僕の名はラムサ、最近独立してロードになったばかりの冒険者だ。
今はダンジョンに潜って修行の日々が続いている。
ちなみに仲間は募集中です。


壁に叩きつけられたモンスターはそのまま動かなくなった。
よく見ると崩れた壁から別の空間が広がっている。
「隠し部屋か。あ、その前に。あったあった♪」
倒れているモンスターのすぐ近くにアイテムが落ちている
これが僕の特技というべきなのか。
どういう訳か戦闘後にアイテムを拾える確率が高いのだ。
しかもレア物だって少なくない。
前の仲間達からはこの能力のお陰で重宝されて抜ける時もとても惜しまれたっけ。
「村正だ。でも既に一つ持ってるから後で売っちゃおうか」
早速アイテムを拾おうとして屈んだ時、殺気を感じた。
別のモンスターが接近してきたのだ。
アイテム回収は後回しにして目の前の脅威を片付けようと身構えようとする。
次の瞬間背後の壊れた壁から無数の疾風が僕を脇を通り過ぎて、姿を現したモンスターに突き刺さる。
刺さったものはどうやら手裏剣らしい。
続いて手裏剣を投げた主らしき影が落ちていた村正を手に取りつつ僕の横を駆け抜ける。
そして息つく暇を与えないスピードのまま、目の前のモンスターに対し抜刀の構えをとった瞬間。

シュパン!!!!!!

自分が死んだ事すらわからないままモンスターの首ははねられていた。
「大丈夫?」
呆然としている状態の僕に、影の正体らしき女の子の声がかかる。
「は……?」
目の前には…………裸の女の子がいました。
「だから大丈夫か聞いているんだけど? とりあえず落ち着いて」
素っ裸の女の子を前に冷静にしていられるわけがなく、パニック状態になってしまう。
「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」
「だから落ち着いてって」

ズビシッ!!!!!!

首に手刀を喰らいました。
ラムサはくびをはねられた〜。
次の瞬間僕の意識は暗転した。
……ちなみにまだ死んでませんよ!?



「落ち着いた?」
「……はい」
意識を取り戻してから彼女が出したお茶を飲みつつ気を落ち着かせる。
今いる場所はちょっとした休憩所や隠れ家みたいな雰囲気だ。
崩れた壁が見えるのから隠し部屋の中だとわかるが、泉も涌いておりそれなりの環境が整えられている。
「この空間は一体……」
「モンスターの入ってこない一種の安全地帯。マンフレッティの店と同じ類のもの」
そんな僕の疑問にも彼女は裸のまま、それが当然のように答える。
「とにかく危ないのをありがとう。ところで君」
何で裸なのか聞いてみようとする。
「シルヴァ」
「え?」
「君じゃなくて私の名前はシルヴァというの」
とりあえず名乗られた以上名乗り返すのが礼儀だろう。
「じゃ、じゃあ僕の名前はラムサ」
「ラムサ……か。ところでお願いがあるの」
先程の村正を手にしながら、シルヴァの表情が突然真剣なものに切り替わり、僕もその雰囲気に飲まれてしまう。
「な、何?」
「この村正を譲ってほしいの」
「村正を?」
「この手のレア物って滅多に手に入らないし、このチャンスを逃したら次はいつになるのかわからないし、お願い」
物欲しそうな顔で村正を抱き締めてこちらを見つめてくる。
助けてもらった上に、その後パニックになったのはこっちが悪いし、今更断る理由はない。
「助けてもらったのもあるし、その村正はシルヴァにあげるよ」
「〜ありがと。欲しかったんだ。これ♪」
そう言いながら立ち上がると村正を装備して、僕に見せるようにクルクルと回りながら踊り始める。
よっぽど嬉しかったんだな、でも裸でいる理由を聞こうとしたのにそのまま流されてしまった。
改めて確認してみると女の子、シルヴァは完全な全裸というわけじゃなかった。
手に籠手、足に足袋、左右の太もも部分に道具を入れる為らしいホルダーと村正が装着されているのがわかる。
そういえばこのお茶もどこから出したんだろう……。
とにかく先程使った手裏剣や手足の装備の和的な雰囲気から、かろうじて忍者であると予想できる。
肝心な部分には何も着けておらず、これが露わになっているすらりとしたくびれ、乳首、秘所を強調させ妙にいやらしい。
例えば全裸に靴下とか、裸エプロンとか、そんな感じだろう。
容姿は長い髪を赤いリボンを使って首の部分で纏めている他、左目の下に泣きボクロがある。
年は僕と同じぐらいでかなりかわいい娘だ。
その内僕の視線にシルヴァが気づいた。
「そんなにジロジロ見て何か変なのでもついてる?」
踊りを止めて聞いてくる。
とにかくもう一つ聞きたかったことを質問してみる。
「だ、だって裸なのに恥ずかしくないの?」
「装備なしは忍者の基本でしょ。忍者は裸が当然で誰も気にならないという、暗黙の了解事項みたいなのがあるの」
やっぱり忍者だった。
「裸の忍者なんてあくまで噂の部類のはずじゃ……」
「現実にここにいるけど」
「忍者は一定レベルになると、身軽な方が防御力が高いのは聞いてるけど、高レベルでも忍者装束着てた敵忍者がいたよ」
「男の場合は股間のがぶらついて邪魔なのもあるし、最低限の装備としてああなってるみたい」
「つまり女性の忍者のほうが全裸な割合が多いってこと? ただ気付いてないだけで」
「男と違って邪魔なものがないのもあるし、戦いではあらゆるものが武器になるから。女の裸がそう。だからそうなるかな」
「町に入る時なんてどうするの?」
「認識阻害の術があるから。意図的に解かない限り相手は何とも思わないし、それ以前にも暗黙の了解事項のお陰で大丈夫」
「だからって裸はないと思うよ……」
「裸ごときでうろたえるなんて冒険者として未熟な証拠」
「うっ……その姿の理由はわかったけど、どうしてこんな所に?」
結局最後まで反論できなかったので話題を変える。
「御先祖様の命令。旅に出て自分の進む道を見極めなさいって。帰って家業を継ぐもよし、男の人と結婚するもよし」
「御先祖様って……」
「伝説の忍者の子孫ともなると色々あるの」
「え……ってことは君はホークウィンドの子孫!?」
ホークウィンドは伝説の忍者として有名だが、それに匹敵するほど変わった側面を持っているという。

曰く、戦闘中に爪を研いだ。
曰く、戦闘中に相手を無視した。
曰く、戦闘中に寿司を注文した。
曰く、戦闘中にペットのドラゴンとじゃれた。
曰く、戦闘中に寿司の代金を支払った。
曰く、戦闘中にドラゴンに寿司を与えた。
曰く、戦闘中に寝てしまった。

……なんだかホークウィンドとまじめに戦っている相手が哀れに思えてくる。
しかしシルヴァのさっきの動きを見れば子孫であるという言葉を嘘だと思うほうが無理だ。
僕と同じくらいの十台半ばであの動き、あれが超一流であることを証明している。
改めてシルヴァを見てみると忍者として鍛え抜かれた体は引き締まっており一切の無駄がない。
傷一つないその体は一種の芸術というレベルに達していた。
観察している内に僕はある一点に目が釘付けになってしまった。
最初に見たときはわからなかったがシルヴァの股間にはあるべきはずのものがないのだ。
そう、豊かに翳っている茂みこと、陰毛である。
それがないということは彼女の割れ目は丸見えという事になる。
今もあぐらみたいな格好で座っているからハッキリと綺麗な縦筋が嫌でも見える。
ちなみに僕もこの歳になったら生えていてもおかしくないのに、一向に生えてこない。
そして僕も健康な普通の男であり、目の前に綺麗な女の子が裸であるのを無視する事ができず、ついつい凝視してしまう。
一方シルヴァはこれが普通と言わんばかりに全裸の姿で、自分のものになった村正の手入れをしていた。
その内彼女の姿に反応してか、僕の股間が熱くなってきた。
マズイ……こんなのを知られるわけにはいかない
そんな僕の内心を知ってか知らずか、村正の手入れを終えたシルヴァが顔をグッと近づけてくる。
「ところでさっき慌てたのって、私をモンスターと勘違いしたからじゃないよね?」
「いや、目の前に裸の女の子が現れたから、それで……」
「つまりラムサは私の姿を裸だとしっかり認識してたんだよね?」
すさまじいプレッシャーを放ちつつ質問を続ける。
「う……うん」
「…………」
「…………」
「……つまり君と私は一心同体だね」
この突拍子の無い言動、間違いない、この娘はホークウィンドの子孫だ。
「どうしてそうなるの?」
「認識阻害の術はある側面を持ってるの。それは失敗しない男選び、すなわち自分の好みの男を見分けるため」
「つまり?」
嫌な予感がしてきた。
「ラムサは私にとって理想の相手ということよ」
「なんでそうなるの!?」
「だって助けてもらったとはいえ、見ず知らずの私に村正をくれたのよ。だから今度は体の相性を試させてね」
「何その理不尽理論!」
「そんな姿で言っても、説得力はないと思う。まあアソコが大きいのは悪いことじゃないけどね」
「へっ…………なんじゃこりゃ―――!!!」
驚くのも無理はない、僕の体は一切何も身に纏ってないのだ。
しかも彼女の裸に興奮して、しかも勃起してしまっている、恥ずかしいことこの上ない。
「悪いけど逃げられると困るし、気絶してる間に装備を外させてもらったから」
今まで気がつかなかったのがおかしいくらいだ。
「それは暗示を使ったから。それで裸なのに不自然に思わなかったわけ」
「そっかー、って人の心まで読まないでよ!」
「見たところ童貞みたいだし、筆下ろしのチャンスよ」
「たしかに僕は童貞だけど。でもそんなに割り切れるわけないでしょー!」
「心配しないで。私も処女だからお互い様」
「そういう問題じゃないってば……」
「それにパイパン同士、なにか運命的なものを感じるわ。ちなみにさっきのお茶、媚薬入りだから」
「そんな運命なんてイヤじゃー! 万が一子供ができたらどうするの!?」
「房中術の知識ならあるから避妊も大丈夫よ。これでオッケーでしょ?」
そう言いながらシルヴァは僕を押し倒す。
「じゃ、お願い。ラ・ム・サ」
そう言って僕と彼女の唇は重なった。
でもよく考えてみれば、こんな美少女を好きなように、抱けるなんてまるで夢のようにしか思えなかった。
悲しいが自分も男、こうなったらこの状況を楽しもうと思い思考を切り替えた。
こういう考えになっちゃうのは、媚薬入りのお茶を飲んだ影響もあるんだろうなあ…………。


キスをしたまま体制を変えて彼女を組み敷く姿勢にする。
シルヴァの肌は、鍛えられていながらも、きめの細かい柔肌さも失われていない。
引き締まった太ももの間にはピッチリと閉じた陰唇が見える。
僕はゴクリと唾を飲み込んだ。
シルヴァは胸の先端部分を手で軽く隠しながらも、ほんのりと頬を上気させている。
その手を開かせると、乳房があらわになる。
大きすぎず小さすぎず、形のいい美乳だ。
その乳房の頂点には、可憐な桜色の乳首がツンと上を向いている。
シルヴァは僕の両手を手を掴むと、ゆっくりと胸へと誘導していった。
「ゆっくり、優しくね」
僕は彼女の言葉どおり、掌に納まった美乳にゆっくりと力を入れ、指を埋めさせる。
弾力のある乳房が指を押し戻す中、シルヴァが僕の腕を円運動の形で動かして胸をまさぐらせる。
そんな調子で僕が乳房を丁寧にこね続けると、小さな乳首が硬くなってくるのがわかった。
そんな調子で思う存分、指先での美乳の感触を楽しんだ。
媚薬入りのお茶を飲んだせいもあり、初めてなのに僕には随分余裕があった。
「はぁ……あぁ――」
シルヴァは声を押し殺していたが、切なげな吐息が漏れてきている他に、胸の鼓動も激しくなっている。
僕は胸から手を離し、体をずらして彼女の下腹部へと頭の位置を移動させた。
胸元から平らなお腹に股間まで何も隠すものはなく、籠手と足袋だけを着けたままが、かえって艶かしくさせる。
僕はシルヴァの足を持って大きく脚を開かせた。
太ももが大きく開かれ、何も生えていない股間が僕の前にさらされる。
「見られるのは平気なのに……こういう行為の時はやっぱり恥ずかしいのがあるなあ」
彼女は頬を染めながらも、僕の行動を見つめている。
これまでの行為の影響か、密閉状態のはずの陰唇がかすかに開きかけ、その奥にあるピンク色の光景が確認できそうだ。
僕がそこに顔を近づけてゆっくりと息を吹きかけるだけでピクピクしている。
「凄く、綺麗だよ」
「褒めても、なにもでないよ……」
「これからじっくりほぐさないと。シルヴァ、自分で広げてくれない?」
恥ずかしがりながらも、素直に、シルヴァは両手の指で陰唇の入り口を拡げていった。
そこにまず一本の指をゆっくりと挿しこみ、前後の動きを中心にゆっくりと動かす。
「動いてる……膣内で動いてる」
ゆっくり、ゆっくり膣内がほぐされてゆく快感に、シルヴァはたまらず甘い声をあげた。
二本目の指を挿入して今度は上下左右に動かしてゆくと、蜜とともに花びらが顔を覗かせた。
「はぁ、はぁ、ラムサばかりしてて……ずるいよ」
押さえていた指を離すが、そこに僕が三本指を突っ込ませて拡張させてゆく。
既に蜜はこの時点で糸さえ引きそうになっていた。
「あっ―――」
シルヴァは切なげに、お尻をゆすった花びらが濡れて誘っている。
たまらなくなった僕は、密壷となった秘所から指を引き抜き、今度はクリトリスに被っている皮を剥いた。
外気にさらされ、プックリとしているクリトリスに顔を近づけて、ゆっくりと唇をつける。
「ひゃっ」
クリトリスを舌先で転がすと、さらに暖かい蜜が溢れてくる。
今度は歯で優しく甘噛みするとまるで洪水のように蜜が出てくる。
僕はそのこぼれそうな蜜を舌で舐めとりその味を十分に堪能した後、顔をゆっくりと離した。
そして最後にキュッとクリトリスを指でつまむ。
「はああっ、だぁめぇぇ――――!」

プシャアアァァーーーー

可愛い声とともに、シルヴァが腰をヒクヒク震わせながら、潮を勢いよく噴出する。
膣内を散々指でほぐされたうえに、クリトリスを刺激されたことでイッてしまったらしい。
僕は立ち上がりつつ、喘ぐシルヴァの桜色に上気した裸体を眺めていたが、すぐに彼女は回復した。
「今度は私の番ね。さっきの私と同じ目にあわせてあげる」
シルヴァはそう言うと起き上がって僕の脚の間にひざまずき、舌を突き出して肉棒を舐め始めた。
先端から根元まで、丁寧に舐めてゆく。
ある時は舌先だけを小刻みに動かしながら、またある時は舌全体を使って舐めてゆく。
初めててありながら、これほどのテクニックに、僕は荒い息しかつけなかった。

「ど、どこで――こんなこと、習ったの?」
「バナナでっ、練習、したから」
バナナ?
バナナでどんな修行をしてきたんだろう……。
でも、そんな疑問も、シルヴァの巧みなテクニックの前に、下半身が熱くなることで消えてしまった。
彼女は肉棒を喉の奥深くまで呑みこんだ。
そして形のいい唇で、先端までやさしくしごいてくれる。
これを何回も繰り返されて、僕自身、思わず射精しそうになってしまう。
そこにシルヴァが最後の止めとばかりに軽く歯を立てた。
「うぁっ――」
その刺激に耐えられず、僕は口内に射精してしまう。
「んっ、ぐぷ……こくっ―――」
一通り出し尽くしてから、ようやく落ち着いてきた肉棒を彼女の口から引き抜いた。
シルヴァは僕の精液を口の中でじっくり味わいながら飲み干した。
その間に僕の肉棒はすでに回復し、力強く立ち上がっている。
若さとお陰もあってか、元気を失うことはなかった。
「さあ、いよいよ本番ね。それにしてもラムサのって、毛が生えてないからより大きく見えるね」
そう言って彼女は僕を押し倒し、行為の最初の体制の形に戻す。
そして自分の蜜を溢れさせている花びらを、僕の腰に跨って肉棒の先端に当て、ゆっくりと腰を下ろしていった。
硬い肉棒が、肉壁を押し分け串刺しにしてゆく。
彼女の膣は気持ちよく、入れた途端に果てそうになるのを抑えてぐっと耐える。
鍛え抜かれた体による、膣壁の締め付けは強く、吸い込まれそうだ。
シルヴァは黙ったまま僕との接合部をじっと見つめている。
「ど、どうしたの?」
僕に至らない部分があったのだろうか?
心配になり思わず聞いてみたら意外な返事が返ってきた。
「痛くない」
「え?」
「……初めては痛いっていうのに痛くないの」
恐らく幼少からの忍者としての激しい修行によって処女膜が破れてしまったからだろう。
最初はぎこちなく上下運動を繰り返すだけだったが、次第に異物感がなくなってきたらしく、シルヴァの動きも滑らかになってきた。
段々と腰の動きが激しくなるにつれ、シルヴァの顔が艶かしくなってくる。
「はぁん! ラムサの……なんて、硬いの!」
彼女自身、自分でもこんな一面に驚いているようだ。
子宮口まで一気に肉棒を突き刺すと、僕はシルヴァの顔を引き寄せて、唇を合わせた。
舌を入れるとすぐに彼女の舌も甘く絡み付いてくる。
自分の精液の味が少ししたが、そんなことは気にならなかった。
シルヴァのクネクネとよく動く舌の動きは気持ちよく、僕は彼女に負けじと舌を動かす。

キスも一段落し、今度はそのまま起き上り、座位のような姿勢で舌を突き出して胸を舐めることにした。
最初はチロチロと、最後はしゃぶりつくように左右の乳房を舐め回す。
僕は乳首に歯を立てると同時に、下から思いっきり肉棒をグイグイと突き上げた。
「ひゃん!」
シルヴァの背中が大きくのけぞり、僕はその反動で後ろに倒れ、騎乗位姿勢に戻った。
僕は彼女のほっそりした腰を両手で支え、激しく肉棒を突き入れる。
シルヴァも僕の動きに合わせて、お尻を上下させている。
僕の目の前で美乳が揺れる。
僕は両手を突き出して、その乳房を揉みしだいた。
「あっ、すごい……こんなの、はじめて――――」
シルヴァが頭を振ると、束ねられていいる髪がまるで別の生き物のように踊った。
僕と彼女の股間からは、グチュグチュと卑猥な音が響いている。
シルヴァは狂ったように、腰を上下させており、かくいう僕も限界が近い。
「シルヴァ、シルヴァ! も、もう出ちゃうよ――」
「膣内に出して! 大丈夫だから! ふえぁっ……もうイ、イクゥ―――!!!」
シルヴァがひときわ高く叫んで腰を沈めた時、僕も同時に絶頂に達して勢いよく精液を放った。
彼女の膣内はそれを全て受け止め搾り取るような締め付けだった。


それから、僕と彼女は行為の後の快感に浸りながら暫く抱き合っていた。
「…………私たちの体の相性って最高だったね」
最初に口を開いたのはシルヴァだ。
「で、結局僕達は組む事になったの?」
「ラムサだってノリノリだったじゃない」
これには何も言うことはできない。
現に楽しんでしまったし……。
「でも属性関係上パーティ組めないし」
「そんなゲームシステムなんてどうにでもなるわ。だって私は忍者だけどムラマサ装備してるし中立だし」
「ゲームシステムって何さ!? って言うか無茶苦茶だあぁ〜」
「カドルト神の正体がロボットだったのに比べればマシだと思う」
「……どこでそんな事を……(絶句中)」
僕はもう何も言えなかった。あの御先祖様してこの子孫ありというしか……。
「というわけで今後ともヨロシク、ラムサ」
そう言ってシルヴァはニッコリと微笑んだ。
この我が道を行く、不思議かつ理不尽な女忍者に、一生振り回されることになりそうです。
エッチの時にはあんなに可愛いのに……。
「というわけで地上に帰ったらロイヤルスイートで二回戦ね」
「え……?」
この後行った街で、僕の彼女となった全裸の女忍者の行動一つ一つに釘付けにされるのは言うまでもなかった。
そして自分がどれほど世間知らずだったのかも……。