281の思う壷ですよっと

299 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 23:20:47 ID:+cu6DJqQ
>>295
つーかさぁ…。

Wizから裸忍者を取ったら何が残るの?
それが聞きたいわ。



もう裸忍者嫌う奴は別スレ行けよ。
他にファンタジー物とかRPG物とか有るだろうに。


300 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 23:35:03 ID:Vr9VyoDt
>>298
そうだな>>299でわかった
コイツらに何言ってもだめだわ
即物的なエロしか頭にない白痴は相手にできない
議論以前の問題で話にならない

301 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 23:35:15 ID:PZ5JeqdK
>Wizから裸忍者を取ったら何が残るの?

完全オリジナルなキャラを生成できるという部分は残る。
最近のゲームはファンタジー・RPGに限らず「用意された」キャラを動かすものばかりで
プレイヤーが名前から性格から職業からまで自分で設定できるようなゲームは少なくなってるからね。
特に最近のRPGモノはストーリーの細部まで設定されてたりするから
プレイヤーの想像が入るスキマがどんどん少なくなってる。

裸忍者は嫌いじゃないが、WIZには裸忍者しかないというような極論には断固異議を唱えさせてもらおうw

302 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 23:39:15 ID:Vr9VyoDt
>>301
同感だ
さらにキャラクターの死、遺骨、埋葬まで経験できるのは少ない
愛着のあるキャラクターが永遠に失われるなど中々出来る体験ではない
最近のヌルいのにはウンザリで食傷しているんだよ

303 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 23:48:09 ID:9mjZOvGW
新作が出ると住人の質が目に見えて低下する。
歴史のある作品のスレ特有の現象ですな。

304 :名無しさん@ピンキー:2008/04/20(日) 23:59:46 ID:AoDvMAMj
もう勘弁してくれ

305 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:10:26 ID:KonFqh7O
論争者のIDをNG登録するといいよ

306 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:19:21 ID:GL2VWutZ
>>300
エロパロで何を求めてるの?

議論以前とか言うけど、俺は議論なんか求めてないんだが?


307 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:19:35 ID:ZMoIgNFP
これはもう駄目かもわからんね

308 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:19:58 ID:CrzzBBbG
裸忍者厨も排斥厨もウザすぎ。
お前らトムとジェリーのイチャイチャっぷりは分かったから、どっか他の所でやってくれ。

309 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:28:48 ID:GL2VWutZ
>>308
つか、出てくのは排斥厨だけだろ。
なんで裸忍者禁止とか指図されなきゃならんのか。


310 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:42:56 ID:ZMoIgNFP
ID:+cu6DJqQ=ID:GL2VWutZ

311 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 00:48:11 ID:izcVAY3h
>>309
つ 「(何でもかんでも脈絡なしに)裸忍者(と結びつけるのは)禁止」

まあ、こんなくだらねえ話はさっさとやめて、
次の投下を静かに落ち着いて待とうぜ。

312 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 01:27:20 ID:GL2VWutZ
>>311
「なんでもかんでも」っつーのが解らないけどな。
裸忍者だけは、出すのや語るのに必然性がなけりゃダメなのか?
大人しく待つも何も、ずっと排斥厨が暴れてるし。
忍者スレ立てて追い出し計るほど変な奴が暴れっぱなしじゃねーか。


裸忍者が嫌ならWizスレに来なきゃいいだけの話。
裸忍者だってWizの重要な要素なんだから。
別に否定や排斥や規制する必要なんかないだろ。


313 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:01:22 ID:0iTwLNu/
元々忍者スレは立ってたんだが

314 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:04:39 ID:0iTwLNu/
>>312
もともと装備欄が空白なだけだからな
取説見ても裸のグラフィックなんてないぜ?
想像の産物でも曖昧の最たるモンじゃねーか
何を居直ってんだよお前?

315 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:10:21 ID:0iTwLNu/
>>312
裸忍者だけ出しといて「これがWizだ!」なんて言ってるおかしな人 それが今のお前だよ
別にそれ自体否定はしねぇがそいつがメインだ全てだなんて言われるとカチンとくるわな
どっかの強盗やって居直りするなんとかとは違うんだからさ

排斥とか関係無しに好きなのはわかったからもう少し声のトーンを落としたらどうだと言っているんだよ
それか好きな裸忍者で一つSSを書いてから主張してくれ クレクレだけだとどうしても醜く見えるだろ

316 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:11:34 ID:izcVAY3h
>>312
つ 「何でもかんでも」+「脈絡なしに」

何の関係もない奴だったら、忍者だろうが戦士だろうがアウトだろ。
今の流れで「裸忍者禁止」とかなってるのは、
単純に、脈絡なく登場してくるのが裸忍者の話題だけだからだよ。
最近の例で言うなら、モンクが題材の話なのになぜか裸忍者関連のレスがつくとかだな。
これはどう考えてもおかしいだろ?
だから、
「それまでの話題(特に作品)を全く無視して全然関係のない話を始めるのはやめよう」
って話をしてるんだよ。
まあ、これだけだと誤解を招きかねないから、もっとわかりやすく書き直そう。
「それまでの話題(特に作品)を全く無視して全然関係のない話を始めるのが
全く駄目だと言うわけではないが、頻繁に、しかも特定の話題でそれを繰り返すのはよくない」
こういうことだ。


否定や排斥や規制なんてものは、これまでの間は、少なくともこのスレでは必要なかった。
それは大半の住人(声のでかい奴、と読み替えてもいい)が礼儀を知っていたからだ。
わざわざ禁止しなくても誰もやらなかったんだよ。
否定や排斥や規制が叫ばれた時、それを横暴だと抵抗するのは構わないが、
それと同じくらいに、自分達にも非があるのではないかという自省もすべきじゃないだろうか。

317 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:13:18 ID:0iTwLNu/
>>312
総括すると
頭に来たなら流れを変えるのに罵倒レスや主張レスを連ねるよりも一遍のSSの方が効果的だ
空き巣やって居直りまがいな主張やめて一度でもSS書いて主張してくれその方が受け入れられる
そんだけ


318 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:16:39 ID:R2gucaIZ
長文書けるくらい余力があるのにSSを書こうとしないなんて頭おかしくね?
別に作品を投下していいのは職人だけじゃないんだし

本当は今の状況を楽しんでるんじゃないの?お前達

319 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:18:29 ID:0iTwLNu/
>>318
問題を露骨にすり替えんなよw
そう言うお前もそうだろうがw

320 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:19:15 ID:KonFqh7O
落ち着けと言ってる人間たちが片っ端から長文レス地獄に陥ってる罠

321 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:20:25 ID:8iKtr86E
とりあえずID:0iTwLNu/は書き込む前に3分考えろ書き込む前に見直せ
それじゃどう見ても顔真っ赤だぞ

まぁあれだ
そもそも読む側が職人にこーしろあーしろって要求するのはおこがましいとはおもわんかね
そーいうのが読みたければ自分で書いて自分で投下するのが一番よさじ

# ところで「あるエルフ姉妹の冒険」の人もどってこないかなぁ・・・
# あの雰囲気好きだったんだけどなぁ・・・、小ネタでいいから戻ってこないかなぁ・・・

322 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:22:04 ID:0iTwLNu/
>>321
オイオイ俺は冷静そのものだぜ? アーマーオブフレオンを素肌に装着できるぐらいにな!

323 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 02:37:10 ID:GL2VWutZ
>>316
モンクの話で忍者のレスがついた件だが、オレはアレはしょうがないと思ったぜ?

そりゃ褌穿いてたらなぁ、どうしたって忍者と絵的に被るだろうよ。
ましてや羞恥プレイの虜っつーのは、従来の裸忍者の路線と被る訳だしな。

むしろそういう連想を作者も狙ったんじゃねーの?
穿った見方をすれば、裸忍者批判があったからモンクに変えたとか。



まあ連想や妄想まで禁止する奴は、エロパロ板に来ない方が良いと思うぜ?
ましてや他人に強制するもんじゃねーし。


324 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 03:07:38 ID:izcVAY3h
>>323
つ 「それまでの話題(特に作品)を全く無視して全然関係のない話を始めるのが
   全く駄目だと言うわけではないが、頻繁に、しかも特定の話題でそれを繰り返すのはよくない」
                        ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
取り敢えず、下線部に注目してくれ。

325 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 03:14:03 ID:puAoy1Da
>>324
もう一連の裸関連の書き込みやる奴の正体とどうしようもなさがわかったよ
相手にしないのが一番だ

326 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 04:26:07 ID:hCGmAtRb
お前らの話はエロくないな

327 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 04:39:06 ID:R2gucaIZ
エロでもなければパロでもない
繊細な奴が多いとあっという間にスレが腐るね、やれやれ

328 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 04:40:39 ID:izcVAY3h
>>326
お前のIDはエロいな。

329 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 05:46:35 ID:WtaDYhAf
俺は「裸忍者厨」ってのは一人しかいないと思ってる
そいつを相手にしないだけでスレは平穏になると思うんだがね

330 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 07:28:25 ID:hCGmAtRb
俺、この流れになるたび思うんだ…
なんで裸メイジの話題にならねーんだよ!!!11!
こうなったら書いてやる!!

--------

盗賊「おk、お宝ゲット」
侍「『?ぶき』キタコレ!!」
戦士「詳細キボンヌ」
君主「(0゚・∀・) ワクワクテカテカ」
司教「 む  ら  ま  さ 」

一同『キタ━(゚∀゚)━!!!!!』

戦士「あれ、でも持ち物いっぱいじゃね?」
侍「村正だぞ村正!! 誰か何か捨てろよ!
  つーかメイジ、お前ローブなんか要らないだろ! 脱げ!」
メイジ「ええっ!? でも私……」
君主「どうせ君は攻撃受けないんだし、構わないでしょう?」
メイジ「でも……私……」
盗賊「なんだよ」



メイジ「……ローブの下、何も着てないんですけど」



一同『ええええええええええええええっっ!!』
戦士「な、なんで?」
メイジ「……だって皆さんがどんどん戦利品を押し付けてくるから……持ちきれなくて……仕方なく」
司教「じゃあ、その、ローブを脱いだら……」
メイジ「………………裸、です」

一同『………………』

侍「っておい戦士っ! なにズボン下ろしてんだよ!」
盗賊「男五人女の子一人だから手は出さないようにっつー暗黙の了解があったろ!」
司教「空気読め!」
君主「そうですっ! メイジさんは皆のアイドルなんですよ!」
メイジ「せ、戦士さん何を……っ!?」
戦士「大丈夫! 直接触ったりしないから! ぶっかけるだけだから!」
侍「アホかっ! 早速この村正でぶった切ってやる!」
盗賊「……でも、たしかに一理あるかも」
君主「……手を出してるわけじゃないですしね」
司教「……ぶっかけるだけなら」
侍「お前たちっ!?」
戦士「侍、お前も正直になれよ。今、お前には村正よりも振るいたい刀があるはずだっ!!」
侍「お、俺は……俺は――っ!」
メイジ「そんな、最後の良心の侍さんまでッ!? ……あ、あの皆さん、そんなに近づいてこないでください……」

一同『大丈夫! ぶっかけるだけだから!!』

メイジ「きゃああああーーーーーーーーーっっ!!」


--------

おしまい。
あ、村正は侍が股に挟んで持って帰りました。

331 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 09:13:10 ID:aziWuxI5
おまえの
はなしは
エロい


332 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 10:37:24 ID:TScVenr3
まぁ、野郎5人おにゃのこ1人のパーティーならそうなるわな。

明らかにパーティーメンバーの人選ミスw

333 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 11:51:19 ID:9rwYFTnH
6Pも可能だ。メイジさんがんばれ。

334 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 12:18:34 ID:7zfG1pSU
そういやこんなときのオチのためにティルトウェイトの存在があるのでは

335 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 12:41:39 ID:U79k8ODk
>>315-316
基本的に同意。ただし、一つだけ。

はっきり言って、>>299みたいな極論は裸忍者好きでも支持できない。
迷惑とすら思う。>>301-302のような意見が大半のはず。

だから、批難は「何でもかんでも」+「脈絡なしに」という限定のニュアンスを貫けばいいのに、
「裸忍者だけ別すれといっても出ていかない」「全裸なら何でもいいんだろ」
と対象を広げ、これまた極論を言うのがいるからgdgdする一面もあるはず。
ここは認識してほしいな。双方の極論を両成敗で。
同じことが繰り返されるのは、もう嫌。

>>330
一服の清涼剤、乙です。
こういうネタだって見たいよ。

336 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 13:17:08 ID:7zfG1pSU
この荒れ果てた惨状を形成してるのが全員
欲求不満のフタナリ美少女冒険者たちで
性欲を持て余すあまり次はどんな職種の美少女パーティーを襲って犯すかで
口論しながらダンジョンをうろついてる最中だと置き換えてみる


337 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 13:53:53 ID:sLpp08wX
 えらいスレが伸びてると思ったら、やっぱり裸忍者議論か……。
 こう言う話はどれだけ言葉を尽くしても所詮は個人の価値観、
個人の嗜好でしかなく、平行線にしかならない話題な訳で、
それならさらりとスルーして萌え語りする方がお互いの精神衛生に
宜しいんではないかと。
 「だから何を話しても裸に持ってかれるんだよ!」
 と厳格な着衣派の方は思われるかもしれんが、そこはそれ、
スルー技能の見せ所ですよ、と。
 ……って事を書くと「お前こそスルー出来てないだろ」と
言われると思うが、今回だけは書いておこうと思ったんだ。

 と言う訳で、話題転換。
 >>334氏、ワシもそう思た。 >ティルトウェイトオチ
 そんで、メイジさんの機嫌を直そうと脂汗流して必死に
プレゼントとか掃除洗濯とかしている野郎共(そしてまた
一騒動)と言う光景が浮かんだ。
 と言う訳で>>330氏乙。



 あと、激しく亀だが>>218氏に。
 固定観念を捨てて真の悟りに至る為にあえて五戒を犯している
破戒僧、と言うのはどうだろう?
 禅宗の説話を見ると、洞窟をねぐらに、しゃれこうべを枕にして
草や泥を食べて過ごしていた僧侶とか、通りすがりの猫を題材に
議論する弟子達に師匠が言外の意を解り易く教える為にその猫を
殺したり、みたいな例があったりするので。
 ……エロパロ的には慧春尼だったか、「尼僧の一物底無し!」の
説話の方が使えそうだが……今の流れでは裸厨と誹られそうだな;

338 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 14:41:34 ID:VCJC0De6
>男五人女の子一人だから手は出さないようにっつー暗黙の了解
ワロタ。いかにもありそうだな。

339 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 19:53:03 ID:CUmTEJcv
紳士協定とでもいう奴かw

340 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 20:58:23 ID:yEnb00Or
破ったもん勝ちだな
協定も処女膜もw

341 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:10:50 ID:k9EfhzjU
>>330
>今、お前には村正よりも振るいたい刀があるはずだっ!!
名言

342 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:33:40 ID:E4N+DXlj
とともの。は、スレ違いだろうか。

343 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 22:43:55 ID:izcVAY3h
ダンジョン物総合スレじゃないから、流石にすれちな気がする。
まあ、俺個人の意見だから、スレの創意ってわけじゃないが。

344 :前スレ732:2008/04/21(月) 23:22:55 ID:f3uQ/oUg
書籍資料無視な人とは永久にサヨナラしたいオイラでおます。
……投下前に書かれて沸騰して、一時オアズケ状態になりやした。
フラストレーション、晴らさせてもらいやす。オイラなりのやり方で。

では、投下開始。

345 :名無しさん@ピンキー:2008/04/21(月) 23:23:33 ID:f3uQ/oUg
 パーティを組まない自由時間を、熟練した探索者ならば有効に使う術を心得ている。そして――
 
 「恵まれない子供達のために、貴方からの少しの優しさを、お願いします!」

 城塞都市の歓楽街の前で、喜捨を募る声が響く。声に含まれる純粋な善意が、邪な心を抱いて
集(つど)う者達に罪悪感を抱かせ、目を逸らしながらもつい喜捨に応じてしまう。使用用途は
貧民街に群れ成す子供達の集団のためなのだと声の持主は言い、その後に溢れんばかりの感謝と、
微笑みを向けられる。貧民街の子供達の集団が窃盗や強盗を主な生業としているのを知らないのか、
と意地の悪い者に言われても、満ち足りていないからだ、とめげずに彼女は喜捨を勧めるのだ。
そんな彼女に、ついに一件の娼館からゴロツキ染みた人相の悪い「若い衆」が声を掛ける。

 「ん〜と、お嬢ちゃん? ここでそんな事されると、ウチは商売上がったりなんだよねぇ?」
 「商売って、貴方のお店ではどのような品物を商(あきな)っているんですか? 」
 「どんな事って言われても…まぁナンだ…そのぉ…品物っちゃあ品物なんだがな……」

 肩の辺りで切り揃えられた直毛質の金髪、ピンと立った長い耳先に、くりくりっ、とよく動く、
芽吹いたばかりの若芽を思わせる緑色をした済んだ大きな目が男の姿を写していた。「若い衆」から
見れば「磨かなくても光る玉」なエルフ女の逸材だ。ただ、外見的に少しばかり幼く見えるのが難点だ。
どう見ても「色気」よりも「可愛さ」が勝っている。体型的には同年代のエルフ女性の平均よりも
「胸がやや不良」。彼女の善意に満ち溢れた笑顔の前に、男は自分が急に疚しく、そして醜い存在に
思えてくるのを体感していた。

 「とにかく、だ。他所(よそ)へ行ってくれないか? ここだと悪い奴らに捕まって……」
 「どきなよ兄さん、後は俺らの仕事だ。『任せて』貰おうかね?」
 「? この方達はお知り合い、ですか? 」
 「ああそうさ。貧民街の餓鬼への寄付の話なら俺達がゆっくり聞いてやるよ。ゆっくり、な? 」

 折り悪く、歓楽街の様子を見回る『盗賊互助組合(ギルド)』の地回りに見咎められてしまった。
「若い衆」は見回りが来る前に、出来ればこのエルフの少女に一刻も早く立ち去って貰いたかったのだ。
彼等の詰所に連れ帰られれば、輪姦どころでは済まない事は、『店』の女達から嫌と言うほど愚痴られた。
 その後に、容赦無く叩き売られた女は星の数より多いらしい。こんな純粋な善意に満ち満ちた、
可愛いエルフの少女が儚くそして手荒く汚されるのは酷いことだが、もうここは諦めるしかない。
逆らえば娼館が左前にされる。

 「ありがとうございます! じゃあ、また来ますねお兄さん! わたし、ディルマです! 」
 「あ、ああ…。元気でな、ディルマちゃん……」

 盗賊互助組合の男達にガッチリと囲まれながら、爽やかに手を振ってくるエルフの少女のディルマに、
今度ここに来るときは森の妖精を思わせる、清純さと瑞々しさを失った淫売の顔をして来るに違いない、と
「若い衆」は溜息とともに力なく手を振り返しながら見送った。

346 :前スレ732:2008/04/21(月) 23:24:25 ID:f3uQ/oUg

 一方その頃、貴重な自由時間さえも惜しみ無く、ただ己のために迷宮に費やす猛者達もいた――。

 「やぁっと成功! 司教様、感謝いたしますぅっ!」
 「これでミオさんは……やっと善の戒律になったのですね……」

 迷宮B1F。エレベータへと繋がるダークゾーンの手前で、人間族のクノイチことニンジャの元気
溌剌なミオと、息も絶え絶えな、司教を名乗らせるには途轍もなく艶然かつ淫靡な雰囲気を漂わせた
エルフ族のルミアンの二人が休憩していた。ルミアンはしきりに太腿を擦り合わせ、胸の辺りに腕を
ぐりぐりと押し付けている。放って置けば自慰に発展するので、ミオは適度に声を掛け、我に還らせて
いた。延々とマーフィーズゴーストを呼び出し、友好的なら戦闘中止、好戦的なら戦うを繰り返したが、
戒律は変わらずじまい。結局もう帰って自慰がしたくてしたくてたまらない風情のルミアンの剣幕に
押され、帰還する最中に出会ったオークの集団を「めんどくさい」と見逃したらふっ、と憑き物が
落ちたが如く簡単に戒律が善に変わってしまったのだ。『神様はやはり見ていらっしゃるのですよ』
とルミアンは切なげに悶え、一刻も早く自慰の快楽を求める吐息の合間を縫ってミオに笑いかけた。

 「ご迷惑お掛けしましたぁ〜。で、お話はまだたっくさん、あるんですよぉ? ルミアン司教様?」
 「そ、それは……」
 「!!…と、それはまたの機会に取っておくという事にして……。たった今、ちと所用が出来ました」
 「ミオさん、あの人達がどうかしたのですか? 」

 休憩中の二人の前を、冒険者の隊列が横切って行った。先頭を歩くのは、陰部の繁みもあらわな赤裸の
人間族の若い女だった。間違い無くニンジャだろう、とルミアンは思った。ニンジャは何も装備しない事で
最大の戦闘能力を発揮するのは常識だ。しかし、女としての羞恥心はどうなのかとルミアンは思っていた。
ルミアンの方向からはミオが現在、どんな表情をしているかは見えなかった。しかしミオの黒一色の忍者
装束の後姿から受ける印象はこれまでの親しみ易さとは打って変わった、酷(ひど)く酷薄で、かつ危険な
雰囲気を漂わせていた。

 「ああ言う何か勘違いした、忍(しのび)の端くれのつもりの愚か者に、天誅を食らわせねばなりませぬ」
 「は、はぁ…。て、天誅…ですか? あの、天にましますカドルト神様に替わって罰して誰かを誅する……」
 「然(しか)れどもまずは大恩ある司教様をキッチリ地上へとお送り致してからの話。……急ぎましょう」

 有無を言わさずミオはルミアンに近寄り、その荷ごと横抱きにすると、疾風の如く駆け出す。足音も立てず、
一言も漏らさず、そして呼吸音すらも立てない徹底したその静寂振りは、大変面白可笑しくジョウとシミアの
探索模様を語っていた人間と、同一の人物とはとても見えなかった。

 「ありがとうございます……。ミオさん…その…お気を付けて。犯した罪の告白ならば…お任せ下さいね?」
 「かたじけのうございます、ルミアン司教。また宿か酒場でお会いいたしましょう。…これにて御免!」

 地上へと繋がる迷宮への入口までルミアンを送り届けた後に、ミオは迷宮の闇に溶けるが如く消えていった。

347 :前スレ732:2008/04/21(月) 23:25:14 ID:f3uQ/oUg
 
 「動くな、ここな不心得者め」

 迷宮B4Fの闇の中、小用に出かけた悪のニンジャのサァヤは、突然背後から喉を鷲掴みにされ、余りの
痛みに絶句した。男女の区別もつかぬ押し殺された低い声が耳に吹き込まれる。キリキリと締められる中、
声は余程の怒りに満ちた様子でサァヤを責め続ける。

 「悪の戒律の時は気に為らなんだが、善になると兎角、許せぬようになったわ! 主のような赤裸で出歩く
  忍など真正の忍では無い! 忍びもせずにふしだらにも怪しからぬ大きな乳をブラブラと振り乱し…」

 サァヤの右乳が捏(こ)ねるように揉み込まれた。あと少しで痛みに変化する具合だが、その加減が不思議と
心地良い、絶妙な力の入れ具合だった。サァヤがもっと揉んで欲しい、と思った途端に即座に中断され、陰裂に
指を衝き込まれた。かはっ、と声にならない声を上げるサァヤに、背後の者は指を引き抜き、サァヤの目の前で
拡げて見せる。…白っぽい淫蜜が、まるでスライムの吐く粘液のように糸を引いていた。

 「……このように、はしたない涎を垂らし、雌の臭いを撒き散らす。髪もそうよ。余りの臭さで鼻が曲がるわ」
 「嘘…! 私っ…臭くなんかっ…! 」
 
 苦しい息の中、サァヤは首にありったけの力を込めて声を出す。仮にもニンジャとして鍛えた意地がある。しかし
抵抗はそこまでだった。動悸が激しくなり、頭に靄(もや)が掛かったように意識が混濁してくる。呼吸は問題なく
出来ているにも関わらず、だ。女陰から胎の辺りにかけてズン、と重くなり、無償に堅い男根で責めて欲しくなる。

 「フン、衣服を付けておれば姫穴に薬を摺り込まれる事態は避けられたであろうに、愚かな奴。覆面で顔面を
  覆って居れば、香の罠にも引っ掛からずに済んだと言うに。……誰に技を学んだかはついぞ知らぬが、後悔は
  常に先には立たぬものよ。……クノイチとニンジャの評判を落とす輩には心より思い知って貰わねばな? 」
 「はぅぅん! はグッ……! ……っ! 」

 サァヤは布で猿轡をきつく噛まされ、さらに細引で手首と足首を一緒くたにされ、大きく開脚されたまま縛られた。
鍛えに鍛えた筈の体術が何ら発揮されぬまま、拘束者の成すがままにされる屈辱と、時折全身を走る、快楽を求める
劣情が入り混じり、サァヤに止め処無い涙を流させる。拘束者はせせら笑うと、縛られたサァヤを軽々と持ち上げ、
置いて来たサァヤの仲間の方向へと歩き出した。

 「〜〜〜〜〜〜〜〜ッ! 」
 「このまま拙者に首を刎ねらるるか、それとも放置さるるかとでも思うたか? 生憎拙者はそれほど優しくは無い。
  仲間の前で己の『恥』を思う存分知るが良いわ! 」
 
 涙ながらに首と髪を振り乱しサァヤは拒否するが、拘束者は無慈悲にもこのままサァヤの仲間が待つキャンプへと
歩みを進めて行く。サァヤは鍛えに鍛えた筈のニンジャの自分が成す術も無く無抵抗のまま、女陰を曝(さら)け出した
情けない恰好をしている事に『初めて』絶望感―――羞恥心の萌芽―――を覚えていた。

348 :前スレ732:2008/04/21(月) 23:25:54 ID:f3uQ/oUg
 
 「遅かったな、サァヤ? ……! 何者だ!」
 「怪しい者では無い。それに害意もな。怪しいと言えばこの貴君等の仲間の、毎回全裸なこやつの方が余程怪しいわ。
  それに相違無かろう?」
 「し、然り……」

 壁に凭れ休憩していた人間族の戦士らしい男が、仲間のニンジャの気配を感じて目を向けた先に、黒装束の何者かに
縛られたまま抱えられたサァヤの哀れな姿が曝け出されていた。今までどんなに凝視されても怯みもしなかった全裸の
サァヤが、涙を流して体全体で恥じ入っている様に、男は目を見開いた。自分は歴戦のニンジャなのだ、と仲間を見下す
態度をあからさまに取っていたサァヤが、成す術も無くまるで赤子の女児に小用を足させる様な恰好で拘束されている。
この目で見てもまだ信じられなかった。恐らくは他の仲間も思いは同じだろう。

 「フム…。主は仲間にも怪しまれておったのだぞ? 忍ぶ事、目立たぬ事を旨とするニンジャがその体たらくとはな」
 「ふグゥ、ムヴ〜〜〜〜〜〜〜! 」
 「今更恥じ入るな痴れ者め。ひい、ふう、みぃ、よぉ、いつ…何と、全員男(おのこ)か。戦士が2、盗賊が1、
  司祭が1、魔術師が1……。上級職が己が一人、と悦に入って慢心していたか? さてもさても呆れ果てた奴よ」
 「今すぐサァヤの縛(いまし)めを解いて貰おうか!」

 戦士の一人が黒装束に剣を振り上げて突っ込んだ。が、振り下ろした豪剣の斬撃は黒装束の右手の指2本で挟まれ
止められてしまい、そのままいなされて思わず踏鞴(たたら)を踏んだ戦士の首筋に右の手刀をぴたりと当てられる。
……なんと黒装束はサァヤを抱きかかえたままでそれを行なっていた。不自然で巨大な威圧感が、黒装束の全身から
発せられるのをもう一人の戦士はひしひしと感じていた。このままでは奴、バルドは首を刎ねられる。しかし、今、
声を出せばそれが良き契機となってしまう。それは何としても避けたい。その時、ふぃ、と黒装束から威圧感が消えた。
ふらふらとへたり込んだ戦士、バルドの鎧を引っ掴んだもう一人の戦士、シグンドは安全圏と思われる間合いまで
バルドを引き摺って行く。途中で盗賊のフッドも加わり、多少は楽になる。……黒装束は何故か追撃して来なかった。

 「ほう……殺気が解る戦士とは珍しい。もっとも、解り易くしたのも有るがの」

 サァヤは今度はガクガクと震えていた。強い尿の臭いと、迷宮の床に水溜りが出来ていた。いつもサァヤの沈着冷静、
無感情ぶりを見せ付けられていた仲間にとって、そのサァヤの粗相は信じられない出来事の一つだった。……一人で迷宮に
潜り鍛えるサァヤでさえこうなのだから、自分たちでは土台の格が違う。黒装束は何が目的かは知らないが、殺すつもりは
無いらしい。シグンドはサァヤを除くほかの仲間達からの視線と肘打ちを受け、しぶしぶ交渉に臨むことにした。

 「貴君が纏(まと)め役か。ほう……名はシグンド、か」

 目を剥くシグルドを無視して、黒装束はさらりとシグルドの背後を右手指で一人一人指して行く。しかし隙が見事に無い。

 「内緒話はも少し小さな声でな? バルド、フッド、ナルド、ガルド」
 「……リーダーはアンタが抱えてるサァヤだ。いったい、アンタは何の目的でサァヤを……」
 
 シグンドはサァヤに目を遣った。鮮紅色の女陰をさらけだしたままのサァヤが目を伏せ頬を染め、モジモジと動いて見せた。
シグンドは思わず生唾を飲み込んでしまう。全裸のニンジャである自分を女だと思うな、と日頃言われていたが、こうなると
女以外の何者でも無い。シグンドは己の持つもう一つの『剣』がそそり立つのを自覚していた。

349 :前スレ732:2008/04/21(月) 23:28:25 ID:f3uQ/oUg
 
 「同じニンジャ、クノイチとして裸のままのこ奴にちと、我慢ならんのでキツい仕置きを施すことにした。それだけよ」
 「仕置き……だと?」
 「装束も付けずに戦場(いくさば)をうろうろされては迷惑千万。皮膚毒、切創、擦過創、己(おの)が臭気等等…。
  防がねばならぬものを放置し、忍びもせずに赤裸でいて敵に己の存在を誇示する不心得者が一人で死ぬのは良いが」

 一人で死ぬのは良いが、でまた黒装束から威圧感が膨れ上がった。クノイチ、と名乗るからには黒装束も女性なのだろう。
またサァヤが戦慄し、黄色味がかった雫を女陰の辺りから滴らせる。……同じニンジャとして完全に敗北を認めているのだ。

 「――小水までは良いが、糞を漏らすと殺すぞ? ……話が逸れたな? 裸で居たい我欲がために、大切な仲間まで
  危機に晒し、死の一歩手前まで巻き添えにするその卑しい性根が気に入らぬ。そこで貴君等の出番と相成ったのだ」
 「……出番、だと? 」
 「男が欲しくなる薬をこ奴の姫穴に塗り込み、性交を促す香を焚き、嗅がせてやった。そろそろ貴殿等にも効果が顕わる」
 「ぬぅ…!?」

 くぐもった笑い声が黒装束から漏れたと同時に、慌ててラツモフィスを唱えようとするナルド――人間族の少年司祭――の
呻きがシグンドに聞こえた。振り向くと、いつの間に移動したのか、黒装束が片手でナルドの首を発声出来ぬように掴み上げ、
足を宙に浮かせていた。力の限りに手足をばたつかせてナルドは抵抗するが、無情にも黒装束の手はギリギリと締められていく。

 「案ずるな。死に至るものでは無い。……見たところ貴君等、兄弟だな? ひとつ、こ奴の姫穴で、真の『兄弟』になって
  見る気は無いか? 」

 もう少しで首の骨が高い音を立てて折れる、と言った絶妙な所で黒装束はナルドを降ろし、手を離した。相変わらずサァヤを
左手一本で抱えたままで、だ。何かメイジスペルを唱えようとした、ガルドの口を二人で塞いでいるバルドとフッドがポカン、と
口を開けた。切なげに喘ぎ、身悶えするサァヤの呼吸音と声だけが辺りを支配する。

 「こやつは誇り高いニンジャの心算でいる阿呆よ。自分より劣ると思う者にいいように抱かれる屈辱は、さぞかし応えること
  だろうて。思い出しても見ぃ、シグンドよ? 恥知らずのこの全裸女に見下された事は一度や二度では利かんだろう? 」

 ……シグンドは脳味噌が屈辱に燃えるのを感じた。5兄弟の長兄として威厳を見せねばならぬのに、サァヤと来たら一々一々
選(よ)りにも選ってわざわざ弟達の前でシグンドをからかって見せたり、道化同然に扱った。リーダーに逆らえぬ事をいい事に。
これだから戦士は、とあからさまに侮蔑されたこともある。……飽くまで剣技を、戦士として極めたいと言うシグンドの思いを
知っても、だ。……転職条件は中立で無ければニンジャを既に満たしている。弟のバルドも、だ。今転職すれば戦力が下がるのに
無理に悪の戒律のバルドに戒律変更を指示し君主を勧め、危うく承知させかけたサァヤと一触即発になったこともある。

350 :前スレ732:2008/04/21(月) 23:29:22 ID:f3uQ/oUg

 「そこの少年二人! ナルドとガルドも、もっと近う寄り、しかと見よ。これが女の恥部、こ奴の姫穴ぞ? 」

 少年二人、スペルユーザーである双子のナルドとガルドが声を掛けられ、おずおずと近寄って来る。シグンドが回想から我に
還ると、次弟バルド、三弟フッドが鼻息を荒げ、鼻の下を延ばしてサァヤの胸を仲良く片方ずつ揉んでいるところだった。
 
 「うほぉ、柔らけェ、ニンジャつっても、普通の女じゃねーか」
 「おほ、乳首立って来たぜバルドの兄貴ぃ? いい気味だぜ。罠もろくに外せネェくせに威張りやがって! オら!」
 「ひグぅ〜〜〜〜〜〜〜っ! 」

 フッドが刺激によってそそり立ったサァヤの乳首をひねり上げた。猿轡を噛まされているサァヤのくぐもった叫び声には、
甘い響きが混じっていた。シグントがサァヤの秘所に目を移せば、白っぽい蜜がしどどに秘唇から止め処無く湧き出ている。

 「ここ、硬いねナルド兄さん? つまんじゃお! 」
 「ガルド、そこ皮剥けるからな! 僕は本で読んだんだ。そこが女の弱点なんだってさ」
 「ひや、ひゃめへ、ひゃめぇ、ひゃめえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!! 」

 スペルユーザーの弟達と来たら、興味津々の様子で、嬉嬉としてサァヤの女陰を弄っている。……この頭の良い弟達が、日頃から
サァヤに女の腐った奴呼ばわりされていたのをシグンドは思い出す。いい気味だ。そして、俺も参加しなくてはならん。シグンドは
歯止めが徐々に効かなくなる自分の獣欲に、心地良く浸ることにした。……この女、サァヤを手懐けるのは今しか無い、と思いながら。

 「……誰だか知らんが、感謝する。後は任せてくれ」
 「薬の効いている間も後も、思う存分に快楽を刷り込んでやれ。足腰が立たぬぐらいに五人で掛かれば、もうこ奴も貴君等の
  可愛い雌奴隷よ。ほれ、受け取れ」
 「んぐ! んぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜! 」

 ついに下半身の防具を外し、下穿きを脱いで勃起した男根を丸出しにしたシグンドの肉杭に、黒装束はサァヤの女陰を押し付ける。
ズブズブと苦も無く肉杭は埋没し、サァヤの膣内の奥底を小突く。小突かれた拍子に膣内がくい、くいと締める動きを始めてしまい、
シグンドの巌(いわお)そのもの、謹厳実直を絵に書いた真面目な表情を蕩けさせる。そのまま迷宮の床に寝そべり、サァヤを突き
上げてやる。黒装束の姿は何時の間にか消えていたが、もうそんなことはどうでもいい。この全裸で悶えるニンジャを肉欲の雌奴隷に
しない限り、後で正気に戻ったサァヤに自分達兄弟は首を刎ねられてしまうかもしれないのだ。 

 「何をしているバルド、フッド! 手伝え! 胸を揉んだり耳を舐めたり! 魔羅を使って乳首を弾(はじ)け! 」
 「わ、わかったよ兄貴! 」
 「兄ぃ! いいんだね! 俺達もしても! 俺、ケツの穴使うからな! 」
 「ああ、いいぞバルド、俺達は兄弟だからな! みんな一緒だ! ナルド、ガルドもだ!」

 指を咥えて見ている双子の兄弟にも声をシグンドは声を掛ける。長兄たるもの、弟達の面倒は全て見ないとその長兄たる資格は無い。
シグンドはサァヤに突き立てたまま立ち上がり、バルドがサァヤの後ろの穴に突っ込むのを助けてから、また座り込む。フッドが魔羅を
出すのを見たバルドがニヤリと笑う。絶え間ないサァヤの艶やかな喘ぎ声と善がり声が兄弟の嗜虐欲を加速させて行く。全裸ニンジャ、
サァヤはもう理性のカケラもなく本気で感じているのだ。

351 :前スレ732:2008/04/21(月) 23:30:25 ID:f3uQ/oUg

 「猿轡の上から擦り付けてやんな、フッド。臭いだけでもこの女、今はタマんなく感じるはずだぜ? 」
 「ひゃははは、俺の子種汁でねっとねとにしてやるってんだ! おおう、唇もプリプリしてやがる! 」
 「ナルドとガルドはそいつで乳首を虐めてやるんだ。拍子を合わせて、な? 」
 「うんまかせてよ、兄さん! 」
 「ちぇ、ガルドぉ…それは僕に言われたんだからな」

 おのおのの僧衣、貫頭衣を脱いで大人の男顔負けのシロモノを出した四弟・末弟は左右に回り、各々の肉棒を使ってサァヤの双乳を
弄び始めた。片方が激しければ片方が優しく、片方が荒々しければ片方はねっとりと。双子ならではの拍子の取り方は絶妙だった。
サァヤは途切れる事なく善がり声を上げ続け、その顔は情欲に浸りきっている。よくてよくてたまらない。性の悦びに満ちた表情だ。

 「バルド、フッド、ナルド、ガルド! 出す時は兄弟みんな一緒だぞ! サァヤを俺達兄弟の子種汁漬けにしてやるんだ! 」
 「おうよ! シグンド兄ぃ! そら、そら、そらぁ! 」
 「任せときなよ兄貴! ほれほれ、うめぇだろぉおい? 」
 「兄さん、もう、もうだめだよぉ! 」
 「だ、だらしなぃなぁガルドぉ・・・」
 「ひぃは、ひぐ、ひい、ひぃのお、ひっひゃうのお! 」
 
 束ねた鳶色の髪を振り乱し、体全体を揺すらせながら、サァヤは気も狂わんばかりに叫び、体全体で快楽を受け止めていた。
快楽の並が休む間も無く押し寄せ、絶頂感を感じたと思えば、また次の快楽により高みに押し上げられる。クノイチとしての
誇りや自我など、もう既に忘れ、一匹の雌に為り切っていた。もうずっとこれだけしていたい。サァヤは心からそう思った。 

 「じゃあ、行くぞ、そらぁ! うおおおおおおおおおおおおおおおおおお! 」 
 「ぐお、ぐお、グおオおオおオ! 」 
 「うひゃああああああああああ! 」
 「で、でるよおおおおおおおお! 」
 「だぁぁっぁぁっぁぁぁぁぁあ! 」
 「ヒ、ヒイイイぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃやああああああああああああああああああああああああああ! 」

 そして、サァヤの胎内で、腸内で、口で、右乳で、左乳で、兄弟の男根は子種汁をぶち撒けた。その熱さと量、感触、匂い…
5種5様の子種汁が一斉にサァヤを犯し…そしてサァヤを大きな悦びの極致へと押し上げた。意識が飛び、倒れそうになるサァヤを、
まだ萎えぬシグンドの男根とバルドの男根が前後からガッチリと支え、まだ輪姦を受けている現実へとサァヤの意識を引き戻す。
チュポン、と間抜けな音を立てて姫穴から男根が抜かれ、また別の男根が侵入する。尻穴も同時に抜かれ、また入れ替わる。

 「まだ始まったばかりだぞ? なぁ。サ・ァ・ヤ? まだまだ、楽しもうじゃないか」
 「ン…ぐっ…。はい…シグンドさまぁ…」

 サァヤは猿轡を外され、目の前に己の女蜜と子種汁まみれになったシグンドの肉槍を突き出された。サァヤはそれを喉まで飲み込み、
ゆっくりと舌で愛撫、歯で甘く噛んで楽しんだあと、男根を吐き出し、欲情に蕩けきった表情でシグンドの淫らな提案に同意した。

 「天誅成れり。いい事したなぁ今日は! …灰燼姫の気持ちが解っちゃった。確かにスッキリするなぁコレ。もうヤミツキ! 」

 黒装束の者は覆面を外し、まぐわい続ける5兄弟とクノイチだった者を遠目で見遣りながら、爽やかに微笑んだ。自己の独善を強制的に
押し通す気分は、悪の戒律だったミオには新鮮で、痛快だった。これなら上手くあの糞エルフおん…モトイ、お屋形さまが仕える君主の
シミアとも協調出来るかもしれない、とミオは少しだけ、ルミアン司教の言う『神様』に己の幸運を祈ってみることにした。

352 :前スレ732:2008/04/21(月) 23:33:10 ID:f3uQ/oUg
投下終了。もう前フリ見て解ると思いますが、炉利大好きな人ゴメンなさい。
次、必ずやります。道は自分で創るもの。閣下、オイラ心洗われました…。おやすみなさい。

353 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:28:40 ID:IOPWOKfS
読んでてバーボン吹いたw
SSでエロ書いて主張するとはw

354 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:30:05 ID:dDH0aerp
書籍資料無視とか言われてもな……。
一つの設定を固持して他を認めないという姿勢では裸忍者厨と変わらない気がする。

まぁそれとは無関係にGJ!

355 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:33:28 ID:bfhggz5n
このひとログインとかがまだ元気だった時代のWiz周りの雰囲気が好きなんだろうな

356 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:40:41 ID:IOPWOKfS
>>355
ゲーム機派か国産パソコン版派かでも分かれるよな

357 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:45:56 ID:aqn651wl
ぶほっ。フイタ。そしてチンコたった。テラGJ!!

いやー。善に変わっちゃったら凄いキャラが変わっちゃってまぁ。これからが楽しみだw

358 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 00:49:43 ID:7/OZMwc9
>>355
WIZでござるよだっけ?ログインじゃないが友の会なんてのもあったな。
でもその頃から「正統ファンタジー派」と「ナンセンスジョーク派」があったし
まあ細分化したらキリがないやね。

359 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:03:29 ID:XQIZYVvi
それでもスレ的にはエロければ正義だと思うんだ!

360 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 01:11:31 ID:bfhggz5n
そして俺は正義の味方
真面目もギャグもやれる書き手は貴重だから心の底からホッとしたぜ
兄弟が穴兄弟ってエロいよなw

361 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:29:15 ID:otLKGofF
 そろそろ日が暮れる。
 日が完全に没するまでには時間があるが、城壁に囲まれた都市では日没の前に夜が訪れる。
 既に通りに陽はさしていない。
 大きな商家や大通りの街頭に専属の僧侶たちが灯りをともしていく。
 城塞都市では今がもっとも暗い時間だ。
 
 街には夕餉の匂いが漂い、城門そばの宿屋は最後の呼び込みに声を張り上げる。
 もう少しすれば衛士たちの日暮れを告げる先触れと夜を告げる鐘の音が通りに響き渡るはずだ。
 急がなければいけない。
 訓練場近くの酒場兼安宿に急ぐ。

「ねー、アーノルド。そんなに急いでどこにいくのさぁ。よっていきなよ」
 生臭い空気が道を漂い、生臭い男女が道を歩き、生臭い声が道を包み込む。
 急ぐ余りにいつもは避けている通りを歩いていることに気がついた。
 娼館通り、通称サッキュバスストリート。
 少女愛好家から異種姦まであらゆる快楽を味わえるとの噂で名高い、この都市の名物の一つだ。
 余談だが、この都市には他に2つの名物がある。
 一つはボッタクリで名高い総合装備店。
 一つは悪魔すら骨抜きになると言うこのサッキュバスストリート。
 そしてもう一つが、俺の仕事場だ。
 
 無視しても良かったが、お得意様の一つだ。
 立ち止まって軽く話をするしかない。

362 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:29:53 ID:otLKGofF
「シニストラリ、悪いが仕事の時間なんだ。夜型の務めでね。他人様が楽しむ時間帯に働かなきゃならないのさ」
 その通り。全く持ってその通りだ。
 夜の生き物を自称する俺にとっては今からが活動時間。昼間は他人様が働き俺は惰眠を貪る。そのかわり夜は他人様のために俺が働く。
「そんなこと言ってー。アーノルド眠そうじゃない。今日は昼間働いたんじゃないの? だったらうちで休んでいきなよ。
 アンタからは金なんか取らないからさ。朝まで子守歌を歌ってあげるからさぁ」
 シニストラリがよってきて、こちらの腕に身を寄せる。同時に太ももの付け根を絡ませ、奥の部分を軽くこすりつけてきた。
 
「いいでしょぉ。あたしさ、アンタに助けられてから、ずーっと恩返しがしたかったんだから。たっぷり味わってよ」
 古い話を持ち出されても困る。
 アレはたんなるついで仕事だった。恩に着せるつもりも、恩を着せておくつもりもない。
 助かりました、ありがとう。それですむだけの話だ。
 
 どう断ったものか。
 騒がしくなった店の方を見れば、たわわに実った極上の果実たちがこちらをうかがいながらなにやら楽しげに会話をしている。
 サッキュバスストリートの名店中の名店。ドルーデ・アシュリーヌ。
 この世ならざる夢を味わえる、まさに夢幻の世界だ。
 耳を澄ますまでもなく話の中身はよく分かる。
 店一番の遊女シニストラリが俺を店に引き込めるかどうか、それを賭けているのだろう。
 
「仕事に遅れると困るやつがいてね。性格の悪いやつだから、あまり待たせたくないんだ」
 腕を引っ張り店へと連れ込もうとするシニストラリから、数歩離れる。
「シニストラリ。アレは単なるついでだった。恩に着ることなんか無いんだ」
 腕を輪っかのままにして、眼を白黒させている彼女に告げる。
「で、でも。ねぇ、アタシじゃダメ? 別段それならそれで良いんだよ、他の娘を選んでくれれば。全部アタシが飲み込むからさ」
 なおもすがろうとする彼女に、店の仲間たちが声をかける。
「諦めなよ、ニース。アーノルドは女嫌いで有名じゃないか」
 良いタイミングだ。これで話を打ち切れる。
「悪いな。俺のは役立たずでね」
「嘘!アンタが立たないなんて信じられないよ。どんなやり方でも好みでも言っておくれよ」
 
 まいったな。あんまり誤魔化してばかりでは通用しないか。流石に女たちは心の機微にさとい。
「正直に言うとな。俺は、女を喰っちまうのが趣味なんだよ」
 がおーと両手を上げて襲いかかる振りをする。
「いいよ。だから食べておくれって言ってるじゃないかぁ。意地悪だよアーノルドぉ」
「悪いが夕飯はすませてあるんでね。じゃ、またな」
 身を翻し、つき始めた街灯の下を早歩きで進む。
 後ろから切なげな溜息が追ってきた。
 ……惜しかったか。喰っちまっても良かったかもな。

363 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:30:29 ID:otLKGofF
 店に着いた。
 中をうかがうと、ぎりぎりで間に合ったようだ。
 冒険者の酒場のひとつ。それが目的地だ。
 何せ都市内の訓練場じゃ、どこの施設でも夕方までは新入りたちの試験と基礎訓練がみっちり詰まっている。
 おかげで夕暮れ過ぎれば一気に混雑し、安い店じゃまともに座ることすら出来ない。
 見渡すと目当ての一団がいた。
 奥まったテーブル。トイレに近い不人気の席。
 いわゆる半端者たちの指定席だ。
 
「よお、しょぼくれてるな新米たち。ちょっとばかり足りないだけでくよくよすんなよ」
 そこだけ暗く沈んだテーブルに近づき、陽気に声をかける。
 訓練場で全ての希望者が探索者としての資質を認められるわけではない。
 かなり厳しい審査と特殊な訓練によって、始めて探索者として登録が許されるのだ。
 とは言っても審査と訓練は年々進歩している。
 昔は使い物にならなかった足りないやつら――通称「五足らず」も、今では大半がぎりぎりではあるが探索としての基本職につくことが許される。
 それすら合格できなかったやつら。つまるところやくざ稼業に向いてないまともな生活へ戻るチャンスを与えられたやつらが、俺にとってメシの種だ。
 
「うるさいな放っておいてくれよ」
 色白の坊やが睨んでくる。おお、なかなかの気迫。十分、十分。
 見れば他のガキどももそれなりに小粒だが使い物にならないガラクタではない。となるとアレだな。
「くくく。お前ら訓練場を選び間違ったな。マーフィーの所に行っただろう」
「……何で分かるんだよ」
「はははは。あそこは外れなんだよ。どんなに資質に恵まれようが、アソコで訓練を受けると使い物にならなくなるのさ。
 出来上がるのは良い木偶人形、新米たちの的だ」

364 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:30:59 ID:otLKGofF
 訓練施設にも当たりはずれがある。
 そもそも毎日あふれんばかりに都市を訪れる探索者希望者たちを公営の訓練場だけでさばききれるはずがない。
 引退した探索者たちに免状を許し、私設の訓練場を作らせたのはもう古すぎて憶えているやつはほとんどいないぐらい前のことだ。
 出身の探索者が成功を収めれば訓練場にも余録が入る。
 金のあるところは人員も設備も整う。だからますます人が集まる。当たり前の話だ。
 施設同士も得手不得手があるし、競争によって使い物にならない場所は潰れていく。
 だが、都市の中で唯一潰れないのがマーフィーの訓練場だ。
 都市の中にいる探索者に取っちゃ誰でも知っているぐらいの場所だが、余所からきた新参には見分けはつかない。
 さらにマーフィーの所は免許だけは一級品で、忍者の訓練も受けられる。さらに新米には装備品一式と支度金まで出る。
 毎日ある程度の割合でここを選んでは、訓練期間終了時に絶望する新米たちが生産されていく。
 
 訓練場は基礎からたたき込む。それは反射の域にまで達する程の苛烈さだ。
 それに耐えたやつは経験を積んでいければ、ある程度の力量を得ることが保証される。
 逆に自己流でやっているやつは最初の成長が早かろうと、必ずどこかで壁にぶち当たる。
 そうなれば一生そこ止まりだ。いくら努力しようが自分で基礎を歪めちまったら、完全にぶっ壊すしか直しようがない。
 だが、完全に壊した状態から積み上げていけるやつなんて存在しない。
 探索者としての旬は短い。もっとも大切な始まりを歪め、壁に行き当たるまで続けて、そこで粉々に砕かれる。
 砕けたものをつなぎ合わす。外見からはまともになったように見えるだろうが、既に盛りは過ぎて中身はすかすかだ。
 良くて数年経験を積み、中級者にもなれずに終わっていくだけだ。
 
 テーブルで愚痴をこぼしあっていただろうガラクタを見回す。
 年は揃って15歳前後。男女同数の二十人。しめて3編成とちょいか。
 
「やり直す方法があると言ったら、どうする?」
 告げる。選択の道を。
「!?」
 彼らの表情が疑問の形のまま固まる。
 何を言われたのか理解した。その瞬間、脳が未知の事態に停止したのだ。
 いくら過去の情報を調べても、答えなど無い。だから探し続ける。だが答えなど出てこない。だから止まる。
「やり直せる。そう言ったらどうする?」

365 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:31:29 ID:otLKGofF
「――どうやってだ」
 ようやく彼らのリーダー格の少年が言葉を発する。
「簡単な話だ。おまえたちの体は筋が完全に歪んでいる。歪められている。そのままでは使い物にならない」
 事実を告げる。
 他には何もいらない。
 事実のみを告げ、望みを聞く。
 技法も情実も脅迫も哀願も同情も何も必要ではない。
 事実だ。真実などと言う人の数だけあるまやかしなどではない。事実だ。それ以外必要なことなど無い。
 
「歪んだ骨子のかわりに、筋を通す。一本な。しばらく続ければ歪んだ骨子が矯正される。叩き直す事に比べれば確実だ。
 そもそも訓練場とはおまえたちの体に基礎的なラインを形作るものだ。基礎となる骨子が出来上がればあとは容易い。
 それが歪んでいるなら、かわりのラインを通ししばらくそれだけに従えばいい。体が覚えた頃には歪んだラインも矯正されている」
「――――」
 声無く彼らは俺の次の言葉を待っている。詐欺師か救世主か、判断するためにだ。
「無論まともな方法じゃない。取引にのるにもリスクは当然つきまとう。だが――――」
 
 ――――もし探索者となる夢を捨てきれないなら。
 
 ――――リスクを負っても成し遂げたい目標があるのなら。
 
「四日間待とう。人間が出来てなくて気が短いんでな。どこかのやつのように四十日の間だ時間をかけるつもりなど無い。
「決心が付いたら四日後の夜までに俺の住んでいる家に来い。アーノルド・ポールに用事があると言えばこの界隈のやつなら誰でも案内する」

366 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:32:25 ID:otLKGofF
 探索者が集う都市にはある問題が必ず発生する。
 探索者間の階級差だ。
 そもそも探索者は都市の定住者から見れば武装強盗と変わるところがない。
 国家の軍事力により統制されている雇われ、つまり冒険屋なら問題がない。
 だが都市の近辺に危険となる魔窟が存在し、その探索のために四方八方から探索者が集う状況では問題は山積みとなる。
 文化や風習の違いによるトラブルから、はては迷宮探索時に財産を失い不法民となるやつらまで多種多様に問題を生み出し続ける。
 成功しているやつは良い。
 成功した探索者は金回りが良い。周囲に必ず還元し、いずれは都市の重要人物として定住をして要の人物になるのが多数だ。
 成功すると言うことは周囲に認められると言うことだ。認められれば人間変わっていく。
 元々一攫千金を目指すために探索者になるやつが大多数だ。
 そう言うやつらは成功すると必ず決まって同じ事をする。
 自分の子供たちに教育を与え、身分の高いやつらと婚姻させる。
 そうやって正当な血筋を手に入れ、有り余る資産と探索で得た名声を元に誇りを積み上げていくのだ。
 
 だが失敗したらどうなる。
 仲間が死んだら? 寺院での蘇生は完全先払いだ。
 迷宮で武装を失ったら? 武装を破壊する魔物がいないとは限らない。
 仲間を助けるために救援隊に依頼して、結果ロストしていたとしたら?
 そうやって落ちぶれていったやつらは、不法民となり犯罪に手を染める。
 定住した都市の市民から見れば危険極まりない。だが恐ろしくて対抗できない。
 ではその矛先はどこへと向かう?
 単純だ。
 探索者になろうとしてなれず、諦めきれずに都市に残留するガラクタたちにその怒りは向かう。
 
 四日後、俺の住処にきっかり3編成、18人が訪れた。
 どいつもどこかしら怪我をしている。
 片腕をつるし顔を腫らした少年、手首にあざを作り自分の体を堅く抱きしめた少女。
 何があったのか。
 考えるまでもない。

367 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:33:30 ID:otLKGofF
「二人足りないな。男女仲良く故郷に帰ったか」
「……そろって死にました」
「一昨日路地裏で見つかったのがそうだったか。仲良くまわされていたそうだな」
 定番だ。
 故郷にさっさと帰ればいいものを、踏ん切りがつかずにうろうろする。
 金と体目当てのやつらに襲われ、抵抗しても嬲り殺される。
「馬鹿なやつらだ。さっさと決心すれば良いだけだ」
 俺の嘲笑いに、唯一無傷なお坊ちゃん顔が反論する。
 一歩間違えば同じ身だ。他人事とではないのだろうが。
「なんでそんなことを言うんですか。一生がかかっているならだれだって迷います」

 だれだって迷う?違うな。こいつらはそこからして間違っている。
「迷うから死んだ。迷わなければ生きている。おまえたち勘違いするなよ。あの穴蔵の中で迷えるなんていう贅沢があると思っているのか」
 別に語気を荒くもしてないし責めるつもりもない。迷宮での当たり前のことを言っているだけだ。
 だというのに、ガラクタたちには今さらながら後悔の色がにじみ出てきている。
 何とも幸せな人生を送ってきたんだろう。
 迷宮の中で迷う暇など無い。
 戦うか、退くか。
 和睦か、殲滅か。
 右か、左か。
 進むか、引き返すか。
 信じるか、信じないか。
 使うか、使わないか。
 ありとあらゆる選択肢が次々と突きつけられる。それが迷宮だ。
 
「まあ、そのあたりはどうでもいい。おまえたちの人生だ。おれのじゃない。どうでもいいことに構う程人生は長くない。
 契約に移る。条件が呑めなければそこまでだ。とりあえずついてこい。おまえたちの雇い主にあわせる」
 きびすを返し、地下の通路へと向かう。
 階段を下り、地下室にはいる。
 壁の隠し扉を開け、さらに地下へと続く階段を下る。
 行きついた先の転移地帯から、雇い主の待つ場所へ通じる回廊へと跳んだ。

368 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:34:20 ID:otLKGofF
「さあ、ついた。彼がおまえたちの雇い主だ。仕事は彼の自宅周辺の警備。報酬は捻れた骨子の矯正具の貸与と衣食住の手配だ」
 薄暗い玄室。
 王宮の応接間を超える広さのそこに、雇い主はいた。
 磨き上げられた床。天上を支えるのは巨人族が数人かかってようやく手を結べる程の太さの柱。
 壁にはドワーフたちが彫り上げた彫刻と雇い主に破れた探索者たちの石像。
 迷宮最深部。
 魔窟を作り上げた魔導師が紹介する雇い主だ。
 流石にガラクタたちも声を上げない。
 無理もないか。何せ周囲を魔物たちに囲まれてるんだからな。
 
「就業規則や待遇について聞いておくなら今のうちだぞ。まあ、対して細かいことは求めないとのことだが」
 魔導師から送られた人員募集要項をめくりながら言う。
「希望職種があれば最初に言っておくこと。あとは功績により昇進有り。具体的に言えばLV1メイジがLV5に。
 いずれはアークメイジもあり得る。ああ、組合の交渉により新たにLV3メイジ職が追加された。
 これによりLV5までが遠いとの現場からの不満を解消。士気が向上し先月までの探索者撃退効率がかなり上がっている」
 ん?なんだ?こいつら、まだ迷っているのか。
 
「お前ら、復讐したいんだろ。探索者には何しても良いぞ。殺そうが犯そうが好きにしろ。
 探索者が持っている金品は半額が与えられるから、独立後の生活設計も立てられるぞ」
 近くの魔術師に命じて、先月のMVP撃退者の記録を映し出させる。
 そこにはガラクタたちと同じ年代の少女が、LV4シーフたちに言い様に組み伏せられている映像が映っている。
 さらに探索者の男がハイプリーテスに踏みにじられ、むち打たれている様子も流れ始めた。
「矯正が終わったらお前らを好き勝手にした街のやつらにも復讐できる。悪い条件じゃないと思うが」

 ――――かくして本日の人材確保は終了。めでたく20人全員が就職した。
 2人多い? 多くないさ。
 魔導師はありとあらゆる護衛を求めている。
 アンデッドの類もな。恨みを抱いて殺されたやつなんて、生者への憎しみを抱く怨霊にすぐなるしな。
 
 さて、帰るか。
 来るときは最下層まで直通で跳んで、あとは顔バスだが、帰りは面倒だ。
 何せちまちま入口まで歩いていかなきゃならない。
 運が悪いと探索者のやつに出くわしちまうんだ。
 もっと運が悪いと、迷宮の守護者が防衛しているときに出くわしたりな。
 ああ、噂をすれば影。
 サッキュバスたちが探索者たちに負けそうだ。
 面倒だが助けるか。取引先の従業員だ。見捨てるのもアレだしな。
 
 不確定名:「夜の生き物」が現れた!
 夜の生き物はいきなり襲いかかってきた!
 夜の生き物はブレスを吐いた!
 
「なあ、シニストラリ。おまえわざと俺がさしかかるたびに不意打ちを受けてるだろう?」
「え!?そんなことないわよ!こいつら強かったんだからさぁ。ねぇ、また助けられちまったねぇ。これは恩返ししなきゃ」
「……絶対わざとだろ」

369 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 02:35:54 ID:otLKGofF
エロシーンを書く前に力尽きた駄文駄々漏れ。
サッキュバスはエロイけど、ビーストといっしょにいる全裸のビューティーとか凄いよな。

370 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 03:06:30 ID:N+vfAAD2
つーか気に食わなきゃ別に無視すりゃいーのにいちいち構うから面白がられるんだよ
>>344てめーだよてめー ガラスハートの構ってちゃんとかしねばいいのに

あと>>361GJ

371 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 03:15:15 ID:IOPWOKfS
>>370
エロなしで喜ぶガキはもっといりませんw
死ねやクズ

372 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 03:21:44 ID:0Ar65qaK
なんという大漁。眠れねえw>>352,369お二方ともGod Job!!

>>369
ミルワして回る雇われ僧侶とか「五足らず」とかWIZしまくりの細部がイイ!
容赦のない弱肉強食の世界観とかWIZへの愛を感じる。なんつーかたまらん。
つーかシニストラリかわいいよ。シニストラリ。是非エロい続きキボンヌ。

373 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 06:49:12 ID:GvFAtp2I
>>352
だめだ、これは作者の粘着質な意図というか
負の部分がそのまま鼻について、ハァハァな反応できないわ・・・
前書き後書きがなかったら、まだよかったんだがなあ・・・
まるで某監督の作品を見ているようだ

>369
こういう切り口はおもしろいな
これからって所で半端なのは残念だが・・

374 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 07:25:15 ID:hMTH6JxJ
>>345

ディルマちゃん・・・

ところで
「ただ一人、善の戒律を孤高の境地で守るのだ!」
「それは独善というのでは?」
ということでしょうか?

>>361
>通称サッキュバスストリート

あんさん、そのまんまやないですか

ともあれ、お二方に GJ!!

375 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 14:33:24 ID:LP4590eP
>>352
裸忍者も裸忍者派も>>373も完全粉砕で乙!
>>369
もっとエロをくれエロを

376 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 15:45:15 ID:XW/ejJQU
牽制し合うためにGJつけるのは止めろよ
>>369
おもしろいね。シリーズのどれがモデルなんだろ。主人公はバンパイアロード?

377 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 19:32:52 ID:wWzZrVhp
>>376
 魔術師の玄室とあったから素直に1かと思ったが。
 それよりも気になったのが労働規定。組合の交渉って、
魔物軍団にメーデーとかあるのか?

>>361-369
 SSと言うよりSS仕立ての考察?
 このスレは「エロパロ」スレなのでGJとは言えないが、
個人的には中々面白かったですよ。
 ……歪んだ骨子を矯正云々で愛のカイロプラティックを
思い浮かべ、矯正具の貸与云々で大リーグボール養成ギプス
みたいな拘束具を思い浮かべた俺は死どころか灰になっても
治らない大馬鹿ですが、ダストの警備員は募集してますか?

378 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 20:32:44 ID:XW/ejJQU
>>377
1には肝心のサッキュンが出ないぜ。「夜の生き物」とかは5を連想させるが・・・
たぶん何作目っつーより「いわゆるWIZ的な世界」なんだろな。

379 :名無しさん@ピンキー:2008/04/22(火) 20:34:39 ID:JhtXRy+d
FC版はスタッフが勝手にサキュバス入れてんだっけ?

380 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:45:13 ID:pOb7X9Ww
>>379
と言うより当時の権利持ってたアスキーのサービスだよ
KODに当時の最新作のVの要素を入れまくったんだ
>>378
誰にでも書けるようで実は書けないのがWiz小説の本質
エロパロといえどもその類には漏れないのがあたりまえ
単語や事象をただ押さえるだけでは駄目だよな
月厨くさい単語が出てきて萎えた

381 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:46:52 ID:pMJHPIOq
 抱かれている。
 力強い腕に抱きすくめられ、心臓が破裂しそう。
 彼の唇を感じただけで、心臓の鼓動が高鳴っていく。
 どくん、どくん。
 指先に、うなじに、胸に、お腹に、太ももに、――。
 彼の口づけを感じて、その度にどくんどくん。全身からほとばしりそう。
 おまえを食べたい。一つになりたい。
 そう言った彼の瞳があまりに真剣で。
 はじめて体を許しても良い。そう思った。
 
 全身への優しい口づけ。
 あまりの優しさに、私泣き出しそう。
 でも泣いちゃだめ。
 だって、彼が泣きそうだから。
 指、手のひら、肘、そして肩。
 彼の食べられた部分が冷たくなって。
 彼に抱かれている部分から、熱が伝わって。
 どくん、どくん。
 でもこのまま全部食べられちゃったら、わたしどうなるんだろう。
 
 彼の口がゆっくりと動く。
 つま先、太もも、そして。
 堅くて、灼けるように熱いものが、体の中に突きこまれていく。
 そのまま奥まで貫いて、凄い力で跳ね上げていく。
 お腹を見下ろすわたしの目が、彼の真っ赤な瞳と繋がる。
 どうしたの?
 泣いているの?
 ねえ、もっともっと。
 もっとたべて。
 のこさずたべて。
 ぜんぶ、ぜんぶ。

382 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:47:36 ID:pMJHPIOq
「ごちそうさま」
 全て残さずいただいて、両手をあわせて最後の挨拶。
 優しい彼女は消え失せて。
 全ては自分の腹の中。
 甘い唇、大きな瞳。
 優しい言葉とはにかむ笑顔。
 全ては己が肉の内。
 喰ってるうちは泣きたくなって、喰ったあとでは死にたくなった。
 己のあまりの浅ましさ。
 床に刺さった短刀を見つめる。
 真っ赤な瞳、長い牙。流す涙は赤い色。
 
 
 城塞都市での最大の娯楽は探索者たちの武勇伝だ。
 吟遊詩人はこぞって彼らの探索行を謡う。
 市民たちは日暮れと共に数多の酒場で語られる物語に酔い、金に余裕のあるものたちは迷宮上層部に設置された水晶球の記録を肴に酒を飲む。
 集められた逸話はいつしか本となり、出版され周囲の国々にまで売られていく。
 交易商人たちの人気の土産の一つが、最新の探索行をまとめた小説集だ。
 華麗な挿絵と血湧き肉躍る物語は、下は田舎郷士から上は王妃までありとあらゆる階層に受け入れられ楽しまれている。
 近頃は美人の女君主アナテの活躍が大評判で、お姉さまと慕う声があちこちから聞かれてくる。
 アナテの住んでいる借宿には連日贈り物が絶えないそうだ。
 
 最近もっとも生きが良い流行語りは、魔窟の吸血鬼だ。
 残忍極まりないその魔物は、犠牲者を壁に貼りつけてからその身を喰らうとのもっぱらの噂だ。
 しかも狙うのは女ばかり。女だけで編成した組は最近迷宮に潜るのを控えているらしい。
 現にいくつかのパーティが壊滅させられているだけでなく、迷宮の住人までもが犠牲になっているようだ。
 1日の探索を終えて帰還した冒険者の内何隊かが、実際に玄室で血まみれになった犠牲者や守護者たちを見ているのだ。
 そのどれもが壁に打ち付けられ、喉だけでなく腹まで食い破られているというのだから性質が悪い。
 おかげで全滅した探索者の救出料金は跳ね上がる一方だ。
 冒険者たちは非強制ではあるが、わずかずつだが戦利品から得た金をプールしあっている。
 金を出したやつが迷宮内で消息を絶ったとき、それを救出・搬送したやつにはプール金から報償が出る。
 苛烈な探索の中で生まれた相互扶助の精神というやつだ。

383 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:48:04 ID:pMJHPIOq
 相互扶助と言えば、酒場での探索行の自慢話もある意味助けあいだ。
 お互いの持つ情報を交換し、次の探索の手がかりとする。
 特に未踏破地域の情報や、新顔の守護者たちの情報は貴重だ。だれもが金を出してでも情報を求める。
 対価として同じ情報だけでなく戦利品や呪文、時には体で支払われることすらあるぐらいだ。
 
「やっほー、アーノルド。最近羽振りが良いみたいじゃない。何か良いネタでも捕まえた? それともヒモでもやってる?」
 けたたましく弦楽器がかき鳴らされ、最近の迷宮での猟奇吸血鬼をおもしろおかしく歌い上げる吟遊詩人の怒声の合間をかいくぐり、
憶えのある顔がそばで負けじと声を張り上げる。
「そんなに大声を出さなくても聞こえる。現に俺の声は聞こえるだろう。この前、傭兵斡旋の大口がまとまったのさ」
「へぇぇぇ、うらやましいねー。アンタみたいに商売の種を次々に見つけるやつはさ」
 となりに座った人間族の女は、たしか雇われの盗賊だったはずだ。
 元々のパーティーが離散し、今では迷宮での罠解除や鍵はずしを専門に請け負っているやつだった。
 
 魔窟の中には質の悪い仕掛けが多い。
 片方からは開くが、もう片方からは鍵をはずさないと開けられない扉が、その典型だ。
 こうなるとパーティーの盗賊の技量によっては抜き差しならない羽目に陥る。
 他にも救援部隊に道案内で参加することもある。
 どうせ玄室の守護者を倒さなければ助けにいけないのだ。だったらお宝を無視する手はない。
 盗賊の腕があればこそ、探索者たちは財宝を手に入れることが出来るのだ。
 そう言う意味では、盗賊は替えの効かない重要な人材だ。
 無論忍者たちも罠を外す訓練は受けている。
 だが専門職に比べれば、その腕は格段に落ちる。
 加えて盗賊の腕の伸びに比べて、忍者の成長はかなり遅い。
 自らの肉体の改造。敵の肉体組成の看破。この二つに圧倒的な訓練と経験を要するからだ。
 腕に良い盗賊はどのパーティーでも引く手あまただ。

384 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:48:30 ID:pMJHPIOq
「で、何か用か。最近の迷宮に関するネタでもあるのなら、金があるうちに買っても良いぞ」
 既に空になっている杯に酒をつぐようにバーテンダーに目配せする。
「お、さっすがアーノルド。紳士だねー。となりに座った女には必ず良い酒を奢るってのは本当の話なんだ」
「どこで聞いた、そんな与太話。お客様は神様ってやつだ。お前ら冒険者が儲かれば儲ける程、こっちだって商売が広がるからな」
 目の前の皿に残った特注のナッツを一つ一つ食べながら返事をする。
「つれないなー。さすが女嫌いのアーノルドさん。とは言っても男が好きという話も聞かないし。もしかしてアブノーマル?それともあれか!
『自分しか愛せない、ああ!なんて美しいんだ僕は。もう一人の自分がいれば時の果てるまで愛しあえるのにーーーー』かい?」
 下手な芝居をしつつ、いやんいやんと身もだえする酔っぱらい。
「人をどこぞの水仙といっしょにするな。で、本題は何だ? 言いにくいなら上の部屋でも用意させるぞ」
「うわっはーーーー。やばいねアタシ! いい女とは常々気がついてはいたけどさ、まさかアーノルドから誘われるなんて!」
「悪いが今は腹がいっぱいでな。消化に悪い冗談はどこかよそでやれ」
 カウンターにとなりの酔っぱらいが飲むであろう分まで勘定を置き、椅子から離れようとする。
「うわ、待った待った。人の勘定を持つぐらい優しいんならさ、女の長広舌ぐらいにはつきあってよ。けっこう今へこんでてさ」
「何があった。罠の解除に失敗して、仲間からお仕置きでもくらったか」
 ……実際に良くある話だ。
 盗賊は力のかわりに素早さと運が必要とされる。
 だから冒険者のうち、もっとも女が多いのが盗賊だ。
 ついで魔術師や司教に僧侶だ。
 
 さて盗賊が罠の解除に失敗したとする。
 もっとも危険なのは盗賊自身だが、呪文使いに反応するブラスターや爆弾、状態異常を引き起こす虹のきらめきあたりはパーティーを巻き込む。
 地域によっては全員が石化や麻痺させられたり、数人が黒こげや灰化までさせられる恐ろしいものまであると聞く。
 こうなるとパーティーの恨みはついつい盗賊へと向かう。
 自暴自棄になりそれまで仲間だった女盗賊に襲いかかった何てのは、良く聞く話だ。
 実際、迷宮で回廊や宝箱の罠の設置に従事している盗賊のうち、女のほとんどがそういう風に仲間だったやつらにさんざん犯された経験を持つ。
 まあ、あれだ。数人がかりで押さえつけ、むりやり突っ込んでいるところを不意打ちというところまでお約束なんだが。
 怯える女盗賊を迷宮内の施設で介抱してやり、妊娠を防ぐ薬を渡しておまけに自分たちの体験も語ってアフターケアまでばっちりだ。
 こうなるともう迷宮に潜ってくることはなくなる。
 それどころか、大半が冒険者への復讐に燃えて仲間入りといった寸法である。
 …………施設やら介抱手順やら、その後の手助けやらの手引き書を作ったのは俺だが。

385 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:48:54 ID:pMJHPIOq
「お、お仕置きって。分かったよ、話すよ。最近の吸血鬼騒ぎのネタがあるんだよ。とは言ってもこれだけガセが出回ってると売りにくくてさ。
 アーノルドなら顔が広いから、売り込み先もあるでしょ?」
 後ろからは吟遊詩人の絶叫か途切れることなく吐き出されている。
 凄い内容だ。
 何でも件の吸血鬼は、パーティーにこっそり紛れ込んで迷宮の奥深くで裏切るそうだ。
 殺し方は全員を磔にしたあとで「一人だけ餌食にする。残りに手出しはしない」と持ちかけ多数決で犠牲者を決めさせる。
 仲間から生け贄に選ばれたそいつの血を吸血鬼が飲み干し、約束通り吸血鬼はその場を去る。
 そしてあとには磔にされた裏切り者たちと、吸血鬼の仲間入りをした犠牲者が残される。
 最後は言うまでもなく、推して知るべしってやつだ
 
「うわ、食欲無くすぜ。せっかくのナッツが台無しだ。残るは6つ。大切に食べないとな。で、どんなネタなんだ?吸血鬼らしいやつでも見つけたか」
 ぽりぽりとナッツを食べては残りをカウントする。
「そこまでズバリなネタじゃないよ。聞いた話だけどさ、最近評判の女君主のアナテがこの街にきた理由なんだけどさ、
 吸血鬼を追いかけてきたんだって。
 何でも昔の仇らしくて、今までも色々な迷宮にきたそいつを追いかけては、追い払ってきたとか。
 で、本題。いつまでも逃がしてはいられないと言うんで、冒険者から協力者を募って対吸血鬼専門のパーティを組むみたい。
 あわせて迷宮の案内人とかも探してるよ。ちなみに女限定。レズレズお姉さまってみたね、あたしは!」
「単に餌代わりだろうな。無論戦力としてもカウントしているだろうが。君主といえば吸血鬼や悪魔の天敵だぞ」
 伝説級の至宝である聖なる鎧に代表されるように、君主の武装は退魔に特化している。
 上位クラスの武装ともなれば精気吸収を防ぎ、構えた武器には魔を退ける力が宿る。
 吸血鬼や悪魔族を滅するにはこれ以上はない職業だ。
「で、売れそう? あたしは四割で良いよ。もちろん五割や六割でも文句は言わないけど」
「それだけじゃあなぁ。アナテに適当な人材を斡旋して報酬がもらえればいいんだが」
 ま、何とか売り込んでみるわと言って、席を立つ。
「おお。仕事に燃える男は違うね!頑張ってダーリン!愛してるからね!」
 はいはい、と返事をして俺はまずは探索者御用達のぼったくり店へと脚を向けた。

386 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:49:23 ID:pMJHPIOq
 ぼったくり価格上等の店で、最近の商品の流れを確認する。
 闇夜のマントが売り切れていた。
 他にもいくつか巻物類の在庫が少ない。
 なるほど。新規にパーティーを組んだやつらがいることは間違いがないようだ。
「いやいや、これはアーノルドさん。また、仕入れにきて頂けましたか?」
 めざとい店員が揉み手をしながら近づいてくる。
「今日は売れ筋の確認だ。あまり売れないものを持ち込んでも悪いしな」
「これはこれはお気遣いを。ですが当店といたしましては、全店舗を通しての在庫管理を行っていますので、お気遣いなされませんよう」
「了解。話は変わるんだが、ずいぶんと高額なものばかり売れたみたいだな。だれか装備品でも壊されたのか?」
「ああ、そちらでございますか。何でもアナテ様の使いが吸血鬼退治にお買いあげとのことにございます。
 装備品を壊された方々はもっと手頃なものをお買いあげいただいたようでして」
「そうか。確かに武装を破壊する厄介な魔物が出る、そのあたりの階層で買えるぐらいのものの方がさばきやすいかもな。参考にしておく」
 お辞儀する店員をあしらい、とりあえず家に帰ることにした。

387 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:50:56 ID:pMJHPIOq
「なあ、シニストラリ。最近の吸血鬼騒ぎは聞いているか」
 家に帰り、コートを脱ぎながら聞く。
「聞いていますよ。でもどちらの吸血鬼ですか? 迷宮をうろつく方ですか。それとも街で若い娘を引っかけている方ですか」
 コートを受け取ると、ハンガーにつるしてほこりを取りながらシニストラリが答える。
 家の中で動きやすいように、長いブルネットを結い上げている。服も短めのチュニックにカーディガン、下はクロップド丈のパンツだ。
「なあ、シニストラリ。どうも棘がある言い方の気がするが、とりあえず迷宮をうろつく方の話を聞きたいな」
 シニストラリはテーブルの上に冷茶と干菓子を並べ、台所へと向かう。
「何でも探索者だけでなく、魔導師が雇っている兵にも犠牲者が出ているみたいです。
 管理職のヴァンパイアたちはかなり対応に追われているとかで。外出中の魔導師様とヴァンパイアロード様が戻られるまでに事態を納めたいとのご様子でした」
 シニストラリは温めたミルクと焼き菓子を置くと、飲み終わった冷茶と干菓子の皿を片付ける。
「なあ、シニストラリ。ということは外部から入り込んでいると目算がついているらしいが、いつぐらいかは絞り込めるか」
 エプロンを外し、ソファに並んで座る。そのまま何故か俺の肩幅などを計測している。
「残念ながら。あの女君主、名前は覚えていませ『アナテ』んが――あら、お詳しいこと。
 でしたら何も聞かなくても『すまん、俺が悪かった。何故かそんな気がする』――――あの女が来た時期からとしか言えませんわ。
 追ってきたのですから、何の参考にもなりませんね。もし調べろと言われるのなら、前の都市でどの程度で追い払えたのか調べますわ」
 テーブルの上には小さい紙があり、何故か肩幅、身長、厚みなどを次々と記入していく。
「なあ、シニストラリ。どうもこれを聞いたら負けな気がするし、平和のためにはあえて流れに乗った方が良いんだろうが。
 それなんだ? という前にだな。何でお前が俺の家にいるんだ?そもそも口調が違わないか」
 シニストラリは俺の肩に手をかけると、そのまま自分の太ももの上に引き倒した。灯りの魔術を呟き、手に持った棒を光らせる。
「動かないでくださいましね。先ほどの紙はサイズ票です。何のサイズになるかはあなた次第ですわ。
 家にいる理由は押しかけ女房というやつでございます。
 口調は元々がこれですから。店でははすっぱな方が受けが良いものですから、あえて変えていましたのよ」
 耳の垢をゆっくりとシニストラリは掻き出していく。時折呟く歌に、まぶたが閉じそうになる。
「なあ、シニストラリ。で、いつまで『あらあら、動かないでくださいと言ったのに。思わず耳かきを貫通させそうになりますわ』
 …………部屋は別だからな」
 何故か同居人が増えた。とりあえず寝床の鍵を新調しておくべきだな。

388 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:51:49 ID:pMJHPIOq
「た、助けて。何でもするから!」
 玄室入口の扉に張り付いたまま、恐怖に涙や汗、小便まで流しながら戦士の少女は懇願した。
 まさかこんな魔物が、こんな上層にいるなんて。
 女性だけで組んだ、男の目を気にしなくて良い分気楽なパーティーだった。
 全員年齢も近く、積んできた経験もそうかわりはなかった。
 侍の少女の堅苦しさは気になったが、僧侶や魔術師ふたりとはすぐにうち解けた。
 同じ中立の盗賊の娘が持っていた地図はかなり詳細で、苦労せずに先へと進めるはずだった。
 それがあっさりと全滅の危機に陥っていた。
  
 彼女は剣を手放し、目の前の魔物に懇願をした。
 中立の彼女にとって今のパーティの仲間は命を賭けて救う程の相手ではなかった。
 もともと魔物によって欠けたパーティの生き残り同士の寄せ集めだ。
 数日の試しのつもりでパーティーを組んだだけだ。
 それが宝箱の罠に引っかかり、呪文使いが麻痺したところを強襲された。
 盗賊は一目散に逃げ出し、戦おうとしたのは侍と彼女だけだった。
 
 迷宮の暗がりにとけ込むような敵は、まず侍の少女に襲いかかった。
 不意を打たれた侍に為す術はなかった。攻撃には長けているが、守勢にまわると侍は脆い。
 あっという間に魔物の爪が、腹部へと突き刺さり中身をかき混ぜていく。
 それでも侍少女は必死の抵抗を見せた。
 魔物の爪を掴むと、引き抜くのではなく自らのさらに奥深くへ突き刺させた。
 どうせ助からない。ならば仲間が逃げる時間を稼ぐ。例え寄せ集めでも一度仲間になったのであれば見捨てることはない。
 その命の最後までパーティーのために戦う。自らの身を犠牲にしてもだ。
 それが彼女の探索者としての誇りであり、少女の戒律である善の強さだった。
「逃……げ……」
 あふれる血潮に言葉を害されながらも、少女は中まである戦士へと最後の声をかけた。

389 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:52:39 ID:pMJHPIOq
 勝てない!
 そう判断した戦士はきびすを返し唯一の出口である扉へと向かった。
 扉に飛びつき、一気に開け放つ!
 
 ……………開かなかった。
 先ほどまで普通に開閉していた扉が、だれかが鍵でもかけたかのように閉まったまま、いくら押しても開かない。
「なんで、なんでよ!さっき開いたでしょ!何で!!」
 パニックに陥り、ドアノブを狂ったようにまわす。
 背後から、ごぽごぽとあぶくがはじけるような音が聞こえる。
 ついでがちゃり、がちゃ、と何かが崩れ落ちる音が立て続けに鳴り響いた。
 
「うふふふふふ、かわいいわねぇ。そんなに必死になって。お姉さん好きよ。そういう頑張る姿」
 耳元に吐息がかかる。
「ひぃぃぃっ、た、助けて!」
 その場にしゃがみ込み、身をすくませて懇願する。
「そうねぇ。かわいいあなたがお漏らしまでしてお願いしている姿は良い感じ。ちょっと助けてあげても良いかなという気になったわ。
 こっちにきなさい。ちょっと気晴らしにつきあってくれたら助けてあげる」
 魔物はゆっくり部屋の中央、麻痺したままの僧侶と魔術師たちの前に立つ。
「ほら、はやく。言うこと聞かないと気が変わっちゃうから」
「は、はいぃ」
 戦士は転がるように部屋の中央へと駆け寄った。
「そうねぇ。あなた処女?そっちの三人は?」
 薄暗いおぼろげな影は、屍とかした侍の上に座ると、楽しそうに質問を投げかける。
「しょ、処女です。その三人は今日パーティーになったので分かりません」
「あらそう。じゃあいいわ。ねえ、服脱いで。そっちの三人の服も全部破きなさい」
 一も二もなく従う。
 それしか生き延びる術はないのだ。
 言葉からすれば女の魔物だ。強姦されることはないだろう。
 三人の無言の抗議を無視して、ローブを切り裂き、胸当てを外す。
 自分よりも小さめの胸と自分よりも濃いめの恥毛が三人分さらけ出された。

390 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:53:07 ID:pMJHPIOq
「良い眺めねぇ。まだ子供っぽさが残ってるところが良いわ。次は三人を座らせて、思いっきり脚を広げるのよ。
 そうわかってるじゃない。良い格好ね。うん、三人等も真面目ね。まだ白っぽい膜が残ってるわよ。
 じゃあ、助かる方法を教えてあげるわ。もうちょっとすると巡回のやつらが来るわ。もちろん全員が男。
 どうなっちゃうかしらね。いたいけな少女たちが身動きできないまま蹂躙されるなんて、想像するだけで最高よねぇ。
 そこでチャンスを上げるわ。一人だけ犯されなさい。だれでも良いの。ただ、あなた達が自分で選ぶのよ」
「え、あ、でも」
 三人は動けないからと言おうとして、彼女は三人の瞳が自分へと向けられていることに気づいた。
 その瞳に宿る憎しみを見たときに、彼女は自分が選ばれたことにようやく気がついたのだ。
「はい、正解。残念だったわねぇ。多数決ですもの。さあ、頑張って犯されましょうね」
「ひ、い、いや! や、だ!! 助けてーーーーー!!!!!!!!」
「あらそう。だったらこの三人を殺してから、あなたは最後にゆっくりと解体してあげる。
 まずは大きなおっぱいから引きちぎってみようかしら。
 あーあ、残念ね。命は助かるのに。全員死んじゃうのよね。そう言えばさっき一人逃げたっけ?
 運が良ければ助けを呼んでもらえるかもしれないから、少しでも時間を稼いだ方がいいのにねぇ」
 悪魔の声だった。
 生き延びたい。
 そのためには犯されるしかない。
「ぅ、あの……」
 涙を流し、しゃくり上げながら命乞いを行う。
「なぁに、おっぱいちゃん。それともお漏らしちゃんと呼ぼうかしら。お姉さん、おねだりには弱いの。
 ちゃんとお願いできたら優しく犯してあげても良いのよ? それからこれが重要。
 今日は獣な気分だから、わたしが許すまで四つんばいのままでいなさい」
 残酷な命令に、命惜しさに戦士の少女は従う。侍の血で粘つく床に手のひらをつき、屈辱的なポーズになる。
「わ、わたしを、優しく、犯して、く、ください」
「うんうん、言えるじゃない。ちゃんといやらしいお願いが出来るじゃないの。だったら話は別。ちゃんとそのおしっこ臭い穴に入れてあげる」

391 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:53:53 ID:gNwThEAR
>>375
荒れのきっかけになるような事言うな
裸忍者房と変わらんぞ

392 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:55:32 ID:pMJHPIOq
「さ、まずはご挨拶から。わたしのズボンのチャックを開けるのよ。あらら、獣は手は使わないわ。雌犬は口でものを運ぶでしょ」
 片手を上げてチャックを降ろそうとしたが、制止の言葉に手を下げる。
 チィィィィィ。
 口でくわえたジッパーを降ろしていく。
 最後まで降ろすと、軽く膨張し始めた肉の槍が彼女の目の前に突き出された。
「どう? わたしのおちんちん。まずは舐めて大きくしてね。ちゃんと涎をまぶしておいた方がオマンコが痛くないわよ」
 目をつぶり、口を開けた。
 ゆっくりと顔を突き出して、肉棒をくわえる。
 口の中いっぱいに違和感が広がり、吐き気がこみ上げてきた。
 汗くさく、かすかに青臭い匂いが鼻孔へと届く。わずかに感じる苦みが、どうしようもなく辛かった。



夜遅くなったので、エロシーンは途中で。
>>380
ごめんね。
PC版の五つの試練やユーザーシナリオをメインにして、そこに#1〜5風味というつもりだった。
月厨ですか。
何か俺場違いみたいだね。

393 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 00:59:24 ID:pOb7X9Ww
>>392
あらら違うのかw気まずいねぇw
貴方が書くのが楽しければ書いてていいんじゃないウケてるようだし
アガンの流れでやるなんて知らなかったからさ

394 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 01:02:30 ID:pOb7X9Ww
本人降臨前にけなしてはいサヨウナラではさすがにバツがわるい
雑音なんて気にせずやりたいようにやれば面白くなるよ絶対
それじゃ


395 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:21:45 ID:TCXpvgzL
>>392 GJ!
場違いってことはないんじゃない?
少なくとも俺はクラシックシリーズしか知らないけどあなたのSSを楽しめてるよ。
オールドWIZファンなら皆「これのみがWIZ」みたいなコンセンサスを追求するのが
ナンセンスだと知ってるんじゃないかな。

ただ投下マナーの点で少し。細切れ投下、キリの良くない中断は嫌われる。
あと、「エロ未到達」「ふたなり」「陵辱あり」くらいは注意書きがあるといい。
後書きでネガティブなことを書くのも荒れのもと。
せっかくストーリーも楽しめてエロも濃くなりそうな良作なのにもったいないよ。

女君主の登場と女戦士陵辱の濃厚なエロを期待してます。

396 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:48:44 ID:TteKzQLj
自重してる人たちを尻目に職業キャラリクエストするの自重…

397 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:53:49 ID:TCXpvgzL
…ええと、女戦士ってのは最後で陵辱されかかっていて次に続くと思われるキャラのことで
女君主ってのは名前ありの重要そうなキャラとして作中で引っ張れれてるアナテのことなんだが。
つまり次の展開に期待ということでリクエストのつもりはなかった。なんかすまん。

398 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 02:55:03 ID:Mo//vp9V
>>396
全裸派の俺は>>352で全裸があったが皮肉混じりなので素直に喜べません

399 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 03:35:17 ID:dE+AaGKP
随分とマナーの悪い住人が増えたな…
こんな混沌とした状態でも作品を投下してくれる職人さんに感謝とGJ!!
元々設定なんてろくに無いゲームだからね
解釈や好みが全然違う人が居るのは仕方ない

>>392
俺は月厨が何の事だか分からないから気にならないよ
お前さんも気にしない方が良いと思うぞ

400 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 09:07:11 ID:jkUKLyeF
お姉さんの台詞がハァハァ

401 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 10:40:21 ID:OL5eMFY0
>>396
既に登場してるキャラのエロをリクエストするのは普通だと思うが


402 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 11:09:44 ID:tBJ9bBHd
>>392
グロっぽい話は叩かれやすいのであらかじめ注意書きをしておくといい
過去スレがそれを証明している

>>396
皮肉混じりなので素直に喜べないのには同じ全裸派として同意
忍者、僧侶、サキュバス、ビューティ、女の裸であるなら全て大好きだ

403 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 13:14:23 ID:gNwThEAR
気持ちはわかるが〜派とかつけると派閥抗争に繋がりかねないので注意
あとけなし合うようなGJつけるのも自重

>>352
正直文章の中でマイ設定(アンチ裸忍者)を固持して他を認めないというのはどうかと感じた
やってる事は裸忍者房と方向性が正反対なだけで迷惑度合いは同レベルだし

404 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 14:38:26 ID:iUE/ojRx
>>403
読みが足りないだろw本当に裸忍者が嫌いで認めてなかったら存在自体無視するだろw
冗談Wizも好きだけど本筋は真面目なノリでいきますよ〜ってなのが>>346-351だよ多分w

405 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 14:54:35 ID:U46rIj0x
癪だけど小憎らしくなるやり方だよ。
裸くのいちだしてエロもちゃんとやって抜ける。
それなのになんかもやもやしてスッキリしない。
裸くのいちを出せなんてリクエストしたくなくなる。

406 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 15:41:15 ID:/oQUOzP5
南の地方の忍者は裸で北の地方の忍者は着衣ということにしようぜ。

407 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:26:11 ID:2aL66OmM
俺らみんな投下待ち乞食にすぎないんだから、
どうしたら自分のプライドが安定するかより
どうしたら職人のインスピレーションを刺激できるかを考えて書き込もうよ。

408 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 16:37:28 ID:+0Aagfik
>>405
うまいよな〜w
その辺の上手さを笑って褒められるようになろうぜ
ここは投下は多いけどWiz小説の本質とエロを押さえつつ
ギャグも本格的な描写もできる作家さんは貴重だからなw

409 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 17:52:44 ID:n8+M5Zrq
つーかお前らも書けよ

410 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:11:10 ID:luz1H2zK
お前がナー

411 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 18:11:35 ID:gNwThEAR
>>404
>>408
そういうとこだけ上手くなっても困る
あと煽るような書き方すな
荒れの原因になりかねん

412 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 21:44:39 ID:hdculmX8
このスレってグロ好きも多そうだが、どうなんだろ
普通の神経じゃ耐えられないだろ、首が飛んだりとか

同じく荒れやすい話題だとしたらすまん

413 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:13:06 ID:jkUKLyeF
>>412
>>1
「(警告お断りの上でなら)特殊な属性などもどうぞ」
なのでSS投下については問題なさげ。保管庫にもいくつかあるし

俺自身は、首が飛ぶ、ってのは「致命傷」の誇張表現というか、
一種のジョークとして読んでたのであんまりグロという気はしなかったなあ

414 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:43:32 ID:I4PpjWKf
>>413
BUSIN0の高位敵ニンジャの説明には首が飛ぶことに言及があったな

415 :名無しさん@ピンキー:2008/04/23(水) 22:52:55 ID:g6+eka5n
HP900とかのバケモンが一撃で死ぬクリティカルは
首切りしか連想できん。
心臓刺されても3ターンくらい生きてそうだしw

416 :名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 00:00:15 ID:hYpK+9bV
>>415
けどなぁ……ゴーストとかゾンビは、首撥ねても致命傷にならんし。
スライム系は、そもそも首何処かと。

417 : ◆iQ7ROqrUTo :2008/04/24(木) 00:32:52 ID:E/BLJdo5
まあ、俺個人としてはそんな大した描写をしているつもりはないんだが、
他人がどう受け取るかなんてわからんから、一応、警告はしておく。
決してメインテーマではないが、屍姦、死体損壊、殺害描写有り。
「そういうのが少しでもあるんなら読まねえぞ」って奴は俺のIDをNGにでもしてくれ。

あと、裸忍者、着衣忍者問わず、
「忍者が好きで好きで堪らん。
忍者がメインじゃなかったり、忍者の扱いが悪かったりする作品なんて読む価値ねえ」
ってな奴もIDをNGにしてくれ。
それがお互いの幸せのためだから。

では、投下開始。

418 : ◆iQ7ROqrUTo :2008/04/24(木) 00:33:25 ID:E/BLJdo5
(プリーステスと遊ぼう)

 地下四階の警報機を作動させたところ、ワードナが配置した守衛達がどこからともなく集まってきた。
 尼僧と忍者が二人ずつだ。他に敵影はない。いずれもワードナ如きに魂を売った賎しい冒険者達だ。
初めてこの階層に足を踏み入れる者には脅威となるだろうが、所詮は才能と勇気の欠如した未熟者の集団だ。
熟達の果てを見据える我らにとっては一般大衆と変わらない。
「なるべく生け捕りにしろ。生き返らせる手間が省ける」
 私が部下二人にそう指示したのとほぼ同時に、敵集団が武器を収め、構えを解いた。
「友好的」と称する連中だろうか。しかし、我々はそのような日和見主義を受け容れはしない。
〈トレボー親衛隊〉は和睦などしない。蹂躙し、略奪し、破壊するのみだ。
 一応、その意図するところを質問してみる。
「何のつもりだ」
「こ、降伏します!」
 忍者の一人が答えた。声が高く、澄んでいる。くの一である可能性が高い。
「おい、こいつ女だぜ」
 我が〈愛すべき部下〉の一人である戦士はその声を聞いた途端、
ドワーフを思わせる強い髭に覆われた顔に下卑た笑みを浮かべ、勝手に宣言した。
「いいぜ、降伏を認めてやる! だから、さっさと脱ぎな」
「分隊長は私だ。勝手なことをするな」
「左様。お主の出る幕ではない」
 私と侍が睨みつけても戦士は堪えた様子を見せなかった。へらへらとした笑みを浮かべている。
「こりゃまた失礼しやした、騎士様にお武家様。
でもよ、隊長さんよ、あんただってどっちみちこうするつもりだったろ?」
「否定はしない。だが忘れるな。私が分隊長だ」
「へへ、次から気をつけまさあ」
 全く恐縮した風もなくしゃあしゃあと抜かした戦士は、〈捕虜〉達に向かって声を張り上げた。
「おいこら、何をぼさっとしてやがる! さっさと脱がねえか!」
 この北方の蛮人は、断じて戦士ではない。戦士の技術を身に着けただけの、ただのごろつきだ。
知性もなければ信仰心もなく、礼儀も知らず、容姿も醜悪で、
強健な肉体以外に取柄が一切存在しないと来ては、人間として落第と言わざるを得ない。
 怒鳴りつけられた〈捕虜〉達は身を竦ませたが、
気の短い戦士が〈真っ二つの剣〉を振り上げて見せると、悲鳴を上げて服を脱ぎ始めた。
彼女らは覚悟を決めたのだ。
 最初の内、戦士はにやにやと笑いながら好色な視線を向けていたが、
しばらくすると不機嫌そうな表情を浮かべた。
「野郎が混ざってるじゃねえか」
 残念なことに、忍者の片方は男だった。
 忍者は青年と少年の間くらいの年頃のエルフだ。顔は少女のように整っており、
白い肌は光り輝くように艶やかで、最低限度の筋肉と脂肪を纏った、
華奢だが無駄のない身体つきをしている。エルフらしく体毛は薄く、
恐怖のあまり哀れなほどに縮こまってしまった陰部に僅かな茂みが認められるだけで、
あとは産毛すらも見当たらない。
 男色家なら――取り分け稚児趣味の持ち主ならば――涎を垂らして見入るに違いない肉体だ。
実際、「衆道は武士の嗜み」と公言して憚らない侍などは、舐め回すような
粘着質の視線を忍者に向けている。気色の悪い東洋の猿が考えることは理解しがたい。
 侍と視線がぶつかった。寡黙な侍のぎらついた目が、
「あの忍者を貰ってもよいだろうか」と私に問いかけてきた。
 私が首を横に振るとあからさまな落胆の表情を浮かべたが、戦士とは違い、
序列というものをよく弁えている侍は敢えて楯突こうとはしなかった。
「糞が! 野郎に用はねえ!」
 戦士が忌々しそうに喚き、〈真っ二つの剣〉の分厚い刃を振り下ろした。
 肉が潰れ、骨が砕ける汚らしい音が響き、やや遅れて重く柔らかい物体が床を叩く音が聞こえた。
 〈捕虜〉達が耳障りな金切り声を上げた。モンティノをかける衝動に駆られたが、我慢する。
耳障りな喚き声が聞こえないのはよいが、それ以外の声まで聞こえなくなってしまうのは困る。
 侍の未練がましい視線の先には、床にへばりつき、赤く塗装している血みどろの肉塊がある。
かつてエルフの忍者であったものだ。粗暴な戦士は、我ら〈トレボー親衛隊〉の
三つの掟の一つである〈役立たずに生きる資格なし〉を忠実に守ったのだ。
「お前達、喧しいぞ。これ以上騒ぐようであれば、口が利けぬようにしなければならないが……」

419 : ◆iQ7ROqrUTo :2008/04/24(木) 00:34:03 ID:E/BLJdo5
 私が腰に佩いた〈カシナート〉の柄に手をかけた途端、
まるでマニフォかモンティノの呪縛を受けたかの如く、〈捕虜〉達が静かになった。
「ではお前達。そこに並べ。横にだ。縦にではないぞ」
 私が穏やかな調子で命じると、〈捕虜〉達はすぐさま従った。鶴の一声とはまさにこのことだ。
 しかし、所詮は下賎な者達だ。尼僧二人は私の命令をきちんと理解できなかったらしい。
 尼僧二人は、堕落した身でありながらも羞恥心を残しているらしく――それならば
生きていること自体を恥じてもよさそうなものだが――手で股間と胸を隠し、腿を閉じ合わせているのだ。
 私の命令を完璧に遂行したのはくの一だけだった。
こちらは肌を露出することに慣れているのか、堂々と裸体を晒している。
その眼差しからは強い覚悟すら感じられる。力を抜いた手を引き締まった腿の辺りに垂らし、
腿をその間が見えるように開いている。喩えるならば熟達の娼婦のような、
「見られる」ということを熟知した女の振る舞いだ。
「隠すな」
 心持ち強い口調で尼僧二人に命じたところ、今度はすんなりと指示に従ってくれた。
 横一列に並んで身体を晒す〈捕虜〉達は、それぞれがそれなりの美女だった。
 最も美しいのは、その色香で以て敵を惑わすという任務の性質もあってか、
やはりくの一だ。豊満ではないが均整の取れた身体つきをしており、全身がよく引き締まっている。
 だが、尼僧二人も負けてはいない。くの一には劣るが、どちらも娼館の二級娼婦程度の
美貌と肉体を持ち合わせている。
 片方は十歳代半ば程度の小柄な少女だ。訓練所を出た直後に道を踏み外したのかもしれない。
寒村の農民のように貧相な身体つきをしているが、年齢特有の瑞々しく艶やかな肌が美しい。
 もう片方は三十路に迫ろうかという成熟した女だ。迷宮内での生活が長いのか、
肌や髪が大分傷んでいるし、年齢による肉体各所の衰えも見受けられるが、
肥満と豊満の境界線上にあるような肉付きの良い身体をしている。
 年少の尼僧は目に涙を浮かべて拳を震わせ、年長の尼僧は唇を噛んで肩を震わせている。
「へへへ、隊長さんよ、あんた、どいつにするんだい?」
 並んだ女達を前にして涎を垂らさんばかりの戦士が私に獣じみた笑みを向けた。
先ほどの注意がまだ効いているのか、取り敢えずは序列を尊重しようというのだろう。
「私は……」
 私が視線を向けると、〈捕虜〉三人の内、くの一が堂々と私を見返し、尼僧二人が
怯えたようにさっと目を逸らした。
「私は彼女にする」
 私は年少の尼僧を選んだ。本当はもう少し下の年代が良いのだが、
迷宮でそこまでを望むのは贅沢以外の何物でもない。
「こちらにおいで。大丈夫だ。大人しくしていれば優しくしてやる」
 〈銀の小手〉を外してから少女を抱き寄せた。少女は抗わなかった。
掌で背中や腹を撫で回す。やはり未成熟な少女の肌は良い。すべすべしていて、
それでいてもっちりと掌に吸い付いてくる。
「よし、じゃあ俺はこのくの一を貰うぜ!」
 戦士が上機嫌にくの一の尻を撫でた。この男は女好きだが、
普通の女ではひ弱過ぎて満足できないらしく、前衛職の女が好みなのだそうだ。
そして、その中でも取り分けくの一が好きであり、
本人曰く、「くの一は良く締まるし、タフだし、オマケに上手い」とのことだ。
 私は〈カシナート〉を抜き放ち、戦士に告げた。
「そのくの一は駄目だ」
「何だって?」
 戦士が私の剣に胡乱な目を向けた。
 私は気にせずに一閃した。
 次の瞬間、自慢の刃は狙い過たず、くの一の首を通り抜けた。
頭部が血の尾を引いて宙を舞い、床に転がった。自分が斬殺されたことに
気づいた風もない表情が間抜けだった。一瞬遅れて胴体も床にくずおれた。
 尼僧二人の金切り声と、戦士の怒号が室内の空気を震わせた。
 年少の尼僧は恐怖が限界を超えたのか泣きじゃくり始め、年長の尼僧は顔面蒼白となって震え出した。
 これ幸いとばかりに侍が年長の尼僧を抱き寄せるのが見えたが、悠長に観察している暇はなかった。
少女をなだめなければならないし、野蛮人を上手くあしらわねばならない。

420 : ◆iQ7ROqrUTo :2008/04/24(木) 00:34:34 ID:E/BLJdo5
「おいっ! 何で殺しやがった!」
 戦士は片手に下げていた〈真っ二つの剣〉を振り上げ、今にも襲い掛かってきそうだった。
 少女を宥めながら、私は怒号を受け流した。
「〈忍者はどのような状態であっても危険〉と言うだろう。未熟者でも忍者は忍者だ。
生かしておくとろくなことにならない。
土台、ワードナの忍はいくらでも替えが利く捨て駒に過ぎず、当人達もそれを自覚している。
だから何をしでかすかわからん。お前だけが危険なのではないのだ。
交わっている最中に自爆でもされたなら、我らも被害を受ける」
「だからってよ、俺の取り分だぞ!」
「死体にも穴はある。まだ温かいぞ」
 私は冗談のつもりで言ったのだが、戦士はそう受け取らなかったようだ。
怒りの形相が一転して好色なものへと変じた。戦士は笑いながら私の肩を叩いた。
「いやあ、言われてみりゃあ、そうだ。あれだってまだ使える。
実を言うとな、一回やってみたかったんだよ、屍姦って奴」
 所詮は蛮人に過ぎない。どこまでも野蛮で変態的だ。
「そうか。ならば何の問題もない。
そら、お前の取り分はそこに寝転んでお前を待っているぞ」
「おうよ。楽しんでくらあ」
 戦士は楽しげに鎧と装束を脱ぎ捨て、くの一の首無し死体に覆い被さった。
 それとほぼ時を同じくして、別の方向から、女の喘ぎ声と荒い息遣い、
肉同士がぶつかり合う音、蜂蜜が収められた壺を乱暴に掻き混ぜるような音が聞こえてきた。
 視線を転じれば、そちらでは壁に手を突いて尻を突き出している尼僧がおり、
尼僧が突き出した豊満な尻を鷲掴みにして腰を叩きつけている侍がいた。
 手の早い男だ。どうせろくな愛撫もせず、唾で適当に湿らせて突き入れたのだろう。
いつものことだ。そうして強引に押し入った後は、「気分を出せ」と命じて快楽を
感じている演技をさせ、後は愛撫を加えることも体位を変更することもせず、ひたすらに腰を叩き続けるのだ。
この男は豊満な尻に男根を呑み込ませ、腰を埋めることにしか興味がない。
 私も負けていられない。神々しい〈君主の聖衣〉を脱ぎ、〈転移の兜〉を外し、
〈カシナート〉をすぐさま手に取れる場所に置き、少女の髪を撫でた。
「さあ、私達も楽しもう」
 我武者羅に女体を組み敷くだけの戦士や尻にしか興味のない侍とは違い、
私は単調な責めを好まない。奉仕の類は当然させるし、体位も頻繁に変え、
場合によっては私が下にもなる。無論、私だけが快楽を覚える独り善がりな交わりは面白くないから、
相手方の女も快楽を感じるよう、様々な技巧を凝らす。
 胡坐を掻き、膝の上に尼僧を座らせ、抱き締めながら言い聞かせた。
「大丈夫だ。大人しく言うことを聞いていれば乱暴なことはしない」
 しかし、乱暴はしないと言っているというのに、年少の尼僧の目には怯えの色が宿っており、
その身体は強張っている。まずは気持ちを落ち着かせてやらねばならない。
怯えた女と快楽を分かち合うことはできない。
 尼僧に接吻した。最初は恋人同士が戯れているかのようにして色の薄い唇を啄ばみ、
尼僧の身体の強張りが解れていくにつれ、口付けを深いものとしていった。
半開きになった唇に舌先を潜り込ませると、恐る恐るといった風に舌が押し当てられた。
若年とは言え、流石は淫祠邪教の徒と言うべきか、ある程度の心得はあるらしい。
 私はその舌を絡め取り、唾液を啜り、その一方で背中に回した腕を動かし、
瑞々しい肌の感触を楽しんだ。
 良い流れだ。この少女は身も心も蕩けつつある。
 そう思ったのも矢先の出来事だった。次の段階に進むべく私が口を離そうとしたその時、またも邪魔が入った。
「ぐあぁぁっ! チ、チンポがぁっ!
痛ぇぇっ! 痛ぇよぉぉぉぉっ! 糞、糞がぁぁ!」
 戦士が聞き苦しい喚き声を上げて暴れ出し、あろうことか、
巨大な〈真っ二つの剣〉を振るって、くの一の屍を破壊し始めたのだ。
 恐怖で身を硬くする尼僧を抱き締めてやりながら、私はその蛮行の意図を問い質した。
「一体どうしたというのだ」
「こ、こ、この糞アマ、マンコの中に毒塗ってやがった! お、俺のチンポが、ああああっ! く、腐り始めてやがる!」
「忍者はどのような状態であっても警戒すべきだと言っただろう。聞いていなかったのか?」
 聞いてはいたが理解できなかったのだろう。
この蛮人の知性は軽蔑を通り越して憐憫の情を催させるほどに乏しい。
「それにお前は、なぜ噛み付かれただけで毒に犯されるのか、不思議に思ったことがないのか?」

421 : ◆iQ7ROqrUTo :2008/04/24(木) 00:35:07 ID:E/BLJdo5
 答えを聞くまでもなくわかる。
 疑問を感じたことなどないのだろう。この蛮人は考えること自体をしないのだ。
噛み付かれて毒に犯された時、この野蛮な戦士は憤り、苦痛に呻くだけで、
なぜ噛み付かれただけで毒に犯されるのか、その毒は一体どこから来たのか、
といったようなことには全く考えを向けず、従って、忍者の体液に毒物が含まれている、
という結論に辿り着くこともできない。
「し、し、知ってやがったなあ! こうなるって、知ってたんだろ、てめえええ!」
「お前が自信満々に振る舞っているから、お前も当然対抗策を講じているものとばかり思っていた」
「畜生、ど畜生があ! ああああ! 頼む、マディっ! マディかけてくれ!
チンポが腐って取れちまう! 助けてくれえええええ!」
 戦士は喚きながら汚らしいものを突きつけてきた。巨躯に相応しい巨根だが、今は全く哀れな姿を晒している。
皮膚から少しずつ毒素が浸透したのだろう、全体が紫色に変色しており、
場所によっては表皮が炎症を起こし、膿が滲んでいる。
 しかしながら、見た目ほど症状は酷くない。
「ラツモフィスとディアルマで充分だ」
「な、何でもいいから、早くしてくれよ!」
 汚いものに触れるのは不快極まるが、同じパーティの一員である以上、見捨てるわけにもいかない。
炎症を起こしていない部分に指先で触れ、ラツモフィスとディアルマを詠唱してやった。
 症状は見立て通り軽いものだったため、二度目のディアルマは必要なかった。
 消毒を兼ねて自分の手にラツモフィスを唱えていると、戦士が図々しい要求を突きつけてきた。
「へへ、なあ、隊長さんよ。あんた、不良品だってわかってるのに止めなかったよな」
 すっかり治った気になっており、調子に乗っているのだ。
「それがどうした」
「だから、さ。ちょっとくらい誠意を示してくれてもいいんじゃねえかい」
「何が言いたい」
「相乗りさせてくれや。俺の取り分、なくなっちまったからよ」
 論外な要求だ。この男を混ぜたら、私が楽しむ前に女が壊れてしまう。
「断る」
「何だって? おいおい、そりゃないぜ、隊長さん」
「わかった。単独行動を許可する。自分で捕まえて来い」
 馬鹿は早めに遠ざけておくに限る。同じ部屋にいると遅かれ早かれ迷惑が降りかかることになる。
「へ? は、ははは! 何だよ、話がわかるじゃねえか! おい、言っとくが、分け前はやらねえぞ」
「構わん。私はこの女だけで事足りる」
 身を硬くして震える尼僧の背中を撫でながら応じた。
「行くのならば早く行け。私の邪魔をするな」
「冷てえ奴だ! じゃあ俺は女剣士でも捕まえて勝手にやらせて貰うとするわ!」
 女剣士は地下三、四階を徘徊する守衛だ。あまり上等な部類ではない、有り体に言えば下等な存在だ。
集団で襲い掛かってきたとしても、この蛮人ならば容易く蹴散らし、目当ての女を手に入れることだろう。
「絶対分けてやらねえからな!」
 手早く武装した戦士は、捨て台詞を残して小部屋から出て行った。
 荒々しく扉が閉ざされるのを見届けた後、私は改めて腕の中の年少の尼僧に視線を下ろした。
尼僧は恐怖に青ざめており、これまでの蕩けた表情などはどこかへ消え失せてしまっていた。
かつてくの一や忍者であった肉塊に視線を向けては慌てて目を逸らす、ということを繰り返している。
 また一からやり直さなければならないのかと思うと全く嫌になる。
 侍のことを羨まずにいられない。侍と年長の尼僧の方はと言えば、
一連の騒ぎもどこ吹く風といった感じで、何とも気持ち良さそうに身体を繋げている。
 先ほどまではいかにも演技しているといった趣だった尼僧の喘ぎ声が、
今では心底からのものへと変貌しており、両者の結合部の真下の床には、
滴り落ちる愛液によって水溜りが出来ている。「肉は心に従属する」とは東洋の精神論らしいが、
侍は「快楽を得ている演技をさせることでいつの間にか肉体にそうと思い込ませてしまう」
という形でその崇高なる理論を穢しているのだ。
「心配はいらない。私はあのような野蛮人ではない。ただお互いに気持ち良くなりたいだけなのだ」
 髪を撫でながら努めて優しい口調で告げ、返事を待たずに再び接吻した。
息継ぎを何度も繰り返しながら、互いの口元が唾液でべとべとになるまで舌を舐め合った。

422 : ◆iQ7ROqrUTo :2008/04/24(木) 00:35:39 ID:E/BLJdo5
 そろそろ良かろうと思って口を離すと、案の定、尼僧の表情は蕩けきり、瞳は熱く潤んでいた。
「接吻はもう良かろう」
 私は尼僧の後頭部を押さえ、股間へと誘導した。
 すっかり戦闘態勢を整えた男根を眼前に突きつけてやったところ、
尼僧は私の要求を理解したようだ。這い蹲りながら、小さな唇で亀頭を啄ばんだ。
 尼僧の口技は巧みだった。
常日頃から邪教徒の間で執り行われる淫蕩な儀式に参加する内に身に着いたと思しき技を、
私の機嫌を取って生き残るため、必死に振るっているのだ。
 これでは未成熟な少女である意味がない。
未成熟な身体からは稚拙な技が繰り出されるべきであり、稚拙な技こそが逆説的な快楽をもたらすのだ。
これならば、多少器量において劣ろうとも、純真無垢である、寒村の少女の方が良い。
寝台に引きずり込んで、手取り足取り一から仕込んでやる快感は、この世の何物よりも素晴らしい。
 しかしながら、死に物狂いの責めだ。性的快感が生じないわけがない。
 焦らすように舌先を這わせたかと思えば、いきなり喉まで男根を受け入れる。
 下品な音を立ててしゃぶりながらも、唇でしっかりと扱き、小さな舌で撫で回す。
 男根を口で激しく責め立てる一方、手の方も休むことなく動き回り、
腿の敏感な部分を撫で回し、焦らすような力加減で玉袋を揉む。
 一つの刺激に慣れる前に新たな刺激をもたらすことで常に新鮮な快楽を与えてくる、
技巧の凝らされた淫蕩な責めは、着実に私を絶頂へと追いやろうとしていた。
 そして、男根、玉袋が共に唾液の膜に覆われ、床にそれらが滴り落ちるほどになった頃、遂にその時が訪れた。
「出すぞ。口でしっかり受け止めろ」
 腰を突き出したくなる衝動を抑え、亀頭だけを口に含ませた状態で、私は精を放った。
温かい口の中で亀頭が膨れ上がり、脈動するたびに粘っこい白濁液が噴き出した。
 粘液が口内を汚すたび、尼僧の身体に微かな震えが走る。しかし、嫌がっているのではないだろう。
興奮を表すように頬は上気しており、雁首を扱く唇や亀頭を這い回る舌先、
玉袋を撫でる滑らかな掌、男根をさする小さな手は、より多くの精を吐き出させ、
より多くの快楽を与えようとするかのように技巧的で情熱的だ。嫌悪の入り込む余地はない。
 口の中が一杯になったのか、尼僧が喉を鳴らして飲み下そうとした。
 それはそれで乙な情景ではあるが、私には私の予定があるので制止した。
「まだ飲み込むな。口の中に溜めていろ」
 私は少女が口の中に青臭い汚液を溜め込んでいる様子を眺めるのが好きなのだ。
男女の交わりなどろくに知らず、雄蕊と雌蕊の知識で満足しているような少女が、
人間の雄蕊を頬張り、人間の花粉を口に溜め、吐き気を堪えて味わう姿には、
熟練の踊り子の淫靡な舞踏などが児戯とすら思えるほどの卑猥さが秘められている。
 やがて射精が停まったが、すぐに尼僧の口を解放してやるつもりはない。
「中に残った分もきちんと吸い出しなさい」
 返事は行動で示された。小さな舌先に先端部が抉じ開けられたかと思うと、
唇が窄められ、赤子が母の乳首を吸う時のそれにも似た動きで、激しく貪られた。
 最初の内、私は声を堪えていられた。
 だが、唇がきつく窄められ、その圧力によって亀頭が口の中から押し出された時、
遂に私は仰け反り、快楽の呻きを漏らしてしまった。
「まだ飲むな。そのまま顔を上げろ」
 顔を上げた尼僧の顔は何とも淫らなものだった。
瞳は潤み、頬は上気し、口の端からは、微かに白いものが零れ出している。
「口を開けろ」
 尼僧が口をあけると、そこには期待通りの光景があった。黄色がかった濃厚な白濁液が、
さながら獲物を襲うバブリースライムの如く口の中に纏わりついている。
舌も、歯も、歯茎も、頬肉も、およそありとあらゆる所が白く染まっており、
舌の裏などは白濁の水溜りと化している。
「よく味わって飲み下せ……美味そうに」
 尼僧は口を閉ざすと、ワインのテイスティングをするように舌の上で白濁液を転がし始めた。
恍惚とした様子で目を細め、時には口を開けて下品ながらも扇情的な粘ついた音を響かせている。
少しずつ嚥下しているようで、しばらくすると音は聞こえなくなった。
 尼僧が色の薄い唇をゆっくりと開き、中を見せつけてきた。
 薄桃色だけが見えた。一滴残らず飲み干したのだ。
 私は堪らなくなった。

423 : ◆iQ7ROqrUTo :2008/04/24(木) 00:36:45 ID:E/BLJdo5
「なかなかわかっている。どれ……そちらの具合を確かめてみるか」
 陰部に手を伸ばす。
 尼僧が拒絶するように身を捩るが、嬌声混じりのそれが心底からの抵抗であるはずもない。
逃げるように身を捩りつつも、その実、巧妙に股間を私の手に擦り付けてきた。
 指先に熱く濡れたものが触れた。指先を挟み込む裂け目を拡げてやると、温めた蜂蜜のような
液体がどろどろと零れ出してきた。奉仕することで自身も快楽を得ていたのだ。
淫らな奉仕をしている事実がそうさせたのか、命の危険を目前とした生物特有の本能が
そうさせたのかはわからない。或いはその相乗効果によるものかもしれない。
 とにかく、尼僧の肉体は激しい発情状態にある。
「これならばもう充分だな」
 私は仰向けに横たわり、尼僧に手招きした。
「私が馬になってやる。上手く乗りこなしてみろ」
 何も知らない子供には荷が勝ち過ぎる体位だが、この若い淫婦には、
それこそ何百何千と繰り返してきた手馴れた行為だろう。
 私の腰を跨いだ尼僧は、股間に手を添え、蜂蜜のような粘液を滴らせる陰部を開いた。
 肌色の中に走った一本筋の内側からは桃色が覗いており、無垢な少女のそれを思わせる。
 しかし、裂け目の上端辺りが、その印象を見事なまでに粉砕してしまっている。
そこにあるのは、包皮に守られた愛らしい小豆などではない。大豆ほどもある肉腫めいた塊だ。
指で擦られ過ぎたか、男に吸われ過ぎたか、その陰核は中年娼婦のそれのように肥大していた。
 顔を見れば、そこには色欲に火照った雌の表情が浮かんでいた。
 私が頷くと尼僧も頷き返した。尼僧は男根に手を添えて固定すると、
ゆっくりと、まるで見せつけるように腰を下ろしてきた。
 亀頭が無毛の裂け目に食い込んだ。収縮する入口の感覚が心地良い。性器同士の接吻というのも乙なものだ。
 だが、そこから先へはなかなか進まなかった。そのまま腰を落とせばよいものを、
まるで焦らすようにそこで停まったのだ。
腰を捻って桃色の裂け目に先端を擦りつけるばかりで、一向に中に迎え入れる気配を見せない。
 私の我慢が限界を迎える寸前になって、尼僧はようやく腰を落とし始めた。
 何本、何十本もの男根を受け容れ、純潔も貞操も失ってしまったのであろう尼僧だが、
内側の窮屈さまでは失っていなかった。複雑精緻な凹凸の集合が、私を包み込み、
押し出そうとするかのように締めつけると同時に、奥へ奥へと誘うかのように蠢動している。
 半ばまで飲み込んだところで腰が停まった。
 不審に思って尼僧の顔を見上げると目が合った。
 尼僧は小悪魔めいた挑発的な微笑を浮かべた。
 腰が辿ってきた道を戻り始めた。名残惜しそうに吸い付いてくる肉の穴から、
男根が少しずつ抜け始めた。
 完全に抜け切る寸前、辛うじて雁首から先だけを銜え込んでいるというところで、
上昇する動きが停まった。
 再び腰が下がってきた。男を迎え入れる歓喜に震える肉穴が咀嚼するように脈動し、
男根を扱き立て、呑み込んでいく。
 やがて腰が停まった。今度は先ほどよりも深い部分まで私を受け容れている。
つまりこの尼僧は、何度も往復し、少しずつ私を受け容れるつもりなのだろう。
どこの誰に仕込まれたかはわからないが、仕込んだ誰かは良い趣味の持ち主だ。
 その挑発的で甘美な上下運動の終幕は、尼僧の股間が私の股間と接吻するという形でで訪れた。
 根元まで呑み込んだのだ。この小さな身体に、大人の男根を呑み込むだけの空間が、
よくも存在したものだ。驚きを禁じ得ない。
「よくも散々に焦らしてくれたものだ」
 私は片手で尼僧の尻を掴み、もう片方の手で結合部に触れた。そこは熱く蕩けていた。
「だが」
 裂け目の上端辺りを親指の腹で押さえ、そこにあるグロテスクな豆を一撫でした。
 股間から温かい粘液を染み出させながら、尼僧の身体が小さく震えた。
「焦らすほどに余裕があるようにも見えないな」
 強弱緩急をつけて擦り上げてやった。
 意味を成さない、悲鳴にも似た嬌声を上げて、尼僧が仰け反った。肉壺が締まり、
脈打ち、断末魔の痙攣のような動きを示した。
 更にしつこく摩擦と圧力を加え続けたところ、
焼印を押される奴隷のように激しく身を捩り、咽び泣くような声を上げた。

424 : ◆iQ7ROqrUTo :2008/04/24(木) 00:37:57 ID:E/BLJdo5
 面白いので続けていると、遂に行き着くところまで行き着いてしまったようだ。
モリトを喰らったかのように一瞬硬直し、肉壺を激しく収縮させながら痙攣したかと思うと、
尼僧がぐったりと私の胸の上に倒れ込んできた。半開きの口からは涎を垂らし、
見開いた目の焦点は合っておらず、肉穴はすっかり緩んで私に纏わりついている。
顔には恍惚とした表情が浮かんでいる。
 触れ合わさった胸を通じて尼僧が震えるのが伝わってきた直後、
下腹部に、温かい何かが流れていくような感覚が生じた。
 何かと思って視線を向けてみたところ、湯気の立つ液体が見えた。
 黄色い液体だった。少し遅れて独特の臭いが鼻に飛び込んできた。
 間違いない。尼僧は失禁しているのだ。凄まじい快楽で全身が弛緩し、
そのせいで尿意を堪えることができなかったのだ。
 交わりの結果としてのこの放尿は女を犯した男にとっての勲章であり、
滴り落ちる小便は祝福の聖水である。私は誇らしい気持ちになった。
 だが、満足には到らない。私はまだ精を吐き出していない。
 一旦、尼僧との繋がりを解き、ぐったりとしたままの身体を俯せに転がした。
 強引に開脚させる。薄桃色に上気した尻から、その谷間、ほんのりと色づいた肛門、
種々の体液で汚れた会陰、微かに開いて愛液を垂れ流す桃色の裂け目までが露わになった。
 覆い被さり、裂け目に男根を押し当てる。尼僧が軽く身を捩るが、尻たぶを掴んで拡げ、
一息に腰を突き込んだ。
 既に充分に解れたそこは、何の抵抗もなく私を呑み込んだ。
 何の抵抗もなかったのだ。締めつけることも押し出すこともなく、
更には絡みついてくることもなく、ただ粘液に塗れた肉が触れてくるだけだった。
 快楽のあまり弛緩しきったそこは何の快楽ももたらしてはくれなかった。
まるで屍を抱いているかのようだった。
 何百回腰を振ったところで、これでは絶頂を迎えることなどできまい。
 この昂りをどこに吐き出せばよいのか。このやり場のない滾りを一体どこにぶつければよいのか。
 嘆息しながら何気なく結合部を見下ろしたその時、まだ使っていない穴があることに気づいた。
裂け目の上でひくついている愛らしい肛門は、まだ手付かずのままなのだ。
 裂け目から男根を引き抜いて身体を離し、改めて尻を見下ろした。
窄まりの中央が微かに開いている。ここも緩んでいるのだ。
これならばさしたる準備もせずに愛でることができるだろう。
 試しに人差し指を差し込んでみる。微かに締めつけてきたが、特に問題なく根元まで
差し込むことができた。
 中で指を曲げ伸ばししてみたが、尼僧は無反応だった。苦痛は感じていないようだ。
 指の本数を増やしていく。違和感に気づいたのか尻を振り出した。
 指が三本ほど入るようになった。そろそろよいだろう。
私は愛液と先走りでどろどろになった男根を小さな肛門に宛がった。
 自分が何をされているのか確かめようとしたのだろう、尼僧が肩越しにこちらを見た。
 尼僧が目を見開き、驚いたような表情を浮かべた。何事か言おうとした。
 私は尼僧が言葉を発するよりも先に行動を開始した。腰を突き出すと、意外に強い抵抗があった。
 微かに潜り込んだ先端は、しかしそれ以上先に進めなかった。排出するための穴は、
侵入者を頑なに拒んだ。どうやらこちらはあまり開発されていないらしい。嬉しい誤算だ。
 更に押し込もうとすると、尼僧の身体が震えた。空ろだった瞳には光が戻り、
弛緩していた全身は緊張し、腹の底から絞り出したような低い唸り声を漏らしている。
 尻をくねらせ、背筋を反り返らせるのに構わず、私は腰を沈めていった。
 掠れた悲鳴を上げ、尼僧が這いずって逃げようとした。
 私は覆い被さり、羽交い絞めにするようにして抱きついた。
 逃げようともがく少女を押さえ込んで犯す。これ以上に興奮をもたらす行為はなく、
これ以上に興奮をもたらす体位はない。
 尼僧は男根から逃れようとしているが、土台、私の力に敵うはずもない。その前進は完全に止まっている。
 耳元に顔を寄せ、試しに訊いてみた。
「ここは経験が浅いのか」
「は、初めてです……」
 肩越しに振り返った尼僧は、消え入りそうな声で答え、涙の滲んだ目で私を見つめてきた。
それは「どうかこれ以上は許して欲しい」という無言の哀願だった。
 その目を真っ向から見据えて私が覚えた感情は、憐憫でも罪悪感でもない。
 純然たる性的興奮だ。男根が膨れ上がっていくのがわかる。
尼僧が微かな悲鳴を上げるが、それすらも昂りへと転化されていく。

425 : ◆iQ7ROqrUTo :2008/04/24(木) 00:38:29 ID:E/BLJdo5
 少女というものはこうでなくてはならないのだ。組み敷かれながら未知の行為に怯え、
慄き、最後の抵抗を示さなくてはならない。そうでなければ少女を犯す意味がない。
 既に汚れたものを更に汚したところで何の快感にもならない。綺麗なものを汚すから心地良いのだ。
 私は尼僧の身体をしっかりと捕まえた上で、ゆっくりと囁いた。
「そうか。では、しっかりと力を抜いていろ。でなければ苦しいだけだ」
 尼僧の顔が恐怖に引き攣った。涙を零し、何度も何度も、慈悲を求めるように首を振った。
「ゆっくりと息を吐き出せ」
 私は腰を進めた。男根が窮屈な肉の環を押し拡げ、少しずつ潜り込んでいく。
 それにつれて、尼僧の反応が激しくなっていった。身を捩り、脚をばたつかせ、
肩を震わせて啜り泣いている。
 だが、それも長続きはしなかった。半ばまで押し込んでやると、もうすっかり諦めたのか、
或いは力尽きたのか、尼僧はぐったりと身体を床に寝かせ、全身から力を抜いた。
 私はその機を逃さなかった。力が緩んだ瞬間、一息に根元までを押し込んだのだ。
 尼僧が震え、声にならない声を上げて仰け反るが、私は躊躇うことなく抽送を始めた。
 腰を引くと、緊張状態にあった尼僧の身体から力が抜けた。
魂を引き抜かれてでもいるかのように身震いし、深い吐息を漏らしている。
 腰を進めると、脱力状態にあった尼僧の身体に力が籠もった。
歯を食い縛り、息を止めて男根の進入を受け容れている。
 腰を引くと、男根にへばりついた肛門が一緒に引きずり出されてくる。
 腰を進めると、引きずり出された肛門が押し込まれていく。
 腰を引くと、きつく締め上げてくる肉の環が根元から先端付近までを扱き上げる。
 腰を進めると、きつく締め上げてくる肉の環が先端付近から根元までを扱き上げる。
 速度を上げると身体に力が入り、声が大きくなる。
 速度を緩めると身体から力が抜け、安らいだような吐息が漏れる。
 私は尼僧の小さな穴に溺れた。尼僧が上げる悲鳴とも嬌声とも取れる声を聴きながら、
執拗に腹の中を貫き、掻き混ぜ続けた。
 する内、突然、尼僧が一際大きな声を上げて背筋を反らした。
 これまでにない強烈な締めつけが私を襲った。
 心地良い声と心地良い体温によって高められていた私は、心地良い締めつけによって止めを刺された。
 遂に二度目の絶頂が私の元を訪れたのだ。
 尼僧の小柄な身体をきつく抱き締め、腰をしっかりと押し付け、男根を根元まで捻じ込み、
ありったけの精をその腹の中に注ぎ込んだ。
 尼僧は身体を震わせ、掠れた声を上げていたが、やがて糸の切れた人形のように床に突っ伏した。

426 : ◆iQ7ROqrUTo :2008/04/24(木) 00:39:02 ID:E/BLJdo5
 私はその上に覆い被さり、余韻を楽しんだ。纏わりつく熱い肉が心地良い。
 だが、しばらくすると、男根が萎み始めた。続けて二度も射精したのだから、
当然と言えば当然だ。これが無垢な少女であればまだまだ三回、四回と続けられるのだが、
娼婦とさしたる差のないこの少女が相手では駄目だ。興味を失った相手と三度、四度と
交わることができるほどの若さは、残念ながら既に私からは失われている。
 身体を離して男根を抜こうとしたがその必要はなかった。括約筋の圧力に負けた男根が、
中に吐き出した白濁液、押し込んでしまった空気などと共に、下劣な音を立てて押し出されてきた。
「もうお前の役目は済んだ」
 脱ぎ捨てられた法衣で簡単に男根と下腹部を拭いながら言うと、尼僧が安堵の表情を浮かべた。
 それには構わず、私は侍に声をかけた。
「そろそろ出発するぞ。手早く済ませろ」
 年長の尼僧の尻を抱えた侍は、未だに腰を振り続けていた。
 侍は一時も休まずに責め抜いたのだろう。年長の尼僧は息も絶え絶えといった様子であり、
度重なる激突によってか、大きな尻は赤く腫れ上がっている。
 侍は私に頷くと、腰の動きを更に速めた。尼僧が泣き喚くような嬌声を上げた。
 侍の方はもう放っておいても構わないだろう。戦士とは違い、この東洋人は序列に対して忠実だ。
適当なところで精を吐き出し、我らの三つの掟の一つに則った処理を終えるはずだ。
 侍に指示を出した以上、私も私の仕事をしなければならない。
 衣装と武具を身に着け、出発するための支度を整えた私は、まだ横たわっている尼僧に近寄った。
「お前の役目は終わった」
 私はゆっくりと〈カシナート〉を抜き放った。
 鈍く輝く刃を目にした尼僧は、最初、「何が起こっているかわからない」
とでも言いたげな、呆けた表情を浮かべていた。
 しかし、私が剣を振り上げると、流石に理解せずにはいられなかったようだ。
絶望と恐怖に顔を歪め、見苦しく泣き喚いた。
「〈後顧の憂いを残すべからず〉。それが我らの掟だ」
 私は尼僧の細首目掛け、自慢の〈カシナート〉を振り下ろした。
 首と胴が泣き別れとなり、一瞬遅れて鮮血が床に広がった。
 悲鳴は上がらなかった。

427 : ◆iQ7ROqrUTo :2008/04/24(木) 00:39:44 ID:E/BLJdo5
ノシ

428 :名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:03:28 ID:B16CVa0L
>>392から続き。凌辱。


「まずはお口の中に唾をいっぱいに溜めなさい」
 魔物は口を陵辱する肉槍をさらに押しつける。
 少女は顔をかすかに反らし、舌で口の中にさらに分け入ろうとする凶器を押しのけようとするが、魔物は片手で後頭部を押さえている。
 もう片方の血に汚れた方の手で少女の頬を掴むように固定しているため、少女にはどうすることも出来なかった。
 それでも唯一自由になる舌でぷっくりと膨れ始めた肉の実を押しのけようと必死に抵抗するが、それは結果として涎の音をじゅぶじゅぶと垂らしながらの口腔奉仕にしかならない。
 口の中で淫猥な実はますます成長をし、怒張となって彼女の口を圧倒的な存在感で征服し尽くそうとする。
 肉の凶器がさらに熱を発して猛る。割れた肉の先から粘っこい粘液を吐き出し始め、少女の口の粘膜全てにまとわりつき染みこんでいく。
 そのあまりの熱さに少女戦士は抵抗の気力を失い、はずみで口からちゅぽんという水音を立てながら勃起が飛び出した。
 口を解放され、少女は思わず大きく息をつく。吐息に混じる淫猥な匂いに気がつき、悔しさと恐ろしさから瞳を滲ませてしまう。
 
「あらあら、もう入れて欲しくなっちゃったの?それならそれで良いわ。もう少ししっかりと舐めた方がいいと思うけれど、無理矢理オマンコにねじ込まれた悲鳴を聞くというのも悪くないし」
 心底楽しそうな笑いを漏らしながら、魔物はペニスをびくん、びくん、とふるわせて誇示する。
「でもいやらしくわたしのおちんちんにむしゃぶりついてくれる娘だったら、入れる前に優しくほぐして、なるべく痛くないように膜を裂いてあげるんだけど」 
 魔物は一歩少女の方へと歩み寄り、ペニスの根本に手を添えるとまるでどうするのか尋ねるかのように、その肉で出来た角を軽く振った。
 鈴割れからは透明な粘液がしみ出し、幹の部分は赤く充血している。全体にまぶされた少女の唾液で艶々と光り、青臭い匂いをさらに強く漂わせている。

「恥ずかしいのね。初めておちんちんをくわえてもらえて嬉しいでしょ。ああ、何て可愛い顔のなの。呆然としていながら諦観を滲ませているその表情。お姉さん、勃起が止まらないわ。ねえ、ぺろぺろして。美味しい飴をなめるように、おつゆをすすりながら舐めるのよ」
 迷う彼女の視界に、小さく動く魔物の爪が見えた。それは指の一つ一つが別の生き物のように蠢き、逆らったらどうなるかを明確に突きつけていた。

 少女は覚悟を決め、四つんばいのまま凌辱者へとにじり寄っていく。
 求められるまま生臭い露を浮かべた鈴割れに舌先を伸ばし、ゆっくりと舐め取った露を唾液で薄めて嚥下する。
「良いわよ。次はそうね、おちんちんを横から舐めてくれると嬉しいわ。ゆっくりと根本から先端まで何度もその可愛い舌と唇で磨きなさい」
 うふふふふふと悦にいった笑いと共に、少女に苛烈な奉仕を要求する。

429 :名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:03:58 ID:B16CVa0L
 どうすれば楽に舐められるのか。経験のない少女は四苦八苦しながら、顔を傾けて横笛を吹くようにくわえるやり方に気がついた。
 自ら奉仕の術を見つけようとする少女の痛ましい姿は、さらに魔物を喜ばせ、股間の陽根をさらに堅くさせていく。
 口の中にくわえるよりも心理的に楽なせいか、少女の口唇奉仕はたどたどしいながらも途切れることなく続き、
 一舐めごとに少女の抵抗の意志は削り取られていった。
 固く、熱く、粘つく感触に、少女の舌先は痺れていく。

 いつしか少女の思考には霞がかかり、気がつけば再び肉棒の先端をくわえて吸い付いていた。
「良い娘ね。素直でいやらしくて。ご褒美に好きなようにフェラチオさせてあげるわ。ゆっくりでいいからお口を動かして、おちんちんの先端をしごいてご覧なさい。下手でも許してあげるから、自分の好きな方法で舐めるのよ」
 優しく髪をすき、後頭部を撫であげる。先ほどまで死の恐怖を味わっていただけに、少女に抵抗する気力などありえなかった。
 恐ろしい魔物が見せた仮初めの優しさに少女は強い喜びと感謝を感じて、必死に肉棒から伝わる反応を口内に受け止め愛撫とすら呼べる熱心さで淫猥な奉仕を開始する。
 何度か喉の奥までくわえてしまいえずきそうになったが、口内に溜めた唾をじゅるじゅるとこぼしながら魔物のペニスを陶然としゃぶっていく。
 顎が疲れると動きを止め、先端からあふれ出し続ける粘液をすすりながらもごもごと舌先を動かして、肉の実の表面を磨いていく。
「ん…………ふぁ……む……あぁ…………はぁ」
 ペニスに犯された口から、吐息が漏れ出す。
 鼻にかかった淫蕩な響きが、ますます少女を高める。

 頬の内側にペニスをこすりつけ、口蓋の上側で先端部分を摩擦する。
「うん……あ……うぁ……ふぅ……あはぁ」
 既に漏れるのは吐息ではなく喘ぎ声になっていた。
「いやらしい声ねぇ。本当に淫乱な娘。処女なのに、見知らぬ相手のおちんちんをそんなに美味しそうにくわえて。口元が涎でべたべたよ」
 魔物の嘲りに満ちたからかいも、既に少女にとっては喜びをもたらす褒め言葉と化していた。
 ますます熱意を込めて、愛おしそうに今にもはじけそうな肉棒をしゃぶる。
 四つんばいになり持ち上げられた腰が自然に揺れる。
 まるで麻痺したままの仲間たちに誇示するように、自らの豊かな双球や中央のすぼまりやその下で白っぽい半透明の粘液を垂らし始めたピンク色の肉割れをさらけだす。

 うっとりとした表情で仲間の命を奪った魔物の汚らわしいはずの陰茎を舐め尽くさんばかりに、幼さの残る顔を紅潮させて動かし続ける。
「何ていやらしい娘なの。このヘンタイ」
 上から降る罵声が嗜虐の喜びを燃え立たせる。魔物に実を捧げることに、自らを貶める喜びを感じた。
 そう、自分はヘンタイだ。仲間を見捨てて逃げ出そうとした卑怯者だ。だから罰をいっぱい受けなきゃならない。
 いっぱい罰をもらうんだ。そうすれば自分は、また元通りの良い娘に戻れるのだから。
 仲間を見捨て、仲間から見捨てられたとの思いが、少女を自虐の快楽に酔わせていった。

430 :名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:04:46 ID:B16CVa0L
「最低の淫乱娘。毛も生えそろってないのに、そんなにおっぱいを膨らませて。乳首まで尖らせてるのね。
 ここまであなたのオマンコが漏らした発情汁の匂いが漂っているのに気がつかないの?
 お友達に見られているオマンコは今、どれだけはしたない濡れ方をしているのかしらね」
 少女の精神が崩壊しつつあることなど、当然わかりきっているのだろう。
 魔物は少女が求める罵声をご褒美代わりに吐き出し続ける。
「さあ、そのいやらしい穴を見せてご覧なさい。しっかりと見えるようにお尻を突き出して、自分の手で開くのよ」
 魔物の新たな命令に、何ら逡巡を見せずに少女は従った。
 名残惜しそうにペニスの先にキスをすると、四つんばいのまま旋回し豊かな尻肉を魔物の方へと突き出した。
 当然目の前には麻痺した仲間たち、それも少女が辱めた格好のままの同年代の裸の少女たちが並んでいる。
 …………みんなも濡れてる。そうか、いやらしいのはわたしだけじゃないんだ。よかった。みんないっしょなんだよね。
 ぼんやりとした脳裏にそんな考えが浮かんで、我知らず少女は笑みを漏らした。
 …………よかった。みんなといっしょ。みんなぱーてぃーのなかまだもんね。あ、なに。何かお尻に当てられている?
 にこにこと嬉しそうに仲間たちの未通の性器を眺めていた少女戦士の表情が、一気にこわばった。
 
 ぬちゅううう……
 何か狭い場所から、粘液が絞り出されるような音がした。
「あっ、あ! うくぅっ! いっ、ぐぅぅ」
 痛いと叫びそうになって、少女は耐えた。
 これは罰だ。自分だけ逃げようとしたから、みんなのかわりに犯されているのだ。
 痛みで正気に返ったが、続くさらなる激痛に、思考はあっという間に散逸した。かろうじて胸に残るのは悔恨だけだ。
「あはぁ。健気ね。良いわ、そう言うのって。お姉さん、泣き喚く娘も好きだけれど、おまんこを犯されているのに耐えようと意地を張る姿も大好きなのよ。ああ、何て気持ちの良い入り口かしら」

「ねえ、わかる? 今一番太いところが入口にはまったわ。これからゆっくりとあなたの中を味わってあげる。しっかりと憶えておくのよ。
 あなたの処女を奪って、だれも触ったことのないヒダヒダにおちんちんをこすりつけたのはこの私。
 あなたが初めて愛液を塗りたくったのは私のペニスなのよ」
 さらに奥へと魔物は腰を突き出していく。

431 :名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:05:34 ID:B16CVa0L
 少女のアソコはペニスの先端を押し返そうと、必死に硬く道を閉ざして抵抗する。
 少女の全身を冷たい汗が包む。噛みしめた口から苦鳴が漏れでそうになるのを、少女は眉をしかめ苦痛に顔を歪ませながらぎりぎりでとどめた。
 痛みから逃れるためか、少女は身をよじり仲間の方へと進むように手足を動かす。
 だが、がっしりと腰を押さえた凌辱者の両手が、ゆっくりと彼女の腰を引き戻していく。
「くぅぅぅぅ……」
 彼女が痛みを逃そうと、息を吐き出したときだった。
 ずにゅうッ!
 見計らったかのように強姦者は肉の槍を突き出して、少女の最後の守りである輪状の膣ひだを貫いた。


「い、痛いッ痛い、痛い痛い痛い!! イタイ、イタイっ!」
 体が二つに割れるような痛みに、ついに少女の心が敗れ去った。
 苦痛に悶え、股間を引き裂く痛みに涙があふれ出た。
 灼熱した槍が、股間からお腹を抜けて、のど元まで突き破ったかのようだ。
「い、痛いよぉ。……ひどい………やめてぇ…………つらいよぉ」
 届くはずもない懇願を何度も繰り返す。

「あら、痛かったかしら? そう言えば私のおちんちんが真っ赤ねぇ。とってもきれいよ、貴方の処女の雫。ほら、こうするともっときれい」
 半ばまで埋めた肉棒を、魔物はゆっくりと引き出した。
 めいっぱい広がった大陰唇の間から、破瓜の血にまみれてまだら模様の肉茎がゆっくりと抜き出されていく。
 処女の結合部を見ると、サーモンピンク色の肉の輪が肉茎を取り巻いている。膣から引き出された処女膜が、ペニスに絡みついているのだ。
 純潔を奪われた直後特有の光景が、奪われた少女自身の目の前に浮かび上がる。
 魔物が幻影を使い、少女を犯した証を本人に見せつけているのだ。
 そしてそれは麻痺したままの仲間たちの眼にもしっかりと焼き付く。

「ふふ。今あなたのオマンコ、きゅんって締まったわよ。ざらざらした肉粒も立ち上がってとっても気持ちいいわ。
 貴方のオマンコはね、入口近くからひだが絡んで、途中のでこぼこがいい具合よ。ほか、私のおちんちんの傘にしっかりまとわりついてる。
 あらあら。どうしたの? 自分のオマンコの中を教えてもらって興奮したのかしら。はしたない膣がうごめいて、おねだりをはじめたわ」
 容赦ない責め句が、次々と少女の耳を汚す。
 幼い狭穴がぐにゅぐにゅと本能に従って反応し、ますます自分の体を割広げる肉茎の存在を確かなものにしてしまう。
 逃げたい。そう思って、体を動かしたときだった。

432 :名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:05:55 ID:B16CVa0L
 偶然にも挿入とタイミングが揃って、未熟な子宮口に亀頭があたってしまった。
 ヌチャ!
「ぅあ! あふ!」
 少女は確かに自分の胎内から響く音を感じた。
 それは凄まじい未知の感覚、すなわち性的快感を伴っていた。
 我知らず背中を反らす。当然豊かな臀部が突き出され、中身を陰茎によってこすり上げることになる。
 先ほどまでみっしりとあわさり侵入者を防ぐだけだった膣壁が、ペニスを絞り出すように動き中に射精するように促しはじめた。
「っ! 奥が感じる娘なのね。いきなりおちんちんを気持ちよくして。一気に熱い雌汁がたれてきたじゃない」
「あ、あっ、奥! すごい! いや、怖い!!」
 少女は快楽をどう受け止めて良いのか分からず、頭を激しく振る。
 だが正直な体が、本能のままさらに腰を押し下げ、白い双球をさらに引き上げて深い挿入を求める。
 子宮口に硬く勃起したペニスがあたるたびに、中のひだがうごめく。
 精液をねだって喜びの蜜を吐き出し、自分から腰を前後にゆすっては雁首が与える刺激を貪欲に求めはじめる。
「うぅん、もっとえぐってぇ! お姉さまぁ! もっともっとぉ!」
「いっ……すごい!……うふ、んぁ……っあ、ああああん!!
 ん……くはぁ、あっあっぁ! い、いや、やめ…っふあああ!」
 完全に自らの性器が産み出す快楽に堕ち、少女は一気に絶頂へと駆け上っていく。
「ん、ぁぁあぁあああ、はぁああ……
 ゃぁぁあん、はぁぁぁ、ああ、んっ!
 や、やだ! いやぁ! 止めて!許して!助けてっ!」
 あまりの快楽に恐怖を憶えたのか、少女は腰を何度も左右に動かして、必死に逃げ出そうとする。
「うふふふ。いくのね。可愛いわ!良いわよ、いかせてあげる。たっぷり出してあげる!!」
 少女との結合部から、白いあぶく混じりの粘液がしたたり落ち、激しい抽送を開始した肉槍の表面を磨いてく。
「やめてっ! もう許し、て、くださ……い……んぁぁぁ! だめ、いくいくいく! 怖い! いやぁぁぁっ!」
 尿の匂いに汗の臭い、そして錆びた鉄の匂い。
 それらを圧倒して、少女の発情した淫臭が玄室いっぱいに広がる。
「ふ、深いッ! や、怖い! だめ、オマンコ! オマンコだめ! いいっ! 気持ちいいの! だめ、だめ、だめぇぇぇぇぇぇぇっ!」
 いやいやと激しく拒否しながら、少女は絶頂を迎えた。
「ん!いいわ!でちゃう!!出ちゃうう!!」
 同時に絶頂を迎えた魔物が、最後の一突きを最奥へとねじりこむ。
 激しく締め上げる膣内に、魔物が容赦なく精液を注ぎ込んでいく。
 女の本能に従い、少女の未成熟な性孔が犯した相手の精液を吸い上げて、子宮へと運んでいく。
 …………犯されちゃった。
 膣から流れ落ちた粘液が太ももを伝うのを感じて、少女は自分が完全に汚されたことを知った。


433 :名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:10:06 ID:B16CVa0L
とりあえずここまで。

次回続くなら、エロ抜きかも。
書きたいエロは酒場であった酔っぱらい盗賊娘と女君主のエロ。
書きたいエロ以外のシーンは魔物にぼこぼこにされるアーノルドとそれを見たシニストラリの反応。

434 :名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 02:11:51 ID:m3u9s2V4
おお、お二方ともGJ!
やっぱエロければ正義だ

435 :名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 07:42:09 ID:Nayh1n01
>>417
ちょっともう少し間を空けて投下すべきと思った。
荒れやすい話題の後、すぐにその話題を含んだ話を投下するのは、
狙ってやっていると疑われても文句は言えない。
話自体はグロ・陵辱好きならOKだと思うが好き嫌いがあるからな。

436 :名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 12:55:29 ID:52t6sFd8
読まない方が幸せな条件に当て嵌まらないので読んだんだが、なんだかなあ

>>433
こっちも間をあけて、他人の直後は避けて投下しろよと思うが
この場合どうでもいい感も

437 :名無しさん@ピンキー:2008/04/24(木) 21:43:02 ID:kMAWa90I
>>435-436
お前ら落ち着け。せっかく投下されたのに文句いってどうすんだw

俺ら乞食は頂ける物ならなんでも喜んでいただくもんだろ?

>>417
イイヨイイヨー。俺もグロ属性ありなんで非常に楽しめた
ロード良い性格してるわw
続きがスゲー楽しみ

>>428
これまたいいな。麻痺しちゃってる三人はどうなるのか?とかアテナはどうなるのかと楽しみっすわ

438 :名無しさん@ピンキー:2008/04/25(金) 22:34:50 ID:PKUP16rm
>>427
グロ好きではないがNGでもない口なので良かった。雰囲気感じた。GJ!
>>433
GJ! 期待に違わぬ濃いエロスで満腹。個人的にはエロ無し挟んでもおk

439 :名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 00:14:10 ID:H83Jgdp1
保管庫が全然更新されてないが、保管庫の中の人何かあったのかなあ。

440 :名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 03:44:57 ID:ZzdQ55ci
あれだけ色んなスレを保管していれば、遅くなったりするんじゃ?
とボケかけたが、ここは専門保管庫あったっけか

441 :名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 11:37:06 ID:fcpIBF4i
投下ラッシュからまだ一週間もたってないんだぜ? だぜ?

442 :名無しさん@ピンキー:2008/04/26(土) 19:58:01 ID:H83Jgdp1
いや、でも、新スレ移行したことすら反映されてないしなあ……
どっかで事故ったとかじゃねえだろうな、ハイウェイマン。

443 :名無しさん@ピンキー:2008/04/27(日) 22:37:23 ID:wl0D5IJq
なるほど、主張したいことがあればエロSS書いてうpするのがこのスレ的には正しいか
ああだこうだと不毛なレスは、別にこのスレで無くても構わんからな

444 :名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 00:01:47 ID:eG/D2Y1B
……それもどうかと思う
つーかなんでそういう結論になる?
そういう発言も荒れの原因になるぞ
エロSSと主張をゴッチャにするな

445 :名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 00:39:13 ID:4wXGQjf2
いい加減スルーしろってば

446 :名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 01:08:47 ID:M5S5S2un
>>443
要はそれで唸らせるだけのSSを書けるかどうか
荒らすだけならお断りする
書き手の嫉妬はみっともない

447 :名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:26:43 ID:mdayDJIQ
エロ無し。
エロがないのはいやな方はIDで消しておいてください。
必要な前振り部分を書いていたら長くなっちゃいました。


「こいつはひどいな」
 思わず扉を開けた盗賊が声にする。
「とりあえず通路を確認しましたが、いまのところ探索者たちは見つかっていません。この階層には今は我々以外はいないようです」
 そう玄室に集まったものたちに声をかけた。
 迷宮上層部。奥まった玄室の中で守護者たちが惨状の確認を行っていた。
 まず目についたのは壁に貼りつけられた三人の全裸の屍。その全てが喉だけでなく腹部までぽっかりと穴を開けている。
 両手、両足、そして心臓部を金属光沢のある杭で貫かれて壁に固定されている姿は、迷宮内を巡回する魔物にとっても眉をしかめるに値するひどさだった。
 他には玄室の奥の方に侍らしき死体も転がっている。そばには武器も落ちていた。

 定期巡回を行っていた雇われたちが惨状を発見したのがつい先ほどのことだった。
 ちょうど打ち合わせにきていたアーノルドから実況を確かめるために現場に立ち会いたいとの希望が出された。
 日頃からうさんくささを感じてはいたが、主から便宜を図るように言われている吸血鬼たちはそれを受諾することにした。
 玄室内には指揮を執る吸血鬼たちをはじめ、痕跡を探る盗賊、死者の状態を確かめる僧侶、魔術の痕跡を測る魔術師たちが忙しくそれぞれの作業をこなしている。

「死者降霊によるインクエストは無理のようです」
 壁の屍体を調べていた僧侶の一人が、吸血鬼に現状での診断結果を報告する。
 迷宮で死んだものは短時間で雑霊が取り憑き、本来の魂が呼び戻しにくくなる。
 ただ、冒険者のように生命力や運気を鍛え上げていればいる程、肉体に魂を帰還させるのは容易くなるのが一般的だ。

「ロストということか。余りに早いな」
 吸血鬼が不信に思うのも無理はなかった。迷宮上層部であれば雑霊もそれほど強力ではないし、死霊の類もうろついていない。
 それに現場の状況を見る限り、肉体が腐敗を起こしてもいない。
 これなら寺院に持っていけば即座に多重呪文による蘇生儀式が行われても何の不思議もない。
 肉体の大部分、特に内臓を喰われているのは蘇生率には響くが、そもそも魂が失われていなければ灰から復活できる事例すら存在するのだ。

「単純な事さ」
 玄室の隅、倒れた侍のそばに立つ部外者が静かに呟いた。
「どういうことだ。何か見つけたのか」

448 :名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:28:04 ID:mdayDJIQ
 副官の吸血鬼が赤い眼をむけ、半ば詰問するように声を荒げる。それに呼応するかのように吸血鬼たちが隊列を組むようにアーノルドを囲む位置に移動しはじめる。
「単純なことなんだよ。この玄室の中に魂を残しているのはだれか。それを考えればすぐにわかる」
 足下の死体につけていたマントを被せ、吸血鬼の方へ数歩だけ歩み寄る。
「何を言っている?こいつらの魂は残っていないと先ほど結果が出たことも聞いていなかったのか」
「ちょっと殺気立たないでください。気配を探れなくなるじゃありませんか」
 調査に協力を申し出ていたシニストラリ以下数名のサッキュバスたちが吸血鬼とアーノルドの間に割り込む。

「この玄室を見渡して、魂を持っているものをもう一度確認してみれば、おおよその見当はつくぜ」
 シニストラリの肩に手を当て、自分の後ろに引き戻す。他のサッキュバスたちも下がらせたアーノルドは指揮官の吸血鬼を臆する様子もなく見つめた。
 吸血鬼には瞳に幻惑の力を宿すものもいる。闇に潜み夜を歩く屍者たるその存在を直視するのは危険な行為だ。

「……何が言いたい。我らを疑うのか」
 指揮官の口から白い冷気が漏れる。同時に前衛にたった吸血鬼たちの爪が伸びる。明らかに殺気だった行動だ。
「そこの僧侶、魔術師、そして盗賊連中。これぐらいだろ、あんたの配下で魂を持っているのは。
 吸血鬼は魂を持たない。感染が進行する前の初期段階なら源流の親を叩けば人に戻るが、完全に吸血鬼になったあとでは魂は戻らない。
 そこの哀れな犠牲者連中は感染してから心臓を貫かれたのさ。それなら魂がこの短時間で消えちまっている理由になる。
 最近迷宮に出入りしてるんだろ、よそ者の吸血鬼がさ。そいつを追って高レベルの君主までやってきてる。二重に頭が痛いところだな」

「馬鹿な! わざわざ自分の子を増やしておいて、それを滅ぼすなどそんな馬鹿な真似をするやつがいるか!」
 指揮官の嘲りに満ちた反論に、シニストラリは愛しい男の袖口を不安になり握りしめた。
 自分の配下の使い魔からの報告で、アーノルドが街で若い女を引っかけていることは知っている。
 しかも連れ込んだとおぼしき界隈の廃屋から、血まみれになった部屋も見つけている。
 今回の犯人と、アーノルドの行動には共通点があった。
 街では食い尽くしても、迷宮ではそんな手間をかけない。そういわれるのが怖くて吸血鬼たちには知らせていない。
 いざとなれば指揮官の吸血鬼はアーノルドを殺すことをためらわないだろう。疑いの目を一つ減らせると言うだけで戦闘行動に入ってもおかしくはない。

「まあ、そんなに焦るなって。壁にオブジェを飾ったやつが変わり者だということを納得さえすれば良いんだ。第一子供を残しておけばあんたらの目につかないはずはないだろう。目的ははっきりしないが、こいつは子供を増やしたくない理由があるらしい」
 袖を掴んだシニストラリの握り拳に、手のひらをそっと重ねながらアーノルドは陽気に喋る。
「宝箱の方にも細工をしてあるんだろうさ。多分探索者に抵抗させないように、都合の良いタイプの罠が設置されていたはずだ」
 どうだ、という問いかけに、盗賊は『おそらくスペルブラスターでしょう』と答える。

「この侍は運良くそれに引っかからなかった。だから殺され方が違う。最初にこいつを始末したんだろう。
 その間に残りは逃げ出したんだろうな。となると街の方を探る必要が出てくる。そこでだ。この死体を使わせてもらうぞ。
 調査料は安くしといてやるぜ。基本は一日500GP。必要経費は実費を後日請求が相場だな」

449 :名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:29:07 ID:mdayDJIQ
「なあ、シニストラリ。どうも怒っているようだが、俺は何かしたのか」

 迷宮の隠し通路、主に迷宮住人に利用される寂れた回廊を歩きながら、アーノルドは腕に爪を立てたままとなりを歩く美しいサッキュバスに恐る恐る声をかけた。
 玄室からの帰り道、シニストラリは一言も言葉を発さず、かといって離れるわけでもなくアーノルドの腕を抱えたまま寄り添い続けている。
 侍の死体は雇われたちのパーティーに処置を命じてある。うまくいけば今回の騒動を収める鍵になるはずだ。

「なあ、シニストラリ。俺が悪かったから許してくれ」
 訳もわからないままついには謝罪のし始める。
 他のサッキュバスたちに聞いてもくすくすという笑い声や溜息が帰ってくるだけで、しかもその度にシニストラリの爪が腕へと食い込んでいく。

「……本当に、悪いと思っているのですか」
 握る力を緩めて、下から顔を見上げながらシニストラリが聞く。緑色の眼が魔法の灯りを反射し、心配なのかかすかに潤んでいた。
「ああ。もうちょっと場の空気を読むべきだった。おまえたちを危険にさらしたのはマズかったな。俺一人じゃないってことを、ッ痛。
 シニストラリ、刺さってる、刺さってるって。ちょっと落ち着けって。な、何この空気ッ! みんな何で離れテルノデスカ!?」

 シニストラリはアーノルドの方に額を当ててうつむくと、爪を再度立て始めた。
 それだけでなく、背中に魔力が集中し翼や尻尾が実体化しはじめている。
 極小の可能性ではあるが探索者に遭遇したときのことを考えて擬態を施していたのだが、それを解きはじめようとしている。
 周囲を歩いていたサッキュバスたちが全員少しずつ離れて立ち止まる。まるで円陣を組んでいるかのようだ。

「流石にないわね」「そうねぇ。いくらなんでもね」「わざとかしら」「わざとなら直せるから良いけど」「多分本気」「あーあボク知らねー」
 どうにも周囲が助けを出すつもりが無いことだけはよくわかったが、その原因がまるっきりわからない。

「あらあら……少しは反省いただけたと思ってましたが…………まるっきりお分かりいただけなかったのですね。
 わたくしあまりの悲しみに、はしたなくもあちらの世界から本体を出してしまいそうですわ。
 自分が危険なことにここまで鈍感だなんて、いっそうのことあちらに連れ帰ってしまおうかしら。
 ふふふ……そうすれば一生私のそばに……他の女性に目移りなどしなくなって……ふふ、子供は三人は欲しいですわね……」

「何かあれだな。今後の運命が自分の知らないところで決まりかけているような気がするが。おーいシニストラリ帰ってきてくれ」
 何度も声をかけるが、シニストラリのつぶやきは止まることなく果てなく続いていく。

450 :名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:30:20 ID:mdayDJIQ
「見てられないわね」「そろそろ止めないと」「教えて良いのかしら」「被害に遭うのは彼だけだから良いでしょ」「自業自得」「んじゃ」
 目線で会話をまとめると、サッキュバスたちが声を揃える。
『アーノルドさん、お姉さまを止めたいのなら、耳を触りながら頼んでみたら』

 周囲からの声に、現状を打破するべく従う。
 柔らかくなめらかで魔法の灯りを反射するブルネットをかき分け、かすかに尖った耳をあらわにして、指先で輪郭をなぞり柔らかさを確かめる。
 指で外周部をなで下ろし、そのまま耳たぶを経由して耳介をなで上げた。
 びくりとシニストラリの肩が震え、腕をさらに握りしめる。だがそれは爪を立てるものではなく、どことなくしがみつくようなものだった。

「なあ、シニストラリ。頼むから、機嫌を直してくれよ。お前が怒っていて、笑ってないのはいやなんだ。なあ。頼むよ」
 耳元で話すのだからなるべく抑えた声で、ゆっくりと頼み込む。
「俺が気がきかないから、いつもお前を怒らせているな。でも許してもらいたいんだ、お前には。だから、話してくれ。なあ、シニストラリ」
 俺の声が耳朶にかかるたびに、シニストラリの肩が震える。いつのまにか魔力は霧散し、体全体をぴたりと重ねるような格好になっていた。


「…………いいですわ。今回は許してあげます」
「そっか。ありがとうな!」
 先ほどまでの怒りのためか、こちらを見つめる緑色の泉からは涙がたまってこぼれ落ちそうになっているが、その口調は穏やかだった。

「見せつけてくれるわね」「妬けるわねぇ」「それはどちらにかしら」「どちら相手でも怖い話ね」「職場恋愛」「娼館で?」
「う、うるさいです! それよりも、先ほどの玄室で少し気になることを見つけたのですが」
「壁の屍体に何か痕跡でも残っていたのか」
 玄室の状況を思い浮かべながら尋ねる。シニストラリたちは僧侶たちに混じって屍体やその周辺を調べていたはずだ。

「はい。その、私たちにしか見つけられなかったようです。あの三人の体から精液の匂いがしました。それらと別の精液の匂いも残ってました」
 なるほど、確かにそれはサッキュバスならではの感覚だろう。
「陵辱してから殺したか。女だけのパーティーを襲う理由はそれだな。しかし複数の匂いというのがよくわからない。
 まてよ……ああ、そうか。盗賊がグルなら話が繋がるな」
 おそらく吸血鬼は配下をパーティに潜り込ませ、あらかじめ用意しておいた罠にわざと引っかからせるのだろう。
 それなら奇襲するタイミングも計りやすい。

「とすればパーティ編成から絞り込めるか。玄室の三人は体つきからしてマジックユーザーだろう。僧侶、魔術師、司教あたりだ。
 裏切った盗賊、前衛の侍。ん、一人足らないな。まさか五人で入ったのか?」
「そうですね。吸血鬼の噂を知っていれば、女だらけの編成でなら六人揃わなければ無謀すぎると言うものです」
 シニストラリも首を捻る。
 パーティーのバランスを考えても、あと一人前衛がいなければおかしい。

451 :名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:32:00 ID:mdayDJIQ
「あのー。ちょっといいですか。私精液の匂いはよくわからなかったんですけど、愛液ならしっかり嗅ぎ分けました。匂いは五人分でした」
 サッキュバスの一人が、おずおずと手を挙げて発言する。何故に挙手なんだ?
「あんたそっち専門だしね」
 仲間のサッキュバスが、何故かその娘と距離を取りながら呟く。
「はい! あの三人の他に二人分匂いがありました! けっこう濃い匂いなので、多分そばで嗅げばダレなのかわかると思います!!」
 いかにも自信ありげに薄い胸を張る。シニストラリをみると、苦笑して『レズなんですよ。そっち方面ではかなり売れてます』と教えてくれた。

「他に二人と言ってもな。侍と逃げた盗賊あたりじゃないのか」
「いーえ! 侍娘さんのおまたからはおしっこの匂いしかしませんでした。他に二人濡れぬれのおまたがあそこには居たんです!!」
 ……まあ、信じよう。そうなると、さらに話がわからなくなる。吸血鬼の眷属か?

「わからないな。吸血鬼のやつが仲間を連れていると言うことか」
「たぶん、ふたなりさんなのではないでしょうか。そうすれば精液も愛液も両方漏らせますよ」
 また別のサッキュバスが何故かうっとりした顔をしながら話す。微妙にスカートの前部分が盛りあがってる気がするが気にしない方が良いようだ。

「あの娘は、両方もちなんです。貴族や大商人の奥方からご指名を受けてますね。ふたなりやレズは男性を引き込んでいるのをみられたくない層に人気があるものですから」
 シニストラリが丁寧に教えてくれる。微妙に吐息が熱くなって、唇が艶々とし始めているのに危険を感じないでもないな。
「そっかぁ。となるとあれじゃん。吸血鬼を追ってきた女君主のアナテってやつもさ、昔吸血鬼に襲われて、たっぷり犯されたとかそういう話だったら萌えるな! うはぁぁぁ。濡れてきた! 早く帰ろうぜ! 仕事したくなってたよボク」
 何とも馬鹿な子が一名いますよ、シニストラリ。
「お馬鹿な娘ほどかわいいものですわ。小動物を愛玩するような方々から毎日贈り物が届くのですわよ、あの娘」
 
 迷宮の入口に繋がる扉が見えてきた。
 まずは侍娘を手はず通りに運ぶ。そのあとは君主のアナテに会ってみるとするか。裏切った盗賊はあいつにでも聞けばいいか。
「ま、とりあえずは休んでからにしたいな。シニストラリ、晩飯は何かな」
 機嫌を直したのか、ニコニコと微笑む彼女の手を握ったまま、俺たちは家路についた。


とりあえず前振り1です。
前振り2のあとでようやくエロに入れるという。
何という遅筆。

452 :名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 22:39:14 ID:ZgYgX3sA
シニストラリ可愛いじゃないか(*´Д`)
GJ!

453 :名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:31:57 ID:gIsDQ+8h
早くも続編GJ!
名無しの僕っ子サキュバスもなかなか(*´Д`)

454 :名無しさん@ピンキー:2008/04/28(月) 23:35:54 ID:iRFKjENQ
レズの子が可愛いw

455 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 00:04:49 ID:icfOcTKl
これは人間達と上手くやっているいいサキュバスですね。
地上に出るときはシニストラリ達は服着てたみたいですけど、現場検証中はやっぱり全裸?
モンスター達の中にもちゃんと人間世界のようなルールがあるのをこんな形ではっきりと書いたのは新鮮でした。
今回登場したのは警察みたいな組織でしたが、人間とモンスターの共存体制も暗黙の了解事項として成立しているんでしょうね。
そういえば深い意味はないんですがサキュバスって背中の翼がないとビューティや裸忍者と殆ど変わりませんね。
いや、なんとなく思ったもので、シニストラリとアーノルドのエッチも楽しみにしてますから。

456 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 01:08:57 ID:xX9pHxZI
みんな自重してるんだから関係ないのにそのワード出すの自重。

457 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 02:59:17 ID:D+8jpeXF
深い意味が無いなら書き込むなボケナス

458 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 06:30:49 ID:VqcVZ/t/
>>455
消えろカス

459 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 09:58:52 ID:wMn/Uiv8
悪気はなかったんです。
何分ここに来て日が浅くて……。
本当にすいませんでした……。

460 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 11:27:54 ID:5dc7lF1B
日が浅くてこの発言できるのか、すげーなw

461 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 12:41:19 ID:U5z/LHQt
エロ無しは悪だろ

462 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:28:14 ID:CGMJHzgt
前振り2-1。
>>451からの続きです。
ちょっとだけ微エロ。

463 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:28:45 ID:CGMJHzgt
 都市内に落日の前触れを告げる鐘が鳴り響きはじめた。
 城壁により日は遮られ、都市は早めの夜を迎え入れる。
 鐘の音は都市の住人には夜の訪れを、近隣の街道には城門の閉鎖を知らせるものだ。
 故にこの時間、街道に繋がる門のそばは大いににぎわう。
 早めに都市についたものは便利な中心部の宿を選ぶが、閉門間近に都市内に入り込んだものは城門近くの宿に泊まることになる。

 そのため城門そばの広間は簡易バザーの用になっていることが多く、市民が冷えた果汁酒や蜜菓子、あっさりとした味付けで焼き上げた鶏肉や芋の素揚げなどを移動式の屋台で出している。
 あちこちのベンチは流行歌の歌い手に聞き惚れる旅人で完全に埋まり、近隣屈指の大都市である城塞都市はいよいよのにぎわいを見せていた。
 そんなお上りさんや商人たちに混じり、短めのスカートをひらひらとさせながらうろつく少女が居た。

 かすかに目にかかる長さのビターチョコ色のショートヘア、ひらひらとした長袖のシャツは丈が短くへそのあたりで終わっている。
 かなり短いスカートは立っていればぎりぎり下着を隠すが、動き回っている今の状態では、むしろ下着を時折隠して強調させる役目しか果たしていない。
 そんな彼女が快活な笑みを浮かべながら酒を注いでまわっているのだ。
 取引がまとまった商人たちは気前よくチップをウェストのベルトに挟んでいった。もちろん腰や尻を触るのは忘れない。
 その度に少女は「もー、いけない手なんだから」とか「感じちゃうからだめでしょ」とかいなし、さらにグラスに酒をついでいく。
 しばらく広間を周回し数本の空き瓶を作り出すと、彼女は本日最後の仕事に向かった。

 狙いは酔っぱらった商人と談笑している背の高い男だった。
 商人たちに負けず劣らずよっているのか、先ほどから脚がふらついて妙なダンスを踊っているかのようだ。
 目的は腰に無造作に引っかけられた財布袋だ。
 男はそこから無造作に貨幣を出しては屋台の周囲にいる客に食料や酒を奢り、お上りさんにお土産を持たせ、町娘から花を買っては色々な女性に手渡している。

「どこかのお大尽か、酔って気が大きくなった商人という所ね。そんなにお金を使いたいなら、アタシが使ってあげるからね」
 足音を忍ばせて近づいていく。
 迷宮で鍛えた隠身だ。手練れの盗賊である彼女からすれば、酔客の懐抜くなど余りに容易い。
 何気ない様子で広場の曲芸人たちの芸を眺めながら男の後ろを通りすぎ、彼女の体で男の財布がだれの目からも隠れた瞬間、中身に手を入れてスリ取ろうとした。
 確かに財布の中に入ったと思った手が、なにやら金属とは異なる感触に触れる。失敗に気がついたときには手首をがっと掴まれていた。

464 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:29:20 ID:CGMJHzgt
 瞬間息を吸い込み、大声を上げる。こうなれば悲鳴を上げて女としての武器を使って誤魔化すまでだ。
「「いやああああ! ちか『痴女』よおおおおおおおっ!!!」」
 彼女の声に被さり、彼女の声を完全に打ち消して男が叫んだ。
「やめてぇぇぇぇ! そこはお宝なのよぉぉぉぉっ!!」
 男は彼女の手首をがっしりと掴みながら、いやんいやんと悶えるように頭を振っては叫び続ける。
「え? えぇぇっ!! いや、その違ッ、アタシはそんなもの触るつもりじゃなくって!!」

 パニックに陥りながら、盗賊少女は必死に弁明をしようとする。
 だがそれは余りに危険な行為だ。痴女としてなら笑ってすませればよかったが、そうではないという。
 では男の腰回りを探る理由は何か。
 そうなるとだれしもがスリと思い浮かぶだろう。
 お上りさんのあふれるこの広場で、他にスリが居ないはずがない。

 となればそいつらは保身のために商人たちを煽動し、彼女を官憲に引き渡すどころか私刑を下す可能性すらある。
 まして露出を多くして男たちの視線を誘導する格好をしているのだ。暗がりでたっぷりと遊ばれるのは容易に想像がつく。
 一瞬で複数の男たちに強姦される自分を想像して、少女は血の気が引いていくのがわかった。
 ……まずいよ、どうしよう。犯されたりしたら。スリなんかするんじゃなかった。

「何てな。だめよ、お嬢ちゃんたら、いけない娘何だから。ほら、あわせてあわせて」
 聞き覚えのある声だとようやく気がついて、自分の手を握る男をみる。
 男は左手で彼女の手を股間に押しつけ、右手はというと高らかにあげて、珍妙な踊りを舞い始めている。
「ほら、こっちのリズムに合わせて踊って。でないと広場のあちこちのやばい連中が気がついちゃうぜ?」
「……アーノルド? 何でアンタが」
 小声で男の名前を呼んだ。

「いいから、いいから。ほれほれ、ほれほれ! ほーい、ほい!」
 彼女の手をぶんぶんと振り回し、珍妙なステップを踏む。
 広場の隅で音楽を奏でていた楽師たちにむかって金貨を放り投げ目配せをした。
 さすが路上での即興演奏を生業とする楽師たちは、アーノルドのリズムに合わせて愉快な戯れ歌を奏で始めた。
 こうなるとあとは酒や空気に酔った人間たちだ。
 好き勝手にそこいらの相手と踊り出し、広場はさらなる喧噪に包まれていく。

 アーノルドは少女を抱えてぐるぐると回転しながら、広場のあちこちにいる女たちに近寄っては囁く。
 女たちはにやっと笑うと手近な酒場に飛び込み、酔客や踊り子を次々と連れては広場で踊らせはじめた。
「さて、このぐらいでいいだろうな。ああ、勘定はこれで払っておいてくれ。それで出せる分、酒も食い物もじゃんじゃん振る舞ってくれよ」
 アーノルドに金貨を渡された酒場の主人たちは、満面の笑みを浮かべて各々の酒場へ注文を怒鳴りつける。
「本日は支払い気にせず、たっぷりやっておくれ!!」
 アーノルドに声をかけられた女たちが、奢りと叫びながら酒やつまみを次々と運んでいく。
 その喧噪に紛れ、アーノルドは少女を抱えて広場をゆっくりと離れていった。

465 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:30:01 ID:CGMJHzgt
「ね、ねえアーノルド。あんなにお金使って良かったの? 助けられたのは感謝するけどさ、アタシあんな大金返せないよ」
 アーノルドが案内した店に入り、カウンター席に座らせられた盗賊娘が、おずおずと申し出る。
「くくく。金がないんならスリなんかするなよ。俺じゃないやつに気がつかれたら、今頃は両足開いて謝っているところだぜ」
「ちょ、ちょっと。声が大きいよ。みんなに聞こえちゃう!」
 スリという単語にびくりと震え、となりに座って楽しそうに話す男に密着して小声で抗議する。
「大丈夫だって。ここの酒場は特殊でな。酒場専属の僧侶がところどころに【沈黙】をかけてるんだよ。テーブルの声だって聞こえないだろ」
「ぅぇ? あ! 本当だ! スゴイ!」
「その分チャージ料は馬鹿高いがな。なんだ、ずいぶんと殊勝な顔も出来るんじゃないか、ウィルヘルミナ。
 気にしなくていいぜ。この前の情報料で相殺してやるよ」
「で、でもさ。借りっぱなしな感じで、そういうの好きじゃないんだよ」

 ウィルヘルミナと呼ばれた少女は、店の雰囲気に気圧されているのか居心地悪そうに辺りをちらちらと見回す。
 その視線が離れたカウンター席に向いた途端固まった。
 身なりのいい服を着た男女の客だったが、明らかに様子がおかしいのだ。
 男の左腕は女を抱えるようにして左の胸を揉みし抱いている。右腕は両足の間に入り、小刻みに揺れている。
 女はというと、うつむいて体を震わせていて、その手は男の手を抑えているようだ。
「あ、あ、あ、あーのるど? あれってまずくない?」
 頼んだナッツ類の数を何がしたいのか数えるアーノルドの袖を引っ張り、ウィルヘルミナは助けを求めるようにか細い声を出した。
「31、32,33。ん、そうか。だったらよく見てみるんだな。本当にやばそうだったら教えてくれ。34、35」
 アーノルドはナッツを数える作業に戻る。

 視線を戻すと、既に女の左胸ははだけられており、男は乳首を親指と人差し指でつまんで転がしていた。
 【沈黙】の効果により声は届かないが、明らかに女は声を上げはじめている。
 男はさらに女を責め立てはじめた。
 右腕の動きを上下から前後へとかえ、太ももの付け根で激しく動かしはじめる。
 耐えきれなくなったのか、女はうつむいた顔を上げると、口を大きく開いた。だが、その声はどこにも届かない。
「う、うえ!? む、むりやりじゃないの? ふあ? す、スゴい。そ、そこまでしちゃうの! ふわあ、アーノルド入ってる、入ってるよ!!」
「おー、すごいな。カウンターにのせて、指で責めているのを思いっきり見せてるな。おお! いったなありゃ。お! さらにもっとだとさ」
 カウンター席にのせられ、片足を立て、もう片足は降ろした格好で、女は女陰を指でかき混ぜられていた。
 絶頂を迎えたらしく腰を突き上げて痙攣するが、豊かな尻をカウンターに降ろすと、男の指を両手で掴み再び股間へと押しつけた。
 男はというと椅子に片膝をつき、陰茎を取り出して女の顔に寄せる。
 女はなんのためらいもなく先っぽにキスをすると、そのままフェラチオをはじめた。

466 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:30:57 ID:CGMJHzgt
「え、ええええ! な、舐めるのそれって! うわ、くわえてる! すごい……全部食べちゃってる……うひゃ、そこ舐めさせるの?」
「そりゃ、くわえさせたらお返しに舐めてあげないとな。互いを思いやる愛情表現というやつだな。ミナだってしてもらって嬉しいことは相手もしてあげたいと思うだろ?」
「愛情ですか! そりゃ嫌いなやつのなんか絶対触りたくもないけど、舐めなきゃいけないものなの? 無理!無理、無理無理! 恥ずかし過ぎて死んじゃうよ」
 男女の痴態から目が離せないのか、じーっと見つめながら小刻みに首を振る。

「あれ? もしかして処女? だったらちょっとこの店は早かったか。まいったな」
「しょ、処女で悪かったな!」
「いんや悪いとは言ってないが。つーか、自分で処理する方法知ってるのか? とりあえずそのあたりも確認しておかないとマズい気がするな」
「処理? なんかしないとマズいの?」
 その返答にアーノルドは肩をすくめると、ミナの両肩に手を当ててゆっくりと自分の方へと引き倒した。
「ア、アーノルド? な、なに?」
「んー。別にお前が嫌がるようなことはしないから安心しろって。俺にもたれかかった方が安心してみていられるだろ」
 ぎゅっと握られたままだった皆の手を両手で包み込み、ミナの頭に顎を軽くのせる。
「ひゃ、くすぐったいよ」
 手の甲を親指で撫でられ、ミナはくすぐったげに身もだえをした。
 呼吸が徐々に速くなっており、頬に赤みが差している。
 額には汗で髪が数本貼り付きはじめた。

「ほら、見てやらないと。ここはそういう店なんだよ。見せたいやつと見られたいやつと見たいやつでルールを守ってるのさ。
 こういうのは気持ち悪いか? だったらすぐに店を変えるからな」
「気持ち悪くないけど、なにかさ、見ていてちょっと怖い感じがする」
 腹部に当てられたアーノルドの手に自分の手を重ね、ミナは不安げな様子でちらと店の中を改めてみた。
 複数の男女が、楽しげに談笑しながらカウンター奥の地帯を眺めている。
 幾人かは同じように体をまさぐりあっていた。

467 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:31:33 ID:CGMJHzgt
「そっか。ミナはあの女みたいなことをされるのが怖いか」
「ちょっとね。知らない相手に触られたくない」
「ああ、そういうことか。別にあの男に触られるんじゃなくて、他の相手に触られることを考えてみたらどうだ。
 自分があの女みたいな立場だったら、だれになら触られてもいい? だれになら触って欲しい?」
 耳元でアーノルドが囁きかける。
 腹部に当てていた腕をゆっくりと動かし、へそを中心に軽く撫でていく。ミナの手はそれを邪魔せず、素直にアーノルドの上で重ねられたままだった。
「触られちゃうの? アタシ、あんな風に、恥ずかしい場所まで触られちゃうんだ……」
 吐息が漏れる。
 ミナは自分にちらちら視線を合わせる女の目に、微笑みが浮かんでいることに気がついた。
 それはミナを嘲るものでは決して無く、ミナの恐怖を和らげるような優しい微笑みだった。
 ――大丈夫、怖くないから。気持ちがいいことなのよ。
 女がそう呟いたような気がして、我知らずミナは女に軽くうなずいていた。

「ミナ、ここは嫌か? 嫌なら、いつでも嫌と言って良いんだぞ」
 アーノルドの手が胸に当てられ、そのささやかな膨らみを優しく揉んでいく。
「……嫌じゃない」
 少女はそうとだけ返すと、自分の膨らみを揉む男の手に自分の手のひらを当て強めに揉みしだくことで、もっと強めにして欲しいことを伝える。
 アーノルドは胸をもみ上げながら、人差し指の腹で胸の先端部の突起を軽く潰すようにこね回した。
 途端少女はびくりと体を震わせ、小さくなるように体を丸め込んだ。
 アーノルドはさらに乳首を転がし続ける。
 その度に少女はびくっと体を震わせ、耐えきれなくなったのかアーノルドの太ももに手を当てるとぎゅっと力を入れた。
「先っぽが敏感なんだなミナは。こっちも触るよ」
 右腕を胸から外し、少女の太ももにのせる。
 太ももは固くあわさり、その間に何者の侵入も拒むかのように閉じたままだ。
「ミナ、少しだけ触らせてくれ。ちょっとでいい。それで嫌だったら、そこでもう終わりだから」
「……ホント? 痛くしない? 変でも笑わない?」
 少女はか細くでささやくような声を絞り出す。
「本当だ。痛くしないし、ミナに変なところなんてない」
「ん」
 少女は体から力を抜き、こわばりをほぐすと少しだけ太ももの力を緩めた。

468 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:32:01 ID:CGMJHzgt
 アーノルドは太ももの隙間に手を差し込み、まずは左の太ももの内側に小指で軽く渦巻きを描いた。
 外から中へ小さく円を。中心から外へ大きく円を。
 何度かそうしているうちに、ミナはさらに太ももを広げて愛撫への協力を示し始めた。
 短いスカートは既にまくれあがり、ミナの小さな下着をさらけ出している。
 下着は女性冒険者によくある両端がヒモの着脱が容易なタイプだ。
 迷宮探索を行う際、用を足す場合にさっさとすませられるように片側を外すだけで脱げるようになっているこのタイプなら、いざというときに手間取って先制攻撃を受ける確率を減らすことが出来る。
 アーノルドは少女の草むらが生えているであろう部分に手のひらを当てると、軽く股間をなで始めた。
 少女の口からはかすかに快感を示す吐息と、ときおり自分の胸と股間を愛撫する男の名前が漏れでる。
 間近で男女の営みを見せつけられたために、盗賊娘の下着の一部分は色が変わっており、それの領域はアーノルドの手が動くたびに広がっていった。

「ここはどうかな? 痛い? 気持ちいい? くすぐったい?」
 少女の濡れている部分のやや上。
 指先に布の下から押し返す突起が感じられる部分をわずかに押した。
「ぅくっ!ん!!」
 少女は右腕で男の腕にしがみつき、左腕で愛撫する指の動きを抑えようと上から押さえつけようとした。
 当然その動きは、敏感な小さい突起を強く刺激するだけで、少女は自らの手で一気に絶頂へと追いやられてしまう。
「ひゃ……く……あ、ぁあの、るどぉ……」
「気持ちよくなれたか? 合格だな」
 初めて男の手で絶頂を迎えた盗賊の少女は、男の言葉の意味はわからなかったが、何となく褒められていると感じで、にへへへと締まりのない笑みを浮かべた。
 それは女としての誇りが混じった、先ほどの女がミナにみせたものと同種の微笑みだった。

469 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 22:33:35 ID:CGMJHzgt
とりあえずここまで。
単純に盗賊娘に仕事を持ちかけるはずだったのに、書いているうちにこんな流れに。

多分次回でようやく女君主登場。
それと多分レズの方のサッキュバスも登場。

470 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:11:01 ID:5exFYx5H
GJ
wktkして待ってる

471 :名無しさん@ピンキー:2008/04/29(火) 23:18:14 ID:lXs36C2L
エロいよ、462タン!
女盗賊のこれからの成長に期待してるよ(もちろん性的な意味で)

アナテたん登場もwktkして待ってる

472 :保管庫:2008/04/30(水) 12:51:44 ID:Yx+hbwZR

更新を溜め込んでしまい、申し訳ありません。
本日まとめて保管庫へSSを追加更新しました。
依頼の抜けやSSの抜けがありました場合、ご指摘下さい。

アーノルドの話(題不明)は一連の物語だと思うのですが、
どうみてもそのシーンが続いているもの、と判断できたSSのみ、
投下が分断された扱いとして1つのHTMLに繋げてまとめましたので、ご了承下さい。

>>439
他人から見てどうでもい事がいろいろと起こってなかなか手をつけられず…
ここ数日でGW厨がごとくの集中作業でどうにか更新が追いつきました。
ご心配おかけしました;

>>440
あちらの方の仕事量を考えると、正直頭が上りませんです、ハイ。

>>442
人間の方は無事だったお!(マテ

473 :名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 13:19:18 ID:l8yaPhou
保管庫の中の人おつかれ

474 :名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 14:44:07 ID:qQxr9EzX
保管庫の人乙!

あと、名乗らなかった私があれなんですが、
7-169(百合)と7-330(裸メイジ)の作者は同じなので
今度の更新のときに一緒にまとめてくれるとありがたいです

>>472
>人間の方は無事だったお!
* なに? *
とにかく体には気をつけて…

475 :名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 14:51:11 ID:l8yaPhou
* いしのなかにいる *

476 :名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 22:22:40 ID:XzEJht5x
>>472
乙です!やっぱり保管庫が更新すると嬉しいもんだね
>>474
芸幅広っ

477 :名無しさん@ピンキー:2008/04/30(水) 23:14:42 ID:zLwL8IFM
保管庫更新お疲れ様でした。

>>469
女君主もサッキュバスも、どっちのエロも楽しみ。
でも個人的にサッキュバスのほうを早く読みたい。

478 :名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 02:32:19 ID:bNUCto8Y
サッキュバス(男根付)に堕とされる女君主とかバルキリー…。

479 :名無しさん@ピンキー:2008/05/01(木) 18:37:03 ID:QrPgCPMK
BUSINのインキュバスのアノ腰使いにアヘ顔になるエルフ♀

480 :名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 21:04:47 ID:UYaetMna
>>479
インキュビではなくインキュバスってことは複数プレイ?

481 :名無しさん@ピンキー:2008/05/02(金) 23:21:09 ID:ISluz9Om
>>480
BUSINでのモンスターの名前なんだから、そこを突っ込まれても困る

482 :名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 00:26:54 ID:HeUnKvDW
面白い事を考えた。wiz7ネタで
エイチジェン・ラとバルローンの
虫のようなエイリアン×ネズミ人間という
どのジャンルにも属さないネタを書こうと思う。
エロだけど欲情できる要素は−かもしれんが

483 :名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 00:39:46 ID:nT6sH8gi
やってみりゃいいじゃん。

484 :名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 18:27:22 ID:HDItCIS6
生きることを楽しむ決心ができたら戻ってきたまえ

485 :名無しさん@ピンキー:2008/05/03(土) 19:37:17 ID:0j8pJLrX
>>484
ケーンオブコープスありがとうございます^^

486 :名無しさん@ピンキー:2008/05/05(月) 17:29:15 ID:PH0VwM0q
ところでG-XTHは事実上のXTH3だけど、
Wizardryの名前が入ってないものはこのスレの対象外?

487 :名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 00:11:44 ID:1GXzLuyB
本家Wizardryの名を冠する新作が絶望的な現状、それらを対象外にすると
語るネタが無くなりそうな気がするから
エルミナージュもG-XTHも別段構わんのでないかいw
少なくとも、俺は気にしないが。

ただXTH系はアンチが多いから心配だなぁ。星魚はエルミナで汚名返上したからまだいいけど。

488 :名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:16:21 ID:fMluLD4O
G―XTHて現代学園風XTHなのな
ってこれサイト見に行ったんだけど購入方法って公式サイトの通販のみ?

489 :名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:17:14 ID:FawTOsRi
>>487
過去にXTHのネタも投下されてるし星魚系もバグ満載時代から問題なく投下されてるから
あんまりゲームの質とか関係ないんじゃないか?

上のほうでもエルミナは大丈夫って意見が出てたし、俺も大丈夫だとは思うんだが
そもそもG-XTHってXTH3なのか?
製作チームが同じだけで別物と認識してたんだが?
むしろ、ととモノはXTHと同じに見えるんだが上のほうでは対象外じゃないかって言われてたような…
何処で区切りを付ければ良いんだろう?


490 :名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:25:59 ID:OpRmbM4D
エクスやエルミはありだと思うがととものは俺も躊躇される。
似たタイプの3Dダンジョン探索物だからといってディープダンジョンやバーズテイルのSSを
投下されても困るしな・・・結局名前にWIZが入ってるかどうかが一番明確で無難な基準なのか?

491 :名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 01:40:28 ID:FawTOsRi
>>488
今のところ公式サイトの通販のみらしい

>>490
しかし名前にWIZが入ってるのを基準にするとエルミやG−XTHが対象外に…
一応チームラと星魚は「過去にWIZを作ってた」からって事でOKなのか?
単に大人の事情でWIZが名乗れないだけって事で…

492 :名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 02:07:14 ID:J6pkTcae
>>489
>そもそもG-XTHってXTH3なのか?

舞台が現代日本になってる他はまんまエクスだよ。
…いや、それを指して「別物」って言ってるならすまん

493 :名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 07:15:38 ID:L5TZGaoU
パンドゥーラネタでひとつ何か

494 :名無しさん@ピンキー:2008/05/06(火) 19:52:42 ID:2mz55hBZ
Wiz-XTHは元々3部作で3作目はチームラが独立して版権から離れたせいで今のところ出せない。
チームラが儲けて版権を買えれば出るかもしれない。
G-XTHは真・XTHとでも言えば良いのか。

ただ、まだ序盤しかやってないけど、G-XTHのエロはウツ表現がひどくなりそうだ。

495 :名無しさん@ピンキー:2008/05/07(水) 13:01:16 ID:qXlfotvE
エロあるなら買おうかな
通販じゃなけりゃ

496 :名無しさん@ピンキー:2008/05/11(日) 02:38:09 ID:B5HCYcqw
一般流通に乗せられないほど会社の体力ないってのはやっぱ厳しいな
こっそりコミケでブース出してたりするかもしれんw

497 :名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 20:08:00 ID:aNrQP1Cd
過疎った……。
なんか話題ないのか?

498 :名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 20:47:01 ID:2LRLQMrP
じゃあ裸忍者について語る?

499 :名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 21:05:47 ID:sIBfEhBj
無限ループする話題は勘弁してくだしあ><;

まぁそんなに流れの速い板でもないんだし、まったりでいいんじゃね?

500 :名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 23:22:05 ID:/qzW4w8m
初ウィズは何か語らないか?

俺は高校で部室にあったガーディアの宝珠

501 :名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 23:36:52 ID:aNrQP1Cd
>>499
でも創作のネタにしやすいし、エロパロとの相性もいいからまったくないのもどうかと思う。
しかし忍者の話題ないとここまで過疎るものなのか……?
他に何かエロの話題とかないの?
なら、誰かそろそろ新作投下してくれないかな?
エログロ以外ならなんでもいいから。

502 :名無しさん@ピンキー:2008/05/12(月) 23:39:27 ID:aNrQP1Cd
>>500
ワードナの逆襲。
よりにもよってムズい奴。
挫折するまで時間はそうかからなかった。
あとホークウインドが女だったのには驚かされたと同時に惚れた。


503 :名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 00:21:57 ID:+ycE9MN0
友人から借りた外伝1だったなぁ

説明書なしでヒィヒィ言いながら地下5階くらいまで遊んでたな
友人の名前つけたメイジが装備品ごとロストしたし、
ワークロウをエビ人間ではなく何故かカラス人間だと思い込んでたのもいい思い出w

504 :名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 00:34:31 ID:/f8SmATS
FC版1
九階で宝箱の転移トラップ食らって、
進入不可能なはずのダークゾーンに放り込まれて、あれ? 石の中じゃない?
って混乱したなぁ。
あとはお約束のマーフィー君いじめとか、グレタいじめとかやったな。
なのに、ワードナー倒した覚えがないんだ。

505 :名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 00:51:50 ID:j9vSTmkX
俺も中古で買ったFC#1だった
キャラをロストさせまくって地下三階くらいで挫折・・・まあ小学生だったしさ
「すげー、大人のゲームだ」と思った

506 :名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 01:32:43 ID:+LI3ATnF
BCFからだなぁ
ドラクエやFFより先にこれやってたw

507 :名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 02:27:31 ID:T8FaWOQh
初体験は消防の時に友人から借りたFC#1
ケムコゲーや■eゲーなんかとは訳が違う難易度を痛感、B1でレイープされ続け数日で挫折
結局そのトラウマがあって本当のWIZの面白さに気づいたのはPS版が出てからだったなぁ…実にもったいない

508 :名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 05:04:01 ID:53pyB0bQ
中学の部活の顧問の先生のパソコンで
他の部員が初代のディスク版やってるのボケーっと見てたな…
キャラを無限複製して金増やしてるのが理解できず
パソゲーってむずかしい…と頭をかかえた

509 :名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 08:44:40 ID:VZb/aldr
俺ファミコンの3あたりかな?

LV上げ大好っ子だったのでひたすら1〜2Fで(しかも1人)でロードのLVあげてたきがするw

>>498,501
触れる事自体がタブーなんだが、いい加減死ねよ。裸忍者厨

別にその話題が無いから過疎ってる場合じゃねぇんだよ。エロパロに相性なんかねーし
いい加減そのフレーズを使うの辞めろ。見るだけで気分悪くなるんだよ

510 :名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 11:42:27 ID:MWAMfhV8
真・スルー 何もレスせず本当にスルーする。簡単なようで一番難しい。
偽・スルー みんなにスルーを呼びかける。実はスルーできてない。
予告スルー レスしないと予告してからスルーする。
完全スルー スレに参加すること自体を放棄する。
無理スルー 元の話題がないのに必死でスルーを推奨する。滑稽。
失敗スルー 我慢できずにレスしてしまう。後から「暇だから遊んでやった」などと負け惜しみ。
真・自演スルー 議論に負けそうな時、ファビョった後に自演でスルーを呼びかける。
偽・自演スルー 誰も釣られないので、願いスルーのふりをする。狙うは4匹目。
3匹目のスルー 直接的にはスルーしてるが、反応した人に反応してしまう。
4匹目のスルー 3匹目に反応する。以降5匹6匹と続き、激突スルーへ。

511 :名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 12:48:50 ID:lWDAwDt8
ならば>>510は偽・スルーというわけか。
なるほど。

512 :名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 22:30:21 ID:2dRxGjXc
>>509
触れること自体はタブーじゃない。
触れ過ぎることがタブーなんだ。

513 :名無しさん@ピンキー:2008/05/13(火) 23:34:04 ID:Zx6CTq86
>>509
お前の言うことを解釈すると裸忍者の話も書くなということになるぞ
それに割り込むような書き込みは自重しろと言われているだけで絶対禁止にはなってないはずだ
今回の場合話題がないから裸忍者の話をしないかという提案があり、他の書き込みに割り込んではいない
まさか今後一切裸忍者は口にするなんてふざけた事言ってるんじゃないだろうな?
なんでもかんでも裸忍者に結びつける輩も問題だがな、裸忍者にすぐ噛み付くお前も同類だって事を忘れるなよ
これ以上場を荒らすお前こそ死ね

514 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 01:47:52 ID:5iXPcqwo
せっかく良い流れなのに余計な書き込みする>>509は荒らしか本当に頭のおかしい可哀想な人だろ
放置しようぜ
本当に何処から沸いてきたんだろうな…昔はこんなアホな事言う奴は居なかったのに…


515 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 02:46:33 ID:fQxdwTMM
というか、クレクレ厨と、良い悪いを俺様に判断させろと言わんばかりの
イタイ自治厨がいる以上、書き手的にも裸忍者の話はやりにくいだろ。
実質、タブー化してると思う。

この状況なんとかならないかと思うのだが、
真面目にスレ分けを考えてはどうかな。

「裸忍者ありWIZ」と「裸忍者なしWIZ」だとただの重複だから、
WIZに限定しない一般的なシチュスレとして
例えば「全裸な世界スレ」を立てて、ここでは裸忍者ネタを自粛するとか。

例だと露出スレなんかとの重複に見なされそうだが、
好きな人に言わせれば別物だろうし。そこは題とか工夫するとして。

排斥すんなと反対がありそうで言いにくかったんだが、
そういうスレが立つ事で平和になるなら、そうしないか。

516 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 02:51:45 ID:wT+KW1M0
なんかもうみんな変な書き込みをスルーする気がないみたいだから俺も
>>501
>忍者の話をしないから過疎
もともとまったり進行のスレなんだよ
>エログロ以外なら
一定数の支持のあるものを頭から除外しちゃうのはやめようよ
グロの方向性と程度によってケースバイケース
>なんでもいいから
もうちょっと言い方があるでしょ

517 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 03:28:59 ID:+seD9VXr
たまには脱糞の話でもしようぜ

518 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 03:37:59 ID:5iXPcqwo
取り敢えず雑談はしないで2〜3ヶ月…いや半年くらい過疎ってりゃ良いんじゃないかね?
そのうち静かになるだろ

519 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 03:40:04 ID:543ShMQ8
スレ分けはちょっと……私としては裸忍者もそうでないのもみんな大好きだから。
最近は裸忍者厨もおとなしくなっているみたいだし、
そろそろスレが過疎った時なんかには裸忍者の話をするのを許してやらないか?
タブーが出来るといい話もネタも来なくなる。
むしろ今問題なのは>>509みたいに過敏に反応する奴だ。

520 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 05:53:53 ID:y/5kV+7l
俺は着衣忍者派だが、別に過疎って無くても裸忍者の話しても問題ないと思うぜ?
他の話題を否定してまで裸忍者にしたがる厨が問題なのであって
普通の裸忍者好きの人達まで自重しないといけないのはどうかと思う。


521 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 06:26:02 ID:OKglhecO
「wizエロパロスレで裸忍者の話をしてもいいか議論するスレ」

522 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 06:52:36 ID:Q6AwqVTX
裸忍者派だけど、気を緩めると調子にのって
スレを裸忍者一色にしちゃうのも確かだから
次の裸忍者SS投下まで自重するのがいいと思う。

自重ムードのあまり職人が裸忍者SSを投下してくれなくなったら
永久に自重するハメになるんだけど。

523 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 11:44:58 ID:j9hvCCMO
FM-77で、初の国内版発売を心待ちにしてWIZ1をやったのが最初だな。それ以前はAppleII版しかなかったし。
88、あるいは98の5インチ版が圧倒的多数で、FM系の3.5インチ版を探すのに数軒探し歩いた覚えがある。

524 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 15:26:47 ID:543ShMQ8
>>522
いつかは投下してくれるはずだからその時までひたすら待っていよう。

525 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 17:56:24 ID:s1Rx7qzl
>>523
お前はいい奴だなあ。

526 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:07:13 ID:jwRsVam3
>>523でふと思いだしたんだが、
昔図書館でWIZ日記とかそんな感じの名前の本があって、おもしろそうだと思って借りたんだ。
最初の数ページ、WIZの話書いてたんだけど、
そのあとずっと、PC88に関するエッセイで、途中にPC98に変更してそのエッセイ。
ちょろっと、リセット技とか1→3へのキャラ移動とか書いてたけど、WIZがほとんど関係ないって詐欺本だったな。

527 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 22:59:47 ID:s1Rx7qzl
>>526
矢野さんのウィザードリィ日記かな?
俺は好きだよ、あれ。
歴史資料として保管してある。

528 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:19:00 ID:RdeHAJ4N
昔あるゲーセンのコミュニケーションノート(当時はけっこう置いてある店が多かった)で、D&Dの話題が出た事があった。
それまでひと月に2ページ進めばいい方だったのに、なぜかD&Dの話題が出た途端、WIZの話にズレて猛烈な勢いでページを消費。
半分以上残ってたノートが変わるまで3ヶ月足らず。ゲーセンのコミュニケーションノートなのに、アーケードゲームの話題はほとんど出ず。
未だに何故D&DからWIZに話題が移ったのかわからん…

529 :名無しさん@ピンキー:2008/05/14(水) 23:35:46 ID:TEq0tka2
>>528
D&D(アケゲー)→D&D(テーブルトーク)→Wizってテーブルトークっぽいよね
という流れかと想像してみる。

コミュニケーションノート懐かしいなあ。
甘酸っぱい思い出だw

530 :名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 01:35:00 ID:dPPAi7aN
ここはネザドメOK?

531 :名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 03:49:01 ID:6ewtsv5q
ネザドメって携帯のネザードメインかね
原作はWizだし悪くはないとおもうけども

532 :名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 06:01:10 ID:UZdeRfAS
>>529
記憶している限りではアケゲーDDのwizardからいきなりPC98に話題が飛んだ。
何故だwww

533 :名無しさん@ピンキー:2008/05/15(木) 08:54:48 ID:7uMmu7k3
WIZがD&Dを元に作られたって話を知ってた誰かが書いたんじゃないかな

534 :名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 20:16:34 ID:diFg+F4W
そんなに裸忍者嫌わんでもいいやん
○勝だかファミ通だか忘れたがベニー松山も読みきりの短編書いてたのに…

535 :名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 20:21:51 ID:zxDa8sjG
ダスター
http://www2.uploda.org/uporg1428026.jpg

536 :名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 21:58:18 ID:tS+miWFK
>>534
ベニ松短編はLOLで忍者の短編ではありますが裸忍者では金輪際ありません
とっとと裸専門の別スレへ行け 行ってください お願いします もう来ないで

537 :名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 22:57:24 ID:Dt20ScgD
>>534
気持ちはわかるけど今は我慢の時、裸忍者の小説が投下されるまでは控えましょう。

>>536
お前も荒れを扇動するような事書き込むな!
こういう時はスルーだろうが!
ただでさえ過疎ってる時に投下しにくい空気を作るな!
今じゃ過剰反応するお前らのほうが迷惑の種だよ……ちっとは自重しろ!

538 :名無しさん@ピンキー:2008/05/17(土) 23:59:10 ID:/AhWxDMu
こういうエスカレートしあう応酬に一番苦慮するのは書き手です。
傍観しているのがまずいのかなぁ。

別に自分は、他に適切なスレがあるなら移動してもいいですけど。
他の書き手や読み手がどうするかはまた違う話なわけで。
うーん。

539 :名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 00:06:33 ID:4/PpxGrl
いや、論争とかしてるみたいだけど
結局は投下されたSSを崇め奉るだけですんで

540 :538:2008/05/18(日) 00:16:13 ID:DKnMZ9zO
でも書き手的には針のむしろ。
こういうと文句言っている人の思う壷で、また荒れを誘うかも知れないけど。
なんというか、もっと構造的な荒れに見えています。

まぁ、どうするべきか考えをまとめて、後日コテで書きます。

541 :名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 00:20:39 ID:QHXc11Qp
裸忍者に関して一切の書き込みを禁止するようなやり方には正直賛成できない。
う〜ん、いずれにしても裸忍者と口にするだけで叩かれる状況はなんとかしてほしいな。

>>538
WIZの小説ならそれがなんであれここに投下してほしいですね。

>>539
今は作品の投下を待ちましょう。
そしたら少しは落ち着くかも。

542 :名無しさん@ピンキー:2008/05/18(日) 03:35:16 ID:L0tIsOo0
1部の極端な裸忍者厨と
1部の極端なアンチの両者をスルーすれば良いだけじゃね?

543 :名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:11:30 ID:kGThEGlD
>>542
何故か知らないけどみんなして構っちゃうんだよね、これが。
いい加減みんな学習しようよ。

>>538
針のむしろとか思わなくてもいいと思うけどなあ。
傍から見たらどっちが空気嫁なのかは一目瞭然なんだし。
いっそ「空気読まずに投下!」ぐらいしてくれてもまったく問題無い。
テンプレにさえ沿っていれば書きたいものを思う存分書いて欲しい。

544 :名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:32:53 ID:xzRaBXfu
おまいらケンカすんなよww
SS来るまで、まったりと印象深いモンスターの話でもしようぜ。
ミフネとかマイルフィックとかさぁ。

545 :名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 01:48:48 ID:c9gXZjnU
マリフェルベオー!

546 :名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 04:40:33 ID:TF0ZEtuL
>>543
でも実際、投下された物に対して空気嫁的な文句つけてるレスが散見されるしなぁ

547 :名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 19:38:39 ID:dQrLgV57
>>536
何と勘違いしてるのか知らんが
善のパーティーが助けた裸の女に後から首刎ねされた後
悪のパーティーが助けた裸の女に後から首刎ねされそうになったんで殺して
先進んだら善のパーティーの死体見つけて「これだから善の連中は…」って奴なんだけど

548 :名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 21:57:10 ID:06ECVWNK
>>541
>裸忍者と口にするだけで叩かれる
そこまで極端な反応をする奴は本気じゃなくて荒らし目的だと思うけどなあ。
つーか、むしろ荒らしであってくれ。

549 :名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 22:32:39 ID:jC1KeUB2
俺は荒らし目的じゃなくて真性だと見ているが、結果は荒らしだな
まだ投下してなくて、こつこつ書いていただけ
みたいな俺ですら嫌になって投げだしたぐらいだからな
しかも裸忍者関係ない内容だぜ?

裸忍者を書いて叩かれるのも嫌だが
裸忍者以外を書いてアンチ側と見られるのも嫌だ
まさに川を綺麗にしようと引っかき回して、魚がいなくなる馬鹿展開
実際に裸忍者を投下してきた人たちは、さらに嫌な空気だろう
どういうネタであれ無視して書いてほしいものだが

嫌すぎるから空気を変えよう
クリーピングコインを召喚して膣内に群れごと入れて
ブレスをはかせるとかがツボなんだが誰か書いてくれんかね

550 :名無しさん@ピンキー:2008/05/19(月) 22:41:17 ID:FoJ6tfL+
>クリーピングコインを召喚して膣内に群れごと入れて
>ブレスをはかせるとかがツボ

そんな特殊すぎるシチュは、妄想主であるお前にしか書けんw
つーわけで、期待してるぞ

551 :名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 01:06:11 ID:TrhFerrN
つーか入らんだろw
「ワードナの逆襲」に出てきたクリーピングコインは
一枚で金貨10枚分ぐらいの価値のある、手の平サイズの大型コインだったぞ。

552 :名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 06:05:16 ID:R8xZfwlR
そんなでかかったのか!!

・・・それでも2〜3枚なら何とか

553 :名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 07:03:26 ID:4LwBFd/p
>>552
設定なんて飾りですえら(r
って事で、もう入れるの専用にちっちゃいクリーピングコイン召喚しちゃいなよ
ある程度慣れたら今度は普通サイズのクリーピングコイン入れれば良いんだよ

554 :名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 14:41:24 ID:8pz8tUdr
>>547
捏造すんなよ裸派
そんなのない

555 :名無しさん@ピンキー:2008/05/20(火) 23:50:33 ID:D1Dy5d2t
>>549
とりあえず…クリーピングコインは無理かもしれないが…
酒場で全財産を奪い取られ…
(女性専用の)秘密のポケットに隠しておいた…最後のお金まで毟り取られる新人女性冒険者たち。

ってのはどうだろう?




556 :名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 06:17:26 ID:3FB4QIbx
>>554
捏造してねぇよ
マル勝スーパーファミコンに載ってたよ

557 :名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 07:45:01 ID:77uwuqjj
>>556
まぁまぁ、相手はろくに物を知らない荒らしモドキだから大目に見てやろうぜw

558 :名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 11:21:12 ID:+ZVzi66d
>>556
あれニンジャじゃなくてワー系モンスターの奴だろ。

559 :名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 15:20:38 ID:S6kI0HTa
たかが二次作家の一人が何書いたかがそんなに重要か?

560 :名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 18:48:20 ID:ULOMkSuf
ベニ松とウラサムの二次創作を否定する事は
たとえ製作者でも許さないのが硬派wiz信者w

561 :名無しさん@ピンキー:2008/05/21(水) 23:59:54 ID:DWOmApH3
硬派w


562 :名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 00:14:00 ID:pMNIwt9f
くだらん

563 :名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 00:45:17 ID:PM4OWgNc
そんなことよりSS書こうぜ。

564 :BROKEN Bikini-PLATE:2008/05/22(木) 09:59:51 ID:F221wYvf
場つなぎ小ネタ。エロ無し注意。

 * * *

「これは『歴戦の胸当て』ですね」
 司教はおもむろに呟いた。

 ここは迷宮の入り口。
 その日の探索を終えた一行は、簡易の魔方陣でキャンプを張り、戦利品の品定めをしていた。
 といっても鑑定は司教の仕事。他の面子は思い思いの姿勢でくつろいでいたところである。
「ふうん? 大層な名前だな」
 律儀に反応したのは近くで休息していた女君主だった。
 生真面目な彼女は、新しい武装が手に入ると常に真っ先に関心を示す。
 緩やかに波打つ金髪を掻き上げながら、司教の手許を覗き込む。

 司教の手には奇妙な金属片が握られていた。
 掌大の三角形の鉄片が二つ。優美に湾曲したそれを、三つの頂点から伸びた鎖がつなぐ。
「それが、胸当て? 胸当てといったらブレストプレートのことじゃないのか? 常識的に考えて」
「いえいえ、それは先入観というものですよ。胸に当てるものなら胸当てでしょう」
 そう言って司教は鉄片を自分の胸に当てて見せた。
 なるほどそれは丁度女の乳房を包み込むような形で、それがその奇妙な器具の本来の用途に思える。
「だがそれでは防具としての機能は期待できないな。本当に胸の先しか覆っていないじゃないか。
 ……ひょっとして、呪いの品か何かではないのか?」
「ふうむ。ですが名前は『歴戦の胸当て』で間違いありません。
 『破滅の』とか『悪魔の』なら呪いの品でしょうが、
 『歴戦の』というからには何か強力な武装に違いないでしょう」
「むむむ。だとしてもそれは……なんというか随分卑猥な装いだな」
 顔を赤らめながら呟いた女君主は、そこで自分に向けられた期待に満ちた視線に気付く。
「……まさか私にそれを着用しろなどとは言わないだろうな?」
 女君主の声に剣呑な響きが混じった。
 下心を見透かされた司教は慌てて取り繕う。
「いやいや、だってこれどう見ても女性用ですよ?
 このパーティーに女性は貴女だけなんだから、貴女に着けてもらうしかないじゃないですか」
「おい。いつぞやみたいに破廉恥な恰好をさせるつもりなら……」
 女君主の手が腰に吊るしたカシナートに伸びる。
「ちょ、ま、待ってください。
 思うにこれは肌着のように鎧の下に着用するアクセサリみたいなもんなんですよ。
 流石にこんなものが鎧のわけないでしょう?
 だったら別にこれを着けてたって恥ずかしくないし、私だって変な意味で言ってるんじゃありませんよ」
「む、鎧の下にか……」
「『歴戦の』ですよ、『歴戦の』。
 クリティカルとかオートヒーリングとか倍打撃とか、そりゃもう凄い能力があるかも」
「……」
「それに呪いの品じゃないんだから、試しに着けてみて効果がなさそうだったら外せばいいじゃないですか。
 別にここで試着しろとはいいませんから。今夜宿ででも試してみてくださいよ」
「ううん。そうだな。試すだけだものな」
「ええ、ええ、そうですとも」

 ──翌朝。冒険者の宿。
 入り口では、既に武装を固めた侍、忍者、司教の面々が待機していた。彼らは今日も地下に潜る。
「遅いな……女君主のヤツ」
「慣れない装備を着けるのに手間取ってるのかもしれませんよ」
「なんだ、司教。妙に嬉しそうだな」
 三人が他愛のない朝のやりとりをしていたところである。

「すまん! 遅くなった」
 息を切らした女君主の声に三人が振り向く。
 振り向き……そして、少なくとも忍者と侍は絶句した。
 女君主の恰好に。

565 :BROKEN Bikini-PLATE:2008/05/22(木) 10:01:33 ID:F221wYvf
 腰に吊るした凶悪なカシナートはいつも通り。
 逆手に持つ『支えの盾』も相変わらず。
 額を飾る額冠──『転移の兜』の下には、やはりいつもの高貴な美貌がのぞく。
 だが……普段なら『極上の鎧』の武骨な板金があるべき胴部には、何もなかった。
 首筋、鎖骨、たわわな胸、優美なくびれ、そして引き締まった太腿まで、白い生肌が晒されていたのである。
 いや、まったく何も着けていないわけではない。
 豊かな胸の半分ほどを包み込むように、ささやかな金属片が鎖で留められている。
 だがそれだけ。それで体の防備は万全とばかりに、後は股間を覆う申し訳程度の面積の下着のみであった。

「そうかそうか」
 いち早く立ち直ったのは忍者であった。
 感極まった風に女君主の姿態をまじまじと見つめる。
「お前も裸身美というものに目覚めたか。俺は嬉しい」
「裸身……? 何を言っているんだ?」
 女君主は呆れたように忍者を見下ろす。
 そして傲然と胸を反らしてみせた。鉄片からはみ出た上乳がふるるんと揺れる。
「相変わらず血のめぐりの悪い奴だな。この素晴らしい鎧が見えないのか?
 昨日手に入ったものだ。『歴戦の胸当て』といってな、正直、半信半疑だったが、着けてみて驚いた。
 これは……実に良いものだ。あつらえたかのように私の身体に合っている」
「ああ、すまん。それは新しい鎧だったのか。なかなか動き易そうだな」
「わかるか! まさかお前と防具に関して意見の一致を見るとは思わなかったぞ。
 そうなのだ。これは不思議と着用者の動きを全く阻害しない。
 きっと名工の手によるものに違いない。ついつい何も着けていないと錯覚するほどだ!」
「そうか。……ひょっとすると、風通しも良いんじゃないか?」
「うむ。板金鎧は蒸すのが欠点だが、これは快適だぞ。ははは、肌寒ささえ感じるよ」
「そうかそうか、よかったな。はっはっは」
「もう手放せないさ。はっはっは」

「……見事に呪われてるな」
「ええ」
 傍から見ると珍妙なやりとりを続ける二人を眺めながら、侍は司教に言った。
「とりあえず、『よくやった』と言わせてもらおう」
 にっ、と白い歯をのぞかせ、親指を立てて見せる。
 司教は口の端を上げて満足げに頷いた。
「だがどうするんだ? あれで地下に潜る気満々のようだぞ?
 流石にボルタックに連れて行って解呪してやらんとまずいだろう」
 問う侍に、司教は途端に表情を曇らせる。
「それが……正気に戻ったときのことを考えると気が重いんですよ」
「ああ……まあ、な」
「他人事みたいに。自分は無事だとでも思ってるんですか?」
「む」
 侍は上機嫌の女君主を見た。
 どういう話の運びかはわからないが、忍者にのせられて素振りを披露している。
 たゆんたゆんと乳房がはずみ、玉の汗が弾け飛ぶ。
 その様を忍者は食い入るように見つめていた。
「……ま、例によって一蓮托生だろうな」
「ですね」

 ・
 ・
 ・
 ・

* にんじゃ さむらい しきょう は まいそうされました *

(END)

男忍者の裸でもKYだったらすまん(´・ω・`)

566 :名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 10:09:11 ID:/K9f3V7d
そりゃ、埋葬されるよなw
解呪した時点で消滅だったか壊れるかだったから、一番おいしい目をしたのはボルタックかw

567 :名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 10:10:53 ID:DdXebh57
充分エロいじゃないか!!'`ァ'`ァ(*´Д`)=3 '`ァ'`ァ

本番無しとかセクロス無しっていうべきかと

568 :名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 12:58:40 ID:vPE+QWRu
おおう、いつぞやの馬鹿三人組みかw

歴戦の胸当てって呪われるだけで特にデメリットはないんだよな?たしか

569 :名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 22:10:02 ID:ZFDoxQ08
チェインメイル程度のACしかない上に呪われてて外せない、ってのがデメリットだろw
そもそも大半の呪われアイテムは「弱いうえに装備すると外せない」が最大にして唯一のデメリットだぞ。
死の指輪みたいに、呪われる以外のデメリットのあるアイテムが増えてきたのは最近になってからだと思うが。

DQの破壊のつるぎみたく、「呪われてるけどそれを差し引いて使いたくなるほど強い」ってアイテムWIZにあったっけ?
ワードナの魔除けかニルダの杖ぐらいしか思い浮かばん。
あれば、呪いに耐え、悶えながら戦うエロスな冒険者というシチュがいけそうなんだが…。

570 :名無しさん@ピンキー:2008/05/22(木) 23:06:53 ID:Zc59tEDF
>>564
君主さんが基本的に真面目で素直なのがかわいいw
なんだかんだでいいパーティだよな。毎回死ぬけどw

>>569
作品によっては村正がなぜか呪われてることがある

571 :名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 00:58:36 ID:evXqSrpQ
外伝2の綿墺甲は呪われるけどメイジ、盗賊、ビショップには最高の鎧だったな
さすが聖なる鎧と同額だけの事はある

解除代のこと考えると気軽に装備できないけどw

572 :名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 01:42:08 ID:ZqCwExBh
エンパイア2、3の裏村正は厨性能を体現したような性能だったが
装備すると呪いとHP-1の効果があったな

573 :名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 03:30:12 ID:TsfkRJ44
>>569
LOLのバタフライナイフ。

574 :名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 06:08:11 ID:hyGEaN/I
>>564
その3人、俺は好きだぜ
何故6人でなく4人なのか考える時も有るけど

575 :名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 07:18:54 ID:jS4xcJ9V
>>564
GJ!!

>>574
良いよなぁ〜、俺も大好きだ
俺は人数が4人の事よりこの君主は何故この3人と組んでるのかが気になるw

576 :名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 08:54:10 ID:d9LuCP/z
確かに謎だ。君主の元仲間の死体が転がってる座標を
この三人しか知らないとかか?

577 :名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 09:09:48 ID:TaDA1Byi
>>576
お、お前物凄い発想するなあ・・・面白いが。

578 :名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 15:21:18 ID:P9i9vV7H
ウィザードリィやりこんだことある奴は大抵その4人PTに行き着くな

忍者=罠解除・クリティカルヒット要員
侍  =メイジスペル・ムラマサ要員
君主=プリーストスペル・ガーブオブロード要員
で前衛要員3人

司教=識別・両方のスペル使用・荷物持ち
で単独の後衛要員

経験値を最大限稼いで、死の損失を少なくして効率的にするため
能力を特化かつ役割分担するとしたらこの4人がもっとも楽

なによりプレイ中の手間を省くに限るからな

んで残った2人枠に女を入れると>>564-565のPTは幸せになれる
大抵熟練プレイヤーだその枠で新人を鍛える場合が多い

579 :名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 15:23:45 ID:T6SJcHc+
>>574
マジレスすると、ゲームシステム的にはこの四人だけで何でもできるんだ。
君主=戦士+僧侶
忍者=戦士+盗賊
侍=戦士+魔法使い
司教=魔法使い+僧侶+鑑定
宝と経験値を最も効率的に集められる編成なのだよ。

SS的には知らね。

580 :名無しさん@ピンキー:2008/05/23(金) 23:14:16 ID:wpBFX5MA
>>579
宝を効率良く集めるなら、6人の方が良いね。
俺は上記の四人に加えて、僧侶と魔術師を一人ずつ入れて六人にしてたよ。

581 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 00:42:11 ID:zroJqprX
でもそうすると経験値が減っちゃうんだよな。

582 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 01:29:39 ID:M4HIcg8D
裸の死体を2つひっぱって探索するとか

583 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 06:47:34 ID:8oDavAlE
何の意味があるのそれ?
それにしてもビキニアーマーとは懐かしい。
あの世界にもビキニ鎧ってあるんだろうなあ。

584 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 07:59:15 ID:chqi3Ct1
経験値分配量を保ちながら人の形をした道具袋を持ち運ぶ

585 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 08:11:42 ID:rqyrKFvI
>>581
6人パーティーで戦闘が速く済むぶん、
戦闘を多くこなせて帳尻が合うんじゃない?

586 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 09:32:11 ID:BbJOLz2+
>>585
多分>>578>>579は「最終的に」その4人になるって意味だと思うぞ
初期の作品だと後列から攻撃も出来ないし呪文の使用回数も各レベル9回までだから
後衛に鑑定専門の司教以外のキャラを置く意味があんまり無いんだよ
前衛が攻撃して司教が鑑定して要らないアイテムを捨てる
極論を言えば君主と侍である必要も無くなってくるけどムラマサと聖なる鎧には夢があるから…

587 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 09:46:54 ID:TvuKESqL
個人的には「最終的」に盗賊をはずすのは微妙だと思ったりもするが……

つーか
システムとしての最適解としてのパーテイー構成が確定するなら
そんなゲームあんまりやりたくねぇしなw

588 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 10:45:34 ID:pJGCaOJK
>>586
まあ、最適解が四人だったとしてもだな……

俺は、「アイテム持ちきれずに帰還したが数少ない戦利品は全部呪われたアイテムだった」

なんてのは、ごめん被るので六人で潜るぜ!

589 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 11:01:14 ID:nnuPPYnS
俺も基本6人だがいつまでも鎧を外せない忍者にやきもきしだすと人数減らしてたな
そういやアニメ版にいたっては三人パーティーだった

590 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 14:09:30 ID:g7huC52u
なんと言うか
忍者・サムライ・ロード・ビショップ
ってのはロマンではあるのだよなw

591 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 17:46:49 ID:7pcNe7dQ
でも俺は全スペルを覚えた盗賊を後列に置くのが好きだぜ!

592 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 18:46:06 ID:MW3Fi0yK
>>591
罠解除はともかく忍者の罠識別って
シナリオによって信用度にばらつきがあるのな…

GB外伝はぶっちゃけ盗賊の上級職という扱いで
遜色ない能力を持つのだが
GBC#1~#3なんかは何度もテレポーターをひいたから
盗賊を外すに外せない。

593 :名無しさん@ピンキー:2008/05/24(土) 21:50:05 ID:B29GX/V1
まぁ錬金術師や超能力者、召喚士やバードといった後衛職が増えてたり
後衛からでも攻撃が出来る近年のWIZじゃあ
メリットよりもデメリットのほうが大きくなりすぎて、探索メンバーを6人より減らすってことが
滅多になくなってきてるけどね。

創作作品でフルメンバーなのが少ないのは、単にキャラを多く出すとややこしくなって面倒だって理由だろうけどw

594 :名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 02:40:46 ID:Xgjxxkan
そういえばBUSINは盗賊も呪文覚えられるんだよな。やっぱり罠解除だけじゃ最近はいらない子扱いされるんだろうか?




>>582
キャンプを開けばいつでも死姦タイムということですね。わかります。


595 :名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 11:35:18 ID:1xWyLPGM
>>582
FC#1でそれをやると「ゲームをちゅうだん」する度に
死体はその場に置き去りに…(アイテムごと)

回収し忘れてどこだかわからなくなって焦ったことがある。

596 :名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 12:37:18 ID:TnhnWiwy
PCの五つの試練付属のユーザーシナリオ作成ツールでは、罠や扉の感知レベルをかなり上げられるので
そういうシナリオでは盗賊がいないと大変な目に遭いますね。

エロ小説を書くために今までしたことのない経験を積もうと出会い系に手を出したらひどい目にあった。
この経験を生かして、迷宮の奥で待ち合わせして行ってみたら美人局だったという話でエロが書けないか検討中。
エロ小説に実体験や想像を落とし込んで、現実のトラウマを解消したい。

597 :名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 12:38:39 ID:HuEVHEGr
>>596
ムチャシヤガッテ(AAry

598 :名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 12:57:16 ID:9zZ/Loi5
美人局だけじゃなくて病気を貰った場合のSSもお願いしま

599 :名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 13:43:14 ID:FR0e427X
つーか、その美人局は
なんでダンジョン奥なんかを待ち合わせ場所を指定してるんだよw

600 :名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 16:37:42 ID:XbmFWm4y
どう考えても待ち合わせ場所にいるのはサッキュバスです、本当にありがとうございました。

601 :名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 18:50:47 ID:P1bHPavF
#5のソーンという説も捨てがたく

602 :名無しさん@ピンキー:2008/05/25(日) 18:55:10 ID:BbXs0uBu
ソーンに誘われたと思ったら後ろからゲートキーパーに肩を叩かれて、
実は三軸の門うんぬんは壮大な釣りだったというオチですね

603 :名無しさん@ピンキー:2008/05/27(火) 11:51:38 ID:tnAHnNnY
冒険者の宿のロイヤルスイートとかでもいいのに…
わざわざダンジョンの奥で待ち構える美人局。
…さすが冒険者相手に(そういう)商売している男と女だな。




604 :名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 21:52:57 ID:yFnD++GV
ところで性別何時から決めれるようになったんだろ?
性別がある所為でエルフ女ロード作って悪堕ちさせるのが俺の楽しみ方になってしまった

605 :名無しさん@ピンキー:2008/05/28(水) 23:58:39 ID:gigBlSrK
たしか#6からだったと思う。日本展開だと外伝の3からだな。
ヴァルキリーをはじめとする新職業が追加されるようになったのと同じタイミングのハズだから。

606 :名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 12:25:37 ID:3FVn0dTz
夜の厩舎で牡馬とオッスオオッスなガチムチ侍とかダメ?

607 :名無しさん@ピンキー:2008/05/29(木) 12:59:38 ID:3CZDH83A
JICCの#5SFC版攻略本のフェイの説明もそんな感じじゃ無かったかな
確か「ガチムチなゴリラに囲まれた金髪美女」って感じだったような。

608 :名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:16:04 ID:YR5YcLV0
キャラ作るとき、男と女、どっちにしてるのが多い?

609 :名無しさん@ピンキー:2008/05/30(金) 00:17:31 ID:aWUkuKz/
パーティないで男1、他女としている

610 :名無しさん@ピンキー:2008/05/31(土) 23:05:42 ID:iIp6+/Ns
>>608
まあ男女比率同じにして
フラグ立てて楽しんでますな

611 :名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 01:25:04 ID:J++SqZU6
男2、女4だな
やっぱりギャルゲ主人公には親友ポジションが必要だよ

612 :名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 01:54:44 ID:UOvaUOqQ
あんまり考えないなあ
でも「アーレハイン聖戦学府は女子校」
という設定で40人学級作ったことはある

613 :名無しさん@ピンキー:2008/06/01(日) 13:06:54 ID:lGBiOEln
俺は前衛に配置する奴は男、後衛に配置する奴は女の3:3でやってるぜ
(ロード♂、サムライ♂、忍者(もしくは盗賊♂、後衛はビショップ♀跡は適当に趣味)

やっぱ人外なモンスターのゴツイ攻撃を受けるのはガチガチに防具で固めた野郎でないと。
というコダワリがあるんでw

614 :名無しさん@ピンキー:2008/06/04(水) 06:18:32 ID:GUmYuP3I
男1:女5の割合、君主クラスに男をあててる。

……そろそろ新作が読みたい。

615 :名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 02:01:42 ID:YjeG8ZCo
女1人に男5人とか以外にエロいと思うんだが、いつの間にか女の方が多くなってしまう

>>614
新作読みたいなんて書き込んでも誰もお前さんのために書いちゃくれないぞ
さぁ、自分で書くんだ

616 :名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:28:00 ID:8RDfh9xm
女6人で百合ん百合んですよ

ときどき人間男系相手に全滅して、人には言えない行為されてます

617 :名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 21:38:28 ID:8kankiUh
ちょっとアイデアを分けてください。

迷宮内での待ち合わせにウキウキして出かけたら美人局だった、という話で短編を書こうと思うのですが
どういうシチュエーションや組合せがえろっちいと思いますか。

1)純粋に出会い系。美人局をしようとしたら男の方が強かった。
2)純粋に出会い系。やるだけやって始末しようと思ったら女が魔物だった。
3)美人局にあって泣きながら帰ってきたところを、パーティーのお姉さんが体で慰めてくれた。

他にあればお願いします。
そのアイデアで書くとは約束できませんが、エロシーンを考えるのが苦手なのでお願いします。

618 :名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 22:37:53 ID:oOUn04q9
1)だと強姦、2)はグロが連想できそうなので
3)が一番えろっちいと思います。
傷心状態で帰ってきた彼をお姉さんが体で癒す、最高ですね。

619 :名無しさん@ピンキー:2008/06/05(木) 23:07:41 ID:FKlQK3A+
4)ウキウキしたふりをしつつ「俺は女だぞ! 失礼な女だ、とっちめてやる」
と現場に向い、美人局の脅し役の女戦士もろともにコテンパンに
さておしおきはこれからだと逞しいちんちんを取り出したところで
「や、やっぱり男なんじゃない!」「なんだと! 俺はふたなりの女の子だ!」
とブチ切れ、「処女だけは」と泣いて頼む2人に
思いっきりみじめなアナルおねだりとアナル69をさせたあげく
2人の腰が抜けるまでアナルでイキ狂わせ、
意識が戻っても腰が抜けて逃げられない2人の尻を更に三日三晩責める


620 :名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 00:54:21 ID:v+GwZm9l
3)のアレンジ。
「美人局に引っ掛かるところをパーティの「おねえさん」に助けてもらう」がいいと思います!
嫉妬展開だろうが甘甘展開だろうがイケナイおしおき展開だろうが何だっていけます!

621 :名無しさん@ピンキー:2008/06/06(金) 01:08:08 ID:OBkPSACw
>>617
男の方が強くて逆に強姦したが、実は女が魔物で隙を突かれて逆襲されもてあそばれる。
で、始末されそうになった所を心配して駆けつけた仲間(お姉さん)に助けられて慰めてもらう
ってのはどうだろう?
長編になっちゃいそうだけど…

622 :名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 05:31:48 ID:pIkwkWuE
すまん、KYだということは重々承知なんだが一言言わせてくれ。

>>619
お前さんは天才だ(;´Д`)

623 :名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 14:36:31 ID:O//jvi6h
1)は別に強姦だけじゃあるまい
手玉に取ろうとして逆にイキ狂わされるとかでもいいわけだし

624 :名無しさん@ピンキー:2008/06/07(土) 22:56:49 ID:xfluKPyk
                            そこへ行く前に言っておくッ! 
                    おれは今やつの美人局をほんのちょっぴりだが体験した
                  い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『おれは女に呼び出された場所に着いたと
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ        思ったらいつのまにかゾンビと抱き合っていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    ブロンディだとかサッキュバスだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなエチぃもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと腹黒いものの片鱗を味わったぜ…


625 :名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 11:11:01 ID:bCCmGLi/
見た目がよければロッティングコープスでも一向に構わん!

626 :名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 11:16:25 ID:PxRwAW8M
腐りかけが一番、という人もいる

627 :名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 11:25:02 ID:5ZgCsfb3
ヴァルハラで生前に戻しちゃえ

628 :名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 11:26:28 ID:bCCmGLi/
かわいい荒廃冒険者が帰ってこないからと探しにいったらロッティングコープスになっててとか想像した

629 :名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:21:04 ID:rvDccKTM
ごめん、今日書こうとしたけど、今まで調書作成で警察で取り調べられてた。
青少年条例ってすごいね。
相手が嘘ついていても犯罪者でも関係ないんだ。
18歳未満だったって知らなくても前科者になるんだね。

……前科ついたら自殺するから、その前に書けるだけ書いておくよ。

630 :名無しさん@ピンキー:2008/06/08(日) 23:35:00 ID:anWEThrt
ヤケになって通り魔殺人だけはするなよ

631 :名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 00:22:53 ID:o2l6oQKy
>>629
金があるんなら弁護士を雇え。
金がないなら弁護士に相談しろ。
警察に何を言われても「知らなかった」、「気づかなかった」で押し通せ。
「そうじゃないかと思わないでもなかった」
「言われてみれば十八歳未満に見えるかもしれない」
こういうのは思っても言うな。NGワードだ。
とにかく「俺は知らなかった」と言い続けろ。
僅かでも「知っていた」、「気づいていた」と取れるような返答をしたが最後、
お前は相手が児童であると知りながら児童と淫行したことにされてしまう。

632 :名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 00:23:39 ID:o2l6oQKy
……って、もう調書は取られちまった後か。
今更だな、こんなアドバイスは。

633 :名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 03:26:23 ID:Or0g3Ne9
んなもん抱いた方が悪いわ。
冒険者であり探索者たるものスケベ心を抑制せねばならん。
最近のガキは性悪なんだと自分に言い聞かせが足りんかったのね。
スケベ心を抱くからだな。ヲタクが二次元に逃げるのも無理は無い。
何せ突然裏切ることはないからな。

確認怠った時点で負けは確定。免許証その他生年月日干支聞き出しで
簡単に解かったりする。泣き言言う前にホイホイ引っ掛かった自分を呪え。



634 :名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 21:01:25 ID:iTzi7BkG
そもそも三次元に欲情するのは性犯罪者だけだろ。

強姦罪に当たらなかっただけましだと思え。
あれも、同意があろうが年齢が若ければ問答無用で成立する

635 :名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 21:26:48 ID:F6JCf6hq
オタクってキモイよな

636 :名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 22:29:26 ID:y/1GNOXo
遵法精神に則り、内心の自由を行使しているだけ。
犯罪者に成り下がるよりはるかにマシだと思うけれどね。

637 :名無しさん@ピンキー:2008/06/09(月) 23:53:10 ID:F6JCf6hq
>>636
別に悪いとは言ってないよ。マシかどうかは知らんけど
ただ
>冒険者であり探索者たるもの〜
とか
>三次元に欲情するのは性犯罪者だけ
とかキモイ事言ってる割りにその辺の事情に詳しそうなのが気持ち悪いと思っただけ

638 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 00:10:58 ID:CEiaB0LG
自・衛
いつ何時降りかかるか解んないしさ
まあ地雷は踏む前にちゃんと避けなきゃだが

639 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 01:00:24 ID:R7aslUKK
OPPS!!

640 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 01:06:04 ID:cJoio+LN
お前らいつまで三次元の話してるんだよ

641 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 01:10:55 ID:5BFmhOT1
wizは3Dだからな

642 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 01:26:39 ID:9AkS5kw5
>>637
たった一つの例をすぐ一般化するやつはバカ

643 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:13:45 ID:TbyejQ8v
>>637
そんな感覚だけで喋るなよ、迂闊なゆとり世代め。

Wiz直撃世代あたりは、孫子の兵法書ブームも経験していてね。
「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」の格言をよく知っている。
敵を知る事、即ちあらゆる情報を得る事を最優先にしているんだ。

あと、雑誌の影響からか三国志や他の中国古典も大好きでね。
「君子危うきに近寄らず」「瓜田に靴を入れず、李下に冠を正さず」。
この文の真の意味を知ってればおよそ大抵の難を避けられる。

冒険者・探索者は冗談にしても、生きている限り危地に赴かねば
ならぬ時が必ず来る。そのために【転ばぬ先の杖】的な知識を
持って置く事が大切。それを怠ると自分が不利益を被るんだ。

だからWizやる時も特攻パーティと本パーティの2つ用意していたり。

644 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:22:23 ID:sCoB9jYq
正直、顔を真っ赤にして「俺様の主張」を喚き散らす真人間様なんてどうでもいい。

645 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:24:05 ID:NPrsl+C3
きめぇ

646 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 02:31:39 ID:TbyejQ8v
顔を真っ青にしてリアル失敗談書き散らす奴よりはマシだと思うがね?
皮肉ったつもりでも全然為ってないな。喚き散らすならもっと派手にやるさ。

で召喚したのはいいが違うもの出てきて鬱に為るときがあるね、ソコルディ。

647 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 04:58:41 ID:xsHxXV2l
マシとか言っても五十歩百歩じゃないか
なに必死になってるんだ?w

648 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 10:13:20 ID:lG5DDhuS
人様の失敗を得意げに叩きまくる人間の方が嫌過ぎるけどなあ。
詐欺被害者とかにも同じ事を言えたら尊敬する。
絶対近くには居て欲しくないサイコさんだけど。


649 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 11:56:45 ID:F9AJlgSu
失敗どころか、未成年云々をさっぴいても
美人局についてった時点で買春未遂犯だろ。
どっちに転んでも犯罪自慢乙。

650 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 12:23:17 ID:6yawJrpu
そんなことより誰か>>641につっこんでやれよ

651 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 17:15:13 ID:Og+8mFDJ
>>648
スゴイ話題のすり替えだ
犯罪者と犯罪被害者を同列に置いてしかも犯罪者に同情しろと言ってる馬鹿がいる

652 :名無しさん@ピンキー:2008/06/10(火) 17:29:04 ID:jHeDq0qr
くだらん話にwizの話題がもってかれちゃってると
例の話題を自粛してるのがバカらしくなってくる。
自粛続けるけど。

653 :名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 18:40:43 ID:IaI+L8T8
警察様は男と女の意見がぶつかったらまず九割九分男が悪いものとして当たるんだよな。
現代日本においては男は存在自体が犯罪者、女は存在自体が守るべきもの。

654 :名無しさん@ピンキー:2008/06/11(水) 18:46:13 ID:81Ob7CED
知るかバカ! そんなことよりトーガ・ラマの中の人でオナニーだ!

655 :名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 18:44:12 ID:gE6nF/4o
**************************
Q:迷宮探索者募集が何故絶えないのか。

A:迷宮を必要とするものが絶えないから。
**************************

 城塞都市の一番の問題は拡張が簡単にできないことだ。
 産業が発達し、商業が励行され、人口にあわせて農業が大規模化されるとどうしても手狭になる。
 こうなるとなかなかに対応が難しい。
 家の建て増しは基本的に水平ではなく垂直方向に行われていくため、いつしか積層都市となった都市も存在する。
 開明的な都市国家では城塞の一片を開放し、都市周辺区に新市街を形作っていくこともある。
 
「と、いうわけで迷宮内にいつしか出会いを求めた男女のための区画ができたわけだ。
 連絡は探索者への依頼用の掲示板や専用の水晶球で行って、折り合いがつけば中でしっぽりやる寸法だ」
 ランプと蝋燭の明かりのしたで組紐で出来たパズルに挑戦している男が、傍らの寝台に寝そべる女へと囁いた。
 男の指は器用に動き、解錠を拒む組紐を巧みに解いていく。
 その指の動きをとろんとした目で見つめながら、高山に棲息する特殊な山羊の毛がつまった敷布団の上で女が重ねて問うた。
「都市が手狭になったのは分かります。ですが、何故わざわざ危険な迷宮の中で出会おうとするのですか」
「手っ取り早く稼ぎたい。だが街には縄張りがあるし、元締めに売り上げを上納しなけりゃならない。派手に稼げば娼館からも敵視される。
 街の外で商売すると余所の危険な相手が混じるかも知れない。となれば迷宮はそれなりに条件がいいんだろう。
 前に冒険者の宿屋で派手に売春をやっていたやつは、善と悪の戒律争いに巻き込まれて始末されたしな」
「街中もあまり平和とは言えませんね。店の中で相手するのが一番安全なのですね」
「まあな。店なら後ろ盾がある。個人営業で頑張るやつは迷宮内の昇降機からの直通場所に部屋を用意しておくそうだ」
 組紐を解き終えて、男は寝台へと腰をかける。やや堅めの寝具が沈み込み、男の体で出来たくぼみに吸い込まれたとでも言うかのように自然に女が身を寄せてきた。
「ねえ、あなた。少し気になったことがあるのですけれど」
 女は男の背中に頬をよせながら、その白い腕を男の腰へと絡ませる。片方は太ももを、もう片方の腕は胸のあたりをなで始めた。
「ん? シニストラリ、何か気になったことでもあるような話か? 店の売り上げにはさほど影響はないと思うが」
「いいえ。売り上げなんかどうでもいいことです。私が気になるのは、ずいぶんとその出会い系にお詳しい理由ですわ」
「――ッ! ……いや、その、なんだ。メイキュウノコトニハ キヲクバルノガ ショウバイダカラネ」
「…………」
 女は何も言わず、無言で男の服に手をかけると、一気に引きちぎった。
 怒れるサッキュバスの腕力の前に、単衣から肌着までが真っ二つにちぎれて服からぼろ布となる。
「怒ってますか、シニストラリさん」
「ふふふ。いいえ、怒ってなどいませんわ。ようやく部屋にきてくれたんですもの。ああ、そういえば大切なことを言い忘れてましたわ。
 私いじめられるのが大好きですけれど、MはSを知っていればこそなのですって。あら、そんなに逃げようとしなくても大丈夫です。
 だって私のSはサービスのSですもの。ふふふ。たっぷりいじめてさしあげますわ。責めすぎたらごめんなさい。
 あとでたっぷり入れ替わっていじめてくださいましね」


656 :名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 22:57:52 ID:u2Zzr9uq
>>655
終わり?

657 :名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:42:42 ID:enzgQrLD
たぶん小ネタだろ

658 :名無しさん@ピンキー:2008/06/12(木) 23:51:43 ID:BUMtrwBL
GJ!
このスレは小ネタに冷たいけど、キニスンナ!
オレのWIZ心にはビンビンきたぜ!

659 :名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 00:58:46 ID:qpFgPHfR
>>655
終わりなら終わりって書いといてくれ。

660 :名無しさん@ピンキー:2008/06/13(金) 02:26:47 ID:oi+NYXtJ
せっかく投下してくれた職人がいるのにみんな冷たいぞ

>たっぷり入れ替わっていじめてくださいましね
ここで止めるとはなんという放置プレイ

661 :名無しさん@ピンキー:2008/06/16(月) 03:13:35 ID:/Rac3/Yx


662 :名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 15:43:04 ID:k1DZjKgQ
そきかずこ

663 :名無しさん@ピンキー:2008/06/18(水) 21:02:13 ID:ci1YidOg
いんたい

664 :名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 16:48:01 ID:rTlrh9oi


665 :名無しさん@ピンキー:2008/06/21(土) 19:19:55 ID:a/mbzY7U
ーどなのもり

666 :名無しさん@ピンキー:2008/06/23(月) 11:19:30 ID:8GoAk4rX
そば

667 :名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 10:14:31 ID:os7+VdgA
裸ニンジャ厨のせいですっかり過疎ってしまったな

668 :名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 13:14:04 ID:13cs0410
結局あいつらのせいで職人逃げ出したようなもんだからな。

669 :名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 13:40:35 ID:3oxHbVMG
おい……いい加減にしろよ……。
裸忍者に過敏に反応したお前らにだって責任があるだろうが!
それに新しい裸忍者の話が投下されるまで裸忍者の話をするのは自粛なんだぞ。
裸忍者派はそれをちゃんと守り続けてるのに反裸忍者のお前達がそれを破ってどうするんだよ。
それにここはスロースレだ。
じっくり待つのが普通なんだよ。
荒らし野郎がもう来るなクソボケ!!!!

670 :名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 14:34:40 ID:a0MeRtNZ
原因の一端としての自覚がない自治厨乙であります。
としか。呆れてあごが外れたわ。

>>669
そういう書き方すんな。
それとも裸忍者好きの印象を悪くする工作か?

671 :名無しさん@ピンキー:2008/06/24(火) 17:54:56 ID:NnP0dPdk
自粛ってのはあくまでも自分の意志で勝手に控えることだからなあ。
自分の意志を他人に強要するのはいかんなあ。
それはつまるところ、強制とか禁止とかいう表現になる。
だいたい、裸忍者の話をいつやろうがそれぞれの勝手だろうが。
俺は一貫して「裸忍者がいけないのではなく度を越しているのがいけない」と
主張し続けてきたし、その件についてはそれなりの同意を得られた。

それだから言うが、>>667-669、お前らは節度を守るべきだ。
>>667-668は必然性なしに誰かを批判すべきではない。
>>669は自分一人の意思を全体の意思であるかのように叫んで
他人の行動までも規定すべきではない。

オレモナー。

672 :名無しさん@ピンキー:2008/06/25(水) 00:16:41 ID:doTp6og2
現時点でアンチが最もうざいのは確かだな。

673 :名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 11:28:25 ID:a5c+Scid
ここはひとつ *裸ワードナ* とかどうだろう?

674 :名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 15:02:52 ID:gve1tXUp
どっちもウザイ

675 :名無しさん@ピンキー:2008/06/26(木) 17:55:37 ID:AiQZPWVJ
あおるな。
あとsageろ。

676 :名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 05:19:09 ID:TcAjOdR5
おまえら地下十階に住まうものに萌えるんだ
マイルフィック
ポイズンジャイアント
ウィルオーウィスプ
ドラゴンゾンビ
ブリーブ
よりどりみどりだぜ(棒

677 :名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 07:20:12 ID:l3qOZiRO
剣と魔法と学園モノ。は此処で良いんか?

678 :名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 17:08:10 ID:8fEyO0C/
その学園がリルガミン王立冒険者養成学園とかなら。

679 :名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 18:40:01 ID:t5BMPa3/
ブリーブ(笑)

680 :名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:14:13 ID:3/if5JWi
>677
ガワが違うだけでまんまXTH2だからいいんじゃね?

681 :名無しさん@ピンキー:2008/06/27(金) 21:22:22 ID:ZeYhRhDQ
>>679
> ブリーブ(笑)

カエルもどきナメんなティルトウェイト弾いて仲間呼ぶぞゴルァw

682 :あるエルフ姉妹 ◆CWw9PQMx.g :2008/06/28(土) 22:07:52 ID:OOSxJ89k
あるエルフ姉妹の冒険・学園モノ。編

「おねえちゃん、わたし学校へいく!」
「どーしたのよいきなり…」
「プリン君と街角アンケートに答えたんだけど、
 彼は王立なんとか学園卒業なのに、私は学校いったことないんだもん!」
「しょーがないわね、正直学ぶことなんてないだろうけど、行きたいなら手続きしといてあげるわよ…」


「ただいま〜…」
「おかえり〜、学校はどうだった?」
「ディアボロスとかいう魔物っぽいのが生徒にいたから
 ふきとばしたら、退学になっちゃった…」

683 :あるエルフ姉妹 ◆RL2ud0ioXg :2008/06/28(土) 22:11:15 ID:OOSxJ89k
エロくなくてごめん。次はエロいのもってきます。

あとトリップ検索したら結構かぶってるようなのでさくっと変えます。

684 :名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 00:06:21 ID:YTyzhfx2
おひさしぶりですうううううううう

というかディアボロスというとXTHですかそっちの学園ですか
いやいっこうにかまいませんがというかもっとやってくださいおねがいします

685 :名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 03:29:50 ID:JCMnoEiZ
>>682

そりゃエルフとディアボロスは相性最悪だけどさ……(;^_^)

セレスティア娘とは仲良くなってほしいなwエロエロな意味でwww

686 :名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 15:23:50 ID:p9WH+W/9
剣と魔法と学園モノのスレがたったんだが…話はあっちに投下すべき?
wizの世界にあの学園があるという設定でネタが思い浮かんだんだが。

687 :名無しさん@ピンキー:2008/06/29(日) 16:04:24 ID:JAfvGQ2d
>>686
どっちでもいいんじゃないか。

688 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/06/29(日) 23:50:19 ID:Zb5sVrPd
ペリカン騎士団で少々。
裸忍者は出ません。今回はエロまで行きません。あしからず。

689 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/06/29(日) 23:50:52 ID:Zb5sVrPd
<ペリカン騎士団再建記> その1

「では、マスターステファン。貴公を忍者として認め、
<ペリカン騎士団>総司令官に任命する」
「謹んで拝命いたします」

任命式は、簡単なものだった。
公爵は微笑みながら頷き、立ち上がって歩み寄り、僕の肩を軽く叩いた。
その気さくな態度に、僕はほとんど呆然とした。
前大戦の英雄。
地獄から黄泉返りし<狂王>の軍勢を地下迷宮で食い止め、
<狂王>が同じく黄泉返りし<魔道王>と相打ちとなった後は、
その残党を地上から追い払い、リルガミンの再建を為した英雄。
それは、先の大戦で、本家の当主以下、本流がみな死に絶え、
急遽、傍流から呼び出されて<ステファン>の名前を受け継ぎ、
その名の人間に任される重職を前にして震える少年には、
まぶしすぎるほどの高みにある存在だった。
だけど、
「難しい職務だが、君なら、きっとやれると思う」
僕が仰ぎ見る<英雄>は、あっさりと言って、僕の肩をもう一度叩いた。
──<マスターロード>、アリソン公。
もう一人の英雄である妻との婚姻によって、
二つの侯爵家を一つの新しい公爵家にまとめ、
衰退した六公爵家に代わってこの街を統治する指導者。
そして、僕が仰ぎ見る新世代の勇者。
その人から直々に与えられたお役目に、
僕は身のうちが震えるほどの感激を味わっていた。
そして、為さねばならない使命を、
全身全霊をもって果たそうとも誓った。
……そして、その日、僕は、僕が今いる、この地獄に突き落とされたのだった。

690 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/06/29(日) 23:51:21 ID:Zb5sVrPd
リルガミン城の一角、<騎士団の間>。
かつて、<月桂樹騎士団>、<バラの貴婦人>、<虎の子騎士団>、
それに<ペリカン騎士団>といった、<四大騎士団>をはじめとする
リルガミンを守り手たちが詰めていた場所。
今は、そのほとんどが団の再建前であり、部屋もからっぽだ。
僕が所属する<ペリカン騎士団>の部屋も。
だが、それも昨日までの話。
今日から、<ペリカン騎士団>は復活する。
僕と、もうひとりの「マスター」の手によって。
そう。
僕の家――ステファン家は、代々<ペリカン騎士団>のリーダーを拝命している。
どうして、男爵位を持つ貴族が精鋭の忍者によって構成された部隊を率いることになったのかは、
詳しいことは、わからない。
ヒノモトの流れを汲む<異質の文化>の粋を極めた戦闘部隊を編成するに当たって、
リルガミンに古くからある血をからませようとした、という話もあるし、
トレボーが自分のお気に入りの武官に忍者部隊を任せたかっただけ、という伝承も聞く。
難しいことはよくわからないけど、
それだけ、<ペリカン騎士団>は重要な部隊だったのだ。
先の大戦では、真っ先に奇襲を受けて壊滅してしまったけど、
「黄泉返りし狂王」の地上奇襲部隊が、最初に全力をもって狙った相手が
<ペリカン騎士団>であることは、逆説的にだけど、
この部隊の戦力と重要性とをあらわしていた。
初手で忍者の精鋭部隊を失ったリルガミンの公爵たちは、
以後、情報戦にも市街戦にも遅れをとり、
<バラの貴婦人>たちの背反に翻弄されて壊滅した。
彼女たちを討ったアリソン新公は、その苦い経験から、
忍者部隊の重要性を知り、他の騎士団に先駆けての再編成を求めた。
そして、僕が、その第一歩を担う栄誉を授けられたのだ。
「……」
僕は、樫の木でできた、飾り気のない重厚なドアの前で立ち止まった。

691 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/06/29(日) 23:51:59 ID:Zb5sVrPd
深呼吸をふたつ。
ドアはノックしない。
情報・戦闘部隊の執務室には必要のない儀礼だから。
──それは、本家に残っていた「騎士団指揮官心得帳」で覚えた知識だ。
僕は、はやる心を抑えてドアを開け、部屋の中に入った。
「……」
一瞬、僕は何が目の前にあるのか、わからなかった。
「……」
そして、僕は、数秒間「そいつ」と見つめあっていた。
そう、見つめあう、だ。
なぜなら、僕の目の前にある、「それ」は、
黒い瞳を持つ、二つの目だったからだ。
だが、何かが違う。
普通の人間のそれとは明らかに違う違和感の正体を、
僕はとっさに見極めることができなかった。
「……え……と……」
まぬけな声が口から漏れる。
その間に、フル回転していた僕の脳みそは、
その違和感をひとつひとつ分析していた。
──僕の目の高さとちょうど同じくらいにある、目その物は、
確かに何かが違うが、決定的なものではない。
だが、その上下が、あきらかに違う。
なぜなら、「そいつ」の目の上には、形のいい鼻があり、桜色の唇がある。
「そいつ」の目の下には、黒い眉毛と、白い額とがあって、
そのさらに下に、ちょっと長めの艶やかな黒髪が垂れ下がっているからだ。
顔の上下が、さかさまな人間?
いや、こいつの顔の下の空間には、髪の毛の他に何もない。
……ああ、そうか。
天井からぶら下がっているんだ、と分かったとき、
「そいつ」が、口を開いた。

692 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/06/29(日) 23:52:19 ID:Zb5sVrPd
「わあ……」
「……?」
「……いい!」
おおよそ、今の状況で聞きそうにないことばに、僕は戸惑った。
「よっ!」
だから、「そいつ」が、一瞬視界から消え、
また同じようにさかさまで──しかも、さっきよりもずっと近くで──、
僕の顔をまじまじと覗き込んでいるのを見て、僕は混乱した。
目の前、1インチ。
吸い込まれそうに綺麗な漆黒の瞳。
おでこに、ふわっとした風。
かぐわしい香りを含んでいたそれが、
「そいつ」の吐息だったのに気がついたのは後のことだった。
「――な、ななっ!?」
何が起こったかわからないまま、反射的に腕をあげようとして、
それが出来ないことに気がつく。
「!?」
左右の肩の上に、足が乗っている。
「そいつ」が、天井から降りて、僕の肩の上に着地し、
そのまま自分の股の間から後ろを見るような姿勢で僕の顔を覗き込んでいる。
──混乱した頭で、なんとかそれだけは理解した。
……奇跡に等しい。
僕の状況理解も、「そいつ」のやってのけたことも、だ。
足の力だけで天井からぶら下がるのは、超人的な修練を積んだ忍者ならば出来る。
そこから飛び降り、半回転しながら僕の肩の上に着地することも可能だろう。
だけど、――どうやったら、それを僕に気がつかせない?
どんな体術で体重を殺すのだ?
たっぷり十秒間、「そいつ」と無言で見つめあいながら、
僕の脳みそは、僕の忍者の能力についての知識に、多大なる修正に迫られていることを自覚した。
……「そいつ」がもう一度口を開くまでの間。

693 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/06/29(日) 23:52:42 ID:Zb5sVrPd
「ステファンの当代さん、はじめまして!
ボク、マスター・エル! エルの当代! 
よろしくね! 末永く仲良くやってこう!」
……なん……だ?
僕の目の前から、マスター・エルと名乗った女――というより女の子の顔が消えた。
次の瞬間、音も立てずに一メートルほど前方の空間に、そいつが現れる。
今度は、足はちゃんと床の上にあり、顔が一番上にある。
ああ、僕の肩から飛び降りて、底に着地したんだな。
にしても、こうやって見ると、彼女は随分と小柄だ。
体つきが小さいというだけじゃなくて、年齢的にも「小さい」。
多分、家督を継ぐために、こないだ早めに「元服」したばかりの僕よりも。
だから、そいつ──じゃない、マスター・エルが、
「やー、ボクのお婿さん、いい男でよかったー!
里(さと)まで降りてきた甲斐があるよ!!」
と朗らかに言い放ったのを聞いて、僕は慌てた。
「お、お婿さんっ!?」
「あれ、聞いてないの? ボク、本当は里に降りてくるつもりはなかったんだ。
マスター家はエル家から出さなくても、君のステファン家から出せばいいし。
でも、君がマスターレベルになってないから、どうしてもって、
公爵様――あ、女のほうの公爵様ね──に頼まれたから、
<素敵なお婿さん紹介してくれたらいいよっ!>って答えたんだ!
そしたら、君がボクのお婿さんになってくれるっていう話になったはずなんだけど……」
顔を赤らめてきゃっきゃっとはしゃいでた女の子が、
だんだん声が小さくなり、最後は、黙ってじいっとこっちを窺うような表情になった。
「そ、そんな話は聞いてないよ……」
目の前の女の子がマスターレベル、つまり自分よりはるかにレベルが上なことは、
ここまでの数分間で目にした体術で十分に分かった。
そして、頭の中身が、どうやら僕の常識の範疇から逸脱していそうなことも。
だから、僕は、しばらくして、マスター・エルが、にまーっと笑い出したのを、むしろ当然のことと感じた。
「ま、いっか! ヤること犯っちゃえば……夫婦だよねっ!!」

694 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/06/29(日) 23:53:03 ID:Zb5sVrPd
「――ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待って!!」
手をわきわきさせながら近寄ってくる存在に、僕は半ば恐怖しながら叫んだ。
本能の為せる業か。
いや、本能と言うより、理性だ。
だって、そうだろう。
出合って三分の年下の女の子が、いきなり求婚してきたら、誰だって焦る。
ましてや、妙なオーラを背負って、性交を要求してきたらなおさらだ。
こんな状況、生殖本能が許しても、理性と知性が許さない。
僕は、本家に呼び戻される前は、司教になろうと修道院で修行していたんだ。
今は、転職して忍者になっているけど。
……忍者。
──そうだ、落ち着け、ステファン。
こういう時、忍者は、特に司令官を勤める<上忍>は冷静でなければならない。
まずは観察だ。
僕の目の前にいる<マスター・エル>、不確定名:忍者装束の女の子は、
身長、僕より低い。
体重、僕より軽い。
スピード、僕よりはるかに速い。
戦闘力……おそらくは話にならないくらい強い。
天井から下がっているときには長いかと思った黒髪は、
こうして意外と短めだけど、漆を塗ったように艶やかだ。
色白の顔は幼いけど、すごく整っていて、まるでヒノモト人形のようだ。
もう少ししたら、ものすごい美人になりそう──そうじゃなくて!!
「待て、落ち着いて、マスター・エル、君も指揮官なら、
今の<ペリカン騎士団>の状況を考えたまえ!
そんなこと言っている場合じゃないだろう!?」
「え、何、<ペリカン騎士団>の状況って?」
エルが首をかしげる。
説得の糸口になるだろうか。
僕は勢い込んでことばを続けた。

695 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/06/29(日) 23:53:45 ID:Zb5sVrPd
「ぼ、僕らは<ペリカン騎士団>を再建する使命を帯びてるんだよ!?
僕らは今二人だけで、メンバーもそろってないじゃないか!」
そう。
<ペリカン騎士団>の定員は六名。
伝統的に、男女二人の指揮官<マスター>と、四人の<くの一>で構成される。
メンバーが揃わなければ、訓練も、任務もこなせない。
公爵様は、何年、何十年かけても、最高のメンバーを集めろ、とおっしゃったけど、
先代に匹敵するだけの隊員を集めるのに、どれだけの時間と労力がかかるのだろうか。
僕は、昨日の晩、生涯をかけてもと覚悟した使命を思い出した。
そして、その使命を分かち合う相手は──。
「――ああ、それなら大丈夫だよ! ボクの家系、女腹だから!」
と言って、日向で大輪の花が咲くような笑顔を見せた。
「……はい?」
僕は思わず聞き返した。
「あ、女腹ってことば、わからない?
ボクの家、女の子ができやすい家系なんだよ!
僕のお祖母ちゃんも、曾お祖母ちゃんも、お母さんも、本家の先代も、
ここ百年くらい女しか生まれてないんだ。
たぶん、ボクも、女の子しかできないんじゃないかなー。
だから、くの一四人なんて簡単、簡単!!」
「ちょ、ちょっと待って、君はいったい何を言っているんだ?」
正確に言うと、僕はエルが言っていることがわかりかけていたけど、
脳がそれを理解する事を拒否していた。
なのに、エルはにこやかに笑って、詳しく説明しはじめてくれた。
「だからー、ボクが君の赤ちゃん四人産めば、
10年くらいで超一流の<くの一>が揃うってコト!
ボク、9歳でマスターレベルになったから、ボクの娘もそれくらいできっとなれるよ!
これが一番確実に<ペリカン騎士団>を再建する近道だよ!?」
ぱん、と引き締まったお腹を叩いて晴れやかに笑う女の子を見て、
僕は──回れ右をして駆け出した。

696 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2008/06/29(日) 23:54:11 ID:Zb5sVrPd
冗談じゃない。
なんで、たった今出会ったばかりの女の子と結婚しなきゃならないんだ?!
しかも、子作りなんて、こんな歳で父親に?!
いったい、なんでこんなことに?
エレベータの前まで全速力で走る。
とにかく、下に逃げないと。
「だって、ボク、君に一目惚れしちゃったんだもんっ!」
……エレベータの扉の前に、マスターエルが待っていた。
いつ、どうやって追い越しされたのか、見当も付かない。
「君を見た瞬間、ティルトウェイト受けたくらいに直感が「来」ちゃった。
君がボクのお婿さんになる人だって!」
「……」
理解できない相手のことばを受けて、僕は回れ右をした。
廊下を逆戻りする。
たしか、この間増築された棟に階段があったはずだ。
「どこ行くのー? あ、冒険者の宿? いやーん、まだ日が高いよっ!!」
曲がりなりにも忍者の称号を得ている僕の全力疾走に
天井を併走しながら軽々とついてくる上に、
赤く染まった頬に両手を当てて照れる、という芸当を見せるマスターエルに、
僕の精神は、自分でもはっきりわかるくらいに恐慌をきたした。
「ご、ご、ごめんっ!!」
それでも一言謝って、両手で印を結ぶ。
目標は、壁。
「メリトっ!!」
叫び声――というよりほとんど悲鳴、とともに、閃光が飛び散る。
「きゃんっ!!」
低レベルの魔術と法術くらいなら、使える。
不意を討っても、高レベル忍者に通じはしないけど、目くらましくらいにはなる。
階段を飛び降り、街を駆け抜け、「そこ」へ向かう。

なぜ、「そこ」に向かったのかは分からない。
本能の恐怖に突き動かされ、逃げられそうな場所を選んだだけだ。
でなければ、いくら女主人が永久に消え去り、安全になってきたとはいえ、
<メイルシュトロームの大迷宮>に飛び込むような真似はしなかったはずだ。
ましてや、こんなささやき声を耳にしながら。
「君、魔法使えるの!? ますます惚れ直しちゃった!」
身の危険と貞操の危険、どっちがどっちなのか、もうほとんどわからない状態で、
奇声を上げながら、僕は迷宮に飛び込んだ。


                      ここまで

697 :名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:04:29 ID:E2b6D4/X
リアルタイムで拝見!
GJであります!
体育すわりで待ってます。

698 :名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 00:27:33 ID:Ok9ok7+7
GJ!
ボクっ娘忍者かわいい。まさか5を絡めてくるとは・・・今後の展開が楽しみ
アリソンとミッチェルも元気そうで何より

699 :名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 09:00:54 ID:Ahc1EDyi
GJでした。
他のメンバー、アラビス、ジャエラ、アリソン、アンがどんな形で登場し仲間になるか楽しみです。
次に投下される続編では忍者の裸体が拝見できるのにも期待してます。
では連載頑張ってください。

700 :名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 12:29:25 ID:naIBKyp+
GJ!
ワードナ復活に続く第二の連載、がんばってくだされ
しかしこのボクっ娘忍者エルちゃん、この調子だといくら子作りしようと言っ
ても拒み続けるステファンに対して、忍者本来の姿、裸になって誘惑しつつ迫
りそうなのが否定できなくて困る


701 :名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 22:10:31 ID:dH8qy7O/
>>699
>>700
冒頭で出てこないって書かれた以上、
同様に冒頭で出ますって宣言されない限り出ないんだろうから自重しる

702 :名無しさん@ピンキー:2008/06/30(月) 22:34:26 ID:5uTHI1Qb
まあ、忍者の話なんだから忍者の話が出るのは当然なんだろうが……
作者が出ないちゅーとるんだから

> 次に投下される続編では忍者の裸体が拝見できるのにも期待してます

> ても拒み続けるステファンに対して、忍者本来の姿、裸になって誘惑しつつ迫
> りそうなのが否定できなくて困る

とかわざわざ書く必要はなかろうよ。

703 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:11:13 ID:fpa3r/JJ
まあまあ、気持ちはわかるが細かく突っ込むのはここらでやめておくべき。
ここでスルーしないと次にまた自称自治厨を名乗る奴がこの機に便乗して荒らしてくるかもしれない。
それに裸忍者派も長い間忍者のネタを書き込むのを自粛させられてたんだから大目に見てやろうよ。
他にも作者の話に出てくる忍者は全裸(例外としてアイリアンだけ下半身裸)だったからそれも影響しているんじゃないか?
とにかくこれ以上こじらせたくないのでこの話は終わりとして、ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6様、今更ですけどGJでした。

704 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:40:24 ID:L/8T9nYm
つーかさ、否定派も肯定派もなんでそこまで拘るのよ。
忍者だろうがそうでなかろうが、エロパロである以上
大抵の奴は裸になるんだからどっちでもいいじゃんw

705 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:45:43 ID:lR6Xd+uP
お久しぶりの人多いなぁ・・・GJですお

あと
>>704がそこはかとなくいいことをいった希ガス

706 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 00:58:33 ID:6zHJ19sO
作者サイトまで押しかけて裸忍者裸忍者騒いでる連中。
常識とか良識ってものがないのか、お前らは。
第三者(俺)の目で見ると、もう一般的な感想や要望の域を超えてるぞ、あれは。

つーか、どうしても騒ぎたいんなら、せめてこっちで騒げよ。
個人サイトにまで迷惑かけるな。

と自治厨が申しております。

707 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:24:15 ID:fpa3r/JJ
ほら来たよ……自称自治厨。
また余計な荒れの原因を……サイトの問題は作者自身がウザイと思えば削除できるんだし、
それにこのスレとの具体的な関連性を立証できてないんだから、こっちのスレまで持ち込まないでくれ。
というかさ、煽るなって何度も言ってるだろ?
むしろそうなった原因作ったのは自治厨を名乗るアンチ派じゃないのかと思えてくるよ。
だってこのスレで事実上裸忍者の話題を禁止したせいでそのサイトのほうに流れたとも解釈できる。
自治厨が申しております。って言うんならそのまま黙って口を閉じてて事態の鎮静化に尽くしてほしい。
頼むからこれ以上過剰反応するのも、荒れの火種を飛び散らせるのもヤメにしてくれ。
最後に一言、自治厨自重しろ、他サイトの問題を持ち込んでくるな……。

708 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:25:17 ID:p9AFuPFP
わかったもういい
こういう埒もあかない議論の繰り返しで廃れ果てたんじゃないか

ここは一つ気分を変えて野グソの話しようぜ


709 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:40:22 ID:bIVI/cuu
いやいや、そこはむしろSSの話をしようぜ。このシリーズ好きなんだよ。

たぶん強制結婚&子沢山は新生リルガミンの国策なんだな。
他の騎士団はどうなんだろ。前作のバラの貴婦人たちのエロさは異常だったが。

710 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 01:53:19 ID:fpa3r/JJ
生めよ増やせよ政策なのは確かなはず。
復活した狂王のせいで人的資源へのダメージは大きかっただろうし。
他の騎士団は、女が全くいないのが多いみたいだし見合い結婚がほとんど?

711 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 03:03:13 ID:VlSKqhF/
女ロードの衆人環視の中の羞恥脱糞に期待

712 :名無しさん@ピンキー:2008/07/01(火) 11:04:15 ID:xgBZF81+
>>707
いいな。野糞w

しかし、スカトロ紳士の俺としては>>711のシチュエーションや
初心者PTが調子こいて2Fとか潜っちゃって一気に壊滅→生き残ったおにゃのこ(普段強気)
が命乞いしながら恐怖による失禁脱糞とかが非常にツボにくるんだぜ

我ながら変態だがw

713 :名無しさん@ピンキー:2008/07/06(日) 00:30:30 ID:BwV1uk0s
ほす

714 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 19:49:05 ID:3ZdgfyXb
女ロード&3馬鹿の人また書いてくれないかな
ガチエロよりギャグエロの方が好きな俺は間違えなくムーク

715 :BENT STAFF:2008/07/07(月) 21:06:25 ID:7/7w+0JL
エロ無し小ネタ

 * * *

 床には幾体ものオークロードの屍が転がっている。
 今しがた激しい戦闘が繰り広げられたばかりだというのに、室内は早くも
静寂を取り戻していた。その戦闘を生き残った四人の冒険者たちには、もはや
緊張の影も見えない。この階層の魔物程度では、彼らのような手練れの相手を
するには不足であった。

「……我々ってロストしたんじゃなかったんですか?」
「世の中には『神秘的な石』というものがあってだな……」

 侍と司教が他愛もない会話を交わす。女君主はというと、彼らからは少し
離れたところで、魔物の死体に向かって何かの作業に没頭していた。どうやら
愛剣にこびり付いた血糊と脂をこそげ落とそうと躍起になっているようだった。 

「侍、司教。ちょっと来い」

 二人に押し殺した声がかかる。
 見れば、先刻から一人宝箱の罠と格闘していた忍者が、こちらを振り返り手招き
をしていた。思わず「なんだ?」と答えそうになって口を噤む。忍者は、作業に
夢中で彼らのやりとりに気付いていない女君主を横目に、口元に人差し指をあてて
『沈黙』の指示を出していたからである。
 玄室に据えつけられた長大な宝箱の蓋は開いており、罠を発動させてしまった
というわけでもなさそうである。二人はいぶかしみながらも忍者の元へ近づき、
宝箱の中を覗きこんだ。

「こ、これは……」「……随分立派ですねえ」

 二人の口から感嘆の囁きが漏れる。
 宝箱の中に入っていたのは、なんとも奇妙な形状の木の棒であった。
 長さはおよそ肘から指先程度。片手で掴むとやや余るほどの太さ。先端に行くほど
徐々に細まるかに見えたが、途中で大きくエラのようなものが張り出し、先端部分は
歪な半球状に膨らんでいる。早い話が男性器の形状――つまりは張り型であった。
 ただそれは、張り型と呼ぶには余りに大きく、太く、硬く、凶悪過ぎた。
 随所に鋲打ったような突起が付いている時点で、もはや正常の男性器を模している
とは言い難い。

「もしかして『ねじれたつえ』か……?」
「確かにねじれている……というか、むしろ反り返っているが……」
「BENT STAFF……この場合むしろ『性的に倒錯した棒』と訳すべきでしょうか?」

716 :BENT STAFF:2008/07/07(月) 21:06:54 ID:7/7w+0JL
 同じ器官を所有するものとしての「畏れ」にも似た感情が三人の口から漏れる。

「凄い……よな?」
「ああ、凄い『武器』だ」
「こんなものを一体どんな相手に……?」

「そうか?大して威力がありそうにも思えないが」

 突然、三人の後ろから呆れたような声がかかる。

「女君主!?」

 『それ』に見入る余り、もう一人の仲間の接近に気付かなかった三人は、揃って
驚きの声を上げた。

「お前……これを見て何も感じないのかッ!?」

 忍者が悲鳴にも似た叫びを上げた。

「何もって……スタッフというよりメイス……いやクラブかな。
 いずれにせよ鈍器の類だろうが、木製だし大して重量もなさそうだ」

 淡々と答える女君主に三人は小声で囁き交わす。

「お、おい、わかってないようだぞ」
「ええ、初心だ初心だとは思ってましたが……本当にソッチの知識がないんですね」
「まさかアレの形がわからんとはな……って、いつもモロ出しの俺の立場は?」
「ま、貴方のは少し……その、被ってますからね。大丈夫、私もそうです」

「? 何を小声で話してるんだ? 感じが悪いぞ」

 女君主は三人の会話にさして興味もなさそうに、宝箱の中から『それ』を掴み出した。

「あっ! それは呪わ……ムグ」

 咄嗟に警告を発しようとした司教の口を侍が塞ぐ。

「……れてはいないから安心して触れていいそうだ」

 忍者が何食わぬ顔で後を継いだ。
 女君主は腑に落ちなそうな表情をしつつ、『それ』を利き手に握って軽く素振りをする。

「……持ちにくい」
「もっと上を持つんじゃないか?」
「こうか?」
「いや、すまん。もっと下だ」
「こう?」
「違う違う。もっと……」

 忍者に言われるままに、女君主は持ち手を上下させる。武骨な小手に包まれた女君主の
右手が、『それ』の竿にあたる部分をゆるくしごくような恰好になった。忍者は恍惚の
表情を浮かべつつその様を眺める。

717 :BENT STAFF:2008/07/07(月) 21:07:16 ID:7/7w+0JL
 一方で、部屋の隅まで引っ張られていった司教は侍に問うた。

「いいんですか? 呪われちゃいますよ、あれ」
「あれに呪われたら、どうなると思う?」
「そりゃ、あれが手放せなくなるんでしょう……え」

 自分の口にした言葉の意味に気付いた司教がそっと侍の顔を伺う。

「まあ、形から察してもその手の呪いがかけられているんだろうな」
「な、なんて恐ろしいことを考える人たちだ……」
「反対か?」

 ごくり。我知らず司教の喉が鳴った。
 内心の迷いが表れて司教の瞳が宙をさまよう。ロミルワの逆光で侍の表情は窺い知れ
なかったが、彼もまた、同じような迷いの表情を浮かべていたのかもしれなかった。
 一瞬の沈黙が二人の間に落ちる。だが、結局司教も自分の好奇心を抑えられなかった。

「ひ、一晩だけ……様子を見てみましょうか……」

 * * *

 結局、問題の品物は女君主の背嚢に突っ込まれたままでその日の探索は終わった。
 司教が体調不良を訴えたことによって宝物の鑑定は翌日に持ち越され、獲得した戦利品
はそれぞれが一晩保管することとなった。
 夜半。馬小屋で雑魚寝をしていた侍、忍者、司教の三人は、ほとんど同時に目を覚ました。
 そして夜陰に乗じて冒険者の宿の廊下を忍び歩く。
 目的地はロイヤル・スイート・ルーム。

「……あれを使っていると思うか? 本来の用途で」
「武器か何かだと思ってるみたいだったがな」
「あの杖の呪いの力が強ければ……そういう気分になるはずです」

 期待と罪悪感のせめぎ合う気持ちを誤魔化すように言葉を交わしながら、彼らはとある
一室の前で立ち止まった。そここそは彼らにとって絶対不可侵の領域。女君主の寝室で
あった。普段なら、ロイヤル・スイート・ルームのある階で目撃されただけで惨殺は免れない。
例えば着替えや湯浴みを覗くためだけなら余りに大きすぎる代償である。だから、近寄らない。
しかし、今夜は誘惑が大きすぎた。
 三人は瀟洒な作りの木扉に張り付くと、そっと耳を当てる。

(……ん……ああ……)

 室内からはか細く、妙に艶めいた声が漏れてきた。三人は顔を見合わせる。

(ふ、太くて……硬い……)

(く!……手が……手が、止まらな、い)

(!?……うっ!!)

(はあ、はあ……まだ、おさまらない……もっと)

 息を潜め、耳をそばだてて一部始終を聞き取る。
 もはや室内で何が行われているかは明らかだった。
 『ねじれたつえ』と戯れる女君主の痴態が脳裏に浮かび、三人に残された僅かな理性を
容赦なく削り取る。想像以上の事態に彼らの興奮が頂点に達したときである。

718 :BENT STAFF:2008/07/07(月) 21:07:46 ID:7/7w+0JL
 忍者が呟いた。

「今ならやれるんじゃね?」

 その言葉の意味が場に浸透するまでに裕に一呼吸の間があった。

「そ、それだけはダメだ!まずい!やりすぎだ!」
「流石にその一線だけは!パーティーを解散されてしまいますよ!」
「ば、馬鹿、俺も言ってみただけだよッ!」

「……と、とにかく」

 場を収拾したのは侍だった。

「今回は少し、やりすぎたかもわからん。今のあれは聞かなかったことにして……
 この場は大人しく馬小屋に戻って、明日ボルタックに連れて行こう」
「そ、そうだな」
「ええ、そうしましょう」

 侍の提案に、二人が賛同する。
 だが、誰も動き出そうとはしなかった。
 一瞬、三人の間に沈黙が落ちる。

「……おい、この場は大人しく馬小屋に戻るんじゃなかったのかッ?」
「も、もちろんですよ。お先にどうぞ」
「ふ、二人が先に行けば……その、なんだ。俺も後から行く。心配だからな」
「な……お前こそその手はなんだッ!」
「わわわ、わ、ダメです! ダメですよっ!」
「ちょ、や、まずい、二人ともやめ……!」

 三つの手が同時に扉の取っ手に伸び、六本の脚がもつれあって同時にバランスを崩した。
 繊細な造りのロイヤルスイートの扉では、三人の大の男たちの体重は支えられない。
 木材の軋む音と共に扉が外れ、三人はもんどりうって室内に雪崩れ込んだ。

719 :BENT STAFF:2008/07/07(月) 21:08:09 ID:7/7w+0JL
「誰だ!」

 女君主の厳しい誰何の声が飛ぶ。

「すまん!出来心だ!すぐ出て行く!」
「な、何も聞いてません!見てません!」
「俺は止めようと……ん?」

 折り重なったまま慌てて三者三様の言い訳を口にする中、忍者の鋭敏な嗅覚が嗅ぎ慣れた
『におい』を感じ取る。それはむっと鼻をつくような、栗の花のような、要するに男なら誰でも
嗅いだ覚えのある自分の子種のにおいであった。

「お前たちか……いいところに来たな」

 呟きながら女君主がゆらりと立ち上がった。焦点を結んでいない両の瞳からは、『ねじれた
つえ』の呪いの影響下にあることが明らかに見て取れる。見慣れぬ部屋着姿は不思議と乱れて
おらず、麻のズボンをしっかりと履いているように見える。
 だが異様なのは、本来女君主には用がないはずのズボンの股間の合わせから、凶悪な何かが
顔を出している点であった。胸のあたりまで隆々と反り返ったそれに三人の目が釘付けになる。

「なんたる一物……」
「いや、『ねじれたつえ』ですよ、あれ」
「……くっついてやがる……」

 女君主は自分の股間から生えた『それ』――木製のはずが、なぜが脈打ち、先端からは
さきほどまでの自慰の名残を吹き上げているようにも見える――をゆっくりとしごきながら、
倒れたまま腰を抜かしている三人の前で仁王立ちになった。

「私の……<サックス>の……昂ぶりがおさまらないんだ」

「自分で装備しちゃったんですね……」
「ト、トレボー化してないか?」
「おい、なんか滾った目でこっち見てるぞ!」

「ま た や っ て く れ た な。
 ……なんでもいいから突っ込みたくてたまらない気分だ。
 責任は、取ってもらうぞ?」

「まずい!逃げろ!」

 侍が叫ぶ。が、自身も逃げ出そうとしたところで、扉の残骸に足がもつれてしまう。
 逃げ遅れた侍に忍者と司教が手を伸ばすが、時既に遅し。女君主の手が侍の足首をむんずと
捕まえていた。

「ま……待て……そんな馬鹿デカいもの……入るわけがな」
「知ったことかっ!」

「アッーーー」

 ・
 ・
 ・
 ・

* さむらい にんじゃ しきょう は ぢ になりました *

(END)

720 :BENT STAFF:2008/07/07(月) 21:08:26 ID:7/7w+0JL
・無事に帰還された保管庫の管理人様へ
GARB of LORDS、BROKEN Bikini-PLATE、このBENT STAFFと一応続き物なので
6-830のところにまとめて保管してもらえるとありがたいです。
その都度の申告なしでお手数をおかけしてしまい本当にすみません。

・ゲーパロ専用◆0q9CaywhJ6様へ
勝手ながら少しだけパロディに使用させていただきました。感謝。

721 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:09:44 ID:4FVBeC/w
またこのいつもの4人かw
リアルタイムで読めたぜごっそうさんw

722 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 21:42:20 ID:lcEec17V
これはなんというトレボー・サックスww

723 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 22:02:49 ID:je0tXubK
ベントスタッフとは洒落が利いてるな。

724 :名無しさん@ピンキー:2008/07/07(月) 23:37:24 ID:fiD3aAGh


725 :名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 02:20:17 ID:AeFm2NJr
相変わらず馬鹿野郎どもだぜぇw

726 :名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 05:04:53 ID:8cRdGrgy
フタナリ女君主を
「解呪のためにはこの聖なるオナホで24時間以内に100回ヌかないとダメ」
と騙して「気持ちいいけど…100回はムリよぉ…」とアヘ顔で一日中オナニーしながら
グロッキーになってるとこが見たい(;´Д`)ハァハァ

727 :名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 05:05:15 ID:plwuEOPd
gggj!


728 :名無しさん@ピンキー:2008/07/08(火) 21:20:25 ID:kPbwZvj9
gj.

こうなると極上の鎧に妙な期待をしてしまう。
だって *極上*だぜ?

729 :保管庫:2008/07/11(金) 13:01:46 ID:vYE56LmS
>>720
「帰って参りました…恥ずかしながら、生き永らえて帰って参りました!」
…ってネタは程々にして、保管庫管理を再開します。お待たせしました。
ご指定の3作品とも、6-830様のところにまとめさせて頂きました。
後から申告頂いても全然支障ありません、お気遣いありがとうございます。

730 :名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 15:44:33 ID:4ZLoD3GM
otu

731 :名無しさん@ピンキー:2008/07/11(金) 21:38:26 ID:kR5Zf381
>>729
いつもいつも乙です


732 :名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 21:07:44 ID:uWUXUj5Q
一本書いたが、残り容量におさまんなそうだ。
埋まってしまったら、自分で新スレ立てて続き投下でいいのかな。
グロありで人を選ぶものだから、正直新スレの頭に来るのは気が引けるんだが。

733 :名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 22:21:25 ID:5oe2NF+x
あんまり酷いグロは論争を呼びそうだから、そういう部分はうまくごまかしたほうがよさそう。

734 :名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 22:34:02 ID:P6afNKU3
グロ表現のある部分(レス番)にだけ、名前欄に「ここだけグロ」
って書けば良くね?

735 :名無しさん@ピンキー:2008/07/14(月) 22:46:31 ID:uWUXUj5Q
おk。一応一通り見返して、「あんまり酷い」ってことはないかと思ったが
自己判断はアテにならないので初めに注意書き+>>734も採用で。

NG要素はグロ描写・陵辱。作品自体はIDで回避を。
特にグロ部分には「※グロ」をタイトル欄に加えるので、ちょっと見てみたいけど
グロ部分は勘弁って場合は↑で回避を。

自分なりにウィズへの愛は込めたつもり。ので、不快に思う人もスルーでお願いします。

たぶんスレ埋まるので新スレは俺が立てる。時間かかるかも。では↓

736 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 22:47:33 ID:uWUXUj5Q
 木の扉が閉まる重い音が響き、やつらが玄室を後にしたのを確認してからも、
俺と相棒はしばらくは暗闇の中でじっと息を潜めていた。あの豚面の化物どもが
何かの気まぐれで戻ってきたりしたら、丸腰の俺たちはろくな抵抗もできずに
嬲り殺されてしまうだろう。だから安全が確信できるまで身を隠していたのだ。
 利口な判断だ。大丈夫。決して、目の前で繰り広げられた惨劇に腰を抜かして
いたわけではない。

「いくぜ」
 俺は自分自身に言い聞かせるように呟く。隣でがたがたと震えていた相棒は
その一言でようやく呪縛を解かれたように、のそりと顔を上げた。
 玄室の片隅の暗闇から、不確かな灯りに照らされた中央へと、俺たちは一歩を
踏み出した。ただそれだけで、鼻腔を突く悪臭――むせ返るような血の臭いと、
あの不潔な化物どものオスの臭い――が一気に濃度を増したように感じられる。
「……こいつは、ひでえな」
 部屋の中央には六人の冒険者の骸が転がっている。ついさっきまで生きていた。
生きて、凶悪なオークどもの群れに、おそらくは生まれて初めて握ったであろう
剣を振るっていた。
 まず目に飛び込んだのは顔面を叩き潰されたドワーフの戦士の死体だ。一部
始終を見ていた俺には、このドワーフの断末魔の叫びまで思い出すことができる。
初手で正面から一撃、朦朧としたところで、後頭部にさらに一撃。踏み潰された
ヒキガエルのような呻きを上げたかと思うと、前のめりに倒れ、それで終わり
だった。
「……うっ、ぷ、げえええええ」
 別の死体を覗き込んでいた相棒のマウザーが、うずくまって胃の物を吐き出し
始めた。マウザーの前にあるのは、鎖帷子を買う金をケチったせいで腸を撒き
散らすハメになった僧侶の死体だった。
 軟弱な奴だ。内心毒づいて虚勢を張ろうとするが、俺自身どうしても胃のあたり
に居座る不快感を抑えられなかった。

 俺は腹を手で押さえながら、他とは少し離れた場所に転がる、最も無惨な死体
へと近づく。
 この戦士は、最後まで一人生き残って奮戦していた。だが、いかんせん多勢に
無勢。三匹ものオークに囲まれて、脇腹を錆びた短剣で貫かれた。そのとき、
戦士の兜の奥から漏れ出たのは、かすれた、芯のある、しかし間違いなく、女の
呻き声だった。
 驚いたのは息を潜めていた俺たちだけではなかった。目の前の戦士が女だと
気付いたときの、あのオークどもの表情。知性など感じられない豚面が、あの
瞬間、確かに笑いを浮かべていた。下衆な期待を込めて、醜悪な面を更に醜く
歪めていたのだ。

 後は、凄惨、の一言に尽きる。
 崩れ落ちる女戦士に、豚面どもが一斉に襲い掛かる。新品の胸当てが、厚手の
鎧下が、容赦なく引き剥がされる。鎧の下に隠されていた大ぶりの胸がさらけ
出され、女戦士が絶望の叫びを上げる。恐慌に手足をばたつかせようとするが、
このときばかりは統率された一団と化したオークどもが、ある者は両手を踏み、
ある者は両脚を押さえつけ、身じろぎ一つままならない。そうしている内に、
最も大柄の一匹が女戦士の股に割り入った。
 そいつが腰を突き上げる。女戦士の口から絶叫が迸る。何が可笑しいのか、
群がるオークどもが「オ、オ、オ」と不快な笑い声を上げて囃し立てる。ほんの
二、三突きほどで最初の一匹が達すると、待ち構えていた次の者が突き入れ、
そして不浄の液体を女戦士の体内に吐き出す。次から次へ、入れ替わり立ち代り。
豚面どもはこぞって早漏で、二刺し三刺しで必ず達する。だが、底なしだった。
おそらくは奴らの中の厳格なルールに則って定められた順番通り、何周でも何周
でも繰り返す。女戦士が呻きすら上げなくなり、時折、力なく伸ばされた生足が
断続的に痙攣するだけになっても、まるで意に介さず繰り返す。
 女戦士が豚どもの腹の下で事切れ、何の反応も返さなくなった頃には、膣内から
溢れ出た豚どもの種と女戦士の体液で、石床にちょっとした水溜りができていた。

737 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 22:48:19 ID:uWUXUj5Q
いきなりゴメン。上は「※グロ」

738 :* みすぼらしいおとこ * ※グロ:2008/07/14(月) 22:49:02 ID:uWUXUj5Q
 目の前の女戦士の死体には、その悪夢のような陵辱劇の痕跡がはっきりと残って
いた。
 肉付きの良い裸体は無惨にも剥き出しにされ、僅かな間にぼろ布のようになって
しまった服の残骸が、辛うじて四肢にまとわりついているばかり。黄色く腐臭を
放つ豚どもの精液が体中を覆う。ところどころの痣や浅い噛み痕の他は、目だった
外傷は脇腹の創傷だけだった。虚空を見つめる顔には目を背けたくなるような
表情が浮かんでいたが、それでもその女戦士が器量良しだったのは窺い知れる。
険のある面立ちで愛嬌溢れるというわけにはいかないが、戦士らしく散切りに
切られた短髪はよく似合っていた。
 どんな理由があって、あたら若い娘がこの地下迷宮に潜ったのかはわからない。
もう、知る術もない。だが、地下の闇に潜む死の運命は、老若も、美醜も、考慮
してはくれないのだ。

 助けるという選択肢は初めからなかった。
 それでも、惨劇の一部始終を暗闇から食い入るように見つめてしまったのはなぜ
だろう。本当にこいつらを憐れむなら、黙って目を背けるという選択肢はなかった
のか。
 胃のあたりが酷く重い。だが同時に、俺の股間は硬く張り詰めていた。初めて
目にした『全滅』の様子は、余りにも衝撃的過ぎて、俺には、自分がそれを目の
当たりにして、一体何を感じたのかすら、よくわかってはいなかった。

「……グレイ、グレイよう。ダメだ。あいつら根こそぎ持って行きやがった」
 マウザーの声に、ようやく現実に引き戻される。
 そうだ。俺たちには目的がある。
 俺は女戦士や、その他の死体をもう一度一瞥する。剣や盾の類は豚どもが戦利品
として持ち去ってしまっていた。鎧はどれも破損がひどく、売り物になりそうにない。
「こっちもダメだ」
 俺は言葉少なにマウザーに答えた。
 俺たちの目的は、つまり冒険者の死体を漁ることだ。まだ使える物、金目の物
ならなんでもいい。いずれ死者にはもう用のないものだから。自分にそう言い
聞かせる。死者の装備を漁るなんて卑しい真似をしちゃあいるが、自分はあの豚面
どもとは違う。まだ迷宮の闇の『こちら側』の住人のはずだ。俺だって、できれば
こんなことはしたくないのだ。ただ、もう、なりふりを構っていられなかった。

 * * *

「悪く思わないでね」

 ホビットの少女に連れて来られた裏路地の奥まった一角。待ち受けていたのは
五人の武装した男たちだった。どういうことかと尋ねようとする顔に、無言の拳が
飛んでくれば、どんな間抜けでも事態を悟らないわけにはいかない。俺は自分の
迂闊さを呪った。
 一際体格の良い男に金属靴で腹を蹴られ、俺は石畳にうずくまった。
 痛い。顔中からどっと嫌な汗が吹き出る。ついでに涙も出た。痛くて泣くなんて
何年ぶりか。これから荒事で身を立てていこうという男が情けないことといったら
ない。だがそうしてる間も男たちは容赦をしない。複数の靴底が俺の背中を踏み
つける。
 俺は救いの手を探す。苦痛に歪んだ顔を持ち上げて、あたりを見回す。男たちの
他に人影はない。衛兵はこんなところまで来ない。目の前には、俺をはめたホビット
の少女が立つ。
 小さな体躯に相応の、ひどくあどけない造りの顔。だがその辺の人間のガキとは
違い、くっきりとした目鼻立ちには妙に色気が漂う。非の打ち所のない美少女
といった風貌に騙された。ホビットだけは、見た目で判断してはいけないという
のに。

739 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 22:49:36 ID:uWUXUj5Q
 血迷った俺は縋る様な目で少女を見上げた。無言で殴りかかってきた男たちと
比べれば、ついさっきまで親しげに会話を交わしたこの少女の方が、まだしも
許しを請う相手としてマシな気がしたのだ。
「た……た、す、け、て、く……れ」
 自尊心をかなぐり捨てて、同情を引けるようになるべく憐れっぽく言葉を絞り
出す。
「んー……」
 ホビットの少女は小さく首をかしげた。額にかかった亜麻色の短い癖毛が、
それにつられてぴょこんと跳ねる。わざとらしい逡巡の演技。薔薇色の唇が開く。

「だ、め」

 一音一音を区切るように、きっぱりと言い放つ。そしてひどく酷薄な笑みを
浮かべた。
「あはは、ごめんねえ? あたしらの手持ちだけじゃ、前衛の鎧揃えるのに、
ちょおっと足りなくてさあ。ま、命までは取らないから。運がなかったと思って
諦めてよ」
 そう言ってころころと笑う少女。その笑い声と同時に、もたげた頭の側面を重い
一撃が襲う。ごすん。嫌な音がする。首がもげるのではないかというくらい勢い
よく、俺の頭が反対方向にふっ飛ぶ。そこで意識が途絶えた。

 * * *

 一攫千金を夢見てトレボーの城塞都市にやってきた。
 意気揚々と訓練場に向かい登録を済ませる。それだけで冒険者の仲間入りをした
気分でいた。職業は盗賊。盗賊ならば戦わなくても済むと聞いたからだ。罠を
外したことも、錠前を開けたこともなかったが、まあ、手先の器用さには多少
自信はあった。
 そして、仲間を募ろうと酒場に来たところで、目の醒めるような美少女に声を
かけられたのである。

「あたしらのパーティーに入らない?」

 新品の革鎧に身を包んだホビットの少女。俺と同じく、城塞都市に来たての
新参者に見える。まあ最初の仲間だ。多くは望むまい。これも何かの縁という
思いと……多少の下心が、なかったといったら嘘になる。
 馬鹿だった。どう見ても盗賊に見える少女が、同じ盗賊の俺に声をかけてきた
時点でおかしいと気付くべきだったのだ。盗賊が二人も必要なパーティーなんて
あるわけがない。
 路地裏に連れて行かれ、少女の仲間たちにボロ雑巾のようにされ、意識を取り
戻した時には身包み剥がされていた。武器や防具を揃え、あるいは仲間を募るのに
使うべき虎の子の金貨が、一枚残らず奪い去られていた。

 屈辱のあまり悔し涙が零れた。
 絶望的な気分。腕っ節と頭の回転だけが物を言う冒険者の世界だ。騙された
間抜けが悪い。だが、あいつらは、どう見ても俺と同じ、まだ一度も地下に潜った
こともないような新参者だった。ただ俺よりほんの少しだけ早くこの街に辿り
着き、ほんの少しだけ先にこの街のルールを学んだに過ぎないではないか。そんな
奴らにカモにされた。顔の形が変わるほど殴られ、貴重な金貨を奪われたのである。
 せめて一対一だったら。あいつらへのどす黒い怒りが湧き上がる。だが、ここで
躍起になってあいつらを探し出したところで、徒党を組んで武器を持った奴ら
相手に丸腰の俺一人では、返り討ちにされるのが関の山だ。

740 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 22:50:01 ID:uWUXUj5Q
 そんなことよりもこれからどうするかを考えなくてはならない。
 無一文で、どうやって装備を揃える?どうやって仲間を募る?それ以前に、
どうやってこの城塞都市で生きていく?
 節々が痛む重い体を引き摺って、俺はとにかくも冒険者の宿に転がり込んだ。
登録を済ませた冒険者であることを証明する割符を見せて、馬小屋へと向かう。
今後どうするにせよ、こんなざまでは何もできはしない。痛みが引くまではどこか
で体を休めなければならなかった。
 「割符があれば馬小屋にだけは無料で泊まれる」。訓練場でそれを聞いたときは、
馬小屋なんて誰が使うものかと思ったが、無一文の今となっては本当にありがた
かった。

 馬など一頭もいはしないのに、畜舎に特有の不衛生な臭いが充満したそこは、
お世辞にも快適とは言いがたかったが、今は贅沢は言えなかった。
 日も高い頃合であった。馬小屋なんて、他には野宿しかないような輩が、夜露を
しのぐためだけに利用する施設だ。まだ人はいるまいと思っていた。ところが、
何人かの先客が寝藁の上を占領していた。皆一様に陰鬱な表情を浮かべ、途方に
暮れている。その惨めな様子を見て、そいつらがどういう境遇の人間か、俺には
おおよそ察しがついた。つまり、俺同様『追い剥ぎ』にあった間抜けどもという
わけだろう。
 俺は比較的新しい藁が盛られた一角に向かい、どうにか寝床を確保する。
 すると、すぐ近くに腰を下ろしていた男が近寄ってきた。
「へ、へへへ……あ、あんたも『追い剥ぎ』にあったのかい?」
 話しかけてきたのは頬に生々しい蒼痣を残した小男だった。
 卑屈な態度で馴れ馴れしい笑みを向けてくる。それがマウザーとの出会いだった。

 * * *

 意気揚々と登録したところで同じ冒険者に襲われ、一文無し。どんな人間でも、
途方に暮れるところだ。なんの解決にならなくてもいいから、誰かと話をしたい。
同病相哀れむわけではないが、同じ目線で話せる人間が欲しい。情けないが、その
気持ちは俺にも痛いほどわかった。
 だが、擦り寄ってくるマウザーに応じたのは、何も傷を舐めあうためだけではない。
 無一文のこの状況を脱し、冒険者として再起を図るための腹案が、俺にはあった。
そのためにも仲間を集める必要があったのである。俺はまだ、冒険者になることを
諦めてはいなかった。
 丸腰で地下に潜ろうというわけではない。武装は絶対に必要だ。だから、金が
ないならどこかから奪い取るしかない。そう、『奪い取る』のだ。あのホビット娘が
俺にしたように、俺も俺より遅れてくる新参連中をカモにして『追い剥ぎ』をする。
強者が弱者から奪うのがこの街の法だというのなら、俺もまたそのルールに従って、
奪われたものの埋め合わせをするだけの話だ。幸い、この城塞都市には食い詰めた
若者がいくらでも流れ込んでくる。俺自身がそうだったように。
 そのためには仲間を集める必要がある。それも、俺と同じ境遇の人間が望ましい。
無一文の人間が他に相手にされるとは思えないというのもあるが、一度奪われた人間は
他人から奪うことも躊躇しないだろうと思えたからだ。

 しかし、俺の提案にマウザーはひどく曖昧な顔を返すだけだった。
「俺には冒険者稼業は向いてなかったってことさ。……明日、訓練場に言って登録を
取消してもらおうと思ってるんだ」
 登録を取消せば、保証金を払い戻してもらえる。それを旅銀の足しにして、
すごすごと故郷に逃げ帰るつもりなのだという。

741 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 22:50:30 ID:uWUXUj5Q
 保証金とは、俺たちのような素性の不確かな人間が『冒険者』としてこの街に
受け入れてもらうために訓練場に供託する、ある程度まとまった額の金のことだ。
 その冒険者が何か問題を起こした際に生じる費用、刃傷沙汰で市民を傷つけた場合の
見舞金や、市の財産に損害を与えた場合の補償金、その他罰金はすべてこの保証金から
思弁される。
 冒険者などといっても、要は身元不詳の流れ者、荒くれ者だ。いつなんどき問題を
起こすか知れない。そして、問題が起こった時に責任を取らせようとしても、大抵の
冒険者は満足な資力を持たない。そこで事前にある程度の金を預かっておけば、市は
冒険者の尻拭いをする費用の引当てを確保することができるし、そもそも冒険者も
保証金を没収されぬよう迂闊な行為は慎むから、多少の予防効果が期待できるという
わけだ。
 もちろん問題を起こさない限りはこの保証金は預けられた金に過ぎないから、
登録を抹消し市を立ち去る場合には丸々還付される。剣も鎧も揃えねばならぬ中で、
少なからず無理をして工面した貴重な金だった。

 登録を取消せば、確かに今の無一文の状態は解消される。だが、もともと自分の
金であるものを取り戻すに過ぎない。しかも、それは同時に『冒険者』たる資格を
失うということであって、この城塞都市から所払いされるということでもある。
 俺はなんとかマウザーの気を変えようとあれこれ説得を試みた。そんな負け犬の
ような選択をしてどうなる? そもそも他所で生きる術を失ったから、俺たちは
こうしてこの城塞都市に来たのではなかったのか。なんとか地下に潜って財宝を
手にする以外に、道は残されていないはずではないのか。矢継ぎ早にそんな言葉を
投げかけた。
 別にマウザーを『追い剥ぎ』仲間にすることにこだわったわけではない。こいつが
駄目なら他をあたればいいだけの話だ。だだ、ここでマウザーを引き止められ
なければ、「奪われたままでこの街を去る」という選択肢を認めることになる気が
したのだ。
 だが、マウザーは頑なだった。この街の手荒い洗礼を受けて、すっかり萎縮して
しまっていたようだった。結局、俺はマウザーを説得することもできず、傷の痛みに
耐えながら不潔な藁の上でまどろみに落ちるしかなかった。

 翌朝、俺とマウザーは訓練場へと向かった。俺まで同行したのは、怯えきった
マウザーに一緒に来てくれるよう頼まれたからでもあるが、この優柔不断な男が
土壇場で翻意することに期待したからでもある。
 しかし、訓練場では更に容赦のない現実が俺たちを待ち受けていた。
 俺たちの冒険者登録は、既に抹消されていたのである。当然、保証金も残って
いなかった。
 登録したばかりの昨日の今日で、勝手に登録が消されているなんて馬鹿げた話だ。
俺もマウザーも気色を露にして役人に食ってかかった。
 だが、役人はこちらが何を言っても、木で鼻をくくったような対応で取り合わない。
悪意すら感じるその対応に、俺の頭に一つの推測が浮かんだ。つまり、こいつもあの
ホビット娘たちとつるんでやがるのだ。身包みを剥がれ、無一文で、仲間もいない。
そんな鼻糞みたいな新参者の登録を無断で抹消する。そして、保証金は話を持ちかけた
冒険者と不正に関わった役人で山分けにする。歯向かう力のない奴からは徹底して
搾り取る。わかり易い構図だ。はめられる奴が悪い。俺だってそう考えただろう。
自分がその当事者でさえなければ。
 身包みを剥がされた上、存在まで消される。そんな無法が許されるものか。いや、
許される。ここはそういう街で、俺たちは冒険者だからだ。
 怒りよりも、足下を崩されたような不安感が先に立った。金は無い。保証金すら
返してもらえない。それどころか、今日からはこの街にいることすら許されない。
冒険者でないなら、あの馬糞臭い馬小屋に泊まることすらできないのだ。冒険者では
ないただの流れ者。衛兵に見つかれば槍で追われる立場。おめおめとこの街を去ろう
にも、旅銀すらなければそれも叶わない。それこそ、街外れで物乞いでもして生きて
いくしかない状況だった。

742 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 22:50:57 ID:uWUXUj5Q
 いや、一箇所だけある。
 最低限の風雨がしのげて、どんな境遇の人間でも受け入れを拒まない場所が。
 馬小屋よりも不潔だが、金も資格もいらない。求められる代価は命の危険だけ。
街外れにぽっかりと穴を開けるワードナの地下迷宮。どこへも行けず、どうすることも
できず、俺とマウザーは半ば追い立てられるようにして、地下迷宮へ下りる階段を
踏みしめるはめになったのだった。

 * * *

「ひっ! ……グ、グレイよう。今なんか音がしなかったか?」

 後ろを歩くマウザーが情けない悲鳴をあげた。
 耳を澄ますと、遥か彼方で何かが這いずり回る音が聞こえた。
 俺は密かに舌打ちする。これくらい音が遠ければ当面危険はないはずだった。何か
物音がしただけでいちいちびくついていては、魑魅魍魎の跋扈するこの地下迷宮の
探索など覚束ない。……まったく、うだつのあがらない奴だ。

 地下迷宮に降り立った当初は、俺も何かささやかな変化――小さな物音や、影の
ゆらめきを知覚する度に肝を冷やしていた。ほんの3フィート先も見通せないような
重たい暗闇の中に、恐ろしい魔物が潜んでじっとこちらを伺っているのではないか……
そんな根拠のない恐怖を拭いきれなかった。
 だが、現実の化物との際どい接触を繰り返す中で、一つだけ学んだことがある。
確かに迷宮の闇は恐るべき襲撃者の姿を隠してしまうが、同時に、魔物たちからも、
獲物である俺たちの姿を覆い隠してくれる。直ぐ側で魔物の荒い息遣いを聞いても、
慌てず騒がずにじっと息を潜めさえすれば、上手くやり過ごすことができるのだ。
待ち伏せの危険がある玄室の扉を開ける時だけ、最大限の注意を払えばそれで足りる。
万一、魔物と遭遇してしまっても……こちらはハナから戦闘するつもりはないの
だから、一目散に逃げ出せばよいのだ。その心がけさえ徹底していれば、地下迷宮も
存外危険な場所ではない。
 泥水をすすり、闇に紛れるようにして地下をさまよい続けてもうどれくらい時間が
経過しただろう。迷宮の汚わいにもすっかり慣れた。本能的な恐怖を喚起する闇。
何かが腐ったようなすえた臭い。地虫の這い回る不快な音。五感を刺激するこうした
不快で不潔な要素にも、それが俺たちの気配を消し去ってくれているのだと思えば、
何か奇妙な安らぎさえ感じる。

 もっとも、出来うる限り早くこの状況を抜け出して、陽光の射すあの城塞都市の
街路に戻りたいという思いは、変わらない。当然だ。別にこの闇の世界の住人として
適応するために地下迷宮を徘徊しているわけではない。俺たちには目的があった。

 冒険者ではなくなり、街に滞在する資格を失った俺たちには、『追い剥ぎ』すら
ままならない。少なくとももう一度登録するための保証金の額くらいは用立てねば
なるまい。そのために思いついたのが、迷宮で力尽きた死者の装備を漁るということ
だった。
 この街に集まってくる『冒険者』の大半は、迷宮の探索の専門家でもなんでもない、
ついこの間まで剣の握り方も知らなかったようなただの食い詰め者に過ぎない。
 だから、武装を整えてパーティーを組み、意気揚々と地下に降り立って、ほんの
入り口近くでの最初の戦闘で命を落とす者も少なくないと聞く。そういう連中の死体
からうまく金目のものを回収することができれば、宿に泊まる金すらない今の状況を
脱却できるのではないか。そう、考えたのである。

743 :* みすぼらしいおとこ *:2008/07/14(月) 22:51:18 ID:uWUXUj5Q
 なんともぞっとしない思い付きではある。
 実際、迷宮をうろつく危険を差し引いても、無惨な冒険者の腐乱しかかった死体を
探ると言うのは、それだけで十分腰が引ける――胸がむかつくような行為だった。
頭をかち割られた死体を見ては明日の自分を重ね、放置されてバブリースライムの
餌となった成れの果てに出くわしては吐き気を催す。だが、人間どんなことにも慣れ
てしまえるものだ。
 最初に目の当たりにしたあの全滅の光景――豚面どもに輪姦される女戦士。あれが
強烈過ぎたのかもしれない。あれで、自分の中のある感覚が麻痺してしまった気が
する。
 迷宮の暗がりで肉の腐った臭いを嗅ぎ分けては、そのもとに近づいて金品を漁る。
そこにはもう躊躇や嫌悪感はない。まるで、そうすることを生業としてこの迷宮の
闇に湧いた、不潔で醜悪な生き物に変わり果ててしまったような錯覚さえ感じる……。

 俺はまだびくついているマウザーをみやった。
 暗がりの中でははっきりと相棒の顔を見分けることはできないが、蜘蛛の巣や
粘菌や腐汁にまみれてひどくみすぼらしい有様だった。きっと俺も似たような状況に
違いない。こんな姿を他の冒険者に見られたら、魔物か何かと勘違いされていきなり
切りかかられても文句は言えない。
 なんてざまだ。醜い。薄汚い。みすぼらしい。あのホビット女さえいなければ、
こんなことにはならなかったというのに。少し物思いにふけると、必ずここに行き
着く。悔恨と憎悪、怒り。……よくないな。こんな不健全なことをしているせいで、
考えまで後ろ向きになっちまう。

 頭を振って、不快な感情を振り払う。
 そこへ、新しい物音が響いてきた。
 金属と金属が打ち合う甲高い音。明らかな戦闘の気配だった。しかも、そう遠く
ない。俺はマウザーを顔を見合わせた。
 足音を忍ばせ、音の源へ向けて移動を開始する。目的地に近づいているという
確信がいまいち持てないのがもどかしい。そうこうしている内に、激しい剣戟の
音は鳴り止んでしまった。
 俺たちははやる気持ちを抑えながら、闇から闇へと忍び寄る。
 すると、何者かが近づいてくる気配がした。
 豚面や犬頭のようなけたたましい音を立てていなかったから、ぎりぎりまで気付け
なかった。俺はマウザーの腕を引いてそっと回廊の隅の柱の影に身を寄せる。
 間を置かず、回廊の奥から気配の主が現れた。
 錆び付いた剣と盾を構えた、白骨死体。ただし首の上に乗っかっているのは、
人間のしゃれこうべではなく扁平な形の獣の頭骨だ。それが四体もいる。およそ
生き物らしからぬ無機質な動きで、規則正しく列をなして石床の上を歩いてくる。
見れば白骨のところどころが破損し、武器にはべっとりと血糊が付いていた。
「……アンデッドコボルトだ」
 マウザーが耳元で囁く。
 そう、現れたのはこの地下第一層でも屈指の難敵であった。
「あいつらには、倒した相手の装備を剥ぎ取るような知恵はねえ」
 髑髏の一団を上手くやり過ごした後で、俺はマウザーにそう言った。
 さっきの剣戟の一方の主があいつらなら、もう一方は死体となっているはずである。
アンデッドコボルトは自分か相手が動かなくなるまで戦闘を止めないからだ。そして、
奴らは豚面や犬頭と違って死体漁りをしないから、その死体は装備を奪われていない、
金目のものを持った状態で転がっているということになる。
 俺と相棒は目を期待にぎらつかせて、髑髏どもがやってきた回廊を奥へと進んだ。
俺たちは、あいつらと戦った冒険者たちが全滅していることを内心期待していたの
である。

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