五つの試練は自分でダンジョン作れると聞いて
ラスボス「男のロマンを盛り込んだダンジョンを作りたい」
変態紳士「ドキッ!サッキュバスだらけの地下洞窟ですか?」
ラスボス「違う。裸の女のみが入れるダンジョンだ」
変態紳士「入ってくる女冒険者いますかね?」
ラスボス「そこはほれ、宝箱に若返りの石をいれときゃ大丈夫」
変態紳士「なるほど。しかし裸だと死の危険が大きいので参加者は少なそうですね」
ラスボス「勿論その辺は考えておる。スペルユーザーばかり揃えてACの概念を取っ払っうのだ」
変態紳士「防具が無くても戦えるように配慮する訳ですね」
ラスボス「勿論向こうが全裸である以上、こちらも全裸で迎え撃つのが紳士のたしなみ」
変態紳士「御意」
ラスボス「概要は以上だ。ダンジョンの改造を頼んだぞ」
変態紳士「かしこまりました」
数ヶ月後
変態紳士「報告致します。今月もガード役の志願者が大量に来ています。元冒険者も多数おり、ますます守りは強固になるかと」
ラスボス「ぬぅ、それは良くないな」
変態紳士「と、申されますと?」
ラスボス「ただでさえワシの所まで辿り着ける女冒険者がおらんのに、これ以上守りが堅くなっては益々来なくなるではないか」
変態紳士「なるほど、それは盲点でした」
ラスボス「下っ端ばかりが美味しい思いしてワシだけおあずけは我慢ならん!今日からはワシも一般ガードとして冒険者を迎え撃つ!」
変態紳士「そ、それはお止めになった方が宜しいかと」
ラスボス「止めるな!さあ待ってるがよい、女冒険者どもよ!」
くノ一のこうげき。
ラスボスはくびをはねられた!
(スタッフロール)
変態紳士「あーあ、だから止めたのに」