四つん這いにさせたくノ一と侍の頭を股間に引き寄せ、陰茎に奉仕させながら残りの屍を見る。
残っているのはエルフ司教とノーム君主だ。
司教の方はゆったりとした法衣が身体の線を隠しているが、
例外なく全ての男女が美しいエルフである以上、その下には細身ながらもしっかりと女の曲線を持つ肉体が隠れているはずだ。
君主の方は侍が身に着けていたそれと同じの安物の鎧で身体の線が隠れているが、
その下には成人を同じ比率のまま縮めたようなノームの女の肉体が隠されているはずだ。
どちらも甲乙つけがたい身体の持ち主だ。だがどちらかに決めねばならない。
先端から幹にかけての部分に唾液を滴らせた小さな舌を這わせるくノ一と、根元から陰嚢にかけてに
肉厚の唇と舌を押し当てて転がし、蕩かすような刺激を与えてくる侍との奉仕を受けつつ、逡巡していた。
「お前達は……どう思うか?」
甲乙つけがたい肉体を前に選択を悩み、決めかね、遂に私は奴隷達に意見を求めることにした。
私の股間で顔を蠢かせる二人に視線を向ける。
くノ一は唾液に塗れた陰茎に顔を擦り付けるようにして舌を這わせ、顔を上下させている。
侍は幹を通じて滴るくノ一の唾液を啜っているかのように陰嚢に唇を緩く挟み、舌先で転がしている。
時たま両者の顔が触れ合い、また舌先が絡み合い、互いが互いを汚していくことすらも気にかけず、
まるで犬が餌を貪るかのような調子で奉仕を続けるその光景は、それ自体が快楽を与える愛撫のようなものだった。
そのような、奴隷達の心底からの隷属の証である愛撫がもたらす快楽には名残惜しいものがあったが、
一度質問を口にした以上は何がしか答えさせねばならない。
私は二人の髪を掴んで引っ張って顔を上げさせ、再度問いかけた。
「次はどちらにするべきだと思うか?」
「むぷぁっ……」
「んふぁ……」
口元から顎にかけてをどちらのものとも知れぬ唾液で濡らした二人は、物足りなさそうな眼差しを私の陰茎に注いでいる。
いや、それだけに留まらず、小さな手と大きな手を伸ばし、
極めて脆い古代の宝物を扱うような繊細な手つきで陰茎と陰嚢とを撫で回している。
愛撫というにはやや物足りない微弱な快感が生じている。
私が注いでいる視線に気づいても二人は手を止めず、奉仕の再開の許しをねだるような視線を向けてくる。
「司教と君主のどちらを蘇らせるべきだと思うか?」
焦らすような愛撫にむず痒さのようなものを覚えながらもその不快な快感にも耐え、三度問いかける。
二人は手の動きはそのままに顔を見合わせて考え込む素振りを見せていたが、やがて頷き合うと、促されてくノ一が答えた。
「司教さんがいいと思います」
「そうか。わかった。奉仕に戻れ」
これで行動の指針が定まった。これでもうこの奴隷達と言葉を交わす必要もなくなった。
二人の髪を掴む手をそのままにして、その頭を股間に押し付け、陰茎を直接顔面に擦りつけてやる。
奴隷達は小さな悦びの声を上げ、まるで餓えた犬のようにむしゃぶりついてくる。
相互に連携し合って行われる、これまで以上に激しい愛撫がもたらす快感は、
我知らずの内に全身が震えてしまうほどのものだった。
大小二対の手が陰茎の根元と陰嚢を撫で回し、大小二つの舌先と唇が幹から先端を這い回る感触に身震いしつつ、
下腹部から溶岩のように灼熱したものが沸き立つような感覚が込み上げてくる。
私が達しつつあることを悟った二人は、荒い吐息と共に淫らな音を立てながら、奉仕を責め立てるようなそれへと変じてきた。
「むっ……う……!」
既に臨界点に達しかけていた陰茎がその熱烈な奉仕に抗し得るはずもなく、腰の骨が抜け落ちるような快感が走ったかと思うと、
私は、その瞬間を今か今かと目を輝かせながら待ち受けていた奴隷達に向かって熱い精を吐き出していた。
官能的な吐息を漏らし、まるで聖者から洗礼を受ける敬虔な信徒のように恍惚とした表情を浮かべ、
二人の奴隷は灼熱した白濁液をその顔に受け止めている。

「いつまで余韻に浸っている」
交互に陰茎を銜え、中に残された精を残らず啜り上げた後、互いの顔や胸元にかかった白濁液を舐め合い、
舐め尽くした今となっても未だに快楽の喘ぎを漏らしながら身体を絡め合う奴隷達を言葉の鞭で打ち据える。
二人は本物の鞭で打たれたかのように震えて身を離し、背筋を伸ばし、不安げな面持ちで私の様子を窺っている。
「次は司教を犯す。お前達は服を脱がせろ」
奴隷達は私の言葉に先を争うように司教の骸へと駆け寄り、乱暴な手つきで法衣を引き剥がしていく。
迷宮の闇に輝くように浮かび上がる、血の気が引いて白磁を通り越して青磁のように変色した肌が露わになった。
「見事なものだな」
緩くウェーブのかかった柔らかそうな金髪を床に広げ、眠るようにして死んでいるその様は、
伝説に聞くところの 『この世のどこかにある城で運命の王子を待って眠り続ける美姫』を彷彿とさせる。
しかし、決定的に違う点がある。それは、眠り姫はきちんとドレスを纏っているという点だ。
司教は忠実な奴隷達によって法衣を剥がれ、すらりとした肢体を晒している。
人形のように均整の取れた細身の肉体は余分なものを全て削ぎ落としたかのようで全体的に肉付きが薄いが、
それでいてしっかりと胸や尻には柔らかそうな肉が控え目についている。
体毛も極めて薄い。産毛などは顔を近づけても判別できないほど細く短いものだったし、
わざわざ本能に訴えかけてまで異性を惹きつけるような生臭いことをする必要もない、
高度に理性的な種族であるためか、腋毛などは生えておらず、
陰毛も大人になりつつある少年に生える髭のように薄いものだった。
総合的に見て、ドワーフとは対極に位置する肢体である。
実に扇情的で、股間に熱が生まれてくる。
「大の字に横たえろ」
私の言葉に従った侍は、倒れ伏した司教の体勢を直すと、褒美でも期待しているかのような眼差しを向けてきた。
「後で、もう許してくれと泣き喚くほどにくれてやる。お前達、だから今は下がれ」
身の程知らずにも不満そうな表情を浮かべ、奴隷達が私の背後に控える。
その様子を尻目に、私はあられもない姿のまま安置した司教に向かってカドルトの詠唱を始めた。

           *           *           *

「……ん……な、何で裸なの!?」
蘇生した司教の第一声はそれだった。目を開け、ゆっくりと身を起こして自らの身体を見て、司教は悲鳴を上げた。
ロスト時に所持していた品は共に消滅してしまうというのは常識であり、
それを防ぐためにいつしか冒険者の間で生まれた、蘇生呪文を使う前に屍を全裸にしておくというセオリーを、
この司教は知らないのだろうか。
「あ……貴方誰よ!?ちょっと、こっち見ないで……嫌ぁっ!」
白磁の肌を紅潮させ、胸や股間を手で隠そうと悪戦苦闘していた司教は、私に気づいて更に悲鳴を上げた。
平常な精神状態ではないが、示す反応は極めて正常なそれだ。
眼前に陰茎をいきり立たせた男がいて、そのことに対して驚きや恐怖を覚えない方が異常なのだ。
「な、何で……!?」
床に座り込んだままの司教は、恐怖と不安と嫌悪の色を浮かべた瞳で私のことを見上げてくる。
これはいい。人間を侮蔑し、嫌悪しきった純正のエルフの目だ。嬲り甲斐がありそうだ。
「お前達。両腕を押さえつけろ」
「えっ、な、何っ、何で貴方達が……!?」
ほんの少し前まで仲間として行動を共にしていた者達に拘束されてしまったことに対してか、
その仲間達が全裸であり、全身から精液の臭いを放ち、股間から精液と愛液の混合液を滴らせていることに対してか、
はたまたその両方に対してか、司教は信じがたいものを見たような表情を浮かべている。
私は司教の眼前に陰茎を突きつけるようにしながら、端的な事実を教えてやった。
「この者達は私の性奴隷となった」
「せ、性奴隷ですって!くだらない嘘はやめて頂戴!」
そそり立つ陰茎から目を逸らしつつ私の顔を睨みつけるという器用な真似をする司教は、
自分が置かれている状況をわきまえていないのか、顔を紅潮させて怒りを露わにしている。
「嘘ではない。この者達はお前達それぞれの蘇生の代償として私の奴隷となった。
見ろ。今ではこのように、私にすっかり懐き、隷属した雌犬と化している」
「あっ、んっ、もっと、触ってぇ」
「ず、狡いです、私も触ってください」
司教の右腕を押さえつけているため丁度手近にあった侍の尻を鷲掴みにしてやると、
侍は娼婦のような嬌声を上げて自ら尻を押し付け、くノ一がそれに羨望の眼差しを向ける。
その様子を見て、これまで強気だった司教の顔が絶望と憐憫に青ざめた。
「う、そんな、嘘よ、この子達が、そんな……貴方が邪悪な魔法を使ったに決まってるわ、この破戒僧……!」
司教は目に涙を溜めて、流石は魔法の練達者になり得る職業に就く者というだけのことはある実に正鵠を射た罵倒を投げかけてくる。
「そうだ。だがそれがどうした?この者達が私の与える快楽の虜となった事実は変わらない」
「屁理屈を……!論理と非論理の区別もつかない……だから人間は野蛮な種族なのよ……!」
切れ長の双眸に煮え滾った怒りを湛えて睨みつけてくる司教は、忌々しそうに呟く。
「何とでも言うがいい。お前もその野蛮な種族に組み敷かれて嬌声を上げるようになるのだから、
 罵る牙が残っている内に、せいぜい吼えるがいい」
「薄汚い性根が……見え透くような発言ね……」
はっきりと犯すと宣言してやり、その命運が風前の灯となったにも関わらずの強気な発言は、
流石に高貴で洗練されたエルフという種族が持つ矜持というものなのだろうか。
何度も思うが、実に辱め甲斐のある娘だ。
「薄汚い、か。それをお前が言うか?」
大の字の形に床に押さえつけられた司教の上に覆い被さるようにして四つん這いになり、
嫌悪と恐怖と憤怒に歪んだその顔に、息がかかるくらいの距離にまで顔を近づけて嘲りの笑みを浮かべて見せた。
「お前は高貴なエルフの女のくせに、随分と不潔な身体をしているではないか」
「何を……言っているのよ!」
嫌悪の色を深めて顔を背けながら、司教が理不尽な侮辱を受けたとでも言いたげな反応を示す。
「……汗臭いぞ?」
「なっ……」
私は顔の位置をずらして細い首筋に鼻を近づけ、聞かせるための音を立てて臭いを嗅ぐ素振りをした。
ほんのりと湿ったそこからは、微かな汗の臭いがした。しかし、野菜や果実や薬草によって栄養を摂取し、
人間とは根本的に異なる代謝機能によって身体を維持しているエルフの場合、その汗は人間や獣のそれとは違い、
花の蜜のような芳しい香りがするものだ。首筋から漂う匂いは、決して悪臭ではなかった。
だが、人間からすれば芳しい香水であるそれも、エルフの世界ではただの不潔な体液であるようで、
私が指摘すると頬を羞恥に染めて絶句した。
「本当に汗臭い女だ。エルフは清潔な種族と聞いたが、どうも噂に過ぎなかったようだ」
聞こえよがしに呟きながら、首筋、胸元、腋の下、腹部と臭いを音を立てて臭いを嗅いでいく。
司教は唯一自由に動かせる脚を振り回して抵抗しようとしたが、
前衛として武器を振るうこともできる私が、後衛職の中でも最もひ弱な部類に入るこの娘の脚如きにたじろぐはずがない。
むしろ、そうして恥も外聞もなく脚を振り乱すことで、まるで使われた様子のない桃色の女陰が露出されるので、
それは私にとって歓迎すべき行動だった。
「うっ、うぅっ……私は、汚くなんか……!」
私が嘲弄の言葉を投げかけるたびに恥辱と怒りの涙を零して、司教は震える声で反論してくる。
無論、本当の意味で正しいのは司教の方だ。
激しい戦闘に身を晒し、心身を酷使する者が汗一つ掻かないなどということは有り得ない。
薄着の忍者ならばともかく、通気性が皆無に近い法衣を着込んだ僧侶や司教のような者達ならば尚更だ。
彼ら彼女らの法衣の下は湿気と熱気と悪臭に満ちているものだ。
つまりは、今のこの司教のような状態こそが未熟な冒険者の「普通」なのだ。
しかし、そのようなことをわざわざ告げてやる必要はなく、むしろ相手の勘違いに付け込むのが定石だ。
「いいや。お前は不潔だ。汚い汗に塗れた身体からは、汗の臭いしかしない」
「う、うるさい……うるさいっ……!汚くなんかっ、汚くなんかないっ!」
司教は喚き散らしながら更に脚を振り回したが、私はそれを掴んで関節の限界に挑むように大きく開かせた。
羞恥と苦痛のあまり絶句した司教を尻目に腰が浮くほどに脚を高々と持ち上げ、
臀部、股間、膝、足という具合に、羞恥心を煽るため、見せ付けるようにして鼻を鳴らして臭いを嗅ぐ。
「臭いだけではないな。味も濃い」
「ひぁっ!?」
必死でもがいたせいで新たに噴き出した汗の雫の内、丁度眼前にあった膝裏のそれを舌先で舐め取る。
舌先に塩味とも甘味とも取れる複雑な、形容しがたい美味が広がった。
「こんなにも汗の臭いをさせているとはな。舐め取って綺麗にしてやらねばなるまいな」
「よ、余計なっ、んっ、お、お世話よっ……!」
首筋から胸元にかけて、また脇腹から腋の下にかけて舌を這わせていくと、舌先が動くたびに白磁の肌が震える。
「お前達も清めてやれ」
「わかりましたぁ」
「はい」
「い、嫌っ、ちょっ、貴方達、やめなさいっ、やめて……!」
両腕を股間に挟み込むようにして押さえつけた奴隷達が身を乗り出し、
餌に群がる犬のように司教の上半身に顔を押し付け、淫らな水音を立てて丹念に舌を這わせていく。
奴隷達の頭が動くたびに司教の身体に震えが走り、手足の指が痙攣するように動き、
私がしっかりと足首を掴んで固定している両脚が暴れ出そうとする。
「いっ、ひぁっ、やめっ、やぁっ、おねがっ、やめてぇっ……!」
欲情に息を荒げた奴隷達が舌先のみならず手を這わせるまでに至ると、司教は哀願するような声を上げて身を捩って悶え始めた。
一層激しく暴れ始める脚を捕まえたままの私が、不潔な印象など全く存在しない繊細な造りの足指に舌を這わせると、
哀願するような声が一層悲痛なものとなる。
「やめてっ、そんな所嗅がないでっ、舐めないでっ!」
「腋もそうだったが、こちらも特に臭うな。汚い娘だ」
冒険者が履く頑丈な革靴というものは通気性が皆無であり、汗を掻くと臭いと湿気が内部にこもり、酷く蒸れる。
冒険者の足が汗臭くなってしまうのは、いわば職業病に近いものがある。
「い、ひぃっ、やっ、あぁっ、んっ……!」
私が爪先から膝にかけてを舐め上げ、撫で回し、
奴隷達が首筋や胸元、腹部、特に乳首や臍などの一般に敏感である部分を弄り回す責めは、
少しずつ少しずつ司教を肉欲へと追い込んでいった。
いつしか抵抗も弱まっていき、遂にはされるがままとなっていた。
「ただ不潔というだけではなかったようだな」
私は脚を割り開いてその間に身体を滑り込ませ、顔を股間に近づけながら嘲弄を浴びせかけた。
「いっ、あっ、な、んっ、何がっ、言いたいのっよぉっ」
「これは汗ではないな。感じているのか。淫らな……押さえつけられて悦ぶとは、まさに穢れきっている」
必死に閉じようとする脚を押さえつけて開かせた股間は、汗以上に粘度の高い液体で濡れ光っていた。
獣を喰らわねば生きられないという罪業を背負う他の種族とは違い、
獣の生命を奪わずとも生命を繋ぐことのできる清らかな種族というだけのことはあり、
本来は微妙な獣臭めいたものを漂わせるはずの愛液すらもまるで花の蜜のような芳香を立ち上らせている。

「嫌っ、嫌ぁっ、そこは駄目っ、本当に駄目っ、そこだけは許してっ!」
「何を言うか。ここを許しては意味がない」
再び暴れ出そうとしたところを押さえ込み、私は魅惑の香りを放つ陰門に顔を埋めた。
鼻先をか細い陰毛がくすぐるその感触を愉しみつつ、
下半身を抱え込むようにして埋めた顔を、主に口元を擦りつけるようにして動かしていく。
存在感を示し始めた陰核を鼻先が掠め、喉の奥から絞り出すような熱い吐息が陰門を撫でるたびに脚と腰が跳ね上がり、身体が痙攣する。
「まだ何もしていないに等しいというのに、こんなにも愛液を滴らせるとはな」
「うっ、あ、貴方がっ、何か邪悪な、ひっ、呪文を使ったのに、決まってるわっ……!」
上半身を奴隷二人に弄り回され、愛液に潤い切った陰門を私に嬲られて身悶えしながら、
司教が屈服した身体に反抗の心を宿して喚き立てる。しかし、今回は呪文を使っていないのだ。
現在感じている快楽を全て私の呪文に責任転嫁をしたがっている司教にとっては、残念なことにだ。
「使う必要などない。お前が今感じている快楽は、全てお前という娘の浅ましい肉欲によるものなのだからな」
私が嗜虐心と共に突きつけてやった冷徹な事実に司教の顔が悲痛に歪む。
「そんなのはっ、はっ、ぁっ、う、そよっ……!」
弱々しい否定の声と共に逃れようとして腰を浮かせるが、
それは陰門を私の口に押し付け、より強い刺激を求める結果にしかならなかった。
そして、それは決して本人の意図に反するものではなさそうだった。
私が舌先を小さな裂け目に滑り込ませてやると、拒絶混じりの嬌声を上げながら腰を押し付けてくる。
ふと視線を転じてみれば、上半身の方でも、奴隷達の手や舌に身体を押しつけるようにし身じろぎしている。
だが、別にこれは珍しいことではない。この娘が特に淫乱であるというわけでもない。
高度に洗練された文化を持つと同時に自然との調和というものを深く重んじる種族であり民族であるエルフは、
その自然を重んじる性質のあまり、性愛においてもそれを追求してしまう傾向にあるのだ。
有り体に述べてしまえば、それは極めて性欲が旺盛であり、本能がそれを強く後押ししてしまうということだ。
彼らは極めて理性的に振る舞う種族ではあるが、
それはそういった強固な理性で抑制してなお抑制し切れない強い本能をその洗練された魂の奥底に隠し持っているがゆえのことなのである。
このエルフの小娘も、上辺だけに残された崩壊寸前の理性によって形ばかりの拒絶を口にしてはいるが、
本能に支配されつつある肉体の方は、
根が淫乱であるがゆえに逆説的に強く育まれた貞操観念を持つエルフならば当然の如く処女だろうにも関わらず、
もう男を求めて愛液を滴らせている。
「認めろ。お前は淫乱なのだ」
「いっ、はっ、ちぃ、がうぅぅぅぅぅぅぅっ……!」
舌先を捻じ込んで内部で蠕動させながら、湧き出してきた蜜味の愛液を啜り上げてやると、
司教は啜り泣くような嬌声を上げて痙攣しつつ身を仰け反らせ、更に大量の蜜液を噴出して脱力した。
先ほどまではより多くを求めるような動きで暴れていたのだが、今は小さく身体を痙攣させながら床に伸びている。
「下がっていろ。後は私がやる」
もう押さえつけている必要もない。快楽の余韻に震える司教の身体を嬲り続けていた奴隷達を退かせ、
唾液と汗に塗れた華奢な肢体を眺める。
唇で吸われてついたものか、あちらこちらに軽い鬱血痕が見られる白磁の肌は、薄桃色に火照っている。
身体からはすっかり力が抜けており、蘇生させる前と同じように手足を投げ出し、大の字となっている。
「そろそろお前を私のものにするとしよう」
「ぁ……やっ、駄目……!」
華奢な身体を抱え上げてからあぐらを掻き、対面座位の形で膝の上に座らせる。ただし、まだ挿入はしない。
愛液でぬめった股間に陰茎を滑り込ませ、陰門を擦り上げてやると、未通のそこが男を求めて蠢動し、
司教が形ばかりの拒絶の混じった嬌声を上げ、啜り泣きながら身体を震わせる。
「お前を女にしてやる」
「ひっ、嫌っ、やだっ……やめて……」
しばらくその柔らかな感触を愉しんだ後、引き締まった尻の下に手を差し入れて心持ち開脚させるような
形で身体を持ち上げ、陰門に女を貫く瞬間を今か今かと待ち受けて先走りを滴らせた陰茎をあてがってやる。
司教は力の入らない手を私の胸に突いて必死に身を離そうとしているが、
それはその意図が奈辺にあろうとも、実質的には私の行為を受け入れ、
それに協力すべく身を支えていることにしかなりはしない。

「エルフ女は味がよい。お前もさぞかし味がよかろう」
「いっ、嫌っ、嫌ぁぁぁ……やめて……許して……」
涙を流して懇願してくるが、身体の方は真逆の反応を示している。
陰門に先端を触れさせている陰茎は、
男を待ち受ける胎内から湧き出してくる愛液の滴りによって幹から陰嚢に至るまでを濡れ光らせていた。
「せいぜい力を抜いておくことだ」
私は掌の上に乗せていただけの尻を鷲掴みにし、そのまま真下に引き下ろした。
硬くそそり立った陰茎が引き裂き、押し広げるような感触と共に狭い胎内を満たしていく。
「いっ、ぎっ、あぁぁぁぁっ!」
苦痛と快楽を同時に存在し、その両者が不可分であるような高らかな声を上げて、司教が身体を仰け反らせる。
全てを搾り取るばかりでは飽き足らずに咀嚼しようとしてでもいるかのような締め付けを堪能しつつ、
視線を結合部へ向けてみれば、そこからは僅かな朱色を宿した大量の愛液が滴り落ちていた。
「淫らなエルフ。お前の味は実によいぞ」
既に純潔が失われたにも関わらず、往生際の悪いことになおも逃れようとして身を捩る司教の背に
腕を回して押さえつけ、私はその耳朶を舐め上げながら囁いた。
「うっ、ひぃっ、ぁっ、ひぃっ、ひど、ぃっ……」
司教は辛うじて自由になる手で顔を覆い、悲痛な声を上げて啜り泣いているが、
下の方では別の意味で涙を流し、多くの快楽を貪ろうとするかのように内部を震えさせている。
「何が酷いものか。お前も愉しんでいるではないか。どうだ、淫らなエルフよ。
 男の味はよいか?よく噛み締めているようだが、それほどまでに美味か?」
小さな尻を掴み、蜜の入った壷を掻き混ぜるような水音を立てる結合部を捏ね回すようにして身体を揺すってやると、
司教は啜り泣きながら嬌声を上げながら更に強く締め付けてくる。
「どうだ、いいのだろう?肉に心を従わせるのが楽だと思わぬか?」
小振りな乳房に手を遣り、慎ましく在る桜色の乳首を抓りながら突き上げてやると、
身体を仰け反らせて達し、だらしなく口を半開きにしたまま私の胸に寄りかかってくる。
「この快楽、拒絶するには惜しいと思わぬか?」
一度や二度達した程度で許してやるつもりもない。
長く柔らかい髪が縦横無尽に振り乱されるほどの勢いをつけて、私は何度も何度も司教の蜜壷を突き上げ続けた。
「あっ、あぁっひぃっ、いぃxっ、んっ、くぁっ!」
突き上げ続けていく内に、いつしか司教の理性は完全に蕩けてしまったらしい。
拒絶するように私の胸に突かれていた手はいつの間にか背中に回され、
それが快楽の証であるかのように爪を立ててしがみついてきている。
少しでも挿入を浅くしようとでもいうかのように私の身体を押し退けようとしていた両脚はいつの間にか私の腰に絡められ、
より深く陰茎を迎え入れようとでも言うかのように陰門を押し付けてきている。
「どうだ、これが男の味だ」
「あっ、いっ、いぃっ、ぁ、もっとぉっ……」
肉欲の熱に浮かされたように潤んだ瞳で私を見つめ、切なげに腰を揺すって更なる高みを求めてくる。
まさにエルフこそが最も強固な理性の陰に淫乱な獣性を隠し持った種族なのだということがよくわかるほどの、
聖典において『男』に罪を犯させた罰として『男を求めずにはいられない』という呪いを受けたとされる『女』を体現したかのような乱れようだった。
その自らを際限なく高め上げていく淫らで激しい求めに、流石に私も昂ぶりが頂点に達しようとするのを止められなかった。
「む……そろそろお前の胎内を雄の体液で満たしてやるとしよう」
「あっ、ひっ、やっ、駄目ぇっ、駄目っ、中は駄目ぇっ、子供、できちゃぅっ……」
快楽の絶頂へと自らを導くために責めを激しくしていくと、司教が拒絶の言葉を口にしながら動きを同調させてきた。
既にこのエルフ娘に理性などは欠片程度にしか残っておらず、しかもその理性すら私を受け入れ始めているのだった。

「孕ませてみるのも一興か……」
偉大なる神の奇跡の中には、受胎から出産に至るまでに関わる様々な奇跡が存在する。
生まれてくる赤子の性別を人為的に決定したり、本来ならば不可能もしくは困難な受胎を起こしたりといった具合である。
特に後者などは、石女が何人もの子を孕み、異種族の女が異種族の子種で子を孕むことすら可能という強力なものだ。
これまでに犯してきた奴隷達にはその奇跡を施してはおらず、異種族であるがゆえに妊娠の可能性は皆無であり、
別にそれはそれで好都合だとすら思っていたのだが、こうして『孕む』という言葉を聞いてみると惜しく感じられる。
「娘を産ませて、親子共々犯して愉しむというのもよいな」
ありとあらゆる背徳をなしてきた私だが、まだ近親相姦にだけは手を出していなかった。
これだけの逸材達に娘を産ませ、それが使い物になる程度に育つのを待つというのもいいかもしれない。
いや、かもしれないではなく、『いい』のだろう。しばらく奴隷達を愉しんでから、真剣に検討するとしよう。
「いっ、嫌っ、そ、そんなのっ、駄目……っ……!」
私を受け入れかけていた理性の残滓が再び拒絶へと向かうが、
身体の方はむしろ、『孕ませる』という言葉に反応したのか、より激しく、貪欲に私を求めてくるようになった。
「もう、遅い……!」
それに呼応して動きを激しいものへと変えていった結果、遂に限界が訪れ、
もう何百度目になるかもわからない絶頂に達して仰け反り喚く司教の胎内に、灼熱した精を注ぎ込むこととなった。
「あっ、あっ、駄目っ、駄目ぇぇっ、子供がぁぁぁっ……あ、ぁぁぁっつぃい……!」
内側から身体を焼かれるような快楽を味わっているのか、支離滅裂な嬌声を上げ、口からは涎を垂らし、
目からは涙を零し、司教は陰茎から精が迸るのに合わせて断続的に達し続けていた。
「あっ……あぁ……ふぁぁ……」
長い長い射精が終わると同時に身体の力を抜き、息も絶え絶えといった様子で身体を預けてくる。
しかしそれでもまだ秘められたエルフの淫欲を満たされてはいないらしく、
背中や尻を撫でてみると内部で硬さを保ったままの陰茎を強く締め付け、甘えるような吐息を漏らす。
「あっ、むぅっん……」
その半開きになった唇から覗いた舌先が堪らなく美味に見えたので、
顔を固定して唇を合わせ、舌先を潜り込ませて口内を蹂躙する。
司教は抵抗するかと思いきや、最早、胎内に精を受けて観念したのか、熱い吐息を漏らして積極的に舌先を絡めてきた。
熱い舌と舌が絡み合い、熱い唾液と唾液が混ざり合い、互いの唇の端から零れ出るほどの頻繁さで
互いの口内を往復する。これは最早、強引に奪う口付けではなく、奴隷が自ら捧げる口付けと言えた。
「あっ、あぁぁっ……!」
強引に突き上げる反動によって舌を噛まれては敵わないのでゆっくりと腰を上下させてやると、
唇と唇の隙間から蕩けたような快楽の喘ぎが漏れ出て、腰が同調するように揺すられる。
「お前はもう、私のものだ」
「ふぁ……そ、そんなぁ……嫌ぁ……」
唇を離して告げると、司教は弱々しく頭を振った。
既に本能が私に隷属しているにも関わらず、薄っぺらな理性で私に刃向かうつもりらしかった。
往生際の悪いことだ。
「だが、ではどうするというのだ?異種族の男に胎内を犯し尽くされた女が、今更どうしようというのだ?」
エルフ社会においては純潔と貞操が非常に重要視される。
純潔を失った者が伴侶を得ることはなく、貞操を守らない者が愛されることはない。
ゆえに純潔を奪った相手こそが貞操を守るべき相手であり、愛すべき相手なのだ。
つまり、私に犯された時点でこの司教は、最早エルフの女として相手を選ぶ機会を失ってしまっているのだ。
最早、この女が同族と愛し合う機会はまず訪れない。
「どこの誰とも知らぬ男達に脚を開くか?それとも存在し得ない愛を求めて彷徨うか?」
もし同族に抱かれるとすれば、それは司教と同じく道を踏み外したならず者のエルフ以外に有り得ない。
つまりは、この女には同族や異種族の慰み者として凌辱されるか、
他の男に犯された過去を持つような女を愛することのできる奇特な精神の持ち主に出会う以外の道がないのだ。
そう、私の奴隷となるという、全ての尊厳を失う代わりに苦痛も困難も存在しない道を除いては。

「うっ、うぅ……」
「私のものになれ。そうすれば、私はお前を使い物にならなくなるまで愛してやるぞ。
 私なりのやり方でな。お前は私に犯されて快楽を覚えただろう。それが永遠に続くのだ」
「で、でも……そんな……奴隷だ、なんて……」
司教は私の背中に腕を回し、腰に脚を絡めているにも関わらず、なおも躊躇いを見せる。
しかし、その本心と本能がどちらに傾いているかは、
私の言葉に反応して一々締め付けを強化してくる陰門の反応を鑑みれば、わざわざ考えるまでもなく理解できる。
「私に純潔を捧げ、私だけに奉仕して貞操を守ればよいのだ。
 そうすれば、これまでにお前が感じた快楽を、毎日毎夜の如くお前に与えてやるぞ」
「あひぃ、んっ……!」
大分傾いてきているらしい理性を完全に陥落させるため、私は最奥を抉り込むように突き上げた。
呪文も使っていないにも関わらず、発情しきってすっかり敏感になっている司教は、
たったこれだけのことで軽い絶頂に達し、目を快楽に潤ませて身を預けてきた。
「本当に……毎日、して、くれるの……?」
熱い吐息を漏らし、私の胸板に頬を寄せながら上目遣いで問いかけてくる。陥落した。
「性奴隷として、休む間もなく、壊れるまで使い込んでやる」
「……わかった……貴方のものになる……だから、もっとして……?」
奴隷のくせに交換条件を持ち出してくるとは身の程知らずにも程があるが、今回に限っては大目に見てやることにした。
寛容の心を生じさせるくらいに、この肉壷は心地よいのだ。
「んっ、あぁっ、いぃ……いいよぉ……」
司教は私の返事を待たずに腰を揺すり、勝手に快楽を貪っている。
浅ましい性を露わにし、上下の口から涎を垂らして陰茎を咀嚼している。
ここで主導権を与えては奴隷としての自覚を芽生えさせることができない。
私は尻を掴んでその動きを強制的に停止させた。
「あっ、嫌ぁ、こんなぁ、嫌ぁ、突いてぇっ、止めないでぇ……」
切なげに尻を揺すって訴えてくるが、奴隷の要望など聞き入れる必要はない。
私は固定したままの尻を割り開き、何かを期待するように収縮する肛門を眺めた。
「次はこちらにくれてやるぞ」
私の動きによって掻き混ぜられ、掻き出されて床に滴り落ちた愛液と精液を指で掬い取り、
大きく割り開いた尻たぶの中心で物欲しげに収縮する肛門に塗りつけ、嬲るようになぞってやる。
「ひっ、あっ、そこはぁ……ぁぁ……」
肛門に触れられる未知数の感覚に羞恥と恐怖を感じたか、腰の動きを止めて身を震わせるが、
私はそのような反応に一々配慮してやるつもりなど――心の準備などをさせてやるつもりはない。
しかし、所詮は淫乱なエルフである。肛門を蹂躙するのに、心の準備などは必要なかった。
何度も絶頂に達したことで弛緩した肛門に人差し指を突き入れ、中を掻き混ぜてやると、
苦悶するような表情を浮かべながらも私にしがみつき、微かな快楽の喘ぎを漏らし始めている。
人差し指の太さと動きに慣れ、中指、薬指と差し入れていき、陰茎を受け入れられる程度に
慣らされた頃には、自ら尻を振って指の刺激を求めるまでになっていた。

「頃合だな」
「あっ、ひっん、ぬ、抜いちゃ、嫌ぁ……」
あれほど私を拒絶していた女が、今では陰茎を引き抜こうとするとしがみついてそれを拒否するほどの淫乱となっている。
その事実は多分に私を昂ぶらせるが、だからといって意志を曲げるつもりはない。
強引に振り解き、抜かせまいと締め付けてくる陰門に深々と埋められていた陰茎を引き抜いた。
「あっ、んぅ……」
その刺激だけで軽く達してしまったらしい司教は脱力し、開き切った陰門から精を溢れさせながら身を預けてきた。
私はそれを抱き留めるようなことはせずに無造作に身体を反転させて背面座位の形を取り、
潤滑液としての用を為す淫液に濡れ光った陰茎を緩く開いた肛門に宛がった。
排泄器官から快楽を貪るための生殖器官へと変貌しつつあるそこは、
押し当てられた陰茎を拒絶するどころか、銜え込もうとしてでもいるかのような淫らな収縮を見せた。
「こちらの純潔も奪ってやろう」
その甘い誘惑に積極的に抵抗しようというような男がいるはずもなく、そして私が躊躇するはずもなく、
このまま破裂してしまいそうなほどに昂ぶった陰茎をゆっくりと押し込んでいった。
「あっ、あっ、はぁぁぁぁ……」
窄まりを形成する皺が伸ばされて完全に消えるほどに押し広げられた肛門に、
淫液に濡れ光る陰茎が呑み込まれ始めた瞬間こそ司教は身を強張らせたが、
次第に力を抜いて陰茎を受け入れ始め、全てを内部に納めた頃には満足そうな快感の吐息を漏らすに至った。
「お前は本当に淫らな娘だ。尻を犯されて悦ぶとはな」
「あっ、だってっ、だってぇ……気持ちいいんだものぉ……」
後ろから貫かれ、ゆっくりと陰茎を押し込まれるたびに陰門から先ほどの交わりの残滓を吐き出し続ける司教は、
心底から私を受け入れたような態度と表情を浮かべて振り向き、口付けをねだるかのように唇を突き出してきた。
このまま口付けを与えてやるのもいいが、それでは奴隷としての自覚が生まれない恐れもある。
何の問題もなく私の陰茎を受け入れられるほどに拡張された肛門を縦横無尽に蹂躙してやりながら、
私はこの司教にどのようにして奴隷の自覚を芽生えさせるかを思案し、そして結論を出した。
欲情を抑え切れずに互いに身体を絡めて愛撫を与え合っている奴隷達を手招きする。
「お前達。この娘が零したものを飲ませてやれ」
奴隷達は恭しい態度で頷くと、大きく開脚させた司教の股間に顔を近づけ、陰門に吸い付いた。
「いひぃ、ぁぁ、はひぃっ!?」
肛門を蹂躙される快楽に目覚め、自ら尻を振って高らかな嬌声を上げていた司教は、その刺激だけで達したらしく、
私の胸に頭を叩きつけるようにして身を仰け反らせ、脱力した。
「そら、まだまだ終わらぬぞ」
蠕動する内壁の感触に昂ぶった陰茎に突き上げられ、陰門から滴る精を二人がかりで啜られ、
司教は最早意味を成さない嬌声を上げて腰を振り、陰門から噴き出す愛液を奴隷達に浴びせるのみだった。
しかし、司教だけが快楽を覚えているのではない。
根元までを余す所なく包み込み、隙間なく吸い付き、咀嚼するように収縮する肛門の動きによって、
私自身も今すぐにでも達してしまいそうな快楽を覚えている。
また、奴隷達は互いに舌を絡め合って陰門を探り、啜り取った精を美味そうに口内で転がした後、喉を鳴らして飲み干している。
既に私の命令など忘れているようだ。
「お前達。命じたことを忘れたか?」
「あっ、は、はいっ、申し訳ありません、ご主人様!」
くノ一が弾かれたように顔を上げ、侍が慌ててそれに続く。二人は先を争うようにして顔を司教に近づけると、
快感に喘ぐ司教の顔を固定し、小さな唇を二人がかりで蹂躙した。
無論、ただの口付けではない。奴隷二人の口内には、先ほどまで啜り上げていた私の精がなみなみと湛えられている。
唇を合わせて舌を絡めれば、自然とその口内の白濁液を口移しすることになる。

「うっ、むぐぅぅぅっ!?」
蕩けていた司教の表情が強張り、拒絶するように顔を背けようとする。
しかし、後衛職の中でも最もひ弱な司教が、前衛の上級職二人の力に敵うはずもなく、
口内に溜まっていた精液が強制的に流し込まれたバブリースライムのような粘り気を持つそれが、
その粘度ゆえの緩慢さで喉を下っていくのが喉の動きでわかる。
「どうだ美味かろう?」
三人の奴隷が見せる痴態に更なる昂ぶりを覚えて、司教の愛らしい肛門を犯す陰茎が疼き、一層猛り狂う。
「あっ、ひっ、えぉっ……あっ、あぁっ、ひぃぃ……」
奴隷達の唇から解放されて咳き込んでいた司教は、
直後、体内を貫く陰茎の膨張に気づき、尻を震わせながら掠れた喘ぎ声を上げる。
快楽の連鎖の凄まじさに、全身から力が抜けているのだろう。既に全身を私に委ねている。
しかし、全身から脱力していても、肛門の締め付けが緩むことはなかった。
むしろ、一層きつく陰茎を締め上げ、灼熱した精を吐き出させようと収縮を繰り返してきている。
「あっ、はっ、いい、素敵ぃ……こんな、いい、なんてぇ……」
うわ言のように快感を言葉にする司教は、ほとんど無意識だろうが、私の突き上げる動きに合わせて腰を動かし始めた。
その動きは意識のくびきから解き放たれているせいか、非常に的確で無駄がなく、
一流の娼婦のような超絶技巧が発揮されていた。
何気ないように見えるそれらの動きによって、陰茎全体が蕩けてしまったような熱い快感が生じ、
陰嚢から滾る精が駆け上ってくるような射精感を押さえられなかった。
「よし、下からも飲ませてやるぞ、受け取れ……!」
「あっ、熱っ、出てるっ、いっ、お腹、熱っ、あぁぁっ……!」
火山の噴火のような勢いで精を噴出すると、司教はその熱さに悲鳴のような嬌声を上げて仰け反った。
だが、ただ仰け反っているだけではなく、
仰け反りながらも肛門を締め、尻を押し付け、腰を振りたくり、
更に多くを搾り取ろうとする貪欲さを示してきた。
平時ならばともかく、射精中の私がそれに抵抗できるはずがなく、
陰茎はその責めに合わせて大量の精を吐き出し続けた。
「あっ、はぁ……ひぃ……お、腹……熱い……一杯……あぁ……」
私が充分に精を吐き出した頃には、司教の下腹部はまるで妊娠初期のように膨れ上がり、
明瞭な意識が残っていることは全く期待できそうにない身も心も蕩け切ったようなうわ言を漏らしていた。
旺盛な性欲が満たされ切った風に見えるが、私はまだ満足していない。
私は、満足し切って余韻に浸っている様子の司教の腰を掴み、力を失うことのない陰茎を深く突き入れた。
「んぁひぃぃっ!?む、無理ぃっ、も、無理ぃっ、許し、てぇ……!」
司教が悲鳴とも嬌声ともつかない声を上げて目を見開くが、それは気にする必要もないことだった。
私はやりたいようにやりたいだけやるだけのことだ。その結果、司教が壊れようとそれはどうでもいいことだ。
どれだけ壊れようと、私が行使する神の奇跡の前には無意味なのだから。
私の奴隷となった者は、死ぬことも壊れることも許されないのだから。
「あっ、あぁぁっ、凄ぃひぃぃっ……し、死んじゃう、死んじゃうぅぅ…っ…!」
私は君主の屍に息を吹き込む前に、獣のような声を上げて快楽に狂う司教の肉体を思う存分堪能し尽くすことにした。