「全裸パイパン女忍者とパイパン君主の出会い」を書いた者ですが、喜んでもらえてなによりです。
ヒロインの設定ですが、ただの裸では芸がないと思い、パイパンという特徴を与えてみました。
これまでの話で行為のシーンがある女性は、当然といえば当然ですがほぼ全員股間に恥毛が生えてます。
よってあえて逆の『生えてもいい年齢なのに生えてない』によってインパクトを持たせました。
ついでに主人公であるラムサも、シルヴァとの接点を持たせるためにパイパンにしてます。
これは彼のモデルとなっている、FFTの主人公のラムザが中性的である、というのもあります。
他に普通の女性の裸との区別化、全裸でも忍者と認識しやすいよう、そう連想させる小物を装備している設定にしました。
@和風な籠手
A足袋
BFFTに登場する女忍者が被ってるような忍び頭巾
Cマフラー
D前貼り
Eニプレス
Fヌーブラ
これら、全裸の特徴を殺さない範囲から選んだものを組み合わせてみると、結構バリエーションがあります。
最終的に過去スレで、全裸にニーソックスとミトンを装備した忍者に近い、和風な籠手と足袋の組み合わせになりました。



さて、忍者といえば、装備なしの状態は素っ裸か最低限の忍者装束かの議論がありますね。
多分これは、ある種のファンタジー作品に連綿と受け継がれる「ビキニ・アーマー問題」と同根のものの様な感じがしますね。
Wizシリーズ自体、日本人からはシリアスなファンタジーのイメージが定着しています。
でも、アメリカ人から見てみると、初代からパロディ満載、ギャグありで、そんなに堅苦しくないイメージになってます。
忍者が成長すると装備なしになるのは、変わり身の術の時、服だけが残る=最後は裸というのをネタにしているのでは?
個人的に、敵はともかく(グラフィック通りとして)味方は女を中心に全裸だと思ってます。
メリットとしては、攻殻機動隊の草薙素子が行っている視線誘導、これが女忍者も全裸では使えると予測してみました。
コミック版「攻殻2」で、相手の注意をこちらの望むほうに向けさせる技術で、手品師などが使うものと解説されてます。
草薙素子少佐は露出度の高い服を、視線誘導技術の一環として着ているらしいです。
まず女性が忍者に転職する際に、整形・整体・成長操作魔法といった、何らかの秘術が恐らく施されているのでしょう。
彼女達はレベルが上がるにつれ、美しく理想的でかつ機能的な、顔つき、体つきに成長する仕組みになっているのです。
また将来訪れる裸での戦いに備えて羞恥心は抑えられてゆき、ACもレベルが上がると下がってゆくようになっています。
そしてACがプラスからマイナスに転じ一定数値に達した時、その美貌はついに実用段階に至ったという証となります。
こうなれば服など邪魔になるだけ、生まれたままの姿で戦ってこそ、自分の能力を最大限に発揮できるのです。
だから女忍者は皆綺麗で美しく、その肢体も肌はきめ細かく、すさまじい官能美を宿しています。
こうして完成された女忍者のしなやかかつ妖艶でありながら、ひきしまった全裸の肢体なら、更に高い効果が期待できそうです。
真の芸術は種族の壁を越え、観る物の心を揺さぶるといいますし、言葉の通じないモンスターにも通じるものがあるでしょう。
例え虜になるのを回避できても、無意識下で意識を誘導されるのは避けられません。
女の武器である、色気で釣っておいてから攻撃する訳で、これならクリティカルも納得できます。
このように女忍者達は完璧な容姿、プロポーションを求め、生まれ変わるつもりで徹底的に己自身を磨いているのでしょう。
以上、女性に限ってですが、忍者が裸でいる理由を推測してみました。
自分で言うのもなんですが、これならつじつまも合うし説得力も十分だと思いました。
ただ男の忍者の場合は、これをやったら……逆効果にしか思えないのは気のせいでしょうか?
だから男忍者は敵として登場する忍者(男限定?)と同じく、忍者装束を着ているのだと結論してみました。