ローブがないと気付いたのは戦闘後の宿での事だった。
私―メイジのパピ子(仮名)という名前で出ています―は今日のダンジョン探索のあと汗を流そうと宿の風呂を借りたのだが、
部屋着に着替えた後の脱衣カゴを見ると、自分のローブが消えていたのだ。
それに、自分の下着まで。
盗まれたにしても、何故ローブなんていう
* そんなものには きょうみがありません *
位の勢いで買い取られるような安いものを盗んで行ったのだろう。
しかも下着…となると、やはり。
「う〜ん、そりゃ変態さんのしわざだな」
「や、やっぱそうですか」
はぁ、と私は溜息をついた。
訪れたスイートの一室、その部屋の主であるケメ美(仮名)姐さんは私にきっぱりと言い放った。
私は明日の迷宮探索の打ち合せのついで、なんとなく相談してみたのだ。
そしてその答えは想像通りだったといえよう。
よりにもよって、下着ドロである。
彼女は私より2コ上だが、その性格も体型も、既に私なんかより立派に大人びている。
勿論経験豊富で、迷宮に潜っても余裕な時は、私にあれこれ下世話な話をしてくる。
それ自体悪い事ではないが、
「○○のパーティの××ってさ、身体でかいわりにちんこ小さかったわー。ありゃ期待外れもいいとこ」
と寸評するのはヤメテクダサイ。マジで。まあつまり、それくらい経験豊富と言うわけで。
2年後、私が彼女の年齢の18になっても、足元に及ばないかもしれない。
いや、及ばないだろう。
それはきっと彼女の盗賊足るゆえんなのだろう、と私は勝手に結論付けた。
全国のシーフの方がたゴメンナサイ。
「最近流行ってんのよ、下着の盗難。
さすがにシーフの連中から盗むヤツはいないけど、 若い冒険者の子とかは結構やられてるらしいんだわ。
特に、あんたみたいに可愛いエルフはね」
可愛いエルフのくだりはともかく、そうだったんですか、と言うものの気が重い。
お気に入りの1枚とかそういうのもあったが、
なにより他人が自分の下着で何をするのかと想像すると、
気持ち悪いというかブルーと言うか、凹むというか泣きたいというか。
ボルタックで高く買い取ってくれるんなら、私も売りに行くんだけど、
と言う彼女の ブルセラまがいの発言には心の中でオイオイと突っ込んでおいた。
「まあいいじゃないの、パンツの1個や2個くらい血気盛んな男たちにやってやっても。
金がないと女も買えないし、それに迷宮ん中でレイプされるよりはマシでしょ」
としれっと言うケメ美さんのポジティブ具合に、私は涙した。
そして素敵です、でもそれってどうよ、と ―また心の中で―突っ込んでおいた。
所は冒険者の宿の2階。
主に男性冒険者に開放されている、ベッドしかない狭い部屋がある階だ。
私はケメ美姐さんの
「ポコペン(仮名)のヤツに5,000GP貸してるから、悪いけど取り立てに行ってくんね?」
という、言わばパシリに遣わされて、この2階くんだりに来ていたのだ。
212号室。ポコペン。ここだ。
ポコペンさんは私やケメ美姐さんと同じパーティの戦士の1人だ。
半年くらい一緒に戦っているが、私と同じ歳の人間でそこそこ強いし、そこそこカッコイイ。
ぶっちゃけて言えば、少しポコペンさんに惹かれている自分がいる事も―事実だった。
(そういえばポコペンさんの部屋来るの、初めてだなあ…)
ノックしようと裏拳を握ったとき、ドアが緩く開いている事に気付いた。
中にいるのだろうか、と思い隙間に顔を近づけると、中から荒い息遣いが聞こえてきた。
「パピ子…はあ、はあっ」
隙間から見えたのは、
私のローブを左手で掴み顔に埋め、右手で私のパンツを掴み、その下で―
自分の…アレを激しく擦っていたのだ。
唐突に視界に入ったその光景はあまりにも衝撃的で、
というかバディオスを食らった時のように心臓がキューっとなるのが分かった。
―ポコペンさんが、下着ドロの犯人…?―
ショックだったが、それよりも彼が自分の下着やローブでこういう行為をしている事が、なぜかイヤではなかった。
(ポコペンさんが―自分のあそこを、私のパンツで包んでしこしこって、してる…)
その光景に、釘付けになってしまった。
胸が高鳴る。
顔がポーっと、熱くなる。
手が。手が、自分の股間を求めている。
今まで自分のあそこを弄って気持ちよくなった事は何度かあった。
ポコペンさんにエッチないたずらされるのを想像しながらすると、その手の小説とかなんかよりずっとよかった。
形はどうであれ、ポコペンさんが私を想像しながら気持ちよくなろうとしているのを覗き見ると、
私の中でゾクゾクとした背徳感が生まれているような気がしたのだ。
くちゅ、と自分のあそこを下着越しに触れた。
濡れてる。
そのまま、中指を生地越しに立て、スライドさせる。
びりびりと背中を電気が駆け巡る。
モリトなんか比べ物にならないほどの電撃。それは快楽の信号だ。
ポコペンさんが前後させる手の動きが早まる。
それに応じて、私の指も激しい動きに変わった。
自分のパンツがあっという間に濡れ、ぐちゅぐちゅと音を立てているのが分かった。
いつもよりも圧倒的に早い濡れ方に少し恐怖した。
しかしそれもほんの少しの事、それさえも快楽の糧にしてしまった。
(すごい濡れてる…ポコペンさんが私で1人エッチしながら、私もそれを見て…エッチな事してる…!)
視界の向こうでは私の名前を呼びながら、凄い勢いで手を動かすポコペンさんの姿があった。
「い、イくよ…!パピ子、イくよっ!」
(わたしもいく、いっちゃう…ポコペンさんのを見ながら、いっちゃうよぉ…っ!)
うっ、とポコペンさんが叫ぶと、彼の手にした桃色のパンツに、大量の白い液体が流れ込んでいるのが見えた。
それを見ながら、私も自分のパンツにあの白いのが入ってくるのを想像し、果ててしまった。
(…私のパンツとローブで……ポコペンさん…私の事好きなのかな…?)
しばらく余韻に浸っていた私だったが、ここが廊下だったと思い出すとすぐスカートを直し、その場を離れた。
それから数分たっただろうか。
ポコペンさんの部屋に友人と思われる男の人が訪れ、何事もなかったように 彼は部屋を後にした。
友人らしき男性と話す笑顔は先刻までの表情とはまるで別人に思えた。
「ポコペンさん…」
階段でその様子を覗き見ていた私はなぜかふらりと立ちあがり、彼の部屋の前まで来てしまった。
まるで別の意志があるかのように、もしくはそれが決まりきった出来事であったかのように、
私は自然にドアを空け、彼の部屋に入ったのだ。
残り香だろうか、妙に青臭い匂いが部屋を包んでいた。
ベッドの白いシーツの上に、私の薄い生成りのローブと、白で汚されたパンツがあった。
それをそっと、掴む。
白の液体は既に透明に近い色になり、ぐじゅと手を汚す。
その音が合図かのように、強い精の香りが鼻腔を刺激した。
大量に液体を含んでいたパンツからドロリと白の固まりがはみ出し、手を伝って床に落ちた。
その一連の光景に、私は目を離せないでいた。
彼は私の事を想像してこんな事をした。
でも―下着を盗んだのは最近頻繁に行われていた。 もしポコペンさんが犯人だったら、私以外の人のパンツで、私以外の人の名前を叫んでいたのだろうか。
もしそうだったら―いや、もしそうだとしても。私は。
俺―戦士のポコペンという名前で出ている―は、今日のダンジョン探索のあと汗を流そうと風呂に入ろうとした。
そう、入ろうとした所までよかった。そこで、俺の出来心が暴走を始めたのだ。
宿の風呂は浴槽こそ男女きっかり分かれていたが、脱衣所は扉1枚で行き来できるようになっていた。
実際、そこから他の女の下着を盗んだりする「下半身冒険者」が増えていた。
しかしもし見つかりでもしたら、女ファイターなら撲殺、メイジなら黒コゲ、シーフなら足ついて社会的ロストと
いわれてて非常にリスクが高く、一部の童貞どもがやってる行為だったのだ。
だが、童貞なのはオレも変わりなく―今風呂場にいるのがあのパピ子と聞き、そのローブとパンツを盗った。
勿論罪悪感はあったが、あとでこっそり脱衣所に放って置けば大丈夫だろうとアホな事も考えていた。
そして、それらを使ってオナニーをした。
ローブには彼女の愛用しているであろう石鹸の匂いが漂い、パンツも嗅いだ事のない不思議な香りで俺をトリップさせた。
ただ―出してしまった後で、一抹の不安や後悔の念が俺を責めたてた。
だが、メイジの中で可愛いと言われ、他の男どもから人気のあった彼女の下着類でオナニーできた俺は―最低だろうけど―幸運だな、と思ってた。
だが。
そう、だが、こうやって俺の部屋で彼女がオナニーしていた事に、俺はパニックになっていた。
(ぱ、ぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぱぴぴ子がな、なななななななななぜあせdsrftgyふじこlp)
白いシーツの上で下半身だけ裸になって座り、右手で俺のザーメンのついた自分の下着をあまがみしながら左手で自身の割れ目を必死に擦っている。
知り合いとメシ食って帰ってきたとき、部屋のドアが開いてる事に気付いた俺は、中で女の声がする事に気付いたのだ。
それが、あのパピ子だった。
彼女はオレが盗んだと知っていたのか?それとも俺がオナニーしていたのを見ていたのか?
いろんな憶測が飛び交う、が―
…これは、チャンスなのでは?
出来心が、暴走どころか爆走しはじめた。文字通り「火」が付いたのだ。
俺はその瞬間、自室のドアを行きおよく開けていた。
「きゃっ!ぽ、ポコペンさん…!」
俺が帰ってくるとは思っていなかったのだろうか、それともそんな事を考える暇もなく
自慰行為に及んでしまったのだろうか。もしかしたら両方かもしれない。
彼女はオレが入ってきたのを感じ取ると目を大きく開き、正座をして両手で股を隠すような格好になった。
オナニーしていた時よりも、顔がボッと赤くなっている。
「ん?パピ子か…俺の部屋になんのようだ?パンツも履かずに」
俯いたまま耳を真っ赤にし、それは、とかええと、とかいうパピ子を見ると
余計に苛めたくなる願望が首をもたげてきた。
俺は彼女が座るベッドの前に仁王立ちすると、彼女が噛んでいた俺のザーメン付きパンツを摘み上げた。
あっ、とパピ子は言うがすぐ目を伏せて恥ずかしそうにする。
「俺の精子がついた自分のパンツに何をしてたんだ?」
う、と彼女は唸って黙るが、俺はそれを許さなかった。
その時、もし鏡があったなら俺の顔はトレボーなんかよりも悪い顔をしていたに違いない。
ニヤニヤと笑っているだろう顔で、パピ子の頭に手で触れる。
彼女はビクッと反応しこちらを見た。「なあ、何してたんだ?」とオレは再び言う。
自分で言うのもなんだが、この時の俺はサディスム全開だった。
もしグッドのパーティに入ろうとしていたなら、凄い勢いで拒否されていたに違いなかっただろう。
「か、噛んで…ました」
「まさか噛んでただけじゃないよな?噛みながら、どうした?」
うう、と言って涙目になるパピ子。なあ、どうしたんだ、と言う俺の言葉や
下半身裸という羞恥心に堪えかねてか、ついに口を割った。
「す、吸って…吸ってました…」
「なにを?」
「せ…精子を…私のパンツについたポコペンさんの精子を、吸ってました…」
消え入りそうな声で彼女は言った。その肩はぶるぶると震えていた。
「吸いながら…なにしてたのかな?」
「す、吸いながら…エッチな事、してました…自分であそこを…弄ってました…」
「ふうん、俺の残ったザーメン吸いながらオナニーしてたんだ。変態さんだな、パピ子は」
ここでオレのサド願望は最高潮に達したと言っていいだろう。わが息子もズボンの下でギンギンだ。
しかし。
そこで、状況が変化した。
ベッドで正座してたパピ子が急に立ちあがり、眉を吊り上げて涙目で俺を見ると、 どん、と俺を突き飛ばしたのだ。
メイジの力だったのでこける事は無かったが、彼女からは殺気めいたものを感じた。
「ポコペンさんだって―今までに私以外の人の下着盗って、ヘンな事してたんでしょう!
だったらあなたも変態です!ポコペンさんなんて―だいっきらい!」
大嫌い―ずがん、とトロールに殴られた以上の痛みが頭に襲ってきたような気がした。
違う、それは誤解だ―
「それは俺じゃない!今回が最初だったんだ」
「手始めに、同じパーティの私だったんですか?」
「だから違うって!お前が好きだから、俺は―」
と言ったところで、はっと、気がついた。
俺の顔が赤くなったのが分かった。
言った。
言っちゃった。
一瞬、2人目ともを合わせてきょとんとすると、パピ子が優しいような泣きそうな顔になって―俺に飛びついた。
「ぱ、パピ子…?」
「私も、すき」
さっき大嫌いって言ったじゃん、と言う暇もなく俺はそのまま彼女をベッドに押し倒した。
さっきの言葉攻めですっかり怒張したちんこは多少萎えたとはいえ、もう限界に達していた。
それが彼女の言葉で、関が吹き飛んだ。
「やっぱり濡れてる…」
「いや、言わないで…」
つい先刻まで自慰行為をしていただけあって、彼女の割れ目からは透明の液が溢れ、肛門まで続く通路をしとどに濡らしていた。
そして、クリトリスは控えめな自己主張をしただけで少しだけ顔を覗かせているに留まっている。
「俺の事思いながらやってくれてたんだ」
「………ぅん」
ぽつり。
その言葉がスイッチで、俺の指が彼女のクレバスを蹂躙しにかかった。
くっと開くと綺麗な桃色で彼女の女の子とちいさな窪みがおで迎えしてくれた。
「やあっ、開かないで」
「なんで?かわいいよ」
そのまま、口付ける。
ひゃうっ、とパピ子は言うとビクッと震えた。
舌でクリトリスを舐めあげると身体が跳ねる。
やっぱりここが気持ちいいのかな、と童貞なりの知識を振り絞ってみた。
でもまだ俺は彼女の見たい場所がある。
「上着、脱いで…」
真っ赤な顔で伏せ目がちに視線をそらすと、「うん…」と言い、パピ子は自分のブラウスのボタンを外し始めた。
6個ある錠前が外されるまでの時間が、俺にとって夕暮れから夜明けまでに感じられた。
それほど緊張していたのだ。
薄いブルーのキャミソールがたくし上げられると、控えめな双房が姿をあらわした。
膨らみは僅かにだがあり、その先端には小指の腹ほどに膨れた乳輪と、白くそして微かに勃起した乳首が可愛らしく鎮座していた。
俺はそれを見るや否や、思いきりしゃぶりついた。
きゃっ、とパピ子が言った気がするがそんな事はおかまいなしにと
舌で乳首をなで上げる。
ちろちろと刺激し、おもむろに吸ってみる。
とにかく、俺はパピ子のおっぱいに夢中になってしまったのだ。
「ポコペンさん…赤ちゃんみたい」
パピ子が照れたような、困ったような表情で俺に言った。
でも赤ちゃんはこれ以上の事はしないぜ。と言い、
俺はパピ子から離れて膝立ちになると、ズボンでハチ切れんばかりに肥大した自分のイチモツを取り出した。
ぶるんと、弓がなるような音を立ててそれは開放された。外気がひんやりと気持ちいい。
それを見たパピ子がエルフ特有の長い耳までをも真っ赤にしてわあ、と呟いた。
「触ってごらん」
うん、とパピ子はおずおずと触れる。竿に触れ、カリ首に指を這わせ、亀頭を手のひらで包み込む。
そしてそれが義務であるかのように、彼女は舌で俺の尿道にツン、と触れた。先走り液が垂れていたそこを
ちゅう、ちゅうと吸う様は今まで味わった事のない別次元の快楽だった。
「言っとくけど、わ、私…こんなことはじめてだから、ね」
額に汗を浮かべて目を閉じ、乳飲み子のように俺のちんこを吸う。たぎりが腹の奥から沸きあがるのが分かった。
「も、もういい…だから…」
パピ子は俺の亀頭から唇を離した。
くぱ、と音を立てて透明な糸を引いたがそれはすぐ霧散した。
「うん…いいよ…」
彼女は少し恥ずかしそうに自分のローブ―俺が盗んだヤツだ―を口元でキュッと握り締め、足をゆっくり開き始めた。
もう、限界だった。
「ぱ、パピ子ォッ!」
「え、あ、やっ、あ…!!」
ずぶ、と彼女の中に俺が侵入する。
思ったよりもキツイが、場所はここで間違いないみたいだった。
「い、いっ…痛…」
「ち、力抜いて…はいんないから」
ず、ずっと音を立てているような感触でゆっくり俺はパピ子を貫いて行く。
俺の肉が、彼女の肉の器に収めようともがいているのだ。
やがて我慢しきれなくなった俺は無理矢理彼女の奥まで突破した。
「―あっ!!い、いた…痛、あっ!!」
「ごめんな、ごめん…止まらない…」
奥まで入った後は俺はひたすら腰を振りつづけた。
パピ子には悪かったが、彼女に気を止める余裕はなかったのだ。
じゅぶぅ、とイヤらしい液体をまとわりつかせながらはみ出た肉の棒を、再び彼女に打ちつける。
頭がどうにかなりそうなほどの心地よさ。
自分自身を締めつけるパピ子の膣や胎内に俺は酔いしれていた。
「ポコペンさぁん、私、私…」
「イく…イっちまう……ッッ!!」
ものの数分だったが限界だった。
情けないが、俺も初めてだったから精を吐き出すリミットはあまりにも短かった。
だが膣内はさすがにマズイと思った俺は腰を引こうとした、が―
蟹ばさみ。パピ子の細い足が俺を掴んで逃さなかった。
「ちょ、待―」
その瞬間、ぱちんと頭の中で何かが弾けた。
刹那、精液が止めど無く吐き出される。
どぴゅどぴゅ、と聞こえたような気がした。
プルプルと膣も肉棒も震え、ザーメンのタンクがなくなるような勢いで俺の身体から精子が放たれて行ったのだ。
―す、すげえ…セックスって、こんなに気持ちいいのか―
「あ…熱いよ…ポコペンさんのエッチなお汁、パピ子のお腹にいっぱい入ってくる…
熱い、よ…」
かくん、とパピ子はそのまま失神してしまったように力なくベッドに崩れた。
しばらくして白濁が全て吐き出されたのを確認すると、自分のものをそっと抜く。
どろ、と白い液体があふれ出てきたかと思うと、中から赤い血が混じり、やがてマーブルからピンク色になってシーツを汚した。
「まだ…私いってない…」
パピ子がそう言って、もう何度目だろう。
パピ子自身も何度もイってるハズなのだが、それでも飽き足らないらしく1時間たって、現在5回戦中。
こいつの前世はサキュバスか。
「ぱ、パピ子さん…わ、わたくし限界なんですケド」
「もっと…もっとガンバって」
死ぬ。
俺は2度と人のパンツを盗むまいと心に決めた。
いや、これはこれで美味しいのだとは思うけど、
もうちょっとスマートな方法が…
「ポコペンさん、キスして」
トロンとした目で、上気させた顔を湛えてパピ子は求めた。
まあいいや。こういうカタチがあってもいい…よね?
おしまい