長女=人くの一
長男=ディア侍
次男=人君主


「聞いてよ姉さん。僕、すごいエナジードレイン対策を思いついたんだ」
「どんなの?」
「使うのはこれです、手裏剣。こいつを三つ」
「何で手裏剣なの」
「知らないの?手裏剣にはドレイン抵抗があるんだよ(※XTHのにはありません)」
「だったら持ってるだけでいいじゃない。三枚も必要ないでしょ」
「いやいや、ここからがすごいとこなんです。次にこれを見てください」
「……電○プレイステーション?」
「XTHを猛プッシュしてくれた素敵な雑誌です。僕も愛読してます。これを読んでアイディアを思いついたんですよ」
「もったいぶらないで教えてよ」
「フフフ、よろしい、では手裏剣を用いた全く新しい対ドレイン装備をお見せしまSHOW!」
「―――これは!」

「名付けて、手裏剣ビキニッツ!さぁ姉さん、レッツ着用!」
「絶対にノゥ!」
「ひどい!可愛い弟がよなべして(してねぇ)作ったというのに!くそぅ、腹いせに姉さんのマル秘盗撮写真をバラまいてやる」
「……あんたそんなのいつのまに」
「僕は持ってないけど、兄さんは持ってるよ。ねぇ、兄さん?」
「何で知ってるんだよ!」

「うわ……冗談で言ったのにガチで持ってるんだ……。何気ない一言ですごいのが釣れちゃったよ」
「あ」
「こいつぁとんでもないインモラルブラザーだ。マジドン引き。姉さん、今度兄さんの部屋にいきなり入ってごらん。栗の花の香りがアナタを新世界に導きます」
「こぉんのエロ侍ィィ!(首はねようとする)」
「うおー、誤解だやめれー!くそ、隊長、覚えてろよ!(逃げながら言う)」

「……ああ、兄弟って素敵だなァ。ブラザーフッド教団万歳。ララに称賛あれ!」