魔術師ワードナの迷宮の地下四階。
忍者や巨大虫、アンデッドなどが群れるこの階層は、
ブルーリボン入手なども絡む、冒険者にとって最初の関門だ。
だが、この男にとっては大した場所ではない。
そう、レベル100を超え、股間を隠す褌以外の装備を必要としない
この忍者にとっては、一人でこの階層を歩くなど、造作もない。
事実、彼の身体に触れたモンスターは一匹たりとていないし、
彼の手刀を喰らわなかった者もまた、いなかった。

「…………」
彼は再びモンスター配備センター付近の警報装置を鳴らした。
もう、かれこれ十回は鳴らしている。それというのも、彼が狙っている
あるモンスターがなかなかやって来ないからである。
「ちっ、またシェイドか」
褌一丁の忍者は、警報によって現れたシェイドを必殺の手刀で斬首刑に処す。
「次こそは……」
再び、彼は警報を鳴らす。
「………よしっ!」
唐突に、彼の表情に喜悦の色が浮かんだ。
「あらやだ、裸の男が一人よ」
「やーねぇ」
現れた相手――それは、彼が待ち続けていた、尼僧の集団だった。
彼の行動は迅速だった。
流石はレベル100を超えた忍者である。
尼僧達の油断に付け込み、彼女らがメイスを振りかぶる間も呪文を詠唱する間も与えず、
短い呪文を唱えた。
レベル2の僧侶呪文、マニフォである。
ビショップからの転職である彼は、 全ての呪文をも身に着けているのだ。
「!?」
自分達が何をされたのかもわからぬままに、全員がその動きを止めた。
「ん〜? どの娘にしようかなぁ」
忍者は淫らな表情で尼僧達を眺めた。
尼僧達の目には、怯えの色が濃い。
「ひっ……」
特に最も若い者など、
なかなかに整った顔を恐怖に歪ませながら、忍者の股間に視線を注いでいる。
そこには、冒険行にも耐え切れるほどの強靭さを持つ特注の褌を
ピラミッド型に押し上げているものがあった。
それだけに留まらず、押し上げる力の余りの強さに、
股間を隠している部分の両脇に隙間ができ、そこから中身が覗いている。
「へへへ、まさか、三人も集まってくるたぁな。
神様に身体捧げちまっちゃあ、男なんざ知らんだろ。
ほれほれ、見ろよ。これが男ってもんだぜ? おら、見ろよぉう?」
忍者は自身の欲情を恥じもせず、むしろ見せ付けるように腰を振って、
格の違いとこれからの自身らの運命に怯える尼僧達の反応を楽しんでいる。
「どれどれ、お、可愛い顔してんじゃねえか。おー、こっちの娘もなかなか……ん?」
尼僧達の被り物を剥ぎ取って、じろじろと顔を覗き込んでいた忍者の表情が微妙に変わる。
「お前は娘じゃねえなぁ……婆にゃ用はねえんだよなぁ」
そう言って、四十歳にもなりそうな顔をあらわにした尼僧の首を、一撃の元に刎ね飛ばした。
「ひっ……! い、嫌ぁぁっ!」
あまりにも呆気なく仲間の命が絶たれたことに、尼僧達が慄く。
だが、マニフォによって硬直した肉体は、惨殺死体から視線を外すことを許さなかった。
「嫌っ、嫌ぁぁっ! ああ……」
若い方の尼僧の悲鳴から力が抜けると同時に、法衣の股間部が急激に湿る。
法衣を湿らせた液体はそのまま脚を伝って床に流れ、
湯気と共にアンモニア臭を 通路に撒き散らした。
「おーおー、お漏らしかぁい、お嬢ちゃん」
忍者は楽しそうな顔で、まだ少女と言ってもよい尼僧に近寄る。
下卑た表情を浮かべながら、彼は尼僧の股間に顔を近づけて臭いを嗅ぐ。
忍者の鍛えられた嗅覚をもってすれば、そもそも顔を近づける必要などないのだが、
先ほど尼僧の首を刎ねたのと同様に、
残りの者に対して精神的なダメージを与えるための行動となると、話は変わる。
「ああ、臭え臭え。
こんなに大きく育ったのに、お漏らしなんかしちゃ駄目じゃないでちゅか〜」
「あ……そんな……違う、違うの……」
にやにやと笑みを浮かべながら、悪の忍者は尼僧の精神を少しずつ砕いていく。
「そっちのお嬢ちゃんもお漏らししちゃっていいんだぜぇ?」
好色な笑みを浮かべて、もう片方の、気丈にも仲間の惨殺シーンに耐え切った尼僧を見る。
「……………」
「ちっ、つまらねえ女だ。あとで泣かせてやるから、待ってやがれ。
 さぁ、お着替えしましょーねー」
無視を決め込む尼僧に舌打ちし、グレーターデーモンの外皮すら貫く強靭な指先を
若い方の尼僧の法衣に引っ掛けると、忍者は一気にそれを引き裂いた。
「きゃあぁぁぁぁっ!」
金属製の胸当てが弾け飛び、小ぶりだが形のよい胸が露わになる。
「うるせぇ、静かにしろ、クソガキっ!」
「がっ…あっ……」
突然の悲鳴にも動じず、忍者は尼僧の喉を締め上げる。
だが、それでも服を破る手の速度は落ちない。
僅か数秒で、若い尼僧は一糸纏わぬ裸体が、いつ冒険者が通るかわからぬ通路に晒された。
「汚れちゃった服は捨てちゃいましょーねー」
「うっ……ごっ………あっ!」
首から手を離され、咳き込む尼僧に笑いかけると、
忍者は破られ、ただの布切れと化した法衣をハリトの炎で焼き払った。
「あー、そうだぁ、これがなかったらお嬢ちゃんずぅぅぅっと裸になっちゃうなぁ。
ごめんなぁ」
白々しい、芝居がかった口調で忍者が、尼僧の心を更に責め立てる。
「さて、と」
「!?」
忍者は固まったままの二人の肉体を、枕か何かのように軽々と肩に担いだ。
「ここで可愛がってやってもいいんだが、邪魔が入るのも癪だからよ」
そう言うと、忍者は警報装置近くの小部屋に二人を放り込んだ。
かなり乱暴な扱いだが、
痛みは与えても怪我はさせないように絶妙の手加減がなされている。
「じゃあ、ゆっくり遊ばせて貰うぜ」
ここならモンスター共もほとんど来ないし、冒険者が来れば警報でわかる。
つまり、余計な警戒をせずに全力で尼僧達を辱めることができるというわけである。
「い、嫌よっ、やめてっ!」
「く、来るなっ! この下種めっ」
今の衝撃でマニフォが解けたのか、二人の尼僧は動き出していた。
若い方を年長の方が庇うようにして、 互いに寄り添っている。
だが、このような抵抗に、意味などなかった。
「お、丁度いいな。そっちのお嬢ちゃんの魔法は解こうと思ってたんだ。
 やっぱり、抵抗してくれなきゃ面白くねえ」
忍者は嗤い、年長の方だけを狙って再びマニフォをかけた。
「へへへへ……抵抗してもいいんだぜぇ?」
部屋の隅に追い詰めるように近寄りながら、忍者は褌を脱ぎ捨てた。
太さならば五種族で最大のドワーフと、
長さならば五種族最長を誇るエルフの逸物の長所ばかりを寄せ集めたかのような、
赤黒い巨大な肉棒が、驚異的な身体能力を持ち感情を抑制できる、
忍者特有の緩やかな心臓の鼓動に合わせて不気味に脈動している。
「……やっ、来ないでっ……」
尼僧にとって、その逸物は首元に突きつけられた短刀に匹敵する凶器だった。
それを目にした瞬間、尼僧の顔から血の気が引いた。
彼女は必死に後ずさろうとした。
だが、後ろに壁があるため、それ以上は下がれない。
だが、忍者は尼僧の恐怖を楽しむかのようにゆっくりと、
だが遅滞のない足取りで近寄ってくる。
先走りによって先端がぬらぬらと光っている巨大な肉棒を脈動させながら。
尼僧は、ただうわごとのように「来ないで、来ないで」と繰り返すばかりだった。
「そんなわけにいくわけねえだろぉ。ガキでも、それっくらいの理屈はわかるだろぉよ?」
下卑た笑みを浮かべつつ、忍者は尼僧の顔の両脇に手を突いて彼女を壁際に追い詰めた。
「ひゃひゃひゃっ! 小せえ胸だな、おい。すっぽり掌に収まっちまうぜ、おい」
「嫌、嫌ぁぁっ! よしてっ、やめてっ!」
半狂乱になって逃れようとする尼僧の、全身全霊の抵抗を片手で抑え込んだ忍者は、
尼僧の悲鳴と抵抗を心地よく思いながら、10代半ばの発展途上な胸の手触りを楽しんだ。
忍者の大きな掌に包まれた胸が、
その掌の持ち主の意思によってぐにゃぐにゃと形を変える。
だが、力を緩めた途端、
若さゆえの弾力によって、その形状を元の形へ戻すべく、忍者の掌を押す。
「やっぱ、ガキの胸は違うわなぁ」
「嫌っ、やぁっ、やだぁっ!」
その本人の意思とは無関係の抵抗すら忍者は楽しみ、弾力を充分に堪能し終えると、
おもむろに尼僧を床に引き倒し、その細い裸身に覆い被さった。
経験自体はなくとも知識としては知っているのか、この行動の意味を悟った尼僧は、
より一層の力を込めて腕を振り、腰をくねらせ、脚をばたつかせて、必死の抵抗を試みた。
「……うっ……っ…」
抵抗を苦もなく押さえ込まれた尼僧は、涙を流した。
悲しみでも苦痛でもなく、絶望を瞳に宿している。
最早、どうにもならないと彼女は悟ったのだ。
動きを封じられたままの尼僧もまた、年少の仲間を見て涙を浮かべた。
こちらには、忍者への 憤りが浮かんでいる。
「さーて、処女マン御開帳〜」
尼僧は必死で脚に力を込めて閉じようとしたが、
抵抗など無意味でしかない圧倒的な力で簡単に開かれてしまう。
「へー、毛、薄いじゃないの。それに、ちょっと小せえかな?」
忍者は嫌らしい笑みを浮かべながら、秘所に視線を注ぐ。
「やっ、やめっ……」
未だ人目に触れさせたことのない秘唇を男に晒すだけでなく、
批評までされてしまったという羞恥に顔を紅潮させたが、
「じゃ、いただきまーす。痛いけどすぐによくなるからね〜」
声と共に、恐怖を与えるようにゆっくりとそこに迫ってくる赤黒い肉を見た瞬間、さっと青ざめる。
「ひっ……」
目を閉じ、身体をぎゅっとちぢこませ、次に訪れるであろう苦痛に備える。
「おおっと! このまま突っ込んだら小便塗れになっちまうなぁ」
だが、尼僧の反応を楽しむかのように、肉同士が触れ合う寸前
で忍者の動きが止まった。
「ひぅ……痛っ、やめっ……!」
忍者は尼僧の脚を限界まで開かせた。
人体の構造を熟知した忍者にとっては人体の関節の可動範囲内の動きに過ぎないが、
尼僧にとってこれは脚の付け根が千切れてしまいそうなくらい無理な動きだった。
無駄とは知りつつも、必死に身を捩じらせて脚を戻そうとする。
「綺麗にしとこうや」
しかし忍者は、尼僧の抵抗など意に介さず、股間に顔を埋める。
両手で腕を掴んで上半身の動きを封じ、両腕を腿に絡めて下半身の動きを封じ、
更には頭を股間に割り込ませているため、
忍者の上半身が彼女の上半身から離れても、決して尼僧は自由にはなれない。
「へへへ、小便臭えな」
邪教を奉じているとはいえ、それでも純潔を守り続けてきた秘唇に顔を近づけ、
舌先を割れ目に滑り込ませる。
「ひっ!」
未だ感じたことのないぬるりとした感触と奇妙な生暖かさに尼僧は身震いし、
抵抗するために脚に込めていた力が思わず抜ける。
「そうそう、素直じゃねえかぁ。そうやってじっとしてりゃ気持ちいいぜぇ?
 ほーら、気持ちいいだろぉ?」
「や、う……ひゃあっ!」
尼僧の身体から力が抜けたと見るや、忍者は舌を更に深く突き入れた。
その瞬間、尼僧は大きく震えると、甲高い声を上げて弓なりに身体を反らせた。
「何だ、軽くイっちまいやがったか。尼のくせに淫乱な小娘だな」
溢れ出る愛液を音を立てて啜りつつ、
忍者は精神までも辱めようと尼僧に嘲弄の言葉を浴びせた。
「ち、ちが……違う……ひゃ、ああっ!」
入浴時以外に触れたことすらない場所を舌先で嬲られ、
尼僧は舌が動くたびに震える。
最早、抵抗する力は出ない。
それどころか、唯一自由になる腰を動かし、
忍者の顔に秘唇を擦り付けて、更なる快感を貪ろうとすらしている。
「身体は正直だよなぁ? えぇ? おい?」
言って顔を股間から離した忍者は、
ぼーっとした表情を浮かべる尼僧をにやにやと見下ろす。
「よぉし、それじゃ、男の味を教えてやらぁ」
興奮の度合いが高まったのか、忍者の肉棒は先ほどよりも一回りか二回りは大きく膨らんでいた。
亀頭などは赤黒く充血し、まるで水風船のように膨張しているし、
全体的に血管が浮き出ている。
「ひぃっ、嫌ぁっ! やだぁ! やめっ、や、やめてっ!」
意識に霞がかかったような表情の尼僧だったが、それを目にした瞬間、
さっと青ざめ、泣き喚いて逃れようとした。
しかし、半狂乱になって暴れようと忍者の力には敵わない。
無造作に開かれた股間に、太い剛直が吸い込まれていく。
「うひゃあ、きっつきつだ!」
「嫌ぁぁぁぁぁっ! 痛いっ! 痛い痛っ! お願っ、あぐっ、抜いてっ!」
忍者は尼僧の懇願を無視して、勢いよく腰を沈めていく。
突き進む速度が落ちないということは、処女膜のことなど配慮せずに貫いたのだろう。
破瓜によるものだけではない血が、肉棒を伝って床を赤く染める。
「よっこらせぇっとぉ」
忍者は深く自身を押し込むと、尼僧の両腿に両手をかけ、勢いよく抱え上げた。
そのまま抜けてしまうのではないかという急上昇の後、
忍者が手を離したことによって支えるものがなくなり、
重力に従って更に深く、限界にまで欲棒が押し込まれる。
「ひぎぃっ……っ…! や、やめっ、痛っ、あっ、ああっ!」
己の秘所によってのみ自重を支えざるをえなくなった尼僧は、
自らの最奥を硬い肉によって抉られる苦痛と快楽に泣き喚いた。
「おぉっ、何だ、小娘っ、随分深いじゃねえかっ! あ、うっぅっ、凄ぇっ!」
どう考えても尋常ではないサイズの肉棒を全て納めた肉壷の深さに、忍者は驚嘆した。
その手練の娼婦の如き肉壷の深さと、少女特有の狭さに、忍者は身悶えた。
「うっ、もう、我慢できねえっ、うおぉぉっ!」
「い、嫌ぁぁっ、やめっ、やめてぇっ、痛いっ、痛っ、あ、いぎひゃっぁぁっ!」
喚きながら、忍者はがむしゃらに突き上げた。
最初は、犯されている様子を相方の尼僧に見せ付けて、精神的にも犯し抜いてやるつもりだった。
だが、この肉壷の魅惑の前に、そんな予定など砂で出来た城のように脆かった。
「うぉぉっ、凄ぇっ、凄ぇぞぉっ」
「やだっ、やめっ、抜いっ、あっ、ひぐぅっ、痛っ、あっ、ああっぐっ!」
濡れた音と共に、汗ばんだ肉がぶつかり合う音が響く。
同時に、悲鳴の入り混じった嬌声も。
忍者は初めはただ異物を拒むかのように自身を締め付けていただけの入口が、次第に逃亡を防ぐように締め付け、奥へ奥へと誘うように蠕動する
のを感じた。
「へっ、へへっ、お前も、男の味ってのがわかっちまったみてえだなっ、
 ええ、どうだ、おい、淫乱の尼ちゃんよぉっ」
忍者はもう、無意識の内に責めの言葉を発していた。
それほど、少女の肉壷が心地よかったのだ。
灼けるような熱さといい、精を搾り取ろうとするかのような締め付けといい、理想的な肉壷だった。
「やぁっ、ああっ、ひぃんっ、ふぅぅっ、あっ、あひゃっ、いぎぃっ」
しかし、尼僧は聞いてなどいなかった。
一生涯使うことなどないと思っていた器官が生み出す、脳が蕩けるような快楽に身を委ねきっていた。
「あっ、そこぉっ、そこぉぉぉっ、もっと、ぉぉっもっともっとぉっ、ああっんっ」
それどころか、忍者の身体に縋りついて自ら腰を振っていた。
「もっとぉっ、もっと頂戴っ、もっと掻き混ぜてぇぇっ!」
淫らな言葉を叫び、男の腰を抱えて尻を振る彼女は最早尼僧ではなかった。
「ほぉれっ、ここかっ、ここがいいのかぁっ、どうなんだよぉっ、
 ほら、おねだり してみろよぉ、雌豚がぁっ!」
可愛らしく右に左に振られる尻を揉みしだきながら、
忍者は超絶的な身体 能力を駆使した人外の責めを続けていた。
一瞬の内に尼僧の小柄な肉体が数十センチほど浮き上がったかと思うと
一瞬で元の位置に沈み、 また浮かぶ。
並外れた筋力を以てして初めて可能となる責めを、
忍者は何の苦労もなく、むしろ更に激しさを増しながら続けていた。
「あっ、ああぁっ、あぐんっ、ひぎぃっ、やっ、そこっ、あぉんっ、
 そっちもぉっあひゃぎぃぃいっ、いぃいっ、いいのぉっ、ああぁぁあっ!」
尼僧はその人外の動きに翻弄され、
意味を成さない快楽の絶叫を上げながら尻を精一杯振るだけだった。
「うぐぅっ、出すぞっ……! 中に出すぞっ!」
忍者は絶叫すると、腰の動きを止めることなく尼僧を床に下ろし、牝犬の姿勢を取らせた。
次いで、犬顔負けの雷速の腰使いを始めた。
かつて手裏剣を身につけて淫魔と交わり、
遂には快楽の絶頂へと昇天させてしまったことがあるそれは、およそ人間の動きではなかった。
「いっ、あんっ、きてぇっ、ひゃぁっん、んんっ、もっとぉっんぁっあぁぁっ!」
尼僧の方は、そんな忍者の、致命的ともいえる絶叫など聞いていなかった。
最早身体を支えるだけの余裕もない彼女は床に突っ伏し、
ただ忍者の腰に向かって尻を掲げているだけだった。
股間から滴り続ける愛液は床に小さな水溜りを作っている。
更には、先ほどからちょろちょろと黄みを帯びた液体が腿を伝わり、床を汚してもいた。
「おらっ、受け取りやがれっ、牝犬ぅぅっぅうぅっ!」
「あぁんっ! あああああっああっ……………!!」
忍者がその長大な物を尼僧の花弁に一気に押し込み、腰を密着させる。
一気に最奥を抉られた衝撃で尼僧が絶叫し、びくんと震えて脱力した。
「う、おおおっ、おおぉぉおぉお………」
忍者の腰がびくびくと痙攣し、欲棒の先から白く濁った、
液体というよりは流動体に等しい濃度を持ったそれが勢いよく、多量に発射された。
幼い肉壷に納まりきらぬそれが入口からあふれ出すが、それでも注入は停まらなかった。
「ぐぅぅぅぅっ!」
子孫を残そうとする雄の本能が、停滞を許さなかった。
幼い牝の体内に、過剰なまでに濃度が高い子種が注がれ続ける。


「ふぅぅぅ………」
忍者が未だ硬度を失わぬ欲棒を尼僧の秘唇から引き抜くと、
バブリースライムか何かと錯覚してしまいそうなほど粘性の高い白濁液が神聖な穴から流れ出ている。
強靭な握力で掴まれていたせいで紅い手形がついた華奢な腿を伝って、
それは床へと零れていく。
「あふぅ…ん…」
「何だ、よすぎて気絶かぁ? この好き者がよぉ」
太い杭を引き抜かれた瞬間に、尼僧は甘い吐息混じりの声を上げて、
尻を高く掲げた獣の姿勢のまま、意識を失った。
忍者が嘲弄混じりにその肉の薄い尻を足蹴にしても、まるで反応しない。
「う……そ…んな……」
陵辱から隷属への一部始終を強制的に見せられていた尼僧は、
あまりの現実にただ呻くのみだった。
しかし、現実は彼女の認識を遥かに超えて残酷かつ厳格だった。
「ひっ……っ…!」
マニフォの効果によって身動きの取れぬ彼女の鼻先に突き出されたのは、
血混じりの白濁液に塗れた醜悪な肉の棒だった。
ひくひくと脈動するそれからは、濃密な雌と雄の交わりの臭いが湯気と共に立ち上っていた。
「見てみろよ。あっちのお嬢ちゃんの中に、ついさっきまで入ってたんだぜ」
「け、汚らわしいモノを近づけるな!」
濃密な臭気の源を鼻先に突きつけられた尼僧は顔を背けて逃げることもできず、
ただ忍者に向かって罵詈雑言を投げかけることしかできない。
「おいおい、これからお前を女にする肉棒様に向かって、何てこと言いやがる?」
「ひっ………!」
忍者は楽しげに嗤うと、半開きのまま固定されていた年長の尼僧の口へと、
汚らわしい巨根を近づけた。
先ほど吐き出した液体の残滓が残る先端を唇へと擦り付け、
口紅ならぬ口白によって下手な化粧を施していく。
「やぁっ、臭いっ、やぇてぇっ……!」
尼僧の不快感と恐怖とが頂点に達した瞬間、
巨大な肉棒が花弁を思わせる小さな唇を割って内部へと侵入した。
「うぐっ、むぐぅっ! や、べでっ! ぐぅっ!」
がっくりと膝を突いた尼僧の口内へぐいぐいと、
彼女の容積を無視した巨根が押し込まれる。
抵抗などできない。
女の命でもある髪の毛を、がっちりと掴まれているため、逃れることができないのだった。汚れた棒を口内に押し込み、薄汚い袋を顔面に擦り付ける忍者によって、いいようにされるのみだった。
既にマニフォがショックで解けていたが、そんなことは何の足しにもならない。
それどころか、
マニフォが解けたせいで口が大きく開いてしまって欲棒を喉の奥まで受け容れさせられているし、
より深く銜えられるようにと四つん這いにさせられてしまっている。
まるで、現実全てが自身の敵であるかのように、尼僧には思えたことだろう。

「ぐぅっ、むぐぶっ!」
しかし、尼僧は気丈だった。
反射的の行動だったのかもしれないが、既に一度精を放ったにも関わらず
鋼のような硬度を保つ汚らわしい肉棒に、尼僧は犬歯を突き立てた。
たとえそれが原因で忍者を怒らせ、殺されることになろうとも、
尊厳を保ったまま死ねればそれでいいとでも思ったのだろうか。
「つぉっ!? おぉ、いいねぇっ、もっとやってくれよぉ!」
だが、現実はろくなものではなかった。
一瞬震えた忍者だったが、怒るどころか悦んですらいた。
そう、鍛えられた全身に、肉棒は含まれるのだ。尼僧の歯は丁度よい
刺激となり、痛みではなく快感をもたらしてしまった。
「ほら、もっかいやってくれよぉっ!」
異臭を放つそれで口内を蹂躙しながら、忍者は尼僧の歯に欲棒の幹を擦り付け続けた。
だが、その一方的な蹂躙は1分も続かなかった。
唐突に肉棒が口から引き抜かれる。
「うっぐぇっ……えぉっ…!」
「おい、姉ちゃん。肉棒様にご奉仕しろ」
仁王立ちした忍者が、口を押さえて嘔吐を堪えている尼僧の鼻先に肉棒を突き出して命じる。
「……えっ……?」
尼僧の顔が、恐怖に引き攣った。
「わっかんねえかぁ? しゃぶれっつってんだよ」
忍者が下卑た表情を浮かべて、先端から先走りを垂らす欲棒を指差した。
「嫌に決まって――」
「あっちのお嬢ちゃんの首、細いよなぁ。親指と人差し指だけで折れちまうかな?」
「えっ――」
「姉ちゃんがしゃぶってくれなきゃ、俺、怒ってお嬢ちゃん殺しちゃうかもなぁ」
「……っ…!」
忍者はにやにやと嗤いながら、怒りと屈辱に打ち震える尼僧を見下ろしている。
そう、尼僧に拒否権などないのだ。拒否することは有り得ないのだ。
「ほれ、まずは先っぽペロペロして貰おうか」
赤黒い先端を鼻先に突きつけ、忍者は嗤った。
尼僧は忍者から顔を逸らしながらもその醜悪な欲棒を小さな手に取り、口を近づけた。
「うっ………」
一瞬の躊躇の後、弾力性を備えたざらついた舌を突き出し、その先端に這わせた。
白濁液。愛液。血液。先走り。唾液。
もとからある雄の味に加えて五種の液体の混合物で味付けされた棒は、
未だかつて尼僧が口にしたことのあるどの食べ物とも異なった味わいだった。
「やっ、やっぱり駄目……!」
その味を感じた瞬間、尼僧は反射的に顔を離した。
とても耐えられるものではなかったのだ。
「へぇ、お嬢ちゃんのことはいいのかぁ」
「あっ……っ! 駄目ぇっ!」
そう、歳若い尼僧の方を忍者が向くまでは。
だが、仲間のためならば耐えてみせる。
「うぐっ………」
「うぉっ!?」
尼僧は意を決し、ビクビクと脈打つ醜悪な肉棒を一思いに口に含んだ。

嫌悪感を隠そうともせず、表情を苦悶に歪めながら奉仕は続く。
先端を口に含み、なるべく味わわないように努めながら舌を這わせていく。
「お、おぉ、そこっ、そこのカリんとこも……!」
「うぐふぅっ、むぐぶっ、ぶぐむぅっ…っ…!」
舌先が触れるたびに、棍棒のような肉棒がひくひくと脈打っては膨張し、呼吸を妨げる。
しかし、吐き出そうにも後頭部をがっちりと固定されてしまっているため、それも叶わない。
それどころか、
そうやって抵抗すれば逆に忍者に快感を与えてしまい、余計に押し込まれることとなる。
だが、呼吸を必要としない不死者達と異なる尼僧は、呼吸をしないわけにはいかない。
「うっ…むぅっ……」
尼僧は噎せ返るような雄の臭気を鼻の奥に感じながら呼吸するしかなかった。
涙が零れてくる。
しかし、その「いかにも犯されている」といった表情が忍者の欲望を刺激したのだろう。
口内を蹂躙する肉塊が脈打ち、欲望を吐き出す直前の如く膨張する。
「ぶぐっ!? うぅっ、むぅぅっ…っ…!」
尼僧の口内で膨れ上がった肉は、完全に彼女の口を塞いだ。
最早、舌を動かすことしかできなくなっていた。
あまりに深く、そしてぴっちりとはまっているため、何も出来ない。
「ちぃっ、もうへばったのかよぉっ、
 畜生っ、だったら、俺がぁっ……かぁっ、いいぜぇ、いいぜっ……!」
自分のせいで口の動きが封じられているというのに、
それに気づかぬ様子で激昂した忍者は、尼僧の後頭部に添えた手を激しく動かし、
まるで秘所を犯すかのような勢いで腰を律動させた。
「へぶぅっ、えぉぉっ……! むっ、おぁぶぅ……!」
喉の奥、食道までも犯されて嘔吐しかける尼僧だったが、
突き込まれた棒によって込み上げてきたものが再び押し戻される。
地獄のような苦しみだった。
しかも、忍者の腰の動きは速くなるばかりで、一向に停まる気配がない。
尼僧は、もう何でもいいから早く終わって欲しいと願った。
既に、抵抗の意思など砕けていた。

「う、うぉぉっ、いいっ、いいぞぉっ!」
忍者は一心不乱に口内とその奥を蹂躙し、叫び声を上げていた。
「だ、出すぞぉっ、零すんじゃねえぞっ!」
「むぐっ!?」
食道に直接汚濁液を注がれる感触に、尼僧の身体が震えた。
迷宮最上層に棲息する下等なスライムが胃を犯そうと潜り込んできているかのような感触に、
嘔吐感が込み上げてくる。
白濁液と混ざった胃の内容物の味は、最悪だった。
しかも、口内を塞がれているせいで吐き出すことができず、
尼僧はそれを飲み下さねばならなかった。
「へぇっへへっ、おぉっ、ゲロって暖けえんだなっ!
 ヌルヌルでいい感じじゃねえか!」
忍者の動きは込み上げてきたものを潤滑液代わりに、ますます激しくなり、
それと共に吐き出され続ける白濁液もまた、
粘度と濃度を失うことなく尼僧の食道を犯し続けていく。

「はぁぁ………」
長い長い射精を終了させ、
様々な液体で汚れた棒を引き抜きながら、忍者が深く息を吐き出した。
二度に亘って大量の精を吐き出したせいか、
あれほどの硬度を持っていた棒がだらりと重力に従っていた。
「うっえ……うぇげぇぇっ……おごぉぉっ……」
四つん這いになった尼僧は髪を振り乱しながら白く濁った吐瀉物で床を汚す。
少し離れて立つ忍者は、その様子を満足げに眺めていた。
「……ほぉ?」
じろじろと眺める視線が、不意に固定された。
その先にあるものは、白く盛り上がった丘の間に走る亀裂
――ではなく、その少し上にある花蕾だった。
嘔吐をするたびに頭が下がり、それに呼応して尻が掲げられ、
その谷間にある窄まりがひくひくと開閉する。
その淫らな姿勢と男を誘う蕾が忍者の淫欲を刺激し、欲棒に再び硬度を与えることとなった。
「へへ……」
欲望を滾らせた忍者が、未だ嘔吐を続ける尼僧の背後から得意の忍び足で忍び寄る。
「うぇぇ……ごぉぉ……ひぃっ!? なぁっ、何ぃっ……!?」
背後から忍び寄った忍者は、意外に肉付きのよい尻を掴むと左右に広げると、
その窄まりに舌を這わせた。
欲望のままに蕾に舌を突き刺し、内側を味わい、臭いを嗅ぎ始めた忍者の行動に、
尼僧が身震いして、反射的に逃げようとする。
「へへへっ、うんこ臭ぇなぁ……ちゃんと拭いてねぇんだろぉ……」
だが、無駄だった。
「嫌ぁぁっ……ひぃぃっ、お尻嫌ぁぁぁ……」
しっかりと尻を抱えられてしまっているせいで、
尼僧はじたばたともがくだけで前に進むことなどできなかった。
羞恥心を煽るような台詞と共に窄まりを舐め解され、
荒い息遣いと共に窄まりへと熱く湿った息を吐きかけられたことによって、尼僧は身体が火照るのを感じた。
「おぉぉ? 何だ、お前、ケツ穴舐められて感じてんのかぁ?」
「ひぃっ、ち、違っ――」
「何が違うってぇ? 濡れ濡れじゃねえかよぉ、お前ぇ」
尼僧の肉体の変化を目聡く悟った忍者は、滴る愛液を掬い取りながら嗤った。
「ケツ穴穿られんのが好きなんだろぉ?」
「ひぎゃあっ!?」
嘲弄の言葉と共に忍者は、唾液と舌によって解された蕾へと中指を根元まで一息に突き刺した。
充分に解されていた窄まりは柔軟に拡がり、
しかししっかりと締め付けながら、指を受け容れた。
「あぁっ、ひぃぃっ!」
忍者が指を鉤状に曲げた途端、小さく震えていた尼僧の身体がびくんと跳ね上がった。
「……あぁ……ぁぁぁ……」
直後脱力した尼僧は、忍者の指によって尻を上に引っ張られながら床に突っ伏し、弱々しい喘ぎ声を上げた。
「何だ、お前、ケツ穴でイっちまったのかぁ?
 ひゃひゃ、こーりゃ、好きもんだ。さっきのお嬢ちゃん以上だぜ」
指を動かすたびにびくびくと震える尼僧の反応を楽しみながら、忍者が邪悪な笑みを浮かべる。
「だいたいよぉ、普通に考えてあれだよな。初めてですんなり指が入るわきゃねえ」
にやにやと嫌らしい笑みを浮かべながら、忍者は尻を割り開き、蕾を蹂躙する指を増やしていく。
そのたびにビクビクと震える尻を撫でながら、忍者は笑った。
「おい、お前。実は自分で弄ったことあるだろ?」
「いっ、はぁっん、あぁ……い、弄った、あぁっ! こと、なんかぁぁ…なぃっ…!」
「嘘つけ。だったら、こんなに拡がるわけがねえ」
不浄の穴を中がはっきりと覗けるくらいに拡げながら、忍者が更に苛烈に責め立てる。
「どうなんだぁ、ええ、おい? 弄ってんだろぉ?」
「うっ、ぁぁっ、い、弄ってなんかっ……!」
快楽に身悶えしながら、尼僧は必死に首を振って否定した。
だが、首を振ると尻も一緒に動くため、どちらかというと快楽に溺れているようにしか見えなかった。
「へぇ、そうかぃ。嘘つきにゃお仕置きだな。丁度、小便したかったとこなんだ」
湿った音と共に引き抜いた指を舐めつつ、忍者は肉棒を蕾に押し当てた。
「あっ……え、何を……」
「ん? ケツ穴に小便すんのさ。折角便器があるんだ。立ちションする必要もねえだろ」
「やっ、やめっ……そんなのは、嫌っ……!」
尻を掲げさせられた尼僧は逃げようとするが、忍者の腕力に敵うはずもなかった。
硬くなった肉棒が、 ゆっくりと尼僧の穴に侵入する。
既に充分以上に解され、また唾液と腸液とに湿らされていたそこの抵抗は、
互いの肉に快楽をもたらす程度のものに過ぎなかった。
淫らな音を立てて、不浄の穴が汚らわしい肉棒を飲み込んでいく。
「んぅ、いいじゃねえか。あれ? お前、便秘気味かぁ?
 まぁいいや、小便浣腸してやるから感謝しろ」
「何言ってんだよ、嘘つきにゃあお仕置きだって言ったろぉ?」
尻を軽くはたきながら、忍者は言う。
「う、ほ、ホントのこと言う、言うからぁっ……」
「へぇ、ホントのこと?」
忍者はわざとらしく首を傾げて見せた。
「わ、たしは……尻の穴を弄っているっ……これでいいでしょ……!」
憎悪と怒りと屈辱に煮え滾った目で、尼僧が忍者をにらみつける。
「なるほどなぁ、
 それじゃ、神さんに仕えてるくせにそんなやらしいことしてたお嬢ちゃんには、
 お仕置きしなきゃなぁ……うぅ、尼さんの中で小便なんて、滅多にできねえなぁ」
その答えに満足したかのように頷いた忍者は、尻を掴む手に力を込めた。
「そんな、ちょっ、話が違っ……あぁぁぁっ! 嫌ぁぁっ、やめてぇぇぇっ!」
腹の中に熱い液体が大量に流れ込む不快感に、尼僧は泣き叫んだ。
これ以上汚液を注がれることに耐え切れずに必死になって逃げようとするが、
例の如く尻を掴まれているため、ただ忍者に向かって尻を振ることにしかならなかった。
本人にしてみれば必死なのだろうが、放尿しつつそれを真上から眺める忍者には、
人間としての尊厳を捨て去った一個の雌が見せる、ただの卑猥な光景に過ぎなかった。
「へっへっへ、腹ん中に小便されてよがってるのか? 真性の変態だなぁ、おい」
腹の中に膀胱内の液体を全て注がれ、魚のように口を開閉して喘ぐ尼僧を見た忍者は、
ますます興奮し、その肉棒の硬度が高まった。
「あぁぁ……嫌ぁぁ……」
「おぉ? いい締め付けだなぁ、癖になっちまいそうだ」
腹の中に圧迫感を覚え、更には便意すら催してしまった尼僧は、
括約筋を必死に機能させて 最悪の事態を防ごうとするが、
それは同時に、突き込まれている忍者の肉棒をも締め付ける結果となってしまい、忍者を喜ばせた。
「おい、姉ちゃん。俺がこいつを引っこ抜いたら、どうなると思う?」
問いかける忍者の顔は、邪悪な嗜虐欲を刺激された者のみが浮かべる醜悪な笑みがあった。
尼僧の顔がさっと青ざめた。
そんなことをされたら、腹の中で渦巻くものが――
「やめてっ、それだけはっ! 嫌ぁぁぁっ、嫌よぉっ!」
「馬鹿言え。だからやるんだろうが」
尼僧の哀願に心底楽しそうな笑みを浮かべながら、忍者は無造作に肉棒を引き抜いて、さっと離れた。
「い、嫌ぁぁ……!」
すっかり拡げられてしまった菊の蕾を何とかして閉じようとして、尼僧は己の括約筋を総動員させる。
ともすれば溢れ出そうとするのを蕾を手で押さえることによって必死に抑え、
悲鳴を上げて海老反りながらゴロゴロと床を転げ回る尼僧の姿は、忍者の目には堪らなく淫靡に見えた。
その双眸は欲望に充血し、その欲棒は際限なく硬さと大きさを増していく。
数十秒ほどそうしていただろうか。
「あ、あぁぁぁ……っ!」
唐突に、尻の谷間から液体が吹き出た。
肌と床を汚すその液体には、茶色と黄色が入り混じっている。
しかし、手が汚れるのにも構わずに押さえた結果、すぐに止まった。
「早く出しちまえよ」
「や、やめてぇぇっ!」
その様子を見た忍者が、嘲りの交じった声と共に尼僧の下腹を軽く踏んだ。
踏むたびに悲鳴を上げる尼僧に気をよくしたのか、何度も何度も力を緩めてはまた込める。その繰り返しによって、尼僧の意思が挫け、括約筋は徐々に力を失い始めていった。
「ほーら、お漏らししちまいなっ!」
幼児にするようにして尼僧を抱え上げて脚を開かせた忍者は、
腿が腹に着くほどに尼僧の身体を曲げることによって腹を圧迫し、排便を促した。
「や、やぁぁぁっ、やだぁぁっ! 嫌ぁぁっ、見ないでぇぇっ……!」
絶望の叫びと共に、下品な音を立てて液体と固形物が噴射される。
その勢いは凄まじく、排出されたものは一直線に床に落ちて飛沫を飛ばすだけで、
排出時に尻を汚すことがほとんどなかった。

「おーおー、出た出た。凄ぇなぁ、おい」
凶器としか言い様のないレベルにまで硬化し、膨張した肉棒を尻の谷間に擦り付けながら、
忍者は尼僧の顔を覗き込んだ。
ほとんど放心状態に近いその虚ろな表情に、忍者はますます笑みを深くする。
「さて、それじゃ、いただきますかね」
呟くと、すっかり開いてしまっている蕾に肉棒を押し当て、無造作に貫いた。
「ぁっあぁぁっ!?」
目が見開かれ、半開きになっていた尼僧の口が限界にまで開き、身体がビクリと震える。
本来は外へ押し出そうとする筋肉だったが、忍者の剛直の前には無力だった。
むしろ、その押し返そうとする締め付け自体が、忍者の肉棒をしっかりと締め付け、
奥へ奥へと誘うことに繋がった。
「へぇ、名器じゃねえか。お前のケツ穴はもう、ケツマンコだな!」
「あぁっ、あっ、あぁぁ……っ」
最早抵抗する気力もなければ、人間としての尊厳もなくなってしまった彼女は、
ただ忍者によって身体を上下させられて喘ぐだけだった。
大きな胸が重力と慣性によって揺さ振られ、未通の花弁からは蜜が滴り落ちる。
そして、菊の蕾は花開き、太い杭によって最奥を抉られていた。
「これだけ拡がっちまったら、もう後戻りできねえわなぁ?」
心地よさそうに腰を叩きつけながら、忍者は嗤う。
「あぁっ、やぁっ……! ひぃぃっ……」
尼僧は力なく喘ぎ、ビクビクと痙攣する。最早、意識など残っていないのかもしれない。
ただ無意識の内に腰を振り、蹂躙する肉棒を扱き上げていく。
「おぉ……くぅ……自分からケツ振りやがるか!」
淫らな音を立てながら、深く、更に深く欲棒を沈めては引き抜き、また更に深みへと迫る。
「ひ、ひやぁぁぁっ! あぁぁぁっ!!」
忍者の肉棒が膨張し、更なる深みを抉った瞬間、尼僧が絶叫した。
絶頂へと至ったのか喰いちぎられそうなほどに肉棒が締め付けられる。
忍者もまた、絶頂に達した。
「ぐぉぉぉぉぉっ!」
最奥へと突き込みながら、忍者の欲望が放出される。
尽きることがないのかと思われる白濁液が、よく締まる蕾の奥へと搾り取られていく。
「あぁぁぁぁ………」
最奥に熱い飛沫を浴びせられて力のない悲鳴を上げる尼僧の身体から、力が抜けていく。
「おぉぉっ!」
腰を密着させて更に大量の飛沫を奥へと注ぎ込みながら、忍者はぐったりとした尼僧を床に下ろした。
「…………っ……」
「おぉう……いいねぇ」
既に意識を手放している尼僧を俯せにした忍者は、
気絶してなおきつく自身を締め上げる蕾に身悶えし、再び尻を抱えて突き始めた。
抜き差しされるたびに、穴の淵から白濁液が漏れ出してくるが、
それすらも忍者にとっては丁度いい潤滑液でしかなかった。
更に激しく責め立てながら、忍者は尼僧に覆い被さった。
「へっへっ、使い潰してやるぜぇ」
「ぅん……」
意識のない尼僧だったが、それでも性感はあるらしく、
後背位にて責める忍者が腰を叩きつけるたびに微かな喘ぎ声を漏らす。
無意識の内にひくひくと動く尻や腰の感触を楽しみながら、忍者は尻を抉り続けた。
「……う……ん……あぁひゃぁあっ!?」
唐突に目覚めた尼僧が、限界を超えた快楽に咽び泣く。
「よぉ、お目覚めかい」
胸をまさぐり、尻を深く深く抉り込む。
「あんっ、ひゃあんっ! いぃっ、いいぃんっ!」

最早、尼僧はそこにいなかった。
ここにいるのは、雌の快楽に目覚めた性奴に過ぎなかった。
「おらおらっ、いいだろぉっ!?」
「あぁぁぁっ! もっとぉぉぉぉっ!」

ワードナの迷宮地下四階の小部屋で、陵辱は続く――