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【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ4【総合】
1 :名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 01:33:05 ID:J4x05xgX
ワードナ率いるヴァンパイア軍団や、ローグ、オークその他のモンスターに凌辱される女冒険者たち。
プリーステス、ウィッチ、サキュバス、獣人などの女モンスターやNPCを凌辱する冒険者たち。

ここはそんな小説を読みたい人、書きたい人のメイルシュトローム。

凌辱・強姦に限らず、だだ甘な和姦や、(警告お断りの上でなら)特殊な属性などもどうぞ。
また、既存の作品を舞台にした二次創作とはまた違う、オリジナルWIZもOK。
過去スレその他は、>>2-10辺り。


2 :名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 01:34:01 ID:J4x05xgX
●扱うシリーズ
 正伝#1〜#8、外伝、ディンギル、エンパイア、エクス、BUSINと、WIZ関連なら全般的にOKです。

●前スレ
 【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ3【総合】
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1124884172/l50
 ウィザードリィのエロパロ2
 http://sakura03.bbspink.com/test/r.i/eroparo/1114358381/
 ウィザードリィのエロパロ
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1093861447/

●保管庫
 http://ascii2d.no-ip.info/user/wiz/wizsstop.html

●関連スレ
 半角二次元板のWIZARDRY総合スレ
 http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/ascii2d/1121793764/

3 :名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 12:22:38 ID:UVLEL1cH
ウィザードリィのエロパロ2(URL修正)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1114358381/

4 :名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 13:55:23 ID:v3k2ovRH
>>1-3 スレ立て乙

5 :名無しさん@ピンキー:2006/02/15(水) 19:01:23 ID:vBjGfFyN
祝新スレ保守。

6 :名無しさん@ピンキー:2006/02/16(木) 04:27:13 ID:QzVEZ53w
●関連スレ(別板)

 【魔物】人外女性総合スレッド【天使】6(キャラサロン)
 http://sakura02.bbspink.com/test/read.cgi/erochara/1125560995/l50

 WIZARDRY【RPG】B14F(家ゲーRPG)
 http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1139558675/l50
 ※全年齢につき注意!

7 :名無しさん@ピンキー:2006/02/18(土) 18:27:50 ID:aXOABT+R
― いのり ― ささやき ― えいしょう ― ねんじろ! ―

*ほしゅ!*


8 :名無しさん@ピンキー:2006/02/20(月) 23:57:11 ID:HuBDzeuI
− い海苔 − ささ焼き − えい焼 − ねん汁 −

ウィザードリィエクスの特殊アイテム(ホントにあるんだョ)


9 :名無しさん@ピンキー:2006/02/21(火) 00:52:29 ID:P+R7ZrIj
保守がてら、エンパイア1より小ネタ。


ハーフエルフ神女です

旅の仲間に君主がいるとです


ハーフエルフ神女です

おまけにデビリッシュ司祭もいます
おかげでプリースト呪文を使う機会がほとんどなかとです


ハーフエルフ神女です

パーティーで一番若いのに、自慢の銀髪をシラガと言われたとです


ハーフエルフ神女です

最近神女なのに「聖なる槍」が装備できないと知りました


ハーフエルフ神女です

今装備してるのは、なぜか「女王の鞭」とです
誰も呪われてるなんて言ってくれなかったとです


ハーフエルフ神女です

おまけに着てるのは「セーラー」と「ルーズ」とです


ハーフエルフ神女です

仲間が「これ付けといて」と言って、「ネコのみみ」を置いて行きました
これから行くのはホントにミルダール城なんですか!?


ハーフエルフ神女です

それまで持ってた「天使の輪」は、別パーティーの召喚師が持っていったとです


ハーフエルフ神女です

最近こんな格好がちょっぴり病みつきになった自分を発見したとです


ハーフエルフ神女です

ハーフエルフ神女です

ハーフエルフ神女です


>>1新スレ乙です

10 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/02/23(木) 21:33:25 ID:WeI2Rmth
遅ればせながらスレ立て乙!です。

エンパイアだと
「パーティの相性よくするために女デビリッシュ5人高レベル万能者の中に
ほうり込まれた男ハーフエルフが、いじめられながら6P」という妄想を……w

11 :名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 08:08:00 ID:hUbEFJVj
>>9
シラガにワロタ。
エンパイアって本当にネコミミあるんだな…

12 :名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 17:38:49 ID:FnGaWYAi
要するに種族間の相性とは体の相性なんだな。
だから種族が違うと美的感覚の差で勃ったり萎えたり
勃ちがよくなったり勃ちが悪くなったりすると。


つまりあれか。
ハーフエルフは全種族に欲情できる猛者で
デビリッシュはハーフエルフっ娘にしか欲情できない求道者ということか。

13 :名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 19:08:42 ID:fcN4sXmt
ありゃハーフエルフは相性打消しじゃなかったか
全種族に欲情はホビットあたりが近いんじゃねぇかな

そういや、以前エンパ本スレで「なぜ相性打消し能力が半エルフに備わってるか」てのがあった時
「はけ口があると多少のストレスは解消できる」とかいう説があったな
今見ると随分エロイじゃぁないか

14 :名無しさん@ピンキー:2006/02/26(日) 20:51:12 ID:HCDzSovN
女性狂戦士×3 同全能者×2の戦利品の鑑定に招かれ、そのまま
揉みくちゃにされるハーフエルフ司祭などはどうだろう。

15 :名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 18:32:43 ID:MhaR2r+B


16 :名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 20:32:33 ID:RYV21mpY


17 :名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 20:39:40 ID:CghfEi47


18 :名無しさん@ピンキー:2006/02/27(月) 22:08:48 ID:gimSTIXi
>>14
さあ、その妄想を形にするのだ!

19 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/01(水) 19:58:39 ID:Lusubfi+
一連のハーフエルフやらデビリッシュやらの話題に触発されて執筆中。

予告編

キャスト

・全能者(デビリッシュ)
・狂戦士(人間)
・召喚師(ハーフエルフ)

傾向
・純愛

プレイスタイル
・3P


などとスレに活力剤をぶち込んでみる

20 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/02(木) 01:27:01 ID:s6o6eXFy
(傲慢な全能者と寡黙な狂戦士と健気な召喚師)

仰向けになった私に圧し掛かる狂戦士が、荒い息を吐きながら、普段は鬱陶しく、しかし今は誇らしい
重たい乳房に顔を埋め、先端から半ばまでを大きな口で頬張り、力強い舌と鋭い歯で敏感な所を刺激してくる。
暖かな口内で舐られる先端は甘い痺れと心地よい熱と耐えがたい喜びを、心臓へと直接伝えてくる。
「あっ、ん……」
愛しい男に触れられるということは、これほどまでの歓喜をもたらすものかと、行為に及ぶたびに思う。
酒場でこの男と偶然にも相席となってしまった時、私は彼を下等な人間族めと見下していたし、
彼は私を汚らわしいデビリッシュと嫌悪感も露わな目で見ていた。互いに互いを忌むという
最悪の出会い方をした我々だったが、その時、丁度酒場を訪れたハーフエルフの召喚師が
同じテーブルについたことによって、互いの心に根ざした嫌悪感が消失し、喧嘩別れだけは避けられた。
今にして思えば僥倖だった。
その後は三人で迷宮を巡り、共に過ごしていく内に我々は種族を超えた愛を育み、今にまで至った。
「あ、ぅ……ぁん……ふっ…ん」
鋼の女と呼ばれる普段の私と、こうして汚らわしい人間の男の愛撫に悶える今の私が同一人物であるのか、
自分のことであるのに全く確証が持てない。本当に、私は私なのだろうか。
甘い疼きを伝える乳房に目をやると、獣のようにそこにむしゃぶりつき、唾液まみれにしている狂戦士と目が合った。
狂戦士は、私の乳房を美味そうに貪りながらからかうような笑みを見せ、口の動きで語った。
「―――――――――」
この物心ついた時には声が嗄れていた寡黙な狂戦士は、恐らく「気持ちいいだろう」というようなことを言ったつもりなのだろう。
確かにそれは否定できない事実だ。だが、素直に認めてやるのは癪だった。
それに、喋るための口の動きでより一層の快楽へと導かれたことで、意味のあることを喋るのも困難だった。
ならば、口にせず、言葉に出さず、態度だけでそれとなく示せばいい。
「んっ……くぅ…っ…!」
私は漏れ出そうな声を押さえつつ、狂戦士から顔を背けた。
果たしてこれで伝わっただろうか。少しだけ不安になる。
いや、伝わっていて欲しい。私が初めて身を任せ、唯一肌に触れさせた男が、私の気持ちを察せないなどあってはならない。
果たして、私の内心の懇願に応えるように、狂戦士の口の動きが激しいものになった。
激しく、それでいて私の敏感な所、私が触れて欲しいと思う場所ばかりを的確に責めてくる。
「ふぁっ……ひぁ……ん……」
狂戦士は、見事に期待に応えてくれた。そのことに安堵を覚え、狂戦士に向けて自然と微笑みを浮かべそうになった
自分が気恥ずかしくなり、内心で慌てながら視線を別の場所に逃がす。
と、私の真横に寝転がる、まだ少女と言ってもいい華奢な体躯の召喚師が物足りなさそうな表情を浮かべているのが視界に写った。
「あの、私も……」
彼女は狂戦士に身を擦り寄らせ、小さな舌先で彼の逞しい胸板を繊細な動きで何度も何度も舐め上げ始めた。
「…っ…待て……!」
召喚師の切なげな求めに応じた狂戦士が顔を上げようと、私の乳房から顔を離そうとする気配を感じ取り、
私は慌ててその後頭部に腕を回し、恥も外聞もなく必死で抱き止めた。
彼女と私でこの男を共有しているのは納得済みとはいえ、今は私の番だ。今だけは、私の男だ。邪魔をされたくない。

21 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/02(木) 01:27:41 ID:s6o6eXFy
「んっ……はぁ……」
窒息しそうになってもがく狂戦士の動きが、私の肌と擦れ合う彼の肉体の感触が、私に非常な悦びを伝えてくる。
「―――――――――!」
しかし、所詮は後衛職である私が、忍者、君主、侍をも超える最強の前衛職をいつまでも押さえられるはずがない。
狂戦士は必死にもがいて私の抱擁を抜け出し、自由になった口で空気を求めている。
「待って……まだ、満足、していない。お願い……お前が欲しいのだ……」
信じられない。これが私なのか。私の声なのか。
そう思ってしまうくらいに甘えきった声で狂戦士に懇願し、肌を擦り付けて誘惑し、既に女を貫く用意を
万端整え、先端から先走りの液を垂らす剛直をそっと握り、扱き立てたくなるのを自制して優しく撫で回した。
太く硬く熱く逞しい剛直は触れた瞬間にびくりと震えたが、狂戦士は心地よさそうな吐息を漏らしながら
私の愛撫を受け入れ、返礼とばかりに私の大切な所へと、たった一人の男に捧げるためにある場所へと、
逞しい手を伸ばしてくる。
無骨な指が、こちらも既に準備万端の女陰に触れる。
触れた部分に微かな圧力が感じられ、指がゆっくりと中に侵入しようてしているのがわかった。
「―――?」
しかし私はその手を可能な限りに優しい手つきで押し留め、訝る狂戦士の男根を撫で上げる。
「もう、余計な前戯は……不要だ……早く、欲しいのだ……」
普段ならば絶対に言えないようなことを言って、私は狂戦士を求めた。
狂戦士は小さく微笑んで頷くと身体をずらし、逞しい男根を私の女陰に押し当ててきた。
待ち望んでいたものが手に入る悦びとそれがもたらす快楽への期待に身体が火照り、女陰がますます潤んでいくのが自覚できた。
「駄目です!」
「――――――!」
入り口を押し広げられようとしているのを感じた瞬間のことだった。
「何を、する……!」
鋭い制止の声と共に、私の欠落を埋めるはずの男根が横から伸ばされた繊手に握られ、前進を阻まれていた。
得られるはずのものが手に入らないという喪失感、早く快楽の絶頂に達したいという焦燥感が心中に生まれる。
「お姉さん、狡いです……」
私を満たすはずだった愛しい男根を横取りして愛撫を深める召喚師が、拗ねたように唇を尖らせて言う。
「何がだ……」
「だって……この間、私が寝てる間にお兄さんとえっちしてたでしょう……狡いです。お姉さんだけ」
「いや、それは……」
「…………」
以前、こっそりと二回戦を始めたことは隠し通すことができたと思っていたが、どうも認識が甘かったらしい。
私と顔を見合わせる狂戦士はばつの悪そうな表情を浮かべており、彼の深い瞳の中に写る私も同様だった。
「ねえ、私もお兄さんとえっちしたいんです……」
私達の動揺を看破した召喚師が、甘えるような声音で私達に擦り寄ってきた。
「――――――」
狂戦士の唇の動きを読むに、「どうにかできないか」と言っているのだろう。
私は二人の視線を受けながら、火照った満たされない身体を持て余しながら、
誰からも文句を言われることなく快楽を貪れる方法を模索した。

22 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/02(木) 01:28:14 ID:s6o6eXFy
「……来い」
答えは出た。こうすればよかったのだ。
「えっ、きゃ……」
私は召喚師の虚を突いて抱き寄せ、狂戦士との間に空けた隙間に彼女の華奢な身体を滑り込ませた。
丁度、私と召喚師が抱き合い、その上から狂戦士が覆い被さるような体勢だ。
「皆で楽しもう……これでいいな?」
「えっ、み、みんなって……きゃうっ!」
もう今すぐにでも淫欲に溺れたい私は、召喚師の返事を待たずに彼女の身体に手と舌を這わせた。
手触りのいい瑞々しい肌を撫で回し、小さく引き締まった尻たぶを揉み、私の淫らなそれとは違う
清楚な乳首に彩られた未熟な乳房に私のそれを擦り付け、中途半端に尖った耳に舌を這わせ、
既に充分に塗れた互いの女陰を合わせ、陰核同士をつつき合い、脚を絡めて纏めて開き、
剛直をいきり立たせて見守る狂戦士に女の聖域を見せ付ける。
「おね、さん……!駄目、そこ、駄目ぇぇっ……!あっ、あっ、は、入って、そん……いきな…ぁ…んっ」
私の手から逃れるように身を捩じらせていた召喚師だったが、突然目を見開いて高らかな声を
上げたかと思うと、力を抜いて私の愛撫に身を委ねてきた。
何があったかは全て見えていた。
男根を極限までいきり立たせていた狂戦士が、おもむろに召喚師の腿を掴み、その剛直を突き入れたのだ。
一息に奥まで貫かれたらしい召喚師の体重と、狂戦士が腰を打ち付ける衝撃が私にはっきりと伝わってくる。
まるで、二人同時に犯されているような錯覚すら覚える。
「あっ、ああっ、ひぅんっ、おにい、さ、んっ…!」
「んっ、くっ、こ、こら、そこは、っ、あ…っ…!」
自らも腰を振って男根を貪る召喚師は、狂戦士の突きに耐えるためか私にしがみつき、私の乳房に
顔を埋めて指、掌、唇、歯、舌などを駆使した激しい愛撫を加えてくる。
凄まじい快楽の嵐だったが、しかし決定的に物足りない。生物の雌としての本能が満たされないからだ。
胸が激しく嬲られれば嬲られるほど内にこもった欲求が高まり、女陰が疼き出す。
「あっ、ぬ、抜いちゃ、やぁっ……!」
そう思っていたら、召喚師が悲鳴のような喘ぎを漏らしたと思ったら、その瞬間、私の全身を至上の快楽が駆け抜けた。
「あっ、あぁぁぁっ!」
私の女陰は、召喚師の愛液にまみれ狂戦士の先走りを垂らす剛直によって貫かれたのだった。
前置きもなしに貫かれる快楽というのは病み付きになりかねないほど強烈なものだった。
召喚師が突然力を抜いて快楽に身を委ね始めたのも、今こうして体験すれば理解できる。
最奥までを満たされ、ゆっくりと内壁を擦り上げられ、激しく入り口を押し広げられ、私は快楽に咽び泣いた。
「やっぱ、り、お姉さ、ん、狡いで、す……」
「あっ、こ、こらっ、や、やめっ、やぁ、あっ!」
息も絶え絶えといった様子ながらも恨めしげな召喚師が、私の胸や陰核に手を伸ばして嬲り始める。
求めていた男根に内部を満たされ、召喚師の愛撫に外部を満たされ、私は何も考えられずに
ただひたすらに与えられる刺激を甘受し、私に抱き竦められるようになっている召喚師と、
その上に覆い被さるような体位に移行した狂戦士の肉体にしがみつくだけだった。

23 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/02(木) 01:28:47 ID:s6o6eXFy
「あっ、そ、そんなっ、二人がかりでなんてっ、あっ、ぅんっ……!」
「きゃっ、あ、も、もっと優しくぅぅっ……!」
ふと気がつくと、私と召喚師の間をまさぐる腕が二本増えていた。狂戦士が逞しい腕を我々の間に差し込み、
相手構わず触れた部分を弄り回しているのだ。
力強い腰の動きに合わせて内部を抉る硬く逞しい男根、乳房を揉みしだく大きな掌、敏感な部分を弄る指先。
それらがもたらす快楽によって、私は絶頂への道を上り詰めつつあった。
「あっ……そんなっ、何でぇっ……!」
達しようとした瞬間、引き抜かれた。しっかりとタイミングを見極めていたのは間違いないというほど的確に、
私が絶頂に達しようとしたその瞬間に愛しい剛直は私の中から出て行ってしまった。
行き場を失った快楽を持て余し、火照った身体が切なくなる。
先ほど同じようなことをされた召喚師の気持ちが理解できた。
「あっ、いいっ、いいですぅっ、お兄さぁんっ!」
そうして、今度は召喚師の中に男根が潜り込む。
「うぁっ、あっ、くぅっ、もっと、もっとだっ……!」
しばらく召喚師を貫いていたかと思うと、今度は私の中を抉り始める。
私達は随分と長い時間を、交互に犯されて過ごしたように思う。
しかし、どれだけ長い淫欲の時間も必ず終わりがくる。
それは狂戦士の剛直が私を貫いていた時のことだった。
突然、中を擦っていた男根がびくびくと震え出し、勢いよく引き抜かれた。
「あっ、抜くなぁ……中で、中で出していい……!」
中で出して欲しいなどとは恥ずかしくて言えない。これが私にできる最大の懇願だった。
だが狂戦士は私の言葉など気にした風も見せずに召喚師の腿に手をかけた。
「あっ……」
やはり私よりもこの小娘の方がいいのか。そう思った時、私は自分の予想が外れたことを悟った。
男根は召喚師を貫くでも、その場で扱き立てて私達に白濁したシャワーを浴びせるでもなく、
私と召喚師の女陰の合わせ目を貫いたのだった。
「ひぃんっ、おにい、さ、ああっ、そこ、もっと、もっと擦ってくださひぃぃっ!」
「うぁぁっ、いい、いいぞ、あっ、うぅっ…っ…!」
三人分の体液にまみれて滑る剛直が、私と召喚師の粘膜と陰核、そして腿や下腹を刺激し、
二人同時に犯されているという、腿や下腹を卑猥な男根で嬲られているという事実が私達を昂ぶらせる。
「お、ねえさんっ……!」
「…ぅっ、わ、わかって、いる…ぁひっ!」
私と召喚師はしっかりと互いの身体を絡め合い、腿と腿、女陰と女陰、腹と腹をぴっちりと合わせて
一個の巨大な女陰となり、愛しい男の男根を締め付けた。

24 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/02(木) 01:29:19 ID:s6o6eXFy
「―――――――――!」
「あっ、ああぁぁぁぁっ!」
「いっ、いぁぁっ、あんっ、ひぁぁぁっ……!」
狂戦士が声にならない声を上げて痙攣すると同時に、私達も高らかな嬌声を上げて悶え狂い、絶頂に達した。
互いの女陰から吹き出る飛沫と、腹の間に吐き出された大量の白濁液の灼熱を感じながら、私と召喚師は悶え続けた。
「あっ、こんなに……」
「本当だ……」
「勿体無い……です」
「そう、だな……」
そうしてしばらく身体を重ねて熱を分かち合った後、私達は愛しい狂戦士の子種にまみれた互いの身体を見つめ合い、
どちらからともなく互いの身体をまさぐり合い、舌を這わせ始めた。微かな甘味さえ伴っているようにさえ思える白濁した
粘液を舌先で舐め取り、互いに見せ合うようにして口の中で転がしてよく味わい、時にそのまま飲み込み、
時に互いの口内へと流し込んでは舌を絡めて撹拌し、互いの唾液との混合液を飲ませ合う。
ふと気づけば、もう私と召喚師の全身は一点の例外もなく互いの唾液にまみれていた。
今はただ、互いに舌を絡め合い、身体を弄り合っているだけだった。最早、愛しい子種はどこにも見当たらなかった。
いや。
あった。たった今、発見した。ふと見れば召喚師も同じものを見つけたようだ。
一瞬だけ視線が交差し、互いの思惑を確認し合う。もう我々は互いを愛撫し合った同志ではなく、
一つの獲物を奪い合う二匹の雌獣だった。
私達はほとんど同時に獲物を、私達の愛液と白濁液にまみれた、未だに天を目指して屹立する男根を目指して動いた。
「ふふふっ!」
「うう……やっぱりお姉さんは狡いですぅ……」
勝利したのは私だった。私の方が先に獲物にむしゃぶりつき、召喚師は横で指を銜えているのみだった。
肉体的な能力はハーフエルフである召喚師よりもデビリッシュである私の方が上なのだから当然だ。
「お前は何もしなくていいぞ。さ、横になれ」
先に男根を清める権利を勝ち取った私は狂戦士を横たえ、その逞しい身体を撫でながらゆっくりと股間に顔を寄せた。
それが私達を貫いたという証でもある愛液と子種の混合液にまみれた剛直は、愛しい男の最も濃密な匂いを放って
私の嗅覚を刺激する。私は女陰が再び潤い始めるのを自覚しながら、硬く立ち上がった男根に舌を這わせてじっくりと味わう。
「――――――!」
私の舌が触れるたびに狂戦士の肉体が震えるが、それも当然のこと。この男が私達の身体の全てを把握しているのと同様に、
私達もまたこの男の身体の全てを把握している。弱点を責めるくらいは造作もない。
生臭い、しかし私にとっては至上の美味である体液の混合液をゆっくりと舐め取っていく。
表面を覆う体液を舐め取った後は、今度はその大きな先端を口に含み、下から扱き立てながら中に残った子種を吸い上げる。
舌で先端を舐め、舌先を亀裂に差込み、きつく吸い上げるたびに口内の剛直が震える。

25 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/02(木) 01:29:53 ID:s6o6eXFy
見ている方が嬉しくなるくらいに私の口を楽しんでくれているようなので、もう少しサービスをしてやることに決めた。
男達の欲情を挽きつけて止まない乳房を男根に押し付け、唾液のぬめりを利用して挟んでやったのだ。
私の柔らかい乳房が硬い男根によって変形していく様はとても淫らで、谷間から頭を出すに留まらず、私の口に触れ、
入り込もうとしてくるほどに怒張した剛直には欲情を超えた愛情すら感じる。
そのようにして先ほどの残滓を完全に吸い出した後、物足りなさそうに震える男根から口を離し、しばしの間、味を堪能する。
即座に飲み込むような無作法はせず、口の中で転がして味わい、少しずつ少しずつ、極上のワインにするように飲み干していく。
「お姉さん……私にもくださいよぉ……」
半分ほどを飲み終えたところで、横で指を銜えてみていた召喚師が遠慮がちに見てくる。
このまま飲み干してもいいが、少しくらい分けてやっても問題はないだろうと思い、頷いてやった。
「ありがとうございますぅ……ん、むぅ、おいし、ですぅ……はぅ……」
私達はどちらからともなく再び唇を合わせ、愛しい子種を分かち合った。
「んふぁ……ああ、お前のことを放っておいて悪かったな」
わざとゆっくり子種を受け渡し、その様子を見せ付けて欲望を煽ろうという作戦は成功した。
私達の視線の先にある剛直は、私達の媚態を受けて先ほどにも増して昂ぶっていた。
「お兄さん……たっぷりご奉仕してあげますね」
頬を染めながら言った召喚師が大の字になった狂戦士の脚の間に跪き、まるで奴隷が主人にするような
恭しさで男根を手に取り、根元から先端へと舌を這わせ、先端にキスを繰り返してはまた根元までを舐めていく。
根元に達した舌はそこで止まることなく、そのまま見るからに大量かつ濃厚な子種の詰まっていそうな陰嚢へと達する。
「―――――――――!」
陰嚢を小さな愛らしい口が頬張り、口内で転がし始めると、狂戦士は声にならない声を上げながら身体をひくつかせた。
それを見て満足そうな笑みを浮かべた召喚師は、自らの女陰に手を伸ばし、奉仕を続けながら自らの快楽を貪っている。
いけない。見とれている場合ではなかった。このままでは私が奉仕する余地がなくなってしまう。
私は慌てて動き出した。
私は、丁度女陰が狂戦士の顔に接するよう、逆さまに彼に覆い被さった。
「奉仕されるばかりでは退屈だろう……だから、な、私にも、して欲しい」
狂戦士の顔を両腿で挟むようにし、彼に促した。
「んぁっ……!」
彼も心得たもので、私の女陰に顔を押し付け、無骨な指で押し広げるようにしながら舌を中に潜り込ませてくる。
硬い男根とは違う、柔らかな舌が敏感な所ばかりを撫で回していく感触に、背筋が震えるような快感を覚える。
だが、私もただ黙ってやられているだけでは無論ない。
先ほどから召喚師が陰嚢を丹念に清めているところに顔を寄せ、彼女が私のために残しておいてくれた部分、
つまり最大のご馳走である男根を口に含む。この男のは大きすぎて口に入りきらないが、先端を口に含むくらいは簡単だ。

26 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/02(木) 01:30:25 ID:s6o6eXFy
「はむっ、むぅ、んぅ……」
「はっ、はぁ、むぁ、ん……」
私達は獣が餌を貪るように狂戦士の男根にかぶりつき、舐り回し、肌を擦り寄らせた。
また、私の場合は狂戦士に奉仕するだけではなく、彼の奉仕を受けてもいた。
いくら舐め取られても決して乾くことのない愛液が彼の顔を汚し、彼の男根から染み出す先走りが私の顔を汚す。
ただ黙々と奉仕し、快楽を貪り続けたが、どれほど心地よい時間にもやはり終わりというものは厳然としている。
「あぁぁっ!」
最初に、召喚師が達した。達しながら、最後の力で快感として受け取られるぎりぎりの強さで陰嚢と睾丸を甘噛みする。
「くぁぁっ、うぅっ………!」
続いて、私が達した。達しながら、より多くを貪るために女陰を狂戦士に押し付け、より多くを与えるために男根を強烈に吸い上げる。
「―――――――――!」
最後に、狂戦士が達した。達しながら、私の女陰を吸い続け、男根を突き上げて迸る灼熱の子種を私の喉奥に流し込もうとしてくる。
「んむっ、ふぁはっ、多くて、おいし…むぅ…」
ゼリーのような粘りを持つ非常に濃い白濁液は、人間としては有り得ないほど量が多かったが、全く苦にならない。
私にとっては世界で最も美味な飲み物の一つであるそれを、喉を鳴らして飲み干していく。流石にゆっくりと堪能する暇はないが、
口内で震える男根からは次から次へと泉の如くに湧き出てくるので、結果として長く味わうことができた。
「お姉さん、私にもぉ……」
「あっ……」
「ふぁあ、おいひぃれふぅ……」
幸せな気分を邪魔してくれたのは、召喚師だ。私が子種を堪能しているところにいきなり手を伸ばして男根を掴み、
子種を吐き出し続けるそれをそのまま自分の口へと運んでしまう。口から口への移動の最中にも白濁液は吐き出されて
私達の顔を汚したが、それはただただ愛しい男の子種を肌に浴びる快楽をもたらすだけだから問題はない。
問題は、私が飲んでいたものを取られたことだ。
「うふぅ……あっ、取らないでくださいよぉ」
「お前が取ったのだろうが」
結局、二人で取り合うことになった。奪い合いの対象となっている当の狂戦士はと言えば、私達の様子を嬉しそうに見ているだけだった。

           *           *           *

「……お前のせいでほとんど飲めなかったではないか」
「お姉さんのせいです!」
私達は互いの顔を彩る狂戦士の子種を舐め合ってからというもの、こうして言い争っていた。
口に含む前に取り上げられては、飲むことなどできずに顔にかかるに決まっている。
そのことを承知していながらもこういう結果になってしまったのは、全て召喚師が我儘なのと、
狂戦士がどちらに飲ませるかを決めなかったせいだ。私に責任はない。
しかし、済んだことを言い合っても仕方がないのもまた事実。
私は追求する相手を変えることにした。
「おい、まだ出るだろう?」
流石に二度目の射精を終えて力を失いつつあるが、それでも並みの男を超える大きさを
保っている狂戦士の男根を撫で上げ、狂戦士の胸元を指先で撫で上げる。
喋ることのできない狂戦士は、ただ私達に向けて微笑み、頷いた。
「よし、ではもっと楽しもう」
「今度は私が先ですからね、お姉さん!」
「馬鹿を言うな。早い者勝ちだ」
「うう、酷いですぅ……」
私達も狂戦士に微笑を返し、我先にと彼の身体にむしゃぶりついた。
まだ夜は始まったばかりだ。夜明けまではまだ時間がかなりあるし、体力も充分だ。
また、もし体力が尽きたとしても、魔法や薬でいくらでも回復が可能だ。

もっと、もっと楽しもう。私がたった一人愛した男よ。

27 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/02(木) 01:31:15 ID:s6o6eXFy
ノシ

28 :名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 09:30:37 ID:gsMXjxse
>>20-26
乙&GJ!

29 :名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 10:09:20 ID:q/zR7wXk
(*´Д`)オッキシタ

30 :名無しさん@ピンキー:2006/03/02(木) 13:55:31 ID:gkNUeZ9R
(*´д`)ハァハァハァハァハァハァ ウッ

31 :名無しさん@ピンキー:2006/03/05(日) 18:08:33 ID:2ROcEUYH
hosyu

32 :名無しさん@ピンキー:2006/03/06(月) 23:34:45 ID:HWgsqhxd
ムーク♂とドワーフ♀とドラコン♀の3Pキボンヌw

33 :名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 20:21:42 ID:VPcGLD/n
保守

34 :名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 20:43:37 ID:xkIPFx2U
>>20-26ってPSのエンパイア?このスレじゃ初めてじゃね?

35 :名無しさん@ピンキー:2006/03/08(水) 21:22:11 ID:VPcGLD/n
ネタそのものは前から出てたよ。
小ネタはともかくSSは確かに初めてだけど

36 :名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 01:15:31 ID:69gwL23W
>一個の巨大な女陰となり、愛しい男の男根を締め付けた。
この下りが最高。

37 :名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 01:28:33 ID:ii7g56uN
>>36
IDが69

38 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/09(木) 15:19:38 ID:ii7g56uN
こんな演説をする夢を見た。

39 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/09(木) 15:20:28 ID:ii7g56uN
諸君 私はWizardryが好きだ
諸君 私はWizardryが大好きだ
厳しいWizardryが好きだ
難しいWizardryが好きだ
激しいWizardryが好きだ
苦しいWizardryが好きだ
易しいWizardryが好きだ
ぬるいWizardryが好きだ
痛々しいWizardryが好きだ
楽しいWizardryが好きだ
エロいWizardryが好きだ

PCに MSXに
FCに SFCに
PSに GBCに

このゲーム業界に存在するありとあらゆるWizardryが大好きだ

戦列をならべたポイゾンジャイアントの一斉ブレスが轟音と共にパーティを吹き飛ばすのが好きだ
空中高く放り上げられた冒険者が追撃によってばらばらになった時など心がおどる

侍が振るう村正がグレーターデーモンを斬り倒すのが好きだ
悲鳴を上げて仲間を呼び始めたグレーターデーモンを一瞬で切り伏せた時など胸がすくような気持ちだった

声をそろえた魔術師の横隊が敵の戦列を蹂躙するのが好きだ
興奮状態の新米が既に息絶えた怪物に何度も何度も呪文を無駄撃ちしている様など感動すら覚える

邪魔なNPC達を戦闘画面上に吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ友好的な敵達が私の振り下ろした手の平とともに金切り声を上げるカシナートにばたばたと切り刻まれるのも最高だ

哀れなブリーブ達が仲間を集めて健気にも立ち向かってきたのを魔術師の連続ティルトウェイトが玄室ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

忍者の大軍に滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだったキャラクターが蹂躙され仲間が殴られ首を刎ねられていく様はとてもとても悲しいものだ

ファズボールの物量に押し潰されて立ち往生するのが好きだ
集まってくるファズボールに追い立てられ新米の様に迷宮を逃げ回るのは屈辱の極みだ

40 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/09(木) 15:21:00 ID:ii7g56uN
諸君 私はWizardryを地獄の様なWizardryを望んでいる
諸君 私に付き従うWizardry好き諸君
君達は一体何を望んでいる?

更にWizardryを望むか?
情け容赦のない糞の様なWizardryを望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様なWizardryを望むか?
 
『Wizardry! Wizardry! Wizardry!』
 
よろしい ならばWizardryだ

我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で半世紀もの間堪え続けてきた我々にただのWizardryではもはや足りない!!

エロいWizardryを!!
一心不乱のエロWizardryを!!

我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ敗残兵に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる

我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけようとしている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中に恐怖の味を思い出させてやる
連中に我々の軍靴の音を思い出させてやる

天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人のWizardry好きの戦闘団で
世界を燃やし尽くしてやる

「Wizardry好きの大隊指揮官より全Wizardry好きへ」
目標2ちゃんねる大人の時間エロパロ板!!

第二次エロパロ作戦 状況を開始せよ

41 :適当 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/09(木) 15:22:48 ID:ii7g56uN
ノシ

42 :名無しさん@ピンキー:2006/03/09(木) 23:05:21 ID:2/s4CPrs
少佐乙ー。

43 :名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 08:16:47 ID:OCySNw/B
ファズボールを一口で丸呑みにしてみたいものだ

44 :名無しさん@ピンキー:2006/03/10(金) 10:46:11 ID:qyG4U2wW
エンパイアか……
NPCにもネタにしやすい人がいるんだよなぁ……
ギルガメッシュとマルシェ夫婦(?)とか、
気に入った客がいると一緒に朝まで騒ぐ癖があるルルンとか。

45 :名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 03:53:10 ID:skb2BBs4
2 名前:運動神経名無しさん 投稿日:2006/03/11(土) 03:19:07 ID:nUmNgkmS

【タイトル】おまえらバランスとってふたご塔を作るゲーム
【ジャンル】アクションパズル(落ちゲー亜種)
【URL】http://www.vector.co.jp/games/soft/win95/game/se389966.html
http://donichi.wizry.com/?page=package&libpage=0&libid=A0028&packid=00040119
【スクリーンショット】http://donichi.wizry.com/lib/A0028/00040119/a.jpg
【私のプレイ時間】200分
【備考/DL容量】1177kb
【コメント(感想)】
振ってくるブロックをバランスよく積んでハイスコアを目指すパズルゲーム
微妙なマウスさばき+落ちゲー的な思考能力が求められる
従来の落ちゲーより操作技能が求められる点とスコアの狙い方に幅がある点が良かった
ブロックの種類が多いため、ちゃんとハイスコアを狙おうと思うと組み合わせが多く、奥の深さに繋がっている
序盤はステージの変化が少ないのでたいくつだが、中盤からブロックの種類が増えていく
低負荷な思考が続くタイプのゲームが好きな人にオススメしたい
もちろんキッチリとハイスコアを狙いたい人のプレイにも耐えられるだけのゲーム性もある


46 :名無しさん@ピンキー:2006/03/11(土) 08:44:14 ID:y9Q4+xkg
さすがに少佐もPCE版はアウトなんだなw

47 :名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 00:25:29 ID:9CbseM5O
今度から適当じゃなくて少佐と名乗るがいいさ、演説面白かったし。

48 :47:2006/03/13(月) 00:26:14 ID:9CbseM5O
アッーーーっ!!

49 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/13(月) 01:45:42 ID:QLq3riIN
ところで、前スレに出てきた司教の筆下ろしの話を今書いているんだけど、
完成した時に前スレが残っていたら、埋め代わりにそっちに投下した方がいいのかな。

>>47
ちょっと名乗ってみた。
IDが狂牛病。

50 :名無しさん@ピンキー:2006/03/13(月) 04:46:52 ID:inBjTQY+
前スレが残ってたら、そっちでいいと思いますよ、少佐。
ちなみに司教筆下ろしの提案者です。
少佐に手を掛けていただき、光栄の極み(ズパッ)

51 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/14(火) 00:28:27 ID:bGYWxNC2
埋め分は終わったので今日はここまで。
続きは新スレで明日か明後日にでも投下予定。

ノシ

52 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/14(火) 00:35:56 ID:bGYWxNC2
投下したのは前スレなのでその辺りに注意。

53 :名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 00:50:58 ID:MIp16YD3
少佐、GJであります。(ー_ー)ゞ

54 :名無しさん@ピンキー:2006/03/14(火) 02:21:13 ID:XXdIFQXS
おつかれさまであります、少佐!∠(`へ´ )ビシッ

55 :保管庫 :2006/03/14(火) 13:07:39 ID:GYPvcFFK
>>少佐◆殿
埋め&SSご苦労様です。
名前そのままの件、了解しました。

56 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 02:04:45 ID:SVcKu0UK
投下開始

57 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 02:05:16 ID:SVcKu0UK
「じゃあ始めとくれ」
侍さんは僕に組み敷かれているというよりは、仰向けになって僕を抱きしめているような状態のまま、
僕の頬を大きくて柔らかい掌で撫でて促した。
しかし、始めろと言われてもどうすればいいのかわからない。
官能小説などでは、まずキスを楽しみ、続いて相手が快感に耐えられなくなって懇願してくるまで
全身をねっとりと愛撫し、大きな陰茎をゆっくりと押し込んでいき、最後は何も考えられなくなるくらいに
巧みで激しい腰使いで相手を翻弄して、相手が絶頂に達すると同時にこちらも達する、というような感じだが、
僕には無理だ。キスに関しては翻弄されたのは僕だったし、どこをどうやってどの程度愛撫すれば気持ちいいのか
などということはやったことがないからわからないし、陰茎にしても、本当のところは知らないが、たぶん僕のは
それほど大きい方ではなく、また、童貞の僕が女の人を喜ばせられるような腰使いをマスターしている道理がない。
「やり方がわからないのかい?」
「え、えと……」
中途半端に上体を起こしたはいいが、そこから先にすることがわからずに空中で手を遊ばせていたら、
侍さんが下から手を伸ばして僕の頬を撫でながら、優しげな微笑を浮かべた。
「あの……はい……」
「そうかい」
侍さんは笑ったが、決して不愉快な笑みではなかった。馬鹿にしているような色はなく、
とても優しい、まるで姉が弟に、母が子に向けるような温かい笑みだったのだ。
「それじゃあね……ん、女抱く時にはね、いきなり突っ込むんじゃ駄目だよ。そんなんじゃ、
折角燃えてた火が消えちまう。少しずつ少しずつ、焚き火をやるみたいに火起こししてやるんだ。
そうさね……まずはおっぱいでも弄って貰おうかね」
「えっ……」
「揉んでもいいし、舐めてもいいし、もちろん吸ってもいいよ。さ、やってご覧」
そう言って笑うと、侍さんは、小さな西瓜のように豊満で形のいい胸を、
まるで差し出すかのように僕の顔へと突きつけてきた。
ぷくりと膨らんだ淡い桜色の乳首やその周りを慎ましやかに彩る乳輪、とても深い上に隙間がないため
底が見通せない谷間、見るだけで圧倒される質量に、僕は生唾を飲んだ。
「じゃ、じゃあ、触り、ます、ね」
だが見ているだけでは、僕はともかく侍さんの方は退屈で仕方がないだろう。
僕は意を決し、今までに一度も触れたことのない未知の肉へと恐る恐る手を伸ばした。
「うわぁ……」
指先が触れた。最初の感想は「熱い」だった。桜色に火照った身体はとても熱く、それは胸も例外ではなかった。
続いての感想は「柔らかい」だった。反射的に指を引きたくなるのを堪えて何度かつついてみ、
最初に触れた時点では指を押し返すような弾力に富んでいたが、更に指を進めると蕩けるような柔らかさに迎えられた。
「ん……あたしのおっぱいはどうだい……ちょっと硬すぎるかい?」
「そんなことないです!」
優しげな笑みを浮かべつつもどこか不安げな侍さんの顔を見て何だかいたたまれなくなり、僕は思わず大きな声を出してしまった。
感情的になってしまった自分に僕自身が驚いたが、いきなりの大声に驚いているのは侍さんも同じだった。
目を瞬かせている侍さんに構わず、僕は侍さんの胸がいかに素晴らしいかを述べ始めた。
「柔らかいです。最初はとても弾力があるのに、ずっと触っていると途端に柔らかくなって……
それに形や色も、他の人のは知らないですけど綺麗だと思いますし……その、とても素晴らしい……お、おっぱいだと思います……」
最後の部分になると次第に我に返り始めていたので、恥ずかしさのあまりしどろもどろだったが、
呆気に取られたような侍さんの表情を見るに、言いたかったことはきちんと通じているようだ。

58 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 02:05:49 ID:SVcKu0UK
「そ、そうかい……嬉しいこと言ってくれるねえ」
「わっ……!」
嬉しそうに笑う侍さんにまた抱きしめられた。今度は娼館の前でやられた時と同じく、僕が顔を胸に埋めるような体勢だった。
弾力と柔らかさを併せ持った大きな胸に顔を押し付けられ、谷間に顔を挟まれてしまった。
脱出しようにも背中に力強い腕が回され、腰から脚にかけてを長い脚で捕まえられてしまっているせいでどうにもならないし、
そもそも立ち上る女の人の香りや柔らかく吸い付いてくるような肌の感触、全身を包み込む熱の心地よさによって、
この状態から逃げようなどという気持ちは全く湧いてこない。
僕は半ば恍惚としてその魅惑の抱擁を受け続けた。
「ん、丁度いいから、そのままおっぱい弄っとくれ」
前述の感覚や後頭部から腰にかけてを撫で回す手の心地よさに酔いしれていると、楽しそうな侍さんの声が聞こえた。
霞がかかった頭で言葉の意味を理解するが早いか、僕は顔を半ば覆うようにして目の前にある豊かな胸に手を伸ばした。
掌全体を使って触れると、その心地よさは指先だけの時とは比較にもならなかった。掌を通して伝わる弾力や熱、
鼓動や柔らかさは、同時に僕をも高めてくれた。
「ぅ、ん……」
ほとんど無意識の内に手を動かしていたらしく、気づくと侍さんが悩ましげな吐息を漏らしていた。
恐る恐る表情を窺ってみると、侍さんは目を細めて安らいだ顔をしている。よかった。失敗はしていないみたいだ。
僕は侍さんの反応に自信をつけ、手の動きを少しずつ大胆で激しいものへと変えていった。
最初は掌全体で撫でさするように、次に掌を僅かに開閉してゆったりと揉むように、最終的にはパン生地を捏ねるように、
僕は侍さんの、豊満ながらもしっかりと引き締まった胸を弄り回した。
「はぁ……なかなか上手だねえ……いいよ、とってもいいよ」
「は、はい!」
侍さんの色っぽい声を聞いて僕が感じたのは喜びだった。僕がこのとても立派な女の人を
喜ばせているという事実が嬉しくて堪らない。僕は喜び勇んで侍さんの胸を弄り続けた。
そうする内に、僕はあることに気づいた。胸の上を這い回る手が時たま乳首に触れてしまうことが
あったのだが、そのたびに侍さんは微かな声を上げるのだ。これは要するに、感じている、ということなのか。
僕は侍さんの反応を探るため、慎重な手つきでぷくりと尖った乳首に触れた。
「ん……乳首、もっと触っとくれ……」
心地よさげな声で言われて、僕は推測が当たっていたことを知った。
ただし、そのことを喜びつつも決して手は止めない。ここまでの経験で、何となく手を休めずに
責め続ける方がいいような気がしたからだ。
指先でつつき、指の腹で擦り、押し潰し、摘んで引っ張り、揉み、擦りと、僕は指先でできる知る限りの愛撫を加えた。
僕が何かをするたびに、侍さんの身体が小刻みに震える。僕が、この僕が侍さんを感じさせているのだ。
「本当、上手、だねえ……本当に童貞かい…?」
僕を抱きしめる手足に込める力を強めつつ、侍さんが悩ましげな吐息と共に言葉を吐き出す。
「き、気持ちいいですか?」
その声にあまりにも色気が含まれていたので、思わず訊いてしまった。
「ん……生意気」
侍さんは口ではそう言っているが、目はとても優しかった。

59 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 02:06:24 ID:SVcKu0UK
「でもね……いいよ、凄く……そ、そう、そうやって……舐めたり、吸ったりはしてくれないのかい……?」
「えっ……は、はい……!」
もう躊躇うような僕ではない。
言われてすぐに僕は、手の動きをそのままに、すっかり膨らんだ乳首を唇で軽く啄ばんでみた。
侍さんを感じさせているという認識は、僕の人間性に変化をもたらした。少なくとも女の人の身体に触れることへの
恐れは僕の中から消えた。変わって生まれたのが、女の人に触れたいという欲求だった。
「ぅ、そうだよ、上手、上手……次は、どうしてくれるんだい」
何度もそうやって、悪戯をするように啄ばんでいると、震える声で息を吐き出しながら侍さんが僕の頭を撫でた。
そろそろ頃合かと思って啄ばむのをやめ、唇で乳首を挟んで固定し、舌先で敏感そうな先端を舐め始める。
唾液に濡れた乳首は甘く薫り、口内に甘美な味わいを生じさせた。
舐めるだけでは気が済まず、試しに啄ばんだまま引っ張ってみると、侍さんの身体が微かに反り返った。
そのまま今度は吸ってみると、押し殺した喘ぎ声と共に後頭部を押さえつけられ、胸を強く押し付けられた。
僕の顔の形に合わせて変形した胸の質量すらも楽しみつつ、僕は侍さんの乳首を味わった。
「っ……そ、そうそう、上手じゃないか……もっと激しくしてもいいんだよ……」
声を上げそうになるのを必死に堪えているような様子の侍さんに、更に悪戯心が刺激された。
僕は唇で挟んでいた乳首を一旦解放してから、今度は細心の注意を払って前歯で挟み込み、少しずつ力を込めていった。
「あっ……くぅ……そ、そんな技を使うのかい…っ…エロ小説の……ん…読みすぎじゃ……ないかい……!」
丁度、摘んだ時に最も反応が激しかった時の強さに合わせて甘噛みしてみると、反応は劇的だった。
「んぷ……」
歯を立てるたびに力強い腕で抱きしめられ、胸を押し付けられ、ふと気づけば乳首だけでなく
胸全体を頬張っているような状態にまでなっていた。口内に押し込まれた胸の弾力と柔らかさを
半ば食べるようにして味わい、これ以上は入らないというほどまでに吸い込んでは吐き出し、また吸い込みと
いうようなことを繰り返していく。
「あっ……はぁ……も、もう、弄るのは、いいさね……」
それは唐突な出来事だった。
「んぁっ!」
両側の胸を代わる代わる味わっていた時のことだった。
「へぇ……可愛い……顔してるのに……こっちの方……は立派…じゃない…かい」
僕の背中に回されていた手が股間に差し入れられて、そのまま陰茎を握られてしまったのだ。
ただ握られているだけだというのに、痺れるような感覚が下腹部全体に生まれた。
「硬いし、熱いし、大きさも……まずまずさね。それに…しっかり剥けてる。いいチンポさね」
そう言いつつ、侍さんは大きな掌で陰茎を握り、「扱く」という動作の一歩手前くらいの強さで撫で回してくる。
僕自身が流す先走りが潤滑液になっているせいで、その快感には凄まじいものがあった。
「ふあ、あ、あぁ……!」
途端に腰砕けになるような快感が生じて、つい自分でも抑えきれない声が出てしまう。今度は僕が侍さんにしがみつく番だった。
侍さんの豊かな胸の深い谷間に顔を埋めるようにしてしがみつき、侍さんの手に股間を押しつけるように突き出す。
こんな調子で刺激されたら、今すぐに射精してしまってもおかしくはなかった。

60 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 02:06:56 ID:SVcKu0UK
「ふ、ふ……入れる前に一発手で抜いてやろうと思ったけど、気が変わったよ」
そう言って笑うと、侍さんは僕の陰茎から手を離してしまった。それは丁度、僕が絶頂に達しようかという瞬間のことだった。
やり場のない放出寸前の熱を股間に抱えて、僕は情けない声を上げてしまった。
「え、そ、そんなぁ……」
侍さんの引き締まった腹に陰茎を擦り付けて、続きを懇願する。
「こらこら、早合点はいけないよ。そらっ」
「うわぁっ!」
あまりにも鮮やかな前衛職の体捌きによって上下が逆転してしまった。
これで侍さんが僕に乗っているような体勢になった。侍さんは僕よりも大柄なので、まさに圧し掛かられているという感じだ。
「いいことしてやるからね、じっとしてるんだよ」
「んぅ……ぁ…うひぁ……」
侍さんは僕に唇を触れ合わせるだけのキスをすると少しずつ身体をずらしていき、頬、首筋、胸元へと
唇と舌による愛撫を加えてきた。柔らかい唇と肉厚の舌が肌を撫でるたびに、その部分に痺れにも似た快感が走る。
「ふふ……さっきも言ったけど、あんたのは立派だね」
そして少しずつ身体をずらしていった結果、大の字になった僕の股間に侍さんの顔がくるような体勢になってしまった。
「んふぁ…ぁ…」
寄せられた唇から漏れる熱い吐息がもう爆発寸前の陰茎に浴びせられ、腰の辺りに寒気のような快感が走る。
僕の陰茎に頬ずりができるくらいの所まで顔を寄せた侍さんは、上目遣いに僕を見て笑った。
「あんた、こういうのは知ってるかい?」
「うひゃあ!」
無造作に根元から先端までを熱い肉厚の舌で舐め上げられ、僕は悲鳴のような声を上げてしまった。
「どうだい、いいかい?」
「うあぁ、は、はぃぃ……!」
先端を重点的に舐められると同時に陰嚢をやんわりと揉まれ、僕は全身の神経が股間に集中してでも
いるかのような凶悪な感覚に全身を貫かれた。陰嚢の付け根辺りから熱いものが込み上げるような感覚を覚えた。
まずい。出る。
「あっ、あっ、も、駄目、です、あっ……あっ!?」
「駄目駄目。まだ出しちゃ駄目だよ。ここからが楽しいんだからね」
「あ、あ、そ、そんなぁぁぁぁ……!」
股間に灼熱感を覚えたのを見計らったかのように根元を握り締められ、堪らず僕は悲鳴を上げた。
行き場を失った灼熱が出口を求めて暴れているような痛みと切なさには、とてもではないが耐えられない。
それなのに、侍さんは僕の欲望をまだ解放させてくれるつもりはないらしい。
「折角こんな牛みたいなおっぱいがついてるんだから、楽しまなきゃ損ってもんさね」
にかっと笑った侍さんは身を乗り出し、胸を強調するような姿勢を取った。

61 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 02:07:29 ID:SVcKu0UK
「挟んであげるよ」
「う、わ……これ……凄い……」
次の瞬間、僕の陰茎は侍さんの胸の谷間に吸い込まれていた。根元から先端までを熱い塊によって
満遍なく包み込まれ、その心地よい圧迫感と熱、そして何よりもまず、僕の陰茎が大きな胸に
埋没しているという視覚的効果によって、自慰では得られない情欲の滾りを覚えた。
ただ挟み込まれているだけでも射精してしまいそうだった。
「おーっと。駄目だってば。あたしに任せときな」
「うぅ……」
快楽を求めて無意識の内に腰が動いてしまったのだが、ほんの少し動いたくらいで押さえ込まれてしまった。
「じゃ、一発ヌいてあげようかね、と」
侍さんは絶頂寸前に留められるという地獄の快楽に悶える僕の様子を満足げに眺めると、
その大きな胸に左右から手を当てて圧迫し、上体を激しく上下させ始めた。
「あ、あ、す、凄いですぅ……包まれて…るのに…うぅ……擦られて……あぁっ……」
左右からの圧迫によって肉圧が高まった挙句、僕の陰茎が滴らせる先走りでぬめる滑らかな肌で
全方向から扱き立てられるという未知の快楽に、これまで散々に高められてきた僕が耐えられるはずもなかった。
「で、出ちゃいます……!うあぁっ…!」
「ん……出てるね。熱いし、粘っこい……」
肉の谷間に包まれたまま、僕は過去最高記録の快感と共に射精していた。
全方位を包み込まれるという、本当に挿入しているようにすら思える状態で、僕は腰が抜け落ちるような
快楽と共に侍さんの胸を汚していった。
「はぁ……はぁ……」
「どれ、終わったみたいだね、と」
十秒ほども続いた射精が収まると、それを見計らって侍さんが身体を離した。
精液と先走りで汚れた陰茎が谷間から力なく抜け落ち、そのまま情けなく下を向く。
陰茎の衰弱はそのまま僕の状態の説明も兼ねている。
僕も射精による倦怠感や虚脱感で、ほとんど動く気にもなれないような状態だった。
大の字になったままぼんやりと天井を見上げる。
「たくさん出したね。溜まってたのかい?」
微笑みつつ濡れた布で胸の白濁液を拭い取る侍さんにも、ろくに返事らしい返事ができない。
「やれやれ……もうへばっちまったのかい?まだ肝心の筆下ろしが済んでないってのに」
そうは言われても、本当に体力を使い果たしてしまったのだからどうしようもない。
迷宮に入ったこともない司教の体力など、はっきり言って道を歩いている一般人と変わらない。
エルフである僕の場合は特にそれが顕著で、本当に体力には縁がない。
こうして女の人と肌を合わせるという行為は肉体的にも精神的にも非常に疲れることで、
僕如きがその重圧にそう何度も耐えられるはずがないのだ。
「も……無理…です…すみませ、ん……」
だから息も絶え絶えに謝ることしかできない。
「んー、仕方ないねえ。これでも使うかね」
「何ですか……それ…?」
侍さんは気を悪くした風もなく笑うと、袋から何かの小瓶を取り出した。
「ディオスポーションさね。いいかい、じっとしてるんだよ」
侍さんは器用に片手で蓋を開けると、中身を掌に塗りたくって僕の萎えきった陰茎に視線を向けた。
「も、もしかして……」
僕は侍さんが何をしようとしているのか、何となく推測がついてしまった。

62 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 02:08:01 ID:SVcKu0UK
「そういうことさね」
「うわっ……冷たい……!」
微かな粘性のあるのある冷たい薬液にまみれた手に握られて、僕は心臓が停まりそうな衝撃を受けた。
あまりの冷たさに、平常時はお世辞にも大きいとは言えない陰茎と陰嚢が縮み上がっていく。
「ちょっと我慢おし」
「あ、ひ……うぅ……」
冷たく濡れ光る、しかし物凄く優しい手によって、縮み上がった陰茎と陰嚢が揉み解されていく。
痺れるような快感とはまた一味違う、じんわりと温まっていくような感覚が下半身を包む。
「よしよし。ほら、これでまたできるだろう?」
数分ほどその冷たくて温かいマッサージが続き、ふと気がつけば僕の股間は一週間ほど
自慰を我慢した時のような凄まじい復活を遂げていた。下半身が物凄く熱い。
ディオスポーションには精力剤としての使い方もあるらしい。世間は実に広いものだと思う。
「じゃ、いよいよ本番だよ。覚悟はいいかい?」
大の字になったままの僕に覆い被さり、侍さんが顔を覗き込んできた。
いよいよ童貞を捨てる時が来たのだ。
侍さんの身体に触れる前までの僕だったら緊張のあまり何も答えられなかったかもしれないし、
最終的には怖気づいて土壇場で逃げ出してしまっていたかもしれない。
しかし、今の僕は違う。もう僕は女の人とまともに口が利けないような子供ではない。
「……はい!」
僕ははっきりとした声でしっかりと頷いて見せた。
侍さんの笑みが深くなった。
「それじゃあ、あたしが教えてあげるからね。ここにあんたのが入ってくのをよく見ときなよ」
侍さんは大きく脚を開いて僕の身体を跨ぐようにしゃがむと、股間に手を添えて綺麗な女陰を開いてみせてくれた。
開かれたその神秘の領域からは透明な雫が滴っており、よく見れば両太腿も汗とは明らかに違うそれに濡れ光っていた。
「あ……濡れてる…?」
そこに満ちた愛液が僕の陰茎や下腹部に滴り落ちる感覚に、僕は思わず問いかけてしまった。
「そうさ。あんたが上手におっぱい弄ってきたり、あんたのチンポ舐めたりしたせいですっかり濡れちまったよ。
この責任はきっちり取って貰うからね」
侍さんは快活に笑いながら、僕の陰茎に手を添えて垂直に立たせた。
そのままゆっくりと腰を落としていき、開かれた女陰と僕の陰茎の先端が接触した。
僕は最も敏感な部分から伝わる温かく湿った感覚に、股間が更に熱くなるのを感じた。
「あっ……」
「お?また大きくなったみたいだね。あんた素質あるよ……じゃ、入れるからね……んぅ…!」
侍さんはゆっくりと焦らすような速度で腰を落とし始めた。
僕の欲望の塊が少しずつ狭い女陰を押し広げて埋没していく。
「あっ、熱い…うっ、あっ、す、吸い付いてくる……きつ、きついですぅ……!」
まだ亀頭だけしか入っていないというのに、先ほど胸でして貰った以上の気持ちよさだった。
愛液で潤った熱い内壁が、微かに蠢きながら締め上げ、吸い付いてくるのだ。
何度か出した今の状態でなければ、もうこの時点で絶頂に達することになっていたかもしれない。
「んっ、ん、硬くて熱くて、あんたのいいよ、とってもいい……!」
ねっとりと味わっているかのようにゆっくりと奥へ奥へと導かれていき、ようやく根元まで入って
僕の下腹部と侍さんの尻が密着した頃には、もう陰茎から駆け上ってくる雷撃のような快楽に身も心も虜にされていた。
万力のような力で、しかし不思議と痛みを感じさせずに、柔らかな内壁が根元から締め上げてくる。
「はふぅ……あたしが、動くから、あんたは、しっかりあたしに抱きついてな……」
身体を火照らせ、目を潤ませた侍さんが覆い被さってきた。再び圧し掛かられる格好となった僕は、
やはりその体格差から侍さんの胸に顔を埋めることになってしまった。

63 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 02:08:34 ID:SVcKu0UK
「は、はぃ、わ、わかりましたぁ……!」
濃密な女の人の香りに眩暈すら感じながら、僕は両手両足を使って侍さんにしがみついた。
ただし、僕も責められてばかりではない。
顔を埋めた先にある桜色の乳首や上気した肌を思う様舐め回し、吸い付き、甘噛みした。
「あっ、はぅん、あ、あんた、な、生意気な、こと、する、ねぇ……!」
鼻にかかった声で喘ぎながら、侍さんも豊満かつ引き締まった腰と尻を振りたくり始めた。
しっかりと抱き締め合っていたにも関わらず、その陰茎を身体から引き抜かれそうな動きによって、
僕の身体は右に左に振り回されてしまった。
「うっ、は、激しすぎ……です……あぁぁっ……うぅ……」
「し、仕方ないさね…と、停まらないんだからさぁぁっ……!」
腰が少し離れるだけでも魂が抜かれていくような快感が駆け巡るし、逆により深くに引き込まれただけでも
全身を包み込まれてでもいるかのような快感に満たされる。
根元まで銜え込まれた状態で右に左に腰を捻られただけでも、しっかりと絡み付いてくる内壁によって
信じられないほどの熱を伴う快感が生まれる。
「あっ、すご、凄いです……あっ、あぁぁっ、うぅぅっ……!」
ふと気づくと、僕も侍さんの動きに合わせて無意識の内に腰を突き出していた。
「ひぃっ、そこ、そこ弱いのぉっ…もっと、もっとぉぉっ!」
侍さんも感じてくれているようで、咽び泣くような嬌声を上げながら僕にしがみつき、
より一層腰の動きを激しくしてくる。僕は押し付けられた胸を吸うことも忘れて我武者羅に腰を突き上げた。
童貞の僕がよくもこれだけ持続できたものだと思うくらいの時間を繋がったまま過ごし、
喉が痛くなるくらいに互いに嬌声を聞かせ合ったが、遂に終わりの時がきた。
即ち、僕の限界だ。融けてしまっているのではないかとすら思える灼熱感が股間に生じ、
そうと認識した時には陰嚢から根元へ、根元から先端へと溶岩のような熱が駆け上り、解放されていた。
「あっ、も、駄目ですぅっ、出る、出ますぅぅぅっ……あぁぁっ!」
僕は激しく振りたくられる大きな尻に指を食い込ませて本能的にしがみつき、このまま溶け合ってしまいそうな
くらいに腰を密着させ、奥の奥まで届けとばかりに陰茎を突き込み、薬の効果か大量に作られた子種を注ぎ込んだ。
「あ、熱いのがっ、熱いのがぁぁ……!ひぃっ、凄い、凄いよぉ……熱いぃぃぃっ……!」
僕の第一波が女の人の聖域を汚すのに数秒遅れて、侍さんの中が痙攣でもするかのように震え、
次いでこれまでにないくらいの強さできつく締め上げてきた。それはまるで、一滴残らず搾り取ろうとでもいうように。
「あっ、あ、あぁぁぁ……」
「ひぁ、ん……くぁぁ……っ…!」
僕はぐったりともたれかかってくる侍さんの身体を力なく抱き締めたまま、下半身だけをしつこく律動させ続けていた。
力を失っていない陰茎が力尽きるまで出そうとしているのか、身体が勝手に動いてしまうのだ。
僕が出したものと侍さんが中で染み出させたものを潤滑液代わりに更に激しく突き上げていくが、
やはり一度達して敏感になっていたため、そう長くは持たない。
「あっ、また、また出ちゃいますぅ……うっ、ぁっ……!」
「ふぁぁ……また、出てるぅ……熱いぃ……」
腰をしっかり掴んで最奥に灼熱した欲望の白濁液を吐き出し、ようやく僕の下半身は満足したらしい。
ぐったりともたれかかってくる侍さんの体内に包まれながら、陰茎が力を失っていくのがわかった。
「……一杯、出たね……童貞卒業、おめでとう……気持ちよかったかい……?」
荒い息をつく侍さんが僕に覆い被さったまま、嬌声を上げすぎて喉を傷めてしまったのか耳元で囁くように言う。
僕も息も絶え絶えといった状態ながら、力を振り絞って答えた。
「もち、もちろん、です……こんな、素敵な、ことが、あるなんて、思いません、でした」
「そ、かい……嬉しい……あたし、も、とても、よかったよ……何せ、イっちゃった、からね……」
満足げに微笑んで吐息を漏らす侍さん。
しかし、虚脱感と倦怠感と満足感の中で、僅かに残っていた理性がとんでもないことに気づいた。

64 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 02:09:07 ID:SVcKu0UK
「あ、あ……」
「ん、どうか、したの、かい……?もしか、して、まだ、足りなかった、かい……?」
あまりのことに咄嗟に言葉が出てこない僕に侍さんが訝しげな視線を向けるが、答えられない。
そうだ。僕は中で出してしまったのだ。それも二回も。子供ができてしまったらどうしよう。
堕胎など駄目に決まっているし、しかし冒険者が子供を育てられるはずもない。
どうしようどうしようどうしよう。
「あ……子供のこと、心配してる、のかい?」
頭を抱えて七転八倒している内心を見透かしたように侍さんは笑った。
「えっ、あっ、その……はい……中で、出してしまいましたし……」
「何、言ってんのさ……あんた、あたしを、誰にでも股開く、淫売だと、思ってる、のかい?」
「そ、そんなことないですよ!」
侍さんはその対極に位置するような人だ。本人が言う通り、本当に貞淑な人だ。
とそこまで思い、そんな人が何で僕の初体験の相手になってくれたのかという疑念が生じた。
侍という職業に似合わず優しい人だから、僕を哀れんでのことなのだろうか。
それとも――いや、それは有り得ない。絶対に有り得ない。
「そう、さ。あたしは、相手は、ちゃんと選ぶよ……子供、産んでもいいと、思う男にしか、股なんて開きゃ、しないよ…」
「そ、それって……まさか」
「そ。あたし、あんたのこと、それくらいには、思ってるんだ……」
「な、何で……」
あまりにも予想外の展開に上手く舌が回らなかった。絶対に有り得ないと思っていた展開に頭がついていかなかった。
「あんた……んんっ」
軽く咳払いをして声の調子を整えて、侍さんは続けた。
「あたし達が迷宮に出発する時は、凄く心配そうな顔で見送ってくれたよね。あたし達が無事に帰ってきた時には
凄く嬉しそうな顔で出迎えてくれたし、あたし達の冒険話を目を輝かせて聞いてくれたよね。
それに……」
しみじみとした調子で語った侍さんはそこで言い淀み、照れ臭そうな顔で続けた。
「それに、この間あたしが死に掛けた時なんかは、呪文で傷を塞ぐまでずっと付き添っててくれたよね。
それからしばらくは色々とあたしのこと、気遣ってくれたよね……何かね、それで参っちまったのよ、これが」
そういえばそんなこともあったが、仲間を気遣うのは当然のことだから、特に意識もしていなかった。
「よ、憎いね、この女殺し。末恐ろしいよ」
最後に侍さんはそう言って笑い、冗談に紛れさせようとしてくれたが、流石に無理があった。
「……大丈夫だよ……もし、できたらちゃんと産むし、あんたにゃ迷惑かけないから。
あたしのことは忘れちゃっていいからさ。気にしないどくれよ」
とても笑う余裕などない僕を気遣ってか、どこか痛々しい笑顔で侍さんは言った。
「で、でも、冒険者続けられないでしょ、それじゃ……」
そう言いながら、僕は自分が侍さんにどうして欲しいのか、侍さんをどうしたいのかがわからなかった。
堕胎は以ての外だし、だからといって無責任に産み育てろとも言えない。
「ああ、それなら大丈夫さね……あたし、冒険者やめることにしたのさ……この間死に掛けて、
もうこんな怖い思いは懲り懲りだ、ってね。もう、みんなにも了解取ってあってさ、知らないのはあんただけさね。
いつも通りのあんたと思い出作っときたかったし、できたらあんたの子供が欲しかったのさ
だからもしできてたとしても大丈夫。それがあたしの願いさね。好きな男の子を産んで、平穏で退屈な人生送って年取って死ぬのがさ」
侍さんはいつも通りの快活な笑みを浮かべた。
冒険者をやめる。侍さんが。やめた冒険者は街を去るのが通例だ。ということはもう会えないということになる。
そう思った瞬間、僕は侍さんにどうして欲しいのか、侍さんをどうしたいのかを理解した。

65 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 02:09:44 ID:SVcKu0UK
「あのっ!」
「な、何だい、急に大きな声出して……」
戸惑う侍さんに構わず、僕は続けた。
「僕も……僕も貴方についていきます!ついていかせてください!」
「えっ……何だって……?」
僕は侍さんに一緒にいて欲しいのだ。侍さんと一緒にいたいのだ。
そしてそれは単なる義務感や責任感ではなく、もっと心の深い部分に根ざした想いなのだ。
いつも姉のように、母のように接してくれたこの優しい女の人を、僕はいつの間にか好きになっていたのだ。
今回のことは、僕自身すら気づかないほど深い部分に隠れた想いを引きずり出すきっかけになっただけなのだ。
「でも……あんたはまだ若いし……八つも年の差があるんだよ……?あたしなんてすぐにおばさんだよ?
あんたが男盛りの頃には、あたしなんてもう盛りの過ぎた枯れ木なんだよ?……考え直しな」
一瞬嬉しそうな表情を浮かべたがすぐにそれを打ち消した侍さんは、僕を思い留まらせようと否定的な要素を並べ立ててきた。
「いいんです……僕は、僕は冒険者には向いてません。人生をやり直すには、むしろ若い方がいいんです。
でも、それには必要なことが一つあるんです……それは、貴方が僕と一緒にいてくれることなんです」
この初体験は僕という人間を一回りも二回りも成長させてくれた。
以前の僕だったら、きっと侍さんに何も言えずに今日という一日だけの関係で終わってしまったことだろう。
だが、今の僕は違う。女の人にもきちんと話せるし、自分の意見や望みもはっきりと口に出せる。
「だから、僕と結婚してください。僕と一緒に暮らして、僕の子供を産んで、僕と一緒に育てて、僕と一緒に年を取ってください」
身体を重ねたまま、身体を繋げたまま、僕は侍さんのことをきつく抱き締めた。
抱き締めたというよりは抱きついたといった方が正しい体格差だったが、抱き締めたのだ。
「……本当に、あたしでいいのかい?」
いつになく真剣な表情の侍さん。答えはもちろんイエスに決まっている。
「貴方じゃなきゃ嫌です」
「責任とか、そういうのはいいんだよ、別に……」
「そんなのとは関係なく貴方が……好きなんです。愛してるんです」
「……でも、さ。年の差が……」
この人はまだ言うのか。本当は僕のことが嫌いなのではないだろうか。そんなことを考えてしまうくらいに僕は不安だった。
実は本心から断りたいのではないか、と怖くて仕方がない。
だから僕は、侍さんを僕に縛り付ける一言を告げた。
「年上なんですから、責任取ってくださいよ」
「せ、責任…?」
「そうです。僕を……その、惚れさせた責任です!」
「う……せ、責任……」
これは流石に言うのが恥ずかしかった。だが、侍さんも真っ赤になっているからよしとしよう。
「……わかったよ。でも、その代わり、あたしを一人に捨てたら、村正にかけてあんたを真っ二つにしてやるからね!」
物騒な発言とは好対照な太陽のような笑顔を浮かべて、侍さんは僕をしっかりと抱き締めてくれた。
「大丈夫です。僕の方が八つも若いですから、順当に行けば僕は貴方よりも長生きします」
だから絶対に寂しい思いはさせません。僕は貴方が死ぬまで傍にいて、残りの一生を僕との思い出で一杯にしてあげます。

僕は首を伸ばして、侍さんに誓いのキスをした。

66 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 02:10:16 ID:SVcKu0UK
少佐ならノシの代わりにこんな感じだろうか。

L(□ー□)

67 :名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 04:58:48 ID:cvLgsfDU
傾注(アハトゥング)!!
少佐殿に、敬礼!!∠(`□´ )ビシッ!

68 :名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 06:38:08 ID:slHiZxGq
GJ、こんな道程少年もいい気分転換になるね
しかし書くの早いというか書くと決めてから投下までが早いよね、尊敬するよ。
俺なんて8ヶ月ほったらかしにorz
とにかくGJ。

69 :名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 12:15:37 ID:kYvPg9Vi
∠(-_-) <乙&GJであります。少佐。

70 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/17(金) 14:17:12 ID:SVcKu0UK
ふと気づくとIDがサヴァント(SV)

>保管庫さん
お手数ですが、いくつかの訂正をよろしくお願いします。

タイトル(気弱な司教と姐御肌な侍)を(弱虫司教と姐さん侍)に

>>65の下から6行目
「〜あたしを一人に捨てたら〜」を
「〜あたしを捨てたら〜」に

それぞれよろしくお願いします。

71 :名無しさん@ピンキー:2006/03/17(金) 22:14:29 ID:XTlcEOgw
>>66
GJ!
女侍さんいいなあ。

>>68
がんがれー。
私も続き物放置して何ヶ月だろw
こわくて過去スレさかのぼれないwww


72 :名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 00:28:15 ID:dM/+60KI
>>68>>71
頼むから続き書いてくれ。誰だか知らんけど。

73 :名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 02:17:43 ID:HchwEEEc
IDが狂牛病だった男、お邪魔するぜ。
流石は少佐、鉄火を潜り抜けてきた古強者は一味違うぜ。
・・・ていうか、女性上位で優しく愛撫される小説スレを何故か思い出しちまったぜ、
ゲーパロ専用氏もいらっしゃる事だしね・・・

74 :68・他スレから :2006/03/18(土) 09:02:25 ID:GsORna0z
>>71
俺からも頼むから続き書いてくれ…いや書いてください。
自分の場合は「さて書くか」と決めてからが長いという
投稿以前の問題なんだよねorz

ここの人達は早い・エロい・上手いとそろって言うことないです。
しかしWIzでこんなにエロい妄想ができるなんて
当時の俺には想像もできなかったなー。

75 :保管庫 :2006/03/18(土) 16:48:02 ID:1pMu5WFq
>>少佐◆殿
報告が遅れましたがタイトルと指定の本文、訂正しましたぅ

>ここの人達
なんとなく、他のスレやSS保管庫の物と読み比べていても
申し分なくエロかったり表現が上手かったり話の構成も破綻がなかったりと、
全体的に水準って高いよなぁ、という感がありマス。
なんだかベテランの職人さんがWizの為にSSを書きに来てくれてる、と
そんな印象。

良いとこの保管を始められた意味では、ちょっぴり幸せです。




76 :名無しさん@ピンキー:2006/03/18(土) 18:38:20 ID:6AYstvMY
>>保管庫氏
作業おつかれさまです。自分も保管庫氏と同じ意見でした。
ここのSSは非常に水準が高くて、読み応えがあります。あとエロイ。
Wizへの愛をエロさをひしひしと感じる良作が多くて嬉しい限りです。

77 :名無しさん@ピンキー:2006/03/19(日) 22:03:22 ID:l7aKwi/e
>>前スレ471さん
ブシノ大好きなので、嬉しいです。
エロさと心の動きの描写がとっても良かったです。
ゲーム早く次回作が出ればいいなぁ。

78 :名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 00:24:31 ID:ayXsJogj
前にオークに犯される小説ってなかったっけ?
女侍が恋人かなんかの灰をマイルフラクに「ふっ〜」されてしまうやつ。

79 :名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 00:34:41 ID:ZY/bvk54
>>78
第一スレで出てた。
ここからの転載。
ttp://www.ume.sakura.ne.jp/~gedou/hikaru/takaramono/wiz01.htm

80 :名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 01:27:43 ID:ayXsJogj
>>79
おお、それです!ありがとう!!
まさかまた読めるとは思わなかった。

81 :名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 04:09:22 ID:PulHVgDb
>>79
ふぉぉ、これはよいものだー!
教えてくれてありがとうございます。

……高レベルの女君主で、地下10階の魔物も震え上がるほどの猛者だけど
オークに犯されるのが大好きなマゾっ娘さんを考えてしまった
凄まじい強さの自分が低級のオークに輪姦されてるのがたまらないとか

82 :名無しさん@ピンキー:2006/03/20(月) 13:35:04 ID:ayXsJogj
レ○プモノがいいんだよね。
強い(弱くても可)が魔物に弱みを握られ
犯されて妊娠してしまうヤツとかキボンヌ。


83 :名無しさん@ピンキー:2006/03/26(日) 15:10:18 ID:qysqhUxd
しゅっほ

84 :名無しさん@ピンキー:2006/03/30(木) 17:24:15 ID:QJYb/bIO
投下します。
XTHなんでそれだけで反吐がでる、と言うような方はスルーしといて下さいな。

フェルパー侍(村正家にあらず)&スライムです。
取り敢えずエロ前まで投下してみます。

85 :XTH・猫侍の報告書 :2006/03/30(木) 17:24:45 ID:QJYb/bIO
全ては、隊長の過信から始まった。
アーレハインから来たという君主科目を修めるそのバハムーンは、確かに我々とは格の違う素質を持っていた。
さて素質こそ優れているようだが、果たしてどれだけの間、前線から離れていたのか。
その戦技の程たるや、戦士科の新入生と、何ら変わらぬように私の目には映った。

学徒補欠隊などという、不名誉な名を己が預かる隊に付けられたこと。
そのことが彼の心にどのような刺激を与えた物か、私には解らぬ。
彼は我々に課せられたはずの訓練でもあるロード探索もそこそこに、
半ば無理矢理とも言える勢いでもって各カリキュラムを消化し、
そして今、我がホト連合とイシュラ共和国の管轄下にある全ロードを巡る権利を持つに至った。

己が事だからこそ解るが、我が隊は評価されるほどに優秀ではない。非常に未熟だ。
本来で有れば、決してこの様な重大な任務を任されるほどの実力は持ってなど居らぬ。
例えば、私などは校長より賜った軍服が鎧代わりであるし、
得物に至っては――侍を目指す身としては真に不服ではあるが――二振りの手斧を用いている。
ましてや我々が侵入したロードは魔軍の勢力下にあり、少なくとも我が隊程度の持久力では、進軍すらままならぬ状況であった。
故に、此度の壊滅も、いわば必然といえる物であろう。

私はロードに足を踏み入れる際、以上のような事を隊長に進言したが、彼は一向に耳を貸さず、
「これまで通り何とでもなる」の一点張りである。
まさかここで彼を見捨てるわけにも行かぬ故、我々は呆れながらもその後に続く他ない。

その結果たるや燦々たる物であった。
ロード内には精霊種が跋扈していたのだ。胎動属性は、その時、雷。
未だ土の魔術を使う者の居らぬ補欠隊に有っては、正に鬼門であると言えよう。

我々は取りうる限りの戦術を用い、辛うじてロード中枢区画まで辿り着くことが出来た。
だが、それすらも誤りであったと言う他に無い。
直前の区画より、ターミナルを利用して式部京へと帰還するべきだったのだが、
誰もが皆疲れ果て、隊長に煽られただここを突破すると、その一点にのみ考えが集中していたのだろう。
回収隊の報告にも有る通り、我々が襲われたのはロード中枢、そのほぼ中央である。
そこで、我々は襲撃を受けた。敵は、典型的な精霊種の編成、即ちエレメント、コイン、そして、あのおぞましきスライムの大群である。
ほぼ有効な呪文を撃ち尽くしていた我々は、何とか第一陣を退けたものの、続く同じ編成の敵に襲撃を受ける。
「疾走」を用いるにも皆連携を取れぬほどに消耗しており、散り散りに逃亡を試みるも適わず、
蠢き回る硬貨とスライムに追い詰められ、エレメントの術によって各個撃破されてゆく。

最後に残ったのは、私だった。エレメントの多くは魔術の行使によってによってその動力を使い果たしたのか、いつの間にやら姿を消していた。
スライムとコインは先ほどよりも数を増したようにも見える。
四方を取り囲まれ、最早退くには退けぬ状況である。ここを突破したとしても、ターミナルに辿り着く前に倒れることだろう。
ならばせめて一つでも多く首級を挙げて華々しく散ろうと、私は両手に手斧を握りしめ、敵陣へと切り込んだ。
一つ、二つ……クーピングコインの群が、がむしゃらに振り回される厚手の刃に巻き込まれ、
地に落ちて中枢区画に喧しい音を響かせる。
果たして、どれほどのコインを叩きつぶしたものかは解らぬが、気が付いてみて私は絶望した。

あろう事か、決意の時より、敵の数が増しているのだ!

聖戦学府に進む事を決めたときより、我が命は無いものと思っていた。問題はそこではない。
たったこれだけの力しか持たぬ敵に、我々は完全に封鎖されているのだ。
魔軍の主力と相対したとき、どれだけの学徒が生き残れるものか。
気が付けば、水辺に追い詰められていたようだ。
水面には、己が姿が見える。
敵の放つ熱と酸とで、軍服は酷く破れ、そこから覗く体の所々は醜く爛れている。
なんと醜い姿か。
思わずも笑みが漏れた。

ふと腹に、何かがぶつかった様な気がした。
目の前に、黄色い私がいた。
ゲルの変形した斧が、私の腹に有る。
もはや、どうでも良い。
私は、目の前の私と同じ、虚ろな笑みを浮かべたまま意識を閉ざした。

86 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/30(木) 18:08:46 ID:vG7XaNF2
\(□ー□)Sieg Heil!!

何かレイプ物の需要があるようなので、ちょっと書いてみることにした。
ただし、これは予告なので投下は早くても明日の夜くらい。

〜予告編〜

ジャンル:レイプ

キャスト:ホビット忍者、エルフ司教、ドワーフ侍、人間僧侶

備考:全三部作。出演者の一人がレイプマンで、順々に。

>>84-85
GJ!!
続きがかなり期待できそうだ。

87 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/30(木) 18:11:21 ID:vG7XaNF2
>>86訂正

×キャスト:キャスト:ホビット忍者、エルフ司教、ドワーフ侍、人間僧侶
○キャスト:キャスト:ホビット忍者、エルフ司教、ドワーフ侍、ノーム君主、人間僧侶

備考:全四部作。出演者の一人がレイプマンで、順々に。

88 :名無しさん@ピンキー:2006/03/31(金) 00:32:02 ID:m1wmv3+F
レイプマンか、そいつは懐かしいねぇ。


89 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:41:39 ID:ANOiefGw
投下開始

90 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:42:15 ID:ANOiefGw
(背徳の僧侶と哀れな冒険者達・1)

ミルワで周囲を照らしつつ、私はいつものように一人でワードナの迷宮地下一階を散策していた。
まず階段から最も近い、東側の小部屋を覗くのがいつもの散策コースだ。
と、通路を歩いていると、ミルワの灯りに照らされて、通路に蹲る小さな人影が浮かび上がった。
遠目に見て、黒っぽい着物を着ていることがわかる。子供と見紛うばかりの小柄さだった。
体格からして種族はホビットかノームで、服装からして職業は忍者か侍だろう。
地下一階に忍者が出現したという話は聞かないから、これは恐らく冒険者だろう。
地下一階とはいえ、単独での探索を行うくらいだから、この忍者もそこそこのレベルなのだろう。
善と悪が擦れ違えば諍いが起こり、善と善が擦れ違えば友好的な挨拶が交わされるが、
悪と悪が擦れ違った時にどうなるかはわからない。諍いになる時もあれば挨拶が交わされる時もあるのだ。
万が一諍いになったとしたら危険だ。僧侶である私が、と言うよりも、後衛職の者が忍者に対抗するのは
どれほどの実力差があったとしても常に危険を伴うものなのだ。
私は無用な諍いを避けるため、通路の端によって道を譲る意志を示した。屈辱的ではあるが、致し方ない。
「あ……あの……」
充分な距離を取っていたにも関わらず、通路の反対側から忍者に声をかけられた。
子供のような高音域の声は、弱々しく、か細いものだった。この忍者、恐らくくノ一は、なぜだか弱っているらしい。
これは好機かもしれない。もし弱っていて助けを求めているのだとしたら、いいカモになるかもしれない。
「私に何か用か?」
不意の襲撃を警戒して距離を取りつつ、私は蹲る忍者に近づいた。
ミルワの光が忍者の姿を、闇の中から完全に浮かび上がらせた。暗視能力のない私にも、これではっきりと見えた。
そこにいたのは予想通りくノ一だった。背丈は恐らく、頭頂部が私の臍に届くかどうかといったところだろう。
剥き出しの足の裏にはびっしりと毛が生えているから、種族はホビットだろう。
幼女のように無垢な顔立ちは人懐こい仔犬のように愛らしく、その円らな瞳は星のように輝いていた。
目を見れば一発でわかる、こいつは忍者のくせにかなりのお人好しで世間知らずだ。
「そ、僧侶、様……お願い、です……解毒を、解毒をお願いします……」
だが、街で見かければ愛くるしいだろうそのホビットくノ一は、見るも無残なほどに憔悴しきっていた。
黒装束は所々が切れ味の悪い刃物で切りつけられたかのように引き裂かれ、その下の白い素肌と
そこに刻まれたまだ塞がっていない痛々しい傷跡を顕わにしている。
顔色も非常に悪く、一目見ただけで猛毒に冒されて死にかけていることがわかる。
私の見立てでは、あとほんの一歩でも歩けば死に至るといったところまで追い詰められている。
しかも、惨状はそれだけに留まらなかった。
ミルワに照らし出されたのは、死にかけたくノ一だけではなかった。
そのくノ一が縄を使って引き摺っている、三人の冒険者達の死体も、その姿を晒していた。
服装から察するに侍、君主、司教といったところだろう。種族は順番にドワーフ、ノーム、エルフか。
鎧や法衣の意匠から察するに、いずれも女のようだった。
こいつは丁度いいカモ達だった。
死を目前にした者はどんなことをしてでも生きたいと思うものだし、仲間を死なせてしまった者は、
それが善人であれば採りうる全ての手段を採って復活させようとするものだからだ。
だが、今はまだ私の本性を見せる時ではない。今は警戒心を失わせ、全てを打ち砕く準備をする時だった。

91 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:42:52 ID:ANOiefGw
「よかろう。今治療を施すから、少し待っていろ」
私はラツモフィスとディアルマを詠唱して、息も絶え絶えのくノ一を傷を癒してやった。
「……で、この惨状はどういうことなんだ?」
私は悪の僧侶であることを微塵も悟らせぬほどの演技力で善人を装い、
あたかも親切心と同情心から現状の説明を求めているかのような態度でくノ一に接した。
「はい……それが……」
解毒を行ったばかりか傷の治療までしてやったことですっかり私を信頼しきっている
世間知らずのくノ一が、ぽつりぽつりと語ったところによると、こういうことだった。
こいつらは最初から上級職に就いたエリートなのだが、上級職は成長が遅いという理由で、
どこのパーティからも加入を求められることがなかった。後はよくある話で、そういう風な現状を酒場で
嘆いていたら、同じような悩みを持つ者と知り合い、パーティを組むことになったというのだ。
それで今日が初陣だったのだが、最初に探索することが定石となっており、だからこそ
初心者から毟り取れるだけ毟り取ってやるつもりの私が散策コースに入れている東の小部屋の
扉を蹴破ったところ、中にいた二人のブッシュワッカーをローグと誤認して戦いを挑んでしまったのだそうだ。
誤認に気づいた時には既に逃げられなくなっており、背水の陣で戦いを挑んだところ、何とか勝利を収めた。
しかし激しい戦闘によって君主と侍が死亡しており、くノ一も負傷していた。無傷の司教は呪文を使い果たしていた。
全滅しなかっただけ儲けものだと言える結果なのだが、彼女達はそう割り切れなかったらしい。
初陣の冒険者が二人分の蘇生費用など持っているわけがなく、仲間達を寺院の死体安置所に放り込んで
長期間放置せざるを得ないことが気に入らないのだそうだ。仲間など適当に代わりを探してしまえばいいと思うのだが、
やはり善人の考えることは理解はできても納得できない。中途半端な仲間意識は仇になるだけだというのに。
現に、こいつの場合、仲間意識が仇となっている。せめて蘇生費用の一助に、と解錠を試みた宝箱から毒ガスが噴き出し、
負傷したくノ一と生命力に乏しい司教の生き残りコンビが揃って毒に冒されてしまったのだから。
それで一縷の望みをかけて階段までを這いずってきたのだが、司教が倒れ、次いでくノ一が動けなくなってしまい、
こうして私に出会うに至ったということになる。本当に不運な連中だった。
それだけの才能を持ちながら、ローグとブッシュワッカーを取り違えるという凡ミスをして全滅の危機を迎えたことがではない。
それだけの才能を持ちながら、退き際を弁えられずに更なる被害を受けて犠牲者を増やしてしまったことがではない。
それだけの才能を持ちながら、こうして私に出会ってしまったことが、不運だと私は思っているのだ。
三人が死亡し、生存者も毒で死にかけている状態で私に出会ったことが不運ということではない。
これが別に東の小部屋で全滅して屍を晒していたとしても、そこが私の散策コースに含まれていることに変わりはないからだ。
純粋に、今日のこの時間、私が獲物を求めて散策をしている時に危機に陥ったことが不運なのだ。
もし彼女らが時間なり日なりをずらしていれば、天与の才能だけで上級職に就くほどの資質が無に帰すこともなかったのだから。
「……仲間の蘇生費用がないのだったな?」
表面上の、しかし私を知る者すら時に騙される笑み――慈愛に満ちた聖者の微笑みを浮かべて、私はくノ一を見下ろした。
「はい……あの、心苦しいのですが……その……費用をお借りできないでしょうか……あの、少しでもいいんです、必ず返しますから……」
すっかり警戒心をなくして私を頼ろうとするくノ一の、小動物的な愛らしさ――愚かさへの優越感に起因するそれによって、
私は心の底からの笑みが表層の仮面を押し破ろうと込み上げてくるのを押さえるのに苦労した。
苦労して聖者の仮面を維持しつつ、私はこのくノ一を、あわよくばこのパーティを餌食とする策謀の最終段階に入った。
「そうは言ってもだ、お前達はまだ未熟だ。仲間の蘇生費用にも事欠くような実力で、果たして返済が可能だと思っているのか?」
「えっ……それは、その……返します!どんなことをしても絶対に……!」
困った風な色を僅かに滲ませてみて軽く突き放してみたところ、くノ一はそれだけで顔を不安に一杯にし、
目に涙を溜めながら私の法衣の裾に縋り付いてきた。完全に私の掌の上で踊っている。

92 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:43:28 ID:ANOiefGw
助けてやるような素振りを見せたかと思えば軽く突き放し、突き放したかと思えば拾い上げる。
たったこれだけのことで、善人という人種は容易く他者を信頼し、無防備な姿を晒すものなのだ。
「待て待て。そのように早合点をするな」
「え?」
私は決め手となる言葉の矢を放った。
「返済などできないだろうから、私が直接蘇生させてやろうというのだ」
「ほ、本当ですか!?」
喜びのあまり涙を零し始めたくノ一が、私の下半身に縋り付くようにして見上げてきた。
かかった。かかったぞ。獲物は私の網にかかったぞ。
「うむ。僧侶の呪文は癒しの呪文だ。傷ついた者を救うためにある」
私は世の誰もが僧侶の理想像とするであろう笑みを浮かべて、くノ一の柔らかい癖毛を撫でた。
「は、はい、ありがとうございます……!」
「気にするな。ところで、蘇生儀式を行うのには静かで人気のない場所がいいのだが……」
これが最後の一手だ。このパーティを暗がりに連れ込めば、それで私の勝利だ。この連中は私の餌食となる。
「……なぜですか?」
くノ一が訝しげに私を見上げてくる。僅かながら警戒心が復活したようだ。
流石にお人好しとはいえ、どこかに連れて行かれることには抵抗があるらしい。馬鹿ではないということか。
だが、私の方もそう問われた場合の返し方くらい、前もって考えてある。
「蘇生には深い集中を必要とする。騒がしい場所ではろくに集中もできんし、頻繁に人が訪れるような
場所では折角の集中が乱れてしまいかねん。ゆえに、静かで人気のない場所が最適なのだ」
呪文を知らない上に低レベルの忍者には、この程度の説明で充分だ。くノ一は呆気なく納得した。
「よい場所を知っている」
「あ、それじゃ、お手数ですけど、そこで……」
「わかった。地下三階なのだが構わないか?」
地下三階が静かで人気がないというのは紛れもない事実だ。あそこは探索する価値のないトラップフロアだから、
その奥まった所ともなれば、筋金入りの探索者か私のように何らかの目的を持っている者以外が訪れることはない。
「あ、その……私達は未熟なので……」
「地下四階くらいまでならば、私一人で事足りる。問題がそれだけならば、もう行くぞ。
時間が経つほどに蘇生確率は下がっていく。よいか、事は一刻を争うのだ」
言い捨てて、私はくノ一の返事も待たずに歩き出した。ついてくるのはわかりきっている。
私に縋る以外に活路はないと理解、もしくは誤解させてしまえば、私の言葉に逆らうことに抵抗感を覚えるようになる。
更にダメ押しとして時間がないなどの脅し文句を口にすれば、それでもう人は抗う意志をなくす。
私は死体を引き摺ってくノ一がついてくる音を聞きながら、エレベーターへと向かった。

           *           *           *

「よし。この辺りでよかろう」
「で、では、お願いします……」
道中、襲撃がなかったわけではなかったが、それほど多勢によるものでなかったことが幸いし、
私がメイスで殴りつけるかロルトで蹴散らすかするだけで事足りた。既に全てのレベルの呪文を最大限に
行使可能な上、いざとなればロクトフェイトなり転移の兜なりで脱出すればいい私にとって、
既に呪文は惜しむべきものではなくなっていた。それはマディが属する第六レベルも例外ではない。

93 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:44:01 ID:ANOiefGw
ただ、例外的に惜しむべきはカドルトが属する第七レベルとディアルコが属する第三レベルだったが、
それも第七レベルは四回、死者の数と同じだけ、第三レベルは五回、女と同じ数だけあればいい。
私はディはともかくカドルトをしくじったことは一度もなかった。
「では始める。念のため、扉をしっかりと施錠してくれ。邪魔が入っては困るからな」
「……はい」
私が三人の死体を仰向けにし、軽く状態を整えたのを見たくノ一は緊張に満ちた表情で頷くと、
それが仲間を見捨てることを意味するとはいえ、たとえ自分一人だけとはいえ、
私からの逃走を成功させることへの最後の望みを断つ行為だとも知らずに、外部から開けるのは
熟練の盗賊以外には不可能だというほど厳重な施錠を行った。
これで誰も逃げられなくなった。逃げようとしてももう遅い。逃げられたとしても、解錠をしている間に余裕をもって捕らえられる。
愛らしい幼女のようなくノ一も、発育のよすぎる幼女のような侍も、大人の肉体をそのまま幼女サイズに縮めたような君主も、
大人と子供の中間くらいの司教も、誰も私からは逃げられない。獲物は、蜘蛛の巣に捕らわれたのだ。
「くっくく、くはははは……!」
込み上げてくる笑みが、遂に臨界を迎えた。抑えきれなくなった笑みが声帯を震わせ、顔面の筋肉を歪める。
「……あの、儀式は……?」
事態がまるで飲み込めていない様子のくノ一は、若干の怯えと不信感を顔に滲ませながら私の顔を窺ってきた。
「儀式?ああ、儀式か……無論、続けるとも。だが、それには代償が必要だ」
私はこれまでの仮面を脱ぎ捨て、ありのままの笑みを浮かべて見せた。
「そ、それは……?」
くノ一が怯えたように後ずさった。
扉に背中をぶつけ、その音に驚き、更に後ろに下がろうと扉に背中を押し付けている姿がとても滑稽だった。
「お前の身体だ。おっと。別に生贄というわけではない。単に、お前が私の性奴隷になればよいだけのことだ」
「そ、そんな……じょ、冗談……ですよね……?」
見ていて哀れになるくらいに――それと同じくらいに陰茎が昂ぶるくらいに怯えた顔で、
くノ一は自身が信じてもいないだろう極小の可能性に縋りついて私を見上げてきた。そそる。実にそそる表情だ。
「お前だけではない。この娘達も同様だ。助けてはやるが、その代わり、お前達は私の奴隷となるのだ」
一縷の希望を完膚なきまでに打ち砕かれたくノ一の顔が深い絶望に彩られ、表情が暗く沈んだものへと変わっていく。
これだ。これが見たかったのだ。これを見たかったからこそ、わざわざ信頼を得るための演技までしたのだ。
「そ、そん……な……い、嫌です!嫌です!お断りします!自分でお金を稼いで、
寺院に頼みます……だから返して!私の仲間を返して!」
涙ながらに訴えかけてくるくノ一を見て、私は法衣の下で陰茎がこれ以上ないほどに昂ぶるのを自覚した。
「そう言われて素直に返すと思うのか?仮に返したとして、お前如きが仲間の骸を抱えてここから城に戻れると思うのか?」
答えは言うまでもない。不可能だ。今日が初陣だという忍者が、地下三階を一人で突破できるはずがない。
そのくらいのことはくノ一も百の承知のようで、私に対して返す言葉もなく俯いてしまった。
このくノ一はあと一息で陥落する。私はそう確信し、トドメの言葉を放った。
「本来は助けられるはずの者達をお前一人の我侭で死なせたままとするか、
全員で同じ苦しみを共有して生きていくか。どちらを選ぶ?」
くノ一がどう答えようと私がこのパーティを解放するはずもないのは敢えて言及するまでもない事実だ。
それはくノ一も理解しているはずだ。だが、そうだからといって強引に犯したのでは意味がない。
そうして手に入れた場合、このくノ一に心の底からの服従は期待できない。
そうして奴隷にしたのでは、全ての責任は私にあると考えることによる逃避が可能となり、いつまでも私を憎み続けることになる。

94 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:44:48 ID:ANOiefGw
だからこそ、自らの判断で私の奴隷となることを選んだのだと認識させる必要がある。悪いのは自分だと、
自責の念を抱かせることが必要となる。そうしてさえおけば、仲間のために出来る限りの手を打とうとしたことからも
わかる通り、強い責任感を持つこのくノ一の憎しみは、私に向くそれよりも多くが決断を下した自らに向き、
深い慙愧の念を抱いて生きていくことになる。自らの意志によって招いた事態だという認識は長く心に残る棘となり、
その精神を蝕み、抗い意志を挫き、真正の奴隷へと変貌させる。そうでなければ意味がないのだ。
私はこの者の尊厳を打ち砕き、家畜のような奴隷へと造り替えたいのだ。
「どうするのだ?お前の我侭で仲間を見捨てるか?苦しみを共有して生きるのか?早く決めねば、蘇生が間に合わなくなるぞ?」
既に糸に捕らえ、あとは捕食するだけの獲物に対し、私はたった一つの選択肢を突きつけて選択を迫った。
「…かり……した……」
血の気の引いた蒼白な、しかし私への抑えられない殺意と絶望に満ちた顔で懊悩していたくノ一が何かを呟いた。
「何だ?聞こえないぞ?もっとはっきりと述べろ」
その心底からの苦痛に満ちた表情を見ればその呟きの内容は容易に想像できるが、だからと言ってそれで済ませるわけにはいかない。
「……っ…」
「どうした、早くしろ」
「わかり……ました……」
「聞こえんぞ?」
「わかり、ました……!貴方、の、奴隷に、なります、から……!仲間を、助けて、くだ、さい!」
遂には半ば絶叫するような調子になって涙で顔を濡らしながら、くノ一は私への服従を誓った。
これだ。この瞬間を待っていた。こうして一個の尊厳ある存在が自己の尊厳を自ら投げ捨てるのを待っていた。
「よし。では、服を脱げ」
「……え……」
「服を脱げ、と言ったのだ。聞こえなかったか、奴隷?」
「そんな……仲間を助けてくれるんじゃ……」
「助けてやる。お前の身体を愉しんだ後でな」
「そんな、それじゃ、仲間が助からない……」
全ての光を奪われた罪人のような表情を浮かべ、くノ一はがっくりと膝を突いた。
私はこのまま服を剥ぎ取って犯し抜きたい衝動を堪えて、自ら私に身体を開くように仕向けるよう努めた。
全てを自らの選択だと認識させることが、奴隷を作る第一歩なのだ。
「安心しろ。私は腐乱死体でも蘇生させられる。全ては私の気分次第だ。早く満足させればいいのだ。さあ、服を脱げ」
「……わかり、ました……」
屈辱と憤怒に小さな身体を震わせて、くノ一は亀のように鈍い動作で黒装束を脱ぎ始めた。
震える手で帯を解き、震える手で着物を一枚一枚脱ぎ捨てていく。忍者のくせに、裸を恥じているのだ。
遅々とした動作ではあったが、確実にその肌は顕わになっていく。それは非常に欲望を煽る情景だった。
陰茎がはちきれんばかりに昂ぶり、先端から滴る先走りで下着が汚れていくのがわかった。
「まだか?仕事をしない奴隷の仲間など、助ける価値がないかもしれんな」
美しい女であるというだけで蘇生させる価値があるのだが、真実のみを語るのは愚者の業だ。
人の精神を蝕むのは真実と等量の虚偽、そして圧倒的な力量差である。
「ま、待って、待ってください……!脱ぎますから……!」
私がわざとらしい溜息をついてみると効果は覿面で、くノ一が勢いよく装束を脱ぎ捨てた。
まるで幼女のように起伏に乏しい流線型の矮躯を守るのは下着だけとなった。
なだらかな曲線を描く胸部を守るのは、包帯にも似たサラシという白い布だった。
本来ならば愛しい相手に捧げられるはずだった陰門を守るのは、東洋を発祥の地とする褌だった。
全て、私のものだ。私の所有物だ。これから私が奪うのだ。そう思うだけで全身が昂ぶる。


95 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:45:26 ID:ANOiefGw
幼女と見紛うような少女が恐怖と羞恥と憤怒の入り混じった表情を浮かべ、
下着だけに守られて立っているというのは、酷く心が躍る情景だった。
だが、いつまでも同じような姿ばかり見ていてもつまらないのもまた事実だ。
鑑賞はもう充分だ。あとは、その肉体を堪能するだけだ。
「それも脱げ。それとも、私が脱がせなければならないか?いや、それとも、下着のままが好みか?」
私は下着に手をかけたまま動かないくノ一に向かって一歩踏み出してみせた。
「……っ……」
くノ一は大粒の涙を何滴も滴らせ、まるで自害でもするような表情でサラシを解き、褌を解いた。
身に寸鉄一つ帯びない、忍者として最も自然な姿となった途端、くノ一の顔から一切の表情が消えた。
下着姿の時は自らを抱き締めるようにして肌を隠していたのが、更に羞恥心を刺激するだろう
今の状態にも関わらず、両手を左右に垂らし、脚を肩幅に開き、全てを曝け出している。
おかしい。心が壊れるにしても、まだ早すぎる。壊れるならば、犯し抜いた後であるはずだ。
私は心中に疑念が生じていくのを自覚しながら、くノ一の肉体を鑑賞した。
引き締まった白磁の肢体。ささやかな膨らみの先端をやや赤味の強い乳首が飾る胸部。
幼児体型に見えてそうではない、引き締まった腹部。隙間なく閉じた陰門の周囲を彩るように薄らと陰毛が萌えた股間。
ホビットとしては成人に近いが、体型そのものは人間の幼女に過ぎない。
しばらく幼い少女を愉しんでいなかったせいか、陰茎が過剰なまでに――痛みを覚えるほどに反応している。
「私はどうすればいい?」
くノ一は無感情な声で私に問いかけてくる。この声の響きは、精神を砕かれた者のそれではない。
むしろ、この声の響きは――。
このほとんど別人とすら思える変わり様から、私はある結論に達した。
今すぐにでも脚を開かせて貫きたい衝動を必死で堪えつつ、私はその結論を口にした。
「……そうか。お前、殺戮機械と化したな?」
「ああ」
先ほどまでの怯え様とは打って変わった平静さでくノ一が答える。
これで私の結論は実証された。このくノ一は、忍者として最も自然な姿になることによって、
その心身を殺戮機械のそれへと変じたのだ。
これは驚くべきことだった。心身を殺戮機械へと、戦闘のための道具へと変じるのは高位の忍者にしか適わないことなのだ。
それを成し遂げるとは、このくノ一が秘める資質は尋常なものではない。
一般に、忍者が最も高い実力を発揮するのが全裸の時である、という事実は、
身が軽くなるということに起因するものだと認識されているのだが、実はそれだけではない。
忍者がその装束を脱ぎ捨てるという行為は、その本来の意味だけではなく、人間が心の奥底に秘めている
もう一つの自分を解き放つ意味も秘めた儀式的なものなのだ。
心の奥底に眠る冷徹非情の殺戮機械――どのような行為も眉一つ動かさずに実行する
無感情の存在を解き放つための儀式なのだ。そのため、忍者はその精神の深奥に眠る、戦闘のための人格と
も言える存在をより強力なものとするべく、心を悪のそれに保つ必要があるのだ。
これはまさに二重の驚愕であった。悪の心を持つ上忍でさえ困難なことを、善の心を持つ下忍風情が成し遂げたのだ。
まさにこのくノ一が秘める資質は並ならぬものだった。俄然、私はこのくノ一が欲しくなった。
これほどの資質を秘めた性奴隷を飼っておくのは悪くない。護衛と夜伽をこなす上質の性奴隷になり得る存在がここにいる。
「仰向けになれ」
殺戮機械に――精神の最も強き部分を屈服させることこそが、その上質の性奴隷を手に入れる手段なのだ。
私は逸る欲情を気取られぬため、わざとゆっくりと法衣と下着を脱ぎ捨て、くノ一に向き直った。

96 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:46:20 ID:ANOiefGw
「ひっ……」
無感動な表情で私の言葉に従っていたくノ一が、私の股間に目を遣った瞬間に息を呑んだ。
私の肉体は、治療呪文を応用した肉体強化呪文の効力によって、もともとが頑健であったものが
更に逞しいものへと変貌している。それはくノ一の恐怖に満ちた視線が向けられている陰茎も例外ではない。
我が身の一部ではありながら、私自身も醜悪でおぞましく、禍々しいと思うそれは急角度で屹立し、
先端からは床に滴るほどの先走りの液が溢れ出ている。
この呪文はもともとが前衛職の身体能力を高めることを目的に研究されていたのだが、
性的機能をも強化できることが判明し、その研究趣旨が変わり、私がこうして用いるに至った。
「どうした、恐ろしいか、くノ一よ?」
所詮は下忍だ。心の深奥を解き放つことができることそれ自体は上忍に匹敵する技能ではあるが、
所詮、その深奥に秘められたものは下忍らしく脆弱なものだった。決壊こそしなかったが、大分揺らいでいる。
「っ……!」
その先ほどまでの平静さが幻であったかのように怯えを顕わにして、仰向けになったまま後ずさっていく
くノ一の様子を楽しみながら、私は身動きのできない獲物を捕らえる蜘蛛の如く、ゆっくりとその矮躯に圧し掛かった。
小さく震える滑らかな肌を通して、くノ一の体温が伝わってくる。
「ひ…や……」
これからすることを強調して怯えさせるために舌なめずりをして、全ての防備を失った肌に顔を近づけていくと、
怯えたような声を漏らして身を逸らせようとする。だが、果たせない。虚しく身を捩じらせるばかりだ。
僧侶と忍者では本来勝負にならないくらいの近接戦闘力の格差が存在するのだが、
その気になればワードナと吸血鬼部隊を単身で撃破可能なほどの修練を重ねた僧侶と
今日が初陣のにわか忍者の場合は、その格差が逆転する。
身体能力だけを捉えればちょっとした差でしかないのだが、その身体能力を使いこなす経験が違うのだ。
「や、やめ……」
「安心しろ。すぐにお前から求めてくるようになる」
押し退けようと伸びてくる手を押さえつけ、私はくノ一の薄い胸へと顔を寄せた。
先ほど戦闘を経験したばかりの冒険者なのだから当然だが、その肌からは女の体臭に混じって汗と血の匂いがする。
肌から立ち上る薫りをくノ一にも聞こえるように鼻を鳴らして堪能しつつ、密かに呪文を詠唱した。
その呪文はディアルコを応用したもので、神経を活性化させ、感覚を鋭敏にする効能を持っている。
本来は前衛職や盗賊などの五感を鋭敏にして戦闘や宝箱の解錠を円滑に進めるためのものとして
研究されていたのだが、性感も同時に鋭敏なものへと変わることが判明し、風紀が乱れきっている
腐敗しきった教団内部で司祭が尼僧との情事に用いるようになった。
「ぅ…ん…?」
下忍如きに呪文無効化能力などあるはずもなく、詠唱が終了した途端に呪文は効力を発揮した。
怯えた様子の中に戸惑うようなそれを交え、くノ一は肌と肌が触れ合っている部分を微かにではあるが、
逃げようとするのではなく擦り寄らせるように動かし始めた。触れ合っている部分から伝わる快感に戸惑いつつも、
身体の方は無意識の内にそれを求め始めているのだ。
「あっ、くっ、ゃめ…っ…!」
まだ触れてもいないというのに勃起している赤味がかった乳首に舌を這わせると、身体が大きく跳ねた。
背筋が反り返り、やや上方にある私に胸部を差し出しているような体勢になる。

97 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:46:58 ID:ANOiefGw
「何だ?もっと舐めて欲しいのか?」
声に嘲るような響きを持たせつつ、私は高々と掲げられた胸に舌を這わせた。
女の肌の柔らかさと共に血と汗の味が舌中に広がっていく。やや硬めの乳首を押し潰すように舌を押し付けて
その若々しい硬さを楽しみ、飴を舐めるように舌の上で転がしてよく味わった。
「や、やだっ、やめっ、ひぁっ……っくぅっ…」
舌が動くたび、快楽の声と共にくノ一の矮躯が跳ね上がる。
まだ抗いが混じってはいるが、どちらが主でどちらが従かは言うまでもない。
次第にくノ一の身体の動きが私から逃れようとするものから、私に身を絡めるようなそれへと変化し始めた。
「自ら求めてくるとはな」
「あっ、そ、そんな、こと、あぁっ…ひっ……やぁ……」
乳首を舌先で責めつつ、それと並行してもう片方の乳首を指先で責めてやる。
効果は覿面だった。口では拒絶の言葉を口にしながらも、くノ一の身体はより強く私に押し付けられてくる。
「ならばなぜ私に身体を押し付けてくる?」
胸元から首筋までを舐め上げ、腿から脇腹までを何度も何度も撫で上げる。
舌が首筋に触れるとくすぐったそうに首を竦め、手が滑らかな肌を滑ると嬌声を上げて身を捩る。
「だ、だからぁ、そんな、ことぉ、くぁっ…そ、そこはやめろぉっ……!」
「身体は歓んでいるぞ?」
否定の言葉を吐き続けるくノ一だったが、その陰門に手を這わせればもうそこは潤いきっていた。
溢れる愛液は会陰を伝わって床を湿らせ、またささやかな腿の膨らみを伝って肛門へと至り、床に滴っている。
「見ろ、溢れている」
「やっ、やぁ……」
「ふん、淫乱だな。無理矢理身体を奪われようとしているのに、また溢れてきたではないか?」
蜜を吐き出す陰門を指先で擦り、そこに付着したものを顔の前まで持っていって見せてやると、
それだけのことでまた新たな蜜が吐き出されてくる。既に陥落寸前だ。あと一押しで、堕ちる。
「どれ、私が拭ってやろう」
「えっ……だ、駄目だっ、やめっ、やめろっ、あっ、ひぃっ、駄目ぇっ……!」
すっかり脱力しきった脚に手をかけて開かせ、私は甘い蜜の水源へと顔を近づけた。
それを見て私が何を目的としているかを悟ったくノ一は、脚を閉じようとするものの、
快楽の虜となって力の抜けた身体では私の腕力に打ち勝つことなどできない。
柔らかな陰毛が萌えるそこへと舌を這わせると、そこはやはり成人間際の女というべきか、
舌に生まれたのは幼女の無垢な味ではなく、成熟した女の濃密な味だった。
小さな入り口に舌を潜り込ませてみると、舌先に内壁とはまた違った趣のものが当たった。
このくノ一はホビットとしては成人に近いというのに、まだ処女を守り続けているようだ。
愛しい男に捧げたいと願うからこそなのだろうが、大切に守り続けてきたものをこれから奪い取るのか
と思うと、知らず知らずの内に笑みが込み上げてくる。
「淫らな女だ。拭っても拭っても溢れてくる」
「やっ、あっ、ひぃぃっ……!」
音を立てて啜ってやると、全身を痙攣させてでもいるかのように身を捩り、まるで更に多くを
求めるかのように細い脚を私の首に絡めて腰を動かし、陰門を押し付けてくる。
「やぁぁぁっ、やめっ、あぁっ、ひぃぁああっ、あ……っ…!」
そこを更に舌と指先を使って責め立ててやると、悲鳴のような嬌声を上げて大量の蜜を溢れさせ、
私の口元を濡らしてくる。まるで犬のように陰門を舐めていたところ、大きく膨れ上がって快感を
覚えていることを示す陰核が目に映った。これまで目に入らなかったのは、無意識の内に快楽を
貪っていたくノ一が私の鼻先にそれを擦り付けていて、死角にあったせいだった。

98 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:47:39 ID:ANOiefGw
「まだ刺激が欲しいのか、浅ましい女だ」
私はくノ一の身体が発する求めに応じ、陰門と共に突き出された陰核に歯を立てた。
「……ん、ぁぁぁぁっ……!」
反応は劇的だった。軽く歯を立てて引っ張った瞬間、モリトを受けたかのように身を仰け反らせたくノ一は、
大量の蜜を溢れさせながら絶叫すると、まるで糸が切れた人形のように床にくずおれた。
まだ交わってもいないというのに本格的な快楽の絶頂に達してしまったらしい。
仰向けになって両手足を力なく投げ出したまま、どことなく空ろな瞳のまま全身を小刻みに痙攣させている。
「頃合だな」
いささか過剰なまでに潤い、絶頂に達したことで僅かに弛緩している陰門を見て、私は笑みが浮かぶのを堪え切れなかった。
この体格差があり、しかも相手が処女だからこそ、これほどまでに手間をかけた。
充分に湿らせ、解さずに私の陰茎で貫けば、たった一度の結合で陰門や肛門を破壊してしまうことになる。
それでは駄目だ。私はこの女達から一時の快楽を得るだけで満足するつもりはない。
これまでに見つけた女達は適当に味わってから娼館に売り飛ばしていたが、この女達をそうするつもりはない。
類稀な資質を持つこの女達を簡単に手放す予定はない。
私は、この女達が女としての魅力を失うまで身体を味わい続けるつもりなのだ。
「見ろ。これがお前を犯すものだ」
「え……あっ……ゃ…やめ……」
いきり立った陰茎の先端を繊細な陰門に押し当てると、それと気づいて視線を向けたくノ一が表情を引き攣らせた。
陰門から雌の本能として愛液を滴らせている状態で、説得力のないこと甚だしい拒否の言葉を吐いている。
先端を、滴る先走りと陰門から湧き出す蜜とを混ぜ合わせるように入り口に擦りつけてやると、
くノ一はそのたびに雄を誘う雌の喘ぎ声を出して身体を震わせる。
「やめてよいのか?お前の陰門は私を求めているではないか」
「そ、そんなっ、ことは、ぁっ……」
角度と速さと押しつける力を変えて擦ればそれだけで拒絶の言葉が飲み込まれていき、代わって嬌声が吐き出される。
「そら、気持ちよかろう?お前の肉体が更に強い快楽を求めている、これはその証だ」
私は再び覆い被さって顔をくノ一の耳元に寄せ、耳たぶへの舌先による愛撫を加えながら囁いた。
「私がお前の陰門を指と舌で解した時は心地よかっただろう?」
囁く間も、陰門への摩擦を休めることはなかった。囁く間も腰は動かし続ける。正直なところを言えば、こ
のまま突き入れてしまいたいほどに昂ぶるだけ昂ぶった今の私には、貫かずに摩擦しているだけでも大きな快楽だった。
「どうだ、これを受け入れれば、その快楽は指と舌の比ではないぞ?」
早く突き入れたいが、この娘の方から求めてこなければ完璧な性奴隷は作れない。これは根競べだった。
しかし、私が一方的に有利な根競べだった。快楽の虜になっているこのホビットのくノ一は、既に
自分から腰を動かして私に合わせ始めている。もう陥落したも同然だった。
「指も舌も届かない場所も、これならば犯し尽くせるぞ?それはこれまでの快楽の比ではない」
「あっ、ひぁ……は、ぁ…お、願い……」
熱く濡れたような吐息に混じって懇願の言葉が聞こえてきた。この女は堕ちた。
「犯してくださいと言え」
これが最終段階だ。自分から求めさせ、それを犯す。それがこのタイプの女を屈服させる手段なのである。
「そ、そん、な、んぁっぁっ……!」
「言わねば、このままだ」
「ひ、ぁ……お、犯して、ん、ふぁ…犯してぇ、く、くださ、いぃっ…」
「よかろう」
この瞬間、ホビットのくノ一は冒険者から私の性奴隷へと堕ちた。

99 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:48:19 ID:ANOiefGw
「見ていろ、お前が女になる瞬間を!」
「くっ、あぁぁぁっ……!」
私は膝立ちになり、大きく割り開いた両脚を脇に抱え込むようにしてくノ一の下半身を持ち上げた。
体格の関係上、くノ一の身体は大きく持ち上がって背中が浮いてしまっている。
もう少し持ち上げれば宙吊りになってしまうことだろう。
私は怒張しきった陰茎を潤って口を開けた陰門へと無造作に突き入れた。結合部からはやや赤味がかった
蜜が滴り、陰茎の先端からは肉を引き裂いていくような感触と共に激烈を極める締め付けが伝わってくる。
それらを強引に押し広げるようにして突き進むと、そこはやはり浅い陰門であり、最奥まで突き込んでも根元が余った。
根元の辺りが非常に寂しく物足りないが、その物足りなさが逆に幼い少女を犯しているようで快感でもある。
「あっ、あぁっ、あぁぁぁっ!」
同時にディオスを詠唱することによって痛みはほぼ完全に抑えているため、くノ一を襲うのはただ快感のみだ。
特に痛みを抑えるべく配慮をする必要もないため、私は両の腿を掴んでくノ一の身体を激しく前後運動させた。
「ひぁっ、す、すごっ、くぁっ、こ、壊れっ、あぁっ!」
最早、意味のある言葉を吐くこともできず、くノ一はただ嬌声を上げながら人形のように私に振り回されている。
既に何度も何度も達しているようで、時たま背筋を反り返らせて震えたかと思うと凄まじい力で締め上げてきて、
次の瞬間には脱力し、また更に高らかな嬌声を上げて締め付けを始めるということを何度も繰り返している。
窮屈な内部を拡張するように貫きつつ、私は私の快楽を追求すべく、正上位へと移行した。
矮躯を包み込むように覆い被さって小刻みに腰を動かし、最奥を突き破るような勢いで陰茎を押し込む。
四つん這いになるようにして覆い被さり、矮躯の全てを押さえ込んで腰を突き出し続ける。
矮躯の女を犯す時の醍醐味とは、やはり体格差を強調するような体位を取ることだった。
「もぉっもっとぉっ、もっとぉっ……!」
既に意識も朦朧としているのか、くノ一は熱に浮かされたような調子で私を求めてしがみついてくる。
四つん這いになるようにして覆い被さる私の背中に手足を回してしがみついているため、身体が
完全に床から離れてしまっている。忍者として鍛えられた体術なのか、その状態のまま腰だけを動かし、
私をより深くより強く誘い込もうと陰門を蠢動させてくる。
「ふっ、ぁっ、あぁっ、ぁぁぁっ……」
そうしてしばらく貫き続けたところ、遂に私にも絶頂が到来した。
「あぁぁっ……ひぁぁぁぁっ!」
「だ、出すぞ……!」
最早力ない嬌声を上げるのみとなったくノ一が突然達し、一際強く締め付けてきたのに合わせて、
私はこれまでに我慢を重ねてきた灼熱の溶岩ような精を大量に吐き出した。
「あっ、出て、出てるぅっ、熱いのがっぁっ、ふぁぁぁっ……!」
狭く浅い陰門とその奥にある小さな子宮では到底収まりきらない量の精が迸った。
結合部が隙間なく塞がれているために出口を求めることもできず、人間同士ならば確実に妊娠する
だろう濃度と量の精は子宮を――子宮を収めている下腹部を水風船のように膨らませていった。
「む、無理ぃっ、も、入らな、ぁぁっ……」
これも強化された性機能の賜物だが、私は一分ほどもペースを落とさずに精を吐き出し続けていた。
その間、くノ一はほとんど夢うつつの状態で私に組み敷かれ、精を胎内に飲み干していた。
「これではまだまだ満足できんな」
「ふぁぁっ……」
長い射精を終えても、私の陰茎の昂ぶりは収まることがなかった。収まったとしてもまた昂ぶらせるだけ
なのだから話は変わらないのだが、手間が省けたことと雄としての優秀さを示せたことは誇るべきことだ。

100 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:48:53 ID:ANOiefGw
「くぁ…ふぁ…」
身体を繋げたまま身体を引っくり返すと、膨れた腹が苦しいのか、くノ一はくぐもった悲鳴を上げた。
その状態で中に溜まった精が結合部に集中してくる感覚もなかなかに心地よいものだったが、
この状態では新たな快楽を与えるは難しく、仕方がないので私は硬度を保った陰茎を引き抜いた。
「ぅ、ぁ……」
キスをするような粘着質な音を立てて陰茎が抜けると、その大きさに合わせて広がったままの陰門から、
バブリースライムか何かのように粘度の高い大量の白濁液が噴き出し、床を汚していった。
私はそれを満足感と共に見つつ、次に狙うべき対象――その小ぶりな尻へと手を伸ばした。
肉付きの薄い尻を鷲掴みにし、パン生地を捏ねるように感触を愉しんだ後、押し開いた。
白い尻の谷間に埋没していた小さなやや色素の沈着した蕾は、これまでの責めの中、
唯一未だに手を触れていないにも関わらず、すっかり力が抜けてだらしなく口を開けていた。
もっとも、開けていたとは言っても中心部分が少し緩んでいるだけだが。
「次はこちらを愛でてやる」
私は尻に顔を埋め、人体で最も強く異物を締め付ける穴に舌を伸ばした。
「ひぁっ、そこ、はぁ……」
舌先が穴に触れ、やや苦味のある独特の味が広がったかと思った瞬間、刺激に反応したくノ一が僅かに身じろぎし、
それと同時に括約筋が小さな穴を閉ざそうと収縮し始めた。しかし、最早力の入らない身体に、それが叶うはずもない。
括約筋の抵抗などまるで意味をなさず、私の舌先は小さな入り口へと潜り込んだ。
「んっ、ぁっ、ぁぁ……そんな、ぁ、だ、めぇ……」
引き攣るような吐息を漏らして震えるくノ一の尻に顔を擦り付けるようにして、私は舌を奥へと潜り込ませた。
腸内特有の苦味が舌を襲うが、そのようなことは意に介さずに舌を蠢かせ、内部を吸う。
「ひぃぃっ、駄目、吸っちゃ、駄目ぇ……」
恐らくは経験したこともないだろう感覚に震え、力の入らない身を捩るくノ一を押さえ込み、
私は肛門を舐り回し、吸うと同時に尻を揉み、そのたびにすすり泣くような喘ぎ声を上げるくノ一の様子を愉しんだ。
「口では拒絶し、身体で誘うか。娼婦の業だな」
私は愛液と精液の混合液を潤滑液代わりにして指で入り口を捏ね回し、内部を探り回し、
陰茎を受け入れられる程度の柔軟性が備わるまでしつこく拡張を続けた。
「そら、指が三本も入ったぞ」
指を三本入れ、それぞれに別々の動きをさせた途端、狂ったような嬌声を上げて身を逸らし、捩じらせ始めた。
「んぁぁぁっ、あぁんっ、嫌ぁぁっ……!」
私はそれを力で抑え込み、くノ一の肛内の性感を開発していった。段々と反応が大人しいものへと変わっていき、
最終的には時折小刻みに震えるような、まるでマッサージを受けている時にも似た反応を示すようになった。
「頃合か。またたっぷりと犯してやるぞ」
「ふぁ、ふぁぃぃ……お願い、しまふぅ……」
指を抜き、だらしなく口を開けた肛門を更に開くかのように尻たぶを割り開いてそう囁くと、
身も心もすっかり私の性奴隷と化したくノ一が、呂律の回らない口調で懇願してくる。
「尻を掲げろ」
「ふぁぁい……」
蕩けきった表情のまま、くノ一が脱力した身体に精一杯の力を込めて尻を掲げた。
上半身を床につけたまま膝を立て、尻だけを掲げている。酷く卑猥な体勢だった。
「不浄の穴を使う快楽を教えてやるぞ」

101 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:49:35 ID:ANOiefGw
小さな尻を鷲掴みにして割り開き、私の唾液や諸々の体液を滴らせる小さな穴を露出させ、
愛らしい様子のそことはまるで不釣合いなほど醜悪でおぞましく、その慎ましやかな様子のそこに
果たして入るのかというほど大きく硬い陰茎をあてがった。
「あっ……っ…」
触れただけでも期待するように尻が震え、開ききった陰門からは精液混じりの愛液が滴った。
「あっぁっ、あぁぁっ、ひぁぁっ……!」
私を受け入れられるほどに緩んだそこへと一息に押し込んでやるとそれだけで達したらしく、
瞬時に括約筋が収縮し、食い千切られてしまいそうなほどの締め付けに襲われた。
「入れただけで達したか。この淫婦めが」
「あっ、すご、っ、おっき、く、なっ…ひぅんっ!」
絶頂に達しながらも自ら尻を揺すって快楽を貪るその浅ましくも扇情的な姿に更なる昂ぶりを覚え、
私は尻肉に指が食い込むほどの力を手に込めて腰を前後させた。
柔軟な腸は陰茎の動きに合わせてよく伸び縮みし、小さな穴は皺が消えるほどに拡がって陰茎を受け入れて
隙間なく張り付き、時には射精を促すように収縮する。最早排泄器官ではなく、生殖器官だった。
欲情を滾らせた私は堪えきれずに背後から覆い被さって手をくノ一の胸に回し、半ば引き起こすようにして
全身を密着させ、肛内の最奥を目指すかのように腰を小刻みに動かし、より深くへと沈めていった。
腰が動くたびに嬌声を上げ、少し速度や角度を変化させればそのたびに絶頂へとくノ一は達した。
ほとんど理性も残っていないような快楽の虜となった状態で私の陰茎を貪り、吸い付いてくる。
覆い被さるような状態で小刻みに突き続けている内に、次第に私は物足りなさを覚えるようになった。
締め付けも充分ならば蠢動も充分であり、更には熱や肉の感触も完璧なのだが、ただ深さが不満だった。
この後背位では今一つ深さが足りないのだ。そろそろ絶頂が近づいていることを自覚した私は、
最後により強烈な快感を味わうべく決意し、抱えたくノ一をそのままに身体を持ち上げ、立ち上がった。
「ひっ、ひぁぁぁぁっ!あっ、な、ぁっ、く、はぁっ…き、つ、ぁっ!」
丁度、くノ一を羽交い絞めにして貫き、深く突き上げているような体位となった。身長差の関係で、
陰茎と肛門の位置を合わせて抱えると、それだけで大分くノ一の足が床から離れてしまう。
結果、くノ一の全体重が結合部分にかかり、私が抱える腕の力を緩めれば緩めるほどに深く貫くことになる。
「あっ、すご、いひぃっぃっ……!」
ともすれば苦痛になりかねない体位だが、私はその限界点を見極めて貫き、思う様突き上げていった。
この体位がもたらす快楽は凄まじいもので、一突きごとにくノ一は全身を痙攣させて達し、深い挿入感と
そのたびに訪れる締め付けとによって私自身も即座に精を吐き出しかねないほどの快感を得た。
射精を堪えるのやめ、いつ精を吐き出しても構わないという心積もりでより一層の激しい突き上げを
行った結果、遂に私は絶頂へと至ろうとしていた。射精の前兆として陰茎が膨れ上がる。
それが引き金となったのかもう幾度目になるのかわからない絶頂にくノ一が達し、一層の締め付けに襲われた。
絶頂時にのみ発揮される強力な食いつきと蠢動がもたらす快感が陰茎に発生し、背筋を通じて脳を襲った。
私もくノ一とほぼ同時に絶頂に達し、眩暈がするような快感と共に先ほどに劣らぬ量の精を吐き出した。
「くっ、ぉぉっ……!」
「ひゃぁぁぁぁぁぁっ、あひぃっ、熱いひぃっ……あぁぁんっ、ん、ぁぁうひぃ……」
くノ一は高らかな嬌声を上げて痙攣しつつ、精を吐き出す陰茎に肛内を絡みつかせ、尻を振りたくっている。
その射精を誘引する動きによって、私は想定したよりも大量の精をくノ一の肛内に放つこととなった。
再び下腹部が膨れていき、くノ一が苦しそうな吐息を漏らした。


102 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:50:19 ID:ANOiefGw
「あっ、やっ、駄目ぇ、で、出るぅっ、嫌ぁぁぁっ」
床に下ろし、尻を高く掲げさせた状態で陰茎を引き抜いた途端、無残なまでに大きく口を開けた肛門は、
噴水のように――まるで浣腸をした時のような勢いで糞便混じりの白濁液を噴き出し始めた。
排便を他者に見られるような羞恥心を感じてくノ一が咽び泣くが、噴出は停まらない。
排出が治まったのは、比喩ではなく腸内に存在する全てが流れ出た後だった。
「いい眺めだな。奴隷には相応しい」
「ひぃ、っく……えぐぅ……」
突っ伏したまま半ば放心状態ですすり泣くくノ一の背中に嘲弄を浴びせつつ、
私は傍らに脱ぎ捨てられていたくノ一の装束で汚れた互いの結合部分を拭った。
「あっ……そ、それは、私の……そ、そんなことに、使わない、で……」
諸々の体液や糞便が何によって清められているかを悟った途端、くノ一が怒りの視線を向けてきた。
どうやら教育が足りなかったようだ。主に逆らう権利など、奴隷にはありはしないのだから。
「再教育してやる」
「へ……あっ、やっ、嫌ぁぁぁっ……!」
私は咄嗟に腰を浮かせて逃げようとしたくノ一を押さえつけ、脚を大きく開かせた。

           *           *           *

「ふぁふっ、はふぁ……」
くノ一がその小さな口を一杯に開いて陰茎を頬張り、入りきらない大部分を小さな手で扱き、
もう片方の手で手に余るほどに巨大な陰嚢を掌の上で転がすように撫でている。
「どうだ、美味いか」
「ふぁ、ふぁぃ、ふぉっへも、おいひぃれふ……」
あれから三回ずつ陰門と肛門を犯してやったところ、ようやくこのくノ一にも奴隷としての自覚が芽生えた。
呪文を駆使した愛撫が必要だった当初とは違い、今では私の姿を見ただけで陰門が潤い、
私の陰茎を見ただけでしゃぶりつこうとするまでに忠実な性奴隷へと変貌した。
「くっ、出るぞ。飲み干せ」
「ふぁぃ……ん、むぅ……」
流石は天性の忍者と言うべきか学習能力が高く、一度でも教えたことは忘れず、それどころか
より高いレベルへと向上させていく。口による愛撫を本格的に仕込んだところ、少しでも油断すれば
即座に絶頂に達してしまいかねないレベルの技巧を備えるに至った。
「あふぁぁっ……んむぅ…む、ん……おいひいれふぅ……」
凄まじい強さで吸い付きつつも頭をあらゆる方向に動かし、舌を的確に絡め、扱き、撫でる手を
休めずに私の精を吸い上げては放出のたびに喉を鳴らして飲み干していく様子に更なる快楽を
刺激されつつ、私は部屋に転がる三つの屍を眺めた。
このくノ一は最高の性奴隷となったが、残りの三人はどうなのだろうか。
誰も彼も生まれ持った才能だけで上級職についた天才達だが、このくノ一と同じように
その才能を性戯に生かすことができる者達なのだろうか。
――まあいい。実際に使ってみればわかることだ。具合がよければ長く使ってやればいいし、
使い物にならなければ娼館にでも売り飛ばせばいいだけのことだ。
さて、次は誰を愉しもうか。

103 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:52:18 ID:ANOiefGw
ああ、疲れた。
続きは少し休んでからになるので投下時期は未定。

>保管庫氏
>>94の中ほどに空白の行がありますが、あれは間違いなので
訂正の方をよろしくお願いします。
たびたび申し訳ありません。

\(□ー□)Sieg Heil!!

104 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/31(金) 23:54:05 ID:ANOiefGw
あ、そうだ。質問しようと思ったことを忘れていた。

俺の文章って横に長すぎるかな。
もし横に長すぎて読みにくかったら言ってくれ。
何とか善処してみるから。

ノシ

105 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/03/32(土) 00:17:26 ID:eZ7Rnhnt
>保管庫氏
>>103訂正
IEで確認したところ>>94の中ほどに空行はありませんでした。
どうやら専ブラのサイズの関係で空行があるように見えただけのようです。
何度も何度も申し訳ありませんでした。

106 :名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 00:45:57 ID:eNYb4bsU
少佐GJです!
超絶倫僧侶はいったい何リットルせーえき出せるのだろうか・・・

文章、自分の環境では横の長さはちょうどいいくらいです。


107 :名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 00:46:55 ID:YOyTAoLH
アナルセックル(;´Д`)ハァハァ

ヘッダぐらいで改行してもらえるなら確かにありがたいですが
他に同意の人がいなければ別にこのままでも困らないです。

108 :名無しさん@ピンキー:2006/03/32(土) 03:43:36 ID:tZcAE43f
少佐殿のSSはいつ読んでも奮い立ちます。心とか。

自分も横の長さはこれくらいで問題ないです。

109 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/02(日) 16:39:25 ID:NWUoF+na
まあ今のところは現在の長さで問題ないようだから現状維持ということで。

>保管庫氏
何だかレスのたびに注文つけてしまって申し訳ないんですが、
レイプ三部作(ホビット忍者、エルフ司教、ドワーフ侍、人間僧侶)
→レイプ四部作(ホビット忍者、ドワーフ侍、ノーム君主、エルフ司教、人間僧侶)
に訂正のほど、よろしくお願いします。

110 :保管庫 :2006/04/04(火) 16:08:06 ID:D5YUK3si
ミラーの更新忘れてたり(汗

>>少佐殿
 三部作⇒四部作、修正しました。

XTH猫侍の人も期待しておりますー


111 :名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 04:21:17 ID:WbPQJaaf
busin,busin0でなにか書きたいのだが、
カップリングの要望とかないじゃろうか?

112 :名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 14:45:23 ID:SnghaA22
>>111
ルイ姐さんと俺

113 :名無しさん@ピンキー:2006/04/05(水) 18:58:52 ID:j1Bk6vab
グレースとヴァンパイアロード。

114 :111:2006/04/06(木) 03:59:16 ID:y7bz9G+d
>>112
「俺」とはまた難しい注文を。
businスレにあった「ルイ姉さんの着ている赤い防具に白濁液ぶっかけてえ」的な流れでいいでしょうか?

>>113
陵辱モノということで書いてみようかと思います。

ご意見ありがとうございます。

115 :111:2006/04/06(木) 04:24:45 ID:kRVj/UZL
「うおおおおおぉっ!」
俺は絶叫していた。

俺の名は112。生まれた時の名はこの街に来た時捨てた。
番号みたいな名前だ?気にするな。
こんな名前でも、この街で最強と目される連中の一員なんだぜ。
…補欠要員だが…。
まあアレだ。アイテムの鑑定や、転職の宝玉など貴重なアイテムの番人役、というところだな。
迷宮探索?知らないな(煙草を吹かす仕草)
つまりアレだ。「最強のメンバーの最高のサポーター」
それこそが俺ってわけだ。
俺がいるからこそ、奴らは安心して迷宮に潜りモンスターどもを殺し、お宝を持ち帰ってこれる。
つまりは陰の実力者ってえわけよ。

あ、宿の掃除や洗濯もできるんだぜ。
それで飯食ってけるよ、と宿の女将にも太鼓判押されたくらいだ。
自分を騙し続けるのもときどき疲れる。いっそ本当に転職しようかと真剣に考えたよ。冒険者ギルドなんてもう二度と行かずに。
あ、冒険者登録とやらを抹消しなければならない?

…そこまで考えたあたりで考えを止めた。
考えれば、考えるほど空しくなる。
そう、流されるのが一番だ。
さあ、煙草で一服したら洗濯にでもかかろう。
こんないい天気に迷宮になんか潜ってられっかよ。
俺は快晴の(雪ところどころ晴)空のもと、仲間どもの装備や衣類を洗いはじめた。

……前置きが長くなったな……すまない。
そうだよ。おれは叫んだんだ。
驚くべきものを見つけて。
こんなに感情を発露させたのは何年ぶりだろうか。
俺は、喚起していた。いや、歓喜していた。

「あいつら…やるじゃねぇかよ…」
こんなお宝を見たのは久しぶりだった。

116 :名無しさん@ピンキー:2006/04/06(木) 08:32:21 ID:tok0p5zg
つづかないのー?

117 :85:2006/04/06(木) 16:40:08 ID:t6b/TBww
なんかエロ前が冗長的になって来たので途中まで投下。
いけたら全部締めます。

118 :XTH・猫侍の報告書 :2006/04/06(木) 16:41:48 ID:t6b/TBww
まず、浮遊感があった。
痛みは全くと言っても良いほど感じられぬ。
ただ浮遊感と、全身を温く包み込むような気怠さのみがあった。
これが死というものか。霞掛かったように呆けた頭にそのような事を思い浮かべる。
潤む視界を明滅する柔らかな燐光が支配している。
眩しい。決して強い光ではないが、まるで直に陽の日をを見つめている様にも思えた。

光を避け、心地よい微睡みの内に沈もうと再び目を閉ざそうとした時、何かが私に触れた。
ただ触れた、と言うだけではない。
痛みでもなければ熱や冷たさとも違う、得体の知れぬ何かが、確かに私の触覚を通して伝わってきたのだ。
それは私の耳に触れ、首筋を伝い、腕を舐める様に伝わってくる。
痛痒にも似た刺激の継続で、覚醒は促される。

意識を向ければ光の正体とは何のことはない、胎動属性の余剰魔力が、光として漏れだしているのだ。
つまり、ここはロードの中だ。
光の色から判別すれば属性は雷であり、あの戦闘からそれほどの時間は経っていないと言うことになる。

これも探索者としての癖なのか、私は無意識のうちに己の状態を探っていた。
敵の手斧に殴られた腹を気づかってみても、特に外傷はないようだ。
胃を持ち上げられる様な不快感はあるが、この程度ならば気にする必要はない。
全身の傷も癒えているようだが、恐らく私が落ち込んだ――今、こうして漂っている水域が、癒やしの魔力を持ったそれなのだろう。
果たして古の天人達が何を目的として各ロードにこんな貯水槽を用意したのかは解らぬが、そのお陰で私は一命を取り留めた、と言うことになる。
諦めたのも莫迦らしく思えてきたが、それでも、胸の中にある奇妙な喪失感は否定できぬ。

意識が妙にさえてきたからだろうか。再び、例の奇怪な刺激が襲う。
嫌悪感を覚えた私は、半ば反射的に身をよじり、それを振り払おうとしたが、全くと言ってもいいほど四肢に力が入らぬ。
急激な負傷の回復は、一時的にとは言え著しく体力を奪うという。
例えば蘇生魔法などが良い例だが、どうやら私もそんな状態にあるらしい。
それは背中側をひと通り嘗め回したあと、爪先を超え、探るようにじわじわと脛を這い、私の身体へと昇ってくる。
腿を抜け、股間へと差し掛かった時、刺激はひとつの形となる。
適度なぬめりと微弱な蠢動でもって全身の力を奪うそれは、ある種の心地よさを持っていた。
それがなぜ、局部まで来て自覚したか判らぬほど若くは無いつもりだが、
ひとまずはその正体を見極めるべく、辛うじて顔を起こした。

場違いにもほどが有るが、思わず苦笑がもれる。
破れた軍服から覗く部位にやはり傷跡は見えぬが、まるで人種か妖精属の様に禿げあがった素肌が有った。
なんたる事だ。三色の飾り毛は幼い頃からの自慢であったと言うのに、こうも無残に焼かれてしまっては残ったものも剃り落とさねばなるまい。

などと、余計なことを考えている場合ではなかった。
不意に、例のものがその動きを増した。
合わせて私を襲う愉悦も強くなり、思わずのけぞりそうになるのだが、堪えて正体を見極める。
私の下着の内で、何かが激しく蠢いていた。
黄色い半透明のものがはみ出ているのが見えた。先ほどの戦いのスライムだろうか。
軍服の留め金が溶け残っていたため、腰の辺りで足止めされていたようだ。
そこを突破せんと試みているようで、安物の下着を醜くうねだたせている。
それまでは陰唇を覆うのみだったスライムは、その刺激ではしたなくも綻んでしまった秘裂へ流れ込んでくる。

119 :85=118:2006/04/06(木) 18:05:55 ID:t6b/TBww
無理だったのでまたいずれ。
苦手なエロで実験作はまずったかなぁ。

お目汚し失礼します。

120 :名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 00:25:07 ID:j+Ct4Rk7
いやいやいや、GJ!!
次回を待ち望んでいますよー。

121 :名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 09:47:35 ID:ASUAXshY
>>114-115
脇から見ててそりゃ無理だろと思ってたら、
「俺」が本当にネタなるとは…何でも料理してしまう所が職人芸だな。
いっそ精気に中てられてその気になったルイ姐さんが>>112を取り込んで以下略

ちきしょう、こんなネタじゃ>>112ばかりが幸せになっていく。
お前なんか裸で呪われ品鑑定だ。全部調べるまで帰ってクルナ

122 :112:2006/04/07(金) 13:40:23 ID:vWzjgWmW
>>114-115
ちょwwwwwマジかwwwwwwwwwwwwwww
>>111さん愛してる(*´3`)そして続きに期待

>>121
(´・ー・`)

123 :名無しさん@ピンキー:2006/04/07(金) 21:35:19 ID:0DnGjE0R
おお、このスレには良作家がおられるのですね。

XTH2やってるんだけど、未踏破の領域に突っ込めとか、おみやげ買って来いとかぬかしやがる凛を陵辱してやりたい。

124 :名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:28:52 ID:D2fXz7l1
日々、Wizをこよなく愛するみなさん。これはどうかな?
ウィザードリィ・外伝 〜五つの試練〜 
 このWizは、作成ツールで自分で作れるみたい。どこまで、作りこむ
ことができるのは今のところ定かではないけれど、
 自分たちでオリジナルのWizができたらすごくない?しかも専用サーバー
から、フリーシナリオをダウンロードできるようになるらしい。
 Wiz愛する方々が購入して増えたら、神シナリオやダンジョンがでてくるん
のでは?

125 :名無しさん@ピンキー:2006/04/08(土) 05:33:15 ID:MgaZyUTd
1と2しかやってない俺はシナリオと言われてもなんのことだか。

126 :111:2006/04/08(土) 05:37:30 ID:8ot46x8Z
それは皮鎧だった。マグスの皮鎧であることは鑑定せずともわかる。
しかしそれはただの鎧ではない。赤く染められ胸元の大きく開いたそれは、まさに、この街の多くの冒険者たちから慕われ、「ルイ姉さん」と呼ばれている女性の物に間違いないからだ。
俺も例外ではなかった。興味があった。好意があった。発情すらしていた。
…こほん…。状況を整理すると、つまりは我が仲間たちはルイ姉さんを仲間に加えたということなのだろう。
しかも洗濯は俺の役目らしい。
「イイイイィィィィヤッフゥオー!」
俺は雄叫びとともに歓喜の舞を踊った。
これからはルイ姉さんの鎧や鎧下やあわよくば下着まで!
てあたりしだいに!!

…落ち着け、俺は冷静な男だ。まずは雑魚をかたずけよう。
俺は美味しいものはとっておく主義だ。
仲間どもの衣類を手っとり早く、速やかにかたずける。
その間にも俺の頭はフル回転していた。

やっぱ基本はぶっかけだよな…。
陰毛でタワシ洗いも捨てがたい。
こすりつけるのはどうだろう?

などと妄想に耽っているうちに仕事は終了した。いつもながら完璧だ。さて…。お楽しみの時間だ。

・・・恍惚の時間・・・

俺は本能のおもむくまま鎧、鎧下、そして下着の匂いを吸い込み、しゃぶりつき、嘗めすすった。
汗の辛さにまじるほんのりとした甘さ。
汗の匂いにまじるとろけるような甘さ。
絶妙だっ!

着て…みようかな…

ずんたたずんたたずんたたずんたた

頭の中で妖精がダンスを踊っている。
行くしかないっ!!

俺はすんでのところで思いとどまった。さすがに俺はそこまで変態ではない。
さて、とりあえず記念に一発抜くとしよう。普通なら下着にかけるのだろうが、通である俺は渋く鎧を選択した。
そして自慰行為に励む。
「ふっ!ふっ!」いつもより息が荒くなる
「うっ」そして…興奮のしすぎか、いつもより随分と早くなる。
「ル…ルイ姉さん!!」彼女の名を呼びながら、俺は赤い防具の胸もとに大量の白濁液をぶちまけた!!

ふぅ…と、ため息をつく。非常に満足だ。大量、大量、っと。

「ずいぶんと丁寧に洗ってくれてるんだねぇ」
突然後ろから女性の声がした。
俺はびくり、と、ふりむく。そこに立っていたのは……。

「名前を呼んでたぐらいだから知ってるみたいね。ルイです。
は・じ・め・ま・し・て」

俺は、さようならしたかった。

127 :名無しさん@ピンキー:2006/04/10(月) 03:00:56 ID:FajvGpev
GJ!ワラタ

128 :名無しさん@ピンキー:2006/04/11(火) 20:50:45 ID:uwH6hS4V
シラン
ワードナと魔女

の続きが読みたい……

129 :名無しさん@ピンキー:2006/04/13(木) 13:44:49 ID:+P2JwNBq
ウィザードリィ・外伝 〜五つの試練〜 Five Ordeals
Windows用PCゲームソフト6月8日発売決定!
シナリオ作成ツール「Wiz-Scenario Making Tool Ver.1」
今回の5つのシナリオはこのツールで作成されている可能性は高い
ような気がする。ゲームスタジオも関わってるとかで、ここは、GB版WizT〜V、外伝T。
SFCのWizVI、V、 I・II・III(任天堂パワー)。FCのWiz T〜V。などの作品を作った
老舗だし手堅いもん作るんじゃないかな?5つのうち何個に関わってるのかは
知らないけど。おそらく開発段階のツールを利用して、シナリオを作ったんじゃ
ないの?ベースは前作だろうけど、その失敗?(人によっては)したノウハウも活かし
つつ、今回は安定した作品を出してくれるのでは?と期待してます。

130 :名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:08:25 ID:jwh5SYjf
最近XTHやり初めて妄想が激しいのだが、基本エロ無しの学園モノで、
エロがあっても和姦しかなくてどうしようもない。
この気持ちどうすればいいんだ……

131 :名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:10:09 ID:/uWK5e7f
>>130
和姦の何が悪い

132 :名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 02:19:52 ID:xbLZzarO
>>130
保管庫見るとわりと和姦おおい気がしますよ、と。
さぁレッツ投下。

133 :名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 17:27:28 ID:psrGscnG
>>130
王女が魔王の分身にさらわれるだろ。

134 :名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 20:24:10 ID:ssOAS72g
>>130
マーフィーがパン様に三穴責めとかもあるぞ

135 :名無しさん@ピンキー:2006/04/16(日) 22:58:28 ID:/REvZfEa
メルキオの真相でもOKだな

136 :名無しさん@ピンキー:2006/04/17(月) 13:21:41 ID:b9eVGo1C
覗きに行ったらそのままとか
レッサーデーモンに良いようにやられるホビニンジャとか
みやび先輩寝取りとか

137 :85=118:2006/04/17(月) 17:59:32 ID:b9eVGo1C
とか言いつつ続き投下します。
参考に補食スレ読んでたらとんでもないオチになってしまったので、
書き直してまた途中まで。

138 :XTH・猫侍の報告書 :2006/04/17(月) 18:00:08 ID:b9eVGo1C
陰核へ、粘質の怪物が触れた。
たったそれだけで、小さな、しかし継続的な責めにより昂っていた私の身体は深い悦楽を得る。
腰が跳ね上がる。水面が乱れてさざ波が体をくすぐる。
波は貯水槽の淵で幾重にも反射して繰り返され、ただその程度のものですら心地いい。
こちらの反応を受けてかは判らぬが、スライムの動きは激しさを増す。
敏感な部位に直に絡みついた部分にも当然その動きは伝わる。
徐々に強くなるそれは甘美で、充足した何かが背筋を過ぎ、手足の指先までもにじむように侵食する。
突然、陰核を弾いて、スライムが跳ねた。それまでで最も強い感覚が、身体を溶かす。
突き刺すような感覚が通り抜け、力など入らぬと思っていた体が、大きく仰け反る。
布を引き裂く音を聴きながら、私は短い悲鳴を漏らして達した。

元より朽ちかけていた意志は、この時ほぼ崩されていたと判断していいだろう。
これまで身体を這いずり回るのみで、危害らしいものは加えられてはいないのだ。
私はまどろみの中、粘質的な音を立てて愉悦をくれるスライムに、むしろ愛着のようなものを覚えていた。
胸から腰までをくまなく覆うほどに広がったスライムは、先ほどの激しさも無く、体を波打たせている。
長く嬲るうちに私の秘孔を心得たのか――無論、それほどの知性が有るとは思えぬが――スライムは私に苦痛を与える事無く、静かに蠢いている。
なぶるという言葉の相応しからぬそれは、正に愛撫であった。
スライムを通して透けて見える我が胸は押し潰され、へし上げられて元々それなりにあるものが強調されるように卑猥に歪む。
その眺めは女の目からしても心を昂ぶらせるものでありながらも非現実的で、とても己を包む快美の源とは思えぬものだ。

淫蕩に霞む中、気が付けば、身体を嘗め回すスライムがひとつ増えている。
上体を包むものと下半身を刺激するものとの動きが、明らかに独立している。
どこから嗅ぎつけたものか、あるいはこの個体が分裂したものか、その程度の判断も億劫に感じるほどに私の精神は萎えていたようだ。
ある種の規則性も有ったそれまでの刺激とは違う、予測できぬ動きを追い切れず、
例え愛撫する強さなどは変わらずとも、新鮮な喜びとして感じられた。

下に取り憑いたスライムは時折狭間へと流れ込み、弛みの極みたる内部を甘くなぞりながら、
何を気に入ったものか、幾度となく隠核に噛みついてくる。
上は上で、薄皮を剥ぐかのようにゆるりとした動きで、
特にどこということもなく、身体の凝りを解してくれるかと思うほどに優しく絡みつくのだ。
強弱の刺激は留まることなく我が身を振るわせ、確実に、確実に、心を蝕む。

 
 一度滅びを思うた身だ、例えどうなろうと、構わないだろう?

139 :名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 01:41:08 ID:wHXK0WY5
>>137さん
>とんでもないオチ
激しく読みたいです。ロスト物ってWIZじゃなかなかないよね。

140 :名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 08:39:59 ID:pnaHXoXi
いや、報告書ってタイトルから生還、あるいは復活し教師にレポート提出してるんだろう。
教頭にレポート読ませたいなー。

141 :名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 20:41:23 ID:u3jj7IRY
>>128
同意、特にシランの続きが読みたい。

少佐殿、屍姦が読みたいと思う私は異端なんでしょうか?

142 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/18(火) 21:43:02 ID:qDtoPlaS
>>141
何かシチュ(キャラ、状況その他)を大まかに
指定してくれればそれっぽいのを投下するよ。

四部作の二部が終了してからになるけど、
それでもいいならどうぞ。

143 :名無しさん@ピンキー:2006/04/18(火) 22:16:38 ID:u3jj7IRY
>>142
エルフ、ハーフエルフ、ホビット、ドワーフ、フェアリー(全て女)のパーティーに
ラカニト、全員犯した後2回戦目、途中でディを掛けるも2人ほど灰に。
仕方ないのでカドルドしたら灰に混ざった精液のせいでふたなりに。
最後に犯しながらロクトフェイト、寺院前で女の首を刎ね裸で迷宮に戻る忍者。

少佐殿、はちきれそうです。

144 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/18(火) 22:32:36 ID:qDtoPlaS
>>143
はははこやつめ。この欲張りめ。真性の変態だなこやつめ。

じゃ、第二部投下してから取り掛かるよ。
気長に待っていてくれ。

145 :名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 00:32:50 ID:PH9Mwnt7
>>144
第二部wktk

146 :名無しさん@ピンキー:2006/04/19(水) 05:03:51 ID:eMBZfSrJ
>>144
少佐!微妙に三国志が混ざってます、サー!
それはそうと期待してます。

147 :名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 03:00:20 ID:40P+Jtgi
>>144
wktk2乗

エミールはいつかプリン以外のモンスターで初体験すると信じ続けて何ヶ月たっただろう

148 :名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 16:15:12 ID:AP2N5h9Y
6480円。
http://lairi.ve.shopserve.jp/

149 :名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 19:01:26 ID:rDLYcH+N
>>144
>>はははこやつめ。この欲張りめ。真性の変態だなこやつめ。
お褒めに預かり恐悦至極。
私には漫画版の所為でカント寺院はパラダイスにしか思えないのであります。
全裸の女の死体が大量に保存しているとは・・・

少佐殿!どうすればカント寺院に就職できるのでしょうか?
ささやきもいのりもえいしょうも出来ませんがねんじる事は出来ます。

150 :名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 19:07:44 ID:uRpu7D4H
ねんじろうちゃん? はわわ・・・

151 :名無しさん@ピンキー:2006/04/20(木) 19:26:16 ID:oSfMPowF
ねんじるが一番大事
粘汁さえあればやりほうだいじゃよ

職人のリアル優先てのはわかってるけど
それでも続き読みたいのいっぱいあるなあ

152 :名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:14:04 ID:jZ3G7Cs6
>>147
シグルーンさん今頃どうしてるかなぁ……
あの姉さん、自慰するときは夢中になったりせず、
何となーくけだるげに手を動かしているような場面しか想像できない。何故だ。

153 :名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:31:16 ID:XQzTziae
>>151
それなら黙ってないでそれをレスするといいよ。
あなたのひいきの職人が本当に消えないうちに、よびかけてあげなよ。
ただでさえ雑談とシチュ要求には力入るわりには
GJレスもwktkレスも薄いのが伝統なさびしいスレだから。
振り返ったら、スレへの思い入れとかとか貰った反応とかじゃなくて
WIZへの思い入れだけで書く気がなりたっていたんだけど、
他のスレでいろいろ反応や応援のレス貰ったら、やっぱりそれが嬉しくて
そっちにかまけるようになっちゃった書き手がここに一人。
いいエピソードや台詞が浮かんだら
まっさきにWIZの話に転用できないか、とか考えなくなってから随分たっちゃった。


154 :名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:42:29 ID:+oSpZfME
呼びかけが多すぎても、結局信者化した住人と対立煽りにかき回されて潰れたスレをいくつも知ってるけどね。
キボンレスが悪いとは言わんけど、まぁほどほどに。

155 :名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 00:54:40 ID:6iRsubM5
言われてみれば、シチュ要求に応えるってことは
最悪だとその要求者1人しか喜んでくれない可能性もあるわけで
そうなるとGJレスが減る一方の悪循環にもなりうるんだな。

156 :名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 16:48:52 ID:ZmnP7Tz1
前にも読み手が職人をないがしろにしてるって他スレ住人から指摘されてなかったっけ?
あれは正直どきりとした。


157 :名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 17:21:55 ID:dawCADqE
>>156
それは名無しが批評家気取りでああだこうだと
偉そうに作品を批判していたことに対してじゃなかったっけか。
作品が投下されれば二、三のレスがつくという現状は、
別に職人を蔑ろにしていることにはならないんじゃないかな。

158 : ◆JBtnEvJis6 :2006/04/21(金) 22:27:43 ID:MoJj9r2D
間を空けて申し訳ありません。
シランの十話目(多分)です。

159 : ◆JBtnEvJis6 :2006/04/21(金) 22:28:49 ID:MoJj9r2D

『お宝は歩いてこない、だから迷宮潜るんだ』
と言ったのは確か、偉大なる戦士オトムだったか。
さすがに自ら偉大なる戦士を名乗るだけあって中々に良い事を言う。
だが、何事にも例外はある。
早朝、まだフリーダも休息状態だったぐらいに早く
俺は近づいてくる控え目な足音で目を覚ました。
そして、ノックの後に扉を開いたその足音の主を見て俺は確信した。
真に偉大なる戦士には格言も通用しないし、俺は真に偉大なる戦士だって事をな。
なにしろお宝が、エルフの美少女であるメラーニエがのこのこと俺の所へやってきたんだ。
「あ、あの、シラン?」
朝特有の冷たい空気にメラーニエの囁くような声が響く。
俺は内心に湧き上がる喜びをかみ締めながら努めて平静に答えた。
「ん、どうした?こんな朝早くに」
「お、起きてた?」
俺の声を聞いてメラーニエの強張った顔が安堵したようにほんの少し緩む。
「いや、今起きた」
そう言って敷かれている右手と左手をギンとネコの下から抜く。
ふにゃふにゃ言ってるが起きる気配はない。
こんな鈍感でよく迷宮の中で生きてられたよな。
「ご、ごめんなさい・・・」
「いや、いい。
 それよりなんか用があるんじゃないのか?」
三人で寝るには狭すぎるベットから抜け出し
動き出そうとするフリーダに声をかける。
一応、注意しとかないとすぐ敵認定して突っかかっていくからな、こいつ。
「う、うん、ごめんなさい・・・他に頼れる人がいなくて・・」
「いいって。
 中入れよ。
 俺が出た方がいいか?」
「お、お邪魔します・・・」
おずおずとメラーニエが中に入ってくる。
「今日は一人か?」
いつも一緒にいるやかましいピクシーが見えない。
「うん・・・ちょっと今日は別行動」
不安そうな顔でそうつぶやくと桜色の唇は固く結ばれてしまう。
「・・・・・どうした?
 黙ってちゃ何も分かんねえぞ。
 何かあったから来たんだろ?」
ベッドの端に腰を下ろすとなるべく軽く声をかけた。
メラーニエは大人しいのも顔色悪いのもいつも通りだが今日のはちょっと普通じゃない。
どうにもなんだか厄介な事になってそうだ。

160 : ◆JBtnEvJis6 :2006/04/21(金) 22:30:13 ID:MoJj9r2D

小さな手がローブの膝辺りをぎゅっと握る。
その幼い仕草を見て逆に、メラーニエが年上だったのを思い出した。
「あ、あのね・・・わ、笑わないでくれる?」
立ったまま上目遣いするとは大分女の武器の使い方を分かってきてるな。
そういうの使われるの嫌いじゃないぜ。
「笑わないさ、なんにしろ、
メラーニエが困ってる時に俺を頼ってくれた事が嬉しいんだ」
そう言って手招きするとメラーニエはピクッとして首を横に振った。
「駄目・・私、幽霊にとり憑かれてるの・・・
 だから、傍に行くとシランにもどんな迷惑がかかるかわからないわ」
「幽霊?霊魂か?ウィスプ?
 とり憑くって何だ?」
ちょっと本当に分からなくて聞いてみる。
死者の魂なら死体の傍にあるし、瘴気の影響を受けて魔物化すればウィスプになる。
幽霊ってのは体を失っても自我があり
半透明な実体の無い状態で生き続けるレアケースだが
とり憑くなんて事やらねえはずだ。
「こ、この間、シランから迷宮を出されて、また潜ったの。
 そしたら、髑髏の幽霊に追いかけられて・・
 それから体の調子がおかしくて・・」
「・・・それ、死神じゃねえの?」
「えっ!?」
メラーニエの顔がバッと上がった。
「壁をすり抜け、魔法も剣も効かず、追いかけてくる黒い骸骨だろ?
 そんで憑かれたら妙に感覚が過敏になって痛みが増す」
「う、うん!」
メラーニエの顔がぱっと輝く。
それが何にしろ、正体不明よりは多少の見当が付けられて安心したんだろう。
「知ってるの!?」
「知ってるも何もドゥーハンで今一番の話題だろ?」
何しろ、誰一人として正体を知らねえ。
しかも、メラーニエには言わなかったが
憑かれたまま死ねば一発で魂を持っていかれる、と来てる。
気にするなって方が無理だ。
「そ、そうなんだ・・・」
「そうなの。
 金さえ払えば寺院で祓ってくれるし、心配しなくていい」
しかし、いくら何でも世の事を知らなすぎだろ。
ドゥーハンにいる冒険者で死神の事知らないなんてメラーニエぐらいのもんじゃねえの?
ドゥーハンの迷宮が地獄の底に繋がってるなんて言われてるのも死神のせいだし。
「もしかして、それが何かわかんなくて伝染するかもとか思って
 あのピクシーと一緒じゃないのか?」
恥ずかしそうにしてるメラーニエにそう言うとうつむいてしまった。
「うん・・・だって・・・・だって・・」
あ、やべ。
大きな瞳に涙が溜まり始めた。
そういうつもりじゃなかったが馬鹿にしたように聞こえてしまったかもしれん。
「そう、だよな・・悪ぃ。
 怖かったんだもんな」
ベッドから降りて抱き寄せるとメラーニエは涙を俺の首筋にこすり付けてきた。
暖かい感触がじわりと胸に広がっていく。
「うっく・・・うっ・・・」
こんな可愛い泣き方をする年上ってのは反則だと思う。

161 : ◆JBtnEvJis6 :2006/04/21(金) 22:31:19 ID:MoJj9r2D

「ごめんな・・・何も知らなかったら怖いよな・・」
しばらく抱きしめて涙が収まってくるとそっとブロンドの髪を撫でた。
考えてみればメラーニエは相当思いつめてたんだと思う。
あのピクシーを置いてきた事からもそれはわかるし
俺に頼ってくるのも悩みに悩んだ結果なんだろう。
可愛い女の子の涙は綺麗で美味しいから大好きだけど泣かせるのは趣味じゃない。
あくまで俺は泣かされた女の子を慰め、支え、美味しく戴く係でありたいからな。
それに死神についてなんて実は俺もよく知らない。
いや、誰だって知らないだろう。
知ってたら誰も寺院で祓ってもらったりなんかするもんか。
ん?・・・じゃあ、サレム寺院の奴らは死神を知ってる?
「ぐす・・・」
不意にひっかかる考えが浮かんだがメラーニエの鼻水をすする音にかき消される。
まあ、いいか、面倒な事は後で考えよう。
「・・・悪かった。
 お詫びに何でもするよ。
 出来る事なら」
「・・ほんと?」
全く、現金な奴だ。
何でもすると言った途端、涙も忘れて顔を上げやがった。
まあ現金じゃない女を捜す方が難しいだろうが。
「ああ、勿論だ。
 でも、その前に・・・」
きょとんとした顔のメラーニエと唇を繋ぐ。
「んっ・・・!」
すぐに舌を入れて柔らかな唇を裏から舐めると
抱きしめた小さな体が強張った。
だが、押し返したり逃れようとはしない。
勢いづいて舌を舐めるとメラーニエの体から力が抜けた。
「ん・・・・」
べろべろに口の中を舐めまわしたせいで離しても唾液の糸が俺達を繋いでいる。
「本当に死神に憑かれてるのか確かめないとな」
そう言うと既に目がとろんとしていたメラーニエに不安の色が現れる。
「確かめるって・・?」
「憑かれてると感度が良くなるんだろ?
 なら、方法は一つだ」
そっと、優しく頬を撫でるとメラーニエは顔を赤くしてもじもじし始めた。
「・・・・・・・ちゃ、ちゃんと助けてくれる?」
顔を真っ赤にしたまま上目遣いで見るエルフの美少女。
こんなの見たらグレーターデーモンでも助けちゃうぜ、きっと。
「当たり前だろ。
 俺は可愛い女の子を見捨てた事ないのを自慢の一つにしてるんだ。
 何もさせてくれないとしても助けるさ」
そう言うとメラーニエは赤い顔のまま、俺の胸の辺りをぎゅっと掴んだ。
それを承諾の証にして俺はメラーニエにもう一度口付けをした。

162 : ◆JBtnEvJis6 :2006/04/21(金) 22:32:47 ID:MoJj9r2D

両手をあげさせてローブを上に脱がす。
「ん〜っ」
メラーニエのちょっと苦しそうな声がして引っかかっていた耳がぴょこんと出る。
大分世間知らずなのに肌着は白くてひらひらの可愛い奴なのがやっぱり女の子だよな。
パンツもこの間のかぼちゃパンツと違って体に張り付く感じのになってるし。
「持ってて」
脱がせたローブをフリーダに投げて
少しぼさぼさに広がった髪をなでつけながらそっとキスをする。
脇の下に手を入れて持ち上げ、ベッドの端に座った。
膝の上に座らせたメラーニエの涙の跡にキスを這わせる。
「ん・・ねぇ・・だ、大丈夫なの・・?」
「何が?」
「その・・起きないかなって・・・」
メラーニエの視線を追うとベッドの大部分を占拠して寝ているギンとネコの姿があった。
「起きないし起きても平気だって。
 怖い?」
怖くて仕方ありませんって顔でメラーニエは小さく頷いた。
「ちょっと触ってみるか。
 ふわふわしてて気持ちいいぞ」
メラーニエを乗せたままちょっと体をひねり、手が届くようにしてやる。
「大丈夫だって」
俺とギンを見比べているメラーニエを優しく促す。
しばらく、ギンの背中をみつめていたが覚悟を決めたのか
メラーニエはおずおずと手を伸ばした。
「あ・・・」
華奢な指がギンの毛皮に埋まり見えなくなる。
「・・・柔らかい・・・」
ふかふかの手触りに安心したのか、メラーニエの頬がわずかに緩む。
メラーニエがそっと触ってるからか
寝てる時も俺がしょっちゅういじってるから慣れてるのか
ギンは全く起きる気配もなくすやすやと寝ている。
こんな鈍感でよく迷宮で生きてられたなと思うぜ。
「きっと、起きてても仲良くなれるぜ」
「そ、そう?」
「二人とも良い奴だよ。
 仲良くしたくない?」
「ううん、そんな事ない・・・
 仲良くしたい」
少し戸惑い気味にだがメラーニエが呟いた。
めちゃめちゃな人見知りっぷりだが、別に他人が嫌いってわけじゃなさそうだ。
要するに単なる恥ずかしがり屋だな。
「もちろん、その仲良くしたい相手には俺も含まれてるんだよな?」
少し冗談めかした軽口と共に手をメラーニエの肌着の下へと差し入れる。
「やっ・・」
脇腹に触れるとメラーニエは恥ずかしそうに身を捩った

163 : ◆JBtnEvJis6 :2006/04/21(金) 22:34:21 ID:MoJj9r2D

そのまま、上へと指を這わせていくとメラーニエはぽてっと頭を俺の胸に預けてきた。
多分、恥ずかしいんだろうと決め付け脇腹を摩ると囁くような吐息が体にかけられた。
「怖い?」
体が震えてるのに気付いて声をかけるとメラーニエは首を横に振った。
「ひゃうっ・・!」
更に手を上に這わせてふくらみに触れると長い耳が跳ねた。
俺の服をぎゅっと掴んでぷるぷる震えてる姿を見るのも楽しいが
やっぱり生乳は拝んどきたい。
「脱がすよ」
そう宣言して肌着をずり上げていくと、色が変わる程握り締めていた細い指が緩められた。
その小さな手を片手で包むとメラーニエはようやく顔を上げた。
唇を啄ばみ鼻を擦り合わせながら肌着を上げると
メラーニエの方から手を離して脱いでくれた。
長いブロンドの髪が舞って一瞬幻想的ともいえる光景が広がった。
「ぁ・・・」
もう一度抱き寄せ口付けるとささやかな乳房に指を伸ばした。
「んっ・・!」
メラーニエの瞳が固く閉じられ、柔らかながら芯のあるふくらみが俺の指に抵抗する。
やっぱり恥ずかしいのかメラーニエがまたも顔をくっつけて隠そうとするので
顎を掴んで阻止した。
「やぁ・・」
訴えるような目で見上げるメラーニエに微笑んで胸をいじる。
「顔を見てたいんだ」
「やぁ・・」
恥ずかしそうに震えながら目を閉じるが耳だけはぴこんぴこんと元気がいい。
ぷにぷにと乳首を揉むと桜色に染まった裸体が更に赤みを増した。
やっぱり死神のせいかなのか物凄く感度がいいみたいだ。
メラーニエの座っている俺のふとももは既にびっしょりと濡れている。
首筋から鎖骨までキスを這わせると、その度に短い悲鳴が放たれる。
そのままキスを乳房へと移しその頂点に達するとメラーニエは痙攣し
俺にぐったりと倒れ込んだ。

164 : ◆JBtnEvJis6 :2006/04/21(金) 22:35:17 ID:MoJj9r2D

「あっあっ!あんっ!」
パンツを尻の方から上で吊り上げるとメラーニエは弾かれるように腰を浮かせた。
ただでさえ死神に感度を上げられてるのにイッた直後にこれはきつかったかもしれない。
まあ、でも、そうしないといつまでも入れらんねえしな。
「パンツずらすから、ここに座って」
そう言ってズボンから出した魔剣の上にメラーニエの腰を誘導する。
一回イッてしまって開き直ったのか
まだ頭がぽーっとしてるのかメラーニエは大人しく従い
パンツをずらした所から覗く割れ目をゆっくりとあてがった。
「あっ・・・」
むにっと開かれたメラーニエの肉に俺の肉がめり込んでいく。
「んっああああっ!!」
ほんの先端がめり込んだだけでメラーニエが大きな悲鳴を上げた。
まだ回数が少ないし痛いのかもしれん。
死神憑きでもあるし・・とフィールをかける。
「ひゃうっ・・・!」
どうやら、ビンゴだったらしい。
フィールをかけた途端、メラーニエの表情が一変し
釣り上がっていた耳がだらしなく垂れ下がった。
「あふぅ・・・・」
しかも、メラーニエの方からゆっくりとだが腰を下ろしてきた。
柔らかく暖かく、ぬめるように締め上げる素晴らしい感触が俺を包み込む。
メラーニエの膣の感触にお礼として奥の方をノックする。
あんまり激しくすると引き裂いてしまいそうなので
優しくゆっくりと肉璧を擦り上げる。
「んっ・・くぅ・・ん・・」
フィールで痛みを消してやったからか、
メラーニエはいつもより大きめの声を出して抱きついてきた。
「あ・・シラン・私・・・」
「可愛いよ、ふふ、感じてるのは死神のせい?」
くっつけられた頬にそう囁くとメラーニエは何度も頷いた。
「うんっ・・そうっ・・!そうなのっ・・!」
嬉しそうにそう言うとメラーニエはみっちりとはまったそこを引き抜くように腰を振り出した。
「だめっ・・・だめぇ・・・・!」
そう言いながらぐちょぐちょと音を立ててメラーニエは腰を振る。
首に腕を回ししがみついているのはいつも通り恥ずかしがり屋のメラーニエ。
だが、下半身は別の人間みたいに締め上げ吸い上げながら動いている。
「シラン・・・!もう・・ぁぁぁ・・・」
メラーニエが背筋を伸ばすときゅんっと締め上げがきつくなる。
ぶるぶると痙攣する少女に精液を注ぎ込むと彼女は微笑み、ちろちろと小便を漏らし始めた。

165 : ◆JBtnEvJis6 :2006/04/21(金) 22:36:16 ID:MoJj9r2D

「し、死神のせいなの!
 本当よ!?」
薄く水を張った風呂桶でパンツを洗いながら
何度目になるかわからない言い訳をメラーニエが発した。
「いや、いいんだって。
 漏らしてるとこも可愛かったし、繋がったままかけられるの気持ちいいし。
 ただ、一言言ってくれたらベッドが汚れずに済んだなと思うけどよ」
風呂桶の縁に顔を乗せて見つめるとメラーニエは恥ずかしそうにうつむいた。
「だ、だって・・・わかんなかったんだもん・・・」
まあ、あんだけよがり狂ってたら小便が出てるかどうかも気付かんわな。
横で小便漏らされて危うくひっかぶる所だったってのに起きる気配もない奴らもいるし
どうって事ないと思うけど、女の子としちゃ平然とはしてられないか。
「じゃあ、後で証明してくれるよな?
 死神無しならしても漏らしたりしないって」
少し意地悪にそう言うとメラーニエはぐっと詰まり真っ赤になってパンツを握り締めた。
「・・・・・・」
よおく見てなければ気付かない程に小さく、
メラーニエの細い顎がこくんと下がった。
素っ裸で自分の小便で汚れた男のパンツと
愛液で汚れた自分のパンツを洗ってるのにまだ恥ずかしがるとは恐るべしだな。
「約束な」
微笑んで身を乗り出すと顔を上げたメラーニエと口を付け合う。
そして、意識をこちらに向けさせた隙に手を下に伸ばす。
「ひぃやっ・・!」
両足の付け根ににゅぷりと指を差し入れる。
「あっ・・あっ!」
未だに精液を流してるその穴は指にもちゅうちゅうと激しく吸い付いてくる。
その感触に気を良くして更に責めたてようとした時、
出張中の腕にメラーニエが抱きついてきた。
そして、そのまま目を閉じてふるふると首を振っている。
「嫌?」
「・・・ごめんね・・・勝手だと思うけど」
「いや、そんな改まって言われるような事じゃ・・・」
「ううん、違うの。
 そうじゃなくて・・・・・ねえ、最初に会った時の事覚えてる?」
俺の腕を抱え込んだままメラーニエは少し遠い目をして語りだした。

166 : ◆JBtnEvJis6 :2006/04/21(金) 22:37:09 ID:MoJj9r2D

「あの時、仲間に誘ってくれたよね。
 でも、あたし自分の力不足だっていって断った。
・・本当に今更だと思うけど・・・」
「仲間に入りたくなった?」
俺の二の腕に頬擦りするようにメラーニエはこくりと頷いた。
「だめ?」
媚びたような上目遣いだが眼差しは訴えるように切実だった。
可愛い女の子のこんな視線を浴びて頼みを断れるような奴などいるだろうか、
いや、いない。
それに俺の指先は既に彼女の体内に捕らわれているんだ。
ここで断って引き剥がされるなど考えたくも無い。
「勿論、歓迎するよ。
・・な、だから・・いいだろ?」
メラーニエはほっとしたような顔をして瞳を潤ませた。
「い、いいの・・いいんだけど、その・・・おかしくなっちゃう・・・」
まるで嫌そうな口ぶりだが彼女の膣は俺の指先を美味しそうに吸い上げている。
下の口の方が心に忠実なのは間違いないだろう。
勿論、俺は野暮天じゃないのでいちいち聞いたりしない。
「死神のせいだろ?」
「そ、そうだけど・・ひゃうっ!」
「ここなら、漏らしても平気だし」
「し、死神のせいなんだからね」
身を乗り出して迫ると死神のせいでよがり狂ったらしいメラーニエは
既に漏らす覚悟まで決めて受け入れてくれた。
・・死神って案外良い奴なのかもしれない。

167 : ◆JBtnEvJis6 :2006/04/21(金) 22:38:04 ID:MoJj9r2D
投下終了です。

168 :名無しさん@ピンキー:2006/04/21(金) 23:00:04 ID:ohKrnHnm
おつかれさまです(*´д`)ハァハァ

169 :名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 00:22:04 ID:jnFfaowu
よいお仕事でした。お疲れ様です。
続きも期待しています。

170 :名無しさん@ピンキー:2006/04/22(土) 01:46:18 ID:9qz0gnKG
おー。
何気なく覗いたらシランキテター!!

171 :名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 07:00:16 ID:bqpmw4KF
久々にシランのいい話キター

死神効果で仕草も身体もエッチになったメラーニエ、
でも“死神憑き”状態でしか見えないシランの弱点(性的)も
見つけてくれるから気をつけろ。
死神効果で死亡ロストの反面、プラス効果が精力魅力増大、
間違いない。

172 :名無しさん@ピンキー:2006/04/23(日) 20:13:20 ID:K0BJMNkd
シラン復活!?
さすがWiz界のランス、もてもてですな。

173 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:49:09 ID:erGrLZY1
投下開始

174 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:49:42 ID:erGrLZY1
もう快楽を求める以外の思考ができなくなったくノ一に陰茎を舐めさせながら、私は転がる骸に目を遣った。
最初に視界に入ったのは、腹部に穴が開き、そこに乾きかけの血がこびりついた安物の鎧を纏うドワーフの侍だった。
丁度いい。この女にするとしよう。
「舐めるのはもういい」
「あっ、そんなぁ…ひっ、あぁぁぁっ…やぁっ、そん、っ、あっ、いきなりぃ…っ…!」
涎を垂らして私の股間に顔を埋めていたくノ一を抱え上げ、最早永遠に乾くことのない小さな陰門を一息に貫く。
開発され尽くしたくノ一の肉体はただのそれだけで愛液を撒き散らし、軽い絶頂に達した。
使い込んだせいで娼婦のように柔らかくなってしまった肉壁が、しかしまるで無垢な処女のような硬さで陰茎を締め上げてくる。
「奉仕しろ」
「あっ、ひぃっ、はぁっ、はぁいぃっ…!」
自分で捉まって自分で尻を振るように命じ、私はくノ一を貫いたまま立ち上がった。
わざと勢いをつけて立ち上がってやったため、すっかり柔らかくなった肉を割って陰茎が狭い内部を最奥まで満たす。
再び急激に締め付けられた。また達したのだ。滴る愛液が私の脚を汚していく。後で舌で清めさせることにしよう。
最早、くノ一の肉体には一切の尊厳もなく、ただ私の陰茎を受け入れ、快楽を貪るためだけのものに
堕したのだということを再確認しつつ、私は仰向けに安置した侍の屍に近づき、横に腰を下ろした。
「お前は奉仕を続けていろ」
「ふぁっ、ふぁぁぁっ、いぃひぃっ、いぃですぅっっ!」
私の言葉が聞こえているのかいないのか、くノ一は催眠状態の巫女のような忘我の表情で腰を振り続けている。
私は陰茎を中心に発生するむず痒い快楽を精神集中の一助としつつ、カドルトの詠唱を始めた。

           *           *           *

「……ぅん…私は…………確か、奴に刺されて……なっ、なっ……!」
私の施術が失敗するはずもなく、侍は灰になるようなこともなく無事に蘇った。
上体を起こし、恐らくは致命傷になったのだろう腹部の穴に手を遣って確かめていた侍は、自分が置かれている状況を
確認するためか周囲を見回し始めたが、私と、対面座位で私に貫かれるくノ一を見た途端、目を見開いて硬直した。
「お前の仲間の味は絶品だぞ」
「ふぁっ、あぁっ、ぃっ、くぁぁっ!」
私達を凝視する侍の顔が、見る見る内に紅潮していく。
「なっ、何だ、貴様は……私の、私の仲間に何をしている!」
私が笑いかけてやると、どうやら侍は今の状況を限りなく正解に近い形で理解したようで、
怒声を上げて立ち上がろうとすると同時に、腰に佩いた長剣に手をかけた。
しかし、所詮は駆け出しの侍だ。私の不意を打つほどの速度も技倆を持っているはずもない。
「くそっ、離せっ!」
あさましく快楽を貪るくノ一を突き上げるついでに手を伸ばし、抜き放とうとするその手ごと
長剣を押さえつけ、立ち上がろうとする動きを封じ込めた。
「無駄だ。諦めろ。お前ももう逃げられない」
「離せっ、離れろっ!」
更に片方の手で殴りかかってこようとするのを手首を掴んで押し留め、私は侍を完全に拘束した。
身を捩って逃れようとするが、膂力でも技倆でも、まだまだ私には及ばない。
私は下半身でくノ一の相手をしつつ、余裕をもって侍の抵抗を封じ込めた。
「うるさいぞ。少し大人しくしろ」
そうして押さえている内に、私はこの女を手懐けるためのいい手段をふと思いついた。
そのためにはまず、抵抗を封じなければならないので、私は侍の両手首を掴む手に力を込めた。

175 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:50:20 ID:erGrLZY1
「ぐぁ、ぁっ……!」
苦痛に顔を歪めた侍は、必死の動きで私の手を振り解こうともがいている。
その気になればオークの頭を容易く握り潰せる私の握力を以ってすれば、このまま腕を握り潰して
やることもできたが、別にこの侍を不具者にしてやろうというつもりはないので加減はしておく。
「我々の間にはどうやら誤解があるようだから、まずそれを解くとしようではないか」
込める力を骨を握り砕く寸前に留めて、私は苦悶する侍にゆっくりと語りかけた。
「ぐっ、うぅっ……」
「大人しく話を聞くと、お前の刀に……いや、剣にかけて誓うのならば、この手を離してやる」
私は歯を食い縛って苦痛に耐える様子に嗜虐心を刺激され、骨の形をなぞるように手首を捏ね繰り回した。
「くっ、わ、わかった…………誓うから手を離せ……!」
大の男でも恥も外聞もなく泣き喚いて助けを請うほどの激痛に苛まれながらも、涙一つ流さず、悲鳴一つ流さない。
私はこの気丈な侍の心をへし折り、打ち砕き、情けなく泣き喚かせてやりたくなった。
手を離すと同時に侍は顔を顰め、私の手の形に鬱血した手首をさすり始めた。
「お前は私がこの娘を凌辱したと思っているのだろう?」
そんな内心をおくびにも出さず、私は教会で信徒の告解を聞く時のような口調で問いかけた。
「そうだ……そうではないか!今も、今も、そうして……辱めているでは、ないか!」
侍は怒鳴り散らした。その哀れみに満ちた視線は、先ほどからずっと私の腰に脚を絡めて
腰を振っているくノ一へと、その憎しみに満ちた視線は、先ほどからずっとくノ一を貫いている私へと、
それぞれ向けられている。
「それが勘違いだと言うのだ。この娘は、自分の意志で私の奴隷となったのだ」
「ど、奴隷だと!?」
「そうだ。奴隷だ。この娘は、お前達を助けるために、
私がお前達にカドルトの儀式を行う代償に、自ら進んで私の奴隷となったのだ」
私は別に嘘は言っていない。たとえ実質的にそれ以外の選択肢を用意してやらなかったからだとはいえ、
最終的に決断を下したのはくノ一本人だ。私はただ全てを語っていないだけだった。
「う、嘘だ……貴様が無理矢理辱めたに決まっている!」
「何を言う?自分から男の腰に脚を絡めてしがみつき、獣のように尻を振って淫らな声を上げ、
浅ましく快楽を貪るこの様子を見てなお、私が無理強いしたと言うつもりか?」
「そうだ!貴様が怪しげな呪文や薬でも使ったに決まっている!」
ドワーフといえば信仰心ばかりが強い愚か者揃いと言うが、流石に魔術師としての側面も持つ
侍というだけあって、このドワーフの女は頭がよく、勘が鋭い。
「ならば本人に訊いてみるがいい。それが最も確実だ。そら、お前の口から真実を聞かせてやれ」
「くぁっ、そ、そうで、ですぅぅっ、わ、たし、ぃ、は、し、幸せ、ですぅっ……!ひぁぁっ、ひぃ、んっ、いぃぃっ……!」
ほとんど正気をなくしたような表情で喘ぎながら答えるくノ一に、侍の表情が蒼白なものへと変わっていく。
「な、んだと……?」
「あっ、あっ、ひゃんっ…あっ、いひぁぁっ、ぁぁぁっ……!」
私は腰に脚を絡めてくるくノ一の尻を軽く浮かせ、陰茎を深く捻じり込むようにその身体を反転させた。
その急激な動きによる刺激に耐え切れず、背筋を反らして絶頂を迎えたくノ一と、
目の前の現実を拒絶するような表情を浮かべた侍とが向かい合った。

176 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:50:52 ID:erGrLZY1
「……これが真実だ。これが事実だ。これが現実だ」
「あっ、あっ、出てるぅ……出てますぅ……たくさぁん……ふぁぁぁ……」
最早、私以外は目に映らず、私の声以外は耳に入らず、私がもたらす快楽を享受し、
私に対して最大限の奉仕をする以外の一切を放棄した奴隷の胎内に精を注ぎ込む様を、
怒りと憎しみと悲しみに顔を歪める侍に対して見せ付けるように結合部を突き出して、私は笑った。
「どうだ、これでわかっただろう。この娘は、進んで奴隷となったのだ」
「はひぅっ……」
私がそう願わない限りは決して力を失うことのない陰茎を引き抜き、くノ一を床に転がす。
全身を断続的に震わせ、大股開きになってぐったりと横たわるくノ一の股間からは泡立った精液が音を立てて零れ出し、
尻の谷間から覗く肛門が空白を満たすものを求めるかのように小刻みに収縮しているが、
既に私の興味はこの穴から目の前の侍へと移っている。
「次はお前を愛でてやろう」
私はいきり立った陰茎を見せ付けるように仁王立ちし、へたり込む侍に向かって宣言した。
「ふ、ふざけるなっ、なぜ、私が!」
羞恥と怒りとで顔を紅潮させて怒号する侍は、私の股間とくノ一の股間とに交互に視線を送っていた。
目の前で濃密な交わりを見せてやった甲斐あって、この侍も性的な興奮を覚えているようだった。
「お前が私の奴隷にならないのであれば、残りの仲間は助けない」
死せる仲間を人質とするこの手法は、誰かが死んでいる限り確実に通用する。
「おのれ、卑劣な……!」
「卑劣はお前の方だ。侍よ。武士道はどうした?」
「武士道、だと?」
「そうだ。武士道には、恩義に報いよとあるだろう。しかしお前は私に対して仇を返すばかりだ」
侍は「呪文が使える戦士」でも「剣を振るえる魔術師」でもない。あくまでも「侍」だ。
侍の本質とは呪文でも剣でもなく、武士道なのだ。人斬りに堕した侍はともかく、
正道を歩む侍には、それが掟に背く行為であると自覚しながら何かを行うことはできない。
ゆえにこの場合、「私に背くことは武士道に反する行為である」と認識させてしまえばいいのだ。
「そ、それは……」
「お前は『お前が気に入らない』という私的な理由で武士道に背くつもりか?」
しどろもどろに何かを答えようとする言葉に被せて、私は反論を形になる前の段階で叩き潰す。
「お前がすべきことは何だ?武士道を守ることではないのか?」
「だが、武士道は……お前のような外道は斬らねばならぬとも……」
「卑劣」
私は侍の苦し紛れの反論を一言で斬って捨てた。絶句する侍に、更に続ける。
「あのままであれば腐って消えるはずのお前達を拾って救ったという大恩に報いるどころか、
報いるために必要な代償を支払いたくないばかりに屁理屈をこね、武士道を曲解して
恩人を外道と呼び、何とかして代償を回避しようとしている」
無論、私の論理の方こそが屁理屈なのだが、別に理非を糺すための議論ではないので構わない。
要は、侍の論理を打ち負かし、私の論理を押し通し、少しでも自己に疑念を抱かせればいいのだ。
侍という職業にある者は、禅による瞑想を通じて自己の精神世界を探求するという修行を
通じて呪文を修得するため、大抵の者が内省的であり、自己に対して懐疑的である。
ゆえに、少しでも疑念を抱かせることに成功すれば、雪達磨式にそれが膨らんでいく。
「それは違」
「お前は卑劣だ」
反駁しようとした侍の言葉に被せて、私は決め付けた。

177 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:51:24 ID:erGrLZY1
「お前は侍ではない」
私の一言ごとに侍の心が揺らぎ、自分の論理に疑問を抱き始めている様子が手に取るようにわかった。
「今のお前は、ただの魔法戦士だ」
眼前の侍のレゾンデートルとアイデンティティを、私の言葉が大きく揺さぶったことがわかった。
「……私は、私は侍だ……」
低く小さな声で呟くと、侍は唇を真一文字に引き結んで私に真っ向から視線をぶつけてきた。
「そうか。ならば侍の使命を果たせ」
「……それは」
「できないのか?ならばお前に侍を名乗るはない」
侍は苦悩している。私の奴隷になることへの嫌悪感と、武士道を守ることへの義務感との間で、
自らの進むべき道を選びかねている。
そうして逡巡を続けた後、侍は溶岩のような怒りを湛えた瞳で私を睨み、一言答えた。
「………………わかった」
「たわけが!」
私は間髪入れずに侍の頬を音高く張った。
一度ではない。右を張れば、返す手で左を張り、更に返す手で右を張り、更に左を張る。
私は勢いよく腕を振り上げ、私の胸の辺りにある顔目掛けて振り下ろし、手首の捻りを利かせ、鋭い平手を加え続けた。
ただし、全力ではない。別にこの侍を傷つけることに罪悪感はないが、顔を風船のように腫れ上がらせた
女の顔は欲情を萎えさせるに足る醜悪さだ。治療呪文を使う手間が惜しいため、
私は極力痕を残さないように、しかししっかりと痛みを認識するように工夫して頬を張り続けた。
その工夫とは、必要以上に大きな音を立てることだ。人の痛みを認識する機能というのは不思議なもので、
痛覚が受け取る正真正銘の痛み以外にも、音響的効果、視覚的効果によって痛みを感じることがある。
大した痛みもないのに、大きな打撃音や大仰な動作によって実際よりも大きな痛みを感じるのだ。
「ぐっ、ひっ、ぁぐっ、ひぎっ……!」
くぐもった悲鳴を漏らす侍は、顔を左右に振りながらも倒れ込みそうになるのを辛うじて堪えている。
流石に頑強なドワーフの前衛職というだけのことはあり、そう簡単には倒れない。
実質的には大したダメージではないものの、打撃音と動作を大仰なものにしている分、
感覚的にはそれなりのダメージになっているはずだというのに、大したものである。
「くっ、ぎっ、あぐっ!」
「たわけめが!お前はそれでも奴隷のつもりか!」
まだまだ倒れる様子のない侍からは余力が感じ取れたため、私は何度も何度も頬を張り続けた。
「ぐぅ………」
十数秒ほども張り続けると、流石に耐えられなくなったか侍は床にくずおれた。
安物の鎧が床にぶつかり、耳障りな金属音を立てる。
「奴隷としての心構えを教育してやろう。まずは……」
床に突っ伏すようにしながら顔を押さえる侍に向かって手を伸ばし、その首筋に触れた。
「うぅっ、何を……」
逃れようとするのを押さえつけ、鎧に手をかける。
「奴隷は主の前で許可なく服を着ることを許されない」
「な、貴様、何をする……」
「うるさい」
私はその手に力を込めて、力任せに鎧下ごと鎧を毟り取った。
所詮は安物であり、接合や連結の強度もそれ相応のものである。冒険者の筋力で
思い切り引っ張れば、このように簡単に歪み、分解されてしまう。
胸元から股間までの鎧と鎧下が破り捨てられ、赤子の頭部ほどもある乳房が零れ出し、
健康的に日焼けした小麦色と日焼けしていない雪のように白い肌が露わになった。

178 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:51:56 ID:erGrLZY1
「や、やめろぉぉぉぉっ!み、見るな、見るなぁっ!」
侍は一瞬だけ何が起こったのかわからないという表情を浮かべていたが、即座に事態に気づき、
甲高い悲鳴を上げて、前衛職であることを感じさせないほどに柔らかな質感を持つ胸を
抱き締めるようにして隠し、叢というよりは森と表現すべき陰毛に守られた股間に手を添えて隠す。
また、既に私の嗅覚にも捉えられるほどに濃密な雌の香りを放ち、愛液を垂れ流している
陰門の状態に、触れることでようやく気づいたのか、愕然とした表情を浮かべ、直後、
全てを私の視線から遮るように蹲り、私に向かって気づかれたのではないかという危惧を秘めた
視線を向けてきた。これまでの気丈さがどこに消えて失せたという慌て様だった。
だが、私は気づいているが気づいていない振りをする。その点を責めるのはまだ早かった。
「奴隷が主に意見を述べることは許されない」
「や、やめっ、ぁがっ、やめっ……!」
心構えのなっていない奴隷に対して手を振り上げ、再び愛の鞭を加えてやる。
先ほどの連続平手で心が折れかけていたのか、今度はほんの数発で大人しくなった。
すっかり大人しくなった侍に再び手を伸ばし、背中や手足を覆う鎧の残骸を毟り取っていく。
中には金具が変形して取れなくなっている部品もあったが、強引に引っ張ればそれで済んだ。
その際に皮膚や肉に食い込む金具の痛みで呻くこともあったがそれは全く問題にはならず、
往生際の悪いことに逃れようとした時には軽く愛の鞭を加えてやれば事足りた。
くノ一の場合に比べて随分と手荒なようだが、この場合は問題ない。
あの時は自発的に脱がせることで奴隷としての自覚を芽生えさせる意味があったが、
この侍の場合、それは必要ないに違いないのだ。
そもそも侍というものは、武士道に基づく厳格な掟に縛られている者がほとんどで、
その中で武士道を遵守することに対して喜びを見出している者は、やはりほとんどに上る。
また、そういった者達は修行や試練という名目で全く無意義で理不尽な苦難を進んで求め、
或いは無意義で理不尽な苦難を修行や試練と呼び変えて、日々を過ごしている。
そういう、これまでにあった侍達との出会いを経た今、その理由を私はこう結論している。
曰く、侍という職業にある者の大半は潜在的な被虐趣味の持ち主である。
この侍が多数例に属するのであれば、こうして手荒に扱うことによってその趣味を開花させ、
私に隷属することを快楽として捉えるように心を作り変えてしまうことが最も早い近道である。
「うぅ……」
ほどなくして、ドワーフの女侍は一糸纏わぬ姿となった。
羞恥に震えて頬を染め、胸と股間に添えた手を怒りに震わせて、私の前に立っている。
いい眺めだった。
まず、全体的に豊満な身体つきをしている。隠そうとする腕から零れ落ち、重力に負けつつ
あるほどの乳房はもとより、二の腕、腹部、腰、尻、腿といった全ての部分に圧迫感すら覚えるほどの、
しかし決して醜悪にならないくらいの肉がついている。
一般にドワーフというものは男女の別なく肥満しており、男にしろ女にしろ人間の美的感覚からすれば
一向に見るに堪えない体型をしているものなのだが、特に肉体を鍛えている者に限っては例外だった。
たとえばこの侍のように前衛職に就いている場合、その肉体は厳しく鍛え抜かれることになり、
結果的に脂肪が筋肉へと変貌する。つまりは、この女のように豊満な肉体を持つに至るのだ。
他の種族の女の場合は極限まで鍛え上げるとどうにも欲情の対象とならなくなってしまうことが
多々あるが、ドワーフに限ってそれはない。より、人間にとって魅力的な身体となるだけなのだ。
また、日頃は薄着をしているのか、肩口から腕の先、顔から首、胸元、腿の半ばから先が日焼けしており、
残りの部分は全て雪のような白さを保っている。その絶妙の対比が何とも扇情的である。

179 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:52:28 ID:erGrLZY1
ただ、この世に完全な存在は、最も完全に近い神々の中にすら存在しない。
その侍の性欲処理用としては非常に魅力的な肉体にも、気に入らない部分は存在した。
それは股間だ。陰門でも下腹部でもなく、股間だ。私は陰門を守る陰毛が気に入らなかった。
一般にドワーフという種族は男女共に髭を生やし、その長さや質を美徳とし、競い合うものとして
知られているが、シャンバラ大陸に生息するドワーフの場合はそれが少し違う。
男の方は同じなのだが、女が違うのだ。彼女達は髭を生やさず、別の部分の毛を競い合う。
それが陰毛なのだ。ドワーフの女は、陰毛の量や長さを美しさを示す要素の一つとしており、
ほとんどの者が十数センチにまでそれを伸ばし、中には膝に届くほどに伸ばす者もいる。
この侍の場合は後者だった。それ以上だった。
髪と同色の黒々とした陰毛が三つ編みにされ、脛の辺りまで伸びている。
私とくノ一の行為に反応したのか滴る愛液でしとどに濡れそぼった、
長くふさふさとしていて獣の体毛のような印象を受ける陰毛。
それは確かにドワーフの世界ではこの上ない美女の証であるのかもしれないが、
人間である私にしてみればただの無駄な体毛に過ぎなかった。性欲を煽るどころか萎えさせる代物だった。
しかし、それだけだ。問題点はそれだけだ。顔も貴族相手の娼婦が務まるくらいに整っているし、
柔らかな女体は女に幻想を抱く童貞から醒めた色事師までを魅了するほどのものだった。
「淫らな身体をしている」
改めてその肢体を鑑賞していたら、情欲が滾り出した。
陰茎に更なる血液が集まり、角度が急激に上昇していくのを自覚した。
もともと我慢をするつもりなどないので、大股に歩み寄ってその首と腰に手を伸ばす。
「ひっ、く、来るなっ!」
「奴隷が主に命令するとは何事か!」
「ひぐっ、嫌ぁっ……!」
近寄る勢いをそのままに音だけの一撃を頬に加え、よろめいたところで後頭部と腰に手を回して抱き寄せる。
重量感のある肉体が近づいてくる勢いを利用し、かつて忍者に習った組み打ち術を駆使して脚を絡め、
二人まとめて床に倒れこむ。
押し倒す勢いを利用して後頭部を床に打ち付け、朦朧としているところにトドメを刺すのが本来なのだが、
殺すために押し倒したのではないので、今回は後頭部を庇い、脚を絡めて動きを封じるに留めた。
私の身体の下に柔らかな女体が組み敷かれ、その餅のような質感と熱が肌に纏わりついてくる。
押し倒した際に上手く身体の位置を調節したので、丁度陰茎を肥満の一歩手前くらいの
柔らかい肉に覆われた腹部に擦りつけることになり、その感触は下手な愛撫よりも余程よいものだった。
難があるとすれば、陰茎の根元から陰嚢の辺りにかけてを擦る陰毛の感触だったが、それもいずれは解決する。
「お前を奴隷として教育してやる」
「くっ、離せ、離れてっ……!」
侍は必死の形相でもがく。だが、それは最早無駄な抵抗であり、ただ私の情欲を煽ったに過ぎなかった。
侍の動きに合わせて暴れ回る乳房は私の目を惹きつけて止まず、激しい動きにうねる白い腹部は陰茎を撫で回す。
いきり立った陰茎の先端から染み出して始めた先走りが白い肌を汚し、潤滑液となってより多くの快楽をもたらす。
侍が暴れ回るのに必死で周りが見えていないのを利用し、私は密かにディアルコの応用呪文を詠唱した。
「命令するのは私だ」
これで準備は万端整った。ここから先は、投資分を回収する時間だった。

180 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:53:26 ID:erGrLZY1
「いっ、ひぃっ、や、やめっ、駄目っ……!」
激しく抵抗するのを巧みな体重移動で押さえ込む。
仕置きと愛撫の双方を兼ねて、私は目の前で躍る乳房に噛み付いた。
色素の濃い大き目の乳輪に彩られ、乳幼児の指ほどもある乳首を戴く大きな乳房を口に含み、
咀嚼するように歯を立てて口内で捏ね回す。やはり暴れ回るもう片方の乳房は、わざと荒々しい手つきで
鷲掴みにして、パン生地を捏ね上げるように揉みしだく。
「ひっ、やっ、駄目っ、駄目ぇっ、やめてぇ……!」
普通の女に対してやれば快楽ではなく苦痛しかもたらさないほど荒々しい愛撫ではあったが、
この侍はそれによって多大な快感を覚えて咽び泣くような声を上げていた。
私の呪文によって性感を鋭敏にさせられているというのも理由ではあったが、それはあくまでも従だ。
主な理由となるのは、この娘がドワーフであるということだ。
ドワーフは種族的特長として肉体が極めて頑健であり、筋力、持久力に優れていることが挙げられる。
また痛みや苦しみに対する感覚が鈍く、心身の耐久力が高いということも挙げられるが、
これは要するに、些細な攻撃では痛みを痛みとして認識しないということだ。
よって、必然的に彼らの交わりというものは激しいものになる。彼らの無骨な手や頑健な腰は
有り余る筋力を活かした激しい責めを可能とし、彼らの鈍い感覚は他の種族にとって苦痛となるほどの
強い責めこそを快楽として捉え、またそれを必要とするのだ。
つまり、この侍に快楽を与えるには、愛撫の領域を超えた虐待のような責めが必要となるということだ。
「ここはそう言っていないようだが」
「ひっ、さ、触る、なぁっ…あっ、ひっ…!」
歯型がつくほどに重く大きな乳房を咀嚼してから口を離し、片方の乳房を握る手はそのままに
空いている手を下腹部の森林に滑らせ、触れただけで水気を含んだ音が鳴るほどになった陰毛を掻き分け、
その奥に隠された陰門に指先を押し込むようにしてなぞり上げる。
「くっ、ひぃっ、あっ、あっ……」
後から後から染み出してくる愛液によって摩擦はなく、指の角度を少し変えただけで何の障害もなしに指が内部へと潜り込んだ。
一切の抵抗はない。どうやらこの娘は処女ではないようだった。少し不満ではあるが、致命的というほどでもないのでよしとしよう。
「あっ、ひぃぃぃあぁっ…!駄目、そこはやめっ、やめてぇぇっ……!」
反応は劇的であり、指が入った瞬間に侍の身体が反り返り、陰門が急激に指を締め付けてきた。
まるで別の生物の口であるかのように締め上げてくる内部で指を動かすたびに身体を仰け反らせる。
突き立てる指を増やすたびに声を高め、指を動かすたびに動きを激しくし、愛液を噴き出して陰毛を汚す。
「ひぃっ!……ひぃ、はぁぁぁ……ぅぅ……」
そろそろ頃合だろうと思い、指を乱暴に引き抜いてやると、それによって軽い絶頂に達したのか愛液の飛沫を
上げて脱力し、霞がかったような目で虚空を眺めている。
私の猛る陰茎を受け入れる準備は整ったようだが、しかし私の方の準備はまだ済んでいなかった。
「この毛が邪魔だな」
私は聞こえよがしに呟き、愛液を吸って色を濃くした三つ編みの陰毛を掴んだ。
「え……いっ痛っ……な、何を、駄目、やめてっ、それだけはっ、それだけはやめてっ……!」
抜けない程度に引っ張ってやると、途端に軽い忘我の状態から回復したらしく、悲鳴混じりの哀願を始めた。
何しろ陰毛の長さが美しさの指標であると言っても過言ではないドワーフだ。
陰毛を引き抜かれるということは、他の種族に喩えた場合、顔を切り刻まれたり焼かれたりするようなものだろう。
男が髭を抜かれるのならばただの激烈を極める屈辱を受けたというだけで済む話だが、
女が陰毛を抜かれてしまうというのは、最早女としての人生が失われたというのと同義だろう。
だが、私にそれを聞いてやる義務はもちろんのこと、義理も、それどころか理由がそもそも存在しない。

181 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:53:57 ID:erGrLZY1
「駄目だ。私はこれが気に入らない。ゆえに排除する」
「や、やめ……痛い、痛い痛い痛いっ、やめてぇぇっ!
鷲掴みにした陰毛を引く力を、少しずつ強めていく。毛根が引っ張られて毛穴が膨らんでいく、
まるで鳥肌が立ったかのような様子が見えるが、まだ抜くつもりはない。まだ愉しませて貰う。
抜けそうになった途端に力を緩め、苦痛と哀願から安堵へと表情が移り変わる様子を鑑賞した後、
再び力を込めて引っ張り、より深い恐怖と苦痛に表情が彩られるのを堪能する。
そんなことを数分ほど愉しんでから、いよいよ私はこの陰毛を排除することにした。
「では、今から引き抜いてやろう」
「い、嫌っ、お願い、お願いだからやめて……!」
気丈な様子もどこへやら、涙を流して哀願してくる侍を尻目に、私は陰毛の根元に掌を当てた。
そのままの状態で、バディオスの呪文を詠唱する。対象は侍自身ではなく、陰毛の毛根だ。
これは無毛の女を好んだというとある僧侶が生み出した脱毛法だ。このようにして毛根の生命力を
枯渇させることによって、まるで病にかかったかのように容易く毛を引き抜くことを可能とするだけでなく、
毛根を死滅させることによって二度と発毛されないようにすることも可能な、優れた脱毛法である。
「さて、後は引き抜くだけだ。見ていろ。女としての価値が永遠に失われる瞬間をな」
「やめてっ、駄目っ、何でもするからっ、それだけはっ!」
三つ編みの陰毛を手に取って弄び、これが最後のチャンスと悟って懇願してくる侍の滑稽な姿を堪能する。
「そうだな……やめてやってもいいか」
「ほ、本当!?お願いっ、何でもするからっ、だから……!」
私がふと漏らした言葉に、侍の表情が変わった。安堵と期待と微量の媚が入り混じった表情だ。
それを見て、丁度いいことを思いついた。
「何でもする。そう言ったか?」
嬲るように陰毛を引っ張りながら問いかける。
「言ったっ!言ったからっ、何でもするからっ、それだけはやめてっ!」
侍は涙を流しながら必死に何度も何度も頷く。さながら、高速運動する水飲み鳥のようである。
私は立ち上がりつつ侍を引き起こし、その眼前に先走りによって濡れ光る陰茎を突き出した。
「銜えろ」
「えっ……?」
「銜えろ。そのだらしのない胸で挟んで扱き立てろ」
物分りの悪い奴隷に向かって腰を突き出して示し、立つように促す。
「そ、それは……」
猛り狂う陰茎に嫌悪感に満ちた眼差しを向ける侍は、逡巡しているようだった。
「そうか。では抜くとしよう」
「わっ、わかったっ、わかったからやめてっ!」
しかし、私が陰毛に向かって手を伸ばす素振りを見せると決断は早かった。
私がこれ以上陰毛に手を触れない内に済ませるべきだと悟ったのか、陰茎に手を伸ばしてきた。
「くっ……!」
心底からの嫌悪感を露わにして呻きながら、欲情に震える陰茎に手を添え、荒々しく扱き始める。
修練を積んだドワーフの前衛職らしくまるで革手袋のように硬い感触の掌が、剣の汚れを
拭い取るような力強さで陰茎を扱き立てていく。
別に私に苦痛を与えようとしているわけではないということはわかっている。これがドワーフの遣り方なのだ。
第一、もし仮に苦痛を与えるつもりであったとしても関係ない。よく使い込まれた私の陰茎は、
たとえ歯を立てられたとしてもそれを快感とした受け取らないのだ。

182 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:54:36 ID:erGrLZY1
「いつまで遊んでいるつもりだ?」
侍の手はなかなかに手馴れており、心地よいものではあったが、いつまでもこのままでは埒が明かない。
あまりにも露骨で見え透いた、あわよくば手だけで終わらせようという魂胆を成就させるつもりもない。
私は腰を動かして侍の手から陰茎を奪い返し、その顔目掛けて突き出した。
「口と胸はどうした?」
「っ……」
先端を口元に近づけてやると、先ほど何でもすると言ったくせに顔を逸らして拒絶してきた。
無理矢理しゃぶらせるのもいいが、やはり自発的に銜えさせることに意味があるので、
股間に向かって手を伸ばしつつ魔法の言葉を口にすることにした。
「何でもするのではないのか?」
「うぅっ……わ、わかった、わかったから……!」
効果は絶大で、慌てて頷いた侍は意を決したように大きく口を開け、一息に先端を銜え込んだ。
「……んむぅ……っ…うぇ……っ」
精液とくノ一の愛液と唾液の臭いが染み付き、今もまた新たな先走りに濡れる陰茎は壮絶な味だったのだろう。
侍は最初の一口目で目を見開き、吐き気を堪えるような表情を浮かべて頭を上下に動かし、舌を絡めている。
肉厚の唇が雁首から幹にかけての部分を揉むように滑り、大きく厚く熱い舌が亀頭を這い回る。
なかなかに巧みであり、陰茎から背筋へと腰が抜けるような快感が突き抜ける。
しかしどうにも幹の部分が物足りない感じがする。私は侍の頭を掴んで腰へと引き寄せ、喉を犯した。
「もっと深く銜えろ」
「んぶぅぅっ!」
えずくように喉を痙攣させるが、構わずにその喉の感触を愉しむ。陰門や肛門に挿入しているのとは
また違った味わいがあり、これがなかなかによかった。
「何を怠けている」
このまま飲ませてしまうのもよかったが、やはり胸も使いたい。
私は頭に置いた手を退かし、陰茎を引き抜いて口を解放してやった。
「んむ、ぷはぁ……けほっ、うぷ……はぁ…はぁ……」
「この牛のような胸も使え」
「ひぅっ!」
俯いて咳き込んでいる侍の胸を鷲掴みにし、それを掴み上げるように引き上げて上体を反らせる。
上を向いた顔の前に唾液と先走りに濡れた陰茎を突きつける。
「う、うぅ……」
最早、完全に覚悟を決めたらしい侍は、一瞬だけ躊躇ってから身を乗り出し、その豊乳の間に
私の陰茎を収めた。そのまま左右から腕を当てて挟み込み、身体を上下に揺すって扱き上げてくる。
侍の胸は非常に豊かで柔らかく、蕩けるようなその肉は私の陰茎の形に合わせて変形し、
亀頭を除く全ての部分を余す所なく包み込み、まるで性器のように絡みついてくる。
「口はどうした?」
「う、うむぅっ、んっ、んっ……」
頭を押さえて首を曲げさせ、谷間から顔を出す陰茎の先端に口付けさせる。
侍は一瞬だけ躊躇ってから、口を開けて陰茎を銜え、吸い、時折、口を離しては舌を伸ばして舐め回し、
恐らくは最大限の技巧を凝らしているのであろうその奉仕に、私もやがて絶頂に達した。
「出すぞ、飲め……!」
「うぶっ、うぅっ……!」
射精感が込み上げると同時に侍の頭を押さえつけて腰を突き出し、喉の奥までを貫く。
その刺激が最終的な呼び水となり、私は侍の温かな喉奥に精を吐き出した。

183 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:55:21 ID:erGrLZY1
「んぶぅっ、うぇ、ぇぇ……っ、うぶっ、うぅっ……むぅっ……!」
苦しそうな吐息を漏らしながらも、侍は喉を鳴らして精液を飲み干していく。
私が後頭部を押さえているから逃げることができず、ゆえにこの責めから逃れるには
全てを飲み干す以外にないとわかっているのだ。
私が吐き出す大量の精は流石に口内に収まり切らないらしく、口の端から胸へと垂れ落ちている。
「ふん……まあよかろう」
「うっ、うぇっ、えぉっ……」
粗方出し終えたところで私は陰茎を引き抜いた。侍が飲み干すことができずのに口内に溜めていた
精液が、蓋となっていた陰茎を失ったことによって咳と共に吐き出され、口元と胸を汚し、床を汚す。
「顔を上げろ」
「うっ……えぉっ、ぇっ…?ひぃっ…!」
髪を掴んで顔を上げさせ、まだ残っていた分を顔に向けて吐き出す。常人の一回分ほどのそれは、
放物線を描いて侍の顔を直撃し、顔を白く汚していく。
「うっ……くぅ……だ、だが、これで私の……その、毛は見逃してくれるんだろう?」
顔にかかった精液をまるで汚物でも拭い去るかのような態度で拭いながら、
侍は不快そうな顔の中にも安堵と希望の色を浮かべていた。
私はそれに対して、聖者の笑顔を浮かべて答えた。
「やはり駄目だ」
間髪入れず屈み込み、目障りな陰毛の三つ編みを掴んだ。事態を悟った侍は絶叫した。
「嫌ぁぁぁぁぁっ!駄目っ、駄目駄目ぇぇっ、やめてぇぇぇぇっ!」
希望から一転、絶望の深淵に叩き落された者のみが浮かべる独特の表情に見入りながら、
私は一切の容赦も躊躇も呵責もなしに、全力で陰毛を引っ張った。
断末魔のような悲鳴が響く中、ぶつり、という鈍い音がし、手にかかる全ての負荷が消失した。
手には、極端に太く縮れていることを除けば、まるで頭皮から引き抜いたばかりの頭髪のような陰毛の束がある。
「あっ……抜け、ちゃった……抜けちゃった……私の……」
陰毛を投げ捨てて視線を転じれば、そこには全身を弛緩させたまま大きく脚を開いて仰向けになり、
空ろな瞳で虚空を眺めて涙を流し、うわ言のようにぶつぶつと何事かを呟く侍の姿があった。
「あ……も、駄目だ、私……」
顔の前で手を振ってみても、そもそも焦点の合っていない瞳は全くそれを認識しない。
どうやら心が壊れかけているようだ。まあ、当然の話ではある。
ドワーフ女にとって、陰毛というものははそれほどまでに大事なものなのだから。
「まあいい。肉体さえ使えれば心などはな」
まるで少女のような無毛と化した股間を見て頷き、その肉付きのよい脚を掴む。
私はそのまま力任せに侍の身体を俯せにひっくり返した。
「ふぁ……?」
放心状態の侍は今一つ事態が飲み込めていない、夢遊病者のような目で私を見ている。
私は構わずに侍の腹に手を回して持ち上げ、俯せになって尻を突き出すような姿勢を取らせた。
むっちりと肉の詰まった大きな尻と、その間にあって収縮する肛門と、その下にあってだらしなく開いて愛液を滴らせる陰門。
後ろから眺めると、実にいい眺めである。やはり尻の大きな女はその尻を強調するような姿勢を取らせるに限る。
「ふん……やはり、もう慣らす必要はないな」
私は手に余るほどの巨尻に手をかけて押し開き、最早蕩け切って雄を求める陰門に陰茎をあてがった。
先端が触れると陰門が陰茎を内部に誘い込むように収縮し、纏わりついてくる。
「そら、お前が欲しがっているものをくれてやる」
尻たぶに指が食い込んで埋まるほどの力で尻を掴んで固定し、挿入するというよりは破壊する
と言うべき勢いで腰を突き出して、一切の加減なしに最奥を目指した。
豊満な体型から内部も柔らかい肉に満たされていると予想していたのだが、それが間違いであることを私は知った。

184 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/24(月) 23:55:58 ID:erGrLZY1
取り敢えずここまで。
他のスレで
「十何レスも続くような長い作品は
一度に投下せず二回くらいに分けてくれた方が、
一つ一つのシーンが心に残っていい」
というような感じのレスを見かけたので、
ちょっと今回は途中で切ってみることにしてみた。
残りは明日。

ノシ

185 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/25(火) 00:15:34 ID:90ic0IsW
>保管庫氏
前回のタイトルは「ホビット忍者編」
今回のタイトルは「ドワーフ侍編」でお願いします。
なお、今回の投下分は前後編に分けずに
一つのリンクに纏めてください。
後編は前編と対になるほどの量がないので。

あと、
>>177
上から九行目

「できないのか?ならばお前に侍を名乗るはない」

「できないのか?ならばお前に侍を名乗る資格はない」
に訂正よろしくお願いします。

186 :名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 18:35:11 ID:oU3ogwZ3
お疲れ様です、少佐(ズパァ)
ドワーフの毛の扱いが非常に興味深い…。さすがです。
侍の被虐趣味に関しては……やはり
「封建社会は少数のサディストと多数のマゾヒストによって構成される」
というヤツでしょうか。

187 :名無しさん@ピンキー:2006/04/25(火) 21:30:04 ID:B7gMevTo
少佐に敬礼!(びしぃ!)

大変です!私の銃身が加熱しすぎて痛いです!
・・・ドワーフ萌え

188 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/25(火) 23:47:36 ID:90ic0IsW
投下開始。

189 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/25(火) 23:48:10 ID:90ic0IsW
入り口は確かに予想通りの柔らかさで、抵抗をするどころか絡みついて内部に誘導するような
反応すら示した。しかし、ある程度進んでからの感触は全く予想とは違っていた。
それは喩えるなら「竜の筋肉を剣で貫いた」ような感触だった。硬い肉を掻き分けて進むような、
まさに掘り進む、突き進むといった言葉で表すべき手応えだった。内部は随分と筋肉質らしい。
この辺りが、だいたいにおいて外見通りの内部を持つ他の種族との差なのだった。
やはり人間以外の種族というのはそれぞれに特色があって大変に具合がよろしい。
絡みつき、締め上げてくる名器の反応に陰茎を硬く大きくさせて、私は更に奥を目指していく。
奥にある何かこりこりとしたものに先端が衝突したのがわかった。私は最奥に到達したのだ。
その瞬間、それまで黙って私の為すがままとなっていた侍が初めて反応らしい反応を示した。
大臀筋の形が浮かび上がるほどに尻に力が入ったかと思うと、噛み付かれているかのような
締め付けが陰茎全体を満遍なく襲い、一部の隙間もなく吸い付いてきた。
先ほどのくノ一とは違う、容積の小ささゆえの締め付けとは違う、純粋な筋力による
締め付けに、少しでも気を抜けばそのまま絶頂に達して精を放ってしまいそうな快楽の波が押し寄せる。
「あっ、あぁぁぁっ!?な、なぁぁぁっ!?」
尻と陰門に凄まじい力を加えた侍は、背筋を大きく仰け反らせ、怯えと驚愕と快感の入り混じった絶叫を放つ。
その間、侍の背中、腰、尻、腿といった各部位には、発揮されている力の量を示すかのように筋肉が浮き出ていた。
「くっ、むぅっ……」
その激烈な締め付けが終わるまでの間、私は下腹部に生まれる灼熱感をやり過ごすのに必死だった。
たったの一突きで果てるわけにはいかない。
ほぼ無尽蔵とはいえ、あまりにも呆気なく放ってしまうのは、男としての沽券に関わる。
「あっ……はぁっ、ぁ…え……?」
やがて糸が切れた人形のように床に突っ伏した侍は、股間に違和感を覚えたのか
何やら尻を振りたくり、何か恐ろしい事実に思い至ったかのような動作で振り向き、絶叫した。
「う、嘘……わ、私……犯されて……い、嫌ぁっ、嫌ぁぁぁっ……!」
涙を流して逃げようとする侍は、どうやら挿入の衝撃で我に返ったようだった。
「嫌だと?ふん、無理矢理に犯されて愛液を垂れ流していたのはどこの誰だ?」
「いっ、嫌っ、嫌なのぉぉっ、やだっ、やめてぇぇっ、も、やめてぇっ、助け、助けてぇぇっ……!」
半狂乱になって逃れようとする侍の背に覆い被さり、私は何度も何度も腰を叩きつけた。
深く広いのに決して緩くなどない陰門に根元まで陰茎を押し込んで形を教え込み、
柔らかく弾力に富んだ巨大な尻に腰を押し付けて変形させて感触を愉しんだ。
「お前は力で屈服させられて犯されて快楽を覚える卑しい雌豚だ」
私は耳元に顔を寄せ、胸を掴んで握り潰すように揉みながら囁く。
「ちっ、違うぅぅっ、嫌、嫌ぁぁぁぁっ!」
侍は私の手に胸を押しつけるように突き出しながら絶叫し、頭を振る。
「お前は男ならば誰であろうと構わずに銜え込む淫乱な雌豚だ」
私は耳元に顔を寄せ、肥大した乳首を捻り潰すように弄りながら囁く。
「あっ、ひぁぁぁっ、そ、そんなのっ、ちがっ、違うぁぁっ、やぁぁっ!」
侍は快楽に耐え切れぬとった風に顔を歪めて絶叫し、頭を振る。
「お前に人の尊厳などは存在しない」
私は耳元に顔を寄せ、耳たぶに噛み付きながら囁く。
「そぉ、そんなっ、んじゃっ、ないぃぃっ、違う、違うのぉぉっ、嫌ぁぁぁっ……っ…!」
侍は刺激に堪えかねたように首を振って逃れて絶叫し、頭を振る。
「お前はただ、男に犯され、精を注がれることに喜びを見出すだけの雌豚だ」
私は耳元に顔を寄せ、腰の動きを変化させて内部を抉りながら囁く。
「うっ、あぁぁぁっ、あぁっ、ちが、違うぅぅぅ……っ…!」
侍は私の動きに応えるかのように腰をくねらせ、弱々しい否定の言葉を口にする。

190 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/25(火) 23:48:43 ID:90ic0IsW
「ふん、犯されて尻を振るような女が雌豚でなけば何が雌豚だというのだ?」
私は耳元に顔を寄せ、特に反応が過敏だった肉壁を雁首を使って抉りながら囁く。
「んっんぁぁっ、いい、そこ、あっ、あっ、違、違うぅぅっ、あっ、はぁぁうっ、私はめ、雌、豚じゃ、ないぃぃっ……!」
侍は積極的に尻を振りたくり、半ば肯定が入り混じった否定の言葉を口にする。
「疑うか?違うと言えるのか?」
私は腰の動きをそのままに上体を起こし、尻を鷲掴みにして押し開き、露わにした肛門に
両の親指を何の前置きもなしに突き立て、直腸内を蹂躙しながら問いかける。
「あっ、いひぃぃぃっ、そこ、そこぉっ、違うぅぅぅっ、嫌ぁぁっ、やだぁぁっ、いいっ、いいぃぃっ、あっ、あっ、あっぁぁっ!」
侍は脱力したように床に突っ伏しながらも尻だけは掲げて振りたくり、肛門と陰門とに
常人ならば進むことも引くこともできなくなるに違いないほどの力を込めて締め付け、
最早形ばかりの拒絶の言葉を繰り返す。
「ならば、証明っ、くっ、してみせろっ……!」
私は激烈を極める締め付けと貪欲な尻の動きに込み上げる射精感を堪えられなくなり、
握り潰すような力を尻を掴む手に込め、子宮を貫通し破砕するような勢いで最奥目掛けて腰を突き出した。
「あっ、あぁっ、いいっ、なぁっ、何ぃぃっ、これぇぇっ、あひぁぁぁぁっ……っ…!」
侍は陰茎が最奥を抉った瞬間、背筋を背骨が折れるのではないかというほどに反り返らせると、
自身も私に尻を押し付けるように突き出してより深みへと導き、全身を震わせるほどの力で以って締め上げ、
単なる嬌声を上げて絶頂に達する。
「くっ、うっ、やはり、雌豚ではないか!」
私は締め付けの肉圧に屈し、纏わりつき、喰らいついてくる肉の粘膜の感触を愉しみながら
その胎内へと精を放った。陰茎が痙攣して先端を押し広げるように精液が排出されるたびに、
陰嚢から直接精液を吸い出されてでもいるかのような快感が、腰から脊髄を通って脳髄を直撃してくる。
その快楽が更なる絶頂の呼び水となって、また更に多くの精液を吐き出し、新たな快楽を呼ぶ。
「あっ、あぁっ、ひぁぁっ、熱いぃぃぃひぃっ、お腹ぁぁぁっ、熱ひぃっぃいっ……!」
胎内に音を立てて注がれていく精液の熱さからも快楽を得ているのか、私の射精とほぼ等間隔で、
まるで私を促すかのように陰茎を締め付け、刺激を与えてくる。まるで精を搾り取る肉袋である。
まさに快楽の永久循環だった。自分の意志で止めることは不可能ではないのだが、そのあまりの
快楽に、それをしようという意志自体が挫かれてしまうような射精だった。
「む…ん……」
「あ……はぅぅ……ひぃんっ…!」
いつまでも射精を続けていたいという衝動を捻じ伏せ、未練を振り切る意志を込めて乱暴に
陰茎を引き抜いた頃には、下腹が妊娠初期のように膨れ上がるほどの量を注いでいた。
確実に子宮を満たし、水風船のように膨らませているに違いない精液が、陰茎の形に
開いた陰門から火山が噴火するような勢いで噴き出し、汗ばんだ腿を伝い、或いは放物線を
描いて宙を飛び、床を汚していく。
「まだ終わっていないぞ」
「ふぇ……?」
時折身体を痙攣させて精液を垂れ流している侍の、力なく掲げられたままの尻に手をかける。
私の視線は、だらしなく口を開けて入りきらない精液を垂らしている陰門にではなく、
その上で力なく収縮を繰り返している未だに閉じられた肛門だった。
私は尻たぶを左右に押し広げて肛門を完全に露出させ、精液と愛液に濡れた陰茎をあてがった。
「まだここが残っているだろう!」
まだきちんと慣らしておらず、準備が一切整っていないそこへと常人のものとは比べ物にならないほどに
太く長く硬い、長大な陰茎を力任せに突き入れた。
僅かに切れ目を入れた肉塊を陰茎で、比喩ではなく貫いていくような連想をさせる締め付けが
襲い掛かり、侵攻する異物を押し返そうとしてくる。
私はそれすらも愉しみつつ、最奥までを駆け抜けた。

191 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/25(火) 23:49:19 ID:90ic0IsW
「……いっ………痛ぁぁぁっ、痛いぃぃぃっ、無理、無理ぃぃぃっ、やめっ、やめてぇぇっ……壊れ、壊れるぅぅっ!」
侍が反応を示したのは、既に私が陰茎を根元まで突き立ててからのことだった。
「何を言うか。お前達がこの程度で壊れるはずもあるまい」
今にも引き裂かれてしまいそうなほどに伸び切った肛門だったが、しかし私の陰茎がどれほどの速度で出入りし、
どれほどの角度で暴れ回っても切れることなく柔軟に伸び縮みし、淫蕩な娼婦の唇のように吸い付いてくる。
「いひぃっぃっ、痛、痛ぃぃぃひぃぃぃっ、もぉっ、もうっ、やめっ、てぇっ!」
涙と涎を撒き散らしながら逃げようと手足をばたつかせるのを、大きな尻を鷲掴みにしてより深くへと
突き入れて肉体の連結を強めてやることで阻んだ。
尻が変形するほどに腰を押し付けて密着し、そのまま一切の動きを停止する。
私は腰を突き出す代わりに震える尻を撫で回し、嘲弄を浴びせかけた。
「お前はこういう風に乱暴にされるのが好きなのだろう?犯されて感じる雌豚なのだろう?」
「あぁ……ぁぁぁ……」
私の手が滑々とした肌を這い回るたびに侍の尻が震えて陰茎を締め付け、その口からは深い吐息が漏れ出る。
「違うとは言わせない。先ほど私に犯されながら絶頂に達したことを忘れたとは言わせん」
「うっ、あ、あれはぁ……はぁっ……うっ…ひっ!」
何事かを反論しようとする侍の尻を平手で打つ。衝撃で柔らかく歪んだ尻肉がゼリーのように震え、
突然の痛みによって力が入ったのか肛門の締まりがきつくなった。
「ひっ、はっ、嘘、知ってっ……痛っ、やぁっ、許しっ、てぇっ、あっ、嫌、嫌ぁぁっ!」
左右交互に打ち据えてやると、これがまた面白いように締まる。逃れようと暴れ回りもするから、
それとの相乗効果によって、私は腰を動かす必要もなくきつい締め付けと腰のくねりを愉しむことができた。
「ひぃっ、はぁ、はぁ……も、嫌ぁぁ……あっ、あぁぁぁっ……!」
しつこく叩き続けていると、侍は快楽の絶頂に達した時とはまた違う様子で身体を震わせて叫び、
何かに耐えるような切迫した表情を浮かべて腿同士を擦り合わせるように下半身を捩り始めた。
何をしようと、何が起ころうとしているかは言うまでもない。
「駄目、駄目ぇぇぇっ、見ないでぇぇっ」
一際強く尻を打ち据えてやったところ、遂にその忍耐力も決壊し、小さいがはっきりとした音を立てて
黄色がかった液体が股間から噴出し、床と太腿を濡らしていく。
「ふん。どこにでも排泄する。雌豚ではないか。仕置きをくれてやる」
「ひんっ、ひっ、いっ、あっ、えぐっ、ひぃっくっ、ぁっ、あぁっ、ひぅぅっ!」
失禁を続けて咽び泣く侍の尻をより強い力で、より速く叩き、その肉を震わせてやる。
一打ちごとに艶を含んだ悲鳴が上がり、尻が掲げられ、押し付けられてくる。
左右の尻肉に手形がつくどころか、尻全体が赤く腫れ上がるに至ってようやく私は尻を打ち据える手を止めた。
「私は知っているのだぞ?お前が、私に頬を打たれ、鎧を毟られて発情していたことを」
「なっ、ち、違うっ、あれはっ、違うぅぅ……」
既に腰砕けとなって突っ伏している侍が、物足りなさそうに尻を揺すりつつ、力のない否定の言葉を口にする。
「ふん……ならばこれは何だ?これはどういうことだ?」
「あっ、ひゃぅっ……」
尻を撫でる手を股間に滑らせると、そこは小便では有り得ない粘性を持つ熱い液体で潤っていた。
「お前はこうして犯されて、叩かれて、それによって快楽を得ているのだろう?」
「ひっぁっ、ぁぁぁ……」
ゆっくりと陰茎を引き抜きながら、尻を撫で上げる。肛門は離すまいと陰茎を締め付けてくる。
「お前は雌豚だ。卑しい雌豚だ」
「ひぁぁんっ!」
尻を強く一打ちし、陰茎を一息に突き入れる。肛門は歓喜に震えて締め付けてくる。

192 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/25(火) 23:49:53 ID:90ic0IsW
「雌豚には雌豚に相応しく、幸福な生き方というものがある」
「ひっ、はぁっ、うっ、いひぁっ、ぁっぁ……」
無視して耐え抜くのは不可能な、しかしそれだけで忘我の境地にまで乱れることもまた不可能な、
生かさず殺さずの腰遣いで、既に身も心も陥落寸前の侍を責め立ててやる。
「私はそれを与えてやれる。お前は私に飼われることこそが幸福なのだ。私のものになれ」
「うっ、そ、それはぁぁ……」
拒絶ではなく逡巡によって言葉を濁しつつ、侍は尻を揺すって多くを求める。
「どのみち、この快楽を知ってしまっては、もう普通の交わりでは満足できまい?
私を知ってしまっては、もう他の男には満足できまい?私のものになるのが得策だぞ?」
「あっ、あぁっ、で、っ、でも、っ、ぉ……」
甘い声で鳴きながら、侍は貪欲に尻を押し付けて陰茎を貪ろうとする。
「私のものになるのならば、お前が使い物にならなくなるまで可愛がってやる」
「ひっ、ひぃっ、ふ、深いぃぃっ、あっ、あぁっ!」
突き入れると言うよりは捻じ込むようなそれへと動きを変え、尻を叩きながら激しく責め立てる。
「今のような悦楽を、毎日毎朝毎晩のように与えてやる。さあ、私の奴隷になれ!」
掲げられた尻から膝の裏に手を滑らせてそこを掴み、侍の身体を抱え上げ、身体を繋げたまま、
幼児に小便をさせるような形に抱き上げて更に深く陰茎を突き刺す。
「ひっ、ひぁぁっ、あっ、なぁっ、こ、壊れ、るぅぅっ、あぁっ、なるぅっ、貴方の、奴隷にぃっ、なるぅっ!」
その衝撃で絶頂に達した侍は、涎を垂らす口から嬌声を上げながら、
突き立てた当初と全く変わらない力で陰茎を締め付け、貪欲に尻を振り続ける。
「だからぁっ、もっとぉっ、もっと激しくぅぅっ、私を、犯してぇぇぇっ!」
奴隷となることを誓った侍は、これまでにしてきた形ばかりの拒絶すらせず、あまりの
快楽に堪えかねてか再び小便を漏らしながら陰茎をきつく締め上げ、絞り上げ、求めてきた。
その純粋な筋力に裏打ちされた名器のうねりには流石の私も長時間耐え抜くことは難しいが、
しかし、そう簡単に果ててしまうようなこともない。
「ぬぅっ」
できる限り名器を愉しもうと考えた矢先に、陰嚢を温かく湿った柔らかいものが這い回り、
陰茎が伝えるものとの相乗効果によって、背筋を寒気がするような快感が駆け抜けた。
「うっ、む……何をしている?」
「ご主人様ぁ、んむぅ……私も混ぜてくらはぁい」
股間に目を遣れば、いつの間にか意識を取り戻したらしいくノ一が顔を埋め、
懸命に私の陰嚢に舌を這わせている姿がそこにあった。徹底的に仕込んだことによって
このくノ一の奉仕技術は最上級の娼婦にも匹敵するようになったため、
こうして侍の鍛え抜かれた名器を貫きながら受けていると、すぐにでも達してしまいそうになる。
「よし、よかろう……お前はそのまま、舐めていろ……」
「ふぁぁい、わかりまひらぁ、んむぅ、ん、むぉ……ご主人様の、おっきくて、好きでふぅ……」
「あっ、ひっ、なっぁっ、お、っきくぅっ、なったぁぁっ、あぁぁぁぁっ!」
陰嚢から駆け上る快楽を早く解放したいがために、私は侍の乳房が引き千切れんばかりに
上下運動し、尻肉が波打つほどの速度で抱え上げた女体を上下させ、腰を打ちつけた。
「くっ、うぅぅっ……!」
「あむぅっ、むぅぅっ、うむぅっ……」
「あっ、あひぃぃぃぁっ、で、出てっ、熱ぃっ、のがぁっぁぁぁっ!」
雄としての本能に従って根元までを突き入れた。
皮膚が鬱血するほどの力で豊満な腿から尻にかけての部分を掴み、陰嚢を這い回る
繊細な舌先の感覚に身震いしながら、私は灼熱した精を解き放った。

193 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/25(火) 23:50:26 ID:90ic0IsW
「あっ、はぁぁぁぁ……」
腹が膨れるほどの量を注ぎ込んだ後、あまりの快楽に直立しているのが辛くなった私は、
未だに猛り続ける陰茎を豊満な肉袋に埋め込んだまま腰を下ろした。
「まだ続けるぞ……お前も来い」
「あっ、あっ、これ、深いぃぃ……」
「はぁい。わかりましたぁ」
侍の背中に手を当てて上体を起こさせたまま、仰向けに寝そべり、背面騎乗位の体勢を取る。
その状態でくノ一を手招きし、私の上で情欲に濡れた声を上げて尻を擦り付けてくる侍を指し示した。
「ふふ、侍さんもご主人様の奴隷になったんだね」
「うっ、あ、はぁっ、だって、だってぇぇ……」
「また仲間になれて嬉しいよ」
くノ一は淫蕩な笑みを浮かべて私の腿に跨ると、ゆっくりと侍に向かって手を伸ばし、抱き締めた。
私の腿に蕩け切った陰門を擦り付けながら、侍の揺れる乳房に顔を近づけ、無造作に乳首に噛み付いた。
「ひっ、ぁっ、ぁぁ、いきなりぃぃっ……」
「ふぁふ、おっぱい、おっきいね……んむ、んぐ、ご主人様の、んひゅ、精液の味がするぅ……」
「や、やぁっ、舐めないでぇっ……」
「侍さんばっかり狡いよぉ。私も欲しいのぉ……口にもあるんでしょぉ……んちゅっ、んんっ、むぅぅ……」
「あっ、ふぁ、んっ、ぅんむぅ……駄目ぇ、んむっ、これ、私が、貰ったのぉ……」
私の腰の上には、淫猥な音と淫靡な声と淫蕩な動きで絡み合う二つの女体があった。
私の腿に陰門を擦りつけながら侍に抱きつき、豊満な肉体を弄り回すくノ一。
私の陰茎を肛内に銜え込んで尻を振りたくりながらくノ一に抱きつかれ、身悶える侍。
二人は私の肉体から快楽を得て、私の肉体に快楽を与え、私の精液を奪い合っている。
あまりにも愛らしい奴隷達の様子を見ているだけで、私の欲情は尽きることなく高まっていく。
私は決めた。次の奴隷を蘇生させる前に、次の奴隷を誰にするかを考える最中にも、
この二人の肉体を存分に嬲り尽くすことを決めた。
「お前達。奴隷の分際で主を無視するつもりか?」
「あっ、きゃっ、そんなことぉ、ないですぅっ、あ、ひっ、そこ、いいですぅっ……」
私は身を起こし、侍を責め立てるのに夢中になっていたくノ一の背に腕を回し、
小さな尻へと手を滑り込ませ、親指を肛門へ、中指を陰門に差し込んで掻き回した。
「ひっ、すごっ、あぁぁっ、もっとぉっ、もっと激しくぅぅぅっ!」
同時にもう片方の手を侍の下腹部に滑り込ませ、強く押さえつけて固定し、より深く激しい挿入を
可能とすると共に、陰門に指を突き入れてドワーフ以外には苦痛となるだろう激しい愛撫を加えた。
「そら、もっと私を愉しませろ、奴隷共」

私は転がる二つの屍のどちらを蘇生させるかを考えつつ、休むことなく腰を振り、手を動かし続けた。

194 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/04/25(火) 23:51:00 ID:90ic0IsW
これにて第二部終了。
さて、次は屍姦か。

このスレで屍姦やっていいのか不安だけど、
そういう属性がない人のために普通のシーンも入れるし、
NG登録しやすいようにその部分だけ名前変えるから、
そこに免じて何とか見逃してくれると嬉しい。

>>186
その辺りのことは「騎士の真実」とか「武士の真実」とか、
そういう感じのタイトルがついた本を幾つか参考にしてアレンジを加えてみた。

ノシ

195 :保管庫 :2006/04/26(水) 02:03:33 ID:+zJogg8R
あちらでの戦役もご苦労様です>>少佐◆殿
作品タイトル修正&前後編まとめの件、了解しました。


XTH猫侍さんとBUSINルイ姐さんの両作品についても
後ほど一つもしくは適当なサイズのHTMLにまとめさせて頂く予定です。

196 :名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 23:04:34 ID:6K3jgo9g
少佐さんGJ!
俺個人は屍姦は・・・・・・相手の反応無いのは面白くない。

197 :名無しさん@ピンキー:2006/04/26(水) 23:51:53 ID:aq2NpqIM
少佐殿GJ!!

保管庫が見られないんだが鯖落ち?

198 :名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 00:17:35 ID:oLxlgzGg
>>197
普通に見られるけど。
メンテか何かだったんじゃないの?

199 :保管庫 :2006/04/27(木) 14:37:06 ID:t23Mc9z1
スミマセン内部で移行テストを行っていた際、接続にムラが生じてしまいました。
見れない場合は一時的にミラーサイトのご利用をお願いしますー

200 :名無しさん@ピンキー:2006/04/27(木) 23:48:42 ID:/o/NuaXX
少佐殿お疲れ様です。
自分は屍姦の方が燃える男です。

201 :名無しさん@ピンキー:2006/04/28(金) 02:00:02 ID:H+pTar6x
良かったであります、少佐殿!
自分は屍姦楽しみであります!
しかし少佐殿が仰る通り
苦手な者の為の回避方法設置を
お願いする所存であります。

202 :名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 01:01:01 ID:Z/BMYuMD
挿入中にKADORTO

203 :名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 01:03:20 ID:7h27a+6v
>>202
灰化したらどうする。

204 :名無しさん@ピンキー:2006/04/29(土) 01:13:37 ID:aNvlFFaN
OK少佐。
これからドワーフ侍とホビット忍者作ってくるぜ。

205 :名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 01:05:01 ID:wTuyXb3j
「マンフレッティの帰還」とかのwiz系コミックのことを
知ってる人ってどれくらいいる?

206 :名無しさん@ピンキー:2006/04/30(日) 01:33:02 ID:ekH5hFyt
>>205
…エクススレ絡みで最近発掘したばかりだから良く知っているぞ orz

207 :名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 01:56:38 ID:xQZIy3z/
『和風Wiz』≒『迷宮街輪舞曲』はこのスレ的に合法?

208 :名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 02:17:33 ID:9An187bK
>>205
もちろん知ってる。
「マンフレッティの帰還」はエロかった。
マンフレッティもよかったが、グウィリオンの毛描写が琴線に触れた。
あと、「メイルシュトロームのはしっこ」もエロかったなぁ。
健康温泉の濡れた肌の描写が秀逸だった。

>>207
いいんじゃないかなぁ。
オリジナルwizも投下されてるし。
それにどこかのサイトの二次創作を使うならともかく、
商業誌に載った作品なら問題ないでしょ。

209 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/05/01(月) 04:29:45 ID:op8GtjLl
>>208
しのざき嶺が書いていて、なぜエロパロでなかったのか不思議(って書けないか)

むちむちソーンを見たかったのに・・・。

210 :名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 05:49:34 ID:r+tbczDD
しのざき嶺がエロで描いたらふたなりとか腹ボテとか陵辱とか色々凄い事に…

大野センセは同人でも同じタイトルの作品があるけど、
どういう内容なのか知ってる人いる?

211 :名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 18:17:36 ID:l95YXH1u
http://yep.it/?kwwtzm

212 :名無しさん@ピンキー:2006/05/01(月) 22:01:40 ID:r+tbczDD
不備のあるくだらない出会い系っぽい携帯サイト。おそらく業者。

213 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/02(火) 00:14:40 ID:uwESjiwC
屍姦ネタなんだが、どんな内容になるのか
心配している人がいるかもしれないから途中報告。

・あんまりグロい描写はしないつもり。
・屍姦:通常凌辱=1:1くらいにするつもり。
・結末は俺的には欝な感じを予定しているので注意。

じゃ、GW中に投下できるように頑張る。


>>208
俺もあの毛の描写好きだったな。
特にバックからの描写の時は、股間の毛の部分に
微妙にモザイクトーンみたいのがかかっているように見えてハァハァした。
はしっこの方は、柔らかく撓んだ乳がよかったよ。



ノシ

214 :適当に屍姦 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/03(水) 21:59:05 ID:8ZriQ6TH
取り敢えず今日は冒頭と屍姦シーンだけの投下なので、
「適当に屍姦」という名前を使う。
屍姦は嫌だという人はNGにでも登録してくれ。

215 :適当に屍姦 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/03(水) 21:59:37 ID:8ZriQ6TH
薄暗い忍者屋敷の奥深くを冒険者達が歩いている。
凛とした眼差しで暗闇を見据えて先頭を歩くエルフの女君主。
その後に続いてエルフの背中を守る細面のハーフエルフの女侍。
おっかなびっくりついてくる後衛を守るがっしりとしたドワーフの女僧侶。
前衛達に守られつつも周囲を警戒しているホビットの女盗賊。
最後尾にあって置いていかれないように仲間を追いかけるフェアリーの女魔術師。
いずれも歴戦の猛者である彼女らが、なぜ、伝説の宝物が眠り、神話の怪物が跳梁する地下迷宮ではなく、
侵入者を拒む罠が仕掛けられ、修練を積んだ暗殺者が跋扈する忍者屋敷を探索しているのかは、
ひとえに彼女らが旅の途中で立ち寄った小さな町で受けた依頼によるものである。
彼女らが町の長老から受けた依頼とはこういうものだった。

『この町は冒険者とはとても呼べない邪悪な忍者達の支配下にあります。
彼らはとても強く、また残虐で、とてもではありませんが逆らうことなどできません。
事実、討伐に向かわれた領主様は配下の騎士様共々捕らえられて三日三晩かけて嬲り殺しにされ、
城は焼き討ちに遭い、一族郎党を惨殺され、共々その首を街路の中央に晒されてしまいました。
もう我々には、通りすがりの貴方方のお慈悲にお縋りする以外に道はないのです。
どうか、どうかお願いです。悪逆の忍者共を討伐してくだされ……!』

彼女らが悪の戒律に身を捧げた冒険者達であれば、このような一文の得にもならず、
しかも危険ばかりが待っている依頼などを受けるはずもないのだが、生憎と彼女らは善の戒律で
自らを律する冒険者達だった。求められる握手を拒めず、縋りつく手を振り払えない者達だった。
「おかしいな」
「何がだい?」
「忍者達の抵抗が大人しい」
「確かにそうね……」
君主の漏らした呟きに、僧侶が聞き返し、侍が同意した。
確かに、彼女らが正面から突入してからというもの、迎撃に出てきた忍者達の数は多かれど、
その実力は駆け出しの冒険者や一般の民衆にとってのみ脅威となるという程度のものだった。
「罠もやらしかったけど、ほんとにヤバイのはなかったよ」
盗賊がそれに補足する。ピットや警報装置、毒ガスなどが無数に仕掛けられてはいたが、
テレポーターや高圧電線といった致命的なものは一切仕掛けられていなかった。
「そりゃあれさ、きっとこの奥に達人が集まってて、罠で消耗したあたしらを切り刻むつもりなんだろうさ」
僧侶が、眼前に姿を現した重厚な扉を指して笑った。既に彼女らは屋敷の中枢にまで進攻していたのだった。
となれば、ここが最深部であり、〈頭領〉や〈上忍〉といった実力者が〈下忍〉を率い、
満を持して彼女らを待ち構えているであろうことは明白である。
「そう考えるのが妥当ね」
腰に差した業物に手をかけながら、侍が気を引き締めた様子で頷く。
「うむ。恐らくは我らを強敵と見て、戦力を集中しているのであろう」
君主がしかつめらしい表情を作り、まるでその奥にいる者達が見えているかのように扉を睨む。
「どれだけ数がいようと問題ないわよ。私がティルトウェイトで吹き飛ばしてやるから!」
羽虫のような羽根を震わせて宙を舞う魔術師は、ただ一人陽気な態度を崩さない。
「では、魔術師の呪文で雑魚を一掃し、私と侍とで残敵を掃討、僧侶と盗賊は奇襲を警戒という流れでいくぞ」
パーティのリーダーである君主が下した決定に全員が頷いた。
「突入!」
扉を蹴破るようにして突入した先に彼女らの予想していた大軍の姿はなく、闇の中に浮かぶ三つの人影があるのみだった。

216 :適当に屍姦 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/03(水) 22:00:24 ID:8ZriQ6TH
「予定に変更はない!一気に……っ!?」
想定外の事態に罠の存在を疑い、躊躇いはしたものの、罠があろうとなかろうと立ち止まるわけにもいかない。
眼前の寡兵を一気呵成に殲滅すべく、君主が躊躇う仲間達に対して改めて指示を下し、突撃しようとした瞬間、
闇に溶け込むような二つの人影と輪郭がぶれて見える朧な人影から、全身を押し潰し、刺し貫くような気配が押し寄せてきた。
それによって、格の違いと言うよりはその生命としての立脚地の違い――喰う者と喰われる者との
次元の違いとでも言うべきものを感じ取ってしまった彼女らは、蛇に相対した蛙のように硬直してしまった。
比喩ではなく全身が動かない。手足を動かすことはおろか、まるで石化でもしてしまったかのように、瞬き一つ、呼吸一つできない。
二つの人影から放たれ続ける夏の日差しのように容赦のない殺気と、一つの人影から放たれる地獄のような鬼気とに
打たれてすっかり圧倒され、魅入られ、萎縮してしまった彼女らは、確実に迫りつつある具現化された死の恐怖以外の一切を忘却し、
瞬き一つ、呼吸一つせず――乾いていく眼球の痛みにも気づかず、酸欠による息苦しさにも気づかず、
その意識が途絶え、生命が喪失するその時まで、ただ立ち竦んでいることしかできなかった。

           *           *           *

〈頭領〉と二人の〈夏〉は、彼らが発する凄絶な殺気に打たれたことで、呼吸すら忘れてしまい、
顔を恐怖と絶望に歪めたまま自滅していった愚かな冒険者達の屍を確認し、互いに頷き合った。
「者共」
「はっ、御前に!」
〈頭領〉の低い呟きのような声に応え、広い部屋の暗がりから五つの人影が姿を現した。
いずれも熟達者の風格を漂わせる〈夏〉に次ぐ実力者である〈西風〉達は、〈頭領〉の前に跪いてその指示を待った。
「愉しみ、そして届けよ」
「はっ、〈頭領〉の仰せのままに……」
〈頭領〉からの簡潔極まる指示を受けた〈西風〉達は互いに目配せをし合って冒険者達の屍を
一人一体ずつ担ぎ上げ、静かで、かつ素早いまさに西風の動作で忍者屋敷の闇へと消えていった。

           *           *           *

「我らが〈頭領〉よりの下され物である」
冒険者の屍を床に下ろした〈西風〉達が、〈上忍〉の末席である〈竜〉や諸々の〈下忍〉達を並ばせて告げている。
「順番は序列に準ずるものである」
情欲にぎらついた目で冒険者達の屍を居並ぶ〈下忍〉達を、〈頭領〉達に対するそれとは打って変わった傲慢な態度で
制した〈西風〉達は、その頑健な肉体を包む装束を脱ぎ捨てながら、それぞれが思い定めた屍に歩み寄った。

217 :適当に屍姦 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/03(水) 22:01:04 ID:8ZriQ6TH
君主の骸に歩み寄った〈西風〉は、無造作に下半身を覆う衣装のみを剥ぎ取った。
この〈西風〉は突き入れる穴さえあればいいという、実用本位の男だった。
露わにされた長く細い脚を掴んで左右に開き、その奥に隠された秘所へと視線を注ぐ。
髪と同色の薄い陰毛によって飾り立てられたそこは濡れていた。
無論、愛液などではない。肉体が機能停止したことによって筋肉が弛緩し、漏れ出た尿である。
「うむ」
〈西風〉はそれを気にした風も見せずに割り開いた脚の間に跪くと、横に控えていた〈下忍〉の一人から
潤滑油を受け取り、高々と屹立して先走りを零す逞しい男根に塗りつけた。
力が抜けて緩く開いた入り口へと油によって艶々と光る男根を押し付け、ゆっくりと押し込み始める。
早くも体温が抜け始めているもののまだ温かい独特の熱と、弛緩し切った筋肉を押し広げる
独特の感触を愉しみながら、最奥へと男根を埋め込んでいく。
鎧に包まれた両肩に手を突いて、まるで肉食獣が人間を襲っているような体勢で覆い被さった。
そのまま、犬のような吐息を漏らして腰を前後させ始める。潤滑油が立てる湿った音と、肉がぶつかる鈍い音だけが響く。
「うぅっ……!」
しばらくの間腰を動かすとくぐもった吐息を漏らして〈西風〉は達し、生暖かい胎内へとその精を放った。
思う様に精を放って脱力した男根を引き抜くと、痛々しく口を開けた入り口から白濁した液が滴った。
「よし」
男根を布で拭いながらの〈西風〉の言葉に対する〈竜〉や〈下忍〉達の反応は素早かった。
即座に歩み寄ると寄って集って衣装を引き剥がしにかかり、露わになった小ぶりな胸を舐める者、
先ほど精を出されたばかりの秘所を貫く者、強引に身体を捻じ曲げて肛門を愉しむ者といった具合に、
それぞれが思い思いに君主の屍を愉しんでいる。

           *           *           *

侍の骸に歩み寄った〈西風〉は君主を選んだ〈西風〉以上に実用本位の男であり、彼が剥ぎ取ったのは
尻から股間にかけてを覆う衣服だけだった。人間よりも肉が薄く、エルフよりも肉付きのいい尻が露わになる。
その〈西風〉は屍が多少傷つこうとお構いなしといった態度で無造作に侍の身体を引っくり返した。
「うむ」
背後に控えていた〈下忍〉から潤滑油の入った瓶を受け取ると、それをそそり立った男根にではなく、
侍の尻の谷間へと垂らし、緩んだ肛門をこれ以上開いてしまわないよう注意しつつ、入り口を濡らす程度に塗り込んだ。
心持ち脚を開かせた状態の侍の骸に覆い被さり、長さに不似合いな太い幹を持つ男根をゆっくりと捻じ込んでいく。
弛緩し切った肛門に亀頭がめり込み、押し広げていき、太すぎる幹が括約筋が引き裂いていく感触を愉しむ。
もともとの幹が太いため、弛緩し切ったその穴でも充分な締め付けを愉しむことができるその〈西風〉は、
羽交い絞めにするように覆い被さると腰を深く沈めてしばらくその感触を楽しみ、挿入時と同じ速度で
ゆっくりと腰を浮かせていき、幹の半ばまでを引き抜いてからまた腰を沈めていく。
聞こえてくるのは〈西風〉の荒い息遣いだけという静かな凌辱だった。
「……!」
静かな凌辱は、やはり静かな吐息と共に終わった。腰の辺りを痙攣させて、〈西風〉が精を注ぎ込む。
男根を引き抜くと、その幹の太さに拡張されてぽっかりと口を開けた肛門から、茶色がかった白濁液が零れた。
「こちらは使ってもよい」
一度出した程度では静まらない男根を秘所に突き立てながら、〈西風〉が部下達に侍の尻を向けた。
無言で進み出た〈竜〉が下半身の装束を脱ぎ捨てて、〈西風〉の男根の形に口を開け、
精液でぬめるそこに男根を突き立てた。


218 :適当に屍姦 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/03(水) 22:01:49 ID:8ZriQ6TH

           *           *           *

魔術師を選んだ〈西風〉は実用本位の男であると同時に、取り分け残虐な男でもあった。
〈西風〉は、人間の幼児程度の大きさの魔術師の身体を、まるで人形やぬいぐるみを扱うような無造作さで
持ち上げると、筋肉が弛緩したことで滲み出た尿に濡れるレオタード状の衣装の股間部分に指をかけ、引き千切った。
「うむ」
微かに湿った小さな秘所を確認して満足げに頷くと、〈西風〉は〈下忍〉が差し出した潤滑油を指につけ、
その小さな秘所に塗り込み始めた。入り口を撫でるように数度塗りつけると、そのまま指の角度を変えて、
比率から言えばフェアリーの平均的な男根にも匹敵する指を二本、無造作に押し込んだ。
秘所の入り口が引き伸ばされ、あちらこちらが裂けて血を滲ませていることに頓着せず、
外から見ても内部で何かが蠢いていることがわかるほどの激しさで胎内を掻き混ぜていく。
明らかに内臓や子宮を傷つけるに違いない弄り方だが、屍は何も言わず、何も感じない。
拡張された入り口から血が滴り始める頃、ようやく〈西風〉の指が抜かれた。
血混じりの淀んだ体液が纏わりついた指を美味そうに舐めた〈西風〉は大きな手で魔術師の細い胴を掴み、
嗜虐心に満ちた表情で明らかに大きさの合わない秘所に男根を押し当て、貫いた。
長さは身長の半分ほども、太さは腿と同じかそれ以上もある男根を無理なく受け入れられるはずもなく、
指による蹂躙で所々から血を滲ませていた入り口の皮膚は伸び切り、そのあちらこちらの傷口が
更に深く大きなものとなって微量の血を滴らせ、次代の生命を育む神聖な場所である小さな子宮までを
蹂躙されている下腹部は痛々しいまでに膨らみ、〈西風〉の腰の律動に合わせて湿った音を立てて掻き混ぜられる。
〈西風〉の動きはまさに蹂躙といった様相であり、一切の配慮の存在しない凌辱は、魔術師の屍を
子供が人形を振り回しているかのような激しさで揺さぶっている。投げ出された手足とだらりと伸びた首が
上下左右ちぐはぐに振り回され、死者としての存在感を強調する。
「ぬっ、うぅっ……!」
心臓が停止して血流も存在していないにも関わらず、下半身が赤く染まるほどの出血を強いる
激しい動きを続けていた〈西風〉の動きも遂に停まった。くぐもった叫びと共に腰を突き出して
男根をより一層深くまで、まるで子宮を破壊するように捻じ入れた。その状態のまま、
全身を痙攣させるようにして傷だらけの胎内に精を吐き出す。
〈西風〉の腰が一度脈動するたびに魔術師の腹が膨れていき、〈西風〉が満ち足りたような
吐息を漏らす頃には妊娠初期のように下腹部が膨れ上がっていた。
〈西風〉が男根を引き抜くとバブリースライムのように泡だった精液が滴り落ち、
〈西風〉が膨らんだ腹を掴んで押すと、激しく振った直後のシャンパンの栓を抜いたかのように精液が噴き出した。
「好きにして構わぬ」
その様子を一頻り愉しんだ〈西風〉は、ゴミを投げ捨てるような手つきで魔術師の骸を〈下忍〉に投げ渡した。

219 :適当に屍姦 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/03(水) 22:02:32 ID:8ZriQ6TH
           *           *           *

僧侶を選んだ〈西風〉もまた実用本位の男だったが、着眼点が他の〈西風〉とは違っていた。
彼が引き裂いたのは法衣の胸の部分だけであり、そうして零れ出た巨大な乳房を見て息を荒げているのだ。
〈西風〉は胸だけを露出した僧侶の腹の部分に跨ると、赤子の頭ほどもある、
まだ生前の熱を失っていない乳房を鷲掴みにして、鬱血するほどの力で揉みしだいた。もともと筋肉で形を
維持していたわけでもないため、その揉み応えは生前とほとんど変わるところのないものだった。
「下は好きにしろ」
〈下忍〉から受け取った潤滑油を底の見えない胸の谷間に垂らしながら、〈西風〉は配下達に許可を出した。
その言葉を待ち望んでいたとばかりに〈竜〉の一人が進み出、法衣の下半身を破り捨てると、
僧侶の屍の股間に顔を埋めて長い長い陰毛を掻き分けるようにして舐め始め、潤滑油に頼ることなく
秘所の準備を整えた。筋肉が弛緩して開き切った秘所に男根を押し当て、息を荒げて貫いた。
〈西風〉はその浅ましい獣のような様子に注意を向けることもなく、自分の快楽を追及し始めた。
いきり立った男根をより強く奮い立たせるためか数度扱くと、潤滑油で艶かしく光る肉の谷間に潜り込ませる。
男根が完全に埋没してしまうほどの乳房は、まるで膣に挿入しているかのような肉圧で男根を包み込む。
満足げな表情を浮かべた〈西風〉は、その場に固定するというよりは押し潰すような力を込めて
両の乳房を男根に押し付け、腰を前後させる。腰の動きに合わせて粘液質の音が響く。
力なく投げ出された両脚を抱えて腰を叩きつける〈竜〉の動きで大きく揺れ動く下半身と、
〈西風〉ががっちりと身体を押さえ込んで腰を前後させているせいでほとんど動かない上半身は、
その行為の対象となる存在が死体であるということを周囲に強く印象付ける無機質さを漂わせている。
〈西風〉はなかなか果てなかった。秘所や肛門を冒涜する〈竜〉や〈下忍〉達が精を注いでは入れ替わる中、
この〈西風〉は淡々と男根を扱き立てていた。
「ぬぅ……」
淡々と腰を前後させていた〈西風〉は微かに呻くとその称号通りの素早さで腰を上げ、
僧侶の顔を掴み、力の抜けた口を顎関節を破壊しかねない乱暴さで力任せに開き、
欲望を解き放つ寸前の男根を根元まで捻じ込んだ。喉の辺りが微かに膨らんでいることから、
男根が口内を突き抜けて食道までを真っ直ぐに貫いていることがわかる。
「うっ、うぅっ……!」
食道を貫くのとほぼ同時に〈西風〉の腰が痙攣し、僧侶の口元から白濁した液体が
逆流してくるほどの量を注ぎ込む。
「好きにしろ」
〈西風〉が男根を引き抜くと、生前に分泌された唾液混じりの精液が口の端から垂れ落ちた。

220 :適当に屍姦 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/03(水) 22:03:16 ID:8ZriQ6TH
           *           *           *

盗賊の骸に歩み寄った〈西風〉は、他の者達よりも几帳面だった。手つきそのものは荒々しかったが、
やることは他の者達よりも大分徹底しており、また丁寧なものだった。
衣装を破り取るようなことはせず、ベルトを緩め、ボタンを外し、シャツから腕を抜き、ズボンを脱がせ、
まるで弔いの準備を行うかのようにその肌を晒していく。
「うむ」
一糸纏わぬ姿のまま俯せにした盗賊の骸の前に立った〈西風〉は、男根に潤滑油を
塗りたくると盗賊の屍の下に身体を滑り込ませ、小振りな尻を掴み、少女のようなその秘所を貫き、激しく突いた。
体温が大分下がった冷たい身体を突き上げながら、尻たぶを鷲掴みにして割り開き、〈下忍〉達に呼びかける。
「貫け」
その言葉に応えた〈下忍〉が一人進み出て下半身の装束を脱ぎ捨てると、潤滑油を男根に塗り、
割り開かれたことで緩く口を開けた肛門を一息に貫いて、貪るように突き始めた。
小さなホビットの身体が大柄な忍者二人に挟まれ、そのちぐはぐな動きによって、まるで激流に
翻弄される流木のように全身が振り回される。
慎ましく閉じていた秘所からは淀んだ体液が流れ出し、小さな肛門は痛々しく拡張され、
内部に突き込まれた逞しい男根によって胎内と体内が蹂躙されていく。
「くぅっ……」
最初に果てたのは〈下忍〉だった。小さな尻を押し潰すようにして腰を押し付け、痙攣する。
射精中で敏感な状態になっている〈下忍〉に構うことなく〈西風〉が腰を動かしているため、
悪寒に襲われた時のように身を震わせて、とめどなく精を吐き出している。
「くぉっ!」
〈西風〉が達したのは、尻を犯す〈下忍〉が三人目となった時のことだった。
三人目が突き入れ、肛門を破壊するような激しさで腰を律動させた時のことだった。
内壁を隔てて伝わるその刺激が呼び水となったのか、やや高めの声を上げて盗賊の胎内に精を注いだ。
何度か痙攣した後、小刻みに腰を震わせて精を吐き出し続ける。
「……空いたぞ」
湯気の立つ精液に塗れた男根を引き抜いた〈西風〉が呟くと、〈下忍〉達が盗賊の骸に群がった。

           *           *           *

魔術師を除く四つの屍に、それぞれ三人ずつの〈下忍〉が群がっている。
関節が外れる限界まで開かせた口に、筋肉が弛緩し切った秘所に、括約筋が破壊され尽くした肛門に、
いずれの例外もなく逞しい男根を突き立て、それぞれの欲望を追求するように腰を律動させている。
一人が達して精を注ぎ込んで男根を引き抜けば、また別の〈下忍〉が他の男達の精を溢れさせる
それぞれの穴に男根を突き立てる。
魔術師の屍はといえば、一つだけ放置されているというようなこともなく、残虐趣味の〈西風〉が
肛門と秘所の双方を交互に愛でている状況だった。
「頃合だ」
その冒涜的な宴を傍観していた〈西風〉の一人が告げると、途端に情欲を滾らせていた忍者達の動きが停まり、
それぞれが抱えていた屍を離し、仰向けに安置すると、その周囲を囲むように控えた。

221 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/03(水) 22:03:48 ID:8ZriQ6TH
屍姦って難しい。
大言壮語して正直すまんかった。
残りの通常凌辱は明日か明後日にでも投下する。
ノシ

222 :名無しさん@ピンキー:2006/05/03(水) 23:16:10 ID:0Fe+TGWh
屍姦はあまり好みではなかったが面白いよ。
先が気になる。ワクテカして待ってます。

223 :名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 07:37:55 ID:6b51IR/L
少佐殿、忍者達がカッコ良過ぎです!

224 :名無しさん@ピンキー:2006/05/04(木) 21:12:36 ID:5AgSEXHu
MASTER SUMMERとかキター

225 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/05(金) 00:18:56 ID:jrUxF5ar
さて、それじゃ続きを投下。
こっちは屍姦じゃないから普通の名前で。

226 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/05(金) 00:19:33 ID:jrUxF5ar

           *           *           *

「僧正殿。お頼み申す」
「うむ」
控える忍者達の列を割って進み出たのは、ヒノモト風の墨染めの僧服を纏った老僧だった。
横たえられた骸に向かって彼はゆっくりと近づき、跪くと蘇生の呪文を詠唱し始めた。

           *           *           *

「くっ、ここ、は……な、何だこれは……!?」
老僧の蘇生呪文によって見事に息を吹き返した君主は、生存に必要な最低限の体力だけが
回復している弱り切った身体を起こそうとし、異変に気づいた。
口内から喉にかけては粘液質の何かが絡みつき、非常に息苦しく、また喉の奥から
鼻に抜けていく悪臭は吐き気を催させるほどのものだった。
股間にも同様の感触があり、非常に気持ち悪い。
「な、何だお前達は!?」
更に周囲を見渡せば、そこには欲情を露わにした〈下忍〉達が並んでいる。
「く、来るなっ!」
衰弱した身体に活を入れて何とかして逃れようとするが叶わず、瞬く間に床に押さえつけられてしまう。
左右の腕をそれぞれ別の〈下忍〉に捕まえられ、左右の脚をそれぞれ別の〈下忍〉に捕まえられて開かされ、
その大股開きとなった正面には醜悪な男根を反り返らせた〈下忍〉が膝立ちになっている。
君主はそこでようやく自分が置かれていた状況、置かれている状況を悟った。
彼女は屍となっている間に辱められ、蘇生された今も辱められようとしているのだ。
「や、やめろぉぉぉぉっ!」
力の入らない身体を捩って逃れようとするが、異常なまでに頑健な忍者達の力に抗えるはずもなかった。
「や、やめ、嫌、嫌ぁぁっ……」
秘所にどこの誰かも知らない男の男根が侵入してくるおぞましい感触に、彼女は凛とした顔を歪めて頭を振った。
忍者はその嫌悪感と不快感に満ちた悲鳴を意に介さず、人形を扱うような乱暴な腰遣いで君主を蹂躙した。
「むっ、むぐぅぅっ!」
手足を押さえる〈下忍〉達とは別にその様子を眺めていた〈下忍〉が君主の顔を傾けさせ、
静かにしろとばかりに口に男根を押し込んだ。君主は目を見開き、顔を歪めて逃れようとするが、大きな手で
頭を固定されてしまっているため、果たせない。巧妙に顎関節を押さえられているため、噛み千切ることもできない。
「むっ、むぐぁぁぁぁっ……っ…!」
乱暴に秘所を抉っていた〈下忍〉の腰が痙攣すると同時に、ほとんど半狂乱になって君主が身を捩るが、
〈下忍〉が幾度か身体を大きく震わせ、脱力し、深く息を吐き出す頃には力尽き、ほとんど放心状態といった態で
涙を流して身体を震わせていた。
しかし〈下忍〉達にとって君主はただの性欲処理用の道具であるためそのようなことはどうでもよく、
胎内を汚した〈下忍〉が退けばば、また別の〈下忍〉が突き入れるだけのことだった。

227 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/05(金) 00:20:21 ID:jrUxF5ar

           *           *           *

「な、何?何なの!?い、嫌ぁぁっ!」
老僧の蘇生呪文によって見事に息を吹き返した侍は、生存に必要な最低限の体力だけが
回復している弱り切った身体を起こそうとした瞬間に、事態を把握する間もなく組み敷かれた。
誰とも知らない男が彼女の身体を押さえつけ、圧し掛かり、強引に開脚させようとしているのだ。
「やっ、やぁぁっ!」
咄嗟に抵抗したが身体に力が入らず、簡単に脚を開かされてしまう。
聖域が衆目に晒される羞恥に震える暇も与えられず、そのまま彼女は秘所を逞しい男根に刺し貫かれた。
「やだっ、やめっ、やめてっ、お願いっ、やめてぇぇぇっ!」
悲鳴を上げて身を捩るが、鍛え抜かれた〈下忍〉の力に敵うはずもなく、乱暴な律動は続いた。
相手に対する情愛や気遣いといったものが一切存在しない動きは、彼女に苦痛と屈辱しかもたらさない。
必死に続けた抵抗は、繋げられたまま強引に身体を起こされ、背後に回った別の〈下忍〉が反り返った
男根を肛門に押し当てた瞬間に最高潮に達した。
「だ、駄目っ、そこは違うぅっ、嫌っ、無理っ、無理ぃぃぃぃっ!」
何とかして尻を捩って挿入を避けようとするが、その動きが刺激となったのか、秘所を犯す〈下忍〉の動きが停まり、
強く押し付けられた腰が痙攣し、胎内深くに何か熱いものが飛び散るような感触が生まれた。
「いっ、嫌っ、抜いてっ、抜いてぇぇっ、駄目っ、出さないで……!」
涙を流して懇願するが尻を抱えて腰を押し付けてくる〈下忍〉が腰を引いたのは、射精を終えて満足げな
吐息を漏らした後のことだった。しかし、苦痛と屈辱はそれで終わりではなかった。
〈下忍〉達は、彼女が絶望に浸るための時間すら与えてはくれなかった。
「うっ、うぅっ、ひぃっ、い、嫌ぁぁぁっ!痛いっ、痛いぃぃぃぃ!」
胎内に射精された衝撃に打ちひしがれ、抵抗が止む瞬間を待っていたかのように佇んでいた
背後の〈下忍〉が、侍の尻を固定し、先走りで嫌らしく濡れ光った男根を肛門の窄まりに宛がい、一息に貫いた。
ろくに慣らされてもいない括約筋が引き裂かれるような激痛に絶叫する侍だったが、
背後の〈下忍〉はその悲鳴すらも愉しんでいるのか、腰の動きを速めていくばかりだった。
吐き出された汚液を滴らせる秘所にも別の〈下忍〉が侵入してくるが、最早侍にそれを知覚する余裕もなかった。

           *           *           *

228 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/05(金) 00:20:52 ID:jrUxF5ar

「えっ、私……な、何っ、何なのよぉぉぉ!?離し、離してぇぇぇ!」
老僧の蘇生呪文によって見事に息を吹き返した魔術師は、生存に必要な最低限の体力だけが
回復している弱り切った身体を動かす前に、何者かに掴み上げられた。
反射的に悲鳴を上げて逃れようとするが、大きな手に胴を掴まれているため、どうにもならない。
まるで人形を扱っているかのような強引さで脚を開かされたと思うと、次の瞬間にはフェアリーの平均的な
男根を超える大きさの指が小さな肛門を弄っていた。
尖った指先がぬるぬるとした液が絡みついた肛門を貫き、掻き混ぜる。
「いぎっ、痛ぃぃぃぃっ、やだぁぁっ、やめぇ、やめてぇぇぇっ!」
肉を裂かれ、内臓を捏ね回される激痛に涙を流して暴れるが、胴を捕まえられているため、
無意味に手足をバタつかせることしかできていない。
散々に内部を蹂躙されてから、ようやく指が抜かれた。
「ふぇっ、はぁっ、ひぃっ……」
口を閉じることができなくなるほどに激しい蹂躙を受けた排泄用の穴には相応の苦痛は残っていたが、
息も絶え絶えとなった魔術師に、最早叫ぶだけの気力は残されていなかった。
涎と涙で汚れた顔で、ぜえぜえとか細い呼吸をするのが精一杯だった。
蘇生直後の衰弱した肉体を更に弱らせてなお、彼女を捕まえる〈西風〉は満足していなかった。
ぽっかりと口を開けた肛門に比率から言えば魔術師の身長の半分はある男根を押し当てたのだ。
「えっ……む、無理っ、そんなの、無理っ、死んじゃう……やめ、て……」
破壊された肛門に別の感触が生じ、その正体を探るべく力なく顔を向けた魔術師は、押し当てられた
ものの正体と〈西風〉の意図を理解し、弱々しい懇願の声を絞り出した。
だが、性欲処理用の道具とみなした相手の懇願に耳を貸すような男がいるはずもない。
せめてもの情けか潤滑油が塗りたくられて濡れ光る男根は、無情にも小さな肛門を貫いた。
「――――――!」
目と口を限界にまで開き、背筋を折れそうなほどに反り返らせ、受け入れた体積の代わりだとでも
言うかのように小便を噴き出し、魔術師は声にならない絶叫を上げた。
血の通った肛門は大きく裂けて鮮血を滴らせ、人間の男根を受け入れるには圧倒的に容積の
不足した腹部は痛々しく膨れ上がり、〈西風〉の腰が律動するたびに掠れた悲鳴が上がる。
既に抵抗する気力どころか体力すら失った魔術師の身体は、屍だった時と同じように翻弄され続けた。

           *           *           *

229 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/05(金) 00:21:24 ID:jrUxF5ar
「僧正殿、しばしお待ちを」
「うむ」
老僧の蘇生呪文が失敗し、灰となって跡形もなく崩れ去ってしまった僧侶の屍を、忍者達が取り囲む。
「始めろ」
〈西風〉の号令と共に〈下忍〉達が一斉に男根を扱き立て始める。
快楽を堪能するのではなく射精が第一の目的であるため、個人差はあるもののだいたいが
一分も経たない内に白濁した液が射出され、床に積もった灰に降り注ぐ。
これは女の肉体に男の要素を加えるための儀式だった。
「では僧正殿。今一度」
「うむ」
頷いた老僧が詠唱したのは還魂だった。呪文は見事に効力を発揮し、眩い光に包まれた灰が、
再び生命体としての形に再構成される。
「ん……なっ、何これぇっ!?」
微かに呻いて身を起こした僧侶は、股間を見下ろして悲鳴を上げた。
そこには女である僧侶には決して有り得ない器官が発生していたのだ。
それは太かった。それは長かった。それは柔らかい皮に包まれていた。
「ひっ、な、何だいっ、あんた達はっ、ちょっ、何すんのさっ、やめてっ、離してっ!」
まじまじと股間から生えた異形の物体を眺めていると、突然手足を捕まえられた。
彼女が慌てて周囲を見れば、そこには男根をいきり立たせた全裸の〈下忍〉達が並んでいた。
〈下忍〉達は暴れる彼女に構わず手足を掴んでその矮躯を抱え上げ、暴れる動きに合わせて扇情的に
揺れる乳房に男根を擦りつけ、大きく開脚させて剥き出しにした秘所を背後から貫いた。
「いっ、なっ、あっ、やめっ、抜けよぉっ、やっ、あっ、抜いてっ、抜いてぇっ!」
肉の詰まった尻を抱えるようにして貫かれている僧侶は、他の者達とは違い、拒絶する中にも
明らかな快楽を覚えていた。証拠となるのは、高々と屹立する皮に包まれた男根である。
涙を流し、口では拒絶の言葉を口にしながらも、胸や顔に白濁した液を浴びせられ、
秘所と肛門とを交互に犯されるたびに切なげに痙攣し、皮の先から先走りを滴らせていた。
「あっ、駄目っ、触っちゃ駄目ぇぇへぇっ!」
横合いから伸びて男根を掴む手に、僧侶は敏感な反応を示して仰け反る。
その甘い拒絶にも感情を動かされた様子を見せず、その手の主は男根の雁首付近を掴み、
一息に手を根元まで滑り下ろした。手の移動に合わせて包皮が引っ張られ、桃色の先端が顔を出す。
「ひっ、む、剥くなぁっ、あぁっ……!」
それと合わせるように深く秘所を抉り込まれ、僧侶は背筋を反らせて痙攣し、初めて外気に触れた
そこから白濁した液体を盛大に振り撒いた。その未だかつて感じたことのない類の快楽に、
僧侶は恥も外聞もなく嬌声を上げ、侵入してくる〈下忍〉達を締め上げ、胎内と体内に精を受け入れた。
「い、嫌っ、ま、まさかっ……そんなっ、やめ、ろ……」
幾度か達したにも関わらず未だに力を失わずに天を目指す僧侶の男根の許へ、
背後から腿に手をかけて抱きかかえる〈下忍〉によって肛門を刺し貫かれている君主が運ばれてきた。
朧な意識の中、〈下忍〉達の意図を読み取った君主が、白濁液で汚し尽くされた身体を捩って逃れようとするが、
そそり立った僧侶の男根と精液と愛液の混合液を垂れ流す君主の秘所との距離は狭まっていき、
やがてゼロとなり、遂にはマイナスとなった。
「んっ、んぁぁっ、何、これぇっ、締め付けてくるぅぅっ!」
中に溜まっていた精液を溢れさせながら男根が侵入していき、既に快楽の虜となっていた
僧侶が嬌声を上げて、勝手に腰を振り始めた。

230 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/05(金) 00:21:55 ID:jrUxF5ar
           *           *           *

「僧正殿、しばしお待ちを」
「うむ」
老僧の蘇生呪文が失敗し、灰となって跡形もなく崩れ去ってしまった盗賊の屍を、忍者達が取り囲む。
「始めろ」
〈西風〉の号令と共に〈下忍〉達が一斉に男根を扱き立て始める。
快楽を堪能するのではなく射精が第一の目的であるため、個人差はあるもののだいたいが
一分も経たない内に白濁した液が射出され、床に積もった灰に降り注ぐ。
これは女の肉体に男の要素を加えるための儀式だった。
「では僧正殿。今一度」
「うむ」
頷いた老僧が詠唱したのは還魂だった。呪文は見事に効力を発揮し、眩い光に包まれた灰が、
再び生命体としての形に再構成される。
「なっ、何なの!?って何でこんなものがっ!?」
跳ね起きた盗賊は違和感を感じてか股間を見下ろし、驚愕に顔を歪めた。
そこには女である盗賊には決して有り得ない器官が発生していたのだ。
それは細かった。それは短かった。それはまるで少年のような趣のあるものだった。
「きゃっ、ちょっ、やめてよっ、触んないで!やっ、ちょっ、やぁぁぁっ!下ろしてっ、下ろしてってば!」
すかさず近寄ってきた全裸の〈下忍〉達によって、子供のような盗賊の身体は軽々と抱え上げられてしまう。
「やっ、ひっ、やめてよっ、お願いっ、それだけはぁっ……」
目に涙を滲ませて拒絶する盗賊の視線の先には、無理矢理に開かされた股間に迫り来る男根があった。
逃れようにも〈下忍〉達の剛力で足首を捕まえられてしまっているため、果たせない。
「やっ、やだっ、やだよっ、嫌ぁぁぁぁ!」
小さな裂け目のような無毛の秘所に巨大な男根が触れ、引き裂くようにして侵入していく。
大きさの合わない異物を押し込まれる痛みに泣き喚くその姿すら快感となるのか、
その〈下忍〉は小さな尻に手を回して撫で回し、嬲るようにゆっくりと奥を目指していった。
「いっ、いぎっ、いだぁぁぁっ、痛ぃぃぃっ、おねがっ、やめっ、それ、やめてぇぇっ……!」
一方、背後で支えていた〈下忍〉も欲情を堪え切れなくなったか、前の〈下忍〉の手を退けさせると、
尻たぶを割り開き、現れ出た小さな肛門に男根を突きつけ、こちらは対照的に一息に根元までを突き立てた。
断末魔のような悲鳴を上げて盗賊が仰け反り、身を捩って逃れようとするのだが、二人の〈下忍〉はそれを許さない。
互いの頑健な肉体で挟み込むようにして盗賊の矮躯を固定し、全く噛み合わない無秩序な動きで
狭い胎内と繊細な体内を凌辱していく。〈下忍〉達の動きは競い合うように激しくなっていき、それに合わせて
盗賊の悲鳴は高くなっていく一方だった。
そんな、彼女にとっての地獄のような時間はしばらく続いたが、示し合わせたかのように〈下忍〉達が同時に
達したことによって終わりを告げた。苦痛と屈辱以外に何も理解できなくなっている盗賊の胎内と体内に、
腰を痙攣させながら突き出す〈下忍〉達の穢れた体液が注ぎ込まれていく。
満足げに吐息を漏らした二人の〈下忍〉が男根を引き抜くと、開き切った前後の穴から汚濁液が床に垂れ落ちた。
別の〈下忍〉達が脱力しきった盗賊の身体を受け取り、やはり同じようにして盗賊の身体を挟み込んだところ、
魔術師の肛門を執拗に犯していた〈西風〉がやってきて、秘所を犯す〈下忍〉を押し退けた。
ほとんどわけがわからなくなっている盗賊の股間に目を遣り、その小さな男根が肛門を犯される刺激に
反応して屹立していることを確認すると、肛門を貫いたままの魔術師の小さな秘所をそこへと宛がい、強引に押し込んだ。
既に肛門の激痛によって息絶え絶えとなっている魔術師は微かな呻きを漏らしただけだった。
「ひっ、くっ、あぁぁっ、し、締まるっ、あぁっ、何っ、何ぃぃっ……やっ、怖いよぉっ、いたっ、痛いぃっ!」
一方、一度も女の胎内を味わったことのない男根に強烈な締め付けを受けた盗賊は、未知の快楽に慄いていた。
そうして、慄きながらも雄か雌かの本能に従い、腰を上下左右に振りたくり、肛門を強く締め付けた。

231 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/05(金) 00:22:27 ID:jrUxF5ar
           *           *           *

「あっ、ひっ、くぅっ……!」
「嫌ぁっ、はぁっ、あっ、ひぃっ!」
「すごっ、もっと、もっとぉっ!」
「いひぁぁぁっ!」
「――――――!」
何時間が経過しただろうか。〈頭領〉が二人の〈夏〉を従えて、捕らえた冒険者達の様子を
見に来た頃には、既に冒険者達は忠実な性奴隷と化しており、自ら腰を振って男を求め、
美味そうに男根を頬張るまでになっていた。
「愉しみの時間は終わりだ」
〈頭領〉がそう呟いた瞬間、淫欲の宴が終わり、代わって地獄の宴が始まった。
「いっ、いぃっ、ぎゃっ、ぐぇぇっ……!」
僧侶の男根と〈下忍〉の男根によって前後の穴を貫かれて嬌声を上げていた君主は、
肛門を貫く〈下忍〉によって恐るべき力で首を絞められ、くぐもった断末魔の叫びを上げて息絶えた。
その断末魔の締め付けによって射精へと導かれながら、〈下忍〉は凄まじい力で首を握り締め、
遂には握力だけでその細い首を握り潰して落としてしまった。
君主だけではない。
僧侶もまた、君主の中に射精し、〈下忍〉によって肛門を汚されながら首を握り潰されて息絶えた。
魔術師は〈西風〉と盗賊によって前後の穴を蹂躙されつつ首を毟り取られ、盗賊は魔術師の
胎内を汚しながら自らも汚され、首を引き千切られて息絶えた。
侍は更に悲惨なことに、前後の穴を汚す二人の〈下忍〉によって首を捻じられ、握り潰された挙句に、
口を犯していた〈竜〉によって喉の断面から突き入れられ、再び屍への凌辱を受けることとなった。
「届けよ」
その地獄の顕現を眉一つ動かさずに傍観していた〈頭領〉が短く呟くと、忍者達は一斉に服を身につけ始め、
身支度を整えた者から順に冒険者達の屍を担ぎ上げ、一人、また一人といずこかへと去っていった。

           *           *           *

翌日の朝、カント寺院の前に五つの惨殺死体が転がされていた。
その痛ましい亡骸の横の壁には小さな紙片が釘で打ちつけてあり、そこにはこう書いてあった。

『常の如く性奴隷を送る。長老殿には代価のほどを可及的速やかに納付されたし』

232 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/05(金) 00:25:32 ID:jrUxF5ar
>>143
これで勘弁してくれると物凄く嬉しい。
正直すまんかった。

>>224
IDがSEX。

>保管庫氏
>>215-216を冒頭編
>>217-220を屍姦編
>>226-231を凌辱編+エピローグ
ということでリンクを分けてください。
タイトルは
「死と凌辱の忍者屋敷」とでも。

ノシ

233 :名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 04:27:59 ID:pkINsuPr
少佐殿、乙であります
個人的にはふたなり萌えであります

234 :名無しさん@ピンキー:2006/05/05(金) 08:34:39 ID:rzCoymIt
俺も灰にぶっかけてやりたい…。

235 :224:2006/05/05(金) 21:25:19 ID:w2hKV6kt
マジだ・・・。

236 :名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 00:29:43 ID:305LDxME
うわあすごい。
GJ!

237 :名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 01:35:00 ID:zazira0h
あれだ


忍者溜め込みすぎwwwwwwwwww

238 :名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 03:42:02 ID:cGiIrMpD
忍者には溜め込みノルマがあるんだよ
普段オナニーしてるの見つかったら、恐ろしい罰が・・・

239 :名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 21:20:21 ID:7T/9dzF1
恐ろしいお仕置き……首ちょんぱならぬマラちょんぱとか?

240 :名無しさん@ピンキー:2006/05/06(土) 21:40:52 ID:/HRWjSpo
143です
>これで勘弁してくれると物凄く嬉しい。
感無量です、嬉しいのはこっちです。
まさかこんな依頼を受けていただけるとは、忍者カッコいいし。

少佐に敬礼!!!!!!

241 :名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 01:41:17 ID:RpQhKsKo
XTH1やっててちょっとWiki見たら、
XTH2が普通にエロい件について。いまさらなんだろうけど。
ex. ttp://suimasen.sakura.ne.jp/xth/index.php?%CC%B5%B8%C2%2F%BE%AE%A5%CD%A5%BF#content_1_17

242 :名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 06:15:16 ID:+OjUqZA+
>>241
うむ。そのパンドゥーラという姉ちゃん(もしかしたらふたなりかもしれない)は
普段の台詞回しも攻撃テキストもアブナイのが売りだw
「ワタシの言う事ならどんな恥ずかしい事もする」だの
「ワタシでなければ満足できない身体になった」だの…

243 :名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 13:35:18 ID:W52rO4XT
Heeeey!!
マジかYO、ジョニー!!
それ、ネタじゃないのかYO!!

244 :名無しさん@ピンキー:2006/05/07(日) 21:54:31 ID:yDT8zpYN
>>242
大事なところがしっとりとしてきちゃった ってのもあったなw

245 :名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 01:35:23 ID:NKiPLhWO
>>242
最近パンドゥーラが、
「死者を呪縛して奴隷として使役する」てのを知って
そのセリフに何一つウソが無いのに驚いた・・・

それにしてもエロすぎだw

246 :名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 02:46:56 ID:o01dz5Bz
前作でもそうだったが。
全員女のパーティーに、平然とニセ恋人の依頼をしてくる
マーフィー王女萌え。

247 :名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 04:01:10 ID:6LNGIl4x
えー、ずいぶん前になりますが「ルイ姉さん」の作者です。
2回分投下しておりますがまだ未完です。
というより、さあ!いまからまさに本番!!

というところで肺炎とその他合併症とやらで倒れて入院してます。激しく放置プレイに
なってしまい申し訳ありません。

完治次第書くつもりですので…

248 :名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 05:15:32 ID:sUcguYEq
>>246
いいかそこはマーフィーが変わっていると思うんじゃない。
むしろ逆に考えるんだ。
「オリンピア(XTHの世界)では百合は普通」と考えるんだ。
つまり、女だけのパーティーで
アーサーに疑われなかったのはそういうことだったんだよ!
>>247
ゆっくりとお休み下さい。病気をさらにこじらせると大変です。
治療後の投下を期待しています。

249 :名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 11:11:30 ID:UKkGDXh8
柴さんも、女パーティに
女子更衣室の覗き穴教えるしなあw 

250 :名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 22:10:17 ID:EqL/Gy9+
女ばかりのパーティーに恋文を送ってくる女性陣とかもなw

251 :名無しさん@ピンキー:2006/05/08(月) 22:21:50 ID:ED+jCbLV
プルト達からスリをするときは、痴漢行為をして気をそらして
その隙に掏り取ってるんだろうか。くすぐったいとか変なところを触らないでとか言う娘や
明確に猥褻行為と認識してる娘もいるから…ハァハァ

252 :名無しさん@ピンキー:2006/05/10(水) 17:33:19 ID:AH+ODRXI
保守

253 :名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 18:44:39 ID:U2eaxEr7
夏コミでエクス本出ないかなぁ

254 :名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 20:00:59 ID:HPJYBZFm
死ぬまで嬲られて、死んだら蘇生。
状態異常:恐怖の回復魔法で狂うこともできない。

エクスの拷問はホント地獄だぜ?

255 :名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 21:40:56 ID:CI0j2pPb
>>254
そのうち年齢高くなってロストしそうな気がするんだが。
# まだ「年齢60歳〜」な称号もとってないのであくまで想像だけど。

256 :名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 21:56:24 ID:nyGAwAZL
>255
死亡→蘇生では老化しなかったはず。
日単位で経過してて気付かないだけかも知れんけど。

それでも体力は低下するからロストの危険性はあがるな。

257 :名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:36:47 ID:UWgWSi88
1は老化したけど2は生命力下がるだけになった

258 :名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 22:41:01 ID:gGOrjG5q
雑談ばかりじゃなくて
SSや小ネタも投下しようよ

259 :名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 23:33:31 ID:ZpigSZBw
大丈夫。
住人が雑談にかまけてもクレクレばかりでも、
ウィズ好きな職人が次々に現れては
ウィズに対して情熱あるうちは勝手に投下して、そして消えていく。
不思議と職人は途切れない。たまに昔の職人も思い出したように帰ってくるし。
ここはそういうウィズらしいドライな消費文化がまかりとおってきたスレ。

というか、>>258が書いたらいいんじゃない?


260 :名無しさん@ピンキー:2006/05/11(木) 23:44:53 ID:gGOrjG5q
>>259
すまん。今休憩中なんだ。

261 :名無しさん@ピンキー:2006/05/12(金) 09:46:58 ID:S4ivdX+1
じゃあ俺も休憩中

262 :名無しさん@ピンキー:2006/05/15(月) 00:03:25 ID:AlAIcrYL
>>247
完治の日を全裸で正座しながら待ってます。

263 :名無しさん@ピンキー:2006/05/17(水) 16:07:31 ID:4VlkMNtC
hosyu

264 :名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 16:01:33 ID:FCD7NjvL
まだおちないでください

265 :名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 20:38:08 ID:Emfkt5ZS
* ささやき *

266 :名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 21:03:29 ID:jk3Xt4ri
 * えいしょう *

267 :名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 22:38:02 ID:h7J03h7c
* いのり *

268 :名無しさん@ピンキー:2006/05/20(土) 23:57:15 ID:XirwemR0
* とんじる! *

269 :名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 00:00:20 ID:L1+Tza1/
* おいしくいただきました *

270 :名無しさん@ピンキー:2006/05/21(日) 00:38:52 ID:1wyep8Pp
ワロタ

271 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 02:34:11 ID:4Pk+VUos
クソワロタ

272 :名無しさん@ピンキー:2006/05/22(月) 02:46:06 ID:Bb1PQGjK
>>268
ウォリャピクピクパー

273 :名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 14:30:05 ID:AVfi2+yl
キバヤシ:どうやら俺達は大変な思い違いをしていたようだ…

ただ単に「ねんじろ」と「とんじる」が似た響きなんだと考えていたが、
英語モードだと「ねんじろ」は「invoke」(インボーク)という表記になる。
これに引っ掛けて「in pork」(インポーク)だから「とんじる」なんだよ!

274 :名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 17:08:08 ID:HMCH0+DP
Ω<な、なんだってー!

275 :名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 19:38:07 ID:NJPFTf/a
>>273
まて、「in pork」じゃ「豚肉 の 中に」だ
「豚肉 が 中に」じゃない

276 :名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 20:06:51 ID:3iPmON6C
* ぶたのなかにいる! *

277 :名無しさん@ピンキー:2006/05/23(火) 21:11:36 ID:9ZjCi7+T
>>276
オークに喰われたのか・・・

流れは笑いか?
オークの大奥

278 :名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 01:28:04 ID:bGy0gT75
>>277
マダルト級だな

『まらさおの鎧』

279 :名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 01:52:43 ID:lao9yScv
>>278
Zのモビルスーツだっけ?

280 :名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 15:37:21 ID:VXMSYdtJ
それはマラサイだ

281 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/05/24(水) 22:43:31 ID:cXjblSoV
手慰みに書いてみたので投下してみんとす。

次レスから開始。

282 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/05/24(水) 22:45:02 ID:cXjblSoV
この冷たい石畳の床は、今までに一体、いくつの骸をその胸に抱いたのだろう?
素足で踏みしめる薄汚れた石畳から伝わってくる冷たさが、私にそんな思いを抱かせた。
“狂王の試練場”と呼ばれるこの迷宮の床は、数多の死を受け止め、今日も静かに佇む。

夥しい数の冒険者が迷宮の闇に挑み、墓標すらも残せず、魔物の餌食となり、消えていった。
それ以上の数の魔物が、冒険者たちに屠られ、生まれ出でた迷宮の闇へと葬られていった。

迷宮はなぜか、母親の胎内を思い出させる。
恐れるべき暗闇は、時に奇妙な安らぎを与えてくれる。
平穏に暮らす人々が一生をかけても得られぬほどの、富と栄光。
しかし、それを手にすることが出来るのは、ほんの一握りにすぎない。
皆、それを知りながら、うたかたの夢を見て、迷宮に挑む。
そして迷宮という名の揺りかごに抱かれ、眠りにつく。
覚めることのない、永い、永い眠りに。

283 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/05/24(水) 22:46:33 ID:cXjblSoV
目の前にはオークが二体。瞳を欲望にぎらつかせて、立っていた。
粗末な毛皮を纏っただけの豚面の魔物は、迷宮でも最下級の部類に入る。
全ての装備も衣服を脱ぎ捨て、身一つになった私であっても、素手で倒せるだろう。
クラスはニンジャではなくロードだが、オーク如きならば数十は物の数ではない。
私の背後で床に転がる君主の聖衣やカシナートの剣を身に着け、フル装備となれば
地下10階を一人で歩き、グレーターデーモンに囲まれても涼しい顔で切り抜ける自信がある。

毛皮の上からでもはっきりと分かるほど、股間を膨らませたオーク。
その視線の注がれる自らの裸身に、そっと視線を下ろし、眺める。
豊かに張り出した胸、くびれた腰。引き締まりながらも脂の乗った臀部。
少し自慢の、すらりと長い足。顔も、そう見目は悪くないだろう。
襟足で切り揃えた黒髪のせいか、やや中性的な雰囲気をしてはいる。
けれど、こうして何もかもを脱ぎ去ってしまえば、自身の性を実感できた。
雄を誘い狂わせ、その様に静かに高ぶってゆく、浅ましい、淫らな女の性を。


ギルガメシュの酒場で羨望の眼差しを浴びる、高レベルの冒険者。
富と栄光を欲しいままに出来る実力を秘めた私は、他の冒険者から見れば
望むものすべてを手に入れることの出来る人間に見えるだろう。

284 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/05/24(水) 22:47:45 ID:cXjblSoV
私はオークの前に跪き、異臭のする毛皮の上からそっと、その強張りを撫でる。
たちまち快楽の呻きを上げるオークに愛しさを覚え、女陰に蜜が溢れた。
毛皮の中に手を差し入れ、指先に触れる肉茎を外に出す。それは太く醜かった。
人間の性器をグロテスクにデフォルメしたかのような肉茎は、すでに先走りの液を滴らせている。
ためらいなく、口に含んだ。鼻腔をさす刺激臭。吐き気すら催す獣臭が肺を満たす。
私は首を振り、舌を絡め、オークの肉茎に欲情し、愛液で床を濡らしながら、奉仕を開始した。
もう一匹のオークが待ちきれずに突き出してくる肉茎を掴み、扱き、同じように奉仕をした。


なんと皮肉なことだろう。一匹の牝と化し、オークの性奴隷を自らを貶めながら思う。
私以外の誰もが望んだ富と栄光。それを手に入れるたび、私の心には虚ろが広がっていった。
幾人もの冒険者がそれを望み、掴もうとして掴めず、半ばで迷宮の床に倒れていった。
その掴もうとしたものを手にすることのできる私は、迷宮の床を欲望の雫で穢していく。
口にすることも憚られるような、おぞましい行為の末に流れる欲望の雫が、眠る者たちの上に降り積もる。


オークたちが腰を震わせ、粘ついた黄色い精液を射精する。私は恍惚とした表情で、その射精を受け止めた。
びちゃびちゃと顔に、先端を尖らせた裸の胸に、濡れた女陰に精液が飛び散り、汚してゆく。
すえた臭いの精液を浴びた瞬間、私もまた絶頂に達し、愛液を大量にしぶかせていた。
牡と牝の臭いが、狭い空間を満たした。オークたちの鼻が性臭に反応して蠢き、萎えかけた肉茎が勃つ。
一匹のオークが私を床に押し倒し、醜く愛しい肉茎を女陰へと挿入し、腰を振り始める。
残された一体は私の口へ肉茎を押しつけ、低く唸る。しゃぶれ、というのだろう。
貫かれ、嬌声を漏らしながら、私はオークの指示に従い、その肉茎を口に含み、しゃぶっていく。

285 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/05/24(水) 22:48:24 ID:cXjblSoV
私は富や栄光を求めてなどいなかった。それらは私の心を満たしてなどくれなかった。
それらを手にするたび、誰もが私の傍から離れていった。誰もが私を英雄視した。
違うのだ。私はそんなものを求めてなどいなかった。その先を求めていた。
富と栄光を手に入れ、失うことを望んでいたのだ。決定的な破滅と、徹底的な蹂躙。
尊厳のない陵辱と、その果てにある目を覆わんばかりの背徳と快楽を求めていたのだ。


オークが両足の間で快楽に啼いている。私の女陰はオークの太く醜い肉茎を締めつけ、咥え込んでいく。
唇の中にねじ込まれた精臭のする肉茎の幹を唇で扱き、舌で鈴口を抉り、カリをなぞっていく。
貪欲なオークの性欲を満たしながら、私はそれ以上に貪欲に彼らを求め、貪り、自身を満たしていった。
彼らは何度も私に放ち、私の顔も、女陰も彼らの精液で汚されていった。精液が迸るごとに、私は達した。
豊かな胸で肉茎を扱かされ、脇も、菊座も、何もかもが辱められ、欲望のはけ口にされていった。


誰もこんなことを、私にしてはくれない。誰もが私を恐れ、羨むから。
私を純粋に一匹の牝として扱い、ただ欲望を満たす穴として犯してなどくれない。
虚ろが満たされていく。幾度となく意識を白く霞ませながら、強く感じた。
虚ろが満たされていく。望むものを手に入れた私の心は、とても、とても軽やかだった。

迷宮はなぜか、母親の胎内を思い出させる。
恐れるべき暗闇は、時に奇妙な安らぎを与えてくれる。
素肌に触れる冷たい石畳の床に、私は確かな安らぎを覚えた。
オークに抱かれながら、私はこの迷宮に抱かれているのだ。
絶え間ない快楽に晒され、その肢体を白く精液の色で染め上げながら
私もまた、この床に抱かれた者たちと同じように眠りにつく。
終わることのない、永い、永い眠りに。
覚めることのない、永い、永い眠りに。

286 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/05/24(水) 22:52:51 ID:cXjblSoV
ここまで。
迷宮にエロティシズムを感じずにはいられない
愛すべき倒錯者である諸兄の一夜の共になれば幸いだ。

最後に、保管庫の方に少しお願いが。
保管する場合、レスとレスの間にも改行を2行ほどお願いしたい。

敬愛すべき少佐殿に比ぶるまでもないが
力の及ぶ限りに綴ってみた次第である。

287 :名無しさん@ピンキー:2006/05/24(水) 23:05:41 ID:fKxYQPiV
迷宮の闇の中で高貴なロードがオークに汚される。
エロ小説と言うより詩に近いな。
感慨深いです。
不確定名さんGJです!


288 :名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 01:33:21 ID:wFn+2++6
女君主萌え
乙です

自分も何か書こうかなあ・・・

289 :名無しさん@ピンキー:2006/05/25(木) 20:46:31 ID:XJSuKMVs

つわものが、被虐願望に駆られてダンジョンの中を無防備な姿でうろつく。
こういうネタは自分も大好き。エローい

290 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/05/25(木) 23:37:51 ID:uQ/+vKtU
>>保管庫の方へ
 いつもおつかれさまです。
 拙作の保管を確認いたしました。感謝いたします。

>>287-289
 感想ありがとうございます。
 迷宮にはこういった光景が似合うと信じてやみません。

291 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/25(木) 23:58:21 ID:Rw4hoDUX
そろそろ休憩をやめて第三部に取り掛かる時期が来たようだ。
良作に創作意欲が刺激された。

>>286
まず最初に何の考えもなしに「GJ!!」と言いたくなります。

一人称の特色とも言えるのが濃密な心理描写ですが、
それを優先しすぎると精神世界の展開に終始するそのあまり、
往々にして視覚的なエロ描写がおろそかになってしまうものです。
それなのにこの作品はそういったことがなく、心理描写の間に
絶妙な構成で織り込まれているおかげで、
むしろ単品の視覚的エロ描写よりもそのエロさを増しています。
肉と心が調和し、強調し合った秀逸な作品です。

「比ぶるまでもない」などとはとんでもないことです。

292 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/05/26(金) 01:16:16 ID:U8yf36X7
>>291
お褒めに預かり感謝の極み(ズパッ)

少佐殿からお言葉をいただけるとは何たる光栄。
のみならず創作意欲を刺激できたとは何たる僥倖。
身の震える思いであります。

293 :名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 19:08:41 ID:n738C6kr
破滅願望ってWizプレイヤーなら誰しも多かれ少なかれ持っていそうだな。
キャラが高レベルになってくると忍者の大軍相手に打撃だけで戦ったり、
どう考えても有り得ない一人旅(盗賊とか魔術師とか)してみたり、
地獄のような縛りプレイ(忍者じゃないのに全員裸とか)してみたり、
更には高レベルパーティを瀕死にしてワードナに特攻して全滅させた後で、
救助隊を育ててどれだけのキャラをロスト前に救助し、どれだけのアイテムを
回収できるかどうかを試してみたりとかするようになるからな。

294 :名無しさん@ピンキー:2006/05/26(金) 19:16:45 ID:rl+f6xsk
基本的にwizプレーヤーは皆マゾだしな

295 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 21:51:12 ID:kusqQywo
XTHで純愛っぽいの書いたみたのでとりあえず次レスから投下。

296 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 21:54:38 ID:kusqQywo
夜。

聖戦学府も寝静まり、静寂が世界を支配する刻。
そんな戦いのための学府の寄宿舎で、互いに生肌を晒して絡み合うふたつの影がある。
片方は銀色の髪を持った、人族の青年。
そしてもう片方もまた、銀の髪を持つ少女で、羽のような耳を持つことから、種族はセレスティアとわかる。
そしてふたつの影は互いを求め、口付けを交わす。
だがそれは年相応の恋人たちが行う“口づけ”ではなかった。
時には片方の舌がもう片方の口に侵入し、侵略し、またある時は互いの舌を交わらせ、愛しあう。そして互いの睡液とめどなく溢れる。
その様子はあまりに彼らには不釣り合いな程、情熱的で、そして淫らであった。
「んっ…ふ……くぅ…はぁ…はぁ」
長い口付けが終わり、天族の血を引く少女が喘ぐ。
人族の少年は暫しそれを眺めた後、唇以外の場所の愛撫に取りかかる。
少年がまずその侵略の対象としたのは、雪のように白い肌に小振りだが、しっかりとその存在を主張している乳房であった。
「ふぁっ……あぁ…」
少年の愛撫に少女はビクリと体を震わせ、快楽を享受する。
少年は少女の反応を楽しむかのように愛撫を続ける。

297 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 21:55:52 ID:kusqQywo
そしてもっとその痴態を見たいと言わんばかりに、少年の愛撫は乳房と同時に首筋や耳を攻めるものへとエスカレートしていく。
迫り来る快楽を少女は顔を真っ赤にしながら小刻みに躯を震わせ、か細い嬌声をあげることで答える。
だが少女が喘いでいる間にもさらに少年の愛撫は激しさを増し、口を使って乳首を激しく攻め立てる。
少年が乳首を一噛み、或いは一度吸い付く毎に、少女は高い喘ぎ声を発する。
「くぅっ、は…ひゃぁっっ!! そ、そこ…ばっかりっ…攻めないでぇ…」
「却下。 やらないと後で痛いだけだし」
少女の願いを即答で取り下げ、少年は胸への愛撫を止めずに、少女特有のみずみずしく艶やかな躯を攻めあげる。
「ふ、あ、ぁぁっっ!! そ、そん…な」
「どうして欲しいのか、口で言えばしてやってもいいよ」
願いを打ち砕かれ、絶望する少女に、さらなる悦楽へ導く魔性の言葉を、満面の微笑で、一旦愛撫を止めて唱える。
「そ、そんなこと…言える…訳…」
「ふ〜ん。 別にそれでも良いけど…本当はしてもらいたいんじゃないの?」
戸惑う少女に追い詰めるかのように話す少年に、

298 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 21:56:56 ID:kusqQywo
「ふぇ……うっ…ひぐっ…」
と、少女はついには泣き始めててしまった。
しまった。と少年は思ったが、時既に遅し。
いよいよ少女は本格的に嗚咽を漏らし始める。
「わ、わかったよ。 やってやるから、泣くなって…」
「ぐすっ……いじわる…しないで」
「はいはい、いじわるもしませんって」
やれやれといった感じで少年は少女を宥める。
そして少女が落ち着くのを確認した後、そのうっすらと恥毛の生えた秘部に手を伸ばした。
「あっ…あぁ、ん…ふぁっ」
少年はまず陰唇の周りを撫で回す。
だが陰唇への愛撫だけで少年が、もちろん少女も、満足する筈もなく、やがて中指をゆっくりと膣内へと挿入し始める。
「ひうぅっ!! く、あ、あぁぁん!!」
敏感な部分を攻められ、少女は惜しげもなく嬌声をあげる。
だが少年の攻めが弛むことはなく、突き入れる指の数は三本に増え、そのひとつひとつが独立して蠢く。
そして少女の秘部からはとめどなく愛液が溢れ、淫らな水音が響きわたる。
「ほら、指が三つも入ったよ」
「す、すごいよぉぉ。 あたしの膣内で…ぐるぐる、ふぅぁんっ…動いてるぅぅ」

299 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 21:57:56 ID:kusqQywo
少年の言葉に恍惚の表情を浮かべ、歓喜の熱を帯びた声で少女は言葉を返す。
その淫らな様子に満足した少年は空いている手で陰核を弄び始めた。
「うあぁ、ああぁぁぁっっ! ら、らめぇぇぇっっ! イッちゃうぅぅぅ!!」
乳房への愛撫だけでも敏感に感じる少女である。
膣と陰核を同時に攻められればあっという間に陥落してしまうのは当然であった。
「無理しないで。 イッてもいいよ」
少年はそう言うと最後のトドメにと少女の陰核を摘み上げた。
少年の最後のトドメが快楽神経を通して脳に電流を流し、少女に絶頂を迎えさせた。
絶頂を迎えている間、少女は目を瞑って少年にしがみつき、その躯を震わせながら陰部から大量の愛液を吹き出した。
少女が絶頂の快楽に耐える様子は、とても淫靡なものであった。
絶頂による負担でしばらくは少年にしがみついていた少女だったが、やがて回復し、その目線はそそり立つ少年の肉棒へと注がれていた。
ゆっくりと少女は肉棒へ手を伸ばし、その陰茎を掴んだ。
「お、おい…何やって…」
「今度は私がするから、座ってて」
少年は少女の行動に驚き、止めようとしたが少女は聞く耳を持たず、肉棒の先端へ顔を近づけ、その亀頭を頬ばり始めた。

300 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 21:59:54 ID:kusqQywo
「う、うあっ、ぐっ…」
少女の口肉が全方位から少年の肉棒を刺激し、快感を与える。
その甘美な刺激に、少年は小さな呻き声をあげて酔いしれる。
(気持ち良いんだね…もっとしてあげる)
少女は四つん這いに体制を変え、首の前後運動を付加し、さらに口内では、舌で亀頭への奉仕を行う。
「ぐあぁぁっ! ヤ、ヤバい…そろそろ…」
少女の激しい奉仕に少年は悶え、射精感がこみ上げて来るのを感じた。
そのタイミングを知ってか知らずか、少年が絶頂を迎える直前に、少女は尿道を吸い上げた。
「う、がぁぁぁっ…」
放出寸前の状態でさらに快楽を与えられたため、少年の肉棒から大量の白濁の粘液が精嚢を通じて放出され、少女の口内を汚した。
「ご、ごめん…口の中で出して…ほら、これで口の中のもの出して」
「ありがとう。 ちょっとびっくりしたけど大丈夫」
「そう、なら良かった」
口内で射精したことを少年は謝罪し、少女に布を差し出す。
少女はそれを受け取り、口内の白濁を吐き出した。
「ねぇ…今日はまだできる? できるなら…その…」
「わかってる。 して欲しいんでしょ」
少女は恥ずかしそうに首を縦に振る。

301 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 22:02:57 ID:kusqQywo
「じゃあ横になって足広げて」
「うん…」
少女は短く返事をし、仰向けに横たわった。
だがやはりまだ羞恥心があるのか、なかなか足を開こうとはしなかった。
「やっぱりまだ恥ずかしいの?」
少女の問いかけに黙って少女は頷く。
「じゃあ俺がするから。 じっとしてて」
そう言って少年は少女の太股を掴み、ゆっくりとその足を広げた後、肉棒の先端部を少女の秘唇にあてがった。
「いくよっ…」
少年はあてがった肉棒を慎重に少女の秘唇へうずめていった。
「は、ああぁぁ…」
少年の挿入を難なく受け入れ、少女は大きく喘ぐ。
やがて少年はさらなる快楽を与え、そして得るために腰を前後に降り始めた。
「あ、は、ふあぁぁっ!! い、いいよぉ!! もっとしてぇ!!」
「もち、ろんっ!」
「う゛あ゛ぁぁあっっ!!」
少女の懇願を躊躇なく受け入れ、少年はさらに腰を振る速度を上げた。
それによって結合部からは絶え間なく肉のぶつかり合う音と、粘液が擦れる音が溢れた。
その快楽に、少女は半ば狂乱しているような嬌声をあげる。
だがまだ回数をこなしていない彼らが長くもつ筈はなかった。
「ぐっ、うぅ…ごめん…もう、限界…」
「あ、私もぉ、お願い…一緒にぃ」

302 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 22:03:52 ID:kusqQywo
少女の願いを叶えるために、少年は襲い来る快楽に堪えながら、最後の力で腰を振る。
また少女も、自ら腰を振り、共に快楽を生み出す。
「う、ぐあああぁぁぁっっ!!」
「あ、ふあ、ああぁぁぁぁっっ!! あ、熱い、熱いぃぃ!!」
そして数秒の後、二人は絶頂を迎え、少年は少女の膣内に、灼熱の白濁液を解き放った。
少年の肉棒が脈打つ度に、多量の粘液が少女の膣内を満たしていった。
その後、行為の疲労からか、彼らは繋がったままの状態で、意識を手放した。

303 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 22:05:27 ID:kusqQywo



(ここは…いったいどこだ…?)
少年は暗闇に立っていた。自分の目には自分自身と無限に広がる闇のみである。
やがて少年はその闇から抜け出すために、歩きだした。
しかし、その歩みはすぐに止まった。何かが自分の目の前にある。それが何であるかを知った時、少年は絶句した。
(な、何で…みんなが…)
それは骸であった。少年の仲間である五つの骸が存在していた。
その中には、少年が恋い慕う天族の少女の骸もあった。
『同じだ』
頭の中で声が響く。
『あの者を殺した時と同じように、お前がそいつらを殺した』
(嘘だ! そんなことがあるわけ…)
謎の声に少年は反論するが、声は意を介さず、
『ならば貴様の手にある物は何だ?』
声に導かれるまま、自分の手を見た時、少年は戦慄した。
あろうことか少年の手には、血塗られた二本の刀が握られていた。
『同じだ』『同じだ!』『同じだ!』『同じだ!!』
複数の声が頭の中で何度も響く。
(嘘だ…嘘だぁぁぁぁ!!)

304 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 22:06:20 ID:kusqQywo



「うあぁっ!! はあ…はあ…」
悪夢から少年は目覚め、自分の周りを確認する。
すると少年のすぐ横には、見慣れた天族の少女が、静かな寝息を立てて眠っていた。
その姿に、少年は安堵し、少女の髪を掬う。
「う…ん、ぁ…おはよう」
そのことが気付けとなったのか、少女もまた目覚めた。
「また…あの夢を見たの?」
少年の様子を見て、少女は悲しそうに聞いたが、少年は黙ったままであった。
「私たちは…死なないから…」
「え?」
少女の言ったことがわからず、少年は声をあげた。
そんな少年の手を優しく握り、少女は話す。
「私たち、仲間でしょ。 だからあなたがそんなことしないって、みんな信じてるから。 ね?」
「…そうだね。 俺にはお前が…みんながいるんだ」
少女の暖かい言葉に、少年は強い安堵感を抱くと共に、改めて少女を、仲間と恋人を守るという気持ちを強めた。
そして夜明けの朝日が、愛し合う二人を眩しく照らしていた。

305 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 22:09:36 ID:kusqQywo
以上。投下終わり。
いろいろ変なところやXTHやってないとわからないところがありますが、そこは見逃してやって下さい。
後下手な文章でスマソ

306 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/27(土) 22:13:11 ID:kusqQywo
言い忘れました。
>>保管庫氏
タイトルは
人間(♂)×セレスティア(♀)
でお願いします。

307 :名無しさん@ピンキー:2006/05/27(土) 23:51:13 ID:iI7wVR6a
GJ!!
エクスのSS読むとやっぱりエクスは買うべきなのかな、と
エクスを買うまいと決めた心が揺らぐよ。

308 :名無しさん@ピンキー:2006/05/28(日) 03:41:36 ID:qHFKjgz+
GJといいたかったが書き込みの仕様変更に巻き込まれてましたよ _no
ところでまだXTH1のシナリオコンプリートしてないんでわからないんですが、
SS中のエピソードはXTH2の物ですか?
>>307
XTH1なら廉価版も出てるから試してみるが吉。

309 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:36:20 ID:DeVo4zxN
投下開始

310 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:36:55 ID:DeVo4zxN
四つん這いにさせたくノ一と侍の頭を股間に引き寄せ、陰茎に奉仕させながら残りの屍を見る。
残っているのはエルフ司教とノーム君主だ。
司教の方はゆったりとした法衣が身体の線を隠しているが、例外なく全ての男女が
美しいエルフである以上、その下には細身ながらもしっかりと女の曲線を持つ肉体が隠れているはずだ。
君主の方は侍が身に着けていたそれと同じの安物の鎧で身体の線が隠れているが、
その下には成人を同じ比率のまま縮めたようなノームの女の肉体が隠されているはずだ。
どちらも甲乙つけがたい身体の持ち主だ。だがどちらかに決めねばならない。
先端から幹にかけての部分に唾液を滴らせた小さな舌を這わせるくノ一と、根元から陰嚢にかけてに
肉厚の唇と舌を押し当てて転がし、蕩かすような刺激を与えてくる侍との奉仕を受けつつ、逡巡していた。
「お前達は……どう思うか?」
甲乙つけがたい肉体を前に選択を悩み、決めかね、遂に私は奴隷達に意見を求めることにした。
私の股間で顔を蠢かせる二人に視線を向ける。
くノ一は唾液に塗れた陰茎に顔を擦り付けるようにして舌を這わせ、顔を上下させている。
侍は幹を通じて滴るくノ一の唾液を啜っているかのように陰嚢に唇を緩く挟み、舌先で転がしている。
時たま両者の顔が触れ合い、また舌先が絡み合い、互いが互いを汚していくことすらも気にかけず、
まるで犬が餌を貪るかのような調子で奉仕を続けるその光景は、それ自体が快楽を与える愛撫のようなものだった。
そのような、奴隷達の心底からの隷属の証である愛撫がもたらす快楽には名残惜しいものがあったが、
一度質問を口にした以上は何がしか答えさせねばならない。
私は二人の髪を掴んで引っ張って顔を上げさせ、再度問いかけた。
「次はどちらにするべきだと思うか?」
「むぷぁっ……」
「んふぁ……」
口元から顎にかけてをどちらのものとも知れぬ唾液で濡らした二人は、物足りなさそうな眼差しを
私の陰茎に注いでいる。いや、それだけに留まらず、小さな手と大きな手を伸ばし、極めて脆い古代の宝物を
扱うような繊細な手つきで陰茎と陰嚢とを撫で回している。愛撫というにはやや物足りない微弱な快感が生じている。
私が注いでいる視線に気づいても二人は手を止めず、奉仕の再開の許しをねだるような視線を向けてくる。
「司教と君主のどちらを蘇らせるべきだと思うか?」
焦らすような愛撫にむず痒さのようなものを覚えながらもその不快な快感にも耐え、三度問いかける。
二人は手の動きはそのままに顔を見合わせて考え込む素振りを見せていたが、やがて頷き合うと、促されてくノ一が答えた。
「司教さんがいいと思います」
「そうか。わかった。奉仕に戻れ」
これで行動の指針が定まった。これでもうこの奴隷達と言葉を交わす必要もなくなった。
二人の髪を掴む手をそのままにして、その頭を股間に押し付け、陰茎を直接顔面に擦りつけてやる。
奴隷達は小さな悦びの声を上げ、まるで餓えた犬のようにむしゃぶりついてくる。相互に連携し合って行われる、
これまで以上に激しい愛撫がもたらす快感は、我知らずの内に全身が震えてしまうほどのものだった。
大小二対の手が陰茎の根元と陰嚢を撫で回し、大小二つの舌先と唇が幹から先端を這い回る感触に
身震いしつつ、下腹部から溶岩のように灼熱したものが沸き立つような感覚が込み上げてくる。
私が達しつつあることを悟った二人は、荒い吐息と共に淫らな音を立てながら、奉仕を責め立てるようなそれへと変じてきた。
「むっ……う……!」
既に臨界点に達しかけていた陰茎がその熱烈な奉仕に抗し得るはずもなく、腰の骨が抜け落ちるような快感が
走ったかと思うと、私は、その瞬間を今か今かと目を輝かせながら待ち受けていた奴隷達に向かって熱い精を吐き出していた。
官能的な吐息を漏らし、まるで聖者から洗礼を受ける敬虔な信徒のように恍惚とした表情を浮かべ、
二人の奴隷は灼熱した白濁液をその顔に受け止めている。

311 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:37:29 ID:DeVo4zxN
「いつまで余韻に浸っている」
交互に陰茎を銜え、中に残された精を残らず啜り上げた後、互いの顔や胸元にかかった白濁液を舐め合い、
舐め尽くした今となっても未だに快楽の喘ぎを漏らしながら身体を絡め合う奴隷達を言葉の鞭で打ち据える。
二人は本物の鞭で打たれたかのように震えて身を離し、背筋を伸ばし、不安げな面持ちで私の様子を窺っている。
「次は司教を犯す。お前達は服を脱がせろ」
奴隷達は私の言葉に先を争うように司教の骸へと駆け寄り、乱暴な手つきで法衣を引き剥がしていく。
迷宮の闇に輝くように浮かび上がる、血の気が引いて白磁を通り越して青磁のように変色した肌が露わになった。
「見事なものだな」
緩くウェーブのかかった柔らかそうな金髪を床に広げ、眠るようにして死んでいるその様は、伝説に聞くところの
『この世のどこかにある城で運命の王子を待って眠り続ける美姫』を彷彿とさせる。
しかし、決定的に違う点がある。それは、眠り姫はきちんとドレスを纏っているという点だ。
司教は忠実な奴隷達によって法衣を剥がれ、すらりとした肢体を晒している。
人形のように均整の取れた細身の肉体は余分なものを全て削ぎ落としたかのようで全体的に肉付きが薄いが、
それでいてしっかりと胸や尻には柔らかそうな肉が控え目についている。
体毛も極めて薄い。産毛などは顔を近づけても判別できないほど細く短いものだったし、
わざわざ本能に訴えかけてまで異性を惹きつけるような生臭いことをする必要もない、高度に理性的な
種族であるためか、腋毛などは生えておらず、陰毛も大人になりつつある少年に生える髭のように薄いものだった。
総合的に見て、ドワーフとは対極に位置する肢体である。実に扇情的で、股間に熱が生まれてくる。
「大の字に横たえろ」
私の言葉に従った侍は、倒れ伏した司教の体勢を直すと、褒美でも期待しているかのような眼差しを向けてきた。
「後で、もう許してくれと泣き喚くほどにくれてやる。お前達、だから今は下がれ」
身の程知らずにも不満そうな表情を浮かべ、奴隷達が私の背後に控える。
その様子を尻目に、私はあられもない姿のまま安置した司教に向かってカドルトの詠唱を始めた。

           *           *           *

「……ん……な、何で裸なの!?」
蘇生した司教の第一声はそれだった。目を開け、ゆっくりと身を起こして自らの身体を見て、司教は悲鳴を上げた。
ロスト時に所持していた品は共に消滅してしまうというのは常識であり、それを防ぐためにいつしか冒険者の間で
生まれた、蘇生呪文を使う前に屍を全裸にしておくというセオリーを、この司教は知らないのだろうか。
「あ……貴方誰よ!?ちょっと、こっち見ないで……嫌ぁっ!」
白磁の肌を紅潮させ、胸や股間を手で隠そうと悪戦苦闘していた司教は、私に気づいて更に悲鳴を上げた。
平常な精神状態ではないが、示す反応は極めて正常なそれだ。眼前に陰茎をいきり立たせた男がいて、
そのことに対して驚きや恐怖を覚えない方が異常なのだ。
「な、何で……!?」
床に座り込んだままの司教は、恐怖と不安と嫌悪の色を浮かべた瞳で私のことを見上げてくる。
これはいい。人間を侮蔑し、嫌悪しきった純正のエルフの目だ。嬲り甲斐がありそうだ。
「お前達。両腕を押さえつけろ」
「えっ、な、何っ、何で貴方達が……!?」
ほんの少し前まで仲間として行動を共にしていた者達に拘束されてしまったことに対してか、その仲間達が
全裸であり、全身から精液の臭いを放ち、股間から精液と愛液の混合液を滴らせていることに対してか、
はたまたその両方に対してか、司教は信じがたいものを見たような表情を浮かべている。
私は司教の眼前に陰茎を突きつけるようにしながら、端的な事実を教えてやった。

312 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:38:01 ID:DeVo4zxN
「この者達は私の性奴隷となった」
「せ、性奴隷ですって!くだらない嘘はやめて頂戴!」
そそり立つ陰茎から目を逸らしつつ私の顔を睨みつけるという器用な真似をする司教は、
自分が置かれている状況をわきまえていないのか、顔を紅潮させて怒りを露わにしている。
「嘘ではない。この者達はお前達それぞれの蘇生の代償として私の奴隷となった。
見ろ。今ではこのように、私にすっかり懐き、隷属した雌犬と化している」
「あっ、んっ、もっと、触ってぇ」
「ず、狡いです、私も触ってください」
司教の右腕を押さえつけているため丁度手近にあった侍の尻を鷲掴みにしてやると、
侍は娼婦のような嬌声を上げて自ら尻を押し付け、くノ一がそれに羨望の眼差しを向ける。
その様子を見て、これまで強気だった司教の顔が絶望と憐憫に青ざめた。
「う、そんな、嘘よ、この子達が、そんな……貴方が邪悪な魔法を使ったに決まってるわ、この破戒僧……!」
司教は目に涙を溜めて、流石は魔法の練達者になり得る職業に就く者というだけのことはある
実に正鵠を射た罵倒を投げかけてくる。
「そうだ。だがそれがどうした?この者達が私の与える快楽の虜となった事実は変わらない」
「屁理屈を……!論理と非論理の区別もつかない……だから人間は野蛮な種族なのよ……!」
切れ長の双眸に煮え滾った怒りを湛えて睨みつけてくる司教は、忌々しそうに呟く。
「何とでも言うがいい。お前もその野蛮な種族に組み敷かれて嬌声を上げるようになるのだから、
罵る牙が残っている内に、せいぜい吼えるがいい」
「薄汚い性根が……見え透くような発言ね……」
はっきりと犯すと宣言してやり、その命運が風前の灯となったにも関わらずの強気な発言は、
流石に高貴で洗練されたエルフという種族が持つ矜持というものなのだろうか。何度も思うが、実に辱め甲斐のある娘だ。
「薄汚い、か。それをお前が言うか?」
大の字の形に床に押さえつけられた司教の上に覆い被さるようにして四つん這いになり、
嫌悪と恐怖と憤怒に歪んだその顔に、息がかかるくらいの距離にまで顔を近づけて嘲りの笑みを浮かべて見せた。
「お前は高貴なエルフの女のくせに、随分と不潔な身体をしているではないか」
「何を……言っているのよ!」
嫌悪の色を深めて顔を背けながら、司教が理不尽な侮辱を受けたとでも言いたげな反応を示す。
「……汗臭いぞ?」
「なっ……」
私は顔の位置をずらして細い首筋に鼻を近づけ、聞かせるための音を立てて臭いを嗅ぐ素振りをした。
ほんのりと湿ったそこからは、微かな汗の臭いがした。しかし、野菜や果実や薬草によって栄養を摂取し、
人間とは根本的に異なる代謝機能によって身体を維持しているエルフの場合、その汗は人間や獣のそれとは違い、
花の蜜のような芳しい香りがするものだ。首筋から漂う匂いは、決して悪臭ではなかった。
だが、人間からすれば芳しい香水であるそれも、エルフの世界ではただの不潔な体液であるようで、
私が指摘すると頬を羞恥に染めて絶句した。
「本当に汗臭い女だ。エルフは清潔な種族と聞いたが、どうも噂に過ぎなかったようだ」
聞こえよがしに呟きながら、首筋、胸元、腋の下、腹部と臭いを音を立てて臭いを嗅いでいく。
司教は唯一自由に動かせる脚を振り回して抵抗しようとしたが、前衛として武器を振るうこともできる私が、
後衛職の中でも最もひ弱な部類に入るこの娘の脚如きにたじろぐはずがない。むしろ、そうして恥も外聞もなく
脚を振り乱すことで、まるで使われた様子のない桃色の女陰が露出されるので、それは私にとって歓迎すべき行動だった。
「うっ、うぅっ……私は、汚くなんか……!」
私が嘲弄の言葉を投げかけるたびに恥辱と怒りの涙を零して、司教は震える声で反論してくる。

313 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:38:35 ID:DeVo4zxN
無論、本当の意味で正しいのは司教の方だ。激しい戦闘に身を晒し、心身を酷使する者が汗一つ掻かない
などということは有り得ない。薄着の忍者ならばともかく、通気性が皆無に近い法衣を着込んだ僧侶や
司教のような者達ならば尚更だ。彼ら彼女らの法衣の下は湿気と熱気と悪臭に満ちているものだ。
つまりは、今のこの司教のような状態こそが未熟な冒険者の「普通」なのだ。
しかし、そのようなことをわざわざ告げてやる必要はなく、むしろ相手の勘違いに付け込むのが定石だ。
「いいや。お前は不潔だ。汚い汗に塗れた身体からは、汗の臭いしかしない」
「う、うるさい……うるさいっ……!汚くなんかっ、汚くなんかないっ!」
司教は喚き散らしながら更に脚を振り回したが、私はそれを掴んで関節の限界に挑むように大きく開かせた。
羞恥と苦痛のあまり絶句した司教を尻目に腰が浮くほどに脚を高々と持ち上げ、
臀部、股間、膝、足という具合に、羞恥心を煽るため、見せ付けるようにして鼻を鳴らして臭いを嗅ぐ。
「臭いだけではないな。味も濃い」
「ひぁっ!?」
必死でもがいたせいで新たに噴き出した汗の雫の内、丁度眼前にあった膝裏のそれを舌先で舐め取る。
舌先に塩味とも甘味とも取れる複雑な、形容しがたい美味が広がった。
「こんなにも汗の臭いをさせているとはな。舐め取って綺麗にしてやらねばなるまいな」
「よ、余計なっ、んっ、お、お世話よっ……!」
首筋から胸元にかけて、また脇腹から腋の下にかけて舌を這わせていくと、舌先が動くたびに白磁の肌が震える。
「お前達も清めてやれ」
「わかりましたぁ」
「はい」
「い、嫌っ、ちょっ、貴方達、やめなさいっ、やめて……!」
両腕を股間に挟み込むようにして押さえつけた奴隷達が身を乗り出し、餌に群がる犬のように司教の上半身に
顔を押し付け、淫らな水音を立てて丹念に舌を這わせていく。奴隷達の頭が動くたびに司教の身体に震えが走り、
手足の指が痙攣するように動き、私がしっかりと足首を掴んで固定している両脚が暴れ出そうとする。
「いっ、ひぁっ、やめっ、やぁっ、おねがっ、やめてぇっ……!」
欲情に息を荒げた奴隷達が舌先のみならず手を這わせるまでに至ると、司教は哀願するような声を上げて
身を捩って悶え始めた。一層激しく暴れ始める脚を捕まえたままの私が、不潔な印象など全く存在しない
繊細な造りの足指に舌を這わせると、哀願するような声が一層悲痛なものとなる。
「やめてっ、そんな所嗅がないでっ、舐めないでっ!」
「腋もそうだったが、こちらも特に臭うな。汚い娘だ」
冒険者が履く頑丈な革靴というものは通気性が皆無であり、汗を掻くと臭いと湿気が内部にこもり、酷く蒸れる。
冒険者の足が汗臭くなってしまうのは、いわば職業病に近いものがある。
「い、ひぃっ、やっ、あぁっ、んっ……!」
私が爪先から膝にかけてを舐め上げ、撫で回し、奴隷達が首筋や胸元、腹部、特に乳首や臍などの
一般に敏感である部分を弄り回す責めは、少しずつ少しずつ司教を肉欲へと追い込んでいった。
いつしか抵抗も弱まっていき、遂にはされるがままとなっていた。
「ただ不潔というだけではなかったようだな」
私は脚を割り開いてその間に身体を滑り込ませ、顔を股間に近づけながら嘲弄を浴びせかけた。
「いっ、あっ、な、んっ、何がっ、言いたいのっよぉっ」
「これは汗ではないな。感じているのか。淫らな……押さえつけられて悦ぶとは、まさに穢れきっている」
必死に閉じようとする脚を押さえつけて開かせた股間は、汗以上に粘度の高い液体で濡れ光っていた。
獣を喰らわねば生きられないという罪業を背負う他の種族とは違い、獣の生命を奪わずとも生命を繋ぐ
ことのできる清らかな種族というだけのことはあり、本来は微妙な獣臭めいたものを漂わせるはずの
愛液すらもまるで花の蜜のような芳香を立ち上らせている。

314 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:39:08 ID:DeVo4zxN
「嫌っ、嫌ぁっ、そこは駄目っ、本当に駄目っ、そこだけは許してっ!」
「何を言うか。ここを許しては意味がない」
再び暴れ出そうとしたところを押さえ込み、私は魅惑の香りを放つ陰門に顔を埋めた。
鼻先をか細い陰毛がくすぐるその感触を愉しみつつ、下半身を抱え込むようにして埋めた顔を、
主に口元を擦りつけるようにして動かしていく。存在感を示し始めた陰核を鼻先が掠め、喉の奥から
絞り出すような熱い吐息が陰門を撫でるたびに脚と腰が跳ね上がり、身体が痙攣する。
「まだ何もしていないに等しいというのに、こんなにも愛液を滴らせるとはな」
「うっ、あ、貴方がっ、何か邪悪な、ひっ、呪文を使ったのに、決まってるわっ……!」
上半身を奴隷二人に弄り回され、愛液に潤い切った陰門を私に嬲られて身悶えしながら、
司教が屈服した身体に反抗の心を宿して喚き立てる。しかし、今回は呪文を使っていないのだ。
現在感じている快楽を全て私の呪文に責任転嫁をしたがっている司教にとっては、残念なことにだ。
「使う必要などない。お前が今感じている快楽は、全てお前という娘の浅ましい肉欲によるものなのだからな」
私が嗜虐心と共に突きつけてやった冷徹な事実に司教の顔が悲痛に歪む。
「そんなのはっ、はっ、ぁっ、う、そよっ……!」
弱々しい否定の声と共に逃れようとして腰を浮かせるが、それは陰門を私の口に押し付け、
より強い刺激を求める結果にしかならなかった。そして、それは決して本人の意図に反するものではなさそうだった。
私が舌先を小さな裂け目に滑り込ませてやると、拒絶混じりの嬌声を上げながら腰を押し付けてくる。
ふと視線を転じてみれば、上半身の方でも、奴隷達の手や舌に身体を押しつけるようにし身じろぎしている。
だが、別にこれは珍しいことではない。この娘が特に淫乱であるというわけでもない。
高度に洗練された文化を持つと同時に自然との調和というものを深く重んじる種族であり民族であるエルフは、
その自然を重んじる性質のあまり、性愛においてもそれを追求してしまう傾向にあるのだ。
有り体に述べてしまえば、それは極めて性欲が旺盛であり、本能がそれを強く後押ししてしまうということだ。
彼らは極めて理性的に振る舞う種族ではあるが、それはそういった強固な理性で抑制してなお抑制し切れない
強い本能をその洗練された魂の奥底に隠し持っているがゆえのことなのである。
このエルフの小娘も、上辺だけに残された崩壊寸前の理性によって形ばかりの拒絶を口にしてはいるが、
本能に支配されつつある肉体の方は、根が淫乱であるがゆえに逆説的に強く育まれた貞操観念を持つ
エルフならば当然の如く処女だろうにも関わらず、もう男を求めて愛液を滴らせている。
「認めろ。お前は淫乱なのだ」
「いっ、はっ、ちぃ、がうぅぅぅぅぅぅぅっ……!」
舌先を捻じ込んで内部で蠕動させながら、湧き出してきた蜜味の愛液を啜り上げてやると、
司教は啜り泣くような嬌声を上げて痙攣しつつ身を仰け反らせ、更に大量の蜜液を噴出して脱力した。
先ほどまではより多くを求めるような動きで暴れていたのだが、今は小さく身体を痙攣させながら床に伸びている。
「下がっていろ。後は私がやる」
もう押さえつけている必要もない。快楽の余韻に震える司教の身体を嬲り続けていた奴隷達を退かせ、
唾液と汗に塗れた華奢な肢体を眺める。
唇で吸われてついたものか、あちらこちらに軽い鬱血痕が見られる白磁の肌は、薄桃色に火照っている。
身体からはすっかり力が抜けており、蘇生させる前と同じように手足を投げ出し、大の字となっている。
「そろそろお前を私のものにするとしよう」
「ぁ……やっ、駄目……!」
華奢な身体を抱え上げてからあぐらを掻き、対面座位の形で膝の上に座らせる。ただし、まだ挿入はしない。
愛液でぬめった股間に陰茎を滑り込ませ、陰門を擦り上げてやると、未通のそこが男を求めて蠢動し、
司教が形ばかりの拒絶の混じった嬌声を上げ、啜り泣きながら身体を震わせる。
「お前を女にしてやる」
「ひっ、嫌っ、やだっ……やめて……」
しばらくその柔らかな感触を愉しんだ後、引き締まった尻の下に手を差し入れて心持ち開脚させるような
形で身体を持ち上げ、陰門に女を貫く瞬間を今か今かと待ち受けて先走りを滴らせた陰茎をあてがってやる。
司教は力の入らない手を私の胸に突いて必死に身を離そうとしているが、それはその意図が奈辺にあろうとも、
実質的には私の行為を受け入れ、それに協力すべく身を支えていることにしかなりはしない。

315 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:39:41 ID:DeVo4zxN
「エルフ女は味がよい。お前もさぞかし味がよかろう」
「いっ、嫌っ、嫌ぁぁぁ……やめて……許して……」
涙を流して懇願してくるが、身体の方は真逆の反応を示している。陰門に先端を触れさせている陰茎は、
男を待ち受ける胎内から湧き出してくる愛液の滴りによって幹から陰嚢に至るまでを濡れ光らせていた。
「せいぜい力を抜いておくことだ」
私は掌の上に乗せていただけの尻を鷲掴みにし、そのまま真下に引き下ろした。
硬くそそり立った陰茎が引き裂き、押し広げるような感触と共に狭い胎内を満たしていく。
「いっ、ぎっ、あぁぁぁぁっ!」
苦痛と快楽を同時に存在し、その両者が不可分であるような高らかな声を上げて、司教が身体を仰け反らせる。
全てを搾り取るばかりでは飽き足らずに咀嚼しようとしてでもいるかのような締め付けを堪能しつつ、
視線を結合部へ向けてみれば、そこからは僅かな朱色を宿した大量の愛液が滴り落ちていた。
「淫らなエルフ。お前の味は実によいぞ」
既に純潔が失われたにも関わらず、往生際の悪いことになおも逃れようとして身を捩る司教の背に
腕を回して押さえつけ、私はその耳朶を舐め上げながら囁いた。
「うっ、ひぃっ、ぁっ、ひぃっ、ひど、ぃっ……」
司教は辛うじて自由になる手で顔を覆い、悲痛な声を上げて啜り泣いているが、
下の方では別の意味で涙を流し、多くの快楽を貪ろうとするかのように内部を震えさせている。
「何が酷いものか。お前も愉しんでいるではないか。どうだ、淫らなエルフよ。
男の味はよいか?よく噛み締めているようだが、それほどまでに美味か?」
小さな尻を掴み、蜜の入った壷を掻き混ぜるような水音を立てる結合部を捏ね回すようにして
身体を揺すってやると、司教は啜り泣きながら嬌声を上げながら更に強く締め付けてくる。
「どうだ、いいのだろう?肉に心を従わせるのが楽だと思わぬか?」
小振りな乳房に手を遣り、慎ましく在る桜色の乳首を抓りながら突き上げてやると、
身体を仰け反らせて達し、だらしなく口を半開きにしたまま私の胸に寄りかかってくる。
「この快楽、拒絶するには惜しいと思わぬか?」
一度や二度達した程度で許してやるつもりもない。長く柔らかい髪が縦横無尽に振り乱されるほどの
勢いをつけて、私は何度も何度も司教の蜜壷を突き上げ続けた。
「あっ、あぁっひぃっ、いぃxっ、んっ、くぁっ!」
突き上げ続けていく内に、いつしか司教の理性は完全に蕩けてしまったらしい。
拒絶するように私の胸に突かれていた手はいつの間にか背中に回され、それが快楽の証であるかのように
爪を立ててしがみついてきている。少しでも挿入を浅くしようとでもいうかのように私の身体を押し退けようと
していた両脚はいつの間にか私の腰に絡められ、より深く陰茎を迎え入れようとでも言うかのように
陰門を押し付けてきている。
「どうだ、これが男の味だ」
「あっ、いっ、いぃっ、ぁ、もっとぉっ……」
肉欲の熱に浮かされたように潤んだ瞳で私を見つめ、切なげに腰を揺すって更なる高みを求めてくる。
まさにエルフこそが最も強固な理性の陰に淫乱な獣性を隠し持った種族なのだということがよくわかるほどの、
聖典において『男』に罪を犯させた罰として『男を求めずにはいられない』という呪いを受けたとされる
『女』を体現したかのような乱れようだった。
その自らを際限なく高め上げていく淫らで激しい求めに、流石に私も昂ぶりが頂点に達しようとするのを止められなかった。
「む……そろそろお前の胎内を雄の体液で満たしてやるとしよう」
「あっ、ひっ、やっ、駄目ぇっ、駄目っ、中は駄目ぇっ、子供、できちゃぅっ……」
快楽の絶頂へと自らを導くために責めを激しくしていくと、司教が拒絶の言葉を口にしながら動きを同調させてきた。
既にこのエルフ娘に理性などは欠片程度にしか残っておらず、しかもその理性すら私を受け入れ始めているのだった。

316 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:40:13 ID:DeVo4zxN
「孕ませてみるのも一興か……」
偉大なる神の奇跡の中には、受胎から出産に至るまでに関わる様々な奇跡が存在する。
生まれてくる赤子の性別を人為的に決定したり、本来ならば不可能もしくは困難な受胎を起こしたりといった具合である。
特に後者などは、石女が何人もの子を孕み、異種族の女が異種族の子種で子を孕むことすら可能という強力なものだ。
これまでに犯してきた奴隷達にはその奇跡を施してはおらず、異種族であるがゆえに妊娠の可能性は皆無であり、
別にそれはそれで好都合だとすら思っていたのだが、こうして『孕む』という言葉を聞いてみると惜しく感じられる。
「娘を産ませて、親子共々犯して愉しむというのもよいな」
ありとあらゆる背徳をなしてきた私だが、まだ近親相姦にだけは手を出していなかった。
これだけの逸材達に娘を産ませ、それが使い物になる程度に育つのを待つというのもいいかもしれない。
いや、かもしれないではなく、『いい』のだろう。しばらく奴隷達を愉しんでから、真剣に検討するとしよう。
「いっ、嫌っ、そ、そんなのっ、駄目……っ……!」
私を受け入れかけていた理性の残滓が再び拒絶へと向かうが、身体の方はむしろ、『孕ませる』という言葉に
反応したのか、より激しく、貪欲に私を求めてくるようになった。
「もう、遅い……!」
それに呼応して動きを激しいものへと変えていった結果、遂に限界が訪れ、もう何百度目になるかも
わからない絶頂に達して仰け反り喚く司教の胎内に、灼熱した精を注ぎ込むこととなった。
「あっ、あっ、駄目っ、駄目ぇぇっ、子供がぁぁぁっ……あ、ぁぁぁっつぃい……!」
内側から身体を焼かれるような快楽を味わっているのか、支離滅裂な嬌声を上げ、口からは涎を垂らし、
目からは涙を零し、司教は陰茎から精が迸るのに合わせて断続的に達し続けていた。
「あっ……あぁ……ふぁぁ……」
長い長い射精が終わると同時に身体の力を抜き、息も絶え絶えといった様子で身体を預けてくる。
しかしそれでもまだ秘められたエルフの淫欲を満たされてはいないらしく、背中や尻を撫でてみると
内部で硬さを保ったままの陰茎を強く締め付け、甘えるような吐息を漏らす。
「あっ、むぅっん……」
その半開きになった唇から覗いた舌先が堪らなく美味に見えたので、顔を固定して唇を合わせ、
舌先を潜り込ませて口内を蹂躙する。司教は抵抗するかと思いきや、最早、胎内に精を受けて
観念したのか、熱い吐息を漏らして積極的に舌先を絡めてきた。
熱い舌と舌が絡み合い、熱い唾液と唾液が混ざり合い、互いの唇の端から零れ出るほどの頻繁さで
互いの口内を往復する。これは最早、強引に奪う口付けではなく、奴隷が自ら捧げる口付けと言えた。
「あっ、あぁぁっ……!」
強引に突き上げる反動によって舌を噛まれては敵わないのでゆっくりと腰を上下させてやると、
唇と唇の隙間から蕩けたような快楽の喘ぎが漏れ出て、腰が同調するように揺すられる。
「お前はもう、私のものだ」
「ふぁ……そ、そんなぁ……嫌ぁ……」
唇を離して告げると、司教は弱々しく頭を振った。既に本能が私に隷属しているにも関わらず、
薄っぺらな理性で私に刃向かうつもりらしかった。往生際の悪いことだ。
「だが、ではどうするというのだ?異種族の男に胎内を犯し尽くされた女が、今更どうしようというのだ?」
エルフ社会においては純潔と貞操が非常に重要視される。純潔を失った者が伴侶を得ることはなく、
貞操を守らない者が愛されることはない。ゆえに純潔を奪った相手こそが貞操を守るべき相手であり、
愛すべき相手なのだ。つまり、私に犯された時点でこの司教は、最早エルフの女として相手を選ぶ機会を
失ってしまっているのだ。最早、この女が同族と愛し合う機会はまず訪れない。
「どこの誰とも知らぬ男達に脚を開くか?それとも存在し得ない愛を求めて彷徨うか?」
もし同族に抱かれるとすれば、それは司教と同じく道を踏み外したならず者のエルフ以外に有り得ない。
つまりは、この女には同族や異種族の慰み者として凌辱されるか、他の男に犯された過去を持つような
女を愛することのできる奇特な精神の持ち主に出会う以外の道がないのだ。
そう、私の奴隷となるという、全ての尊厳を失う代わりに苦痛も困難も存在しない道を除いては。

317 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:40:44 ID:DeVo4zxN
「うっ、うぅ……」
「私のものになれ。そうすれば、私はお前を使い物にならなくなるまで愛してやるぞ。
私なりのやり方でな。お前は私に犯されて快楽を覚えただろう。それが永遠に続くのだ」
「で、でも……そんな……奴隷だ、なんて……」
司教は私の背中に腕を回し、腰に脚を絡めているにも関わらず、なおも躊躇いを見せる。
しかし、その本心と本能がどちらに傾いているかは、私の言葉に反応して一々締め付けを強化して
くる陰門の反応を鑑みれば、わざわざ考えるまでもなく理解できる。
「私に純潔を捧げ、私だけに奉仕して貞操を守ればよいのだ。そうすれば、これまでにお前が
感じた快楽を、毎日毎夜の如くお前に与えてやるぞ」
「あひぃ、んっ……!」
大分傾いてきているらしい理性を完全に陥落させるため、私は最奥を抉り込むように突き上げた。
呪文も使っていないにも関わらず、発情しきってすっかり敏感になっている司教は、たったこれだけのことで
軽い絶頂に達し、目を快楽に潤ませて身を預けてきた。
「本当に……毎日、して、くれるの……?」
熱い吐息を漏らし、私の胸板に頬を寄せながら上目遣いで問いかけてくる。陥落した。
「性奴隷として、休む間もなく、壊れるまで使い込んでやる」
「……わかった……貴方のものになる……だから、もっとして……?」
奴隷のくせに交換条件を持ち出してくるとは身の程知らずにも程があるが、今回に限っては
大目に見てやることにした。寛容の心を生じさせるくらいに、この肉壷は心地よいのだ。
「んっ、あぁっ、いぃ……いいよぉ……」
司教は私の返事を待たずに腰を揺すり、勝手に快楽を貪っている。浅ましい性を露わにし、
上下の口から涎を垂らして陰茎を咀嚼している。ここで主導権を与えては奴隷としての自覚を
芽生えさせることができない。私は尻を掴んでその動きを強制的に停止させた。
「あっ、嫌ぁ、こんなぁ、嫌ぁ、突いてぇっ、止めないでぇ……」
切なげに尻を揺すって訴えてくるが、奴隷の要望など聞き入れる必要はない。
私は固定したままの尻を割り開き、何かを期待するように収縮する肛門を眺めた。
「次はこちらにくれてやるぞ」
私の動きによって掻き混ぜられ、掻き出されて床に滴り落ちた愛液と精液を指で掬い取り、
大きく割り開いた尻たぶの中心で物欲しげに収縮する肛門に塗りつけ、嬲るようになぞってやる。
「ひっ、あっ、そこはぁ……ぁぁ……」
肛門に触れられる未知数の感覚に羞恥と恐怖を感じたか、腰の動きを止めて身を震わせるが、
私はそのような反応に一々配慮してやるつもりなど――心の準備などをさせてやるつもりはない。
しかし、所詮は淫乱なエルフである。肛門を蹂躙するのに、心の準備などは必要なかった。
何度も絶頂に達したことで弛緩した肛門に人差し指を突き入れ、中を掻き混ぜてやると、
苦悶するような表情を浮かべながらも私にしがみつき、微かな快楽の喘ぎを漏らし始めている。
人差し指の太さと動きに慣れ、中指、薬指と差し入れていき、陰茎を受け入れられる程度に
慣らされた頃には、自ら尻を振って指の刺激を求めるまでになっていた。

318 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:41:38 ID:DeVo4zxN
「頃合だな」
「あっ、ひっん、ぬ、抜いちゃ、嫌ぁ……」
あれほど私を拒絶していた女が、今では陰茎を引き抜こうとするとしがみついてそれを拒否するほどの
淫乱となっている。その事実は多分に私を昂ぶらせるが、だからといって意志を曲げるつもりはない。
強引に振り解き、抜かせまいと締め付けてくる陰門に深々と埋められていた陰茎を引き抜いた。
「あっ、んぅ……」
その刺激だけで軽く達してしまったらしい司教は脱力し、開き切った陰門から精を溢れさせながら
身を預けてきた。私はそれを抱き留めるようなことはせずに無造作に身体を反転させて背面座位の
形を取り、潤滑液としての用を為す淫液に濡れ光った陰茎を緩く開いた肛門に宛がった。
排泄器官から快楽を貪るための生殖器官へと変貌しつつあるそこは、押し当てられた陰茎を
拒絶するどころか、銜え込もうとしてでもいるかのような淫らな収縮を見せた。
「こちらの純潔も奪ってやろう」
その甘い誘惑に積極的に抵抗しようというような男がいるはずもなく、そして私が躊躇するはずもなく、
このまま破裂してしまいそうなほどに昂ぶった陰茎をゆっくりと押し込んでいった。
「あっ、あっ、はぁぁぁぁ……」
窄まりを形成する皺が伸ばされて完全に消えるほどに押し広げられた肛門に、淫液に濡れ光る陰茎が
呑み込まれ始めた瞬間こそ司教は身を強張らせたが、次第に力を抜いて陰茎を受け入れ始め、
全てを内部に納めた頃には満足そうな快感の吐息を漏らすに至った。
「お前は本当に淫らな娘だ。尻を犯されて悦ぶとはな」
「あっ、だってっ、だってぇ……気持ちいいんだものぉ……」
後ろから貫かれ、ゆっくりと陰茎を押し込まれるたびに陰門から先ほどの交わりの残滓を吐き出し続ける司教は、
心底から私を受け入れたような態度と表情を浮かべて振り向き、口付けをねだるかのように唇を突き出してきた。
このまま口付けを与えてやるのもいいが、それでは奴隷としての自覚が生まれない恐れもある。
何の問題もなく私の陰茎を受け入れられるほどに拡張された肛門を縦横無尽に蹂躙してやりながら、
私はこの司教にどのようにして奴隷の自覚を芽生えさせるかを思案し、そして結論を出した。
欲情を抑え切れずに互いに身体を絡めて愛撫を与え合っている奴隷達を手招きする。
「お前達。この娘が零したものを飲ませてやれ」
奴隷達は恭しい態度で頷くと、大きく開脚させた司教の股間に顔を近づけ、陰門に吸い付いた。
「いひぃ、ぁぁ、はひぃっ!?」
肛門を蹂躙される快楽に目覚め、自ら尻を振って高らかな嬌声を上げていた司教は、その刺激だけで
達したらしく、私の胸に頭を叩きつけるようにして身を仰け反らせ、脱力した。
「そら、まだまだ終わらぬぞ」
蠕動する内壁の感触に昂ぶった陰茎に突き上げられ、陰門から滴る精を二人がかりで啜られ、
司教は最早意味を成さない嬌声を上げて腰を振り、陰門から噴き出す愛液を奴隷達に浴びせるのみだった。
しかし、司教だけが快楽を覚えているのではない。根元までを余す所なく包み込み、隙間なく吸い付き、
咀嚼するように収縮する肛門の動きによって、私自身も今すぐにでも達してしまいそうな快楽を覚えている。
また、奴隷達は互いに舌を絡め合って陰門を探り、啜り取った精を美味そうに口内で転がした後、
喉を鳴らして飲み干している。既に私の命令など忘れているようだ。
「お前達。命じたことを忘れたか?」
「あっ、は、はいっ、申し訳ありません、ご主人様!」
くノ一が弾かれたように顔を上げ、侍が慌ててそれに続く。二人は先を争うようにして顔を司教に近づけると、
快感に喘ぐ司教の顔を固定し、小さな唇を二人がかりで蹂躙した。
無論、ただの口付けではない。奴隷二人の口内には、先ほどまで啜り上げていた私の精がなみなみと湛えられている。
唇を合わせて舌を絡めれば、自然とその口内の白濁液を口移しすることになる。

319 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:42:39 ID:DeVo4zxN
「うっ、むぐぅぅぅっ!?」
蕩けていた司教の表情が強張り、拒絶するように顔を背けようとする。しかし、後衛職の中でも最もひ弱な
司教が、前衛の上級職二人の力に敵うはずもなく、口内に溜まっていた精液が強制的に流し込まれた
バブリースライムのような粘り気を持つそれが、その粘度ゆえの緩慢さで喉を下っていくのが喉の動きでわかる。
「どうだ美味かろう?」
三人の奴隷が見せる痴態に更なる昂ぶりを覚えて、司教の愛らしい肛門を犯す陰茎が疼き、一層猛り狂う。
「あっ、ひっ、えぉっ……あっ、あぁっ、ひぃぃ……」
奴隷達の唇から解放されて咳き込んでいた司教は、直後、体内を貫く陰茎の膨張に気づき、尻を震わせながら
掠れた喘ぎ声を上げる。快楽の連鎖の凄まじさに、全身から力が抜けているのだろう。既に全身を私に委ねている。
しかし、全身から脱力していても、肛門の締め付けが緩むことはなかった。むしろ、一層きつく陰茎を締め上げ、
灼熱した精を吐き出させようと収縮を繰り返してきている。
「あっ、はっ、いい、素敵ぃ……こんな、いい、なんてぇ……」
うわ言のように快感を言葉にする司教は、ほとんど無意識だろうが、私の突き上げる動きに合わせて
腰を動かし始めた。その動きは意識のくびきから解き放たれているせいか、非常に的確で無駄がなく、
一流の娼婦のような超絶技巧が発揮されていた。何気ないように見えるそれらの動きによって、
陰茎全体が蕩けてしまったような熱い快感が生じ、陰嚢から滾る精が駆け上ってくるような射精感を押さえられなかった。
「よし、下からも飲ませてやるぞ、受け取れ……!」
「あっ、熱っ、出てるっ、いっ、お腹、熱っ、あぁぁっ……!」
火山の噴火のような勢いで精を噴出すると、司教はその熱さに悲鳴のような嬌声を上げて仰け反った。
だが、ただ仰け反っているだけではなく、仰け反りながらも肛門を締め、尻を押し付け、腰を振りたくり、
更に多くを搾り取ろうとする貪欲さを示してきた。平時ならばともかく、射精中の私がそれに抵抗できる
はずがなく、陰茎はその責めに合わせて大量の精を吐き出し続けた。
「あっ、はぁ……ひぃ……お、腹……熱い……一杯……あぁ……」
私が充分に精を吐き出した頃には、司教の下腹部はまるで妊娠初期のように膨れ上がり、
明瞭な意識が残っていることは全く期待できそうにない身も心も蕩け切ったようなうわ言を漏らしていた。
旺盛な性欲が満たされ切った風に見えるが、私はまだ満足していない。
私は、満足し切って余韻に浸っている様子の司教の腰を掴み、力を失うことのない陰茎を深く突き入れた。
「んぁひぃぃっ!?む、無理ぃっ、も、無理ぃっ、許し、てぇ……!」
司教が悲鳴とも嬌声ともつかない声を上げて目を見開くが、それは気にする必要もないことだった。
私はやりたいようにやりたいだけやるだけのことだ。その結果、司教が壊れようとそれはどうでもいいことだ。
どれだけ壊れようと、私が行使する神の奇跡の前には無意味なのだから。
私の奴隷となった者は、死ぬことも壊れることも許されないのだから。
「あっ、あぁぁっ、凄ぃひぃぃっ……し、死んじゃう、死んじゃうぅぅ…っ…!」
私は君主の屍に息を吹き込む前に、獣のような声を上げて快楽に狂う司教の肉体を思う存分堪能し尽くすことにした。

320 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/28(日) 22:43:11 ID:DeVo4zxN
順番が狂ってエルフ司教編。
>保管庫氏
お手数ですが、保管庫のリンクの順番を
ホビット忍者  ドワーフ侍 ノーム君主 エルフ司教 人間僧侶
から
ホビット忍者  ドワーフ侍 エルフ司教 ノーム君主 人間僧侶
に修正お願いします。
ノシ

321 : ◆YdYgtb3hW. :2006/05/28(日) 23:10:09 ID:Maz8vhF7
>>少佐
いつもながらGJです!
少佐の作品は皆クオリティが高いので読み応えがあります!
少佐に敬礼!(ビシッ)

>>307-308
遅ればせながらGJいただき誠に光栄です。
時期はXTH1のスタッフロール後〜ラストクエストの間を意識して書きました。

322 :名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 01:46:04 ID:47dzvo3o
毎回の事ながら素敵



「孕ませ」でふと思ったんだが
高レベル妊婦にマカニトとか、かけたらどうなるんだろうかw

323 :名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 01:50:54 ID:DryrD+V3
>>少佐
少佐に敬礼!(ビシッ)
エルフスキーの自分には最高の一品でした。

>>高レベル妊婦
まずその表現にバロスw

324 :名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 02:34:58 ID:WOpnNNZb
エルフのアナルセクロスGJ!
奴隷の証にそのまま抜かずの小便浣腸&翌日まで排泄禁止キボン。

325 :名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 05:32:29 ID:F/m3h0B1
行為の後マカニトで精子を死滅させる。
そんな避妊法

326 :名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 19:45:40 ID:VE9RN1FV
そんな避妊法を使用するため
9レベル以上の女魔術師ばかりで構成された娼館。
感染症などを防ぐ殺菌効果もあり安全。
もちろん代金を踏み倒して逃げようとしたりたりすると
十重ニ十重にマダルトとかが飛んでくる。

327 :名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 20:28:57 ID:DryrD+V3
娼館の壁にはこう書かれた張り紙が。

  「モンティノ禁止」

328 :名無しさん@ピンキー:2006/05/29(月) 21:50:49 ID:+nzvH4kl
ついでに「マハマン禁止」

329 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/29(月) 22:29:46 ID:DJ7HuVeG
>>322 >>325

330 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/29(月) 22:30:24 ID:DJ7HuVeG
(もしもマカニトを高レベル妊婦に使ったら或いはマカニトで避妊をしたら)
明らかに貴人のためのものであると見て取れる豪奢な寝室。
そこには何やら押し問答をしている様子の男女の姿があった。
「奥方。私は前々から貴方のことをお慕いしていたのですよ」
長身痩躯に黒いローブを纏った陰気な風貌の魔術師の骨張った手が、豊満な肉体を
ゆったりとしたドレスで覆った妖しく熟れた貴婦人の頬へと伸ばされる。
貴婦人は伸ばされてきた手を柔らかな手つきで押し留め、伏し目がちに答えた。
「駄目……駄目ですわ。私にはもう夫たるお方がいらっしゃいますもの。不貞を働くわけには参りません。
増して、そのお方は貴方のお仲間ではありませんか。貴方はお仲間を裏切るおつもりなのですか?
あの方は貴方を信頼して、この城の留守を貴方にお任せになったのですよ?」
貴婦人は魔王殺しの英雄として知られる君主の妻でもあり、魔術師はその英雄が最も信頼し、
尊敬する無二の盟友だった。彼女はそのことを指摘し、魔術師の横恋慕を諦めさせようとしたのだ。
しかし魔術師はというと、そのことを指摘されても一向に悪びれた気配も見せず、更に貴婦人に詰め寄った。
差し伸べた手を押し留めてきた貴婦人の手を握り、身体を少しずつ近づけていった。
研究のみの世界で安穏と生きる者達とは違い、死線を潜り抜けてきた歴戦の冒険者である魔術師の
動きは蛇のように素早く滑らかで、貴婦人が慌てて身を離そうとした時には互いの体温が分厚い布越しに
感じ取れてしまうほどに身体を密着させていた。
そうして、貴婦人を抱き締め、背中から腰にかけてを撫で回すように手を滑らせながら魔術師は言う。
「それがどうしたというのです。私は貴方を得るためならば、どのような裏切り、どのような悪行もなす覚悟です。
ですから、どうか、どうかその身を私にお委ねください」
「駄目ですわ、いけませんわ……ああ、おやめになってください……」
柔らかさ、豊かさ共に小娘とは比較にならないほどに熟れた肉体を骨張った手で撫で回される、
そのむず痒いような刺激に思わず官能の吐息を漏らしてしまいそうになるのを堪えながら、
貴婦人は目に色欲の邪な光を宿した魔術師に哀願した。夫たる人と同じく神に仕え、
聖女とまで讃えられた高徳の尼僧である彼女には、夫を裏切るなどという背徳は許容しうるものではなかった。
「それに……それに貴方は知る由もないでしょうが、この身はあの方のお子を宿しているのです。
私の気持ちがどうあろうとも、貴方のお気持ちにお応えすることは叶いませんわ……」
「なっ……!」
魔術師の腕による拘束が緩んだ隙を見計らって身を離しながら、貴婦人は言う。
それを受けて驚愕の呻きを漏らしたきり絶句した魔術師が貴婦人の下腹部に視線を向けてみれば、
確かにそこには不自然な膨らみが僅かに存在しているように見えた。
「気づいているのは私とあの方、侍女、そして貴方だけですが、私は三月前のあの方との交わりによって、
あの方のお子をこの身に授かったのです」
貴婦人は絶句している魔術師に対して殊更に見せ付けるようにして、下腹部を愛しげに撫でた。
「……左様ですか。彼の子を身籠られたのですか」
ようやく言葉を絞り出した魔術師の表情はローブのフードの陰になっているため、貴婦人には読めない。
しかし、抑揚のないその声が得体の知れない危うさを含んでいることもわかった。
「そうですか、その子が私の恋慕を妨げる悪魔なのですか。ならば悪魔よ、去るがよい!」
身の危険を感じて後ずさった貴婦人に対して、魔術師は神速の詠唱によって完成させた呪文を投げつけた。
その掌から迸った不快な波動が室内を荒れ狂い、貴婦人に襲い掛かる。
「な、何をなさるのですか……そ、それはマカニトではありませんか!」
しかし、弱者には必殺であっても、強者には何らの効力も発揮しない特異な呪文であるマカニトが、
既に一線を退いたとはいえ高位の僧侶である貴婦人に害を与えることはない。
何をするのかという困惑と共に抗議の表情を浮かべる貴婦人に対し、魔術師は狂気を孕んだ口調で優しく告げた。

331 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/29(月) 22:31:02 ID:DJ7HuVeG
「奥方。大丈夫です。奥方と私の愛を妨げる悪魔は死にました」
「えっ……う、嘘っ、そんな……赤ちゃんがっ、赤ちゃんが……!」
魔術師の言葉に困惑を深めていた貴婦人だったが、何事かに思い至ったように下腹部に手を当て、
愕然とした表情を浮かべ、悲痛な悲鳴を上げる。
そこにはあるべき膨らみがなかったのだ。胎内で育まれていた命が消え去っていたのだ。
「やあ、悪魔が弱くて助かりました。おかげで、貴方を傷つけずに済みました」
事もなげに言ってのけた魔術師は、再び貴婦人を抱き寄せ、その全身を撫で回しながら微笑んだ。
「あ、貴方は、何と、いう、ことを……!」
「お待ちなさい。そのように乱暴なことをなさらないでください」
「離しっ、離してくださいっ!人を呼びますよ!」
怒りと悲しみに表情を曇らせた貴婦人は高位の魔術師にどれほどの効果が期待できるかも怪しいモンティノの呪文を
発動させようとしたが、先手を打った魔術師に印を結ぶための手を拘束されてしまって果たせなかった。
振り解こうと抵抗しながら、魔術師を睨む。
「まあ、落ち着いて私の話を聞いてください」
「一体、一体何の話があるというのですか!?」
生まれる前に死んだ我が子の死の悲哀を思って涙を流す貴婦人は、もし邪眼を持っていたとしたら
魔術師の身体など肉片一つ残さずに消し飛ばすだろうほどの憎悪を双眸に湛えている。
「遠い異国に遠征中の彼は、きっとお子さんの誕生を心待ちにしていることでしょうね」
悪魔の笑みを浮かべて魔術師は続ける。
「待望の我が子への期待に胸を湧かせて帰還した彼に、『私が子供を殺した』などという事実を
突きつけるおつもりですか、奥方。そのようなことをしてしまったら、彼が一体どれほど傷つくとお思いで?
最も信頼する友の裏切りと、我が子の意図された死とを知ってしまって、果たして純真な彼が
その事実に耐えることができるでしょうか?なるほど、私にその怒りをぶつければその苦しみも紛れるでしょう。
しかし、その後はどうします?絶望のあまり、死を求めてしまうかもしれませんよ?
或いは死を求めないまでも、絶望と憤怒から人中の魔王と化すかもしれません。彼にはそれだけの資質がありますからね」
「では、どうせよと……どうせよと貴方は仰るのですか!?」
涙の雫を床に零しながら、貴婦人は耐えかねたように絶叫する。それは追い詰められた者の絶望の叫びだった。
「他の男と子供を作ればよいではありませんか。幸い、彼は来年まであちらにいます。今からでも
充分に間に合います。そして、丁度よい男が貴方の目の前にいますよ。さあ、私と子作りをしようではありませんか。
ええ、無論、不貞です。許しがたい不貞です。しかし、夫の友情を破壊し、絶望させてしまうよりは、
夫に何も知らせず、密かに対策を講じる方が、遥かに彼にとって幸せなことではありませんか?
それとも貴方は身勝手にもご自身の尊厳ばかりを追い求め、夫たる人の心を思い遣ろうとはしないおつもりで?」
聖人を堕落させる悪魔のような態度で囁くと、魔術師は貴婦人のドレスの結び紐に手をかけ、それを解き始めた。
「ああ、おやめください……お願いです、どうか許してください……」
「貴方はこの期に及んでまだそのようなことを……これも全て彼のためなのですよ。いいえ、彼のためだけではありません。
小は彼を悲しませないため、大は世のため人のため、貴方も自身の運命を受け入れなさい」
「ああ、嫌、嫌です……駄目です……やめて……」
結び目を解こうとする魔術師の手を押さえて、貴婦人は嗚咽のような拒絶を口にする。
「おや左様で。ならば私は貴方を断腸の思いで諦め、立ち去りましょう。そしてその足で彼の元に向かって、
全ての事実を告白するといたしましょう。そうして彼に斬られましょう」
道化が歌うような調子で述べた魔術師は、さっと身を離すとマロールの詠唱を始めようとした。
「ああ、待って、お待ちください、それだけは……」
「私を止めたいのならば、どうすればよいかはおわかりですね?」
印を結ぼうとする手に縋りつく貴婦人に、魔術師は豪奢なベッドに意味深な視線を向けつつ、
蛇が獲物に絡みつくような陰湿な声音で微笑みかけた。

332 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/29(月) 22:31:34 ID:DJ7HuVeG
「ああ、そんな……」
ドレスを脱ぎ捨て、若い娘には持ち得ない妖しい色香を漂わせる白磁の肌と豊満な肉体を
夫以外の男の前に曝け出した貴婦人は、眼前に突きつけられたものを見て言葉を失った。
まるで十代の若者のように逞しく反り返ったそれは、あまりにも巨大で、醜悪で、凶悪だった。
それは彼女が唯一知る男根である夫のそれを超越した逞しさを誇っていた。
しかも、大きさだけが尋常を超えているのではない。嫌らしく黒光りする肌は、その所々に
イボのようなものがあり、幹の形自体奇妙に捻じ曲がり、歪み、歪に膨らんでいた。
「どうです?魔法強化を施した逸品です。彼の貧相なモノとは随分と趣が異なるでしょう?」
痩せ型の身体にそぐわぬ人外の男根を突き出し、魔術師は笑った。
「ほら、貴方の肌を見ただけでこんなにも昂ぶっていますよ」
「う、うぅ……」
「さあ、男を知り、男に躾けられた貴方には、どうすればよいかわかるでしょう?
いつも貴方が彼にしてあげているように私にもしてください。ほら、ほら」
羞恥と嫌悪の涙を零しながら、貴婦人は眼前に突き出されたおぞましい男根に繊手を伸ばした。
清潔な手を汚物に触れさせるような屈辱感と共に、その興奮のあまり触れてもいない関わらず
先走りの露を滴らせる醜悪な男根に、それでも優しい手つきで手を添える。
最愛の夫にしているのと全く同じ奉仕を他の男に対して強いられる屈辱に震えながら、
その細い指を男根に絡ませ、緩く扱き上げる。
「違うでしょう?貴方は彼のモノに口と舌で奉仕していたはずです。それをやってください。
いいですか、私は水晶球を通して全部見ていたんですよ。嘘や誤魔化しは通用しません」
嫌らしい笑みを浮かべて、魔術師は貴婦人のささやかな抵抗を無慈悲に叩き潰した。
「さあ、銜えてください?」
「う……わ、わかりました……うぅ……」
屈辱の涙を零す貴婦人は、先走りの露の臭気を漂わせる汚らわしい男根に顔を近づけていった。
満足げな表情でそれを見下ろす魔術師の視線を避けるように顔を伏せると、赤黒い先端に
清楚な魅力を放つ唇を触れさせた。全てを見通していた魔術師の男根に唇を当てて、
夫にしているのと同じように奉仕をしていく。
最初に唇で先端を挟み込み、そのまま幹を滑らせて根元まで下りていき、再び上っていく。
それを何度か繰り返した後、一旦は唇を離し、今度は舌を突き出して先端を丹念に舐め回し、
舌を絡み付けるようにして根元まで下りていく。今度は唇の時のように上っていくことはなく、
根元に到達するとその下に鎮座した重量感溢れる陰嚢に舌を這わせていく。
舌を伸ばして袋の中身を転がすように撫で回し、時には唇で啄ばむような技巧も見せる。
「ん、うぅ……流石は人妻。実に巧みです……」
股間に生じるむず痒い快楽に腰の辺りを震わせて、魔術師は満足そうに貴婦人の髪を撫でる。
貴婦人はその言葉に何の反応も示さず、丹念に、しかし事務的に奉仕を続けていく。
唾液と先走りで濡れていない場所などはない、というほど徹底して男根を舐め清めた後、
貴婦人は大きく口を開け、一瞬躊躇った後に凶悪な男根を口内に導き入れた。
あまりの巨大さのため、根元までは銜えることができず、半ばまでを納めるのが限界ではあったが、
魔術師はそのことを不満に思う様子は見せなかった。
「ああ、貴方が、聖女と呼ばれた貴方が私のモノを銜えている……夢のようです……」
貴婦人の頭に手をかけて固定しながら、魔術師は快楽に喘いでいる。
貴婦人は一刻も早く終わって欲しいという表情を浮かべ、技巧の限りを尽くして男根を責め立てた。
奥に隠された全てを吸い出そうと言うかのような凄まじい吸引に加えて、舌がまるで蛞蝓のように
絡みついてくる。しかもそれに合わせて顔を前後させ、唇を使って幹を扱き立ててもいる。
長く耐えられる男などはいるはずもない。事実、彼女の夫は口内に含んですぐに果ててしまうことがしばしばだ。
それであるのに、この魔術師は快楽に喘ぎはするものの、一向に果てる気配を見せなかった。

333 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/29(月) 22:32:06 ID:DJ7HuVeG
「ああ、いい、いいですよ、そう、もっと強く、うう、そうです……」
遂には空いている手を重量感に満ちた陰嚢に回し、優しく揉み解すような愛撫を加えたが、
やはり一向に果てる気配を見せない。口内に満ちる男根の味に吐き気すら覚えながら、
貴婦人は懸命に愛撫を続けた。
「あっ、うっぅ、出ますよぉ……!」
「うむぅぅ、ぅっ……!」
夫のそれの十倍近い時間が経過して、ようやく魔術師は快楽の絶頂に達した。
腰を痙攣させながら突き出し、両手を突いて固定した貴婦人の喉奥に男根を押し入れる。
貴婦人は先端と、そこから吐き出された彼女の夫のそれよりも遥かに粘度の高い精の迸りに、
くぐもった悲鳴を上げたが、魔術師は無情にも夫の数倍もの量の精を注ぎ込んだ。
「はぁ、流石ですね……よかったですよ。どうです、私の子種は美味しかったですか?」
「うっ、えぉっ、えぅ……」
からかうような魔術師の言葉は、苦しげに咳き込み、口内に残る白濁した汚液を吐き出すのに
必死の貴婦人には届いていないようだった。貴婦人は一切の反応を示さず、咳き込み続けている。
「奥方、これで口をすすいでくださって結構ですよ。ああ、ただし、吐き出しては駄目ですよ。
私の子種を一滴残らず飲み干していただきたいのです」
どこからともなく取り出されて差し出された水に、貴婦人は果たしてそれを飲んでよいものか、
やや躊躇いを覚えたが、口内を覆う不快感を拭い去りたい衝動には逆らえず、それを受け取った。
一息に呷り、口内を隅々まですすぎ、夫以外の男の子種を飲み干す嫌悪感を堪えてそれを飲み干す。
「……飲みましたね?」
魔術師は悪魔の笑みを浮かべて貴婦人を眺めた。
「え……ええ、飲みましたわ……まさか、何か混ぜたのですか!?」
「ええ。サキュバスの愛液から作った秘薬を少々ね」
表情を強張らせた貴婦人は慌ててラツモフィスを詠唱しようとしたが、やはりそれを先読みしていた
魔術師によって印組みを妨害され、更にはベッドの上に押し倒されて組み敷かれてしまった。
「い、嫌っ、やはり、やはりおやめになってください……!」
「何を仰いますか。ここまできて、やめられるはずがないでしょう?」
死に物狂いで抵抗する貴婦人を巧みな体重移動で押さえつけると、魔術師はその抵抗する
動きによって縦横無尽に暴れ回る左右の豊乳に鷲掴みにして揉みしだき、その深い谷間に
顔を埋めて舌を暴れさせた。
「あっ、い、嫌ぁっ、やっ、あぁんっ……うっ、あぁっ、な、何でっ、ひぁっ!」
魔術師が胸肉を揉み潰し、やや色素の沈着が見られる乳首に歯を立て、刺激を加えるたびに、
貴婦人の身体は震えながら仰け反り、嫌悪する心は裏腹に快楽の炎が滾っていった。
「いい薬でしょう?どれほど慎み深いご婦人も、場末の娼婦のように恥も外聞もなく
悶え狂うようになるのです。高かったのですから、やはり元を取らねばなりませんね。
せいぜい、いい声で鳴いてくださいね、奥方」
「あっ、いひぃっ、嫌ぁっ……そこっ、駄目っ……駄目、やめてぇ……!」
魔術師は快楽に悶える女体の様々な場所に舌と手を這わせていき、男の欲情を刺激する熟れた身体の
最も秘められて在るべき場所にそれらが到達した。その時、息も絶え絶えといった声音で
貴婦人が哀願したが、魔術師はそれを一顧だにせず脚を開かせ、むしろ見せ付けるようにしてゆっくりと
そのやや深い茂みとそれに守られた秘所に顔を埋めた。

334 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/29(月) 22:33:00 ID:DJ7HuVeG
「はは、これは凄い。洪水状態ですね。口では嫌がっておられたのに、淫らなお方です」
薬を使ったことを棚に上げたようなことを言いながら、魔術師はまるで猫がミルクを舐め取るような
音を立てて湧き出る蜜を執拗に舐め取り、啜り上げた。
羞恥と快楽の喘ぎ声を上げていた貴婦人だが、魔術師の執拗な責めが茂みに潜んだまさに豆粒と
いった風情に充血した陰核にまで及んだ途端、耐えかねたように背筋を反らして絶叫し、
埋められた魔術師の顔に目掛けて大量の愛液を噴き出した。
「おやおや、本当に淫らなお方だ。潮まで吹くとはね」
すっかり脱力しきって両手両脚を投げ出し、火照った身体を時折震わせて快楽の余韻に
浸るだけとなった貴婦人の肢体を眺め、魔術師は欲情に満ちた笑みを浮かべた。
「さて、そろそろこれが欲しくなった頃でしょう。いきますよ」
だらしなく開かれた両脚の間に身体を割り込ませ、魔術師は人外の凶悪さを備えた男根を
しとどに濡れた秘所に宛がった。
「あ……ぁ……そのような……だ、め……あぁ……」
貴婦人は力の入らない身体を右に左に捩って逃れようとするも、両腿を捕まえられてしまっているため、
果たせなかった。魔術師はしばらくの間、嬲るようにして男根を擦り付けていたが、逃れようとする貴婦人の焦燥を
充分に堪能したのか、その巨大な男根を既婚者であるにも関わらず硬く閉じた秘所に捻じ込み始めた。
「ああ、あぁぁ……駄目、駄目ですぅ……あぁ……」
貴婦人は両腕を顔の前で交差するようにして目を覆い、啜り泣くような声を漏らした。
「何が駄目だと言うのですか。ほら、貴方のここはこんなにも喜んでいますよ?」
「あっ、お、おっき、ぁぁっ、な、ぁっ、何、こ、れぇ……!」
イボのような突起に覆われ、その形状自体が奇怪に捻じ曲がった人外の男根が内部を掻き分け、
押し分け、貫き、満たしていくおぞましいほどの快楽に、貴婦人は涙を流して全身を震わせた。
「ああ、これだ、ずっと、こうしたかったのです!いい、いいですよ、貴方の中は……!」
最早、快楽の波濤の前に理性が消し飛びかかっている貴婦人を押さえつけた魔術師は、これまでの超絶的な
技巧はどこへやら、まるで初めて女を知った若者のような我武者羅さで熟れた女体に腰を叩きつけた。
「あっ、嫌っ、あぁっ、ひぃぃぃっ、こんなぁっ、こんなのってぇ……!」
甘い響きすら漂う形ばかりの拒絶を口にする貴婦人は、力の入らない手足に力を込めて懸命に持ち上げた。
そのまま抵抗するかと思いきや、意外なことにそのまま魔術師の身体を抱き締めるように、その手足を
魔術師の背中と腰に絡めつけたのだった。
「あっ、いぃっ、もっとっ、もっと強くしてぇっ、あぁっ、いいのぉっ!」
「ふふふ、やっと素直になってくれましたね。どうです?私と彼のはどちらがいいですか?」
遂に理性を決壊させた貴婦人が浅ましく快楽を貪り、悶える様子を楽しげに眺めながら、魔術師はその耳元に囁いた。
「あっ、あっ、あんっ、あんなっ、ものよりっ、貴方の、方がっ、万倍も、っ、い、いいですぅっ……!」
既に彼女の心に夫への想いなど残されてはおらず、代わってそこにはただ目の前の快楽を貪りたいという
淫らな欲望ばかりがあるのみだった。敬虔な尼僧は悪魔のような魔術師の手によって堕落したのだ。
「うっ、くっ、出しますよ、子種を、一杯注いであげますよ!」
「あぁっ、来てっ、来てぇっ、一杯注いでくださひぃぃぃ!」
魔術師が腰を一層深く沈めておぞましい快楽を生み出す男根を埋めると、それに応えて貴婦人も
腰を突き出し、手足を絡め、より深く、最奥の奥底にまで導くように魔術師の腰を引き寄せた。
「うっ、で、出ます……!」
「あぁぁぁっ、熱いぃぃっ、あの人っ、のっ、なんかよりもっ、あぁぁっ、凄いっ、凄いぃぃぃ……!」
おぞましい男根がこの上更に膨張して秘肉を押し広げ、胎内に灼熱した子種を注ぎ込む快感に、
聖女とまで呼ばれた慎ましやかな女は、浅ましい娼婦のような叫びを上げて絶頂に達した。
絶頂に達しながらもなおも男根を締め付けて精を搾り取ろうとするその動きに、魔術師も
堪らず連続して達し、達しながら突き上げ、両者共に際限のない絶頂の連鎖へと互いを高め合っていった。

335 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/29(月) 22:33:32 ID:DJ7HuVeG

           *           *           *

「はぁっ、はぁっ、いい、いいですわぁ、あれほど出したのに、まだこんなに硬い……」
最初に手を触れた時とは一転、貴婦人は恍惚とした表情を浮かべて凶悪な男根に舌を這わせている。
手の方は愛しげに、まるで宝物を扱うような手つきで男根と陰嚢とを撫で回している。
「貴方が相手ですから、いくらでも子種を吐き出す用意ができていますよ」
熟練した舌と指が生み出す快楽のあまり、身震いしながら魔術師が応じる。
「ええ、何度でも……私の身体でよければいくらでもお使いください……」
「無論ですよ。まだまだ注ぎ足りません。子供を作るというのは一朝一夕ではいかないものですからね」
そう言いながら、魔術師は十回近くも子種を注ぎ込んだ肉壷に手を当て、再びマカニトの呪文を詠唱した。
不快な波動が再び貴婦人の下腹部を襲った。
「あっん、何を、なさるのですか?」
実に美味そうに男根を銜え込んでいた貴婦人が、純粋な疑念の眼差しを向ける。
「ええ。受精卵をマカニトで殺したのですよ。子供ができてしまっては注ぎ込めなくなってしまいますから」
本末転倒はまさにこのことであるが、貴婦人はその論理の矛盾を指摘するようなことはしなかった。
それどころか、満面に淫蕩な笑みを浮かべて頷いたのである。
「はい……子供はもっと後でよろしいですわよね、『あ・な・た』」
既に貴婦人の心には遠い異郷の地に旅立った夫など住んではいなかった。
「ああ、その通りだとも、『お前』。さあ、今度は『お前』が上になりなさい」
魔術師の方もそれに気づき、仰向けに横たわると、満面の笑みを浮かべて貴婦人に告げた。
「わかりましたわ、『貴方』」
魔術師の腰を跨ぎ、そそり立った剛直を恍惚とした表情で秘所に宛がった貴婦人は、
静かに、そして貪欲にそのおぞましい肉塊を胎内に呑み込んでいった。

           *           *           *

一年後、見事に敵を討ち果たして帰還した君主は、最愛の妻によって武器を奪われた挙句、
魔術師が満身の力を込めて放ったマハマンによって溶岩の底に沈められてその生涯を閉じた。
その後、君主を裏切った魔術師とその妻は、魔術師の強大な呪法によって不老不死を手に入れ、
今もその寝室において永遠の蜜月を過ごし続けているのだという。

336 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/29(月) 22:34:12 ID:DJ7HuVeG
SSでレスをしてみた。なかなか疲れるが乙なものだ。
しかし、一レスの小ネタのつもりで書いたのにここまでになるとは。
我ながら驚きだ。

>>324
シリーズが終わって気力があったら。

337 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/05/29(月) 22:50:27 ID:DJ7HuVeG
>>335
最後の四行訂正。
投下してから文章が閃く俺の頭はどうにかならんものか。


一年後、見事に敵を討ち果たして帰還した君主を待っていたものは、最愛の妻と最高の友の裏切りだった。
彼は妻によって武器を奪われた挙句にモンティノをかけられ、完全に戦う力をなくしたところに魔術師が
満身の力を込めて放ったマハマンを受け、滾る溶岩の底にその身を沈められてその悲劇的な生涯を閉じた。
その後、君主を裏切った魔術師とその妻は、魔術師の強大な呪法によって不老不死を手に入れ、
今もその寝室において永遠の蜜月を過ごし続けているのだという。

338 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 09:29:25 ID:IhsLs7H7
>>337
何とも素晴らしい!
股ぐらがいきりたつ!!

GJ!!

339 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 19:12:08 ID:q/cUVN8y
ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
マカニト怖すぎ……受精卵や胎児でなくとも……

340 :名無しさん@ピンキー:2006/05/30(火) 21:06:34 ID:YAJbtCr/
赤子殺しだけは嫌だ!!!!!うわああああああああ!!!”!

341 :名無しさん@ピンキー:2006/05/31(水) 03:30:14 ID:plWBVeJz
(ティンコの)へんじがない ただの ぶんしょうの ようだ

342 :名無しさん@ピンキー:2006/06/01(木) 23:39:42 ID:6Uk3Re98
俺も赤子殺しだけはちょっと・・・・
いや物語としては面白くてエロいからOKだけどね。

343 :名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 01:31:17 ID:9bs8IK8l
そうか!!ファズボールはこの水…



*いしのなかにいる*

344 :名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 11:08:25 ID:finSHmns ?
SSだからこそ無茶苦茶なエロも例え赤子殺しであろうと楽しめる気がする。
背徳なほどエロイというか。
背徳の要素がなくても口淫の中心の三行だけで俺の股間のフレイルが略なんですが
どうしたらこんなエロい表現ひり出せるんですか、この…エロガッパ!

345 :名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 16:21:30 ID:gZzT5MlS
赤子殺しもアレだけど
その後簡単に言い包められる頭の弱さに絶望した

346 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/06/02(金) 18:03:20 ID:3tsTPF9x
レイプと似たようなレベルかと思ったんだが、
反応を見る限りでは赤子殺しはダメージがでかかったようだ。
「投下前に警告を入れるシチュ」リストに追加しておくよ。

ところで、>>345の指摘で気づいたんだが、>>331>>332の間には、
最終的にどういう経緯で陥落したのかは想像に任せるつもりで、
いつもの
「           *           *           * 」
を入れる予定だったんだ。

つまり

印を結ぼうとする手に縋りつく貴婦人に、魔術師は豪奢なベッドに意味深な視線を向けつつ、
蛇が獲物に絡みつくような陰湿な声音で微笑みかけた。

           *           *           *

「ああ、そんな……」
ドレスを脱ぎ捨て、若い娘には持ち得ない妖しい色香を漂わせる白磁の肌と豊満な肉体を

とするつもりだったわけだ。
いくら何でも直後にドレス脱ぎ捨ててフェラ移行は唐突過ぎるからな。
うっかりしていた。

>保管庫氏
そういうわけですので、お手数ですが上記のように訂正よろしくお願いします。
何か投下するたびに訂正をお願いすることになってしまって申し訳ありません。

347 :名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 22:34:12 ID:CZnmfS6S
少佐氏って霜ノ関氏?
作者のキャラが似てるんだよね・・・。

348 :少佐 ◆iQ7ROqrUTo :2006/06/02(金) 23:14:16 ID:3tsTPF9x
>>347
いや違うけど。

349 :名無しさん@ピンキー:2006/06/02(金) 23:38:57 ID:GHA7g/m3
寝取りだけど、相手の男がモブだから読みやすかった。
次作にも期待しております。

350 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:42:27 ID:a7oUgJ6f
<闇色の女妖術師>

その<居室>は、闇の君主たちの住まう部屋のような荘厳さはなかったが、かなり広い作りになっている。
玉座などの代わりに中央にある小部屋──トラップ部屋だ!──があるのが部屋の主らしいアクセントだった。
少年は、その部屋の前まで来て、ぴたりと立ち止まった。
身に着けた装束は軽装──盗賊のものだ。
しかし、危険な迷宮のこんな奥深くまで一人でやってくる盗賊がいるのか。
この少年は例外らしい。
隠密を旨とする職業のくせに、部屋の奥に向かって大きな声を上げたからだ。
「来たよ!」
しばらくロミルワの魔法光の下で耳を済ませる。
迷宮の奥からは何の音も聞こえないが、少年は何かを聞きつけたらしい。
「いつまで待ってても、僕はここには入らないからね! そっちから出てきなよ!」
小部屋──あらゆる保護呪文の効果がかき消され、かつしばらくは唱え直せない魔法罠の部屋。
用心深いこの部屋の主は、訪問者がそこに入って魔法を解かない限り姿を現すことはない。
この少年──コロンが相手でなければ。
やがて、恨めしげな声が聞こえてきた。
「……せめて、ロミルワだけでも消さぬか?」
「やだね。巻物を使うのがもったいない。──それに君の姿がよく見えなくなるし」
「……我はそれが目的で提案しているのだが?」
「その提案は却下だよ。僕は、君の顔を見たい」
ひとしきり呪詛のことばが続いた。
その呟きの声の主が誰かを知れば、コロン以外の人間は震え上がるか、眉をしかめるかのどちらかだろう。
地下6階のこの部屋の主は、闇の君主たちに比べれば力は劣るが、その分陰湿で陰険だから決して油断ができない。
敵に回せば、ある意味、もっと下層に住まう実力者たちよりも厄介なことは、冒険者たちの共通の認識だった。
しかし、腕組した盗賊少年は気にも留めない様子である。
懐を探って懐中時計を取り出し、わざとらしく覗き込む。
「約束の時間まで、あと30秒。29、28、27……」
やがて、コロンの予想通りに、ため息が聞こえ、大きな足音が近づいてきた。

351 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:43:06 ID:a7oUgJ6f

どしんどしん、という大きな音は、この部屋の主人の体重が重いからではない。
片足が、義足だからだ。
薄暗がりを切り取ったような色のローブ姿が目の前に現れたとき、コロンは懐中時計から視線を上げてにっこり笑った。
「はい、時間ぴったり! いつもながら正確だね」
人を食ったせりふに、着ているローブと同色の闇色の長い髪を持つ美女
──イビルアイズは激昂しかけたが、何とか自制した。
この部屋の女主人は、その名の通りの<邪眼>で睨み殺さんばかりにコロンを凝視していたが
睨まれたほうの側は、にこにこと笑っているだけだ。
やがて──イビルアイズはため息をついて肩の力を抜いた。
今日も自分の負け。
現在五十七連敗。ちなみに勝ったことは一度たりともない。
「じゃ、取引しましょ。<スカーレットローブ>、ある?」
イビルアイズの様子をまったく無視してコロンは商談を始めた。
<スカーレットローブ>は炎と石化に耐性を持つ魔法のローブだ。
悪の戒律を持つ者以外が着れば呪われてしまうが、その防御力はローブとしては最高級である。
何よりも、魔力をこめて暗く輝く緋色が美しいため、悪の戒律を持つ魔術師、
それも女魔道士に人気だった。
コロンもその需要に応じて買い求めているのか、
イビルアイズが差し出したローブの胸の辺りをよく吟味していた。
「ううん。これじゃきついかなあ。ブレンダさん、おっぱい大きいし。
──ねえ、胸だけもう少し大きなの、ある?」
<マンフレッティーの店>の看板歌姫──迷宮の女子トイレで春を売っているという噂もある──美女の名に、
イビルアイズのこめかみの辺りがひくりと動いた。
もちろんコロンは気にする様子がない。
無言でローブを取り替え、新しいのを差し出す闇の女魔術師に、コロンは、今度はにっこり笑った。
「あ、これならぴったりだ。はい、お代」

352 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:43:37 ID:a7oUgJ6f

「……」
金貨の詰まった皮袋を受け取る。
「──二枚多い」
持っただけで重量が分かるのか、イビルアイズは袋に手を突っ込んで釣りを返した。
「あれ、酒場できっちり数えたはずなんだけどなあ」
「貴様は大雑把過ぎる」
にべもなく言い捨てた闇の女魔術師は急に押し黙った。
元気いっぱいに突き出したコロンの手に硬貨を置こうとして、指先が手のひらに触れたからだ。
心臓が破裂するかと思うくらいに高鳴る。
「ん? どうしたの?」
ポケットに金貨を入れたコロンが無邪気に笑う。
「……好み、なのか?」
イビルアイズの声は小さく、コロンの耳を持ってしても聞き取りづらかった。
「え?」
「──貴様は、大きな胸の女が好みなのか、と聞いている」
「ううん。別に」
心の中のありったけの勇気を振りしぼって発した問いと、
ほとんど反射的、と言って良いほど無造作な返事だった。
だが、イビルアイズは安堵の吐息をついた。
「どしたの? ため息なんかついて。……具合、悪いの?」
気がついた瞬間には、コロンの顔は闇の女魔術師のすぐ傍にあった。
「な、なんでもない」
必死で呼吸を整えながらイビルアイズは眼をそらした。
しかし無邪気な追い討ちは彼女の予想以上に容赦なかった。
「あ、おっぱい、これくらいの大きさがいいな」
むにゅ。
ローブ越しに、コロンの手がイビルアイズの胸に触れる。
少年にとっては、深い意味のない、ただのスキンシップ。
だが、女魔術師にとっては──。

353 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:44:08 ID:a7oUgJ6f

「──っ!!」
電流でも流れたようにイビルアイズは身をよじった。
「あ、ごめん。痛かったの?」
相手の反応に、少年はびっくりし、慌てて声を掛ける。
彼と同じくらいのリルガミンの街娘相手なら、嬌声をあげてふざけ返してくるところだ。
だが、ずっと年上の女妖術師にはずいぶん違う効果があったようだ。
「……」
コロンが手を離すと、イビルアイズは荒い息を吐いて彼を睨みつけてきた。
「ええと、その……おっぱい、怪我でもしてたの? ――ごめん」
ぺこりと下げる頭を、思いっきり殴りつけたくなる衝動に女妖術師は必死で耐えた。
「……怪我は、していない」
「あ、そうなんだ」
コロンはイビルアイズの顔をまじまじと見た。
なんとなく「続けていい」と判断して手を止めない。
正解だった。
イビルアイズの白い──迷宮の闇の中では灰色にも見える──美貌に
わずかに朱がさしたように見える。
それが見間違いや錯覚でないことを、少年の鋭い目は読み取っていた。
「……」
少年が女妖術師の胸元に手を伸ばした。
飛燕にも見切れないはずのそれは、だが、途中でイビルアイズの手に掴まれていた。
「今日は<ゴールドメダリオン>はないぞ。――お前は手癖が悪い」
柳のようにすらりと美しい眉をしかめ、闇から生まれた美女はコロンをにらみつけた。
彼女は、強力な魔力を秘めた黄金の装飾具をこの少年に何度も盗まれていた。
「えへへ……」
コロンがばつが悪そうに笑う。
いや、そのいたずらっぽい笑みは、盗みを見破られた盗賊のものではなかった。
「――!」
イビルアイズは弾かれたようにコロンから離れ、自分の身体を見た。

354 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:44:44 ID:a7oUgJ6f

「……」
ない。
着けていない。
穿いていない。
胸乳を覆う布と、腰巻を。
「えへへ、欲しかったのは、メダリオンじゃないよ」
コロンが両手に掴んだ布きれをひらひらと振りながらにっこりと笑った。
──イビルアイズの下着。
女妖術師は青白い顔を真っ赤に染めた。
怒り──ではなく、羞恥。
「わわっ、ご、ごめん、ごめんなさいっ!」
惑乱のあまり、狂戦士もかくやという勢いで突っ込んできた女妖術師に、少年は慌てた。
「――き、緊急退避っ!!」
「!!」
少年は、スカートめくりの要領で闇色のローブの裾をめくり上げた。
用心深い女妖術師のローブは、幾多の防御魔法をかけられていたが、
──スカートめくりには対応していなかった。
突然目の前に現れた闇──自分のローブが視界に下がり落ちたとき、
イビルアイズはコロンを見失っていた。
「ど、どこへ行った?!」
怒りの標的が消えたことではなく、別の感情によってうろたえた声を上げたとき、
女妖術師は今までで一番強い衝撃にのけぞった。
ふっと、息をかけられたのだ──女性器に。
少年は、彼女のスカート、否、ローブの中に逃げ込んだのだ。
女妖術師は狼狽えきった表情になった。

355 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:45:15 ID:a7oUgJ6f

「き、貴様、出ろ!!」
幽鬼のような青白い美貌、その頬が朱色に染まっている。
「君、ものすごく怒ってるからやだ。しばらくここでほとぼりを冷ましてる」
「出ろっ! ば、ばかっ、息を吹きかけるな。呼吸をするな」
「無茶なこと言わないでよ。スカートの中はせまいんだから呼吸が苦しいの!」
「い、息がかか…って……!」
二人の会話は矛盾だらけ──特に女妖術師のほうは支離滅裂だった。
この状態から逃れようとすれば簡単だ。
イビルアイズがローブをたくし上げて一歩下がればいい。
だが、女妖術師の選択肢にそれは最初からなかった。
「……暗くてせまいよぉ……ね、ロミルワ使っていい?」
「ば、ばか、やめ……」
強い調子の声は、だがことばとは裏腹に拒否の音色を含んではいなかった。
魔法防御がかかっているイビルアイズのローブは、ロミルワの魔法光を通さない。
だが、女妖術師はコロンがロミルワを使ったのを感じ取っていた。
見られる──少年に、自分の性器を。
「あ、……きれい」
コロンが感嘆の声を上げる。
何を評してそう言っているのか悟ったイビルアイズは思わずローブの前を押さえた。
それは、街娘が自分の急所を守るのに反射的にとる動きにも見えたし、
発情した牝が自分の性器のある場所に触れる仕草にも見えた。
だが結局それは、コロンの頭を押さえつける結果を生み出した。
──それが女妖術師の望みだった。
「むぎゅう」
イビルアイズの股間に顔を押し付けられた形になったコロンは、妙な声を上げた。
その語尾は、すぐにくぐもったものになり、次いで子猫がミルクを舐めるような音に代わった。

356 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:45:46 ID:a7oUgJ6f

「ひっ!」
イビルアイズはのけぞった。
舐められている。
少年に、性器を。
立ったままで。
好きな男に自分の無防備な部分をさらけだし、蹂躙される快楽。
がくがくと揺れ動く身体を支えようとして、
女妖術師は、コロンの頭をさらに強く自分の股間に押し付けた。
コロンは、得たりとばかりに舌の動きを強めた。
それは、とても年端も行かぬ少年のものとは思えぬ巧みさをともなっていた。
唾液にぬめった舌が、割れ目から侵入してきたとき、
イビルアイズは、もはや声を上げることも叶わずに崩れ落ちた。
「……」
尻餅をつき、さらに石床の上に横たわる。
はぁはぁと荒い呼吸を繰りかえす。
ローブの裾がめくれ、コロンがひょっこりと顔を出した。
「えへへ、イった?」
「ばか……」
女妖術師が絶頂を迎えたか、否かは、薔薇色に染まった美貌と、
とろけるように潤んだ瞳で一目瞭然であった。
「えっと……しても、いい?」
「ばか……いまさら、そんなことを聞くな」
いつでもしていい、とはイビルアイズが何度か口に出して約束していたことだった。
女妖術師と少年の間では、強姦ということばは存在しない。
問題は、少年のほうが、イビルアイズがありったけの勇気を振り絞って言ったことを
すぐに忘れてしまうということだ。
だが、それも悪くはない。
コロンが自分の身体を求めることばを聞くのは。
イビルアイズは、コロンの前で、静かに下肢を広げた。

357 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:46:18 ID:a7oUgJ6f

「うわ、すごい濡れてる。――あ、こっちの足、大丈夫?」
コロンはイビルアイズの義足を気遣った。
天真爛漫に自分中心なように見えて、こうしたところがちゃんとしているのが
女妖術師を蕩かせてしまう。
「大丈夫だ。――はやく来い……」
「うん!」
男根は、大きさと形は少年とは思えぬものだったが、色と硬さは年齢相応の若々しさに満ちていた。
それが、成熟しきった女妖術師の女性器に飲み込まれていく。
「ああっ!」
「うわっ、すごいや。ぬるぬる」
少年のこわばりを迎え入れた粘膜の部屋は、蜜であふれかえっていた。
「君って、濡れやすいんだね」
「そ、そうなのか?」
イビルアイズは目を閉じた。
他の誰と比べているのか──聞こうとして、臆病な心がそれをとどめる。
「うん、エッチしやすくていいね」
「ばか」
目をつぶったまま眉根を寄せながら、イビルアイズは下半身に意識を集中した。
「あっ……」
自分を包む女性器が、急に締め付けを強くしたことに、コロンは声を上げた。
「ど、どうだ、具合はいいか?」
「うん、……すっごくいいよ、これ……」
「そうか……」
それはよかった、と素直に言える女に生まれていれば良かった。
だが、地下五階の娼婦の一人を罠にかけ、男を喜ばす閨技を聞き出した甲斐はあった。
「えへへ、すごくうまくなったね。いっぱい勉強したんだ。──ひょっとして、僕のため?」
無邪気に笑う少年に図星を指されて、女妖術師は狼狽した。

358 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:46:48 ID:a7oUgJ6f

淫蕩な交わりは長く続いた。
少年は巧みで、情熱的で、そして女妖術師の精神と肉体は敏感すぎた。
イビルアイズは何度も絶頂に導かれ、コロンの下ですすり泣いた。
「ひっ…くっ……、も、もうっ、もうっ……」
女妖術師は汗と涙で潤んだ美貌をあげた。
「あ、もう一度イきたい? ちょっと待ってね、今すぐ……」
「ちがう……貴様も……いっしょに……」
イビルアイズの懇願に、コロンはちょっとびっくりしたような表情になったが、
すぐににっこりと笑った。
「うん。……中で、出していい?」
「ばか──いいぞ……」
「うん!」
少年の動きがさらに情熱的になり、女妖術師はさらに激しく反応した。
「くっ、い、イくよっ!」
「こ、来いっ……ぜんぶっ、我の中にっ……!!」
「う、うん……キス、していい?」
「!!」
コロンはイビルアイズの唇に自分のそれを重ねた。
おずおずとそれを受け入れた女妖術師は、少年の積極的な唇と舌の動きを感じると、
目を閉じて、それに応え始めた。
二匹の桃色の蛇が絡み合う。
イビルアイズがこれ以上はないというほどに上気した美貌に至福の表情を浮かべたとき、
コロンは声をかみ殺しながら彼女の中で果てた。
愛しい少年の、若い、新鮮な精液が、女妖術師の膣と子宮を占領していく。
イビルアイズはコロンの脈動を胎内に受けながら、これまでで一番の絶頂を迎えた。

359 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:47:36 ID:a7oUgJ6f
10
「えっと、さ。――お腹すいてない? パン、あげる」
情交の後、なぜか不機嫌にそっぽを向いたままの相方に、パンを差し出す。
女妖術師は、それをだまって受け取り、かじった。
「……」
「おいしい? 「今日のパンは会心の出来だ」って父上が言ってた」
「……」
イビルアイズが、無言でわずかに頷く。
コロンは頭をかいた。
年上の愛人のことは何でも分かっているつもりだったが、
今なぜ彼女がこんなに不機嫌なのか、わからない。──修行が足りないようだ。
彼の母親は、忍者としての武術や体術はしっかりと教え込んだが、
房事に関することは一切教えなかった。
いまや平凡な主婦となった<最強のくの一>にとって、それはもはやどうでもよいことのようだった。
最愛の男と夫婦(めおと)になった女にとっては。
だから、コロンはそうしたことを自分で一から覚えなければならないのだが、
朝っぱらから隣の部屋で情熱的に交わり始めた両親をおもんばかって、家を出て迷宮をうろつく毎日の息子に、
女心のちょっとしたヒントをアドバイスしてくれてもよさそうなものだ。
とりあえずプレゼント、と思って父親の力を借りたが、どうにもうまくいかないらしい。
いや、彼の父親の焼いたパンは、リルガミンで一番うまいのだが。
「……」
ふいに、イビルアイズは、コロンのほうを向いた。
睨みつける<邪眼の女妖術師>にどきり、とする。
恐怖や警戒によるものではない、心の動きに。
「……頼みがある」
「え?」
「……私以外の女に、こういうことをさせるな。――そのかわり、私が、好きなだけさせてやる」
「え、ああ……うん……」
とりあえず、コロンはうなずいた。

360 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:48:16 ID:a7oUgJ6f
11
「……」
体中の勇気を振り絞った提案が受け入れられて、イビルアイズはひそかに安堵の吐息をついた。
「――じゃ、君も、僕以外の男の子とこういうことしないって、約束してくれる?」
安堵したところに、予想外の一言だった。
思わずティルトウェイトの呪文をかけそうになる衝動を、女妖術師は必死で堪えた。
(我に貴様以外の男がいると思っているのか、この阿呆!!)
それを言える女であったら、もっと早くこの少年と愛し合うことができたかもしれない。
──だが。
表情を消してむっつりと頷いたイビルアイズは、目の前に差し出された少年の手を見ながら思った。
「じゃ、指きりしよっ!」
……これはこれで悪くはない。
「――指きりげんまん、ウソついたら手裏剣のーますっ!」
少年と、女妖術師は、小指同士で結ばれた。
恋人たちは、それからどちらからとなく、もう一度唇と唇で結ばれて、
――それから別のところで、もう一度繋がった。


……リルガミンの伝承にいわく──。
<イビルアイズの部屋>でトラップ部屋に入っても女妖術師が現れない時は、
たいていその直前に忍者の少年が彼女のもとを訪れているときだから、
<ゴールドメダリオン>を盗み出すチャンスを与えられなくても、運が悪いとあきらめたほうがいい。
あんまり文句を言うと、人の恋路の邪魔した罪でナイトメアに蹴られて死んでしまう呪いをかけられるから。
そして次の日あたりにもう一度たずねてみれば、陰湿で陰険なことで有名な女妖術師は、
けっこうな上機嫌で、アイテムをいつもよりも格安で売ってくれたり、
ゴールドメダリオンをちょろまかしたりしてもとがめなかったりするのだ──。

361 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/05(月) 03:51:17 ID:a7oUgJ6f
ウィズ5で「一番めんどくさい奴」を女性にしてみました。
この人は絶対にはツンデレだと思いますw


362 :名無しさん@ピンキー:2006/06/05(月) 08:47:57 ID:1Qul1+X+
おーたまりませんなショタ&ツンデレ。
何げに女忍者とパン職人が補完されて。
それもまた魅力!


363 :名無しさん@ピンキー:2006/06/06(火) 02:25:30 ID:7Kawawq7
>ツンデレイビルアイズ
GJ!イビルアイズ好きだから嬉しかった。
めんどくさいけどそこがいい。>「一番めんどくさい奴」
何気にNPCで一番、こちらのアイテム高く買い取ってくれるし。

昔はよく、イビルアイズとマイティヨグや氷の王ロブナとの関係を妄想したもんだ。
SFC版やりながら、氷の女王と邪眼の魔女のレズエロ妄想したり。
獣人化ヨグ×脚噛み切られたイビルアイズの獣姦エロ妄想とか。
いやなガキでスマン。

>女忍者&パン職人
「おや?」と思ったら、やっぱりあの二人か!
幸せな家庭築いてて良かったよー!いい息子さんをお持ちでw

364 :名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 00:23:57 ID:cVEWxH+c
イビルアイズがこんなに可愛いとは。
今度プレイした時、もし彼女に酷い目に遭わされても愛せそうな予感。
ショタ盗賊もイイ!
義足の方の脚を気遣うあたりに感動した。

365 :名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 13:10:02 ID:jG6Mux3r
正直これは想定の範囲外だった。
やべえ、もう金のメダリオン盗めNEEEEEEEE。
しかし彼女にならマッドストンパーの水虫にされても(・∀・)イイ!!

…っていうか何やって水虫になったんだろう。
王子だった筈だから「俺の女になれ」とか言ったんだろうか。
あと朝っぱらからやってる両親に乾杯。

366 :名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 14:14:47 ID:HPc/pqCl
>今なぜ彼女がこんなに不機嫌なのか、わからない。──修行が足りないようだ。

俺にもさっぱりわからん。修行が足りないどころか、してないのに問題があるようだorz

367 :名無しさん@ピンキー:2006/06/07(水) 18:22:51 ID:CfYtu8Vv
あの二人、異空間から出してもらったのか。

368 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/06/07(水) 22:32:03 ID:iF92R01P
>>366
あー、その辺はツンモード(とはちょいちがうか)でw
「自分以外の女とエッチしていたことについて問いつめたい! 
でも、その女のほうが自分よりお気に入りだったらどうしよう?」の怒り&逡巡モードから
「私がいくらでもさせてあげるから、私以外の女とするな!」とイビルアイズ的にドキドキな提案をしよう、と決意するまでの間のあれですw

ちなみに当初のコロン君は、もっとナチュラルな悪魔的少年で、
セックルの途中で、「あー、そういえば、お姉さん、昔ヨグさんに振られたんだって?」とか
「あれれー、ヨグさんの名前聞いたら、お姉さんのあそこ、突然きゅんきゅん締め付けてきたよー?」とか
「僕とヨグさん、どっちが好きー?」とか
古傷をえぐることば攻めプレイでMッ気なイビルアイズを悶えさせたあげく、
最後にイビルアイズの提案を受け入れた後、ドアの外に出たとたんに、
「えーと、今、「正常位で」するのはイビルアイズさんだけって約束したから、――ブレンダさんにお尻からさせてもらいに行こっと☆」
と無邪気に笑うような奴ですたw
パン職人夫婦の息子という設定にしたら、さすがにあの二人から悪魔は生まれないだろうと、単にお馬鹿なだけのキャラになりましたw

369 :名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 01:12:42 ID:a3NC4vR0
>「あー、そういえば、お姉さん、昔ヨグさんに振られたんだって?」
ちょ、その話、俺にもkwsk聞かせてくださいお願いします。

大猿になる前は男前だったのかなヨグ…。

370 :名無しさん@ピンキー:2006/06/09(金) 21:16:48 ID:6po2zib5
俺にはイビルアイズが女という発想自体が無かった…
だってあのいでたちですぜ? 黒布かぶった骸骨みたいな。

371 :名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 02:08:56 ID:cScLInbs
いすらむ圏のじょせいがアベイヤ(ベール)被るのは
「ヤロウ共が美女を取り合って戦争起こさないように」
とゆーのが発祥だそうな。
つまり、
『わたし、脱いだらスゴいんです』
てことでしょうな。はなぢはなぢ、GJ・・・うっ

ところで
>――それから別のところで、もう一度繋がった。
って、
キスの次はもう一回ヤッたってことですか?
キスの次はうしろでヤッたってことですか?
どうなんですか、おしえてください。


372 :名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 02:57:25 ID:nTBhfTBW
>キスの次はうしろでヤッたってことですか?
考えつかなかったけどアナル好きとして強く支持。

373 :名無しさん@ピンキー:2006/06/10(土) 10:47:55 ID:WcvF+fht
イビルアイズがふたなりで少年のアナルをってことか

374 :名無しさん@ピンキー:2006/06/12(月) 15:38:02 ID:ThtCSndo
保守

375 :名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 01:36:04 ID:Q2dkyqgu
>>373
それはイイ

376 :名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 02:52:07 ID:NlP54sOG
いいのかYo!
// 逆は想像できるが

377 :名無しさん@ピンキー:2006/06/13(火) 03:07:33 ID:TFGi8CBK
いいよー
奥手だったイビルアイズが、相手を征服する悦びに目覚めるんだよ
羞恥プレイきぼん

378 :名無しさん@ピンキー:2006/06/17(土) 19:49:01 ID:Ocj92mBx
保守

379 :名無しさん@ピンキー:2006/06/21(水) 22:38:13 ID:5KdvzDyk
hosyu

380 :名無しさん@ピンキー:2006/06/23(金) 21:55:11 ID:UqQobARW
ageてみる

381 :名無しさん@ピンキー:2006/06/24(土) 00:23:22 ID:6kUubBBh
ソフィア様の作品が見当たらないとはどういう事ですか?

382 :名無しさん@ピンキー:2006/06/25(日) 10:29:57 ID:uE8AB/n0
君に書いてもらう為に皆が残しておいたのだ

383 :名無しさん@ピンキー:2006/06/30(金) 23:23:19 ID:FkACJcZZ
保守

384 :名無しさん@ピンキー:2006/07/04(火) 00:27:27 ID:WuWGuw94
保守

385 :名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 21:53:43 ID:uv+go9dQ
最近プレイを始めたXTH妄想で保守。
中堅レベル人間くノ一×ダミアス教頭。
寒いダジャレを聞いて教頭に恋をしたくノ一が、いつか教頭を押し倒す
日を夢見てレベル上げに励む。

…これじゃあ肝心のエロ部分が無いや。

386 :名無しさん@ピンキー:2006/07/08(土) 23:02:59 ID:OsiEFte6
レベルが上げて教頭を押し倒したとこから始めればいいじゃないか

387 :名無しさん@ピンキー:2006/07/09(日) 03:02:00 ID:FpolQ4mD
佐官になってノービスロード中枢あたりに
呼び出して押し倒すのですね?

388 :名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 02:49:19 ID:mPD3uJG8
夜のノービスロード中枢は一定レベル以上の学徒から
カップルが過激にイチャつく為の場所として認識されている。



……そんな気がしてしかたがない

389 :名無しさん@ピンキー:2006/07/10(月) 22:26:34 ID:kkB2i6CF
>>388 

ララス「決闘の場所はノービスロード中枢、南西の部屋でいいな?」
  PC「ああ、3号室ね。おk」

…ラブホテル扱いかw

390 :名無しさん@ピンキー:2006/07/11(火) 19:57:08 ID:kDz/+IrK
静流「そ、そのような呼び方は良くないでござる///」


静流(´;ω;`)ウッ・・・

391 :名無しさん@ピンキー:2006/07/13(木) 18:54:04 ID:/lHoJDPg
???「うちに何の用どすえ?」
人侍男「オトメに用なんかねぇよ!つーかアンタ誰?」
???「人の名前を呼んでメソメソしとるのは何処の阿呆かと思って見に来ただけどす。
   一体何がありましたんえ?」
人侍男「うるせえな、人違いだったら帰れよ!」
???「何どすかその言い草は。口の聞き方がなっておりまへんな。
   こうなったら全部洗いざらい吐いてもらわへんとなぁ」
人侍男「え?!ちょっ、ちょっと、はっ放せ、放せえええうああああ!!!」

名前つながりで書いた。口調は適当にでっち上げた。スレ違いなのでもう書きません。謝謝。

392 :名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 05:21:47 ID:LmruMxrs
>>391 まぁ、まぁ、
おあがりやしてぶぶづけでもいっぱいよばれておくれやす。

393 :名無しさん@ピンキー:2006/07/14(金) 22:45:25 ID:fic1xUqn
>>392
なんだったかの漫画でそう言われて、ストレートに意味を解釈してお茶漬け食っておかわりまで要求ってネタがあったのを思い出した。

394 :名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 05:35:00 ID:ML6OIPcV
別の地方の人間に「家は今夜すき焼きどす」
(だから「手間のかかる料理やるのに迷惑になるといけないから」とか言って帰れ!)
と言ったらそれを本気で楽しみにされて仕方なくご馳走する事になった、
って話なら本で見たことがあるけど。



395 :名無しさん@ピンキー:2006/07/15(土) 22:19:13 ID:pBjsBSCF
 流れを無視して、過日、リアル知人との雑談の折に出たウィズ5ネタを一つ。

知人「ハークルビーストの声がハックルハックルだったら嫌だよなー」
漏れ「それよりゃセックルセックルの方が嫌じゃね?」
知人「セックルビースト? あーそりゃ嫌だ」
漏れ「看板にはこう書かれている。
   『セックルビーストに餌=おにゃにょこを与えないで下さい』」
知人「俺のパーティは男六人な訳だが。って言うか、それってただの
   レベル1シーフちゃうんか? セックルビースト」
漏れ「レベル1シーフじゃ相手に逃げられるか倒されるだろ普通に」
知人「え? 襲われたパーティは全員ガッツなんか? 力18の侍とか君主とか」
漏れ「ぶはっ! そっちの意味で返り討ちかい!
   『どーれ一発ハメてやるか!』
   『(ガクガクブルブル)』」
知人「んで下の階に逃げたらクィ・サン・モンクに襲われるんだ」
漏れ「その心は?」
知人「修道僧だけに衆道。つまりは『や ら な い か』」
漏れ「ウホッいいぼうづ。それじゃあ衆道だけにあそこの寺院の名前は
   『カマ・カジ寺院』ならぬ『カマ・ホリ寺院』?」
知人「うわー嫌だー! 中に入るとロード・ハイマンティがハァハァ言いながら
   出て来て『や ら な い か』パート2ってか!?」
漏れ「うっへぇ! そんじゃあ奴が手にしている宝石の錫はルビーとか
   じゃなくて真珠でゴテゴテに飾ってあったりするのか!?」
知人「ちょwwwwwおまwwwwwwwwww」


 ……何が悲しゅうて野郎と膝つき合わせてホモパロ作らにゃならんのだ俺様orz

396 :名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 16:08:27 ID:BX8EnN/g
>>388-389
しかし2のノービスロードは運が悪いと即死ねるトラップあり。
そこでだ、入学したての学徒達の間にノービスロードが危険な噂を流す。
不安にかられながらも入りたい学徒を教導を理由に誘い出し、中枢で×××。
そして後から来た隊に引き渡し代わる代わる××。
使えないなり飽きたりしたらその場に放置。末はファズボールの苗床かブロブの餌か。
召喚士がいたらクリーピングコインを××に入れて口止めを強要。
中でコインが熱くなったり震えるたびに身悶えしたりしてチョーエロすwww

そんな俺のパーティーは腹黒ばかり。もーあかんわ。

397 :名無しさん@ピンキー:2006/07/16(日) 20:44:56 ID:YUx8on2G
ああ、紫色の着物が目に浮かぶようだよ…

398 :名無しさん@ピンキー:2006/07/17(月) 21:31:54 ID:Ys5tA1C3
学徒のスカートのスリットに手を突っ込んで中をいじくりたい。

399 :名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 10:09:13 ID:Q3aO3Dnx
ノービスロードが危険だった事に気が付きもせず突破してたよ……orz



……雑談だけしてても仕方ないな……

「地下迷宮探索時の尿意・便意について」

400 :妖樹の贄 :2006/07/18(火) 21:39:11 ID:7AeGbFoA

「やああああっっ!!」
振りかぶった大鎌が勢いをつけてブロブに斬りかかった。
巨大な刃はブロブの繊維を容易く切り裂き、断面から毒々しい色の体液が吹き上がる。
大鎌は瞬時に切って返すと再びブロブに襲いかかった。
一閃走った後、切り離された断片が地に散らばり夥しい体液がその上にぶちまけられる。
全身を刻まれ体液を失った怪物は弱々しい動きを繰り返してまもなく、その生命を閉ざした。
「チョロいもんね」
大鎌の露を払い、肩に担ぎ直した少女が余裕の笑みを浮かべる。
「それの使い勝手はどうよ?」
「前の槍よりいい感じよ。やはり大枚叩いて作っただけはあるわ」
「ホント、払うようにバッサバッサ、だもんね」
「なあ、俺の両手斧と交換しない?」
「アンタ装備できないでしょうが!」
「そうだったアハハ」
一戦終えて談笑に興じる学徒の一隊。彼らは新しく入手した武器の性能を試していたのだ。
その武器、大鎌を振るっていたのは隊の神女である人間の少女リーズだった。
「ねえ、もう一戦してもいい?この子の力もう少し試してみたいんだけど…」
「この子って……そんなに気に入ったの…?」
「ふふふ、いいでしょ?」
「しょうがないなぁ、あと一回だよ」
「ところでさ、それなんて名前にしたの?」
「ないしょ」
新しい武器の威力にご機嫌のリーズとその様子にヤレヤレといったメンバーは
やがてその場を後にした。

しかし彼らは気づいてなかった。いや、新しい力に浮かれて忘れていたのかもしれない。
屠った相手がブロブだということを、そしてそれがいまわの際に放ったものを。

「ん?……」
「どうしたの?」
「ううん、何でもない」
臀部に妙な感触を感じたものの、仲間に心配をかけまいと問題ないように振る舞うリーズ。
一瞬感じたその違和感はただちに消えた。やはり気のせいなのだろう。
リーズは自分にそう言い聞かせると気分を奮い立たせるように歩を早めた。
駆け足に彼女のスカートがなびく。誰の視線も届かないその内側、ブロブから放たれた
ばかりのファズボールが菌糸を這わせ、その機会が来るのをひたすら待っていたのだった。

401 :妖樹の贄 :2006/07/18(火) 23:47:21 ID:7AeGbFoA
>>400

 あれからリーズは戦闘を数回も行い、おかげでロードから帰ってきた頃には
一行はヘトヘトになっていた。
「ああ〜疲れたぁ〜」
「お前が言うな!」
「やはり両手持ちは体力使うねえ〜」
「…だからもう帰ろうって言ったのに……」
「リーダー、もうちょっとしっかりしてくんない?」
「いや、僕も言ったんだけどね、」
「でも押し切られたじゃん」
「惚れた弱みってヤツ?あんた尻に敷かれるタイプだね」
「ていうかいい人どまり。何と思われてないのは間違いないよ」
「かっ関係ないだろ!何でそんな話になるんだよ!」
リーダーの君主が皆にいじられる中、いつの間にかリーズの姿はそこから消えていた。

「ふぅ〜〜」
 持っていた装備を放り出すと、着替えもそこそこにベッドに倒れ込む。
着ている装備は見かけは式部京の制服そのものだが、転生強化によって鎧並みの性能を持っていた。
他の学徒隊の錬金術師が実験に作った物を頂いたのだ。
正直汗やらロードの埃やら倒した敵の返り血やらでうっとうしいのだが、今は疲労が勝っている。
(起きたらシャワー浴びよ……)
心の中でそうつぶやくと泥のような眠りに落ちていった。

ズルゥ……

彼女が寝息を立ててまもなく、スカートの布地にへばりついていた菌糸が活動を始めた。
ブロブの種子たるファズボールの行動原理はただ一つ、苗床の確保にある。
ゆえにロード内の生命体に群がり、死体を求め、それらを糧としてブロブへと成長を遂げる。
そしていま、このファズボールの前には苗床に相応しい存在が横たわっていた。
植物には彼女のキャラクターや容貌やスタイルなど何の意味も無い。
丸い種子から伸びた菌糸が嗅ぎ当てたのは着床に好条件な苗床の場所。
目標を定めた種子はその場所へ向かってたどたどしく、しかし確かな歩みを踏み出した。

402 :名無しさん@ピンキー:2006/07/18(火) 23:57:04 ID:R9+vGrGs
わっふるわっf(ry

403 :名無しさん@ピンキー:2006/07/19(水) 08:33:28 ID:Q1CIgV3V
なんか変わった趣向を凝らしてる予感
wktk

404 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 00:21:41 ID:E2KHScNG
>>395
良い友人をお持ちでw
最近はホモでも801でも面白きゃいーやと思ってきた。

405 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 08:36:45 ID:vwv4ZlE6
>地下迷宮探索時の尿意・便意について

通路の片隅にキャンプを張って、赤い顔をしてしゃがみ込んでいる女冒険者とか、
日常茶飯事ですよ?

406 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 17:06:08 ID:KwmbEpfO
尿意が限界に来たときに限って敵襲

407 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 17:19:22 ID:gHCkOrOl
尻丸出しでしゃがんで放尿しながら涙目で剣をとる女ロード
隙の無い戦闘体勢のまま平然と垂れ流す全裸くノ一。

408 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 17:35:41 ID:gHCkOrOl
全裸が平気なくノ一も、
全裸以外の点に関しては恥じらいの心を持っているというのはどうだろう。

どうせ全裸なのだからとすけパンツや極小ビキニを着せようとすると、
「そんな裸より恥ずかしい格好ができるか!」と怒ったり

肉まんに大口あけてかぶりついてるところを見られて恥ずかしがったり

パーティーのメンバーが剣にかわいいストラップをつけてるのを
うらやましそうに見てるのがバレると恥ずかしがったり

日記はポエムやハートマーク満載なのがバレると恥ずかしがったり

這い蹲って全部まる出しにしながら戦利品あさりをするのは平気なのに
「おしりの穴のわきにホクロがある人は片思いしてるんだって〜」
とからかわれるとまっ赤になって否定したりして欲しい。

409 :名無しさん@ピンキー:2006/07/20(木) 18:33:29 ID:WjrCqenY
まったく、乙女心ってのはわかんねえな!!w

とりあえずうちのくノ一がサラシに褌で戦うのは俺を誘ってるのではない事はわかったwww

410 : ◆kAcZqygfUg :2006/07/21(金) 01:37:37 ID:JkOkibtk
こんばんは、火曜日に>>400-401を書き込んだ者です。
これから先の話の続きをします。エロいかどうか判断しづらいところですが
どうかご容赦を。

411 :魔叢の贄 ◆kAcZqygfUg :2006/07/21(金) 01:41:03 ID:JkOkibtk

 それはピンポン玉より若干小さい、繊毛に覆われた球体だった。
本来ならより完成された形で外界に放たれるのだが、それを宿していた
ブロブが刈られた為に未熟な状態での旅立ちを余儀なくされたのだ。
朽ち果てたブロブから抜け出したそれは菌糸を宙に伸ばし、大気中から必要な情報を探ると
ただちに目標に向かって移動を開始した。
地面に落ちると本体の繊毛を波打つように動かし、あたかも這い回るように
リーズのすぐそばまで接近すると本体から伸びた触手───菌糸で地面を叩き、彼女に飛びつく。
だが、その進路は突然布一枚の隔たりによって遮られてしまった。

「ん?……」
「どうしたの?」
「ううん、何でもない」

リーズがそれに注意を向けなかったのは幸運だった。いや、むしろ目標にその場で
たどり着かなかった事こそというべきか。
もし、この時点で直接彼女に接触していたら間違いなく存在を気づかれ、
親ブロブの後を追っていたことだろう。
薄い隔たりの向こうに目標の存在を感じるものの、飛びついた場所が絶えず動き回るおかげで
移動もままならず、菌糸を布地にしがみつかせ、状況が収まるのをそれはひたすら待ち続けた。
スカートにへばりついて幾時が経ったころ、それにようやく機会が巡ってきた。
目標であるリーズが自室のベッドに倒れ込み、そのまま眠りについたのだ。
目標の沈黙を確認したそれ───ファズボールはスカートから離れ、ベッドの上に音も無く降りると
菌糸を伸ばして空気中の情報を探り、向かうべき場所を定める。
そこの奥は温かく適度な湿気を帯び、本体を埋めるには絶好の箇所だった。
邪魔にならないよう菌糸を縮めると、ファズボールはベッドの上を目的地目掛けて駆けだした。

ベッドに仰向けの状態で四肢を投げ出し眠りこけるリーズの太ももの間でカサカサ動き回る
綿の塊のような球体。その目指す先は、戦闘用のアンダーに守られた秘苑だった。

412 :魔叢の贄 ◆kAcZqygfUg :2006/07/21(金) 01:53:30 ID:JkOkibtk

 動き回っていた本体がアンダーに覆われた秘所に当たって止まった。
肉付きのよい盛り上がりに密着した布地の向こうには、堅く閉ざされたスリットと
他人の侵入を未だ受け入れていない秘孔が熱く息づいている。
ファズボールは複数の菌糸を伸ばすとアンダーの布地に触手の先端を引っ掛け、
自身の本体を引き上げていった。

ズリ……ズリ……

蟻の戸渡りから這い上がったファズボールは横に進路をとり、太ももの付け根と
秘苑の境にあるアンダーの端に向かう。
触手は滞りなく進むと、その内の一本の先端がアンダーの端にかかった。
その一本が布地に先端を固定させると、それを足がかりに他の触手がアンダーの内側に次々と潜り込む。
潜り込んだ触手の先はアンダーの中で布地に沿うように広がり、先端を次々とロックしていく。
そして全ての触手がアンダーの中で固定されると、ファズボールは本体を秘苑に密着した
アンダーの間に一気に引きずり込んだ。
その時だった。

「ン…! ぅん……んん…っっ」

眠っていたリーズが身じろぎを起こした。
秘苑とアンダーの間に突如入り込んだ違和感に身体が反応を示したのだ。しかしファズボールの行動は素早かった。
アンダーの下に入ったファズボールはただちに秘裂に向かって移動すると、触手を
裂け目の中に差し込み先端を会陰の内側に突き刺した。
「ウウッッ?!クゥッッ……ゥゥッ…!! ン…ンンッッ…ンン……ンゥゥ…ぅ…ぅぅん………」
 リーズの全身が一瞬ビクッと跳ね、四肢をつんのめらせる。
が、その反応を示した後、彼女が目覚めることはなかった。
いくつもの触手が秘裂に入り込み、先端を次々と会陰の中に突き立てていく。
ファズボールの触手である菌糸の先端、そこには麻痺毒を含んだ刺胞が備わっていた。
その量はあまりにも僅かだが侵入の為に感覚を麻痺させ、神経を弛緩させるには十分だった。
会陰、はては中の小陰唇にまで打ち込まれた毒は次第に効果を現し、それは秘苑全体に及んでいく。
やがて秘裂に入り込んだ触手達は刺胞を突き立てるのを止めると、会陰を左右に押し開げた。

ヌパァ……!

アンダーの中で花開く処女の秘苑。
魔叢の種子はその中心へ己を誘うと、ヒクつく秘孔の中へズブズブと入り込み、無垢の肉洞を
蹂躙しながらその奥を目指していった。

413 : ◆kAcZqygfUg :2006/07/21(金) 01:58:40 ID:JkOkibtk
今回はここまでです。
タイトルが変わってますが、ブロブは樹じゃねー、ってことで今のタイトルにしました。
ちなみにタイトルはラストにひっかけて考えました。

では失礼をば

414 :名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 08:58:23 ID:hoIK+a2d
wktkwktk

415 :名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 20:24:27 ID:2TJ7A9WP
会陰に突き刺すだの押し広げるだの言うから結構グロいとか思っちまったじゃねえかw

416 :名無しさん@ピンキー:2006/07/21(金) 22:04:38 ID:+K83/nG7
保管庫が更新されなくなって随分たつね。
T〜Xあたりの旧作のSSもとんと少なくなった。
未完の作品も多いだけにさびしいなあ。
職人さん、もう戻ってこないのかなあ。

417 :名無しさん@ピンキー:2006/07/22(土) 01:45:59 ID:QvUDaECs
ゲーパロ氏は孕みスレにいたなぁ。相変わらずの上手さにハァハァ

418 :名無しさん@ピンキー:2006/07/25(火) 21:19:39 ID:+IDk4hEh
hosyu

419 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:30:50 ID:TQ9FRwZs
猫はどこにいった


いちいち自己紹介しなくったって俺の名前くらい知ってるだろ?
例の一件以後このシリカの名前と身分はえらい勢いで広まったからな。
まあそれでもタメ口だった奴が敬語に変わった、とかそんな事は微塵も無かったあたり
この式部京の校風はいいものだと思うし、同時にちょいと不安も覚えるけどな。
さて、今はまだ2月で早春真っ只中のクソ寒い中俺は屋上でお弁当を食っていた。
一応ツッぱってる手前、寒いから、なんて軟弱な理由で教室では食えんし
食堂は込み合い過ぎてウザいことこの上ない。
悴む両手でこうして弁当を食っていると──あ、からあげ落とした畜生ッ──
大波乱のこの一年を思い出すね。お兄t……アニキの事もいろいろあったしな。

そういやアイツら、学徒補欠隊だっけ?、は今どうしてるんだろうか。
聞くところによると未だに補欠隊とかいう名称のまま活動を続けているらしいが。
アイツらには借りがある。ありまくりだ。
ガラでもねぇと思うがちょっと一言くらい励ましというか何というか、
とにかく頑張れよと伝えてやりたい気分ではある。
うし、と気合を入れて食べ終わったお弁当を片付ける。
おっとご飯粒がフタに残ってるじゃないか、いけねぇいけねぇ。


しかし補欠隊がどこにいるのか俺はさっぱり知らないからな。
手っ取り早い手を使うことにしておく。
専属オペになりつつある凛を捕まえて伝言を頼むってことだ。俺らしいだろ?
で。
学府中回ってみたものの凛の姿が無い。
通信室で軍務中なのか、と廊下で思案していると前からユリウス教頭が歩いてきた。
「教頭先生、凛を見なかったか?」
「あらシリカ君」
俺から話かける事はあんまり無いからな、まあ驚いたような顔になるのも頷ける。
ええと、と言いかけたんだろう。
考えるような仕草を一瞬した後「あっ」と突然声を上げて走り去ってしまった。
おいおい、何なんだよ一体。

420 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:31:24 ID:TQ9FRwZs
寄宿舎にいるってセンもあるな。
てことでとりあえず寄宿舎の広間でちょいと時間を潰してみる。
たんたんたん、と軽い足取りが女階段(女学生棟へ繋がる階段の通称だ)から
聞こえてきた。
「おお凛、丁度いいところに……ってなんだ光か」
「なんだとは何よ」
ん、珍しい事もあるもんだな。光は短剣と小ぶりなズタ袋を持っている。
これからロードに行きます、って格好だ。
一瞬朝倉さん、と言いかけたが飲み込んでおく。
「今日はロードに出るのか、珍しいな」
普段は生徒会が忙しくてロードなんかにゃ出れないはずだ。
「うーん……何ていうのかな、たまには、ね」
「アレか、運動不足の予防みたいなもんか」
「あ、そうそう、そんな感じ」
オマエ適当に答えてないか、と思ったがまあいい。大方ストレス発散とかだろう。
溜め込むタイプだからなぁコイツは。
「なあ、ところで凛を知らないか?」
「へ?」
なんかすげぇアホ面を見た気がする、と思った矢先に突然光は走り去ってしまった。
いや、何かリアクションしてくれよ。何なんだよこれは。

おかしい。出会う奴全員に聞いて廻ったんだがこれはおかしい。
どいつもこいつも凛の事を尋ねると態度がおかしくなりやがる。
俺の王族センサーが察知した限りではまた何か厄介な事件が起きてる感触だ。
だが学府中を歩き回ってみたが、学府の中は少なくとも見た目は普段通りだ。
しかしそうなると何か事が起きてるのはロード内の可能性が高いんじゃないのか。
空に突き刺さる光の柱を仰ぐ。
俺が本気出さないといけないような事件じゃない事を祈ってるぜ。

421 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:32:01 ID:TQ9FRwZs
とりあえずノービスロードに入ってみた。今日は生態監察スレッドの日らしい。
俺はこのスレッドはあまり好きじゃない、呪文禁止区域が多くてウザいからな。
適当にコインやトードどもを蹴散らしながら歩いていると、ふと声が聞こえた気がした。
んん? 気のせいか?
「誰かいるのか?」
目の前の曲がり角からも、横手のガラスの向こうからも、どこからも返答は無い。
やっぱり気のせいか。やれやれ、と緊張を解いた時はっきりそれが聞こえた。
──ぁぁぁ!
甲高い女の声だ。
ロード内じゃ断末魔なんてひっきりなしだからな、本来は驚くような事でもないんだが。
ただ声が凛に似ていたのが気になる。
しかしこれは結構近いところから聞こえた声だな。
長い事ロードを歩いてると、どれだけ音が反響してても大体の場所がわかるようになる。
果たしてビンゴだったのか──俺が走りついたその部屋からは断続的な悲鳴がこぼれていた。

おいおいここは……。
ノービスロードで最も危険な場所、キマイラのいる部屋じゃないか。
俺は数年前この部屋に何も知らないで入り、全力で逃げ出した事がある。
てことはさっきの声は……!
「ち、馬鹿どもが!」
大方逃げ送れたか興味本位で喧嘩売ったに違いねぇ。
俺は扉を開け裂帛の気合とともに部屋に飛び込んだ!

422 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:32:34 ID:TQ9FRwZs
「うんっ、く、あ、ああっ」
「ダメ、イク、イッちゃうよお!」
「あっふあっ、んあああ」
おおおおおおおああああああ、なんだこれは!?
部屋は女……のフェルパーだらけだった。しかも全裸。さらに絡み合っている。
新しいキマイラでも作る気ですかそうですか。
フェルパー達はお互い胸をもみ合い、指を挿れあい、悶えててててててて。
漂ってくる強烈な匂いに一瞬クラリときちまった。

あろうことかそのフェルパー達の中に凛がいた。
集団からはずれた所で自慰行為に耽っている。
仰向けに寝てあられもなく大股を開き、左手の指で押し広げたその内部で
思うままに右手の指突き入れる。
反るように曲げられた人差し指で膣中で回転させるようにえぐり
声が漏れ腰が跳ねる度に押し出されるように粘液が垂れていた。
「にゃっあっあっんんん、くぁっにゃっはん、んうう!!」
次第に指はリズムを刻みはじめ中指の加勢が加わる。
「ぅにゃあああああ」
ぐちゅ、という水音が俺の耳にまで響いてくる。
歯を食いしばって涙目になりながらも指を閉じ、開き、回し、複雑な動きで
自らの膣を蹂躙する。
そしてさらに半ば上体起してさらに指を深く突きこもうとする凛。
「あふ、うにゃあ、届かないにゃ、届かないにゃあ!」
ぱちゅん、と濡れた手のひらと恥丘がぶつかり音を立てる。
しかしそれほど強く求めても女の、子供の指では奥に届かない。
それを知ったのだろう、手元の村正を掴むと──そんなの持ってきてたのか!──
その長い柄をずぶずぶと自分の中へと導く。
堅い柄がほぐれた肉をかきわけ、ゆっくり中へ沈んでいく。
柄特有の滑り止めが溢れる液をものともせずごりごりと膣壁をえぐり抜く。
「うにゃあ、くるにゃ、いくにゃ、ああああああ!」
どっちなんだよおい、と思った瞬間、柄は半回転しながら凛の中でと吸い込まれた。
「いっ、ぎ、にゃあああああ!!」
思い切りねじり込んだのか一瞬顔を歪ませた後、収縮した膣から大量の液体がぶちまけられた。

423 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:33:18 ID:TQ9FRwZs
エラいもん見ちまった。
つまりアレか、今は2月だ。
発情期って奴なのか。
そういや俺性教育サボってたしな。
人間のとかはいろいろ知ってるつもりだったからな。
つまるところフェルパーってのはこうやってこの季節を乗り切ってるのか。

凛はぐったりとして絶頂の余韻に溺れて……あれ?
「…………見たにゃ…………?」
ああ、さすが親子。ゆらりと村正を構えるその姿はとてもサマになりますね。
いやいやいや隙も全く無い。
しかしその構えはあれですが、例の滅殺衝撃波ですか。
ここにはモンスターなんていませんよあははは。




  死 ん だ



-END-




アーカイブxx:
偽キマイラはフェルパー達の生理現象解消行為を維持するために設置されている。
故に偽者だと貴方が見破った場合でも、そこは怖がったフリして近寄らないであげよう。
でないと村正のサビにされちゃうかも☆

424 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:38:10 ID:TQ9FRwZs
ごめん、エクス2って最初に書いとくの忘れてたよ・・

425 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 00:42:48 ID:lOzNugKP
GJ! 激しくワロタ
…チー村の件もあるし早めに確保しておこうかなぁ

426 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 01:37:45 ID:NvSI4+nJ
シリカ君合掌www

フェルパーでこのネタがあったか!!と感心することしきり。
こないだヌコ二匹が交尾寸前までいきながら失敗して雌が雄に怒ってたのを思い出した。

427 :名無しさん@ピンキー:2006/07/27(木) 08:54:19 ID:/0G4Orre
ちょ、おまw
あのレプリカにはそんな意味があったのかw

428 :名無しさん@ピンキー:2006/07/29(土) 23:32:46 ID:0r75b8Fn
で、グレーターデーモンに続々仲間を呼ばれてリンカーンされちゃうヒナたんマダー?

429 :名無しさん@ピンキー:2006/07/31(月) 17:31:01 ID:zrxCD1si
hosyu

430 :名無しさん@ピンキー:2006/08/03(木) 08:56:00 ID:Agm/X7xH
そろそろ女の裸忍者の和姦話を読みたい我がいる。

431 :名無しさん@ピンキー:2006/08/05(土) 17:39:44 ID:JKzIZ2lN
保守

432 :名無しさん@ピンキー:2006/08/09(水) 14:43:46 ID:K8oeCazG
ビジョ〜ン

433 :名無しさん@ピンキー:2006/08/12(土) 23:37:15 ID:Tc3wCppI
ささやき - いのり - えいしょう - きゅうけい - ねんじろ!

スレが あがりました

434 :名無しさん@ピンキー:2006/08/16(水) 01:01:15 ID:YhbzZ8Yf
ほしゅ

435 :名無しさん@ピンキー:2006/08/17(木) 12:09:53 ID:uePO8i9g
Wizスレらしく最下層でも目指すか。
sageでも定期的にカキコしてりゃ落ちないはず。

436 :名無しさん@ピンキー:2006/08/19(土) 21:53:41 ID:1UqnWGP5
保守

437 :名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 17:57:26 ID:MB0MHXbw
保守

438 :名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 21:30:57 ID:/wZkbnHA
本当は高レベル忍者なんだけど、恥ずかしがり屋なので
よっぽどピンチにならないかぎり全裸になれずいつもローブを着てるせいで
アーマークラス上がって生キズの絶えないくのいち。

439 :名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 22:57:06 ID:j+uLWcU1
というか無装備=下着じゃなくて無装備=全裸はデフォなのかw

440 :名無しさん@ピンキー:2006/08/21(月) 23:58:15 ID:gaOwV5Zz
ちんこリボンだと何度言ったら(ry

441 :名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 00:25:10 ID:+ghnsqn2
忍者を名乗る以上赤フン一丁でいて欲しい

442 :名無しさん@ピンキー:2006/08/22(火) 19:59:14 ID:vNQVRVHN
よかった。無装備の女忍者に裸リボンを強要してた俺は正しかったんだ。

443 :名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 06:16:08 ID:l9hdfVK8
全裸よりも少しだけ身に着けているほうがエロいと思う俺。

444 :名無しさん@ピンキー:2006/08/23(水) 11:50:27 ID:4Gp5BQE9
たくさん着てればそれだけ着衣、半脱ぎのバリエーションが増えると思うんだ。

445 :名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 20:44:08 ID:T3ocP5Kt
裸にチェインメイルだと毛が挟まってイタそう

446 :名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 21:55:15 ID:SgZCO26b
きっとニプレスと前張りは装備やアイテムのうちに入らないのさ。

447 :名無しさん@ピンキー:2006/08/24(木) 22:26:01 ID:nL37egtZ
チョーカーも別勘定でお願いします

448 :名無しさん@ピンキー:2006/08/25(金) 15:22:20 ID:8USSJbqV
監獄スレにあったから貼っておこう。
ttp://kigaruni-up.ath.cx/~kigaru/cgi-bin/imageboard/file/1156380337.jpg

449 :名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 09:05:23 ID:kyAmyaAn
台本形式でスマンが左から順に

FIG 人間「な、なんだかスースーしてハズカシイナ」
SAM 人間「はーっはっは、慣れれば動きやすくて快適でござるヨ」
FIG ドワーフ「ホッホッ、健全な肉体こそ最強の防御と言うからのう(忍者が)」
THI ホビット「なーに隠してんだyo!澄ましてんじゃねーやこのウブ女が!」」
PRI ノーム「アンタと一緒にしないでよ!私こんなの慣れてないんだから!」
MAG エルフ「あらあらうふふ」

 …って感じだとエロパロ板らしい解釈をしてみた。
やっべ忍者居ないじゃんw激しく勘違いしてるよこの一行。

450 :名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 11:57:05 ID:+HqGcQnS
確かテッドの迷宮に入るときはアイテム持ち込めないとかだった希ガス。

451 :名無しさん@ピンキー:2006/08/26(土) 12:56:45 ID:8CV4QVV2
何にせよ最後のお姉さんは隠さなすぎだw

452 :名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 01:41:52 ID:VLQyRtlf
仕方あるまい、エルフというのは森に棲む野人だからなぁ

453 :名無しさん@ピンキー:2006/08/27(日) 04:17:32 ID:r6cB9jY5
保守上げ

454 :名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:56:21 ID:H00CyVSs
ぐひっ。
今まで22年間盗賊やってきて、これほど自分の頭に感謝した日はないね。

テッドの洞窟って知ってるか?
どんな奴でもレベル1、装備なしの素っ裸でしか入れないダンジョンだ。
しかも一度入ったら最下層まで行かなきゃ出られねぇ。
幸運にも俺は途中の回にある拠点に辿りつくことができ、
仲間はその後皆死んじまったが、なんとか中で暮らしていくコツを覚えた。

で、だ。わかるだろ、ん?
そりゃあおめえ、たまに通る欠員パーティーに頼み込んで参加して
とっととこの洞窟からオサラバする手もある。
だけどな、そんな勿体ねぇこと俺にはできないね。
だからこそ俺はもう何日もここで待ってるのさ。

テッドの洞窟、入り口でな。

455 :名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:56:54 ID:H00CyVSs
「こ、こっちみるな! 絶対みるな!!」
「長年連れあった仲だろ、裸くらい拝ませてくれよ」
「おいおい、お前にはデリカシーってものがないのか」
来たぜ来たぜ来たぜ、バカどもが、カモどもが!
俺はナイフを手にさっと曲がり角に身を隠す。
新しい挑戦者なんぞそうそういねぇ、このチャンスはモノにしなきゃなんねぇ。
わいわいとわめきながらご一行様はこっちへ歩いてくる。
奴ら、前は強かったのか知らんが油断しきってやがるな。
レベル差の怖さってもんを思い知らせてやるぜ……ぐひっ。
「ウキョッピョォォァアアアアア!!!」
俺は裂帛の気合と共に曲がり角から飛び出すと、手近な奴に切りかかる。
女だった。
しまった、と思って刃を止めようと思ったが間に合わねぇ。
だがそこに長身の男が割って入った。
ずぼっ、とイイ手ごたえと共に男の顔面にナイフが沈み込む。
つい癖で半回転に捻るとみずみずしい果物が割れる音がして果汁が飛び散った。
「……!」
悲鳴、誰かの名前を叫ぶ声、怒号。
奴らがムダに声を張り上げてくれたおかげで俺は人数を数える時間を得た。
男が4人……残り3人、女が2人。女はエルフ、ホビットか。
「ぐひっ」
レベル1の奴らにゃあ俺の動きは見えねぇよ。
二人目の男の後ろに回りこんで心臓を突き、刃を引っこ抜いた勢いで
組みかかってきた男の頚動脈をぶった斬る。
健気にも残った最後の男が突っ込んできた。
「ア、アレクの仇ィィ!」
ぶん、と豪快なパンチが放たれるが、俺はあえて避けず顔面で受けてやった。
ぺち。
「……ぐ、ぐひっ、うひひひ。レベル1だもぉんなあ」
痛くねぇ。笑いも止まらねぇ。
俺の鼻を1ミリもヘコませられなかった拳、それを掴みひょいと手首を折ってやる。
「うぎっ」
ついでに脳天にナイフを刺してやる。
最後の男は意味不明なことを呟きながらゆっくり倒れ込んだ。
これで一段落ってことだ。

456 :名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:57:35 ID:H00CyVSs
「うひひ」
逃げりゃあいいものを、女どもはヘタりこんで呆然と仲間の名前を呟いている。
あらためてよぉく観察してみようか。
女の片方はエルフで、イイ体をしてやがる。が、俺の好みじゃないね。
俺はもう片方のホビットみたいな、発育の悪ぃほうがイイね。
「おいお前等、処女か?」
はっとして俺に敵意の目を向けてくる二人。まあ当然だろう。
「で、もう一度聞くが……」
「でやああ!」
スキありとでも思ったのか。ま、実際スキだらけだったんだが。
メスホビットが飛び掛ってきやがった。しかしこいつはメインディッシュだからな。
ぶち抜ぬいてしまわないよう優しく鳩尾に一撃入れてやると、ぎゃあと一声鳴いて崩れ落ちる。
内蔵が破裂してないかと腹をさすってやるがその様子は無いようだ、安心したぜ。
「あ、貴方こんな事をして許されるはずが──」
意味不明なことをわめき散らすエルフ女。
おいおい、こんな洞窟で誰が誰をどう裁くのか教えてくれよ。
これだから年増ってのは嫌なんだ。
「ところで、今度こそもう一度聞くが、お前は処女か?」
「貴方に答える義理などありませんッ!」
「んじゃもういいや」
え、と疑問の声をあげるエルフ女に飛び掛り組み敷く。
全力で抵抗してるんだろうが、何度も言うがレベル1。赤ん坊より貧弱だぜ。
腹に座り込んで両肩を足で押さえる体制になった。
女の顔は恐怖で歪み、
「ぐひょっ、このけしからん乳はなんだ」
両胸は不安に歪んでいた。
「──っ!」
ちょいと揉んでやると顔を真っ赤にしながら涙目でイヤイヤをする。
しかし、ぐにぐに、あんまデカい胸は、ぐにぐに、俺の好みじゃ、ぐにぐに、ねぇんだよな。
「おい女、もっと男にモテるように最近の流行にしてやるぜ」
「な、何を!?」
俺はさっきのナイフの血をズボンで拭うと、女の左乳房を切り取りにかかった。
逆手に持ったナイフでごりごりと刃を進めていく。
ギャア、と耳をつんざく悲鳴がココチいいねぇ。
「ぎい、ひぃっ、止めて、ヤメてぇ!」
ブチ、ブチと重い手ごたえが何度かあり、無事左胸は俺好みの造型になった。
思ったより切り取りにくいんでもう片方がちょいと面倒に思えるぜ。

457 :名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 22:59:05 ID:H00CyVSs
「しっかしウマそうだなこれ」
手の中には真っ赤に染まったぷるぷる震える肉がある。
でも生肉食う趣味は無いんだよな俺。腹壊すし。
あーあ、ガニエドの奴が生きてれば喜んで喰ってたろうに、何で死んじまったんだ。
「さて、もう片方もいっとかないとバランス悪いよな、絵的に」
「お、お願い、もうやめて、なんでもしますから!なんでも貴方の言うことを聞きますから!」
落ちるのはえーよこの女。これも俺がイケメンな所為かね。
「とりあえず俺好みの体型になってくれたらお願いをきいてやるよ」
懇願を無視して俺はもう片方も切り取りにかかった。

本格的にアタマがお花畑に逃避したのか、エルフ女はぶつぶつとうわごとを呟いている。
だらしなく開かれた口元からは泡が垂れてるし、目も白目になってて不気味この上ない。
だから潰したんだけどな、今さっき。
「まあ答えんでもいいが、いい加減処女かどうか教えてくれよ、ぐひっ」
「……ァア”−……」
やれやれ、ムリそうだなこりゃ。じきじきに調べる他なさそうだ。
俺は膝立ちになって女の腰を抱え込み、その秘所をじっくり観察する。
まあ綺麗なほうだが、割れ目からちょっと何かハミ出てるな。
ぐにりとひろげてやると予想通り、それは小陰唇だった。
中指を差し込んで膣をぐるりと撫でまわしてやるが、膜が抵抗してくる気配がさっぱりない。
非処女か。価値のない豚め。
指を2本に増やして中をかき回してやる。ぐっと指を広げると思いの他余裕のある膣だった。
「なんだコレは。清楚そうな顔してガバってるじゃねぇか」
こんなガバ口に俺様の肉ナイフは勿体無い、さっきのナイフでじゅうぶんだ。だろ?
「ああ、オ願い、もっと、もっと気持ちヨクシてアレク……」
「世界中のキツキツ処女に泣いて詫びろ」
俺は指を引っこ抜いて、代わりにナイフを差し込んで力の限り膣をかき混ぜた。
ごりゅ、ぶちゅっというイイ感じの音が響いてきて最高に萌える。
「あは、ギィいいい! や、やめ、イク、あ、グ、ギャアア!!」
やれやれ、いろいろな意味でイったようだ。
股間から血と何かの体液が噴出してる絵は処女に見えないこともねぇな。
よかったじゃねぇか、最後に処女に戻れたってことだ。ぐひひ。
うひっ。

―つづく?─

458 :名無しさん@ピンキー:2006/08/28(月) 23:53:33 ID:QL9EW2um
いいぜいいぜグヒヒヒ、この調子でホビ子も犯ってくれよグヒヒヒw

459 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 00:50:18 ID:KxNBkQpA
乙ぐひっ

460 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 01:51:26 ID:8wH1Ci6E
ちょっとグロすぎ・・・・・・
萎える

461 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 01:54:35 ID:JWXidFFC
だんだん抜けそうになってる自分が怖くなってくるぜ。

462 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 01:56:33 ID:lIedCDgD
なあに、かえって免疫がつく





訳でもないか。やはりホビ子も素敵な殺られ方なのかな、wkwk

463 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 03:09:15 ID:gGKcacoM
非処女とか人妻とか年上とか好きな俺としては悔しいッ。

464 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 06:53:50 ID:WRFz8d1f
巨乳・非処女・お姉さん好きな俺も悔しいぞ。壊す前にその女エルフをクレ。

465 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 08:43:56 ID:ojy4yaVO
ま さ に 外 道

466 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 11:17:25 ID:+achLLks
もしや>>448の絵のパーティーなのか!?
グロネタもそれなりに美味しく食べられる俺のために
あるような作品だ!gj!ホビ子にも大期待してるぞ!

女にも男にもモテモテのアレク・・・

467 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 12:23:57 ID:gLRvtFGv
文章は良かったんだが>>448の絵がほのぼのだったから
ほのぼのだと思って読んでたらグロ耐性の無い自分としては
ちょっとリアルで頭が痛くなってしまった。
続きを書くのは全く構いませんが、地雷よけのためにも
今度から注意書きをつけてくれるとありがたいです。

468 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 13:46:06 ID:EAqWuJrK
お願いするなら「地雷よけのためにも」は書かないほうがよかったな。

469 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:34:18 ID:9XadjZva
さすがに抜けはしないが、狂気は感じる
見習いたい

470 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 22:53:07 ID:YUjqC+WO
ごめんよ地雷看板立て忘れてたよ・・・
次も核地雷だから踏みたい人は待っててくれよな!

ぐひっ

471 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 23:35:23 ID:U4IB0tzU
あぁ、パンツ脱いで
下半身裸装備で待っているよ。

472 :名無しさん@ピンキー:2006/08/29(火) 23:53:06 ID:GBVBXBBs
グロ書くときは注意書きは必要。
でも俺は続きキボンヌ。

473 :名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 07:23:43 ID:6QGv2ZFZ
ひさしぶりの小説だからどんなのかと期待していたらとんだ期待外れだ。
つーか板違い?
いくらなんでも限度というものがある、読んでて萎えたよ。
その手のグロネタを扱ってる所へいって好きなだけ書けこのボケ!!!

474 :名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 09:19:11 ID:cgIgsuQU
まあまあ、wizは普通に首ちょんぱとかある世界だ
少しのグロ耐性はつけておきなされ。
注意を付けなかったのはミスかも知れないけど
せっかくの作品上げてくれる人を追い出すのは俺が許さん。
せめて
「グロもいいけど、エロも書いてん☆」
ぐらいの意見にしろ。

475 :名無しさん@ピンキー:2006/08/30(水) 15:01:07 ID:hi4tnE4w
首チョンパはまだましだとして、相手を犯しながら解体してくっていうのはやりすぎだと思うぞ。
犯した後殺すならまだいいがエロっていうかこれはグロだろ。


476 :名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 07:20:53 ID:F1NEKF/y
>>470
地雷とか言う以前にエロくないから単純にスレ違いだな。

該当スレへ行けと言う意見にも同意。そうでなければ何のための
グロ専スレかわからないからな。

>>474
ヒント:予告もなしにスレ違いを故意で投下した時点で既に
『作品を上げてくれる人』ではない

こういうのが一度出てくると、一作書き込まれるたびにもめる→
便乗して暴れる奴が出る→スレが荒れる→まともな書き手が見捨てる→
廃墟とお決まりのコースをたどるから困る。

477 :名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 10:22:37 ID:a/hvbPff
レイプしてから殺すのは良くて、殺してからレイプは駄目とか?
趣味の細かい奴もいるんだな。

478 :名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 11:05:42 ID:stGrjjbn
うるさいな。
本人もこれからは注意入れると後に書き込んだんだからいいじゃねぇか
反省している人間をいつまでも責め立てるなよ。21歳以上ならそのぐらいおおめに見ろ。

479 :名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 18:30:06 ID:C+/RSfRu
>>476
基準が曖昧な「エロさ」でスレ違いか否かを判断するのはいかがか。
エロ描写があればスレ違いではないと思う。
グロ専のが適当なのは当然だけどね。あったのかグロ専。

ヒントは日本語でおk
お決まりのコースを知ってるのに、それを自ら辿ってるのはなんで?

480 :名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 20:11:56 ID:UXPkNvXL
あのさ、小説版ワードナの逆襲で抜いたのは俺だけ?

481 :名無しさん@ピンキー:2006/08/31(木) 21:52:29 ID:1He3/bf8
これまで犯した相手を殺す話は色々あったが今回はのはやりすぎ、板違いといわれてもしょうがないとうなずけるのはある

482 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:19:57 ID:2HnjE51G
てか明らかに殺す方の描写がメインだし。
エロ混ぜればグロが許されるもんじゃないだろう。

483 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 00:22:36 ID:xmyC72Jn
>>479
>ヒントは
言いたかったのは「グロSSを予告なしに、しかもスレ違いと
知りながら故意に投下するような奴は職人ではなくただの荒らし」
と言うこと。

しかも>>470
>次も核地雷だから踏みたい人は待っててくれよな!

>ぐひっ
結局反省していない。これは追い出されても仕方ない。

484 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 01:35:26 ID:C+S/gVPm
とりあえず>483がものすごいリトルアニャルなのはわかった。

続きがエロも入ると期待して、皆素直に待ってられんのかね?

485 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 01:55:45 ID:o79N9pUZ
こんなとこ荒らしてる暇があったら夏休みの宿題を片付けるんだな

486 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 04:23:25 ID:TuOu3I/q
地雷予告された地雷なんかすでに地雷じゃないんだから黙ってスルー汁。
スナッフ死姦小説より、ただでさえ職人日照りの過疎スレで
「ぼくの主張をみんなが認めるまで大声で繰り返しまちゅ!」なんて
ウザい人が常駐する方が、他の職人までドン引きする分、はるかにスレに悪影響ですよ。

487 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 13:15:29 ID:EF9y2v3I
わざわざ挑発するような言い方を選ぶ奴も同類だけどな

488 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 14:00:57 ID:gnbDzOd4
んじゃ>>448の絵のパーティーでほのぼのエロキボン

489 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 15:37:27 ID:KqepGvTO
>>480
仲間発見。パーティ組もうぜw

490 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 15:38:53 ID:BGVX7QLl
>>487
わかってるならわざわざ挑発するような言い方選ぶなよ猿

491 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 16:12:52 ID:2HnjE51G
こうやってオウム返ししか出来ない低能も湧いてくる、と。

492 :名無しさん@ピンキー:2006/09/01(金) 17:54:00 ID:JGpoYMli
つまりSSクレクレ禁断症状の複数同時発生ですな。

493 :名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 10:47:42 ID:rGCCE6Q5
>>489
パーティ三人目に立候補。
間違えて売っちまったんだよな…
なんとか再入手したいものだ

494 :名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 20:21:47 ID:jHtcf2do
昔の善と悪と中立が3人でいるとこんな風にケンカしていたのかなあ。
んで、どっちかの属性が変わってくんずほぐれつの仲直りとか。

495 :名無しさん@ピンキー:2006/09/02(土) 22:31:53 ID:1DD7Cnd9
どっちかというとエクスにおける悪ディアボロスの集団といった感じ
同類同士でウダウダ揉めてる印象だ

496 :名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 02:42:20 ID:gt1Pb/xO
つい最近エクスをクリア(まだ中盤?)したんですけど、リリス嬢の
話ってないんですかね?(携帯なんで過去ログ見れないOTL)
名前伏せた1の話は上に一つありましたけど。
まああのED見てここでクレクレ言う自分が少しオカシイのは自覚してますが…

497 :名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 08:38:55 ID:QzN9giVz
クエスト全部クリアしろ
話はそれからだ

498 :名無しさん@ピンキー:2006/09/03(日) 11:20:57 ID:gt1Pb/xO
りょーかいであります!まあファンサイトのアンケート投票した時に若干のネタバレは見てるんですけどねw

…まさかアンケート欄にネタバレ情報が含まれていたとは。・゚・(ノд`)・゚・。
では、たまに覗きに来つつクエスト制覇目指しまつ!(とりあえず目標!先生打倒!)

499 :名無しさん@ピンキー:2006/09/07(木) 00:27:14 ID:T4Y5l0Qb
のしゅ

500 :名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 08:47:48 ID:zPTjgXj3
とりあえずマゾピック唱えときますね

501 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/09/09(土) 10:02:30 ID:fZTrqOgf
<もうすぐ敬老の日>SS

魔女「来週あたり敬老の日ですわね、わが殿」
ワードナ「……儂には関係ない」
魔女「まあ、そんないけずな。私、いろいろ用意していますのに」
ワードナ「な、なにをじゃっ」
魔女「それはもう、介護プレイですっ! 至れり尽くせり、天国までご案内〜。うふふ」
ワードナ「儂を殺す気か、貴様……」
魔女「とんでもございません。ただ、天国のような思いをし続けていただこうかと――専属介護要員付で」
ワードナ「それは、どちらかというと地獄なのではないのか?」
魔女「うふふ。お食事も、おトイレも、お風呂も、みーんな私が、あんなことやこんなことしながら……。
そうそう、おむつも穿かせてあげなきゃ……(ぽっ)」
ワードナ「じ、地獄じゃっ!」
魔女「そうそう、ご老人にはカルシウムが必要……ですわよね?(なぜか胸をも揉みしだきながら)」
ワードナ「(ごくり)い、いやいやいやっ! 儂はまだ百歳じゃっ! そんな寝たきり老人ではないっ!」
魔女「ゲーム中でもAge=100でしたわよね。あ……」
ワードナ「なんじゃ?」
魔女「そういえば、わが殿って、「100年の眠りから覚めて復活」なさったんでしたよね?
じゃあ、ひょっとして、わが殿って、100年−100年で、まだ赤ちゃん……?」
ワードナ「どうしてそんな脳みそが煮えた計算をするっ!?」
魔女「(聞いてない)ああっ! わが殿が赤ちゃんっ……赤ちゃんプレイっ!! これは燃えますわっ!!」
ワードナ「ちょっ、儂の話を聞けぇっ!!」
魔女「うふふ。はーい、泣き止みましょうねえ、私の可愛い坊や〜。
お風呂に入れて、オムツ穿かせて、おっぱいたくさんあげますから、ね……うふふふふふ」
ワードナ「介護プレイと内容が同じではないかっ!!」


502 :名無しさん@ピンキー:2006/09/09(土) 13:42:29 ID:JBE/Hxg2
足して200歳かと思ったら引いて0歳なところに意表をつかれた。

503 :名無しさん@ピンキー:2006/09/10(日) 01:03:00 ID:0yxut1yX
久々のゲーパロ氏カキコGJ!
転生では無く、復活だから100スタートじゃw流石魔女

504 :名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 00:42:15 ID:4GqeJ/YU
久しぶりのワードナ夫婦GJです。
そうか!!イハロンを作ったのは魔女様だったんだよ!!

505 :名無しさん@ピンキー:2006/09/11(月) 21:22:50 ID:VLo7vWrP
ゲーパロ氏GJ!
>赤ちゃん
本当に魔女が妊娠したらワードナはどんなリアクションをするのか。
そういうのも読んでみたいw

506 :名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 00:27:45 ID:57kOQghe
ほしゅ

507 :名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 08:50:14 ID:zKA1Ltyr
魔女がおかんになったらどうなるのか・・・やはり良妻賢母型か?

508 :名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 14:45:57 ID:UNiCcAGc
息子が二時性徴を迎えたら自分で筆下ろし

509 :名無しさん@ピンキー:2006/09/14(木) 20:23:06 ID:TuHa52zO
そもそも息子がいたら
ワードナが意外と親ばかになりそうな気がするのは私だけ?

510 :名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 09:45:51 ID:1e9Lv8d6
娘が嫁に行く時は大泣きしそうだな。

いやその前に娘の男を消し飛ばすか。

511 :名無しさん@ピンキー:2006/09/15(金) 19:33:56 ID:MrV190MB
酒の飲み比べとかをしたら友情が芽生えて
案外認めちゃうかもな

512 :名無しさん@ピンキー:2006/09/16(土) 20:40:19 ID:+MaCrvO0
つまり娘の婿サンはルビーウォーロックというわけか

513 :名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 12:43:48 ID:Tv2Y4Mxw
>>454の続きを待ち望んでいる俺サイデル

514 :名無しさん@ピンキー:2006/09/20(水) 16:53:45 ID:MVITOVo+
俺も待ってる。ハァクルハァクル


515 :名無しさん@ピンキー:2006/09/24(日) 22:15:46 ID:fnEfi+CM
俺は他所でやれと願っている。ぐひっ。

516 :名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 08:15:02 ID:uEGtK0HC
タイトルに何か入れておいてNGにしておけば
問題ないと思うんだけどね

517 :名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 09:34:38 ID:UY9RuNaU
タイトルに何か入れておいてNGにしても
スレ違いはスレ違いだと思うんだけどね

518 :名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 10:12:06 ID:ENnJZN4X
流れを読まずに 未だに初代スレの最初に投下してくれた職人の続きを待っている俺は既にPO'LE

519 :名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 12:34:18 ID:rt/rLJlw
>>517
なぜ、エロ要素もあってWIZ作品なのにスレ違いというかわからん。
自分が嫌いだからってスレ違い扱いにしちゃダメ!
確かにグロ>エロが強い作品だけど
注意書きがあったらスルーしなさい。21歳以上なら。

520 :名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 15:08:32 ID:Kqf6IbFK
そういえば誰かグロスレ行けみたいなレスしてたな。
WIZグロスレが存在するなら確かにスレ違いだ。
本当にあるなら誘導よろ。

グロスレないならスレ違いじゃないし、注意書きすれば問題ないよ。
勝手に期待して勝手に読んで勝手に怒るとか馬鹿すぎ。

521 :名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 17:19:48 ID:UY9RuNaU
グロ作品扱う総合スレがあるんだからそっちでやれば? ぐひっ

522 :名無しさん@ピンキー:2006/09/25(月) 18:16:51 ID:Gd9eFPJL
まぁグロスレ投下でリンクを張るというのが妥当なんじゃないだろうか。

以下グロについて無限ループ、ぐひっ。

523 :名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 05:34:25 ID:Nxx5N/yq
無駄にスレ使うのはそれぐらいにすべきでは?
エログロは好き嫌いが激しいのもあるし。
グロ作品を書きたいならその手のスレッドに行くか作ればよいのでは。

524 :名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 19:26:04 ID:IPsf68aC
>523
誘導よろ

525 :名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 20:45:52 ID:sCEueKRA
>>1には警告入れれば特殊な属性もアリってあるんだけどな。
有名無実化してるのか?

526 :名無しさん@ピンキー:2006/09/27(水) 20:53:12 ID:7DW78igT
警告入れれば特殊な属性もアリ(文章がエロければ)

ということなんじゃないか?

527 :名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 12:58:36 ID:DORwSv0w
猟奇・鬼畜・グロ・嗜虐・リョナ系の総合スレ 第5章
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1144720394/
一応張っとく。でもテンプレに特殊ありって書いてあるなら警告つけてここで問題ないな。

…まぁ一連の騒動でまだ書く気があるかどうかだがな、待ってるぜ。ぐひっ。

528 :名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 13:55:14 ID:/mBCjsME
警告ありなら、ここで問題無いよなぁ

529 :名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 14:25:34 ID:Qbm48js+
うん、問題ないと思う
何故ココまで徹底的に追い出そうとするのかわからん。

530 :名無しさん@ピンキー:2006/09/28(木) 17:49:17 ID:j3LIONH9
どのスレでもそうだが追い出そうとする奴が一人居るだけで簡単に荒れるから

531 :名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 11:09:05 ID:jI8RcS2n
警告付けてから投下するくらいの知恵も回らなかった、どっかの馬鹿のせいだろうね
事後の対応も厨房丸出しの酷いもんだったし
趣向の合わない人間には嫌われても仕方なかろう

532 :名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 15:34:08 ID:LCHMAXs5
事後の対応は普通だろ、冗談わかんない奴が大杉。

533 :名無しさん@ピンキー:2006/09/29(金) 19:08:10 ID:nEZj0Kzf
おっさんが多いはずなのに大人の対応ができないヤツが多いんだな

534 :名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 09:17:56 ID:1NZU/o8l
知恵が回らなかったんじゃない
無知だったんだ

535 :名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 18:00:50 ID:k+qHLHrp
>>532
ああいう場面で冗談めかした対応するのはいい年こいたオッサンとしてどうかと思うがねえ。

536 :名無しさん@ピンキー:2006/09/30(土) 19:23:30 ID:DkJOlRay
自分の主張が受け入れられないからって1ヶ月も張り付いてるのか…
暇な奴だなぁ(;´д`)

537 :名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 09:33:48 ID:+ZAvhb/j
ほすほす

538 :名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 19:05:24 ID:nemcIAtB
俺たちゃ式部京の37564小隊、今日もロードでディアブロの虫けらを片っ端からぶっ殺す!
もちろんアーレハインの連中は会ったその場で即SATSUGAI! 女は犯して殺っちまえ!
またまた破れた下着をゲットだぜ〜〜www

539 :名無しさん@ピンキー:2006/10/03(火) 20:23:44 ID:a5fVZ4FW
エンジェルたんにミンチにされろ

540 :名無しさん@ピンキー:2006/10/07(土) 21:09:08 ID:zOuMDG7E
ho

541 :名無しさん@ピンキー:2006/10/09(月) 22:12:57 ID:FTTMYFUv
園じぇるって、♂か♀か今までわかんないでいたけど、
今日「私の兄弟をよろしく」といわれてなんだー男かよー、とわかった。
そんな連休の最終日。

542 :名無しさん@ピンキー:2006/10/10(火) 12:12:31 ID:9ijcFxOy
brother の和訳だろ…

543 :名無しさん@ピンキー:2006/10/11(水) 21:28:52 ID:dNxmokmZ
天使は無性別とどこかで聞いた。
ていうか
>>541 それなんてメガテン?

544 :名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 04:32:47 ID:SY45NyE9
天使は基本的に男だよ。
使い捨てのヤツラが無性らしいけど。
女天使もしくは女性を持つ天使は元来存在しない。

545 :名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 09:57:11 ID:5pcl9qbM
まあ、
まともにユダヤ・キリスト教の伝統に沿うとそうなるってだけで
このスレ的には女天使とか幾らでも居て構わんけどなw 

546 :名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 11:05:39 ID:gzz431K9
ガブリエルは女性。
これだけはガチ。

547 :名無しさん@ピンキー:2006/10/13(金) 14:19:03 ID:bn7OtSql
ガブリエルは女の姿だったはず

548 :名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 00:25:50 ID:o1JuOGtB
そこら辺のも時代によって解釈異なったりするはず

549 :名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 00:44:41 ID:SQshjAHZ
民俗・神話学板とか行けば真偽ともかく諸説見るくらいは出来るがな(´・ω・`)

550 :名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 02:03:38 ID:cN8nk0fp
天使は両性具有だと信じてる俺が来ましたよ

551 :名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 02:20:08 ID:xQvwnhHf
天使の事典に拠れば天使の性別は守護に憑いた人間と逆の性別になるらしい

552 :名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 07:05:06 ID:X8UTrEp5
一瞬どこか別のスレに来たのかと思った

553 :名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 09:20:05 ID:pUUH/JGx
真実が一つだけあるってもんじゃねぇからなあ
敢えて言うなら、
矛盾する諸説が同時に存在して、
更に
それが時間と共に変化していく様相そのものが
「真実」
なわけで


……誰かエロい事を言ってくれ

554 :名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 13:10:03 ID:PpKEuYw9
俺の天使は黒髪ツインテールで11歳

555 :名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 15:59:58 ID:Wi94gLmX
俺の天使は俺の頭上に出現して素足で踏んづけてくる

556 :名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 19:08:15 ID:CjtLNaNI
エンジェルを一匹捕まえてエロエロしたり一緒に戦ったりしたい
なにそのGALZOO

557 :名無しさん@ピンキー:2006/10/14(土) 20:41:32 ID:sXyrjFrk
俺は>>551を信じたい。



そして>>555の前にはマッドストンパーが

558 :名無しさん@ピンキー:2006/10/16(月) 07:23:55 ID:cTLhqMWo
伸びてるから久しぶりに神SS投下かと思ったら違ってた。

559 :名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 17:18:06 ID:rmEFdu6k
自キャラで抜いたことあるよな

560 :名無しさん@ピンキー:2006/10/17(火) 19:25:56 ID:4ujWndc+
むしろ俺が抜いてたキャラをwizに放り込んだから

561 :名無しさん@ピンキー:2006/10/18(水) 22:18:42 ID:mkeY/hqm
全裸の女忍者ネタってここでは単なる定番ネタのひとつにすぎないけど、
ゲーム世界の昌険者たちにしてみればそれどころじゃないだろうな。

物心ついたころから訓練にあけくれ、ようやくダンジョンに挑戦しようかという
思春期まっただなかの頃に、

いきなり見せつけられる女忍者のひきしまった全裸の肢体。
はじめて見る女体は、しなやかかつ妖艶でありながら、
Lv1の自分では100人束になっても敵わない圧倒的パワーを発散し、
なにひとつ隠すことなく、一見防御のそぶりすらないその物腰は
触れるものを只ではすまさない殺気に満ち満ちている。

これはトラウマになるね。たぶんwiz世界の男の半数は隠れ女忍者フェチなはず。

ストイックな侍も高潔なロードも敬虔なビショップも、
心の中では「彼女ができたら忍者に転職させたいなー」と思っているに違いない。
全裸の女忍者をくどき落とす方向に行かないのは、初見のインパクトで
「一生勝てなそう」と決めつけてしまっているからだが、そこに気づかぬうちは
守備よく恋人が忍者に転職後レベルアップで全裸でACが下がるまでつきあえても
結局全裸女忍者には頭が上がらない習性を見ぬかれ、尻にしかれるのが関の山だろう。

562 :名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 00:57:10 ID:XS+vjOCd
そんな妄想を抱いて酒場で飲んだくれるああああさん

563 :名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 05:02:56 ID:p6El0ePN
あさんとかああさんとかはすぐ消されるけど
そうこさんかんていさんはまさに酒場の壁の華

564 :名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 05:21:42 ID:kbztBtD/
女忍者で思い出したが、パーティ構成するとき、女性キャラな名前ってどのクラスに付けてる?

今、リルガミンサーガを起動してみたら、Goodパーティの方のメイジ一人だけで、どうにも比率が
男くさいパーティ作ってたわ…。

565 :名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 06:44:07 ID:DLwpCN7k
>>564
男一人女五人のハーレムパーティーに決まっているじゃないか。

566 :名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 07:03:05 ID:grq4hv8/
とりあえずエクス2を立ち上げてみたら
パーティ構成以前に、
登録の30人全員が女だった件について

567 :名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 09:53:19 ID:IfXbrj+R
女学院でも作る気だったのかw

568 :名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 17:14:20 ID:H5oflXBw
エンパス様が見てる

569 :名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 18:22:57 ID:4vO93Ftm
そしてユリウス先生にしばかれるエンパス様

570 :名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 21:39:32 ID:+4hAdGM4
野郎もいるのに部隊名がリリアン学徒隊。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。

571 :名無しさん@ピンキー:2006/10/19(木) 22:54:18 ID:WvEVYreg
長女 人くの一
   長男を酔った勢いで逆レイプ
   罪悪感を持ったが今では開き直り、長男をからかって楽しんでる

長男 ディア侍
   無口でクールな男だったが逆レがトラウマになり、二次元に傾倒

次男 人君主
   普通に彼女作ってキャッキャウフフしてる



そんな三兄弟が俺のジャスティス

572 :名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 10:37:19 ID:cOo50Mav
自分もエクス2を立ち上げてみたら
当然の如くに全員女だった挙げ句、
登録の30人全員が眼鏡をかけていた件について



我ながら、どうかと思った……

573 :名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 18:36:21 ID:sH1fTsFo
男子中学生かお前らw

574 :名無しさん@ピンキー:2006/10/20(金) 22:07:19 ID:SMl7bEw2
心はいつも15歳。理想のヒロインは15歳の金髪エルフっ娘です!

575 :名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 00:35:18 ID:ZM/sjQmf
>573
なんと言うか、
ある意味それは、完全にこのスレの本質を射抜いてるんじゃなかろうかw

576 :名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 02:53:11 ID:Ggimm7Jp
体は大人、性欲は中学生

577 :名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 09:44:38 ID:+yy0WkGL
男子中学生並の妄想力がなければwizは楽しめないということか

578 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/10/21(土) 10:04:20 ID:cIs6tcA/
20×20のダンジョンが無限の広さに感じられる心が無限のエロを産みだすのです。

579 :名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 17:35:51 ID:VJxoFgq4
ぶっちゃけ中学生の頃の方が20x20の迷路も簡単に憶えられたけどな。
今マロールを唱えたらどこの石の中にハマるかわかったモノじゃ…

580 :名無しさん@ピンキー:2006/10/21(土) 18:24:08 ID:1GpHhTis
いい大人は、
忍者は装備を付けないほうが身軽で敵の攻撃をかわしやすい→AC低下
という単なる設定を
全裸くのいちキターと大喜びしたりしない。


だが俺は狂喜乱舞する! しかも飽きずにいつまでも同じことで大興奮できる!

581 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 00:26:10 ID:w+ZSSDxt
正直厨房んときより15年経った今のほうが酷いような気がする

582 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 07:05:13 ID:KsqN8oD9
>576
知識だけは大人、妄想は中学生

なんだと思うw

583 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 13:45:31 ID:MR9Iqrcv
その下品さを人はおやじと呼ぶ。

でもそれでいいよな?w

584 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 15:19:58 ID:vFtnGEId
思えば遠くへ来ちまったもんだ…

585 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 15:49:03 ID:qsjYznq/
さらば〜優しき日々よ〜
もう〜戻れない〜
もう〜帰れない〜

586 :名無しさん@ピンキー:2006/10/22(日) 20:29:57 ID:NyMr0ULI
思えば遠くへリサ・ボンダー

587 :名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 16:33:45 ID:5crj4RE5
hosyu

588 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/10/27(金) 21:06:41 ID:BoRhV/6S
――ここは、どこだ?



 肌色の華が繚乱と咲き誇る花園のど真ん中に突っ立って、俺はそうひとりごちた。
 旅塵に塗れたみすぼらしい冒険者である俺は、その花園の中ではひどく悪目立ちした。
 もちろん、花園なんて言っちゃあいるが、それは単なる比喩表現に過ぎない。
 ただ、俺は自分が突っ立っている場所をそうとしか表現することが出来なかった。
 いくつもの視線が無遠慮に突き刺さってくるのを無視しながら、俺は思い出す。

 俺がいるのはリルガミン。あの噂に名高き気狂いの王であるトレボーの城塞都市。
 そのメインストリートにある冒険者たちの酒場、荒くれの集うギルガメッシュの酒場。
 イカレた王から魔よけを盗み出した大悪党ワードナの迷宮に挑む命知らずの巣食う冒険者の巣窟。
 明日をも知れぬ我が身を酒で満たし、迷宮に散った仲間の安息を酒で満たす騒がしき憩いの場。
 荒んだ中にどこか優しさを秘めた、不器用な夢追い人たちが待つ、なつかしき第二の我が家。


 ……の筈だ。


「ねぇ、またちょっと胸、大きくなったんじゃない?」
「そうなのよ、戦闘のとき揺れて邪魔になるったらないわ」
「あら、あなた、ムダ毛の処理、忘れてるわよ」
「え、うそ? 今日はヴァンパイアロード様に会う日なのに〜」
「またシュリケン持たずにドレイン通い? よくやるわ、ホント」


 まるっきりでくの坊のように入り口を入ったところで突っ立つ俺の耳に、酒場の喧騒が届く。
 それはむくつけき男たちの酒焼けした愛すべきダミ声とは程遠い、甘く香る女たちの声。
 茫洋と酒場を眺める俺の目に飛び込んでくるのは、すこぶるつきの女たちの姿。
 しかも何の冗談なのかは知らないが、全員が全員、何も身に着けちゃいなかった。

 白い肌をした金髪のブルネットのエルフ女が、メロンほどもある巨乳を隠しもせずに談笑していた。
 褐色の肌をした黒髪のショートボブのドワーフ女が裸の腰に手を当て、豪快にエールを呷っていた。
 むしゃぶりつきたくなる脚線美をした、黒髪のポニーテールの人間の女が黙々と料理を口に運ぶ。
 毛が生えてないくせにしっかりとオンナの体つきをしたホビット女は、俺を指差して何か言っている。
 銀髪のロングヘアの高貴な顔立ちのノーム女は、俺を見て一瞬だけ妖艶な微笑みを見せた。
 ありとあらゆる種族のありとあらゆる女が揃っていた。一人の例外もなく、そう一人の例外もなく裸だった。

589 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/10/27(金) 21:08:22 ID:BoRhV/6S
 そこには酒と熱気と汗の渦巻く、あのなつかしきギルガメッシュの酒場の面影はなかった。
 酔っ払って床でだらしなく寝ている髭面の盗賊も、汗の玉を散らして腕相撲に興じる戦士も。
 買ってきた女をはべらせる聖職者も片隅でゲロをぶちまける魔術師も金庫役の司教も居ない。
 居るのは姦しく淫らで奔放な姿を剥き出しにしながら咲き誇る、美しい裸の女たちだけ。
 記憶の中の面影を微かにすら留めない、そこは花園だった。飾らないからこそ美しい女神たちの花園だった。
 

「なんだ、こりゃ……」


 目の前の異様な光景に、酷く乾いた喉から出てきた感想はそれだけだった。
 俺は数多くの裸の女たちの最中に立ち尽くして、そんな間抜けな声を漏らした。
 だってそうだろう? いったい、こりゃあ何の冗談なんだ? 俺は夢でも見てるのか?
 ほんの2〜3年前まで、ここは魔よけ探索の最前線だった。過酷な迷宮で生き抜いた猛者の集う場所だった。
 ギラギラした目の男たちと、酸いも甘いもかみ分けた雌豹たちの居た狩場の只中の水場。
 それがどうだ? 今じゃ裸の女がところ狭しとひしめく、妙な空間になってやがる。
 しかもどいつもこいつも張り詰めた空気は微塵もない。まるで普通の酒場で談笑している風だ。
 羞恥心の欠片もなく、むしろ裸を誇りさえする雰囲気を漂わせて。さもそれが自然であるかのように。
 あの、あのギルガメッシュの酒場がこうなっちまったんだ。誰だって自分の正気を疑うだろう?
 
 俺は、俺は入る店を間違えたんだと思った。必死に思った。ここはあの酒場じゃなくて、娼館だ。
 しかも入った瞬間からよりどりみどりの裸の美女が出迎える、少々変わったサーヴィスをするタイプの。
 回復の指輪やシュリケン、転移の輪がそこかしこに転がってるように見えるのは目の錯覚だ。
 足音ひとつ立てない娼婦や、ワインの口を素手でねじり切る娼婦だって世の中にゃごまんと居る。
 酔っ払いながら手持ち無沙汰に指先で穴を開けてるのは羊皮紙だろう。プレートメイルなわけがない。
 
 この場所にひしめく女ども全員が高レベルのニンジャだなんてことは絶対にありえねぇ!
 エールを空けながら魔術論や神学を戦わせてるのが、別クラスからの転職した連中に似ているのは勘違いだ!
 使い古した盗賊の短刀を見せながら自分の歳若さを自慢してる小娘の声なんざ空耳に決まってる!!
 
 異常事態を収拾できそうな結論に達した俺の、止まっていた時間がようやく動き始める。
 麻痺を食らったみたいに硬直していた体に感覚が戻り、頭が少しずつ動き始めた。
 そうだ、きっとあんまりに久しぶりなもんで道を間違えたに違いない。
 リルガミンのメインストリートは一本しかないんだが、そんなことは些細なことだ。
 大方ぼけっと歩いてたんでどこかの路地にでも入っちまったんだろう。そうだ、きっとそうだ。
 ぎくしゃくと動く手足にムチを入れ、踵を返して店を出ようとする。ここは俺の居るべき場所じゃない。

590 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/10/27(金) 21:09:22 ID:BoRhV/6S

「ねぇ、お兄さん」


 店から出ようとした俺の背中に声がかかる。俺は、そのまま走り出したい衝動をこらえて振り向いた。
 娼婦相手に走って逃げ出す冒険者なんてのは居ないからだ。だから俺は本能の警告を無視して、振り向いた。
 きっと疲れて過敏になった神経が間違った警告を発してるだけだ。娼婦相手に、怯える理由がないじゃないか。

 裸の女たちの林の向こうに、古ぼけたカウンターがあった。そこだけはあの酒場を切り抜いたように、そのままの姿だった。
 そこには白髪の混じる髪を丁寧に撫で付けた無口な初老のマスターが居て、いつも無言でグラスを磨いている筈だった。
 郷愁に揺さぶられ、喘ぐように視線を彷徨わせながら、視界から妖艶な女たちを締め出し声の主を探す。
 今そこに居るのは栗色の髪をなびかせた、あどけない全裸の少女。体の凹凸はなきに等しく、胸のふくらみもない。
 代わりに小動物のような雰囲気を漂わせ、人に甘え慣れた、妙に男心をくすぐる声を響かせ、少女は俺を呼ぶ。


「ギルガメッシュの酒場にようこそ。ご注文は? お酒? 料理? それとも私?」


 昨日まで人の前で屁をたれる事をなんとも思っていなかった、どこか憎めないデブな叔父が居たとしよう。
 次の日そいつは、子供っぽい癖に妙に体だけは育った、くりくりとした瞳の愛らしい少女になって言った。
 「実はあなたのことがずっと好きだったの。お願い。私の、初めての人になって?」と。甘い声で。
 そのおねだりを忠実に実行できる奴を俺は心の底から尊敬する。俺には、そんなギャップはとても耐え切れない。
 俺の記憶の中の、落ち込む俺にエールを静かに出し、無言で慰めてくれたマスターの鏡像が音を立てて砕けた。


「あ、ちょっと、お兄さん!」


 だから俺は呆気なく意識を手放し、旅の疲れと精神的なショックのダブルパンチで真後ろにぶっ倒れた。
 最後に感じたのは、俺を受け止めた誰かの腕と、後頭部にあたる極上のやわらかい二つのクッションの感触だった。
 次に目が覚ますときに、この悪い夢が覚めることを願ったが、その願いを裏切るような芳香が四方から押し寄せてくる。

 
 ―――さらば、愛しきリルガミン。
 ―――さらば、愛しきギルガメッシュ。
 ―――あの灰と隣り合わせの青春よ、さらば、さらば。


591 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/10/27(金) 21:15:17 ID:BoRhV/6S
お久しぶりでありーんす。

久しぶりになつかしきトレボー王の迷宮に潜ろうとしたらビックリ。
酒場と訓練場に育てに育てたニンジャしかいない。
しかも魔法を覚えてたりもする歴戦の猛者ばかり。
でも、もしそいつらが全員♀だったら、と考えてネタが浮かびました。
ひょっこり帰ってきた漢くさい彼のセピアメモリーブロークン。

彼がこれからどーなるかとかどーして欲しいとか希望があれば何か書くかも。
皆のエロをオラに分けてくれ。そしてついでに久方ぶりにageてみる。

お目汚しでした。

592 :名無しさん@ピンキー:2006/10/27(金) 23:44:23 ID:83b3Oe1P
>>591
乙ー。やはり一人だけまともそうな娘さんが介抱してくれてる、と思わせて
実は……と言うのはかなり鉄板では。

そう言えば、当節ドワーフ娘というとこういう感じなんですな。
ttp://queensblade.net/character/char_009.php

593 :名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 00:28:18 ID:q+dwkTEC
雑談レベルのネタを堂々と書ききった貴公と、黙々と勤しむ酒場の親父にただただ敬服。
しかし全裸の姉ちゃん達の真っ只中だと勃つより困惑と畏怖が先立ってどうしようもないwww

594 :名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 00:51:36 ID:w2EpoeV6
〜〜筈だった

だから親父も変わっちまったんじゃねーの?

595 :名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 01:46:29 ID:q+dwkTEC
あ、そうだった。親父の代わりに可愛い子ちゃんがいたんだった。
ちょっと首はねられてくる。てへwww

596 :名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 03:36:45 ID:KnSeToSQ
>>591
 全裸の女忍者だらけの酒飲み大会乙!
ギルガメッシュの意味が深夜番組な感じに(;´Д`)ハァハァ(←古い)
裸のシーンが多いと嬉しい自分にはご馳走です。
 裸女忍軍が、何も知らずに参入してきたLv1の冒険者を
戯れに弄り倒すとことか想像しちゃいます。

 あるときはLv1ショタ戦士の前に、強盗に身ぐるみ剥がれた女パーティーを
装って現れ、地上まで連れてってくださいと言いつつ地下10階まで拉致し
1人では帰れないのをいいことに、さんざん挑発しながら
おあずけっぱなし、常に傍にいてオナニーもさせず毎朝夢精させるとか

 あるときは何もしらないLv1女戦士に「全裸の方が強い」
「すぐ死にそうになるのはレベルが低いから」と
忍者のみの常識を吹きこみ、いつまでたってもパーティーの足手まといに
なるよう常に深めの階層を全裸で連れまわし可愛がる。
「いつもケガしてばかりでごめんなさい…」
「いいの、あなたはパーティーに欠かせない存在なの(性的な意味で)」

 あるときは、もって生まれた体へのコンプレックスで性に潔癖な
フタナリ女エルフを下半身の装備を全て奪って連れまわし、
裸女忍軍の裸体にエルフの股間が反応するたびからかいまくる。
 特に戦闘中で両手が塞がってるときに敵の改撃を無視して(そもそもあたらない)
エルフを挑発しまくり、場違いな勃起まるだしで必死に戦うフタナリ女エルフを
褒め殺しまくる。「命がかかってるのに余裕だわ〜」「勇ましいわ〜(性的な意味で)」
「いいから戦ってよ!」「いきり立ちながら言われると威厳があるわ〜(すでに厭味)
 いじめすぎてEDになったらつまらないので、ときどき全員でHp1桁まで削って
弱ったふりをしたりパラライズしたふりをしたりして女エルフにわざとレイプされてやり、
女体の良さと性への罪悪感を同時に教え込む。
「わっわたしがエロいんじゃないんだから! みんなが裸でゴロゴロしてるのが
悪いんだからね!(涙目)」
「くやしい!でも…感じちゃう(まっ赤になって腰ふっちゃってカワイイ…)」
「ああん、エロくのいちでごめんなさい(思ってない)」

続く

597 :名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 03:42:26 ID:KnSeToSQ
 あるときは、フタナリ裸女忍軍5人で厳格な女ロードを
例によって地下10階まで拉致し、移動中キャンプ中戦闘中を問わず目の前で
インモラルなアナルセクロスをしまくる。

 ロードに「人の道に外れたことは止せ」
と咎められても「私たちもいけないとは思って、回数を減らしてる最中」
「これでもあなたに気を使って禁欲してるので苦しいの」とうそぶいて反論を封じる。

 肛交中は言葉に出さず全身でよがってアナルの快楽の深さを見せつけたり、
いっぱい腸内射精されたおかげで強くなれた(性的な意味で)と言いつつ
グレーターデーモンを瞬殺する背中を見せつけたり、逆にあえていやらしさを見せず、
軽い友愛の表現としてスナック感覚で爽やかにモーニング肛姦を営んだり
死んだ昔の仲間を思い出して泣く(ウソ泣き)フタナリ裸女忍者を肛交で励ます
美しい光景(小芝居)で女ロードを泣かしたり、あらゆる搦め手で肛交に興味を持たせる。

 と同時に、毎晩睡眠中の女ロードの肛門に媚薬を塗り込んで性感を開発、
肛門用淫具やローションをわざと放置しこっそり拾わせた上で
頻繁に女ロードが1人になれる時間を作ってアナルオナニーしてしまうよう仕向ける。

(1人になったと思わせて、実は忍者のスキルで5人ともすぐ傍に潜み
女ロードがお尻に手を伸ばしては罪悪感にかられ手をひっこめ葛藤するのを横目に
5人で気配を殺しながらベスト覗きポジションを巡って本気の死闘を繰り広げる)
「ああ…やだ…なんでお尻なのに気持ちいい…うそ…いけないのに…」
(「ちょwwそこで向こうにお尻向けるのヒドス。藻前場所変わりなさいよ」
「首飛ばされたいの? ロードたんのピンクアナル(;´Д`)ハァハァ」)

 一月ぐらいしてアナオナに慣れ、アナルパールを全部入れたところを見はからって
わざと足音を立てながら(忍者なのに)戻ってきて
淫具を抜くヒマもなく身づくろいを済ませた女ロードに気づかないフリで
いつもより高レベルモンスターのひしめくフロアへ出かける。

「今日はシビアな戦いになるから(本当は余裕)お尻H抜きね」
「私たちだっていつもアナルファックばかりなわけじゃない(うそ)」
「こんな強敵の前でアナルに何かつっこんでる変態がいたら見てみたいわよ(見てる)」
「今日は女ロードの言うとおり真面目に戦うわ!(うそ)」
とアナルパールの刺激でメロメロの女ロードのハートを言葉の手裏剣で抉る。

肛姦欲と罪悪感の板ばさみでボロボロの女ロードが思いつめた顔で口を開いた瞬間、
「ごめ〜ん、ロードこういうのダメなんだよね、すぐ中出ししたらやめるから」
「どうしたの? 元気ないよ、『おはようアナル』する? ウソウソ、セクハラご免」
「こんな変態パーティーで辛いのは解るわ。でも皆も努力しているの。
 ここは黙ってこらえて貰えないかしら」
等、機先を制して発言を封じたり、
唯一女ロードの味方になって禁欲を貫いていた(本当は女ロードに隠れてヤってただけ)
女ロードが(性的な意味ではなく)ほのかに憧れていた人格者(evil)のリーダーが
「変態でごめんなさい、やっぱり私も我慢できないの! 変態でごめんなさい!(うそ)」
と号泣謝罪しながらアナル輪姦に溺れる姿を見せつけたりして
とても自分からアナルセックスを求めようとはできない雰囲気をキープ。

いよいよ精神的限界に近づき、一人になると
「みんなばかりずるいよぉ…私もおしりでHしたいよぅ」と泣きながら尻穴自慰しまくる
女ロード。その声を聞きながら5人で輪になって互いの腰が抜けて動けなくなるまで
本気尻穴責めのアナルロワイヤルをくり拡げるフタナリ裸女忍軍。

ついに4人を気絶させ勝ち残ったリーダーは酔った演技をしながら女ロードのもとへ行き、
最高のテクニックでアナルバージンを奪い満足させてやる。もちろん翌日は
「ごめんなさい、昨日は呑みすぎて記憶がないの、私、なにかひどいことしなかった?」
とスルーし女ロードアナル生殺し地獄を更に延長する。

598 :名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 06:35:15 ID:cIqDomb0
>>588
金髪でブルネットって…ああ、下の毛の話か。

599 :名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 07:49:05 ID:wZRhTPX+
>>596
そこまで構想があるなら>>596氏もちょっと長いのを書いてみては。

600 :名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 11:24:23 ID:tgQXQUdx
600G

601 :名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 15:48:15 ID:q+dwkTEC
首つながった♪
600Gは蘇生代としては安い?高い?

602 :名無しさん@ピンキー:2006/10/28(土) 15:50:30 ID:MMllk2cn
>>596なんというか、神妄想乙(良い意味で)
それ全部SSになったら俺は一晩で老衰死する。

>>592
ではエルフ忍者はノワという事ですか?!
キャストオフで裸忍者のACがLOとか、よくわかりません!><

603 :名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 03:09:01 ID:oSzNzjl3
>>602
ノワはハーフエルフであるとオフィシャルサイトに書いてあった。

604 :名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 05:49:48 ID:U/c0oUfU
あれはボクがまだエクスに入る前、ただの学徒だったころのことだ。
それなりの時間が経ったというのに、あの時のことは今でも色鮮やかに思い出せる。

ボクはクライス王国の、とある地方領主の娘だった。
でも、両親が欲しかったのは娘ではなく、跡取りになる男だった。
そういう期待に応えようと男のように振舞ううちに、言葉遣いも、性格も、男のそれに近づいていった。
だけど、ボクのその努力は、無駄になった。
ボクが六歳のときに、弟が生まれた。もちろん、男の子だ。
両親は弟を跡取りにしようと決めた。それはいい。歓迎すべきことだ。

では、ボクは?
男のように生きることがすっかり板についてしまったボクは、どうなるのだろう。
時間は流れて、ボクも成長していった。体は女として、しかし心は男のように。
思春期になると胸は明らかに標準以上に膨らんできて、肉体に、男のように話し、考え、行動しようとも、お前は腐っても女なんだぞ、と言われているような気がした。

両親も同じだった。
跡継ぎが生まれた以上、ボクが男のふりをすることはないのだ。
だから、少しは女らしくしろ、という言葉はもっともだけれど、それには従えなかった。
ボクはこのように行動することが、楽しいのだ。そう気づいた。
まったくその通りだ。野山を走り回り、剣を振るうことが、どうしようもなく楽しかった。

だが両親が許してはくれない。
ボクはやがて、自分の生き方が肯定される場所があることを知る。
アーレハイン、聖戦学府だ。

魔軍との戦いに参加することに、両親は反対しなかった。
跡継ぎは生まれているのだから聞き分けのない娘などどうなってもいいと思ったのだろう、あるいは、少なくとも家名は上げられると踏んだのかもしれない。
ともかく、そのころの両親はもうボクに興味を持っていなかったのは、事実だ。

後腐れは何一つない。こうしてボクは聖戦学府に入学することになった。
剣を片手に、思う存分にロードを駆けるのだ。


605 :名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 05:51:03 ID:U/c0oUfU
入学してからのボクは、充実していた。
それなりの才能を持っていたのか、ボクは刀使い、侍になっていた。
鋭い刃で一切合切を切り捨てる、そういう学科だ。
仲間も得た。一緒にロードに潜る仲間たちは、愉快なことに、全員女性だった。
そこでは、女のくせに戦うなんて、と非難されることもない。まるでこここそがボクが本来生まれてくるべき場所だったとでもいうように、心地よかった。全てが肯定された気がした。

魔軍との戦いも、だ。
厳しい戦いを何度も経験したけれど、そのたびに乗り越えてきた。
結果、ボクたちは学徒の中でもかなりの力を持つようになった。

そうなると、勢い、厳しい任務も回ってくるものだ。
その日、メルキオロード、激戦区での任務がボクたちに与えられた。
メルキオロードには強力な、悪魔どもが出現することで知られている。

それでも恐れるようなことはなかった。
今までの経験と、それをともにした仲間たちがいる。負けることはありえない。
そう思いながら、ボクたちはメルキオロードへと出撃した。




予想外だった。
当初の任務は、メルキオロード中枢の魔軍一個中隊を叩け、というものだったが、敵はそれだけではなかった。
予備がいたのだ。敵の、予備兵力。
正面の敵部隊に気をとられているうちに、予備兵力はボクたちの側面に占位し、奇襲をかけてきた。
戦闘当初は有利にことが進んでいたけれど、その奇襲が全てを滅茶苦茶にしてしまった。

ボクたちは、すぐに後退を開始した。そのまま戦っても、いずれすり潰されて終わりだ。
しかし、敵はボクたちを追撃、幾度となく接触を受け、ボクたちは次第に消耗し、追い詰められ、ついには包囲されてしまった。

606 :名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 05:51:46 ID:U/c0oUfU
「ここまで、かな」盗賊のホビット少女が言った。
「さすがに、あれを突破するのは無理ね」と分析したのはエルフの魔術師だ。
「でも、ただでやられるのは嫌よ」
あなたもそうでしょう、と人間の戦士がボクに言った。そうだ、ただでやられてやるものか。ボクは刀についた血を拭って、言った。
「死ぬにしても、できるだけ道連れにしてやる。運がよければ、逃げることも。最低限、できるだけのことは、したい」

反論はなかった。全員が疲れ果てていたけれど、心まで折れてはいなかった。
隊の意思を確認したところで、咆哮が聞こえた。禍々しい、悪魔の声だ。突撃を開始しようとしている。
突撃に対処するには呪文で防御攻撃を行うのが一番、というかそれしか手段がないのだが、呪文はとっくに尽きていた。

「くる!」
ロードの闇の向こうから、一斉に魔軍が姿を現した。突っ込んでくる。
後衛陣が呪文の代わりにとスリングで精一杯の防御射撃を開始するが、その程度の攻撃で肉の奔流を止めることは不可能だ。
すぐに肉薄され、白兵戦になった。

刀を振るった。精一杯。何匹の首を落とし、内蔵を破壊し、手足を切り飛ばしたかは覚えていない。
薄情かもしれなかったが、仲間のことを考えてもいられなかった。こういう状況になったらとてもよそ見などしてはいられない。
ただ、無事でいることを信じて目の前の敵を切ることしかできなかった。

ボクはハンマーを振り上げたトロールの両腕を一撃で切り落とし、返す刀で首をはねた。
倒れたトロールの後ろから、さらに一匹、グレーターデーモンが現れる。

「たーッ!」
疲労を吹き飛ばすように叫び、切りかかる。袈裟切り。グレーターデーモンは斬撃の瞬間に刀の射程の内側に入り込み、ボクの腕をつかんだ。
強烈な腕力だった。捻り上げられ、刀が手から離れる。

腕をつかまれ、宙吊りになったボクをグレーターデーモンは、品定めするように眺めた。
なぜ殺さないのか。いったい何をしようというのだ。
そう考えているボクの耳に、絹を裂くような悲鳴が届いた。


607 :名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 05:52:27 ID:U/c0oUfU
「いやっ、ちょっと、やだ、やめてぇ!」
「あくっ!触らないで……やめて、お願いだから、そんなところ、ダメ、ダメ、本当にダメェッ!」

首を動かして見ると、仲間たちが押し倒されていた。レイバーロードが戦士の鎧を引き剥がし、いままさに彼女の下半身までも露出させようとしているのが、ロードの暗がりの中でも、はっきりとわかった。
他の仲間たちも同様だった。身動きを封じられ、衣服を剥がされ、体をまさぐられ、嘗め回されている者もいた。

こいつらは、ボクたちを犯そうとしているのだ。
聞いたことはあった。魔軍は捕虜をとらない。男は殺し、女は奴隷にするからだ、と。奴隷になった女性は、辱められ、魔族の子供を孕まされるのだ……

「ウソ……そんなの、ウソだよぉ!」
ボクは必死に抵抗した。自由になる足で悪魔を蹴りつけたが、しかし頑強なその肉体は揺らぎもしなかった。
グレーターデーモンの腕が、ボクの胸元に伸びる。
「やああぁぁっ!」
武者鎧は下着もろとも破壊され、胸が零れた。悪魔はボクのコンプレックスでもあるその胸を玩具のようにこねくり回し、もてあそぶ。胸はまるで水風船のように形を変えた。
乳頭にまでその攻めは及んできた。乱暴につままれ、引っ張られる。痛かった。体だけでなく、心が。

どうして、戦った果ての死という戦士の最期の名誉すら得られずに、自分はこんな目にあっているのか。
それは、ボクが女だからだ。
男だったら、こんなことにはならずにすんだのに……

ボクの思考を中断させるように、悪魔が胸を舐めてきた。軟体動物が這い回るような、感触に身震いした。今までに体験したことがないくらい、気持ち悪い。
その感覚に、ボクは目を瞑り、歯を食いしばって、耐えた。せめて、無様に泣き叫ぶような真似だけはしたくなかった。

胸から首筋、顔まで舐め上げてから、悪魔は言った。「処女ノ味ダ……」
悪魔は舌なめずりする。
「処女、犯ス、注グ、孕マセル。ソレ、サイコー」

応じるように、他の魔族や獣人族が叫ぶ。いずれもその股間では醜悪な肉棒が屹立していている。
「オレサマ、オマエ、マルカジリー!」
悪魔は叫び、ボクの下半身に手を伸ばす。

犯される。そう覚悟したそのときだった、ボクは、見た。
先ほどまで狂喜の声を上げていたレイバーロードが短く叫び、首のない体を床に横たえるのを。

続いてボクの視覚と聴覚を襲ったのは、閃光と爆音だった。
呪文攻撃だ。圧倒的なエネルギー波が魔軍を包み、死と破壊を撒き散らしてゆく。肉が焼ける匂いが、鼻を突いた。連続した爆音。それで、呪文を放っているのが一人ではないと気づいた。

呪文攻撃が終わると、辺りは魔軍どもの楽園から阿鼻叫喚の地獄に一転していた。暗い喜びに歓声を挙げていた魔軍兵の殆どは呪文によって粉砕されていた。
それだけではない。生き残ったものも、突然の攻撃に混乱していた。呪文攻撃は破壊作用以外の何かを魔軍に叩きつけていたのだ。

爆音のせいで遠くなったボクの耳に、声が聞こえる。
「目標、前方魔軍部隊」男の、声だ。「小隊、突撃にィ、移れェッ!」

608 :名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 05:56:26 ID:U/c0oUfU
初めて投下した
っていうかやっつけ
後悔はしているが反省はしていない

エロなんてかけねーな、と思い知らされましたとさ

609 :名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 09:51:28 ID:K2iNYIiW
クソっ、いいところで寸止めかよ!!
一番キツい攻撃しやがってwww
またいつでも来やがれコンチクショウ!!!!

610 :名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 11:44:16 ID:Ygmdi8+R
魔獣にメガテン混ざってるのがワロス
導入がすごい期待できるシチュでぜんぜんやっつけには見えなかったよGJ

611 :名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 12:40:27 ID:Ygmdi8+R
>>591
遅レスだけど再来乙。
その世界はきっと狂王のおふれにより全員全裸強制、
彼の居ない間にそれが常識化してしまったんだと予想してみる。
反社会分子として城塞都市を追われる彼を黒髪のショートボブのドワーフ女が
酔った勢いで匿って(ry

>>592
俺の中ではWizのドワーフ少女は可愛いのに髭が生えているのが定説。
弄ってあげると「やぁん、お髭ひっぱっちゃ嫌ぁ」とか言ってうわなにをするやめr

 (>>611は斧で切断されました・・読きを読むにはハークルハークル!と書き込んで下さい)

612 :名無しさん@ピンキー:2006/10/29(日) 13:26:55 ID:PgC2en86
ちょw
ここしばらく投下無かったのに
なんでこうも重なってるんだw
>>687
ワッフルワッフル
>>610
ハークルハークル!

613 :不確定名 ◆yaFBBLjMIo :2006/10/29(日) 20:57:26 ID:khZxcxZP
ふおお、帰ってきた、エロい戦士たちが帰ってきたー。
これだ、これが見たかったんだ。イェ―ヽ( ´ヮ`)人(´ヮ` )ノ―イ

乙ってくれた人あんがとー。
色々分けてくれたエロで続き書くよ!

>>596
ここ、この野郎、自分よりエロい妄想し、しやがって!
エロいな、え、エロいな、まったくもってエロいな君は!(*´д`)ハァハァ

614 :名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 00:34:19 ID:Vp0onV7x
>>613
ワクテカ

こんなに全裸待機がしっくりくる投下待ちは初めてです。

615 :あるエルフ姉妹 ◆CWw9PQMx.g :2006/10/30(月) 02:10:51 ID:usxYq52E
あるエルフ姉妹の冒険・ハロウィン編

* TRICK OR TREAT *
* HAPPY HALLOWEEN!*

「こんばんは〜」

「あらプリン君。エミールなら『Trick or Treat!』ってはしゃぎながら
 キミの家に出かけたわよ。魔物に変装してたからわからなかったのねぇ。」

「あ…じゃあ追いかけてみます」

「まあお待ちなさいな。せっかくのハロウィンなんだから、
 あなたのアソコのお菓子をくれるか、私の悪戯を受けるかしていきなさい」

「そ、そんな…あっ!」

「うふふふ嫌がるフリをしてもここはもうこんなになって♪…いただきまぁす」

「あっ、ああっ…!!」

「(もごもご)頭の芯まで、痺れさせてあげ…」

「ただいまー!プリン君こっちにきたって聞いて転移してきちゃ…あ」

「た、たすけてエミールさん…う、うっ…!」

「あ、あらエミール早かったわね…プリン君イッて…じゃなかった来てるわよ…」

* TILTWAIT OR TILTWAIT *
* HAPPY HALLOWEEN!*

616 :あるエルフ姉妹 ◆CWw9PQMx.g :2006/10/30(月) 02:13:06 ID:usxYq52E
みなさん全裸で盛り上がっているのにごめんなさいっ
…今を逃すと2年熟成ネタになっちゃうんですっ

617 :名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 02:19:57 ID:1D9I2I7W
ナイスハロウィン(笑)

618 :名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 09:47:16 ID:Xh7uORU2
サキュバスの仮装とかなんとかいって
お姉さんを全裸にすればよかったのに。

619 :名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 12:30:59 ID:aESLJSTX
アン・ホーリーテラー嬢は気に召しませぬか?

620 :名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 14:30:37 ID:Hw/r+dUy
>>615-616
お久しぶり&ワロタ
プリン君いつになったらまともな戦士になれるのやら

621 :名無しさん@ピンキー:2006/10/30(月) 21:05:36 ID:1D9I2I7W
不確定名氏の保管庫保存タイトルが面白すぎる件について

ちょwwwwwおまっwwwwww

622 :名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 01:06:56 ID:Xy/bJqZd
>>604でございます
遅まきながら、皆様のお言葉、有り難くあります

いちおー続きがあるので、皇国の守護者十巻が出る前には仕上げます

>>609
大丈夫だ、ちゃんとイかせるから

623 :名無しさん@ピンキー:2006/10/31(火) 07:56:35 ID:zvDxP9J2
それはいつまで経っても書かないということかー!


624 :名無しさん@ピンキー:2006/11/02(木) 11:12:01 ID:g5qYoLeZ
久しぶりに保管庫に行って
『ララ・ムームーの正体』と『名無しの忍者と世間知らずの君主』を
立て続けに読んだら、どっちも「次にするときはアナルオンリー」だったので
アナラーとしては「次」のプレイ状況を想像して 堪らん気持ちにならざるを得ない。

625 :名無しさん@ピンキー:2006/11/03(金) 23:05:59 ID:MRDIrcm4
ぐひっの続きはまだだろうか?

待ってると性欲が溜まりすぎてまいるフィック

626 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/11/04(土) 01:53:42 ID:R2EZCtA5
懐かしい職人さんや話題が戻ってきてくれてウレシス……。

http://green.ribbon.to/~geparosenyo/

個人保管庫を仮営業始めました。
まずは、あまりにも間が開きすぎたワードナと魔女のお話を、
地下11階編を除く復活〜地上編(トレボー編)を
エンディングを加えて個人保管庫で作ってみました。
Wiz以外でも日の目を見なかったものを保管……できたらいいなあ。

保管庫管理人様へ。
いつも保管ありがとうございます。
今回、ワードナと魔女のお話を上記個人保管庫で作成しましたが、
これは随分と間が開いてしまったので、スレに落としても話がわからない人も多いと思ったためです。
もしよろしければ、保管庫で「地下11階前編」となっている部分をエンディング1、
今回新規作成した
http://green.ribbon.to/~geparosenyo/wiz4/wiz4-16END02.html
部分をエンディング2として保管してくださるととてもありがたいです。
黒地にオレンジ文字のあの雰囲気で完結まで見てみたいです。


627 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 03:20:24 ID:+JMR6Asn
結婚式GJ。

628 :604-607、続き :2006/11/05(日) 04:44:06 ID:kl61xgPi
呪文攻撃によって引き裂かれた魔軍部隊を、学徒兵の突撃が踏み潰してゆく。
肉が弾ける音、悲鳴、雄叫び、断末魔。雑多な音。まるで狂想曲だ。

その中を突き抜けるように、一つだけキーの違う音が混じっているのをボクの耳は逃さなかった。
甲高い、機械音。近づいてくる。もうすぐそこにいる。
やがて闇の向うから、血まみれの鎧を纏った学徒が現れた。甲高い機械音と共に。こちらに向かって全力で駆けてくる。
顔は見えない。兜のバイザーが口元を除く彼の顔を、完全に覆っていた。
音の正体は、彼が握っているブレード・カシナートの駆動音だと分かった。
機械は絶好調なようで、野生動物の咆哮のように叫び続けていた。

悪魔はボクの身体を抱き寄せた。しかし恋人同士のような甘さはない。悪魔はボクを、人質にしようというのだ。
手を首に当てる。それ以上近づいたら殺すという意思表示だ。

彼は止まらなかった。それどころか、より速度を増した。呼応するようにカシナートの回転数が跳ね上がり、駆動音を細く、高く変化させた。
絶叫。「おおおぉぉおお―――――っ!」跳躍。

悪魔は、ボクを抱えたまま応戦するのは難しい、と判断したのだろう。ボクを乱暴に解放した。床にころがされる。
鋭く跳んだ彼は、カシナートを振り下ろした。悪魔は下がってかわす。カシナートが空を切った。
逆襲に転じる。着地際を狙い、悪魔の拳の一撃。頭を狙っていた。彼は首を傾げるようにして回避。
彼は再び叫んだ。言葉にならない声と共にカシナートが突き出された。悪魔の腹部に突き刺さる。
無慈悲な機械が唸りを上げ、内臓を撹拌する。ミンチ。まさしくフードプロセッサ。

血を吐き出しながら、悪魔は倒れた。倒れてもわずかながら息があって、口からは小さなうめき声がもれている。
彼は悪魔の脳味噌をかき回し、それで今度こそ、悪魔は息絶えた。

ボクのことなどまるで見えていないかのように、彼は首を動かした。新たな獲物を捜し求めているようだった。
冷静さを取り戻したボクは、周囲の状況を確認する余裕を得ていて、耳を澄ましても聞こえてくるのは死にゆく魔軍の呻き声くらいのもので、それはつまり、戦闘の終結を意味していた。

「小隊!」彼は回転の止まったカシナートを頭上に振り上げた。「集合!」
彼の仲間と思しき学徒たちが、集まってくる。三人。
「どれだけ殺ったかな」カシナートを腰の鞘に収めて、彼は聞いた。
尋ねられたホビットはすぐに答えた。「はい、隊長。敵は中隊規模だったから、七割、いや、八割近く頂いたと思うっス」
「げ、皆殺しじゃなかったのか。ちくせう。二人足りないけど、損害は?」
「ありませんッス。魔軍にひどい目に会わされそうになってた学徒がいたので、その治療に一人、もう一人はその護衛に充ててあるッス」
「じゃ、彼女のも」隊長、と呼ばれた彼がボクを指差しながら言った。「ソーちゃん、頼むよ」

629 :604-607、続き :2006/11/05(日) 04:45:53 ID:kl61xgPi
眠そうな眼をしたセレスティアの少女が進み出た。小さく、しかし不機嫌そうな口調で言う。「ちゃん付けで……呼ばないで下さい。……汚らわしい。大体なに……ソーちゃんって」
「僧侶だから。本名出すと高度に政治的な問題に悩まされるからね。それとも、本名にちゃん付けの方がよかったかしらん」
「できることなら……もう二度と呼んで欲しくないです……あなたなんかに」
「わかったわかった。考えておくから、とにかく治療してあげてよ」

彼女は彼には答えず、ボクにツカツカと歩み寄った。
「隊長と……Sgtはあっち……向いててください」
「Sgtって誰ッスか」とホビット。
「君のことだよ、きっと」と隊長。

「自分にはもっと立派でカッコいい名前があるッスー。Sgtなんて記号はいやッスー」
「記号が嫌って、漫画の神様に怒られるぞ。しょうがないな、じゃあ僕がもっといい名前をあげるよ。そうだな……サガット(Sagatto)なんてどうだ」
「タイガー!」ホビットが叫んだ。外国人風に。「Sgtでいいッス……」
「駄々をこねないのはいいことだ。君を下士官役につけてる価値があるというものさ。オーケー、サージェント?」
「イエス、サー、ッス」

「隊長さん、質問です」そう言ったのは、華奢な身体に不釣合いなほど大きな弓を持った、眼鏡の少女だ。見たところ、人間。
「なんだい、ユミちゃん(仮名。弓使いだから)」
「私はどうしたらいいですか?」
「フムン」

隊長は顎に手をやり、兜のせいで相変わらず表情は読めなかったが、おそらく真面目な表情をしているのだろう、じっくり考え始めた。
「敵はあれだけ叩いてやれば逆襲される心配はまずない。警戒は必要ないだろうから」
「待って」とボク。「あともう一個、中隊規模の敵がいるはずだよ」
「ああ、そういえばそれらしいのがいたね」
「いた、って?」
「多分君たちを探してたんだろうな、横っ腹向けて展開してたから、美味しく頂きました。一匹残らず。ごちそうさま」
ボクは唖然とした。

「とまぁそういうことだし他には何も……あ、あったあった。ユミちゃん、君に重大な使命を与える」
「はい」ユミは姿勢を正した。「なんでしょう」
「……君だけにしか果たせない、重大で重要な、使命だ」
隊長は手招きした。近づいてきたユミの耳元に口を寄せて、囁くように言う。

「結婚しよう」
「……え?」
顔が真っ赤になった。
「え、あの、隊長さん、その、私、嬉し――――――」
「バディア」

ソー、攻撃呪文を高速詠唱。隊長の足元に着弾。
「次は……当てますよ?」暗黒闘気を吐きながら、彼女は言った。「いい加減……あっち向いてください。女の子の身体を……じろじろ見るの……重大な犯罪です」
「イエス、メム」と震えた声で、隊長。「ちぇ、コントは終わり。はい、Sgtは僕と一緒に回れ右」
「……コント?」
ユミの顔はまだ赤いが、非常に不服そうだ。乙女の純情が弄ばれたとでもいうような顔だった。

630 :604-607、続き :2006/11/05(日) 04:47:04 ID:kl61xgPi
隊長とSgtが背中を向けたのを確認すると、ようやくソーはボクの治療を開始した。
「といっても、ボク、怪我らしい怪我なんてしてないんだけど」
「ここ」とソーはボクの右肩に触れる。「……打撲」
悪魔に放り出されたときにできたのだろう、そこは少し腫れていた。といっても、折れているわけでも、痣になるわけでもない。放っておいても大丈夫な、本当に小さな傷だ。
「こんなの全然平気だよ」
「だめ、治療」
すぐに治癒呪文を唱え始める。ディア。傷はすっかり癒えた。

それが終わると、今度はボクの身体を頭のてっぺんからつま先まで、ゆっくりと、彼女は眺め始めた。外傷を探しているらしい。
他に傷がないのが分かると、彼女は突然、ボクの足元に跪いた。そして、ふくらはぎに触れる。
「ちょ、ちょっと?」
「触診」と彼女は言った。「痛かったら……言って」

彼女の指がふくらはぎを這い上がり、その上、つまりふとももに差し掛かる。
もちろん、全く痛くない。怪我などないのだから。だが、触診箇所がふとももに入ると、彼女の指の動きは少しづつ変化していった。
単に触るのではなく、舐めるように動き、ついには手のひら全体で撫でまわすようになっていた。
「あの……」
「動いちゃ、駄目」
触られているうちに、動悸が早くなっていた。心臓が早鐘のように鳴っている。それにあわせて体が熱くなり、頬が朱色に染まるのを感じた。
「やっぱり……戦術学科の人の体って……素敵。引き締まってる……」
今やソーの目は眠そうとは形容しがたく、見る者を蕩けさせる、怪しい光で満たされていた。
足は小刻みに震え、いまにも砕けてしまいそうだったが、ボクは必死でこらえた。こらえる必要などどこにもないのに。

ひとしきりふとももを愛撫すると、彼女は責めの対象を変えた。つうっと人差し指が動き、へそのあたりに達する。
「ちょっと……は、あん、だ、駄目……」
普段ならそんなところを触られても、なんとも思わないはずだった。しかしいまのボクは、どこかが違う。
彼女の指、手、からもたらす未知の感覚が、体の支配権を奪っていたのだ。抵抗することも、逃げることもできない。ただ、身を任せるだけ。

また、愛撫の対象が移る。鳩尾を指がなぞり、さっきからずっと胸を覆っていた、ボクの腕に当たった。
「どかして」とソーは甘く、囁いた。
「え、でも……」
「大丈夫……女の子同士、だから。それに、触らないと治療……できない」
「怪我なんてもう、ないよ」息が荒い。
「外から見ても分からない怪我が……あるかも……内臓とか……触らないと、分からない」
「でもっ、胸は」
「じゃあ、やめる?」
お腹に円を描くように、指が動く。
「ひゃっ!?」

「ちゃんと最後まで治療、できないけど……いいの?」
頭がうまく働かない。彼女がもたらす何かがすっかり脳髄に染み渡り、ボクから思考能力を奪っていた。
治療が続くと、どうなるのか。回らない頭で考える。もっと気持ちよくなれる、という答えはすぐに出てきた。
快楽を否定する気持ちには到底なれず、ボクは少しづつ胸を隠していた腕を、下げた。
「いい子……」

ソーは微笑んだ。自分と大して年の変わらない女の子のはずなのに、妙に蟲惑的な笑みだった。
その笑みの向うで、ユミは顔を真っ赤にして、口を開けたまま固まっている。

ついにソーは、ボクの胸に触れた。
「ん……」
電流が走ったように、ボクの体が跳ねた。彼女の手の動きにあわせて、ボクの胸が形を変える。
「張りがあって、柔らかい……」

631 :604-607、続き :2006/11/05(日) 04:49:15 ID:kl61xgPi
「あのー、ユミさーん」
相変わらず背中を見せた状態で、隊長が言った。
「はい、なんですか、隊長さん」
「先ほどから僕の背後でユリリアント(※百合とブリリアントの合成語)でコバルト(※コ○ルト文庫っぽい、つまりは百合)な空間が発生しているようで、
 それで僕は現在僕が使用可能な唯一の探知装備であるところのデビル☆イヤーにて状況の把握を試みているのですが、
 なぜだか何も聞こえません。ついでに言うと君の声も。こいつは一体全体どういうことなんでしょうかね?説明してください。国民は真実を求めています」
ユミは懐から紙とペンを取り出し、何事か書いて隊長に渡す。
「フム、『それは私が隊長さんの耳に耳栓を特攻(ぶっこみ、と読む)んだからです☆』ということですか。何故そんなことを?テルミーホワイ?」

またユミはペンを走らせる。
「『情操教育に悪いから』、と来ましたか。えーと、じゃあもし僕がこの耳栓を取ったら?」
足元に矢。突き刺さる。
「的確にして迅速な回答をありがとう。参ったなぁ、すっごく撮影したいんだけど、それも駄目?」
再び矢。
「報道の自由すら認めない、というわけですか、そうですか。ねぇ、Sgt、こいつは民主主義の崩壊じゃないのか?」
ペンが走る音。
「『自分は聞こえるっスー』……報道管制の次は民族差別か。いいよ、もう諦めた。好きにしろー、ぷんすかー」
隊長が拗ねた。

そのようなことは一切意に介せず、ソーのボクに対する治療は止まらなかった。
「次はね……ここ」
「んんっ!」
すっかり硬くなってしまった、ボクの乳首に指が触れた。
「たくさんたくさん、治療してあげるから……」

「にゃっはー!たーいちょーおー!」突然の大声。女の子の。「元気ー?」
見ると、フェルパーとセレスティアの女の子。その向こうにはボクの仲間たちがいた。無事なようだ。
ソーは小さく舌打ちした。「悔しいけど、ここで治療、終わり……」
むー、と唸っている隊長の耳栓を、ユミがとってやる。「オーケーですよ、隊長さん。あ、でもまだ後ろは向いちゃ駄目です」
「ぬふぅ。Sgt、やることがあるだろ。僕をこのまま後ろ指差され隊隊員にするつもりか?」
「うぃ、了解ッス」

道具袋からSgtが取り出したのは、粗末な布だ。ユミに渡す。
「こんなのしかないッス。勘弁してほしいッス」
ユミは優しく、それをボクの体にかけてくれた。これで隠せ、ということだった。
「隊長さん、今度こそ大丈夫です」
「民主主義、復活」

隊長は振り向き、兜のバイザーを上げた。
いったいどんな顔をしているのだろう、と今まで彼の言動を聞いていたボクは、正直、興味があった。
それで、驚いた。バイザーの下から現れたのは、ハンサムや美形でも間違いはないのだが、美少年といった方がより近い、あどけなさを残す顔だった。

「まぁ何はともあれ、無事でよかった。……ん?」
気づかないうちに、ボクは彼の顔を凝視していた。突撃の号令も、悪魔に切りかかった時に張り上げた奇声も、彼が発したものとは思えなかった。
そして今は、仲間相手に冗談を飛ばしているのだから恐れ入る。どういう精神構造をしているのか、わからない。
そう思っていると、彼の顔がみるみるうちに曇った。あ、ちょっと可愛い。
「そんなに僕の顔が珍しいんですか……珍獣ですか、生き物地球紀行ですか」
「へ?」とボクは素っ頓狂な声を出した。

また後ろを向いた。今度は自発的な行動だ。
「そりゃあピンチに駆けつけたボーイがカッコいいなんてのは古今東西のお約束さ。ごめんね、お約束から外れてて。それでも僕だって好きでこんな顔に生まれてきたんじゃないんです。不可抗力なんです。神様は不公平です」
「……彼、どうしちゃったの?」とボクは聞いた。
「隊長はビョーキなんス」とSgt。「どうか怒らないであげてほしいッス」
「は、はぁ……」

632 :604-607、続き :2006/11/05(日) 04:51:49 ID:kl61xgPi
「にゃあ、隊長にゅんのビョーキがまた発症したの?」とフェルパーの少女。
「そうみたいですねぇ」セレスティアの少女はのんびりと言った。
「だいじょーぶだいじょーぶ、いざとなったら隊長はアタシがもらったげるから!」
「それは夢のある話だね」と隊長。立ち直る。「さて、と。これからどうしようか。Sgt、とりあえず彼女たちをどうにかしようと思うんだけど、
 上まで送ってあげるのはやぶさかではないが、一苦労になりそうだ」
Sgtは、お任せあれ、と懐から一枚の紙を取り出した。帰還切符だ。緊急離脱用に持っていたのだろう。
「これを差し上げるッス」
「でも、これ貰っちゃったら君たちの分がなくなっちゃわない?」
「見くびらないでほしいッス」もう一枚、Sgtは帰還切符を取り出した。「ちゃんと予備があるッス」

隊長は微笑した。そういう表情がひどく似合う。
「頼りになる仲間が僕の自慢です。きっと、君もそうなのだろうけど」ボクの仲間たちを見回す。「でも今は少し疲れてるようだ。もどって休むといい」
「君たちはこれからどうするの?」と、ボクは気になって、彼に質問してみる。
「任務を遂行します。具体的には、美少女のお誕生パーティー出席」

冗談なのだろうか。ボクは少し、笑ってしまった。
「冗談ではないんです。詳細は、その、機密というやつで教えることはできないのですが」
「あの、隊長!」
ユミが、いきなり大声を張り上げた。どういうわけか顔が赤い。
「はい?」
「あ、あの、あののっ!わ、私も、立候補します!」
「何に?」
「ネコちゃん(フェルパー少女の仮名、らしい)には負けませんから!」
「いや、だから何が?」
「え、あ、あれ?」
ユミは場違いなことを言っているのに気づき、顔がさらに赤くなった。

「あー、話の腰が折れましたね。ま、ともかく、僕らはそろそろ行きます。そうゆっくりもしていられないもので」
「はい。あの、今回はボクと、仲間の危ないところを助けてもらって、本当にありがとう」
「ノープロブレム、フロイライン」

微笑。だが次の瞬間には、まじめな表情になっていた。引き締まった、凛とした表情。
「では、そろそろ失礼します」バイザーをおろす。表情が消える。「小隊、行軍隊形。敵脅威に警戒しつつ、前進!」
隊長は仲間を率いて、進む。去り際に全員で振り返って手を振り、そしてロードの闇に消えた。

おかしな学徒たちだった。敵を粉砕し、ボクたちを助けてくれたのは学徒ではなく、ロードが生み出した幻だったのではないか、と彼らが去った後では、そう思わずにいられなかった。
けれど、彼らがくれた粗末な布も、帰還切符も消えなかったし、ましてや木の葉になることもなかった。彼らはまぎれもなく実在したのだ。

ボクたちは帰還切符でロードから脱出する。
その間際、ボクは重大なことを忘れていた、と気づく。隊長の名前、聞いてないなかったな、と。

633 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 04:55:56 ID:kl61xgPi
調子に乗ったら無駄に長くなり申した
ごめんなさい、まだ続いちゃうんです……
生まれてきてすいません、スレ容量無駄に使ってすいません

そしてあんまりエロくない
フランス書淫でも読んで勉強してきます

634 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 09:06:55 ID:4uE899F9
ぐるぐるカシナートGJw
これは、ボクっ娘侍も小隊のハーレムコントに巻き込まれる序章なのか?!

635 :名無しさん@ピンキー:2006/11/05(日) 20:19:26 ID:IdDseV6r
BUSINネタが少なくて淋しいかぎり。
というわけで、ベイクド銀採掘中にそのままバックで犯されるルイ姉キボンヌ

636 :保管庫 :2006/11/08(水) 02:23:43 ID:GxOabvlD
>>626ゲーパロ専用様
個人保管庫の *おたんじょう、おめでとう!* ございます。
エンディング2、当方でも保管させて頂けるとは光栄です。
ご要望のタイトル変更等、行いました。今後とも、宜しくお願いします。

※なお、>>626のリンク先が「Forbidden」ページに飛んでしまう方は、
以下から飛ぶと幸せになれるかもです。
http://ribbon.to/d.php?http://green.ribbon.to/~geparosenyo/

637 ::2006/11/08(水) 02:26:37 ID:GxOabvlD
ごめんなさい最後の最後で間違えました…

《正》
※なお、>>626のリンク先が「Forbidden」ページに飛んでしまう方は、
以下から飛ぶと幸せになれるかもです。
http://ribbon.to/d.php?green.ribbon.to/~geparosenyo/

                  俺のバカバカマンコ

638 :ゲーパロ専用 ◆0q9CaywhJ6 :2006/11/09(木) 03:27:29 ID:iOdGasoA
>>637
変更&掲載ありがとうございます!
こちらこそよろしくおねがいいたします。
現在リンクを整備中です。
各保管庫様ともリンクできるようにする予定です。


639 :604^607、続きの続き :2006/11/12(日) 06:46:49 ID:i7r9Zc/N
アーレハインに戻ってからすぐ、ボクは彼について調べた。
教務室の学徒名簿を検索しようと思ったのだが、そこでボクはどのように検索したらいいものか、迷ってしまった。
名前も隊名も分からないので、検索のしようがないのだ。

教務室の一角、端末の前に座ったボクはダメ元で"隊長"、と検索してみる。
……出た。一発で。

名簿にはロードの中で見たあの顔が載っていて、それで間違いなく、彼だと分かった。
そして名前欄に目を移す。
そこは『名前:――――――(本人の熱烈な希望(曰く、高度に政治的な問題が発生する)につき、削除)。愛称:隊長』となっていた。どうあっても冗談を入れないと気がすまないらしい。それとも本名を知られたくない理由が本当に存在するとでもいうのだろうか。
所属隊名:隊長と下僕と悩ましい肉奴隷隊、の上には幾重もの斜線がかけられていて(文字数オーバーのようだ、それ以外の理由があるのは言わずもがな)、その次にアップルナイト隊、と書かれていた。冗談もここまで徹底していると、たいした物だと感心してしまう。

年齢、身長、体重、などは普通に記載されていた。
じっくりとボクはそれらのデータを見つめる。それは彼の個人データを示す文字列に過ぎないが、彼と会ったことのあるボクの脳裏には『僕はこれこれこういう人間です。どうだ、まいったか、わはは』という声が聞こえてきて、見ているだけで彼と話しているようだ。愉快だった。
プロフィールは、まさに横顔だ。ロードで助けられたときには気付かなかったことが、いろいろと見えてくる。

年齢はボクと同じ、十七歳。親近感が湧く。
身長、ボクよりちょっとだけ、本当にちょっとだけ高い。なぜかちょっとだけホッとする。
体重……意外と軽い。ボクの体重とは比較しないでおく。

次にボクが目を通したのは、備考欄だった。一般学徒に公開されるのはここまでだ。その人の家庭状況や、学府教師陣からの評価などのより詳細な情報が書かれた人物考課表を見ることはできない。
『ホト連合とクライス王国国境近くの貧しい農村に生まれる。農夫の息子。そこを治める小貴族の推薦により入学』と、そう書かれていた。
彼がどのような理由で聖戦学府に入学することになったのか、その短い文章からは察することができなかった。
何もない村で土いじりに明け暮れる生活に飽いて刺激を求めたのか、田舎生まれにしては珍しく王国に対する強烈な帰属意識を持ち合わせていたのか。
様々な理由が浮かんだが、そのどれもが彼に似つかわしくないように思えて、思考を打ち切った。

まったく唐突に、教務室天井に据え付けられたスピーカから放送が流れた。世界が赤くなる。警告音。
<<こちらアーレハイン聖戦学府――――――>>

衝撃と轟音が、声を掻き消した。揺さぶられて床に倒れる。教務室にいた全員が床に伏せている。
「なんだ、これは」という叫びがあちこちで上がった。
強烈な、衝撃だった。それが地震ではなく、外部からの攻撃だと知ったのは、長い揺れが収まってから再開された放送を聞いてからだった。
<<こちら、アーレハイン聖戦学府教頭、ダミアスです。防御に出ている校長に代わって、状況を手短に説明します。現在、学府は、イカロスから攻撃を受けています。
 屋外にいる学徒、並びに教員その他学府関係者は可及的速やかに屋内へ避難すべし>>

それが、いわゆる第二次ラグナによるものだとは、そのとき、ボクはまだ知らなかった。
隊長がかかわっている、ということも。

640 :604^607、続きの続き :2006/11/12(日) 06:50:17 ID:i7r9Zc/N
隊長達の部隊、アップルナイト隊は、暴走したイカロスを止め、帰ってきた。誰一人欠けることなく。
詳細はサウロ校長から聞かされた。アップルナイト隊はイカロスの電脳種、リリスと接触し、未だかつて誰も足を踏み入れたことのない未知の領域、イカロスロードに進入した。
その目的は彼女の誕生日を祝うことだ。誕生会には彼女の両親も出席した。アスカと、魔軍の重鎮、四天魔の一人であるサーカス。
二人の記憶を埋め込まれて創られたリリスは、彼らを親と認識していたのだ。
しかし二人は敵同士だった。イカロスロードで出会った二人は殺しあい、合い討ちになって、死んだ。
両親を失ったリリスは暴走し、何もかもを破壊しようとした。阻止するには彼女を破壊するほかなく、アップルナイト隊は、それを実行した。

教務室で、サウロ校長からそう聞かされた。隊長が所属することになった準英雄同盟エクスに、ボクたちも入ることになる、という知らせとともに。
ボクだけではなく、他に二個小隊が追加で所属することになったのだ。
嬉しいことは、嬉しい。
しかし気になったのは、その場にいた隊長の顔がこれ以上ないくらい沈んでいることだった。

「たーいーちょーおーさーん」
ボクは隊長の部屋の前に来ていた。隊長専用の執務室兼、私室だ。そこには既に先客がいて、隊長の名前を呼びながらドアを叩いていた。
「開けてくださーい」
ユミだ。ドアを叩く姿は家に入れてくれと懇願する子犬のようだ。
「隊長……どうしたの?」と眉をひそめた彼女に聞いてみる。
「はい、えーと、あ、あのときのサムライさん」
「様子がおかしいと思って、その、見に来たんだけど」
「隊長さんは引きこもりになってしまったんです。今だって、教務室から戻ってきたらすぐにこれです」
「なにがあったの?イカロスでなにかあって、それで、彼はああなったんじゃないの?」
「その通りッス」
Sgtだった。見ると、いつからそこにいたのか、アップルナイト隊の面々、それに教務室で見た金髪逆毛の男と、ディアボロスの男、それに黒髪の女性が集まっていた。
「リリスちゃん、電脳種のリリスちゃんは、隊長の友達、妹みたいな存在だったッス。仲良しだったッス。そういう存在を、隊長は自分の手で殺してしまったッス」
「意外とナイーヴなところあるもんな、あいつ」と金髪逆毛の男が言った。「しかし隊長がこれじゃあな。エクスも先が思いやられるかもしれん。あー、自己紹介してなかったな。俺、セシル。セシル・ゼノアだ。隊長とは同部屋だった。ルームメイトってやつだな」
と彼はボクに挨拶した。
黒髪の女性はかけていたアンダーリムの眼鏡を直し、私とこいつ、ディアボロスの男、は隊長とはちょっとした知り合いだ、と簡潔に説明した。所属部隊はPMD隊だ、と名乗った。
PDM隊の噂は聞いたことがある。かなりの腕利きの学徒だと。そこの隊長はとんでもない戦狂いで、進んで激戦区に身を置きたがるという話も。

「で、どうしたもんかね」セシルはドアに寄りかかった。「隊長はいまや学徒一個小隊のリーダーという簡単な立場じゃない。エクスの隊長でもある。隊長がひきこもりだなんて、いくらなんでもカッコつかないぜ。灰色の脳細胞でも持ってるんならともかくさ」
「だからこうして集まってるんじゃないの」アンダーリムの女性は言った。「で、ユミちゃん、隊長は出てくる気配はないの?」
「はい、ぜんぜん」
「美女を集めて踊らせるか。神話みたいに」
「ちょっと、セシル、冗談はやめてよね」
「じゃあどうするんだ」
「俺達がどうこうする問題ではない。これはあいつの、隊長自身の問題だ」そう言ったのはディアボロスだ。「これで戦えなくなるほどの腑抜けではない」
「どうしてそんなことが言えるの」
「分かるさ」彼は即答した。「お前は気付かないのか?隊長からは俺と同じ匂いがする」

641 :604^607、続きの続き :2006/11/12(日) 06:51:33 ID:i7r9Zc/N
時間は隊長がどのような状態にあろうと関係なく流れ、そして夜になった。
寄宿舎の消灯時間が近づいている。窓から次々と明かりが消えていくのが見えた。ボクは隊長の部屋に向かっている。
ボクは隊長に、出てきて欲しいのだ。あのディアボロスの男は隊長地震の問題だと言ったが、それで放っておくというのはあまりにも優しさがない。
隊長が自分で解決すべき問題であっても手助けくらいはいいだろう、と思ってはいたのだが、部屋に近づくにつれ、ボクになにができるのかと思い直し、不安になった。
言葉を交わしたのはロードの中での一回きりで、彼の何を知っているというわけでもない。そんな女が声をかけても、彼にとってはうっとうしいだけではないのか。
だが、彼の部屋はもう目の前だ。角を曲がればもうすぐそこ。ここまで来て引き返すというのはいかにも間抜けだ。ええい、行ってしまえ。

角を曲がろうとする、が、ボクの耳にしょげた子犬のような声が聞こえてきて、思わず立ち止まる。
「たいちょおー……」
陰から覗くと、ユミがいた。あれからずっといたのだろうか。
「お願いだから出てきてください……出てこないなら一晩中でもここにいます」
ユミはドアに背を預けるようにして、体育座り。本気で言っているようだ。

不意に、廊下の明かりが消えた。消灯時間が来たのだ。真っ暗闇、ではない。月明かりが窓から差し込んでいる。
「いつまでだっていますよー。明日も――――――いや、明日は無理かもしれませんけど」
そう言ってから、ユミは顔を上げた。ドアの向うの隊長が何か言ったようだったが、ボクには聞こえない。
「任務です。魔軍のエライ人、サーカスの死の真相をアークスに伝えてこい、って。Sgtは、隊長がいなくても行くって。みんなも賛成してました」
ユミの声は眠そうだ。
「隊長のエクスの、初任務ですから……隊長の、顔に……泥……塗れません……から」
静かな寝息。彼女は眠ってしまったようだ。しかし、まさかいまどき十一時に眠ってしまう人がいるとは。そう思いながら、ボクは彼女に近づいた。ユミは小動物のように眠っている。口が動いた。寝言、小さく、隊長、と。彼女は、隊長を、好いているんだろうか?

「誰かいるね」とドアの向うから、声。「誰?ピザを頼んだ覚えはないけどな」
「えと、あの、ボクです、覚えてますか。メルキオロードで助けてもらった」
「ああ、あの時の。そういえば教務室にいたっけな。なんだか不思議な気分ではある。で、消灯時間に何の用?」
「隊長に、出てきて欲しくって」
「本日の業務時間はすでに終了しております。日を改めておこし下さい。悪の大魔術師だって営業時間外は何にもしないのさ」
「なんだか、元気になったみたいですね」
「そこの愛玩動物のせい」
ユミのことに違いない。確かに、彼女は愛らしい小動物のようだ。
「いろいろとやられるとなんでかわからないが、和む。で、だ。お願い。部屋につれてって寝かせてあげてくれ。可愛い仲間が風邪を引くといけない」
可愛い仲間。友愛、の意味だとは思うが、どうしてもそれ以外の意味を含んであるように聞こえてしまう。
「ちなみに拒否はできませーん。隊長命令です。拒否したら、そうだな、下着よこせ」
間。闇の中の静寂。思考停止。

「ちなみに拒否はできませーん。隊長命令です。拒否したら、そうだな、下着よこせ」
二回言われた。頭の中がぶっ飛んだ。
「た、隊長は変態なんですか」
「わー、冗談だ、冗談。分かってくれ」
さすがにそれは女の子に言うようなものではないだろうに、と思ったが、冗談とはいえ男の下着を欲しがる隊長を想像してしまい(すぐに消した)……ともかく、ボクは隊長に女性として見られていないような気がしたのだ。
悲しい、という自分の感情に気付く。

「分かりました。連れていきます」
「よろしい」
ボクはユミを持ち上げた。華奢な、女の子らしい体つき。とうぜん軽い。ユミの寝顔をじっと見る。隊長はこういう女の子がタイプなのだろうか。
「では、おやすみ。よい夢を」


642 :604^607、続きの続き :2006/11/12(日) 06:54:21 ID:i7r9Zc/N
翌日。ボクが目覚める前に、アップルナイト隊は出撃していた。隊長抜きで。アップルナイト隊の目的はあくまでもサーカスの死について伝えることであって、アークスの撃破、ではない。
しかし学徒を前にしてアークスが手を出さない、という保障はどこにもなく、隊長抜きでの接触は危険なように思われた。しかしそれでも、彼女ら(女性比率が高いため)は出撃したのだ。もうそろそろ、アークスを見つけていることだろう。
隊長はそれでいいのだろうか?ボクは三度、隊長の部屋を目指した。するとそこには、完全武装の隊長とサウロ長官がいた。
「隊長」ボクは駆け寄った。「踏ん切りは、ついたんですか」
「ああ、ついた。ようやく。もう少し早ければよかったんだけど」
「それで、隊長」とサウロ長官。「所信表明演説代わりに聞きたいのだが、どういうふうに君は踏ん切りをつけたのだね?短くていい。時間がないだろうからの」
「はい、サウロ長官。僕は、リリスを殺した。それは罪だ」
「罪にはならん。裁く法がない。電脳種に対しての殺害事件は、当然、今まで一つもない」
「いいえ、罪ですよ。友達を殺したんだ。罪でないはずがない。法的なものではない、倫理的な罪、とでも言うべきか」
「では誰に許しを乞う。誰に裁かれる。リリス自身に、か」
「彼女は既に死んでいる。死者に許しを乞うのは、無意味だ。いつまで経っても許されない。僕も、彼女も。裁くのも言わずもがな。
 第一、僕は許しを乞おうなどとは思っていない。神様にも、だ。
 生憎、神様とは生まれたときから仲が悪いらしいから、散々待たされた挙句、役人面で『そなたの願いは却下する』とでも言われるに決まってるさ。地獄送りにはされてもいいけれど」
「フム」
「ずっと考えてわかったのは、その罪は絶対に消えない、ということです。彼女が蘇らないのと同様に。ならばどうするか。せめて彼女の死を、有意義な、意味あるものにしたい、と思う」
それはつまり、とボクは隊長の言葉を頭の中で反芻しながら、思う。彼女の死を有意義化する、ということは、彼女の生をも有意義なものにするということだ。隊長はそう言っているのだ。
「リリスは」と隊長は続ける。「あのとき、自分を破壊してくれ、と自ら願った。本当は世界をぶっ壊そうなんて思っていなかったんだ。だから僕は、彼女を殺し、世界を守った。そして、これからもそうする」
「それは贖罪、というやつではないのかね?」
「そう言われればそのような気もしますが……自分はそうは思いません。世界を守る、という目的を遂行するために、僕はこれからも敵を、魔軍を殺すでしょうから。
 だから結果的に罪の上塗りになる。でも僕は彼らの死も、有意義なものにしてやりたい」

昨晩の冗談交じりな会話からは想像もできないほど、真面目で強い意志にあふれた隊長だった。まるで別人のようだ、とすらボクは感じている。
「リリスとは、コミュニケーションができた。彼女の感情に共感することは、何度もあった。僕の仲間たちと同じように。だからいつかは、仲間たちのように通じ合うことができる。
 そのような関係を構築することができる、そう思っていた……僕は、魔軍とクルセイドを、コミュニケートさせてやりたい。魔軍を殺しまくって、魔王にギブアップを言わせてやる。
 殴りあうより話し合ったほうが有益だと思わせてやる。その上でこっちの要求を飲ませてやる。それが軍事の基本というもので、そして僕は学徒とはいえ軍属だ。違いますか」
「その通りじゃ。……隊長、お主は死の上に平和を作ろうというんじゃな」
「平和とはいつもそうしたものです、長官」
「それは、まるで――――――」

サウロ長官が何を言いたいのかは、わかる。隊長は死、つまり破壊を持って何かを作ろうというのだ。そのような存在を、ボクは一つしか知らない。破壊神、だ。
「長官、そろそろ失礼したくあります」隊長は長官の言葉を遮るように言った。「仲間が心配です」
「わかった。あぁ、隊長、これを持っていけ」
隊長に一振りの剣を渡す。柄が十字になっている。聖剣だ。
「ありがとうございます。では」
受け取り、すぐに駆けてゆく。遠くなる彼の背中に、ボクは大声で、言った。
「隊長、絶対に戻ってきてね!」

隊長は振り向きもせず、ボクに見えるように手を振り上げ、これが答えだというように拳をぐっとにぎった。

643 :604^607、続きの続き :2006/11/12(日) 06:56:31 ID:i7r9Zc/N
アーレハインで準英雄同盟エクスの設立式典が行われた。メインの出席者は、四個小隊の学徒、それに通信などの支援役が若干名。
隊長たちを含んでいる。あれから約束どおり、戻ってきたのだ。イカロスの時と同じように、誰一人欠けることなく。
クルセイド軍の編成では一個中隊は三個小隊で編成されるが、隊長は四個小隊で一個中隊を成す、重編成中隊としてエクスの実戦部隊を作り上げた。
ボクはあまりそういうことには詳しくないのだが、隊長はそれではダメだと言い、苦手ならこれからきっちり調教してやるから覚悟しろー、と息巻いていた。完全復活だ。

他に注目すべきことといえば、クライス王国国王が出席したことだ。それと、ピンク髪で眼鏡をかけたドレス姿の女の子が隊長となにやら親しげに話していた。
その光景をみたボクは、なぜだかすこし、不機嫌になった。
後は有力諸侯も出席していたのだが、それに混じってどこからどうみても田舎貴族にしか見えない男がいて、いったい何なのだろう、と不思議に思う場面があった。
その男も、なにやら隊長と話していた。どういう関係なのだろうか。

国王のお言葉や、そういう格式ばったことが終わると、場は宴会の様相を呈するようになった。
隊長という人は、不思議だ、と思わされる。思わずにはいられない。
ボクは仲間たちに囲まれながら彼の方をちらりと見る。彼は隊長、という立場だけあって、仲良くしておけば自分のためになる、と思う人たちの格好の的にされていた。
彼のバックには英雄同盟の一人、サウロ・アンダルシアがついているのだ。大勢の人が群がっている。
もちろん、隊長はそんなことどこ吹く風で、そういう人たちには、物売るってレベルじゃねーぞ!と叫んで追い払い、涼しい顔でジュースを飲んでいた。

そして、ボクたちにも声がかけられた。貴族の息子とかそういう人たちで、彼らはボクたちを、わかりやすく言えばナンパしてきた。
カッコいい人たちはさすがに多くて、ボクの仲間たちの何人かはそれに乗ったようだ。
「ねぇ」と戦士がボクにささやいた。「あなたも楽しんだらどう?学徒にもいい人はいるけど、こういうのも悪くないんじゃない?」
「でも、ボクは」
ボクも何人かに声をかけられたが、そういう気分にはなれない。ボクのそうした心理を見透かすように、彼女は続ける。
「もしかして、隊長?……やめといたほうがいいと思うわよ」
「ボクは、そんな」

そう言いつつも、隊長のほうを見てしまう。彼は、ジュースと間違えてお酒を飲んでしまったのだろう、足取りのおぼつかないユミを介抱していた。彼女の顔は真っ赤だ。お酒のせいだけなのだろうか?

ボクはどうして彼をこうも気にするのか。最近の自分の心の動きは、おかしい。
そのこと自体は前から気になっていたが、戦士の言葉と、今の自分の胸のうちを分析するに、ボクは、彼を、好きなのだ、ということに気づく。
頭の中で唱えてみる。彼、隊長を、好き。何度も。動悸が早くなる。体温が上昇してゆく。
ふと、そこで隊長と視線が交わった。彼は微笑して、小さく手を振る。
見られたと思うと、とたんに恥ずかしさがこみ上げてきた。体中を紙吹雪に変化させて風に乗って遠くに行きたい、という衝動に駆られる。しかし、ボクの体は紙ではない。とにかく逃げたい。恥ずかしい。

ボクは、逃げた。

644 :604^607、続きの続き :2006/11/12(日) 06:58:19 ID:i7r9Zc/N
夕日が地平線の向こうに蕩けてゆく。もうすぐ、夜だ。
ボクは一人、部屋に戻ってきていた。どうせ式典はあれで終わったようなものだし、なにも悪いことはしていない。でも、胸の中には罪悪感があった。なぜ逃げ出したのか。隊長に不審がられはしないか。そういう考えが頭を支配していた。

ノック。ボクは振り向く。「……誰?」
訪問者は、言った。「僕です。みんなの愛人形(アイ・ドール)、隊長です」
「え、あ、え?」
しどろもどろ。
「とりあえず、入ってオーケー?」
「は、はい、どうぞ!」
思わずそう言ってしまった。入ってきた彼は式典中に着ていた軍服ではなく、ジャージ姿だった。
「その、格好は?」
「これ?」と隊長はジャージの胸の部分を軽くつまむ。「君が出て行った後、酔っ払ったユミちゃんが吐き気を訴えてきたので保健室に運ぼうとしたら途中でメルトダウン。彼女はドクター・ゲロに変貌を遂げた。結果、吐瀉物が軍服直撃セガサターン。それでこの様」
わはは、と隊長は笑った。
「どうして、ここに」
「いやぁ、仲間を大事にする僕としては、あなたがどーして逃げたか知りたいわけで……あー」隊長は顔に手をやる。「もしかして僕の顔、そんなに見たら死ぬ系だった?デビルズスマイルだった?」
「いえ、そういうわけじゃ、ないです」
「フムン、ならばなにが」
「ボクが」
頭が、今はボクと隊長の二人きりだということを意識すると、口が勝手に動いた。とまらない。
「隊長のことを、好きだからです」
隊長は、黙った。きょとんとした顔。
「好きです、隊長。一人の女の子として、隊長のことが、好き、です」
「気持ちは……嬉しいけれど」

けれど。逆接。その言葉の先が示す意味は、一つだけ。
その先を言わせないように、ボクは隊長に接触した。両の腕を使って、抱きしめる。
「ボクじゃ、だめですか?他に好きな人、いるんですか?」
声が潤む。
「うん」
「……もしかして、ユミちゃん?」
「その通り。女の子の勘は鋭いな。一応秘密、というかみんなにはバラしてないけれど」
「なら、付き合うことはできなくても」ボクは勇気の限りを尽くして、自分の胸のうちを、彼に打ち明ける。「女の子の夢、叶えさせてください」
「女の子の夢って……あぁ、大体読めた」参ったな、というように頭をかく。「そういうのは、結婚してから好きな人と、でしょうに。教会の本に書いてあったからわかる」
「結婚なんて、できないかも」
「なぜ」
「明日、死ぬかもしれないから」
もちろん、ボクは不治の病にかかっているというわけではない。しかし学徒であり、戦いに従事している以上、いつ死ぬかはわからないのだ。
「だから、イマだけしかないんです。そして、今、ボクが好きなのは、隊長なんです」
「後悔、しない?」
「はい」
「……わかった」
ぎゅうと、優しく抱きしめ返される。
「女の子の夢、叶えさせてあげる」
初めてを、最愛の人と。

645 :604^607、続きの続き :2006/11/12(日) 06:58:56 ID:i7r9Zc/N
額にキスされる。ちぅ、という音。それから、抱きしめられたままベッドの側に寄り、押し倒される。隊長の顔が間近に見える。彼の唇に、ボクの視線は注がれていた。
「あの、唇にも、下さい」
「あ、いや、それは」と隊長は焦る。「僕も、まだそっちはファーストなもので。だから、その、ごめん」
「意外に、奥手なんですね」思ったままを口にする。
「それ以外にできることなら、期待には応えます」
「じゃあ、もう一回、ぎゅうって」
「オーケー」
圧力。やんわりと。心臓と心臓がくっつく感じ。たっぷりと十分くらい抱きしめられた。その間中、隊長はずっと、優しい微笑を湛えていた。
それが終わると、服の上から胸に触れた。快感。幸福感とともに。

「大きいね」
「大きいほうが、隊長は、好き?」
「胸の大きさで人の価値は決まりません。意訳するとどっちも」
触る、から揉むにシフトチェンジ。やはり服の上から、何度かいたわるように、優しく、揉む。
「ん、んぅ」
「……可愛いね」
快感に耐えられず声を漏らしたボクにそう言い、隊長は服を脱がしにかかった。軍服の前がはだけて、ブラが露出する。それも脱がされる。隊長の眼前に自分の胸がさらされている。羞恥心が頭をもたげてきて、胸を隠す。
「うん、胸、いや?」
「そ、そういうわけじゃなくって」
「じゃあこっちだ」
「んああっ」

下半身に手が伸びてきて、ボクの大事なところをショーツの上からさする。最初はゆっくりと、そしてだんだんと早く。
「んぁ、んっ、あ、はっ、はっ、たい、ちょうぅっ!」
「奇襲は戦術の基本だ。うりうり」
「んんんんんんんっ!」
今度は指がじかに触れた。より強い快感。
「うは、濡れてるね。これ」
手が目の前に差し出された。ボクの愛液で濡れた指。見せ付けられる。毛細血管が限界に近づいた。ボクのそんな様子を見て、隊長はにっこり。
「腰、浮かせて。下のほうも脱がせるから」
「う、うん」
下半身も脱がされて、生まれたままの姿になる。しかし隊長は着たまま。小豆色のジャージが体を覆っている。隊長のすべてが見たかった。
「隊長も、脱いで、下さい」
荒い息に苦労しながら言うと、隊長は、オーケー、とすぐに脱いだ。上半身から。傷だらけの体。戦いでできたものだろうか。
「びっくりした?」と隊長は聞いた。
「……少し」
「ま、男の子にはいろいろあるのです」

隊長は深くは語らない。それは語りたくない、ということでもあると思い、ボクもそのことについては何も言わなかった。
続いて、下半身。彼の男性はすでに張り詰めていた。ジャージの下から現れた、初めて見る人間男性のそれは、筋肉の塊のように力強かった。
「あんまり見ても面白くないと思うんだけど」
「だって、隊長のだもん」
「うわ、それすごいエッチっぽい」
そう言われて顔が真っ赤になった。不覚だ。

646 :604^607、続きの続き :2006/11/12(日) 07:00:06 ID:i7r9Zc/N
「はい、お待たせ。さぁて続きといきましょう」
ボクと同じく全裸になった隊長は、ボクに覆いかぶさってくる。肌と肌が直接触れ合う。女顔だと思う隊長だったが、肌もすべすべだ。触れ合うたびに心地いい。
「今度は挟撃です」
「あふぁっ!あ、ああああああああああああん!」
胸に顔をうずめて、乳首を舌で転がし、同時に秘所に指を入れ、責める。二つの性感帯から流れ込む快感が頭の中で混ざり合って、マーブル模様。渦巻く。
「はぁ……はぁ……」
責めが終わると、ボクはぐったりとなった。二度寝した後のよう。体に力が入らない。
「では、そろそろ」
足をつかみ、ぐい、と開かせる。
「これだけ濡れてれば大丈夫だね」
こくりと、ボクはうなずくしかできない。見られたことに対する恥ずかしさ、これから彼が中に入ってくる、少しの怖さと、言いたい事はいろいろあるはずなのに、言葉にできない。
隊長は先端をあてがった。ぴとり、という感触が知覚できる。
「いくよ」
「んああっ!」
ぶつり、という小さな音が、体の中から聞こえた。痛み。その部分に目をやると、ボクの純潔の証が見えた。赤い、血。
「痛くない、わけないか」
「痛い、けどっ」息も絶え絶えに、ボクは言った。「大丈夫、だから、我慢できるから、続けて」
「……わかりました」
ゆっくりと、動いた。奥まで入り、出てゆく。熱い肉の塊。隊長の。隊長の顔を見る。視線に気づいた彼は、微笑を返した。心臓が血液運搬速度を速める。レッドゾーン。同時に、愛しい人に快楽を与えるため、射精に導くために性器がより締まった。
「あうっ、んっ、んああっ!隊長っ、好きっ、大好きだよぉ!」
隊長は応えない。嘘をつきたくないのか、嘘が傷つけると知っているからなのか。
徐々に動きが早まってくる。
「あの、そろそろ、僕」
「うん」隊長に揺らされながら、ボクは答えた。「いいよ、気持ちよくなって。ボクの中で、気持ちよくなって……ん、あっ……ううん、中でじゃなきゃ、いやぁ!」
「マジですか……ええい、レッツゴー」
「うあっ、ああっ」
ピストン運動。すばやく、小刻みに。
「出るよっ!」
「んっ、隊長、隊長ううぅぅっ!」
隊長が、爆発する。


スペルマッ!スペルマッ!(射精音)


膣内に感じる、マグマのように熱い快楽の中で、ボクの意識は、ゆっくりと、薄れてゆく。
糸が切れる前に、ボクは、思う。
男のように生きてきたボクだったけれど、彼との恋で、交わりで、自分はやはり女なのだということを強く意識させられたが、しかし、今までの自分を否定された、というような嫌悪感はなく、むしろ幸福感のほうが強かった。
それで、決意する。自分の力が許す限り、彼とともに戦おうと。剣を片手に、思う存分にロードを駆けるのだ。 隊長の指揮の下で。
だからもう少し、隊長のことを好きでいさせてください……

647 :604^607、続きの続き :2006/11/12(日) 07:01:32 ID:i7r9Zc/N
眠っている彼女に布団をかけてやり、僕は部屋を出た。周囲を確認。人影なし。安心した。
安心したら、自己嫌悪が襲ってきた。恋人の、ユミとですらまだなのに(結婚してから、だ)仲間の、他の女の子としてしまうとは。
まったく何をやっているのか。ナニだよ。いや、そうではなく。これではユミに合わせる顔がない。

とぼとぼと自室まで歩いてゆくと、部屋の前にユミがいた。
「あ、隊長さん、どこいってたんですか」
「……イチゴパンツ一丁で赤い悪魔と戦ってた」
ごまかした。これでごまかせるからユミは助かる。本当はこんなことしたくないのだが。
「大変だったんですね」
「うん。そういえばもう気分はいいのか」
「はい、キャべジン飲んだら一発でした」
「ずいぶん都合のいい体してるな」
「えへ、ありがと」
「で、なんで待ってたのさ?」
「ええと、今夜、一緒に寝ても、いいですか?」

性的な意味で、ではない。僕はユミに、結婚するまで性交渉なし、というのは了解させてあったから、普通に添い寝してほしい、という意味だ。
「……オーケー」
いろいろ考えたが、承諾した。別の女の子を抱いた後にこんなことをするのは気が引けるが、せめてもの罪滅ぼしになればいい、と思ってのことだ。
生きるということは、大変だ。まるでそれ自体が罪であるかのように。そう思いながら、この僕、隊長は、ユミと部屋に入った。

<終わり>

648 :名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 07:04:18 ID:i7r9Zc/N
はい、これにて完結でございます
無駄な部分が多くて申し訳ない
のってくると指が勝手に動いちゃうんです……オナニーみたいに
やってることはまんまオナニーなんですが

見返してみると、泣けないし抜けない、ダメなエロゲみたいだなーと思います

ともあれ、生暖かく見守ってくださった皆様に感謝したくあります

649 :名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 08:38:55 ID:RdZ5xfGV
乙ー。

650 :名無しさん@ピンキー:2006/11/12(日) 18:57:45 ID:pNH0s1Dd
ウチの隊長もリリス破壊後しばらく引き篭もってたなー
保健室にだけど

651 :名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 09:39:25 ID:vTeweuBV
乙ー

隊長素敵だね
XTH1からやり直そうかな

652 : ◆iQ7ROqrUTo :2006/11/13(月) 18:24:44 ID:9suq1FJ4
それを書くのはまだ先の話になるが、エロ神様が光臨なさったので質問。
近親相姦、それも父子相姦はアウトだろうか?
注意書きを入れればオーケーだろうか?
それともそのままでいいだろうか?

653 :名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 18:45:52 ID:B+MfBv1F
娘なら歓迎息子ならノーサンキュー

654 :名無しさん@ピンキー:2006/11/13(月) 22:16:15 ID:Zv1OuZFE
同意見。父親と娘のインモラルセクロスwktk

655 : ◆iQ7ROqrUTo :2006/11/13(月) 22:28:42 ID:9suq1FJ4
いやもちろん娘だよ。
言わなくてもそれが前提だから大丈夫だろうと
思って言わなかったが。

656 :名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 01:40:01 ID:h31o+YGF
わかってたさ。
でもちょっと意地悪したくなってつい……ごめん。





もしかして俺キモい????

657 :名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 01:50:45 ID:GG2wWik2
そのキモさを讃えて、Kの称号を送る!

658 :名無しさん@ピンキー:2006/11/14(火) 09:25:27 ID:dYBptqET
ララ・ムームーが着ぐるみなら、スタチューオブフロッグだって…イエイ!

…あれが単なるネタだと理解するのに5年以上かかった気が。



659 :名無しさん@ピンキー:2006/11/16(木) 18:23:29 ID:Q0pIvgiR
保守

660 : ◆iQ7ROqrUTo :2006/11/17(金) 20:11:44 ID:2D9XbYrK
投下開始。

661 : ◆iQ7ROqrUTo :2006/11/17(金) 20:12:18 ID:2D9XbYrK
横の床には、まるで屍のように力なく手足を投げ出して、エルフ司教が転がっている。
口、陰門、肛門の三つの穴からは、濃さを示すかの如くに黄色く、そして粘度の高い
白濁液を垂れ流している。望み通り、壊れるまで犯してやった結果だ。
顔にはうっすらと笑みが浮かんでおり、火照った身体全体で交わりの余韻を
味わっているかのようだった。
その少し離れた所に、ノーム君主の屍が安置されている。
安物の鎧を纏った矮躯の胸部が真紅に染まっており、それが死因だったことがわかる。
それにしてもホビットのくノ一といい、このノーム君主といい、どうにも
職業選択を間違えているような者ばかりが集まったパーティだった。
もう私の奴隷に転職を終えたのだから、前職の適性などどうでもよい話だったが。
私が注ぎ、浴びせかけた精液を奪い合うように絡み合うドワーフ侍とホビットくノ一を
尻目に、私は横たえた君主の屍に向かい合った。ホビットよりは身体が大きいが、
所詮は小人だった。大した違いはない。体格的には
ようやく少女といったところだ。それでも幼い少女とは違い、
やや貧相とはいえ、年頃の娘をそのまま縮小したような身体つきだった。
私は蘇生を開始した。今度は服は脱がさないでおく。
蘇生は問題なく終了した。私がしくじるはずがなかった。
「……あれ……ここは……」
生き返った直後と言うよりは寝起きのような態度で上半身を起こし、君主は周囲を見回した。
「あ……!」
私と目が合った。状況が飲み込めていない薄ぼんやりとした瞳に、次第に理性の色が
戻り始めた。顔が紅潮し、目線が周囲を彷徨い始めたが、その向けられる中心は、
言うまでもないことだが、私の股間、新たな雌を見つけて猛る陰茎があった。
好奇心と羞恥心が入り混じった視線を、ちらちらと私の股間に向けている。
「蘇生は成功したようだな」
「あ、貴方は……?」
顔を逸らすようにして落ち着きなく私の股間を盗み見ながら、君主が問いかけてきた。
「私はお前と同じく、唯一にして絶対の神に仕える僧侶だ」
「そ、そうなんですか……僧侶様でしたか……
あの、貴方が……助けてくださったんですか?」
私はそれを肯定した。
「そうだ。全滅寸前であったお前達を救ったのは私だ。見よ」
私は床で絡み合い、互いの股間に顔を埋め合って様々な体液を啜り合っている、
くノ一と侍を示し、だらしなく横たわって快楽の余韻に浸る司教を指した。
「なっ、あっ……な、一体、な、何を……?」
驚愕と困惑の面持ちで私を見つめてきた。どうやら、私が奴隷達を犯した
という推論には至らなかったらしい。
「奴らは私のものとなった」
「貴方の……もの?」
「そうだ。私のものだ。私に対して脚を開き、私の女となったのだ。嘘だと思うのならば
奴らに訊いてみるがよい」
私は奴隷達を呼び寄せ、君主の前に並ばせた。無論、エルフ司教にも容赦はしなかった。
ホビットくノ一とドワーフ侍に両側から支えられ、よろめきながら立っている。
「お前達は今、幸せか?お前達の望みは何だ?お前達は何のために生きている?」
君主が問いかける様子がないので、代わりに私が問いかけた。
「私達、とっても幸せです。一杯、一杯、ご主人様に可愛がっていただいて……
私の望みはご主人様に死ぬまで可愛がっていただくことで、
そのためだけに生きています」
ドワーフ侍の唾液に矮躯を濡れ光らせ、股間からは愛液を滴らせたまま、
ホビットくノ一が微笑んだ。
「私も……幸せだよ。私は、このやらしい身体を……ご主人様に沢山いじめて
欲しいです。一杯いじめて欲しい……です。私は、ご主人様にやらしい身体を……
やらしい身体を楽しんで貰うために生きてます」
豊かな胸と尻に唇による鬱血と歯型を残したまま、同じく愛液を滴らせながら、
ドワーフ侍が恥ずかしげに告げた。
「わ……私も、ご、ご主人様に犯して貰って、し、幸せよ。ま、まだまだ全然足りないわ。
もっともっと犯してくれないと……もう、私はそのためだけに生きてるんだから……」
白濁液に塗れ、生臭い雄と雌の臭気を漂わせ、股間からは愛液と精液を床に滴らせながら、
エルフ司教が誇らしげに語った。自らの言葉に興奮したのか、滴る愛液の量が増した。

662 : ◆iQ7ROqrUTo :2006/11/17(金) 20:12:57 ID:2D9XbYrK
「え、あ、ちょ、ちょっと待って……え、そんな……」
三人に――中でも生々しい凌辱の跡をその身に残した司教に――対し、
ノーム君主は驚きの表情を浮かべた。
「そうだよ、ご主人様のでかくて硬いので……たっぷりと」
言って、侍が私の股間に欲情に満ちた視線を向けてきた。許可さえ出せば、
すぐさまむしゃぶりついてくるに違いなく、よくよく見れば肉感的な唇の間からは
挑発的に舌先が覗いていた。
「とっても美味しくて、気持ちいいんですよ」
くノ一が、奉仕は自分に任せろとでも言いたげに舌先を見せ、扇情的な視線を向けてきた。
「あ、あの……で、でも……」
君主は軽い恐慌状態に陥っているようだった。淫蕩なかつての仲間達に視線を送り、
目のやり場に困ったように視線を逸らし、そそり立った私の陰茎を盗み見て、また
羞恥の面持ちで目を逸らしてはかつての仲間達に視線を送り、という行動を、
ひたすらに繰り返し続けている。
「お前も私のものだ」
「え、ええっ!?」
私の言葉に君主は驚愕の表情を浮かべたが、すぐに我に返った。震える声で言った。
「わ、私も貴方のものなんですか?」
私の顔と股間とに交互に視線を送る様は、まるで水飲み鳥のようだった。
「そうだ。私はお前の仲間達を蘇生させてやり、お前も蘇生させてやった。
それもこれも、お前達を我がものとするためだ」
「し、しかし……」
「お前の仲間達は全員とも私の性奴隷として生きることを望み、私への負債を支払おうと
している。お前だけがそれから逃れるつもりか?」
君主は沈黙し、俯いた。だが承諾の言葉はない。
この時点で、力ずくでものにしてしまうのは簡単だ。しかし、それでは
あまりにも芸がない。また、この娘を支配するに当たって有効とは思えない。
私はノームという種族と君主という職業が持つ特性を利用することにした。
「しかもお前は君主であろう。聖職者に対して敬意を払い、その言葉に
神への信仰を持って従うのが道というものであろう。また、この世の全ては神の
思し召しである。私がお前達を我がものにしようとして願ったカドルトの奇跡を、
神が惜しげもなくお与えになられたことは、即ち、お前達が我がものとなることを、
神がお許しになったということだ。お前は神の御意志に逆らうと言うのか」
「それは……」
君主は再び沈黙した。八方塞の状況に苦悩しているのだ。
ノームという種族は、誰もが例外なく篤い信仰心を持ち、聖職者に対しては
絶大な敬意と信頼を寄せる。君主という職業は、ありとあらゆる種族の中でも、
特に武勇に秀で、信仰心に篤い、選ばれた者だけしか就くことのできない、
多くの冒険者、そして冒険者を目指す若者達の憧れの的、畏敬の対象となっている。
ノームで君主ともなれば、「神」の名を出されて抗えるはずもない。
しかし追い詰めてしまっては、本当の意味で支配することはできない。逃げ場を
なくしてから手篭めにし、快楽の虜としても、心の奥底では「神の御心に
従っただけである」という意志が残る。それでは「神の奴隷」であって
「私の奴隷」ではない。
よって、あくまでも「神の意志」ではなく「自らの意志」で堕ちるように
仕向けなければならない。だから私は、絶対に通ることのできない、見せ掛けだけの
逃げ道を用意してやることにした。
「安心するがよい。神は慈悲深い。神はお許しになるだけであり、しかもそれとて
決定ではない。お前が拒むのであれば、神はそれを快くお許しになることであろう。
しかし、その神の寛大さにただ甘えるが如きは、聖職にある者として慎まねばならない」
あくまでも聖職者としての気構えを説くようにして、ゆっくりと、言葉の網で君主を
捕らえていく。私はかつて地獄に送り返した悪魔から、「悪魔以上に悪魔のような
坊主め」という罵りを受けたことがあるが、確かにその通りかもしれなかった。

663 : ◆iQ7ROqrUTo :2006/11/17(金) 20:13:30 ID:2D9XbYrK
「ゆえに、お前の、奴隷となるのは嫌だという心情と、私の、お前を奴隷と
したいという心情の双方を鑑み、双方ともが妥協すべきであろう」
「それは、一体どのような……?」
君主は不安げに私の顔を見上げてきた。
「まず一度、私がお前を犯す」
「それでは同じではありませんか!」
「落ち着いて最後まで聞け。その後はお前の自由だ。私がお前を一度犯した後は、
去るも留まるもお前の自由とする。つまりは、一度、試しに私に抱かれてから
どうするかを決めろと言っているのだ。望むのであれば奴隷となればよく、
望まないのであればそのまま去ればよい。それが私が妥協できる最大限だ」
もっとも、一度でも犯すことができれば快楽の虜とするのは容易い。
これはそもそも全く不公正な話だった。君主には知る由もないことだが、
承諾した瞬間に全てが決まる。
また、これは当然気づいて然るべきことだが、
一度であっても男に身を穢されるということに変わりはない。
「それはつまり……一度、その、貴方の相手をすれば……
それで神が全てお許しくださるということですか?」
「そうだ」
しかし、ノーム君主はそういったことには気づかない。神への純粋な信仰を持つ者は、
その多くが信仰心に比例して思考法が単純になる傾向にある。
神の名を持ち出されると、拒絶よりも受容の方向に考えを向けてしまうのだ。
しばらく悩んでいた様子の君主は、やがて意を決したように頷いた。
「わ、わかりました。い、一度だけですよ。それで終わりです。
私は絶対に奴隷にはなりませんから……」
この瞬間、ノーム君主は一個の独立した個人としての権利を放棄し、
際限のない淫楽の地獄に堕ちることが決定した。
「それは終わってから改めて聞こう。では脱げ。すぐにでも始めるぞ」
「え……わ、わかりました……あの、あちらを向いていただけませんか」
鎧と法衣に手をかけたところで、君主は動きを停めた。まだ何もしていない
のだから当然だが、羞恥心を人並みに持っているらしい。
「駄目だ。隠すことは罷りならん。全てを私に晒せ。神もそれをお許しになった。
だからこそ、こうして私とお前が対面しているのだ」
「……か、神の御意志ならば……」
真面目極まる善良な信者には、神という言葉が覿面に効果を発揮する。
その効果と言ったら、敬虔な修道女や将来の夫のために純潔を守り続ける
純朴な村娘に自発的に脚を開かせるほどだ。未熟な君主如きが抗えるものではない。
君主は、明らかに着慣れていないことがわかるたどたどしい動きで鎧を脱ぎ捨て、
法衣に手をかけたところで動きを停めた。やはり羞恥心が勝るのだろう。
しかし、ゆっくりとではあったが、君主は法衣の紐を解き始め、扇情的な
衣擦れの音を立てながら、白い肌を露わにしていった。
幼女のように柔らかそうな肌に対して不釣合いな発達――所詮は少女の範疇を
出ないが――をした身体が空気に晒された。
君主は腕で胸を隠し、掌で股間を隠し、頬を紅潮させ、羞恥に身を震わせて立っている。
「よし」
「ひっ……」
私が頷くと、君主が身を竦ませ、縮こまった。覚悟を決めたようなことを
言ってはいたが、やはり口先だけだったようだ。
「安心しろ。まだお前には触れない。お前はまず、学ばねばならない」
「学ぶ……?」
「そうだ。今から奴隷達が手本を見せる。お前はそれを見て学び、実践するのだ」
「て、手本ですか?」
「そうだ。お前達。許す」
私の陰茎に潤んだ瞳を向け、愛液を滴らせ、欲情に全身を紅潮させて命令を
待っている奴隷達に、私は極めて簡潔な命令を与えた。
そして、仁王立ちのまま、奴隷達が一目散に飛び掛ってくるのを待った。

664 : ◆iQ7ROqrUTo :2006/11/17(金) 20:14:03 ID:2D9XbYrK
「私が舐めるんです!」
最も俊敏なのは、やはりホビットくノ一だった。他の二人の間を擦り抜け、
真っ先に私の陰茎にむしゃぶりついた。
「はぁ……おいしいですぅ……」
小さな両手で幹の部分を握り、小さな口で亀頭を頬張り、涎を零して吸い付いてきた。
忍者らしく、的確に性感帯を責める舌先に、私は思わず吐息を漏らした。
「あ、ず、狡い!私だって……な、舐めたいのに!」
先を越された形になったエルフ司教は地団駄を踏んだが、すぐに立ち直り、
私の下半身に縋りつくようにして股間に顔を埋め、これから排出する予定の
精液に満ちて膨らんだ陰嚢と血管を浮かせて震える幹とに舌を這わせ始めた。
「おっきい……一杯詰まってる……」
陰茎に舌を這わせつつ、陰嚢の重さを確かめるように下から手を添えて
揉みほぐしている。快感として認識するにはあまりにも微弱な刺激に、
私は焦らされているようなもどかしい快感を覚えた。
「ご、ご主人様……わ、私も使ってください!」
最も鈍重なドワーフ侍は無論出遅れ、私に縋りつこうとした時には
陰茎も陰嚢も他の二名がもう独占していた。侍は私に泣きついた。
私は司教とくノ一の身体を少しずらして隙間を作り、侍の場所を作ってやった。
亀頭を口に含んで急所を責め立てるくノ一を挟んで、
右に幹を唇と舌で、淫魔の如くいやらしい表情で愛撫する司教、
左に陰嚢を揉みほぐすように愛撫しながら淫蕩に舐り回す侍
という配置になった。視線を向けてみれば、それぞれの肌は欲情に
火照り、乳首は膨らみ、陰門からは愛液が滴り落ちていた。
圧倒されたように立ち尽くす君主に、私は静かに告げた。
「よく見ていろ。この者達のやるように、お前もやるのだ」
「は、はい……」
見たくもあり見たくもないといった面持ちで躊躇いがちに、しかしそれでいて
しっかりと、君主は奴隷達の手指、舌先、唇の動きを凝視していた。興奮に頬を
上気させ、もどかしげに股間を擦り合わせている。
私はそれを見て満足した。君主が堕ちるのは時間の問題だ。
奴隷達の奉仕は続いた。粘液質な音を立てて三人が顔を動かす都度、陰茎と陰嚢から
悪寒にも似た快楽が駆け上ってきた。くノ一が小さな舌先で先端を穿り、小さな歯を
食い込ませて甘噛みしてくるたびに呻き声を上げ、司教が滑らかな唇で幹に吸い付き、
指を絡ませるたびに身震いし、侍が肉厚の唇で陰嚢に圧力をかけ、舌先で転がすたびに
吐息を漏らした。
私は両の足から力が抜けてしまいそうな快感に耐え続けたが、長くは持たなかった。
散々に犯してやった成果か奴隷達の技巧は飛躍的に向上しており、三人がかりの責めに、
私はあっさりと屈した。巧みに連携した三箇所への愛撫によって制御不能な熱が
下腹部に生まれ、私は絶頂に達した。
くノ一は迸る白濁液を全て受け止めようとしたようだが、小さな口では果たせず、
口の端から涎のように精液を零し、咳き込むようにして口を離した。侍と司教が
嬌声を上げ、精液を噴き出す先端に顔を寄せ、争うようにして口で受け止め始めた。
痙攣して精液を吐き出す陰茎の先端に、三人の奴隷が我先にと群がり、一滴でも
多く飲み干そうとでも言うかのように唇を押し当て、舌を絡め、口と言わず顔と言わず、
身体のどこかに浴びせかけられるたびに恍惚とした表情を浮かべた。
私が深い満足感と共に射精を終えても、奴隷達の痴態は終わらなかった。三人は
代わる代わる先端を銜え、残りを吸い出そうと試み、残りの二人は、陰茎に吸い付く
一人の身体に付着した精液を淫らな舌遣いで舐め取り続けた。
視線を転じれば、泣きそうな顔をした君主が、切なげに両腿を擦り合わせていた。
私は君主に向かって手招きをした。
「この通りにやってみせろ」
私は、快楽に腰砕けとなっていたため、床に腰を下ろして胡坐を掻き、
君主が奉仕を始めるのを待った。
「わ……わかり、ました……」
君主は私の陰茎に目を向けてはすぐに逸らすといったことを繰り返して
逡巡を続けていたが、遂に意を決し、羞恥に身を震わせながら近づいてきた。

665 : ◆iQ7ROqrUTo :2006/11/17(金) 20:14:37 ID:2D9XbYrK
「四つん這いになって奉仕しろ。獣が食餌を貪るようにだ」
「……はい」
私の言葉に従い、君主はおずおずと床に手を突き、獣の姿勢を取った。
無防備な肛門や陰門を背後に晒すのを気にしたのか、脚をしっかりと閉じているため、
非常にぎこちない動きだった。そして、最後の逡巡と言うべきか、そそり立った陰茎の
前に顔を持ってきたところで動きを停めた。
「どうした。早く奉仕を始めろ」
しかし君主は動こうとしない。蛇に睨まれた蛙のように凍り付いている。
奴隷達の唾液が纏わりついた、生々しい臭気を漂わせる陰茎に竦み上がっている。
「これは神の御意志でもあるのだぞ」
「う……い、今しますから……!」
硬く瞑った双眸から涙を零し、君主は恐る恐るといった風に陰茎に手を添え、
口を近づけ、申し訳程度に唇をつけた。敬虔な君主であることから想像するに、
これまでにいかなる男にも与えられたことのなかった唇が、醜悪な陰茎に
与えられた瞬間だった。
私は邪悪な歓喜が心中に生まれるのを感じた。それは肉体的な快楽としては
大したものではなかったが、精神的には非常な快楽だった。
「それだけか。お前は奴隷達のすることを見ていなかったのか」
だが私は満足することなく、その先の行為を命じた。ただ唇を汚しただけで
この快感ならば、舌や口内を汚し、胎内を汚したならば、どれだけの快楽を
得られるのだろうかと舌なめずりをしながら、君主の小さな頭を押さえつけ、
顔を陰茎に押し付けた。力任せに何度も顔面に擦り付けた。
「ひ……やぁ……わ、わかってます……やります、やりますからぁ……!」
君主は悲鳴を上げながらも、口を開け、自発的に舌先を使い始めた。顔を顰め、涙を流して、
小さな舌先で躊躇いがちに、筋に沿って幹を舐め上げ、唇で亀頭を刺激してきた。
嫌々ながらであるのが明白な、たどたどしい上におざなりな奉仕ではあったが、
その吐き気を堪えるような苦悶の表情がまた欲情をそそった。時折、視線が合うと、
慈悲を乞うような目を向けてくるところもよかった。そのたびに陰茎が脈動し、
跳ね上がっては君主の白い頬に赤黒い亀頭を擦り付けた。
「袋の方を疎かにするな」
私の言葉にびくりと震えて手を止めたが、先ほど頭を押さえつけてやったことが効いたのか、
すぐに奉仕を再開した。君主はおずおずとした手つきで陰嚢に触れ、見様見真似の
拙い手つきで揉み、転がし始めた。先ほどの三人がかりの責めに比べれば、羽毛が触れた
程度の快感もなかったが、視覚的にはそれを補って余りある快楽があった。
「手だけではなく口も使え」
君主はほとんど躊躇うことなく顔を動かし、陰嚢に唇を押し当てた。これから吐き出す
予定のものに満ちて膨らんだ袋を、啄ばむように愛撫し、舌先を這わせてきた。
陰茎に対するそれよりも余程思い切りのいい奉仕だったが、やはり生々しい交わりの
痕跡を留めた陰茎よりは抵抗が少ないのかもしれない。
それから数分ほどの間、陰茎と陰嚢を交互に舐めさせた後、私はやめるように言った。
「舐めるのはそれくらいでよい」
私の言葉を都合のよいように受け取ったものか、君主は顔を上げて安堵の表情を浮かべた。
しかし、次に私が出した命令によって、表情は正反対のものとなった。
「次は銜えろ」
絶望と嫌悪の表情を浮かべた君主の眼前に、拙い愛撫で欲求不満を訴え、ますます
猛り狂う陰茎を突き出した。君主は顔を背けようとしたが、頭に手を添えて
押さえつける気配を見せると素直になった。
「見ていただろう。あのようにして口に含み、舌と唇を使って奉仕するのだ」
硬く引き結ばれた唇に、先走りの液と唾液に濡れ光って悪臭を放つ、
赤黒い亀頭を押し付け、その感触を堪能した。引き結ばれた唇の隙間に
押し入ろうとしては締め出される過程が、啄ばまれているような
感触となって快感となった。

666 : ◆iQ7ROqrUTo :2006/11/17(金) 20:15:15 ID:2D9XbYrK
「そろそろ口を開けろ。強引に押し込んでもいいのだぞ」
「わ、わかりました、銜えます、銜えますから……!」
後頭部と顎に手を添えながらのこの言葉の効果は覿面だった。
君主は怯えの表情を浮かべ、磔刑台への道程を歩む殉教者のような仕草で
顔を陰茎に近づけ、双眸を固く瞑って口を開け、先端部分を口に含んだ。
散々に舐め回しても、決してその味に慣れることができなかったのだろう、
君主は瞑った目から涙を零し、吐き気を堪えるような呻き声を上げながら
必死に先端を銜え込み、精一杯に舌を使っていた。
技巧も何もあったものではなかった。女の力で噛み付かれても快感にしか
ならないほどに鍛えられた陰茎を持つ私でなければ、無遠慮に突き刺さる
歯の刺激に苦痛すら感じていたことだろう。
「そのまましばらく口の中で転がしていろ」
頭に軽く手を乗せると怯えたように硬直したが、そのまま何もしないでいたところ、
ひとまず安堵したようで、すぐに口での奉仕に戻った。
「お前達。準備をしておけ」
私は互いに身体を絡めて欲情を高め合い、また鎮め合ってもいる奴隷達に
指示を出した。特に明言しなくとも、頭の動きに合わせて小さく動く、
君主の白い尻を指差せば、それで通じるだろうと考えたからだ。
そしてその考えは的中した。欲情に瞳を曇らせた奴隷達は、忠実であればより多くの
褒美を得られるとでも考えたのか、我先にと君主の尻に手を伸ばし、顔を寄せた。
「君主さんのお尻の穴、綺麗ですね」
ホビットくノ一が尻たぶを割り開いて、こちらからでは見えない肛門を空気に晒した。
「な、何を……んぁっ、ぷぁ……」
君主が予想外の刺激に驚いて身を起こそうとしたが、私はそれを押さえつけた。
少し強めに押し込んだせいか、更に深く口内に陰茎が押し入った。
「おまんこもぴっちり閉じてるわね。でも、もうトロトロだわ」
エルフ司教が閉じられた太腿を割り開いて覗き込み、陰門の様子を観察した。
「本当だ。もうやらしい匂いがしてる」
ドワーフ侍がそこに加わり、聞こえよがしに鼻を鳴らして匂いを嗅いだ。
三人の奴隷達が何事かをするたびに、ノーム君主の矮躯が震えた。逃れようと
暴れたが、私が頭を押さえつけていてそれを支えるために手の自由が利かず、奴隷達が
座り込むようにして押さえつけていて脚の自由が利かなかったため、不発に終わった。
それから先は凄まじいものだった。三人の奴隷が突き出された小さな尻に顔を埋め、
股間に手を差し込み、無秩序なようでいて綿密な連携に基づいた愛撫を加え続けたのだ。
くノ一の精確な指先が陰核を絶妙に刺激し、侍の肉厚の舌先が小さな肛門を穿り、
司教とくノ一が絡み合わせた舌先が陰門を舐め回した。
初めの内、君主は嫌悪感を堪えるように震えていたが、股間と肛門の辺りから
響いてくる水音が大きくなるにつれて、次第に瞳に官能の色を宿すようになった。
いつしか私の陰茎につけていた口を離し、半ば突っ伏すようにして脱力し、
かつての仲間達の指と舌によって与えられる緩やかな刺激に、微温湯に浸かってでも
いるかのように恍惚とした表情を浮かべ、だらしのない吐息を漏らしていた。
尻と股間に、まるで餌を貪る犬のように顔を埋めた奴隷達が顔を動かし、
粘液質な水音を立てるたびに、君主の身体が痙攣し、押し殺したような嬌声が漏れた。
「ご主人様、もうよろしいんじゃないですか?」
恍惚として愛液と涎を滴らせる君主の尻から顔を離し、くノ一が私に視線を向けてきた。
「そうだな。頃合だろう。もう奉仕はよいぞ」
私は奴隷達から君主への愛撫をやめさせた。君主は残念そうな表情を浮かべ、不満そうな声を上げたが、
すぐに我に返ったのか、羞恥に頬を染めて俯いた。まだ心は折れていないようだが、床に出来た
生々しい水溜りが、肉体が素直な反応を示している何よりの証拠だった。
腰砕けとなった様子の君主を、奴隷達に命じて立ち上がらせ、一方、私は仰向けに横たわり、静かに告げた。
「ここからが本番だ。さあ、自ら導き入れて、自ら女となれ」
私は大の字になり、欲情によって破裂しそうなまでにいきり立ち、滴る先走りで根元までを濡れ光らせた
陰茎を突き出し、跨るように促した。

667 : ◆iQ7ROqrUTo :2006/11/17(金) 20:15:50 ID:2D9XbYrK
きりのいいところまで書いたら、
何の因果かスレの残り容量ギリギリだった。
埋め代わりにそれを投下しようかと思う。
後編はまた後ほど。

668 : ◆iQ7ROqrUTo :2006/11/17(金) 20:17:56 ID:2D9XbYrK
そして次スレ。
【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ5【総合】
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