今日はヴィガー商店の依頼品を手に入れる為に、 パーティは洞窟に潜っていた。
探索した階のモンスター達は、十分レベルの上がったパーティの敵では無く、無事に依頼品も手に入った。
明日一日は休養を取ることに決定し、明後日から再び洞窟へ潜る事になった。
今夜は冒険者の宿屋に泊まることになった。
宿屋の従業員のジルがパーティを出迎えてくれた。
「コンデ様、今のパーティの皆様とは仲良くされていますか?
 あまりご自分ばかりを可愛いとお思いになっては、皆様から嫌がられて
 天国の奥様もご心配されます」
「そ、そんなことないよ・・」
まるで父を心配する娘のようなジルに、パーティの皆は忍び笑いをして、
先程ローグの弓攻撃に遭い機嫌を損ねたコンデは、口をもぐもぐして反論した。
「じゃ明後日の朝10時にロビーに集合で」
リーダーのホビットのカオルの一声で解散する。
「イーリスさん、アオイさん、おやすみなさい」
「あぁ、おやすみ」
エーリカは部屋に入り、猫足の浴槽に湯を張る。
その間に荷物の整理を済ませて、分厚い修道服を脱ぎ風呂に向かった。
髪と躰を洗った後、湯に浸かり目を閉じる。
「ふう・・」ある人物が思い浮かぶ。「・・テュルゴーさん」
ドゥーハン市職員忍者テュルゴーは、以前市長命令で洞窟探索を命じられていたが、いつも憂鬱そうな顔をしていた。
「ふふ、今はだいぶ話が弾むようになったな」
10階で穴に落ちそうな所を、今のパーティに助けられなければ、
自分の運の悪さと市長を恨んで、奈落の底へ落ちていった事であろう。
だが臆病者とは言え彼は優れた忍者だった。
戦闘が始まれば、踊るような滑らかな動きで、敵に手裏剣を放ち一撃で屠る。
鳥の頭を模した帽子と、入れ墨の入ったしなやかな筋肉の付いた躰も美しい。
以前サキュバスにテュルゴーが襲われた。
一瞬恍惚とした表情を見せた彼を見て、妙に腹が立ったので、
エーリカは驚くコンデを捕まえ、魔法協力でアモークを唱えサキュバスを葬った。
魔物の色香に当てられたテュルゴーに腹立ちながらも、
あの周りを睨み付ける表情がなければ、彼の顔が意外と整っているのに驚いた。
そうだ、自分をかばって毒の矢を受け、エーリカが治療をした時も彼は微笑んだ。
思い出すと、躰が妙に熱くなる。(あ、またなの・・?)
「・・ぁ」
どうやら熱は簡単には下がらないらしい、エーリカは風呂から出た。



部屋で風呂から上がったテュルゴーはベッドの上で柔軟体操をしていた。
躰を酷使する職業の為、手入れには余念がない。
そういえばこの頃あの悪寒が来ても、嘔吐する癖が無くなった。
良いパーティに入れたのが一番の理由であろう。特に僧侶エーリカだ。
パーティ加入前も嘔吐する度に自分を介抱してくれ、今も何かと気を遣ってくれる。
一度食事に誘ってみたら、魔物の研究ノート作成に忙しいと断られた。
でもその後弁当を買って持ってきてくれて、一緒に食べた。
あまり会話も無かったが二人の時間は楽しかった。
寺院からの依頼で、祭壇に寝かされた死んだリーダーの手を、
エーリカが握ったり、反魂の歌を歌い、蘇ったリーダーを見て泣いて喜んだりするのは、
何だか面白くなくて羨ましくて。
茶色の優しげで大きな瞳、ふっくらした薔薇色の頬と唇が可愛らしい。
「いっその事付き合ってくれって頼むか・・」
壁に的を付け、そこに練習用の手裏剣を投げながら考える。
敵に襲われるエーリカを颯爽と助けたら、きっと向こうも悪く思わないだろう。
が、いつも助けてもらってばかりの事実に直面する。
「あー!ろくなとこを見せてねぇ!」枕を抱き締め身悶えする。
エーリカに興味がある男も何人かいると思った、
長く幽閉されていながらも、天才と謳われた錬金術師のウーリや、
さらに手強いところでは、国王オルトードと関係の深い聖騎士のベルグラーノだ。
二人とも凡人とは違うオーラを発しつつも、人当たりは穏やかで皆からの信望も厚い。
エーリカが楽しそうに彼らと話をしているのを見るたびに、
テュルゴーはあまりにちっぽけな自分を嫌悪した。
「・・くそう、ううううう・・、ん?」
いつもの悪寒と吐き気とは違う、柔らかく甘い気配をテュルゴーは感じ取った。
そういえば最近この気配をしばしば感じるが、悪意が感じられない上、
臆病者の為、敢えて無視していた。しかし今日の気配は特に強い。
「・・一体誰だよ」
部屋を出て、辺りの気配を辿る。壁の灯りが暗い廊下に長く伸びる。
どこの部屋の客も既に眠っているようだ。角部屋のドアの前で足が止まる、
「ここか」
ドアは鍵もかかっておらずあっさりと開いた 。
「・・不用心すぎるぜ」
足音を忍ばせて部屋に一歩入ると、ベッドの上で女が自らを慰めていた。
「あ、あ、あ、あぁん!」
「!」
女の正体が解った途端、テュルゴーは慌てて自らの気配を消し、 声を出さぬ様に手で口を塞いだ。
(おい!まじかよ!!)尼僧の普段からは想像もできぬ痴態に唖然とした
エーリカは部屋着を乱し、細く白い指が足の間の裂け目と乳首をまさぐっていた。
小さな喘ぎと、裂け目から湧き出る愛液の音がテュルゴーを追いつめる、
ぴちゃ、ちゅくっ・・。「あ、あ、やぁ・・」
テュルゴーの躰にもはっきりと変化が起きていた。(や、やべえ・・)
普段とは別の恐怖にかられ、股間を押さえつつドアに向かってそっと後ずさった。
(今出ればばれねぇ、これは俺だけの秘密だ・・)
「はあぁっ・・テュルゴーさん・・!あぁっ!!」
「!」
こちらに気づいた訳でもないのに、エーリカが自分の名を呼んだ。
(え・・!?)
ドアノブに手をかけようとしたテュルゴーは固まった。
頭の中で何かが弾けた。そっと近付きベッドの傍らに立つ。
まだエーリカは気づかず、愛欲にふけっている。
「う、うあ、あん・・テュルゴー・・さん・・」(あぁ!気持ち良い・・)
しばらく自慰する尼僧を木愚の様に凝視した後、テュルゴーは自分の知覚力を呪いつつ腹を決めた。
女性に対しては臆病者ではないつもりだ。
(・・俺もあんたも悪い)
大きく深呼吸し、エーリカに覆い被さり、躰を抱き締めその唇を奪う、
「んんっ?!んむうぅぅ・・!」エーリカは初めての口づけが奪われた事に混乱した。
柔らかい唇が男の唇に何度も挟まれ、少し口を開けた途端に、舌が侵入してきた。
「ん!ん!んんんんん・・!」(だ、誰なの?!)
並びの良い歯列にも舌が這う。 テュルゴーはエーリカの柔らかな唇と舌に酔いつつも、
少しでも安心させるため艶のある黒髪を手で梳いた。
エーリカはようやく相手の抱擁を振り解き、口から涎を垂らしつつ、侵入者の顔を見た
「!!・・テュルゴーさん・・」
「あぁ、俺だよ・・」
その瞬間エーリカは部屋着の襟を掻き合わせ、壁に後ずさった。
「はあっ、ど、どうして・・?」
「あんたが俺を呼んだ、それでここにたどり着いたんだ」
「ち、違います・・あの・・出て・・いって下さい・・」
エーリカの至極まともな懇願にテュルゴーは苦笑した。
想像の性交相手が突然現れたら、どんな気持ちなのだろう。
しかし、テュルゴーはエーリカの怯えに隠された色欲を敏感に感じ取った。
耳元で囁く。「あんたを抱きたい」
「!」
いつもの忍者とはかけ離れた大胆さに尼僧は驚いた。
テュルゴーはエーリカに近付き、強く抱き寄せた。
「あ、いや・・」
耳から首筋にかけて唇を這わせる、
「んん・・、や、やぁ・・」
同時に部屋着の襟元から手を入れ、エーリカの胸をやわやわと揉み上げた。
「あっ!あ、だ、だめっえっ・・」
エーリカは弱々しく頭を振りつつも敏感に反応した。
テュルゴーは襟元を大きく広げた、先端に硬く立った朱鷺色の実のついた、
たわわな二つの果実がぷるんと零れ出た、「あ!」その美しさにテュルゴーは感嘆した。
右胸を揉みつつ、左胸の実に音を立ててしゃぶり付いた。
その柔らかさと甘さを存分に堪能する。
「きゃううっ・・!」エーリカは仰け反った、同時に固く閉じられた脚も段々開いていく。
テュルゴーは悪魔の様な周到さで、柔らかな太股に手を這わしエーリカの中心へ
ゆっくり迫って行く。
「あぁ、あ、テュルゴーさん、や、やめ・・んん!!」
拒否しているはずなのに、甘い喘ぎが出ることにエーリカは戦慄した。
唇が奪われるのと、人差し指と中指で裂け目が嬲られるのは同時であった。
「んんんっ!!」さらに親指で真珠が弄られる「うぅぅぅぅん!」
外気に晒され自慰と男の愛撫の為、花は恥ずかしい程に潤っていた。
テュルゴーは花から溢れ出る蜜を真珠と裂け目に塗りつける。
「俺をおかずにしていってたのか?悪い尼さんだ」
「ち、ちがうぅぅ・・あ、あ、あ・・」
言葉責めに尼僧は泣いて反論するが、すぐ快感の虜になる。
(そろそろだな・・)テュルゴーは服を脱ぎ捨てた、
細身だが贅肉のない鍛え上げられた躰が露わになる。
エーリカは目を伏せようとしたが、大きく勃起したテュルゴーに目が釘付けになった。
性器には静脈が走っていた。「あんたも脱ぐんだ」
テュルゴーはエーリカの部屋着をも剥ぎ取り、大きく脚を開いた。
「や、やっ!!」
紅潮したあどけない顔、豊かな胸、くびれた腰、白桃の様な尻、
柔らかな陰毛の下で、さらなる刺激を求めてひくつく濡れた花と真珠、
その下の窄まりが、忍者の前に露わになる。
彼は美しい躰をじっくり視姦した。
「綺麗だ」
高級娼婦でもここまでの躰の持ち主はなかなかいなさそうだ。
「あ、み、見ないでぇ・・」尼僧は顔を背けて涙した。
(初めてならもっとほぐしてやるか)テュルゴーは股間に顔を埋めた。
「あ、だ、だめっ!」
太股に口づけ舐め上げ、女の匂いを嗅ぎながら舌で花を愛でた。
「ひゃああああああああぁん!!ああっ!や!」
初めての感覚と男の傍若無人な振る舞いに、尼僧は翻弄された。
忍者は尼僧の真珠に吸い付き、裂け目を舌で解す。卑猥な水音が尼僧を追い詰める。
「いやぁ!き、汚い、や、やだぁ・・テュルゴーさん・・」
逃れようとしても、しっかり腰を抱え込まれる。
「んん、あんたの、美味しいよ・・」
「い、いあぁぁぁぁ!!」
テュルゴーの舌の動きが早く激しくなる。

エーリカは細く喘ぎながら頂点に達した。
「・・・・・あぁぁ・・」
仰向けに倒れ、目を閉じ小さく痙攣していたが、しばらくすると
気怠さに抗ってゆっくりと上体を起こした。
まるで猫の様にテュルゴーに擦り寄り胸板に頬ずりして、乳首に吸い付く。
「あくぁああ!」
そしてテュルゴーの股間を潤んだ瞳で熱く見つめ、 手で握り優しく擦る。
「う、うっ、エーリカ・・?」
(これが、男の人のなんだ・・)
思わぬエーリカの行動にテュルゴーは驚いた。
やがてエーリカは男性器に口づける。
ちゅ、ちゅくっ
「うあ、あぁ・・」
テュルゴーは性器にかかる吐息に身悶えした。
エーリカは口を開けおずおずと銜えた。
「くああっ!」
「んん・・」
最初は覚束ない動きであったが、やがて慣れてきたのか、先端を唇と舌先で嬲り、
頭を動かし茎をしゃぶる。涎が茎に絡みつく。(テュルゴーさんの大きい・・)
じゅるっ、じゅぽっ、れろっ、じゅぽぽぽぽ・・
「お、おい・・」(・・う、うまいな、どこで習ったんだよ?!)
尻を高く上げ、顔を陰毛に埋まる程懸命に自分に奉仕するエーリカに、
テュルゴーは追い詰められる。
「あ、あふっ、ご、ごめん」
思わずエーリカの頭を掴み、自分の腰を大きく動かす。
「うぐ!?んんん!ぐうううう!」
見るからに苦しげなのに、エーリカは口唇愛撫を止めない。
(・・気持ち良いんですね・・もっと感じて・・)
じゅるるる、ぐぷっ、じゅぽっ・・。
「あ、エーリカ、で、出ちまう!うわあぁぁぁぁぁっ!」
テュルゴーの精子がエーリカの口内を汚した、
「んうぅぅぅぅぅ・・」
エーリカは残滓もちゅうちゅうと吸い取った。
「んあっ!おい、汚ねえよ、吐き出せ!」
焦るテュルゴーの目を見据え、エーリカは全てを飲み下した。
「・・ん、んくっ・・んん・・」
「ば、馬鹿、汚ねえのに・・」
テュルゴーは射精した為か少し冷静になった。
こんな事が万一周囲に知られたら、エーリカはサレム寺院から追放され、
ハリスにも戻る場所などないのではないか。
先程まで悪の属性を前面に出していた癖に、今は臆病者の素顔が現れる。
そんな彼を誘惑するかの様に、エーリカはテュルゴーの首に腕を回し、
唇にキスをした。舌も絡めてたっぷりしゃぶる。
「んんんんん!」「汚くなんてないです・・」
再びテュルゴーは勃起した。それを白く細い指でエ−リカは擦り上げる。
「うあ!や、やめて、くれ」
「嫌です」
甘い拒絶にテュルゴーは唖然とする。
「テュルゴーさん、続けて下さい・・」
「いや、で、でも・・」
「・・寺院での勤めは私の使命でした・・でも、今は信頼できる仲間と
 一緒に理想の為に洞窟へ潜っている、それだけで満足しようとしたんです、
 でも、私はその中の一人を欲しくなったんです・・」
エーリカの目から涙が溢れた。
「・・あんた・・」
忍者は自分が抱いていた劣情が恥ずかしくなった。
尼僧は懇願する様に自分を見詰める。
テュルゴーはエーリカから視線を外し、目を閉じてため息をついた。
「途中で嫌がってもやめねえからな・・」
「・・はい・・」
エーリカのその従順さを見て、大事に慈しみたい気持ちと、陵辱し尽くしたい気持ちが墨流しに入り交じる。
忍者は尼僧を抱きすくめて口付けた後、ゆっくり組み敷いた。
「あ、あぁあ・・」
自分を握り、エーリカの裂け目へと近づける。
亀頭で裂け目と真珠をくちゅくちゅと弄る。
「あ!や、やあぁ、は、早く・・」
抗議にテュルゴーは苦笑した後、裂け目をぱっくりと開き、ゆっくりエーリカの粘膜の中へ押し入る。
じゅぷうううううううううう。
「う・・」
膣内はたっぷりと濡れてはいたが、狭い締め付けにテュルゴーは抗って進む。
「ぎっ、いあっ、痛いぃぃぃぃぃぃぃぃ・・」
あまりに大きな圧迫感と激痛にエーリカは泣いた。
「うぐぅ・・」(はぁ、夢みたいだ)
痛みに必死に耐えるエーリカの涙を唇で吸い取ってやる。
しばらく馴染むまで動かないでいたが、やがて少しずつ腰を動かした。
「動くよ・・」
柔らかい口づけを落とす。
「はい・・、ぁ、ぁ、あ、」
小さな細かい刺激に、 エーリカの痛みは経験した事の無い快感へとすり替わっていった。躰の力も抜けていく。
じゅぷっ、じゅるるる・・
「は、はふっ、あ、あん・・」
「んん、いい・・」
テュルゴーはエーリカの感じやすい所を的確に嬲る
「ああああああっ!」
エーリカの腰も自然にさらなる高みを求めて動き出す。
「はっ、あ、い、んんんん!ああっ!」
テュルゴーは小さく笑い、 エーリカから自分を抜いた、ずるるるるっ!愛液と破瓜の血が絡みついている。
「ふああっ!!や、抜かないで・・」
テュルゴーは仰向けに寝そべる。
「じゃ、あんたが上になんなよ・・」
エーリカは顔を赤らめつつテュルゴーに跨った。
おずおずとテュルゴーを握り、自分の中へ導く。
「んああああああああ・・」
「・・あぁ・・、自分が気持ちいいように動くんだ・・」
エーリカはテュルゴーの胸元に手を置き、前後に揺れだした。
ずちゅ、ちゅぐ、ぐちゅっ・・。
眉根を顰めて快感に耐えるテュルゴーを見ていると、
男を犯すサキュバスの気持ちがわかる気がした。次第に腰の動かし方も大胆になる。
「うわっ、ん、んん・・」
「あぁ、ひあ!き、気持ち・・良いですか・・?」
エーリカは涎を垂らしながら、自分の良いように動く。
「あぁ、あんたいやらしすぎるよ・・」
「やぁあ・・テュルゴーさんだって・・」
テュルゴーは下からエーリカの乳を揉み上げ、気まぐれに真珠を弄る。
「あ、ああああん!テュルゴーさん、だめぇ・・」
(く、か、可愛すぎるぜ!)
テュルゴーは耐えられなくなり、
上半身を起こし、そのままエーリカを抱き締め下から何度も突いた。
「あ、ああん!あ、いい、き、気持ち良いっ・・!テュルゴーさん、
 こ、怖い・・、おかしく・・なっちゃう・・」
未体験の感覚にエーリカは怯えた。
「っ!・・大丈夫だ、俺が側にいる・・そのまま身を任せろ・・」
(・・テュルゴーさん)
互いに激しく唇を求め合った。愛おしくて腰の動きもますます大きくなる。
ちゅぐうう、ぶちゅるっ、ぐぬぷっ・・・。
「あんたが・・好きだ・・大好きだ・・」
「あ、んん!嬉し・・い・・、私も大好き・・です・・あぁ!」
思わぬ告白にさらにエーリカは潤い、締め付ける。
テュルゴーは正常位でエーリカを追い詰めた。
ぱん!ぱん!ぱん!!
限界が近いことを彼らは悟った。躰も心もぴったり重なるのがわかる。
「くああ!もう、だめだ、あ、出る・・!!」「きゃっ、あ、テュルゴーさん、きて・・」
外に出そうとしたが、エーリカの中がしっかり締め付ける。
「「あああぁっぁぁぁぁぁあああああああああああ!!・・んん」」
先程よりも長い射精がエーリカの膣内を満たし、
テュルゴーの暴発が止むのにはしばらく時間がかかった。
「・・あ、あぁ・・テュルゴーさん、ありがとう・・」
「エーリカ・・」
二人は何度もキスを交わし、繋がったまま意識を手放した。

これから何があっても、
危ない時はエーリカを先に逃がして、
自分も後から逃げて共に生き延びてやる。
「この力もそう悪くねえなぁ・・」
大きな喜びがテュルゴーの心を満たした。



翌々日洞窟に入った途端パーティランクが上がった。
首を捻るメンバーと、こっそり微笑み合う2人がいた。